JP2003060704A - ネットワークのパフォーマンスを監視する方法および装置 - Google Patents

ネットワークのパフォーマンスを監視する方法および装置

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JP2003060704A JP2002187542A JP2002187542A JP2003060704A JP 2003060704 A JP2003060704 A JP 2003060704A JP 2002187542 A JP2002187542 A JP 2002187542A JP 2002187542 A JP2002187542 A JP 2002187542A JP 2003060704 A JP2003060704 A JP 2003060704A
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アロン・ジョエル・ロイド
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子ネットワークの監視に関し、特に、経時
的なネットワークの動作変化の監視に関する方法を提供
する。 【解決手段】 第1の電子装置(104)および第2の
電子装置(106)を含む電子ネットワーク(100)
の動作を監視する方法であって、第1の電子装置(10
4)と第2の電子装置(106)の間の第1のデータパ
ス上で前記ネットワーク(100)のパラメータを少な
くとも2度測定することと、前記パラメータの前記少な
くとも2度の測定の比較に応答して、指示を提供するこ
ととを含む。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、電子ネットワーク
の監視に関し、特に、経時的なネットワークの動作変化
の監視に関する。 【0002】 【従来の技術】電子データネットワークは、コンピュー
タ、サーバ、およびプリンタ等複数の電子装置を互いに
電気的に接続する役割を果たす。電子装置は通常、複数
のスイッチ、ブリッジ、ルータ、および他の電子データ
転送装置を介して接続される。ネットワークに複数の電
子データ転送装置があることにより、ネットワーク内の
異なる電子装置の間でのデータ転送に使用されうるデー
タパスの数が増大する。電子データ転送装置内のプログ
ラミングにより、ネットワーク内の異なる電子装置の間
でどのデータパスが使用されるかが決定される。データ
パスは通常、ネットワーク内のデータ転送を最適化する
ように経時的に変化する。 【0003】上述したように、ネットワーク内に複数の
電子データ転送装置があることにより、ネットワークの
複雑性が大幅に増大する。ネットワークは一般にあまり
に複雑なため、第1の電子装置のユーザは、装置間のデ
ータパスを知ることなくデータを第2の電子装置に転送
する。同様に、ユーザは通常、どの電子データ転送装置
が電子装置間でデータを転送する役割を果たしているの
か知らない。どのデータパスおよび電子データ転送装置
が使用されているかユーザが知っている場合であって
も、ネットワークにおけるデータパスが電子装置間のデ
ータ転送を最適化するために変化するので、データパス
および電子データ転送装置は変化する可能性がある。 【0004】ネットワークにおける複数の電子データ転
送装置は、データ転送を最適化する役割を果たすが、こ
れら複数の電子データ転送装置により、ネットワークが
適切に動作しているかを判断する難しさが増大する。ネ
ットワークが適切に動作しているかどうかを判断するた
めには、ユーザまたはアドミニストレータが、どのデー
タパスが2つの電子装置間で使用されているかを決定す
る必要がある。次いで、ユーザまたはアドミニストレー
タは、データパスの応答時間または待ち時間等のパラメ
ータを測定しなければならない。次いで、パラメータが
予め選択された値と比較されて、測定されたデータパス
に対応するネットワークの部分が適切に動作しているか
どうかが判断される。ネットワークが不適切に動作して
いることがわかる場合、その不適切な動作の原因を見つ
けるための処置を取らなければならない。たとえば、ネ
ットワークの特定部分におけるデータ転送装置が適切に
動作しているかどうか決定するようにネットワークの特
定部分が解析される。データ転送装置が適切に動作して
いない場合、その装置を修理するための処置を取らなけ
ればならない。 【0005】ネットワークが適切に動作しているかどう
かを判断するこの方法は、実施が難しい。これは、適切
に機能しているネットワークのパラメータが経時的に変
動する傾向があるためである。したがって、パラメータ
の上記所定の値は非常に広範囲である必要があるか、ま
たはこの所定の値を繰り返し超える可能性が高い。たと
えば、ネットワークの一部が、複数のワークステーショ
ンをメールサーバに接続するオフィスにあるとする。ワ
ークステーションのユーザは、朝方出勤するとに一斉に
メールをチェックする。このため、メールサーバへのデ
ータパスは、朝方には、予め選択されたデータトラフィ
ック基準値(specification)または待ち時間基準値を
超えうるかなり大量のデータトラフィックを有する。し
かし、ネットワークは完全に機能し、最適に動作するこ
とができる。ネットワークは、朝方に複数ユーザが同時
にメールをチェックするときに大量のデータトラフィッ
クを経験するだけである。この大量データトラフィック
期間中に、ネットワークに問題が存在することを示す指
示がネットワークアドミニストレータすなわちネットワ
ークマネージャに提供されることがある。最適に動作し
ている完全に動作可能なネットワークを修理するために
アドミニストレータができることは何もないため、指示
は無意味である。 【0006】異常に多い数のユーザがネットワークを介
して大容量のデータファイルを同時に送信する場合に
も、同様の状況が発生しうる。大容量のデータファイル
伝送中、ネットワークの待ち時間は増大し、伝送が完了
した後に正常に戻る。しかし、この期間中に、過度のト
ラフィックまたは待ち時間についての指示がネットワー
クアドミニストレータに提供されることがある。上述し
た状況と同様に、ネットワークは完全に動作可能である
ため、ネットワークアドミニストレータが問題を解決す
るためにできることは何もない。したがって、指示は無
意味であり、より深刻なネットワーク問題からネットワ
ークアドミニストレータの注意を逸らす可能性がある。 【0007】 【発明が解決しようとする課題】したがって、上記問題
のいくつかまたはすべてを解決する装置または方法が必
要である。 【0008】 【課題を解決するための手段】本発明は、第2の電子装
置に作動的に接続された第1の電子装置を有する電子ネ
ットワークの動作を監視する方法および装置を対象とす
る。本方法は、第1の電子装置と第2の電子装置の間の
第1のデータパス上でネットワークのパラメータを少な
くとも2度の測定することを含むことができる。本方法
は、パラメータの少なくとも2度の測定の比較に応答し
て指示を提供することをさらに含むことができる。一実
施形態では、パラメータはネットワークの応答時間また
は待ち時間であることができる。別の実施形態では、パ
ラメータは、第1および第2の電子装置を作動的に接続
するために使用されるデータパスの利用率であってもよ
い。 【0009】本発明の別の実施形態は、第1の電子装置
および第2の電子装置を有する電子ネットワークを監視
する監視装置を対象とする。本監視装置は、ネットワー
クに作動的に接続されるコンピュータと、コンピュータ
に作動的に接続されるコンピュータ読み取り可能媒体
と、を備えることができる。コンピュータ読み取り可能
媒体は、第1の電子装置と第2の電子装置の間の第1の
データパス上でネットワークのパラメータの少なくとも
2度の測定を行うことにより、コンピュータおよび監視
装置を制御する命令を含むことができる。命令はまた、
パラメータの少なくとも2度の測定の比較に応答して、
指示を提供するように装置を制御することもできる。 【0010】 【発明の実施の形態】図1乃至図6は、概して、第1の
電子装置104および第2の電子装置106を有する電
子ネットワーク100の動作を監視する方法を示す。本
方法は、第1の電子装置104と第2の電子装置106
の間の第1のデータパス132上でネットワーク100
のパラメータを少なくとも2度測定することを含むこと
ができる。本方法は、パラメータの少なくとも2度の測
定の比較に応答して指示を提供することをさらに含むこ
とができる。 【0011】図1乃至図6は、概して、電子ネットワー
ク100を監視する監視装置156も示す。電子ネット
ワーク100は、第1の電子装置104および第2の電
子装置106を含むタイプのものであることができる。
監視装置は、ネットワーク100に電気的に、またはそ
うでなければ作動的に接続されるコンピュータと、コン
ピュータに作動的に関連付けられる(たとえば、読み取
り可能な)コンピュータ読み取り可能媒体と、を備える
ことができる。コンピュータ読み取り可能媒体は、第1
の電子装置104と第2の電子装置106の間の第1の
データパス132上のネットワーク100のパラメータ
を少なくとも2度測定することによってコンピュータお
よび監視装置156を制御する命令を含むことができ
る。命令はまた、パラメータの少なくとも2度の測定の
比較に応答して、指示を提供することもできる。 【0012】ネットワーク100およびネットワーク1
00を監視する方法について概説したが、次にこれらに
ついてさらに詳細に説明する。 【0013】電子ネットワーク100の非限定的な一例
のブロック図を図1に示す。ネットワーク100は、コ
ンピュータおよび関連する装置等、複数の電子装置を共
に電気的に接続する役割を果たすことができる。図1に
示すネットワーク100では、第1のコンピュータ10
4および第2のコンピュータ106を参照する。第1の
コンピュータ104と第2のコンピュータ106との間
のネットワーク100を監視する方法および装置につい
て、以下に詳細に説明する。 【0014】ネットワーク100は、複数のノード11
0と、ノード110を互いに接続するホップすなわちラ
イン112とを有することができる。本明細書中で使用
する「ライン」または「ホップ」という語は、物理的な
導体または無線周波数装置とそれらの関連コンポーネン
トを含む任意のデータ伝送媒体を指す。ノード110
は、例として、当該技術分野において既知のルータまた
は他の電子転送装置であることができる。図1に示す各
ノード110は、これらの複数の電子データ転送装置を
表しうることに留意されたい。図1に示すネットワーク
100はネットワークの一例にすぎず、他のネットワー
クは通常、より多くのノードおよびラインを有すること
に留意されたい。 【0015】第1のコンピュータ104は、ライン12
2によりノード120に作動的に、またはそうでなけれ
ば電気的に接続することが可能である。第1のノード1
20は、本明細書において時に第1のゲートウェイ12
0と呼ばれることもある。第1のゲートウェイ120
は、接続されるいくつかの他のコンピュータ(図示せ
ず)を有しうる。ノード124は、ライン126により
第1のゲートウェイ120に接続することができる。ラ
イン128は、ノード124を第2のゲートウェイ13
0に接続することができる。第2のゲートウェイ130
はノードであってもよい。ライン126、ノード12
4、およびライン128の組み合わせは、本明細書では
第1のデータパス132として参照される。 【0016】第1のゲートウェイ120は、ライン13
6によりノード134にも接続することができる。ノー
ド134は次に、ライン138により第2のゲートウェ
イ130に接続することができる。ライン136、ノー
ド134、およびライン138の組み合わせは、本明細
書では第2のデータパス139と呼ばれる。ノード14
0もまた、ライン144により第1のゲートウェイ12
0に、またライン146により第2のゲートウェイ13
0に接続することができる。ライン144、ノード14
0、およびライン146の組み合わせは、本明細書では
第3のデータパス148と呼ばれる。上記複数のデータ
パスは、ネットワーク100により、第1のコンピュー
タ104と第2のコンピュータ106の間で従来の様式
でデータを転送するために使用される。 【0017】第2のゲートウェイ130は、複数のライ
ン152により上記複数のデータパスを複数の電子装置
150に接続する役割を果たすことができる。電子装置
150は、例として、サーバ、プリンタ、または他の電
子装置であることができる。電子装置150は、すべて
同一付近にあってもよく、またネットワーク100上に
あるが近くにはない電子装置と、第2のゲートウェイ1
30を使用して通信してもよい。たとえば、電子装置1
50は、すべて単一の建物内にあってもよく、また第2
のゲートウェイ130を使用してすべての電子装置15
0をネットワーク100に接続してもよい。 【0018】ネットワークコンソールワークステーショ
ン156は、ライン158によりネットワーク100に
接続することができる。ネットワークコンソールワーク
ステーション156は、第1のゲートウェイ120に接
続されて図示されるが、ネットワーク100内の事実上
すべてのノード110に接続することができる。ネット
ワークコンソールワークステーション156は、ネット
ワーク100を監視し、ネットワーク100内の特定の
ノードをプログラムする役割を果たすことができる。ネ
ットワーク100は、簡易ネットワーク管理プロトコル
(SNMP)または他の同様の管理プロトコルを使用し
て、ネットワーク100の装置と通信することができ
る。したがって、ネットワークコンソールワークステー
ション156は、ノード110およびネットワーク10
0内の他の電子装置と通信することが可能である。 【0019】ネットワーク100のレイアウトについて
述べたが、次にネットワーク100の動作についてのべ
る。ネットワーク100動作の記述は、第1のコンピュ
ータ104と第2のコンピュータ106の間でのデータ
伝送に焦点をあて、その後にネットワーク100の動作
の監視についての記述を続ける。 【0020】第1のコンピュータ104と第2のコンピ
ュータ106の間のデータ伝送は、ネットワーク100
を介して複数のデータパケットを伝送することによって
達成される。データパケットは通常、ヘッダ情報と、ヘ
ッダ情報に後続する伝送すべきデータとを有する。ヘッ
ダ情報は、データパケットの宛先およびデータパケット
の有効時間(TTL)等のルーティング情報を含む。宛
先情報は、ネットワーク100内の異なるノード110
の間でのデータパケットの伝送に関連する命令に加え
て、データパケットの最終的な宛先を示す。ノード11
0は、データ転送を最適化するようにネットワーク10
0内でデータパケットをルーティングするために、ヘッ
ダ情報を変更することができる。従来のネットワークで
は、ネットワーク100のユーザは通常、ヘッダ情報の
変更に気付かされない。 【0021】TTL情報は、データパケットが予め選択
された数のノード110に伝送された後、ネットワーク
100から削除されることに備えるものである。ヘッダ
情報は、データパケットが伝送されたノードを記録す
る。データパケットがネットワークから削除されると、
そのデータパケットを発信したコンピュータまたはノー
ドに、新しいデータパケットが返送される。新しいデー
タパケットは、例として、インターネット制御メッセー
ジプロトコル(ICMP)に対応しうる。データパケッ
トが伝送された時から発信コンピュータが第2のICM
Pデータパケットを受信する時までの時間を、応答時間
と呼ぶ場合がある。したがって、発信コンピュータまた
はノードは、データパケットが取ったホップの応答時間
に加えて、データパケットが取ったパスを決定すること
が可能である。 【0022】ネットワーク100の動作について要約し
て述べたが、次にネットワーク100を監視する方法に
ついて述べる。ネットワーク100を監視する方法は、
図2のフローチャートにさらに示される。 【0023】本明細書に記載の例では、ネットワーク1
00の、第1のコンピュータ104と第2のコンピュー
タ106の間の部分を監視する。本明細書に記載の監視
方法を用いて、ネットワーク100の他の部分も同時に
監視しうることを理解されたい。本明細書に提供される
非限定的な例では、ネットワークが、第1のコンピュー
タ104およびネットワークコンソールワークステーシ
ョン156のうちの一方、またはこれら双方によって監
視される。監視は、第1のコンピュータ104およびネ
ットワークコンソールワークステーション156のうち
の一方、またはこれら双方で実行されている少なくとも
1つのプログラムによって達成される。 【0024】第1のコンピュータ104は、上記プログ
ラムにより、第1のコンピュータ104と第2のコンピ
ュータ106の間でのデータ転送に経時的に使用される
データパスのデータベースを生成する。どのデータパス
が使用されるかについての判断は、トレースルートルー
チン(trace route routine) 等インターネット管理ツ
ールの動作によって達成することができる。トレースル
ートルーチンは、TTLが順次増加する一連のデータパ
ケットを第2のコンピュータ106に送信する。どこで
データパケットが終端したか、および終端までの時間応
答に関する情報が、第1のコンピュータ104に返送さ
れる。最初のデータパケットのTTLは1であり、よっ
て第1のゲートウェイ120で終端する。2番目のデー
タパケットのTTLは2であり、よってネットワーク1
00がデータの転送にどのデータパスを選択したかに応
じて、ノード124、134、および140のうちの1
つで終端する。次のデータパケットのTTLは3であ
り、第2のゲートウェイ130で終端する。同様に、続
くデータパケットのTTLは4であり、第2のコンピュ
ータ106で終端する。上述したように、実際には、ノ
ード124、134、または140の中にいくつかのノ
ードを配置しうることに留意されたい。したがって、デ
ータパケットがノード124、134、140を通過す
るには、TTLを増分する必要がある。各データパケッ
トが終端すると、データパケットが終端したノードに関
する上記情報が、第1のコンピュータ104に返送され
る。次いで、第1のコンピュータ104は、使用された
データパスおよび各データパスの応答時間を計算するこ
とができる。 【0025】トレースルートルーチンによって生成され
る情報は、データパケットが第1のコンピュータ104
から第2のコンピュータ106に伝送されたデータパス
を識別する。トレースルートルーチンがノード124ま
たは関連するコンポーネントのいずれかを識別する場
合、データパケットは、第1のデータパス132を介し
て伝送された。トレースルートルーチンがノード134
または関連するコンポーネントのいずれかを識別する場
合、データパケットは、第2のデータパス139を介し
て伝送された。トレースルートルーチンがノード140
または関連するコンポーネントのいずれかを識別する場
合、データパケットは、第3のデータパス148を介し
て伝送された。トレースルートルーチンが繰り返し実行
されるにつれ、第1のコンピュータ104がデータパス
の使用履歴を識別する役割を果たすデータベースを生成
する。たとえば、データベースは、第1のデータパス1
32がある時間の50パーセント使用され、第2のデー
タパス139は30パーセント使用され、第3のデータ
パス148は20パーセント使用されることを示すこと
ができる。こういった割合は、日中変化しうることに留
意されたい。たとえば、第2のデータパス139は、朝
方第1のデータパス132よりも多く使用され、夕方に
は第1のデータパス132よりも少なく使用される場合
がある。 【0026】トレースルートルーチンによって生成され
る情報は、データパスにおける個々のコンポーネントの
応答時間を決定する役割も果たし、応答時間は、データ
パスの待ち時間を決定する。したがって、第1のコンピ
ュータ104と第2のコンピュータ106の間でのデー
タの伝送に使用される各データパスの時間応答を格納す
ることができる。上述したように、この時間応答情報
は、第1のコンピュータ104あるいはネットワークコ
ンソールワークステーション156に格納することがで
きる。例示を目的として、トレースルートルーチンによ
って生成される情報は、本明細書では、第1のコンピュ
ータ104に格納され、ネットワークコンソールワーク
ステーション156によりアクセスすることが可能なも
のとして記述する。 【0027】トレースルートルーチンは、ネットワーク
100内のホップの時間応答の履歴、および個々のデー
タパスの待ち時間の履歴を作成するために、ある間隔で
実行することができる。上述したように、待ち時間は通
常、経時的に一定ではない。たとえば、幾人かのユーザ
が偶然に大量のデータを同時に伝送する場合、ネットワ
ーク100の待ち時間は、大量データ転送中に増大す
る。同様に、電子装置150のうちの1つがメールサー
バである場合、人々が最初に電子メールをチェックする
朝方に、第2のゲートウェイ130を通して大量のデー
タ転送がありうる。したがって、第2のゲートウェイ1
30を通しての待ち時間は、この期間中は比較的長い。 【0028】データパスおよび応答時間を決定する方法
について述べたが、次に、ネットワーク100を解析す
る方法について述べ、その後にネットワーク100を解
析する例について述べる。 【0029】要約すれば、時間応答およびデータパス使
用等のネットワークパラメータの履歴を解析して、ネッ
トワーク100内のデータ転送に問題が生じているかど
うかを判断することができる。解析は、測定されたパラ
メータ値を予め選択されたパラメータ値と比較すること
を部分的に含むことができる。経時的にパラメータを解
析することにより、ネットワーク100の顕著な問題に
よってのみ、ネットワークマネージャすなわちアドミニ
ストレータに警告または通知が生成される。したがっ
て、ネットワークパラメータが、非常に短い期間、予め
選択された基準値を超える場合、ネットワーク100内
のデータ転送に伴う問題を登録する可能性は低い。たと
えば、ネットワーク100の待ち時間を格納して、待ち
時間履歴を作成することができる。ネットワーク100
の正常動作状況下では、待ち時間は通常、経時的に増大
するか、または低減する。最近の待ち時間測定値が解析
されて待ち時間履歴と比較され、急な、または予期せぬ
増大が発生したかどうかを判断する。さらなる例とし
て、ユーザがメールをチェックするためなどにより、待
ち時間がゆっくりと、または朝方予期されるように増大
する場合、増大された待ち時間によりネットワーク障害
の警告が誘発される可能性は低い。 【0030】上記において簡単に述べたように、ネット
ワーク100のパラメータは、パラメータの履歴を作成
するために経時的に監視することができる。パラメータ
の値は、警告(alarm) 信号を生成するために超えなけ
ればならない予め選択された値すなわち閾値と比較され
る。閾値は履歴に基づいて確立することができる。一実
施形態では、パラメータは、1つまたは複数の時間間隔
の期間にわたって測定される。次いで、平均パラメータ
値が計算される。パラメータ値の閾値は、警告信号また
は通知の生成を回避するために、当該平均の所定範囲内
になければならない。したがって、パラメータ値の急な
変化によってのみ警告が生成される。 【0031】一実施形態では、上記平均原理が応答時間
に適用される。ネットワーク内のいくつかの応答時間答
分布は、偏差が以前の時間応答測定の平均の二乗に等し
いポアソン分布に相関する。予め選択された値すなわち
閾値は、偏差を3倍したものに、偏差の導出に使用され
たサンプルの平均を足したものとして確立することがで
きる。測定された応答時間は、予め選択された値すなわ
ち閾値と比較される。予め選択された数の連続した時間
応答測定値が閾値を超える場合に、警告または指示を生
成することができる。警告または指示 は、予め選択さ
れた数の時間応答測定が、予め選択された期間にわたり
閾値を超える場合にも生成することができる。たとえ
ば、4つの時間応答測定は値10、15、11、および
12の値である。応答時間の平均は12であり、偏差は
12の平方根であり、これはおおよそ3.46である。
そして、閾値は、12に3.46を3倍したものを足し
たものであり、これは22.39に等しい。上述したよ
うに、続く予め選択された数の連続した時間応答測定が
22.39を超える場合に、警告を生成することができ
る。同様に、予め選択された期間にわたり、予め選択さ
れた数の時間応答測定が、22.39を超える場合に
も、警告を生成することができる。続く時間応答測定
は、閾値を常に更新するために、閾値の計算に含むこと
ができる。一実施形態では、閾値を超える時間応答値
は、新しい閾値を確立するための計算に含まれない。 【0032】別の実施形態では、待ち時間が非常に短い
期間に増大した場合、問題の通知は生成されない。たと
えば、幾人かのユーザが非常に大量のデータを短期間に
ネットワーク100上で伝送する場合、ネットワーク1
00の待ち時間は、これらの期間中に増大する。待ち時
間は、これらの期間中に予め選択された待ち時間基準値
を超えることさえある。しかし、待ち時間は、データが
伝送された後に低減する。ネットワーク100の履歴の
解析により、短期間の待ち時間増加は、ネットワーク1
10に伴う問題を表さず、むしろ短期間での異常に高い
データトラフィックを表すものと判断することができ
る。したがって、ネットワークは適切に動作しているた
め、問題の通知は、ネットワークアドミニストレータに
送信されない。上記待ち時間が増大し続ける場合、ネッ
トワーク100の容量に到達したことを示す指示を提供
することができる。次いで、増大したデータトラフィッ
クに対処するように、ネットワーク100を変更する必
要がありうる。 【0033】ネットワーク100のパラメータの解析に
ついて述べたが、次に、パラメータの解析例について述
べる。以下の例は、ネットワーク100の待ち時間履歴
の解析に焦点を当てている。待ち時間履歴の解析は、例
示を目的とするだけであり、他のパラメータも同様にし
て容易に解析しうることを理解されたい。 【0034】適切に動作しているネットワーク100の
時間応答履歴または待ち時間履歴の例を、図3の棒グラ
フに示す。横軸tは複数の時間間隔を表し、縦軸は、時
間間隔tにおけるネットワーク100の一部の、正規化
された測定待ち時間L(t)または時間応答を表す。本
明細書に記載の例では、時間間隔は任意の量であること
ができる。たとえば、時間間隔は秒または時間であって
もよい。各時間間隔は、上述した時間応答測定等の解析
または測定が図1のネットワーク100に対して行われ
ていることを表す。例示を目的として、5である待ち時
間L(t)が最大容量で動作しているネットワーク10
0を表すとする。これは5よりも多い待ち時間はネット
ワーク100の動作を大幅に遅らせることを意味する。
図3に示す例では、待ち時間L(t)は、1と2の間に
ある傾向がある。図1をさらに参照すると、図3の棒グ
ラフは、ネットワーク100の正常動作を表す。図3に
示すように、ネットワーク100の待ち時間L(t)に
は経時的に目立った増大がない。したがって、第1のコ
ンピュータ104もネットワークコンソールワークステ
ーション156も、ネットワーク100の待ち時間に伴
う問題を示す警告を生成しない。 【0035】図4のグラフに表される待ち時間L(t)
の例では、状況がいくらか変わっている。図4のグラフ
に示すように、待ち時間L(t)は、ゆっくりと増大し
てから低減する。これは、図1のネットワーク100の
短期間での過度の使用によるものでありうる。たとえ
ば、時間間隔tが、ユーザが仕事場に到着する朝方を示
す場合、時間間隔tは、ユーザが各自の電子メールをチ
ェックしている期間を集合的に表しうる。上述したよう
に、ネットワーク100の待ち時間L(t)は、ユーザ
が各自のメールをチェックしている朝方のある期間増大
する。別の例では、間隔tの時間単位は秒であることが
できる。したがって、待ち時間L(t)の増大は、幾人
かのユーザが、ネットワーク100を介して大量のデー
タを同時に送信することに起因するものでありうる。 【0036】図4のグラフに示す待ち時間L(t)の増
大は、ネットワーク問題の警告または通知(notificati
on) を生成させることにはならない可能性が高い。待
ち時間L(t)の上昇は、予測可能であるため、増大に
事前に対応するようにこの期間中に予め選択された待ち
時間基準値を増大することができる。たとえば、警告を
生成するための閾値は、予想される待ち時間の増大に対
処するように、待ち時間の増大が予想される時間に日ご
とに上げることができる。上述したように、ネットワー
ク100のユーザがメールにアクセスしている期間中、
待ち時間L(t)は増大しうる。待ち時間閾値はそれに
従って増大してもよい。 【0037】別の例では、図4のグラフに示す待ち時間
L(t)は、警告または通知を生成する程十分には急増
しないことがある。たとえば、ある時間間隔から別の時
間間隔までの待ち時間L(t)の上昇が閾値を超えない
場合、警告は生成されない。同様に、待ち時間L(t)
の増大は、ポアソン分布に関して上述したように以前測
定された応答時間に基づく閾値を超えないこともある。 【0038】図5のグラフが表すネットワーク100の
待ち時間L(t)は、図4のグラフに示す待ち時間L
(t)とは異なる状況を示す。図5のグラフでは、待ち
時間L(t)は、時間間隔3、4、5間にで急上昇す
る。次いで、待ち時間L(t)は、おおよそ図3のグラ
フの値に急に戻る。この状況は、図1のネットワーク1
00で行われているいくつかの大量のデータ転送による
ものでありうる。たとえば、いくつかの大量のデータ転
送が、時間間隔3中に開始され、時間間隔4までに完了
したのかもしれない。図5のグラフに表される待ち時間
L(t)は、動作不能データパスによるものでもありう
る。より具体的には、1つのデータパスが動作不能にな
る場合、残りのデータパスは、動作不能データパスのデ
ータ転送に対処しなければならず、これによりネットワ
ーク100の待ち時間が大幅に増大する。 【0039】ネットワーク監視プログラムは、図5のグ
ラフに表される事象により警告が生成されるかどうかを
判断するようにプログラムすることができる。上述した
ように、図5のグラフに示すような待ち時間L(t)の
増大は、データパスの1つが動作不能であるためであり
うる。増大は、幾人かのユーザが、ネットワーク100
を介して大量のデータを同時に伝送することによるもの
でもありうる。上述したように、プログラムは、警告ま
たは通知が生成される前に、待ち時間L(t)が閾値を
超える、予め選択された数の連続した時間間隔という閾
値を有することができる。一実施形態では、警告は、待
ち時間L(t)が急増し、予め選択された数の時間間隔
にわたり高いままである場合に生成される。たとえば、
プログラムは、図5のグラフに表される単一の待ち時間
の増大が、警告を生成する原因を表すかどうかを判断す
ることができる。したがって、ユーザは、警告または通
知が生成される前の、待ち時間閾値を超えなければなら
ない時間間隔の数を選択することができる。 【0040】待ち時間L(t)が図5に示すように急上
昇し、高いままである場合、ネットワーク障害の警告ま
たは指示が生成される可能性が高いことに留意された
い。待ち時間の急激かつ持続する増大は、概して、ネッ
トワーク100に伴う重要な障害の指示である。たとえ
ば、いくつかのノード110またはホップ112が突
然、完全に動作不能になったのかもしれない。そのた
め、ネットワーク100の待ち時間が急上昇し、高いま
まになる。 【0041】図6のグラフに表すネットワーク100の
待ち時間L(t)は、警告を生成する可能性が非常に高
い原因を示す。図6に示すように、待ち時間L(t)
は、ネットワーク100がこれらの増大において過負荷
になるポイントまで短期間にわたり数回急増した。この
状況は、概して、ネットワーク100に許容されること
ではなく、ネットワーク100に伴う問題を示す。プロ
グラムは、予め選択された期間内に、待ち時間L(t)
が予め選択された回数よりも多く閾値を超える場合に、
警告を生成することができる。この状況が検出され、警
告または他の通知がネットワークコンソールワークステ
ーション156に提供される。図6のグラフに示す状況
の1つの原因は、ホップ112のうちの1つの故障であ
る。動作可能なホップ112は、小量のデータ転送に対
処することができるかもしれない。しかし、動作可能な
ホップ112は、動作可能なネットワーク100によっ
て通常は対処することができる大量のデータ転送に対処
することができない。したがって、大量のデータがネッ
トワーク100上で伝送される場合、図6のグラフに示
す待ち時間の長い期間が発生する。 【0042】ネットワーク100の待ち時間履歴の解析
について述べたが、データパス履歴の解析についての記
述し、その後待ち時間およびデータパス履歴の双方を使
用してのネットワーク100の解析についての記述が続
く。 【0043】簡単に上述したように、トレースルートル
ーチンによって得られる情報には、ネットワーク100
内のノード間で利用されるデータパスに関する情報も含
まれる。本明細書に記載の例では、第1のコンピュータ
104と第2のコンピュータ106の間のデータパスが
解析される。ネットワーク100によって使用されるデ
ータパスは、データパス履歴を突き止めるためにある期
間格納することができる。データパス履歴は、ネットワ
ーク100が障害を被っているかどうかを突き止めるた
めに、待ち時間履歴とは別個に、または待ち時間履歴と
併せて解析することができる。たとえば、 履歴は、第
1のデータパス132がある時間の50パーセント使用
され、第2のデータパス139が30パーセント使用さ
れ、第3のデータパス148が20パーセント使用され
たことを示すことができる。これらのデータパス13
2、139、148のうちの1つが故障した場合、ネッ
トワーク100の待ち時間は、動作可能なデータパスが
動作不能データパスからのデータ転送に対処するため、
増大する。たとえば、第2のデータパス139が故障す
る場合、第1のデータパス132および第3のデータパ
ス148の利用率が急上昇する。 【0044】図4乃至図6のグラフによって示されるも
の等の問題が検出されると、データパス利用の履歴を解
析することができる。データパス履歴は、データパスが
故障したかどうかを示す。図6のグラフにより示される
通りに動作するネットワーク100に関して、データパ
ス利用率の履歴は、時間間隔5と時間間隔6の間で急な
変化が生じたことを示す可能性が高い。より具体的に
は、履歴は、時間間隔5と時間間隔6の間で、データパ
ス132、139、148の1つが適切に機能しなくな
ったことを示す可能性が高い。したがって、データパス
利用率履歴は、データパスの1つの利用率が大幅に低下
し、他のデータパスの利用率が、時間間隔6から始まる
ポイントから大幅に増大したことを示す。たとえば、デ
ータ利用率履歴は、上述したように、第1のデータパス
132の利用率が、時間間隔5まで約50パーセントに
おいて変動していたことを示すことができる。時間間隔
6から、第1のデータパス132の利用率履歴は、約5
パーセントに低下した。ネットワークアドミニストレー
タは、第1のデータパス132に伴う問題、または第1
のデータパス132へのデータパケットのルーティング
に伴う問題が存在するものと容易に結論を下すことがで
きる。代替の実施形態では、待ち時間の監視と同様の方
法でデータパス利用率の履歴を監視することができる。
データパス利用率が急激かつ予期せずに変化する場合、
警告または通知を生成することができる。このようなデ
ータパス利用率の変化は、データパスの1つに伴う問
題、またはデータパスへのデータのパケットルーティン
グにおける問題を示す。図1を再び参照すると、一例で
は、ネットワーク100は、第1のコンピュータ104
と第2のコンピュータ106の間に冗長データパスを有
することができる。第1のデータパス132は、高速デ
ータ転送に対処するように適合することができ、第2の
データパス139および第3のデータパス148は、よ
り低速のデータ転送に対処「するように適合することが
できる。したがって、第1のデータパス132を大部分
のデータ転送に使用し、第2のデータパス139および
第3のデータパス148を、第1のデータパス132に
伴う問題が生じた場合のバックアップデータパスとして
使用することができる。この実施形態では、第1のデー
タパス132が故障した場合に待ち時間が増大する。し
たがって、監視プログラムは、データパス履歴を監視し
て、データパスの1つに伴う問題を示す、急なまたは予
期せぬ変化があるかどうかを決定することができる。 【0045】同様の実施形態では、ネットワーク100
内の宛先に到達不可能になる場合に指示を提供すること
ができる。たとえば、監視プログラムが、第1のコンピ
ュータ104と第2のコンピュータ106の間の時間応
答測定を行うことができないと判断する場合に、指示を
提供することができる。プログラムはネットワークを解
析して、第1のゲートウェイ120あるいは第2のゲー
トウェイ130に伴って問題が存在する可能性が高いと
決定することができる。 【0046】データパス履歴は、宛先に到達不可能であ
る場合にさらなる情報を提供することができる。たとえ
ば、第1のコンピュータ104が第2のコンピュータ1
06に到達することができない、またはそうでなければ
通信することができない場合、プログラムがデータ履歴
を解析して、問題を決定することができる。解析によ
り、第1のコンピュータ104が第1のゲートウェイ1
20と通信することができ、ネットワーク100におけ
る、第2のコンピュータ106に向かってそれ以降の装
置と通信することができないことが示されうる。履歴解
析により、第1のゲートウェイ120がノード124の
みと通信することを示すこともできる。したがって、ノ
ード124に伴って問題が存在する可能性が高く、その
程度の指示を提供することができる。 【0047】ネットワーク100を監視する方法は、ネ
ットワーク100に接続されたコンピュータで実行され
ているコンピュータプログラムによって行うことができ
る。たとえば、ネットワークコンソールワークステーシ
ョン156が、上述したようにネットワーク100を監
視するプログラムを実行することができる。プログラム
は、警告を生成する条件に関する予め選択された値を有
することが可能である。たとえば、プログラムは、待ち
時間履歴を監視し、待ち時間が予め選択された期間にわ
たり予め選択されたレベルを超える場合に警告を生成す
ることができる。同様に、待ち時間が予め選択された期
間にわたり予め選択された値を何度も超える場合に警告
を生成してもよい。同様に、データパスの利用率(パー
セント)が急に低減した場合に、データパスに伴う問題
を示すために警告を生成してもよい。 【0048】上記説明から明らかなように、このプログ
ラムでは、無意味なエラー通知が行われる可能性が従来
のネットワーク管理プログラムよりも低い。ネットワー
ク動作の履歴が解析されるため、通常の変動に対処する
ようにネットワーク動作の閾値を変更することができ
る。 【0049】本明細書において本発明の例示的で目下好
ましい実施形態について述べたが、本発明の概念は、別
様に様々に具現および利用することができ、また特許請
求の範囲は、従来技術によって制限される範囲を除き、
このような変形を包含するように解釈されるものと意図
されることを理解されたい。 【0050】本発明の態様を以下に例示する。 【0051】1.第1の電子装置(104)および第2
の電子装置(106)を含む電子ネットワーク(10
0)の動作を監視する方法であって、前記第1の電子装
置(104)と前記第2の電子装置(106)の間の第
1のデータパス上で前記ネットワーク(100)のパラ
メータを少なくとも2度測定することと、前記パラメー
タの前記少なくとも2度の測定の比較に応答して、指示
を提供することとを含む方法。 【0052】2.前記指示を提供することは、前記比較
が予め選択された値よりも大きい場合に指示を提供する
ことを含む、上記1記載の方法。 【0053】3.前記指示を提供することは、予め選択
された数の前記測定が予め選択された値を超える場合に
指示を提供することを含む、上記1記載の方法。 【0054】4.前記指示を提供することは、予め選択
された数の前記測定が、予め選択された期間中に予め選
択された値を超える場合に指示を提供することを含む、
上記1記載の方法。 【0055】5.前記パラメータは応答時間である、上
記1記載の方法。 【0056】6.前記測定を行うことは、前記第1の電
子装置(104)と前記第2の電子装置(106)の間
の第1のデータパス上で前記ネットワーク(100)の
パラメータの測定を複数回行うことを含み、前記指示を
提供することは、前記複数の測定のうちの1つの値が、
前記パラメータの以前の測定の平均に以前測定の前記平
均を二乗して3倍したものを加算した値を超える場合に
指示を提供することを含む、上記1記載の方法。 【0057】7.前記第1の電子装置(104)と前記
第2の電子装置(106)の間の複数のデータパス(1
12)を決定することをさらに含み、前記指示を提供す
ることは、前記複数のデータパス(112)のうちの1
つの利用率が、予め選択された値よりも大きく変化した
場合に指示を提供することをさらに含む、上記1記載の
方法。 【0058】8.前記少なくとも2度の測定を行うこと
は、前記第1の電子装置(104)と前記第2の電子装
置(106)の間の第1のデータパス上で前記ネットワ
ーク(100)のパラメータの複数回の測定を提供する
ことを含み、前記指示を提供することは、前記複数の測
定が予め選択された期間に予め選択された値を超える場
合に指示を提供することを含む、上記1記載の方法。 【0059】9.第1の電子装置(104)および第2
の電子装置(106)を含む電子ネットワーク(10
0)を監視する監視装置(156)であって、前記ネッ
トワーク(100)に作動的に接続されるコンピュータ
と、該コンピュータに作動的に接続されるコンピュータ
読み取り可能媒体であって、前記第1の電子装置(10
4)と前記第2の電子装置(106)の間の第1のデー
タパス上で前記ネットワーク(100)のパラメータを
少なくとも2回測定すること、および前記パラメータの
前記少なくとも2度の測定の比較に応答して、指示を提
供することにより、前記コンピュータおよび前記監視装
置(156)を制御する命令を含むコンピュータ読み取
り可能媒体とを備える、監視装置。 【0060】10.第1の電子装置(104)と、第2
の電子装置(106)と、該第1および第2の電子装置
(104、106)の間に延びる少なくとも1つのデー
タパスと、を含む電子ネットワーク(100)を監視す
る監視装置(156)であって、前記第1の電子装置
(104)と前記第2の電子装置(106)の間の前記
ネットワーク(100)のパラメータを繰り返し測定
し、前記測定を示す測定データを生成する手段と、前記
測定データを受信し、該測定データを予め選択された値
と比較する手段と、前記比較に応答して通知を提供する
手段とを備える、監視装置。
【図面の簡単な説明】 【図1】電子ネットワークのブロック図である。 【図2】本発明の一実施形態による図1のネットワーク
を監視する方法を示すフローチャートである。 【図3】経時的な図1のネットワークの待ち時間を示す
棒グラフである。 【図4】ネットワークが待ち時間の増大を経験した、図
1のネットワークの待ち時間を示す棒グラフである。 【図5】ネットワークが待ち時間の急な増大を経験し
た、図1のネットワークの待ち時間を示す棒グラフであ
る。 【図6】ネットワークが待ち時間のいくつかの急な増大
を経験した、図1のネットワークの待ち時間を示す棒グ
ラフである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K030 GA13 JA10 KA05 LD17 MB16 MC08 MC09

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 第1の電子装置および第2の電子装置を
    含む電子ネットワークの動作を監視する方法であって、 前記第1の電子装置と前記第2の電子装置の間の第1の
    データパス上で前記ネットワークのパラメータを少なく
    とも2度測定することと、 前記パラメータの前記少なくとも2度の測定の比較に応
    答して、指示を提供することとを含む方法。
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