JP2003044789A - Rf−idの検査方法およびその検査システム - Google Patents

Rf−idの検査方法およびその検査システム

Info

Publication number
JP2003044789A
JP2003044789A JP2001231316A JP2001231316A JP2003044789A JP 2003044789 A JP2003044789 A JP 2003044789A JP 2001231316 A JP2001231316 A JP 2001231316A JP 2001231316 A JP2001231316 A JP 2001231316A JP 2003044789 A JP2003044789 A JP 2003044789A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inspection
piece
antenna
communication
distance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001231316A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4731060B2 (ja
Inventor
Mitsugi Saito
貢 齋藤
Takayuki Hayashi
孝之 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Edge Inc
Original Assignee
Toppan Forms Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toppan Forms Co Ltd filed Critical Toppan Forms Co Ltd
Priority to JP2001231316A priority Critical patent/JP4731060B2/ja
Publication of JP2003044789A publication Critical patent/JP2003044789A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4731060B2 publication Critical patent/JP4731060B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、製造されるRF−IDの良否を検査
する検査方法および検査システムに関し、通信距離の測
定の向上、および歩留りの向上を図ることを目的とす
る。 【解決手段】検査対象のRF−IDの検査片15と同一
構成で周囲環境に影響されない基準片12を用い、検査
処理部42において、基準片12のアンテナ24とシス
テムのアンテナ33との通信結果における通信可能距離
を特定し、特定した通信距離における補正値を補正テー
ブル61より抽出し、当該補正値を加味した当該検査片
15との通信距離で通信可能か否かにより当該検査片1
5の良否を判定する構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、製造されるRF−
IDの良否を検査する検査方法および検査システムに関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、RF−ID(Radio Fre
quency Identification)と称さ
れる非接触型識別媒体(非接触型ICカード等)に関す
る技術が急速に進歩してきており、その使用も多岐にわ
たっている。このようなRF−IDは、リーダ・ライタ
との間で性能に応じた通信距離が定められており、通信
測定の向上、および歩留りの向上が望まれている。
【0003】従来、RF−IDは、フィルムベース上に
アンテナコイルが形成され、これにICモジュールが搭
載されたものとして、これらが製造段階で所定大のフィ
ルムベース上に所定数形成されるのが一般的となってい
る。そして、単体とされる前に単一のICモジュールお
よびアンテナコイル毎に対して通信距離の測定を行い、
製品の良否を検査することが行われている。通信距離の
測定は、リーダ・ライタとの間でその性能に応じた定め
られた通信距離を確保されているか否かで良否判断がな
される。一般に、設定される通信距離はある程度の余裕
を含んでおり、例えば、性能が50cmのものに対し
て、良否判定基準を45cmとしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような通信距離の検査を行う場合、RF−IDリーダ・
ライタと、RF−IDアンテナの通信状態は、ノイズ、
周辺物質、温度、湿度等の周囲の環境や、RF−IDリ
ーダ・ライタ自体の出力変化により測定結果が変動して
安定した性能測定を行うことができない。例えば、当該
RF−IDリーダ・ライタが周囲の環境の影響を受けた
場合に、同じRF−IDを測定しても常に同一の通信距
離測定結果が得られず、良否判定にミスを生じることと
なる。すなわち、本来良品であるにもかかわらずに不良
品と判定される場合があって、歩留りの低下を招くとい
う問題がある。
【0005】そこで、本発明は上記課題に鑑みなされた
もので、通信距離の測定の向上、および歩留りの向上を
図るRF−IDの検査方法および検査システムを提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1の発明では、検査対象であるICモジュー
ル、アンテナを備えるRF−IDの検査片と同一構成で
周囲環境に影響されない基準片を用意し、当該基準片と
検査片に対して送受信検査システムで通信を行い、良否
を検査する検査方法であって、前記送受信検査システム
が、前記基準片に対して通信を行い、通信可能であると
きの第1の要素を特定するステップと、前記送受信検査
システムが、前記検査片に対して前記第1の要素に基づ
いて通信を行い、通信状態を測定するステップと、前記
測定結果で当該検査片が通信可能か否かにより良否を判
定するステップと、を含む構成とする。
【0007】請求項2および3の発明では、「前記第1
の要素を、前記検査片のアンテナと前記送受信検査シス
テムのアンテナとの距離とし、予め前記基準片と、検査
片となるRF−IDとの通信可能状態を測定しておき、
互いの傾向による補正距離をテーブルとして作成するも
のであって、前記検査片の通信状態測定に際して、前記
補正距離で補正した通信距離で行う」構成であり、「前
記第1の要素を、前記検査片のアンテナと前記送受信検
査システムのアンテナとの距離とし、前記基準片との通
信で特定した距離で当該検査片に対して通信状態を測定
する」構成である。
【0008】請求項4の発明では、検査対象であるIC
モジュール、アンテナを備えるRF−IDの検査片に対
して送受信検査システムで通信を行い、良否を検査する
検査方法であって、前記送受信検査システムが、前記検
査片に対して通信を行う際に、通信可能とされる電波強
度または通信距離の第2の要素を特定するステップと、
前記送受信検査システムが、前記検査片に対して通信距
離または電波強度の第1の要素を基準として通信を行
い、前記第2の要素を測定するステップと、前記測定結
果の前記第2の要素により前記検査片が通信可能か否か
により良否を判定するステップと、を含む構成とする。
【0009】請求項5の発明では、検査対象であるIC
モジュール、アンテナを備えるRF−IDの検査片と同
一構成で周囲環境に影響されない基準片を用意し、当該
基準片と検査片に対して通信を行い、良否を検査する検
査システムであって、通信を行うためのアンテナと、前
記アンテナを前記基準片および検査片のアンテナに対し
て通信させるために移動させる駆動部と、前記請求項1
〜3の少なくとも何れかに記載の検査方法による良否判
定を行う処理部と、を少なくとも有する構成とする。
【0010】請求項6の発明では、検査対象であるIC
モジュール、アンテナを備えるRF−IDの検査片に対
して通信を行い、良否を検査する検査システムであっ
て、通信を行うためのアンテナと、前記アンテナを前記
検査片のアンテナに対して通信させるために移動させる
駆動部と、前記検査片からの送信状態を検出する検出手
段と、前記請求項4に記載の検査方法による良否判定を
行う処理部と、を少なくとも有する構成とする。
【0011】このように、検査対象のRF−IDの検査
片と同一構成で周囲環境に影響されない基準片を用い、
基準片との通信結果における第1の要素を特定し、検査
片との通信検査で第1の要素を用いて通信可能か否かの
判定する。すなわち、基準片が周囲環境に影響されない
ことから、送受信検査システムが周囲環境に影響されて
も検査片に対してどの程度に影響されているかを特定す
ることが可能となり、通信距離の測定の向上を図ること
が可能となる。その結果、本来良品であるにもかかわら
ず、周囲環境の影響で不良品とされることがなく、歩留
りの向上を図ることが可能となるものである。
【0012】また、基準片を使用しない場合、検査片に
対して通信可能となる電波強度または通信距離の第2の
要素を特定し、当該検査片に対して通信距離または電波
強度の第1の要素を基準として通信を行って第2の要素
を測定することで検査片の良否を判定する。すなわち、
検査片の通信状態を電波強度と通信距離の相対的な関係
で判別することが可能となることから、通信距離の測定
の向上、ひいては歩留りの向上を図ることが可能となる
ものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施形態
を図により説明する。ここで、本発明に係るRF−ID
は、非接触型ICカードはもちろん、非接触型のラベ
ル、タグ等の非接触で識別情報等のデータ送受が行える
媒体である。図1に、本発明の第1実施形態における検
査システムのブロック構成図を示す。図1において、R
F−IDの検査システム11Aは、検査対象であるIC
モジュール、アンテナを備えるRF−IDの検査片と同
一構成で周囲環境に影響されない基準片12、駆動構造
手段13および検査処理手段14を含んで構成される。
この駆動構造手段13および検査処理手段14により送
受信検査システムが構成される。なお、図面上、上記基
準片12は、検査時においては検査対象のRF−IDの
検査片15と同じになる。
【0014】上記基準片12(検査片15)は、処理部
21、メモリ22および復調部23で構成されるICモ
ジュールMと、アンテナ24により構成される。アンテ
ナ25は、後述するように例えば平面上でコイル状に巻
回されたもので、送受信検査システムからの信号を受信
し、または当該RF−IDより送受信検査システムにデ
ータを送信する役割をなす。
【0015】上記ICモジュールMにおいて、メモリ2
2は当該カードとしての種々の情報を記憶するためのも
のである。上記復調部23は、アンテナ24で受信した
電波から制御信号、データを復調し、適宜コード変換す
る。そして、処理部21は、プログラムにより、受信し
た制御信号、データをメモリ22に記憶させ、またメモ
リに記憶したデータを送信する処理を行う。
【0016】上記駆動構造手段13は、搬送駆動部31
およびアンテナ駆動部32で構成され、上記RF−ID
12(15)との通信を行うアンテナ33を搭載する。
上記搬送駆動部31は、検査片15が製造段階でフィル
ムベース上に所定数形成された状態で当該検査を行う際
に、該当の検査片を検査位置に搬送移動させるためのも
のである。上記アンテナ駆動部32は、図3で説明する
が、アンテナ33を基準片12や検査片15の方向に移
動させるもので、当該基準片12および検査片15間で
水平移動させ、また当該基準片12および検査片15の
アンテナ24に対して上下動させる。
【0017】上記検査処理手段14は、検査片の良否判
定を行う処理部を構成するものとして、制御部41、検
査処理部42、データメモリ43、補正設定部44を備
え、電力増幅部45、変調部46、発信部47、検波部
48、データ変換部49、搬送駆動制御部50、アンテ
ナ駆動制御部51、インターフェース(IF)部52お
よび表示手段53を備える。
【0018】上記制御部41は、この検査処理手段14
の全体を統括制御するもので、これに応じたプログラム
がセットされている。上記検査処理部42は、詳細は図
2で説明するが、プログラムによる検査ルーチンで基準
片12および検査片15に対する検査処理、判定を行う
ものある。上記データメモリ43は、種々のデータを記
憶すると共に、適宜検査判定のための一時記憶領域(バ
ッファであって、検査処理部42に備えさせてもよい)
としての役割をもなす。上記種々のデータには、例え
ば、基準片12のメモリ22に記憶させるためのランダ
ム的な検査識別情報や、検査片15毎のメモリ22に記
憶させるための情報(例えば識別情報)、基準片12に
対する通信距離の基準データ等がある。
【0019】上記補正設定部44は、基本的に検査片1
5の検査時に基準片12との関係で導き出された補正値
(補正距離)が設定されているもので、補正テーブル6
1を含み、適宜時間設定部62を含む。補正テーブル6
1は、図5で一例を示すが、予め基準片12と、検査片
15との通信可能状態(アンテナ24,33間)におけ
る第1の要素としての通信距離を測定しておき、互いの
傾向による補正距離をテーブルとして作成したものであ
って、検査片15の通信状態測定に際して、補正距離で
補正した通信距離で検査片15の通信測定を行うための
ものである。上記時間設定部62は、本システム11A
が基準片12に対する通信距離特定を所定時間毎に行う
場合の時間が基準データとして設定されるためのもので
ある。
【0020】上記データ変換部49は、基準片12また
は検査片15に対して情報を送信する場合の情報を例え
ば「1」、「0」に変換し、また当該基準片12および
検査片15からの送信データを例えば「1」、「0」に
変換する。上記変調部46は、発信部47からの発信出
力に基づいて上記データ変換部49で変換された情報を
例えばFSK(周波数偏位変調)変調波に変調する。上
記電力増幅部45は、変調部46で変調された変調波を
電力増幅するもので、この増幅された変調波がアンテナ
33より送信されるものである。そして、検波部48
は、アンテナ33で受信した基準片12または検査片1
5からの送信電波を検波して復調する。
【0021】一方、上記搬送駆動制御部50は、検査片
15を順次検査するために搬送する上述の搬送駆動部3
1を駆動させるための制御信号を制御手段41からの指
令に基づき生成してIF部52を介して当該搬送駆動部
31に送出する。また、上記アンテナ駆動制御部51
は、基準片12または検査片15に対してアンテナ33
を何れかの方に移動させ、対象のアンテナ24との距離
(通信距離)を制御する信号を制御手段41の指令に基
づいて生成し、IF部52を介してアンテナ駆動部32
に送出するものである。
【0022】ここで、図2に、図1の検査処理部の一例
のブロック構成図を示す。図2において、検査処理部4
2は、プログラム処理の機能として、処理手段71、受
信データ取得手段72、送信データ取得手段73、補正
データ取得手段74、基準データ取得手段75および判
定手段76を備える。上記処理手段71は、当該検査処
理部42全体の処理を統括するもので、適宜補正設定部
44の時間設定部62に設定された時間間隔で基準片1
2に対する測定を、制御部41を介して行わせる。上記
受信データ取得手段72は、基準片12または検査片1
5から送信されてくるデータが受信されたときに取得す
るもので、適宜データメモリ43に記憶させる(当該受
信データ取得手段72がバッファを備える場合にはバッ
ファに一時格納しておいてもよい)。
【0023】上記送信データ取得手段73は、基準片1
2または検査片15に通信によりメモリ22に書き込ま
せる識別情報等をデータメモリ43より読み出して取得
する。上記補正データ取得手段74は、第1の要素とし
て基準片12との通信で特定した通信距離に対する補正
値を取得するもので、検査片15に対する通信距離に反
映させるためのものである。上記基準データ取得手段7
5は、基準片12に対して通信を行う場合に、当該基準
片12のアンテナ24と駆動構造手段13のアンテナ3
3との距離(通信距離)のデータをデータメモリ43よ
り取得し、また補正設定部44の時間設定部62に設定
されている時間データを取得するもので、基準片12に
対する通信を設定時間毎に行わせるためのものである。
【0024】そして、判定手段76は、上記取得されて
送信された送信データと、基準片12または検査片15
より送信されてきた受信データとを比較し、一致してい
れば良品と判定し、不一致のときには不良品と判定する
もので、送信データが基準片12および検査片15のメ
モリ22に実際に書き込まれたか否かをデータ比較によ
る通信状態の良否としてとらえたものである。
【0025】次に、図3に、図1の検査システムの概略
図を示す。図3に示す検査システム11Aにおいて、検
査片15が連続されて巻回されたロール状検査片81
(図4で説明する)より図示しない上記搬送駆動部31
により順次測定台82A,82B上に搬送される。この
測定台82A,82Bは、測定位置部分で当該検査片1
5の長さよりやや広い間隙が設けられており、この間隙
部分に当該検査片15の搬送方向と垂直方向に基準片1
2(図4で説明する)を載置させた載置台83が配置さ
れる。この載置台83は当該基準片12が載置された部
分が穿孔されており、上記測定台82A,82Bと共
に、接地等されてシールドされている。
【0026】一方、上記間隙の下方には、アンテナ駆動
部32を構成するY方向駆動機構84およびZ方向駆動
機構85が配置され、Z方向駆動機構85はY方向駆動
機構84と共にY方向に移動自在となっている。そし
て、Z方向駆動機構85上には上記アンテナ33が載置
されたものである。なお、図3では、上述の検査処理手
段14は省略してある。
【0027】そこで、図4に、検査対象の検査片および
使用される基準片の説明図を示す。図4(A)は検査片
であり、図4(B)は基準片を示したものである。図4
(A)において、検査片15が連続されたロール状検査
片81は、フィルムベース上に所定間隔で形成されたも
ので、例えば印刷技術によりアンテナコイルを一筆書き
状に形成してアンテナ24が形成され、当該アンテナ2
4の両端にICモジュールMが電気的接続されたもので
ある。
【0028】図4(B)に示す基準片12は、上述のよ
うに周囲環境に影響されないものとして、例えばガラス
はエポキシ系樹脂等のベース91上に、例えばフォトリ
ソグラフィによりグランドGおよびアンテナ24となる
コイルが形成され、グランドG上にICモジュールMが
搭載される。そして、ICモジュールMとアンテナ24
の両端をワイヤ92A,92Bによりボンディングされ
たものである。このように構成することにより、ノイ
ズ、周辺物質、温度、湿度等の周囲の環境からの影響を
回避または軽減させることができるものである。
【0029】また、図5に、図1の検査システムで用い
られる補正テーブルの一例の説明図を示す。図5に示す
補正テーブル61は、予め作成されるもので、基準片1
2に対する通信可能距離(R:単位はcm)と、検査片
に対する通信可能距離(L:単位はcm)との傾向の一
例を示したものである。ここで、基準片12の本来の通
信可能距離は上記周囲環境に影響されないものであり、
その通信可能距離Rは、当該検査システムにおけるアン
テナ33等への周囲環境からの影響に応じて変化したも
のである。例えば、ある環境下における当該アンテナ3
3で基準片12を測定したときの通信可能距離Rが35
cmであったときに、検査片(補正テーブル作成のため
に用意されたもので、実際の検査対象と同等の検査片)
の当該環境下の通信可能距離Lが30cmであった場合
である。また、別の環境下でのアンテナ33における基
準片12の通信可能距離Rが例えば50cmであったと
きに当該環境下での検査片の通信可能距離Lが47cm
であった場合のものである。
【0030】したがって、これらの傾向より、補正値
(r:単位はcm)が導き出され、検査片15に対する
通信距離を考えるときに、その周囲環境毎の基準片12
の通信可能距離を参考にして当該補正値で補正させるこ
とで周囲環境が変化しても各検査片の通信距離をそれぞ
れ同レベルで測定することができることになるものであ
る。例えば、基準片12に対する通信可能距離の測定で
35cmの結果が得られた場合、次に検査片15に対す
る通信可能距離の測定で5cmの補正値を補正させるも
のである。
【0031】次に、図6および図7に、図1の検査シス
テムにおける検査方法のフローチャートを示す。図6に
おいて、まず、制御部41の指令により、搬送駆動制御
部50により対象の検査片15が測定位置に搬送された
ときに、アンテナ駆動制御部51が基準片12に対して
アンテナ33を下方に位置させる駆動量(Y)をアンテ
ナ駆動部32のY方向駆動機構84に出力すると共に、
当該アンテナ33の基準片12(アンテナ24)との距
離(R1)を定める駆動量(Z1)をZ方向駆動機構8
5に出力する(ステップ(S)1)。この場合の駆動量
(Y)は定められた一定量であり、駆動量(Z1)は検
査処理部41の基準データ取得手段75がデータメモリ
43より取得した基準データである。
【0032】そこで、検査処理部42における送信デー
タ取得手段73でデータメモリ43より基準片12のメ
モリ22に書き込ませる基準片用の送信データを取得
し、変調部46で変調して電力増幅部45で増幅した送
信データをアンテナ33より当該基準片12に送信する
(S2)。基準片12では、アンテナ24で受信した電
波を復調し、そのデータをメモリ22に記憶する。記憶
したデータは読み出されてアンテナ24より送信され
る。そこで、基準片12からの返信データの電波をアン
テナ33で受信し、検波部48で復調してデータ変換さ
れた後に一端データメモリ43に記憶される。そして、
検査処理部42において、受信データ取得手段72がデ
ータメモリ43より上記受信したデータを取得し、また
送信データ取得手段73が上記送信データを取得して判
定手段76によりマッチングがなされる(S3)。
【0033】マッチングの結果(S4)、一致しなけれ
ば、アンテナ駆動制御部51において上記のようにアン
テナ33と基準片12との次の距離(R(x))の駆動
量(Z(x))をアンテナ駆動部32に出力する(S
5)。そこで、上記同様に基準片用の送信データを再度
基準片12に送信し(S6)、当該基準片12からの返
信データを入力し、上記のように判定手段76が送信デ
ータと受信データとのマッチングを行う(S7)。マッ
チングの結果において(S8)、マッチングするまでS
5〜S7を繰り返す。
【0034】そして、S4またはS7において、マッチ
ングの結果として一致すると、当該一致したときのアン
テナ24,33間の距離(駆動量(Z(z)で特定でき
る)を通信可能距離(R)として特定し、データメモリ
43に記憶させるものである(S9)。
【0035】続いて、図7において、検査処理部42に
おける処理手段71がデータメモリ43より、上記特定
した基準片12との距離(R)を読み込み、その距離
(R)に基づいて補正データ取得手段74が補正テーブ
ル61より補正値(r)を取得する(S11)。この補
正値(r)は制御部41を介してアンテナ駆動制御部5
1に送出される。アンテナ駆動制御部51では、制御部
41の指令により検査片15に対してアンテナ33を下
方に位置させる駆動量(Y)をアンテナ駆動部32のY
方向駆動機構84に出力すると共に、当該アンテナ33
の検査片15(アンテナ24)との距離(L=R+r)
を定める駆動量(Z(x))をZ方向駆動機構85に出
力する(S12)。
【0036】そこで、上記同様に個別の検査片用の送信
データ(識別情報)をデータメモリ43より取得して検
査片15に送信し(S13)、当該検査片15からの返
信データを受信して、上記のように判定手段76が送信
データと受信データとのマッチングを行う(S14)。
マッチングの結果において(S15)、一致したときに
は良品と判定し(S16)、不一致のときには不良品と
判定し(S17)、これらの判定結果をデータメモリ4
3に記憶させる(S18)。
【0037】そして、次の検査片の測定がある場合には
(S19)、搬送駆動制御部50が搬送駆動部31に対
して次の検査片15をアンテナ33の上方に位置させる
べき駆動量を出力し(S20)、上記S13〜S18を
繰り返して総ての検査片に対して良否を判定してデータ
メモリ43に記憶させる。総ての検査片の良否がデータ
メモリ43に記憶されたときに、検査結果を適宜表示手
段53に表示させるものである(S21)。なお、検査
結果の表示を、検査片15毎、または所定数の検査片1
5の検査結果毎に行ってもよい。
【0038】このように、基準片12が周囲環境に影響
されないことから、検査システム11Aが周囲環境に影
響されても検査片15に対してどの程度に影響されてい
るかを特定することができ、その補正距離をふまえた通
信距離で測定することから、通信距離測定の向上を図る
ことができるものである。そして、その結果として、本
来良品であるにもかかわらず、周囲環境の影響で不良品
とされることがなく、歩留りの向上を図ることができる
ものである。
【0039】なお、上記実施形態では、図6に示す基準
片12への通信距離の測定を、最初に行った場合を示し
たが、上記補正設定部44の時間設定部62の設定時間
毎に行って距離(R)の特定をその都度行ってもよく、
また検査片15が不良品と判定された毎に基準片12へ
の測定を行ってもよい。このようにすることによって、
時事変化する周囲環境からの影響をよりいっそう回避さ
せることができるものである。
【0040】ところで、上記実施形態は、補正テーブル
61を使用して補正した場合を示したが、当該補正テー
ブルを使用しなくとも行うことができる。すなわち、図
6で距離(R)を特定した後、図7において、S12〜
S21(S11は不要)のステップを行うときに、S1
2におけるアンテナ33と検査片15との距離を(L=
R)とするものである。これは、特に基準片12と検査
片となる対象のものがその通信可能距離の傾向で差がな
く、近似している場合である。
【0041】次に、図8に、本発明の第2実施形態にお
ける検査システムのブロック構成図を示す。図8におい
て、検査システム11Bは、図1に示す検査システム1
1Aにおける駆動構造手段13のアンテナ33の近傍に
電波強度としての電界強度を計測する検出手段であるプ
ローブ101を設け、検査処理手段14において上記補
正設定部44に代えて設定部102を設けたもので、他
の構成は図1と同様であり、説明を省略する。なお、図
のRF−IDは検査片15となる。
【0042】上記プローブ101は、検査片15からの
送信データ出力時の電界強度を検出するもので、検出値
はデータ変換部49により「1」、「0」のデータに変
換され、データメモリ43に記憶される。また、上記設
定部102は、距離設定部111および電界強度設定部
112により構成される。距離設定部111は、アンテ
ナ33と検査片15のアンテナ24との距離を一定にし
て電界強度の測定による当該検査片15の良否を判定す
る場合の距離が設定されると共に、電界強度を基準にし
て通信距離により検査片15の良否を判定する場合の判
定基準の距離のデータが設定されたものである。
【0043】また、上記電界強度設定部112は、検査
片15からのデータ送信による電界強度を基準にして通
信距離の測定による検査片15の良否を判定する場合の
電界強度が設定されると共に、通信距離を一定にして電
界強度の測定による検査片15の良否を判定する場合の
基準となる電界強度のデータが設定されたものである。
【0044】続いて、図9に、図8の検査処理部の一例
のブロック構成図を示す。図9に示す検査処理部42
は、図2に示す検査処理部42の補正データ取得手段7
4および基準データ取得手段75に代えて、距離データ
取得手段121および電界強度データ取得手段122を
設けたものである。この距離データ取得手段121は、
上記設定部102の距離設定部111より基準とする距
離データを取得するもので、電界強度データ取得手段1
22は電界強度設定部112より基準とする電界強度デ
ータを取得するものである。
【0045】そこで、図10に、図8の検査システムに
おける検査方法のフローチャートを示す。図10は、ア
ンテナ33と検査片15のアンテナ24との距離を一定
にして電界強度を測定して検査片15の良否を判定させ
る場合を示している。図10において、まず、アンテナ
駆動制御部51では、当該アンテナ33の検査片15
(アンテナ24)との距離(L)を距離データ取得手段
121が距離設定部111より読み出し、これに応じた
駆動量(Z(x))をZ方向駆動機構85に出力する
(S31)。
【0046】そこで、上記同様に個別の検査片用の送信
データ(識別情報)をデータメモリ43より取得して検
査片15に送信し(S32)、当該検査片15からの返
信データを受信する際に、プローブ101により電界強
度を測定する(S33)。この測定された電界強度は一
端データメモリ43に記憶される。そして、判定手段7
6が電界強度設定部112より電界強度データ取得手段
122で読み込ませた基準となる電界強度と、上記測定
した電界強度を比較し(S34)、設定値の基準となる
電界強度より大であれば当該検査片を良品と判定し(S
35)、小であれば不良品と判定し(S36)、これら
の判定結果をデータメモリ43に記憶させる(S3
7)。
【0047】そして、次の検査片の測定がある場合には
(S38)、搬送駆動制御部50が搬送駆動部31に対
して次の検査片15をアンテナ33の上方に位置させる
べき駆動量を出力し(S39)、上記S32〜S37を
繰り返して総ての検査片に対して良否を判定してデータ
メモリ43に記憶させる。総ての検査片の良否がデータ
メモリ43に記憶されたときに、検査結果を適宜表示手
段53に表示させるものである(S40)。なお、検査
結果の表示を、検査片15毎、または所定数の検査片1
5の検査結果毎に行ってもよい。
【0048】続いて、図11に、図8の検査システムに
おける他の検査方法のフローチャートを示す。図11
は、検査片15からの送信による電界強度を基準にして
通信距離距離の測定により検査片15の良否を判定させ
る場合を示している。図11において、まず、アンテナ
駆動制御部51では、アンテナ33の検査片15(アン
テナ24)との最初の距離(L(1))を距離データ取
得手段121が距離設定部111より読み出し、これに
応じた駆動量(Z(x))をZ方向駆動機構85に出力
する(S41)。
【0049】そこで、上記同様に個別の検査片用の送信
データ(識別情報)をデータメモリ43より取得して検
査片15に送信し(S42)、当該検査片15からの返
信データを受信する際に、プローブ101により電界強
度を測定する(S43)。そして、判定手段76が電界
強度設定部112より電界強度データ取得手段122で
読み込ませた基準となる電界強度と、上記測定した電界
強度を比較し(S44)、設定値の基準となる電界強度
より小であれば当該アンテナ33の検査片15(アンテ
ナ24)との次の距離(L(x))を距離データ取得手
段121が距離設定部111より読み出し、これに応じ
た駆動量(Z(x))をZ方向駆動機構85に出力する
(S45)。
【0050】続いて、上記同様に個別の検査片用の送信
データ(識別情報)をデータメモリ43より取得して検
査片15に送信し(S46)、当該検査片15からの返
信データを受信する際に、プローブ101により電界強
度を測定する(S47)。そして、判定手段76が電界
強度設定部112より電界強度データ取得手段122で
読み込ませた基準となる電界強度と、上記測定した電界
強度を比較し(S48)、設定値の基準となる電界強度
より小であれば、総ての設定距離でS45〜S48を繰
り返し、総ての設定距離で測定した電界強度が基準より
小であれば後述の如く当該検査片15は不良品と判定さ
れる(S52)。
【0051】一方、S44およびS48において、測定
した電界強度が基準より大であれば、そのときの通信距
離(L(x))が距離設定部111で設定されて基準の
距離より大か否かが判断される(S50)。そして、通
信距離(L(x))が基準より大であれば当該検査片1
5は良品であると判定され(S51)、小であれば不良
品と判定され(S52)、これらの判定結果をデータメ
モリ43に記憶させる(S53)。
【0052】そして、次の検査片の測定がある場合には
(S54)、搬送駆動制御部50が搬送駆動部31に対
して次の検査片15をアンテナ33の上方に位置させる
べき駆動量を出力し(S55)、上記S42〜S53を
繰り返して総ての検査片に対して良否を判定してデータ
メモリ43に記憶させる。総ての検査片の良否がデータ
メモリ43に記憶されたときに、検査結果を適宜表示手
段53に表示させるものである(S56)。なお、検査
結果の表示を、検査片15毎、または所定数の検査片1
5の検査結果毎に行ってもよい。
【0053】このように、検査片の通信状態を電波強度
と通信距離の相対的な関係で良否判定することができる
ことから、通信距離の測定の向上、ひいては歩留りの向
上を図ることができるものである。なお、上記第2実施
形態は、電波強度の一つとして電界強度を測定する場合
を示したが、磁界強度を測定することとしてもよい。
【0054】
【発明の効果】以上のように、請求項1〜3、5の発明
によれば、検査対象のRF−IDの検査片と同一構成で
周囲環境に影響されない基準片を用い、基準片との通信
結果における第1の要素を特定し、検査片との通信検査
で第1の要素を用いて通信可能か否かの判定することと
することにより、通信距離の測定の向上を図ることがで
き、歩留りの向上を図ることができるものである。
【0055】請求項4、6の発明によれば、検査片に対
して通信可能となる電波強度または通信距離の第2の要
素を特定し、当該検査片に対して通信距離または電波強
度の第1の要素を同一として通信を行って第2の要素を
測定することで検査片の良否を判定することとすること
により、通信距離の測定の向上、ひいては歩留りの向上
を図ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態における検査システムの
ブロック構成図である。
【図2】図1の検査処理部の一例のブロック構成図であ
る。
【図3】図1の検査システムの概略図である。
【図4】検査対象の検査片および使用される基準片の説
明図である。
【図5】図1の検査システムで用いられる補正テーブル
の一例の説明図である。
【図6】図1の検査システムにおける検査方法のフロー
チャート(1)である。
【図7】図1の検査システムにおける検査方法のフロー
チャート(2)である。
【図8】本発明の第2実施形態における検査システムの
ブロック構成図である。
【図9】図8の検査処理部の一例のブロック構成図であ
る。
【図10】図8の検査システムにおける検査方法のフロ
ーチャートである。
【図11】図8の検査システムにおける他の検査方法の
フローチャートである。
【符号の説明】
11A,11B RF−IDの検査システム 12 基準片 13 駆動構造手段 14 検査処理手段 15 検査片 24,33 アンテナ 41 制御部 42 検査処理部 43 データメモリ 44 補正設定部 49 データ変換部 50 搬送駆動制御部 51 アンテナ駆動制御部 52 IF部 53 表示部 61 補正テーブル 62 時間設定部 71 処理手段 76 判定手段 81 ロール状検査片 82A,82B 測定台 84 Y方向駆動機構 85 Z方向駆動機構 101 プローブ 102 設定部 111 距離設定部 112 電界強度設定部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】検査対象であるICモジュール、アンテナ
    を備えるRF−IDの検査片と同一構成で周囲環境に影
    響されない基準片を用意し、当該基準片と検査片に対し
    て送受信検査システムで通信を行い、良否を検査する検
    査方法であって、 前記送受信検査システムが、前記基準片に対して通信を
    行い、通信可能であるときの第1の要素を特定するステ
    ップと、 前記送受信検査システムが、前記検査片に対して前記第
    1の要素に基づいて通信を行い、通信状態を測定するス
    テップと、 前記測定結果で当該検査片が通信可能か否かにより良否
    を判定するステップと、 を含むことを特徴とするRF−IDの検査方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載のRF−IDの検査方法であ
    って、前記第1の要素を、前記検査片のアンテナと前記
    送受信検査システムのアンテナとの距離とし、予め前記
    基準片と、検査片となるRF−IDとの通信可能状態を
    測定しておき、互いの傾向による補正距離をテーブルと
    して作成するものであって、前記検査片の通信状態測定
    に際して、前記補正距離で補正した通信距離で行うこと
    を特徴とするRF−IDの検査方法。
  3. 【請求項3】請求項1記載のRF−IDの検査方法であ
    って、前記第1の要素を、前記検査片のアンテナと前記
    送受信検査システムのアンテナとの距離とし、前記基準
    片との通信で特定した距離で当該検査片に対して通信状
    態を測定することを特徴とするRF−IDの検査方法。
  4. 【請求項4】検査対象であるICモジュール、アンテナ
    を備えるRF−IDの検査片に対して送受信検査システ
    ムで通信を行い、良否を検査する検査方法であって、 前記送受信検査システムが、前記検査片に対して通信を
    行う際に、通信可能とされる電波強度または通信距離の
    第2の要素を特定するステップと、 前記送受信検査システムが、前記検査片に対して通信距
    離または電波強度の第1の要素を基準として通信を行
    い、前記第2の要素を測定するステップと、 前記測定結果の前記第2の要素により前記検査片が通信
    可能か否かにより良否を判定するステップと、 を含むことを特徴とするRF−IDの検査方法。
  5. 【請求項5】検査対象であるICモジュール、アンテナ
    を備えるRF−IDの検査片と同一構成で周囲環境に影
    響されない基準片を用意し、当該基準片と検査片に対し
    て通信を行い、良否を検査する検査システムであって、 通信を行うためのアンテナと、 前記アンテナを前記基準片および検査片のアンテナに対
    して通信させるために移動させる駆動部と、 前記請求項1〜3の少なくとも何れかに記載の検査方法
    による良否判定を行う処理部と、 を少なくとも有することを特徴とするRF−IDの検査
    システム。
  6. 【請求項6】検査対象であるICモジュール、アンテナ
    を備えるRF−IDの検査片に対して通信を行い、良否
    を検査する検査システムであって、 通信を行うためのアンテナと、 前記アンテナを前記検査片のアンテナに対して通信させ
    るために移動させる駆動部と、 前記検査片からの送信状態を検出する検出手段と、 前記請求項4に記載の検査方法による良否判定を行う処
    理部と、 を少なくとも有することを特徴とするRF−IDの検査
    システム。
JP2001231316A 2001-07-31 2001-07-31 Rf−idの検査方法およびその検査システム Expired - Fee Related JP4731060B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001231316A JP4731060B2 (ja) 2001-07-31 2001-07-31 Rf−idの検査方法およびその検査システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001231316A JP4731060B2 (ja) 2001-07-31 2001-07-31 Rf−idの検査方法およびその検査システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003044789A true JP2003044789A (ja) 2003-02-14
JP4731060B2 JP4731060B2 (ja) 2011-07-20

Family

ID=19063389

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001231316A Expired - Fee Related JP4731060B2 (ja) 2001-07-31 2001-07-31 Rf−idの検査方法およびその検査システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4731060B2 (ja)

Cited By (45)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008141433A (ja) * 2006-11-30 2008-06-19 Toshiba Tec Corp 無線通信装置
WO2008086703A1 (en) * 2006-12-28 2008-07-24 The Hong Kong Polytechnic University Method for optimizing rfid deployment and rfid deployment optimizer of use thereof
US7932730B2 (en) 2006-06-12 2011-04-26 Murata Manufacturing Co., Ltd. System for inspecting electromagnetic coupling modules and radio IC devices and method for manufacturing electromagnetic coupling modules and radio IC devices using the system
US8461967B2 (en) 2006-01-30 2013-06-11 Voyantic Oy Device and method for analysing radio-frequency systems
US8690070B2 (en) 2009-04-14 2014-04-08 Murata Manufacturing Co., Ltd. Wireless IC device component and wireless IC device
US8692718B2 (en) 2008-11-17 2014-04-08 Murata Manufacturing Co., Ltd. Antenna and wireless IC device
US8847831B2 (en) 2009-07-03 2014-09-30 Murata Manufacturing Co., Ltd. Antenna and antenna module
US8853549B2 (en) 2009-09-30 2014-10-07 Murata Manufacturing Co., Ltd. Circuit substrate and method of manufacturing same
US8870077B2 (en) 2008-08-19 2014-10-28 Murata Manufacturing Co., Ltd. Wireless IC device and method for manufacturing same
US8878739B2 (en) 2011-07-14 2014-11-04 Murata Manufacturing Co., Ltd. Wireless communication device
US8905296B2 (en) 2011-12-01 2014-12-09 Murata Manufacturing Co., Ltd. Wireless integrated circuit device and method of manufacturing the same
US8905316B2 (en) 2010-05-14 2014-12-09 Murata Manufacturing Co., Ltd. Wireless IC device
US8915448B2 (en) 2007-12-26 2014-12-23 Murata Manufacturing Co., Ltd. Antenna device and radio frequency IC device
US8937576B2 (en) 2011-04-05 2015-01-20 Murata Manufacturing Co., Ltd. Wireless communication device
US8944335B2 (en) 2010-09-30 2015-02-03 Murata Manufacturing Co., Ltd. Wireless IC device
US8960557B2 (en) 2008-05-21 2015-02-24 Murata Manufacturing Co., Ltd. Wireless IC device
US8960561B2 (en) 2011-02-28 2015-02-24 Murata Manufacturing Co., Ltd. Wireless communication device
US8976075B2 (en) 2009-04-21 2015-03-10 Murata Manufacturing Co., Ltd. Antenna device and method of setting resonant frequency of antenna device
US8981906B2 (en) 2010-08-10 2015-03-17 Murata Manufacturing Co., Ltd. Printed wiring board and wireless communication system
US8994605B2 (en) 2009-10-02 2015-03-31 Murata Manufacturing Co., Ltd. Wireless IC device and electromagnetic coupling module
US8991713B2 (en) 2011-01-14 2015-03-31 Murata Manufacturing Co., Ltd. RFID chip package and RFID tag
US9024837B2 (en) 2010-03-31 2015-05-05 Murata Manufacturing Co., Ltd. Antenna and wireless communication device
US9024725B2 (en) 2009-11-04 2015-05-05 Murata Manufacturing Co., Ltd. Communication terminal and information processing system
US9064198B2 (en) 2006-04-26 2015-06-23 Murata Manufacturing Co., Ltd. Electromagnetic-coupling-module-attached article
US9077067B2 (en) 2008-07-04 2015-07-07 Murata Manufacturing Co., Ltd. Radio IC device
US9104950B2 (en) 2009-01-30 2015-08-11 Murata Manufacturing Co., Ltd. Antenna and wireless IC device
US9123996B2 (en) 2010-05-14 2015-09-01 Murata Manufacturing Co., Ltd. Wireless IC device
US9166291B2 (en) 2010-10-12 2015-10-20 Murata Manufacturing Co., Ltd. Antenna device and communication terminal apparatus
US9178279B2 (en) 2009-11-04 2015-11-03 Murata Manufacturing Co., Ltd. Wireless IC tag, reader-writer, and information processing system
US9231305B2 (en) 2008-10-24 2016-01-05 Murata Manufacturing Co., Ltd. Wireless IC device
US9236651B2 (en) 2010-10-21 2016-01-12 Murata Manufacturing Co., Ltd. Communication terminal device
US9281873B2 (en) 2008-05-26 2016-03-08 Murata Manufacturing Co., Ltd. Wireless IC device system and method of determining authenticity of wireless IC device
US9378452B2 (en) 2011-05-16 2016-06-28 Murata Manufacturing Co., Ltd. Radio IC device
US9444143B2 (en) 2009-10-16 2016-09-13 Murata Manufacturing Co., Ltd. Antenna and wireless IC device
US9460320B2 (en) 2009-10-27 2016-10-04 Murata Manufacturing Co., Ltd. Transceiver and radio frequency identification tag reader
US9461363B2 (en) 2009-11-04 2016-10-04 Murata Manufacturing Co., Ltd. Communication terminal and information processing system
US9460376B2 (en) 2007-07-18 2016-10-04 Murata Manufacturing Co., Ltd. Radio IC device
US9543642B2 (en) 2011-09-09 2017-01-10 Murata Manufacturing Co., Ltd. Antenna device and wireless device
US9558384B2 (en) 2010-07-28 2017-01-31 Murata Manufacturing Co., Ltd. Antenna apparatus and communication terminal instrument
US9692128B2 (en) 2012-02-24 2017-06-27 Murata Manufacturing Co., Ltd. Antenna device and wireless communication device
US9727765B2 (en) 2010-03-24 2017-08-08 Murata Manufacturing Co., Ltd. RFID system including a reader/writer and RFID tag
US9761923B2 (en) 2011-01-05 2017-09-12 Murata Manufacturing Co., Ltd. Wireless communication device
US10013650B2 (en) 2010-03-03 2018-07-03 Murata Manufacturing Co., Ltd. Wireless communication module and wireless communication device
US10235544B2 (en) 2012-04-13 2019-03-19 Murata Manufacturing Co., Ltd. Inspection method and inspection device for RFID tag
WO2019225539A1 (ja) * 2018-05-23 2019-11-28 日本電気株式会社 無線通信識別装置および無線通信識別方法

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1188036A (ja) * 1997-06-20 1999-03-30 Hitachi Ltd リーダまたは/およびライタ装置、電力伝送システム並びに通信システム
JP2000057272A (ja) * 1998-08-05 2000-02-25 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> Icカードの試験方法および装置
JP2000174532A (ja) * 1998-12-04 2000-06-23 Lintec Corp 平面アンテナ構造及びデータキャリア
JP2000322527A (ja) * 1999-05-12 2000-11-24 Toshiba Chem Corp 非接触データキャリアラベル発行装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1188036A (ja) * 1997-06-20 1999-03-30 Hitachi Ltd リーダまたは/およびライタ装置、電力伝送システム並びに通信システム
JP2000057272A (ja) * 1998-08-05 2000-02-25 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> Icカードの試験方法および装置
JP2000174532A (ja) * 1998-12-04 2000-06-23 Lintec Corp 平面アンテナ構造及びデータキャリア
JP2000322527A (ja) * 1999-05-12 2000-11-24 Toshiba Chem Corp 非接触データキャリアラベル発行装置

Cited By (59)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8461967B2 (en) 2006-01-30 2013-06-11 Voyantic Oy Device and method for analysing radio-frequency systems
US9064198B2 (en) 2006-04-26 2015-06-23 Murata Manufacturing Co., Ltd. Electromagnetic-coupling-module-attached article
US9165239B2 (en) 2006-04-26 2015-10-20 Murata Manufacturing Co., Ltd. Electromagnetic-coupling-module-attached article
US7932730B2 (en) 2006-06-12 2011-04-26 Murata Manufacturing Co., Ltd. System for inspecting electromagnetic coupling modules and radio IC devices and method for manufacturing electromagnetic coupling modules and radio IC devices using the system
JP4727558B2 (ja) * 2006-11-30 2011-07-20 東芝テック株式会社 無線通信装置
JP2008141433A (ja) * 2006-11-30 2008-06-19 Toshiba Tec Corp 無線通信装置
WO2008086703A1 (en) * 2006-12-28 2008-07-24 The Hong Kong Polytechnic University Method for optimizing rfid deployment and rfid deployment optimizer of use thereof
US8325012B2 (en) 2006-12-28 2012-12-04 Polyu Technology And Consultancy Company Limited Method for optimizing RFID deployment and RFID deployment optimizer of use thereof
US9830552B2 (en) 2007-07-18 2017-11-28 Murata Manufacturing Co., Ltd. Radio IC device
US9460376B2 (en) 2007-07-18 2016-10-04 Murata Manufacturing Co., Ltd. Radio IC device
US8915448B2 (en) 2007-12-26 2014-12-23 Murata Manufacturing Co., Ltd. Antenna device and radio frequency IC device
US9022295B2 (en) 2008-05-21 2015-05-05 Murata Manufacturing Co., Ltd. Wireless IC device
US8973841B2 (en) 2008-05-21 2015-03-10 Murata Manufacturing Co., Ltd. Wireless IC device
US8960557B2 (en) 2008-05-21 2015-02-24 Murata Manufacturing Co., Ltd. Wireless IC device
US9281873B2 (en) 2008-05-26 2016-03-08 Murata Manufacturing Co., Ltd. Wireless IC device system and method of determining authenticity of wireless IC device
US9077067B2 (en) 2008-07-04 2015-07-07 Murata Manufacturing Co., Ltd. Radio IC device
US8870077B2 (en) 2008-08-19 2014-10-28 Murata Manufacturing Co., Ltd. Wireless IC device and method for manufacturing same
US9231305B2 (en) 2008-10-24 2016-01-05 Murata Manufacturing Co., Ltd. Wireless IC device
US8917211B2 (en) 2008-11-17 2014-12-23 Murata Manufacturing Co., Ltd. Antenna and wireless IC device
US8692718B2 (en) 2008-11-17 2014-04-08 Murata Manufacturing Co., Ltd. Antenna and wireless IC device
US9104950B2 (en) 2009-01-30 2015-08-11 Murata Manufacturing Co., Ltd. Antenna and wireless IC device
US8876010B2 (en) 2009-04-14 2014-11-04 Murata Manufacturing Co., Ltd Wireless IC device component and wireless IC device
US8690070B2 (en) 2009-04-14 2014-04-08 Murata Manufacturing Co., Ltd. Wireless IC device component and wireless IC device
US9564678B2 (en) 2009-04-21 2017-02-07 Murata Manufacturing Co., Ltd. Antenna device and method of setting resonant frequency of antenna device
US8976075B2 (en) 2009-04-21 2015-03-10 Murata Manufacturing Co., Ltd. Antenna device and method of setting resonant frequency of antenna device
US9203157B2 (en) 2009-04-21 2015-12-01 Murata Manufacturing Co., Ltd. Antenna device and method of setting resonant frequency of antenna device
US8847831B2 (en) 2009-07-03 2014-09-30 Murata Manufacturing Co., Ltd. Antenna and antenna module
US8853549B2 (en) 2009-09-30 2014-10-07 Murata Manufacturing Co., Ltd. Circuit substrate and method of manufacturing same
US8994605B2 (en) 2009-10-02 2015-03-31 Murata Manufacturing Co., Ltd. Wireless IC device and electromagnetic coupling module
US9117157B2 (en) 2009-10-02 2015-08-25 Murata Manufacturing Co., Ltd. Wireless IC device and electromagnetic coupling module
US9444143B2 (en) 2009-10-16 2016-09-13 Murata Manufacturing Co., Ltd. Antenna and wireless IC device
US9460320B2 (en) 2009-10-27 2016-10-04 Murata Manufacturing Co., Ltd. Transceiver and radio frequency identification tag reader
US9024725B2 (en) 2009-11-04 2015-05-05 Murata Manufacturing Co., Ltd. Communication terminal and information processing system
US9461363B2 (en) 2009-11-04 2016-10-04 Murata Manufacturing Co., Ltd. Communication terminal and information processing system
US9178279B2 (en) 2009-11-04 2015-11-03 Murata Manufacturing Co., Ltd. Wireless IC tag, reader-writer, and information processing system
US10013650B2 (en) 2010-03-03 2018-07-03 Murata Manufacturing Co., Ltd. Wireless communication module and wireless communication device
US9727765B2 (en) 2010-03-24 2017-08-08 Murata Manufacturing Co., Ltd. RFID system including a reader/writer and RFID tag
US9024837B2 (en) 2010-03-31 2015-05-05 Murata Manufacturing Co., Ltd. Antenna and wireless communication device
US9123996B2 (en) 2010-05-14 2015-09-01 Murata Manufacturing Co., Ltd. Wireless IC device
US8905316B2 (en) 2010-05-14 2014-12-09 Murata Manufacturing Co., Ltd. Wireless IC device
US9558384B2 (en) 2010-07-28 2017-01-31 Murata Manufacturing Co., Ltd. Antenna apparatus and communication terminal instrument
US8981906B2 (en) 2010-08-10 2015-03-17 Murata Manufacturing Co., Ltd. Printed wiring board and wireless communication system
US8944335B2 (en) 2010-09-30 2015-02-03 Murata Manufacturing Co., Ltd. Wireless IC device
US9166291B2 (en) 2010-10-12 2015-10-20 Murata Manufacturing Co., Ltd. Antenna device and communication terminal apparatus
US9236651B2 (en) 2010-10-21 2016-01-12 Murata Manufacturing Co., Ltd. Communication terminal device
US9761923B2 (en) 2011-01-05 2017-09-12 Murata Manufacturing Co., Ltd. Wireless communication device
US8991713B2 (en) 2011-01-14 2015-03-31 Murata Manufacturing Co., Ltd. RFID chip package and RFID tag
US8960561B2 (en) 2011-02-28 2015-02-24 Murata Manufacturing Co., Ltd. Wireless communication device
US8937576B2 (en) 2011-04-05 2015-01-20 Murata Manufacturing Co., Ltd. Wireless communication device
US9378452B2 (en) 2011-05-16 2016-06-28 Murata Manufacturing Co., Ltd. Radio IC device
US8878739B2 (en) 2011-07-14 2014-11-04 Murata Manufacturing Co., Ltd. Wireless communication device
US9543642B2 (en) 2011-09-09 2017-01-10 Murata Manufacturing Co., Ltd. Antenna device and wireless device
US8905296B2 (en) 2011-12-01 2014-12-09 Murata Manufacturing Co., Ltd. Wireless integrated circuit device and method of manufacturing the same
US9692128B2 (en) 2012-02-24 2017-06-27 Murata Manufacturing Co., Ltd. Antenna device and wireless communication device
US10235544B2 (en) 2012-04-13 2019-03-19 Murata Manufacturing Co., Ltd. Inspection method and inspection device for RFID tag
WO2019225539A1 (ja) * 2018-05-23 2019-11-28 日本電気株式会社 無線通信識別装置および無線通信識別方法
JPWO2019225539A1 (ja) * 2018-05-23 2021-07-08 日本電気株式会社 無線通信識別装置、無線通信識別方法およびプログラム
US11165512B2 (en) 2018-05-23 2021-11-02 Nec Corporation Wireless communication identification device and wireless communication identification method
JP7103411B2 (ja) 2018-05-23 2022-07-20 日本電気株式会社 無線通信識別装置、無線通信識別方法およびプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP4731060B2 (ja) 2011-07-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4731060B2 (ja) Rf−idの検査方法およびその検査システム
JP4845306B2 (ja) Rf−idの検査システム
JP4514374B2 (ja) Rf−idの検査システム
JP4698096B2 (ja) Rf−idの検査システム
EP1869481B1 (en) Rfid device test thresholds systems and methods
CN100562881C (zh) 具有等级分级的rfid检验器***
EP1638035A1 (en) RFID verifier
CN105467245A (zh) 便携式应答器输入输出特性测试仪及测试方法
EP1939787A2 (en) Apparatus and method for improving receiving sensitivity of portable radio frequency identification
JP4265554B2 (ja) タグ通信装置、タグ通信方法、およびタグ通信システム
US7158036B2 (en) RFID tag inspection system
US7479883B2 (en) RFID verifier
JP4656779B2 (ja) Rf−idの検査システム
JP4845305B2 (ja) Rf−idの検査システム
TW200834425A (en) Automatic output-value adjustment method for reader/writer
CN205333751U (zh) 便携式应答器输入输出特性测试仪
CN101655899A (zh) 一种评估射频识别电子标签的方法和***
JP2003168098A (ja) Rf−idの検査システムおよび検査対象のrf−idフォーム
JP4671560B2 (ja) 静電結合型rf−idの検査方法およびその検査システム
JP3916580B2 (ja) Rf−idメディアの検査装置および検査方法
US20230393237A1 (en) Systems for detecting moisture and methods
CN101655897A (zh) 一种评估射频识别电子标签的方法和***
CN101655900A (zh) 一种评估射频识别电子标签的方法和***
US20220407565A1 (en) Determining initial transmission phase offset in an nfc device
US20080265031A1 (en) Electronic tag testing device and method

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071031

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101111

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101116

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101221

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110208

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110404

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110419

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110419

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140428

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4731060

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees