JP2003060645A - 無線パケット通信伝送方法・無線パケット通信システム - Google Patents

無線パケット通信伝送方法・無線パケット通信システム

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JP2003060645A
JP2003060645A JP2001245446A JP2001245446A JP2003060645A JP 2003060645 A JP2003060645 A JP 2003060645A JP 2001245446 A JP2001245446 A JP 2001245446A JP 2001245446 A JP2001245446 A JP 2001245446A JP 2003060645 A JP2003060645 A JP 2003060645A
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wireless terminal
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Application number
JP2001245446A
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Yasuhiko Inoue
保彦 井上
Kazumasa Saito
一賢 齋藤
Masataka Iizuka
正孝 飯塚
Masahiro Morikura
正博 守倉
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 実時間性を有するデータの周期的な送信を可
能とし、伝送路上で生じた誤りに対し通信品質に及ぼす
影響を低減しつつその制御を行うことを可能とした無線
パケット通信システムを提供する。 【解決手段】 無線基地局と無線端末局との間でデータ
の送受信を行う際に伝送するデータに対して提供する通
信品質に対応した優先度の異なる複数のサービスクラス
が存在し、無線基地局は配下の無線端末局が送信するデ
ータの優先度情報を管理する優先度管理手段を有し、無
線基地局及び無線端末局は送信バッファ内にデータを送
信する際のサービスクラスに対応した優先度の異なる複
数の送信キューを有し、無線基地局は無線区間でQ0
データを伝送するために、周期的にポーリングを行うた
めの時間間隔を管理するサイクル管理手段を具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線基地局と無線
端末局間で無線パケット通信により、通信品質保証を必
要とするデータの送受信を行う際の、無線基地局並びに
無線端末局に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の通信品質保証を必要とするデータ
伝送方法の第一の例として、IEEE1394システム
の説明を行う。音声や映像などの実時間性を有するデー
タの伝送手段には、通信品質の保証が必要であることが
知られており、このためにはデータを一定間隔毎に送信
するアイソクロナス伝送が適する。アイソクロナス伝送
が可能な従来のシステムとして、IEEE1394委員
会で標準化された方法が存在する。IEEE1394は
計算機やデジタル家電製品に実装されたシリアルバスに
おける伝送方式の標準規格である。IEEE1394に
おけるトポロジーの例を、図7に示す。
【0003】IEEE1394環境では、バスBUSに
接続されたノード1−1〜1−11の情報が全てのノー
ド1−1〜1−11で共有されており、ルートと呼ばれ
るノード1−1の制御の下でデータ伝送が行われる。ま
た、あるノードにはアイソクロナス伝送のためのリソー
ス管理を行う、アイソクロナス・リソース・マネージ
ャ、並びに、時間の管理を行うサイクルマスターが存在
する。以下の説明では、サイクルマスターは、ルートノ
ード1−1に存在しているものとして説明を行う。
【0004】IEEE1394における、データ伝送の
例を図8に示す。IEEE1394におけるデータ伝送
方法には、アイソクロナス(当時型)伝送とアシンクロ
ナス(非同期)伝送の2種類が存在し、アイソクロナス
伝送とアシンクロナス伝送が125μsを一周期とした
中で交互に行われる。各周期の先頭では、IEEE13
94で接続されたノードの中から決定されたサイクルマ
スターがサイクルスタートパケットを送出する。前記サ
イクルスタートパケットにより全ノードが時間の調整を
行い、その後、アイソクロナス伝送が行われる。
【0005】アイソクロナス伝送を行うにあたり、各ノ
ードはアービトレーションと呼ばれる手順を実行し、次
に送信を行うノードの決定を行う。アービトレーション
では、アイソクロナスギャップとして定義されるバス上
の無信号状態(0.05μs)を検出したノードが送信
要求を行い、ルートノードにより許可されたノードが送
信権を得る。アービトレーションにより送信権を獲得し
たノードは、直ちにアイソクロナスデータの送信を開始
する。そして、送信終了後、次のアービトレーションが
開始される。
【0006】一周期内では、最大63ノードがアイソク
ロナス伝送を行うことができるが、各ノードが一周期内
に許可される送信回数は1回に限られている。ノード
は、ある周期においてアイソクロナスデータが存在する
場合には、自身の送信が完了までアービトレーションを
行う。一周期内のアイソクロナス伝送が行われた後の時
間は、アシンクロナス伝送に使用される。ある周期内に
おいて、全てのアイソクロナスデータの伝送が終了した
場合、バス上には無信号状態が発生する。この無信号状
態がサブアクションとして定義される10μsを越えた
場合に、アシンクロナス伝送が開始される。
【0007】アシンクロナス伝送の場合も、実際のデー
タ送信の直前にアービトレーションが行われ、送信許可
を得たノードがデータの送信を行う。アシンクロナス伝
送時には、データの送信終了後、一定の間隔(アクノリ
ッジギャップ)をおいて、応答信号(以下ACKと記
す)が返される。以上説明したように、IEEE139
4でアイソクロナス伝送を行う場合のアービトレーショ
ンがアシンクロナス伝送を行う場合のアービトレーショ
ンと比較して非常に短いため、アイソクロナス伝送が優
先的に行われる。従って、アイソクロナス伝送を用いる
と通信品質保証を必要とするデータの伝送を安定的に行
うことが可能である。
【0008】従来の通信品質保証を必要とするデータの
伝送方法の第2の例として、IEEE802.11シス
テムの説明を行う。無線パケット通信システムにおい
て、通信品質を保証する必要があるデータを伝送する場
合には、集中制御型のアクセス制御方法が適することが
知られている。IEEE802.11システムでは、ポ
ーリングによるデータ伝送手順が規定されており、無線
基地局が無線端末からの要求に基づき、伝送するデータ
の通信品質に応じてポーリングを行う方法が存在する。
【0009】IEEE802.11のシステム構成例を
図9に示す。IEEE802.11無線LANシステム
は、有線ネットワーク2に接続されたアクセスポイント
3(無線基地局)と、前記アクセスポイント3が構成す
るサービスエリア(セル)4内で前記アクセスポイント
3と通信を行うステーション(無線端末局)5から構成
される。同システムでは、基本アクセス手順として衝突
回避型搬送波探知多元接続(Carrier Sens
e Multiple Access wi−th C
ollision Avoidance;以下 CSM
A/CAと略す)が採用されており、通常のデータ伝送
時にはアクセスポイント3もステーション5もこの手順
に従ってデータの送信を行う。CSMA/CAは自立分
散的なアクセス制御プロトコルであり、ベスト・エフォ
ート型データの伝送に適する方式である。
【0010】また、IEEE802.11では集中制御
型のチャネルアクセスを行うPCF(Point Co
ordination Function)がオプショ
ンで規定されており、この手順を用いることで、通信品
質保証を必要とするデータを扱うことができる。図10
にIEEE802.11システムにおけるデータ伝送の
様子を示す。IEEE802.11システムでは、アク
セスポイント3が周期的に制御信号であるビーコンを送
信し、システムの基本的な情報を報知する。同システム
において、ポーリングによるデータ伝送を行う場合に
は、前記アクセスポイント3はポーリングを行うステー
ション5をポーリングリストにより管理し、また、幾つ
かのビーコン周期毎に、PCFによるデータ伝送期間を
設定する。同図では、ビーコン周期2つ毎にPCFによ
るデータ伝送期間が設定されている。
【0011】PCFによるデータ伝送期間では、前記ア
クセスポイント3が予め登録されたステーション5に対
してポーリングを行い、ステーション5のデータ送信を
制御する。また、アクセスポイント3がステーション5
に対してポーリングを行う場合に、ポーリング先のステ
ーション宛のデータを保持していた場合には、ポーリン
グと共にデータを送ることも可能である。前記アクセス
ポイント3は、ステーション5からのデータを受信した
場合に、直ちにACKを返す。前記アクセスポイント3
は、ポーリングリストにより管理するステーション5に
対し順次ポーリングを行い、ポーリングリストに記録さ
れた全てのステーション5にポーリングを行った場合、
あるいは、PCFによるデータ伝送期間がシステムで規
定される最大時間に達した場合に、同期間を終了する。
【0012】PCFによるデータ伝送期間が終了後、ア
クセスポイント3が次のPCFによるデータ伝送期間を
設定するまでの間は、CSMA/CAプロトコルによる
データ伝送が行われる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】従来は、上記のような
方法を用いて通信品質保証を必要とするデータの伝送を
行っていた。従来の通信品質保証を必要とするデータ伝
送方法の第一の例として説明したIEEE1394は、
シリアルバス用の伝送方法であり、通信品質保証を必要
とするデータを送信する際に用いるアイソクロナス伝送
では、送信データに対するACKが返らない。これは、
アイソクロナス伝送を用いて送信されたデータは再送制
御が行われないことを意味する。これは、高品質な伝送
路を有するシステムでは有効な方法であるが、信頼性の
低い無線伝送路で使用する場合、伝送誤りによるデータ
の欠落を招くという問題がある。
【0014】一方、従来の通信品質保証を必要とするデ
−タの伝送方法の第2の例として説明したIEEE80
2.11システムでは、ポーリングによるデータ伝送を
行う場合、ビーコンの送信周期でしかその期間を設定で
きないという問題がある。この場合、送信しようとする
データが要求する通信品質がビーコンの送信間隔よりも
短い場合には、その品質を満足できないという問題があ
る。
【0015】本発明の目的は、実時間性を有するデータ
の周期的な送信を可能とし、かつ、伝送路上での生じた
誤りに対し、通信品質に及ぼす影響を低減しつつその制
御を行うことを可能とする無線パケット通信システムを
提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1で
は、有線ネットワークと無線ネットワークに接続され、
前記有線ネットワークと前記無線ネットワークとの間で
データの中継を行う機能を有する無線基地局と、前記無
線基地局との間で無線パケット通信を行う無線端末局か
ら構成され、前記無線基地局と前記無線端末局との間で
データの送受信を行う際に、伝送するデータに対して提
供する通信品質に対応した、優先度の異なる複数のサー
ビスクラスが存在し、前記無線基地局は、配下の無線端
末局が送信するデータの優先度情報を管理する優先度管
理手段を有し、前記無線基地局並びに前記無線端末局
は、送信バッファ内に、データを送信する際のサービス
クラスに対応した優先度の異なる複数の送信キューを有
し、前記無線基地局並びに前記無線端末は、中継するデ
ータの優先度情報を識別し、該データをその優先度に対
応するキューに送る中継処理手段を有し、前記無線基地
局並びに前記無線端末局は、チャネルの使用状況を判別
するためのキャリアセンス手段を有し、前記無線基地局
は、無線区間で通信品質保証を必要とする品質保証デー
タを伝送する際に、前記無線基地局が前記無線端末に対
してポーリングを行うことによりデータ伝送を行うポー
リング実行手段を有し、前記無線端末局は前記無線基地
局からのポーリングされた場合に前記品質保証データの
送信を行うポーリング応答手段を有し、前記無線基地局
並びに前記無線端末局は、通信品質保証を必要としない
データの送受信を行うためのアクセス制御手段を有する
無線パケット通信伝送方法において、無線基地局は、無
線区間で前記品質保証データを伝送するために、周期的
にポーリングを行うための時間間隔を管理するサイクル
管理手段を有し、(1)前記無線基地局は、前記サイク
ル管理手段により一定間隔毎に通知される制御信号を契
機とし、その時点でチャネルがアイドル状態であった場
合には即座に品質保証データの送受信期間を開始し、一
方、チャネルがビジー状態であった場合にはチャネルが
アイドル状態になってから時間間隔T2後に品質保証デ
ータ伝送期間を開始し、(2)前記無線基地局は、優先
度管理手段により保持される情報より、前記品質保証デ
ータ伝送期間内にポーリングすべきポーリング未完了無
線端末の検索を行い、(3)前記無線基地局が、(2)
の処理においてポーリング未完了の無線端末局を検出し
た場合、(3−1)前記無線基地局が前記無線端末局宛
の品質保証データを保持していた場合には、前記無線端
末局に対して前記品質保証データの送信と共にポーリン
グを行い、(3−2)前記無線基地局が前記無線端末局
宛の品質保証データを保持していなかった場合には、前
記無線端末局に対してポーリングのみを行い、(4)前
記無線基地局が、(2)の処理においてポーリング未完
了の無線端末局を検出しなかった場合には(7)の処理
に進み、(5)前記無線基地局によりポーリングされた
無線端末局は、前記ポーリングフレームの受信を完了し
た後、時間間隔T1で品質保証データの送信を行い、
(6)前記無線基地局は、(3−1)の処理に対する前
記無線端末局からの応答信号、並びに、品質保証デー
タ、あるいは(3−2)の処理に対する前記無線端末局
からの品質保証データを正常に受信した場合に、前記無
線端末局に対して受信終了時点から時間間隔T1で応答
信号を返した後に(2)の処理に戻り、(7)前記無線
基地局は、前記品質保証データ伝送期間を終了する、無
線パケット通信伝送方法を提案する。
【0017】この発明の請求項2では、請求項1記載の
無線パケット通信伝送方法において、無線基地局は、品
質保証データを伝送するためのポーリングを行う間隔T
pを、品質保証データの最大許容遅延時間(TD)の1/
N(N=1、2、3…)とし、同時に、Nを他の制御情
報と共に自セル内に報知し、無線端末局は、品質保証デ
ータを送信する際に、該品質保証データをN分割し、分
割した品質保証データに番号を付与し、前記無線基地局
からのポーリングに対して分割したデータを1フレーム
ずつ送信する無線パケット通信伝送方法を提案する。
【0018】この発明の請求項3では、請求項2記載の
無線パケット通信伝送方法において、無線基地局は、自
身が行ったポーリングに対する品質保証データを正しく
受信することができなかった場合に該品質保証データの
再送を行うための情報を保持する再送管理手段を有し、
また、前記無線基地局は、配下の無線端末局に対して行
った品質保証データの送信が失敗した場合に、該送信に
失敗した品質保証データを蓄積するための再送キューを
送信バッファ内に有し、(1)前記無線基地局は、品質
保証データ伝送期間を開始して配下の無線端末局に対し
てポーリングを行う際に、再送管理手段に保持される情
報の検索を行い、(2)前記無線基地局は、前記再送管
理手段に保持される情報の中から前記品質保証データ伝
送期間にポーリングすべき無線端末局の検索を行い、
(3)前記無線基地局は、前記再送管理手段内にポーリ
ング未完了の無線端末局の情報を検出した場合、次の
(3−1)あるいは(3−2)何れかの処理を行った後
に(4)の処理に進み、一方、前記無線基地局は、ポー
リング未完了の無線端末局を検出しなかった場合には
(5)の処理に進み、(3−1)前記無線基地局は前記
ポーリング未完了の無線端末局宛の再送データを保持し
ている場合には、データの再送とともにポーリングを行
い(3−2)前記無線基地局は前記ポーリング未完了の
無線端末局宛の再送データを保持していない場合には、
ポーリングのみを行い、(4)前記無線基地局は、(3
−1)の処理におけるデータ送信とポーリングに対する
応答信号と品質保証データを、あるいは、(3−2)の
処理におけるポーリングに対する品質保証データを正し
く受信した場合には、前記品質保証データに対する応答
信号を送信し、前記再送管理手段内の対応する記録を削
除した後に(2)の処理に戻り、一方、前記無線基地局
は品質保証データを正しく受信できなかった場合には、
前記再送管理手段の対応する情報を削除するとともに、
前記再送管理手段に品質保証データを正しく受信するこ
とができなかった無線端末局の情報を追加し、その後に
(2)の処理に戻り、(5)前記無線基地局は、優先度
管理手段に保持される情報より、前記品質保証データ伝
送期間にポーリングすべき無線端末局の情報の検索を行
い、(6)前記無線基地局は、前記優先度管理情報内に
ポーリング未完了の無線端末局の情報を検出した場合に
は、次の(6−1)あるいは(6−2)何れかの処理を
行った後に(7)の処理に進み、一方、前記無線基地局
は、ポーリング未完了の無線端末局を検出しなかった場
合には(8)の処理に進み、(6−1)前記無線基地局
が前記無線端末局宛のデータを保持していた場合には、
前記無線端末局に対してデータの送信と共にポーリング
を行い、(6−2)前記無線基地局が前記無線端末局宛
のデータを保持していなかった場合には、前記無線端末
局に対してポーリングのみを行い、(7)前記無線基地
局は、(6−1)の処理に対する応答信号と品質保証デ
ータを正しく受信した場合、あるいは、(6−2)の処
理に対する品質保証データを正しく受信した場合には前
記品質保証データに対する応答信号を返した後に(2)
の処理に戻り、一方、前記無線基地局は(6−1)の処
理に対する応答信号と品質保証データ、あるいは、(6
−2)の処理に対応する品質保証データを正しく受信す
ることができなかった場合には、前記再送管理手段に前
記無線端末局の情報を追加すると同時に、前記無線基地
局から前記無線端末局への送信に失敗したデータが存在
する場合には該送信に失敗したデータを再送キューへと
挿入した後に(5)の処理に戻り、(8)前記無線基地
局は、前記品質保障データ伝送期間を終了する、無線パ
ケット通信伝送方法を提案する。
【0019】この発明の請求項4では、有線ネットワー
クと無線ネットワークに接続され、前記有線ネットワー
クと前記無線ネットワークとの間でデータの中継を行う
機能を有する無線基地局と、前記無線基地局との間で無
線パケット通信を行う無線端末局から構成され、前記無
線基地局と前記無線端末局との間でデータの送受信を行
う際に、伝送するデータに対して提供する通信品質に対
応した、優先度の異なる複数のサービスクラスが存在
し、前記無線基地局は、配下の無線端末局が送信するデ
ータの優先度情報を管理する優先度管理手段を有し、前
記無線基地局並びに前記無線端末局は、送信バッファ内
に、データを送信する際のサービスクラスに対応した優
先度の異なる複数の送信キューを有し、前記無線基地局
並びに前記無線端末は、中継するデータの優先度情報を
識別し、該データをその優先度に対応するキューに送る
中継処理手段を有し、前記無線基地局並びに前記無線端
末局は、チャネルの使用状況を判別するためのキャリア
センス手段を有し、前記無線基地局は、無線区間で通信
品質保証を必要とする品質保証データを伝送する際に、
前記無線基地局が前記無線端末に対してポーリングを行
うことによりデータ伝送を行うポーリング実行手段を有
し、一方、前記無線端末局は前記無線基地局からのポー
リングされた場合に前記品質保証データの送信を行うポ
ーリング応答手段を有し、前記無線基地局並びに前記無
線端末局は、通信品質保証を必要としないデータの送受
信を行うためのアクセス制御手段を有する無線パケット
通信システムにおいて、無線基地局は、無線区間で品質
保証データを伝送するために、周期的にポーリングを行
うための時間間隔を管理するサイクル管理手段を有し、
前記無線基地局は、前記サイクル管理手段により一定間
隔毎に通知される制御信号を契機とし、その時点でチャ
ネルがアイドル状態であった場合には即座に品質保証デ
ータの送受信期間を開始し、一方、チャネルがビジー状
態であった場合にはチャネルがアイドル状態になってか
ら時間間隔T2後に品質保証データ伝送期間を開始させ
る品質保証データ伝送期間開始制御手段を有し、前記無
線基地局は、優先度管理手段により保持される情報よ
り、前記品質保証データ伝送期間内にポーリングすべき
ポーリング未完了無線端末の検索を行うポーリング未完
了端末検索手段を有し、前記無線基地局が、ポーリング
未完了無線端末検索手段の検索の処理においてポーリン
グ未完了の無線端末局を検出した場合において、前記無
線基地局は、前記無線基地局が前記無線端末局宛の品質
保証データを保持していた場合には、前記無線端末局に
対して前記品質保証データの送信と共にポーリングを行
う品質保証データ送信兼ポーリング実行手段を有し、前
記無線基地局は、前記無線基地局が前記無線端末局宛の
品質保証データを保持していなかった場合には、前記無
線端末局に対してポーリングのみを行う単独ポーリング
実行手段を有し、前記無線基地局は、前記無線基地局
が、ポーリング未完了無線端末検索手段の検索処理にお
いてポーリング未完了の無線端末局を検出しなかった場
合には品質保証データ伝送期間を終了させる処理に進む
品質保証データ期間終了判定手段を有し、前記無線基地
局によりポーリングされた無線端末局は、前記ポーリン
グフレームの受信を完了した後、時間間隔T1で品質保
証データの送信を行う品質保証データ送信制御手段を有
し、前記無線基地局は、前記品質保証データ送信兼ポー
リング実行手段の処理に対する前記無線端末局からの応
答信号、並びに、品質保証データ、あるいは前記単独ポ
ーリング実行手段の処理に対する前記無線端末局からの
品質保証データを正常に受信した場合に、前記無線端末
局に対して受信終了時点から時間間隔T1で応答信号を
返した後に前記ポーリング未完了無線端末検索手段の検
索処理に戻る検索終了制御手段を有する、無線パケット
通信システムを提案する。
【0020】この発明の請求項5では、請求項4記載の
無線パケット通信システムにおいて、前記無線基地局
は、品質保証データを伝送するためのポーリングを行う
間隔T pを、品質保証データの最大許容遅延時間(TD
の1/N(N=1、2、3…)とし、同時に、Nを他の
制御情報と共に自セル内に報知する分割数報知手段を有
し、一方、無線端末局は、品質保証データを送信する際
に、該品質保証データをN分割し、分割した品質保証デ
ータに番号を付与し、前記無線基地局からのポーリング
に対して分割したデータを1フレームずつ送信するデー
タ送信手段を有する無線パケット通信システムを提案す
る。
【0021】この発明の請求項6では、請求項5記載の
無線パケット通信システムにおいて、無線基地局は、自
身が行ったポーリングに対する品質保証データを正しく
受信することができなかった場合に該品質保証データの
再送を行うための情報を保持する再送管理手段を有し、
また、前記無線基地局は、配下の無線端末局に対して行
った品質保証データの送信が失敗した場合に、該送信に
失敗した品質保証データを蓄積するための再送キューを
送信バッファ内に有し、(1)前記無線基地局は、品質
保証データ伝送期間を開始して配下の無線端末局に対し
てポーリングを行う際に、再送管理手段に保持される情
報の検索を行い、(2)前記再送管理手段に保持される
情報の中から前記品質保証データ伝送期間にポーリング
すべき無線端末局の検索を行う再送情報検索手段を有
し、(3)前記無線基地局は、前記再送管理手段内にポ
ーリング未完了の無線端末局の情報を検出した場合、デ
ータの再送と共にポーリングを行うかあるいはポーリン
グのみを行うか何れかの処理を行った後に(4)の処理
に進み、一方、前記無線基地局は、ポーリング未完了の
無線局を検出しなかった場合には(5)の処理に進むポ
ーリング制御手段を具備し、(3−1)前記無線基地局
は前記ポーリング未完了の無線端末局宛の再送データを
保持している場合には、データの再送とともにポーリン
グを行うデータ再送兼ポーリング実行手段を有し、(3
−2)前記無線基地局は前記ポーリング未完了の無線端
末局宛の再送データを保持していない場合には、ポーリ
ングのみを行う第1単独ポーリング実行手段を有し、
(4)前記無線基地局は、(3−1)の処理におけるデ
ータ送信とポーリングに対する応答信号と品質保証デー
タを、あるいは、(3−2)の処理におけるポーリング
に対する品質保証データを正しく受信した場合には、前
記品質保証データに対する応答信号を送信し、前記再送
管理手段内の対応する記録を削除した後に(2)の処理
に戻り、一方、前記無線基地局は品質保証データを正し
く受信できなかった場合には、前記再送管理手段の対応
する情報を削除するとともに、前記再送管理手段に品質
保証データを正しく受信することができなかった無線端
末局の情報を追加し、その後に(2)の処理に戻る再送
制御手段を有し、(5)前記無線基地局は、優先度管理
手段に保持される情報により、前記品質保証データ伝送
期間にポーリングすべき無線端末局の情報の検索を行う
優先度情報検索手段を有し、(6)前記無線基地局は、
前記優先度管理情報内にポーリング未完了の無線端末局
の情報を検出した場合には、次の(6−1)あるいは
(6−2)何れかの処理を行った後に(7)の処理に進
み、一方、前記無線基地局は、ポーリング未完了の無線
端末局を検出しなかった場合には(8)の処理に進む品
質保証データ伝送期間終了判定手段を有し、(6−1)
前記無線基地局が前記無線端末局宛のデータを保持して
いた場合には、前記無線端末局に対してデータの送信と
共にポーリングを行うデータ送信兼ポーリング実行手段
を有し、(6−2)前記無線基地局が前記無線端末局宛
のデータを保持していなかった場合には、前記無線端末
局に対してポーリングのみを行う第2単独ポーリング実
行手段を有し、(7)前記無線基地局は、(6−1)の
処理に対する応答信号と品質保証データを正しく受信し
た場合、あるいは、(6−2)の処理に対する品質保証
データを正しく受信した場合には前記品質保証データに
対する応答信号を返した後に(2)の処理に戻り、一
方、前記無線基地局は(6−1)の処理に対する応答信
号と品質保証データ、あるいは、(6−2)の処理に対
応する品質保証データを正しく受信することができなか
った場合には、前記再送管理手段に前記無線端末局の情
報を追加すると同時に、前記無線基地局から前記無線端
末局への送信に失敗したデータが存在する場合には該送
信に失敗したデータを再送キューへと挿入した後に
(5)の処理に戻る送信失敗データ管理手段を有する、
(8)前記無線基地局は、前記品質保障データ伝送期間
を終了する品質保証データ伝送期間終了制御手段を有す
る、無線パケット通信システムを提案する。
【0022】請求項1及び4の技術と、従来の技術と
は、無線基地局が一定の周期毎にポーリング開始タイミ
ングを通知するサイクル管理手段を有し、前記サイクル
管理手段からの通知を機にポーリングを行うことで品質
保証データ伝送期間を開始する点が異なる。請求項2及
び5の発明と請求項1及び4に記載の発明とは、一度の
ポーリングで伝送するデータの長さを1/Nにし、N回
のポーリングによりデータの伝送を行う点が異なる。
【0023】請求項3及び6に記載の発明と請求項1及
び4並びに、請求項2及び5に記載の発明とは、無線基
地局がある品質保証データ伝送期間内に伝送に失敗した
品質保証データを、次の品質保証データ伝送期間内で再
送する手段を有する点が異なる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態を説明する。図1は、本発明における無線基地局
の構成を説明する図である。同図において、実線の矢印
はデータの流れを意味し、破線の矢印は、制御情報の流
れを意味する。無線基地局100はアンテナ110、無
線送受信処理手段120、アクセス制御手段130、中
継処理手段140から構成され、中継処理手段140は
有線ネットワーク000へのインタフェースを有する。
【0025】アクセス制御手段130は、チャネルへの
基本的なアクセス機能を提供し、内部にチャネルの使用
状況を判別するキャリアセンス手段131、並びに、ポ
ーリング実行手段132、送信データを優先度別に蓄積
する複数のキューを備える送信バッファ133、中継処
理手段からのデータを優先度に応じて送信バッファ13
3内のキューに振り分けを行うトラフィック識別手段1
34、無線端末局が送信する品質保証データ(以下Qo
Sデータと記す)の通信品質を管理する優先度管理手段
135、ポーリングを実行する間隔を管理し、アクセス
制御手段130に対して周期的にポーリング開始タイミ
ングの通知を行うサイクル管理手段136、ポーリング
によるQoSデータ送受信時の、伝送誤りに対する復帰
処理のための情報を記憶する再送管理手段137から構
成される。
【0026】図2は本発明における無線端末局の構成を
説明する図である。同図において、実線の矢印はデータ
の流れを意味し、破線の矢印は、制御情報の流れを意味
する。無線端末局200はデータ端末インタフェース2
10、アクセス制御手段220、無線送受信処理手段2
30、並びに、アンテナ240から構成される。前記ア
クセス制御手段220は、送信データの優先度に応じた
キューイング処理を行うトラフィック識別手段221、
送信データを優先度別に蓄積するための複数のキューを
備える送信バッファ222、無線基地局からのポーリン
グに対してQoSデータの送信処理を行うポーリング応
答手段223、並びに、チャネルの使用状況を判別する
キャリアセンス手段224とから構成される。
【0027】尚、請求項4で提案した品質データ伝送期
間開始制御手段、ポーリング未完了端末検索手段、品質
保証データ送信兼ポーリング実行手段、単独ポーリング
実行手段、品質保証データ期間終了判定手段、品質保証
データ送信制御手段、検索終了制御手段、及び、請求項
5で提案した分割数報知手段、データ送信手段、請求項
6で提案した再送管理手段、再送情報検索手段、データ
再送兼ポーリング実行手段、第1単独ポーリング実行手
段、再送制御手段、優先度情報検索手段、品質保証デー
タ伝送期間終了判定手段、データ送信兼ポーリング実行
手段、第2単独ポーリング実行手段、送信失敗データ管
理手段、品質保証データ伝送期間終了制御手段は、無線
基地局100及び無線端末局200の各アクセス制御手
段130及び220の内部に構成される。これらはコン
ピュータシステムと、ソフトウェアとによって構成され
る。
【0028】本発明の実施の形態の第一の例 図3は請求項1及び請求項4に記載の無線パケット通信
伝送方法及び無線パケット通信システムの実施形態を説
明する図である。同図は、無線基地局100が無線端末
局201、無線端末局202、無線端末局203と通信
を行っている様子を表している。無線端末局201、並
びに、無線端末局202の下に(QoS)と記してある
のは、無線端末局201、並びに、無線端末局202が
通信品質保証を必要とするデータを送信しようとしてい
ることを意味している。
【0029】無線基地局100内のサイクル管理手段1
36は、ポーリング周期Tp毎にアクセス制御手段13
0にポーリング開始タイミングの通知を行い、これを機
にアクセス制御手段130はポーリング手順を用いたQ
oSデータ伝送期間を開始する。図3において、無線基
地局100内部では、時刻t0にサイクル管理手段13
6からアクセス制御手段130へポーリング開始タイミ
ングの通知があった場合を示している。時刻t0におい
てチャネルがアイドル状態であった場合、無線基地局1
00は直ちにQoSデータ伝送期間を開始する。すなわ
ち、無線基地局100は無線端末局201に対してPo
ll401を送信することにより、無線端末局201の
送信を許可する。
【0030】無線端末局201は、Poll401を受
信後時間間隔T1で、通信品質保証を必要とするデータ
であるQoSデータ511の送信を行っている。無線基
地局100は、QoSデータ511を正常に受信後、時
間間隔T1でACK701の送信を行っている。ACK
701の送信後、無線基地局100は時間間隔T1で、
次のポーリング対象である無線端末局202に対してP
oll402の送信を行っている。無線端末局202
は、Poll402を受信後、時間間隔T1でQoSデ
ータ521の送信を行う。無線基地局100はQoSデ
ータ521を受信後、時間間隔T1でACKデータ70
2の送信を行い、この時点で時刻t0から開始されたQ
oSデータ伝送期間内で予定されていたポーリングを完
了する。
【0031】ここで、無線基地局100は、QoSデー
タ伝送期間の終了を全端末宛に報知する。図中、無線基
地局100が送信しているEnd801がこれに該当す
る。無線基地局100がEnd801を送信した後、無
線基地局100が再度QoSデータ伝送期間を開始する
までの間は、通信品質制御を必要としないデータの伝送
が行われる。同図では、無線端末局202から無線基地
局100へデータ621が伝送され、ならびに、無線基
地局100から無線端末局203へのデータ601が伝
送されている。
【0032】無線基地局100は、時刻t1においてQ
oSデータ伝送期間を開始し、先に行われた時刻t0か
らのQoSデータ伝送期間と同様の手順でQoSデータ
の伝送が行われる。無線基地局100内のサイクル管理
手段136は、時刻t2においてアクセス制御手段13
0へポーリング開始タイミングの通知を行っている。時
刻t2においてチャネルは無線基地局100と無線端末
局203との間のデータ伝送によりビジー状態であり、
この場合、無線基地局100はチャネルが一定時間T2
アイドル状態になるまで、次のQoSデータ伝送期間の
開始タイミングを延期する。
【0033】無線基地局100は、チャネルが時間間隔
2以上アイドル状態であることを観測した場合、直ち
にQoSデータ伝送期間を開始する。無線基地局100
は、無線端末局201に対してポーリングを行うことで
QoSデータ伝送期間を開始するが、このとき、無線基
地局100が無線端末局201宛のデータを保持してい
た場合には、ポーリングと共にデータを送ることが可能
である。図中、QoSデータ+Poll405がこの動
作に該当する。無線端末局201は、QoSデータ+P
oll405を正常に受信した場合、自身のQoSデー
タと共に受信したデータに対するACKを返す。図中の
QoSデータ+ACK513がこれに該当する。以下、
同様の手順を用いて、無線基地局100と無線端末局2
01、無線端末局202、無線端末局203の間で無線
パケット通信が行われる。
【0034】本発明の実施の形態の第二の例 図4は請求項2及び請求項5に記載の無線パケット通信
伝送方法及び無線パケット通信システムの実施形態を説
明する図である。同図は、無線基地局100が無線端末
局201、無線端末局202、無線端末局203と通信
を行っている様子を表している。無線端末局201、並
びに、無線端末局202の下に(QoS)と記してある
のは、無線端末局201、並びに、無線端末局202が
通信品質保証を必要とするデータを送信しようとしてい
ることを意味している。
【0035】同図において、無線基地局100内のサイ
クル管理手段136が、アクセス制御手段130にポー
リング開始タイミングの通知を行う部分の説明は図3と
同じであるために省略した。一方、請求項2ではポーリ
ング周期と保障すべきデータの通信品質の関係を示して
いる。図4では、伝送するデータに対して保障すべき通
信品質として、最大遅延時間Tdを想定した場合の例で
ある。請求項2の発明において、無線基地局が配下の無
線端末局に対してポーリングを行う周期Tpと保障すべ
き最大遅延時間Tdの関係は、 Tp=Td/N (N=1、2、3…) としており、同図においては、N=2の場合の例を示し
てある。このとき、無線端末局が無線基地局からの各ポ
ーリングに対して送信するQoSデータの長さは、請求
項1及び4に記載の発明の実施形態で説明したものの1
/2になる。
【0036】図4における無線基地局100、無線端末
局201、202、203の動作を説明する。無線基地
局100内部では、時刻t0においてサイクル管理手段
136からアクセス制御手段130へポーリング開始タ
イミングの通知があったものとする。時刻t0において
チャネルがアイドル状態であった場合、無線基地局10
0は直ちにQoSデータ伝送期間を開始する。すなわ
ち、無線基地局100はPoll401を無線端末局2
01に対して送信することにより、無線端末局201の
送信を許可する。
【0037】無線端末局201は、Poll401を受
信後、QoSデータ511の送信を行っている。また、
無線基地局100は、QoSデータ511を正常に受信
した後に、ACK701を無線端末局201に対して送
信している。無線基地局100は、ACK701の送信
後、次のポーリング対象である無線端末局202に対し
てPoll402の送信を行っている。無線端末局20
2は、Poll402を正常に受信した後、QoSデー
タ521の送信を行う。無線基地局100はQoSデー
タ521を正常に受信した後、ACK702を無線端末
局202に対して送信し、この時点で時刻t0から開始
されたQoSデータ伝送期間内でのポーリング処理を完
了する。従って、無線基地局100はQoSデータ伝送
期間の終了を全端末宛に報知する。図中、無線端末が送
信しているEnd801がこれに該当する。この時点で
は、無線端末局201、並びに、無線端末局202は、
それぞれが送信しようとしているQoSデータの1/2
を伝送し終えていることになる。
【0038】無線基地局100がEnd801を送信し
た後、無線基地局100が再度QoSデータ伝送期間を
開始するまでの間は、通信品質制御を必要としないデー
タの伝送が行われる。同図では、無線端末局202から
無線基地局100へ、並びに、無線基地局100から無
線端末局203へのデータ伝送が行われている。図中の
データ621とそれに対するACK703、並びに、デ
ータ601とそれに対するACK731がそれぞれの動
作に対応する。無線基地局は、時刻t1においてQoS
データ伝送期間を開始し、先に行われた時刻t0からの
QoSデータ伝送期間と同様の手順でQoSデータの伝
送が行われる。無線端末局201、並びに、無線端末局
202は、時刻t1から開始されたQoSデータ伝送期
間内におけるQoSデータの全体の伝送を完了する。
【0039】次に、無線基地局100がポーリングと同
時に無線端末局宛のデータ伝送を行う例を説明する。無
線基地局100は時刻t2からQoSデータ伝送期間を
開始する。このとき、無線基地局100は無線端末局2
01宛のQoSデータを保持していたものとする。この
場合、無線基地局100は無線端末局201にポーリン
グを行う際に、QoSデータ+Poll405を送信す
ることにより、QoSデータの送信とポーリングをまと
めて行う。
【0040】無線端末局201は、QoSデータ+Po
ll405を正常に受信した場合に、受信したQoSデ
ータに対するACKと自身のQoSデータをまとめてA
CK+QoSデータ513を返す。無線基地局は、AC
K+QoSデータ513を正常に受信した場合に、次の
無線端末局へのポーリングを開始する。図中、無線基地
局が無線端末局202に対して送信しているPoll4
06がこの動作に該当する。無線基地局100は、無線
端末局202からのQoSデータ523を受信し、Qo
Sデータ523に対するACK708を返した時点で、
時刻t2から開始したQoSデータ伝送期間におけるポ
ーリングを全て終了する。この場合、End803を送
信することにより、時刻t2から開始したQoSデータ
伝送期間の終了を配下の全無線端末局に対して報知す
る。
【0041】無線基地局100、無線端末局201、並
びに、無線端末局202は、時刻t3から開始するQo
Sデータ伝送期間において、時刻t2から開始されたQ
oSデータ伝送期間と同様の手順でQoSデータの送受
信を行い、時刻t3から開始したQoSデータ伝送期間
内におけるQoSデータ伝送が終了した時点で、前のQ
oSデータ伝送期間から開始したQoSデータの伝送を
完了する。以下、同様の手順を用いて、無線基地局10
0と無線端末局201、無線端末局202、無線端末局
203の間で無線パケット通信が行われる。
【0042】本発明の実施の形態の第三の例 図5は請求項3及び請求項6に記載の発明の実施形態を
説明する図である。同図は、無線基地局100が無線端
末局201、無線端末局202、無線端末局203と通
信を行っている様子を表している。無線端末局201、
並びに、無線端末局202の下に(QoS)と記してあ
るのは、無線端末局201、並びに、無線端末局202
が通信品質保証を必要とするデータを送信しようとして
いることを意味する。時刻t0において、無線基地局1
00は、無線端末局201と無線端末局202に対し
て、各QoS伝送期間内に1回ずつ定期的にポーリング
を行うことを予定しているものとする。
【0043】同図において、無線基地局100内のサイ
クル管理手段136が、アクセス制御手段130にポー
リング開始タイミングの通知を行う部分の説明は図3と
同じであるために省略した。一方、請求項2ではポーリ
ング周期と保障すべきデータの通信品質の関係を示して
いる。図4では、伝送するデータに対して保障すべき通
信品質として、最大遅延時間Tdを想定した場合の例で
ある。請求項2及び5の発明において、無線基地局が配
下の無線端末局に対してポーリングを行う周期Tpと保
障すべき最大遅延時間Tdの関係は、 Tp=Td/N (N=1、2、3…) であり、N=2の場合の例を示してある。またこのと
き、無線端末局が無線基地局からの各ポーリングに対し
て送信するQoSデータの長さは、請求項1及び4に記
載の発明の実施形態で説明したものの1/2になる。
【0044】図5における無線基地局100、並びに、
無線端末局201、無線端末局202、無線端末局20
3の動作を説明する。時刻t0において無線端末局20
1、並びに、無線端末局202は、新たなQoSデータ
の伝送を開始しようとしているものとする。無線基地局
100内部では、時刻t0においてサイクル管理手段1
36からアクセス制御手段130へポーリング開始タイ
ミングの通知があったものとする。時刻t0においてチ
ャネルがアイドル状態であった場合、無線基地局100
は直ちにQoSデータ伝送期間を開始する。すなわち、
無線基地局100はPoll401を無線端末局201
に対して送信することにより、無線端末局201の送信
を許可する。
【0045】無線端末局201は、Poll401を受
信後、QoSデータ511の送信を行っている。また、
無線基地局100は、QoSデータ511を正常に受信
した後、ACK701を無線端末局201に対して送信
している。無線基地局100は、ACK701の送信
後、次のポーリング対象である無線端末局202に対し
てPoll402の送信を行っている。無線端末局20
2は、Poll402を正常に受信した後、QoSデー
タ521の送信を行っている。
【0046】同図では、QoSデータ521に伝送誤り
が生じた場合の例を示す。無線基地局100はQoSデ
ータ521を正常に受信できなかったため、これを受信
失敗として再送管理手段137に記録する。そして、現
在のQoSデータ伝送期間で次にポーリング対象の無線
端末局にポーリングを行うか、ポーリングを行う予定の
無線端末局がこれ以上存在しない場合は、QoSデータ
伝送期間を終了する。同図では、無線基地局100はQ
oSデータ伝送期間を終了している。図中、無線基地局
100が送信しているEnd801がこれに該当する。
【0047】無線基地局100がEnd801を送信し
た後、無線基地局100が再度QoSデータ伝送期間を
開始するまでの間は、通信品質制御を必要としないデー
タの伝送が行われる。同図では、無線端末局202から
無線基地局100へ、並びに、無線基地局100から無
線端末局203へのデータ伝送が行われている。図中の
データ621とそれに対するACK702、並びに、デ
ータ601とそれに対するACK731がそれぞれの動
作に対応する。無線基地局100は、時刻t1において
QoSデータ伝送期間を開始する。無線基地局100
は、ポーリングを行う際に再送管理手段を参照し、前回
の無線端末局202からのQoS伝送が失敗していたこ
とを確認する。そして、まず最初に無線端末局202に
対してポーリングを行い、前回失敗したQoSデータを
送信させる。図中Poll402´とQoSデータ52
1´の送信がこれにあたる。無線基地局100は、Qo
Sデータ521´を正常に受信した場合ACK703を
返し、先に再送管理手段137に登録した無線端末局2
02の情報を削除する。
【0048】その後、無線基地局100は予定されてい
たポーリングを行う。すなわち、無線基地局100はP
oll403により無線端末局201へのポーリングを
行い、QoSデータ512の送信を許可する。無線基地
局100は、QoSデータ512を正常に受信した場合
に、無線端末局201に対してACK704を返し、次
に無線端末局202に対してPoll404を送信する
ことでポーリングを行う。同図では、無線端末局202
からのQoSデータ522の伝送が成功した場合の例を
示しており、無線基地局100はQoSデータ522を
受信後、無線端末局202宛のACK705、並びに、
配下の全無線端末局宛のEnd802を送信して、時刻
t1に開始したQoSデータ伝送期間を終了する。
【0049】図5の例では、無線端末局202は、時刻
t0から開始されたQoSデータ伝送期間ではQoSデ
ータの送信を失敗したが、時刻t1から開始されたQo
Sデータ伝送期間で2回のポーリングによりQoSデー
タの送信機会を与えられたため、許容された遅延時間の
範囲内でQoSデータの伝送を完了させることができて
いる。次に、図6を用いて無線基地局100がポーリン
グと同時に無線端末局宛のデータ伝送を行う例、並び
に、無線基地局が送信したデータが誤った場合の再送制
御方法を説明する。
【0050】無線基地局100は時刻t2からQoSデ
ータ伝送期間を開始する。このとき、無線基地局100
は無線端末局201宛のQoSデータを保持していたも
のとする。一方、無線端末局201、並びに、無線端末
局202は、時刻t2から開始されるQoSデータ伝送
期間において、新たなQoSデータ伝送を開始しようと
している。この場合、無線基地局100は無線端末局2
01にポーリングを行う際に、QoSデータ+Poll
405を送信することにより、QoSデータの送信とポ
ーリングをまとめて行う。
【0051】無線端末局201は、QoSデータ+Po
ll405を正常に受信した場合に、受信したQoSデ
ータに対するACKと自身のQoSデータをまとめてA
CK+QoSデータ513を返す。同図では、ACK+
QoSデータ513に伝送誤りが生じた場合の例を示し
ている。無線基地局100はACK+QoSデータ51
3を正しく受信できなかった場合に、再送管理手段13
7に無線端末局201の情報を登録すると同時に、バッ
ファ133内の再送用キューに送信に失敗したQoSデ
ータを保管する。その後、無線基地局100は、次のポ
ーリング対象局である、無線端末局202に対してポー
リングを行う。同図において、無線基地局100はPo
ll406から開始される無線端末局202との間のフ
レーム交換シーケンスが正常に終了した場合の例を示し
ており、この場合、無線基地局100は無線端末局20
2にACK707を送信後、配下の全無線端末局に対し
てEnd803を送信し、時刻t2から開始したQoS
データ伝送期間の終了を報知する。
【0052】無線基地局100は、時刻t3においてQ
oSデータ伝送期間を開始する。時刻t3において、無
線基地局100は前回のQoSデータ伝送期間で無線端
末局201に対するポーリングが失敗しているという情
報と送信に失敗したQoSデータを保持している。この
場合、無線基地局100は、まず無線端末局201に対
するQoSデータの再送、並びに、再ポーリングを行
う。図5中のQoSデータ+Poll405´がこの動
作に対応している。無線端末局201はQoSデータ+
Poll405´を正常に受信した場合に、前回送信し
たACK+QoSデータ513´を再送する。
【0053】その後、無線基地局100は、ACK+Q
oSデータ513´を正常に受信し、無線端末局201
に対してACK708を送信している。この時点で、無
線基地局100は再送管理手段137に登録した無線基
地局100の情報、並びに、再送キューに保持されてい
た無線端末局201宛のQoSデータを削除する。その
後、無線基地局100は無線端末局201、並びに、無
線端末局202に対して予定されていたポーリングを行
い、QoSデータの伝送を行っている。以下、同様の手
順を用いて、無線基地局と無線端末局201、無線端末
局202、無線端末局203の間で無線パケット通信が
行われる。
【0054】
【発明の効果】本発明によると以下の効果が得られる。
請求項1及び請求項4に記載の発明によると、無線基地
局がサイクル管理手段を用いて、ポーリングによるデー
タ伝送を行う周期を管理するため、実時間性を有するデ
ータの伝送に適した周期的なデータの送受信を行う機会
を提供することができるという効果がある。請求項2及
び請求項5に記載の発明によれば、無線基地局がポーリ
ングを行う周期をデータに対して保証すべき最大遅延時
間の1/Nとし、また、無線端末局が無線基地局からの
ポーリングに対して送信するデータをNデータブロック
に分割し、各ポーリングに対してデータブロックを順番
に送信するものであり、一度に送信されるデータの長さ
が短くなる。
【0055】データの誤りが発生する確率は、データの
長さに比例するため、請求項2及び請求項5に記載の方
法を用いた場合、請求項1及び請求項4に記載の発明に
おける効果に加え、伝送誤りが発生する確率を低減する
ことが可能となる。従って、信頼性の低い無線通信路の
状態が、伝送するデータの通信品質に与える悪影響を低
減することが可能となる。請求項3及び請求項6に記載
の発明によれば、無線基地局がポーリングを行った際に
生じた伝送誤りを記憶し、ポーリング周期iにおいて無
線端末局が送信したデータが伝送誤りを含んでいた場合
に、ポーリング周期(i+1)における無線端末局に対
するポーリング回数を増やすという制御を行う。
【0056】従って、請求項2及び請求項5に記載の発
明における効果に加え、ポーリングによるデータ伝送を
行っている際に、伝送誤りが生じても、その誤りを補償
することが可能となるという効果がある。これにより、
無線区間における伝送誤りが、送信するデータに対して
保証すべき通信品質に及ぼす悪影響を低減することがで
きるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における無線基地局の一実施例を示すブ
ロック図。
【図2】本発明における無線端末局の一実施例を示すブ
ロック図。
【図3】請求項1に記載の本発明における実施の形態を
説明するタイミングチャート。
【図4】請求項2に記載の本発明における実施の形態を
説明するタイミングチャート。
【図5】請求項3に記載の本発明における実施の形態を
説明するタイミングチャート。
【図6】図5の続きを示すタイミングチャート。
【図7】IEEE1394システムの一例を説明するた
めのブロック図。
【図8】IEEE1394におけるアイソクロナス伝送
を説明するためのタイミングチャート。
【図9】IEEE802.11無線LANのシステムを
説明するためのブロック図。
【図10】IEEE802.11無線LANにおけるデ
ータの伝送を説明するためのタイミングチャート。
【符号の説明】
000 有線ネットワーク 210 データ端
末インターフェース 100 無線基地局 220 アクセス
制御手段 110 アンテナ 221 トラフィ
ック識別手段 120 無線送受信処理手段 222 送信バッ
ファ 130 アクセス制御手段 223 ポーリン
グ応答手段 131 キャリアセンス手段 224 キャリア
センス手段 132 ポーリング実行手段 230 無線送受
信処理手段 133 送信バッファ 240 アンテナ 134 トラフィック識別手段 300 データ端
末 135 優先度管理手段 401〜408 (QoSデータ+)ポー 136 サイクル管理手段 リングフレーム 137 再送管理手段 501〜524 (ACK+)QoSデータフ 140 中継処理手段 レーム 200 無線端末局 601〜632 デー
タフレーム 201 無線端末局 701〜732 応答
(ACK)フレーム 202 無線端末局 801〜804 QoSデータ伝送期間終了( 203 無線端末局 End)フレーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 飯塚 正孝 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 守倉 正博 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 Fターム(参考) 5K033 AA01 CA01 CB17 DA01 DA17 5K067 AA21 BB21 CC08 DD11 DD51 DD57 EE02 EE10 EE16 FF02 GG06 HH11 HH22

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有線ネットワークと無線ネットワークに
    接続され、前記有線ネットワークと前記無線ネットワー
    クとの間でデータの中継を行う機能を有する無線基地局
    と、前記無線基地局との間で無線パケット通信を行う無
    線端末局から構成され、 前記無線基地局と前記無線端末局との間でデータの送受
    信を行う際に、伝送するデータに対して提供する通信品
    質に対応した、優先度の異なる複数のサービスクラスが
    存在し、 前記無線基地局は、配下の無線端末局が送信するデータ
    の優先度情報を管理する優先度管理手段を有し、 前記無線基地局並びに前記無線端末局は、送信バッファ
    内に、データを送信する際のサービスクラスに対応した
    優先度の異なる複数の送信キューを有し、 前記無線基地局並びに前記無線端末は、中継するデータ
    の優先度情報を識別し、該データをその優先度に対応す
    るキューに送る中継処理手段を有し、 前記無線基地局並びに前記無線端末局は、チャネルの使
    用状況を判別するためのキャリアセンス手段を有し、 前記無線基地局は、無線区間で通信品質保証を必要とす
    る品質保証データを伝送する際に、前記無線基地局が前
    記無線端末に対してポーリングを行うことによりデータ
    伝送を行うポーリング実行手段を有し、 前記無線端末局は前記無線基地局からのポーリングされ
    た場合に前記品質保証データの送信を行うポーリング応
    答手段を有し、 前記無線基地局並びに前記無線端末局は、通信品質保証
    を必要としないデータの送受信を行うためのアクセス制
    御手段を有する無線パケット通信伝送方法において、 無線基地局は、無線区間で前記品質保証データを伝送す
    るために、周期的にポーリングを行うための時間間隔を
    管理するサイクル管理手段を有し、(1)前記無線基地
    局は、前記サイクル管理手段により一定間隔毎に通知さ
    れる制御信号を契機とし、その時点でチャネルがアイド
    ル状態であった場合には即座に品質保証データの送受信
    期間を開始し、一方、チャネルがビジー状態であった場
    合にはチャネルがアイドル状態になってから時間間隔T
    2後に品質保証データ伝送期間を開始し、(2)前記無
    線基地局は、優先度管理手段により保持される情報よ
    り、前記品質保証データ伝送期間内にポーリングすべき
    ポーリング未完了無線端末の検索を行い、(3)前記無
    線基地局が、(2)の処理においてポーリング未完了の
    無線端末局を検出した場合、(3−1)前記無線基地局
    が前記無線端末局宛の品質保証データを保持していた場
    合には、前記無線端末局に対して前記品質保証データの
    送信と共にポーリングを行い、(3−2)前記無線基地
    局が前記無線端末局宛の品質保証データを保持していな
    かった場合には、前記無線端末局に対してポーリングの
    みを行い、(4)前記無線基地局が、(2)の処理にお
    いてポーリング未完了の無線端末局を検出しなかった場
    合には(7)の処理に進み、(5)前記無線基地局によ
    りポーリングされた無線端末局は、前記ポーリングフレ
    ームの受信を完了した後、時間間隔T1で品質保証デー
    タの送信を行い、(6)前記無線基地局は、(3−1)
    の処理に対する前記無線端末局からの応答信号、並び
    に、品質保証データ、あるいは(3−2)の処理に対す
    る前記無線端末局からの品質保証データを正常に受信し
    た場合に、前記無線端末局に対して受信終了時点から時
    間間隔T1で応答信号を返した後に(2)の処理に戻
    り、(7)前記無線基地局は、前記品質保証データ伝送
    期間を終了する、 ことを特徴とする無線パケット通信伝送方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の無線パケット通信伝送方
    法において、無線基地局は、品質保証データを伝送する
    ためのポーリングを行う間隔Tpを、品質保証データの
    最大許容遅延時間(TD)の1/N(N=1、2、3
    …)とし、同時に、Nを他の制御情報と共に自セル内に
    報知し、 無線端末局は、品質保証データを送信する際に、該品質
    保証データをN分割し、分割した品質保証データに番号
    を付与し、前記無線基地局からのポーリングに対して分
    割したデータを1フレームずつ送信することを特徴とす
    る無線パケット通信伝送方法。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の無線パケット通信伝送方
    法において、 無線基地局は、自身が行ったポーリングに対する品質保
    証データを正しく受信することができなかった場合に該
    品質保証データの再送を行うための情報を保持する再送
    管理手段を有し、また、前記無線基地局は、配下の無線
    端末局に対して行った品質保証データの送信が失敗した
    場合に、該送信に失敗した品質保証データを蓄積するた
    めの再送キューを送信バッファ内に有し、(1)前記無
    線基地局は、品質保証データ伝送期間を開始して配下の
    無線端末局に対してポーリングを行う際に、再送管理手
    段に保持される情報の検索を行い、(2)前記無線基地
    局は、前記再送管理手段に保持される情報の中から前記
    品質保証データ伝送期間にポーリングすべき無線端末局
    の検索を行い、(3)前記無線基地局は、前記再送管理
    手段内にポーリング未完了の無線端末局の情報を検出し
    た場合、次の(3−1)あるいは(3−2)何れかの処
    理を行った後に(4)の処理に進み、一方、前記無線基
    地局は、ポーリング未完了の無線端末局を検出しなかっ
    た場合には(5)の処理に進み、(3−1)前記無線基
    地局は前記ポーリング未完了の無線端末局宛の再送デー
    タを保持している場合には、データの再送とともにポー
    リングを行い、(3−2)前記無線基地局は前記ポーリ
    ング未完了の無線端末局宛の再送データを保持していな
    い場合には、ポーリングのみを行い、(4)前記無線基
    地局は、(3−1)の処理におけるデータ送信とポーリ
    ングに対する応答信号と品質保証データを、あるいは、
    (3−2)の処理におけるポーリングに対する品質保証
    データを正しく受信した場合には、前記品質保証データ
    に対する応答信号を送信し、前記再送管理手段内の対応
    する記録を削除した後に(2)の処理に戻り、一方、前
    記無線基地局は品質保証データを正しく受信できなかっ
    た場合には、前記再送管理手段の対応する情報を削除す
    るとともに、前記再送管理手段に品質保証データを正し
    く受信することができなかった無線端末局の情報を追加
    し、その後に(2)の処理に戻り、(5)前記無線基地
    局は、優先度管理手段に保持される情報より、前記品質
    保証データ伝送期間にポーリングすべき無線端末局の情
    報の検索を行い、(6)前記無線基地局は、前記優先度
    管理情報内にポーリング未完了の無線端末局の情報を検
    出した場合には、次の(6−1)あるいは(6−2)何
    れかの処理を行った後に(7)の処理に進み、一方、前
    記無線基地局は、ポーリング未完了の無線端末局を検出
    しなかった場合には(8)の処理に進み、(6−1)前
    記無線基地局が前記無線端末局宛のデータを保持してい
    た場合には、前記無線端末局に対してデータの送信と共
    にポーリングを行い、(6−2)前記無線基地局が前記
    無線端末局宛のデータを保持していなかった場合には、
    前記無線端末局に対してポーリングのみを行い、(7)
    前記無線基地局は、(6−1)の処理に対する応答信号
    と品質保証データを正しく受信した場合、あるいは、
    (6−2)の処理に対する品質保証データを正しく受信
    した場合には前記品質保証データに対する応答信号を返
    した後に(2)の処理に戻り、一方、前記無線基地局は
    (6−1)の処理に対する応答信号と品質保証データ、
    あるいは、(6−2)の処理に対応する品質保証データ
    を正しく受信することができなかった場合には、前記再
    送管理手段に前記無線端末局の情報を追加すると同時
    に、前記無線基地局から前記無線端末局への送信に失敗
    したデータが存在する場合には該送信に失敗したデータ
    を再送キューへと挿入した後に(5)の処理に戻り、
    (8)前記無線基地局は、前記品質保障データ伝送期間
    を終了する、 ことを特徴とする無線パケット通信伝送方法。
  4. 【請求項4】 有線ネットワークと無線ネットワークに
    接続され、前記有線ネットワークと前記無線ネットワー
    クとの間でデータの中継を行う機能を有する無線基地局
    と、前記無線基地局との間で無線パケット通信を行う無
    線端末局から構成され、 前記無線基地局と前記無線端末局との間でデータの送受
    信を行う際に、伝送するデータに対して提供する通信品
    質に対応した、優先度の異なる複数のサービスクラスが
    存在し、 前記無線基地局は、配下の無線端末局が送信するデータ
    の優先度情報を管理する優先度管理手段を有し、 前記無線基地局並びに前記無線端末局は、送信バッファ
    内に、データを送信する際のサービスクラスに対応した
    優先度の異なる複数の送信キューを有し、 前記無線基地局並びに前記無線端末は、中継するデータ
    の優先度情報を識別し、該データをその優先度に対応す
    るキューに送る中継処理手段を有し、 前記無線基地局並びに前記無線端末局は、チャネルの使
    用状況を判別するためのキャリアセンス手段を有し、 前記無線基地局は、無線区間で通信品質保証を必要とす
    る品質保証データを伝送する際に、前記無線基地局が前
    記無線端末に対してポーリングを行うことによりデータ
    伝送を行うポーリング実行手段を有し、一方、前記無線
    端末局は前記無線基地局からのポーリングされた場合に
    前記品質保証データの送信を行うポーリング応答手段を
    有し、 前記無線基地局並びに前記無線端末局は、通信品質保証
    を必要としないデータの送受信を行うためのアクセス制
    御手段を有する無線パケット通信システムにおいて、 無線基地局は、無線区間で品質保証データを伝送するた
    めに、周期的にポーリングを行うための時間間隔を管理
    するサイクル管理手段を有し、 前記無線基地局は、前記サイクル管理手段により一定間
    隔毎に通知される制御信号を契機とし、その時点でチャ
    ネルがアイドル状態であった場合には即座に品質保証デ
    ータの送受信期間を開始し、一方、チャネルがビジー状
    態であった場合にはチャネルがアイドル状態になってか
    ら時間間隔T2後に品質保証データ伝送期間を開始させ
    る品質保証データ伝送期間開始制御手段を有し、 前記無線基地局は、優先度管理手段により保持される情
    報より、前記品質保証データ伝送期間内にポーリングす
    べきポーリング未完了無線端末の検索を行うポーリング
    未完了端末検索手段を有し、 前記無線基地局が、ポーリング未完了無線端末検索手段
    の検索の処理においてポーリング未完了の無線端末局を
    検出した場合において、 前記無線基地局は、前記無線基地局が前記無線端末局宛
    の品質保証データを保持していた場合には、前記無線端
    末局に対して前記品質保証データの送信と共にポーリン
    グを行う品質保証データ送信兼ポーリング実行手段を有
    し、 前記無線基地局は、前記無線基地局が前記無線端末局宛
    の品質保証データを保持していなかった場合には、前記
    無線端末局に対してポーリングのみを行う単独ポーリン
    グ実行手段を有し、 前記無線基地局は、前記無線基地局が、ポーリング未完
    了無線端末検索手段の検索処理においてポーリング未完
    了の無線端末局を検出しなかった場合には品質保証デー
    タ伝送期間を終了させる処理に進む品質保証データ期間
    終了判定手段を有し、 前記無線基地局によりポーリングされた無線端末局は、
    前記ポーリングフレームの受信を完了した後、時間間隔
    1で品質保証データの送信を行う品質保証データ送信
    制御手段を有し、 前記無線基地局は、前記品質保証データ送信兼ポーリン
    グ実行手段の処理に対する前記無線端末局からの応答信
    号、並びに、品質保証データ、あるいは前記単独ポーリ
    ング実行手段の処理に対する前記無線端末局からの品質
    保証データを正常に受信した場合に、前記無線端末局に
    対して受信終了時点から時間間隔T1で応答信号を返し
    た後に前記ポーリング未完了無線端末検索手段の検索処
    理に戻る検索終了制御手段を有する、 ことを特徴とする無線パケット通信システム。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の無線パケット通信システ
    ムにおいて、前記無線基地局は、品質保証データを伝送
    するためのポーリングを行う間隔Tpを、品質保証デー
    タの最大許容遅延時間(TD)の1/N(N=1、2、
    3…)とし、同時に、Nを他の制御情報と共に自セル内
    に報知する分割数報知手段を有し、 一方、無線端末局は、品質保証データを送信する際に、
    該品質保証データをN分割し、分割した品質保証データ
    に番号を付与し、前記無線基地局からのポーリングに対
    して分割したデータを1フレームずつ送信するデータ送
    信手段を有することを特徴とする無線パケット通信シス
    テム。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の無線パケット通信システ
    ムにおいて、 無線基地局は、自身が行ったポーリングに対する品質保
    証データを正しく受信することができなかった場合に該
    品質保証データの再送を行うための情報を保持する再送
    管理手段を有し、また、前記無線基地局は、配下の無線
    端末局に対して行った品質保証データの送信が失敗した
    場合に、該送信に失敗した品質保証データを蓄積するた
    めの再送キューを送信バッファ内に有し、(1)前記無
    線基地局は、品質保証データ伝送期間を開始して配下の
    無線端末局に対してポーリングを行う際に、再送管理手
    段に保持される情報の検索を行い、(2)前記再送管理
    手段に保持される情報の中から前記品質保証データ伝送
    期間にポーリングすべき無線端末局の検索を行う再送情
    報検索手段を有し、(3)前記無線基地局は、前記再送
    管理手段内にポーリング未完了の無線端末局の情報を検
    出した場合、データの再送と共にポーリングを行うかあ
    るいはポーリングのみを行うか何れかの処理を行った後
    に(4)の処理に進み、一方、前記無線基地局は、ポー
    リング未完了の無線局を検出しなかった場合には(5)
    の処理に進むポーリング制御手段を有し、(3−1)前
    記無線基地局は前記ポーリング未完了の無線端末局宛の
    再送データを保持している場合には、データの再送とと
    もにポーリングを行うデータ再送兼ポーリング実行手段
    を有し、(3−2)前記無線基地局は前記ポーリング未
    完了の無線端末局宛の再送データを保持していない場合
    には、ポーリングのみを行う第1単独ポーリング実行手
    段を有し、(4)前記無線基地局は、(3−1)の処理
    におけるデータ送信とポーリングに対する応答信号と品
    質保証データを、あるいは、(3−2)の処理における
    ポーリングに対する品質保証データを正しく受信した場
    合には、前記品質保証データに対する応答信号を送信
    し、前記再送管理手段内の対応する記録を削除した後に
    (2)の処理に戻り、一方、前記無線基地局は品質保証
    データを正しく受信できなかった場合には、前記再送管
    理手段の対応する情報を削除するとともに、前記再送管
    理手段に品質保証データを正しく受信することができな
    かった無線端末局の情報を追加し、その後に(2)の処
    理に戻る再送制御手段を有し、(5)前記無線基地局
    は、優先度管理手段に保持される情報により、前記品質
    保証データ伝送期間にポーリングすべき無線端末局の情
    報の検索を行う優先度情報検索手段を有し、(6)前記
    無線基地局は、前記優先度管理情報内にポーリング未完
    了の無線端末局の情報を検出した場合には、次の(6−
    1)あるいは(6−2)何れかの処理を行った後に
    (7)の処理に進み、一方、前記無線基地局は、ポーリ
    ング未完了の無線端末局を検出しなかった場合には
    (8)の処理に進む品質保証データ伝送期間終了判定手
    段を有し、(6−1)前記無線基地局が前記無線端末局
    宛のデータを保持していた場合には、前記無線端末局に
    対してデータの送信と共にポーリングを行うデータ送信
    兼ポーリング実行手段を有し、(6−2)前記無線基地
    局が前記無線端末局宛のデータを保持していなかった場
    合には、前記無線端末局に対してポーリングのみを行う
    第2単独ポーリング実行手段を有し、(7)前記無線基
    地局は、(6−1)の処理に対する応答信号と品質保証
    データを正しく受信した場合、あるいは、(6−2)の
    処理に対する品質保証データを正しく受信した場合には
    前記品質保証データに対する応答信号を返した後に
    (2)の処理に戻り、一方、前記無線基地局は(6−
    1)の処理に対する応答信号と品質保証データ、あるい
    は、(6−2)の処理に対応する品質保証データを正し
    く受信することができなかった場合には、前記再送管理
    手段に前記無線端末局の情報を追加すると同時に、前記
    無線基地局から前記無線端末局への送信に失敗したデー
    タが存在する場合には該送信に失敗したデータを再送キ
    ューへと挿入した後に(5)の処理に戻る送信失敗デー
    タ管理手段を有し、(8)前記無線基地局は、前記品質
    保障データ伝送期間を終了する品質保証データ伝送期間
    終了制御手段を有する、 ことを特徴とする無線パケット通信システム。
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