JP2003050880A - 保守管理サービス支援ホスト装置 - Google Patents

保守管理サービス支援ホスト装置

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JP2003050880A
JP2003050880A JP2001239589A JP2001239589A JP2003050880A JP 2003050880 A JP2003050880 A JP 2003050880A JP 2001239589 A JP2001239589 A JP 2001239589A JP 2001239589 A JP2001239589 A JP 2001239589A JP 2003050880 A JP2003050880 A JP 2003050880A
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Kazuo Izumi
賀津雄 泉
Tetsuo Kimoto
哲雄 木本
Kazuhiro Takemoto
和広 竹本
Kei Yamada
圭 山田
Tomoya Yoshida
智也 吉田
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明の課題は、ホスト装置側のオペレータに
よる煩雑な作業を省き、発注作業を簡略化して、保守管
理作業の効率化及びコストの低減を図り、ユーザに最新
の保守管理状況を通知するとともに、通信情報端末装置
を常に最良の状態で保守管理することである。 【解決手段】保守管理サービス支援システム100は、
コピー機6に異常が発生すると、ホストコンピュータ
1、PC2、携帯電話3、携帯電話4、PC5、コピー
機6、在庫管理用ホストコンピュータ7間において、非
常に簡単な入力操作を行うだけで、電子メールにより異
常情報や故障対応処理情報等の授受を行う。また、ホス
トコンピュータ1は、電子メールにより、担当サービス
マンのスケジュール管理や、コピー機6の修理に必要な
変更部品の在庫確認及び発注を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報通信端末装置
の保守管理を行う保守管理サービス支援ホスト装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネットを介してサービス
支援を行うシステムが一般的になりつつある。従来、保
守管理用のホスト装置と遠隔地の情報通信端末装置が通
信回線を介して接続されたサービス支援システムとし
て、情報通信端末装置に異常が発生した場合に、情報通
信端末装置の識別情報と異常情報とを、情報通信端末装
置からホスト装置に、自動的に通知する遠隔診断システ
ムが考案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来のサービス支援システムでは、例えば、保守
管理会社のホスト装置が、顧客の情報通信端末装置から
の異常情報や情報通信端末装置の識別情報を受信する
と、担当オペレータが、受信内容の確認、必要な変更部
品の特定、変更部品の在庫確認の問い合わせ、発注等の
作業を行っていたため、オペレータの作業が煩雑であ
り、作業効率、人件費等のコスト面において改善の余地
があった。
【0004】また、ホスト装置の担当オペレータは、上
記のような煩雑な作業を行った後に担当サービスマンに
連絡を取っていたため、サービスマンが顧客先に赴いて
対処するまでに時間がかかり、迅速な対応を行うことが
困難であった。また、情報通信端末装置からホスト装置
に通知される故障は、重大な異常である場合が多いが、
ユーザはサービスマンが到着するまで情報通信端末装置
の復旧見込みや故障対応状況について知ることができ
ず、非常に不便であった。
【0005】本発明の課題は、ホスト装置側のオペレー
タによる煩雑な作業を省き、変更部品の発注作業を簡略
化して、保守管理作業の効率化及びコストの低減を図
り、ユーザに最新の保守管理状況を通知するとともに、
通信情報端末装置を常に最良の状態で保守管理すること
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決する為、以下のような特徴を備えている。
【0007】請求項1記載の発明は、通信ネットワーク
を介して情報通信端末装置及び在庫管理用ホスト装置と
接続し、前記情報通信端末装置の保守管理サービスを支
援する保守管理サービス支援ホスト装置であって、前記
情報通信端末装置に異常が発生した場合に、前記情報通
信端末装置から異常情報を受信する異常情報受信手段
と、前記異常情報と、前記情報通信端末装置の異常に対
応する変更部品情報とを対応付ける異常内容テーブルを
記憶する異常内容テーブル記憶手段と、前記異常情報を
元に、前記異常内容テーブルを参照して、前記変更部品
情報を読み出す異常内容テーブルデータ読出手段と、前
記在庫管理用ホスト装置から発注結果を受信する発注手
段と、を備えたことを特徴としている。
【0008】請求項1記載の発明によれば、非常に簡単
な手順で、顧客側と保守管理会社間における情報の伝
達、部品の発注、サービスマンのスケジュール管理等を
行うことができる。そのため、オペレータによる作業が
効率化され、保守管理作業に要する時間を大幅に短縮す
ることができ、さらに人件費等のコストの低減を図るこ
とができる。また、情報通信端末に故障等の問題が発生
した場合に、速やかに対処するとともに、常に最良の状
態で情報通信端末を使用できるように保守管理すること
ができる。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記情報通信端末から送信される情報通信
端末装置識別情報を受信する識別情報受信手段と、少な
くとも前記情報通信端末装置識別情報と、前記情報通信
端末装置のメンテナンス担当者情報とを関連付ける保守
管理データベースを記憶する保守管理データ記憶手段
と、前記情報通信端末装置識別情報を元に、前記保守管
理データベースを参照して、少なくとも前期情報通信端
末装置のメンテナンス担当者情報を読み出す保守管理デ
ータ読出手段と、前記メンテナンス担当者情報を参照し
て得られる前記メンテナンス担当者の携帯情報通信端末
装置に、前記変更部品情報の少なくとも一部を送信する
変更部品情報送信手段と、をさらに備えたことを特徴と
している。
【0010】請求項3記載の発明は、請求項2記載の発
明において、前記異常内容テーブルはさらに、前記異常
情報と、前記情報通信端末装置で発生した異常内容とを
対応付けており、前記異常内容テーブルデータ読出手段
は、前記異常情報を元に、前記異常内容テーブルを参照
して、前記異常内容を読み出し、前記保守管理データベ
ースはさらに、前記情報通信端末装置識別情報と、前記
情報通信端末装置の顧客情報とを対応付けており、前記
保守管理データ読出手段は、前記情報通信端末装置識別
情報を元に、前記保守管理データベースを参照して、前
記情報通信端末装置の顧客情報を読み出し、前記メンテ
ナンス担当者情報を参照して得られる前記メンテナンス
担当者の携帯情報通信端末装置に、前記異常内容および
前記顧客情報の少なくとも一部を送信する保守管理情報
送信手段をさらに備えたことを特徴としている。
【0011】請求項2及び3記載の発明によれば、保守
管理の対象となる情報通信端末装置の異常解決に必要な
情報を、前記メンテナンス担当者に速やかに伝達するこ
とができる。
【0012】請求項4記載の発明は、請求項2または3
記載の保守管理サービス支援ホスト装置において、前記
メンテナンス担当者の携帯情報通信端末装置から送信さ
れる異常対応処理情報を受信する異常対応処理情報受信
手段と、前記異常対応処理情報に基づき前記変更部品の
発注内容を生成する発注内容生成手段と、をさらに備え
たことを特徴としている。
【0013】請求項4記載の発明によれば、情報通信端
末装置の保守管理側による異常対応処理の進捗状況をユ
ーザに通知できる。また、在庫管理用ホスト装置に在庫
確認の問合せや発注を行うことができる。
【0014】請求項5記載の発明は、請求項1乃至4記
載の保守管理サービス支援ホスト装置において、前記在
庫管理用ホスト装置から送信される前記変更部品の在庫
情報を受信する在庫情報受信手段と、前記在庫情報を表
示する表示手段と、をさらに備えたことを特徴としてい
る。
【0015】請求項5記載の発明によれば、常に最新の
在庫管理情報を取得し、表示することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明の実施
の形態を詳細に説明する。まず、構成を説明する。図1
は、本実施の形態における保守管理サービス支援システ
ム100の全体構成を示す図である。図1に示すよう
に、保守管理サービス支援システム100は、保守管理
会社のホストコンピュータ1(管理装置)、保守管理会
社のセンターオペレータのPC2、保守管理会社のサー
ビスマンの携帯電話3、保守管理会社の営業スタッフの
携帯電話4、顧客先のコピー機管理者のPC5、顧客先
のユーザが使用する保守管理対象のコピー機6(被管理
装置)、部品発注先の在庫管理用ホストコンピュータ
7、プロキシサーバ8、中継サーバ9とが、有線または
無線の電話回線、及びインターネットNを経由して、デ
ータの送受信及び入出力が可能なように接続されてい
る。
【0017】保守管理サービスシステム100におい
て、保守管理装置であるホストコンピュータ1、及び被
保守管理装置であるコピー機6は、ファイアウォール機
能を有するプロキシサーバ8を介して、夫々インターネ
ットNに接続されている。また、携帯電話3及び携帯電
話4は、インターネットNに接続された無線基地局R
に、無線通信ネットワークSを介して接続することによ
り、インターネットNに接続可能である。さらに、中継
サーバ9は、公衆回線、または専用線を介してインター
ネットNに接続されている。
【0018】なお、図1においては、ホストコンピュー
タ1、PC2、携帯電話3、携帯電話4、PC5、コピ
ー機6、在庫管理用ホストコンピュータ7、の各1台ず
つが、電話回線及びインターネットNに直接的、または
間接的に接続された場合を示しているが、これらの台
数、及び設置箇所等は特に限定されない。また、コピー
機6は、任意のプロバイダを介してインターネットNに
接続される構成としてもよい。本実施の形態において
は、コピー機6がプロキシサーバ8を介してインターネ
ットNに接続されるるとともに、中継サーバ9を介して
インターネットNに接続される例について説明する。
【0019】ホストコンピュータ1は、コピー機6の保
守管理を行うサービス会社により管理されるコンピュー
タであり、遠隔地にあるコピー機の故障に対応するため
の情報を処理する。具体的には、通過する情報を制限す
るファイアウォールであるプロキシサーバ8を介して、
インターネットNに接続されている。ホストコンピュー
タ1は、中継サーバ9を介して、コピー機6から送信さ
れるコピー機6の保守管理に関する情報を受信する。こ
の受信した情報に応じて、コピー機6における故障発生
時のサービスマンの顧客先への派遣、営業スタッフへの
連絡、部品在庫確認及び発注、故障対応処理情報の授
受、対応結果の記録、等を含む、故障対応処理、部品発
注処理、状況通知処理等を実行する。
【0020】また、ホストコンピュータ1は、インター
ネットN上で、コピー機保守管理情報提供サイト(図示
省略)を開設し、故障対応処理情報を提供する。故障対
応処理情報(異常対応処理情報)は、メンテナンス担当
者が異常の発生したコピー機6に対して行う処理を識別
するための情報であり、具体的には、情報通信端末識別
情報、メンテナンス担当者情報の、少なくとも一部、変
更部品の発注、顧客先への納品予定日等を含む。ホスト
コンピュータ1は、コピー機6から中継サーバ9を介し
て故障通知を受信すると、故障1件に付き1つのホスト
受付番号を発行し、この番号を顧客先のコピー機管理者
のPC5に送信して通知する。このホスト受付番号を元
にコピー機保守管理情報提供サイトにアクセスすると、
故障対応処理情報等の最新情報が取得可能となってい
る。
【0021】PC2は、LAN(Local Area Network)
等の社内回線に接続され、さらにプロキシサーバ8を介
してインターネットNに接続されており、このインター
ネットN及び中継サーバ9を介してホストコンピュータ
1から各種保守管理情報を受信し、この情報を表示装置
に表示する。PC2は、センターオペレータの指示によ
り、ホストコンピュータ1、携帯電話3、携帯電話4、
PC5、コピー機6、在庫管理用ホストコンピュータ7
と、電子メールの送受信等により故障情報等の授受を行
う。
【0022】携帯電話3及び携帯電話4は、無線通信ネ
ットワークSを介して無線基地局Rに接続され、さらに
この無線基地局RからインターネットNを介して通信を
行い、ホストコンピュータ1が提供するコピー機保守管
理情報提供サイト等へのアクセス、及び電子メールの送
受信機能等を備えている。携帯電話3は保守管理会社の
サービスマンが、携帯電話4は保守管理会社の営業スタ
ッフが携帯する。
【0023】PC5は、顧客先のコピー機6の管理者が
使用するPCであり、LAN等の社内回線に接続され、
さらにプロキシサーバ8を介してインターネットNに接
続されている。PC5は、ホストコンピュータ1より各
種保守管理情報を受信し、この情報を表示装置に表示す
る。また、センターオペレータの指示により、ホストコ
ンピュータ1、PC2、携帯電話3、携帯電話4、コピ
ー機6、在庫管理用ホストコンピュータ7と、電子メー
ルの送受信等により故障情報等の授受を行う。
【0024】コピー機6は、PC5と社内回線を介して
接続されており、中継サーバ9を介してインターネット
N経由で保守管理に関する各種データを受信し、故障情
報及び情報通信端末装置識別情報を、中継サーバ9を介
してインターネットN経由でホストコンピュータ1に送
信する。情報通信端末装置識別情報は、コピー機6を一
義的に識別するための情報であり、具体的にはコピー機
シリアル番号、IPアドレス、MACアドレス等を含む
ものであるが、本実施の形態では電子メールアドレスを
使用する。このコピー機6には、電子メールアドレスが
付与されており、ホストコンピュータ1やPC5と、電
子メールによって情報の授受を行う。また、ファクシミ
リ送信機能を備えている。
【0025】在庫管理用ホストコンピュータ7は、コピ
ー機6の保守管理において必要な部品や消耗品等の発注
先の会社が管理するコンピュータであり、ホストコンピ
ュータ1とは異なる場所に設置されており、社内回線を
介してプリンタ(図示省略)等と接続され、さらにイン
ターネットNに接続されている。在庫管理用ホストコン
ピュータ7は、管轄地域内のコピー機6用の部品や消耗
品等の在庫情報を管理する。在庫情報とは、ある時点で
の当該変更部品の特定箇所での存在を確認するための情
報であり、具体的には、その存否、存在する場合には数
量、在庫切れの場合には納品予定期日等を含む。在庫管
理用ホストコンピュータ7は、ホストコンピュータ1、
PC2、及び携帯電話3から部品在庫確認の指示や発注
内容を受信すると、この受信内容に従って、在庫確認、
発注受付等を行い、在庫確認結果(在庫の有無)及び発
注受付の電子メールを返信する。
【0026】プロキシサーバ8は、顧客の会社と保守管
理会社の夫々の社内回線に設けられており、通過する情
報を制限するファイアウォールの機能を有する。具体的
には、ホストコンピュータ1及びコピー機6がインター
ネットNを介して受信する情報の制限を行う。
【0027】中継サーバ9は、顧客の会社と保守管理会
社の各社内回線の外部にあって、ネットワークNに接続
されている。中継サーバ9は、プロキシサーバ8を夫々
設けるホストコンピュータ1及びコピー機6との間を中
継して、コピー機6の保守管理に関する情報を送受信す
る。これは、プロキシサーバ8がファイアウォール機能
を有するため、外部(ネットワークN)からホストコン
ピュータ1、コピー機6の情報を取得することはセキュ
リティの問題があり困難である。したがって、本実施の
形態においては、ホストコンピュータ1、コピー機6と
情報の送受信が許容される特定の中継サーバ9を設ける
ことにより、ホストコンピュータ1とコピー機6との間
において保守管理情報の送受信を可能にする。
【0028】具体的には、中継サーバ9は、後述する故
障対応処理において、コピー機6から送信される異常情
報と電子メールアドレスとをホストコンピュータ1に転
送し、ホストコンピュータ1から送信される故障対応処
理情報をコピー機6に転送する。
【0029】インターネットNの回線形態は、図1にお
いて環形として図示したが任意である。また、各端末装
置間の接続は有線、無線を問わない。但し、情報管理の
信頼性の観点から、特定の利用者のみアクセスが可能な
セキュリティが確保されているネットワークである事が
望ましい。インターネットNには、例えば、電話回線
網、ISDN回線網、専用線、移動体通信網、通信衛星
回線、CATV回線網等の各種通信回線網と、それらを
接続するインターネットサービスプロバイダや基地局等
が含まれる。また、送受信されるデータの解析、伝送経
路の設定、及び転送を行うルータ等の中継装置の他、所
定数のポートを備えるハブ等の集線装置も含まれる。
【0030】次に、図2を参照して図1に示したホスト
コンピュータ1の内部構成を説明する。図2は、ホスト
コンピュータ1の機能的構成を示すブロック図である。
図2に示すように、ホストコンピュータ1は、CPU1
1、入力部12、RAM13、表示部14、記憶部1
5、記録媒体16、通信部17、より構成され、記録媒
体16を除く各部はバス18により接続されているコン
ピュータである。
【0031】CPU(Central Processing Unit)11
は、記憶部15に記憶されているプログラムを読み出し
てRAM13に展開し、当該プログラムに従って各部を
集中制御する。即ち、CPU11は、RAM13に展開
したプログラムに従って、後述する故障対応処理、部品
発注処理、状況通知処理を実行し、その処理結果をRA
M13に格納するとともに表示部14に表示させる。そ
して、RAM13に格納した処理結果を記憶部15また
は記録媒体16内部の所定領域に保存させる。また、C
PU11は、異常内容テーブルデータ読出手段、発注手
段、保守管理データ読出手段、発注内容生成手段、とし
ての機能を有する。
【0032】入力部12は、文字・数字入力キー、カー
ソル移動キー、及び各種機能キー等を備えたキーボード
と、クリックボタンを備えたポインティングデバイスで
あるマウスと、を備えて構成される。入力部12は、キ
ーボードによる押下信号とマウスによる操作信号とを、
入力信号としてCPU11へ出力する。
【0033】RAM(Random Access Memory)13は、
CPU11により実行制御される上記各処理において、
記憶部15または記録媒体16から読み出された各種プ
ログラムの全部または一部やデータ等の一時的な格納領
域を形成する。
【0034】表示部14は、LCD(Liquid Crystal D
isplay)やCRT(Cathode Ray Tube)等により構成さ
れ、CPU11から入力される表示信号の指示に従って
画面上に表示データの表示を行う。また、表示部14
は、表示手段としての機能を有する。
【0035】記憶部15は、HD(Hard Disc)等の不
揮発性の半導体メモリにより構成され、ホストコンピュ
ータ1で実行可能な各種プログラム、及び各種プログラ
ムにより処理されたデータ等を記憶する。また、記憶部
15は、着脱自在に装着された記録媒体16を有し、こ
の記録媒体16は、磁気的または光学的記録媒体で構成
される。プログラムは、コンピュータが読み取り可能な
プログラムコードの形態で格納され、CPU11は、当
該プログラムコードに従った動作を逐次実行する。
【0036】記憶部16に記憶されるプログラムやデー
タは、その一部若しくは全部を他の機器から通信回線等
の伝送媒体を介して通信部17で受信し、記憶する構成
にしてもよい。反対に、上記プログラムやデータを、伝
送媒体を介して通信部17より送信し、他の機器にイン
ストールする構成としてもよい。なお、プログラムやデ
ータには、コンピュータのハードウェアと一体化された
ファームウェアによって実現されるものも含まれる。
【0037】記録媒体16は、保守管理情報DB(Data
Base)を内部に有して構成される。この保守管理情報
DBには、故障受付テーブル16a、異常内容テーブル
16b、顧客情報テーブル16c、担当情報テーブル1
6d等が更新可能なファイル形式で記憶されている。ま
た、記録媒体16は、異常内容テーブル記憶手段、保守
管理データ記憶手段、としての機能を有する。
【0038】図3に示す故障受付テーブル16aは、コ
ピー機6の異常通報が検出されてホストコンピュータ1
により異常通報毎にホスト受付番号が付されると、この
ホスト番号と、受付日時、コピー機シリアル番号、コピ
ー機6の電子メールアドレス、故障の種類を分類する異
常コード、修理状況等を記憶する。
【0039】図4に示す異常内容テーブル16bは、コ
ピー機6が検知した異常に基づきコピー機6で生成され
る異常コード(異常情報)とコピー機6の異常に対応す
る変更部品情報とが対応付けられたファイルであり、公
知のデータ構造を有する。好ましくは、前記異常コード
とコピー機6で発生した異常内容とが対応付けられてい
る。
【0040】ここで、変更部品情報とは、コピー機6で
発生した異常に関わる部品であって、かつメンテナンス
担当者が交換することで異常を復旧することが可能とな
る部品に関する情報であり、具体的には、変更部品の名
称、変更部品の形式番号、変更部品の単価等が含まれ
る。また、上記異常内容とは、コピー機6で発生した異
常を、その場にいない第3者でも認識可能ならしめる情
報であり、具体的には異常を表現する文章、絵、音声等
を含む。
【0041】図5に示す顧客情報テーブル16cは、顧
客情報を記憶する。顧客情報とは、コピー機6を所有あ
るいは使用する法人、個人に関わる情報であり、具体的
には顧客の識別ID、顧客の名称、窓口担当者氏名、電
子メールアドレス、電話番号、住所等を含む。
【0042】図6に示す担当情報テーブル16dは、メ
ンテナンス担当者情報を記憶する。メンテナンス担当者
情報とは、コピー機6をメンテナンスする担当サービス
マンに故障内容や顧客情報等のような保守管理のための
情報を伝達し、コピー機6の使用者にメンテナンス担当
者を知らせるために必要な情報であり、具体的には担当
サービスマン識別ID、氏名、電話番号、電子メールア
ドレス、担当顧客コピー機シリアル番号、担当営業スタ
ッフ識別ID、担当営業スタッフ電話番号、担当営業ス
タッフ電子メールアドレス等を含む。
【0043】通信部17は、ホストコンピュータ1が、
インターネットNを介して接続された図1の携帯電話
3、携帯電話4、PC5、コピー機6、在庫管理用ホス
トコンピュータ7、或いはLAN等のネットワークを介
して接続されたPC2等の外部機器との通信を行うため
の、モデム(MODEM:MOdulator/DEModulator)ま
たはターミナルアダプタ(TA:Terminal Adapter)、
または各種情報を電話等の通信機器によって構成され
る。また、通信部17は、異常情報受信手段、識別情報
受信手段、変更部品情報送信手段、保守管理情報送信手
段、異常対応処理情報受信手段、在庫情報受信手段、と
しての機能を有する。
【0044】なお、ホストコンピュータ1(管理装置)
とコピー機6(被管理装置)との間で伝送される各種情
報は、所定のデータ構造、所定の暗号化データ、所定の
プロトコルに変換されて伝送される。データ構造とは、
例えばメタファイル(データを管理する情報)を含んだ
XMLやタグを含んだHTMLのようなマークアップ言
語や、Java(登録商標)言語やPerl言語で記述
されたスクリプト言語、プログラムそのものであるバイ
ナリデータ等を含む。暗号化とは、インターネット等の
ネットワークを通じて文書や画像等のデジタルデータを
やりとりする際に、通信途中で第3者に盗み見られたり
改竄されることを防ぐため、予め定められた規則に従っ
てデータを変換し、解読が極めて困難な状態にすること
であり、暗号化されたデータを元に戻し、解読可能な状
態にすることを複合化という。
【0045】一般に、暗号化、複合化、には暗号表にあ
たる「鍵」を使用するが、対になる2つの鍵を使う公開
鍵暗号と、どちらにも同じかぎを用いる共通鍵暗号があ
る。前者にはRSA、ElGamal暗号、楕円曲線暗
号等があり、後者には米国政府標準のDESやIDE
A、FEAL、MISTY等があり、本発明では上記の
いずれをも使うことが可能である。また、プロトコルと
は、管理装置と被管理装置間で通信が正常に行われるた
めに予め定められた通信手順であり、例えば、使用回
線、通信速度、データ誤り検知、データ誤りへの対処、
二重通信/半二重通信等が規定される。インターネット
ではTCP/IPが使用されており、TCP/IP上で
はさらにSMTP(電子メール送信、Send Mail Protoc
ol)、HTTP(Hyper Text Transfer Protocol)、V
PN(Virtual Private Network)が使われるが、本発
明ではこれらに限定されず、適宜に使用される。
【0046】次に動作を説明する。本発明に係る主要動
作である故障対応処理、部品発注処理、及び状況通知処
理について、図7のタイムチャートと、図8〜図10の
画面表示例を参照して説明する。
【0047】動作説明の前提として、図7のタイムチャ
ートに記述されている各処理を実現するためのプログラ
ムは、コンピュータが読み取り可能なプログラムコード
の形態で記憶部15に格納されており、CPU11は、
当該プログラムコードに従った動作を逐次実行する。ま
た、CPU11は、通信部17を介して外部から供給さ
れるプログラム及びデータを利用して、本実施の形態特
有の動作を逐次実行することも可能である。
【0048】顧客先ユーザのコピー機6に故障が発生す
ると、コピー機6は保守管理会社のホストコンピュータ
1に電子メールで異常コードを送信し、故障通知を行
う。コピー機6がダイヤルアップ接続を行う設定である
場合には、コピー機6は、管理者のPC5経由でホスト
コンピュータ1に異常コードの電子メールを送信する。
なお、故障によりコピー機6において電子メールの送受
信が不可能となった場合には、コピー機6は保守管理側
にファクシミリを送信してコピー機6の電子メールアド
レス及び異常コードを通知する。
【0049】ホストコンピュータ1は、上記のようにコ
ピー機6からの故障通知を待機するばかりでなく、コピ
ー機6における故障発生の有無を定期的に監視して、積
極的な保守管理を行う。
【0050】ホストコンピュータ1は、上記のようにし
てコピー機6から故障通知を受け、異常コード及び電子
メールアドレスを受信すると、図6の顧客情報テーブル
16cを参照して、受信した電子メールアドレスを元に
コピー機6のシリアル番号を取得する。次いで、図3の
故障受付テーブル16aに、故障通報の受付日時、故障
の発生したコピー機6のシリアル番号及び電子メールア
ドレス、異常コード、修理状況を書き込み、故障情報を
取得した順に、ホスト受付番号を付加する。
【0051】次いで、ホストコンピュータ1は、コピー
機6に電子メールを送信して、コピー機6の表示画面上
で故障対応状況パネル表示を開始して、故障対応処理が
完了するまで最新の故障対応処理情報を表示させる。こ
の故障対応状況パネル表示においては、保守管理会社側
による故障通知受付や、サービスマンの顧客先到着予定
時刻等を含む最新の故障対応処理情報が表示される。
【0052】同時に、ホストコンピュータ1は、ホスト
受付番号を顧客先の管理者のPC5に電子メールにより
送信し、コピー機6の表示画面にも表示させる。顧客先
の管理者やユーザは、この受付番号を元に、保守管理会
社が提供するコピー機保守管理情報提供サイトにアクセ
スすることにより、常に最新の故障対応処理情報を取得
できる。但し、このコピー機保守管理情報提供サイト
は、アクセスする人により表示項目が異なる(図11参
照)。
【0053】続いて、ホストコンピュータ1は、コピー
機6から取得した異常コード及び電子メールアドレスを
元に、図4の異常内容テーブル16bを参照して異常内
容を得るとともに、図5の顧客情報テーブル16cを参
照して顧客情報を得る。ここで、部品自動発注の設定と
なっている場合には、ホストコンピュータ1は、発注内
容を電子メールにより在庫管理用ホストコンピュータ7
に送信し、部品の在庫確認及び発注を行う。この発注内
容には、コピー機6の変更部品をメンテナンス担当者の
所属する組織に関する情報(法人名、支店名、住所、電
話番号等)、交換部品の個数、納品顧客先住所、納期等
が含まれる。
【0054】ホストコンピュータ1は、異常内容及び顧
客情報等をPC2に表示させる(図8参照)。異常通報
画面には、ホスト受付番号、受付時間、コピー機6のシ
リアル番号及び電子メールアドレス、顧客情報、異常内
容、変更部品、部品番号の他、発注ボタン及び連絡ボタ
ンが設けられている。ただし、既にホストコンピュータ
1により部品発注済みである場合には、発注ボタンは表
示されない。
【0055】センターオペレータにより、PC2に表示
された異常通報画面内の連絡ボタンが押下されると、携
帯電話3及び携帯電話4に電子メールが送信され、緊急
通報画面(図9参照)が携帯電話3及び携帯電話4に表
示される。
【0056】緊急通報画面には、ホスト受付番号、受付
時間、コピー機6のシリアル番号及び電子メールアドレ
ス、顧客情報、異常内容、変更部品、部品番号の他、受
付ボタン、発注ボタン、到着時刻入力欄、及び到着時刻
ボタンが設けられている。但し、既にホストコンピュー
タ1またはPC2によって変更部品が発注済みである場
合には、発注ボタンは表示されない。
【0057】ここで、携帯電話3または携帯電話4にお
いて受付ボタンが押下されると、ホストコンピュータ1
及びPC2に受付確認通知の電子メールが送信される。
この電子メールを受信すると、ホストコンピュータ1
は、携帯電話3に対しては故障処理対応指示の電子メー
ルを送信し、携帯電話4に対しては携帯電話3に対する
指示内容を通知する電子メールを送信する。携帯電話3
のサービスマンは、対応指示の電子メールの受信後、電
話により顧客側管理者に故障の詳細な状況確認を行う。
顧客側管理者は、コピー機6の詳細な故障状況を確認し
てサービスマンに伝える。
【0058】ホストコンピュータ1により部品自動発注
が行われた場合、PC2において異常通報画面の表示中
にセンターオペレータにより発注ボタンが押下された場
合、あるいは、携帯電話3にてサービスマンにより発注
ボタンが押下され、在庫管理用ホストコンピュータ7が
発注内容が自動的に送信された場合に、故障復旧に必要
な変更部品の在庫確認及び発注が行われる。
【0059】在庫管理用ホストコンピュータ7は、ホス
トコンピュータ1、PC2、または携帯電話3より部品
の在庫確認及び発注の電子メールを受信すると、在庫の
有無や発注受付を通知する電子メールをホストコンピュ
ータ1、PC2、及び携帯電話3に返信する。また、こ
の発注内容を在庫管理用ホストコンピュータ7の表示画
面に表示するとともに、在庫管理用ホストコンピュータ
7に接続されたプリンタから発注内容をプリントアウト
する。
【0060】また、携帯電話3にてサービスマンにより
顧客先への到着予定時刻が入力され、到着時刻ボタンが
押下されると、携帯電話3は、ホストコンピュータ1、
PC2、PC5、コピー機6に到着予定時刻を通知する
電子メールを送信する。さらに、上記確認した故障の詳
細な状況に基づき、サービスマンは携帯電話3より対応
予定の電子メールを、ホストコンピュータ1、PC2、
PC5、コピー機6に送信し、対応予定を通知する。
【0061】ホストコンピュータ1は、携帯電話3から
対応予定の電子メールを受信すると、この対応予定をコ
ピー機6及びPC5転送するとともに、進捗通知画面
(図10参照)を携帯電話3に電子メールで送信する。
この進捗通知画面には、顧客到着通知ボタン、修理完了
通知ボタン、帰社予定時刻入力欄、帰社時刻ボタンが設
けられている。サービスマンが顧客先に到着し、携帯電
話3に表示された上記進捗通知画面内の顧客到着通知ボ
タンを押下すると、携帯電話3は、顧客到着通知の電子
メールをホストコンピュータ1及びPC2に送信する。
【0062】続いて、サービスマンが顧客先にてコピー
機6の修理を開始し、コピー機6より修理開始の入力を
行うと、コピー機6はこの入力内容をホストコンピュー
タ1に電子メールで送信する。この電子メールを受信す
ると、ホストコンピュータ1は、PC2に修理開始のメ
ールを送信し、修理が開始されたことをPC2の表示画
面に表示させる。
【0063】また、ホストコンピュータ1は、コピー機
6の電子メールアドレスから、図4の故障受付テーブル
16aを参照して、コピー機6のシリアル番号を取得す
る。次いで、このシリアル番号を元に、マシン情報テー
ブル(図示省略)を参照して、コピー機6のマシン情報
を取得し、電子メールによりコピー機6に送信してコピ
ー機6の表示画面に表示させる。なお、マシン情報と
は、例えば、コピー機6の過去の故障履歴やバージョン
情報等の、コピー機6の故障対応処理に必要な情報であ
る。続いて、ホストコンピュータ1は、携帯電話3に進
捗通知画面を電子メールで再び送信して表示させる。但
し、ここで、顧客到着通知ボタンは表示されない。
【0064】コピー機6の修理が完了し、サービスマン
により携帯電話3において修理完了通知ボタンが押下さ
れると、携帯電話3はホストコンピュータ1、PC2、
及び携帯電話4に電子メールを送信し、修理完了を通知
する。また、サービスマンにより修理完了通知がコピー
機6から入力された場合には、コピー機6はホストコン
ピュータ1、PC2、及び携帯電話4に電子メールを送
信して修理完了を通知する。
【0065】PC2は、修理完了通知のメールを受信す
ると、表示画面に修理完了の表示を行う。また、ホスト
コンピュータ1は、故障受付テーブル16aの修理状況
欄の「未」を「済」に書き換え、受付日時からこの書き
込み時までに経過した時間を算出し、経過時間に応じて
予め記録媒体16内に記憶している故障処理結果、お
礼、お詫び等の定型文を読み出して、PC5及びコピー
機6に電子メールで送信する。
【0066】続いて、ホストコンピュータ1は、携帯電
話3に進捗通知画面を電子メールで送信する。但し、こ
こでは顧客到着通知ボタン及び修理完了通知ボタンは表
示されない。この進捗通知画面において、サービスマン
により帰社予定時刻欄に任意の時間を入力され、帰社時
刻ボタンを押下されると、携帯電話3は、ホストコンピ
ュータ1及びPC2に帰社予定時刻を通知する電子メー
ルを送信し、保守管理サービス支援システム100によ
る故障対応処理、部品発注処理、状況通知処理が終了す
る。
【0067】以上のように、本実施の形態における保守
管理サービス支援システム100によれば、コピー機6
に異常が発生すると、ホストコンピュータ1、PC2、
携帯電話3、携帯電話4、PC5、コピー機6、在庫管
理用ホストコンピュータ7間において、非常に簡単な入
力操作を行うだけで、電子メールにより異常情報や故障
対応処理情報等の授受を行う。また、ホストコンピュー
タ1は、電子メールにより、担当サービスマンのスケジ
ュール管理や、コピー機6の修理に必要な変更部品の在
庫確認及び発注を行う。
【0068】したがって、本発明を適用した保守管理サ
ービス支援システム100によれば、非常に簡単な操作
によって、顧客側と保守管理会社間における情報の伝
達、部品の発注、サービスマンのスケジュール管理等を
行うことができる。そのため、オペレータによる作業が
効率化され、保守管理作業に要する時間を大幅に短縮す
ることができ、さらに人件費等のコストの低減を図るこ
とができる。また、ホストコンピュータ1は、積極的な
保守管理のための監視を行うため、コピー機6に故障等
の問題が発生した場合に、速やかに対処するとともに、
常に最良の状態でコピー機6を使用できるように保守管
理することができる。さらに、保守管理会社側の故障へ
の対応状況を、電子メールにより顧客側に逐次通知する
ため、顧客側の不安感を解消することができる。
【0069】また、コピー機6に故障が発生し、電子メ
ールの送受信等が不可能となった場合でも、コピー機6
は保守管理側にファクシミリ送信により故障情報を通知
するため、保守管理側はコピー機6の故障情報を取得す
ることができる。一方、コピー機6が画面表示不可能な
状態である場合には、ホストコンピュータ1からPC5
に故障の受付番号を通知する電子メールを送信するた
め、顧客側の管理者は、コピー機保守管理情報提供サイ
トにアクセスすれば、この受付番号を元にして常に最新
の故障対応処理情報を得ることができる。
【0070】なお、本実施の形態における記述内容は、
本発明に係る印刷制御システムの好適な一例であり、こ
れに限定されるものではない。例えば、本実施の形態で
は、情報通信端末装置識別情報として電子メールを使用
したが、情報通信端末装置のシリアル番号、MACアド
レス等、情報通信端末を一義的に識別するための情報を
使用することとしてもよい。
【0071】また、本実施の形態では、コピー機6から
故障通報を受信した場合に、ホストコンピュータ1が自
動的に電子メールを送信し、サービスマンへの連絡、変
更部品の発注、コピー機6の修理、等を行うこととした
が、本発明を適用して、コピー機6における消耗品補充
を行うこともできる。例えば、コピー機6において用紙
やトナー等の消耗品が一定量まで消費されると、コピー
機6からホストコンピュータ1に自動通報を行い、ホス
トコンピュータ1から在庫管理用ホストコンピュータ7
に自動的に在庫確認及び発注を行う構成とすれば、コピ
ー機6の消耗品が不足することがない。
【0072】さらに、本実施の形態における異常通報画
面、緊急通報画面、進捗通知画面等の各種表示画面は、
表示の一例であり、これらに限定されないことは勿論で
ある。また、上記実施の形態におけるホストコンピュー
タ1内に記憶されている各テーブルは、本発明を実行す
るための一例であり、例えば、図5の異常内容テーブル
16bにおいて、1つの異常コードに付き、1つの変更
部品が対応することとしたが、複数個の変更部品が存在
することとしてもよい。その他、保守管理サービス支援
システム100を構成する各端末または構成部分の細部
構成、及び細部動作に関しても、本発明の趣旨を逸脱す
ることのない範囲で適宜変更可能である。
【0073】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、非常に簡
単な手順で、顧客側と保守管理会社間における情報の伝
達、部品の発注、サービスマンのスケジュール管理等を
行うことができる。そのため、オペレータによる作業が
効率化され、保守管理作業に要する時間を大幅に短縮す
ることができ、さらに人件費等のコストの低減を図るこ
とができる。また、情報通信端末に故障等の問題が発生
した場合に、速やかに対処するとともに、常に最良の状
態で情報通信端末を使用できるように保守管理すること
ができる。
【0074】請求項2及び3記載の発明によれば、保守
管理の対象となる情報通信端末装置の異常解決に必要な
情報を、前記メンテナンス担当者に速やかに伝達するこ
とができる。
【0075】請求項4記載の発明によれば、情報通信端
末装置の保守管理側による異常対応処理の進捗状況をユ
ーザに通知できる。また、在庫管理用ホスト装置に在庫
確認の問合せや発注を行うことができる。
【0076】請求項5記載の発明によれば、常に最新の
在庫管理情報を取得することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る保守管理サービス支援システム1
00の全体構成を示す図である。
【図2】図1のホストコンピュータ1の機能的内部構成
を示すブロック図である。
【図3】記録媒体16に記憶された故障受付テーブル1
6aを示す図である。
【図4】記録媒体16に記憶された異常内容テーブル1
6bを示す図である。
【図5】記録媒体16に記憶された顧客情報テーブル1
6cを示す図である。
【図6】記録媒体16に記憶された担当情報テーブル1
6dを示す図である。
【図7】本発明に係る主要動作である故障対応処理、部
品発注処理、状況通知処理を説明するタイムチャートで
ある。
【図8】故障対応処理において、図1のホストコンピュ
ータ1がPC2の表示画面に表示させる画面の一例を示
す図である。
【図9】故障対応処理において、図1のホストコンピュ
ータ1が携帯電話3及び携帯電話4の表示画面に表示さ
せる画面の一例を示す図である。
【図10】故障対応処理において、図1の携帯電話3が
PC2に受付確認等を送信する際の画面の一例を示す図
である。
【図11】図1のホストコンピュータ1が開設するコピ
ー機保守管理情報提供サイトにおける、アクセスする人
と表示項目との関係を示す表である。
【符号の説明】
1 ホストコンピュータ(保守管理会社) 2 PC(センターオペレータ) 3 携帯電話(サービスマン) 4 携帯電話(営業スタッフ) 5 PC(顧客先コピー機管理者) 6 コピー機(ユーザ) 7 在庫管理用ホストコンピュータ 8 プロキシサーバ 9 中継サーバ 11 CPU 12 入力部 13 RAM 14 表示部 15 記憶部 16 記録媒体 16a 故障受付テーブル 16b 異常内容テーブル 16c 顧客情報テーブル 16d 担当情報テーブル 17 通信部 18 バス 100 保守管理支援サービスシステム N インターネット S 無線通信ネットワーク R 無線基地局
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 11/00 301 H04M 11/00 301 H04Q 9/00 321 H04Q 9/00 321Z (72)発明者 竹本 和広 東京都日野市さくら町1番地 コニカ株式 会社内 (72)発明者 山田 圭 東京都八王子市石川町2970番地 コニカ株 式会社内 (72)発明者 吉田 智也 東京都八王子市石川町2970番地 コニカ株 式会社内 Fターム(参考) 2H027 EJ04 EJ08 EJ13 EJ15 EK01 GB09 HA03 HB16 HB17 5K048 AA04 AA06 BA31 BA34 CA02 DA03 DC01 DC07 EB12 FB05 FB08 FC01 5K101 KK12 KK13 LL01 LL12 MM07 NN02 NN03 NN14 NN21 PP03 PP04 SS07

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通信ネットワークを介して情報通信端末装
    置及び在庫管理用ホスト装置と接続し、前記情報通信端
    末装置の保守管理サービスを支援する保守管理サービス
    支援ホスト装置であって、 前記情報通信端末装置に異常が発生した場合に、前記情
    報通信端末装置から異常情報を受信する異常情報受信手
    段と、 前記異常情報と、前記情報通信端末装置の異常に対応す
    る変更部品情報とを対応付ける異常内容テーブルを記憶
    する異常内容テーブル記憶手段と、 前記異常情報を元に、前記異常内容テーブルを参照し
    て、前記変更部品情報を読み出す異常内容テーブルデー
    タ読出手段と、 前記在庫管理用ホスト装置から発注結果を受信する発注
    手段と、 を備えたことを特徴とする保守管理サービス支援ホスト
    装置。
  2. 【請求項2】前記情報通信端末装置から送信される情報
    通信端末装置識別情報を受信する識別情報受信手段と、 少なくとも前記情報通信端末装置識別情報と、前記情報
    通信端末装置のメンテナンス担当者情報とを関連付ける
    保守管理データベースを記憶する保守管理データ記憶手
    段と、 前記情報通信端末装置識別情報を元に、前記保守管理デ
    ータベースを参照して、少なくとも前記情報通信端末装
    置のメンテナンス担当者情報を読み出す保守管理データ
    読出手段と、 前記メンテナンス担当者情報を参照して得られる前記メ
    ンテナンス担当者の携帯情報通信端末装置に、前記変更
    部品情報の少なくとも一部を送信する変更部品情報送信
    手段と、 をさらに備えたことを特徴とする請求項1記載の保守管
    理サービス支援ホスト装置。
  3. 【請求項3】前記異常内容テーブルはさらに、前記異常
    情報と、前記情報通信端末装置で発生した異常内容とを
    対応付けており、 前記異常内容テーブルデータ読出手段は、前記異常情報
    を元に、前記異常内容テーブルを参照して、前記異常内
    容を読み出し、 前記保守管理データベースはさらに、前記情報通信端末
    装置識別情報と、前記情報通信端末装置の顧客情報とを
    対応付けており、 前記保守管理データ読出手段は、前記情報通信端末装置
    識別情報を元に、前記保守管理データベースを参照し
    て、前記情報通信端末装置の顧客情報を読み出し、 前記メンテナンス担当者情報を参照して得られる前記メ
    ンテナンス担当者の携帯情報通信端末装置に、前記異常
    内容および前記顧客情報の少なくとも一部を送信する保
    守管理情報送信手段をさらに備えたことを特徴とする請
    求項2記載の保守管理サービス支援ホスト装置。
  4. 【請求項4】前記メンテナンス担当者の携帯情報通信端
    末装置から送信される異常対応処理情報を受信する異常
    対応処理情報受信手段と、 前記異常対応処理情報に基づき前記変更部品の発注内容
    を生成する発注内容生成手段と、 をさらに備えたことを特徴とする請求項2または3記載
    の保守管理サービス支援ホスト装置。
  5. 【請求項5】前記在庫管理用ホスト装置から送信される
    前記変更部品の在庫情報を受信する在庫情報受信手段
    と、 前記在庫情報を表示する表示手段と、 をさらに備えたことを特徴とする請求項1乃至4記載の
    保守管理サービス支援ホスト装置。
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