JP2003050410A - Wdm伝送システムにおける波長分割多重(wdm)信号の増幅方法、およびそのための光増幅器、光増幅システム、wdm伝送システム - Google Patents

Wdm伝送システムにおける波長分割多重(wdm)信号の増幅方法、およびそのための光増幅器、光増幅システム、wdm伝送システム

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 伝送されたWDM信号全体から選択したWD
M信号を、他のWDM信号に影響を与えることなく個別
に増幅することができる方法、およびその方法を実施す
るための機器、特に光増幅器を提供すること。 【解決手段】 本発明は、ポンプ光が、WDM信号の伝
送方向とは反対に光伝送システムの光導波路に注入さ
れ、ポンプ光が、少なくとも1つのWDM信号が、ポン
プ光によって発生した光導波路の励起ブリュアン散乱プ
ロセスによって個別に増幅されるように設計されてい
る、WDM伝送システムにおける波長分割多重(WD
M)信号を増幅する方法、および、この方法のための光
増幅器、光広帯域増幅システム、WDM伝送システムに
関する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、参照により本明細
書に組み込まれ、本願の優先権主張の対象である出願E
P01440185.5に基づくものである。本発明
は、WDM伝送システムにおけるWDM信号の増幅方法
に関する。この方法では、ポンプ光を、WDM信号の伝
送方向とは反対に光伝送システムの光導波路に注入す
る。
【0002】
【従来の技術】昨今では、現代の光伝送システムまたは
ネットワークは、主として、いわゆる波長分割多重(W
DM)方式を使用している。この方式では、周波数が互
いに異なるいくつかの変調光キャリア信号が、光導波路
中を同時に伝送される。この場合、個々の変調キャリア
の相互光学干渉(クロストーク)は非常に小さいため、
前記キャリアのそれぞれを、独立した波長チャネルまた
はWDMチャネルとみなすことができる。いわゆる密波
長分割多重による最新のWDM(伝送)システムでは、
例えば80チャネルなど、多数のチャネルが、50GH
zなどの等チャネル間隔の高密度周波数パターンなどで
実現される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】WDM伝送の問題点
は、伝送される光が周波数に依存して減衰することであ
る。その結果、異なるWDM信号がそれぞれに異なる形
で減衰する。同様に、例えば長い伝送リンク上で中間増
幅器としてしばしば使用されるエルビウムドープファイ
バ増幅器などの光増幅器は、いわゆる利得スペクトルを
有する。すなわち、WDM信号は、それぞれの周波数に
依存する利得を受ける。この伝送スペクトルはとりわけ
温度に依存する。最後に、例えばレーザダイオードな
ど、WDM伝送システムの光または光電気素子のエージ
ングプロセスの進み方の相違、または光接続の欠陥によ
って、個々のWDM信号の著しい強度損失が生じ得る。
【0004】従来技術から、WDM信号の強度に相違が
生じるのを防ぐこと、または強度の相違を補償すること
を目的とした様々な解決手法が知られている。すなわ
ち、「温度補償希土類元素ドープ光導波路増幅器(Te
mperature−compensated rar
e earth doped optical wav
eguide amplifiers)」という名称の
米国特許第6,049,414号明細書は、制御可能な
温度依存光フィルタによってファイバ増幅器の利得スペ
クトルへの温度の影響を補償するためのシステムおよび
方法を開示している。米国特許第6,151,160号
明細書に開示されている別の方法の場合、最初にWDM
信号が全体として広帯域増幅され、続いて、周波数に応
じて異なる光学分枝(branch)に分配され、WD
M信号の対応する各サブセットが個別に増幅され、その
後、光学的再結合がなされる。
【0005】しかし、知られているWDM信号の強度等
化方法には様々な欠点がある。制御可能なフィルタによ
る補償の欠点は、高減衰損失を受け入れざるを得ない場
合があることである。したがって、強度を等化する目的
で、強度が最も低いWDMチャネル以外のチャネルの強
度を、強度が最も低いWDMチャネルの強度まで下げ
る。
【0006】異なる光学分枝への分配による補償の欠点
は、第1に、大規模回路が必要なことであり、第2に、
光の分割により強度損失が生じることである。これらの
知られている方法は、例えばそれぞれの構成素子のエー
ジングなどのために個々のWDM信号の強度が他のチャ
ネルに比べて相当に低い場合には、特に不適切である。
【0007】本発明の目的は、伝送されたWDM信号全
体から選択したWDM信号を、他のWDM信号に影響を
与えることなく個別に増幅することができる方法、およ
びその方法を実施するための機器、特に光増幅器を作り
出すことである。
【0008】知られているWDM信号の強度等化方法で
は、選択したWDM信号を単独または個別に増幅するこ
とができない。本発明の基本的な概念は、個々のWDM
信号の特定の増幅を可能にする、いわゆる励起ブリュア
ン散乱による、物理的効果を技術的に利用することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】励起ブリュアン散乱SB
Sは、高強度の干渉性電磁波、いわゆるポンプ光が光導
波路内に導かれるときに生じる音波散乱プロセスであ
る。ブリュアン散乱は、強度の増加に強く比例して増大
する非線形効果である。音波は、光媒体との相互作用に
よって発生し、ある速度で光導波路をポンプ光と同じ方
向に移動する回折格子となる。その結果、ポンプ光が散
乱し、最大の散乱部分は、ポンプ光とは反対の方向に後
方散乱する、ポンプ光の一部によって形成される。ドッ
プラー効果により、この後方散乱波の周波数は、音波の
音響周波数によって低減される。このいわゆるブリュア
ン周波数は、個々のファイバ材料の特性量である。
【0010】後方散乱ポンプ光と同じ波長の信号がポン
プ光と反対の方向で光導波路に注入されると、上述の音
響回折格子が十分に増幅される。その結果、後方散乱ポ
ンプ光の強度が増加し、従って、注入信号が増幅され
る。このような相互関係は、従来技術から知られてい
る。
【0011】本発明によれば、次に、ポンプ光のエネル
ギーを信号光に移転するこの効果を、選択したWDM信
号を増幅する目的で利用して、所定の周波数スペクトル
を有するポンプ光を、WDM信号の伝送方向とは反対に
光導波路に注入する。選択したWDM信号をひずみなく
増幅するためのポンプ光の周波数スペクトルは、この場
合、このWDM信号の周波数スペクトルに対して、上述
のブリュアン周波数だけずれている。ブリュアン散乱は
狭帯域効果であるため、上述の方法を使って、選択した
WDM信号を個別に増幅することができる。
【0012】本発明の利点は、実質的に他のWDMチャ
ネルの影響をほとんど受けることなく、個々のWDM信
号の増幅を選択的に実施することができることである。
さらなる利点は、利得制御が受信側で行われることであ
る。すなわち、例えば、WDM信号を処理または変換す
るための受信装置は、1つまたは複数のWDM信号の強
度を正確に調整して、対応するデータの読み出しの誤り
率を最小限に抑えることができる。
【0013】本発明のさらなる発展形態は、従属請求項
および以下の記載で開示する。
【0014】本発明を、以下で、添付図面を参照しなが
らより詳しく説明する。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は、(光)増幅器SSAを介
して通過する(光)導波路OWを示す。増幅器SSA
は、(光)スプリッタSP、制御される(単一)ポンプ
光源PB1および光結合器CPLで構成される。増幅器
SSAの入力側で、搬送周波数が異なる多数のWDM信
号からなる(光)入力信号S1が、導波路OWに注入さ
れ、この入力信号S1から、スプリッタSPによって測
定信号MSが引き出され、ポンプ光源PB1に供給され
る。このポンプ光源はポンプ光P1を生成し、ポンプ光
P1は、増幅の目的で、結合器CPL経由で入力信号S
1の方向とは反対に導波路OWに注入される。増幅され
た光信号または出力信号S2は、増幅器SSAから出て
行く。第1の図表D1は、周波数f(横座標)に対す
る、入力信号S1(実線)とポンプ光P1(破線)の強
度推移I(縦座標)を概略的に示したものである。この
場合は、例として、入力信号S1の、搬送周波数f1〜
f5を有する隣接する5つのWDM信号を概略的に示し
てある。これらのWDM信号の搬送周波数f1〜f5
は、それぞれ等周波数間隔ΔFを有する。例として、中
央周波数がfp’の単一狭帯域周波数ピークを有する第
1のポンプ光P1の周波数スペクトルも示されている。
この場合、ポンプ光P1の中央周波数fpは、例として
選択した増幅される信号の搬送周波数f4よりもブリュ
アン周波数ΔFBだけ高い。例えば、他のWDM信号に
比べて強度が弱い搬送周波数f4のWDM信号を除き、
すべてのWDM信号はそれぞれ同じ強度を持っている。
第2の図表D2は、出力信号S2、すなわち周波数fに
対する増幅された入力信号S1の強度推移Iを概略的に
示したものである。ここでは、すべてのWDM信号が同
じ強度を有する。
【0016】この場合、WDMチャネルの搬送周波数が
等周波数間隔Δf、すなわち等間隔周波数パターンのW
DMシステムであると想定する。すなわち、最近のシス
テムの場合、WDMチャネルの総数が40チャネルで、
チャネル間隔が100ギガヘルツのことが多い。最近の
WDMシステムは、すでに、80チャネルでわずか50
ギガヘルツのチャネル間隔になっている。しかし、本発
明は、等チャネル間隔のWDMシステムに限定されるも
のではない。したがって、本発明は、例えば、伝送容量
の最適化を目的とする、例えばいわゆる残留側帯波のフ
ィルタリング(VSB)の場合に使用される、交番周波
数間隔のシステムの場合にも利用できる。
【0017】スプリッタSPは、増幅器SSAに到着す
る信号強度の小部分を抽出し、この信号構成要素を、測
定信号MSとしてポンプ光源PB1に供給する。増幅器
SSAは、単一狭帯域周波数ピークのポンプ光を生成す
るためのポンプ光源を備え、ポンプ光は、例えばレーザ
ダイオードなどで生成する。この増幅器SSAは、本明
細書では単一源増幅器SSAとも呼び、厳密に1つの選
択されたWDM信号を増幅する役割を果たす。この目的
のために、ここには表示していない光電気コンバータに
よって、測定信号MSを電気信号に変換し、例えばここ
には示していない電子評価装置などによって、どのWD
M信号を増幅すべきで、どのポンプ力が必要なのかを決
定する。例えば、強度が最も低いWDM信号が、増幅さ
れるWDM信号として選択されたとする。本明細書に示
す例では、第4の搬送周波数f4を有するWDM信号に
ついて強度の不足が確認されている。評価装置は、中央
周波数fpが、増幅されるWDM信号の搬送周波数f4
よりもブリュアン周波数ΔFBだけ高い、所定の強度を
持つポンプ光P1を生成するために、制御信号をポンプ
光源PB1に送る。
【0018】ポンプ光P1の強度は、上述のように、閉
ループ制御回路において調整される。ポンプ光強度の振
動を防ぐために、強度測定値は、WDM信号が伝送され
る時間(transmission rate)よりも
かなり長い時間かけて決定される。その結果、特に、変
調に起因する短時間内の強度の変動は無視される。ポン
プ光P1は、結合器CPLを介して、入力信号S1の信
号進行方向とは反対に導波路OWに注入される。有効な
信号の信号エネルギーが結合器CPLを介して減結合さ
れることが全くまたはほとんどないようにする、すなわ
ち信号エネルギーが失われないようにするために、結合
器CPLは波選択型結合器として設計することができ
る。あるいは、結合器CPLを光サーキュレータとして
設計することもできる。
【0019】上述のように、ポンプ光P1は、周波数が
ポンプ信号の周波数よりもブリュアン周波数ΔFBだけ
低い特定の信号を増幅する。このブリュアン周波数ΔF
Bは特性量であり、石英ガラスの1550ナノメートル
の波長範囲の信号ではおよそ11.1ギガヘルツであ
る。励起ブリュアン散乱による増幅は、増幅される信号
のうちわずか約16メガヘルツの周波数範囲が増幅の対
象となる狭帯域処理を構成する。
【0020】上述の増幅器を有利に利用するためには、
多数のWDM信号からそれぞれのWDM信号を増幅でき
ることが重要である。この目的のために、ポンプ光源P
B1として同調式ポンプレーザを使用する。同調式ポン
プレーザは、選択したWDM信号の増幅を目的として、
WDM信号の周波数範囲、またはWDM信号帯域、また
はWDM信号帯域の一部において、いかなる所望の周波
数にも調整することができる。WDM信号帯域は、例え
ば、波長範囲が1530〜1565ナノメートルのいわ
ゆるC−帯域および/または波長範囲が1570〜16
10ナノメートルのいわゆるL−帯域を含む。
【0021】代替実施形態では、ポンプ光P1を、周波
数変換によって増幅されるWDM信号から得、適切な光
回路を使用して、選択したWDM信号から、ブリュアン
周波数ΔFBだけ増加した信号を生成し、この信号を、
ポンプ光P1として導波路OWに戻して注入する。
【0022】これまで説明してきた実施形態では、1つ
の選択したWDM信号の増幅のみが可能である。このよ
うな増幅器は、例えばコンポーネントの障害、光結合の
誤差、または特定のコンポーネントの早期エージングな
どのために、WDMシステムの個々のWDMチャネルが
劣化したときには特に適している。しかし、いくつかの
WDMチャネルが同時に劣化した場合、すなわち、いく
つかの選択したWDM信号を同時に増幅する必要が生じ
た場合には、いくつかの周波数を有する、対応するポン
プ光信号を生成する必要がある。この目的のための実施
形態を、次の図2の記載において説明する。
【0023】図2は、図1と同様であるが、増幅器SS
Aを、本明細書では複数源増幅器MSAと呼ぶ光増幅器
で置き換えた構成を示している。(単一源)増幅器SS
Aと異なり、複数源増幅器MSAは、複数のポンプ光源
PB2を備える。入力側の導波路OWには、WDM信号
の諸強度が異なる値を有する、修正された入力信号S
1’が注入される。この場合、指定された周波数ピーク
を有するポンプ光P1の代わりに、増幅されるWDM信
号の数に対応するいくつかの狭帯域周波数ピークを有す
る拡張されたポンプ光P2が生成される。図1のよう
に、出力信号S2は、すべてのWDM信号が同一の強度
値をもつ。第1の修正図表D1’は、周波数fに対す
る、修正された入力信号S1’と拡張されたポンプ光P
2の強度推移Iを概略的に示したものである。この場合
も、例として、修正された入力信号S1’として、それ
ぞれの周波数ピークを有する5つのWDM信号を実線で
概略的に示している。ここでも、これらのWDM信号の
搬送周波数f1〜f5は、それぞれ等周波数間隔ΔFを
有する。しかし、強度値は互いに異なる。中央周波数が
f1’〜f5’の周波数ピークを有する拡張されたポン
プ光P2の周波数スペクトルを、破線で示している。こ
れらの中央周波数f1’〜f5’は、それぞれ、搬送周
波数f1〜f5よりもブリュアン周波数ΔFBだけ高く
なっている。
【0024】ここに示す例では、すべてのWDM信号が
増幅され、各WDM信号が、増幅器MSAで確認された
強度に従って個別に増幅される。したがって、拡張され
たポンプ光P2は、各線が異なる強度をもつ線スペクト
ルを有する。この拡張されたポンプ光は、例えば、異な
る定義された周波数値に固定された、いくつかのレーザ
ダイオードで生成する。あるいは、図1に関連して説明
した実施形態によれば、拡張されたポンプ光P2は、増
幅されるWDM信号から周波数変換によって得られる。
【0025】さらなる変形形態でも、レーザダイオード
などのいくつかのポンプ光源を使用して、ポンプ光を生
成する。しかし、これらのポンプ光源の数は、WDMシ
ステムのWDMチャネルの数よりも少ない。この場合、
ポンプ光源の一部かまたは全部が、それらの周波数を調
整することができる。このような増幅器を使うことによ
って、各WDMチャネルに別々のポンプ光源を用意する
必要なしに、いくつかのWDM信号を同時に増幅するこ
とができる。このことは、既存のWDMシステムの場合
の80チャネルなど、多数のWDMチャネルを有するW
DMシステムにとって、特に、この増幅器を主としてコ
ンポーネントの障害や結合誤差によって生じた強度損失
の補償のために使用する場合には、有用な妥協策であ
る。説明したように、このような障害は個々のWDMチ
ャネルに影響を与えることが多く、その結果、影響を受
けたWDM信号の強度がかなり低減されることが多々あ
り、従来の増幅器では十分に補償することはできない。
個々のチャネルの劣化は、他のチャネルに影響を与える
ことなく受信側で矯正することができ、したがってシス
テムのシャットダウンを回避することができる。
【0026】変調周波数が増加すると、すなわち、WD
M信号に含まれる情報ビットレートが増加すると、対応
する周波数スペクトルの幅が増加する。本明細書では、
これまで、話を簡単にするために、線スペクトル、すな
わち狭帯域WDM信号のスペクトルを想定してきた。こ
のアプローチは、WDM信号の変調周波数が小さい場
合、特に搬送周波数の周波数間隔ΔFよりもかなり小さ
い場合には採用することができる。しかし、例えば1W
DMチャネル当たり最大20ギガヘルツの高ビットレー
トの最新のシステムの場合、線スペクトルはもはや想定
できない。上述のように、励起ブリュアン散乱は、ポン
プ光周波数の回りのきわめて狭い周波数範囲のみが対象
とされる狭帯域処理を構成する。例えばレーザダイオー
ドなどによって生成されるポンプ光スペクトルは、周波
数範囲が非常に狭いため、広帯域WDM信号のごく小さ
い部分しかブリュアン効果による増幅の対象にならな
い。このような広帯域信号の狭帯域増幅によって、増幅
された信号にひずみが生じ、情報信号の障害のない復調
すなわち回復が一層難しくなる。このような増幅では、
その効率もきわめて限られたものでしかない。この問題
の解決策を次の図3に関連して説明する。
【0027】図3の左側の図表は、周波数fに対する、
狭帯域ポンプ光の強度推移Iを示したものである。この
ポンプ光のスペクトルを、ベース幅すなわち線幅FPを
有する細い三角形で概略的に示している。右側の図表
は、周波数fに対する、適合されたポンプ光の強度Iの
推移を示す。この信号も、同様に三角形として表し、適
合されたベース幅すなわち適合されたポンプ光幅FBを
有する。矢印ADAPは、狭帯域ポンプ光を増幅される
WDM信号の信号帯域幅に適合させるための修正プロセ
スを表す。
【0028】ポンプ光の生成には(半導体)レーザダイ
オードを使用することが好ましい。このレーザダイオー
ドは、線幅FPが例えば約10メガヘルツの狭帯域光を
放出する。最新のWDMシステムでは、WDM信号の信
号帯域幅は、例えば100ギガビットの周波数パターン
を有するWDMシステムにおいて20ギガビットなど
の、専用周波数範囲の大きな部分をカバーする。WDM
信号の最適な増幅には、狭帯域ポンプ光の線幅FPを信
号帯域幅に適合させる必要がある。第1の実施形態で
は、この目的のためにポンプ光をパルス化する、すなわ
ち、反復する時間間隔でそれぞれオンとオフの切替を行
い、パルス化されたポンプ光は、より広いスペクトル範
囲で放出される。スイッチングの回数は、パルス化され
たポンプ光が増幅されるWDM信号の全帯域幅FBをカ
バーするように決定する。有利な代替実施形態では、狭
帯域ポンプ光をいわゆるデジタル擬似ランダム2進信号
PRBSで変調する。このランダム信号は、増幅される
WDM信号と同じ信号要素周波数、同じ信号形式をもっ
ており、変調型と変調速度が同一である。したがって、
変調されたポンプ光の帯域幅FBは、増幅されるWDM
信号の帯域幅に最適に適合される。
【0029】これを説明するために、図4aに、それぞ
れ、ベース幅すなわち信号幅FSとポンプ光帯域幅FB
を有する三角形BおよびAによって表される、選択され
たWDM信号および適合されたポンプ光の例を使って、
スペクトルを示す。WDM信号の最適な増幅のために
は、両方の帯域幅FSおよびFBは同じになっている。
ポンプ光の搬送周波数は、この場合、WDM信号の搬送
周波数よりもブリュアン周波数ΔFBだけ高い。
【0030】図4bは図4aに対応するが、この場合
は、信号幅FS’の三角形B’で表されるWDM信号の
帯域幅が、ポンプ信号幅FBよりも広くなっている。変
調された搬送波のスペクトルは対称なので、側帯波の情
報は、基本的に、情報信号の完全な回復には十分であ
る。この目的のために、送信機は諸WDM信号の1つの
側帯波をそれぞれ抑制し、それに応じてWDM信号をよ
り密接にグループ化する。狭帯域ポンプ光をこのような
WDM信号に適合させる目的で、狭帯域ポンプ光の変調
速度には、WDM信号の変調速度よりも遅い速度、例え
ば半分の速度を選択する。したがって、ポンプ光の搬送
周波数とWDM信号の搬送周波数との周波数差は、ブリ
ュアン周波数とは異なる。その結果、そのとき増幅され
るのは全くまたはほとんど所望の側帯波だけとなる。
【0031】図5は、以下、単にブリュアン増幅器と呼
ぶ、選択したWDM信号の増幅に誘導ブリュアン散乱を
利用した上述の増幅器の1つのさらなる有利な実施形態
を、WDM信号の増幅、分散補償、制御利得等化を同時
に行う光広帯域増幅システムASの一部として、概略的
に示す。この意図で、活性ファイバ素子DCFGを備え
た導波路OWを示す。図1で説明したように、WDMシ
ステムの異なるWDM信号からなる入力信号S1の信号
進行方向は、左から右へ向かっている。活性ファイバ素
子DCFGの左に、第1のファイバ増幅器ポンプ光源D
FP1のポンプ光を、例えば第1の結合器C1を使っ
て、信号の進行方向に注入する。活性ファイバ素子DC
FGの右には、例として、第2のファイバ増幅器ポンプ
光源DFP2、ラマン増幅器ポンプ光源RFPおよびブ
リュアン増幅器ポンプ光源BFPのポンプ光を、それぞ
れ結合器C2、C3、C4を介して、信号の進行方向と
は反対に連続して注入する。
【0032】前記諸ポンプ光源のポンプ光によって、そ
れぞれの場合に、活性ファイバ素子DCFGにおける所
定の利得効果が生じる。ファイバ増幅器ポンプ光源DF
P1およびDFP2のポンプ光およびラマン増幅器ポン
プ光源RFPのポンプ光は、それぞれ、入力信号S1の
すべてのWDM信号またはこれらのWDM信号のサブセ
ットを全体的に増幅する。長距離伝送によって生じる分
散は、同時に、活性ファイバ素子において補償される。
前に説明したように、ブリュアン増幅器ポンプ光源BF
Pのポンプ光は、特に、著しい劣化の場合、すなわち個
々のWDM信号の著しい強度損失の場合には他の増幅器
ではもはや十分に補償することができない個々のWDM
信号強度の等化を可能にする。
【0033】活性ファイバ素子DCFGは、第1の変形
形態では光学的に直列接続されている3つのファイバ片
で構成されている、ファイバコイルからなる。第1のフ
ァイバ片は、例えばエルビウムドープファイバ心線を有
するファイバである。このファイバ片は、ファイバ増幅
器ポンプ光源DFP1およびDFP2と共に、いわゆる
ドープファイバ増幅器を構成する。第2のファイバ片
は、ラマン増幅器ポンプ光源RFPと共に、いわゆるラ
マン増幅器を構成する非ドープ増幅ファイバからなる。
ラマン増幅は非線形効果であり、ポンプ光の強度密度に
対して二次曲線的に増幅度が増す。したがって、ポンプ
光源の所定の強度について高い強度密度を達成するため
に、ファイバ部分にはできるだけ断面積が小さいファイ
バ心線を選択する。すなわち細心線ファイバを使用す
る。第3のファイバ片は、伝送ファイバの分散を補償す
るために、逆分散特性を有するファイバからなる。
【0034】有利な変形形態では、前述の効果が組み合
わされ、すなわち、1つの物理的ファイバ片によって、
上述の効果の2つまたは3つが達成される。したがっ
て、例えば、ラマン増幅のためのファイバ片と分散補償
のためのファイバ片を、細い心線と逆分散性を有する1
つの物理的ファイバ片で構成することができる。3種類
の効果すべてを、1つの物理的ファイバ片で生じさせる
こともでき、直前の文章に記載のファイバ片も活性増幅
材で適切にドープする。
【0035】図6は、例として、個々の増幅器のスペク
トルまたは利得曲線、すなわち本発明による光増幅シス
テムASの利得効果、および図5の対応するポンプ光源
DFP1、DFP2、RFP、およびBFPからのポン
プ光の波長を示す図表である。この目的で、n個のWD
M信号1−nを、いくつか波長軸λ上に概略的に示して
いる。この場合、例として、第7のWDM信号7が劣化
している。左から右に、ドープファイバ増幅器のファイ
バ利得曲線CD、第1のラマン利得曲線CR1、ブリュ
アン利得曲線CB、第2のラマン利得曲線CR2および
第3のラマン利得曲線CR3を示している。合成利得曲
線CRは、活性ファイバ素子DCFGにおけるすべての
利得効果を合成した、すなわち加法的な効果を表す。
【0036】例として、図5からのポンプ光源DFP
1、DFP2、RFP、およびBFPのポンプ光P1〜
P6の波長を、波長軸λの下に、左から右へと示してい
る。この場合、ポンプ光P1〜P4の波長は、合成利得
曲線CRのスペクトルの外側(帯域外)にあり、ポンプ
光5〜6の波長はスペクトルの内側(帯域内)にある。
第1のポンプ光P1は、この場合、第1のファイバ増幅
器ポンプ光源DFP1によって生成され、第2のポンプ
光P2は、第2のファイバ増幅器ポンプ光源DFP2に
よって生成され、第3、第4、第5のポンプ光P3〜P
5は、ラマン増幅器ポンプ光源RFPによって生成さ
れ、第6のポンプ光P6はブリュアン増幅器ポンプ光源
BFPによって生成される。
【0037】ファイバ利得曲線CDはすべてのWDM信
号を含むが、波長に応じて異なる増幅を実行する。ポン
プ光源P3〜P5によって発生するラマン利得曲線CR
1〜CR3は、それぞれWDM信号の一部を含み、ここ
では狭帯域ピークとして表されているブリュアン利得曲
線CBは、例として選択された第7のWDM信号を含
む。この利得曲線CBの中央周波数は、この場合、第7
のWDM信号の搬送周波数に対して、前述のブリュアン
周波数ΔFBだけずれる。ブリュアン増幅器が発生した
利得効果CBのピークを除き、合成利得曲線CRは、W
DM信号1−nの範囲で要求どおりほぼ平坦になる、す
なわち、広帯域増幅システムAS全体は、すべてのWD
M信号の増幅、等化、分散補償を達成する。
【図面の簡単な説明】
【図1】選択されたWDM信号を増幅するための、本発
明による光増幅器を含む配置を示す概略図である。
【図2】いくつかのWDM信号を同時かつ個別に増幅す
るための、本発明による光増幅器を含む配置を示す概略
図である。
【図3】ポンプ信号の周波数適合の図表を示す図であ
る。
【図4a】WDM信号を完全に増幅するためのポンプ信
号のスペクトルを示す概略図である。
【図4b】WDM信号を部分的に増幅するためのポンプ
信号のスペクトルを示す概略図である。
【図5】本発明による光増幅システムの一部として本発
明による増幅器を示す概略図である。
【図6】本発明による光増幅システムの利得曲線および
ポンプ波長を例として示す概略図である。
【符号の説明】
OW 導波路 S1 入力信号 S1’ 修正された入力信号 S2 出力信号 P1、P2、P3、P4、P5、P6 ポンプ光 PB1 単一ポンプ光源 PB2 多重ポンプ光源 SP 光スプリッタ CPL 光結合器 MS 測定信号 SSA(単一源)増幅器 MSA 多重源増幅器 I 強度推移 f 周波数 ΔF 等周波数間隔 ΔFB ブリュアン周波数 f1、f2、f3、f4、f5 搬送周波数 fp、f1’、f2’、f3’、f4’、f5’ 中央
周波数 FP 線幅 ADAP 適合させるための修正プロセス A、B、B’ 三角形 FS、FS’ 信号幅 C1、C2、C3、C4 結合器 DFP1、DFP2 ファイバ増幅器ポンプ光源 RFP ラマン増幅器ポンプ光源 BFP ブリュアン増幅器ポンプ光源 DCFG 活性ファイバ要素 AS 光広帯域増幅システム λ 波長軸 CR 合成利得曲線 CD ファイバ利得曲線 CR1、CR2、CR3 ラマン利得曲線 CB ブリュアン利得曲線 FB 帯域幅
フロントページの続き Fターム(参考) 2K002 AA02 AB30 BA01 CA15 DA10 HA24 5F072 AK06 QQ06 YY17 5K102 AA53 AD01 AK06 MA03 MB02 MB05 MB06 MB17 MC11 MD02

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 WDM伝送システムにおいて波長分割多
    重信号を増幅する方法であって、ポンプ光が、WDM信
    号の伝送方向とは反対に光伝送システムの光導波路に注
    入され、前記ポンプ光が、前記ポンプ光によって生成さ
    れた前記光導波路のブリュアン散乱プロセスによって、
    少なくとも1つの選択されたWDM信号が、少なくとも
    1つの非選択WDM信号とは無関係に個別に増幅される
    ような周波数スペクトルを有する方法。
  2. 【請求項2】 前記WDM信号の異なる強度を等化する
    目的で、前記WDM信号の強度が測定され、前記WDM
    信号の特定の個別増幅のために対応するポンプ光が決定
    される請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記ポンプ光が、狭帯域ポンプ光源によ
    って生成され、適合プロセスにより増幅される前記WD
    M信号の帯域幅に適合される請求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記ポンプ光が、増幅されるWDM信号
    と同じ変調型および変調速度を有する擬似ランダム信号
    で変調することによって適合される請求項3に記載の方
    法。
  5. 【請求項5】 波長分割多重伝送システム用の光増幅器
    であって、 ポンプ光をWDM信号の伝送方向とは反対に光導波路に
    注入する注入手段と、 励起されたブリュアン散乱プロセスにより少なくとも1
    つの選択されたWDM信号を個別に増幅するためのポン
    プ光が、少なくとも1つの非選択WDM信号とは無関係
    に生成できるように設計されたポンプ光生成手段とを備
    える光増幅器。
  6. 【請求項6】 WDM信号の強度値を測定する測定装置
    と、前記ポンプ光生成手段を制御するための制御信号を
    決定する評価手段とが存在し、前記制御信号が、前記ポ
    ンプ光生成手段が前記WDM信号の強度を等化するため
    のポンプ光を生成するように設計されている請求項5に
    記載の光増幅器。
  7. 【請求項7】 WDM信号を増幅するためのポンプ光ま
    たはポンプ光成分の帯域幅をこのWDM信号の帯域幅に
    適合させる適合手段が存在する請求項5に記載の光増幅
    器。
  8. 【請求項8】 請求項5に記載の光増幅器を備えた、W
    DM伝送システムのWDM信号の増幅、分散補償、およ
    び強度等化のための光広帯域増幅システム。
  9. 【請求項9】 活性ファイバ要素と、このファイバ要素
    に作用する対応するポンプ光源とが存在する請求項8に
    記載の光広帯域増幅システム。
  10. 【請求項10】 請求項5、または8に記載の光増幅器
    を備えるWDM伝送システム。
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