JP2003062202A - パチンコ機における玉の振動吸収装置 - Google Patents

パチンコ機における玉の振動吸収装置

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JP2003062202A
JP2003062202A JP2001257566A JP2001257566A JP2003062202A JP 2003062202 A JP2003062202 A JP 2003062202A JP 2001257566 A JP2001257566 A JP 2001257566A JP 2001257566 A JP2001257566 A JP 2001257566A JP 2003062202 A JP2003062202 A JP 2003062202A
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pachinko machine
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vibration absorbing
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Eiichi Takakusaki
栄一 高草木
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HOKUTO Manufacturing
Hokuto KK
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HOKUTO Manufacturing
Hokuto KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 役物の少なくとも側面に当たった玉の衝撃力
を吸収し、玉を振動させないようにしてスムーズに落下
させることにより、釘の打ち方によるゲーム性の安定度
を向上させることのできるパチンコ機における玉の振動
吸収装置を提供する。 【解決手段】 遊技盤11に配置されたセンター役物1
2の側面部分に、当たった玉Aの衝撃力を吸収する衝撃
力吸収材2を取り付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、打ち出した玉が役
物と、この役物の側面に配列された釘との間で往復して
振動するのを防止し、玉をスムーズに落下させるように
したパチンコ機における玉の振動吸収装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図6に示すパチンコ機の全体を示す正面
図において、パチンコ機1は、遊技盤11上に図柄表示
部を有するセンター役物12と、役物始動口13A,1
3Bと、拡大入賞口14と、複数の入賞口15と、複数
の風車16と、多数の釘17とが配置されている。そし
て、役物始動口13A,13Bに玉が入ると、センター
役物12が始動し、コンピュータの制御によって大当た
りあるいはハズレとなり、大当たりになると、拡大入賞
口14が開放される。
【0003】ところで、上記した従来のパチンコ機1に
おいて、打った玉が釘17に達すると、図7に示す如
く、釘17aに当たった玉Aは別の釘17aで弾かれて
センター役物12の側面に当たり、このセンター役物1
2で弾かれて再び別の釘17aに当たり、センター役物
12と釘17aとの間で往復動して振動することにな
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このようにセンター役
物12と釘17aとの間で衝突が繰り返されると、玉A
はある一定の振動を持った状態で落下することになる
が、この振動によって本来直径が11mmの玉Aはそれ
以上の径に相当することとなる。
【0005】したがって、直径11mmの玉Aが通過で
きるように設定された釘17の隙間を玉Aが容易に通過
することができなくなり、ゲーム性の安定度が悪くなる
といった問題がある。
【0006】本発明は、上記した問題点を解決するため
のもので、役物の少なくとも側面に当たった玉の衝撃力
を吸収し、玉を振動させないようにしてスムーズに落下
させることにより、釘の打ち方によるゲーム性の安定度
を向上させることのできるパチンコ機における玉の振動
吸収装置を提供する。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1にかかる発明
は、遊技盤に配置された役物の少なくとも側面部分に、
当たった玉の衝撃力を吸収する衝撃力吸収材を取り付け
たパチンコ機における玉の振動吸収装置である。
【0008】請求項2にかかる発明は、衝撃力吸収材
を、両端が役物の側面部分における上下部分に取り付け
られた板バネとし、また、請求項3にかかる発明は、衝
撃力吸収材を、上端が役物の側面部分における上部分に
回動可能に取り付けられ、下端が移動可能とされた板材
としたものである。
【0009】請求項4にかかる発明は、衝撃力吸収材
を、上端が役物の側面部分における上部分に取り付けら
れ、下端が移動可能とされた板材とし、この板材の役物
と対向する面または役物の板材と対向する部分に弾性部
材を取り付けたものであり、また、請求項5にかかる発
明は、衝撃力吸収材を、上端が役物の側面部分における
上部分に取付強度を調整可能に取り付けられ、下端が移
動可能とされた板材としたものである。
【0010】請求項6にかかる発明は、役物の側面部分
のみならず、役物の上面部分にも衝撃力吸収材を取り付
けたものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかるパチンコ機
における玉の振動吸収装置について図1〜図5を参照し
て説明する。なお、従来例と同一符号は同一部材を示
し、その説明を省略する。
【0012】図1は第1の実施の形態を示し、この実施
の形態における衝撃力吸収材2は、両端に釘を挿通する
ためのリング部21aが形成された金属や合成樹脂等の
弾性を有する板からなる板バネ21であり、リング部2
1aをセンター役物12の上下方向の側面部分に沿って
釘3で固定されている。
【0013】このように構成した玉の振動吸収装置にあ
っては、玉Aが釘17aに当たって弾かれて板バネ21
に達するが、衝撃力吸収材2が板バネ21で構成されて
いるので、この板バネ21で玉Aの衝撃力が吸収され、
玉Aの反発力が弱くなって弾き返される。そして、再
び、釘17aに達して弾かれて板バネ21に当たるが、
再び、衝撃力が吸収されて玉Aの反発力が弱くなる。こ
の動作が繰り返し行われることによって玉Aの振動が吸
収され、その結果、釘17の打ち方によるゲーム性の安
定度が大幅に向上することになる。
【0014】次に、図2の第2の実施の形態について説
明する。この実施の形態にあっては、衝撃力吸収材2を
板材22で構成し、一端のみにリング部22aを形成し
たものであり、このリング22aをセンター役物12の
上方部分に釘3で緩やかに取り付ける。
【0015】このように構成した衝撃力吸収材2は板材
22の下方が振れるように取り付けられていることによ
り、第1の実施の形態と同様に、玉Aが当たると、板材
22が衝撃によって移動する(逃げる)ので、玉Aの衝
撃力が吸収されて反発力が弱くなる。この動作が繰り返
し行われることによって玉Aの振動が吸収される。
【0016】次に、図3の第3の実施の形態について説
明する。この実施の形態にあっては、衝撃力吸収材2
は、一端に孔23aが形成された板材23と、この板材
23の裏面に接着されたスポンジ等の弾性部材24とで
構成され、板材23の孔23aを利用してネジ4によっ
てセンター役物12の上方部分に固定されている。
【0017】このように構成した衝撃力吸収材2は、玉
Aが板材23に当たると、板材23が撓んだ状態になる
が、板材23はセンター役物12側に位置する弾性部材
24によって弾発力が吸収され、玉Aの反発力が弱めら
れるので、第1の実施の形態の場合よりも弾き返される
玉Aの勢いが弱くなる。したがって、板材23より弾き
返される玉Aの振動は弱くなる。
【0018】なお、この実施の形態においては、板材2
3が弾性部材24の磨耗を防止する役目をも果たす。ま
た、弾性部材24が、板材23に固定するものに限定さ
れるものではなく、センター役物12側に取り付けられ
ていてもよい。さらに、板材23を、板バネとしてもよ
い。
【0019】次に、図4の第4の実施の形態について説
明する。この実施の形態は、図2に示した実施形態の改
良型であり、第2の実施の形態が板材22を回動自在に
取り付けたものであるのに対し、遊技盤11へ板材22
を取り付ける際、一対の円錐台状の調節部材5を介して
ネジ4で取り付けたものである。
【0020】このように構成することにより、ネジ4の
締め付け具合を調節することによって板材22の玉A反
発力を調整することが可能となり、その結果、板材22
に衝突する玉Aの反発力を可変させることができる。し
たがって、パチンコ店側は、玉Aの振動の強弱を調整す
ることができる。
【0021】なお、この実施の形態および第2の実施の
形態においては、板材22を、板バネとしてもよい。
【0022】次に、図5の第5の実施の形態について説
明する。上記した各実施の形態の何れもが衝撃力吸収材
2をセンター役物12の側面部分のみに取り付けるのに
対し、この実施の形態は、センター役物12の側面部分
および上面部分に衝撃力吸収材2を取り付けるものであ
る。なお、衝撃力吸収材2としては図1の第1の実施の
形態と同じものであるので説明を省略するが、このよう
に、上面部分に衝撃力吸収材2の取付が行えるのは、各
実施の形態に示したものが利用できる。
【0023】このように構成することにより、センター
役物12の側面部分に当たる玉Aの振動を小さくできる
ことは勿論のこと、センター役物12の上方部分に当た
る玉Aの振動をも小さくできるので、釘17の打ち方に
よるゲーム性の安定度をより向上させることができる。
【0024】
【発明の効果】本発明は、遊技盤に配置された役物の少
なくとも側面部分に、当たった玉の衝撃力を吸収して玉
を振動させないようにするための衝撃力吸収材を取り付
けることにより、玉をスムーズに落下させ、釘の打ち方
によるゲーム性の安定度を向上せることができる。そし
て、役物の上面部分にも衝撃力吸収材を取り付けること
により、釘の打ち方によるゲーム性の安定度をより向上
させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のパチンコ機における玉の振動吸収装置
の第1の実施の形態を示す正面図である。
【図2】第2の実施の形態を示し、(a)は分解状態の
斜視図、(b)は組み立て状態の側面図、(c)は動作
を説明するための正面図である。
【図3】第3の実施の形態を示し、(a)は分解状態の
斜視図、(b)は組み立て状態の側面図、(c)は動作
を説明するための正面図である。
【図4】第4の実施の形態を示し、(a)は分解状態の
斜視図、(b)は組み立て状態の一部を破断した側面図
である。
【図5】第5の実施の形態を示す正面図である。
【図6】パチンコ機全体の正面図である。
【図7】同上の一部を示し、玉の流れを説明するための
正面図である。
【符号の説明】
1 パチンコ機 11 遊技盤 12 センター役物 13A 役物始動口 13B 役物始動口 14 拡大入賞口 15 入賞口 16 風車 17 釘 17a 釘 2 衝撃力吸収材 21 板バネ 21a リング部 22 板材 22a リング部 23 板材 23a 孔 24 弾性部材 3 釘 4 ネジ 5 調節部材 A 玉

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技盤に配置された役物の少なくとも側
    面部分に、当たった玉の衝撃力を吸収する衝撃力吸収材
    を取り付けた、 ことを特徴とするパチンコ機における玉の振動吸収装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のパチンコ機における玉
    の振動吸収装置において、 前記衝撃力吸収材は、両端が前記役物の側面部分におけ
    る上下部分に取り付けられた板バネである、 ことを特徴とするパチンコ機における玉の振動吸収装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のパチンコ機における玉
    の振動吸収装置において、 前記衝撃力吸収材は、上端が前記役物の側面部分におけ
    る上部分に回動可能に取り付けられ、下端が移動可能と
    された板材である、 ことを特徴とするパチンコ機における玉の振動吸収装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のパチンコ機における玉
    の振動吸収装置において、 前記衝撃力吸収材は、上端が前記役物の側面部分におけ
    る上部分に取り付けられ、下端が移動可能とされた板材
    とされ、 この板材の前記役物と対向する面または前記役物の前記
    板材と対向する部分に弾性部材を取り付けた、 ことを特徴とするパチンコ機における玉の振動吸収装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載のパチンコ機における玉
    の振動吸収装置において、 前記衝撃力吸収材は、上端が前記役物の側面部分におけ
    る上部分に取付強度を調整可能に取り付けられ、下端が
    移動可能とされた板材である、 ことを特徴とするパチンコ機における玉の振動吸収装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項1から請求項5のいずれか1項に
    記載のパチンコ機における玉の振動吸収装置において、 前記役物の側面部分のみならず、前記役物の上面部分に
    も衝撃力吸収材を取り付けた、 ことを特徴とするパチンコ機における玉の振動吸収装
    置。
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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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