JP2003041689A - 小規模建築物の壁構造および壁面パネル - Google Patents

小規模建築物の壁構造および壁面パネル

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JP2003041689A
JP2003041689A JP2001234797A JP2001234797A JP2003041689A JP 2003041689 A JP2003041689 A JP 2003041689A JP 2001234797 A JP2001234797 A JP 2001234797A JP 2001234797 A JP2001234797 A JP 2001234797A JP 2003041689 A JP2003041689 A JP 2003041689A
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wall
panel
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wall panel
duct space
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JP2001234797A
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Hidetoshi Nakayama
英敏 中山
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Kumahira Co Ltd
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Kumahira Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 移設、配置変更時に、壁面パネルの張替えが
不要な小規模建築物の壁構造および壁面パネルを提案す
ること。 【解決手段】 小規模建築物の壁構造は、鉄骨枠組に張
り合わせた壁面パネル4から構成されている。壁面パネ
ル4は、その側板45、46が、突合せ面部分51およ
び後退面部分53を備えた段付き面とされ、壁面パネル
4を相互に突き合わせると、それらの間の上下方向に延
びる配線ダクトスペース11が区画形成され、これが着
脱可能な配線カバー板15によって覆われている。壁面
パネル4の下端部分にも水平方向に延びる配線ダクトス
ペース18が形成され、これが着脱可能な巾木20によ
って覆われている。配線のために壁面パネル4に特殊加
工する必要がないので、移設時、配置変更時には壁面パ
ネル4の張替えが不要であり、配線カバー板15、巾木
20を取り外して配線変更を行うのみでよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金融機関などの小
型店舗等のように、移設や建て替えが必要とされ、配置
変更が頻繁に行われる小規模建築物に関し、特に、規格
化された壁面パネルを壁体の軸組に張り付けることによ
り壁面が構成されるユニット型の小規模建築物の壁構
造、および壁面パネルに関するものである。
【0002】さらに詳しくは、本発明は、移設、建て替
え、配置変更に当たっての配線変更に対して柔軟に対応
できる構造の壁面パネルを備えた小規模建築物の壁構
造、および壁面パネルに関するものである。
【0003】
【従来の技術】無人のATMスタンド、金融機関の小型
店舗などには、施工期間が短く、施工が容易なユニット
型の建築物が用いられている。ユニット型の建築物は、
一般に、建物本体の殆どを工場生産し、施工現場で基礎
工事を終えた後に、トラック等で建物本体を施工現場に
搬入して、基礎に連結固定し、しかる後に、必要な建具
等のはめ込みや仕上げ工事を行うようになっている。
【0004】建物本体を工場生産するために、その構成
部材は規格化されたモジュール品とされている。例え
ば、壁は、モジュール化された金属製の壁面パネルを、
鉄骨により構成した構造枠に張り付け固定することによ
り構成可能とされている。
【0005】このように構成されているユニット型の建
築物は、建て替え時や配置変更時には、建物本体から壁
面パネルを取り外し、必要な箇所に新たに壁面パネルを
取り付けるという簡単な作業によって対応できるので便
利である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来に
おけるこの種のユニット型建築物には次のような問題が
ある。すなわち、モジュール化されているのは壁面パネ
ルなどのような建物本体を構成している構成部品であ
り、電気配線の引き回し位置や、電気・設備器具の設置
場所は、各建物毎に異なっている。このために、工場に
おいて、電気配線が必要な壁面パネルに配線ダクトを設
置するなどの作業を行っている。
【0007】建て替え時や配置変更時には、電気・設備
器具の設置位置も変更される場合が多く、それに伴って
電気配線などの引き回し位置も変更する必要がある。こ
の結果、それまで使用していた配線ダクト付きの壁面パ
ネルは再利用できなくなり、新たに工場において配線ダ
クトが取り付けられた壁面パネルを作成する必要があ
る。
【0008】このように、従来におけるユニット型の小
規模建築物では、配線設置場所などについては規格化さ
れておらず、これが障害となって、配線スペースについ
ては個別に壁面パネルに施工を施す必要があり、また、
壁面パネルの再利用率が低い。
【0009】本発明の課題は、このような点に鑑みて、
配線スペースも規格化することにより、従来に比べて設
計・施工が容易であると共に、壁面パネルの再利用率の
高い小規模建築物の壁構造を提案することにある。
【0010】また、本発明の課題は、かかる小規模建築
物の壁構造に用いるのに適した壁面パネルを提案するこ
とにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明の小規模建築物の壁構造は、規格化された
長方形の壁面パネルを壁体の軸組に張り付けることによ
り壁面が構成され、隣接配置されている前記壁面パネル
の間には、これらの壁面パネルの側面によって、上下に
延びる配線ダクトスペースが区画形成されていることを
特徴としている。
【0012】このように壁面パネルの側面間に配線ダク
トスペースが用意されているので、壁面パネル自体に配
線のための施工を施すなどの作業が不要となる。また、
配線回りの設計・施工も容易になる。さらに、特殊加工
された壁面パネルの枚数を低減できるので、壁面パネル
の再利用効率を高めることができる。
【0013】ここで、このような配線ダクトスペースは
次のようにして構成することができる。前記壁面パネル
の側面の輪郭形状を、隣接配置されている前記壁面パネ
ルの側面に当接する上下方向に延びる突合せ面と、この
突合せ面よりも後退した位置において上下方向に延びる
後退面とを備えた段付き形状のものとしておけば、壁面
パネルを張り合わせると、隣接配置された一対の前記壁
面パネルにおける一対の前記後退面の間に前記配線ダク
トスペースが区画形成される。
【0014】また、配線ダクトスペースを形成したこと
による壁面強度、剛性の低下を回避するためには、前記
配線ダクトスペース内に、隣接配置された一対の前記壁
面パネルに連結固定されていると共に、当該配線ダクト
スペースに沿って上下方向に延びる補強部材を配置する
ことが望ましい。
【0015】この補強部材は、前記突合せ面とは反対側
に開口している溝型断面形状のものとすることができ、
この場合には、当該補強部材に対して着脱可能に取り付
けた配線カバー板によって、前記開口を封鎖すればよ
い。当該配線カバー板を取り外すことにより、配線の確
認や、配線接続の変更作業などを簡単に行うことができ
るので便利である。
【0016】外壁を構成するための外壁用壁面パネルの
場合には、前記突合せ面が形成されている側の表面を屋
外側表面とし、前記配線カバー板が配置されている側の
表面を室内側表面とすればよい。
【0017】この場合、前記配線カバーの表面は、前記
壁面パネルの室内側表面と同一面上に位置するようにす
れば、平坦な壁面を構成できるので望ましい。
【0018】また、この場合、前記壁面パネルは、その
屋外側表面を規定している金属製の屋外側表面板と、こ
の表面板の裏面に張り付けた石膏ボードなどの裏打ち板
と、この裏打ち板の表面に積層したグラスウールなどの
断熱材と、当該壁面パネルの屋内側表面を規定している
金属製の屋内側表面板と、当該壁面パネルの両側面を規
定している金属製の側面板とを備えた構成とすることが
できる。
【0019】さらに、前記側面板をL状に折り曲げるこ
とにより、当該側面板に前記突合せ面および後退面を形
成することができる。
【0020】次に、水平方向への配線スペースを確保す
るためには、前記壁面パネルの下端部分に水平方向に延
びる配線ダクトスペースを形成し、この配線ダクトスペ
ースを、当該壁面パネルの下端部分に着脱可能に取り付
けた巾木によって封鎖する構成を採用することができ
る。
【0021】一方、本発明は、規格化された長方形の壁
面パネルを壁体の軸組に張り付けることにより壁面が構
成され、隣接配置されている前記壁面パネルの間には、
これらの壁面パネルの側面によって、上下に延びる配線
ダクトスペースが区画形成されている小規模建築物の壁
構造に用いる壁面パネルに関するものであり、当該壁面
パネルとして上記構成のものを採用したことを特徴とし
ている。
【0022】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して、本発明
を適用した小規模建築物の一例を説明する。
【0023】図1は本例の小規模建築物を示す平面図で
あり、図2はその正面図、背面図、右側側面図および左
側側面図であり、図3はその断面図および部分拡大断面
図である。これらの図に示すように、本例の小規模建築
物1は、金融機関用の小規模店舗であり、コンクリート
製の布基礎あるいはべた基礎の上に土間コンクリートが
敷かれ、基礎2の上には、工場生産された建築物ユニッ
ト3が設置されている。建築物ユニット3は、直方体形
状の鉄骨枠組31とその上に掛け渡したルーフデッキ3
2と、鉄骨枠組31の壁面に張り付けた規格化された壁
面パネル4、建具付き壁面パネル5などの壁面パネルに
よって構成されている。
【0024】図4は鉄骨枠組に貼り付けられた壁面パネ
ル4を室内側から見た場合の部分斜視図であり、図5は
その室内側部分立面図であり、図6はその部分断面図で
ある。これらの図を参照して説明すると、本例の壁面パ
ネル4(4−1、4−2、4−3…)は、規格化された
幅および高さ寸法のものであり、隣接配置されている壁
面パネルの間には、これらの壁面パネルの側面によっ
て、上下に延びる配線ダクトスペース11が区画形成さ
れている。
【0025】本例の壁面パネル4は、その屋外側表面を
規定している金属製、例えばスチール製の屋外側表面板
41と、この表面板41の裏面に張り付けた裏打ち板と
しての石膏ボード42と、この石膏ボード42の表面に
積層したグラスウールからなる断熱材43と、当該壁面
パネルの屋内側表面を規定している金属製、例えばスチ
ール製の屋内側表面板44と、当該壁面パネルの両側面
を規定している金属製の側面板45、46とを備えてい
る。左右の側面板45、46は、その屋外側表面板41
から直角に延びる一定幅の突合せ面部分51(突合せ
面)と、この突合せ面部分51の屋内側の端から直角に
折れ曲がって延びる折れ曲がり部分52と、この折れ曲
がり部分52の端から直角に折れ曲がって屋内側表面ま
で延びている後退面部分53(後退面)を備えた形状を
している。
【0026】この形状の壁面パネル4を張り合わせるこ
とにより、これらの間には、室内側に開口した矩形断面
の配線ダクトスペース11が区画形成される。本例で
は、当該配線ダクトスペース11の内部には、室内側に
開口している溝型断面の配線ダクト12(補強部材)が
取り付けられている。この配線ダクト12は、上下方向
に一定間隔で取り付けた二列の接合ボルト13によっ
て、それぞれ、隣接配置されている壁面パネル4の折れ
曲がり部分52に対して、ゴムパッキン14を挟み、連
結固定されている。
【0027】この上下方向に延びる配線ダクト12の室
内側の開口12aは、取り外し可能な配線カバー板15
によって封鎖されている。配線カバー板15は、隣接配
置されている壁面パネル4の屋内側表面板44と同一平
面上に位置している表面板部分15aと、この両側から
直角に折れ曲がっている折り曲げ部分15b、15cを
備えた扁平な溝型断面形状をしている。本例では、表面
板部分15aの中央に取り付けた1本あるいは複数本の
配線カバー取り付けねじ16によって、配線ダクト12
に取り付けた受け板17にねじ止めされている。
【0028】次に、本例の壁面パネル4は、その下端部
分に沿って水平方向に延びる配線ダクトスペース18も
形成されている。この配線ダクトスペース18の屋内側
開口18aは、ここに、取り外し可能に取り付けねじ1
9によってねじ止めされた巾木20によって封鎖されて
いる。巾木20は例えばステンレススチール製のものを
用いることができる。
【0029】このように、本例の小規模建築物1の壁構
造は、規格化された壁面パネル4を張り付けることによ
り構成されていると共に、各壁面パネル4の間において
上下方向に延びる配線ダクトスペース11と、各壁面パ
ネル4の下端部分を水平方向に延びる配線ダクトスペー
ス18が形成されている。したがって、設計、施工に当
たっては、これらの配線ダクトスペース11、18を利
用して、配線の引き回しを行えば良いので、壁面パネル
4それ自体に配線用の加工を施す必要がない。
【0030】よって、設計、施工が簡単になり、また、
特殊加工された壁面パネル4の枚数が少なくて済む。こ
の結果、配置変更、移設などの場合において、配線変更
が必要な場合には配線カバー板15、巾木20を取り外
して配線変更を行えばよいので、壁面パネルの張り替え
が殆ど必要なくなる。
【0031】また、配線カバー板15および巾木20は
着脱可能であるので、配線変更作業も簡単に行うことが
できるので、便利である。
【0032】なお、上記の説明では、建具付きの壁面パ
ネル5やその他の壁面パネルについては言及しなかった
が、これらも壁面パネル4と同様な両側面を形成するこ
とにより、上下方向に延びる配線ダクトスペースを形成
することができる。また、その下端部分にも水平方向に
延びる配線ダクトスペースを形成することができる。
【0033】(その他の実施の形態)次に、図7は、上
下に延びる配線ダクトスペース11が形成されている壁
面パネル4の突合せ部分の剛性を高めるための構成例を
示す部分断面図であり、この断面は図7の断面位置に対
応するものである。図示の例では、壁面パネル4の屋内
側表面板44の両側縁を側面板45、46の表面に沿っ
て屋外側に直角に折り曲げて延ばすと共に、その先端側
の部分を、配線ダクト12の開口12aの両側部分の表
面に沿うように直角に折り曲げ、当該折り曲げ部分44
a、44bを接合ねじ21によって一定間隔で、配線ダ
クト12の側に連結固定してある。
【0034】次に、図8には、図7に示す構成におい
て、配線カバー板12を、引っ掛け落とし込み方式によ
り、配線ダクトスペース11の部分に対して着脱可能と
し、取り付けねじを省略してある。このために、配線カ
バー板15がはめ込まれる壁面パネル4の屋内側の側面
部分には、カバー引っ掛けピン22が取り付けられてお
り、配線カバー板15には、当該ピン22が差し込まれ
る溝(図示せず)が形成されている。この構成によれ
ば、配線カバー板15の着脱が極めて簡単になる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の小規模建
築物の壁構造およびそれに用いる壁面パネルにおいて
は、張り合わせた壁面パネルの側面の間に配線ダクトス
ペースが区画形成される。また、巾木に沿って水平方向
に延びる配線ダクトスペースも備わっている。よって、
建築物の必要な部分への配線の引き回しを、規格された
壁面パネル自体に配線用の加工を施すことにより行う必
要がない。したがって、移設時、配置変更時などにおい
て壁面パネルを張り替えることなく、配線カバー板、巾
木を取り外して配線変更を行うのみでよい。この結果、
壁面パネルの再利用率を高めることができ、極めて経済
的である。また、配線のための設計、施工も容易にな
る。
【0036】さらに、本発明では、配線ダクトスペース
を覆っている配線カバー板あるいは巾木を着脱可能とし
てあるので、配線確認、配線作業や配線変更などを簡単
に行うことができるという利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した小規模建築物の一例を示す平
面図である。
【図2】図1の小規模建築物の正面図、背面図、右側側
面図および左側側面図である。
【図3】図1の小規模建築物の断面図および部分拡大断
面図である。
【図4】鉄骨枠組に貼り付けられた壁面パネルを室内側
から見た場合の部分斜視図である。
【図5】図4の壁面パネルの室内側部分立面図である。
【図6】図4の壁面パネルの上下方向に延びる配線ダク
トスペースの部分を示す部分断面図、および壁面パネル
の下端部分を水平に延びる配線ダクトスペースの部分を
示す部分断面図である。
【図7】図6の壁面パネルの変形例を示す部分断面図で
ある。
【図8】図7の壁面パネルの変形例を示す部分断面図で
ある。
【符号の説明】
1 小規模建築物 2 基礎 3 建築物ユニット 4 壁面パネル 41 屋外側表面板 42 石膏ボード 43 断熱材 44 屋内側表面板 45、46 側板 51 突合せ面部分 52 折れ曲がり部分 53 後退面部分 5 建具付き壁面パネル 11 配線ダクトスペース 12 配線ダクト 13 接合ボルト 15 配線カバー板 18 配線ダクトスペース 20 巾木
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) E04C 2/34 E04F 13/08 B E04F 13/08 E04H 1/12 304 E04H 1/12 304 E04C 2/46 J

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 規格化された長方形の壁面パネルを壁体
    の軸組に張り付けることにより壁面が構成され、隣接配
    置されている前記壁面パネルの間には、これらの壁面パ
    ネルの側面によって、上下に延びる配線ダクトスペース
    が区画形成されていることを特徴とする小規模建築物の
    壁構造。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記壁面パネルの側面は、隣接配置されている他方の前
    記壁面パネルの側面に当接する上下方向に延びる突合せ
    面と、この突合せ面よりも後退した位置において上下方
    向に延びる後退面とが形成された段付き面とされてお
    り、 隣接配置された一対の前記壁面パネルにおける前記後退
    面の間に前記配線ダクトスペースが区画形成されている
    ことを特徴とする小規模建築物の壁構造。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 前記配線ダクトスペース内には、隣接配置された一対の
    前記壁面パネルに連結固定されていると共に、当該配線
    ダクトスペースに沿って上下方向に延びる補強部材が配
    置されていることを特徴とする小規模建築物の壁構造。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 前記補強部材は、前記突合せ面とは反対側に開口してい
    る溝型断面形状のものであり、 当該補強部材に対して着脱可能に取り付けた配線カバー
    板によって、前記開口が封鎖されていることを特徴とす
    る小規模建築物の壁構造。
  5. 【請求項5】 請求項4において、 前記壁面パネルは、前記突合せ面が形成されている側の
    表面が屋外側表面であり、前記配線カバー板が配置され
    ている側の表面が屋内側表面である外壁用壁面パネルで
    あることを特徴とする小規模建築物の壁構造。
  6. 【請求項6】 請求項5において、 前記配線カバーの表面は、前記壁面パネルの屋内側表面
    と同一面上に位置していることを特徴とする小規模建築
    物の壁構造。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし6のうちのいずれかの項
    において、 前記壁面パネルの下端部分には水平方向に延びる配線ダ
    クトスペースが形成されており、この配線ダクトスペー
    スが、当該壁面パネルの下端部分に着脱可能に取り付け
    た巾木によって封鎖されていることを特徴とする小規模
    建築物の壁構造。
  8. 【請求項8】 請求項6において、 前記壁面パネルは、その屋外側表面を規定している金属
    製の屋外側表面板と、この表面板の裏面に張り付けた石
    膏ボードなどの裏打ち板と、この裏打ち板の表面に積層
    したグラスウールなどの断熱材と、当該壁面パネルの屋
    内側表面を規定している金属製の屋内側表面板と、当該
    壁面パネルの両側面を規定している金属製の側面板とを
    備えていることを特徴とする小規模建築物の壁構造。
  9. 【請求項9】 請求項8において、 前記側面板は、L状に折り曲げられて、前記突合せ面お
    よび後退面が形成されていることを特徴とする小規模建
    築物の壁構造。
  10. 【請求項10】 規格化された長方形の壁面パネルを壁
    体の軸組に張り付けることにより壁面が構成され、隣接
    配置されている前記壁面パネルの間には、これらの壁面
    パネルの側面によって、上下に延びる配線ダクトスペー
    スが区画形成されている小規模建築物の壁構造に用いる
    壁面パネルであって、 当該壁面パネルは、請求項2ないし10のうちのいずれ
    かの項に記載されたものであることを特徴とする壁面パ
    ネル。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007168721A (ja) * 2005-12-26 2007-07-05 Nippon Fruehauf Co Ltd 箱型荷台における配線構造
KR101303473B1 (ko) 2011-10-12 2013-09-05 이봉재 건물의 외벽면 마감 유니트
CN105350682A (zh) * 2015-11-20 2016-02-24 精工工业建筑***有限公司 集成式墙面***

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