JP2003064574A - 繊維処理方法、繊維処理剤組成物及び洗剤組成物 - Google Patents

繊維処理方法、繊維処理剤組成物及び洗剤組成物

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JP2003064574A JP2001257237A JP2001257237A JP2003064574A JP 2003064574 A JP2003064574 A JP 2003064574A JP 2001257237 A JP2001257237 A JP 2001257237A JP 2001257237 A JP2001257237 A JP 2001257237A JP 2003064574 A JP2003064574 A JP 2003064574A
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 水不溶性固体粒子を含有する繊維処理剤
組成物又は洗剤組成物であって、上記水不溶性固体粒子
が、水性液中において繊維製品と共に機械力が付与され
ることにより、上記繊維製品の織り糸の太さを増大する
か、又は、織り糸の太さの減少を抑制する固体粒子であ
り、乾燥後の上記繊維製品の風合いを改善、又は風合い
の劣化を抑制することを特徴とする繊維処理剤又は洗
剤。 【効果】 本発明によれば、日常的な洗濯工程におい
て、例えば繰り返し洗濯などによって、硬くなってしま
った繊維製品であっても、その風合いを新品に近いふん
わりとした風合いに戻したり、洗濯による繊維製品の風
合いの劣化を防ぎ、新品に近い風合いを維持させること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、繊維処理方法、繊
維処理剤組成物及び洗剤組成物に関し、より詳細には、
日常的な洗濯工程において、被洗布である繊維製品の風
合いを新品に近い風合いに戻して、その風合いを改善し
たり、被洗布の風合いの劣化を防ぎ、新品に近い風合い
を維持させることができる繊維処理方法、日常的な洗濯
工程において、繊維製品の風合いを改善又は維持するこ
とによって、繊維製品に優れた柔軟効果を付与できる繊
維処理剤組成物、更に、繊維製品を洗浄すると同時に、
被洗布の風合いを改善又は維持して優れた柔軟効果も付
与することができる洗剤組成物に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
繰り返し洗濯をすることなどによって、繊維製品が硬く
なってしまうことを防ぐために、種々の柔軟剤が使用さ
れ、また、繊維の風合いを高めるための各種繊維処理剤
も提案されている。しかしながら、被洗布に新品に近い
風合いを維持させたり、一旦、硬くなってしまった繊維
製品を元のような風合いに戻すような技術は、未だ十分
とは言えなかった。
【0003】本発明は、上記事情に鑑みなされたもの
で、日常的な洗濯工程において、新品に近い風合いを被
洗布(繊維製品)に維持させることができ、また、一
旦、硬くなってしまった繊維製品であっても、元のよう
なふんわりとした風合いに戻すことができる繊維処理方
法、及びこのような繊維処理方法に好適に使用される繊
維処理剤組成物及び洗剤組成物を提供することを目的と
する。
【0004】
【課題を解決するための手段及び発明の実施の形態】本
発明者は、上記課題を解決すべく鋭意検討した結果、意
外なことに、後述する実施例に示すように、特定の水不
溶性固体粒子を含有する水道水で、使い古した繊維製品
を通常家庭で使用されている全自動洗濯機にかけた後、
乾燥すると、乾燥後の繊維製品の厚さ、体積が増大し、
使い古した繊維製品の風合いが新品同様のふっくらとし
た風合いに戻ることを見出し、本発明をなすに至った。
なお、このように風合いが改善された繊維製品の表面を
マイクロスコープにより観察したところ、繊維製品の織
り糸の太さが、新品のものと同程度の太さに増大してい
たことから、本発明における上記繊維処理効果は、繊維
製品が上記特定の粒子が分散した水性液中で洗濯機によ
って撹拌されると、繊維製品の織り糸の間に上記特定の
粒子が入って繊維の間隔を押し広げることによって、使
い古された繊維製品の硬くなったり、細くなった織り糸
を新品の時と同程度の状態に復元されるためであると推
量される。
【0005】即ち、本発明は、(1)水性液中におい
て、水不溶性固体粒子の存在下に、繊維製品に機械力を
付与することにより、上記水不溶性記固体粒子を上記繊
維製品に作用させて、該繊維製品の織り糸の太さを増大
させるか、又は、織り糸の太さの減少を抑制させて、乾
燥後の上記繊維製品の風合いを改善するか、又は、風合
いの劣化を抑制することを特徴とする繊維処理方法、
(2)水性液中における平均粒子径が10μm以上、又
は平均繊維長が10μm以上となる水不溶性固体粒子を
含有してなることを特徴とする繊維処理剤組成物、及び
(3)水不溶性固体粒子を含有する繊維処理剤組成物又
は洗剤組成物であって、上記水不溶性固体粒子が、水性
液中において繊維製品と共に機械力が付与されることに
より、該繊維製品の織り糸の太さを増大するか、又は、
織り糸の太さの減少を抑制する固体粒子であり、乾燥後
の上記繊維製品の風合いの改善又は風合いの劣化抑制を
訴求したことを特徴とする繊維処理剤組成物又は洗剤組
成物を提供する。ここで、上記水不溶性固体粒子が水膨
潤性有機物粒子、水非膨潤性有機物粒子又は水非膨潤性
無機物粒子であると、より好適である。
【0006】以下、本発明について、より詳細に説明す
ると、本発明の繊維処理方法、繊維処理剤組成物、洗剤
組成物は、特定の水不溶性固体粒子を使用するものであ
る。ここで、本発明の水不溶性固体粒子としては、繊維
処理剤組成物、洗剤組成物等の洗濯用組成物に配合し得
る物質であり、且つ後述するように、水性液中において
繊維製品と共に、例えば家庭用の全自動洗濯機による通
常条件の洗濯工程による機械力が付与されることによ
り、該繊維製品の織り糸の太さを増大させるか、又は、
織り糸の太さの減少を抑制する作用を有するものであれ
ば、その種類は特に制限されず、各種の水不溶性有機
物、水不溶性無機物などを使用することができる。な
お、上記機械力と共に、超音波が付与されることによっ
て上記作用を有するものであってもよい。より具体的に
は、粉末セルロース、結晶性セルロース、内部架橋CM
C−Na、CMC−Ca、架橋ポリアクリル酸及び/又
はその塩、アルギン酸ナトリウム、キトサン、ヒドロキ
シプロピルセルロース、トウモロコシデンプン、米デン
プン、ジャガイモデンプン又はそれらの混合物、部分ア
ルファー化デンプン、セルロースエーテル、不飽和カル
ボン酸(例えば、アクリル酸、マレイン酸)のホモポリ
マー及びコポリマー、並びに共重合し得るビニル化合物
(例えばビニルエーテル、アクリルアミド及びエチレ
ン)、微結晶セルロース、内部架橋ポリビニルピロリド
ン、デンプングリコール酸ナトリウム等の水膨潤性有機
物粒子、ナイロン、ポリエステル、エポキシ、アミノア
ルキッド、ウレタン、ポリアセタール又はポリカーボネ
ートのいずれか1種以上の樹脂等の水非膨潤性有機物粒
子、炭酸カルシウム、シリカ又は多孔質シリカ、水酸化
アルミニウム、リン酸カルシウム、酸化マグネシウム、
酸化チタン、アルミノシリケート、炭化珪素、酸化クロ
ム、エメリー、石英砂、ドロマイト、砂、貝殻などの天
然粉砕物等の水非膨潤性無機物粒子などを使用すること
ができ、また、これらは、粉末状、結晶状、繊維状、顆
粒状などの各種形状の粒子として使用することができ
る。これらは1種単独で又は2種以上を適宜組み合わせ
て使用することができる。
【0007】なお、本発明において、水膨潤性有機物粒
子は、吸水率が1.5倍以上の固体粒子を意味し、水非
膨潤性有機物粒子、水非膨潤性無機物粒子は、吸水率が
1.5倍未満の固体粒子を意味する。
【0008】本発明に使用する水不溶性固体粒子の粒径
は、粒子の形状、種類などによって適宜選定され、例え
ば平均粒子径で表すのが好適な粒子であれば、10μm
以上であることが望ましく、より好ましくは10〜10
0μm、更に好ましくは10〜50μmが望ましい。ま
た、例えば繊維状粉末セルロース等のように繊維状の粒
子となる場合、平均繊維長が10μm以上であることが
望ましく、より好ましくは10〜200μm、更に好ま
しくは50〜100μmが望ましい。更に、短径が10
〜50μm、長径が20〜200μmが好適であり、よ
り好ましくは短径が20〜40μm、長径が30〜15
0μm、更に好ましくは短径が30〜40μm、長径が
50〜100μmである。なお、水膨潤性有機物粒子の
場合、上記好適な粒径範囲は、水中での粒径である。
【0009】更に、無機物粒子のように、水性液中に分
散させると、凝集を生じることがある粒子の場合、光散
乱法による粒径として好適な範囲を示しても好適であ
り、例えば炭酸カルシウム粒子等であれば、1次平均粒
子径が10〜100μm、好ましくは10〜50μm、
より好ましくは30〜50μmが好適であり、シリカ粒
子、水酸化アルミニウム、リン酸カルシウム等であれ
ば、2次平均粒子径が10〜100μm、好ましくは1
0〜50μm、より好ましくは10〜30μmが好適で
ある。
【0010】なお、本発明において、上記水不溶性固体
粒子の粒子径等は、レーザー光散乱方式の粒度分布測定
装置を利用して測定したり、日本薬局方に記載された粒
度の試験に準じた篩い分けによる粒度分布から算出した
り、電子顕微鏡法によって測定するなどによって確認す
ることができ、例えば粒子径が50μm以下の細かい粒
子の割合が多かったり、上記水膨潤性有機物粒子の粒径
を測定したり、上述したように水性液中で粒子の凝集が
生じる可能性がある水不溶性固体粒子を測定する場合
は、レーザー光散乱方式の粒度分布測定によって行うと
好適である。
【0011】本発明の水不溶性固体粒子の粒径が、上記
粒径範囲内であれば、本発明が目的とする繊維製品の風
合いの改善効果を効率的に得ることができる。なお、繊
維状粒子の場合、特に短径の長さが本発明の目的とする
効果の得られ易さに影響することが認められた。
【0012】本発明の繊維処理剤組成物、洗剤組成物に
おける上記水不溶性固体粒子の配合量は、特に制限され
るものではなく、その種類などによって適宜選定される
が、通常組成物全量に対して1〜20%(質量%、以下
同様)、好ましくは5〜20%、より好ましくは10〜
20%とすると好適である。上記水不溶性固体粒子の配
合量が少なすぎると、本発明の目的とする効果を得るた
めに多量の組成物を水性液中に投入する必要が生じる場
合があり、多すぎると、必然的に組成物に配合するその
他の成分の配合量が少なくなり、その他成分の配合によ
る効果が得られ難くなる場合がある。また、水性液中に
おける上記水不溶性固体粒子の濃度は、5〜500pp
m、好ましくは10〜300ppm、より好ましくは5
0〜200ppmとすると好適である。
【0013】本発明の繊維処理剤組成物、洗剤組成物
は、それぞれの製剤として調製する際に、上記水不溶性
固体粒子以外に本発明の効果を妨げない範囲で、通常繊
維処理剤、洗剤等の洗濯用組成物に配合される成分を配
合することができ、例えば繊維処理剤組成物であれば、
これらの成分として、例えば、界面活性剤、塩化ナトリ
ウム、塩化カルシウム、塩化マグネシウム、塩化カリウ
ム等の水溶性無機塩、亜硫酸ナトリウム、ジブチルヒド
ロキシトルエン等の酸化防止剤、エチレンジアミン四酢
酸塩、クエン酸等のキレート剤、ベンゾフェノン誘導
体、ベンゾトリアゾール誘導体等の紫外線吸収剤、未変
性エチルアルコール、変性エチルアルコール、イソプロ
ピルアルコール、エチレングリコール、プロピレングリ
コール、イソプロピレングリコール、ヘキシレングリコ
ールなどの溶剤、シリコーン誘導体、色素、香料など
を、本発明の効果を妨げない範囲で常用量配合すること
ができる。
【0014】また、洗剤組成物であれば、例えば各種界
面活性剤、アルカリ剤(炭酸ナトリウム、炭酸カリウ
ム、ケイ酸ナトリウム、モノエタノールアミン、ジエタ
ノールアミン等)、キレート剤(A型ゼオライト、P型
ゼオライト、アクリル酸マレイン酸共重合体、層状ケイ
酸塩、クエン酸等)、酵素(プロテアーゼ、アミラー
ゼ、リパーゼ、セルラーゼ等)、酵素安定剤(亜硫酸ナ
トリウム等)、香料、蛍光剤、漂白剤、漂白活性化剤、
溶剤(ポリエチレングリコール、アルコール等)など
を、本発明の効果を妨げない範囲で常用量配合すること
ができる。
【0015】なお、上記界面活性剤としては、例えばア
ルキル基の炭素数が8〜18の直鎖アルキルベンゼンス
ルホン酸塩、炭素数が10〜20のα−オレフィンスル
ホン酸塩、アルキル基の炭素数が12〜18のスルホ脂
肪酸メチルエステル塩、炭素数が10〜20の長鎖アル
キル硫酸エステル塩等を好適に使用することができる。
これらの塩としては、ナトリウム塩、カリウム塩等のア
ルカリ金属塩、アミン塩、アンモニウム塩などを使用す
ることができる。また、石鹸としては、例えば炭素数1
2〜22の飽和又は不飽和の脂肪酸等のナトリウム塩等
のアルカリ塩などを好適に使用することができ、オキシ
アルキレン付加型ノニオン界面活性剤としては、例えば
R−O−(AO)m−Hで示した時に、Rが直鎖又は分
岐の炭素数12〜15のアルキル基又はアルケニル基を
示し、AOが好ましくは炭素数1〜4、好ましくは2又
は3のオキシエチレン基(EO)、オキシプロピレン基
(PO)等の1種又は2種以上のオキシアルキレン基を
示し、AOの平均付加モル数m(2種以上のオキシアル
キレン基を含む場合は、合計した平均付加モル数)が好
ましくは5〜30であるオキシアルキレン付加型ノニオ
ン界面活性剤等の界面活性剤が好適に使用される。
【0016】更に、本発明の繊維処理剤組成物、洗剤組
成物には、外観を向上する目的で、酸性染料、直接染
料、塩基性染料、反応性染料及び媒染・酸性媒染染料か
ら選ばれる水溶性染料の1種以上を添加することができ
る。添加できる染料の具体例は、染料便覧(有機合成化
学協会編、昭和45年7月20日発行、丸善株式会社)
等に記載されている。
【0017】また、本発明の繊維処理剤組成物、洗剤組
成物は、その剤型が特に制限されるものではなく、例え
ば繊維処理剤組成物であれば、例えば液状、粉末状など
の各種剤型に調製することができ、洗剤組成物であれ
ば、例えば粉末洗剤、高嵩密度の粒状洗剤(高嵩密度洗
剤)、タブレット洗剤、ブリケット洗剤、シート状洗
剤、バー状洗剤又は粒状洗剤を水溶性フィルム、シート
などで個別包装した分包型洗剤等の固形洗剤、液体洗剤
などの各種剤型に調製することができる。
【0018】本発明の繊維処理方法、繊維処理剤組成物
及び洗剤組成物は、上記水不溶性固体粒子を水性液に分
散させ、その液中に処理する繊維製品を浸漬し、機械力
を加えることによって、上記水不溶性固体粒子が上記繊
維製品の織り糸の太さを増大するか、又は、織り糸の太
さの減少を抑制するように作用し、乾燥後の上記繊維製
品の風合いを改善、又は風合いの劣化を抑制するもので
ある。
【0019】ここで、本発明における上記機械力を与え
る手段、機械力の程度は、水性液中の繊維製品に上記不
溶性固体粒子が上記作用を及ぼすことができる手段、機
械力であり、より具体的には、例えば、通常、家庭用と
して使用されている家庭用全自動洗濯機、例えば後述す
る実施例で使用したようなナショナル社のNation
al NA−F60K1などを使用し、その標準的な洗
濯工程である標準コースの「洗い」工程(洗浄時の撹
拌)における撹拌力であれば、好ましくは3〜30分
間、より好ましくは5〜20分間、更に好ましくは10
〜20分間撹拌することが好ましい。従って、本発明に
よれば、日常的な洗濯によって繊維製品の風合い改善を
することができる。なお、上記機械力と共に、超音波を
付与することもできる。
【0020】本発明により風合いを改善又は維持するこ
とができる繊維製品は、その種類が特に制限されるもの
ではなく、天然繊維製品、合成繊維製品、半合成繊維製
品のいずれであっても対象とすることができるが、これ
らの中でも、繰り返し洗濯などによって、硬くなった
り、ゴワつきが生じ易い綿製品に対して、特に効果的で
ある。なお、本発明の不溶性固体粒子は、例えば全自動
洗濯機による洗濯工程の当初から水性液に含有されてい
る場合(例えば不溶性固体粒子が洗剤組成物又は洗剤と
同時使用される繊維処理剤組成物に含有される場合)で
あれば、「洗い」工程が終了した後の排水、「すすぎ」
工程によって繊維製品から除去される。また、本発明の
不溶性固体粒子が、「洗い」工程後の「すすぎ」工程が
終了した後の水性液(通常、すすぎ水)に含有されてい
る場合(例えば仕上げ用繊維処理剤組成物に含有される
場合)であれば、繊維処理のための「洗い」工程による
撹拌を加えた後、「すすぎ」工程を通常より長時間で行
うことによって、繊維製品から除去される。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、日常的な洗濯工程にお
いて、例えば繰り返し洗濯などによって、硬くなってし
まった繊維製品であっても、その風合いを新品に近いふ
んわりとした風合いに戻したり、また、洗濯による繊維
製品の風合いの劣化を防ぎ、洗濯後の繊維製品に新品に
近い風合いを維持させることができる。
【0022】
【実施例】以下、実験例、実施例及び比較例を示し、本
発明をより具体的に説明するが、本発明は、下記実施例
に制限されるものではない。
【0023】[実験例1]全自動洗濯機(Nation
al NA−F60K1、ナショナル社製)に、微細粉
末セルロース(「ARBOCEL FD600/3
0」、レッテンマイヤー社製)2.5gを分散させた水
道水44リットルを満たし、ゴワついたタオル(綿製)
3kgを「おまかせコース」により洗濯工程(洗い→す
すぎ→脱水)にかけた後、20℃恒温室にて一晩乾燥し
た。処理前のゴワついたタオルを4つ折りにしたものを
6枚重ねした時の厚みは、9cmであったのに対して、
処理後のタオルは、10cmであった。また、マイクロ
スコープによる新品のタオル表面、ゴワつきタオル表
面、処理後のタオル表面の100倍画像より綿糸の太さ
を測定(n=40)したところ、新品のタオルが約37
0μm、ゴワつきタオルが約270μm、処理後のタオ
ルが約360μmであった。
【0024】[実験例2]上記実験例1の微細粉末セル
ロースに代えて、東日コンピューターアプリケーション
ズ株式会社製レーザー光散乱方式・粒度分布測定装置L
DSA−3400A型で水中に分散させた時の粒径を測
定した下記1〜4の水非膨潤性無機物粒子、水膨潤性粘
土鉱物をそれぞれ水道水に分散させた以外は、上記実験
例1と同様にしてゴワつきタオルを処理したところ、シ
リカ(2次平均粒子径15〜17μm)、リン酸カルシ
ウム(2次平均粒子径15〜17μm)については、上
記実験例1の処理後のタオルと同等の風合いが得られ、
炭酸カルシウム(1次平均粒子径15μm)、水酸化ア
ルミニウム(2次平均粒子径10μm)については、上
記実験例1の処理後のタオルに比べるとやや劣るがいず
れも処理前よりも風合いが改善されたのに対し、下記平
均粒子径のスメクタイトでは、綿糸が太くならなかっ
た。 1.炭酸カルシウム(1次平均粒子径15μm) 2.シリカ(2次平均粒子径15〜17μm) 3.水酸化アルミニウム(2次平均粒子径10μm) 4.リン酸カルシウム(2次平均粒子径15〜17μ
m) 5.スメクタイト(平均粒子径0.1〜0.5μm)
【0025】[実施例1〜21及び比較例1〜7] <評価布の作成>綿タオル3kgをトップ23g、全自
動洗濯機National NA−F60K1標準コー
ス、50℃水道水で2回前処理し、その後同じく標準コ
ース、25℃水道水で50回処理して、ゴワつかせてゴ
ワつきタオル(評価布)とした。
【0026】<繊維処理方法>上記評価布3kgを表1
に示す洗剤組成からなる洗剤23gを25℃の水道水4
4リットルを満たした全自動洗濯機National
NA−F60K1に投入し、標準コースの「洗い」工程
を表2〜5に示す洗浄時間に設定して繊維処理し、更
に、標準コースの「すすぎ」工程、「脱水」工程で処理
した。処理後の評価布(評価用タオル)を25℃、65
%RHで乾燥させた後、下記方法によって評価した。な
お、以下の表において、洗浄時間が0min(分)とな
っている例は、組成物を洗濯機の槽内の水道水に溶かし
た後、上記評価布を静置状態(撹拌せずに)で浸漬し、
「脱水」→「すすぎ」→「脱水」工程で処理した。
【0027】<評価方法>評価用タオルの風合いを10
人の専門パネラーによる判定により、「工業における官
能検査ハンドブック」(日科技連官能検査委員会編、日
科技連出版社刊、1963年)第300〜309ページ
に記載されている方法に従って測定した。即ち、シェッ
フェ(Scheffe)の一対比較法により、比較すべ
き2種類の洗剤で洗った一対のタオルの風合いの間には
っきりと差があれば、ゴワつかない方のタオルに+2
点、ゴワつく方のタオルに−2点を与え、やや差がある
ときにはそれぞれ+1点、−1点を与え、全く差が無け
れば両者に0点を与えた。こうして得た配点をコンピュ
ーターを用いて統計的に処理し、風合いの相対的な優劣
順位をつけた。結果を表2〜5に示す。なお、表2〜5
の織り糸の太さは、上記実験例1と同様にして測定し
た。また、図1に新品の綿タオル表面のマイクロスコー
プによる100倍画像写真、図2にゴワつかせた綿タオ
ル表面のマイクロスコープによる100倍画像写真、図
3に実施例1の処理を行った後の綿タオル表面のマイク
ロスコープによる100倍画像写真を示す。
【0028】
【表1】
【0029】水不溶性固体粒子(平均繊維長、平均粒子
径は、上記実験例2と同様にして測定した。) ア.粉末セルロース ARBOCEL FD600/3
0(レッテンマイヤー)(平均繊維長60μm、短径3
0μm、長径60μm) イ.粉末セルロース KCフロック W−400G(日
本製紙)(平均粒子径30μm) ウ.粉末セルロース ARBOCEL BWW−40
(レッテンマイヤー)(平均繊維長200μm、短径3
0μm、長径200μm) エ.粉末ナイロン Orgasol 2002EXDN
ATCOS Type−S(ElfAtochem)
(平均粒子径12μm) オ.炭酸カルシウム ホワイトン P−50(東洋ファ
インケミカル)(平均粒子径15μm)
【0030】なお、上記例で使用した成分は、下記の通
りである。 LAS−K:直鎖アルキル(炭素数10〜14)ベンゼ
ンスルホン酸カリウム(ライオン(株)製) LAS−Na:直鎖アルキル(炭素数10〜14)ベン
ゼンスルホン酸ナトリウム(ライオン(株)製) AOS−K:炭素数14〜18のアルキル基をもつα−
オレフィンスルホン酸カリウム(ライオン(株)製) AOS−Na:炭素数14〜18のアルキル基をもつα
−オレフィンスルホン酸ナトリウム(ライオン(株)
製) α−SF−Na:炭素数12〜18のアルキル基をもつ
α−スルホ脂肪酸メチルエステルのナトリウム塩(ライ
オン(株)製) AS−Na:炭素数10〜18のアルキル基を持つアル
キル硫酸ナトリウム塩(三洋化成工業(株)製 サンデ
ットLNM) ノニオンA:ダイアドール13(三菱化学製)の酸化エ
チレン25モル付加体 ノニオンB:ダイアドール13(三菱化学製)の酸化エ
チレン6モル付加体 ノニオンC:ダイアドール13(三菱化学製)の酸化エ
チレン15モル付加体 石鹸:炭素数12〜18のアルキル基をもつ脂肪酸ナト
リウム(ライオン(株)製) ゼオライト:A型ゼオライト (水澤化学(株)製 シ
ルトンB) STPP:トリポリリン酸ソーダ(日本化学(株)製) 炭酸カリウム:炭酸カリウム(旭硝子(株)製) 珪酸ナトリウム:JIS1号珪酸ナトリウム(日本化学
(株)製) 炭酸ナトリウム:炭酸ナトリウム(旭硝子(株)製) 非晶質シリカ:トクシールN(徳山曹達製) 高分子ビルダー:アクリル酸/マレイン酸共重合体のナ
トリウム塩(水溶性)、商品名ソカランCP7(BAS
F製) 亜硫酸ナトリウム:亜硫酸ナトリウム(神州化学(株)
製) 蛍光増白剤A:チノパールAMS−GX(チバ・スペシ
ャルティ・ケミカルズ) 蛍光増白剤B:チノパールCBS−X(チバ・スペシャ
ルティ・ケミカルズ) 過炭酸ナトリウム:被覆化過炭酸ナトリウム(三菱瓦斯
化学(株)製 SPC−D)、過炭酸ナトリウム含量約
85質量%、平均粒径700μm 漂白活性化剤造粒物:下記漂白活性化剤造粒物の調製方
法に示す漂白活性化剤造粒物 酵素A:エバラーゼ8T(ノボ・ノルディスク・バイオ
インダストリー(株)製) 酵素B:リポラーゼ ウルトラ50T(ノボ・ノルディ
スク・バイオインダストリー(株)製) 酵素C:カンナーゼ12T(ノボ・ノルディスク・バイ
オインダストリー(株)製) 色素:群青(大日精化工業製) 香料組成物A:特願2000−346626号の表11
〜18に記載の香料組成物A 香料組成物B:特願2000−346626号の表11
〜18に記載の香料組成物B 香料組成物C:特願2000−346626号の表11
〜18に記載の香料組成物C 香料組成物D:特願2000−346626号の表11
〜18に記載の香料組成物D
【0031】<粒状洗剤組成物の調製> 〔製造方法I〕(洗剤種A、B、C、Dの製造方法) 表1に示す洗剤成分のうち、ノニオン界面活性剤、ゼオ
ライトの一部、酵素、香料、漂白活性化剤造粒物を除い
た各成分を用いて固形分40質量%の洗剤水性スラリー
を調製し、これを向流式噴霧乾燥塔を用いて270℃の
温度でスプレー乾燥し、水分3質量%の乾燥粉を得た。
なお、洗剤スラリー用のゼオライトは微粉A型ゼオライ
ト(シルトンB、水沢化学)を使用した。これを40℃
に保温した二軸式連続ニーダー(栗本鐵工所製、KRC
ニーダ#2型)にノニオン界面活性剤及び水分調整用の
水と共に入れて捏和物を得た。その後、この捏和物を押
出して1〜2cm角のサイコロ状に細断し、顆粒A型ゼ
オライト(平均粒径200μm:コスモ社製)と共に破
砕造粒した。破砕機(岡田精工製、スピードミルND−
10型)を用い、回転数1500rpmで開口径2mm
スクリーンを用いた。得られた破砕造粒物に少量の微粉
A型ゼオライト(シルトンB、水沢化学)をコートした
後、平均粒径が500μmになるように調整した。これ
に、更に、過炭酸ナトリウム、下記に従って調製した漂
白活性化剤造粒物、酵素、色素、香料を混合して粒状洗
剤組成物A、B、C及びDを得た。
【0032】〔製造方法II〕(洗剤種Eの製造方法) 表1に示す洗剤成分のうち、ノニオン界面活性剤、ゼオ
ライトの一部、酵素、香料、漂白活性化剤造粒物を除い
た各成分を用いて固形分40質量%の洗剤水性スラリー
を調製し、これを向流式噴霧乾燥塔を用いて270℃の
温度でスプレー乾燥し、水分3質量%の乾燥粉を得、こ
れを粒状洗剤組成物Eとした。なお、ゼオライトは微粉
A型ゼオライト(シルトンB、水沢化学)を使用した。
【0033】<漂白活性化剤造粒物の調製> ホソカワミクロン社製エクストルード・オーミックスE
M−6型に、漂白活性化剤である4−デカノイルオキシ
安息香酸とポリエチレングリコール(PEG)#600
0とC14α−オレフィンスルホン酸ナトリウム粉末品
を質量比で70/25/5になるように混合した後、投
入し、混練、押し出しすることにより径が0.8mmφ
のヌードル状の押し出し品を得た。この押し出し品(6
0℃)を、ホソカワミクロン社製フィッツミルDKA−
3型により、混練押し出し造粒品を導入するのと同じ方
向から導入し、また、助剤として微粉A型ゼオライト
(シルトンB、水沢化学)5質量%を同様に供給し、粉
砕して平均粒径700μmの漂白活性化剤造粒物粒子を
得た。
【0034】
【表2】
【0035】
【表3】
【0036】
【表4】
【0037】
【表5】
【0038】[実施例22〜41及び比較例8〜15] <評価方法>評価布の作成、繊維処理方法、風合い評価
方法については、上記洗剤組成物についての実施例と同
じである。但し、繊維処理方法において、繊維処理剤組
成物は20gとした。
【0039】
【表6】
【0040】水不溶性固体粒子(平均繊維長、平均粒子
径は、上記実験例2と同様にして測定した。) ア.粉末セルロース ARBOCEL FD600/3
0(レッテンマイヤー)(平均繊維長60μm) イ.粉末セルロース KCフロック W−400G(日
本製紙)(平均粒径30μm) ウ.粉末セルロース ARBOCEL BWW−40
(レッテンマイヤー)(平均繊維長200μm) エ.結晶セルロース アビセル PH−302(旭化成
工業)(平均粒径80μm) オ.粉末ナイロン Orgasol 2002EXDN
ATCOS Type−S(ElfAtochem)
(平均粒径12μm)
【0041】なお、上記例で使用した成分は、下記の通
りである。 LAS−Na:直鎖アルキル(炭素数10〜14)ベン
ゼンスルホン酸ナトリウム(ライオン(株)製) AOS−Na:炭素数14〜18のアルキル基をもつα
−オレフィンスルホン酸ナトリウム(ライオン(株)
製) α−SF−Na:炭素数12〜18のアルキル基をもつ
α−スルホ脂肪酸メチルエステルのナトリウム塩(ライ
オン(株)製) AS−Na:炭素数10〜18のアルキル基を持つアル
キル硫酸ナトリウム塩(三洋化成工業(株)製 サンデ
ットLNM) AES−Na:ダイアドール13(三菱化学)の酸化エ
チレン3モル付加体の硫酸エステルナトリウム塩(ライ
オン(株)製) ノニオン1:ダイアドール13(三菱化学)の酸化エチ
レン15モル付加体(ライオン化学(株)製) ノニオン2:ダイアドール13(三菱化学)の酸化エチ
レン7モル付加体(ライオン化学(株)製)
【0042】
【表7】
【0043】
【表8】
【0044】
【表9】
【0045】
【表10】
【図面の簡単な説明】
【図1】新品の綿タオル表面のマイクロスコープによる
100倍画像写真である。
【図2】ゴワつかせた綿タオル表面のマイクロスコープ
による100倍画像写真である。
【図3】実施例1の処理を行った後の綿タオル表面のマ
イクロスコープによる100倍画像写真である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡辺 利幸 東京都墨田区本所1丁目3番7号 ライオ ン株式会社内 Fターム(参考) 3B154 AB33 BA17 BA23 BB38 BB70 BD07 BD18 BE05 BF06 DA09 4H003 AB03 AB15 AB19 AB21 AB44 AC08 DA01 EA09 EA12 EA15 EA16 EA24 EA25 EA26 EA28 EB07 EB30 EB42 EC01 EC02 FA21

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水性液中において、水不溶性固体粒子の
    存在下に、繊維製品に機械力を付与することにより、上
    記水不溶性固体粒子を上記繊維製品に作用させて、該繊
    維製品の織り糸の太さを増大させるか、又は、織り糸の
    太さの減少を抑制させて、乾燥後の上記繊維製品の風合
    いを改善するか、又は、風合いの劣化を抑制することを
    特徴とする繊維処理方法。
  2. 【請求項2】 水性液中における平均粒子径が10μm
    以上、又は平均繊維長が10μm以上となる水不溶性固
    体粒子を含有してなることを特徴とする繊維処理剤組成
    物。
  3. 【請求項3】 水不溶性固体粒子を含有する繊維処理剤
    組成物又は洗剤組成物であって、上記水不溶性固体粒子
    が、水性液中において繊維製品と共に機械力が付与され
    ることにより、該繊維製品の織り糸の太さを増大する
    か、又は、織り糸の太さの減少を抑制する固体粒子であ
    り、乾燥後の上記繊維製品の風合いの改善又は風合いの
    劣化抑制を訴求したことを特徴とする繊維処理剤組成物
    又は洗剤組成物。
  4. 【請求項4】 上記水不溶性固体粒子が水膨潤性有機物
    粒子である請求項2又は3記載の繊維処理剤組成物又は
    洗剤組成物。
  5. 【請求項5】 上記水不溶性固体粒子が水非膨潤性有機
    物粒子である請求項2又は3記載の繊維処理剤組成物又
    は洗剤組成物。
  6. 【請求項6】 上記水不溶性固体粒子が水非膨潤性無機
    物粒子である請求項2又は3記載の繊維処理剤組成物又
    は洗剤組成物。
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