JP2003042964A - 屈折反射光の撮像によるダイヤモンドの品質評価方法及び装置 - Google Patents

屈折反射光の撮像によるダイヤモンドの品質評価方法及び装置

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JP2003042964A JP2001235630A JP2001235630A JP2003042964A JP 2003042964 A JP2003042964 A JP 2003042964A JP 2001235630 A JP2001235630 A JP 2001235630A JP 2001235630 A JP2001235630 A JP 2001235630A JP 2003042964 A JP2003042964 A JP 2003042964A
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imaging
reflected light
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 輝きを白色や虹色の撮像パターンにより表示
してダイヤモンドの品質評価を行う方法とその装置を提
供する。 【解決手段】 ダイヤモンド5はホルダ2により垂下支
持される。ダイヤモンド5の下方にはスクリーン3がほ
ぼ水平面に沿って配置され、ダイヤモンド5の真下には
光源4が配置される。光源4からの照明光12をダイヤ
モンド5のカット部に当てるとダイヤモンド5の内外で
複雑な屈折反射を繰り返し、その屈折反射光13がスク
リーン3上に輝きに対応した白色と虹色の撮像パターン
を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、宝石用のダイヤモ
ンドの品質評価方法及び装置に係り、特に、ダイヤモン
ドの輝きを表示する屈折反射光の撮像によるダイヤモン
ドの品質評価方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ブリリアントカットされた宝石用のダイ
ヤモンドとしては図15に示す形状のものが普通であ
る。すなわち、ダイヤモンド5は上面に平坦で正八角形
状のテーブル面14bを形成しカット部14aを形成す
るクラウン14側と、この下方に略円錐状に展開されカ
ット部15aを有するパビリオン15側とからなり、カ
ット部14a,15aは通常58面体からなる。この多
面のカット部14a,15aを有するダイヤモンド5に
入射した光は、ダイヤモンド5の内部で複雑に屈折反射
を繰り返し、白色や虹色の光に分解されてダイヤモンド
5の表面から出てくる。このダイヤモンド5の表面から
出てくる白色や虹色の光がキラキラと輝く白い光や趣の
深い虹色の光として看者の目を刺激し、看者にピカット
光る強烈な輝きや虹色の神秘的な味わい深い輝きを感じ
させる。なお、図16は図15のダイヤモンド5をクラ
ウン14側から観察した形状であり、図17はパビリオ
ン15側から観察した形状である。これ等は主としてカ
ット状態を示す。
【0003】従来、ダイヤモンドの品質評価は(G.
I.Aシステム)と呼ばれる方法が最も普及しており、
4Cと呼ばれる4項目の品質表現により評価される。4
Cとはカラット(Carat,重量)、カラー(Col
or,色の等級)、クラリティ(Clarity,透明
度の等級)、カット(Cut,形と磨きの正確さの等
級)である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】現在、ダイヤモンドに
対しては前記の4Cに基づく品質評価が伝統的、かつ一
般的に行われているが、この伝統的な4Cに基づくダイ
ヤモンドの品質評価はダイヤモンドそのものの重量とカ
ット形状の計測と色と透明度においては熟練者が目測を
行い、例えばこういうカットならば四方へ対称的にバラ
ンスの良い光を発するだろうというような推測の下に鑑
定・鑑別をしているだけであり、実際にそのダイヤモン
ドが発する光そのものの強度や対称性等の分布状況、虹
色の光の含み具合やその強度・分布状況等を直接に計測
してダイヤモンドの鑑定・鑑別を行うというものではな
く、客観的に完全なものであるとは言い難い。
【0005】本発明は、以上の事情に鑑みて発明された
ものであり、これまでのダイヤモンドの品質評価方法の
不十分さを補填するとともに、品質評価方法の客観性,
信頼性,完成度を向上するものであり、ダイヤモンドの
輝きを適確に表現し得る屈折反射光の撮像によるダイヤ
モンドの品質評価方法及び装置を提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上の目的を
達成するために、請求項1に記載の屈折反射光の撮像に
よるダイヤモンドの品質評価方法は、ダイヤモンドのク
ラウン側及び/又はパビリオン側に光を当て、その屈折
反射光をスクリーン上に撮像し、その撮像パターンによ
って前記ダイヤモンドの品質評価を行うことを特徴とす
る。ダイヤモンドからの屈折反射光がスクリーン上に複
雑な模様を撮像し、このパターンからダイヤモンドから
の白色や虹色の光の軌跡を客観的に認識してダイヤモン
ドの品質を客観的に評価することができる。
【0007】また、請求項2に記載の屈折反射光の撮像
によるダイヤモンドの品質評価用の装置は、ダイヤモン
ドのクラウン側及び/又はパビリオン側に光を当て、そ
の屈折反射光をスクリーン上に撮像し、その撮像パター
ンによって前記ダイヤモンドの品質評価を行うための品
質評価用装置であって、該装置は、前記ダイヤモンドを
垂下支持するホルダと、前記ダイヤモンドと相対向し水
平面に沿って配置されるスクリーンと、垂下されている
前記ダイヤモンドの真下において前記スクリーン側に配
置される光源とを設けることを特徴とする。ホルダによ
り垂下支持されているダイヤモンドにその真下にある光
源から光を当てることによりダイヤモンドのカット部か
ら複雑な屈折反射光が生じ、これがダイヤモンドの下方
に配置されているスクリーン上に撮像される。この撮像
パターンによりダイヤモンドからの白色や虹色の光の軌
跡が表示され、ダイヤモンドの品質を客観的に評価する
ことができる。
【0008】また、請求項3に記載の屈折反射光の撮像
によるダイヤモンドの品質評価用の装置は、前記ホルダ
が、前記スクリーンの周辺近傍又は上面に配置され、前
記ダイヤモンドを移動可能に支持することを特徴とす
る。ホルダをスクリーンの外方の部位やスクリーンの上
面に配置し、かつダイヤモンドを移動可能に支持するこ
とにより、光源やスクリーンに対して最適な位置にダイ
ヤモンドを配置でき、明瞭な撮像パターンを得ることが
できる。
【0009】また、請求項4に記載の屈折反射光の撮像
によるダイヤモンドの品質評価用の装置は、前記光源
が、集光された高輝度照明からなることを特徴とする。
これにより、ダイヤモンドに強い照明光を与えることが
でき、明瞭な撮像パターンを得ることができる。
【0010】また、請求項5に記載の屈折反射光の撮像
によるダイヤモンドの品質評価用の装置は、前記スクリ
ーンが、平坦面、任意の形状の凹凸面からなることを特
徴とする。スクリーンの形状を色々工夫することによ
り、変化のある撮像パターンを得ることができ、より適
確に白色や虹色の光の軌跡や輝き度等を表示することが
できる。
【0011】また、請求項6に記載の屈折反射光の撮像
によるダイヤモンドの品質評価用の装置は、前記スクリ
ーンが、布,紙,プラスチック,金属,鏡面体等の素材
からなることを特徴とする。スクリーンは屈折反射光が
鮮明に映し出されればよく、前記のような任意の素材が
使用可能であり、必要に応じて適宜選択使用することが
できる。
【0012】また、請求項7に記載の屈折反射光の撮像
によるダイヤモンドの品質評価用の装置は、前記スクリ
ーンの素材が、半透明のものからなることを特徴とす
る。これにより、半透明なスクリーンの背後から撮像を
すかして見ることができ、趣の異なった撮像を見ること
ができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の屈折反射光の撮像
によるダイヤモンドの品質評価方法及び装置の実施の形
態を図面を参照して詳述する。図1は本発明のダイヤモ
ンドの品質評価用の装置1(以下、品質評価用装置1と
称呼する)の全体概要構造を示すものである。品質評価
用装置1は大別すると、ダイヤモンド5を垂下支持する
ホルダ2と、スクリーン3と、光源4等とからなる。本
実施の形態ではホルダ2はスクリーン3の周辺近傍に配
置される。
【0014】ホルダ2は、ダイヤモンド5を把持するた
めの把持部6と、立設されるスタンド7と、把持部6と
スタンド7との間に架設されスタンド7の軸線方向に沿
って移動可能にスタンド7側に支持されるアーム部8と
からなる。なお、アーム部8はスタンド7に回動可能に
支持されると共にアーム部8のアーム長は図略の機構に
より伸縮可能に形成されている。
【0015】スクリーン3は本実施の形態では平坦なシ
ート状部材からなり、その素材としては布,紙,プラス
チック,金属,鏡面体等が使用される。また、半透明の
素材も用いられる。
【0016】光源4は、本実施の形態ではハロゲンラン
プを用いた照明装置9より光ファイバ10によって集光
された高輝度照明のランプ11が適用されるが、これに
限定するものではない。なお、ランプ11は白色光であ
る。また、本実施の形態では光源4のランプ11はスク
リーン3のほぼ中央にスクリーン3を貫通して配置され
る。なお、このランプ11の真上にはダイヤモンド5が
配置される。ランプ11とダイヤモンド5との位置合わ
せはホルダ2のアーム部8の移動により行われる。
【0017】図2は本発明の品質評価用装置の別の実施
の形態を示す。この品質評価用装置1aは図1に示した
品質評価用装置1とほとんど同じ構成要素からなるが、
ホルダ2aの形状が相異する。ホルダ2aはスクリーン
3の上面に配置され、光源4のランプ11の近傍にスタ
ンド7aを配置するものからなる。なお、このホルダ2
aには図1のホルダ2におけるアーム部8のごときもの
はない。ダイヤモンド5はスタンド7a側に把持部6a
を介して上下動及び回動可能に支持される。
【0018】次に、以上で説明した品質評価用装置1に
よるダイヤモンド5の品質評価方法について説明する。
なお、これに使用される品質評価用装置1,1aはほぼ
同様の構成からなるため、品質評価用装置1を用いた場
合のダイヤモンド品質評価方法についてのみ説明する。
まず、図1及び図3に示すようにダイヤモンド5のパビ
リオン15側の先端を把持部6で把持し、ホルダ2のア
ーム部8等を移動せしめてダイヤモンド5と光源4のラ
ンプ11の位置を一致させると共に光源4からの照明に
よる屈折反射光がスクリーン3の表面に明瞭に着像する
ようにダイヤモンド5のスクリーン3からの高さを調整
し位置決め固定する。
【0019】次に、集光された照明光12をランプ11
からダイヤモンド5側に向かって照射すると、図3に示
すように、この照明光12はダイヤモンド5のカット部
14a,15aに当り、反射屈折する。この屈折反射光
13はダイヤモンド5のカット部14a,15aの形
状,形態に対応してダイヤモンド5の内外で多数回,多
方向に複雑な屈折反射を繰り返して分散しスクリーン3
上に着像される。前記の4Cのうちの特にカットやクラ
リティのよいダイヤモンド5と悪いものとではスクリー
ン3上の撮像パターンが相異し、この撮像パターンの差
異により輝きと趣きのある高品質のダイヤモンド5と輝
きと趣きの点において劣る低品質のダイヤモンド5とを
客観的に峻別することができる。
【0020】図4は良質の輝きのあるダイヤモンド5を
クラウン14側から撮影した映像である。良質のダイヤ
モンド5をクラウン14側から撮影すると図4に明らか
なように、中心から外側に向かって8本の矢形のパター
ンが左右対称に綺麗に現れる。このダイヤモンド5を図
1,図3に示すようにホルダ2に垂下支持し、ランプ1
1から光を当てるとスクリーン3上には図5に示すよう
な撮像パターン(Aで示す)が求められる。この撮像パ
ターンには白色と虹色のパターンがスパークリングフラ
ワ状(花模様の閃光状)に混在し美観を呈する。
【0021】一方、図6は比較的低品質のダイヤモンド
5をクラウン14側から撮影した映像である。撮影した
ダイヤモンド5が比較的低品質のため、図4に現れたよ
うな矢形のパターンは図6には明瞭には現れない。この
図6のダイヤモンド5に前記の図4のダイヤモンド5と
同様の方法で光を当てると、図7の撮像パターン(Cで
示す)が求められる。図5と図7の撮像パターンを比較
すると図4に示した良質の輝きのあるダイヤモンド5と
図6の比較的低品質のダイヤモンド5とでは撮像パター
ンが大きく異なり、良質のダイヤモンド5の撮像パター
ンは白色も虹色も対称的で整っていて美観を呈するが、
比較的低品質のダイヤモンド5の撮像パターンは白色や
虹色を生じてはいるが不整であり、特に虹色は色・形・
数等において貧弱であり、全体として美観において劣る
ことがわかる。以上により輝きや趣きを基にした品質評
価を客観的に行うことができる。
【0022】図1,図2及び図3に示した品質評価方法
ではダイヤモンド5のクラウン14側にライト11から
の照明光12を当てたものであるが、図8はパビリオン
15側に照明光12を当ててダイヤモンド5の品質評価
をする場合を示す。この方法により図4に示した良質の
輝きを有するダイヤモンド5のスクリーン3上の撮像パ
ターンを示したものが図9の撮像パターン(Bで示す)
である。この場合も、対称形で整った撮像パターンが得
られる。この撮像パターンにも白色と虹色が見られる。
なお、虹色のパターンはオンライン出願による白黒の図
面では何処にあるのかすら全然分かりません。よって、
出願人は追って物件提出書をもって撮像パターンA,
B,Cを明瞭に表示するカラー写真を提出致しますので
御参照下さい。また、図4に現れる矢形のパターンや図
6の映像パターンの詳細もオンライン出願による白黒の
図面では十分には理解し難いと思われます。よって、出
願人は前記物件提出書により図4と図6のカラー写真も
提出致しますので御参照下さい。
【0023】前記したダイヤモンド5の品質評価用装置
1,1aの場合にはスクリーン3としては平坦なシート
状部材が採用されている。しかしながら、スクリーン3
は平坦なものに限定するものではない。例えば、図10
の場合にはスクリーン3は凹面状のものからなり、図1
1の場合は凸面状のものからなる。また、この凹面や凸
面の曲線形状も任意のものが採用される。このように、
スクリーン3の形状を色々変化させることにより、この
上に撮像される撮像パターンを変化させることができ、
美観のある撮像を得ることができる。また、スクリーン
3を半透明の素材を用いることによりスクリーン3の裏
側から撮像パターンを透視することができ、変化のある
撮像パターンを形成することができる。
【0024】以上の説明において、光源4としてはハロ
ゲンランプを用いた照明装置9により光ファイバ10に
よって集光された高輝度照明のランプ11を用いたが、
光ファイバ10を用いないで照明装置9を直接スクリー
ン3の裏側に設置してもよい。また、光源4としては電
球を使用した白色光が好ましいがレーザ光線による単色
光を用いてもよい。なお、この場合、虹色の発生は見ら
れない。
【0025】以上の品質評価方法によってダイヤモンド
5の輝きを基とした撮像パターンの映像が得られるが、
ダイヤモンド5の購入者に対しては例えば図12乃至図
13に示すダイヤモンド グレーディング レポート
(Diamond Grading Report)に
添えて例えば図14に示すダイヤモンド スパーク レ
ポート(Diamond Spark Report)
が交付される。ダイヤモンド グレーディング レポー
トの一例では図示のようにその1頁目の図12において
カット形状、重量、寸法、カラー(色)の等級、クラリ
ティ(明澄度)の等級、カットの総合評価が記載され、
その2頁目の図13ではダイヤモンドの寸法と図4,図
6等に示したクラウン14側の映像とガードル厚さ、キ
ューレット、仕上げの対称性と研磨状態、蛍光性、その
他が記載される。また、図14に示すダイヤモンド ス
パーク レポートには図5や図9に示したクラウン14
側やパビリオン15側からの本発明による撮像パターン
の映像がスパークリングフラワ(花模様の閃光)として
表示される。このダイヤモンド スパーク レポートに
より、購入者は従来得られなかった白色と虹色を含む輝
きと趣きについての客観的な品質評価を表示した鑑定書
的なものを得ることができ、ダイヤモンドを安心して購
入することができる。
【0026】
【発明の効果】1)本発明の請求項1のダイヤモンドの
品質評価方法によれば、クラウン側又はパビリオン側か
らの屈折反射光がスクリーン上に輝きに対応した白色や
虹色の撮像パターンを形成するため従来ではなかったダ
イヤモンドの評価を最もよく表示する品質評価結果を得
ることができる。 2)本発明の請求項2のダイヤモンドの品質評価用の装
置によれば、ダイヤモンドはホルダにより光源と位置合
わせされ、スクリーン上に輝きに対応した明確な白色や
虹色の撮像パターンを比較的簡単に表示できる。また、
クラウン側及びパビリオン側からのいずれの側からの撮
像パターンも簡単に得ることができる。 3)本発明の請求項3のダイヤモンドの品質評価用の装
置によれば、ホルダによりダイヤモンドを移動可能に垂
下支持することにより、ダイヤモンドと光源との位置合
わせを容易に、かつ正確に行うことができ明瞭な撮像パ
ターンを得ることができる。 4)本発明の請求項4のダイヤモンドの品質評価用の装
置によれば、ダイヤモンドに強い照明光を与えることが
でき、明瞭な撮像パターンを得ることができる。 5)本発明の請求項5のダイヤモンドの品質評価用の装
置によれば、スクリーンの形状を変えることができ、変
化のある撮像パターンを得ることができる。 6)本発明の請求項6のダイヤモンドの品質評価用の装
置によれば、スクリーンとしては任意の素材が採用さ
れ、色々な撮像パターンを表示することができる。 7)本発明の請求項7のダイヤモンドの品質評価用の装
置によれば、スクリーンを半透明の素材にすることによ
り、裏側から撮像パターンを見ることができ、趣きの異
なった撮像パターンを見ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の屈折反射光の撮像によるダイヤモンド
の品質評価用の装置の全体概要構造を示す模式的構成
図。
【図2】本発明の屈折反射光の撮像によるダイヤモンド
の品質評価用の装置の図1とホルダの位置や構造の異な
る全体概要構造を示す模式的構成図。
【図3】本発明の屈折反射光の撮像によるダイヤモンド
の品質評価用の装置によるクラウン側の撮像パターンの
形成を説明するための模式的正面図。
【図4】ダイヤモンドのクラウン側を撮影した映像。
【図5】図4に示すダイヤモンドのクラウン側の撮像パ
ターンを示す映像。
【図6】図4のものより低品質なダイヤモンドのクラウ
ン側を撮影した映像。
【図7】図6に示すダイヤモンドのクラウン側の撮像パ
ターンを示す映像。
【図8】本発明の屈折反射光の撮像によるダイヤモンド
の品質評価用の装置によるパビリオン側の撮像パターン
の形成を説明するための模式的正面図。
【図9】本発明の図4におけるダイヤモンドのパビリオ
ン側の撮像パターンを示す映像。
【図10】本発明における凹面のスクリーンを示す模式
的正面図。
【図11】本発明における凸面のスクリーンを示す模式
的正面図。
【図12】ダイヤモンド グレーディング レポートの
1頁目を示す平面図。
【図13】ダイヤモンド グレーディング レポートの
2頁目を示す平面図。
【図14】本発明の品質評価結果を記録表示するための
ダイヤモンド スパーク レポートを示す平面図。
【図15】ダイヤモンドの側面図。
【図16】図15のダイヤモンドのクラウン側からの平
面図。
【図17】図15のダイヤモンドのパビリオン側からの
平面図。
【符号の説明】
1 ダイヤモンドの品質評価用の装置(品質評価用
装置) 1a ダイヤモンドの品質評価用の装置(品質評価用
装置) 2 ホルダ 2a ホルダ 3 スクリーン 4 光源 5 ダイヤモンド 6 把持部 6a 把持部 7 スタンド 7a スタンド 8 アーム部 9 照明装置 10 光ファイバ 11 ランプ 12 照明光 13 屈折反射光 14 クラウン 14a カット部 14b テーブル面 15 パビリオン 15a カット部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ダイヤモンドのクラウン側及び/又はパ
    ビリオン側に光を当て、その屈折反射光をスクリーン上
    に撮像し、その撮像パターンによって前記ダイヤモンド
    の品質評価を行うことを特徴とする屈折反射光の撮像に
    よるダイヤモンドの品質評価方法。
  2. 【請求項2】 ダイヤモンドのクラウン側及び/又はパ
    ビリオン側に光を当て、その屈折反射光をスクリーン上
    に撮像し、その撮像パターンによって前記ダイヤモンド
    の品質評価を行うための品質評価用装置であって、該装
    置は、前記ダイヤモンドを垂下支持するホルダと、前記
    ダイヤモンドと相対向し水平面に沿って配置されるスク
    リーンと、垂下されている前記ダイヤモンドの真下にお
    いて前記スクリーン側に配置される光源とを設けること
    を特徴とする屈折反射光の撮像によるダイヤモンドの品
    質評価用の装置。
  3. 【請求項3】 前記ホルダが、前記スクリーンの周辺近
    傍又は上面に配置され、前記ダイヤモンドを移動可能に
    支持することを特徴とする請求項2に記載の屈折反射光
    の撮像によるダイヤモンドの品質評価用の装置。
  4. 【請求項4】 前記光源が、集光された高輝度照明から
    なることを特徴とする請求項2に記載の屈折反射光の撮
    像によるダイヤモンドの品質評価用の装置。
  5. 【請求項5】 前記スクリーンが、平坦面、任意の形状
    の凹凸面からなることを特徴とする請求項2に記載の屈
    折反射光の撮像によるダイヤモンドの品質評価用の装
    置。
  6. 【請求項6】 前記スクリーンが、布,紙,プラスチッ
    ク,金属,鏡面体等の素材からなることを特徴とする請
    求項2に記載の屈折反射光の撮像によるダイヤモンドの
    品質評価用の装置。
  7. 【請求項7】 前記スクリーンの素材が、半透明のもの
    からなることを特徴とする請求項2に記載の屈折反射光
    の撮像によるダイヤモンドの品質評価用の装置。
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