JP2003059941A - Mos型トランジスタ及びその製造方法 - Google Patents

Mos型トランジスタ及びその製造方法

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JP2003059941A
JP2003059941A JP2001241286A JP2001241286A JP2003059941A JP 2003059941 A JP2003059941 A JP 2003059941A JP 2001241286 A JP2001241286 A JP 2001241286A JP 2001241286 A JP2001241286 A JP 2001241286A JP 2003059941 A JP2003059941 A JP 2003059941A
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Kazunobu Kuwazawa
和伸 桑沢
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Abstract

(57)【要約】 【課題】より微細化したMOSFETに対してもパンチ
スルー抑制かつ逆短チャネル効果を防止するゲMOS型
トランジスタ及びその製造方法を提供する。 【解決手段】素子領域11のチャネル領域12上にゲー
ト酸化膜13を介してゲート電極14、その両側部に絶
縁性のサイドウォール16が設けられている。ソース・
ドレイン領域17は、低濃度のN型不純物領域(N-
域)171及び高濃度のN型不純物領域(N+領域)1
72からなる。低濃度エクステンション領域のN-領域
171を除いたソース/ドレイン領域、つまりN+領域
172下部に接触するように、P型の不純物が高濃度に
導入されたP+領域Halo-Pが設けられている。P+領域Ha
lo-Pは少なくともN-領域171の境目部分下に位置す
るように構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、微細化された絶縁
ゲート型のトランジスタを含む半導体装置に係り、特に
LDD(Lightly Doped Drain )構造、すなわちエクス
テンション領域を有しかつポケット領域を設けるMOS
(Metal Oxide Semiconductor )型トランジスタ及びそ
の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路の大規模集積化、縮小化
が進み、低電源電圧−昇圧動作が要求される。その中で
MOS型トランジスタ(電界効果型MOSトランジス
タ;MOSFET)は、微細化のためLDD構造が採用
されるのが一般的である。
【0003】LDD構造は、ソース・ドレインのエクス
テンション領域とも呼ばれる。周知のように、ゲート電
極のサイドウォール形成前に予めゲート電極の領域をマ
スクにソース・ドレインの低濃度領域を不純物イオン注
入により形成するものである。
【0004】MOS型トランジスタの微細化が進み、チ
ャネル長がサブミクロン以下の領域に入ってくると、低
濃度のエクステンション領域を形成するだけでは短チャ
ネル効果を防止できなくなる懸念がある。
【0005】そこで、エクステンション領域下にパンチ
スルー防止用として、素子領域と同じ導電型の高濃度不
純物領域を形成する。これがいわゆるポケットイオン注
入技術であり、ソース・ドレイン間のリーク電流を抑え
ることができる。
【0006】図6は、ポケットイオン注入技術を導入し
た従来のMOS型トランジスタの構成を示す断面図であ
る。半導体基板における例えばP型の素子領域61のチ
ャネル領域62上にゲート絶縁膜63を介してゲート電
極64が形成されている。ゲート電極64の両側部には
チャネル領域を隔ててN型のソース・ドレイン領域67
が形成されている。
【0007】このソース・ドレイン領域67は、低濃度
のN型不純物領域(N-領域)671及び高濃度のN型
不純物領域(N+領域)672からなる。N-領域671
はLDD構造すなわちエクステンション領域として、周
知のように、ゲート電極64のサイドウォール66形成
前に予めゲート電極64の領域をマスクにイオン注入で
形成している。
【0008】さらに、パンチスルー抑制のため、ポケッ
トイオン注入領域68が設けられている。ポケットイオ
ン注入領域68は、例えばエクステンション領域形成前
の段階において、図示しないレジストパターンを形成
し、所望の領域に高濃度のP型不純物をイオン注入する
ことにより形成している。
【0009】あるいは、エクステンション領域(67
1)形成後に続いて、同様にゲート電極64の領域をマ
スクに高濃度のP型不純物をイオン注入することにより
ポケットイオン注入領域68を形成することもある。こ
れらポケットイオン注入領域はHalo領域と称するこ
ともある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】集積回路中に使用され
る最短のチャネル長のMOSFETでは、回路特性を考
慮しつつ短チャネル効果を十分に抑えたデバイス設計が
必要となる。従って微細化に伴ない、チャネル部分の不
純物濃度はパンチスルー抑制のため高濃度化する傾向に
ある。また、ポケットイオン注入領域も同様なことがい
える。そこで問題になるのが、逆短チャネル効果という
現象である。
【0011】図7は、図6に示した構成のようなMOS
FETに見られる逆短チャネル効果を示す特性図であ
る。ポケットイオン注入領域68がゲート電極64下部
まで分布している。このため、より微細化したMOSF
ETになると、ポケットイオン注入領域64に関しチャ
ネル領域62を挟んでの隔りが非常に近くなり、チャネ
ル領域62中で繋がってしまう恐れがある。こうなる
と、イオン注入領域の不純物濃度に関し動作上の負担が
生じてくる。すなわち、ポケットイオン注入領域68を
含むチャネル領域62における不純物の総量が大きくな
り過ぎ、移動度が小さくなる。
【0012】つまり、従来ではポケットイオン注入領域
68がゲート電極下部にかかって分布している。この構
成でチャネル長を短くしていくと、チャネル部分の高濃
度化に伴なうしきい値の増大が顕著になってしまう。
【0013】本発明は上記のような事情を考慮してなさ
れたもので、より微細化したMOSFETに対してもパ
ンチスルー抑制はもとより逆短チャネル効果をも防止す
るゲMOS型トランジスタ及びその製造方法を提供しよ
うとするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明に係るMOS型ト
ランジスタは、第1導電型の半導体素子領域に形成され
た所定のチャネル領域と、前記チャネル領域を有する半
導体素子領域上にゲート絶縁膜を介して設けられたゲー
ト電極と、前記チャネル領域を隔てて半導体素子領域に
設けられた第2導電型不純物領域であって、少なくとも
ゲート電極両端部下近傍に低濃度エクステンション領域
を伴ったソース/ドレイン領域と、前記低濃度エクステ
ンション領域を除く前記ソース/ドレイン領域下部に接
触するように設けられ少なくとも前記低濃度エクステン
ション領域の境目部分下に位置する第1導電型不純物領
域と、を具備したことを特徴とする。
【0015】本発明に係るMOS型トランジスタは、第
1導電型の半導体素子領域に形成された所定のチャネル
領域と、前記チャネル領域を有する半導体素子領域上に
ゲート絶縁膜を介して設けられたゲート電極と、前記ゲ
ート電極側部の絶縁性のサイドウォールと、前記チャネ
ル領域を隔てて半導体素子領域に設けられた第2導電型
不純物領域であって、少なくともゲート電極両端部下近
傍に低濃度エクステンション領域を伴ったソース/ドレ
イン領域と、前記サイドウォール端部近傍における前記
ソース/ドレイン領域の前記低濃度エクステンション領
域境目部分下に設けられた第1導電型不純物領域と、を
具備したことを特徴とする。
【0016】本発明に係るMOS型トランジスタの製造
方法は、第1導電型の半導体素子領域上にゲート絶縁膜
を介してゲート電極をパターニングする工程と、前記ゲ
ート電極を後酸化したのち行われる少なくとも前記ゲー
ト電極の領域をマスクとしたソース・ドレインのエクス
テンション領域を形成するための第2導電型不純物のイ
オン注入工程と、前記ゲート電極上を覆う絶縁膜を堆積
し異方性エッチングすることにより前記ゲート電極のサ
イドウォールを形成する工程と、前記ゲート電極からサ
イドウォールに亘る領域をマスクにソース・ドレイン領
域を形成する第2導電型不純物の再度のイオン注入工程
と、前記ゲート電極からサイドウォールに亘る領域をマ
スクに所定角度でもって前記低濃度エクステンション領
域の境目部分下へ到達させる第1導電型不純物のイオン
注入工程と、を具備したことを特徴とする。
【0017】上記本発明に係るMOS型トランジスタ及
びその製造方法によれば、いわゆるポケットイオン注入
と同様の働きを有する第1導電型不純物領域が、低濃度
エクステンション領域を除いてソース/ドレイン領域下
部、特に低濃度エクステンション領域の境目部分下に位
置するように設けられる。この第1導電型不純物領域
は、ゲート電極からサイドウォールに亘る領域をマスク
に所定角度でもってイオン注入され、低濃度エクステン
ション領域の境目部分下へ到達させる。これにより、ポ
ケットイオン注入としての領域がゲート電極下部まで分
布することなく、せいぜいサイドウォール下までの分布
にとどめられる。
【0018】なお、上記低濃度エクステンション領域の
境目部分下へポケットイオン注入としての領域を形成す
るために、第1導電型不純物のイオン注入工程は斜めイ
オン注入工程であり、その入射角度θの許容範囲は、垂
直0°<θ<7°であることを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施形態に係
るMOS型トランジスタの構成であり、集積回路におけ
る短いチャネル長を有する微細なMOSFETの要部の
構成を示す断面図である。
【0020】単結晶Siの基板における例えばP型の素
子領域11のチャネル領域12上にゲート酸化膜13を
介してゲート電極14が設けられている。ゲート電極1
4両側部に絶縁性のサイドウォール16が設けられてい
る。チャネル領域12を隔てたソース・ドレイン領域1
7は、低濃度のN型不純物領域(N-領域)171及び
高濃度のN型不純物領域(N+領域)172からなる。
-領域171はLDD構造すなわちエクステンション
領域として、チャネル領域12を隔ててゲート電極14
の両端部下近傍に設けられている。
【0021】この実施形態では、低濃度エクステンショ
ン領域のN-領域171を除いたソース/ドレイン領
域、つまりN+領域172下部に接触するように、P型
の不純物が高濃度に導入されたP+領域Halo-Pが設けら
れている。P+領域Halo-Pは少なくともN-領域171の
境目部分下に位置するように構成されている。
【0022】上記実施形態の構成によれば、いわゆるポ
ケットイオン注入領域と同様の働きを有するP+領域Hal
o-Pがゲート電極下部にかかるような分布はなく、N-
域171の境目部分下に位置するにとどめてある。
【0023】このようにP+領域Halo-Pを設けること
で、MOSFETとしてより微細化した構成になって
も、チャネル領域12の部分で繋がってしまう懸念はほ
とんどない。これにより、P+領域Halo-Pを設けてもチ
ャネル領域12に与える影響は非常に少なく、逆短チャ
ネル効果を抑制しつつパンチスルーを抑制し得る構成が
達成される。
【0024】図2〜図4は、それぞれ本発明の一実施形
態に係るMOS型トランジスタの製造方法を示すもので
あり、上記図1で示したような形態における微細なMO
SFETの製造方法の要部を工程順に示す断面図であ
る。
【0025】まず、図2に示すように、単結晶Siの基
板における例えばP型の素子領域11上の所定領域に、
しきい値制御用のドープを伴うチャネル領域12を形成
し、2nm程度のゲート酸化膜13、その上に200n
m程度のポリシリコン層を形成して幅100nm程度の
ゲート電極14をパターニングする。その後、ゲート電
極14を後酸化(熱酸化)し、後酸化膜15を形成す
る。
【0026】次に、このようなゲート電極14の領域を
マスクに、LDD構造いわゆるエクステンション領域の
ためのソース・ドレインの低濃度N型不純物領域(N-
領域)171をイオン注入により形成する。このN-
域171は、例えば砒素を加速電圧5keV程度、ドー
ズ量1×1014〜1×1015cm-2程度でもって形成す
る。
【0027】次に、図3に示すように、ゲート電極14
上を覆う絶縁膜(SiO2膜)を厚く堆積し、RIE(R
eactive Ion Etching)法等により異方性エッチングす
ることによってゲート電極14のサイドウォール16を
形成する。次に、ゲート電極14からサイドウォール1
6に亘る領域をマスクにソース・ドレイン領域を形成す
る高濃度のN型不純物領域(N+領域)172をイオン
注入により形成する。このN+領域172は、例えば砒
素を加速電圧70keV程度、ドーズ量2〜4×1015
cm-2程度でもって形成する。これにより、ソース・ド
レイン領域17の形成に至る。
【0028】次に、図4に示すように、ゲート電極14
からサイドウォール16に亘る領域をマスクに所定角度
でもって高濃度のP型不純物をイオン注入する。このP
型不純物は斜めイオン注入が好ましく、例えばボロンを
加速電圧20keV程度、ドーズ量1〜5×1013cm
-2程度でもって形成する。これにより、低濃度エクステ
ンション領域であるN-領域171の境目部分下へP+
域Halo-Pを形成する。
【0029】上記P+領域Halo-Pの形成に関して、斜め
イオン注入の入射角度θの許容範囲は、垂直0°<θ<
7°とした。これにより、いわゆるポケットイオン注入
領域と同様の働きを有するP+領域Halo-Pがゲート電極
下部まで分布することなく、N-領域171の境目部分
下に位置するようになる。
【0030】このようにP+領域Halo-Pを設けること
で、MOSFETとしてより微細化した構成になって
も、チャネル領域12の部分で繋がってしまう懸念はほ
とんどない。これにより、P+領域Halo-Pを設けてもチ
ャネル領域12に与える影響は非常に少なく、逆短チャ
ネル効果を抑制しつつパンチスルーを抑制し得る構成が
達成される。
【0031】なお、本発明は上記実施形態とは逆の導電
型のトランジスタにももちろん有効である。イオン注入
する不純物をそれぞれ逆導電型のものにし、所定の素子
領域において上記図2〜図4と同様に形成すればよい。
【0032】図5は、図1の発明構成を採用した図1と
逆導電型のMOS型トランジスタ(Pチャネル型MOS
トランジスタ)に関する断面図である。すなわち、図1
と同じ単結晶Siの基板において、N型の素子領域21
のチャネル領域22上にゲート酸化膜23を介してゲー
ト電極24を形成し、これをマスクに低濃度のP型不純
物領域(P-領域)271を形成する。ゲート電極24
両側部に絶縁性のサイドウォール26を設けてから、こ
れをマスクに高濃度のP型不純物領域(P+領域)27
2を形成する(ソース・ドレイン領域27の形成)。
【0033】そして、低濃度エクステンション領域のP
-領域271を除いたソース/ドレイン領域、つまりP+
領域272下部に接触するように、少なくともP-領域
271の境目部分下に位置するようにのN型の不純物が
高濃度に導入されたN+領域Halo-Nを設ける。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ソース・ドレイン領域とは逆導電型の、いわゆるポケッ
トイオン注入と同様の働きを有する高濃度不純物領域Ha
loが、低濃度エクステンション領域を除いてソース/ド
レイン領域下部、特に低濃度エクステンション領域の境
目部分下に位置するように設けられる。この不純物領域
Haloは、ゲート電極からサイドウォールに亘る領域をマ
スクにし所定角度でもってイオン注入され、ゲート電極
下部にかかって分布することはほとんどない。この結
果、より微細化したMOSFETに対してもパンチスル
ー抑制はもとより逆短チャネル効果をも防止するゲMO
S型トランジスタ及びその製造方法を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るMOS型トランジス
タの要部構成を示す断面図である。
【図2】本発明の一実施形態に係るMOS型トランジス
タの製造方法の要部を工程順に示す第1の断面図であ
る。
【図3】本発明の一実施形態に係るMOS型トランジス
タの製造方法の要部を工程順に示す第2の断面図であ
る。
【図4】本発明の一実施形態に係るMOS型トランジス
タの製造方法の要部を工程順に示す第3の断面図であ
る。
【図5】図1の発明構成を採用した図1と逆導電型のM
OS型トランジスタに関する断面図である。
【図6】ポケットイオン注入技術を導入した従来のMO
S型トランジスタの構成を示す断面図である。
【図7】図6に示した構成のようなMOSFETに見ら
れる逆短チャネル効果を示す特性図である。
【符号の説明】
11,21…素子領域 12,22…チャネル領域 13,23…ゲート酸化膜 14,24…ゲート電極 15…後酸化膜 16,26…サイドウォール 17,27…ソース・ドレイン領域 171…N-領域 172…N+領域 271…P-領域 272…P+領域 Halo-P…P+領域 Halo-N…N+領域

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1導電型の半導体素子領域に形成され
    た所定のチャネル領域と、 前記チャネル領域を有する半導体素子領域上にゲート絶
    縁膜を介して設けられたゲート電極と、 前記チャネル領域を隔てて半導体素子領域に設けられた
    第2導電型不純物領域であって、少なくともゲート電極
    両端部下近傍に低濃度エクステンション領域を伴ったソ
    ース/ドレイン領域と、 少なくとも前記低濃度エクステンション領域の境目部分
    下に位置する第1導電型不純物領域と、を具備したこと
    を特徴とするMOS型トランジスタ。
  2. 【請求項2】 第1導電型の半導体素子領域に形成され
    た所定のチャネル領域と、 前記チャネル領域を有する半導体素子領域上にゲート絶
    縁膜を介して設けられたゲート電極と、 前記ゲート電極側部の絶縁性のサイドウォールと、 前記チャネル領域を隔てて半導体素子領域に設けられた
    第2導電型不純物領域であって、少なくともゲート電極
    両端部下近傍に低濃度エクステンション領域を伴ったソ
    ース/ドレイン領域と、 前記サイドウォール端部近傍における前記ソース/ドレ
    イン領域の前記低濃度エクステンション領域境目部分下
    に設けられた第1導電型不純物領域と、を具備したこと
    を特徴とするMOS型トランジスタ。
  3. 【請求項3】 第1導電型の半導体素子領域上にゲート
    絶縁膜を介してゲート電極をパターニングする工程と、 前記ゲート電極を後酸化したのち行われる少なくとも前
    記ゲート電極の領域をマスクとしたソース・ドレインの
    エクステンション領域を形成するための第2導電型不純
    物のイオン注入工程と、 前記ゲート電極上を覆う絶縁膜を堆積し異方性エッチン
    グすることにより前記ゲート電極のサイドウォールを形
    成する工程と、 前記ゲート電極からサイドウォールに亘る領域をマスク
    にソース・ドレイン領域を形成する第2導電型不純物の
    再度のイオン注入工程と、 前記ゲート電極からサイドウォールに亘る領域をマスク
    に所定角度でもって前記低濃度エクステンション領域の
    境目部分下へ到達させる第1導電型不純物のイオン注入
    工程と、を具備したことを特徴とするMOS型トランジ
    スタの製造方法。
  4. 【請求項4】 前記第1導電型不純物のイオン注入工程
    は斜めイオン注入工程であり、その入射角度θの許容範
    囲は、垂直0°<θ<7°であることを特徴とする請求
    項3記載のMOS型トランジスタの製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100695496B1 (ko) * 2004-01-13 2007-03-15 주식회사 하이닉스반도체 반도체 소자 및 그의 제조 방법
JP2007335704A (ja) * 2006-06-16 2007-12-27 Oki Electric Ind Co Ltd 電界効果トランジスタおよびその製造方法

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