JP2003052866A

JP2003052866A - ゴルフクラブヘッド

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Publication number: JP2003052866A
Application number: JP2001242436A
Authority: JP
Inventors: Hideo Matsunaga; 英夫松永
Original assignee: Bridgestone Sports Co Ltd
Current assignee: Bridgestone Sports Co Ltd
Priority date: 2001-08-09
Filing date: 2001-08-09
Publication date: 2003-02-25
Anticipated expiration: 2021-08-09
Also published as: JP4000797B2

Abstract

(57)【要約】【課題】インパクト時において、フェース面だけでな
くクラウン部にも弾性変形を生じさせることにより、ボ
ールの初速度の増加と共に、打ち出し角度の増加及びス
ピン量の増加を図ることができ、非力なゴルファーにお
いても、十分に飛距離の増加を得ることができるゴルフ
クラブヘッドを提供する。【解決手段】このゴルフクラブヘッドは、フェース部
２及びクラウン主部３よりなるフロントパーツ１と、残
余の部分を構成するバックパーツ１０とからなる。フロ
ントパーツ１は鋳造品よりなる。フロントパーツ１を構
成する金属材料は、バックパーツ１０を構成する金属材
料よりも弾性率が低いものとなっている。フロントパー
ツ１とバックパーツ１０とは溶接されている。フェース
部２の中央は周囲に比べ肉厚が大きい。クラウンの最高
位部Ｔ付近の肉厚が小さい。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、金属製中空ゴルフ
クラブヘッドに係り、特にウッド型又はそれに近似した
形状のゴルフクラブヘッドに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】ドライバーやフェアウェーウッドなどの
ウッド型ゴルフクラブヘッドとして、中空の金属製のも
のが広く用いられている。一般に、図６に示されるよう
に、中空のウッド型のゴルフクラブヘッド２１は、ボー
ルをヒットするためのフェース部２２と、ゴルフクラブ
ヘッドの上面部を構成するクラウン部２３と、ゴルフク
ラブヘッドの底面部を構成するソール部２４と、ゴルフ
クラブヘッドのトウ側、リヤ側及びヒール側の側面部を
構成するサイド部２５と、ホゼル部２６とを有してい
る。このゴルフクラブヘッド２１のホゼル部２６にシャ
フト２７が挿入され、接着剤等によって固定される。な
お、最近では、ユーティリティクラブと称されるゴルフ
クラブも多く市販されており、このユーティリティゴル
フクラブの１種として、上記ウッド型ゴルフクラブヘッ
ドに類似した（即ち、フェース部、ソール部、サイド部
及びクラウン部並びにホゼル部を有した）ヘッドを有す
るゴルフクラブも各種市販されている。

【０００３】この中空ゴルフクラブヘッドを構成する金
属としては、アルミニウム合金、ステンレスやチタン合
金が用いられているが、近年は特にチタン合金が広く用
いられている。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】近年、ショットの飛距
離を伸ばすため、ゴルフクラブヘッドのフェースを薄く
してインパクト時にフェース面を弾性変形し易くし、ボ
ールの初速度を上げるようにした構造が種々採用されて
いる。しかしながら、フェース面の弾性変形のみでは、
ボールの打ち出し初速度が十分に上がらないことがあ
る。

【０００５】特に、ヘッドスピードの遅いアマチュアゴ
ルファーにとっては、フェースのみが変形するヘッドの
場合、十分な打ち出し角度を得ることができない。ま
た、ボールのスピン量が減少することもあるため、ボー
ルの初速度が上がっても、飛距離の増加にはつながらな
かった。

【０００６】本発明は、ゴルフボールのインパクト時に
おいて、フェース面だけでなくクラウン部にも弾性変形
を生じさせることにより、ボールの初速度の増加と共
に、打ち出し角度の増加及びスピン量の増加を図ること
ができ、非力なゴルファーが使用した場合でも、十分に
飛距離の増加を得ることができるゴルフクラブヘッドを
提供することを目的とする。

【０００７】

【課題を解決するための手段】本発明のゴルフクラブヘ
ッドは、フェース部、ソール部、サイド部、クラウン部
及びホゼル部を有する金属製の中空のゴルフクラブヘッ
ドにおいて、該クラウン部の少なくとも主要部と該フェ
ース部とが一体となった鋳造品よりなるフロントパーツ
と、該フロントパーツ以外の部分が一体となったバック
パーツとからなり、該フロントパーツとバックパーツと
が接合されているものである。

【０００８】かかるゴルフクラブヘッドにあっては、該
フロントパーツの構成材料をバックパーツの構成材料よ
りも弾性率が低いものとしたり、薄肉としたりすること
により、インパクト時にフロントパーツが全体として弾
性変形し易いものとすることができる。これにより、イ
ンパクト時において、フェース面だけでなくクラウン部
にも弾性変形を生じさせることにより、ボールの初速度
の増加と共に、打ち出し角度の増加及びスピン量の増加
を図ることができ、非力なゴルファーが使用しても、十
分に飛距離の増加を得ることができる。

【０００９】本発明では、フェース部のフェース面中央
区域の肉厚を、その周囲区域の肉厚よりも大きくするこ
とにより、フェース部中央の強度を高めることができ
る。フェース面の周囲区域を薄肉とすることにより、イ
ンパクト時にフェース部に適度な変形を生じさせ、ボー
ルの初速度を大きくすることができる。

【００１０】本発明では、フロントパーツはクラウン部
の最高位部を含んでおり、該最高位部及びその近傍の区
域の肉厚がその周囲区域の肉厚よりも小さい構成とする
ことにより、インパクト時にクラウン部が変形し易くな
り、ボールの初速度をさらに大きくすることができる。

【００１１】

【発明の実施の形態】以下、図面を参照して実施の形態
について説明する。図１は実施の形態に係るゴルフクラ
ブヘッドの分解斜視図、図２は図１のII−II線に沿う断
面図、図３は図１のヒール側からの側面図、図４は実施
の形態に係るゴルフクラブヘッドの平面図、図５は実施
の形態に係るゴルフクラブヘッドのヒール側からの側面
図である。

【００１２】このゴルフクラブヘッドは、フェース部２
及びクラウン主部３よりなるフロントパーツ１と、残余
の部分を構成するバックパーツ１０とからなる。フロン
トパーツ１は鋳造品よりなる。フロントパーツ１を構成
する金属材料は、バックパーツ１０を構成する金属材料
と弾性率が同じか、又はそれよりも低いものとなってい
る。

【００１３】バックパーツ１０は、ソール部１１と、ゴ
ルフクラブヘッドのトウ側、リヤ側及びヒール側の側周
壁面部を構成するサイド部１２と、該サイド部１２に沿
って延在するクラウン周部１３と、ホゼル部１４とを有
している。クラウン周部１３は、サイド部１２のトウ側
の前端付近を始端とし、サイド部１２のリヤ側からヒー
ル側にまで周回するように延在している。

【００１４】トウ側にあっては、クラウン周部１３のク
ラウン部中央側への張り出し幅は、ゴルフクラブヘッド
のリヤ側にかけて次第に大きくなる。換言すると、トウ
側にあっては、クラウン周部１３のクラウン部中央側へ
の張り出し幅は、フェース部に近づくほど小さくなり、
前端近傍においてクラウン周部１３の張り出し幅がゼロ
となり、この地点がクラウン周部１３の始端部１３ａと
なっている。

【００１５】この実施の形態では、この始端部１３ａ
は、バックパーツ１０のトウ側のサイド部１２の上縁の
前端と合致している。

【００１６】フロントパーツ１にあっては、このトウ側
サイド部１２に連なる微小なサイドフロント部４を一体
に備えている。このサイドフロント部４は、Ｌ字形に交
わるクラウン主部３とフェース部２との交叉隅角部（コ
ーナー部）において両者に連なる三角形の継板状になっ
ている。このサイドフロント部４とバックパーツ１０の
トウ側のサイド部１２とが溶接により接合一体化される
ことにより、ゴルフクラブヘッドのトウ側のサイド部が
構成される。

【００１７】クラウン周部１３は、ゴルフクラブヘッド
のクラウン中央側に向って庇状に張り出している。この
クラウン周部１３のヒール側のフロント側の張り出し先
端部１３ｂがフロントパーツ１の切り欠き状の食い込み
部５のコーナー部５ａに係合する。

【００１８】このクラウン周部１３のヒール側のフェー
ス部近傍においてホゼル部１４が上方に突出している。
このホゼル部１４は円筒状であり、その内部にシャフト
（図示略）が挿入され、接着剤によって固定される。

【００１９】このホゼル部１４は、クラウン周部１３の
下面側からソール部１１にまで達している。クラウン周
部１３は、このホゼル部１４の周囲領域にあっては、ホ
ゼル部１４に向って上り勾配となる略円錐形となってい
る。

【００２０】フロントパーツ１のクラウン主部３は、フ
ェース部２の上端からリヤ側に延出している。この延出
長さは２５ｍｍ以上、とりわけ３０ｍｍ以上であること
が好ましい。このクラウン主部３の平面視形状は略半円
形である。このクラウン主部３とクラウン周部１３とが
溶接されることによりゴルフクラブヘッドのクラウン部
が構成される。

【００２１】このクラウン主部３は上方に向って凸に湾
曲している。ゴルフクラブヘッドを水平面にソールした
状態においてクラウン部の最高位部Ｔとなる箇所はこの
クラウン主部３に位置している。この最高位部Ｔ及びそ
の近傍区域（好ましくは最高位部Ｔを中心として半径１
０〜３０ｍｍ以内の領域）の肉厚は、その周囲区域の肉
厚よりも小さくなっている。

【００２２】この中空ゴルフクラブヘッドの金属材料と
しては、特にステンレスやチタニウム合金、繊維強化金
属が好ましい。

【００２３】前記フロントパーツ１は、特にインベステ
ィメント鋳造品であることが好ましく、鬆などの欠陥が
少なくなるため真空鋳造法により鋳造すると非常に好ま
しい。バックパーツ１０は、ホゼル部１４を含む複雑な
形状であるため鋳造により作る方が好ましいが、ホゼル
部１４やその他の部分を分割してプレス成形し、ホゼル
部１４を円柱形の丸棒等を機械加工し、それらを溶接等
により接合させてバックパーツとしてもよい。

【００２４】フロントパーツ１とバックパーツ１０とが
溶接される辺縁部は、その周辺より厚肉となる厚肉部が
連続して設けられていることが好ましい。特に、クラウ
ン主部３とクラウン周部１３との接合部を厚くするのが
好ましい。このように接合部の肉厚を大きくすると、溶
接周辺の轢けやクラックが防止される。接合用の厚肉部
の厚さは、１〜３ｍｍが好ましく、特に１．４〜２．０
ｍｍが好ましい。ただし、あまり厚くすると、余分な重
量増加となり好ましくない。クラウン部の最高位部Ｔ周
辺の厚さは、０．６〜１．２ｍｍ、特に０．８〜１．０
ｍｍが好ましい。クラウン部の最高位部Ｔ付近を薄肉に
することによって、インパクト時にフェースの変形に加
えて、クラウン部が変形し易くなることにより、ボール
の初速度が上がり、更に打ち上げ角度を高くし易くする
ことができる。クラウン部の最高位部Ｔ付近の肉厚はフ
ェース部よりも小さく、特に、フェース部の最も薄い部
分よりも小さいことが好ましい。

【００２５】上記実施の形態では、クラウン部をクラウ
ン主部とクラウン周部とで構成しているが、クラウン全
体をフェース部と一体としてもよい。

【００２６】上記実施の形態のクラウン主部とクラウン
周部とは、ゴルフクラブヘッドを水平面にソールしたと
きの最高位部Ｔを基準に等高線を引き、それにほぼ沿う
形に分割されている。この構成とすることにより、両者
の溶接量を少なくすることができると共に、クラウン部
が撓み易くなる。

【００２７】本発明では、フェースの下縁に面取り部を
設けたり、ソール部の一部をフェース部と一体に鋳造す
ると、溶接による轢けの部分がフェース面に掛からない
ので、好ましい。

【００２８】フロントパーツ１とバックパーツ１０と
は、アーク溶接により接合されることが好ましく、チタ
ニウム合金などは、アルゴンなどの不活性ガス雰囲気中
で溶接されることが好ましい。

【００２９】また、フェース部材のフェース面の中心区
域の肉厚をその周辺区域の肉厚よりも大きくすることに
よって、更にボールの初速度を上げることができる。中
央区域の厚さは、最も厚いところで２ｍｍ以上、好まし
くは２．３ｍｍ以上、更に好ましくは２．６ｍｍ以上で
３．５ｍｍ以下、好ましくは３．２ｍｍ以下、更に好ま
しくは２．８ｍｍ以下である。周辺区域の厚みは、最も
薄いところで１ｍｍ以上、好ましくは１．２ｍｍ以上、
更に好ましくは１．６ｍｍ以上がよい。中央区域を厚く
したのは、インパクト時に最も撓み易いので、十分な強
度を得るためである。最も厚いところと最も薄いところ
との厚みの差は、０．２〜１．０ｍｍ、好ましくは０．
３〜０．８ｍｍ程度の差があるとよい。

【００３０】しかし、あまり厚くしすぎるとフェース面
側が重くなり、重心位置が前方となってしまうため、ウ
ッド型のゴルフクラブ、特にロフト角が１５°未満のク
ラブにとっては、ボールが上がりにくくなり易く好まし
くない。フェース面の周辺区域の肉厚を適当な厚みの範
囲にすることにより、インパクト時に適度な弾性変形を
起こし、ボールの初速度を上げることができる。

【００３１】本発明のゴルフクラブヘッドは、全体とし
てチタニウム合金製であることが好ましい。ステンレス
に比べ、鋳造用のチタニウム合金は、縦弾性率（ヤング
率）がおよそ１１００００Ｎ／ｍｍ^２と低いため、フェ
ース面等が撓み易くなり好ましい。一般的に使用されて
いるＴｉ−６Ａｌ−４Ｖは、縦弾性率が１１２７００Ｎ
／ｍｍ^２である。特にＴｉ−６Ａｌ−７Ｎｂは、強度的
にはほぼＴｉ−６Ａｌ−４Ｖであるが、縦弾性率が１０
２０００Ｎ／ｍｍ^２と低く、よりフェース面及びクラウ
ン部の撓みが利用でき好ましい。このような縦弾性率の
低いチタニウム合金をフロントパーツに用い、バックパ
ーツに縦弾性率の高いチタニウム合金を用いると、フェ
ース部やクラウン部が撓み易くなり好ましい。

【００３２】また、ソール部前後方向（フェース側から
リヤ側に向う方向）のリブを１本ないし複数本設けるこ
とにより、ヘッド部材のソール部の剛性を高めることが
でき、クラウン部を変形し易くし、ボールの打ち出し角
度を高くし易くできる。また、低重心化も図ることがで
きる。リブの代りに、ソール部に前後方向の凹部を１本
ないし複数本設けてもよい。

【００３３】

【実施例】実施例１，２実施例１，２のゴルフクラブヘッドは、図１〜５に示す
構成のものである。フェース部とクラウン部を一体鋳造
してなるフロントパーツ１は、実施例１ではＴｉ−６Ａ
ｌ−４Ｖ合金を使用し、実施例２ではＴｉ−６Ａｌ−７
Ｎｂ合金を使用した。フェース部の中央部の厚みを３ｍ
ｍとし、フェースの周辺部の最も薄い部分を２．５ｍｍ
とした。クラウン部の平均厚みをおよそ１．２ｍｍ、ク
ラウン最高位部付近の厚みを０．９ｍｍ程度とした。ソ
ール部、ホゼル部を含むヘッド本体部は、実施例１，２
ともにＴｉ−６Ａｌ−４Ｖ合金を使用し、鋳造にて作成
した。ソール部及びサイド部の肉厚は１．２ｍｍであ
る。

【００３４】フロントパーツ１とバックパーツ１０との
フェース部以外の溶接部分には厚さ１．５ｍｍの溶接代
を設け、アルゴン雰囲気中で溶接固着した。

【００３５】なお、Ｔｉ−６Ａｌ−７Ｎｂの縦弾性率は
１０２０００（Ｎ／ｍｍ^２）であり、Ｔｉ−６Ａｌ−４
Ｖの縦弾性率は１１２７００（Ｎ／ｍｍ^２）である。

【００３６】比較例１Ｔｉ−６Ａｌ−４Ｖ合金でヘッド本体を作成し、ヘッド
本体のフェース部に開口を設け、同一のＴｉ−６Ａｌ−
４Ｖ合金よりなるフェース部材を開口部に嵌合溶接して
ゴルフクラブヘッドを作成した。フェース部材のフェー
ス部の厚みは３ｍｍである。ゴルフクラブヘッドの形状
は実施例１，２と同一である。いずれのゴルフクラブヘ
ッドも、クラウン部の最高位部は、フェース後方２６ｍ
ｍの地点である。

【００３７】上記実施例１，２及び比較例１の構成をま
とめ、表１に示す。

【００３８】

【表１】

【００３９】各ゴルフクラブヘッドに４５インチ（１１
４ｍｍ）のカーボンシャフトを装着してゴルフクラブヘ
ッドを製作した。このゴルフクラブヘッドのスイングロ
ボットでの試打評価結果を表２に示す

【００４０】

【表２】

【００４１】上記結果の通り、本発明例によると、クラ
ウン部が撓み易く、ボールの反発力が向上し、飛距離が
著しく向上する。実施例２のように、フロントパーツと
バックパーツとの縦弾性率の差を１００００Ｎ／ｍｍ^２
以上とすることにより、ボールの飛距離がさらに伸び
る。

【００４２】

【発明の効果】以上の通り、本発明によると、インパク
ト時において、フェース面だけでなくクラウン部にも比
較的大きな弾性変形を生じさせることにより、ボールの
初速度の増加と共に、打ち出し角度の増加及びスピン量
の増加を図ることができ、非力なゴルファーにおいて
も、十分に飛距離の増加を得ることができるゴルフクラ
ブヘッドが提供される。

【図面の簡単な説明】

【図１】実施の形態に係るゴルフクラブヘッドの分解斜
視図である。

【図２】図１のII−II線に沿う断面図である。

【図３】図１のゴルフクラブヘッドのヒール側からの側
面図である。

【図４】実施の形態に係るゴルフクラブヘッドの平面図
である。

【図５】実施の形態に係るゴルフクラブヘッドのヒール
側からの側面図である。

【図６】従来のゴルフクラブヘッドの説明図である。

【符号の説明】

１フロントパーツ２フェース部３クラウン主部４サイドフロント部１０バックパーツ１１ソール部１２サイド部１３クラウン周部１４ホゼル部

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】フェース部、ソール部、サイド部、クラ
ウン部及びホゼル部を有する金属製の中空のゴルフクラ
ブヘッドにおいて、該クラウン部の少なくとも主要部と該フェース部とが一
体となった鋳造品よりなるフロントパーツと、該フロントパーツ以外の部分が一体となったバックパー
ツとからなり、該フロントパーツとバックパーツとが接合されているこ
とを特徴とするゴルフクラブヘッド。
【請求項２】請求項１において、該フロントパーツの
構成材料がバックパーツの構成材料よりも弾性率が低い
ことを特徴とするゴルフクラブヘッド。
【請求項３】請求項１又は２において、前記バックパ
ーツは、クラウン部のトウ側、リヤ側及びヒール側の側
周縁を含むことを特徴とするゴルフクラブヘッド。
【請求項４】請求項１ないし３のいずれか１項におい
て、前記フロントパーツのクラウン部は、リヤ方向に２
５ｍｍ以上延在していることを特徴とするゴルフクラブ
ヘッド。
【請求項５】請求項１ないし４のいずれか１項におい
て、前記フェース部のフェース面中央区域の肉厚が、そ
の周囲区域の肉厚よりも大きいことを特徴とするゴルフ
クラブヘッド。
【請求項６】請求項１ないし５のいずれか１項におい
て、前記フロントパーツは前記クラウン部の最高位部を
含んでおり、該最高位部及びその近傍の区域の肉厚がその周囲区域の
肉厚よりも小さいことを特徴とするゴルフクラブヘッ
ド。