JP2003038565A - 使い捨て着用物品の製造装置および方法 - Google Patents

使い捨て着用物品の製造装置および方法

Info

Publication number
JP2003038565A
JP2003038565A JP2001388762A JP2001388762A JP2003038565A JP 2003038565 A JP2003038565 A JP 2003038565A JP 2001388762 A JP2001388762 A JP 2001388762A JP 2001388762 A JP2001388762 A JP 2001388762A JP 2003038565 A JP2003038565 A JP 2003038565A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
webs
lead
elastic member
out portion
nip rolls
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001388762A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaki Nakakado
正毅 中門
Hitoshi Sato
仁 佐藤
Kikuo Yoneoka
菊雄 米岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Zuiko Corp
Original Assignee
Zuiko Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=26615555&utm_source=***_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP2003038565(A) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by Zuiko Corp filed Critical Zuiko Corp
Priority to JP2001388762A priority Critical patent/JP2003038565A/ja
Priority to CNB021069905A priority patent/CN1189112C/zh
Priority to US10/095,959 priority patent/US20030010423A1/en
Priority to AT02005323T priority patent/ATE305283T1/de
Priority to DE60206319T priority patent/DE60206319T2/de
Priority to EP02005323A priority patent/EP1260203B1/en
Priority to ES02005323T priority patent/ES2250528T3/es
Publication of JP2003038565A publication Critical patent/JP2003038565A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F13/00Bandages or dressings; Absorbent pads
    • A61F13/15Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators
    • A61F13/15577Apparatus or processes for manufacturing
    • A61F13/15585Apparatus or processes for manufacturing of babies' napkins, e.g. diapers
    • A61F13/15593Apparatus or processes for manufacturing of babies' napkins, e.g. diapers having elastic ribbons fixed thereto; Devices for applying the ribbons

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Vascular Medicine (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Absorbent Articles And Supports Therefor (AREA)
  • Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)
  • Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
  • Details Of Garments (AREA)
  • Treatment Of Fiber Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 所定の軌跡に沿って弾性部材をウェブ上に取
り付けることのできる使い捨て着用物品の製造装置を提
供する。 【解決手段】 使い捨て着用物品に関する。2枚のウェ
ブW1,W2を挟み込むと共に、2枚のウェブW1,W
2の間に弾性部材Xを挟み込む一対のニップロール1,
1と、ニップロール1,1の回転中心となる軸線Hに平
行に移動可能な第1移動部材5と、第1移動部材5に形
成され、2枚のウェブW1,W2が挟まれる上流におい
て2枚のウェブW1,W2の間に少なくとも1つの弾性
部材Xを導出する第1導出部5aとを備え、ニップロー
ル1,1のうちの少なくとも一方のニップロールの半径
が約15mm〜約35mmに設定され、一対のニップロール
1,1の軸線を含む平面と、第1導出部5aが弾性部材
Xをリリースする点との距離Dを、約30mm以下に設定
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、紙オムツや使い捨
てパンツのような使い捨て着用物品の製造装置および方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術およびその問題点】特開平3−33201
号公報には、使い捨てパンツのレッグホールの周囲に糸
ゴムを交差して配置する装置が開示されている。しか
し、特開平3−33201号公報は、糸ゴムの挿入距離
と、ウェブに配置される糸ゴムとの関係について開示し
ていない。
【0003】したがって、本発明の目的は、所定の軌跡
に沿って弾性部材をウェブ上に取り付けることのできる
製造装置および方法、たとえば使い捨て着用物品の製造
装置および方法を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の第1装置は、2枚のウェブを挟み込むと共
に、前記2枚のウェブの間に弾性部材を挟み込む一対の
ニップロールと、前記ニップロールの回転中心となる軸
線に平行に移動可能な第1移動部材と、前記第1移動部
材に形成され、前記2枚のウェブが挟まれる上流におい
て前記2枚のウェブの間に少なくとも1つの弾性部材を
導出する第1導出部とを備え、前記ニップロールのうち
の少なくとも一方のニップロールの半径が約15mm〜約
35mmに設定され、前記一対のニップロールの軸線を含
む平面と、前記第1導出部が前記弾性部材をリリースす
る点との距離Dが、約30mm以下に設定されていること
を特徴とする。
【0005】本発明の第1装置において、弾性部材は、
導出部によって軸線方向に高速度で振られる。この際、
弾性部材は、一般に腰が柔らかく、また、慣性により、
導出部の移動に対する応答性が低い。そのため、弾性部
材は導出部から導出された後に遅れを生じる。これに対
し、前記距離Dを短くすることにより、前記導出部から
導出された弾性部材の遅れを小さくすることができる。
前記距離は、上記平面とニップ点との距離よりも長い。
導出部がニップロールに挟まれないためである。また、
メンテナンスを容易にするために、前記距離は、5mm以
上であってもよい。
【0006】ニップロールの半径が小さい程、前記導出
部を奥に入り込ませることができるから、前記距離Dを
小さくすることができる。一方、ニップロールの半径が
極端に小さいと、ニップロールの曲げに対する強度(剛
性)が小さくなる。かかる観点から、ニップロールの半
径を15mm〜35mm程度に設定することで、曲げに
対する十分な強度を維持しながら、前記距離Dを小さく
することができる。
【0007】なお、弾性部材としては、一般に、糸ゴム
のような弾性糸が採用されるが、帯状の弾性部材(平ゴ
ム)を用いてもよい。また、「使い捨て着用物品」とし
ては、主として使い捨てパンツや紙オムツの製品や半製
品を含み、更に、生理用ナプキンなども含まれる。
【0008】なお、弾性部材が弾性糸(ゴム糸など)で
ある場合、前記導出部は一般に貫通孔で形成されるが、
たとえばU字状、かぎ針状ないし釣針状に形成されても
よい。
【0009】一方、本発明の第2装置は、2枚のウェブ
に少なくとも1つの弾性部材を挟み込む一対のニップロ
ールと、少なくとも1つの孔を介して前記2枚のウェブ
の間に前記弾性部材を導出する第1導出部と、前記第1
導出部を前記2枚のウェブのうちの少なくとも一方を横
切る方向に運動させるための動力部と、前記ウェブ上に
配置される弾性部材の配置パターンを示すパターン情
報、前記動力部の運動情報、ならびに、前記2枚のウェ
ブのうちの少なくとも一方の位置情報に基づき、前記動
力部の運動を制御する制御部とを備え、前記ニップロー
ルのうちの少なくとも一方のニップロールの半径が約1
5mm〜約35mmに設定され、前記一対のニップロールの
軸線を含む平面と、前記第1導出部が前記弾性部材をリ
リースする点との距離Dが、約30mm以下に設定されて
いる。
【0010】弾性部材のパターン情報、動力部の運動情
報およびウェブの位置情報に基づいて、前記動力部の制
御を行うことにより、精度良く、所定の配置パターンで
ウェブ上に弾性部材を配置することができる。
【0011】本発明において、「配置パターン」は、た
とえば、ウェブに対し配置された弾性部材の座標で把握
してもよい。「ウェブの位置情報」としては、たとえ
ば、ウェブを検出してもよいし、あるいは、ニップロー
ルの回転情報から算出された情報であってもよい。
【0012】前記第1および第2装置においては、第1
導出部に加え第2導出部を設け、これらを前記ニップロ
ールの軸心方向に投影した場合、前記第1導出部の少な
くとも一部と、前記第2導出部の少なくとも一部が互い
に重なるように配置してもよい。
【0013】また、本発明のある装置は、2枚のウェブ
を挟み込むと共に、前記2枚のウェブの間に弾性部材を
挟み込む一対のニップロールと、前記ニップロールの回
転中心となる軸線に平行に移動可能な第1移動部材と、
前記第1移動部材に形成され、前記2枚のウェブが挟ま
れる上流において前記2枚のウェブの間に少なくとも1
つの弾性部材を導出する第1導出部と、前記ニップロー
ルの回転中心となる軸線に平行に移動可能な第2移動部
材と、前記第2移動部材に形成され、前記2枚のウェブ
が挟まれる上流において前記2枚のウェブの間に少なく
とも1つの別の弾性部材を導出する第2導出部とを備
え、前記第1導出部と前記第2導出部とが、前記軸線に
平行な一つの直線上に概ね配置されていることを特徴と
する。
【0014】この装置においては、2つの導出部が前記
軸線に平行な一つの直線上に概ね配置されており、各導
出部について前記距離Dが同じになるから、一方の導出
部について前記距離Dが大きくなるおそれがない。
【0015】ここで、「一つの直線上に概ね配置されて
いる」とは、2つの導出部が直線から所定の範囲内に配
置されていることを意味する。
【0016】
【発明の実施の形態】第1実施形態 以下、本発明の第1実施形態について図を参照して説明
する。図1は第1実施形態の製造装置の一部を破断して
示す底面図、図2は同装置の正面図、図3は同装置のレ
イアウトを示す概略図である。
【0017】本製造装置は、長手方向に搬送される第1
ウェブW1上に2組の弾性部材X(図5)を所定の線
(軌跡)となるように取り付けるための装置であって、
図3に示すように、第1ウェブW1と、この第1ウェブ
W1と重合する第2ウェブW2とを挟み込む一対のニッ
プロール1,1の近傍に第1および第2アーム(第1お
よび第2移動部材)5,6が配設されている。図2に示
すように、この装置は、ガイドシャフト2と、このガイ
ドシャフト2に設けられた第1スライダ3および第2ス
ライダ4と、この第1スライダ3に設けられた第1アー
ム5と、前記第2スライダ4に設けられた第2アーム6
と、前記第1スライダ3および第2スライダ4をスライ
ドさせるスライダ移動手段9とからその主要部が構成さ
れる。以下、順次上記の各構成部分について説明する。
【0018】ガイドシャフト2は、第1スライダ3およ
び第2スライダ4を移動可能に支持するものである。図
1に示すように、このガイドシャフト2は、第1ウェブ
W1の搬送経路上に、該搬送経路に交差して設けられた
シャフトであって、たとえば、図2に示す一対の平行な
レール2a,2bから構成されている。ただし、ガイド
シャフト2の形態は上記したものに限られず、例えば1
本のレールにガイド溝を設けたものであってもよい。
【0019】第1スライダ3および第2スライダ4は、
ガイドシャフト2上を移動し前記弾性部材Xを所定の線
状に振らせるためのものである。本実施形態では、この
第1スライダ3および第2スライダ4は、その両端がガ
イドシャフト2のレール2a,2bに掛け渡されてい
る。なお、ニップロール1,1と第1および第2アーム
5,6の先端との距離を変化させるための調整手段を、
第1および第2アーム5,6および/または第1および
第2スライダ3,4が有していてもよい。
【0020】図4に示すように、これら第1アーム5と
第2アーム6の先端部には、それぞれ、1個または複数
個の弾性部材通し孔を形成した第1および第2導出部
(案内部)5a,6aが設けられており、前記弾性部材
通し孔1個につき弾性部材Xが少なくとも1本通してあ
る。前記アーム5,6の弾性部材通し孔は、アーム5,
6の移動により弾性部材Xが波形線状に湾曲される際
に、弾性部材Xを構成する弾性糸が基本的には、相互に
絡まないようにウェブW1,W2上に弾性糸同士を互い
に離して導出するためのものである(図4参照)。この
第1および第2導出部5a,6aと第1および第2アー
ム5,6の形状は、安全カミソリのようなT字型であっ
てもよいし、L字型であってもよい。弾性部材通し孔の
内径は、0.5mm〜5mmであってもよい。弾性部材
通し孔が長細い場合、内径とは長径の大きさをいう。図
1に示す第1および第2導出部5a,6aは、前記ニッ
プロール1,1の回転中心となる軸線Hの方向に互いに
離間して設けられていると共に、後述するように、スラ
イダ移動手段9により、前記アーム5,6が設けられた
スライダ3,4が移動することにより、前記軸線Hに略
平行に移動可能である。該アーム5,6が移動すること
により、前記2枚のウェブW1,W2が挟まれる上流に
おいて、該ウェブW1,W2の間に別々の弾性部材Xが
導出される。なお、アームは、一対ではなく1つであっ
てもよい。
【0021】図3に示すように、弾性部材Xが第1ウェ
ブW1上に導出される際において、前記一対のニップロ
ール1,1の軸線Hを含む平面と前記各導出部5a,6
a(前記弾性部材Xをリリースする点)との最も近い距
離である挿入距離Dは、高速化の上で30mm以内になる
ように設定することが好ましい。挿入距離を30mm以内
とすることにより弾性部材Xの遅れの影響を小さくする
ことができ、弾性部材Xをより高速度で第1ウェブW1
に正確に湾曲させつつ取り付けることができるからであ
る。
【0022】図2に示すスライダ移動手段9は、弾性部
材Xが波形線状の線を描き得るようにガイドシャフト2
に沿った第1スライダ3および第2スライダ4をスライ
ドさせるためのものである。このスライダ移動手段9
は、本実施形態では、第1駆動軸7と、第2駆動軸8
と、カム機構90を備えている。このカム機構90は、
円筒カム91、第1スライダブロック93、第2スライ
ダブロック94およびガイドレール95を有している。
【0023】第1駆動軸7は、スライダ移動手段9の駆
動力を第1スライダ3に伝達するためのものである。こ
の第1駆動軸7は、筒体からなるものであって、第1駆
動軸7の一端7aは第1スライダ3に取り付けられ、他
端7bは第1スライダブロック93に取り付けられてい
る。前記第2駆動軸8は、スライダ移動手段9の駆動力
を第2スライダ4に伝達するためのものである。この第
2駆動軸8は、扞体からなるものであって、第1駆動軸
7の軸線方向に沿って往復運動可能に挿通されている。
第2駆動軸8の一端8aは第2スライダ4に取り付けら
れ、他端8bは第2スライダブロック94に取り付けら
れている。これらの第1駆動軸7および第2駆動軸8
は、ガイドシャフト2を構成する一対のレール2a,2
bの間に設けられている。
【0024】円筒カム91は、第1スライダブロック9
3および第2スライダブロック94を往復運動させるた
めのものである。円筒カム91の周壁には、前記第1お
よび第2スライダ3,4の運動パターンに対応する湾曲
された一対の凸条のガイド91a,91bが形成されて
いる。なお、運動パターンは溝により形成されていても
よい。また、第1および第2スライダブロック93,9
4は、サーボモータにより運動させられてもよい。
【0025】第1および第2スライダブロック93,9
4は、それぞれ、円筒カム91のガイド91a,91b
に追随してガイドレール95上を移動することによりモ
ータの駆動力を第1および第2駆動軸7,8に伝達する
ためのものである。これら、第1および第2スライダブ
ロック93,94には、図1の円筒カム91の周壁に形
成されたガイド91a,91bと合致するカムフォロア
930,940が形成されている。
【0026】ガイドレール95は、前述したように第1
および第2スライダブロック93,94を移動可能に支
持するためのものである。このガイドレール95は、ガ
イドシャフト2の延長線上に設けられている。
【0027】以下に第1実施形態の動作の一例について
説明する。図5は、ウェブW1,W2に挟まれる弾性部
材X,Xの軌跡を説明する図であり、便宜上、一方の第
1ウェブW1のみを図示しているが、これに重合される
第2ウェブW2およびこれら両ウェブを重合するニップ
ロール1は図示されていない。
【0028】図5(a)に示すように、第1スライダ3
と第2スライダ4とが、ガイドシャフト2上において最
も離間しているときには、第1および第2スライダブロ
ック93,94が最も近接した位置にある。また、円筒
カム91のガイド91a,91bの間隔が最も狭い箇所
において、第1および第2スライダブロック93,94
が最も離間する。
【0029】ここで、図外のモータが起動し、円筒カム
91が回転し始めると、図5(b)に示すように、それ
に伴って円筒カム91上のガイド91a,91bの間隔
が広がっていく。これに追従して第1スライダブロック
93および第2スライダブロック94がガイドレール9
5(図1)に沿って離間していく。この第1および第2
スライダブロック93,94の動作が第1および第2駆
動軸7,8を介して第1および第2スライダ3,4に伝
達され、第1および第2スライダ3,4が相互に近接し
ていく。この動きに伴って弾性部材X,XはウェブW1
の中央に向って互いに近接していく。
【0030】さらに、円筒カム91が回転すると、図5
(c)に示すように、円筒カム91上のガイド91a,
91bの間隔がやがて最大となり、これに伴って第1お
よび第2スライダ3,4が最接近する。
【0031】引き続き円筒カム91が回転すると、第1
および第2スライダブロック93,94および第1およ
び第2スライダ3,4が上記とは逆方向に動作、つまり
図5(b),同図(a)の順に示す動作を行うこととな
り、これに伴って弾性部材X,XはそれぞれウェブW1
の両側縁に向かう。なお、図5に示された、第1および
第2アーム5,6の動きは一例であり、それらの動き
は、ガイドの形状により決定される。以下、上記した動
作が反復され、これによって第1ウェブW1上に弾性部
材X,Xが、たとえば、図6(a)のX1,X2,X3
およびX4で示すような所定の波形線状に導出されてい
く。
【0032】図6(a)の実線は、ウェブに配置された
弾性部材を示している。ここで、導出部5a,6aが図
6(a)に示す実線X1〜X4のように動作したとして
も、弾性部材を図6(a)に示す実線のように配置する
ことはできない。弾性部材が導出部5a,6aの動きに
対して遅れを生じるからである。
【0033】図6(a)の破線は、弾性部材の遅れを打
ち消すために、導出部5a,6aをオーバーシュートさ
せる部分のうち変化が大きくなる部分を模式的に示した
図である。なお、図6(a)では、説明を簡単にするた
め、導出部5a,6aのうちの1つの弾性部材通し孔に
ついての動きを示しており、他の部分の弾性部材通し孔
の動きについては、省略している。
【0034】図6(b)は、図6(a)の破線部分を拡
大した図である。具体的には、太実線Xはウェブに配置
される弾性部材の軌跡を示し、他の線はその太実線上に
弾性部材を配置するための導出部5a,6aの軌跡をシ
ミュレーションにより求めたものを示している。なお、
ウェブが時間とともに流れるため、導出部5a,6aの
軌跡はウェブに対し相対的にウェブの流れ方向にも変化
する。参考のために、図6(c),(d)に最大オーバ
ーシュートの大きさである定常状態部X2からの高さΔ
(以下「こぶの高さΔ」という)と、導出部5a,6a
からニップ点までの距離bpとの関係についてシミュレ
ーションした結果を示す。
【0035】ここで、距離bpと挿入距離Dとは略等し
いと考えてもよいが、厳密には弾性部材Xがリリースさ
れる点が同じであっても、ウェブW1,W2や弾性部材
等の厚み等の要因により、挿入距離Dは距離bpよりも
通常約1mm〜約5mm程度長くなる。
【0036】導出部5a,6aからの弾性部材Xの遅れ
は、導出部5a,6aからニップ点までの距離bpが短
くなるほど小さくなる。なお、距離bp=40mmのと
き、こぶの高さΔ=31mmとなり、こぶの高さΔは距
離bp=30mmのときの約2倍となり、好ましいとは
いえない。従って、距離bpを少なくとも30mm以下
(挿入距離D≦35mm)に設定すれば効果的にこぶの
高さΔを低くすることができることが分かる。つまり、
導出部5a,6aの移動距離が短くなり、そのような製
造装置は高速化運転に適している。また、距離bp≦2
5(または挿入距離D≦30)では、こぶの高さΔをわ
ずかなものとすることができ、機械の負荷をさらに小さ
くすることができ、非常に好ましい。このように、距離
bpを短くすることで、場合によっては、弾性部材を配
置するために導出部5a,6aの軌跡をシミュレーショ
ンする必要がなくなる。なお、距離bpが40mmより大
きい場合、そのような装置は使い捨て使用物品を大量に
製造する装置には向かない。機械に加わる負荷が大きく
なることも問題の1つとなるが、導出部が運動する距離
が必要以上に長くなるからである。
【0037】以下に、挿入距離Dと導出部5a,6aの
端部20のY方向の幅E等との関係を図9を用いて説明
する。ここで、Y方向とは、ニップロール1,1の軸線
Hを最短で結ぶ直線が延びる方向である。また、ニップ
ロール1,1の半径をRとし、ニップロール1,1の軸
線H間の距離を2Tとし、端部20をニップロール1,
1の間に挿入することができる最大の間口を2Sとする
と、S=T−(R2 −D2 1/2 という関係が導かれ
る。なお、図9では、ニップロール1,1が押しつぶさ
れている状態、つまりT<Rという状態のみが示されて
いるが、ウェブや弾性部材の厚みを考慮すると、T≧R
という関係も考えられる。
【0038】導出部5a,6aがY方向に重ならず、導
出部5a,6aが互いに交差することができる場合、端
部20の幅Eは、R−D≧0において、T−(R2 −D
2 1/2 未満となる。また、導出部5a,6aがY方向
に完全に重なっている場合には、R−D≧0において、
端部20の幅Eは、2T−2(R2 −D2 1/2 未満と
なる。なお、R−D<0では、導出部5a,6aの端部
20がニップロール1,1間の隙間の外に出るため、導
出部5a,6aの端部20の幅Eに基本的には制限はな
くなる。また、挿入距離Dは、上述したように短いこと
が望ましいが、R>Tの場合、最低挿入距離Dは、少な
くとも(R2 −T2 1/2 よりも大きくなる。
【0039】また、ニップロール1,1の曲率が大きい
ほど(半径が小さいほど)、ニップロール1,1間の隙
間、つまり、端部20が入り込む余裕が大きくなるが、
ニップロール1,1の径が小さくなり、曲げに対する強
度が弱くなる。このように強度が弱くなるとニップロー
ルが変形し、ニップロールの周速が一定とならなくな
り、ウェブの速度が変動するため、ウェブに皺ができる
可能性があり、好ましくない。このため、ニップロール
1,1として、機械構造用炭素鋼々材や一般構造用延鋼
材などを使用した場合、その半径Rを15mm以上にす
ることが好ましい。なお、ウェブの間に弾性部材をニッ
プする際の歪が、前記鋼材よりも小さい鋼材を用いれ
ば、ニップロールの径を更に小さくすることも可能であ
る。また、大きさの異なる複数の円筒状の部材を焼き入
れし、それらを隙間なく重ね合わせ1つのロールを作る
ことによっても、ニップロールの強度を上げることが可
能である。
【0040】逆に、ニップロール1,1の曲率が小さく
なると(半径が大きくなると)、曲率が大きいものに比
べて、ニップロール1,1間の隙間が小さくなり、挿入
距離Dを短くすることができない。また、ニップロール
1,1の径が大きくなると、ニップロール1,1の質量
が増すため、製造装置のフレーム強度を強化する必要が
あり、コンパクトな製造装置を提供することができな
い。上述した理由から、ニップロール1,1の半径は4
0mm以下であることが好ましい。
【0041】なお、導出部5a,6aが交差できるよう
に配置され、ニップロール1,1の半径を40mm以下
とし、挿入距離Dを30mmとし、導出部5a,6aの
端部20ニップロール(ウェブ)1,1から離すべき
距離である余裕度を約5mmとすると、間口Sは約11
mmとなり、弾性部材通し孔5a,6aの径が5mmで
ある導出部5a,6aを使用できることはいうまでもな
い。ここで、余裕度とは、導出部5a,6aがウェブと
接触したり、導出部5a,6aが変形すること等をさけ
るために、設定すべき値である。特に、導出部5a,6
aがウェブに塗布された接着剤と接触することは好まし
くない。余裕度の範囲としては経験的に約1mm〜約1
5mmぐらいであるが、ウェブに塗布される接着剤の厚
み、接着剤のぼた落ち、ウェブの弛み、ウェブがニップ
ロール1,1に投入される角度により、多少変動する。
【0042】また、導出部5a,6aが軸線Hの方向に
略重なるように配置されている場合は、上述したような
導出部5a,6aが交差できるように配置されたものに
比べて、さらに、挿入距離を縮めることが可能となる。
なお、本発明の一対のニップロールの半径は同じであっ
てもよいし、異なっていてもよい。導出部5a,6aが
軸線Hの方向に略重なっている場合、一方のニップロー
ルの半径が35mm以下であれば、他方のニップロール
の半径が35mm以上であっても挿入距離Dを30mm
以下にすることも可能である。
【0043】なお、上述した例では、Y方向に導出部5
a,6aがウェブから5mm程度離れているとしたが、
片方のウェブに接着剤が塗布されていない場合には、導
出部5a,6aを接着剤が塗布されていないウェブの方
にシフトして配置することにより、さらに挿入距離を縮
めることも可能である。
【0044】また、接着剤を薄く均一に塗布することお
よび/またはウェブの走行中にウェブが弛まないように
ウェブにテンションを加えることにより、導出部5a,
6aがウェブから離れている距離を制御して、導出部5
a,6aがウェブから離れている距離を縮めることがで
きる。その結果、さらに挿入距離Dを縮めることも可能
である。
【0045】第2実施形態 図7および図8は第2実施形態を示す。図7に示すよう
に、本製造装置は、第1取付手段Aおよび第2取付手段
Bを備えている。第1取付手段Aは、第1移動装置13
と、少なくとも1つの弾性部材Xをニップロール1,1
が接している近傍部に案内する第1アーム5を有してい
る。第2取付手段Bは、第2移動装置14と、少なくと
も1つの弾性部材Xをニップロール1,1が接している
近傍に案内する第2アーム6を有している。第1移動装
置13は、第1アーム5を第1ウェブW1の幅方向に往
復運動させる。一方、第2移動手段14は、第2アーム
6を第2ウェブW2の幅方向に往復運動させる。
【0046】図8(a)に示すように、移動装置13,
14は、それぞれ一対のプーリ15a,16aと、該プ
ーリ15a,16a間に掛け渡されたベルト15,16
を備えている。第2移動装置14の前記一対のプーリ1
6a,16aのうち、一方のプーリは、図7のモータ5
1によって回転駆動される。また図示していないが、第
1移動装置13についても、前記モータ51と同様なモ
ータが設けられている。前記モータ51は、当該製造装
置の内部または外部にある制御部50によって制御され
る。ベルト15,16には、第1および第2取付部1
1,12が取り付けられ、第1および第2取付部11,
12はそれぞれのウェブW1,W2の幅方向へ往復運動
する。
【0047】なお、図7に示す前記ベルト15,16の
重量は軽いほうが好ましい。軽量のベルト15,16を
使用すると、慣性力の影響を少なくすることができるか
らである。たとえば、製造装置が一般的な使い捨てパン
ツやオムツを製造する場合、一方のベルト15,16お
よびアーム5,6の質量は、1キログラム以下であるこ
とが好ましいが、ベルト15,16および第1アーム
5,6の強度を考慮すると、50〜200グラムである
ことが好ましい。
【0048】また、前記モータ51としては、サーボモ
ータを使用すると、容易にモータの回転等を制御するこ
とが可能である。なお、モータ51のメンテナンスを容
易にするためには、誘導電動機が用いられてもよい。さ
らに、各モータ51はプーリ15a,16aに直結して
配置されてもよいし、ニップロール1,1の両端に近い
位置に離れて配置されていてもよいし、ニップロール
1,1の幅方向の中央寄りの位置に配置されてもよい。
また、プーリの両方をモータで駆動してもよい。
【0049】前記制御部50は、モータ51の回転速
度、回転加速度などを制御する。前記制御部50の制御
方法としては、フィードフォワード制御、フィードバッ
ク制御、ファジ制御、最適制御、ニューロ制御およびロ
バスト制御などが用いられてもよい。たとえば、フィー
ドバック制御を行う場合、制御部50は、図6に示すよ
うなパターンの弾性部材Xの配置情報(パターン情報)
と、図7のモータ51の回転情報(運動情報)、たとえ
ば、モータ51の回転速度および回転加速度のうちの少
なくとも1つとをサンプリングし、サンプリングしたデ
ータに基づいて、モータ51に印加する電圧、モータ5
1に流れる電流および/またはそれらの周波数を制御す
る。
【0050】さらに、周期的に弾性部材を配置する場合
(たとえば、図6(a)に示すような曲線)、ウェブW
1,W2が流れ方向における弾性部材XとウェブW1,
W2とのずれを防止するため、ウェブW1,W2の位置
情報が制御部50にフィードバックされてもよい。ウェ
ブW1,W2の位置情報は、ウェブW1,W2の流れを
実際にセンサ(赤外線センサ、超音波センサ、またはエ
アーセンサ)で計測することによって取得されてもよい
し、ニップロール1の回転情報から演算されてもよい
し、精度を上げるために当該センサの計測値と回転情報
の双方に基づいて決定されてもい。ここで、ニップロー
ル1の回転情報は、直接的または間接的にエンコーダ等
を介して計測され、制御部50に入力される。制御部5
0は、ウェブW1,W2の位置情報と、上述した弾性部
材Xの配置情報およびモータ51の回転情報とに基づい
て、モータ51の制御信号を生成し、制御信号をモータ
51に送る。モータ51は、制御信号に基づいて制御さ
れ、モータ51の回転エネルギーが直接的または間接的
に第2の導出部6aに伝達される。なお、第1の導出部
5aについても第2の導出部6aと同様に制御される。
【0051】また、制御部50は、原点復帰信号を受け
取ってもよい。原点とは、第2の導出部6aがウェブを
横切る方向で予め決められた点であり、新たな周期が始
まる起算点である。つまり、第2の導出部6aが原点以
外の位置に位置していたとしても、制御部50は原点復
帰信号に応じて第2の導出部6aを原点に移動させる。
このことにより、本製造装置の上流側または下流側でウ
ェブW1,W2に行われる加工処理と同期をとることが
可能となる。本製造装置が使い捨て着用物品を製造する
システムに組み込まれている場合、上流側または下流側
でウェブW1,W2に行われる加工処理には、所定のピ
ッチで吸収体をウェブに配置する工程、着用者の脚が挿
入されるべき穴を所定のピッチでウェブに開ける工程な
どが含まれる。なお、以上は第2の導出部6aの制御方
法について上述したが、第1の導出部5aについても、
第2の導出部6aと同様に制御されてもよい。
【0052】また、製造装置が振動吸収部を有していて
もよい。たとえば、製造装置を高速運転すると、ベルト
15,16におけるアーム5,6が取り付けられた反対
側の部分(非取付側)が振動する場合がある。そのよう
な場合、振動吸収部はベルト15,16の振動を減衰さ
せることができる。
【0053】振動吸収部の一例としては、図8(a)に
示すように、ベルト15,16における非取付側15
b,16bに少なくとも1つのバランサ(図示せず)が
取り付けられてもよい。バランサは、ベルト15,16
の内周に取り付けることも可能であるが、ベルトの外周
に取り付けたほうが、製造装置を設計する上の自由度が
大きい。なお、バランサはベルト15,16の内周およ
び外周に取り付けられてもよい。また、バランサの総質
量は、アーム5,6と同じであってもよい。
【0054】振動吸収部の他の例としては、ベルト1
5,16の非取付側15b,16bにおいて、少なくと
も1つの接触部17,18がベルトに接触していてもよ
い。たとえば、少なくとも1つの接触部17,18が、
ベルト15,16の外周面に接触してもよい。また、少
なくとも1つの接触部17,18が、ベルトの内周面に
接触していてもよい。さらに、少なくとも2つの接触部
17,18としては、単なる板やスポンジなどの弾力性
の大きい部材が用いられてもよいが、ローラ17,18
である方が好ましい。なお、上述した振動吸収部は、ア
ーム5,6が取り付けられている方に取り付けられても
よい。
【0055】また、第1および第2アーム5,6は、弾
性部材Xをニップロール1,1が互いに接する近傍に案
内する少なくとも1つの導出部5a,6aをそれぞれ持
っている。第1の実施形態の一例である図3に示される
製造装置のように、導出部5a,6aの中心は、図7に
示すように略一直線上にあってもよい。また、導出部5
a,6aは、図8に示す仮想の1つの平面100(一対
のニップロール1,1が接している面)上に概ね配置さ
れていてもよい。なお、「概ね」とは、完全に1つの平
面100上に配置されていない場合を含むことを意味す
る。
【0056】図8(b)は、第2の実施形態の一製造装
置を側面から見た一例を示す図である。2つのニップロ
ール1,1の間には、2組の弾性部材X,Xが導入され
る。本第2実施形態の第1および第2導出部5a,6a
は、ニップロール1,1の軸線H方向から第1および第
2導出部5a,6aを見た場合、第1および第2導出部
5a,6aが互いに重なっており、ニップロール1,1
の軸線Hを結ぶ方向(図8(b)における左右方向)に
離間していないため、離間しているものに比べ、第1お
よび第2導出部5a,6aを2つのニップロール1,1
が接する部分に近づけることができる。
【0057】なお、一対の移動装置13,14を対面し
て設け、第1および第2取付部11,12が該2本の移
動装置13,14に挟まれた空間SPを移動するように
してもよい。また、ベルト15,16は、各ニップロー
ル1,1の接線方向(図8(b)における上下方向)に
互いにずれていてもよい。この場合、前記各取付部1
1,12は互いに上下方向にずれて、ベルト15,16
に取り付けられるので、取付部11,12を幅方向(左
右方向)に対して大きくずらすことができる。そのた
め、取付部11,12の幅を前記2本のベルト15,1
6の隙間よりも大きくすることができる。なお、弾性部
材Xはベルト15,16の内周の間を通って第1および
第2導出部5a,6aに供給されてもよい。なお、図7
又は図8に示す製造装置では、モータ51がベルトを運
動させたが、モータ51が図2に示す駆動軸7,8を運
動させても、弾性部材を配置することも可能である。な
お、回転運動を往復運動に変換するために、クランク機
構、ギア、ボールねじ、若しくはカム又はこれらの組合
わせが用いられてもよい。
【0058】上述した第1または第2の実施形態では、
少なくともウェブW1,W2の一方に接着剤が塗布され
たが、その塗布は連続であってもよいし、間欠であって
もよい。接着剤としてホットメルトを使用する場合、ビ
ード、コータ、スパイラル、カーテン、スプレーまたは
転写ロール等の方式で塗布が行われてもよい。ホットメ
ルトの種類としては、合成ゴム系またはオレフィン系等
が用いられてもよい。また、弾性部材には、上述したよ
うな接着剤が塗布されていてもよい。
【0059】また、使い捨て着用物品を製造するため
に、上述した第1または第2の実施形態が実施されても
よい。その使い捨て着用物品が使い捨てオムツである場
合、そのオムツのレッグギャザーが、当該実施形態を実
施することにより形成されてもよいし、そのオムツのフ
ィットギャザーが湾曲している場合、湾曲したフィット
ギャザーが当該実施形態を実施することにより形成され
てもよい。
【0060】以下に、第2の実施形態利用した使い捨て
着用物品の製造方法の一例について説明する。上述した
ように、2枚のウェブW1,W2の少なくとも一方に接
着剤が連続的または間欠的に塗布される。それらのウェ
ブW1,W2は、ニップロール1,1に送られる。図7
のニップロール1,1の上流側に位置するモータ51
が、どちらかのウェブW1を横切る方向に、約0.5m
m〜約5mm径の孔を有する導出部5a,6aを移動さ
せる。制御部50は、弾性部材XがウェブW1上に配置
されることを示したパターン情報、前記モータ51の運
動情報および前記2枚のウェブW1,W2のうちの少な
くとも一方の位置情報に基づき、モータ51を制御す
る。2枚のウェブW1,W2の間に弾性部材Xが案内さ
れ、半径が約15mm〜約35mmである一対のニップ
ロールによって一体化される。この弾性部材により、使
い捨て着用物品がオムツである場合オムツのレッグギャ
ザとなるべき部分が形成される。その後、弾性部材Xお
よびウェブW1,W2が一体化された積層体に着用者の
脚が通るための穴が開けられる。
【0061】なお、2枚のウェブW1,W2の間に弾性
部材Xが挟まれる前に、脚が通るための穴が開けられて
いてもよい。一体化された積層体には吸収体が配置され
る。吸収体は、前記穴を開ける前に積層体に配置されて
もよい。吸収体は、パルプおよびアクリル酸エステルお
よび水溶性多糖類のうち少なくとも一方を含む高吸収性
ポリマーを有していてもよい。さらに、吸収体は、エア
レイドを有してしてもよい。吸収体が配置された積層体
はカッタにより所定の長さ(ピッチ)で切断される。切
断されたウェブは必要に応じて折られる。なお、積層体
がカッタにより切断される前に、連続する積層体がウェ
ブの流れる方向を軸として2つに折られてもよい。特開
平7−299094号公報に示すような湾曲したフィッ
トギャザが前記レッグギャザとともに形成されてもよ
い。なお、レッグギャザのないオムツに湾曲したフィッ
トギャザを配置するために、前記レッグギャザを形成す
るパターンの変わりに、フィットギャザを配置するパタ
ーンが用いられてもよい。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
使い捨て着用物品の製造装置において、一対のニップロ
ールの軸線を含む平面と、前記第1導出部が前記弾性部
材をリリースする点との距離が、30mm以下に設定され
ているので、導出部から導出された弾性部材が高速度で
ウェブの幅方向に振られても、距離Dが小さく設定され
ているから、弾性部材の遅れを防止することができる。
したがって、所定の軌跡に沿って弾性部材をウェブ上に
取り付けることができる。
【0063】また、ニップロールの半径を小さくするこ
とで、一対のニップロールの間の空間が広くなり、一
方、導出部の径を小さくすることにより前記広くなった
空間の奥の方に導出部を入り込ませることが可能とな
る。したがって、距離Dを小さくすることで弾性部材の
遅れを防止することができる。したがって、所定の軌跡
に沿って弾性部材をウェブ上に配置することができる。
【0064】更に、弾性部材のパターン情報、動力部の
運動情報およびウェブの位置情報に基づき動力部の運動
を制御することにより、弾性部材の配置の精度が向上す
る。
【0065】また、第1導出部の少なくとも一部と、第
2導出部の少なくとも一部が前記軸線に平行な一直線上
に重なった状態で配置されれば、ニップロールが接触す
る部分に2つの導出部を更に接近させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す使い捨て着用物品
の製造装置の底面図である。
【図2】同装置の正面図である。
【図3】同装置のレイアウトを示す該略側面図である。
【図4】アームの移動機構を示す概略斜視図である。
【図5】弾性部材の導出動作を示す底面図である。
【図6】(a)は弾性部材の配置パターンを示す正面
図、(b)はオーバーシュートの状態を示す概念図、
(c)は距離bpと高さΔとの関係を示す図表、(d)
は同関係を示すグラフである。
【図7】第2実施形態にかかる製造装置の斜視図であ
る。
【図8】同装置を示す平面図および側面図である。
【図9】挿入距離Dと間口Sとの関係を示すニップロー
ルの側面図である。
【符号の説明】
1:ニップロール 5:第1移動部材(第1アーム) 6:第2移動部材(第2アーム) 5a:第1導出部 6a:第2導出部 15,16:ベルト 17:振動吸収部 18:振動吸収部 51:動力部(モータ)
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成14年5月28日(2002.5.2
8)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【請求項8】 請求項1ないし5のいずれか1項におい
て、 前記一対のニップロールの双方の半径が約15mm〜35mmに
設定されている使い捨て着用物品の製造装置。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成14年9月10日(2002.9.1
0)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3B029 BF02 BF07 4C098 AA09 CC12 CC14 DD06 DD12 DD22 DD24

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2枚のウェブを挟み込むと共に、前記2
    枚のウェブの間に弾性部材を挟み込む一対のニップロー
    ルと、 前記ニップロールの回転中心となる軸線に平行に移動可
    能な第1移動部材と、 前記第1移動部材に形成され、前記2枚のウェブが挟ま
    れる上流において前記2枚のウェブの間に少なくとも1
    つの弾性部材を導出する第1導出部とを備え、 前記ニップロールのうちの少なくとも一方のニップロー
    ルの半径が約15mm〜約35mmに設定され、 前記一対のニップロールの軸線を含む平面と、前記第1
    導出部が前記弾性部材をリリースする点との距離Dが、
    約30mm以下に設定されている使い捨て着用物品の製造
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記軸線に平行に移動可能な第2移動部材と、 前記第2移動部材に形成され、前記2枚のウェブが挟ま
    れる上流において前記2枚のウェブの間に少なくとも1
    つの別の弾性部材を導出する第2導出部とを更に備え、 前記2つの導出部を前記ニップロールの軸心に沿って投
    影した場合、前記第1導出部の少なくとも一部と前記第
    2導出部の少なくとも一部とが重なる使い捨て着用物品
    の製造装置。
  3. 【請求項3】 2枚のウェブに少なくとも1つの弾性部
    材を挟み込一対のニップロールと、 少なくとも1つの孔を介して前記2枚のウェブの間に前
    記弾性部材を導出する第1導出部と、 前記第1導出部を前記2枚のウェブのうちの少なくとも
    一方を横切る方向に運動させるための動力部と、 前記ウェブ上に配置される弾性部材の配置パターンを示
    すパターン情報、前記動力部の運動情報、ならびに、前
    記2枚のウェブのうちの少なくとも一方の位置情報に基
    づき、前記動力部の運動を制御する制御部とを備え、 前記ニップロールのうちの少なくとも一方のニップロー
    ルの半径が約15mm〜約35mmに設定され、 前記一対のニップロールの軸線を含む平面と、前記第1
    導出部が前記弾性部材をリリースする点との距離Dが、
    約30mm以下に設定されている使い捨て着用物品の製造
    装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 少なくとも1つの孔を介して前記2枚のウェブの間に別
    の弾性部材を導出する第2導出部を更に備え、前記2つ
    の導出部を前記ニップロールの軸心に沿って投影した場
    合、前記第1導出部の少なくとも一部と前記第2導出部
    の少なくとも一部とが互いに重なる使い捨て着用物品の
    製造装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれか1項におい
    て、 前記第1導出部を移動させるベルトに前記第1導出部が
    取り付けられ、前記ベルトの振動を抑制する振動吸収部
    を設けた使い捨て着用物品の製造装置。
  6. 【請求項6】 2枚のウェブの少なくとも一方に接着剤
    を連続的又は間欠的に塗布する工程と、 前記2枚のウェブに少なくとも一方を横切る方向に、少
    なくとも1つの孔を有する導出部を動力部によって往復
    移動させ、前記2枚のウェブの間に前記孔を介して弾性
    部材を導出する工程と、 前記ウェブ上に配置される弾性部材のパターンを示すパ
    ターン情報、前記動力部の運動情報、ならびに、前記2
    枚のウェブのうちの少なくとも一方の位置情報に基づ
    き、前記動力部を制御する工程と、 前記2枚のウェブとその間の前記弾性部材を、少なくと
    も一方の半径が約15mm〜約35mmの一対のニップ
    ロールの間に挟み込んで積層体を形成する工程と、 前記2枚のウェブ又は前記積層体に、着用者の脚が通る
    ための穴を開ける工程と、 前記積層体に吸収体を配置する工程と、 前記吸収体が配置された前記積層体を切断する工程とを
    包含し、 前記弾性部材を導出する工程において、前記導出部が前
    記弾性部材をリリースする点から前記ニップロールの軸
    線を含む平面までの距離が約30mm以下となるように前
    記導出部を往復移動させる使い捨て着用物品の製造方
    法。
JP2001388762A 2001-05-23 2001-12-21 使い捨て着用物品の製造装置および方法 Pending JP2003038565A (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001388762A JP2003038565A (ja) 2001-05-23 2001-12-21 使い捨て着用物品の製造装置および方法
CNB021069905A CN1189112C (zh) 2001-05-23 2002-03-12 穿着物品的制造装置及方法
US10/095,959 US20030010423A1 (en) 2001-05-23 2002-03-12 Apparatus and method for manufacturing wearing articles
AT02005323T ATE305283T1 (de) 2001-05-23 2002-03-13 Verfahren und vorrichtung zur herstellung von kleidungsstücken
DE60206319T DE60206319T2 (de) 2001-05-23 2002-03-13 Verfahren und Vorrichtung zur Herstellung von Kleidungsstücken
EP02005323A EP1260203B1 (en) 2001-05-23 2002-03-13 Apparatus and method for manufacturing wearing articles
ES02005323T ES2250528T3 (es) 2001-05-23 2002-03-13 Aparato y procedimiento para fabricar articulos de uso personal.

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001153392 2001-05-23
JP2001-153392 2001-05-23
JP2001388762A JP2003038565A (ja) 2001-05-23 2001-12-21 使い捨て着用物品の製造装置および方法

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002263983A Division JP4262950B2 (ja) 2001-05-23 2002-09-10 使い捨て着用物品の製造装置および方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003038565A true JP2003038565A (ja) 2003-02-12

Family

ID=26615555

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001388762A Pending JP2003038565A (ja) 2001-05-23 2001-12-21 使い捨て着用物品の製造装置および方法

Country Status (7)

Country Link
US (1) US20030010423A1 (ja)
EP (1) EP1260203B1 (ja)
JP (1) JP2003038565A (ja)
CN (1) CN1189112C (ja)
AT (1) ATE305283T1 (ja)
DE (1) DE60206319T2 (ja)
ES (1) ES2250528T3 (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006141642A (ja) * 2004-11-18 2006-06-08 Kao Corp 使い捨ておむつの製造方法
JP2006230834A (ja) * 2005-02-28 2006-09-07 Kao Corp 使い捨ておむつの製造方法
JP2010088750A (ja) * 2008-10-10 2010-04-22 Kao Corp 複合シートの製造方法
WO2010055853A1 (ja) * 2008-11-11 2010-05-20 ユニ・チャーム株式会社 吸収性物品の製造装置及び吸収性物品の製造方法
WO2010055843A1 (ja) * 2008-11-11 2010-05-20 ユニ・チャーム株式会社 吸収性物品の製造方法及び吸収性物品の製造装置
JP2010155705A (ja) * 2008-12-26 2010-07-15 Kao Corp 部材の搬送軌道の制御方法および装置
US8261802B2 (en) 2005-03-31 2012-09-11 Daio Paper Corporation Device for mounting elastic member in absorptive article
WO2015053088A1 (ja) 2013-10-10 2015-04-16 株式会社瑞光 弾性積層体の製造装置及び弾性積層体の製造方法
JPWO2022107531A1 (ja) * 2020-11-17 2022-05-27

Families Citing this family (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6342294B1 (en) * 1999-08-12 2002-01-29 Bruce G. Ruefer Composite PTFE article and method of manufacture
US7097725B2 (en) * 2002-10-16 2006-08-29 Zuiko Corporation Placement device
JP4012042B2 (ja) * 2002-11-01 2007-11-21 株式会社瑞光 着用物品の製造装置
DE10361856A1 (de) 2003-12-30 2005-07-28 Paul Hartmann Ag Verfahren und Vorrichtung zum Applizieren eines Flachmaterialbahnabschnitts
US7556705B2 (en) * 2005-08-30 2009-07-07 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Process for separating a product web into discrete products
DE102005048868A1 (de) 2005-10-12 2007-04-19 Paul Hartmann Ag Verfahren zum Herstellen einer Vielzahl von einen Windelhauptteil und daran angefügte vordere und hintere Windelseitenteile aufweisenden Inkontinenzwegwerfwindeln
US7731815B2 (en) 2006-11-06 2010-06-08 The Procter & Gamble Company Method and apparatus for nonlinear laying of material
US8182627B2 (en) * 2009-01-30 2012-05-22 The Procter & Gamble Company Method for high-speed continuous application of a strip material to a substrate along an application path on the substrate
US8171972B2 (en) 2009-01-30 2012-05-08 The Procter & Gamble Company Strip guide for high-speed continuous application of a strip material to a moving sheet-like substrate material at laterally shifting locations
US20100193135A1 (en) * 2009-01-30 2010-08-05 Joseph Allen Eckstein System and Method for High-Speed Continuous Application of a Strip Material to a Moving Sheet-Like Substrate Material at Laterally Shifting Locations
US20100193138A1 (en) * 2009-01-30 2010-08-05 Joseph Allen Eckstein System for High-Speed Continuous Application of a Strip Material to a Moving Sheet-Like Substrate Material at Laterally Shifting Locations
JP5243306B2 (ja) * 2009-03-02 2013-07-24 ユニ・チャーム株式会社 吸収性物品の製造装置及び吸収性物品の製造方法
JP5337688B2 (ja) * 2009-12-28 2013-11-06 ユニ・チャーム株式会社 使い捨ておむつの製造方法
JP5291164B2 (ja) * 2011-08-31 2013-09-18 ユニ・チャーム株式会社 吸収性物品の製造装置
CN103841937B (zh) * 2011-09-12 2016-03-23 花王株式会社 连续部件的摆动供给装置
CN104053543B (zh) * 2012-03-09 2016-02-03 株式会社瑞光 伸缩层叠体的制造方法及装置
US9908739B2 (en) * 2012-04-24 2018-03-06 Curt G. Joa, Inc. Apparatus and method for applying parallel flared elastics to disposable products and disposable products containing parallel flared elastics
EP2866753A1 (en) 2012-06-29 2015-05-06 The Procter & Gamble Company System and method for high-speed continuous application of a strip material to a moving sheet-like substrate material
EP2870950B1 (en) * 2012-07-06 2017-08-09 Zuiko Corporation Transport method, manufacturing method for disposable wearable article, as well as wearable article, and transport device
US11203658B2 (en) 2017-03-08 2021-12-21 Bridgestone Corporation Coupled polymer products, methods of making and compositions containing

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US37154A (en) * 1862-12-16 Improvement in straw and grain separators
JPH0611275B2 (ja) * 1989-06-29 1994-02-16 ユニ・チャーム株式会社 使い捨てブリーフの製造方法
US5389173A (en) * 1992-12-02 1995-02-14 Paper Converting Machine Company Apparatus and process for making disposable diaper type products
US5525175A (en) * 1994-05-27 1996-06-11 Kimberly-Clark Corporation Apparatus and method for applying a curved elastic to a moving web
US5745922A (en) * 1995-01-31 1998-05-05 Kimberly Clark Corporation Disposable garment and related manufacturing equipment and methods

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4698208B2 (ja) * 2004-11-18 2011-06-08 花王株式会社 使い捨ておむつの製造方法
JP2006141642A (ja) * 2004-11-18 2006-06-08 Kao Corp 使い捨ておむつの製造方法
JP2006230834A (ja) * 2005-02-28 2006-09-07 Kao Corp 使い捨ておむつの製造方法
US8261802B2 (en) 2005-03-31 2012-09-11 Daio Paper Corporation Device for mounting elastic member in absorptive article
JP2010088750A (ja) * 2008-10-10 2010-04-22 Kao Corp 複合シートの製造方法
EA020074B1 (ru) * 2008-11-11 2014-08-29 Юничарм Корпорейшн Способ получения поглощающего изделия и аппарат для получения поглощающего изделия
JP2010115282A (ja) * 2008-11-11 2010-05-27 Uni Charm Corp 吸収性物品の製造装置及び吸収性物品の製造方法
WO2010055843A1 (ja) * 2008-11-11 2010-05-20 ユニ・チャーム株式会社 吸収性物品の製造方法及び吸収性物品の製造装置
WO2010055853A1 (ja) * 2008-11-11 2010-05-20 ユニ・チャーム株式会社 吸収性物品の製造装置及び吸収性物品の製造方法
EA021151B1 (ru) * 2008-11-11 2015-04-30 Юничарм Корпорейшн Аппарат для получения поглощающего изделия и способ получения поглощающего изделия
JP2010155705A (ja) * 2008-12-26 2010-07-15 Kao Corp 部材の搬送軌道の制御方法および装置
WO2015053088A1 (ja) 2013-10-10 2015-04-16 株式会社瑞光 弾性積層体の製造装置及び弾性積層体の製造方法
US10058458B2 (en) 2013-10-10 2018-08-28 Zuiko Corporation Device for manufacturing elastic laminate and method for manufacturing elastic laminate
JPWO2022107531A1 (ja) * 2020-11-17 2022-05-27
WO2022107531A1 (ja) 2020-11-17 2022-05-27 株式会社瑞光 積層体の製造装置および製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
CN1189112C (zh) 2005-02-16
CN1386450A (zh) 2002-12-25
DE60206319T2 (de) 2006-07-13
ES2250528T3 (es) 2006-04-16
US20030010423A1 (en) 2003-01-16
ATE305283T1 (de) 2005-10-15
EP1260203B1 (en) 2005-09-28
EP1260203A3 (en) 2003-10-22
DE60206319D1 (de) 2005-11-03
EP1260203A2 (en) 2002-11-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003038565A (ja) 使い捨て着用物品の製造装置および方法
US8062454B2 (en) Process and apparatus to attach elastic members to disposable wearing article being continuously manufactured
US8216410B2 (en) Manufacturing apparatus of absorbent article and manufacturing method of absorbent article
US5660657A (en) Composite method for fabricating garments
WO2010055843A1 (ja) 吸収性物品の製造方法及び吸収性物品の製造装置
JPH11208951A (ja) 連続状の長尺材料ウェブを搬送する装置
JP5243306B2 (ja) 吸収性物品の製造装置及び吸収性物品の製造方法
TWI508716B (zh) A manufacturing apparatus for an absorbent article, and a method for producing an absorbent article
EP2438892A1 (en) Method and device for manufacturing composite sheet for absorptive article
JP4262950B2 (ja) 使い捨て着用物品の製造装置および方法
JP5797422B2 (ja) 吸収性物品の製造装置及び吸収性物品の製造方法
US20150013916A1 (en) Manufacturing method and manufacturing apparatus for a composite sheet associated with an absorbent article
JP6008703B2 (ja) 伸縮性複合シートの製造装置および製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061222