JP2003058461A - 情報入力用コンテンツの送受信方法およびシステム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数ページに分割されたコンテンツへの入力
情報を処理するコンピュータプログラムを新規に開発す
ることなく、デスクトップコンピュータ用に作成された
情報入力用のコンテンツをそのまま利用し、携帯端末で
も必要な項目の情報入力を容易に行えるようにするこ
と。 【解決手段】 情報入力用のコンテンツを送信先の携帯
端末における１通信当りの受信可能データサイズに応じ
て複数ページに分割して送信する第１のステップと、送
信したコンテンツに対して携帯端末において入力された
情報をページ単位で受信し、受信用メモリに順次蓄積す
る第２のステップと、最終ページのコンテンツに対する
入力情報を受信したならば、前記受信用メモリに蓄積し
た最終ページまでの入力情報を予め定めた転送先のコン
ピュータへ転送する第３のステップとを備える。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、コンテンツ配信コ
ンピュータから携帯端末に対し情報入力用のコンテンツ
を送信し、送信先の携帯端末において入力された情報を
受信する通信システムにおける情報入力用コンテンツの
送受信方法およびシステムに係り、特に、インターネッ
トを利用してＰＤＡや携帯電話機機等の携帯端末から既
存のデスクトップコンピュータやノートブックコンピュ
ータで利用することを前提に作成された情報入力を必要
とするコンテンツを入手する際に、携帯端末の機能制限
のために１回に受信できる情報量がコンテンツのサイズ
以下だった場合に、コンテンツを分割して提供可能に
し、携帯端末利用者でも、情報入力が完全に行え、か
つ、入力された情報を処理するコンピュータ側のプログ
ラムを変更することなしに利用可能にすることができる
情報入力用コンテンツの送受信方法およびシステム関す
るものである。

【０００２】

【従来の技術】携帯電話機を用いてインターネット経由
でＷＷＷコンテンツを入手して見る機能が実現されてい
る。しかし、デスクトップコンピュータやノートブック
コンピュータで利用することを前提に作成されたコンテ
ンツは、前記コンピュータに付属した画面サイズのディ
スプレイ装置上で見ることを想定されているため、情報
量が多く、ＰＤＡや携帯電話機等の携帯端末の画面上で
そのまま表示した場合、画面上に表示しきれなくなり、
利用者の利便性を損なってしまう。そのため、通常のデ
ィスプレイ装置に表示することを前提に作成されたコン
テンツを、受信側の端末の表示機能に合わせてコンテン
ツを分割する方法が、特開２００１−１０９６５５号公
報で開示されている。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】上記特開２００１−１
０９６５５号公報に記載の技術によって通常のディスプ
レイ装置上に表示することを前提に作成されたコンテン
ツは、携帯端末向けに分割されて送信され、携帯端末上
で表示することは可能であり、分割されたページへの移
動のためのリンクを付加することで、ページ間の移動も
可能である。

【０００４】しかしながら、情報を入力する形態のコン
テンツ、例えば複数の質問項目を設けたアンケート形式
のコンテンツの場合、単にページを分割して移動できる
ようにしておくだけでは、入力された情報を処理するコ
ンピュータのプログラムは、全ての情報を一度に受け取
れない、あるいは情報送信のためのボタンが表示されて
いるページの情報だけしか入手できないため、既存のプ
ログラムは利用できず、新たに携帯端末向けに入手した
情報を処理するプログラムを開発しなければならないと
いう問題がある。

【０００５】本発明の目的は、複数ページに分割された
コンテンツへの入力情報を処理するコンピュータプログ
ラムを新規に開発することなく、デスクトップコンピュ
ータ用に作成された情報入力用のコンテンツをそのまま
利用し、携帯端末でも必要な項目の情報入力を容易に行
えるようにすることができる情報入力用コンテンツの送
受信方法およびシステムを提供することにある。

【０００６】

【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、コンテンツ配信コンピュータから携帯端
末に対し情報入力用のコンテンツを送信し、送信先の携
帯端末において入力された情報を受信する通信システム
における情報入力用コンテンツの送受信方法であって、
前記情報入力用のコンテンツを送信先の携帯端末におけ
る１通信当りの受信可能データサイズに応じて複数ペー
ジに分割して送信する第１のステップと、送信したコン
テンツに対して携帯端末において入力された情報をペー
ジ単位で受信し、受信用メモリに順次蓄積する第２のス
テップと、最終ページのコンテンツに対する入力情報を
受信したならば、前記受信用メモリに蓄積した最終ペー
ジまでの入力情報を予め定めた転送先のコンピュータへ
転送する第３のステップとを備えることを特徴とする。
また、前記第１のステップにおいて、情報入力用コンテ
ンツの分割ページ数を示す情報を各ページに付加して送
信することを特徴とする。また、前記第１のステップに
おいて、情報入力用コンテンツの分割ページ数および順
番を示す情報を各ページに付加して送信することを特徴
とする。また、前記第１のステップにおいて、現在のペ
ージ以外のページへの移動を指示するための情報を各ペ
ージにさらに付加して送信することを特徴とする。ま
た、前記第１のステップにおいて、情報入力用コンテン
ツ中に、複数の項目から１つ、あるいは複数の項目を選
択する項目が存在した場合に、選択対象の項目の途中で
ページ分割されないように、選択項目が開始する前でペ
ージ分割することを特徴とする。また、前記第１のステ
ップにおいて、情報入力用コンテンツ中に、複数の項目
から１つ、あるいは複数の項目を選択する部分が複数の
ページに分割される場合、他のページに選択対象がある
ことを示す情報を、選択するための項目を含む各ページ
にさらに付加して送信することを特徴とする。さらに、
前記第１のステップにおいて、情報入力用コンテンツ中
に、複数の項目から１つの項目だけを選択する部分が複
数のページに分割された場合に、いずれかのページでの
選択項目の入力情報を受信したならば、当該ページ以降
における残りの選択項目のページを送信しないことを特
徴とする。

【０００７】本発明に係るコンテンツ送受信システム
は、コンテンツ配信コンピュータと、該コンテンツ配信
コンピュータから提供される情報入力用コンテンツを複
数ページに分割して携帯端末に対し送信するコンテンツ
分割コンピュータとを備え、送信先の携帯端末において
入力された情報を受信し、予め定めた転送先のコンピュ
ータへ転送するコンテンツ送受信システムであって、前
記コンテンツ分割コンピュータが、前記情報入力用のコ
ンテンツを送信先の携帯端末における１通信当りの受信
可能データサイズに応じて複数ページに分割して送信す
る第１の手段と、送信したコンテンツに対して携帯端末
において入力された情報をページ単位で受信し、受信用
メモリに順次蓄積する第２の手段と、最終ページのコン
テンツに対する入力情報を受信したならば、前記受信用
メモリに蓄積した最終ページまでの入力情報を前記予め
定めた転送先のコンピュータへ転送する第３の手段とを
備えることを特徴とする。

【０００８】

【発明の実施の形態】以下、本発明を図示する実施の形
態に基づいて詳細に説明する。図１は、本発明を適用し
たコンテンツ送受信システムの一実施の形態を示すシス
テム構成図である。ここで示すシステムは、ＷＷＷコン
テンツを格納し、ＷＷＷサーバプログラムが稼働してい
るコンテンツ配信サーバコンピュータ１と、コンテンツ
分割プログラムが稼働するコンテンツ分割サーバコンピ
ュータ２とがネットワーク３を経由してインターネット
４に接続している構成となっている。また、通信キャリ
ア内ネットワーク６もゲートウェイ５を経由してインタ
ーネット４に接続している。携帯電話機８、携帯端末９
は、無線通信基地局７を経由して通信キャリア内ネット
ワーク６に接続する構成となっている。なお、以下で
は、特に断らない限り、携帯電話機８と携帯端末９を総
称して携帯端末９と言う。

【０００９】図２は、コンテンツ配信サーバコンピュー
タ１とコンテンツ分割サーバコンピュータ２の機能を示
すブロック構成図である。コンテンツ配信サーバコンピ
ュータ１は、ＣＰＵ１１Ａ、メモリ１１Ｂからなる端末
装置１１、ＷＷＷサーバプログラム１２ＡとＷＷＷコン
テンツ１２Ｂが格納されている外部記憶装置１２と、通
信ポート１３から構成されている。コンテンツ分割サー
バコンピュータ２は、ＣＰＵ２１Ａ、メモリ２１Ｂから
なる端末装置２１と、コンテンツ分割プログラム２２Ａ
と、携帯端末ごとの１通信当りの最大受信データ量が格
納してある携帯端末仕様テーブル２２Ｂ、分割したコン
テンツを保持しておく分割ページキャッシュ２２Ｃが格
納されている外部記憶装置２２と、通信ポート２３とか
ら構成され、これらは、データを通信するためのネット
ワーク３で接続されている。ここで、１通信当りの最大
受信データ量とは、携帯端末が受信可能なデータの最大
量であり、これを超えてデータを送信した場合、携帯端
末によっては最大量を超えた部分を受信しなかったり、
データが最大量を超えたというメッセージを表示して受
信したデータを廃棄してしまうなど、コンテンツ配信側
が意図したように表示がされない。なお、コンテンツ配
信サーバコンピュータ１とコンテンツ分割サーバコンピ
ュータ２とは、１つのコンピュータで構成することもあ
る。

【００１０】この構成における情報入力用コンテンツの
送受信動作の概要は、以下の通りである。コンテンツ配
信サーバコンピュータ１は、デスクトップコンピュータ
などの比較的大きな画面サイズのディスプレイ装置上に
表示することを前提に作成されたＷＷＷコンテンツを格
納している。携帯端末９からコンテンツの配信要求を受
け付けたコンテンツ分割サーバコンピュータ２上のコン
テンツ分割サーバプログラム２２Ａは、そのコンテンツ
が既に分割されて自プログラムが管理する分割ページキ
ャッシュ２２Ｃに存在する場合は、該キャッシュ２２Ｃ
から分割されたページの最初のページを送信する。

【００１１】分割ページキャッシュ２２Ｃに該当するペ
ージが存在しない場合は、要求されたコンテンツを格納
しているコンテンツ配信サーバコンピュータ１のＷＷＷ
サーバプログラム１２Ａにコンテンツの要求を送信し、
コンテンツを受信する。その後、コンテンツ要求を行っ
てきた携帯端末９の最大受信データ量を携帯端末仕様テ
ーブル（後述）から入手し、コンテンツ内部のリンク用
ＵＲＬ（Uniform Resource Locator）を自分自身（コン
テンツ分割プログラム２２Ａ）を指すように置き換え
る。そして、リンク用ＵＲＬを置き換えた後のコンテン
ツのサイズが受信最大サイズより小さい場合は、分割ペ
ージキャッシュ２２Ｃに当該コンテンツを格納し、その
まま携帯端末９に送信する。

【００１２】コンテンツのサイズが最大受信データ量よ
り大きい場合は、当該コンテンツを分割する。その際、
分割個所が情報入力項目部分でなければ、分割した各ペ
ージに次のページへのリンクを追加し、分割ページキャ
ッシュに２２Ｃ格納して、最初のページを携帯端末９に
送信する。分割個所が情報入力項目部分であった場合
は、情報入力項目が次ページに継続していることを示す
情報を、次のページへのリンクを示すＵＲＬに付加した
ものをページ移動ボタンとして作成し、ページ移動ボタ
ンの情報を各ページに追加して、分割ページキャッシュ
２２Ｃに格納し、最初のページを送信する。

【００１３】コンテンツ分割プログラム２２Ａは、各ペ
ージでの携帯端末９の利用者からの情報を受信すると、
情報入力項目部分の最終ページからの受信でなければ、
受信した入力情報をメモリ２１Ｂ内に蓄積しておき、最
終ページからの受信であれば、蓄積していた入力情報と
合わせて、予め定めた情報処理用の転送先のコンピュー
タ（図示せず）に送信する。

【００１４】以上の方法により、デスクトップコンピュ
ータ等のディスプレイ装置上に表示することを前提に作
成された情報入力用コンテンツを携帯端末９で利用しよ
うとする際に、携帯端末９の機能制限にあわせて、コン
テンツを複数のページに分割した場合でも、既存の入力
された情報を処理するサーバプログラムを書き換える、
あるいは新規に作成する必要なく、利用者から複数に分
割されたページに対して入力された情報を受信して処理
することができるようになる。

【００１５】以下、各部について詳細に説明する。図３
は、コンテンツ配信サーバコンピュータ１上の外部記憶
装置１２に格納されているＷＷＷコンテンツ１２Ｂの一
例を示すものであり、タイトルとして「アンケート」を表
示し、アンケート内の個人情報の欄に、氏名、フリガ
ナ、電子メールを入力させ、連絡先の欄に勤務先か自宅
かを選択するラジオボックスを表示し、さらに郵便番
号、住所を入力させ、さらに興味がある分野として幾つ
かの項目を選択させるチェックボックスを表示させるよ
うになっている。そして、送信ボタンとキャンセルボタ
ンを表示し、入力情報を送信またはキャンセルさせるよ
うになっている。なお、このコンテンツに対応する表示
画面については後述する。

【００１６】図４は、コンテンツ分割サーバコンピュー
タ２上で稼働するコンテンツ分割プログラム２２Ａの構
成を示す機能ブロック図である。コンテンツ分割プログ
ラム２２Ａは、携帯端末９からの情報入力用コンテンツ
の配信要求を受信し、コンテンツ分割を行った結果のペ
ージを返信するコンテンツ要求受信プログラム４０１、
携帯端末９からの要求にしたがって、ＷＷＷサーバプロ
グラム１２Ａに対してコンテンツの入手要求を出し、対
応するコンテンツを入手するコンテンツ入手プログラム
４０２、携帯端末９の最大受信データ量に合わせてコン
テンツを分割して、送信用のページを作成する分割ペー
ジ作成プログラム４０３、コンテンツを分割したページ
を管理する分割ページキャッシュ管理プログラム４０
４、元のコンテンツ内のＵＲＬをコンテンツ分割プログ
ラム２２Ａを経由するように変換したＵＲＬを管理する
ためのＵＲＬ管理プログラム４０５、ＵＲＬ管理プログ
ラム４０５が保持するＵＲＬ管理テーブル４０６、コン
テンツ要求受信プログラム４０１が、分割した各ページ
から入手した情報のキャッシュを格納する入手情報キャ
ッシュ４０７、初期画面用コンテンツ４０８からなる。

【００１７】図５は、コンテンツ分割サーバコンピュー
タ２上の外部記憶装置２２に格納されている、携帯端末
仕様テーブル２２Ｂの例である。携帯端末仕様テーブル
２２Ｂには、携帯端末９を識別するための識別情報（Ｈ
ＴＴＰプロトコルではＨＴＴＰヘッダのUser-Agentフィ
ールドに格納されて送信されてくる）５０１と、各携帯
端末９で受信できるテキストと画像の最大サイズ（最大
受信データ量）５０２が組になって格納されている。

【００１８】図６は、コンテンツ分割サーバコンピュー
タ２上の外部記憶装置２２に格納されている、分割ペー
ジキャッシュ２２Ｃの例である。分割ページキャッシュ
２２Ｃには、本来のコンテンツのＵＲＬ６０１と、分割
後のページ数６０２、分割された各ページの格納開始位
置のテーブル６０３、分割して再構成された各ページを
繋げた文字列６０４が組になって格納されている。

【００１９】図７は、コンテンツ分割サービスを利用す
る携帯電話機８の画面表示例である。本例では、携帯電
話機８からコンテンツ分割サーバコンピュータ２に接続
した時の初期画面として、入手した初期画面用コンテン
ツ４０８に基づいて、画面７００上にコンテンツの存在
するＵＲＬを入力するテキストエリア７０１、コンテン
ツの入手のための接続を指示するボタン７０２として表
示されている。

【００２０】図８は、コンテンツ分割サービスを利用す
る時の携帯端末９、コンテンツ分割サーバコンピュータ
２、コンテンツ配信サーバコンピュータ１間でのデータ
の流れの例を示した図である。携帯端末９から無線通信
基地局７、通信キャリア内ネットワーク６、ゲートウェ
イ５、インターネット４、ネットワーク３を介してコン
テンツ分割サーバコンピュータに接続する(ステップ８
０１)と、コンテンツ分割サービスを利用するための初
期画面コンテンツ（図７参照）が携帯端末９に返却され
る(ステップ８０２)。その初期画面コンテンツに対し
て、ＵＲＬを指定し、コンテンツ分割サーバコンピュー
タ２にコンテンツ入手要求を出す(ステップ８０３)と、
コンテンツ分割サーバコンピュータ２は、分割ページキ
ャッシュ２２Ｃ内に指定されたＵＲＬに対応する分割ペ
ージがあるかどうか検索し(ステップ８０４)、分割ペー
ジがない場合は、コンテンツ配信サーバコンピュータ１
にコンテンツ要求を出し(ステップ８０５)、対応するコ
ンテンツを受信する(ステップ８０６)。

【００２１】受信したコンテンツのサイズがコンテンツ
要求を出した携帯端末９の最大受信データ量より大きい
場合は、ページを分割する(ステップ８０７)。分割した
ページか、コンテンツ自身を記憶装置２２内の分割ペー
ジキャッシュ２２Ｃに保存し(ステップ８０８)、保存し
た最初のページを携帯端末９に送信する(ステップ８０
９)。

【００２２】図９は、コンテンツ配信サーバコンピュー
タ１上で稼働するＷＷＷサーバプログラム１２Ａの動作
を示すフローチャートである。ＷＷＷサーバプログラム
１２Ａが開始すると、まずコンテンツ分割サーバ２から
の接続を受け付ける（ステップ９０１）。接続後、ＵＲ
Ｌを受信し(ステップ９０２)、ＵＲＬに対応するコンテ
ンツを返却し（ステップ９０３）、コンテンツ分割サー
バコンピュータ２との接続を切断し（ステップ９０
４）、ステップ９０１から繰り返す。

【００２３】図１０は、コンテンツ分割プログラム２２
Ａを構成するコンテンツ要求受信プログラム４０１の動
作を示すフローチャートである。コンテンツ要求受信プ
ログラム４０１が開始すると、まず携帯端末９からの接
続を受け付ける（ステップ１００１）。接続後、ＵＲＬ
と携帯端末識別情報５０１を受信する(ステップ１００
２)。受信したＵＲＬが初期画面かどうかを判断し(ステ
ップ１００３)、初期画面であれば、初期画面コンテン
ツ４０８を返却し(ステップ１００４)、接続を切断して
(ステップ１００５)、ステップ１００１から繰り返す。

【００２４】ＵＲＬが初期画面でなければ、ＵＲＬから
ＵＲＬパラメータとページ番号を入手する（ステップ１
００６）。この時、初期画面からＵＲＬが入力された場
合、ページ番号は「０」である。コンテンツ入手プログ
ラム４０２にＵＲＬパラメータ、携帯端末識別情報５０
１とページ番号を渡し（ステップ１００７）、結果のペ
ージを入手して（ステップ１００８）、携帯端末９に返
却し（ステップ１００９）、接続を切断して（ステップ
１０１０）、ステップ１００１から繰り返す。

【００２５】図１１は、コンテンツ分割プログラム２２
Ａを構成するコンテンツ入手プログラム４０２の動作を
示すフローチャートである。コンテンツ入手プログラム
が開始すると、コンテンツ要求受信プログラム４０１か
らＵＲＬパラメータ、携帯端末識別情報５０１とページ
番号を入手する（ステップ１１０１）。そして、ページ
番号が「０」かどうかを判断し(ステップ１１０２)、ペ
ージ番号が「０」の場合は、コンテンツ配信サーバコン
ピュータ１上のコンテンツ配信プログラム１２Ａに接続
し(ステップ１１０３)、ＵＲＬパラメータを送信し(ス
テップ１１０４)、対応するコンテンツを入手する(ステ
ップ１１０５)。そして、入手したコンテンツと、携帯
端末識別情報５０１を分割ページ作成プログラム４０３
に渡し(ステップ１１０６)、分割したページを入手して
(ステップ１１０７)、その入手した分割ページをコンテ
ンツ要求受信プログラム４０１に返却し(ステップ１１
０８)、ステップ１１０１から繰り返す。

【００２６】ページ番号が「０」でない場合は、入手し
たＵＲＬパラメータと参照命令をＵＲＬ管理プログラム
４０５に渡し(ステップ１１０９)、元のＵＲＬとセッシ
ョンＩＤを入手する（ステップ１１１０）。次に、入力
途中のページであるかどうかを判断し（ステップ１１１
１）、入力途中の場合は、セッションＩＤ、入力途中の
情報名称と情報自身の組を、入手情報キャッシュ４０７
に登録する（ステップ１１１２）。

【００２７】次に元のＵＲＬ、検索命令とページ番号を
分割ページキャッシュ管理プログラム４０４に渡し（ス
テップ１１１３）、対応するページ番号のコンテンツを
入手する(ステップ１１１４)。そして、入手したページ
がＮＵＬＬかどうか判断し(ステップ１１１５)、ＮＵＬ
Ｌでなければ、そのページをコンテンツ要求受信プログ
ラム４０１に返却して（ステップ１１０８）ステップ１
１０１から繰り返す。

【００２８】入手したページがＮＵＬＬであった場合
は、コンテンツ配信サーバコンピュータ１上のＷＷＷサ
ーバプログラム１２Ａと接続する（ステップ１１１
６）。次に、入手情報キャッシュ４０７中にセッション
ＩＤに対応する情報が存在するかを判断し(ステップ１
１１７)、存在した場合は、今回受信した入力情報と入
手情報キャッシュ４０７内の情報を集めておき(ステッ
プ１１１８)、セッションＩＤに対応する入手情報キャ
ッシュ４０７内のデータを消去する(ステップ１１１
９)。情報入力のページの場合は、ステップ１１１８で
集めておいた情報をＷＷＷサーバプログラム１２Ａに送
信してコンテンツを入手し（ステップ１１２０）、ステ
ップ１１０６から継続する。

【００２９】図１２は、コンテンツ入手プログラム４０
２が使用する入手情報キャッシュ４０７の例を示した図
である。入手情報キャッシュ４０７には、セッションＩ
Ｄ１２０１と、入手情報１２０２が組になって格納され
ている。入手情報１２０２は、情報名称と値が‘＝’で
つながった文字列が‘＆’で区切られた並びの文字列で
ある。

【００３０】図１３は、コンテンツ分割プログラム２２
Ａを構成する分割ページ作成プログラム４０３の動作を
示すフローチャートである。分割ページ作成プログラム
４０３が開始すると、コンテンツ入手プログラム４０２
からコンテンツと携帯端末識別情報５０１を入手する
(ステップ１３０１)。次に、携帯端末識別情報５０１を
用いて携帯端末仕様テーブル２２Ｂから携帯端末９に対
応する受信最大サイズ５０２を入手する(ステップ１３
０２)。次に、コンテンツ内部にリンク用ＵＲＬ（例え
ば、AタグやＩＭＧタグ、ＦＯＲＭタグなど）があるか
を判断し（ステップ１３０３）、なければ、ステップ１
３０６に進む。

【００３１】リンク用ＵＲＬがある場合には、それぞれ
のリンク用ＵＲＬと、ＦＯＲＭタグの場合は入力命令、
それ以外の場合は参照命令をＵＲＬ管理プログラム４０
５に渡し（ステップ１３０４）、返却されたＵＲＬで置
き換える（ステップ１３０５）。ＵＲＬ置き換え後のコ
ンテンツのサイズが受信最大サイズ５０２より小さいか
どうか判断(ステップ１３０６)し、小さい場合は、分割
ページキャッシュ管理プログラム４０４に、ＵＲＬ、登
録命令、ページ数(1)、ＵＲＬ置き換え後のコンテンツ
そのものの組を渡して登録し(ステップ１３０７)、ＵＲ
Ｌ置き換え後のコンテンツを返却し(ステップ１３０
８)、ステップ１３０１から繰り返す。

【００３２】ＵＲＬ置き換え後のコンテンツのサイズが
受信最大サイズ５０２より大きい場合は、ＵＲＬ置き換
え後のコンテンツを受信最大サイズ５０２からページヘ
ッダ用のデータサイズ分とページ移動のためのリンク用
のデータサイズ分の合計を減らしたサイズで複数のペー
ジに分割する（ステップ１３０９）。そして、分割した
各ページの内容をチェックし、入力用の情報が分割個所
をまたがるかどうか判断する(ステップ１３１０)。入力
用の情報が分割個所をまたがらなければ、最後のページ
以外のページの終わりに、次ページへのリンク用の情報
を追加し、２ページ目以後のページにページヘッダ情報
を追加し(ステップ１３１１)、分割ページキャッシュ管
理プログラム４０４に、ＵＲＬ，登録命令、ページ数、
全てのページデータを渡して登録し(ステップ１３１
２)、１ページ目を返却して(ステップ１３１３)、ステ
ップ１３０１から繰り返す。

【００３３】入力用の情報が分割個所をまたがった場合
は、分割された最後のページ以外に、情報入力が途中で
あることを示す情報を追加し(ステップ１３１４)、入力
用の送信先を含まない分割されたページには、送信先の
ＵＲＬを指示する情報を追加し(ステップ１３１５)、ス
テップ１３１１から繰り返す。

【００３４】図１４は、コンテンツ分割プログラム２２
Ａを構成する分割ページキャッシュ管理プログラム４０
４の動作を示すフローチャートである。分割ページキャ
ッシュ管理プログラム４０４が開始すると、ＵＲＬ、検
索命令、ページ番号の組またはＵＲＬ、登録命令、登録
ページ数、登録ページの組を入手する（ステップ１４０
１）。そして、命令が検索かどうか判断し(ステップ１
４０２)、検索であった場合は、入手したＵＲＬに対応
するページが分割ページキャッシュ２２Ｃに格納されて
いるかどうかを判断し（ステップ１４０３）、格納され
ていれば、入手したページ番号に対応するページを返却
して（ステップ１４０４）、ステップ１４０１から繰り
返す。格納されていなければ、ＮＵＬＬ（空要素）を返
却して（ステップ１４０５）、ステップ１４０１から繰
り返す。命令が登録であった場合は、ＵＲＬと登録ペー
ジ数、登録ページの組を分割ページキャッシュ２２Ｃに
登録して(ステップ１４０６)、ステップ１４０１から繰
り返す。

【００３５】図１５は、コンテンツ分割プログラム２２
Ａを構成するＵＲＬ管理プログラム４０５の動作を示す
フローチャートである。ＵＲＬ管理プログラム４０５が
開始すると、他のプログラムからの接続を受け付け、Ｕ
ＲＬパラメータと参照命令または入力命令を入手する
(ステップ１５０１)。接続してきたプログラムがコンテ
ンツ入手プログラム４０２かどうか判断し(ステップ１
５０２)、コンテンツ入手プログラム４０２の場合は、
ＵＲＬパラメータからＵＲＬＩＤとセッションＩＤを取
り出す(ステップ１５０３)。そして、図１６に示すＵＲ
Ｌ管理テーブル４０６からＵＲＬＩＤに対応する変換前
ＵＲＬを取り出し(ステップ１５０４)、変換前ＵＲＬと
セッションＩＤを返却して(ステップ１５０５)、ステッ
プ１５０１から繰り返す。

【００３６】接続してきたプログラムが分割ページ作成
プログラム４０３の場合、ＵＲＬ管理テーブル４０６の
変換前ＵＲＬにＵＲＬパラメータがあるか調べ(ステッ
プ１５０６)、あった場合は、対応する変換後ＵＲＬを
返却し(ステップ１５０７)、ステップ１５０１から繰り
返す。なかった場合は、‘#url=’とユニークな文字列
を繋げたものをＵＲＬＩＤとして作成する(ステップ１
５０８)。そして、コンテンツ分割プログラム２２Ａの
アドレスに、作成したＵＲＬＩＤを付け加え、変換後Ｕ
ＲＬを作成する（ステップ１５０９）。次に、入手した
命令が入力命令かどうかを判断し（ステップ１５１
０）、入力命令の場合は、‘#sessionID='とユニークな
文字列を繋げたものを変換後ＵＲＬに付け加え（ステッ
プ１５１１）、変換後ＵＲＬはＵＲＬ管理テーブル４０
６の変換後ＵＲＬに、入手したＵＲＬパラメータは変換
前ＵＲＬに登録する(ステップ１５１２)。変換後ＵＲＬ
を返却して(ステップ１５１３)、ステップ１５０１から
繰り返す。命令が参照命令の場合は、ステップ１５１２
から継続する。

【００３７】図１６は、ＵＲＬ管理プログラム４０５が
管理するＵＲＬ管理テーブル４０６の例を示した図であ
る。ＵＲＬ管理テーブル４０５は、変換前ＵＲＬ１６０
１と変換後ＵＲＬ１６０２の組が順に並べられたもので
ある。このテーブル４０５はデータベースに格納されて
いても構わないし、通常のファイル中に格納されていて
も構わない。また、メモリ中に、ハッシュテーブルの形
式で格納されているなど、変換前ＵＲＬから変換後ＵＲ
Ｌを、変換後ＵＲＬから変換前ＵＲＬを検索できるので
あれば、形式は問わない。

【００３８】図１７は、携帯電話機８や携帯端末９上で
稼働するコンテンツ表示プログラムの動作を示すフロー
チャートである。コンテンツ表示プログラムは、コンテ
ンツ分割サーバコンピュータ２に接続して(ステップ１
７０１)、初期画面を入手して画面上に表示する(ステッ
プ１７０２)。以後、ボタン押下、リンク指定の指示通
りに、コンテンツ分割サーバコンピュータ２にコンテン
ツ入手命令を送信し(ステップ１７０３)、入手したペー
ジを画面に表示し(ステップ１７０４)、以後、ステップ
１７０３から繰り返す。

【００３９】図１８および図１９は、図３に示した情報
入力用コンテンツをコンテンツ分割プログラム２２Ａに
よって分割を行った後のページの一例を示すものであ
り、ここでは２ページに分割した例を示している。

【００４０】図２０および図２１は、図１８および図１
９のように分割された情報入力用コンテンツを携帯電話
機８の画面に表示した例を示すものである。図２０の画
面には、個人情報などの入力項目欄の下方に、次ページ
への移動を行うためのボタン２０１と、分割ページ数と
ページ番号２０２が「１／２」といったように表示され
ている。図２１の画面においては、個人情報などの入力
項目欄の下方に、分割ページ数とページ番号２０２が
「２／２」といったように表示されている。なお、２０
３は送信ボタン２０４はキャンセルボタンである。ま
た、複数の選択項目からいくつかの項目を選択したこと
が２０５のように表示されている。このように表示する
ことによって、携帯端末９の利用者は何ページに渡って
必要情報を入力する必要があるかを容易に認識し、かつ
現在何ページ目の情報を入力しているかを容易に認識す
ることができる。この場合、図２２（ａ）に示すよう
に、前ページへの「戻る」ボタン２０６を付加すること
により、前後のページへの移動を容易に行うことができ
る。また、「次ページ」ボタンや「戻る」ボタンに代え
て、図２２（ｂ）に示すように、各ページの「ページ番
号」ボタン２０７を付加し、任意のページに移動可能な
ようにすることができる。

【００４１】また、情報入力用コンテンツを分割する場
合に、図１８および図１９の例のように、選択項目が開
始する前の位置で分割し、選択対象項目の途中でページ
が分割されないようにすることが望ましい。すなわち、
例えば図１８の「勤務先」のラジオボタンと「自宅」のラ
ジオボタンとが別のページに分割されないようにするこ
とが望ましい。しかし、選択項目の数が多く、複数ペー
ジに渡って分割しなければならない場合は、図２３に示
すように、他のページに同じ概念に属する選択項目が存
在することを示す情報２０８を分割ページのコンテンツ
に付加して送信し、画面下方に他の選択項目または残り
の選択項目が存在することを携帯端末画面に表示させる
ように構成する。このようにすることにより、選択対象
項目を誤って認識してしまうのを防止することができ
る。図２３の例では、図３のコンテンツの中で「興味が
ある分野」の選択項目を構成する７つのチェックボック
スのうち、４つを第１ページ目に分割し、残り３つを第
３ページ目に分割した例を示している。

【００４２】そして、図２３のように分割した場合に、
１つの項目のみを選択することが指示されている条件で
あったとすると、第２ページ目で２０５のように１つの
項目のチェックボックスにチェック印が入力され、送信
ボタン２０３が操作された場合には、第３ページ目のコ
ンテンツをコンテンツ分割コンピュータ２から送信して
も無駄になる。このような場合には、第３ページ目のコ
ンテンツの送信を中止するようにコンテンツ分割プログ
ラム２２Ａを構成する。

【００４３】しかし、２つ以上の項目を選択することが
許されている条件では、第２ページ目で１つの項目が選
択されて送信ボタン２０３が操作された場合であって
も、次の第３ページ目の選択項目中のいずれかが選択さ
れる可能性があるため、第３ページ目を送信するように
構成する。これにより、無駄なトラフィックが少なくな
り、システムの運用経費を削減することができる。

【００４４】以上のように本実施形態においては、デス
クトップコンピュータやノートブックコンピュータなど
の比較的大きなサイズの画面に表示することを前提に作
成された情報入手用コンテンツを携帯端末で利用しよう
とする際に、利用者が入力した情報を処理するコンピュ
ータ側では既存のプログラムをそのまま利用できるよう
になり、携帯端末向けに処理プログラムの変更や新規開
発を行わなくて済むようになるという効果が得られる。
また、コンテンツの分割はコンテンツ分割サーバ２で行
うために、既存のコンテンツ配信システムであっても、
コンテンツ分割サーバ２を付加するのみで対応すること
が出来る。

【００４５】なお、コンテンツ分割システムを新規に構
築する場合には、コンテンツ分割サーバ２のコンテンツ
分割機能をコンテンツ配信サーバ内に実装するようにし
てもよい。

【００４６】

【発明の効果】以上のように本発明によれば、携帯端末
を用いてデスクトップコンピュータやノートブックコン
ピュータ向けに作成された情報入力コンテンツを利用で
きるようにする場合、利用者が入力した情報を処理する
サーバ側での既存のプログラムをそのまま利用できるよ
うになり、携帯端末向けに処理プログラムの変更や新規
開発を行わなくて済むという効果がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明を適用した情報入力用コンテンツの送受
信システムの実施形態を示すシステム構成図である。

【図２】図１におけるコンテンツ配信サーバコンピュー
タとコンテンツ分割サーバコンピュータのブロック構成
図である。

【図３】図1のコンテンツ配信サーバコンピュータ上の
外部記憶装置に格納されているコンテンツの例を示す図
である。

【図４】図１におけるコンテンツ分割サーバコンピュー
タ上で稼働するコンテンツ分割プログラムの機能ブロッ
ク図であるである。

【図５】コンテンツ分割サーバコンピュータ上の外部記
憶装置に格納されている携帯端末仕様テーブルの例を示
す図である。

【図６】コンテンツ分割サーバコンピュータ上の外部記
憶装置に格納されている分割ページキャッシュの例を示
す図である。

【図７】本発明に係るコンテンツ分割サービスを利用す
る携帯端末の画面例である。

【図８】本発明に係るコンテンツ分割サービスを利用す
る時の携帯端末、コンテンツ分割プログラム、ＷＷＷサ
ーバプログラムの間でのデータの流れを示した図であ
る。

【図９】本発明に係るコンテンツ配信サーバコンピュー
タ上で稼働するＷＷＷサーバプログラムの動作を示すフ
ローチャートである。

【図１０】本発明に係るコンテンツ分割プログラムを構
成するコンテンツ要求受信プログラムの動作を示すフロ
ーチャートである

【図１１】本発明に係るコンテンツ分割プログラムを構
成するコンテンツ入手プログラムの動作を示すフローチ
ャートである。

【図１２】本発明に係るコンテンツ入手プログラムが使
用する入手情報キャッシュの例を示した図である

【図１３】本発明に係るコンテンツ分割プログラムを構
成する分割ページ作成プログラムの動作を示すフローチ
ャートである

【図１４】本発明に係るコンテンツ分割プログラムを構
成する分割ページキャッシュ管理プログラムの動作を示
すフローチャートである。

【図１５】本発明に係るコンテンツ分割プログラムを構
成するＵＲＬ管理プログラムの動作を示すフローチャー
トである。

【図１６】本発明に係るＵＲＬ管理プログラムが管理す
るＵＲＬ管理テーブルの例を示した図である。

【図１７】本発明に係る携帯端末上で稼働するコンテン
ツ表示プログラムの動作を示すフローチャートである。

【図１８】本発明に係るコンテンツ分割プログラムによ
って分割されて作成された第１ページ目の例を示した図
である。

【図１９】本発明に係るコンテンツ分割プログラムによ
って分割されて作成された第２ページ目の例を示した図
である。

【図２０】携帯端末における図１８の分割ページのコン
テンツの表示例を示す図である。

【図２１】携帯端末における図１９の分割ページのコン
テンツの表示例を示す図である。

【図２２】携帯端末における分割ページの表示画面中に
他のページへの移動用のボタンを付加した例を示す図で
ある。

【図２３】同じ概念に属する選択項目を複数ページに分
割し、他のページに他の選択項目があることを示す情報
を表示した例を示す図である。

【符号の説明】 １…コンテンツ配信サーバコンピュータ、２…コンテン
ツ分割サーバコンピュータ、３…ネットワーク、４…イ
ンターネット、５…ゲートウェイ、６…キャリア内ネッ
トワーク、７…無線基地局、８…携帯電話機、９…携帯
端末、１１，２１…端末装置、１２，２２…外部記憶装
置、１３, ２３…通信ポート、１２Ａ…ＷＷＷサーバプ
ログラム、１２Ｂ…ＷＷＷコンテンツ、２２Ａ…コンテ
ンツ分割プログラム、２２Ｂ…携帯端末仕様テーブル、
２２Ｃ…分割ページキャッシュ。

Claims (8)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 コンテンツ配信コンピュータから携帯端
   末に対し情報入力用のコンテンツを送信し、送信先の携
   帯端末において入力された情報を受信する通信システム
   における情報入力用コンテンツの送受信方法であって、 前記情報入力用のコンテンツを送信先の携帯端末におけ
   る１通信当りの受信可能データサイズに応じて複数ペー
   ジに分割して送信する第１のステップと、 送信したコンテンツに対して携帯端末において入力され
   た情報をページ単位で受信し、受信用メモリに順次蓄積
   する第２のステップと、 最終ページのコンテンツに対する入力情報を受信したな
   らば、前記受信用メモリに蓄積した最終ページまでの入
   力情報を予め定めた転送先のコンピュータへ転送する第
   ３のステップとを備えることを特徴とする情報入力用コ
   ンテンツの送受信方法。
2. 【請求項２】 前記第１のステップにおいて、情報入力
   用コンテンツの分割ページ数を示す情報を各ページに付
   加して送信することを特徴とする請求項１に記載の情報
   入力用コンテンツの送受信方法。
3. 【請求項３】 前記第１のステップにおいて、情報入力
   用コンテンツの分割ページ数および順番を示す情報を各
   ページに付加して送信することを特徴とする請求項１に
   記載の情報入力用コンテンツの送受信方法。
4. 【請求項４】 前記第１のステップにおいて、現在のペ
   ージ以外のページへの移動を指示するための情報を各ペ
   ージにさらに付加して送信することを特徴とする請求項
   ３に記載の情報入力用コンテンツの送受信方法。
5. 【請求項５】 前記第１のステップにおいて、情報入力
   用コンテンツ中に、複数の項目から１つ、あるいは複数
   の項目を選択する項目が存在した場合に、選択対象の項
   目の途中でページ分割されないように、選択項目が開始
   する前でページ分割することを特徴とする請求項１〜４
   のいずれか一項に記載の情報入力用コンテンツの送受信
   方法。
6. 【請求項６】 前記第１のステップにおいて、情報入力
   用コンテンツ中に、複数の項目から１つ、あるいは複数
   の項目を選択する部分が複数のページに分割される場
   合、他のページに選択対象があることを示す情報を、選
   択するための項目を含む各ページにさらに付加して送信
   することを特徴とする請求項１〜４のいずれか一項に記
   載の情報入力用コンテンツの送受信方法。
7. 【請求項７】 前記第１のステップにおいて、情報入力
   用コンテンツ中に、複数の項目から１つの項目だけを選
   択する部分が複数のページに分割された場合に、いずれ
   かのページでの選択項目の入力情報を受信したならば、
   当該ページ以降における残りの選択項目のページを送信
   しないことを特徴とする請求項６に記載の情報入力用コ
   ンテンツの送受信方法。
8. 【請求項８】 コンテンツ配信コンピュータと、該コン
   テンツ配信コンピュータから提供される情報入力用コン
   テンツを複数ページに分割して携帯端末に対し送信する
   コンテンツ分割コンピュータとを備え、送信先の携帯端
   末において入力された情報を受信し、予め定めた転送先
   のコンピュータへ転送するコンテンツ送受信システムで
   あって、 前記コンテンツ分割コンピュータが、 前記情報入力用のコンテンツを送信先の携帯端末におけ
   る１通信当りの受信可能データサイズに応じて複数ペー
   ジに分割して送信する第１の手段と、 送信したコンテンツに対して携帯端末において入力され
   た情報をページ単位で受信し、受信用メモリに順次蓄積
   する第２の手段と、 最終ページのコンテンツに対する入力情報を受信したな
   らば、前記受信用メモリに蓄積した最終ページまでの入
   力情報を前記予め定めた転送先のコンピュータへ転送す
   る第３の手段とを備えることを特徴とするコンテンツ送
   受信システム。