JP2003044689A - デジタル機器のオプション機能販売方法及びデジタル機器のオプション機能販売システム - Google Patents

デジタル機器のオプション機能販売方法及びデジタル機器のオプション機能販売システム

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JP2003044689A
JP2003044689A JP2001232517A JP2001232517A JP2003044689A JP 2003044689 A JP2003044689 A JP 2003044689A JP 2001232517 A JP2001232517 A JP 2001232517A JP 2001232517 A JP2001232517 A JP 2001232517A JP 2003044689 A JP2003044689 A JP 2003044689A
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Seiichiro Uga
勢一郎 宇賀
Hiroki Tozaki
浩気 戸崎
Kei Hirabayashi
圭 平林
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Victor Company of Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メーカにとっても負担が少なく、かつ顧客に
とっては機器を引き取ってもらわなくとも、直ぐにオプ
ション機能が追加された機器として使用させることがで
きるデジタル機器のオプション機能販売方法及びデジタ
ル機器のオプション機能販売システムを得る。 【解決手段】 予めフルオプション機能を搭載したデジ
タル機器1(例えばデジタル・コンポーネント信号をH
DTVに変換するアップコンバータ)を工場A(メー
カ)、販売店B(販売法人、代理店)を介してユーザC
に販売させ、ユーザCがいずれかのオプション(バージ
ョンアップ)を必要とするときは、工場Aから販売店B
を介して販売されているパッケージ2(オプションを起
動させるための認証コード付きのマニュアル内蔵)を購
入させて、この認証コードをユーザCが後述するメーカ
のサーバに送信させることで得られるライセンスキーk
iを、デジタル機器1に入力することでバージョンアッ
プ機として動作させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メーカにとっても
負担が少なく、かつ顧客にとっては機器を引き取っても
らわなくとも、直ぐにオプション機能が追加された機器
として使用させることができるデジタル機器のオプショ
ン機能販売方法及びデジタル機器のオプション機能販売
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年アナログの電子機器に代わって、衛
星放送受信用テレビを初めとしてエンコーダ/デコーダ
等の各種のデジタル機器が採用されている。
【0003】この種のデジタル機器は、機器を操作する
ためのデジタルコンテンツとしてのソフトウエアと、各
種の電子的な著作物データ等を複合型デジタルコンテン
ツ部品としてフルスペックで装備しているものもある。
【0004】また、基本機能は踏襲するソフトウエアに
おいて、顧客側がオプション機能として要求していない
デジタルコンテンツ部品を一部欠如させたデジタル機器
もある。
【0005】このような機器において、追加可能な仕様
としてのオプション機能が存在する場合、従来は主に二
通りの販売方法と取っていた。
【0006】(1)オプション機能の有無で予めモデル
を複数に分類しておいて、在庫管理し、機器又は素材の
注文時に適切な機能を備えた機器を選択させて販売す
る。
【0007】(2)出荷又は販売された機器にオプショ
ン機能がない場合に、オプション機能を付加する場合
は、製造工場やサービス拠点に、販売又は出荷した機器
を引き上げて顧客が要望するオプション機能(コンテン
ツの追加、バージョンアップ等)の追加作業を行ってい
た。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
方式は、メーカ側ではオプション機能を装備した機器
と、オプションフルスペック装備の機器と、オプション
機能を備えない機器等の多種類の機器を倉庫に保管する
必要があるから、在庫調整が困難であるという課題があ
った。
【0009】また、多種類の機器を倉庫に保管しなけれ
ばならないので、保管場所を多くとることになり、結果
として保管のための費用が大きくなるという課題があっ
た。
【0010】また、顧客がオプション機能を有しない機
器を購入した場合に、新たにオプション機能(バージョ
ンアップ)を備えるようにするには、メーカ又はサービ
ス拠点にその機器を引き取ってもらって、オプション機
能を追加することになるから時間も手間もかかる。つま
り、機能追加は顧客、メーカ双方にとっても負担が大き
いという課題があった。
【0011】さらに、近年は顧客側においてもパソコン
が普及しており、インターネットで機能追加を要求して
機器の引き取りと、引き渡し、決済を行うことも考えら
れるが、物流、決済までを一元管理するには、メーカ側
が物流、決済までのシステムの構築を必要とするからメ
ーカ側にとっては非常に負担が大きいという課題があっ
た。
【0012】本発明は以上の課題を解決するためになさ
れたもので、メーカにとっても負担が少なく、かつ顧客
にとっては機器を引き取ってもらわなくとも、直ぐにオ
プション機能が追加された機器として使用させることが
できるデジタル機器のオプション機能販売方法及びデジ
タル機器のオプション機能販売システムを得ることを目
的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明のデジタル機器の
オプション機能販売方法は、製造元で当該機器を、所望
のモードで動作させるための複数種のオプション機能を
内蔵させたデジタル機器を出荷して、ユーザに前記デジ
タル機器を購入させた後に、前記オプション機能を販売
し、そのオプション機能のモードで前記デジタル機器を
動作させるデジタル機器の販売方法である。
【0014】前記製造元は、前記オプション機能毎に、
購入したことを示す認証コード、操作情報を印字したマ
ニュアルを小型軽量の媒体に納めて前記販売店に出荷し
て、前記ユーザに前記オプション機能の購買を促す段階
と、前記ユーザがネットワークを介して前記認証コー
ド、前記デジタル機器の固有IDを送信してきたとき、
前記認証コードが予め記憶している認証コードと一致し
たとき、該認証コードのオプション機能を起動させるた
めのライセンスキーを前記認証コード、固有IDとを用
いて生成して前記ユーザの端末に送信する段階とを備え
たことを要旨とする。
【0015】また、デジタル機器のオプション機能販売
方法は、製造元で当該機器を、所望のモードで動作させ
るための多種のオプション機能を内蔵させたデジタル機
器を出荷して、ユーザに前記デジタル機器を購入させた
後に、前記オプション機能を販売して、そのオプション
機能のモードで前記デジタル機器を動作させるデジタル
機器の販売方法である。
【0016】前記製造元は、乱数を生成し、該乱数に前
記オプション機能の種別を付加して前記オプション機能
を購入したことを示すための認証コードを生成して記憶
し、この認証コードと該認証コードとを用いての操作情
報とを印字したマニュアルを小型軽量の媒体に納めて前
記販売店に出荷して、前記ユーザに前記オプション機能
の購買を促す段階と、前記製造元のサーバとユーザの端
末とは前記マニュアルの操作情報に従ってネットワーク
で接続させてシステムを構築してなる。
【0017】前記サーバは、前記ユーザの端末に前記オ
プション機能の購買を示す認証コード、前記ユーザのデ
ジタル機器の固有IDの送信を促す段階と、前記ユーザ
がネットワークを介して前記認証コード、前記固有ID
と送信してきたとき、予め記憶している認証コードと一
致したとき、購買済みの認証コードと判定して、前記ユ
ーザからの認証コードと固有IDとを関連付けて記憶す
る段階と、前記購買済みの認証コードと判定したとき、
前記ユーザからの認証コードに対応するオプション機能
を起動させるためのライセンスキーを、前記関連付けら
れた認証コードに付加されているオプション機能の種別
と固有IDとを用いて生成して前記ユーザの端末に送信
する段階とからなることを要旨とする。
【0018】さらに、製造元で当該機器を、所望のモー
ドで動作させるための複数種のオプション機能を内蔵さ
せたデジタル機器を出荷して、ユーザに前記デジタル機
器を購入させた後に、前記オプション機能の購入を促す
流通系と、前記製造元のサーバと前記ユーザの端末とを
ネットワークで接続したシステムとからなるデジタル機
器のオプション機能販売システムである。
【0019】前記流通系を介して購入するものであり、
前記デジタル機器毎に、そのデジタル機器でのオプショ
ン機能を購入したことを示すための認証コードと該認証
コードを用いての操作情報を印字したマニュアルが納め
られた小型軽量の媒体と、前記システムの製造元のサー
バは、前記ユーザの端末のアクセスによって前記オプシ
ョン機能の購買を示す認証コード及び、ユーザのデジタ
ル機器の固有IDの送信を促す手段と、前記認証コード
が予め記憶している認証コードと一致したとき、該認証
コードの前記オプション機能の購買済みと判定し、前記
ユーザの端末に対して、前記認証コードが示すオプショ
ン機能を起動させるためのライセンスキーを生成して前
記ユーザの端末に送信する手段とを備えたことを要旨と
する。
【0020】
【発明の実施の形態】<実施の形態1>図1は本実施の
形態1のデジタル機器のオプション機能販売システムの
概略構成図である。
【0021】図1に示すシステムは、予めフルオプショ
ン機能を搭載したデジタル機器1(例えばデジタル・コ
ンポーネント信号をHDTVに変換するアップコンバー
タ)を工場A(メーカ)、販売店B(販売法人、代理
店)を介してユーザCに販売させ、ユーザCがいずれか
のオプション(バージョンアップ)を必要とするとき
は、工場Aから販売店Bを介して販売されているパッケ
ージ2(オプションを起動させるための認証コード付き
のマニュアルを内蔵)を購入させて、この認証コードを
ユーザCが後述するメーカのサーバに送信させることで
得られるライセンスキーkiを、デジタル機器1(本体
ともいう)に入力することでバージョンアップ機として
動作させる。
【0022】前述のデジタル機器1は、図2に示すよう
に、表示部1aと設定入力部1bを備えており、工場A
の作業員が設定入力部1bを操作して、デジタル機器1
の固有のシリアル番号Aiを入力すると、このシリアル
番号Aiをメモリ1d(不揮発メモリ)に記憶する。こ
のシリアル番号Aiの記憶は工場にてなされる。
【0023】また、本実施の形態1のデジタル機器1
は、電源の投入があり、かつメモリ1dにシリアル番号
Aiが存在すると共に、メモリ1dにユーザによってラ
イセンスキーhp(ユーザ入力によるライセンスキーは
hpとする。hi:ライセンスキーA、B、…)が記憶
されたときに、このシリアル番号Aiを用いて各オプシ
ョンを起動させるための各関数Hi(Hi:関数A、
B、…)でライセンスキーfi(fi:ライセンスキー
Ap、Bp、…)を求め、これらのライセンスキーfi
に一致するライセンスキーhpがメモリ1dに存在した
とき、そのライセンスキーhpが示すオプションA、
B、…を起動させる。
【0024】前述のユーザによるライセンスキーhpは
図2に示す設定入力部1bを用いてなされ、表示部1a
に表示される。
【0025】すなわち、デジタル機器1は図3に示す構
成を備えている。本実施の形態でははデジタル・コンポ
ーネント信号をHDTVに変換するアップコンバータと
して説明する。
【0026】デジタル機器1は図3に示すように、シリ
アルデジタルインターフェース(SDI)信号をパラレ
ルに変換する信号入力部101と、インターレス信号を
プロブレシブ信号に変換するIP変換部102と、イメ
ージ処理部103と、画像信号を拡大する拡大部104
と、HD−SDI信号にして出力する信号出力部105
とを備えている。
【0027】前述のイメージ処理部103は、本実施の
形態1では2種類のオプション(オプションA、B)を
予め備えているとする。
【0028】オプションA103cは、カラーコレクシ
ョンであり、色補正機能、高輝度部のレベル調整、低輝
度部の調整、色相調整等を行う。
【0029】オプションB103eはエンハンスであ
り、エンハンス量の設定、エンハンスする入力信号の周
波数設定、帯域制限等を行う。
【0030】また、イメージ処理部103は、HDに対
応する色信号に変換する等の基本処理103と、切換手
段103b、103dとを備えている。この切換手段1
03bは基本処理103aとオプションAとの間に設け
られ、マイコン106からの切換信号の入力によってオ
プションAを選択する。
【0031】また、切換手段103dは、切換手段10
3bとオプションBとの間に設けられ、マイコン106
からの切換信号の入力によってオプションBを選択す
る。
【0032】すなわち、切換手段103b、103dに
対して切換信号が送出されていなときは、オプションは
起動されないで、基本処理だけが起動されている。
【0033】さらに、デジタル機器1は、マイコン10
6と、不揮発性のメモリ1dとを備えている。
【0034】マイコン106は、少なくとも関数起動処
理部106aと、ライセンスキー計算処理部106b
と、オプション起動選択部106cとを備えている。
【0035】関数起動処理部106aは、電源の投入に
伴ってメモリ1dにライセンスキーhpが記憶されてい
るかどうかを判定し、ライセンスキーhpが記憶されて
いるときは、そのライセンスキーの種類に対応する関数
を用いてライセンスキーfi(Ap又はBp…)を計算
させる。
【0036】ライセンスキー計算処理部106bは、ラ
イセンスキーfi(ライセンスキーAp、Bp、…)を
得るための関数A、B、…を備え、関数起動処理部10
6aから知らせられたライセンスキーHp(ユーザ入力
のライセンスキーA、B、…)に対応するいずれかの関
数を起動させてライセンスキーfi(ライセンスキーA
p、Bp、…)を得る。
【0037】オプション起動選択処理部106cは、ラ
イセンスキーfi(ライセンスキーAp、Bp、…)が
求められる毎に、そのライセンスキーfiと不揮発性の
メモリ1dに記憶されているライセンスキーhpとが一
致しているかどうかを判断し、一致しているときは、そ
のライセンスキーhpが示すオプションを起動させる。
【0038】例えば、メモリ1dにライセンスキーAが
記憶され、関数Aが起動されてライセンスキーApが求
められると、このライセンスキーApとメモリ1dのラ
イセンスキーAとが一致するときに、切換手段103b
に切換信号を送出してオプションAに接続させる。
【0039】すなわち、オプション起動選択部106c
は、メモリ1dにライセンスキーAが記憶されて、ライ
センスキー計算処理部106でライセンスキーApが求
められると、このライセンスキーApと不揮発性のメモ
リ1dに、ユーザによって入力されて記憶されたライセ
ンスキーAと比較して一致したときにはオプションAを
起動させる処理S1を有する。
【0040】またメモリ1dにライセンスキーBが記憶
されて、ライセンスキー計算処理部106bでライセン
スキーBpが求められると、このライセンスキーBpと
不揮発性のメモリ1dに、ユーザによって入力されて記
憶されたライセンスキーBと比較して一致したときには
オプションBを起動させる処理S2とを備えている。
【0041】また、マイコン106は、入力ボタン1b
を用いて入力されたライセンスキーhpを不揮発性のメ
モリ1dに記憶する機能S4と、入力されたシリアル番
号Ai、ライセンスキーhpをLCD表示部1aに表示
する機能S3等を備えている。
【0042】さらに、前述の不揮発性のメモリ1dは、
ユーザによって入力されるライセンスキーhp(ライセ
ンスキーA、B、…)を記憶するための領域がライセン
スキー毎に設けられ、マイコン106は、領域のアドレ
ス番号から何のライセンスキーかが分かるようにプログ
ラミングされている。
【0043】一方、オプションパッケージ(箱)2は、
オプションを購入したことを示すための認証コードgi
が図4に示すように、オプション起動用のマニュアル8
に印字され、このマニュアル8が封筒9に入れられてパ
ッケージ2に投函されている。
【0044】また、この認証コードgiは、工場(メー
カ)に設けられたライセンス発行サーバ5によって生成
されてデータベース7に保存されている。また、マニュ
アル8にはサーバ5のURLが印字されている。
【0045】このオプションパッケージ8が工場から出
荷されて販売店Bに販売され、販売店Bでは、ユーザC
にこのオプションパッケージ8を購入させる。
【0046】また、本システムは、図1に示すようにメ
ーカ側にライセンス発行サーバ5と、ユーザCのパソコ
ン10とインターネット11とからなるコンピュータシ
ステムでもある。
【0047】ラインセス発行サーバ5は、オプション毎
の認証コードgi(g1、g2、…)を生成する。この
認証コードgiは例えばオプションAの場合は、「A3
95782」と生成される。つまり、乱数によって「3
95782」を生成し、この数値列の先頭にオプション
種別を示す記号「A」を付加している。
【0048】また、インターネット11を介してユーザ
Cからの認証コードgpを認証し、該認証後にライセン
スキーki(ライセンスキーA、B…)を生成してイン
ターネット11を介してユーザCのパソコン10のメー
ラ10aに送信する。このライセンスキーkiの生成
は、オプション毎のライセンスキーを生成するための関
数A、B、…を備え、ユーザから送信された認証コード
gpに付加されているオプション種別を示す記号で、起
動させる関数を決定し、この関数にユーザからのシリア
ル番号aiを設定させて生成している。
【0049】上記のように構成されたシステムについて
図5及び図6のシーケンス図等を用いて以下に動作を説
明する。
【0050】初めに工場Aでは、デジタル機器1(フル
オプション内蔵)の出荷時に機器固有のシリアル番号A
iを入力する。このシリアル番号Aiはデジタル機器の
マイコン106によって不揮発性のメモリ1dに記憶さ
れる。
【0051】そして、このデジタル機器1を販売店Cに
出荷(決済も受ける)する(d1)。また、販売店Bで
は、メーカからのこのデジタル機器1を店に陳列してユ
ーザCに購入させる(d2)。
【0052】一方、工場(メーカ)Aは、パッケージ生
成時に纏めてオプションを購入したことを示す認証コー
ドgiをライセンス発行サーバ5が生成し(d3)、こ
れをマニュアル8に印字させて、それぞれのオプション
パッケージ2に入れて、販売店Bに出荷する(d4)。
【0053】つまり、ユーザは購入したデジタル機器の
シリアル番号Aiを知らせなくとも、オプションを起動
するために必要な認証コードgiが入ったパッケージ2
を購入することになる。
【0054】すなわち、販売店ではデジタル機器のシリ
アル番号に依存しないで認証コードが入ったパッケージ
2を在庫することが可能となる。
【0055】そして、ユーザCは、販売店Bに出かけて
いって(d5)、欲しいオプションのオプションパッケ
ージ2を購入する(d6)。
【0056】ユーザCはオプションパッケージ2を開い
て、図6に示すように、マニュアル8のメーカAのUR
Lコードを用いてライセンス発行サーバ8のホームペー
ジを要求する(d10)。メーカAのライセンス発行サ
ーバ5は、インターネット11経由でホームページを送
信する(d11)。パソコン10は、ブラウザ機能を有
して画面に表示する。
【0057】次に、ユーザCは、ホームページの案内画
面に従ってパソコン10に、メールアドレスと、購入し
たデジタル機器1のシリアル番号aiとを入力すると共
に、購入したライセンスパッケージ2のマニュアル8に
記載されている認証コードgiを入力して(ユーザの入
力によるものをgpとして区別する)、インターネット
11経由でライセンス発行サーバ8に送信させる(d1
2)。これらのシリアル番号、認証コード、メールアド
レスを総称して認証コード情報ともいう。
【0058】ライセンス発行サーバ5は、送信されたこ
れらのデータを一旦記憶した後に、認証コードが発行済
みであることと、未使用であることを確認して(d1
3)、ライセンスキーkiを生成する(d14)。
【0059】このライセンスキーkiは、認証コードg
iに付加されているオプション種別に対応する関数を起
動させ、この関数にユーザからのシリアル番号aiを設
定して計算される。つまり、認証コードgiのオプショ
ン種別がオプションAを示すときは、シリアル番号Ai
のオプションAのみを起動させるための番号となるライ
センスキーである。また、一度登録した認証コードは使
用済みとなる。
【0060】そして、ライセンス発行サーバ5は、生成
したライセンスキーkiをメーラを用いてインターネッ
ト11経由でユーザCのパソコン10のメーラに送信す
る(d15)。
【0061】すなわち、ライセンスキー発行サーバ5
は、シリアル番号Ai、認証コードgp、メールアドレ
ス等を画面に表示し、オペレータが図7に示すように、
シリアル番号ai、認証コードgp、メールアドレス等
をサーバ5に入力する(S701)。
【0062】サーバ5は、入力された認証コードgpが
データベース7に予め記憶されている認証コードgi
(乱数+オプション種別)のレコード(出荷済みの認証
コードか)が存在するかどうかを判断する(S70
2)。
【0063】ステップS702において、データベース
に入力された認証コードgpに一致する認証コードgi
のレコードが存在しないと(出荷済みの認証コードgi
ではない)と判定したときは、エラー表示を行って、相
手にライセンスキーを発行できないことを通知する(S
703)。
【0064】また、ステップS702において、一致す
る認証コードgiのレコードが存在する(出荷済みの認
証コードgiである)と判定したときは、未使用の認証
コード(レコードのシリアル番号が空白)かどうかを判
定する(S704)。
【0065】ステップS704において未使用の認証コ
ードではないと判定したとき(レコードにシリアル番号
が存在するとき)、ステップS703に戻してライセン
スキーの発行ができないことを通知する。つまり、シリ
アル番号と認証コードとが関連付けられて記憶されてい
るときは、ユーザから送信された認証コーgpは、既に
登録or使用済みとしているので、デジタル機器を複数
台有しているユーザが、パッケージ2を1個購入して、
複数台のデジタル機器のオプションを起動させることが
できないようになっている。
【0066】従って、デジタル機器毎に、かつオプショ
ン機能毎にパッケージの購入とさせることが可能となっ
ている。1台のデジタル機器を購入した場合に、オプシ
ョンが4個あれば、4つのパッケージを購入することに
なる。
【0067】また、ステップS704でユーザからの認
証コードgpが未使用の認証コードgpであると判定し
たときは(レコードのシリアル番号が空白)、新規の購
入として、認証コードgpに付加されているオプション
種別に対応する関数にシリアル番号aiを設定してライ
センスキーkiを生成する(S705)。
【0068】次に、認証コードgi、シリアル番号A
i、ライセンスキーkiとを組合わせて、使用済のライ
センスキーとしてデータベースに記憶した後に(S70
6)、ライセンスキーkiをメールでユーザに発行する
(S707)。
【0069】一方、ユーザCは、ライセンスキーkiを
入手すると、マニュアル8の操作手順に従って、このラ
イセンスキーkiをデジタル機器1に入力(ユーザが入
力するライセンスキーはhpとして区別する)する(d
16)。
【0070】すなわち、デジタル機器1を購入した後
に、オプションAのオプションパッケージ2を購入した
ときは、オプションAで動作するデジタル機器となる。
【0071】従って、ユーザにオプションパッケージの
みを購入させるだけで、ユーザが希望したオプション機
能を有するデジタル機器とすることができるので、メー
カ、販売店は、オプション機能を装備した機器と、オプ
ションフルスペック装備の機器等の多種類の機器を倉庫
に保管する必要がない。
【0072】また、ユーザに購買したデジタル機器をメ
ーカが引き取る必要がないので、短時間でユーザが希望
するオプションを販売することが可能となる。
【0073】さらに、単に販売店等でユーザにオプショ
ンパッケージを購入させるだけでよいので、メーカでは
決済までのシステムの構築する必要がない。
【0074】<実施の形態2>実施の形態2は、お試し
用のライセンスキーを発行してデジタル機器を一定期間
試用させることを可能とするものである。
【0075】このデジタル機器20は、図8に示すよう
に試用起動判定処理部201aと、関数起動処理部20
1bと、オプション起動選択処理部201cと、永久ラ
イセンスキー計算処理部106bとを備えているのが望
ましい。
【0076】また、本実施の形態2に用いるデジタル機
器20は実施の形態1と同様なアップコンバータである
が、図8においては主要部のみを示している。
【0077】そして、このデジタル機器20の不揮発性
のメモリ201eには、ライセンスキーhp(本実施の
形態2では永久ライセンスキーhpという)を記憶する
ための領域群203をオプションに対応する数分備えて
いる。
【0078】また、オプションA、B、…を一定期間試
用させるたに用いる試用ライセンスキーmpを記憶する
ための領域202群をオプションに対応する数分備えて
いる。
【0079】また、試用時間のカウント値を記憶するた
めの試用時間カウンタ領域204とを備えていると共
に、シリアル番号Aiを記憶している。
【0080】前述の試用起動判定処理部201aは、電
源の投入に伴って不揮発性のメモリ201eの領域群2
02を監視し、この領域群202の何れかにデータが記
憶されたとき、そのアドレスから何のオプションの試用
ライセンスキーmp(試用ライセンスキーAm、Bm、
Cm、…)が記憶されたかどうかを判定し、メモリに予
め記憶されている試用ライセンスキーmi(試用ライセ
ンスキーAmi、Bmi、Cmi、…)に一致するかど
うかを判定し、一致したときはオプション起動選択処理
部201cを用いて該当するオプションを起動させる。
前述の試用ライセンスキーmiは、予め工場で記憶され
る。
【0081】そして、予め設定されている規定時間ti
になったときに、オプション起動選択処理部106cを
用いてオプションを停止させる。
【0082】また、電源の投入に伴って関数起動処理部
106aが永久ライセンスキーhpがユーザによって記
憶されているとしたときは、この永久ライセンスキーh
pに対応する試用ライセンスキーの読込を中止する。つ
まり、永久ライセンスキーAがメモリ1dに記憶されて
関数Aが求めたライセンスキーApと一致したたとき
は、試用ライセンスキーAmの読込は停止する。すなわ
ち、オプションAが購入されたことになるからオプショ
ンAの試験用のための起動は停止させる。
【0083】上記のように構成されたデジタル機器20
を用いての全体的な動作は図9、図10、図11に示す
シーケンスとなる。
【0084】図9に示すように、初めに工場Aでは、デ
ジタル機器20(フルオプション内蔵)の出荷時にシリ
アル番号Aiを入力すると共に、試用ライセンスキーm
i(ライセンスキーAm、Bm、…)を入力する。ま
た、お試し用の認証コードgkを記載したマニュアル2
5も添付されて出荷される。
【0085】そして、このデジタル機器20を販売店C
に出荷(決済も受ける)する(d20)。販売店Bで
は、メーカからのこのデジタル機器20を店に陳列して
ユーザCに購入させる(d21)。
【0086】デジタル機器20を購入したユーザはオプ
ション機能を試したい場合は、マニュアル25を開い
て、マニュアル25のメーカAのURLコードを用いて
ライセンス発行サーバ8のホームページを要求する(d
22)。メーカAのライセンス発行サーバ5は、インタ
ーネット11経由で送信する(d23)。パソコン10
は、ブラウザ機能を有して画面に表示する。
【0087】次に、ユーザCは、パソコン10のホーム
ページの案内画面に従って、メールアドレスと、購入し
たデジタル機器1のシリアル番号aiと、お試し用認証
コードgm(ユーザ入力したgk)とを入力して、イン
ターネット11経由でライセンス発行サーバ8に送信す
る(d24)。
【0088】ライセンス発行サーバ5は、送信されたこ
れらのデータを一旦記憶した後に、お試し用認証コード
gmが一度発行されたものかどうかの認証を行う(d2
5)。次に、お試し用認証コードgmとがデータベース
7に記憶されているお試し用認証コードgkと一致して
いる場合は、既に販売したデジタル機器20の購入済み
に対するお試しと判断して試用ライセンスキーmiを生
成する(d26)。
【0089】このライセンスキーmiは、お試し用認証
コードgkに付加されているオプション種別に対応する
関数にシリアル番号aiを設定して計算され、お試し用
認証コードgkの種別がオプションAを示すときは、オ
プションAのみを起動させるためのライセンスキーmi
となる。また、一度生成した試用ライセンスキーmiは
使用済みとなる。
【0090】そして、ライセンス発行サーバ5は、生成
した試用ライセンスキーmiをメーラを用いてインター
ネット11経由でユーザCのパソコン10のメーラに送
信する(d26)。このライセンスキーmiをユーザが
デジタル機器15に入力(ライセンスキーmp)して
(d28)、オプション機能を試すことになる。
【0091】このように、お試し用認証コードgmを送
信させて試用ライセンスキーを発行した場合には、ユー
ザからのお試し用認証コードの種別の統計からユーザが
どのようなオプションに最も関心があるかが分かること
になるから、販売店に人気順にパッケージ数を在庫とし
て持たせることが可能となる。
【0092】すなわち、マイコン200の試用起動判定
処理部201aと関数起動処理部106aとオプション
起動処理部106cとで図8に示す処理を行う。
【0093】試用起動判定処理部201aは不揮発性の
メモリ201eの領域群202にユーザによって記憶さ
れた試用ライセンスキーmpが何かを判断する(S2
0)。本実施の形態2では、試用ライセンスキーAmが
ユーザにサーバに送信されて入力されたとする。
【0094】ステップS20で、試用ライセンスキーA
mが入力されたと判定したときは、試用時間用カウンタ
を起動させてカウントアップし(S21)、このカウン
トアップ値が規定時間に到達したかどうかを判定する
(S22)。ステップS22において、規定時間tiに
到達していない場合は、オプション起動選択処理部10
6cを用いてオプションAを起動させる(S25)。
【0095】そして、ステップS22において、試用時
間カウンタの値が規定時間に到達したときは、オプショ
ン起動選択処理部106cを用いてオプションAの起動
を停止させる。
【0096】一方、オプションを試した後は、上記実施
の形態1と同様に、図10に示すように、販売店Bに出
かけていって、欲しいオプションのオプションパッケー
ジ2を購入する(d30)。
【0097】ユーザCはオプションパッケージ2を開い
て、図11に示すように、マニュアル8のメーカAのU
RLコードを用いてライセンス発行サーバ8のホームペ
ージを要求する(d31)。メーカAのライセンス発行
サーバ5は、インターネット11経由で送信する(d3
1)。パソコン10は、ブラウザ機能で画面に表示す
る。
【0098】次に、ユーザCは、ホームページの案内画
面に従って、メールアドレスと、購入したデジタル機器
20のシリアル番号aiとを入力すると共に、購入した
ライセンスパッケージ2のマニュアル8に記載されてい
る認証コードgiを入力して、インターネット11経由
でライセンス発行サーバ8に送信する(d33)。
【0099】ライセンス発行サーバ5は、送信されたこ
れらのデータを一旦記憶した後に、認証コードgpが一
度発行されたものかどうかの認証を行う(d34)。
【0100】次に、認証コードgpがデータベース7に
記憶されている認証コードgiに一致している場合は、
既に販売したデジタル機器20の購入済み、及びオプシ
ョンの購入済みと判定してライセンスキーkiを生成す
る(d35)。
【0101】このライセンスキーkiは、認証コードg
iのオプション種別に対応する関数を起動させてシリア
ル番号aiを設定して計算され、認証コードgiがオプ
ションAの購入を示すときは、オプションAのみを起動
させるための番号となるライセンスキーである。また、
一度登録した認証コードは使用済みとなる。
【0102】そして、ライセンス発行サーバ5は、生成
したライセンスキーkiをメーラを用いてインターネッ
ト11経由でユーザCのパソコン10のメーラに送信す
る(d36)。
【0103】そして、このライセンスキーkiをユーザ
がデジタル機器20に入力(ライセンスキーhp)す
る。すなわち、図8に示すように、デジタル機器20の
マイコン200の関数起動処理部106aによって、永
久ライセンスキーAの入力と判定され、永久ライセンス
キー計算処理部106bの関数Aによってライセンスキ
ーApが求めら、このライセンスキーApがメモリ20
1dの領域203に記憶されたライセンスキーAと一致
したときに、オプション起動選択処理部106cがオプ
ションAを起動させることになる。
【0104】従って、ユーザに対して一度、オプション
を試させた後に、希望のパッケージのみを購入させて、
以後は実施の形態1と同様にオプションを永久に使用で
きることになる。
【0105】なお、上記実施の各形態では不揮発性のメ
モリ1dには、オプション毎のライセンスキー(試用ラ
イセンスキー)を記憶する領域を予め設け、この領域の
アドレスで何のオプションを起動させるためのライセン
スキーかを判定しているが、例えばライセンスキー自体
の所定のビット域にオプションの種類を示すコードを割
り当て、このコードのみから何のオプションのライセン
スキーかをマイコンが判定できるようにしてもよい。
【0106】また、関数を用いてマイコンがライセンス
キーを計算するようにしてセキュリュティーを向上させ
ているが、ライセンスキーを盗まれることがないような
環境では、デジタル機器に予めオプション毎のライセン
スキーを記憶して、このキーとユーザが入力したライセ
ンスキーとの一致を判断するようにしてもよい。
【0107】なお、上記実施の形態ではオプションパッ
ケージを販売店を介してユーザに購入させたが、ユーザ
の要望によって製造元から直接ユーザに販売してもよ
い。
【0108】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、製造元で
予めフルオプションを内蔵させたデジタル機器をユーザ
に購買させた後に、オプション機能の購入したことを示
す認証コードを小型軽量の媒体に内蔵して販売店に出荷
する。
【0109】そして、ユーザが媒体を購入して、マニュ
アルに基づく操作で製造元にアクセスして認証コード、
デジタル機器の固有IDを端末から送信する。
【0110】製造元のサーバは、この認証コードが予め
記憶されている認証コードと一致したときは、その認証
コードに対応するオプション機能を起動させるためのラ
イセンスキーを配信する。このライセンスキーがユーザ
によってデジタル機器に入力されてデジタル機器に内蔵
されているライセンスキーのオプションが起動する。
【0111】従って、ユーザに媒体(オプションパッケ
ージ)のみを購入させるだけで、ユーザが希望したオプ
ション機能を有するデジタル機器とすることができるの
で、メーカ、販売店は、オプション機能を装備した機器
と、オプションフルスペック装備の機器等の多種類の機
器を倉庫に保管する必要がないという効果が得られてい
る。
【0112】また、ユーザに購買したデジタル機器をメ
ーカが引き取る必要がないので、短時間でユーザが希望
するオプションを販売することが可能となるという効果
が得られている。
【0113】さらに、単に販売店等でユーザにオプショ
ンパッケージを購入させるだけでよいので、メーカでは
決済までのシステムの構築する必要がないという効果が
得られている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態1のデジタル機器のオプション機
能販売システムの概略構成図である。
【図2】デジタル機器の外観図である。
【図3】実施の形態1のデジタル機器の概略構成図であ
る。
【図4】オプションパッケージを説明する説明図であ
る。
【図5】実施の形態1の動作を説明するシーケンス図で
ある。
【図6】実施の形態1の動作を説明するシーケンス図で
ある。
【図7】ライセンス発行サーバの動作を説明するフロー
チャートである。
【図8】実施の形態2にデジタル機器の概略構成図であ
る。
【図9】実施の形態2の動作を説明するシーケンス図で
ある。
【図10】実施の形態2の動作を説明するシーケンス図
である。
【図11】実施の形態2の動作を説明するシーケンス図
である。
【符号の説明】
1 デジタル機器 2 パッケージ 5 ラインセス発行サーバ 8 マニュアル Ai シリアル番号 gi 認証コード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平林 圭 神奈川県横浜市神奈川区守屋町3丁目12番 地 日本ビクター株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 製造元で当該機器を、所望のモードで動
    作させるための複数種のオプション機能を内蔵させたデ
    ジタル機器を出荷して、ユーザに前記デジタル機器を購
    入させた後に、前記オプション機能を販売し、そのオプ
    ション機能のモードで前記デジタル機器を動作させるデ
    ジタル機器の販売方法であって、 前記製造元は、前記オプション機能毎に、購入したこと
    を示す認証コード、操作情報を印字したマニュアルを小
    型軽量の媒体に納めて前記販売店に出荷して、前記ユー
    ザに前記オプション機能の購買を促す段階と、 前記ユーザがネットワークを介して前記認証コード、前
    記デジタル機器の固有IDを送信してきたとき、前記認
    証コードが予め記憶している認証コードと一致したと
    き、該認証コードのオプション機能を起動させるための
    ライセンスキーを前記認証コード、固有IDとを用いて
    生成して前記ユーザの端末に送信する段階とからなるデ
    ジタル機器のオプション機能販売方法。
  2. 【請求項2】 製造元で当該機器を、所望のモードで動
    作させるための多種のオプション機能を内蔵させたデジ
    タル機器を出荷して、ユーザに前記デジタル機器を購入
    させた後に、前記オプション機能を販売して、そのオプ
    ション機能のモードで前記デジタル機器を動作させるデ
    ジタル機器の販売方法であって、 前記製造元は、乱数を生成し、該乱数に前記オプション
    機能の種別を付加して前記オプション機能を購入したこ
    とを示すための認証コードを生成して記憶し、この認証
    コードと該認証コードとを用いての操作情報とを印字し
    たマニュアルを小型軽量の媒体に納めて前記販売店に出
    荷して、前記ユーザに前記オプション機能の購買を促す
    段階と、 前記製造元のサーバとユーザの端末とは前記マニュアル
    の操作情報に従ってネットワークで接続させてシステム
    を構築してなり、 前記サーバは、 前記ユーザの端末に前記オプション機能の購買を示す認
    証コード、前記ユーザのデジタル機器の固有IDの送信
    を促す段階と、 前記ユーザがネットワークを介して前記認証コード、前
    記固有IDと送信してきたとき、予め記憶している認証
    コードと一致したとき、購買済みの認証コードと判定し
    て、前記ユーザからの認証コードと固有IDとを関連付
    けて記憶する段階と、 前記購買済みの認証コードと判定したとき、前記ユーザ
    からの認証コードに対応するオプション機能を起動させ
    るためのライセンスキーを、前記関連付けられた認証コ
    ードに付加されているオプション機能の種別と固有ID
    とを用いて生成して前記ユーザの端末に送信する段階と
    からなるデジタル機器のオプション機能販売方法。
  3. 【請求項3】 前記サーバは、 前記ライセンスキーを生成するときは、前記ユーザから
    送信されて前記関連付けられて記憶された認証コードに
    付加されているオプション機能の種別に対応する関数に
    前記固有IDを設定して生成することを特徴とする請求
    項1又は2記載のデジタル機器のオプション機能販売方
    法。
  4. 【請求項4】 製造元で当該機器を、所望のモードで動
    作させるための複数種のオプション機能を内蔵させたデ
    ジタル機器を出荷して、ユーザに前記デジタル機器を購
    入させた後に、前記オプション機能の購入を促す流通系
    と、前記製造元のサーバと前記ユーザの端末とをネット
    ワークで接続したシステムとからなるデジタル機器のオ
    プション機能販売システムであって、 前記流通系を介して購入するものであり、前記デジタル
    機器毎に、そのデジタル機器でのオプション機能を購入
    したことを示すための認証コードと該認証コードを用い
    ての操作情報を印字したマニュアルが納められた小型軽
    量の媒体と、 前記システムの製造元のサーバは、 前記ユーザの端末のアクセスによって前記オプション機
    能の購買を示す認証コード及び、ユーザのデジタル機器
    の固有IDの送信を促す手段と、 前記認証コードが予め記憶している認証コードと一致し
    たとき、該認証コードの前記オプション機能の購買済み
    と判定し、前記ユーザの端末に対して、前記認証コード
    が示すオプション機能を起動させるためのライセンスキ
    ーを生成して前記ユーザの端末に送信する手段とを有す
    ることを特徴とするデジタル機器のオプション機能販売
    システム。
  5. 【請求項5】 前記製造元のサーバは、 乱数を生成し、該乱数に前記オプション機能の種別を付
    加して前記認証コードを生成して記憶して前記マニュア
    ルに印字して前記媒体に納めていることを特徴とする請
    求項4記載のデジタル機器のオプション機能販売システ
    ム。
  6. 【請求項6】 前記サーバは、 前記購買済みの認証コードと判定したときは、前記ユー
    ザからの認証コードと固有IDとを関連付けて記憶し、 前記ライセンスキーを生成するときは、前記ユーザから
    送信されて前記関連付けられて記憶された認証コードに
    付加されているオプション機能の種別に対応する関数に
    前記固有のIDを設定して生成することを特徴とする請
    求項4又は5記載のデジタル機器のオプション機能販売
    システム。
  7. 【請求項7】 前記ライセンスキーの送信は、前記ユー
    ザからのメールアドレスを用いて前記ユーザ端末に送信
    する手段を用いていることを特徴とする請求項4、5又
    は6記載のデジタル機器のオプション機能販売システ
    ム。
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