JP2003042593A - 温度調節装置 - Google Patents

温度調節装置

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JP2003042593A
JP2003042593A JP2001227448A JP2001227448A JP2003042593A JP 2003042593 A JP2003042593 A JP 2003042593A JP 2001227448 A JP2001227448 A JP 2001227448A JP 2001227448 A JP2001227448 A JP 2001227448A JP 2003042593 A JP2003042593 A JP 2003042593A
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temperature
heat
convection
air
cold
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JP2001227448A
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Hiroshi Uno
浩 宇野
Mitsuru Yoneyama
充 米山
Shintaro Nozawa
真太郎 野澤
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 吹き出す空気のみ、または循環する空気のみ
冷却、加温することによる座席の不快感を解消するこ
と。 【解決手段】 熱源20と、熱伝導で拡散する熱伝導部
21と、送風機22と、冷温風または風として吹き出す
対流部23と、被温度調節部24と、被温度調節部24
の温度を検出する温度センサ25の検出温度により熱源
20および送風機22を制御するように構成し、被温度
調節24は冷温風の吹き出しによる対流と熱伝導部21
からの熱伝導の両方で冷却または加温され、しかも、被
温度調節部24の温度が設定温度になるように制御され
るため、夏季では熱伝導部でほぼ均一に低下させ、対流
部の風で汗を除去し、むれ感を解消できる。さらに冬季
においても、ほぼ均一に加温でき、快適に空調が行われ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷却または加温で
きる温度調節装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の温度調節装置としては、
特開平5−277020号公報に記載されているような
ものがあった。図12は、前記公報に記載された従来の
温度調節装置を示すものである。
【0003】図12において、温度調節装置は背当部1
と着座部2からなる自動車用の座席3と、この座席3の
下部空間に配設されたペルチェモジュール4と、このペ
ルチェモジュール4に接続され、空気流を冷却または加
温する主熱交換器5および廃熱を空気流に熱交換する廃
熱熱交換器6と、背当部1と着座部2の乗員が座る表面
カバー7に設け、空気流を吹き出す空気流吹出孔8と、
主熱交換器5から空気流吹出孔8に連通し、吹出す空気
流を搬送するために背当部1と着座部2の内部に設けた
空気流通路9と、廃熱熱交換器6から廃熱空気流を搬送
する廃熱空気流通路10と、ペルチェモジュール4に接
続した主熱交換器5および廃熱熱交換器6に空気流を搬
送する送風機11から構成されていた。
【0004】そして、自動車の運転時にペルチェモジュ
ール4と送風機11が駆動し、夏季では、送風機11で
搬送された空気流はペルチェモジュール4で伝熱された
主熱交換器5で冷却されて、空気流通路9で搬送され、
空気流吹出孔8から冷風として吹出していた。ペルチェ
モジュール4で伝熱された廃熱熱交換器6で加温された
廃熱空気流は廃熱空気流通路10から廃熱として吹出し
ていた。一方、冬季では、送風機11で搬送された空気
流はペルチェモジュール4で伝熱された主熱交換器5で
加温されて、空気流通路9で搬送され、空気流吹出孔8
から温風として吹出していた。ペルチェモジュール4で
伝熱された廃熱熱交換器6で冷却された廃熱空気流は廃
熱空気流通路10から廃熱として吹出していた。このよ
うにして、乗員の背中および臀部を冷却または加温して
座席の空調が行われていた。
【0005】また、従来の他の座席用熱搬送装置として
は、特表平10−504977号公報に記載されている
ようなものがあった。図13は、前記公報に記載された
従来の他の温度調節装置を示すものである。
【0006】図13において、温度調節装置は座席3
と、座席3内部に形成され、着座した乗員に熱伝導によ
る冷却または加温を効果的にするために座席の表面カバ
ー7に接触して位置決めされ、温度調節された空気を循
環させる空気チヤンネル12と、空気チヤンネル12に
連通し、空気を冷却または加温するためのペルチエモジ
ュール4を有するヒートポンプ13と、装置を作動させ
ると同時に加熱または冷却モードの操作を選択するため
の制御スイッチ14と、選択された加温または冷却の操
作に従って温度調節された空気を送るためにヒートポン
プ13の作動を自動的に調整する制御器15と、ヒート
ポンプ13に接続し、空気を選択的に加熱または冷却す
る主熱交換器5と、加熱または冷却された空気を送る主
熱交換器送風機16と、ペルチエモジュール4から不要
な廃熱を除去するための廃熱熱交換器6と、廃熱熱交換
器6へ空気を送る廃熱熱交換器送風機17とから構成さ
れていた。
【0007】そして、運転時にペルチェモジュール4と
主熱交換器送風機16および廃熱熱交換器送風機17が
駆動し、主熱交換器送風機16で搬送された空気流はペ
ルチェモジュール4で伝熱された主熱交換器5で冷却ま
たは加温された後、空気チヤンネル12を循環し、座席
の表面カバー7を冷却または加温して、循環後、主熱交
換器送風機16に再び戻る。廃熱交換機送風機17は廃
熱熱交換器6に送風し、ペルチェモジュール4から廃熱
熱交換器6へ伝熱された廃熱を吹出す。このようにし
て、座席3の表面カバー7から着座した乗員の背中およ
び臀部を熱伝導による熱伝達で冷却または加温して座席
の空調が行われていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記従来
の装置では、夏季の駐車時において自動車の運転を停止
して日射により座席温度が上昇した後、再運転をする
と、ペルチェモジュール4と送風機11が駆動し、空気
流が冷却されて、空気流吹出孔8へと搬送されるが、空
気の比熱は約0.29と小さく、空気流吹出孔8に到達
するまでに温度が上昇するため、座席3の表面カバー7
を冷却できないという課題を有していた。また、空気流
吹出孔8の一部は人体により塞がれることがあり、塞が
れた空気流吹出孔8は冷却された空気流が吹出せないた
め、その部分は不快感が存在するという課題を有してい
た。さらに、空気流吹出孔8はある間隔毎に設けるた
め、座席の表面の全ての領域が均一に冷却もしくは加温
できるものではなかった。これらはペルチェモジュール
からの冷却または加温の熱を主熱交換器が空気流に冷却
または加温する機能のみ、有していることに起因してい
る。
【0009】また、前記従来の他の装置では、空気チヤ
ンネル12を空気が循環して熱伝導により座席3を冷却
するため、人体は冷却されても汗などのむれ感は解消す
ることはできず、快適性の点で劣るという課題を有して
いた。さらに、空気チヤンネル12は実際には通路にな
るため、座席3の全域に設けることは難しく、空気チヤ
ンネル12と空気チヤンネル12の間の領域は冷却もし
くは加温し難いという課題を有していた。この場合もペ
ルチェモジュールからの冷却または加温の熱を主熱交換
器が循環する空気流に冷却または加温する機能のみ、有
していることに起因している。
【0010】本発明は前記従来の課題を解決するもの
で、夏季に日射により座席の表面温度が上昇しても、再
運転すると、座席表面の人体に接する領域の温度をほぼ
均一に短時間で低下させるとともに、汗などのむれ感も
解消して快適に座れるようにし、冬季には座席表面の人
体に接する領域の温度をほぼ均一に加温して快適に座れ
るようにするため、座席表面カバーでは冷温風吹出しに
よる対流と熱伝導の両方、もしくはどちらか一方を用い
て冷却または加温できるようにするとともに、それの最
適な制御法も有する温度調節装置を提供することにあ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記従来の課題を解決す
るために、本発明の温度調節装置は、冷却または加温す
る熱源と、この熱源からの熱を熱伝導で拡散する熱伝導
部と、送風する送風機と、この送風機で送風された空気
を前記熱源からの熱で冷温風にし、または単なる風とし
て吹き出す対流部と、前記熱伝導部と対流部により、温
度を調節される被温度調節部と、被温度調節部の温度を
検出する温度センサと、この温度センサの検出温度によ
り熱源および送風機を制御する温度調節装置を設けたも
のである。
【0012】これによって、運転時は熱源が熱伝導部お
よび対流部を冷却または加温すると、熱伝導部は冷却熱
または加温熱を伝導して被温度調節部を冷却または加温
し、対流部は送風機で送風された空気を熱源からの熱で
冷風または温風にして被温度調節部から吹き出し、冷却
または加温する。そこで、被温度調節部は冷温風の吹き
出しによる対流と熱伝導部からの熱伝導の両方で冷却ま
たは加温される。そして、温度センサが被温度調節部の
温度を検出し、被温度調節部の温度が設定温度になるよ
うに熱源および送風機を制御する。
【0013】このようにして、被温度調節部は冷温風の
吹き出しによる対流と熱伝導部からの熱伝導の両方で冷
却または加温され、しかも、被温度調節部の温度が設定
温度になるように制御されるため、夏季では熱伝導部か
らの熱伝導でほぼ均一に短時間で低下させ、対流部から
の風で汗を除去し、むれ感を解消できる。さらに冬季に
おいても、ほぼ均一に加温でき、快適に座席の空調が行
われる。
【0014】
【発明の実施の形態】請求項1に記載の発明は、冷却ま
たは加温する熱源と、この熱源からの熱を熱伝導で拡散
する熱伝導部と、送風する送風機と、この送風機で送風
された空気を前記熱源からの熱で冷温風にし、または単
なる風として吹き出す対流部と、前記熱伝導部と対流部
により、温度を調節される被温度調節部と、被温度調節
部の温度を検出する温度センサと、この温度センサの検
出温度により熱源および送風機を制御するように設けた
ものである。
【0015】これによって、運転時は熱源が熱伝導部お
よび対流部を冷却または加温すると、熱伝導部は冷却熱
または加温熱を伝導して被温度調節部を冷却または加温
し、対流部は送風機で送風された空気を熱源からの熱で
冷風または温風にして被温度調節部から吹き出し、冷却
または加温する。そこで、被温度調節部は冷温風の吹き
出しによる対流と熱伝導部からの熱伝導の両方で冷却ま
たは加温される。そして、温度センサが被温度調節部の
温度を検出し、被温度調節部の温度が設定温度になるよ
うに熱源および送風機を制御する。
【0016】このようにして、被温度調節部は冷温風の
吹き出しによる対流と熱伝導部からの熱伝導の両方で冷
却または加温され、しかも、被温度調節部の温度が設定
温度になるように制御されるため、夏季では熱伝導部か
らの熱伝導でほぼ均一に短時間で低下させ、対流部から
の風で汗を除去し、むれ感を解消できる。さらに冬季に
おいても、ほぼ均一に加温でき、快適に座席の空調が行
われる。
【0017】請求項2に記載の発明は、特に請求項1記
載の温度調節装置を、温度センサーは熱伝導部の温度を
検出するように構成したことにより、温度センサが熱伝
導部の温度を検出し、熱源および送風機を制御する。熱
伝導部は熱伝導で被温度調節部を冷却または加温するた
め、熱伝導部の温度と被温度調節部の温度と相関がと
れ、熱伝導部の温度を検出して被温度調節部の温度を制
御できる。
【0018】このようにして、被温度調節部は冷温風の
吹き出しによる対流と熱伝導部からの熱伝導の両方で冷
却または加温され、しかも、熱伝導部の温度を検出して
制御するため、温度センサーの設置が容易にできる。
【0019】請求項3に記載の発明は、特に請求項1記
載の温度調節装置を、温度センサーは1個の温度センサ
ーで熱伝導部と対流部の両方から温度を検出できるよう
に設けた構成により、温度センサはある部分で熱伝導部
の温度を検出し、他の部分で対流部の温度を検出し、両
方の合成値を検出温度として熱源および送風機を制御す
る。被温度調節部は熱伝導部の熱伝導による冷却または
加温と対流部の冷温風の両方で冷却または加温されるた
め、両方の合成値を検出温度とすることは被温度調節部
の温度と相関がとれ、両方の合成値を検出温度を検出し
て被温度調節部の温度が制御できる。
【0020】このようにして、被温度調節部は冷温風の
吹き出しによる対流と熱伝導部からの熱伝導の両方で冷
却または加温され、しかも、熱伝導部と対流部の両方か
ら温度を検出して制御するため、個々の温度を単独に検
出する場合に比べ、制御の応答性が向上する。
【0021】請求項4に記載の発明は、特に請求項1記
載の温度調節装置を、温度センサーは熱伝導部と対流部
にそれぞれ設けた構成により、熱伝導部に設けた温度セ
ンサは熱伝導部の温度を検出して熱伝導の熱源を制御
し、部対流部に設けた温度センサーは対流部の温度を検
出して対流部の熱源および送風機を制御する。
【0022】このようにして、被温度調節部は熱伝導部
の熱伝導による冷却または加温と対流部の冷温風の両方
で冷却または加温されるため、熱伝導部と対流部が設定
温度に合わせて、独立して制御すると、被温度調節部の
温度は精度よく、きめ細やかな制御が行われる。
【0023】請求項5に記載の発明は、特に請求項1記
載の温度調節装置を、温度センサーは対流部に設けるよ
うに構成したことにより、温度センサが対流部の温度を
検出し、熱源および送風機を制御する。対流部は冷温風
の吹き出しで被温度調節部を冷却または加温する。
【0024】このようにして、被温度調節部は対流部の
冷温風の吹き出しにより、冷却または加温され、しか
も、対流部の温度を検出するため、温度センサーは設置
が容易になる。さらに、設定温度と温度センサの検出温
度は相関がとれて近似しており、制御が容易になる。
【0025】請求項6に記載の発明は、温度センサーに
よる対流部の温度検出は冷温風温度として構成すること
により、温度センサが対流部の冷温風温度を検出し、熱
源および送風機を制御する。対流部は冷温風の吹き出し
で被温度調節部を冷却または加温する。
【0026】このようにして、被温度調節部は対流部の
冷温風の吹き出しにより、冷却または加温され、しか
も、冷温風の温度を検出すれば、温度センサーは風と接
触するように設置すればよく、設置が容易になる。さら
に、設定温度と冷温風みよる温度センサの検出温度は相
関がとれて近似しており、制御が容易になる。
【0027】請求項7に記載の発明は、温度センサーに
よる対流部の温度検出は熱源からの熱で冷温風に熱交換
する冷温熱交換器の温度として構成することにより、温
度センサが対流部の冷温熱交換器の温度を検出し、熱源
および送風機を制御する。対流部は冷温風の吹き出しで
被温度調節部を冷却または加温する。
【0028】このようにして、被温度調節部は対流部の
冷温風の吹き出しにより、冷却または加温され、しか
も、冷温熱交換器の温度を検出するため、温度センサー
は冷温熱交換器と接触するように設置すればよく、設置
が容易で強固に設置できる。さらに、設定温度と冷温風
と温度センサによる冷温熱交換器の検出温度は相関がと
れて近似しており、制御が容易になる。
【0029】請求項8に記載の発明は、温度センサーは
2個とし、一方の温度センサーで雰囲気を検出し、その
2個の温度センサーの検出温度差で熱源および送風機を
制御するように構成することにより、雰囲気を検出する
温度センサは雰囲気温度を検出し、他方の温度センサー
は、例えば、対流部に設けて対流部の温度を検出する。
具体例としては冷温風温度、冷温熱交換器温度などがあ
る。そして2個の温度センサーの検出温度差で熱源およ
び送風機を制御する。人体の快適性は、被温度調節部の
温度が同一であっても、雰囲気温度によっても異なる。
そこで、2個の温度センサーの検出温度差で異なるた
め、熱源および送風機を制御する。
【0030】このようにして、一方の温度センサーで雰
囲気を検出し、2個の温度センサーの検出温度差で熱源
および送風機を制御するため、被温度調節部の温度1個
の温度センサーで制御する場合に比べ、人体の快適性が
大幅向上する。
【0031】請求項9に記載の発明は、温度センサーは
熱源に設けて構成することにより、温度センサが熱源の
温度を検出し、熱源および送風機を制御する。対流部は
冷温風の吹き出しで被温度調節部を冷却または加温す
る。
【0032】このようにして、被温度調節部は対流部の
冷温風の吹き出しにより、冷却または加温され、しか
も、熱源の温度を検出するため、温度センサーは熱源に
設置すればよく、設置が容易で強固に設置できる。さら
に、設定温度と冷温風と温度センサによる熱源の検出温
度は相関がとれて近似しており、制御が容易になる。
【0033】請求項10に記載の発明は、熱源はペルチ
ェモジュールを用いて構成することにより、運転をする
と、ペルチェモジュールは冷却または加温する面で熱伝
導部および対流部を冷却または加温する。熱伝導部はペ
ルチェモジュールの冷却または加温熱を伝導して被温度
調節部を冷却または加温し、対流部は送風機で送風され
た空気をペルチェモジュールの冷却または加温熱で冷風
または温風にして被温度調節部から吹き出し、冷却また
は加温する。そこで、被温度調節部は冷温風の吹き出し
による対流と熱伝導部からの熱伝導の両方で冷却または
加温される。また、ペルチェモジュールの廃熱する面も
送風機が駆動して空気を送風するため、廃熱として送風
される。
【0034】このようにして、被温度調節部はペルチェ
モジュールによる冷温風の吹き出しによる対流と熱伝導
部からの熱伝導の両方で冷却または加温されるが、ペル
チェモジュールは他の冷熱源に比べ、小型・軽量であ
り、装置全体の小型化、軽量化が図られる。さらに、ペ
ルチェモジュールは細やかな温度調節が可能となる。と
くに自動車に応用する場合は直流電源が使用でき、交流
から変換する装置が不要になり、簡素化ができる。
【0035】請求項11に記載の発明は、被温度調節部
を座席の乗員と接する座席カバーとして構成することに
より、熱源が熱伝導部および対流部を冷却または加温す
ると、熱伝導部は冷却または加温熱を伝導して被温度調
節部としての座席カバーを冷却または加温し、対流部は
送風機で送風された空気を熱源からの熱で冷風または温
風にして被温度調節部としての座席カバーから吹き出
し、冷却または加温する。そこで、被温度調節部として
の座席カバーは冷温風の吹き出しによる対流と熱伝導部
からの熱伝導の両方で冷却または加温される。
【0036】このようにして、被温度調節部としての座
席カバーは冷温風の吹き出しによる対流と熱伝導部から
の熱伝導の両方で冷却または加温されるため、とくに、
夏季では熱伝導部からの熱伝導でほぼ均一に短時間で低
下させることができ、対流部からの風で汗を除去し、む
れ感を解消できる。さらに冬季においても、ほぼ均一に
加温でき、快適に座席の空調が行われる。
【0037】請求項12に記載の発明は、車両の内外の
環境条件または走行条件で運転状態を制御するように構
成することにより、車両の内外の環境条件または走行条
件で運転状態を制御するように構成することにより、車
両の内外の環境条件または走行条件で運転状態を制御す
る。
【0038】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら説明する。
【0039】(実施例1)図1は本発明の実施例1にお
ける温度調節装置の構成図を示す。図1において、20
は冷却または加温する熱源であり、21は熱伝導部で熱
源20からの熱を熱伝導で拡散する。22は送風する送
風機、23は対流部であり、送風機22で送風された空
気を熱源20からの熱で冷温風にし、または単なる風と
して吹き出す。24は被温度調節部で熱伝導部21と対
流部23により、温度を調節される。25は温度センサ
で被温度調節部24の温度を検出する。26は吹き出し
孔、27は温度センサ25の検出温度により熱源20お
よび送風機22を制御する制御部である。
【0040】以上のように構成された温度調節装置につ
いて、以下、その動作、作用を説明する。運転時は熱源
20が熱伝導部21および対流部23を冷却または加温
すると、熱伝導部21は冷却熱または加温熱を伝導して
被温度調節部24を冷却または加温し、対流部23は送
風機22で送風された空気を熱源20からの熱で冷風ま
たは温風にして被温度調節部24から吹き出し、冷却ま
たは加温する。そこで、被温度調節部24は冷温風の吹
き出しによる対流と熱伝導部21からの熱伝導の両方で
冷却または加温される。そして、温度センサ25が被温
度調節部24の温度を検出し、被温度調節部24の温度
が設定温度になるように熱源20および送風機22を制
御する。
【0041】以上のように、本実施例においては、被温
度調節部24は冷温風の吹き出しによる対流と熱伝導部
21からの熱伝導の両方で冷却または加温され、しか
も、被温度調節部24の温度が設定温度になるように制
御されるため、夏季では熱伝導部21からの熱伝導でほ
ぼ均一に短時間で低下させ、対流部23からの風で汗を
除去し、むれ感を解消できる。さらに冬季においても、
ほぼ均一に加温でき、快適に座席の空調が行われる。
【0042】(実施例2)図2は本発明の実施例2の温
度調節装置の構成図である。
【0043】なお、実施例1と同一符号のものは同一構
造を有し、説明は省略する。実施例1と異なる点は、温
度センサー25は熱伝導部21の温度を検出するように
を設けたところである。
【0044】以上のように構成された温度調節装置につ
いて、以下、その動作、作用を説明する。温度センサ2
5が熱伝導部21の温度を検出し、熱源20および送風
機22を制御する。熱伝導部21は熱伝導で被温度調節
部24を冷却または加温するため、熱伝導部21の温度
と被温度調節部24の温度と相関がとれ、熱伝導部21
の温度を検出して被温度調節部24の温度を制御でき
る。
【0045】以上のように、本実施例においては、被温
度調節部24は冷温風の吹き出しによる対流と熱伝導部
21からの熱伝導の両方で冷却または加温され、しか
も、熱伝導部21の温度を検出して制御するため、温度
センサ25の設置が容易にできる。
【0046】(実施例3)図3は本発明の実施例3の温
度調節装置の構成図である。
【0047】なお実施例1と同一符号のものは同一構造
を有し、説明は省略する。実施例1と異なる点は、温度
センサ25は1個の温度センサ25で熱伝導部21と対
流部23の両方から温度を検出できるように設けて構成
したところである。
【0048】以上のように構成された温度調節装置につ
いて、以下、その動作、作用を説明する。温度センサ2
5はある部分で熱伝導部21の温度を検出し、他の部分
で対流部23の温度を検出し、両方の合成値を検出温度
として熱源20および送風機22を制御する。被温度調
節部24は熱伝導部21の熱伝導による冷却または加温
と対流部23の冷温風の両方で冷却または加温されるた
め、両方の合成値を検出温度とすることは被温度調節部
24の温度と相関がとれ、両方の合成値を検出温度を検
出して被温度調節部24の温度が制御できる。
【0049】以上のように、本実施例においては、被温
度調節部24は冷温風の吹き出しによる対流と熱伝導部
21からの熱伝導の両方で冷却または加温され、しか
も、熱伝導部21と対流部23の両方から温度を検出し
て制御するため、個々の温度を単独に検出する場合に比
べ、制御の応答性が向上する。
【0050】(実施例4)図4は本発明の実施例4の温
度調節装置の構成図である。
【0051】なお実施例1と同一符号のものは同一構造
を有し、説明は省略する。実施例1と異なる点は、温度
センサ25は熱伝導部21と対流部23にそれぞれ設け
て構成したところである。
【0052】以上のように構成された温度調節装置につ
いて、以下、その動作、作用を説明する。熱伝導部21
に設けた温度センサ25は熱伝導部21の温度を検出し
て熱伝導の熱源20を制御し、部対流部23に設けた温
度センサ25は対流部23の温度を検出して対流部23
の熱源20および送風機22を制御する。
【0053】以上のように、本実施例においては、被温
度調節部24は熱伝導部21の熱伝導による冷却または
加温と対流部23の冷温風の両方で冷却または加温され
るため、熱伝導部21と対流部23が設定温度に合わせ
て、独立して制御すると、被温度調節部24の温度は精
度よく、きめ細やかな制御が行われる。
【0054】(実施例5)図5は本発明の実施例5の温
度調節装置の構成図である。
【0055】なお実施例1と同一符号のものは同一構造
を有し、説明は省略する。実施例1と異なる点は、温度
センサ25は対流部23に設けて構成したところであ
る。
【0056】以上のように構成された温度調節装置につ
いて、以下、その動作、作用を説明する。温度センサ2
5が対流部23の温度を検出し、熱源20および送風機
22を制御する。対流部23は冷温風の吹き出しで被温
度調節部24を冷却または加温する。
【0057】以上のように、本実施例においては、被温
度調節部24は対流部23の冷温風の吹き出しにより、
冷却または加温され、しかも、対流部23の温度を検出
するため、温度センサ25は設置が容易になる。さら
に、設定温度と温度センサ25の検出温度は相関がとれ
て近似しており、制御が容易になる。
【0058】(実施例6)図6は本発明の実施例6の温
度調節装置の構成図である。
【0059】なお実施例1と同一符号のものは同一構造
を有し、説明は省略する。実施例1と異なる点は、温度
センサ25による対流部23の温度検出は冷温風温度と
して構成したところである。
【0060】以上のように構成された温度調節装置につ
いて、以下、その動作、作用を説明する。温度センサ2
5が対流部23の冷温風温度を検出し、熱源20および
送風機22を制御する。対流部23は冷温風の吹き出し
で被温度調節部24を冷却または加温する。
【0061】以上のように、本実施例においては、被温
度調節部24は対流部23の冷温風の吹き出しにより、
冷却または加温され、しかも、冷温風の温度を検出すれ
ば、温度センサ25は風と接触するように設置すればよ
く、設置が容易になる。さらに、設定温度と冷温風みよ
る温度センサ25の検出温度は相関がとれて近似してお
り、制御が容易になる。
【0062】(実施例7)図7は本発明の実施例7の温
度調節装置の構成図である。
【0063】なお実施例1と同一符号のものは同一構造
を有し、説明は省略する。実施例1と異なる点は、温度
センサ25による対流部23の温度検出は熱源20から
の熱で冷温風に熱交換する冷温熱交換器28の温度とし
て構成したところである。
【0064】以上のように構成された温度調節装置につ
いて、以下、その動作、作用を説明する。温度センサ2
5が対流部23の冷温熱交換器28の温度を検出し、熱
源20および送風機22を制御する。対流部23は冷温
風の吹き出しで被温度調節部24を冷却または加温す
る。
【0065】以上のように、本実施例においては、被温
度調節部24は対流部23の冷温風の吹き出しにより、
冷却または加温され、しかも、冷温熱交換器28の温度
を検出するため、温度センサ25は冷温熱交換器28と
接触するように設置すればよく、設置が容易で強固に設
置できる。さらに、設定温度と冷温風と温度センサ25
による冷温熱交換器28の検出温度は相関がとれて近似
しており、制御が容易になる。
【0066】(実施例8)図8は本発明の実施例8の温
度調節装置の構成図である。
【0067】なお実施例1と同一符号のものは同一構造
を有し、説明は省略する。実施例1と異なる点は、温度
センサ25は2個とし、一方の温度センサ25で雰囲気
を検出し、その2個の温度センサ25の検出温度差で熱
源20および送風機22を制御するように構成したとこ
ろである。なお、29は雰囲気を検出する雰囲気温度セ
ンサーである。
【0068】以上のように構成された温度調節装置につ
いて、以下、その動作、作用を説明する。雰囲気を検出
する雰囲気温度センサ29は雰囲気温度を検出し、他方
の温度センサ25は、例えば、対流部23に設けて対流
部23の温度を検出する。具体例としては冷温風温度、
冷温熱交換器28温度などがある。そして2個の温度セ
ンサ25の検出温度差で熱源20および送風機22を制
御する。人体の快適性は、被温度調節部24の温度が同
一であっても、雰囲気温度によっても異なる。そこで、
2個の温度センサ25の検出温度差で異なるため、熱源
20および送風機22を制御する。
【0069】以上のように、本実施例においては、一方
の温度センサ25で雰囲気を検出し、2個の温度センサ
25の検出温度差で熱源20および送風機22を制御す
るため、被温度調節部24の温度1個の温度センサ25
で制御する場合に比べ、人体の快適性が大幅向上する。
【0070】(実施例9)図9は本発明の実施例9の温
度調節装置の構成図である。
【0071】なお実施例1と同一符号のものは同一構造
を有し、説明は省略する。実施例1と異なる点は、温度
センサ25は熱源20に設けて構成したところである。
【0072】以上のように構成された温度調節装置につ
いて、以下、その動作、作用を説明する。温度センサ2
5が熱源20の温度を検出し、熱源20および送風機2
2を制御する。対流部23は冷温風の吹き出しで被温度
調節部24を冷却または加温する。
【0073】以上のように、本実施例においては、被温
度調節部24は対流部23の冷温風の吹き出しにより、
冷却または加温され、しかも、熱源20の温度を検出す
るため、温度センサ25は熱源20に設置すればよく、
設置が容易で強固に設置できる。さらに、設定温度と冷
温風と温度センサ25による熱源20の検出温度は相関
がとれて近似しており、制御が容易になる。
【0074】(実施例10)図10は本発明の実施例1
0の温度調節装置の構成図である。
【0075】なお実施例1と同一符号のものは同一構造
を有し、説明は省略する。実施例1と異なる点は、熱源
20はペルチェモジュール31を用いて構成したところ
である。
【0076】以上のように構成された温度調節装置につ
いて、以下、その動作、作用を説明する。運転をする
と、ペルチェモジュール31は冷却または加温する面3
2で熱伝導部21および対流部23を冷却または加温す
る。熱伝導部21はペルチェモジュール31の冷却また
は加温熱を伝導して被温度調節部24を冷却または加温
し、対流部23は送風機22で送風された空気をペルチ
ェモジュール31の冷却または加温熱で冷風または温風
にして被温度調節部24から吹き出し、冷却または加温
する。そこで、被温度調節部24は冷温風の吹き出しに
よる対流と熱伝導部21からの熱伝導の両方で冷却また
は加温される。また、ペルチェモジュール31の廃熱す
る面34廃熱熱交換器35と熱交換し、送風機22が駆
動して空気を送風するため、廃熱として送風される。
【0077】以上のように、本実施例においては、被温
度調節部24はペルチェモジュール31による冷温風の
吹き出しによる対流と熱伝導部21からの熱伝導の両方
で冷却または加温されるが、ペルチェモジュール31は
他の冷熱源20に比べ、小型・軽量であり、装置全体の
小型化、軽量化が図られる。さらに、ペルチェモジュー
ル31は細やかな温度調節が可能となる。とくに自動車
に応用する場合は直流電源が使用でき、交流から変換す
る装置が不要になり、簡素化ができる。
【0078】(実施例11)図11は本発明の実施例1
1の温度調節装置の構成図である。
【0079】なお実施例1と同一符号のものは同一構造
を有し、説明は省略する。実施例1と異なる点は、被温
度調節部24を座席36の乗員と接する座席カバー37
として構成したところである。
【0080】以上のように構成された温度調節装置につ
いて、以下、その動作、作用を説明する。なお、本実施
例では、熱源20はペルチェモジュール31を用いた例
て説明する。熱源20としてのペルチェモジュール31
は冷却または加温する面32で冷温熱交換器33を冷却
または加温し、この冷温熱交換器33で熱伝導部21お
よび対流部23を冷却または加温する。熱伝導部21は
ペルチェモジュール31の冷却熱または加温熱を伝導し
て被温度調節部24としての座席36の座席カバー37
を冷却または加温し、対流部23は送風機22で送風さ
れた空気を熱源20としてのペルチェモジュール31の
冷却または加温熱で冷風または温風にして被温度調節部
24としての座席カバー37から吹き出し、冷却または
加温する。そこで、座席カバー37は冷温風の吹き出し
による対流と熱伝導部21からの熱伝導の両方で冷却ま
たは加温される。また、ペルチェモジュール31の廃熱
する面34も送風機22が駆動して空気を送風するた
め、廃熱熱交換器35から廃熱として送風される。
【0081】以上のように、本実施例においては、被温
度調節部24としての座席カバー37は冷温風の吹き出
しによる対流と熱伝導部21からの熱伝導の両方で冷却
または加温されるため、とくに、夏季では熱伝導部21
からの熱伝導でほぼ均一に短時間で低下させることがで
き、対流部23からの風で汗を除去し、むれ感を解消で
きる。さらに冬季においても、ほぼ均一に加温でき、快
適に座席36の空調が行われる。
【0082】(実施例12)実施例1と異なる点は、車
両の内外の環境条件または走行条件で運転状態を制御す
るように構成したところである。
【0083】以上のように構成された温度調節装置につ
いて、以下、その動作、作用を説明する。車両の内外の
環境条件または走行条件で運転状態を制御するように構
成することにより、車両の内外の環境条件または走行条
件で運転状態を制御する。
【0084】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、被温度調
節部は冷温風の吹き出しによる対流と熱伝導部からの熱
伝導の両方もしくはどちらか一方で冷却または加温さ
れ、しかも、被温度調節部の温度が設定温度になるよう
に制御されるため、夏季では熱伝導部からの熱伝導でほ
ぼ均一に短時間で低下させ、対流部からの風で汗を除去
し、むれ感を解消できる。さらに冬季においても、ほぼ
均一に加温でき、快適に座席の空調が行われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における温度調節装置の構成
【図2】本発明の実施例2における温度調節装置の構成
【図3】本発明の実施例3における温度調節装置の構成
【図4】本発明の実施例4における温度調節装置の構成
【図5】本発明の実施例5における温度調節装置の構成
【図6】本発明の実施例6における温度調節装置の構成
【図7】本発明の実施例7における温度調節装置の構成
【図8】本発明の実施例8における温度調節装置の構成
【図9】本発明の実施例9における温度調節装置の構成
【図10】本発明の実施例10における温度調節装置の
構成図
【図11】本発明の実施例11における温度調節装置の
構成図
【図12】従来の温度調節装置の構成図
【図13】従来の他の温度調節装置の構成図
【符号の説明】
20 熱源 21 熱伝導部 22 送風機 23 対流部 24 被温度調節部 25 温度センサ 26 吹き出し孔 27 制御部 28 冷温熱交換器 29 雰囲気温度センサー 31 ペルチェモジュール 32 冷却または加温する面 33 冷温熱交換器 34 廃熱する面 35 廃熱熱交換器 36 座席 37 座席表面カバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B60H 1/00 101 B60H 1/00 101U 102 102V 1/32 621 1/32 621G 1/34 651 1/34 651A (72)発明者 野澤 真太郎 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 3B084 JE02 JF04 JG02 JG06 3L011 AU00 BV01

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷却または加温する熱源と、この熱源か
    らの熱を熱伝導で拡散する熱伝導部と、送風する送風機
    と、この送風機で送風された空気を前記熱源からの熱で
    冷温風にし、または単なる風として吹き出す対流部と、
    前記熱伝導部と対流部により、温度を調節される被温度
    調節部と、温度を検出する温度センサと、この温度セン
    サの検出温度により熱源および送風機を制御する温度調
    節装置。
  2. 【請求項2】 温度センサーは熱伝導部の温度を検出す
    る請求項1記載の温度調節装置。
  3. 【請求項3】 温度センサーは1個の温度センサーで熱
    伝導部と対流部の両方から温度を検出できるように設け
    た請求項1記載の温度調節装置。
  4. 【請求項4】 温度センサーは熱伝導部と対流部にそれ
    ぞれ設けた請求項1記載の温度調節装置。
  5. 【請求項5】 温度センサーは対流部に設けた請求項1
    記載の温度調節装置。
  6. 【請求項6】 温度センサーによる対流部の温度検出は
    冷温風温度とした請求項3から5のいずれか1項に記載
    の温度調節装置。
  7. 【請求項7】 温度センサーによる対流部の温度検出は
    熱源からの熱で冷温風に熱交換する冷温熱交換器の温度
    とした請求項3から5のいずれか1項に記載の温度調節
    装置。
  8. 【請求項8】 温度センサーは2個とし、一方の温度セ
    ンサーで雰囲気を検出し、その2個の温度センサーの検
    出温度差で熱源および送風機を制御する請求項1から7
    のいずれか1項に記載の温度調節装置。
  9. 【請求項9】 温度センサーは熱源に設けた請求項1記
    載の温度調節装置。
  10. 【請求項10】 熱源はペルチェモジュールを用いた請
    求項1から9のいずれか1項に記載の温度調節装置。
  11. 【請求項11】 被温度調節部を座席の乗員と接する座
    席カバーとした請求項1から10記載の温度調節装置。
  12. 【請求項12】 車両の内外の環境条件または走行条件
    で運転状態を制御する請求項11記載の温度調節装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012224163A (ja) * 2011-04-18 2012-11-15 Denso Corp 車両用シート
JP2015147462A (ja) * 2014-02-05 2015-08-20 本田技研工業株式会社 加熱冷却式シート
KR20220058054A (ko) * 2020-10-30 2022-05-09 현대트랜시스 주식회사 냉난방 장치의 유량 제어 시스템 및 방법

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