JP2003039532A - ボトル製造装置 - Google Patents

ボトル製造装置

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JP2003039532A
JP2003039532A JP2001226417A JP2001226417A JP2003039532A JP 2003039532 A JP2003039532 A JP 2003039532A JP 2001226417 A JP2001226417 A JP 2001226417A JP 2001226417 A JP2001226417 A JP 2001226417A JP 2003039532 A JP2003039532 A JP 2003039532A
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Japan
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preform
molding machine
blow molding
mold
manufacturing apparatus
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English (en)
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Akitoshi Hirowatari
昭寿 広渡
Tadashi Oi
正 大井
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Sumitomo Heavy Industries Ltd
Koyo Automatic Machine Co Ltd
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Sumitomo Heavy Industries Ltd
Koyo Automatic Machine Co Ltd
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  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】成形品の品質を向上させることができ、ボトル
製造装置の生産性を向上させることができるようにす
る。 【解決手段】プリフォームを成形するプリフォーム成形
機11と、該プリフォーム成形機11の金型装置13か
らプリフォームを取り出すプリフォーム取出装置と、前
記金型装置13から取り出されたプリフォームを搬送
し、搬送している間にプリフォームを常温になるように
冷却するための搬送装置と、常温のプリフォームを加熱
してブロー成形を行うブロー成形機41とを有する。こ
の場合、前記金型装置13から取り出されたプリフォー
ムは、搬送装置によって搬送されている間に常温になる
ように冷却される。したがって、プリフォーム内に応力
が発生するのを防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ボトル製造装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、成形品として容量の小さい樹脂製
の容器、例えば、ペット(PET)ボトルを製造するに
当たり、ホットパリソン1.5ステージ方式によるボト
ル製造装置が提供されている。該ボトル製造装置は、プ
リフォーム成形機、及び製造ライン上における下流側に
おいて前記プリフォーム成形機に直結されたブロー成形
機を備え、前記プリフォーム成形機においてプリフォー
ムが成形され、続いて、該プリフォームがブロー成形機
に供給され、該ブロー成形機によって更に加熱され、所
定の形状のペットボトルが成形される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のボトル製造装置においては、プリフォームが成形さ
れた後、プリフォーム内における熱の分布を均一にする
ことができず、プリフォーム内に応力が発生してペット
ボトルの品質が低下してしまう。また、ブロー成形機に
異常が発生すると、プリフォームを受けることができな
くなってしまうので、プリフォーム成形機を停止させる
必要があり、ボトル製造装置の生産性が低下してしま
う。
【0004】本発明は、前記従来のボトル製造装置の問
題点を解決して、成形品の品質を向上させることがで
き、生産性を向上させることができるボトル製造装置を
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明のボ
トル製造装置においては、プリフォームを成形するプリ
フォーム成形機と、該プリフォーム成形機の金型装置か
らプリフォームを取り出すプリフォーム取出装置と、前
記金型装置から取り出されたプリフォームを搬送し、搬
送している間にプリフォームを常温になるように冷却す
るための搬送装置と、常温のプリフォームを加熱してブ
ロー成形を行うブロー成形機とを有する。
【0006】本発明の他のボトル製造装置においては、
さらに、前記搬送装置によって搬送されているプリフォ
ームを冷却する冷却装置を有する。
【0007】本発明の更に他のボトル製造装置において
は、さらに、前記プリフォーム成形機とブロー成形機と
の間に接続され、前記搬送装置によって搬送されるプリ
フォームを系外に排出するための副搬送系を有する。
【0008】本発明の更に他のボトル製造装置において
は、さらに、前記副搬送系にプリフォームの蓄積部が配
設される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。
【0010】図1は本発明の第1の実施の形態における
ボトル製造装置の概念図である。
【0011】図において、11はプリフォーム成形機で
あり、該プリフォーム成形機11は、射出装置12、金
型装置13、図示されない型締装置等を備え、前記金型
装置13は固定金型14及び可動金型15を備える。前
記型締装置を駆動することによって、金型装置13の型
閉じ、型締め及び型開きを行うことができ、前記型締め
に伴って固定金型14と可動金型15との間にキャビテ
ィ空間が形成される。また、前記射出装置12は、成形
材料としての樹脂を加熱して溶融させる加熱シリンダ2
1、及び溶融させられた樹脂を射出する射出ノズル22
を備え、前記加熱シリンダ21内に図示されないスクリ
ューが回転自在に、かつ、進退自在に配設される。そし
て、該スクリューを、後端に配設された駆動部23によ
って前進させることにより射出ノズル22から樹脂が射
出され、前記駆動部23によって回転させることにより
樹脂の計量が行われる。
【0012】前記プリフォーム成形機11の近傍には、
ボトル製造装置の全体の制御を行う装置制御部10、金
型装置13の制御を行う金型制御部16、結露防止装置
17、ゲート用吸引ブロワ18、冷風装置19、集積用
のゲートタンク20等が配設される。
【0013】また、前記プリフォーム成形機11に沿っ
て、表面に複数のピン29が突出させられて形成され
た、第1の搬送装置としてのピンコンベヤ28が配設さ
れ、該ピンコンベヤ28は、図示されない第1の搬送用
駆動部、例えば、サーボモータによって走行させられ
る。
【0014】前記プリフォーム成形機11において、計
量工程時に、前記スクリューを回転させると、図示され
ないホッパ内の樹脂が加熱シリンダ21内に供給され、
前記スクリューに形成された溝内を前進させられる。そ
れに伴って、スクリューが後退させられ、スクリューの
前端に形成されたスクリューヘッドの前方に樹脂が蓄え
られる。
【0015】そして、射出工程時に、前記スクリューを
前進させると、スクリューヘッドの前方に蓄えられた樹
脂は、射出ノズル22から射出され、前記キャビティ空
間に充填(てん)される。
【0016】次に、該キャビティ空間内の樹脂は冷却さ
れてプリフォームになる。そして、型開きが行われる
と、前記可動金型15側にプリフォームが残され、続い
て、図示されないエジェクタによってプリフォームが突
き出される。
【0017】そして、プリフォーム取出装置としての取
出ロボット25が駆動され、金型装置13からプリフォ
ームを取り出す。この場合、前記金型装置13から多数
のプリフォーム、例えば、8個、16個、32個、48
個、64個又は96個のプリフォームが取り出されるよ
うになっていて、型開き時に、取出ロボット25のテイ
クアウトプレート26が固定金型14と可動金型15と
の間に進入させられ、前記エジェクタによって突き出さ
れたプリフォームを、テイクアウトプレート26に形成
された筒状の治具に吸引力によって吸引する。該吸引力
は、前記取出ロボット25に配設された図示されないブ
ロワによって発生させられる。そして、プリフォームを
受け取った後、テイクアウトプレート26は、固定金型
14と可動金型15との間から外に移動させられ、ピン
コンベヤ28上において、90〔°〕回転させられて下
向きにされ、各プリフォームの開口が各ピン29と対向
させられる。続いて、テイクアウトプレート26は、各
プリフォームの開口が各ピン29の直近に位置するまで
下降させられ、その状態で前記吸引力が解除される。そ
の結果、各プリフォームは解放され、各ピン29上に落
下させられ、各ピン29に装着される。続いて、装置制
御部10によって前記サーボモータが駆動され、前記ピ
ンコンベヤ28が1ショット分だけ走行させられる。
【0018】このようにして、プリフォームは、ピン2
9によって直立に支持された状態で搬送され、その間に
常温になるように冷却され、かつ、ゲートカットが行わ
れる。
【0019】そのために、プリフォームの搬送方向にお
ける所定の箇所に、ゲートカット装置31が配設され、
前記ピンコンベヤ28上におけるゲートカット装置31
以外の部分が図示されない冷却用カバーによって覆わ
れ、ピンコンベヤ28上に冷却空間が形成される。そし
て、前記冷風装置19によって発生させられた冷却風が
前記冷却空間に供給され、プリフォームが均一に冷却さ
れる。この場合、前記冷風装置19は、チラー30から
供給された冷却水と空気とを熱交換する図示されないラ
ジエータ、及び空気を送るための図示されないブロワを
備え、前記ラジエータによって冷却された空気は、ブロ
ワによって前記冷却空間に冷却風として供給される。な
お、前記冷却用カバー、チラー30、冷風装置19等に
よって冷却装置が構成される。
【0020】このように、プリフォームは、ピンコンベ
ヤ28によって搬送される間に前記冷却風によって冷却
されるが、ゲートカットを行うのに最適な温度に冷却さ
れる位置に、前記ゲートカット装置31が配設される。
該ゲートカット装置31においては、プリフォームが到
達すると、所定の数の図示されないカットユニットが下
降させられ、各プリフォームのゲートをカットする。こ
の場合、取り数(金型装置13のキャビティ空間の数)
をNtとし、一つのカットユニットで1サイクル内にゲ
ートをカットすることができる最大の数をnとしたと
き、前記カットユニットの数Mは、 M=Nt/n にされる。したがって、効率良くゲートをカットするこ
とができるので、前記ゲートカット装置31のコストを
低くすることができる。なお、このとき、ゲートカット
に伴って発生したゲート屑(くず)は、専用のゲート用
吸引ブロワ18によって吸引され、ゲートタンク20に
集められる。
【0021】この場合、プリフォームがゲートカットを
行うのに最適な温度に冷却される位置にゲートカット装
置31が配設され、しかも、プリフォームがピン29に
装着された状態でゲートがカットされるので、ゲートカ
ット装置31の構造を簡素化することができ、ゲートカ
ット装置31のコストを低くすることができる。また、
最適な温度でゲートカットが行われるので、ゲートカッ
トの際のカット断面を良好にすることができる。
【0022】前記ピンコンベヤ28の前端(図における
右端)の下方には、ピンコンベヤ28に対して直角に、
第2の搬送装置としてのベルトコンベヤ33が配設さ
れ、該ベルトコンベヤ33は、図示されない第2の搬送
用駆動部によって走行させられる。さらに、前記ベルト
コンベヤ33の前端(図における下端)の下方には、ベ
ルトコンベヤ33に対して直角に、第3の搬送装置とし
てのベルトコンベヤ34が配設され、該ベルトコンベヤ
34は、図示されない第3の搬送用駆動部によって走行
させられる。
【0023】したがって、前記ピンコンベヤ28から放
出されたプリフォームは、ベルトコンベヤ33によって
搬送され、該ベルトコンベヤ33において180〔°〕
回転させられて放出されたプリフォームは、更にベルト
コンベヤ34によって搬送され、その間に、更に常温に
なるように冷却される。なお、前記ピンコンベヤ28、
ベルトコンベヤ33、34等によってプリフォームの主
搬送系61が構成される。
【0024】このように、常温になるように冷却された
プリフォームは、前記ベルトコンベヤ34の前端(図に
おける左端)の下方に配設されたホッパ36に投入され
た後、シュート37を介してプリフォーム整列機38に
供給される。該プリフォーム整列機38において、前記
プリフォームは、ブロー成形機41においてブロー成形
を行うことができるように、所定の方向に整列させられ
る。
【0025】そして、前記ブロー成形機41は、ブロー
成形用の図示されない金型装置、及び型締装置を備え、
該型締装置を駆動することによって金型装置の型閉じ、
型締め及び型開きを行うことができるようになってい
る。前記プリフォームが金型装置のキャビティ空間内に
セットされると、図示されない加熱装置によってプリフ
ォームが所定の温度になるように加熱される。続いて、
型締めが行われ、空気がプリフォーム内に供給される
か、又はキャビティ空間内の空気が吸引されると、前記
プリフォームは、キャビティ空間の形状に対応する所定
の形状に変形させられてペットボトルが成形される。そ
して、前記キャビティ空間内のペットボトルが冷却され
た後、型開きが行われ、ペットボトルは矢印A方向にば
ら落しされる。
【0026】このように、金型装置13から取り出され
たプリフォームは、ピンコンベヤ28及びベルトコンベ
ヤ33、34によって搬送される間に常温になるように
冷却されるので、プリフォーム内における熱の分布を均
一にすることができる。したがって、プリフォーム内に
応力が発生するのを防止することができるので、その
後、ブロー成形機41においてブロー成形を良好に行う
ことができ、ペットボトルの品質を向上させることがで
きる。
【0027】ところで、前記プリフォーム成形機11と
前記ブロー成形機41との間に、プリフォームを系外に
排出するための副搬送系62が接続される。すなわち、
前記ベルトコンベヤ34の後端(図における右端)に、
ベルトコンベヤ34と同じ方向に延在させて、第4の搬
送装置としてのベルトコンベヤ45が配設され、該ベル
トコンベヤ45は、図示されない第4の搬送用駆動部に
よって走行させられる。また、ベルトコンベヤ45の前
端(図における右端)の上方には、ベルトコンベヤ45
に対して直角の方向に、第5の搬送装置としてのベルト
コンベヤ46が配設され、該ベルトコンベヤ46は、図
示されない第5の搬送用駆動部によって走行させられ
る。そして、前記ベルトコンベヤ45の前端の下方にコ
ンテナ48が配設され、前記コンテナ48と隣接させ
て、かつ、摺(しゅう)動自在に他の複数のコンテナ4
8が配設される。
【0028】なお、51は除湿ドライヤ、52は材料タ
ンク、53はチラー、54は低圧圧縮機ユニット、55
は低圧タンク、56は中圧圧縮機ユニット、57は中圧
タンクである。
【0029】そして、前記ブロー成形機41に異常が発
生した場合、ベルトコンベヤ45によって搬送されたプ
リフォームをベルトコンベヤ45の前端に対応させて配
設されたコンテナ48に収容し、該コンテナ48におい
てプリフォームを保管することができる。また、前記各
コンテナ48をベルトコンベヤ46に沿って順次矢印B
方向に移動させ、空のコンテナ48に前記プリフォーム
を収容することができる。そして、所定のコンテナ48
からプリフォームを取り出し、ベルトコンベヤ46によ
って搬送し、更にベルトコンベヤ45によって搬送し、
ベルトコンベヤ34に供給することができる。また、前
端(図における上端)の空のコンテナ48は後端(図に
おける下端)に送られる。なお、前記各コンテナ48に
よってプリフォームの蓄積部63が構成される。
【0030】ところで、前記ブロー成形機41に異常が
発生すると、ブロー成形機41はプリフォームを受ける
ことができなくなってしまう。その場合、装置制御部1
0は、ブロー成形機41から異常信号を受けると、第3
の搬送用駆動部を逆方向に駆動し、ベルトコンベヤ34
を反対方向に走行させる。そして、ベルトコンベヤ33
によって搬送され、ベルトコンベヤ34上に放出された
プリフォームは、系外に配設されたベルトコンベヤ45
に排出され、該ベルトコンベヤ45によって更に搬送さ
れ、コンテナ48に供給され、収容される。
【0031】したがって、ブロー成形機41の異常が解
消されるまで、プリフォームを系外においてコンテナ4
8によって収容し、蓄積することができるので、プリフ
ォーム成形機11を停止させる必要がなくなり、ボトル
製造装置の生産性を向上させることができる。
【0032】ところで、前記プリフォーム成形機11、
ブロー成形機41、主搬送系61、副搬送系62、プリ
フォーム蓄積部63等によってプリフォーム成形・ブロ
ー成形ユニットが構成されるが、該プリフォーム成形・
ブロー成形ユニットを複数配設するようにした本発明の
第2の実施の形態について説明する。なお、第1の実施
の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を
付与することによってその説明を省略する。
【0033】図2は本発明の第2の実施の形態における
ボトル製造装置の概念図である。
【0034】図において、71はプリフォーム成形・ブ
ロー成形ユニットであり、該プリフォーム成形・ブロー
成形ユニット71は、複数、本実施の形態においては3
台、互いに平行に配設され、各プリフォーム成形・ブロ
ー成形ユニット71は、プリフォーム成形機11、ブロ
ー成形機41、主搬送系61、副搬送系62、蓄積部6
3等を備える。また、72は補助的に配設されたブロー
成形ユニットであり、該ブロー成形ユニット72は、ブ
ロー成形機41、主搬送系61、蓄積部63等を備え
る。
【0035】この場合、各プリフォーム成形・ブロー成
形ユニット71のプリフォーム成形機11においてプリ
フォームを成形し、ブロー成形機41においてペットボ
トルを成形し、ブロー成形機41に異常が発生したとき
に、副搬送系62を介して蓄積部63にプリフォームを
蓄積することができる。そして、ブロー成形機41の異
常が解消したときに、前記副搬送系62を介してブロー
成形機41にプリフォームを供給し、該ブロー成形機4
1によってペットボトルを成形することができる。
【0036】また、蓄積部63に蓄えられたプリフォー
ムを図示されないフォークリフト等を利用して、又はコ
ンテナ48を移動させてブロー成形ユニット72の蓄積
部63に送り、ブロー成形ユニット72のブロー成形機
41によってペットボトルを成形することができる。し
たがって、ボトル製造装置の生産性を更に向上させるこ
とができる。
【0037】なお、本発明は前記実施の形態に限定され
るものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させ
ることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除す
るものではない。
【0038】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、ボトル製造装置においては、プリフォームを成形
するプリフォーム成形機と、該プリフォーム成形機の金
型装置からプリフォームを取り出すプリフォーム取出装
置と、前記金型装置から取り出されたプリフォームを搬
送し、搬送している間にプリフォームを常温になるよう
に冷却するための搬送装置と、常温のプリフォームを加
熱してブロー成形を行うブロー成形機とを有する。
【0039】この場合、前記金型装置から取り出された
プリフォームは、搬送装置によって搬送されている間に
常温になるように冷却される。
【0040】したがって、プリフォーム内における熱の
分布を均一にすることができ、プリフォーム内に応力が
発生するのを防止することができるので、その後、ブロ
ー成形機においてブロー成形を良好に行うことができ
る。その結果、成形品の品質を向上させることができ
る。
【0041】本発明の他のボトル製造装置においては、
さらに、前記プリフォーム成形機とブロー成形機との間
に接続され、前記搬送装置によって搬送されるプリフォ
ームを系外に排出するための副搬送系を有する。
【0042】この場合、前記搬送装置によって搬送され
るプリフォームを副搬送系によって系外に排出すること
ができるので、ブロー成形機に異常が発生したときに、
異常が解消されるまで、プリフォームを系外において蓄
積することができる。したがって、プリフォーム成形機
を停止させる必要がなくなり、ボトル製造装置の生産性
を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態におけるボトル製造
装置の概念図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態におけるボトル製造
装置の概念図である。
【符号の説明】
11 プリフォーム成形機 13 金型装置 19 冷風装置 25 取出ロボット 28 ピンコンベヤ 30 チラー 33、34 ベルトコンベヤ 41 ブロー成形機 62 副搬送系 63 蓄積部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成14年8月12日(2002.8.1
2)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明のボ
トル製造装置においては、プリフォームを成形するプリ
フォーム成形機と、該プリフォーム成形機の金型装置か
らプリフォームを取り出すプリフォーム取出装置と、前
記金型装置から取り出されたプリフォームを搬送し、搬
送している間にプリフォームを冷却するための搬送装置
と、冷却されたプリフォームを加熱してブロー成形を行
うブロー成形機とを有する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】本発明の更に他のボトル製造装置において
は、さらに、前記副搬送系にプリフォームの蓄積部が配
設される。本発明の更に他のボトル製造装置において
は、さらに、前記ブロー成形機に供給されるプリフォー
ムを所定の方向に整列させるプリフォーム整列機を有す
る。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0038
【補正方法】変更
【補正内容】
【0038】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、ボトル製造装置においては、プリフォームを成形
するプリフォーム成形機と、該プリフォーム成形機の金
型装置からプリフォームを取り出すプリフォーム取出装
置と、前記金型装置から取り出されたプリフォームを搬
送し、搬送している間にプリフォームを冷却するための
搬送装置と、冷却されたプリフォームを加熱してブロー
成形を行うブロー成形機とを有する。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0039
【補正方法】変更
【補正内容】
【0039】この場合、前記金型装置から取り出された
プリフォームは、搬送装置によって搬送されている間に
冷却される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大井 正 千葉県千葉市稲毛区長沼原町731番地の1 住友重機械工業株式会社千葉製造所内 Fターム(参考) 4F208 AG07 AH55 LA02 LA08 LA09 LB01 LG28 LH03 LH09 LJ11 LJ12 LN01

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)プリフォームを成形するプリフォ
    ーム成形機と、(b)該プリフォーム成形機の金型装置
    からプリフォームを取り出すプリフォーム取出装置と、
    (c)前記金型装置から取り出されたプリフォームを搬
    送し、搬送している間にプリフォームを常温になるよう
    に冷却するための搬送装置と、(d)常温のプリフォー
    ムを加熱してブロー成形を行うブロー成形機とを有する
    ことを特徴とするボトル製造装置。
  2. 【請求項2】 前記搬送装置によって搬送されているプ
    リフォームを冷却する冷却装置を有する請求項1に記載
    のボトル製造装置。
  3. 【請求項3】 前記プリフォーム成形機とブロー成形機
    との間に接続され、前記搬送装置によって搬送されるプ
    リフォームを系外に排出するための副搬送系を有する請
    求項1に記載のボトル製造装置。
  4. 【請求項4】 前記副搬送系にプリフォームの蓄積部が
    配設される請求項3に記載のボトル製造装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014128981A (ja) * 2008-04-18 2014-07-10 Sacmi Cooperativa Meccanici Imola Societa Cooperativa 方法および装置

Cited By (5)

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