JP2003046763A - 画像処理装置及び方法 - Google Patents

画像処理装置及び方法

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JP2003046763A
JP2003046763A JP2001233825A JP2001233825A JP2003046763A JP 2003046763 A JP2003046763 A JP 2003046763A JP 2001233825 A JP2001233825 A JP 2001233825A JP 2001233825 A JP2001233825 A JP 2001233825A JP 2003046763 A JP2003046763 A JP 2003046763A
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JP2001233825A
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Shunpei Kimura
俊平 木村
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Canon Inc
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J3/00Typewriters or selective printing or marking mechanisms characterised by the purpose for which they are constructed
    • B41J3/44Typewriters or selective printing mechanisms having dual functions or combined with, or coupled to, apparatus performing other functions
    • B41J3/445Printers integrated in other types of apparatus, e.g. printers integrated in cameras

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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Editing Of Facsimile Originals (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)
  • Record Information Processing For Printing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】デジタルカメラからモードを指定して印刷する
際に、画像処理のためのメモリを節約する。 【解決手段】縁なし印刷する場合、画像のアスペクト比
と用紙のアスペクト比とを比較して、画像のアスペクト
比の方が大きい場合には、画像の上下をトリミングして
用紙のアスペクト比に合わせ、画像のアスペクト比の方
が小さい場合には画像の左右をトリミングして用紙のア
スペクト比に合わせる。その後、印刷サイズに拡大し、
印刷する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば熱転写式プ
リンタなどのプリント手段を有するプリントシステムに
関し、より具体的には、電子画像をプリント出力するの
に好適なプリントシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、印画用紙に感熱型の用紙を用い、
主走査方向に配列された複数個の発熱体を選択的に駆動
しつつ用紙を副走査方向に搬送することで、用紙にドッ
トライン状に印画を行うライン熱転写方式のプリンタが
ある。ライン熱転写方式のプリンターは構造が簡単で小
型化できるのに加えて、個々の画素を多階調で記録でき
るために滑らかで高画質な画像をプリントすることがで
きる。
【0003】そこで、こうしたプリンター装置とデジタ
ルカメラやデジタルビデオカメラなどの撮影機器を直接
的に接続したり、または一体に構成して、撮影された画
像を、コンピューターなどの画像情報を処理するための
機器を介すことなくプリントするシステムも登場してい
る。こうしたシステムでは、デジタルカメラやデジタル
ビデオで撮像された画像情報を、高品質な画像として簡
単にプリントアウトすることが可能になり、大変便利で
ある。このようなプリントシステムの一例として、例え
ば、特開平10-243327号公報では画像入力装置と画像出
力装置の接続にについて述べられている。
【0004】このようなプリンタと撮影機器とを直接接
続したプリントシステムにおいては、画像保存方式とし
て一般的なJPG(JPEG)ファイルの伸長や所望のプリント
サイズを得るためのリサイズ、プリントの為の色処理等
の画像処理機能を、撮影装置とプリンター装置のどちら
が持つかが問題となる。一般的には、デジタルカメラや
デジタルビデオカメラ等の撮像装置の方が、主要な機能
をハードウエアとして有していたり、プリンター装置に
比べて高性能なCPUを搭載しているケースが多く、撮像
装置の方に多くの機能を持たせた方がプリンター装置自
体に必要となる機能は少なくなり、その結果コストダウ
ンが可能になる。
【0005】また、プリンタと撮影機器とを一体とした
プリントシステムにおいても、撮像機能のための備えて
いるハードウエア資源を利用して必要な画像処理を行う
場合が多い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、その反面上記
デジタルカメラやデジタルビデオカメラ等の撮像機器が
有する機能やハード的なリソースを用いてプリントシス
テムを実現するためには、デジタルカメラから印刷モー
ドを指定できないことや、プリント処理に使用可能なメ
モリー領域が制限されることによって所望の画像処理が
実現できないという問題点があった。
【0007】例えば、印刷する際に用紙に余白を設ける
か否かの別等はあらかじめ決められており、利用者が指
定することができなかった。
【0008】また例えば、プリント用紙全面に画像をプ
リントするようなプリント方法において、入力画像が極
めて横長で且つサイズがプリント用紙に対して小さい場
合に、入力画像をそれがプリント用紙に外接するような
サイズに拡大し、プリント用紙からはみ出す部分は切り
取る(トリミング)処理を行うのが一般的であった。こ
の場合、拡大後の画像データを一旦作業用のメモリー上
に保持しなければならない。一般的には写真撮影された
画像データは相当に大きなデータであり、撮像装置には
そのような処理に備えた容量のメモリが用意されていな
いために、拡大後の画像サイズによっては作業用メモリ
ーの容量を越えてしまい、このトリミング処理が実現で
きない場合があった。
【0009】このように、メモリ容量の制約により必要
な処理が行えない場合があった。この問題は、扱う画像
データのサイズに比べてメモリ容量が十分でない機器や
システムにおいて特に発生しやすい問題であり、撮像機
器とプリンタとを組み合わせたプリントシステムに限ら
ずに発生し得る問題でもある。
【0010】本発明は上記従来例に鑑みて成されたもの
で、画像処理を行う際に、所望の印刷モードを指定する
ことができ、しかも、画像データのサイズの縮小を伴う
処理を優先的に行うことで、メモリ容量の不足を生じに
くくし、その結果装置の原価削減を可能とした画像処理
システム及び画像処理方法およびそれを用いた印刷シス
テムを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は次のような構成から成る。
【0012】デジタル画像データを生成する画像データ
生成手段と、画像を余白なしに印刷する第1のモード
と、余白を設けて印刷する第2のモードを含む複数の印
刷モードからひとつを選択するモード選択手段と、前記
画像データを印刷手段により印刷させる際に、前記モー
ド選択手段により選択された印刷モードに応じた画像処
理を施す画像処理手段とを備える。
【0013】更に好ましくは、前記画像処理手段は、画
像データのサイズを縮小する処理を、画像データのサイ
ズを拡大する処理に優先して行う。
【0014】更に好ましくは、前記画像データのサイズ
を縮小する処理は、画像データの縦横比を印刷後の画像
の縦横比に合わせるためのトリミング処理を含む。
【0015】更に好ましくは、前記画像処理手段は、前
記画像データにより表される画像の縦横比と前記印刷モ
ードとに応じて、画像を90度回転させる手段を有す
る。
【0016】更に好ましくは、前記画像データ生成手段
は、被写界の光学像をデジタル画像データに変換する撮
像手段を有する。
【0017】更に好ましくは、前記モード選択手段によ
り、画像を余白なしに印刷する第1のモードと、余白を
設けて印刷する第2のモードと、同一画像を複数印刷す
る第3のモードのいずれかを選択可能である。
【0018】更に好ましくは、上記画像処理装置と印刷
手段とを具備することを特徴とする印刷システム。
【0019】更に好ましくは、前記印刷システムにおけ
る印刷手段は、ライン状に配置した複数の加熱素子によ
りインクリボンから用紙にインクを転写する熱転写式プ
リンタである。
【0020】
【発明の実施の形態】[第1の実施の形態]図1に本発
明の第1の実施形態の構成図を示す。
【0021】<プリントシステムの構成>第1の実施形
態におけるプリントシステムは、デジタルカメラ1と昇
華型プリンタとを接続して構成されている。このシステ
ムでは、デジタルカメラ1で撮影した画像及び撮影後メ
モリー媒体に保存し再度読み出した画像をデジタルカメ
ラ内で昇華型プリンターのプリントデータに画像処理し
た後、専用ケーブル2経由でイエロー、マゼンタ、シア
ンの順で昇華型プリンター3に送り出しそのデータをカ
ラープリントする。
【0022】ユーザは、図1に示すデジタルカメラの背
面や上面に設けられた操作部4で、プリントモード、プ
リントしたい画像、プリント枚数等を選択し、デジタル
カメラの液晶画面5でそれらの内容を確認することが可
能である。また、プリントの指示を行うこともできる。
【0023】図2に、プリンタ3で用いた画像記録方式
である昇華型熱転写方式の基本原理を説明するための概
略図を示す。図2において、点線の矩形は、サーマルヘ
ッド付近の拡大図を示している。昇華型熱転写方式は、
染料(色素)の拡散現象を用いた方式である。
【0024】図中、11は、3色(イエロー、マゼン
タ、シアン)の染料をプラスチックシートに塗布したイ
ンクシートである。このインクシート11は専用印画紙
12と重ね合わされた形で、サーマルヘッド13とプラ
テンローラー14によって挟支される。インクシート1
1はサーマルヘッド13により加熱され、塗布されたイ
ンクが昇華/熱拡散されて印刷媒体である専用印画紙1
2に付着することでカラープリントが得られる。
【0025】また、専用印画紙2には、昇華性染料15
の発色を確保するために、ポリエステル系樹脂を主成分
とした受容層16が塗布されている。この時サーマルヘ
ッド13に与える熱を制御することにより階調を与える
ことができる。さらに、昇華性染料として3色(イエロ
ー、マゼンタ、シアン)のインクを用い、各色それぞれ
に階調を与え、各色ごとの画像を、印画紙の同じ個所に
画素単位で重ねてプリントすることにより、1画素単位
で高い色表現力を有する高精細フルカラープリントを実
現できる。
【0026】<デジタルカメラによる画像処理>次に本
実施形態でデジタルカメラ1側で行っている昇華型プリ
ント用の画像処理を説明する。
【0027】まず、本実施形態では、利用者は図3に示
すように3つのプリントモードを選択することが可能で
ある。
【0028】1つめは、トリミングモード(縁なしモー
ド:図3(1))であり、このモードはプリント用紙全
面に画像を余白を残さずにプリントする。2つめは縁あ
りモード(図3(2))であり、このモードはプリント
用紙に余白を残した状態で画像全体が収まるようにプリ
ントされる。3つめは8分割シールモード(図3
(3))であり、このモードでは同一の画像が8つ1枚
の用紙に印刷される。
【0029】次に画像処理の流れを説明する。まず図4
では、画像処理のケース分けのフローを示している。ユ
ーザーは先述のデジタルカメラの操作部4でプリント画
像モード、プリントしたい画像を選択する。その選択に
応じて図4の処理が行われる。
【0030】まず、選択された画像(JPGファイル)
のヘッダー部を解析して画像の幅および高さを取得し、
画像が横向き(横長)なのか縦向き(縦長)なのかを判
定する(101)。縦向きの画像であればフラグを
“1”にセットする(102)。その次にプリントモー
ドを判定する(103)。さらに先に判定した回転フラ
グ、プリントモード毎のプリント画像サイズのアスペク
ト比とオリジナル画像のアスペクト比の大小判定によっ
て、ケース0からケース11までの12のケースに場合
分けを行う。なお、オリジナル画像とはデジタルカメラ
で撮影された元画像を指す。また、プリント画像とはプ
リントのために加工された画像、あるいは加工された結
果得られるはずの画像を指しているが、縁有りモードで
は余白も含んでいる。すなわち、後述のトリミングモー
ド及び縁有りモードにおけるプリント画像のアスペクト
比とは、画像がプリントされる用紙のアスペクト比と同
じ値である。
【0031】[トリミングモード]ケース0〜ケース3
はトリミングモードである。このモードでのオリジナル
画像とプリント画像のアスペクト比の関係を説明すると
図5のようになる。ここで言うアスペクト比(A)とは
画像の幅(W)と高さ(H)の比で、 A = H / W の関係がある。プリント画像のアスペクト比は、オリジ
ナル画像をプリント用紙にあわせてトリムして得られた
画像のアスペクト比である。
【0032】トリミングモードの場合、プリントサイズ
にリサイズした後のトリミング(カット)部分を最小と
するために、オリジナル画像のアスペクト比とプリント
画像のアスペクト比の大小関係に応じて変倍率及びトリ
ムされる部分が決定される。トリムの仕方には、オリジ
ナル画像のトリミング(カット)部分が高さ方向になる
場合と幅方向になる場合の2通りが考えられる。
【0033】図5(1)の場合はプリント画像のアスペ
クト比(Ap)がオリジナル画像のアスペクト比(A
o)よりも小さなケース(Ap<Ao)である。このケ
ースではオリジナル画像を、その幅方向がプリント画像
の幅と一致するようにリサイズすることになるのでオリ
ジナル画像の高さ方向がトリミング(カット)される。
【0034】図5(2)の場合はプリント画像のアスペ
クト比(Ap)がオリジナル画像のアスペクト比(A
o)よりも大きなケース(Ap>Ao)である。このケ
ースではオリジナル画像を、その高さ方向がプリント画
像の高さと一致するようにリサイズすることになるので
オリジナル画像の幅方向がトリミング(カット)され
る。
【0035】プリント画像のアスペクト比(Ap)とオ
リジナル画像のアスペクト比(Ao)が等しいケースで
はトリミング(カット)はしない。以下、各ケースにつ
いて説明する。
【0036】(ケース0)ケース0は、トリミングモー
ド、回転無し、Ap<Aoの場合である。図6にこのケ
ースでの画像処理のフローを示す。また、図7はその画
像処理を説明するための図である。
【0037】図6において、まずJPG伸長(110)
を行う。これはJPEG符号化された画像データをデコ
ードする処理である。次に1次リサイズを行う(11
1)。この時のリサンプル率は以後の画像処理で必要と
なるワークメモリーと使用可能なワークメモリーとを考
え合わせて決める。リサイズされた画像が図7(1)で
ある。次に高さ方向のトリミング(h−トリミング)を
行う(112)その時の画像は図7(2)のようにな
る。
【0038】ここで、2次リサイズの前に入力画像の切
り取り(トリミング)部分を算出する手段を図32を用
いて説明する。
【0039】ケース0では入力画像は高さ方向に切取り
部分が生じる。図32中で、Wo、Hoは入力画像のそれぞ
れ幅と高さであり、Wp、Hpはそれぞれ2次リサイズ後
(プリント画像)の幅と高さでありこれらの値は既知で
ある。拡大率mは、m = Wp / Woで表せる。
【0040】この拡大率を用いて、入力画像の切り取ら
れない部分の高さ Ho'は、 Ho' = Hp / m = ( Wo / Wp ) x Hp で表すことができる。従って、入力画像の切取り部分は
図32の入力画像3201に示す斜線部分になる。
【0041】2次リサイズの前にトリミングを行ってい
るのは、2次リサイズ後に必要となるワークメモリーの
サイズが使用可能なワークメモリーのサイズを超えない
ようにするためである。例えば、オリジナル画像が極め
て横方向に細長い画像で尚且つ画像サイズが小さい場
合、この画像をトリミングモードの画像サイズにリサイ
ズするとトリミング(カット)部分が大きくなり必要と
なるワークメモリーも大きくなり使用可能ワークメモリ
ーを超えてしまう場合があり得るからである。
【0042】そこで、2次リサイズ前にトリミングを行
っておけば、2次リサイズ後の画像サイズはプリント用
紙のサイズとなり一定なので必要となるワークメモリー
サイズも一定になり無闇に大きなワークメモリーを要求
しなくて済むというメリットがある。このことはケース
0に限らず、ケース1乃至ケース3についても同様であ
る。
【0043】次に2次リサイズ(113)を行う。この
時点での画像サイズはプリント画像サイズよりも若干大
きめのサイズが好ましい。
【0044】次にオートアジャスト(114)、シャー
プネス(115)処理を施す。ここまでの処理はYUV
のデータ形式で行ってきたが、プリント画像用データY
MC形式にするためにYUV→YMC変換(116)を
行う。最後に所望のプリントサイズになるように周辺部
分を若干トリミング(117)する。
【0045】(ケース1)ケース1は、トリミングモー
ド、回転無し、Ap>Aoの場合である。図8にこのケ
ースでの画像処理のフローを示す。また、図9はその画
像処理を説明するための図である。
【0046】まずJPG伸長(120)を行う。次に1
次リサイズを行う(121)この時のリサンプル率は以
後の画像処理で必要となるワークメモリーと使用可能な
ワークメモリーとを考え合わせて決める。次に幅方向の
トリミングを行う(122)その時の画像は図9(2)
のようになる。
【0047】ここで、2次リサイズの前に入力画像の切
り取り(トリミング)部分を算出する手段を図33を用
いて説明する。
【0048】ケース1では入力画像は幅方向に切取り部
分が生じる。図33中で、Wo、Hoは入力画像のそれぞれ
幅、高さ、Wp、Hpは2次リサイズ後(プリント画像)の
それぞれ幅、高さでありこれらの値は既知である。拡大
率 m は、m = Hp / Hoで表せる。
【0049】この拡大率を用いて、入力画像の切り取ら
れない部分の幅 Wo'は、 Wo' = Wp / m = ( Ho / Hp ) x Wp で表すことができる。
【0050】従って、入力画像の切取り部分は図33に
示す画像3301の斜線部分になる。2次リサイズ前に
トリミングを行うのは必要となるメモリーサイズを減ら
す為である。
【0051】次に2次リサイズ(123)を行う。この
時点での画像サイズはプリント画像サイズよりも若干大
きめのサイズが好ましい。
【0052】次にオートアジャスト(124)、シャー
プネス(125)処理を施す。ここまでの処理はYUV
のデータ形式で行ってきたが、プリント画像用データY
MC形式にするためにYUV→YMC変換(126)を
行う。最後に所望のプリントサイズになるように周辺部
分を若干トリミング(127)する。
【0053】(ケース2)ケース2は、トリミングモー
ド、回転あり、Ap<Aoの場合である。図10にこの
ケースでの画像処理のフローを示す。また、図11はそ
の画像処理を説明するための図である。
【0054】まずJPG伸長(130)を行う。次に1
次リサイズを行う(131)この時のリサンプル率は以
後の画像処理で必要となるワークメモリーと使用可能な
ワークメモリーとを考え合わせて決める。次に1次リサ
イズ後の画像を90度回転(132)する。さらに回転
後高さ方向のトリミングを行う(133)その時の画像
は図11(3)のようになる。2次リサイズ前にトリミ
ングを行うのは必要となるメモリーサイズを減らす為で
ある。
【0055】次に2次リサイズ(134)を行う。この
時点での画像サイズはプリント画像サイズよりも若干大
きめのサイズが好ましい。
【0056】次にオートアジャスト(135)、シャー
プネス(136)処理を施す。ここまでの処理はYUV
のデータ形式で行ってきたが、プリント画像用データY
MC形式にするためにYUV→YMC変換(137)を
行う。最後に所望のプリントサイズになるように周辺部
分を若干トリミング(138)する。
【0057】(ケース3)ケース3は、トリミングモー
ド、回転あり、Ap>Aoの場合である。図12にこの
ケースでの画像処理のフローを示す。また、図13はそ
の画像処理を説明するための図である。
【0058】まずJPG伸長(140)を行う。次に1
次リサイズを行う(141)この時のリサンプル率は以
後の画像処理で必要となるワークメモリーと使用可能な
ワークメモリーとを考え合わせて決める。次に1次リサ
イズ後の画像を90度回転(142)する。さらに回転
後幅方向のトリミングを行う(143)その時の画像は
図13(3)のようになる。2次リサイズ前にトリミン
グを行うのは必要となるメモリーサイズを減らす為であ
る。
【0059】次に2次リサイズ(144)を行う。この
時点での画像サイズはプリント画像サイズよりも若干大
きめのサイズが好ましい。
【0060】次にオートアジャスト(145)、シャー
プネス(146)処理を施す。ここまでの処理はYUV
のデータ形式で行ってきたが、プリント画像用データY
MC形式にするためにYUV→YMC変換(147)を
行う。最後に所望のプリントサイズになるように周辺部
分を若干トリミング(148)する。
【0061】以上のように、トリミングモードにおいて
縁なし印刷する場合、画像の縦横比と用紙の縦横比とを
比較して、画像の縦横比の方が大きい場合には、画像の
上下をトリミングして用紙の縦横比に合わせ、画像の縦
横比の方が小さい場合には画像の左右をトリミングして
用紙の縦横比に合わせる。そして、オリジナル画像を印
刷されるプリント画像の縦横比となるように処理した
後、オリジナル画像を拡大する。こうすることで、必要
となるメモリ容量はプリント画像のサイズ程度でよい。
【0062】[縁有りモード]ケース4〜ケース7は縁
ありモードである。このモードでのオリジナル画像とプ
リント画像のアスペクト比の関係を説明すると図14の
ようになる。ここで言うアスペクト比(A)とは画像の
幅(W)と高さ(H)の比で、 A = H / W の関係がある。ただし、縁有りモードにおけるプリント
画像のアスペクト比は、プリント用に処理された画像の
アスペクト比を指すのではなく、プリント用紙のアスペ
クト比を意味している。縁有りモードでは用紙内に余白
を設けて画像を形成するために、画像そのもののアスペ
クト比が変更されることはないからである。
【0063】縁有りモードの場合、プリント用紙にオリ
ジナル画像の全体が収まるように考えているので、オリ
ジナル画像のアスペクト比とプリント画像のアスペクト
比の関係に応じてリサイズパラメータが決定される。具
体的には以下のようになる。
【0064】図14(1)の場合はプリント画像のアス
ペクト比(Ap)がオリジナル画像のアスペクト比(A
o)よりも小さなケース(Ap<Ao)で、このケース
ではオリジナル画像の高さ方向がプリント画像の高さ、
すなわち用紙の高さに納まるようにリサイズすることに
なるのでオリジナル画像の幅方向に余白部分が多くな
る。
【0065】図14(2)の場合はプリント画像のアス
ペクト比(Ap)がオリジナル画像のアスペクト比(A
o)よりも大きなケース(Ap>Ao)で、このケース
ではオリジナル画像の幅方向がプリント画像の幅、すな
わち用紙の幅に納まるようにリサイズすることになるの
でオリジナル画像の高さ方向に余白部分が多くなる。
【0066】Ap=Aoの場合には、Ap<Aoとして
処理しても、Ap>Aoとして処理しても何れでも良
い。
【0067】(ケース4)ケース4は、縁無しモード、
回転無し、Ap<Aoの場合である。図15にこのケー
スでの画像処理のフローを示す。また、図16はその画
像処理を説明するための図である。
【0068】まずJPG伸長(150)を行う。次に1
次リサイズを行う(151)この時のリサイズパラメー
ターは以後の画像処理で必要となるワークメモリーと使
用可能なワークメモリーとを考え合わせて決める。次に
2次リサイズ(152)を行う。この時のリサイズパラ
メーターはオリジナル画像の高さ方向がプリント用紙の
プリント領域より若干大きめの領域に収まるようにす
る。
【0069】次にオートアジャスト(153)、シャー
プネス(154)処理を施す。ここまでの処理はYUV
のデータ形式で行ってきたが、プリント画像用データY
MC形式にするためにYUV→YMC変換(155)を
行う。さらに所望のプリントサイズになるように周辺部
分を若干トリミング(156)して、最後にプリント用
紙の重心にプリント画像領域がくるように位置調節(1
57)する。
【0070】(ケース5)ケース5は、縁無しモード、
回転無し、Ap>Aoの場合である。図17にこのケー
スでの画像処理のフローを示す。また、図18はその画
像処理を説明するための図である。
【0071】まずJPG伸長(160)を行う。次に1
次リサイズを行う(161)この時のリサイズパラメー
ターは以後の画像処理で必要となるワークメモリーと使
用可能なワークメモリーとを考え合わせて決める。次に
2次リサイズ(162)を行う。この時のリサイズパラ
メーターはオリジナル画像の幅方向がプリント用紙のプ
リント領域より若干大きめの領域に収まるようにする。
【0072】次にオートアジャスト(163)、シャー
プネス(164)処理を施す。ここまでの処理はYUV
のデータ形式で行ってきたが、プリント画像用データY
MC形式にするためにYUV→YMC変換(165)を
行う。さらに所望のプリントサイズになるように周辺部
分を若干トリミング(166)して、最後にプリント用
紙の重心にプリント画像領域がくるように位置調節(1
67)する。
【0073】(ケース6)ケース6は、縁無しモード、
回転有り、Ap<Aoの場合である。図19にこのケー
スでの画像処理のフローを示す。また、図20はその画
像処理を説明するための図である。
【0074】まずJPG伸長(170)を行う。次に1
次リサイズを行う(171)この時のリサイズパラメー
ターは以後の画像処理で必要となるワークメモリーと使
用可能なワークメモリーとを考え合わせて決める。次
に、このオリジナル画像は縦長の画像なので、90度回
転(172)する。次に2次リサイズ(173)を行
う。この時のリサイズパラメーターはオリジナル画像の
高さ方向がプリント用紙のプリント領域より若干大きめ
の領域に収まるようにする。
【0075】次にオートアジャスト(174)、シャー
プネス(175)処理を施す。ここまでの処理はYUV
のデータ形式で行ってきたが、プリント画像用データY
MC形式にするためにYUV→YMC変換(176)を
行う。さらに所望のプリントサイズになるように周辺部
分を若干トリミング(177)して、最後にプリント用
紙の重心にプリント画像領域がくるように位置調節(1
78)する。
【0076】(ケース7)ケース7は、縁無しモード、
回転有り、Ap>Aoの場合である。図21にこのケー
スでの画像処理のフローを示す。また、図22はその画
像処理を説明するための図である。
【0077】まずJPG伸長(180)を行う。次に1
次リサイズを行う(181)この時のリサイズパラメー
ターは以後の画像処理で必要となるワークメモリーと使
用可能なワークメモリーとを考え合わせて決める。次
に、このオリジナル画像は縦長の画像なので、90度回
転(182)する。次に2次リサイズ(183)を行
う。この時のリサイズパラメーターはオリジナル画像の
高さ方向がプリント用紙のプリント領域より若干大きめ
の領域に収まるようにする。
【0078】次にオートアジャスト(184)、シャー
プネス(185)処理を施す。ここまでの処理はYUV
のデータ形式で行ってきたが、プリント画像用データY
MC形式にするためにYUV→YMC変換(186)を
行う。さらに所望のプリントサイズになるように周辺部
分を若干トリミング(187)して、最後にプリント用
紙の重心にプリント画像領域がくるように位置調節(1
88)する。
【0079】[8分割シールモード]ケース8〜ケース
11は8分割シールモードである。このモードでのオリ
ジナル画像とプリント画像のアスペクト比の関係を説明
すると図23のようになる。ここで言うアスペクト比
(A)とは画像の幅(W)と高さ(H)の比で、 A = H / W の関係がある。
【0080】本8分割シールモードの場合、シールの大
きさとして適切なサイズで尚且つプリント用紙プリント
領域を最大限有効に使用する目的で図3(3)に示すよ
うにプリント用紙の長手方向に対して90度回転した形
で同一の画像を8枚並べる。
【0081】また、1枚分のシールプリント領域全体に
オリジナル画像をプリントするために、オリジナル画像
はそのアスペクト比によってはトリミング(カット)さ
れる。さらに、シールプリントサイズにリサイズした後
のトリミング(カット)部分を最小とするために、オリ
ジナル画像のアスペクト比とシールプリント画像のアス
ペクト比の大小関係でオリジナル画像のトリミング(カ
ット)部分が高さ方向になる場合と幅方向になる場合の
2通りが考えられる。
【0082】図23(1)の場合はプリント画像のアス
ペクト比(Ap)がオリジナル画像のアスペクト比(A
o)よりも小さなケース(Ap<Ao)で、このケース
ではオリジナル画像の幅方向がシールプリント画像の幅
に一致するようにリサイズすることになるのでオリジナ
ル画像の高さ方向(回転後幅方向)がトリミング(カッ
ト)される。
【0083】図23(2)の場合はプリント画像のアス
ペクト比(Ap)がオリジナル画像のアスペクト比(A
o)よりも大きなケース(Ap>Ao)で、このケース
ではオリジナル画像の高さ方向がシールプリント画像の
高さに一致するようにリサイズすることになるのでオリ
ジナル画像の幅方向(回転後高さ方向)がトリミング
(カット)される。
【0084】プリント画像のアスペクト比(Ap)とオ
リジナル画像のアスペクト比(Ao)が等しいケースで
はトリミング(カット)はしない。
【0085】(ケース8)ケース8は、8分割シールモ
ード、回転有り、Ap<Aoの場合である。図24にこ
のケースでの画像処理のフローを示す。また、図25は
その画像処理を説明するための図である。
【0086】まずJPG伸長(190)を行う。次に1
次リサイズを行う(191)。この時のリサンプル率は
以後の画像処理で必要となるワークメモリーと使用可能
なワークメモリーとを考え合わせて決める。次に90度
回転(192)する。次に高さ方向のトリミングを行う
(193)その時の画像は図25(3)のようになる。
【0087】2次リサイズの前にトリミングを行ってい
るのは、2次リサイズ後に必要となるワークメモリーの
サイズが使用可能なワークメモリーのサイズを超えない
ようにするためである。例えば、オリジナル画像が極め
て横方向に細長い画像で尚且つ画像サイズ的に小さい場
合、この画像をトリミングモードの画像サイズにリサイ
ズするとトリミング(カット)部分が大きくなり、必要
となるワークメモリーも大きくなり使用可能ワークメモ
リーを超えてしまう場合があり得るからである。そこで
2次リサイズ前にトリミングを行っておけば、2次リサ
イズ後の画像サイズはシールプリント画像の1枚分のサ
イズとなり一定なので、必要となるワークメモリーサイ
ズも一定になり無闇に大きなワークメモリーを要求しな
くて済むと言うメリットがある。
【0088】次に2次リサイズ(194)を行う。この
時点での画像サイズはプリント画像サイズよりも若干大
きめのサイズが好ましい。
【0089】次にオートアジャスト(195)、シャー
プネス(196)処理を施す。ここまでの処理はYUV
のデータ形式で行ってきたが、プリント画像用データY
MC形式にするためにYUV→YMC変換(197)を
行う。最後に所望のプリントサイズになるように周辺部
分を若干トリミング(198)し、その画像をプリント
用紙に位置を調整しつつ8個分並べた画像を形成する
(199)。
【0090】(ケース9)ケース9は、8分割シールモ
ード、回転有り、Ap>Aoの場合である。図26にこ
のケースでの画像処理のフローを示す。また、図27は
その画像処理を説明するための図である。
【0091】まずJPG伸長(200)を行う。次に1
次リサイズを行う(201)。この時のリサンプル率は
以後の画像処理で必要となるワークメモリーと使用可能
なワークメモリーとを考え合わせて決める。次に90度
回転(202)する。次に幅方向のトリミングを行う
(203)その時の画像は図27(3)のようになる。
2次リサイズ前にトリミングを行うのは必要となるメモ
リーサイズを減らす為である。
【0092】次に2次リサイズ(204)を行う。この
時点での画像サイズはプリント画像サイズよりも若干大
きめのサイズが好ましい。
【0093】次にオートアジャスト(205)、シャー
プネス(206)処理を施す。ここまでの処理はYUV
のデータ形式で行ってきたが、プリント画像用データY
MC形式にするためにYUV→YMC変換(207)を
行う。さらに所望のプリントサイズになるように周辺部
分を若干トリミング(208)し、同一の画像を8枚分
並べた画像を形成する。
【0094】(ケース10)ケース10は、8分割シー
ルモード、回転無し、Ap<Aoの場合である。図28
にこのケースでの画像処理のフローを示す。また、図2
9はその画像処理を説明するための図である。
【0095】まずJPG伸長(210)を行う。次に1
次リサイズを行う(211)。この時のリサンプル率は
以後の画像処理で必要となるワークメモリーと使用可能
なワークメモリーとを考え合わせて決める。次に高さ方
向のトリミングを行う(212)。その時の画像は図2
9(2)のようになる。2次リサイズ前にトリミングを
行うのは必要となるメモリーサイズを減らす為である。
【0096】次に2次リサイズ(213)を行う。この
時点での画像サイズはプリント画像サイズよりも若干大
きめのサイズが好ましい。
【0097】次にオートアジャスト(214)、シャー
プネス(215)処理を施す。ここまでの処理はYUV
のデータ形式で行ってきたが、プリント画像用データY
MC形式にするためにYUV→YMC変換(216)を
行う。さらに所望のプリントサイズになるように周辺部
分を若干トリミング(217)し、同一の画像を8枚分
並べた画像を形成する(218)。
【0098】(ケース11)ケース11は、8分割シー
ルモード、回転無し、Ap<Aoの場合である。図30
にこのケースでの画像処理のフローを示す。また、図3
1はその画像処理を説明するための図である。
【0099】まずJPG伸長(220)を行う。次に1
次リサイズを行う(221)。この時のリサンプル率は
以後の画像処理で必要となるワークメモリーと使用可能
なワークメモリーとを考え合わせて決める。次に幅方向
のトリミングを行う(222)。その時の画像は図31
−2のようになる。2次リサイズ前にトリミングを行う
のは必要となるメモリーサイズを減らす為である。
【0100】次に2次リサイズ(223)を行う。この
時点での画像サイズはプリント画像サイズよりも若干大
きめのサイズが好ましい。
【0101】次にオートアジャスト(224)、シャー
プネス(225)処理を施す。ここまでの処理はYUV
のデータ形式で行ってきたが、プリント画像用データY
MC形式にするためにYUV→YMC変換(226)を
行う。さらに所望のプリントサイズになるように周辺部
分を若干トリミング(227)し、同一の画像を8枚分
並べた画像を形成する(228)。
【0102】以上のようにして、プリンター装置とデジ
タルカメラやデジタルビデオカメラ等の撮影機器を直接
接続したプリントシステムにおいて、プリントシステム
構築の際に必要となる画像保存方式として一般的なJPG
ファイルの伸長、所望のプリントサイズを得るためのリ
サイズ、プリントの為の色処理等の画像処理機能を、利
用者に指定された印刷モードに従って、デジタルカメラ
やデジタルビデオカメラ等の撮像装置が有しているハー
ドや機能で実現する。そして、画像処理に拡大処理及び
トリミング処理が含まれる場合には、入力画像におけ
る、その拡大処理後にトリミングされる部分に相当する
領域を算出し、その領域を拡大処理の前にトリミングし
ておくことで、必要となる作業用メモリー容量を出力画
像サイズに応じた一定量にすることができる。そのた
め、作業用メモリー容量を越えることなく所望の画像処
理を実現することが可能になった。従って、プリンター
装置自体に必要となる機能は少なくなり、その結果コス
トダウンが可能になる。また、デジタルカメラには、ト
リミング前の画像の拡大処理を前提とした容量のメモリ
を備える必要がなく、その原価を削減できる。
【0103】[第2の実施の形態]図34に本発明の第
2の実施形態の構成図を示す。第2の実施形態のデジタ
ルカメラ1001では、昇華型プリンタがデジタルカメ
ラに内蔵されている。デジタルカメラ1001は撮影し
た画像を内部のメモリー媒体にいったん保存する。そし
て、再度読み出した画像をデジタルカメラ内で昇華型プ
リンター用のプリントデータに画像処理した後、デジタ
ルカメラに内蔵されている昇華型プリンターでカラープ
リントする。
【0104】ユーザは、デジタルカメラ1001の操作
部材1002でプリントモード、プリントしたい画像、
プリント枚数等を選択しデジタルカメラの液晶画面10
03でそれらの内容を確認することが可能である。
【0105】プリントデータを作る為の画像処理に関し
ては第1の実施形態と同様なのでここでは省略する。
【0106】この構成により、デジタルカメラとプリン
タとが一体になった装置においても同様に、トリミング
など、画像データのサイズの縮小を伴う処理を優先的に
行うことで、メモリ容量の不足を生じにくくし、その結
果装置の原価削減を可能としている。
【0107】なお、本発明は、複数の機器(例えばホス
トコンピュータ、インタフェイス機器、リーダ、プリン
タなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの
機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置
など)に適用してもよい。
【0108】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるい
は装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュ
ータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログ
ラムコードを読み出し実行することによっても達成され
る。
【0109】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現する
ことになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体
は本発明を構成することになる。
【0110】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーテ
ィングシステム(OS)などが実際の処理の一部または全部
を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実
現される場合も含まれる。
【0111】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示
に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備
わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれる。
【0112】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、プ
リンタ装置と画像撮影機器とを接続したプリントシステ
ムにおいて、利用者が指定したモードで印刷を行わせる
ことができる。
【0113】また、画像処理に拡大処理及びトリミング
処理が含まれる場合には、入力画像において拡大処理後
にトリミングされる部分に相当する領域を算出し、その
領域を拡大処理の前にトリミングしておくことで、必要
となる作業用メモリー容量を出力画像サイズに応じた一
定量にすることができる。そのため、作業用メモリー容
量を越えることなく所望の画像処理を実現することが可
能になった。従って、プリンター装置自体に必要となる
機能は少なくなり、その結果コストダウンが可能にな
る。また、デジタルカメラには、トリミング前の画像の
拡大処理を前提とした容量のメモリを備える必要がな
く、その原価を削減できる。
【0114】このように、画像処理を行う際に、画像デ
ータのサイズの縮小を伴う処理を優先的に行うことで、
メモリ容量の不足を生じにくくし、その結果装置の原価
削減を可能とした画像処理システム及び画像処理方法お
よびそれを用いた印刷システムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一実施形態を説明する図
【図2】昇華型熱転写方式の概要を説明する図
【図3】プリントモードの説明図
【図4】本実施形態の画像処理のフローチャート(ケー
ス分け)
【図5】トリミングモードでのアスペクト比の関係を説
明する図
【図6】ケース0の処理フローチャート
【図7】ケース0の処理を説明する図
【図8】ケース1の処理フローチャート
【図9】ケース1の処理を説明する図
【図10】ケース2の処理フローチャート
【図11】ケース2の処理を説明する図
【図12】ケース3の処理フローチャート
【図13】ケース3の処理を説明する図
【図14】縁有りモードでのアスペクト比の関係を説明
する図
【図15】ケース4の処理フローチャート
【図16】ケース4の処理を説明する図
【図17】ケース5の処理フローチャート
【図18】ケース5の処理を説明する図
【図19】ケース6の処理フローチャート
【図20】ケース6の処理を説明する図
【図21】ケース7の処理フローチャート
【図22】ケース7の処理を説明する図
【図23】8分割シールモードでのアスペクト比をの関
係を説明する図
【図24】ケース8の処理フローチャート
【図25】ケース8の処理を説明する図
【図26】ケース9の処理フローチャート
【図27】ケース9の処理を説明する図
【図28】ケース10の処理フローチャート
【図29】ケース10の処理を説明する図
【図30】ケース11の処理フローチャート
【図31】ケース11の処理を説明する図
【図32】拡大前に入力画像の切り取り部分を算出する
方法(高さ方向)を示す図
【図33】拡大前に入力画像の切り取り部分を算出する
方法(幅方向)を示す図
【図34】第2実施形態のプリントシステムの構成を示
す図
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/76 H04N 5/76 E 5C076 5/91 5/91 H Fターム(参考) 2C061 AP03 AP04 AP10 AQ04 AR01 AS02 HJ06 HN05 HN20 2C087 AA03 AA09 AA15 AA18 AB05 AC05 BA03 BA07 BD06 BD46 CA01 CA03 DA02 5B021 AA01 CC07 CC08 5C052 FA02 FA03 FC08 FD06 5C053 FA06 FA08 GA11 GB36 HA40 LA01 LA03 5C076 AA02 AA17 AA21 AA22 AA24 AA37 BA05 CB02

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デジタル画像データを生成する画像デー
    タ生成手段と、 画像を余白なしに印刷する第1のモードと、余白を設け
    て印刷する第2のモードを含む複数の印刷モードからひ
    とつを選択するモード選択手段と、 前記画像データを印刷手段により印刷させる際に、前記
    モード選択手段により選択された印刷モードに応じた画
    像処理を施す画像処理手段とを備えることを特徴とする
    画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記画像処理手段は、画像データのサイ
    ズを縮小する処理を、画像データのサイズを拡大する処
    理に優先して行うことを特徴とする請求項1に記載の画
    像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記画像データのサイズを縮小する処理
    は、画像データの縦横比を印刷後の画像の縦横比に合わ
    せるためのトリミング処理を含むことを特徴とする請求
    項2に記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記画像処理手段は、前記画像データに
    より表される画像の縦横比と前記印刷モードとに応じ
    て、画像を90度回転させる手段を有することを特徴と
    する請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像処理装
    置。
  5. 【請求項5】 前記画像データ生成手段は、被写界の光
    学像をデジタル画像データに変換する撮像手段を有する
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載
    の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記モード選択手段により、画像を余白
    なしに印刷する第1のモードと、余白を設けて印刷する
    第2のモードと、同一画像を複数印刷する第3のモード
    のいずれかを選択可能であることを特徴とする請求項1
    乃至5のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6のいずれか1項に記載の
    画像処理装置と印刷手段とを具備することを特徴とする
    印刷システム。
  8. 【請求項8】 前記印刷手段は、ライン状に配置した複
    数の加熱素子によりインクリボンから用紙にインクを転
    写する熱転写式プリンタであることを特徴とする請求項
    7に記載の印刷システム。
  9. 【請求項9】 デジタル画像データを生成する画像デー
    タ生成工程と、 前記画像データを印刷手段により印刷させる際に、選択
    された印刷モードに応じた画像処理を施す画像処理工程
    とを備えることを特徴とする画像処理方法。
  10. 【請求項10】 前記画像処理工程は、画像データのサ
    イズを縮小する処理を、画像データのサイズを拡大する
    処理に優先して行うことを特徴とする請求項9に記載の
    画像処理方法。
  11. 【請求項11】 前記画像データのサイズを縮小する処
    理は、画像データの縦横比を印刷後の画像の縦横比に合
    わせるためのトリミング処理を含むことを特徴とする請
    求項10に記載の画像処理方法。
  12. 【請求項12】 前記画像処理工程は、前記画像データ
    により表される画像の縦横比と前記印刷モードとに応じ
    て、画像を90度回転させる工程を有することを特徴と
    する請求項9乃至11のいずれか1項に記載の画像処理
    方法。
  13. 【請求項13】 前記画像データ生成工程は、撮像手段
    により被写界の光学像をデジタル画像データに変換する
    ことを特徴とする請求項9乃至12のいずれか1項に記
    載の画像処理方法。
  14. 【請求項14】 前記印刷モードには、画像を余白なし
    に印刷する第1のモードと、余白を設けて印刷する第2
    のモードと、同一画像を複数印刷する第3のモードが含
    まれることを特徴とする請求項9乃至13のいずれか1
    項に記載の画像処理方法。
  15. 【請求項15】 コンピュータにより、 デジタル画像データを生成する画像データ生成手段と、 前記画像データを印刷手段により印刷させる際に、画像
    を余白なしに印刷する第1のモードと、余白を設けて印
    刷する第2のモードを含むモードから選択された印刷モ
    ードに応じた画像処理を施す画像処理手段とを実現する
    ためのコンピュータプログラム。
  16. 【請求項16】 前記画像処理手段は、画像データのサ
    イズを縮小する処理を、画像データのサイズを拡大する
    処理に優先して行うことを特徴とする請求項15に記載
    のコンピュータプログラム。
  17. 【請求項17】 前記画像データのサイズを縮小する処
    理は、画像データの縦横比を印刷後の画像の縦横比に合
    わせるためのトリミング処理を含むことを特徴とする請
    求項16に記載のコンピュータプログラム。
  18. 【請求項18】 前記画像処理手段は、前記画像データ
    により表される画像の縦横比と前記印刷モードとに応じ
    て、画像を90度回転させる手段を有することを特徴と
    する請求項15乃至17のいずれか1項に記載のコンピ
    ュータプログラム。
  19. 【請求項19】 前記画像データ生成手段は、撮像手段
    により被写界の光学像をデジタル画像データに変換する
    ことを特徴とする請求項15乃至18のいずれか1項に
    記載のコンピュータプログラム。
  20. 【請求項20】 前記印刷モードには、画像を余白なし
    に印刷する第1のモードと、余白を設けて印刷する第2
    のモードと、同一画像を複数印刷する第3のモードが含
    まれることを特徴とする請求項15乃至19のいずれか
    1項に記載のコンピュータプログラム。
  21. 【請求項21】 請求項15乃至20のいずれか1項に
    記載のコンピュータプログラムを格納することを特徴と
    するコンピュータ可読記憶媒体。
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