JP2003042810A - 位置測定装置および位置測定装置の動作方法 - Google Patents

位置測定装置および位置測定装置の動作方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特に絶対位置の捕捉に適した位置測
定装置およびこのような位置測定装置の動作方法を提供
することである。 【解決手段】 位置測定装置は測定尺と測定尺に対
して相対的に測定方向に移動可能な走査装置から成る。
測定尺上に少なくとも一つの第一および第二トラックが
配置されており、走査装置を用いてこれらを走査するこ
とにより位置に対応した第一および第二走査信号を生成
する。相異なるトラックから生成した走査信号が、測定
尺面に平行な方向の軸のまわりに走査装置あるいは測定
尺の縦方向のズレがある場合に、一方では第一走査信号
が誤った位置を表し、他方では第二走査信号が正しい位
置を表すような、相異なる縦方向のズレによる挙動を示
す。走査装置が、二つのトラックの一つから、このトラ
ックの他の走査信号とは異なる縦方向のズレによる挙動
を示す第三走査信号を生成するように構成されている。
第三走査信号を同じトラックの走査信号と比較すること
によって、時として起こる縦方向のズレの存在を検出す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、特に二つの互い
に動く物体の絶対位置の特定に適した位置測定装置に関
する。さらに、この発明は、位置測定装置の動作方法に
も関する。
【0002】
【従来の技術】絶対的な位置の特定に関してよく知られ
た種類の位置測定装置には、走査対象の測定尺の面上に
測定方向に延びた増分トラックと例えばシリアル絶対符
号で表されたこれに平行に配置された絶対トラックを持
っている。これに対応して構成された位置測定装置は、
例えばドイツ国特許第19505176号明細書に提示
されている。正確な位置特定には、両方のトラックから
出力される位置に関係した走査信号が互いに同期してい
なければならない。また、それぞれの位置解析に大きな
負荷がかかり、これらの信号が明らかに相異する場合、
このことが特に重要となる。測定尺面上に薄い金属ベル
トを使う場合、その測定方向への平行調整が常に最適に
できるとは限らないので、新たな問題が生じる。特に、
測定尺面に垂直方向の軸のまわりに測定尺の捩れがある
場合、測定誤差が発生する。
【0003】この問題を解決するため、本出願人はドイ
ツ国特許出願第19962278.7号で適当な増分ト
ラックの走査により少なくとも二つの増分信号を区別で
きる解像度が得られることを提示している。このために
は、走査対象の増分トラックを適切に構成するほかに、
走査装置の各検出器配列を適切に調整する必要がある。
上記特許出願では、この目的のために二つの適当な検出
器構成を提示し、時として起こる測定尺面に垂直方向の
軸のまわりの走査装置あるいは測定尺の捩れにより発生
する前述の問題を解決することができる。
【0004】測定動作時には、この軸のまわりの望まし
くない捩れのほか、測定尺面上あるいは測定尺面に平行
で測定方向に対して垂直方向の軸のまわりに走査装置あ
るいは測定尺の縦方向のズレがさらに発生することがあ
る。このような縦方向のズレは、特に異なったトラック
の走査信号が縦方向のズレによりさまざまな挙動を示す
場合、異なった位置解析の走査信号の同期によって誤差
として検出することもできる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そのため、常に確実な
位置特定を保証する位置測定装置を提示するのが、この
発明の課題である。さらに、そのような位置測定装置の
動作方法を提示することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この課題は、請求項1の
特徴を持った位置測定装置により、解決される。
【0007】この発明による位置測定装置の有利な実施
構成は、請求項1の従属請求項に記載された措置により
実現される。
【0008】さらに、この課題は、請求項13の特徴を
持つ位置測定装置の動作方法により解決される。
【0009】この発明による方法の有利な実施構成は、
請求項13の従属請求項に記載された措置により実現さ
れる。
【0010】
【発明の実施の形態】この発明により、第一および第二
トラックから生成した第一および第二走査信号のほか
に、測定尺上のこの二つの走査トラックの一つから、こ
のトラックから生成した他の走査信号とは異なる縦方向
のズレによる挙動を示す第三走査信号を生成できること
がすでに提示されている。例えば、第三走査信号は、別
のトラックの走査信号と同様の縦方向のズレによる挙動
を示す。同じトラックから得た相異なる縦方向のズレに
よる挙動を示す走査信号を、例えば位置測定装置に組み
込まれた比較器を使って観察することにより、システム
の縦方向のズレによる挙動を観察したり、調整したりす
ることができる。
【0011】優先的な実施例において、この発明による
位置測定装置には、測定尺面上に増分トラックとして構
成された第一トラックならびに第二トラックとしてこれ
と平行に配置された絶対トラックがある。測定尺に対し
て相対的に動く走査装置の面上には、二つの増分信号検
出器配列ならびに一つの絶対位置信号検出器配列があ
る。増分信号検出器配列を使って、同じ粗い識別信号周
期の第一および第二粗い増分信号が走査信号として生成
される。絶対位置信号検出器配列を使って、絶対位置信
号が絶対トラックの走査から生成される。生成された二
つの粗い増分信号は、これらがぞれぞれ異なる縦方向の
ズレによる挙動を示しているという点で異なる。これ
は、異なる走査光路により生成された走査信号は時によ
り起こる縦方向のズレ、すなわち例えば測定尺面内で測
定方向に対して垂直に延びる軸のまわりに走査装置およ
び測定尺の傾きがある場合、異なった挙動を示すことを
意味する。このため、ある粗い増分信号は影響を受けな
いのに、例えば別の粗い増分信号は正しい位置をもはや
示さないような影響を受ける。
【0012】この発明による第二粗い増分信号の形で生
成された第三走査信号は、例えば測定尺面内で測定方向
に対して垂直に延びる軸のまわりに走査装置および測定
尺の傾きがある場合に、第二走査信号、すなわち絶対位
置信号と同様の挙動を示す。この結果、これら両走査信
号の同期がこのような場合にも誤り無く可能となる。
【0013】そのため、優先的な実施構成において、こ
の発明による位置測定装置は、測定尺に垂直方向の軸の
まわりの捩れ動作にも、縦方向のズレにも強い。どのよ
うな場合においても、生成された走査信号から正確な絶
対位置を特定できることが保証される。
【0014】さらに、有利であると証明されることとし
て、異なる縦方向のズレによる挙動を示す両走査信号、
すなわち例えば生成された粗い増分信号を比較すること
によって、特にその位相差の測定によって、もはや例え
ば測定尺面内で測定方向に対して垂直に延びる軸のまわ
りの走査装置および測定尺の縦方向のズレの傾き具合を
も導き出すことができる。この情報は、例えば組み立て
時における走査装置の正確な調整のような他の目的のた
めにも利用することができる。
【0015】トラックの構成に関しては、一連の可能性
がある。絶対トラックの絶対符号を、例えば一つあるい
は複数の参照記号の形で構成することなどが可能であ
る。
【0016】この発明による位置測定装置は、明らかに
リニア式位置測定装置としてもロータリー式位置測定装
置としても構成することができる。
【0017】基本的には、測定尺上で複数のトラックを
走査し、これらの異なるトラックから生成された走査信
号が時として起こる縦方向の傾きがある場合に相異なる
挙動を示すという、この発明の基礎となっている原理
は、すべての位置測定装置に適用できる。そして、走査
装置をそれぞれ構成するということは、トラックの一つ
を適切に走査することによって、そのような縦方向の傾
きにより相異なる挙動を示す二つの走査信号を導き出す
ことである。この両走査信号間のそれぞれの位相シフト
は、実際に存在する縦方向の傾きの程度を示し、測定過
程において監視あるいは調整することができるものであ
る。
【0018】
【実施例】この発明の更なる利点および詳細は、以下に
述べる添付図面に基づいた実施例の説明から明らかにな
る。
【0019】この発明による位置測定装置の実施例を図
1から図6に基づき以下のとおり説明する。ここでは、
絶対位置特定のための装置に関係している。
【0020】図1は、リニア式照射測定システムとして
構成されたこの発明による位置測定装置の実施例の基本
的な走査光路を示している。位置測定装置は、測定方向
xに延びている測定尺10ならびに測定尺10と向かい
合って測定方向xに動く走査装置20から成る。測定方
向xは、図1では、図面に垂直の方向である。測定尺1
0と走査装置20は、例えば互いに位置を決められるよ
うに相互に動く機械部品で結合されている。例えば数値
制御工作機械の装置や部品を考えると、この場合、この
発明による位置測定装置から生成される信号は、ここに
は描かれていない工作機械制御装置により再加工され
る。
【0021】この実施構成において、この発明による位
置制御装置の測定尺10には、測定尺支持盤上に配置さ
れ、絶対位置特定のため走査装置によって走査される二
つのトラック12、13がある。両トラック12、13
は、測定方向xに延び、ここに描かれた位置測定装置の
照射例においては、それぞれ異なる反射特性を持った分
割領域の連続、すなわち反射率の高い分割領域と反射率
の低い分割領域から構成されている。
【0022】ここで述べている実施例の両トラック1
2,13の構成は、図2のaの測定尺の平面図において
確認できる。第一トラック13(以下、絶対トラック1
3と言う)は、ここの例では、擬似ランダム符号の形の
絶対符号として表されている。擬似ランダム符号は、そ
れぞれ測定方向xに同じ幅を持つ反射率の高い分割領域
と反射率の低い分割領域13.1、13.2の非周期的
な連続から構成されている。周知の技術、方法において
は、絶対トラック13の走査により粗い絶対位置信号A
BSが走査信号として生成されるが、その解像度は望ん
でいるような高精度の位置測定にはまだ不十分である。
もちろん、別の方法として、絶対トラック13に、例え
ばブロック符号やマンチェスター符号などのようなシリ
アル符号を使うこともできる。さらに、絶対トラック
を、同様に周知の技術、方法において粗い絶対位置信号
ABSの生成のために利用することができる一つあるい
は複数の参照記号の絶対符号として表すことも可能であ
る。
【0023】第二トラック12(以下、増分トラック1
2と言う)は、絶対トラック13のすぐ近くに平行に配
置されている。増分トラック12は、絶対トラック13
と同様に測定方向xに延びている。増分トラック12
は、測定尺10と走査装置20の相対位置を特定するた
めに使われる、より高い解像度の、周期的な増分信号I
NCF 、INCG1、INCG2の形の絶対信号を生成する
ために利用される。これらまとまった三つの相異なる増
分信号INCF 、INCG1、INCG2は、それぞれ細か
い増分信号INCF 、第一粗い増分信号INCG1、第二
粗い増分信号INCG2である。相異なる増分信号INC
F 、INCG1、INCG2は、相互に動く部分の絶対位置
を特定するために、絶対トラック13の絶対位置信号A
BSと適当な技術と方法で組み合わされる。これによ
り、測定システムにおいては既に、後述の評価装置、例
えば工作機械の数値制御装置においては初めて、これら
の相異なる走査信号からそれぞれの絶対位置の特定が実
現される。
【0024】この例では、増分信号INCF 、IN
G1、INCG2は、増分トラック12の走査による走査
信号として生成される。細かい増分信号INCF は、信
号周期SPF を有し、第一および第二粗い増分信号IN
G1、INCG2は、それぞれ同じ信号周期SPG を示
す。一般には、信号周期SPF とSPG は、明らかに互
いに異なっている。
【0025】走査される増分トラック12は、二つの相
異なる分割周期TPF 、TPG を示し、この実施例にお
いては周期的に連続した第一および第二ブロックB1、
B2から構成される。増分トラック12の両分割周期T
F 、TPG の粗い方に対応する分割周期TPG は、二
つの連続したブロックB1、B2の幅の合計で定義され
る。この実施構成においては、両ブロックB1、B2の
幅は、同じになるように選択されている。特に、幅の合
計で定義される粗い分割周期TPG は、走査にとって重
要である。しかし、増分トラック12の走査技術に応じ
て、ブロックB1、B2を場合によっては様々な広さで
構成することもできる。
【0026】第一ブロックB1は、低い反射率で構成さ
れ、第二ブロックB2は、更に周期的に連続した低い反
射率と高い反射率の光学特性を持った分割領域12.
1、12.2から構成される。第二ブロックB2の部分
拡大図が、図2のbに示されている。図2のbから分か
るように、第二ブロックB2の分割領域12.1、1
2.2は、その長軸が測定尺平面においてy方向に延び
ている、つまり測定方向xに垂直の方向に向いている細
い長方形の領域として構成されている。第二ブロックB
2の相異なる分割領域12.1、12.2は、それぞれ
同じ大きさで構成されている。同様に図2のbに詳しく
示されているように、第一ブロックB1の二つの連続し
た分割領域12.1、12.2の広さの合計に対して、
増分トラック12の細かい分割周期TPF が定義されて
いる。
【0027】この発明による位置測定装置の実施例の構
成において、増分トラック12の細かい分割周期TPF
は、増分トラック12の粗い分割周期TPG の8分の
1、すなわちTPG =160μm、TPF =20μmに
なっている。
【0028】基本的には、増分トラック12の粗い分割
周期TPG は、細かい分割周期TP F の整数倍として選
択されるべきである。連続したブロックB2が細かい分
割周期TPF の連続した増分部分に対応することのみが
保証される。したがって、特に、細かい分割周期TPF
の増分部分が低い反射率のブロックB1によって中断さ
れる場合においても、全測定長にわたって常に低い反射
率の分割領域12.1と高い反射率の分割領域12.2
が交互に生成されることが保証されなければならない。
ブロックB2の縁の低い反射率の分割領域12.1の次
に、測定方向に対して直ぐ隣のブロックB2の中の高い
反射率の分割領域12.2が続くなどである。図2のa
の増分トラック12の図が、その他の点は詳細ではない
が、このことを示している。
【0029】この実施例においては、さらに絶対トラッ
ク13の擬似ランダム符号のビット幅を増分部分12の
粗い分割周期TPG に合わせている。これは、絶対トラ
ック13の分割領域13.1、13.2の幅が増分トラ
ック12の分割周期TPG と測定方向xに同じになるよ
うに選択されていることを意味する。
【0030】測定尺10のこの実施例に換えて、両トラ
ック12、13の相異なる分割領域を他の光学特性で、
つまり例えば高い反射率の分割領域と低い反射率の分割
領域を入れ替えて、測定尺支持盤11上に構成すること
は、当然可能である。
【0031】さらに、いろいろな信号周期の三つ以上の
増分信号を得るように増分トラックを構成することも当
然考えられる。
【0032】さらに図1に模式的に描かれた走査装置2
0は、光源21、例えばLED、光コリメーター22、
走査板23、ならびに相異なる走査信号を捕捉するため
の検出器24から成る。
【0033】増分信号INCF 、INCG1、INCG2
生成のための走査光路および絶対位置信号ABSは、以
下に別々に説明する。
【0034】この実施例では、増分信号INCF 、IN
G1、INCG2の生成のために光源21から放出された
光束は、光コリメーター22によりコリメーションされ
た後、走査板23に届く。走査板23の図は、図3の平
面図に描かれている。増分信号INCF 、INCG1、I
NCG2の生成のための光束は、それに応じて増分信号I
NCF 、INCG1、INCG2が生成される走査板23の
相異なる領域を通り抜ける。さらに、走査板23の相異
なる領域は、それぞれバーニャストライプを生成する検
出器平面の既定の領域にも組み込まれている。
【0035】細かい増分信号INCF と第一粗い増分信
号INCG1の生成に用いられる前の光束は、走査板23
の参照符号23.1で示された透明な窓領域を通り抜け
る。それに対して、第二粗い増分信号INCG2の生成に
用いられる光束は、それぞれ走査構造23.2、23.
3が配置された両領域を通り抜ける。走査構造23.
2、23.3は、それぞれ測定方向xに周期的に構成さ
れた透過性と非透過性分割領域から成る。走査構造2
3.2、23.3の透過性の分割領域は、図3の平面図
ではほぼひし形に構成されている。しかし、透過性の分
割領域は、理想的には外の輪郭線が余弦形をしている。
走査構造23.2、23.3に関する他の規格サイズの
措置については、後の説明で提示されている。
【0036】各光束は、走査構造23.2、23.3あ
るいは透明な窓領域23.1を通過した後、増分信号I
NCF 、INCG1、INCG2の生成のために測定尺10
の増分トラック12上に当たり、そこから走査板23の
方向に反射される。反射された光速は、検出器24の各
増分信号−検出器配列24.1、24.2、24.3に
当たる前に、走査板23の透明な窓領域23.4を通過
する。検出器24の具体的な構成に関しては、図4の検
出器平面の模式的に描かれた平面図に示されているの
で、図1では、増分信号−検出器配列24.1、24.
2、24.3の内の一つだけが示されている。検出器2
4側には、図4から明らかなように、信号周期SPF
細かい増分信号INCF の生成と信号周期SPG の第一
粗い増分信号INCG1の同時生成のために第一増分信号
−検出器配列24.1が設けられている。さらに、走査
装置20は、同様に信号周期SPG の第二粗い増分信号
INCG2の生成のために、この発明による少なくとも一
つの第二増分信号−検出器配列24.2、24.3を持
つ。当然の結果として増分信号が一対づつ生成され、こ
れらは互いに位相が90°シフトしている。検出器24
の詳細な構成に関しては、後の図4の詳細な説明に示さ
れている。
【0037】この実施例で粗い絶対位置信号ABSの生
成のために用いられる光束は、光コリメーター22によ
るコリメーション後、走査板23の透過性の窓領域2
3.4を通り抜けて、測定尺10の絶対トラック13上
に届く。そこから、走査板23の方向への反射が起こ
り、そこで反射された光速が再び透明な窓領域23.4
を通過し、検出器24の絶対位置信号−検出器配列2
4.4に当たる。この照射によって、その結果として周
知の技術と方法により擬似ランダム符号のその時々に捕
捉された部分の単一の図形あるいは影絵が絶対位置信号
−検出器配列24.4上に出来る。
【0038】検出器24の検出器平面の図は、図4に模
式的に描かれている。ここには、測定方向xに連続的に
配置された多数の光電検出エレメント単体から構成され
る絶対位置信号−検出器配列24.4が上部に見える。
この実施例においては、隣接した検出エレメント二つづ
つが、絶対トラック13の擬似ランダム符号の1ビット
の走査に使われる、つまり擬似ランダム符号のビット走
査に使われる検出エレメントには二つのグループがあ
る。もちろん、測定動作においてはビット毎には両検出
エレメントの内の一つだけが読み出される。これは、図
4で検出エレメントの上に模式的に大まかに示された切
替エレメントSA−SNで分かり易く示されている。こ
の実施例では、1ビット幅に組み込まれた二つの検出エ
レメントが、さらにこのような切替エレメントSA−S
Nに組み込まれている。これにより、両グループの検出
エレメントのどちらが擬似ランダム符号の各ビット群の
中央付近にあるかに従って、各検出エレメントの選択的
な読み出しが行われる。測定動作において、この判別を
行うために、粗い信号周期SPG に対応する増分信号I
NCG1が利用される。
【0039】絶対位置信号−検出器配列24.4の検出
エレメントにより生成された走査信号は、それぞれ論理
レベルがHIGHとLOWの信号を出力するここには記
載されていないトリガーエレメントに送られ、絶対位置
を特定するために再処理される。有利には、トリガーエ
レメントは、検出器24の支持基板上に統合された形で
同様に配置されている。さらに、一定の信号レベルを示
すかあるいは周知の技術と方法では走査信号の信号レベ
ルに従って変化する参照信号が、出力信号を生成するた
め、トリガーエレメントに付加される。トリガーエレメ
ントの出力信号は、同じくここでは描かれていない信号
処理装置に送られ、そこで生成された増分信号として再
処理されて、目的とする粗い絶対位置を表す出力信号A
BSが生成される。
【0040】この実施例では増分トラックの走査ならび
に信号周期SPF とSPG の増分信号INCF 、INC
G1、INCG2の生成のために利用される両増分信号−検
出器配列24.1、24.2a、24.2bが、図4に
ある検出器平面の作図の下の部分に見える。
【0041】詳細には、中央の第一増分信号−検出器配
列24.1は細かい増分信号INC F と第一粗い増分信
号INCG1を生成するために利用される。これらの増分
信号INCF 、INCG1の生成に関して、その他の点は
既に言及したドイツ国特許出願第19962278.7
号に、特にそこで提示されている二番目の実施例に記載
されている。
【0042】この実施例では、第二粗い増分信号INC
G2を生成するために利用される第二増分信号−検出器配
列24.2a、24.2bは、同じ、いわゆる構造を持
った検出器配列あるいは検出エレメントアレーから成る
全部で二つの分離した検出器24.2a、24.2bか
ら構成される。この発明の範囲において、基本的には第
二増分信号−検出器配列をこのような検出器ただ一つで
構成することも可能である。
【0043】ここに述べられている検出器24.2a、
24.2bは、周知の技術と方法では、検出器24.2
a、24.2bの内部にまとまって同じような構成で、
測定方向xに互いに隣接して配置された多数の長方形の
光電検出エレメント単体から成る。このような検出器2
4.2a、24.2bの検出エレメントは、それぞれ出
力側において相互に接続され、位相の合った走査信号を
供給する。ここに示された実施例の構成においては、各
検出エレメントは両検出器24.2a、24.2bで相
互に接続され、検出器24.2a、24.2b毎に全部
で4つのそれぞれ位相が90°シフトした部分増分信号
を出力する。図4では描かれていないが、これらは、二
つの位相が90°シフトした粗い増分信号INCG2を生
成するために周知の技術と方法で互いに相違した形で接
続される。上記では、便宜上第二粗い増分信号INCG2
についてのみ述べているが、以下の記述においても同様
とする。
【0044】検出器平面では、第二増分信号−検出器配
列24.2a、24.2bの領域それぞれに周期的な縞
模様ができ、これらは光源21から出た光束と増分トラ
ック12および走査板23にそれぞれ配置された走査構
造23.2、23.3との相互作用から生まれ、信号周
期SPG の第二粗い増分信号INCG2の生成のために利
用される。なお、指摘したいのは、走査板23の走査構
造23.2、23.3の透明な領域は、測定方向に対し
て第二増分信号−検出器配列24.2a、24.2bの
構造を持った検出器配列に組み込まれた検出エレメント
の幅bDET よりもより小さい最大幅bASを示している点
である。
【0045】原則的には、第二粗い増分信号INCG2
生成は、結果的にはここで述べたドイツ国特許出願第1
9962278.7号の最初の実施例にある増分信号の
生成に対応する。この信号生成技術の詳細については、
この開示された印刷物に明確に提示されている。
【0046】特に、例えば走査構造23.2、23.3
に関する第二粗い増分信号INCG2の不要な信号成分を
フィルターする措置がこの関連で提示されている。この
ようなフィルタリングに関して、この実施例では、振幅
格子として構成された走査構造23.2、23.3がフ
ィルター特性を持つものとしている。このため、よく知
られたフィルタリング措置が採られており、例えば走査
構造23.2、23.3の透明な分割領域は、英国公開
特許第2116313号明細書に提示されているよう
に、開口部が正弦形状に作られている。図3において、
走査構造23.2、23.3のこの形は、大まかに描く
ためにその他は単に模式的に表されている。
【0047】これに代わるものとして、不要な高調波成
分のフィルタリングは、周知の技術と方法では走査構造
23.2、23.3に対する適当なウェブシフトにより
実現される。不要な信号成分のフィルタリングに関し
て、この発明の範囲では別の周知の措置が自由に利用で
きる。
【0048】この発明による位置測定装置のここに述べ
た構成では、増分トラック12の走査によって信号周期
SPF の細かい増分信号INCF と同じ信号周期SPG
の二つの粗い増分信号INCG1、INCG2が得られる。
これらの信号を絶対トラック13から得られた粗い絶対
位置信号ABSと組み合わせると、周知の技術と方法に
より高い解像度の絶対位置の特定が実現できる。この発
明の装置に関して、その時の絶対位置を正確に特定する
ために、別の走査信号を相互に適当に差引きあるいは組
み合わせることができる。同様に下位の評価装置で絶対
位置の特定に使っている別の走査信号を利用することも
できる。
【0049】この発明による措置は、異なる走査信号I
NCF 、INCG1、INCG2とABSとの差引きあるい
は同期によって、時として起こる測定尺に対する走査装
置の縦方向のズレにおいても結果に誤りがないようにし
ている。ここでは、縦方向のズレあるいは縦方向の傾斜
とは、測定尺面内あるいは測定尺面に平行にあり、測定
方向に対して垂直方向の軸のまわりの測定尺と走査装置
の傾きと定義される。さらに説明するため、図5のaか
らdと図6を参照されたい。図5のaからdの左側で、
測定尺10と走査装置20を正しく調整した場合を、結
果として得られた二つの粗い増分信号INCG1、INC
G2と絶対位置信号ABSとともに描かれている。右側で
は、時として起こる縦方向の傾斜がある場合が描かれて
いる。
【0050】位置測定装置の構成に基づくと、このよう
な縦方向のズレがある場合には細かい増分信号INCF
と第一粗い増分信号INCG1が同じ状況を示すと言え
る。一方、この発明による場合には、第二粗い増分信号
INCG2と絶対位置信号ABSが時として起こる縦方向
のズレによりかなり似通った状況を示すと言える。時と
して起こる縦方向のズレがある場合、縦方向のズレ角φ
に依存する位相シフトΔ G1-G2 が二つの信号INCG1
INCG2間で発生するが、これは測定尺上の各検出器配
列の高さの僅かな相対的な違いにより生じる。一つのト
ラックにより生成された二つの走査信号は、二つの粗い
増分信号INCG1、INCG2の形では結果として異なっ
た縦方向のズレの状況を示す。
【0051】走査装置と測定尺が理想的に正しく調整さ
れている場合、つまり特に縦方向のズレが無い場合があ
り、その場合同じ信号周期の二つの粗い増分信号INC
G1、INCG2は位相が合っている。この場合が図5のa
とbの両図の左側に描かれている。
【0052】時として起こる縦方向のズレにより、図5
のbおよびcの右側から明らかなように、二つの粗い増
分信号INCG1、INCG2間に位相シフトΔG1-G2 、あ
るいは位相差が生じる。二つの粗い増分信号INCG1
INCG2間の位相シフトΔG1 -G2 は、二つの粗い増分信
号INCG1、INCG2の異なる生成過程、あるいは異な
る走査光路により生じる。縦方向のズレがある場合に生
成された第一粗い増分信号INCG1では、検出器平面に
出来る縞模様が縦方向のズレ角に応じて移動し、誤った
位置変動を示すので、位置特定を誤る結果となる。一
方、第二粗い増分信号INCG2では、そのような縦方向
のズレにより生成された検出器平面に出来る縞模様は、
検出器上でほとんど動かない、つまりそのような縦方向
のズレがある場合でも正しい位置を検出する。
【0053】したがって、二つの粗い増分信号IN
G1、INCG2間の位相シフトΔG1-G2は、測定尺と走
査装置間で時として起こる縦方向のズレの尺度として考
えられ、巧く活用することができる。ここで述べた実施
例において、位相シフトΔG1-G2と縦方向のズレ角φの
関係は、幾何学的に考察して、以下の関係式で表され
る。
【0054】 ΔG1-G2=( 2* φ* h1*2π)/SPG Gl .(1) あるいは、 φ=(ΔG1-G2*SPG )/( 2* h1*2π) Gl .(1') φ : 縦方向のズレ角/ラジアン SPG : 粗い増分信号周期 h1 : 第二増分信号−検出器配列の測定尺からの
高さ これらの大きさの定義については、この発明による位置
測定装置の模式的な部分図を表している図6に補足して
示す。もちろん、他の走査配列では、位相差と縦方向の
ズレ角間に別の関係が生じる。
【0055】時として起こる縦方向のズレ角φの縦方向
のズレがある場合、第二増分信号−検出器配列INCG2
と絶対位置信号ABS間には、僅かな位相差ΔG2-ABS
生じる。これは、以下のとおりとなる。
【0056】ΔG2-ABS=(2* φ*(h1 −h2)* 2π)/S
G Gl .(2) 図6の作図に対応して、h2 は、絶対位置信号−検出器
配列24.4の測定尺10からの高さを表す。二つの長
さh1 とh2 には差があるので、Gl .(2)から明らかな
とおり縦方向のズレがある場合に僅かな位相差ΔG2-ABS
が生じる。
【0057】そのほか、時として起こる縦方向のズレが
ある場合の絶対位置信号ABSの状況は、図5のdに示
されている。そこから分かるように、対応する走査光路
により生成された絶対位置信号ABSも縦方向のズレで
シフトするが、第二粗い増分信号INCG2との違いはほ
んの僅かである。絶対位置信号ABSの第二粗い増分信
号INCG2との相対位置は、縦方向のズレがある場合に
おいても一定の範囲内で変わらない。
【0058】絶対位置の特定に必要な粗い増分信号IN
G1あるいはINCG2と絶対位置信号ABSを同期させ
る場合には、これら信号間の位相シフトが許容最大値を
超えないようにしなければならない。それだけで、絶対
位置を正しく特定することができる。これは、またこの
発明により二つの粗い増分信号INCG1、INCG2間の
位相差ΔG1-G2 が許容最大位相差ΔG1-G2,max を超えな
いように監視することによって達成することができる。
この実施例では、許容最大位相差ΔG1-G2 ,maxは、粗い
増分信号の信号周期の半分、つまりΔG1-G2,max = SP
G /2である。
【0059】例えば位置測定装置の組み立てなどで、縦
方向のズレに対する感度が異なる場合での二つの粗い増
分信号INCG1、INCG2の位相差を定常的に監視する
ことから、必要ある場合には絶対位置信号ABSと正し
く同期するための許容最大位相シフトを超えているかど
うかを判別できるようになる。ここで述べた時として起
こる縦方向のズレがある場合においても正しい絶対位置
を特定することができると言える。
【0060】位相差ΔG1-G2 の適切な監視と特定は、時
として起こる縦方向のズレを捕捉するため、一つのトラ
ックから生成された相異なる縦方向のズレによる挙動を
示す二つの走査信号を互いに比較する位置測定装置に組
み込まれた比較器で実施することができる。このような
比較器は、位置測定装置の側でも、位置測定装置に後続
する評価装置の側でも構成することができる。許容でき
る最大の縦方向のズレを超える場合には、比較結果をも
とに測定尺と走査装置の空間的な正しい調整が行われ
る。許容できる最大の縦方向のズレを超過した場合に
は、光と音による警報が発せられる。
【0061】例えば組み立て時には、監視により実際に
算出された位相差ΔG1-G2 は適当な表示器上に直接的な
画像表示の形で表される。また、別の構成として、絶え
ず自動的に比較を行い、誤りがあった場合、つまり例え
ばΔG1-G2 >ΔG1-G2,max の場合だけ警報を発すること
も想定することができる。同様に実際の測定動作におい
てもこの位相差を監視し、誤りがあった場合に適当な警
報を発することもできる。
【0062】当然、ここで述べた実施例以外にも、この
発明の範囲における別の実施構成が存在する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明による位置測定装置の実施例におけ
る走査光路の模式図、
【図2】 図1における測定尺の平面図、
【図3】 図1における位置測定装置の走査板上の平面
図、
【図4】 図1における走査装置の検出器平面の図、
【図5】 この発明による位置測定装置における時に起
こる走査装置の縦方向のズレがある場合の関連説明図、
【図6】 この発明による位置測定装置における幾何的
サイズの説明のための部分模式図。
【符号の説明】
10 測定尺 11 測定尺支持盤 12 第二トラック(増分トラック) 12.1 低い反射率の分割領域 12.2 高い反射率の分割領域 13 第一トラック(絶対トラック) 20 走査装置 21 光源 22 光コリメーター 23 走査板 23.1 透明な窓領域 23.2 走査構造 23.3 走査構造 23.4 窓領域 24 検出器 24.1 第一増分信号−検出器配列 24.2 第二増分信号−検出器配列 24.3 第二増分信号−検出器配列 24.4 絶対位置信号−検出器配列 φ 縦方向のズレ角 ΔG1-G2 位相シフト(位相差) bAS 走査構造(23.2,23.3)の最
大幅 bDET 検出エレメントの幅 h1 第二増分信号−検出器配列の測定尺か
らの高さ h2 絶対位置信号−検出器配列の測定尺1
0からの高さ ABS 絶対位置信号(第二走査信号) B1 第一ブロック B2 第二ブロック INCG1 第一粗い増分信号 INCG2 第二粗い増分信号 SA、SN 切替エレメント SPF 細かい信号周期 SPG 粗い信号周期 TPF 細かい分割周期 TPG 粗い分割周期
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 390014281 DR. JOHANNES HEIDEN HAIN GESELLSCHAFT M IT BESCHRANKTER HAF TUNG (72)発明者 ウルリッヒ・ベンナー ドイツ連邦共和国、トロストベルク、ブー ヒエンストラーセ、29アー (72)発明者 ヴオルフガング・ホルツアプフエル ドイツ連邦共和国、オビング、グロッテン ヴエーク、2 Fターム(参考) 2F103 BA05 BA08 BA32 CA03 DA11 DA12 DA13 EA03 EA04 EA20 EB06 EB16 EB32 EC03 EC16 FA05

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 測定尺(10)と、測定尺(10)に対
    して相対的に測定方向(x)に移動可能な走査装置(2
    0)とから成る位置測定装置であって、 その際測定尺(10)上に相異なる反射率を有する連続
    した分割領域を有する少なくとも一つの第一および第二
    トラック(12,13)が配置されており、走査装置
    (20)を用いてこれらを走査することにより位置に対
    応した第一および第二走査信号(INCG1,ABS)を
    生成し、 相異なるトラック(12,13)から生成した第一およ
    び第二走査信号(INCG1,ABS)が、走査装置(2
    0)あるいは測定尺(10)に縦方向のズレがある場合
    に、一方では第一走査信号(INCG1)が誤った位置を
    表し、他方では第二走査信号(ABS)が正しい位置を
    表すような、相異なる縦方向のズレによる挙動を示し、 走査装置(20)が、二つのトラック(12,13)の
    一つから、このトラック(12,13)から生成した別
    の走査信号(INCG1)とは異なる縦方向のズレによる
    挙動を示す第三走査信号(INCG2)を生成するように
    構成された、前記位置測定装置。
  2. 【請求項2】 その際生成した第三走査信号(IN
    G2)が別のトラック(12,13)からの走査信号
    (ABS)と同じ縦方向のズレによる挙動を示す、請求
    項1に記載の位置測定装置。
  3. 【請求項3】 その際位置測定装置が時として起こる縦
    方向のズレを捕捉するため一つのトラックから生成した
    二つの走査信号(INCG1,INCG2)を相互に比較す
    る比較器を更に組み込んでいる、請求項1に記載の位置
    測定装置。
  4. 【請求項4】 その際、 測定尺(10)上に、 第一トラック(13)として、測定方向(x)に延びる
    絶対符号形式の絶対トラック(13)を配置し、 第二トラック(12)として、絶対トラック(13)と
    平行に測定方向(x)に延びる増分部分形式の増分トラ
    ック(12)を配置し、ならびに走査装置(20)側
    に、 粗い信号周期(SPG )の粗い増分信号(INCG1)形
    式の第一走査信号(INCG1)を生成するのに適した第
    一増分信号−検出器配列(24.1)を検出器平面に配
    置し、 絶対位置信号(ABS)形式の第二走査信号(ABS)
    を生成するのに適した絶対位置信号−検出器配列(2
    4.4)を検出器平面に配置し、 粗い信号周期(SPG )の第二粗い増分信号(IN
    G2)形式の第三走査信号(INCG2)を生成するのに
    適した第二増分信号−検出器配列(24.2,24.
    3)を検出器平面に配置し、 その際走査装置(20)が更に、第二増分信号−検出器
    配列(24.2,24.3)への走査光路中に配置され
    た少なくとも一つの走査構造(23.2,23.3)を
    持ち、ならびに第一増分信号−検出器配列(24.1)
    への走査光路中に配置された少なくとも一つの透明な窓
    領域(23.1)を持ち、その結果第一および第二粗い
    増分信号(INCG1,INCG2)が相異なる縦方向のズ
    レによる挙動を示す走査板(23)を持つ、請求項1に
    記載の位置測定装置。
  5. 【請求項5】 その際、走査板(23)が絶対位置信号
    −検出器配列(24.4)を配置した透明な窓領域(2
    3.4)を別に持つ、請求項4に記載の位置測定装置。
  6. 【請求項6】 その際第二増分信号−検出器配列(2
    4.2,24.3)が測定方向(x)に第一増分信号−
    検出器配列(24.1)と隣接して配置された検出器を
    少なくとも一つ持つ、請求項4に記載の位置測定装置。
  7. 【請求項7】 その際検出器が位相がシフトした部分増
    分信号を生成する複数の長方形の検出エレメントから成
    る、構造を持った検出器配列を持つ、請求項5に記載の
    位置測定装置。
  8. 【請求項8】 その際第二増分信号−検出器配列(2
    4.2,24.3)が測定方向(x)に第一増分信号−
    検出器配列(24.1)と隣接して配置された同じ構成
    の二つの検出器を持つ、請求項7に記載の位置測定装
    置。
  9. 【請求項9】 その際走査構造(23.2,23.3)
    が、その最大幅(b AS)が第二増分信号−検出器配列
    (24.2a,24.2b)の構造を持った検出器配列
    に組み込まれた検出エレメントの幅(bDET )より測定
    方向に対してより小さく選択されて、周期的に配置され
    ている開口部を持つ、請求項7に記載の位置測定装置。
  10. 【請求項10】 その際開口部が余弦関数の波形に相当
    する境界を表す、請求項9に記載の位置測定装置。
  11. 【請求項11】 その際測定尺(10)上の増分トラッ
    ク(12)が粗い分割周期(TPG )の第一増分部分と
    細かい分割周期(TPF )の第二増分部分を示し、この
    二つの分割周期(TPG ,TPF )が互いに整数倍の関
    係にある、請求項4に記載の位置測定装置。
  12. 【請求項12】 その際第一増分信号−検出器配列(2
    4.1)が更に細かい信号周期(SPF )の細かい増分
    信号(INCF )を生成するのに適している、請求項1
    1に記載の位置測定装置。
  13. 【請求項13】 測定尺(10)と、測定尺(10)に
    対して相対的に測定方向(x)に移動可能な走査装置
    (20)とから成る位置測定装置の動作方法であって、 その際測定尺(10)上に相異なる反射率を有する連続
    した分割領域を有する少なくとも一つの第一および第二
    トラック(12,13)が配置されており、走査装置
    (20)を用いてこれらを走査することにより位置に対
    応した第一および第二走査信号(INCG1,ABS)を
    生成し、 相異なるトラック(12,13)から生成した第一およ
    び第二走査信号(INCG1,ABS)が、走査装置(2
    0)あるいは測定尺(10)に縦方向のズレがある場合
    に、一方では第一走査信号(INCG1)が誤った位置を
    表し、他方では第二走査信号(ABS)が正しい位置を
    表すような、相異なる縦方向のズレによる挙動を示し、 走査装置(20)が、二つのトラック(12,13)の
    一つから、このトラック(12,13)から生成した別
    の走査信号(INCG1)とは異なる縦方向のズレによる
    挙動を示す第三走査信号(INCG2)を生成するように
    構成された、前記位置測定装置。
  14. 【請求項14】 その際生成した第三走査信号(INC
    G2)が別のトラック(12,13)からの走査信号(A
    BS)と同じ縦方向のズレによる挙動を示す、請求項1
    3に記載の方法。
  15. 【請求項15】 その際時として起こる縦方向のズレを
    捕捉するため一つのトラックから生成した二つの走査信
    号(INCG1,INCG2)を相互に比較する、請求項1
    3に記載の方法。
  16. 【請求項16】 その際第一と第三走査信号(IN
    G1,INCG2)の比較のために位相差(ΔG1-G2 )が
    第一と第三走査信号(INCG1,INCG2)から生成さ
    れる、請求項15に記載の方法。
  17. 【請求項17】 その際位相差(ΔG1-G2 )が許容最大
    位相差(ΔG1-G2,ma x )を超えないように監視されてい
    る、請求項16に記載の方法。
  18. 【請求項18】 その際許容最大位相差
    (ΔG1-G2,max )が第一走査信号(INCG1)の信号周
    期の半分(SPG /2)に等しいように選択されてい
    る、請求項17に記載の方法。
  19. 【請求項19】 その際許容できる最大の縦方向のズレ
    を超えている場合に比較結果にもとづき測定尺(10)
    と走査装置(20)の相対的な位置の修正調整を行う、
    請求項15に記載の方法。
  20. 【請求項20】 その際比較結果が許容できる最大の縦
    方向のズレの超過を示している場合に警報を発する、請
    求項15に記載の方法。
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