JP2003044971A - 計量装置および計量システム - Google Patents

計量装置および計量システム

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JP2003044971A JP2001230945A JP2001230945A JP2003044971A JP 2003044971 A JP2003044971 A JP 2003044971A JP 2001230945 A JP2001230945 A JP 2001230945A JP 2001230945 A JP2001230945 A JP 2001230945A JP 2003044971 A JP2003044971 A JP 2003044971A
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meter
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Mutsuto Yokoyama
睦人 横山
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Tokyo Gas Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 例えば燃料ガスなどの計量対象の供給事業の
運営に係るコストを十分に削減することが可能な計量装
置および計量システムを提供する。 【解決手段】 ガスメータ10のメータ本体20から通
信端末装置40を通じてホストコンピュータ70に計量
データD(指針値)を送信したのち、ホストコンピュー
タ70により計量データDに基づいて作成された計量情
報J(ガスGの使用量,使用料金)を通信端末装置40
において受信し、この計量情報Jを表示パネル42に表
示する。ガスGの使用量や使用料金が検針票により需要
者に通知されていた従来の場合とは異なり、表示パネル
42を通じて需要者に通知されるため、検針票が不要と
なる。これにより、需要者への検針票の配達に係る郵送
費や人件費が削減される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば燃料ガスな
どの計量対象を計量する計量装置およびこの計量装置を
含んで構成された計量システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば燃料ガスなどの計量対
象を計量するために、各需要者宅ごとに計量装置(ガス
メータ)が設置されている。ガスメータにより計量され
た計量結果(指針値)は、需要者宅に派遣された検針員
により定期的に検針され、燃料ガスの使用量や使用料金
に変換されたのち、これらの情報が記載された検針票に
より需要者に通知されている。
【0003】最近では、検針員の派遣に要する人件費を
削減するために、通信機能を備えるガスメータを利用し
た自動検針が行われている。この自動検針では、ガス事
業者等の駐留拠点内に設置されたホストコンピュータに
より、例えば電話回線などの通信網を利用してガスメー
タから指針値を定期的に取得している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ガス事業者
がガス事業を円滑に進行し、需要者に対して例えばガス
料金の値下げなどの有用なサービスを提供するために
は、上記した検針員の派遣に要する人件費の削減に代表
されるように、ガス事業の運営に係るコストを可能な限
り削減する必要がある。しかしながら、従来の自動検針
では、検針作業に係る人件費は不要になるが、需要者へ
検針票を配達するための郵送費や人件費は依然として必
要なため、コスト削減について十分な成果が得られない
という問題があった。
【0005】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
ので、その目的は、例えば燃料ガスなどの計量対象の供
給事業の運営に係るコストを十分に削減することが可能
な計量装置および計量システムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の計量装置は、計
量対象を計量する計量手段と、この計量手段により計量
された計量結果を通信網を介して外部に送信する送信手
段と、この送信手段により送信された計量結果に基づい
て作成された計量情報を通信網を介して外部から受信す
る受信手段と、受信手段により受信された計量情報を表
示する表示手段とを備えるようにしたものである。
【0007】本発明の計量装置では、計量手段により計
量対象が計量されたのち、送信手段により計量結果が通
信網を介して外部に送信される。そして、計量結果に基
づいて作成された計量情報が受信手段により受信される
と、表示手段により計量情報が表示される。これによ
り、表示手段を通じて計量情報が需要者に通知されるこ
ととなり、この計量装置を用いて本発明の計量システム
を構築することが可能になる。
【0008】本発明の計量装置では、計量情報が、計量
対象の使用に伴う使用量および使用料金を含むようにし
てもよい。
【0009】本発明の計量システムは、1または2以上
の計量装置と、これらの計量装置を統括して管理する統
括装置とを含み、これらの計量装置および統括装置が通
信網を介して互いに接続されたものであり、計量装置に
おいて計量対象を計量し、計量装置により計量された計
量結果を通信網を介して統括装置に送信し、統括装置に
おいて計量結果に基づいて計量情報を作成し、計量装置
において統括装置により作成された計量情報を通信網を
介して受信し、計量装置において計量情報を表示するよ
うにしたものである。
【0010】本発明の計量システムでは、まず、計量装
置により計量対象が計量されたのち、計量装置から統括
装置に通信網を介して計量結果が送信される。そして、
統括装置により計量結果に基づいて計量情報が作成され
たのち、計量装置により通信網を介して計量情報が受信
されると、この計量情報が計量装置により表示される。
これにより、計量装置を通じて計量情報が需要者に通知
される。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して詳細に説明する。
【0012】<計量システムの概略構成>まず、図1お
よび図2を参照して、本発明の一実施の形態に係る計量
システムの構成について説明する。図1は計量システム
100のブロック構成の概略,図2は図1に示した計量
システム100のうちの一構成要素をなすガスメータ1
0(計量装置)の外観構成をそれぞれ表している。
【0013】この計量システム100は、主に、需要者
宅1に設置されたガスメータ10と、遠隔地に存在する
管理センタ60内に設置されたホストコンピュータ70
とを含んで構成されている(図1参照)。これらのガス
メータ10とホストコンピュータ70とは、例えば電話
回線80を介して接続されており、相互に通信可能にな
っている。なお、図1では示していないが、ホストコン
ピュータ70は、複数の需要者宅1に設置された複数の
ガスメータ10と接続されている。すなわち、これらの
複数のガスメータ10およびホストコンピュータ70に
よりネットワークが構築されている。ここで、ホストコ
ンピュータ70が本発明における「統括装置」の一具体
例に対応し、電話回線80が本発明における「通信網」
の一具体例に対応する。
【0014】配管Hは、燃料ガス(以下、単に「ガス」
ともいう。)Gの供給元である本管から分岐したもので
あり、需要者宅1に設置されたガス器具50(例えばガ
スコンロ,ガス暖房器,ガス湯沸し器等)に、ガスメー
タ10を経由して接続されている。
【0015】ガスメータ10は、主に、配管H中を流れ
るガスGの流量を測定することを目的として、例えば需
要者宅1の外壁近傍に設置されている。このガスメータ
10は、例えば、ガスGの流量を測定するメータ本体2
0と、このメータ本体20に接続線30を介して接続さ
れ、外部(例えばホストコンピュータ70)と通信する
ための通信端末装置40とを含んで構成されている。
【0016】メータ本体20は、例えば金属製(鉄等)
のメータケース21(図2参照)の内部に各種機器が収
納された構成をなしている。これらの各種機器の詳細に
ついては後述する(図3参照)。メータケース21の表
面には、例えば、ガスGの積算流量を表示する表示カウ
ンタ21C,ガス漏れ等の異常発生時に点灯する警告ラ
ンプ21L,異常発生時に中断されたガスGの供給を復
帰させるための復帰ボタン21Bなどが設けられてい
る。
【0017】通信端末装置40は、メータ本体20また
は電話機90へ電話回線80の接続先を切り換えるもの
であり、例えばNCU(Network Control Unit)などの
通信網制御装置である。この通信端末装置40は、例え
ばプラスチック製の通信端末ケース41(図2参照)の
内部に各種機器が収納された構成をなしており、通信端
末ケース41の表面には、各種情報を表示するための表
示パネル42が設けられている。この通信端末装置40
は、例えば、プラスチック製のバンド43によりメータ
本体20(メータケース21)に固定されている。ここ
で、表示パネル42が本発明における「表示手段」の一
具体例に対応する。
【0018】ホストコンピュータ70は、需要者宅1に
おけるガスGの利用状態を統括的に管理する情報管理シ
ステムの一部を構成するものであり、例えば業務用の大
型コンピュータである。このホストコンピュータ70
は、例えば管理センタ60に駐留するネットワーク対応
の担当者等により操作可能になっている。
【0019】<計量システムの詳細な構成>次に、図1
〜図3を参照して、計量システム100の詳細な構成に
ついて説明する。図3は、図1および図2に示した計量
システム100を構成するガスメータ10およびホスト
コンピュータ70の詳細なブロック構成を表すものであ
る。
【0020】ガスメータ10のうちのメータ本体20
は、メータケース21の内部に、主に、配管H中を流れ
るガスGの流量を測定するための計量部22と、ガスG
の圧力を検出するための圧力センサ23と、ガスメータ
10全体の動作を制御するCPU24(Central Procce
ssing Unit;中央演算処理装置)と、各種情報を格納す
るためのメモリ25(例えばRAM(Random Access Me
mory))と、時間計測を行うためのクロック26と、C
PU24等に電力を供給するためのリチウムバッテリ2
7と、ガスメータ10より下流側へのガスGの供給状態
を切り換える遮断弁28と、通信端末装置40と通信す
るための通信インターフェース(I/F)29とを備え
ている。ここで、計量部22が本発明における「計量手
段」の一具体例に対応する。
【0021】計量部22は、配管H中を流れるガスGの
流量に応じて、CPU24に対して流量信号を出力する
ようになっている。計量部22は、例えばフルイディッ
ク素子により構成されている。
【0022】圧力センサ23は、配管H中を流れるガス
Gの圧力に応じて、CPU24に対して圧力信号を出力
するようになっている。圧力センサ23は、例えば圧力
により生じた歪みに対応した電圧を発生する圧電膜セン
サにより構成されている。
【0023】CPU24は、例えば、クロック26から
出力されるクロック信号に基づいて、所定の時間間隔
(例えば1分間)毎に計量部22から出力される流量信
号を取り込むと共に、圧力センサ23から出力される圧
力信号を取り込むようになっている。そして、CPU2
4は、取り込んだ流量信号に基づいてガスGの瞬時流量
を演算したのち、過去に取得した瞬時流量を積算するこ
とによりガスGの積算流量を演算する。CPU24によ
り演算されたガスGの積算流量は、表示カウンタ21C
に表示される。CPU24は、所定の期間(検針期間;
例えば1ヶ月)毎に、積算流量値(指針値)を含む計量
データD(計量結果)を通信端末装置40を通じてホス
トコンピュータ70に送信する。この計量データDに
は、上記した指針値の他、例えば計量データDの発信元
(ガスメータ10)を特定するためのID(Identifica
tion)ナンバーなどが含まれている。
【0024】また、CPU24は、ガスGを使用する需
要者の安全を確保することを目的とした以下のような保
安機能も有している。すなわち、CPU24は、例え
ば、ガスGの使用量ごとに予め登録された時間(継続時
間)に基づき、ガスGの使用時間が継続時間に到達した
際、ガスGの流量が予め設定された流量(安全最大流
量)に到達した際、または圧力センサ23により基準圧
力より大きいガス圧が検出された際などに、遮断弁28
に対して遮断信号Sを出力し、ガスGの供給を遮断す
る。これらの遮断機構は、それぞれ継続時間オーバー遮
断、流量オーバー遮断または圧力オーバー遮断と呼ばれ
ている。
【0025】遮断弁28は、CPU24から出力される
遮断信号Sに応じて駆動し、ガスGの供給を遮断するよ
うになっている。
【0026】ガスメータ10のうちの通信端末装置40
は、通信端末ケース41の内部に、装置全体を制御する
CPU44と、電話回線80の接続先を切り換えるため
の切換回路(リレー)45と、メータ本体20と通信す
るための通信I/F46と、ホストコンピュータ70と
通信するための通信I/F47とを備えている。
【0027】CPU44は、通常状態では、切換回路4
5により電話回線80の接続先を電話機90に設定して
おり、ガスメータ10とホストコンピュータ70との間
で通信が行われる際には、切換回路45により電話回線
80の接続先をガスメータ10(メータ本体20)に切
り換えるようになっている。なお、ガスメータ10とホ
ストコンピュータ70との通信が完了すると、CPU4
4は、切換回路45により電話回線80を再び電話機9
0と接続させる。
【0028】また、CPU44は、ホストコンピュータ
70から計量情報Jを受信すると、この計量情報Jを表
示パネル42に表示する機能を有している。計量情報J
の詳細については、後述する。ここで、CPU24およ
びCPU44が本発明における「送信手段」の一具体例
に対応し、CPU44が本発明における「受信手段」の
一具体例に対応する。
【0029】表示パネル42は、例えば液晶パネルなど
により構成されており、ホストコンピュータ70から送
信される計量情報Jを表示するようになっている。この
計量情報Jには、例えば、検針期間毎のガスGの使用量
や使用料金などが含まれている。
【0030】ホストコンピュータ70は、各種情報およ
び信号の入出力を行うためのCPU71と、各種情報を
格納するためのメモリ72(例えばRAM)と、ガスメ
ータ10と通信するための通信I/F73とを備えてい
る。ホストコンピュータ70に入出力される一連の情報
は、モニタ74に表示される。
【0031】CPU71は、ガスメータ10から検針期
間毎に計量データDが送信されると、この計量データD
を通信I/F73を通じて自動的に取り込み、計量デー
タDに含まれているIDナンバーに基づいて発信元(ガ
スメータ10)を特定すると共に、指針値(積算流量
値)に基づいて需要者によるガスGの使用量を演算する
ようになっている。このガスGの使用量の演算は、例え
ば、今回の検針時に取得された指針値から前回の検針時
に取得された指針値を減ずることにより行われる。そし
て、CPU71は、ガスGの使用量を演算すると、この
使用量に基づいてガスGの使用料金を演算し(例えば小
数点以下切捨)、ガスGの使用量や使用料金を含む計量
情報Jを作成する。CPU71によるIDナンバーに基
づく需要者の特定やガスGの使用量に基づく使用料金の
演算は、例えば、メモリ72内に予め格納されている照
合表データGを利用して行われる。CPU71は、計量
情報Jをメモリ72に格納したのち、通信I/F73を
通じてガスメータ10(通信端末装置40)に送信す
る。なお、CPU71による計量情報Jの送信は、計量
データDを取り込むためにガスメータ10とホストコン
ピュータ70との間が通信可能に接続されたのち、接続
状態を切断することなく一度の通信処理中において行わ
れたり、あるいは計量データDを取り込んだのち、一旦
接続状態を切断し、再度接続した際に行われる。
【0032】通信I/F73は、ガスメータ10に搭載
されている通信端末装置40と同様の機能を有するもの
である。すなわち、通信端末部73は、必要に応じてホ
ストコンピュータ70とガスメータ10とを電話回線8
0を通じて接続させる。
【0033】<計量システムの動作>次に、図1〜図7
を参照して、計量システム100の動作について説明す
る。図4は計量システム100の動作を説明するための
流れ図であり、(A)はガスメータ10(CPU24,
CPU44)の動作,(B)はホストコンピュータ70
(CPU71)の動作をそれぞれ表している。図4中の
破線矢印は、ガスメータ10とホストコンピュータ70
との間での情報の送受を示している。図5および図6は
計量システム100の動作時においてモニタ74に表示
される表示画面の一例,図7は表示パネル42に表示さ
れる表示画面の一例をそれぞれ表している。以下では、
主に、ガスGの流量測定から計量情報Jの表示に至る一
連の動作について説明する。
【0034】この計量システム100では、まず、ガス
メータ10のメータ本体20において、計量部22によ
りガスGの流量を測定する(図4(A);ステップS1
01)。具体的には、計量部22から出力される流量信
号に基づいてガスGの瞬時流量および積算流量が演算さ
れ、積算流量値が表示カウンタ21Cに表示される。続
いて、メータ本体20からホストコンピュータ70に、
通信端末装置40を通じて、積算流量値(指針値)を含
む計量データDをホストコンピュータ70(CPU7
1)に送信する(図4(A);ステップS102)。こ
の計量データDには、上記した指針値と共にIDナンバ
ーが含まれている。ガスメータ10からホストコンピュ
ータ70に計量データDが送信されている際には、表示
パネル42にその旨(例えば「指針値送信中」)が表示
される。
【0035】続いて、ホストコンピュータ70におい
て、計量データDを受信(自動検針)すると(図4
(B);ステップS201)、計量データDに含まれて
いるIDナンバーや指針値がモニタ74に表示される
(図5参照)。
【0036】続いて、メモリ72に予め格納されている
照合表データGを参照して、IDナンバーに基づいて、
計量データDの発信元のガスメータ10に対応する需要
者を特定したのち(図4(B);ステップS202)、
指針値に基づいてガスGの使用量を演算し(図4
(B);ステップS203)、引き続きガスGの使用量
に基づいて使用料金を演算する(図4(B);ステップ
S204)。これにより、需要者の氏名,ガスGの使用
量,ガスGの使用料金などを含む計量情報Jが作成され
(図4(B);ステップS205)、この計量情報Jは
モニタ74に表示される(図6参照)。
【0037】続いて、計量情報Jをメモリ72に格納し
たのち(図4(B);ステップS206)、この計量情
報Jをホストコンピュータ70からガスメータ10の通
信端末装置40に送信する(図4(B);ステップS2
07)。続いて、通信端末装置40において計量情報J
を受信すると(図4(A);ステップS103)、この
計量情報Jを表示パネル42に表示する(図4(A);
ステップS104,図7参照)。需要者は、表示パネル
42を通じてガスGの使用量や使用料金を目視にて確認
することができる。
【0038】なお、上記したガスGの流量測定から計量
情報Jの表示に至る一連の処理は、検針期間(例えば1
ヶ月)毎に反復して行われる。
【0039】以上説明したように、本実施の形態の計量
システム100では、ガスメータ10のメータ本体20
からホストコンピュータ70に計量データDを送信した
のち、ホストコンピュータ70により計量データDに基
づいて作成された計量情報Jを通信端末装置40におい
て受信し、この計量情報Jを表示パネル42に表示する
ようにしている。このような場合には、ガスGの使用量
や使用料金を検針票により需要者に通知していた従来の
場合とは異なり、ガスGの使用量や使用料金が表示パネ
ル42を通じて需要者に通知されるため、検針票が不要
となる。したがって、需要者への検針票の配達に係る郵
送費や人件費が不要となるため、この観点において、ガ
スGの供給事業の運営に係るコストを十分に削減するこ
とができる。
【0040】また、本実施の形態のガスメータ10で
は、検針期間(例えば1ヶ月)毎にメータ本体20から
通信端末装置40を通じてホストコンピュータ70に計
量データDを送信すると共に、ホストコンピュータ70
から送信された計量情報Jを通信端末装置40において
受信し、この計量情報Jを表示パネル42に表示するよ
うにしたので、このガスメータ10を用いて計量システ
ム100を構築することができる。
【0041】なお、本実施の形態では、計量情報Jとし
てガスGの使用量や使用料金を表示パネル42に表示す
るようにしたが(図7参照)、必ずしもこれに限られる
ものではなく、上記したガスGの使用量や使用料金と共
に、他の有用な各種情報を表示パネル42に表示するよ
うにしてもよい。この「有用な各種情報」としては、例
えば、需要者にガスGの利用状況を知らせるために作成
されたガスGの使用量の推移を表すグラフ(図8参照)
や、使用料金の推移を表すグラフ(図9参照)などが挙
げられる。これらの有用な情報を表示パネル42を通じ
て需要者に通知することにより、ガスGの利用に係る需
要者の利便性を向上させることができる。
【0042】また、本実施の形態では、ガスメータ10
とホストコンピュータ70とを接続させるための「通信
網」として電話回線80を用いるようにしたが、必ずし
もこれに限られるものではなく、電話回線80に代え
て、例えばISDN(Integrated Services Digital Ne
twork)回線,CATV(Cable Television)回線,イ
ンターネット,イントラネット,エクストラネット,携
帯電話網(例えばiモード通信),PHS網、ブルート
ゥース網などの各種通信媒体を用いるようにしてもよ
い。もちろん、複数の通信網(例えば電話回線およびイ
ンターネット等)を併用するようにしてもよい。いずれ
の通信網を用いた場合においても、電話回線80を用い
た場合と同様の効果を得ることができる。
【0043】以上、実施の形態を挙げて本発明を説明し
てきたが、本発明は上記実施の形態において説明したも
のに限定されるものではなく、種々の変形が可能であ
る。具体的には、ガスメータ10や計量システム100
の構成や機能等は、必ずしも上記実施の形態において説
明したものに限られるものではなく、ガスメータ10か
らホストコンピュータ70に計量データDを送信したの
ち、計量データDに基づいてホストコンピュータ0によ
り作成された計量情報Jをガスメータ10において受信
し、この計量情報Jを表示することが可能な限り、自由
に変更可能である。
【0044】例えば、ガスメータ10の構成について、
上記実施の形態では、互いに別体をなすメータ本体20
および通信端末装置40を含んでガスメータ10が構成
されるようにしたが、必ずしもこれに限られるものでは
なく、メータ本体20が担うガスGの流量測定機能およ
び通信端末装置40が担う通信機能の双方を備える限
り、ガスメータ10の構成は自由に変更可能である。具
体的には、例えば、通信端末装置40をメータ本体20
の内部に組み込み、メータ本体20と通信端末装置40
とを一体化させるようにしてもよい。この場合には、例
えば、表示パネル42をメータ本体20(メータケース
21)に附設するようにしてもよいし、図10に示した
ように、需要者宅1内において需要者が見やすい場所
(例えば台所等)に、メータ本体20から離して設置す
るようにしてもよい。表示パネル42を需要者宅1内に
設置した場合には、計量情報Jを確認するために屋外
(ガスメータ10の設置場所)に出る必要がないため、
計量情報Jを確認する際の需要者の負荷を軽減させるこ
とができる。なお、図10に示した計量システム100
における上記以外の構成や機能等は、図1に示した場合
と同様である。
【0045】また、上記実施の形態では、本発明をガス
メータに適用する場合について説明したが、必ずしもこ
れに限られるものではなく、例えば水道メータや電力メ
ータに適用することも可能である。このような場合にお
いても、上記実施の形態の場合と同様の効果を得ること
ができる。もちろん、これらの水道メータや電力メータ
を用いて、上記実施の形態の場合と同様の計量システム
を構築することもできる。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1または請
求項2に記載の計量装置によれば、計量手段により計量
された計量結果を送信手段により外部に送信すると共
に、外部から送信された計量情報を受信手段により受信
し、この計量情報を表示手段による表示するようにした
ので、この計量装置を用いて本発明の計量システムを構
築することができる。
【0047】また、請求項3記載の計量システムによれ
ば、計量装置から統括装置に計量結果を送信したのち、
統括装置により計量結果に基づいて作成された計量情報
を計量装置において受信し、この計量情報を表示手段に
表示するようにしたので、計量情報を検針票により需要
者に通知していた従来の場合とは異なり、計量情報が表
示手段を通じて需要者に通知されることとなり、検針票
が不要となる。したがって、需要者への検針票の配達に
係る郵送費や人件費が不要となるため、計量対象の供給
事業の運営に係るコストを十分に削減することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る計量システムの概
略構成を表すブロック図である。
【図2】ガスメータの外観構成を表す図である。
【図3】図1に示した計量システムを構成するガスメー
タおよびホストコンピュータの詳細な構成を表すブロッ
ク図である。
【図4】本発明の一実施の形態に係る計量システムの動
作を説明するための流れ図である。
【図5】計量システムの動作時においてモニタに表示さ
れる表示画面の一例を表す図である。
【図6】図5に示した表示画面に続いてモニタに表示さ
れる表示画面の一例を表す図である。
【図7】計量システムの動作時において表示パネルに表
示される表示画面の一例を表す図である。
【図8】計量システムの動作時において表示パネルに表
示される表示画面の他の一例を表す図である。
【図9】計量システムの動作時において表示パネルに表
示される表示画面のさらに他の一例を表す図である。
【図10】本発明の一実施の形態に係る計量システムの
構成に係る変形例を表すブロック図である。
【符号の説明】
1…需要者宅、10…ガスメータ、20…メータ本体、
21…メータケース、21C…表示カウンタ、21L…
警告ランプ、21B…復帰ボタン、22…計量部、23
…圧力センサ、24,71…CPU、25,72…メモ
リ、26…クロック、27…リチウムバッテリ、28…
遮断弁、29,45,46,73…通信I/F、30…
接続線、40…通信端末装置、41…通信端末ケース、
42…表示パネル、43…バンド、50…ガス器具、6
0…管理センタ、70…ホストコンピュータ、74…モ
ニタ、80…電話回線、90…電話機、100…計量シ
ステム、D…計量データ、G…照合表データ、J…計量
情報、S…遮断信号。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04Q 9/00 321 H04Q 9/00 321E // G01F 3/22 G01F 3/22 B D 15/06 15/06 Fターム(参考) 2F030 CC13 CE02 CE04 CE09 CE22 CE23 CE25 CE27 CF05 CF11 CF20 2F031 AB01 AE07 AE09 AF04 2F073 AA08 AB12 BB09 BC01 CC01 CC20 DD02 GG01 GG04 GG08 GG10 5K048 BA36 DC07 EB10 FB09 HA01 HA02 5K101 KK12 LL01

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 計量対象を計量する計量手段と、 この計量手段により計量された計量結果を、通信網を介
    して外部に送信する送信手段と、 この送信手段により送信された計量結果に基づいて作成
    された計量情報を、前記通信網を介して外部から受信す
    る受信手段と、 前記受信手段により受信された前記計量情報を表示する
    表示手段とを備えたことを特徴とする計量装置。
  2. 【請求項2】 前記計量情報は、計量対象の使用に伴う
    使用量および使用料金を含むものであることを特徴とす
    る請求項1記載の計量装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載された1
    または2以上の計量装置と、これらの計量装置を統括し
    て管理する統括装置とを含み、これらの計量装置および
    統括装置が通信網を介して互いに接続された計量システ
    ムであって、 前記計量装置において計量対象を計量し、 前記計量装置により計量された計量結果を、前記通信網
    を介して前記統括装置に送信し、 前記統括装置において前記計量結果に基づいて計量情報
    を作成し、 前記計量装置において、前記統括装置により作成された
    計量情報を、前記通信網を介して受信し、 前記計量装置において前記計量情報を表示するを含むこ
    とを特徴とする計量システム。
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