JP2003037773A - 撮像方法、撮像装置、プログラム及び記憶媒体 - Google Patents

撮像方法、撮像装置、プログラム及び記憶媒体

Info

Publication number
JP2003037773A
JP2003037773A JP2001224686A JP2001224686A JP2003037773A JP 2003037773 A JP2003037773 A JP 2003037773A JP 2001224686 A JP2001224686 A JP 2001224686A JP 2001224686 A JP2001224686 A JP 2001224686A JP 2003037773 A JP2003037773 A JP 2003037773A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
camera body
taking lens
image pickup
lens
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001224686A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2003037773A5 (ja
Inventor
Tsunemasa Ohara
経昌 大原
Takayuki Uchida
高行 内田
Susumu Tamura
進 田村
Akira Tomatsu
景 戸松
Katsutoshi Horima
勝利 堀間
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2001224686A priority Critical patent/JP2003037773A/ja
Publication of JP2003037773A publication Critical patent/JP2003037773A/ja
Publication of JP2003037773A5 publication Critical patent/JP2003037773A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)
  • Studio Devices (AREA)
  • Exposure Control For Cameras (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 撮影レンズのイメージサイズの大きさに応じ
てケラレがなく且つ適切な露出の画像データを得ること
が可能な撮像方法、撮像装置、プログラム及び記憶媒体
を提供する。 【解決手段】 カメラ本体1に入力された撮影レンズ2
のイメージサイズを表わす情報に基づき撮影レンズ2の
イメージサイズがそのままでカメラ本体1に適合するか
否かを判定し、不適合と判定され場合に撮影レンズ2に
よって形成される撮像素子24上の像を表わす画像信号
に対して信号処理を行うことによって撮影レンズ2のイ
メージサイズにカメラ本体1を適合させ、撮像素子24
への露光量を測定するために複数に分割された測光エリ
アをグループ化シ、その測光エリアを撮影レンズ2のイ
メージサイズを表わす情報に基づいて変更するようにシ
ステムコントローラ3にて制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レンズ交換可能な
電子カメラ等の撮像装置により撮像する撮像方法、撮像
装置、プログラム及び記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】レンズ交換可能な電子カメラにおいて
は、従来、イメージサイズの異なるカメラ本体及び交換
レンズ(撮影レンズ)毎にそれぞれマウントの径を変えて
いるものがあるが、このようなものでは交換レンズの汎
用性が乏しいものとなる。
【0003】しかし、マウントを全て共通化すると、イ
メージサイズの大きな交換レンズの場合は小さなイメー
ジサイズ用のカメラ本体に対しては問題ないが、イメー
ジサイズの小さい交換レンズの場合には光束のケラレ
(口径食)等の問題が生じる。
【0004】これに対し、例えば、特開平2−3326
7号及び特開平2−33268号に示されたように、小
さなイメージサイズの交換レンズを大きなイメージサイ
ズのカメラ本体に対して機械的に装着不能とすることに
より、前記ケラレ等の問題の発生を防止することができ
る。また、特開平2−39777号に示されたように、
交換レンズとカメラ本体とを電気的に接続し、レンズ側
に記憶された交換レンズのイメージサイズに関連する情
報に基づいて、カメラ本体側のイメージサイズに対して
交換レンズのイメージサイズが適合しないと判定された
場合(交換レンズ側のイメージサイズが小さい場合)
に、警告を発するようにした構成も考えられる。
【0005】一方、前記電子カメラはいずれも、カメラ
本体に対して交換レンズのイメージサイズが適合しない
場合に、その交換レンズの装着を回避することによっ
て、ケラレ等の問題の発生を防止するものであり、交換
レンズの汎用性が十分に確保されたわけではない。
【0006】そこで、カメラ本体に適合しないイメージ
サイズの交換レンズを装着した場合であっても、ケラレ
のない良好な撮影画像を得ることができる電子カメラを
提供することを目的として、カメラ側マウントを有する
カメラ本体と、該カメラ側マウントと結合するレンズ側
マウントを有する交換レンズとから成る電子カメラにお
いて、 前記交換レンズのイメージサイズを表わす情報
を前記カメラ本体に入力する入力手段と、前記入力手段
によって入力された前記情報に基づき、前記交換レンズ
のイメージサイズがそのままで前記カメラ本体に適合す
るか否かを判定する判定手段と、前記判定手段によって
不適合と判定されると、前記交換レンズによって形成さ
れる撮像素子上の像を表わす画像信号に対して電子回路
で信号処理を行うことによって前記撮影素子上の像の所
定範囲に対応する像を拡大する電子ズームにより、前記
交換レンズのイメージサイズに前記カメラ本体を適合さ
せるものが提案されている。
【0007】また、実開平5−66629号に示された
ように、カメラ本体に設けられた撮影画面サイズの標準
画面サイズとパノラマ画面サイズとの切り換えが可能な
銀塩カメラにおいて、測光素子の測光領域を画面サイズ
に適合させるものも提案されている。
【0008】更に、実開平6−11754号に示された
ように、銀塩カメラにおいて、カメラ本体に設けられた
撮影画面サイズによって設定された画面サイズに応じ
て、分割測光手段のエリア毎の重み付けを変更するもの
も提案されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来方式では、以下のような不都合を生じていた。
【0010】撮影レンズのイメージサイズの大きさに合
わせて撮像サイズを変更するカメラにおいて、撮像サイ
ズ領域の変更に応じて測光領域を変更するものは開示さ
れていない。
【0011】また、実開平5−66629号で開示され
ているような撮影領域を変更できるカメラにおいて、撮
影領域変更に応じて測光領域を変更するものは開示され
ているが、イメージサイズの大きさの違うレンズには対
応していないため、ケラレのある画像を撮影したり、露
出が不正確になるという問題がある。また、撮影範囲外
となる測光領域を使用しないようにしているだけなの
で、撮影範囲の違いによって測光アルゴリズムの変更が
必要となり、カメラシーケンスの複雑化を招いていた。
【0012】また、実開平6−11754号に開示され
ているような撮影領域を変更できるカメラにおいて、撮
影領域変更に応じて測光領域の重み付けを変更するもの
は開示されているが、イメージサイズの大きさの違うレ
ンズには対応していないため、ケラレのある画像を撮影
したり、露出が不正確になるという問題がある。
【0013】本発明は上述したような従来技術の有する
問題点を解消するためになされたもので、その第1の目
的は、撮影レンズのイメージサイズの大きさに応じてケ
ラレがなく且つ適切な露出の画像データを得ることが可
能な撮像方法、撮像装置、プログラム及び記憶媒体を提
供することである。
【0014】また、本発明の第2の目的は、撮影レンズ
のイメージサイズの大きさに応じてケラレがなく且つ適
切な露出の画像データを得ることが可能で、しかも、カ
メラシーケンスの複雑化を招かない撮像方法、撮像装
置、プログラム及び記憶媒体を提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために本発明の請求項1記載の撮像方法は、カメラ側
マウントを有するカメラ本体と、該カメラ側マウントと
結合するレンズ側マウントを有する撮影レンズとから成
る撮像装置により撮像する撮像方法であって、前記撮影
レンズのイメージサイズを表わす情報を前記カメラ本体
に入力する入力ステップと、前記入力ステップにより入
力された前記情報に基づき前記撮影レンズのイメージサ
イズがそのままで前記カメラ本体に適合するか否かを判
定する判定ステップと、前記判定ステップにより不適合
と判定され場合に前記撮影レンズによって形成される撮
像素子上の像を表わす画像信号に対して信号処理を行う
ことによって前記撮影レンズのイメージサイズに前記カ
メラ本体を適合させる適合ステップと、前記撮像素子へ
の露光量を測定するために複数に分割された測光エリア
をグループ化するグルーピングステップと、前記グルー
ピングステップによりグループ化する測光エリアを前記
撮影レンズのイメージサイズを表わす情報に基づいて変
更するグルーピング領域変更ステップとを有することを
特徴とする。
【0016】また、上記第1の目的を達成するために本
発明の請求項2記載の撮像方法は、請求項1記載の撮像
方法において、前記撮像装置は、電子カメラであること
を特徴とする。
【0017】また、上記第1の目的を達成するために本
発明の請求項3記載の撮像方法は、請求項1記載の撮像
方法において、前記適合ステップは、電子回路により前
記撮影素子上における像を表わす信号に対して信号処理
を行うことを特徴とする。
【0018】また、上記第1の目的を達成するために本
発明の請求項4記載の撮像方法は、請求項1記載の撮像
方法において、前記適合ステップは、前記撮影素子上に
おける像の所定範囲に対応する像を拡大する拡大手段に
より、前記撮影レンズのイメージサイズに前記カメラ本
体を適合させることを特徴とする。
【0019】また、上記第1の目的を達成するために本
発明の請求項5記載の撮像方法は、請求項1または4記
載の撮像方法において、前記拡大手段は、電子ズームで
あることを特徴とする。
【0020】また、上記第1の目的を達成するために本
発明の請求項6記載の撮像装置は、カメラ側マウントを
有するカメラ本体と、該カメラ側マウントと結合するレ
ンズ側マウントを有する撮影レンズとから成る撮像装置
であって、前記撮影レンズのイメージサイズを表わす情
報を前記カメラ本体に入力する入力手段と、前記入力手
段により入力された前記情報に基づき前記撮影レンズの
イメージサイズがそのままで前記カメラ本体に適合する
か否かを判定する判定手段と、前記判定手段により不適
合と判定され場合に前記撮影レンズによって形成される
撮像素子上の像を表わす画像信号に対して信号処理を行
うことによって前記撮影レンズのイメージサイズに前記
カメラ本体を適合させる適合手段と、前記撮像素子への
露光量を測定するために複数に分割された測光エリアを
グループ化するグルーピング手段と、前記グルーピング
手段によりグループ化する測光エリアを前記撮影レンズ
のイメージサイズを表わす情報に基づいて変更するグル
ーピング領域変更手段とを有することを特徴とする。
【0021】また、上記第1の目的を達成するために本
発明の請求項7記載の撮像装置は、請求項6記載の撮像
装置において、前記適合手段は、電子回路により前記撮
影素子上における像を表わす信号に対して信号処理を行
うことを特徴とする。
【0022】また、上記第1の目的を達成するために本
発明の請求項8記載の撮像装置は、請求項6記載の撮像
装置において、前記適合手段は、前記撮影素子上におけ
る像の所定範囲に対応する像を拡大する拡大手段によ
り、前記撮影レンズのイメージサイズに前記カメラ本体
を適合させることを特徴とする。
【0023】また、上記第1の目的を達成するために本
発明の請求項9記載の撮像装置は、請求項6または8記
載の撮像装置において、前記拡大手段は、電子ズームで
あることを特徴とする。
【0024】また、上記第1の目的を達成するために本
発明の請求項10記載の撮像装置は、請求項6乃至9の
いずれかに記載の撮像装置において、前記撮像装置は、
電子カメラであることを特徴とする。
【0025】また、上記第2の目的を達成するために本
発明の請求項11記載の撮像方法は、カメラ側マウント
を有するカメラ本体と、該カメラ側マウントと結合する
レンズ側マウントを有する撮影レンズとから成る撮像装
置により撮像する撮像方法であって、前記撮影レンズの
イメージサイズを表わす情報を前記カメラ本体に入力す
る入力ステップと、前記入力ステップにより入力された
前記情報に基づき前記撮影レンズのイメージサイズがそ
のままで前記カメラ本体に適合するか否かを判定する判
定ステップと、前記判定ステップにより不適合と判定さ
れた場合前記撮影レンズにより形成される撮像素子上の
像を表わす画像信号に対して信号処理を行うことによっ
て前記撮影レンズのイメージサイズに前記カメラ本体を
適合させる適合ステップと、前記撮像素子への露光量を
測定するために複数に分割された測光エリアをグループ
化するグルーピングステップと、前記グルーピングステ
ップによりグループ化する測光エリアを前記撮影レンズ
のイメージサイズを表わす情報に基づいて変更するグル
ーピング領域変更ステップとを有し、前記測光エリアグ
ループのエリア外形は、前記グルーピングステップによ
りグルーピング領域が変更されても相似形であることを
特徴とする。
【0026】また、上記第2の目的を達成するために本
発明の請求項12記載の撮像方法は、請求項11記載の
撮像方法において、前記撮像装置は、電子カメラである
ことを特徴とする。
【0027】また、上記第2の目的を達成するために本
発明の請求項13記載の撮像方法は、請求項11記載の
撮像方法において、前記適合ステップは、電子回路によ
り前記撮影素子上における像を表わす信号に対して信号
処理を行うことを特徴とする。
【0028】また、上記第2の目的を達成するために本
発明の請求項14記載の撮像方法は、請求項11記載の
撮像方法において、前記適合ステップは、前記撮影素子
上における像の所定範囲に対応する像を拡大する拡大手
段により、前記撮影レンズのイメージサイズに前記カメ
ラ本体を適合させることを特徴とする。
【0029】また、上記第2の目的を達成するために本
発明の請求項15記載の撮像方法は、請求項11または
14記載の撮像方法において、前記拡大手段は、電子ズ
ームであることを特徴とする。
【0030】また、上記第2の目的を達成するために本
発明の請求項16記載の撮像装置は、カメラ側マウント
を有するカメラ本体と、該カメラ側マウントと結合する
レンズ側マウントを有する撮影レンズとから成る撮像装
置であって、前記撮影レンズのイメージサイズを表わす
情報を前記カメラ本体に入力する入力手段と、前記入力
手段により入力された前記情報に基づき前記撮影レンズ
のイメージサイズがそのままで前記カメラ本体に適合す
るか否かを判定する判定手段と、前記判定手段により不
適合と判定された場合前記撮影レンズにより形成される
撮像素子上の像を表わす画像信号に対して信号処理を行
うことによって前記撮影レンズのイメージサイズに前記
カメラ本体を適合させる適合手段と、前記撮像素子への
露光量を測定するために複数に分割された測光エリアを
グループ化するグルーピング手段と、前記グルーピング
手段によりグループ化する測光エリアを前記撮影レンズ
のイメージサイズを表わす情報に基づいて変更するグル
ーピング領域変更手段とを有し、前記測光エリアグルー
プのエリア外形は、前記グルーピング手段によりグルー
ピング領域が変更されても相似形であることを特徴とす
る。
【0031】また、上記第2の目的を達成するために本
発明の請求項17記載の撮像装置は、請求項16記載の
撮像装置において、前記適合手段は、電子回路により前
記撮影素子上における像を表わす信号に対して信号処理
を行うことを特徴とする。
【0032】また、上記第2の目的を達成するために本
発明の請求項18記載の撮像装置は、請求項16記載の
撮像装置において、前記適合手段は、前記撮影素子上に
おける像の所定範囲に対応する像を拡大する拡大手段に
より、前記撮影レンズのイメージサイズに前記カメラ本
体を適合させることを特徴とする。
【0033】また、上記第2の目的を達成するために本
発明の請求項19記載の撮像装置は、請求項16または
18記載の撮像装置において、前記拡大手段は、電子ズ
ームであることを特徴とする。
【0034】また、上記第2の目的を達成するために本
発明の請求項20記載の撮像装置は、請求項16乃至1
9のいずれかに記載の撮像装置において、前記撮像装置
は、電子カメラであることを特徴とする。
【0035】また、上記第1の目的を達成するために本
発明の請求項21記載の撮像方法は、カメラ側マウント
を有するカメラ本体と、該カメラ側マウントと結合する
レンズ側マウントを有する撮影レンズとから成る撮像装
置により撮像する撮像方法であって、前記撮影レンズの
イメージサイズを表わす情報を前記カメラ本体に入力す
る入力ステップと、前記入力ステップにより入力された
前記情報に基づき前記撮影レンズのイメージサイズがそ
のままで前記カメラ本体に適合するか否かを判定する判
定ステップと、前記判定ステップにより不適合と判定さ
れ場合に前記撮影レンズによって形成される撮像素子上
の像を表わす画像信号に対して信号処理を行うことによ
って前記撮影レンズのイメージサイズに前記カメラ本体
を適合させる適合ステップと、前記撮像素子への露光量
を測定するために複数に分割された測光エリア毎の重み
付けを前記撮影レンズのイメージサイズを表わす情報に
基づいて変更する重み付け変更ステップと、前記重み付
け変更ステップの出力に基づき前記撮像素子への露出量
を演算する演算ステップとを有することを特徴とする。
【0036】また、上記第1の目的を達成するために本
発明の請求項22記載の撮像方法は、請求項21記載の
撮像方法において、前記撮像装置は、電子カメラである
ことを特徴とする。
【0037】また、上記第1の目的を達成するために本
発明の請求項23記載の撮像方法は、請求項21記載の
撮像方法において、前記適合ステップは、電子回路によ
り前記撮影素子上における像を表わす信号に対して信号
処理を行うことを特徴とする。
【0038】また、上記第1の目的を達成するために本
発明の請求項24記載の撮像方法は、請求項21記載の
撮像方法において、前記適合ステップは、前記撮影素子
上における像の所定範囲に対応する像を拡大する拡大手
段により、前記撮影レンズのイメージサイズに前記カメ
ラ本体を適合させることを特徴とする。
【0039】また、上記第1の目的を達成するために本
発明の請求項25記載の撮像方法は、請求項21または
24記載の撮像方法において、前記拡大手段は、電子ズ
ームであることを特徴とする。
【0040】また、上記第1の目的を達成するために本
発明の請求項26記載の撮像装置は、カメラ側マウント
を有するカメラ本体と、該カメラ側マウントと結合する
レンズ側マウントを有する撮影レンズとから成る撮像装
置であって、前記撮影レンズのイメージサイズを表わす
情報を前記カメラ本体に入力する入力手段と、前記入力
手段により入力された前記情報に基づき前記撮影レンズ
のイメージサイズがそのままで前記カメラ本体に適合す
るか否かを判定する判定手段と、前記判定手段により不
適合と判定され場合に前記撮影レンズによって形成され
る撮像素子上の像を表わす画像信号に対して信号処理を
行うことによって前記撮影レンズのイメージサイズに前
記カメラ本体を適合させる適合手段と、前記撮像素子へ
の露光量を測定するために複数に分割された測光エリア
毎の重み付けを前記撮影レンズのイメージサイズを表わ
す情報に基づいて変更する重み付け変更手段と、前記重
み付け変更手段の出力に基づき前記撮像素子への露出量
を演算する演算手段とを有することを特徴とする。
【0041】また、上記第1の目的を達成するために本
発明の請求項27記載の撮像装置は、請求項26記載の
撮像装置において、前記適合手段は、電子回路により前
記撮影素子上における像を表わす信号に対して信号処理
を行うことを特徴とする。
【0042】また、上記第1の目的を達成するために本
発明の請求項28記載の撮像装置は、請求項26記載の
撮像装置において、前記適合手段は、前記撮影素子上に
おける像の所定範囲に対応する像を拡大する拡大手段に
より、前記撮影レンズのイメージサイズに前記カメラ本
体を適合させることを特徴とする。
【0043】また、上記第1の目的を達成するために本
発明の請求項29記載の撮像装置は、請求項26または
28記載の撮像装置において、前記拡大手段は、電子ズ
ームであることを特徴とする。
【0044】また、上記第1の目的を達成するために本
発明の請求項30記載の撮像装置は、請求項26乃至2
9のいずれかに記載の撮像装置において、前記撮像装置
は、電子カメラであることを特徴とする。
【0045】また、上記第1の目的を達成するために本
発明の請求項31記載の撮像方法は、カメラ側マウント
を有するカメラ本体と、該カメラ側マウントと結合する
レンズ側マウントを有する撮影レンズとから成る撮像装
置により撮像する撮像方法であって、前記撮影レンズの
イメージサイズを表わす情報を前記カメラ本体に入力す
る入力ステップと、前記入力ステップにより入力された
前記情報に基づき前記撮影レンズのイメージサイズがそ
のままで前記カメラ本体に適合するか否かを判定する判
定ステップと、前記判定ステップにより不適合と判定さ
れ場合に前記撮影レンズによって形成される撮像素子上
の像を表わす画像信号に対して信号処理を行うことによ
って前記撮影レンズのイメージサイズに前記カメラ本体
を適合させる適合ステップと、前記撮像素子への露光量
を測定するために複数に分割された測光エリア毎の重み
付けを前記適合ステップにより選択された撮像素子の所
定範囲に対応して変更する重み付け変更ステップと、前
記重み付け変更ステップの出力に基づき前記撮像素子へ
の露出量を演算する演算ステップとを有することを特徴
とする。
【0046】また、上記第1の目的を達成するために本
発明の請求項32記載の撮像方法は、請求項31記載の
撮像方法において、前記撮像装置は、電子カメラである
ことを特徴とする。
【0047】また、上記第1の目的を達成するために本
発明の請求項33記載の撮像方法は、請求項31記載の
撮像方法において、前記適合ステップは、電子回路によ
り前記撮影素子上における像を表わす信号に対して信号
処理を行うことを特徴とする。
【0048】また、上記第1の目的を達成するために本
発明の請求項34記載の撮像方法は、請求項31記載の
撮像方法において、前記適合ステップは、前記撮影素子
上における像の所定範囲に対応する像を拡大する拡大手
段により、前記撮影レンズのイメージサイズに前記カメ
ラ本体を適合させることを特徴とする。
【0049】また、上記第1の目的を達成するために本
発明の請求項35記載の撮像方法は、請求項31または
34記載の撮像方法において、前記拡大手段は、電子ズ
ームであることを特徴とする。
【0050】また、上記第1の目的を達成するために本
発明の請求項36記載の撮像装置は、カメラ側マウント
を有するカメラ本体と、該カメラ側マウントと結合する
レンズ側マウントを有する撮影レンズとから成る撮像装
置であって、前記撮影レンズのイメージサイズを表わす
情報を前記カメラ本体に入力する入力手段と、前記入力
手段により入力された前記情報に基づき前記撮影レンズ
のイメージサイズがそのままで前記カメラ本体に適合す
るか否かを判定する判定手段と、前記判定手段により不
適合と判定され場合に前記撮影レンズによって形成され
る撮像素子上の像を表わす画像信号に対して信号処理を
行うことによって前記撮影レンズのイメージサイズに前
記カメラ本体を適合させる適合手段と、前記撮像素子へ
の露光量を測定するために複数に分割された測光エリア
毎の重み付けを前記適合手段により選択された撮像素子
の所定範囲に対応して変更する重み付け変更手段と、前
記重み付け変更手段の出力に基づき前記撮像素子への露
出量を演算する演算手段とを有することを特徴とする。
【0051】また、上記第1の目的を達成するために本
発明の請求項37記載の撮像装置は、請求項36記載の
撮像装置において、前記適合手段は、電子回路により前
記撮影素子上における像を表わす信号に対して信号処理
を行うことを特徴とする。
【0052】また、上記第1の目的を達成するために本
発明の請求項38記載の撮像装置は、請求項36記載の
撮像装置において、前記適合手段は、前記撮影素子上に
おける像の所定範囲に対応する像を拡大する拡大手段に
より、前記撮影レンズのイメージサイズに前記カメラ本
体を適合させることを特徴とする。
【0053】また、上記第1の目的を達成するために本
発明の請求項39記載の撮像装置は、請求項36または
38記載の撮像装置において、前記拡大手段は、電子ズ
ームであることを特徴とする。
【0054】また、上記第1の目的を達成するために本
発明の請求項40記載の撮像装置は、請求項36乃至3
9のいずれかに記載の撮像装置において、前記撮像装置
は、電子カメラであることを特徴とする。
【0055】また、上記第1の目的を達成するために本
発明の請求項41記載のプログラムは、カメラ側マウン
トを有するカメラ本体と、該カメラ側マウントと結合す
るレンズ側マウントを有する撮影レンズとから成る撮像
装置を制御するためのコンピュータ読み取り可能なプロ
グラムであって、前記撮影レンズのイメージサイズを表
わす情報を前記カメラ本体に入力する入力ステップと、
前記入力ステップにより入力された前記情報に基づき前
記撮影レンズのイメージサイズがそのままで前記カメラ
本体に適合するか否かを判定する判定ステップと、前記
判定ステップにより不適合と判定され場合に前記撮影レ
ンズによって形成される撮像素子上の像を表わす画像信
号に対して信号処理を行うことによって前記撮影レンズ
のイメージサイズに前記カメラ本体を適合させる適合ス
テップと、前記撮像素子への露光量を測定するために複
数に分割された測光エリアをグループ化するグルーピン
グステップと、前記グルーピングステップによりグルー
プ化する測光エリアを前記撮影レンズのイメージサイズ
を表わす情報に基づいて変更するグルーピング領域変更
ステップとをコンピュータに実行させるためのプログラ
ムコードから成ることを特徴とする。
【0056】また、上記第1の目的を達成するために本
発明の請求項42記載のプログラムは、請求項41記載
のプログラムにおいて、前記撮像装置は、電子カメラで
あることを特徴とする。
【0057】また、上記第1の目的を達成するために本
発明の請求項43記載のプログラムは、請求項41記載
のプログラムにおいて、前記適合ステップは、電子回路
により前記撮影素子上における像を表わす信号に対して
信号処理を行うことを特徴とする。
【0058】また、上記第1の目的を達成するために本
発明の請求項44記載のプログラムは、請求項41記載
のプログラムにおいて、前記適合ステップは、前記撮影
素子上における像の所定範囲に対応する像を拡大する拡
大手段により、前記撮影レンズのイメージサイズに前記
カメラ本体を適合させることを特徴とする。
【0059】また、上記第1の目的を達成するために本
発明の請求項45記載のプログラムは、請求項41また
は44記載のプログラムにおいて、前記拡大手段は、電
子ズームであることを特徴とする。
【0060】また、上記第2の目的を達成するために本
発明の請求項46記載のプログラムは、カメラ側マウン
トを有するカメラ本体と、該カメラ側マウントと結合す
るレンズ側マウントを有する撮影レンズとから成る撮像
装置を制御するためのコンピュータ読み取り可能なプロ
グラムであって、前記撮影レンズのイメージサイズを表
わす情報を前記カメラ本体に入力する入力ステップと、
前記入力ステップにより入力された前記情報に基づき前
記撮影レンズのイメージサイズがそのままで前記カメラ
本体に適合するか否かを判定する判定ステップと、前記
判定ステップにより不適合と判定された場合前記撮影レ
ンズにより形成される撮像素子上の像を表わす画像信号
に対して信号処理を行うことによって前記撮影レンズの
イメージサイズに前記カメラ本体を適合させる適合ステ
ップと、前記撮像素子への露光量を測定するために複数
に分割された測光エリアをグループ化するグルーピング
ステップと、前記グルーピングステップによりグループ
化する測光エリアを前記撮影レンズのイメージサイズを
表わす情報に基づいて変更するグルーピング領域変更ス
テップとをコンピュータに実行させるためのプログラム
コードから成り、前記測光エリアグループのエリア外形
は、前記グルーピングステップによりグルーピング領域
が変更されても相似形であることを特徴とする。
【0061】また、上記第2の目的を達成するために本
発明の請求項47記載のプログラムは、請求項46記載
のプログラムにおいて、前記撮像装置は、電子カメラで
あることを特徴とする。
【0062】また、上記第2の目的を達成するために本
発明の請求項48記載のプログラムは、請求項46記載
のプログラムにおいて、前記適合ステップは、電子回路
により前記撮影素子上における像を表わす信号に対して
信号処理を行うことを特徴とする。
【0063】また、上記第2の目的を達成するために本
発明の請求項49記載のプログラムは、請求項46記載
のプログラムにおいて、前記適合ステップは、前記撮影
素子上における像の所定範囲に対応する像を拡大する拡
大手段により、前記撮影レンズのイメージサイズに前記
カメラ本体を適合させることを特徴とする。
【0064】また、上記第2の目的を達成するために本
発明の請求項50記載のプログラムは、請求項46また
は49記載のプログラムにおいて、前記拡大手段は、電
子ズームであることを特徴とする。
【0065】また、上記第1の目的を達成するために本
発明の請求項51記載のプログラムは、カメラ側マウン
トを有するカメラ本体と、該カメラ側マウントと結合す
るレンズ側マウントを有する撮影レンズとから成る撮像
装置を制御するためのコンピュータ読み取り可能なプロ
グラムであって、前記撮影レンズのイメージサイズを表
わす情報を前記カメラ本体に入力する入力ステップと、
前記入力ステップにより入力された前記情報に基づき前
記撮影レンズのイメージサイズがそのままで前記カメラ
本体に適合するか否かを判定する判定ステップと、前記
判定ステップにより不適合と判定され場合に前記撮影レ
ンズによって形成される撮像素子上の像を表わす画像信
号に対して信号処理を行うことによって前記撮影レンズ
のイメージサイズに前記カメラ本体を適合させる適合ス
テップと、前記撮像素子への露光量を測定するために複
数に分割された測光エリア毎の重み付けを前記撮影レン
ズのイメージサイズを表わす情報に基づいて変更する重
み付け変更ステップと、前記重み付け変更ステップの出
力に基づき前記撮像素子への露出量を演算する演算ステ
ップとをコンピュータに実行させるためのプログラムコ
ードから成ることを特徴とする。
【0066】また、上記第1の目的を達成するために本
発明の請求項52記載のプログラムは、請求項51記載
のプログラムにおいて、前記撮像装置は、電子カメラで
あることを特徴とする。
【0067】また、上記第1の目的を達成するために本
発明の請求項53記載のプログラムは、請求項51記載
のプログラムにおいて、前記適合ステップは、電子回路
により前記撮影素子上における像を表わす信号に対して
信号処理を行うことを特徴とする。
【0068】また、上記第1の目的を達成するために本
発明の請求項54記載のプログラムは、請求項51記載
のプログラムにおいて、前記適合ステップは、前記撮影
素子上における像の所定範囲に対応する像を拡大する拡
大手段により、前記撮影レンズのイメージサイズに前記
カメラ本体を適合させることを特徴とする。
【0069】また、上記第1の目的を達成するために本
発明の請求項55記載のプログラムは、請求項51また
は54記載のプログラムにおいて、前記拡大手段は、電
子ズームであることを特徴とする。
【0070】また、上記第1の目的を達成するために本
発明の請求項56記載のプログラムは、カメラ側マウン
トを有するカメラ本体と、該カメラ側マウントと結合す
るレンズ側マウントを有する撮影レンズとから成る撮像
装置を制御するためのコンピュータ読み取り可能なプロ
グラムであって、前記撮影レンズのイメージサイズを表
わす情報を前記カメラ本体に入力する入力ステップと、
前記入力ステップにより入力された前記情報に基づき前
記撮影レンズのイメージサイズがそのままで前記カメラ
本体に適合するか否かを判定する判定ステップと、前記
判定ステップにより不適合と判定され場合に前記撮影レ
ンズによって形成される撮像素子上の像を表わす画像信
号に対して信号処理を行うことによって前記撮影レンズ
のイメージサイズに前記カメラ本体を適合させる適合ス
テップと、前記撮像素子への露光量を測定するために複
数に分割された測光エリア毎の重み付けを前記適合ステ
ップにより選択された撮像素子の所定範囲に対応して変
更する重み付け変更ステップと、前記重み付け変更ステ
ップの出力に基づき前記撮像素子への露出量を演算する
演算ステップとをコンピュータに実行させるためのプロ
グラムコードから成ることを特徴とする。
【0071】また、上記第1の目的を達成するために本
発明の請求項57記載のプログラムは、請求項56記載
のプログラムにおいて、前記撮像装置は、電子カメラで
あることを特徴とする。
【0072】また、上記第1の目的を達成するために本
発明の請求項58記載のプログラムは、請求項56記載
のプログラムにおいて、前記適合ステップは、電子回路
により前記撮影素子上における像を表わす信号に対して
信号処理を行うことを特徴とする。
【0073】また、上記第1の目的を達成するために本
発明の請求項59記載のプログラムは、請求項56記載
のプログラムにおいて、前記適合ステップは、前記撮影
素子上における像の所定範囲に対応する像を拡大する拡
大手段により、前記撮影レンズのイメージサイズに前記
カメラ本体を適合させることを特徴とする。
【0074】また、上記第1の目的を達成するために本
発明の請求項60記載のプログラムは、請求項56また
は59記載のプログラムにおいて、前記拡大手段は、電
子ズームであることを特徴とする。
【0075】更に、上記第1及び第2の目的を達成する
ために本発明の請求項61記載の記憶媒体は、請求項4
1乃至60に記載のプログラムを格納したことを特徴と
する。
【0076】
【発明の実施の形態】以下、本発明の各実施の形態を図
面に基づき説明する。
【0077】(第1実施の形態)まず、本発明の第1実施
の形態を図1乃至図16に基づき説明する。
【0078】図1は、本実施の形態に係る撮像装置であ
るデジタルカメラの内部システム構成を示すブロック図
である。
【0079】本実施の形態に係るデジタルカメラは、図
1に示すように、デジタルカメラ本体1と、撮影レンズ
ユニット(撮影レンズ鏡筒)2とによって構成され、撮
影レンズユニット2は、デジタルカメラ本体1に対して
着脱自在に配設されている。
【0080】撮影レンズユニット2は、複数の撮影レン
ズ(ズームレンズ43やフォーカスレンズ45等)等から
なる撮影光学系等(以下、単に撮影レンズまたは撮影光
学系と記述する)とこれを駆動させるための駆動手段
(ズームモータ46、絞りアクチュエータ47、AFモ
ータ48等)と撮影レンズを透過する光束の入射光量を
調整する光量制限手段(絞り部44)と記憶手段49等
によって構成されている。
【0081】デジタルカメラ本体1は、以下のように構
成されている。即ち、デジタルカメラ本体1及び撮影レ
ンズユニット(詳細は後述する)2からなる本デジタル
カメラシステム全体の電気回路を制御する制御手段であ
るシステムコントローラ3と、後述する入力スイッチか
らの指示信号を受けて所定のコマンドをシステムコント
ローラ3に指示する操作手段4と、デジタルカメラ本体
1の外装部に配設される各種の操作ボタンの操作に連動
して所定の指示信号を発生させる複数の入力スイッチ
「レリーズSW(1)5、レリーズSW(2)6、撮影
準備SW7、ズームSW8、イメージサイズ判別スター
トSW9等。尚、これら各スイッチ5〜9についての詳
細は後述する。」と、撮影した画像のホワイトバランス
を調整するために外光色を測色する測色センサー10
と、この測色センサー10の出力をA/D変換するホワ
イトバランス用のA/D変換回路11と、このホワイト
バランス用のA/D変換回路11からの出力を受けてホ
ワイトバランス補正値をシステムコントローラ3に送る
ホワイトバランス制御回路12と、後述する撮像素子2
4への露光時間を調整するシャッター13と、システム
コントローラ3からの制御に応じてシャッター13を駆
動するためのシャッター制御回路14と、撮影レンズユ
ニット2からの光束を撮影者に観察させるための観察光
学系に向けるためのミラー15と、このミラー15を駆
動制御するためのミラー制御回路16と、測距センサー
17と、この測距センサー17を駆動するための測距回
路18と、撮影を行う際に必要に応じて所定の補助光束
を照射する照明手段であるストロボ装置19と、撮影レ
ンズユニット2の内部に設けられる後述する記憶手段4
9に記憶されている撮影光学系に関する各種の情報を受
け得るように制御するインターフェース(I/F)手段
20と、撮影レンズユニット2の内部に設けられる後述
する各種の駆動手段を制御する駆動回路21と、デジタ
ルカメラ本体1の姿勢を検知するための姿勢検知センサ
ー22と、レンズ着脱検知センサー23と、撮像素子2
4と、自己の所定の位置に装着された撮影レンズユニッ
ト2の撮影光学系によって結像された被写体像を受けて
電気信号に光電変換して静止画像を表わす画像信号を生
成するCCD等からなる撮像素子24と、この撮像素子
24を含む電子的撮像手段と、この電子的撮像手段によ
って生成された画像信号に対してホワイトバランス制御
回路12からの補正値をシステムコントローラ3経由で
受け取りホワイトバランス補正及びその他の所定の画像
処理等を施す撮像回路25と、この撮像回路25から出
力される画像信号(アナログ信号)をデジタル信号に変
換するA/D変換回路26と、画像信号を所定の形態の
画像データとして記録するメモリカード等からなる記録
媒体27と、後述する画像処理回路29からの出力信号
を受けて記録媒体27に記録するのに最適な形態の画像
データとなるように圧縮処理等を施すと共に、記録媒体
27に圧縮された形態で記録されている画像データを読
み出して、これに対して各種の画像処理を施し得る形態
の画像信号となるように伸長処理等を施す圧縮伸長回路
28と、後述するメモリ30に一時的に記憶されている
デジタル画像信号を受けて所定の画像処理を施す画像処
理手段である画像処理回路29と、デジタル信号化され
た画像信号やホワイトバランス補正値等の各種データを
一時的に記憶するDRAM等からなるバッファメモリ等
のメモリ30と、撮像サイズに合わせてファインダー視
野率を変更する透過型液晶板31と、ピント板32と、
ペンタプリズム33と、このペンタプリズム33からの
射出光の一部を測光系に振り向けるためのハーフミラー
からなる測光ミラー34と、後述する測光センサー36
上に被写体像を結像させるための測光レンズ35と、測
光センサー36と、この測光センサー36からの出力を
A/D変換すると共にシステムコントローラ3からの指
示により測光センサー36を制御する測光回路37と、
デジタルカメラ本体1と外部機器との間の制御信号等を
制御してデータ転送等を行う外部インターフェース(I
/F)38と、発音体39と、後述するLCD41を制
御すると共に、メモリ30に一時的に記憶されたデジタ
ル画像信号を受けて、これを画像として表示するのに最
適な形態のアナログ信号に変換してLCD41へ伝送
し、且つ撮像範囲が決定された時に透過型液晶板31を
制御してファインダー視野枠を制御するLCD制御回路
40と、画像と撮像範囲が決定された時に該当する撮像
範囲のマークを表示する液晶ディスプレイ装置(以下、
LCDと記述する。)41と、撮影者が観察出来るよう
にするための接眼レンズ42と、デジタルカメラ本体1
と外部機器(図示せず)とを電気的に接続する接続ケー
ブル等を装着する接続部50と、デジタルカメラ本体1
と撮影レンズユニット2とを連結する際に両者の間を電
気的に接続し、撮影レンズユニット2の後述する記憶手
段49からの出力信号をデジタルカメラ本体1側に入力
したり、システムコントローラ3からの制御信号等を撮
影レンズユニット2の所定の部材へと出力するための信
号経路となる接点部材からなる電気接点1a,1bと、
デジタルカメラ本体1と外部機器(図示せず)とを電気
的に接続する接続ケーブル等を装着する接続部1c等に
より構成されている。
【0082】一方、撮影レンズユニット2は、以下のよ
うに構成されている。即ち、撮影光学系を構成する各種
の光学レンズ、即ち変倍光学系であるズームレンズ43
群と、撮影光学系により集光される被写体からの光束
(以下、被写体光束という)の入射光量を制限する光量
制限手段である絞り部44と、合焦光学系であるフォー
カスレンズ45群と、ズームレンズ43群を撮影光学系
の光軸Oに沿う方向へと移動させる変倍駆動手段である
ズームモータ46と、絞り部44を駆動する絞りアクチ
ュエータ47と、フォーカスレンズ45群を撮影光学系
の光軸Oに沿う方向へと移動させる合焦駆動手段である
AFモータ48と、撮影レンズユニット2における撮影
レンズに関する固有の種々の情報、例えばイメージサー
クル情報やシェーディング補正情報等の各種の情報が予
め記憶されているROM等の記憶手段49等によって構
成されている。
【0083】そして、撮影レンズユニット2の後端面の
所定の位置には、デジタルカメラ本体1側の前面に設け
られた電気接点1a,1bに接触することでデジタルカ
メラ本体1と撮影レンズユニット2とを電気的に接続
し、撮影レンズユニット2の記憶手段49から所定の情
報をデジタルカメラ本体1側に出力したり、デジタルカ
メラ本体1のシステムコントローラ3からの制御信号を
受け入れるための電気接点2a,2bが配設されてい
る。
【0084】このように本デジタルカメラシステムを構
成するデジタルカメラ本体1と撮影レンズユニット2と
は、それぞれ別体に構成して成るものであるが、デジタ
ルカメラ本体1に対して撮影レンズユニット2を機械的
に装着することができるようになっている。このように
両者が機械的に連結されると、それぞれに設けられてい
る電気接点1a,1b及び電気接点2a,2bが接触す
るようになっており、これによって両者間における電気
的な接続が確立するようになっている。
【0085】レンズ着脱検知手段23は、カメラ側マウ
ント部51(図2参照)の前面の一部に設けられた撮影レ
ンズ装着検出用ピン50(図2参照)を有しており、撮影
レンズユニット2がデジタルカメラ本体1に装着される
と撮影レンズ装着検出用ピン50が押し込まれ、デジタ
ルカメラ本体1内のシステムコントローラ3に装着確認
信号を送信するようになっている。
【0086】デジタルカメラ本体1に撮影レンズユニッ
ト2を装着した状態においては、デジタルカメラ本体1
の内部に設けられたシステムコントローラ3は、デジタ
ルカメラ本体1の内部の各種の電気回路に加え、撮影レ
ンズユニット2の内部の各種の電気回路にも電気的に接
続されることになり、よってシステムコントローラ3
は、本デジタルカメラのシステム全体を制御する制御手
段としての役目をする。
【0087】尚、デジタルカメラ本体1における画像信
号及びこれに付随する各種の画像情報を画像データファ
イルとして記録するための記録媒体27としては、例え
ばデジタルカメラ本体1に着脱自在に配設されたカード
形状やスティック形状等からなる半導体メモリ等や、フ
ロッピー(登録商標)ディスクや小型ハードディスクや
磁気テープ等の磁気記録媒体、MO(Magnet-O
ptical)ディスク、MD(Mini Disk)
等の光磁気記録媒体、更にはデジタルカメラ本体1の内
部に固設した固定半導体メモリ等が用いられる。
【0088】また、複数の入力スイッチは、上述したよ
うに操作手段4を介してシステムコントローラ3に対し
て各種の指示信号を与えるためのものである。そして、
システムコントローラ3は、この操作手段4を介して伝
送される入力スイッチ5〜9からの指示信号を受けて、
所定の構成部材等を制御し、入力された指示信号に応じ
た所定の動作が実行されるよう本デジタルカメラシステ
ムを制御するようになっている。
【0089】この入力スイッチを構成する各種のスイッ
チとしては、例えばレリーズ操作部材に対応し測光・A
Fといった撮影準備動作を実行するための所定の指示信
号を発生させるレリーズSW(1)5、レリーズ操作部
材に対応し撮影動作等を実行するための所定の指示信号
を発生させるレリーズSW(2)6、撮影モード選択部
材またはマクロ撮影操作部材等(いずれも図示省略)に
連動し、近接撮影を行うのに適した動作(AF制御等)
を行う近接撮影モードと通常の撮影を行う通常撮影モー
ドとを切り換えるための指示信号を発生させる撮影準備
SW(マクロSW)7、撮影時における撮影範囲を設定
するためのズーム操作部材(図示せず)に連動して、所
望の変倍動作(ズーム動作)を制御することで所望の変
倍率に設定するための指示信号を発生させるズームSW
8、撮影レンズのイメージサイズ情報判別シーケンスを
スタートさせるためのイメージサイズ判別スタートSW
9等がある。
【0090】そして、記憶手段49には、上述したよう
に撮影レンズユニット2を構成する撮影光学系に関する
各種の情報、即ちレンズの歪曲収差等の情報やイメージ
サークルに関する情報であって、例えば撮影光学系にお
けるイメージサークルの範囲情報や、このイメージサー
クル内の所定の領域における周辺光量の低下量(減光
率)等、様々な情報が予め記憶されている。
【0091】尚、以下の説明においては、これら撮影光
学系に関する各種の情報であって、ここの撮影光学系に
固有の各種の情報をまとめてイメージサークル情報とい
うものとする。
【0092】そして、撮影レンズユニット2がデジタル
カメラ本体1に対して電気接点2a,2b及び2a,2
bにより必要に応じてデジタルカメラ本体1側のシステ
ムコントローラ3は、I/F手段20を介して必要な情
報を記憶手段49より読み込むことができるようになっ
ている。
【0093】図2は、本実施の形態に係る一眼レフタイ
プのデジタルカメラの外観を示す斜視図であり、デジタ
ルカメラ本体1から撮影レンズユニット2を取り外した
状態を示してある。
【0094】図2に示すように、このデジタルカメラ
は、デジタルカメラ本体1と、このデジタルカメラ本体
1の上面の一側方寄りに配設されたレリーズボタン49
と、撮影レンズユニット2のイメージサイズ情報に基づ
いて設定されている画面サイズの表示を行うLCD部4
1と、デジタルカメラ本体1の前面中央に配設されたカ
メラ側マウント部51と、このカメラ側マウント部51
に着脱自在に装着される撮影レンズ側マウント52を有
する撮影レンズユニット2とで主要部が構成されてい
る。また、カメラ側マウント部51の前面の一部には、
撮影レンズユニット2が装着されたことを検出する撮影
レンズ装着検出用ピン50が配設されている。そして、
撮影レンズユニット2が装着されると撮影レンズ装着検
出用ピン50が押し込まれ、デジタルカメラ本体1内の
システムコントローラ3に装着確認信号を送信するよう
になっている。レリーズボタン49の内部にはレリーズ
SW(1)5、レリーズSW(2)6が配置されてい
る。またレリーズボタン49の近傍にはイメージサイズ
判別スタートSW9が配置されている。
【0095】さらに、上記撮影レンズユニット2がデジ
タルカメラ本体1に装着された際に、カメラ側マウント
部51と撮影レンズユニット2の対向する面の一部に
は、それぞれ互いに接触する電気接点1a,1b,2
a,2bが設けられていて、デジタルカメラ本体1と撮
影レンズユニット2との電気的接続を行うようになって
いる。
【0096】図3は、LCD部41の表示例を示した平
面図である。同図に示すように、LCD部41の表示
は、撮影レンズユニット2のイメージサイズ情報に連動
しており、イメージサイズ情報「大」、「中」、「小」
の時が“L”または“M”または“N”にある時、LC
D部41の表示はそれぞれ図3(a),(b)、(c)
に示すように切り換わるようになっている。また、イメ
ージサイズ情報を持たないレンズが装着された時には、
図3(d)に示すようにイメージサイズを表わす3つの
アイコンが全て点滅表示を行い、撮影者に対してイメー
ジサイズ情報のないレンズが取り付けられている事を警
告する。また、警告は表示だけでなく、発音体39(図
1参照)を同時に鳴らして行う。
【0097】ここで、システムコントローラ3の構成と
その動作を簡単に説明する。
【0098】まず、デジタルカメラ本体1側のシステム
コントローラ3が撮影レンズ装着検出用ピン50による
レンズ装着信号を読み込むと、装着されている撮影レン
ズユニット2のイメージサイズ情報を得るためのコマン
ドを撮影レンズユニット2側のシステムコントローラ
(図示省略)へ送信し、この送信信号を受信したレンズ
ユニット2側のシステムコントローラは、装着している
撮影レンズユニット2のイメージサイズ情報をデジタル
カメラ本体1側のシステムコントローラ3へ送信する。
【0099】デジタルカメラ本体1側のシステムコント
ローラ3は、撮影レンズユニット2のイメージサイズ情
報及び画像データから判別されたイメージサイズの大き
さにより、撮影画面サイズモードを識別し、これらの情
報に応じた制御信号を上記露出制御部,ファインダー視
野枠切換部,撮影画面サイズモード表示部へ送出する。
【0100】図4は、視野枠の切り換え可能なファイン
ダー光学系及び測光光学系の構成を示す図である。この
ファインダー光学系は、撮影レンズユニット2と、可動
ミラー15と、透過型液晶板31と、ピント板32と、
ペンタプリズム33と、ハーフミラーから成り且つ撮影
者に向かう光束の一部を測光センサー36に導く測光ミ
ラー34と、測光レンズ35と、測光センサー36と、
接眼レンズ42群とで構成されている。透過型液晶板3
1は、LCD制御回路40(図1参照)に接続されて表
示状態を制御されるもので、ペンタプリズム33の入射
面とピント板32との間に設けられており、撮像サイズ
に合わせた画面サイズ視野枠の大きさの切り換え表示が
電気的に行えるようにしてある。
【0101】図5は、この透過型液晶板31の各画面時
の視野枠の表示状態を示す図であり、同図(a)は大画
面時の視野枠の表示状態を、同図(b)は中画面時の視
野枠の表示状態を、同図(c)は小画面時の視野枠の表
示状態をそれぞれ示す。
【0102】各視野枠の切り換えは、撮影画面サイズが
決定された段階においてシステムコントローラ3の指示
により行われる。デジタルカメラ本体1内の撮影レンズ
を透過した被写体からの光束は、同撮影レンズの後方で
光軸O上に45度の角度に傾斜して設けられた可動ミラ
ー15により、観察時には上方に向かって反射され、可
動ミラー15の上方に配設されたピント板32上に被写
体像を結像する。この被写体像は、ピント板32の上方
に配設されたペンタプリズム33と接眼レンズ42とで
確認される。
【0103】次に、本実施の形態に係るデジタルカメラ
システムにおける測光システムの光学系の構成を説明す
る。
【0104】本実施の形態においては、接眼レンズ42
の直前に45度に傾斜して設けられたハーフミラーから
成る測光ミラー34により、ペンタプリズム33で反射
されたピント板32からの光束を分割するようになって
いる。即ち、この測光ミラー34によりピント板32の
光束は、その一部は接眼レンズ42へ向かって通過直進
するが、、残りは上方へ向かって反射する。この反射し
た光束は、測光ミラー34の上方に配設されている測光
光学系(以下、AE光学系という)を通過して、その上
方に配設されている432分割測光センサー36に照射
される。ここで432分割された各範囲の被写体輝度が
測光される。
【0105】また、432分割測光センサー36は光学
的に撮像素子24の結像面と等価である。
【0106】本実施の形態に係るデジタルカメラにおけ
る測光システムは、撮影レンズのイメージサイズ情報を
読み取るイメージサイズ情報入力手段と、分割測光手段
である432分割測光センサー36と、432分割測光
センサー36の各エリア毎の検出電流を電圧に変換しシ
ステムコントローラ3に送る測光回路37と、前記イメ
ージサイズ情報を元に測光センサー36の非有効部を設
定すると共に測光領域として有効とされた部分の測光エ
リアについて測光回路37からの分割測光センサー36
の各エリア毎の出力電圧をA/D変換し、そして測光領
域として有効とされた部分について測光エリアのグルー
プ化処理を行い、撮影レンズのイメージサイズの大きさ
に応じた係数により各グループ毎の出力電圧の重み付け
を変更し露出値演算を行うシステムコントローラ3とか
ら成る。
【0107】本実施の形態においては、分割測光手段と
して432分割測光センサ−36が使用されている。
【0108】図6は、432分割測光センサ−36の受
光面の分割形状を説明する図である。本実施の形態に係
るデジタルカメラに用いられる分割測光センサー36
は、その受光面が格子状にA1、A2・・A24、B
1、・・・、R24と432分割されている。この43
2分割測光センサー36の全体の範囲は、イメージサイ
ズ大のレンズをデジタルカメラ本体1に取り付けた時の
撮像範囲に相当している。この432分割測光センサー
36の各エリアA1〜A24、B1〜2、・・・・・R
1〜R24からの検出電流は、測光回路37に入力され
る。この測光回路37では、入力された432分割測光
センサー36の各エリアA1〜A24、B1〜2、・・
・・・R1〜R24の検出電流を検出電圧に変換してシ
ステムコントローラ3に入力する。
【0109】システムコントローラ3では、撮影レンズ
ユニット2のイメージサイズ情報にを元に432分割測
光センサー36の非有効領域を設定する。そして、43
2分割測光センサー36の測光有効領域の部分につい
て、図7に示す様に、432分割測光センサー36の測
光有効領域の中心部エリアA、中心部エリアAの周辺部
エリアB、周辺部エリアBの外側に配置される外側エリ
アCにグループ化する。
【0110】そして、測光回路37からの各検出電圧が
A/D変換されてデジタル信号として取り込まれ、グル
ープ化された範囲の各デジタル信号に上記イメージサイ
ズ情報入力手段からの撮影レンズユニット2のイメージ
サイズの大きさに応じて重み付けを行い、最適な被写体
輝度が演算されて露出値が決定される。次に、432分
割測光センサー36と撮影レンズユニット2のイメージ
サイズの大きさとの関係と測光エリアのグルーピングに
ついて、図8〜図12を用いて説明する。
【0111】図8は、432分割測光センサー36と撮
影レンズユニット2のイメージサイズの大きさとの関係
を示す図であり、同図に記載されている円801,80
2,803は、イメージサイズ大、中、小それぞれの場
合のイメージサークル内の有効撮影範囲内を表わすもの
で、それらの円を432分割測光センサー36上に示し
たものである。「イメージサイズ(大)」、「イメージ
サイズ(中)」、「イメージサイズ(小)」の円80
1,802,803は、それぞれのイメージサイズの場
合の有効撮影範囲(周辺光量落ち等を考慮して撮影に堪
える範囲)を示したものである。
【0112】図9は、「イメージサイズ(大)」の場合
に使用される測光エリアを示す図であり、同図に示すよ
うに、「イメージサイズ(大)」の場合に使用される測
光エリアは「イメージサイズ(大)の場合の測光エリア
(撮像範囲)」で示す矩形901の内側となり、432
分割測光センサー36全体となる。この時の測光エリア
は、図12の該当部に示されるエリア(グループ)A、
エリア(グループ)B、エリア(グループ)Cにグルー
ピングされる。そして、露出演算時にシステムコントロ
ーラ3にて各測光エリア毎に測光値に対し重み付けが行
われる。「イメージサイズ(大)」の場合、測光センサ
ー36の各グループに与えられる重み付け係数a,b,
cは、a=1、b=1、c=0.8となる。
【0113】図10は、「イメージサイズ(中)」の場
合に使用される測光エリアを示す図であり、同図に示す
ように、「イメージサイズ(中)」の場合に使用される
測光エリアは「イメージサイズ(中)の場合の測光エリ
ア(撮像範囲)」で示す矩形1001の内側となる。こ
の時の測光エリアは、図12の該当部に示されるエリア
(グループ)A、エリア(グループ)B、エリア(グル
ープ)Cにグルーピングされる。そして、露出演算時に
システムコントローラ3にて各測光エリア毎に測光値に
対し重み付けが行われる。「イメージサイズ(中)」の
場合、測光センサー36の各グループに与えられる重み
付け係数a,b,cは、a=1、b=1、c=0.8と
なる。
【0114】図11は、「イメージサイズ(小)」の場
合に使用される測光エリアを示す図であり、同図に示す
ように、「イメージサイズ(小)」の場合に使用される
測光エリアは「イメージサイズ(小)の場合の測光エリ
ア(撮像範囲)」で示す矩形1101の内側となる。こ
の時の測光エリアは、図12の該当部に示されるエリア
(グループ)A、エリア(グループ)B、エリア(グル
ープ)Cにグルーピングされる。そして、露出演算時に
システムコントローラ3にて各測光エリア毎に測光値に
対し重み付けが行われる。「イメージサイズ(小)」の
場合、測光センサー36の各グループに与えられる重み
付け係数a,b,cは、a=1、b=1、c=0.8と
なる。
【0115】イメージサイズが大、中、小、それぞれで
の撮像素子24の撮像範囲も上記各測光エリアと等価の
範囲となる。
【0116】次に、本実施の形態に係るデジタルカメラ
において、432分割測光センサー36の非有効領域を
設定し、有効領域のグルーピングを行い、上記各イメー
ジサイズに対する測光エリアの各グループ毎の重み付け
を行って、撮影レンズユニット2のイメージサイズに最
適の被写体輝度が演算される迄にどのように設定される
かを、図13乃至図15を用いて説明する。
【0117】図13は、本実施の形態に係るデジタルカ
メラにおける測光シーケンス全体を示すフローチャート
である。
【0118】図13において、まず、ステップS130
1でシーケンスがスタートして、ステップS1302に
進む。このステップS1302においては、各設定フラ
グ等の情報のイニシャライズを行い、次のステップS1
303で撮影レンズユニット2のデジタルカメラ本体1
への装着を検出すればステップS1304に進む。撮影
レンズユニット2の装着を検出しない場合は、上記ステ
ップS1303を繰り返す。
【0119】次に、ステップS1304では、ストロボ
モードの設定及び撮影レンズユニット2のイメージサイ
ズの読み込みを行う。ストロボモードは、操作手段4に
接続された撮影準備SW7(本実施の形態では押しボタ
ンSW)の押し込み操作に応じて<低輝度自動発光>→
<強制発光>→<発光停止>から再び→<低輝度自動発
光>の各モードの順に、ループ状にスクロールして設定
される。
【0120】但し、イニシャライズ時は、低輝度自動発
光モードに設定される。また、撮影レンズユニット2の
記憶手段49に記憶されているイメージサイズ情報は、
通信手段を通してシステムコントローラ3に読み込まれ
る。
【0121】上記ストロボモード、イメージサイズの設
定が終了したら、ステップS1305に進む。このステ
ップS1305では、上記測光センサー36の432箇
所の分割範囲A1〜A24、B1〜2、・・・・・R1
〜R24での各エリア毎の測光値VA1〜VA24、V
B1〜2、・・・・・VR1〜VR24が読み込まれ
て、その後、ステップS1306に進む。
【0122】このステップS1306では、測光エリア
のグルーピング処理及び重み付けを行うサブルーチンへ
飛ぶ。
【0123】図14及び図15は、前記グルーピング及
び重み付けサブルーチンを示すフローチャートである。
このグルーピング及び重み付けサブルーチンでは、上記
図13に示すフローチャートの上記ステップS1304
の撮影レンズユニット2のイメージサイズ情報に応じ
て、また、上記ステップS1305での測光センサー3
6の上記各測光値により進められていく。
【0124】図14において、まず、ステップS140
1でグルーピング及び重み付けサブルーチンをスタート
して、ステップS1402に進む。このステップS14
02では、上記イメージサイズ情報が「イメージサイズ
(大)」、「イメージサイズ(中)」、「イメージサイ
ズ(小)」を判断する。
【0125】ステップS1402において、「イメージ
サイズ(大)」と判定された場合は、ステップS141
1へ進む。「イメージサイズ(大)」の場合には、43
2分割測光センサー36の全エリアが有効領域となるた
め、測光範囲外エリアの設定処理は行われないで、グル
ーピング処理を行う。このグルーピング処理において
は、図12に示されるように、中心部エリアAはG10
〜G15、H10〜H15・・・・・L10〜L15が
設定される。中心部エリアAの周辺部エリアBはD7〜
D18、E7〜E18・・・O7〜O18が設定され
る。周辺部エリアBの外側に配置される外側エリアC
は、A1〜A24、B1〜B24・・・・R1〜R24
が設定される。
【0126】そして、次のステップS1412におい
て、グループA重み付け係数がa=1,b=1,c=
0.8に設定され、その後、ステップS1413へ進
む。
【0127】このステップS1413においては、ま
ず、各グループ毎の測光値が演算される。グループAの
測光値VAは、グループ内の各エリアの測光値VG10
〜VG15、VH10〜VH15・・・・・VL10〜
VL15を積算する事によって得られる。また、グルー
プBの測光値VBは、グループ内の各エリアの測光値V
D7〜VD18、VE7〜VE18・・・VO7〜VO
18を積算する事によって得られる。更に、グループC
の測光値VCは、グループ内の各エリアの測光値VA1
〜VA24、VB1〜VB24・・・・VR1〜VR2
4を積算する事によって得られる。
【0128】上記図13に示すフローチャートのステッ
プS1311にて逆光を判定するために、上記中央測光
範囲Aの重み付けされた中央測光値Svと、同中央測光
範囲A以外の範囲(上記部分測光範囲Bと周辺測光範囲
C)の重み付けされた逆光判定用周辺測光値BCvとを
設定する。
【0129】図14のステップS1413では、中央測
光値Sv,逆光判定用周辺測光値BCvが Sv=Va
×a,BCv=VB×b+VC×cに設定されて、その
後、ステップS1414に進む。
【0130】一方、前記ステップS1402において、
「イメージサイズ(中)」と判定された場合は、図15
のステップS1403へ進む。
【0131】このステップS1403において、前記ス
テップS1402において得られた撮影レンズユニット
2のイメージサイズ情報を元に432分割測光センサー
36の非有効エリアを設定する。「イメージサイズ
(中)」の場合は、S1403の枠内に書かれているエ
リアが非有効エリアA1〜A24、B1〜B24・・・
・R1〜R24となる。
【0132】次に、ステップS1404において有効な
測光範囲内エリアについてグルーピング処理を行う。こ
のグルーピング処理においては、図12に示されるよう
に、中心部エリアAはH11〜H14、I11〜I1
4、J11〜J14、K11〜K14が設定される。中
心部エリアAの周辺部エリアBはF9〜F16、G9〜
G16・・・・・・M9〜M16が設定される。周辺部
エリアBの外側に配置される外側エリアCは、D5〜D
20、E5〜E20・・・・O5〜O20が設定され
る。
【0133】そして、次のステップS1405におい
て、グループAの重み付け係数がa=1,b=1,c=
0.8に設定され、その後、ステップS1406に進
む。
【0134】このステップS1406においては、ま
ず、各グループ毎の測光値が演算される。グループAの
測光値VAは、グループ内各エリアの測光値VH11〜
VH14、VI11〜VI14、VJ11〜VJ14、
VK11〜VK14を積算する事によって得られる。ま
た、グループBの測光値VBは、グループ内各エリアの
測光値VF9〜VF16、VG9〜VG16・・・・・
・VM9〜VM16を積算する事によって得られる。更
に、グループCの測光値VCは、グループ内各エリアの
測光値VD5〜VD20、VE5〜VE20・・・・V
O5〜O20を積算する事によって得られる。
【0135】上記図13に示すフローチャートのステッ
プS1311にて逆光を判定するために、上記中央測光
範囲Aの重み付けされた中央測光値Svと、同中央測光
範囲A以外の範囲(上記部分測光範囲Bと周辺測光範囲
C)の重み付けされた逆光判定用周辺測光値BCvとを
設定する。
【0136】図15のステップS1406では、中央測
光値Sv,逆光判定用周辺測光値BCvが Sv=Va
×a,BCv=VB×b+VC×cに設定され、その
後、図14のステップS1414へ進む。
【0137】一方、前記図14のステップS1402に
おいて、「イメージサイズ(小)」と判定された場合
は、同図のステップS1407へ進む。
【0138】このステップS1407においては、図1
4のステップS1402において得られた撮影レンズユ
ニット2のイメージサイズ情報を元に432分割測光セ
ンサー36の非有効エリアを設定する。「イメージサイ
ズ(中)」の場合は、ステップS1407の枠内に書か
れているエリアが非有効エリアA1〜A24、B1〜B
24・・・・R1〜R24となる。
【0139】次に、ステップS1408において有効な
測光範囲内エリアについてグルーピング処理を行う。こ
のグルーピング処理においては、図12に示されるよう
に、中心部エリアAはI12、I13、J12、J13
が設定される。中心部エリアAの周辺部エリアBはH1
1〜H14、I11、I14、J11、J14、K11
〜K14が設定される。周辺部エリアBの外側に配置さ
れる外側エリアCは、G9〜G16、H9、H10、H
15・・・・L9〜L16が設定される。
【0140】そして、次のステップS1409におい
て、グループAの重み付け係数がa=1,b=1,c=
0.8に設定され、その後、ステップS1410に進
む。
【0141】このステップS1410においては、ま
ず、各グループ毎の測光値が演算される。グループAの
測光値VAは、グループ内各エリアの測光値VI12、
VI13、VJ12、VJ13を積算する事によって得
られる。また、グループBの測光値VBは、グループ内
各エリアの測光値VH11〜VH14、VI11、VI
14、VJ11、VJ14、VK11〜VK14を積算
する事によって得られる。更に、グループCの測光値V
Cは、グループ内各エリアの測光値VG9〜VG16、
VH9、VH10、VH15・・・・VL9〜VL16
を積算する事によって得られる。
【0142】上記図13に示すフローチャートのステッ
プS1311にて逆光を判定するために、上記中央測光
範囲Aの重み付けされた中央測光値Svと、同中央測光
範囲A以外の範囲(上記部分測光範囲Bと周辺測光範囲
C)の重み付けされた逆光判定用周辺測光値BCvとを
設定する。
【0143】図14のステップS1410では、中央測
光値Sv,逆光判定用周辺測光値BCvが Sv=Va
×a,BCv=VB×b+VC×cに設定され、その
後、ステップS1414へ進む。
【0144】このステップS1414においては、撮影
レンズユニット2のイメージサイズ情報に応じて重み付
けされた補正被写体輝度Evを設定している。同輝度E
vは、測光センサー36に設定された各グループA,
B,Cの中央測光値Va,部分測光値VB,周辺測光値
VCに重み付け係数a,b,cを掛けて、それぞれの項
を加えた演算式「Ev=Va×a+VB×b+VC×
c」から求められる。次に、ステップS1415へ進ん
でグルーピング及び重み付けサブルーチンを終了して、
図13のステップS1306へ戻る。
【0145】ここで、再び図13ヘ戻り、ステップS1
306にて重み付けサブルーチンから戻ってきたら、次
のステップS1307へ進む。そして、再びこのステッ
プS1307において、図16に示すストロボモード判
定サブルーチンへ飛ぶ。
【0146】ここで、図16に示すストロボモード判定
サブルーチンを説明する。
【0147】まず、ステップS1601にてストロボモ
ード判定サブルーチンがスタートして、次のステップS
1602へ進む。このステップS1602において、上
記図13のフローチャートのステップS1304におけ
るストロボの発光停止が設定されたか否かを判断する。
上記ステップS1602において、ストロボの発光停止
が設定されていなければステップS1603へ進み、ス
トロボ発光フラグFSを立てて 、即ちFS=1(スト
ロボ発光許可)に設定して、次のステップS1605へ
進む。
【0148】一方、前記ステップS1602において、
ストロボの発光停止が設定されていればステップS16
04へ進み、ストロボ発光フラグFSを立てずに、即ち
FS=0(ストロボ発光禁止)に設定して、次のステッ
プS1605へ進む。このステップS1605にて、ス
トロボモード判定サブルーチンを終了して、上記図13
のステップS1307へ戻る。
【0149】再び、上記図13に戻って、ステップS1
307にてストロボモード判定サブルーチンから戻って
きたら、次のステップS1308へ進む。このステップ
S1308において、設定されたイメージサイズ情報で
の重み付けされた補正被写体輝度値Evが所定輝度値E
0より低いか否かの低輝度判定を行い、Ev<E0の低
輝度の場合はステップS1309へ進む。
【0150】このステップS1309において、ストロ
ボ発光が許可されているか否かを判断し、ストロボ発光
が許可されていればステップS1310へ進む。このス
テップS1310ではストロボ発光を設定して、次のス
テップS1315へ進む。一方、上記ステップS130
9において、ストロボ発光が許可されていなければステ
ップS1314へ進む。
【0151】一方、上記ステップS1308において、
低輝度Ev<E0でなく低輝度でない場合はステップS
1311へ進む。
【0152】ステップS1311において前述した逆光
判定を行う。つまり、トリミング範囲の周辺の輝度とし
ての逆光判定用周辺輝度値Avに対して、トリミング範
囲の中心付近の輝度としての逆光判定用中央輝度値Sv
が、どの程度小さいかを逆光用所定輝度値Ejを基準と
してBCv−Sv≧Ejの関係であるか否かを判断す
る。このステップS1311において、中心付近がそれ
ほど暗くなくBCvーSv≧Ejの関係が成り立たずに
逆光でないと判断すれば、ステップS1314へ進む。
【0153】一方、前記ステップS1311において、
中心付近が暗くBCvーSv≧Ejの関係が成り立ち逆
光と判断すれば、ステップS1312へ進む。
【0154】このステップS1312において、ストロ
ボ発光が許可されているか否かを判断し、ストロボ発光
フラグFSがFS=1に設定されていて、ストロボ発光
が許可されていれば上記ステップS1310に進む。こ
のステップS1310では、上述したようにストロボ発
光を設定して、ステップS1315へ進む。
【0155】一方、上記ステップS1312において、
ストロボ発光フラグFSがFS=1に設定されてなく、
ストロボ発光が許可されていなければ、ステップS13
13へ進む。
【0156】このステップS1313において、トリミ
ング範囲全体の重み付けされた補正被写体輝度値Evを
逆光補正する。同逆光補正は、同トリミング範囲全体の
重み付けされた補正被写体輝度値Evを小さくして、中
心付近の重み付けされた補正被写体中央輝度値Svに近
づけることにより、中心付近が暗いという判定をして中
心付近の露出不足を補う。このために、同重み付け補正
された輝度値Evから逆光補正所定輝度値Ehを差し引
いた輝度値を逆光補正輝度値Evとして新たに設定し直
し、つまり、Ev=Ev−Ehとして、その後、ステッ
プS1314へ進む。
【0157】最後に、このステップS1314において
は、各条件で設定された輝度値Evにより、シャッター
速度及び絞り値を設定して、ステップS1315へ進ん
で、本シーケンスは終了となる。
【0158】本実施の形態に係るデジタルカメラによれ
ば、撮影レンズユニット2のイメージサイズの大きさに
1対1に対応しない測光センサー36を用いて最適な露
出値を算出することが可能となる。
【0159】尚、本実施の形態に係るデジタルカメラに
よれば、432分割の測光センサー36を測光手段とし
て使用したが、この測光センサーの分割数は複数であれ
ば幾つでも良い。
【0160】また、本実施の形態に係るデジタルカメラ
では、露出値をシャッターのシーケンスに入る前に決定
しているが、リアルタイム積分(ダイレクト測光)で用
いても良い。
【0161】以上詳述したように、本実施の形態に係る
デジタルカメラによれば、異なるイメージサイズの交換
レンズを有する撮影レンズユニット2をデジタルカメラ
本体1に装着可能で、しかも撮影素子24上の像の所定
の範囲に対応する像を拡大するズームレンズ43により
前記交換レンズのイメージサイズに前記デジタルカメラ
本体1を適合させるデジタルカメラにおいて、撮像素子
24への露光量を測定するために複数の測光エリアに分
割された分割測光手段としての測光センサー36と、こ
の測光センサー36の測光エリアをグループ化するグル
ーピング手段としてのシステムコントローラ3と、この
システムコントローラ3によってグループ化する測光エ
リアを前記撮影レンズユニット2のイメージサイズを表
わす情報に基づいて変更するグルーピング領域変更手段
としてのシステムコントローラ3とを備え、イメージサ
イズの異なるレンズが装着された場合でも適切な測光領
域で測光して、撮像素子24への露光制御を適切な露出
量で行えるように構成したから、撮影レンズのイメージ
サイズの大きさに応じてケラレがなく且つ適切な露出の
画像データを得ることが可能となる。
【0162】また、本実施の形態に係るデジタルカメラ
によれば、異なるイメージサイズの交換レンズを有する
撮影レンズユニット2をデジタルカメラ本体1に装着可
能で、しかも撮影素子24上の像の所定の範囲に対応す
る像を拡大するズームレンズ43により前記交換レンズ
のイメージサイズに前記デジタルカメラ本体1を適合さ
せるデジタルカメラにおいて、撮像素子24への露光量
を測定するために複数の測光エリアに分割された分割測
光手段としての測光センサー36と、この測光センサー
36の測光エリアをグループ化するグルーピング手段と
してのシステムコントローラ3と、このシステムコント
ローラ3によってグループ化する測光エリアを前記撮影
レンズユニット2のイメージサイズを表わす情報に基づ
いて変更するグルーピング領域変更手段としてのシステ
ムコントローラ3とを備え、測光エリアグループエリア
外形は、グルーピング領域が変更されても相似形である
とすることで、イメージサイズの異なるレンズが装着さ
れた場合でも、適切な測光領域で測光し、撮像素子24
への露光制御を適切な露出量で行えるように構成したか
ら、撮影レンズのイメージサイズの大きさに応じてケラ
レがなく且つ適切な露出の画像データを得ることが可能
となる。また、測光エリアグルーピング形状が撮影レン
ズのイメージサイズの大きさによらず相似形であるの
で、測光アルゴリズムを撮影レンズのイメージサイズの
大きさに応じて変更する必要がなく、カメラシーケンス
の複雑化を招かない。
【0163】尚、本発明は、複数の機器(例えば、ホス
トコンピュータ、インターフェース機器、リーダー、プ
リンタ等)から構成されるシステムに適用しても、1つ
の機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装
置等)に適用してもよい。
【0164】また、本発明の目的は、上記実施の形態の
機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録
した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシ
ステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMP
U等)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み
出して実行することによっても達成されることは言うま
でもない。
【0165】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が前述した実施の形態の機能を実現す
ることになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒
体は本発明を構成することになる。
【0166】また、プログラムコードを供給するための
記憶媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)デ
ィスク、ハードディスク、光磁気ディスク、CD−RO
M、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−
RAM、DVD−RW、DVD+RW、磁気テープ、不
揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができ
る。
【0167】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、上記実施の形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレ
ーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部
を行い、その処理によって前述した実施の形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0168】更に、記憶媒体から読み出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示
に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備
わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施の形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0169】(第2の実施の形態)次に、本発明の第2
の実施の形態を図17〜図21に基づき説明する。
【0170】尚、本実施の形態に係る撮像装置の基本的
な構成は、上述した第1の実施の形態における図1〜図
5と同一であり、また、ストロボモード判定処理シーケ
ンスも上述した第1の実施の形態における図16と同一
であるから、必要に応じて、これら各図を流用して説明
すると共に、その詳細な説明は省略する。
【0171】本実施の形態は、異なるイメージサイズの
交換レンズを有する撮影レンズユニット2をデジタルカ
メラ本体1に装着可能で、しかも撮影素子24上の像の
所定範囲に対応する像を拡大するズームレンズ43によ
り前記交換レンズのイメージサイズに前記デジタルカメ
ラ本体1を適合させるデジタルカメラにおいて、撮像素
子24への露光量を測定するために複数に分割された分
割測光手段としての測光センサー36と、撮影レンズの
イメージサイズを表わす情報に基づいて測光センサー3
6の測光領域毎の重み付けを変更する重み付け変更手段
としてのシステムコントローラ3と、このシステムコン
トローラ3の出力に基づき撮像素子24への露出量を演
算する演算手段としてのシステムコントローラ3とを有
することで、イメージサイズの異なるレンズが装着され
た場合でも適切な測光領域で測光し、撮像素子24への
露光制御を適切な露光量で行えるようにしたものであ
る。
【0172】本実施の形態に係る撮像装置であるデジタ
ルカメラにおける測光センサー36(図1及び図4参
照)は、9分割とされている。
【0173】図17は、本実施の形態に係る撮像装置で
あるデジタルカメラにおける測光センサー36の分割形
状を説明するための図であり、同図に示すように、この
測光センサー36の測定範囲は、測光センサー36の中
心部エリアA、この中心部エリアAの周辺部エリアB
1,B2,B3,B4、これら周辺部エリアB1〜B4
の外側に配置される外側エリアC1,C2,C3,C4
に分割されている。
【0174】この測光センサー36の各範囲(エリア)
A,B1〜B4,C1〜C4からの検出電流は、測光回
路37(図1参照)に入力される。この測光回路37で
は、入力された測光センサー36の各範囲A,B1〜B
4,C1〜C4の検出電流を検出電圧に変換し、システ
ムコントローラ3(図1参照)に入力する。
【0175】システムコントローラ3では、測光回路3
7からの各検出電圧がA/D変換されてデジタル信号と
して取り込まれ、分割された範囲の各デジタル信号にイ
メージサイズ情報入力手段からの撮影レンズのイメージ
サイズの大きさに応じて重み付けを行い、最適な被写体
輝度が演算されて露出値が決定される。
【0176】次に、測光センサー36と撮影レンズのイ
メージサイズの大きさとの関係について、図18を用い
て説明する。
【0177】図18は、イメージサイズ大、中、小それ
ぞれの場合のイメージサークル内の有効撮影範囲内を表
わす円を9分割測光センサー36上に示した状態を示す
図である。同図において、「イメージサイズ(大)」、
「イメージサイズ(中)」、「イメージサイズ(小)」
の円は、それぞれのイメージサイズの場合の有効撮影範
囲(周辺光量落ち等を考慮して撮影に堪える範囲)を示
したものである。
【0178】「イメージサイズ(大)」の時、使用され
る測光エリアは「イメージサイズ(大)の時の測光エリ
ア(撮像範囲)」で示す矩形内となり、9分割測光セン
サー36全体となる。
【0179】「イメージサイズ(中)」の時、使用され
る測光エリアは「イメージサイズ(中)の時の測光エリ
ア(撮像範囲)」で示す点線で示される矩形内となる。
【0180】「イメージサイズ(小)」の時、使用され
る測光エリアは「イメージサイズ(小)の時の測光エリ
ア(撮像範囲)」で示す点線で示される矩形内となる。
【0181】イメージサイズ大、中、小それぞれでの撮
像素子24の撮像範囲も上記各測光エリアと等価の範囲
となる。
【0182】次に、図19を用いて、露出演算時にシス
テムコントローラ3において各側光エリア毎に行われる
重み付け値とイメージサイズの大きさとの関係を説明す
る。「イメージサイズ(大)」の時、上記測光センサー
36の各ブロック範囲A、B1〜B4、C1〜C4の重
み付け係数a、b1〜b4、c1〜c4は、a=1、b
1〜b4=1、c1〜c4=0.8となる。
【0183】「イメージサイズ(中)」の時、上記測光
センサー36の各ブロック範囲A、B1〜B4、C1〜
C4の重み付け係数a、b1〜b4、c1〜c4は、a
=1、b1〜b4=1、c1〜c4=0.25となる。
【0184】「イメージサイズ(小)」の時、上記測光
センサー36の各ブロック範囲A、B1〜B4、C1〜
C4の重み付け係数a、b1〜b4、c1〜c4は、a
=1、b1〜b4=0.45、c1〜c4=0となる。
【0185】この時、システムコントローラ3は、各測
光エリア毎に図19に示される重み付けをイメージサイ
ズ大の場合全ての測光センサ−36のエリアが露出演算
に用いられる。
【0186】次に、本実施の形態に係る撮像装置である
デジタルカメラの動作を、図20を用いて説明する。
【0187】図20は、本実施の形態に係る撮像装置で
あるデジタルカメラにおける露出設定までの動作の流れ
を示すフローチャートであり、上記各イメージサイズに
対する重み付けが、撮影レンズのイメージサイズに最適
の被写体輝度が演算されるまでにどのように設定される
かを主に示している。
【0188】まず、ステップS2001でシーケンスが
スタートして、ステップS2002へ進む。ステップS2
002において各設定フラグ等の情報のイニシャライズ
を行い、ステップS2003へ進んで撮影レンズユニッ
ト2の装着検知を行う。そして、撮影レンズユニット2
の装着が検知されればステップS2004へ進み、ま
た、撮影レンズユニット2の装着が検知されなければ前
記ステップS2003を繰り返す。
【0189】ステップS2004では、ストロボモード
の設定及び撮影レンズのイメージサイズの読み込みを行
う。ストロボモードは、<低輝度自動発光>→<強制発
光>→<発光停止>から再び→<低輝度自動発光>の各
モードの順に、ループ状にスクロールして設定される。
但し、イニシャライズ時は、低輝度自動発光モードに設
定される。また、撮影レンズユニット2の記憶手段49
に記憶されているイメージサイズ情報は、通信手段を通
してシステムコントローラ3に読み込まれる。
【0190】上記ストロボモードの設定及びイメージサ
イズの設定が終了したならばステップS2005へ進
む。このステップS2005では、測光センサー36の
9つの分割範囲A、B1〜B4、C1〜C4での中央測
光値Va、部分測光値VB1〜VB4、周辺測光値VC
1〜VC4が読み込まれ、その後、ステップS1006
へ進む。
【0191】ステップS1006では、図21に示す重
み付けを行うサブルーチンへ進む。
【0192】図21は、上記重み付けサブルーチンを示
すフローチャートである。この重み付けサブルーチンで
は、上記図20のステップS2004における撮影レン
ズのイメージサイズ情報に応じて、また、上記図20の
ステップS2005における上記測光センサー36の上
記各測光値により進められていく。
【0193】図21において、まず、ステップS210
1で重み付けサブルーチンをスタートして、ステップS
S2102へ進む。このステップSS2102では、上
記イメージサイズ情報が「イメージサイズ(大)」か、
「イメージサイズ(中)」か、「イメージサイズ
(小)」かを、それぞれ判断する。そして、「イメージ
サイズ(大)」であると判断された場合はステップS2
107へ、また、「イメージサイズ(中)」であると判
断された場合はステップS2103へ、更に「イメージ
サイズ(小)」であると判断された場合はステップS2
105へそれぞれ進む。
【0194】ステップS2107では重み付け係数がa
=1、b1〜b4=1、c1〜c4=0.8にそれぞれ
設定され、その後、ステップS2108へ進む。このス
テップS2108では、上記図20のステップS201
1にて逆光を判定するために、上記中央測光範囲Aの重
み付けされた中央測光値Svと、同中央測光範囲A以外
の範囲(上記部分測光範囲B1〜B4と周辺測光範囲C
1〜C4)の重み付けされた逆光判定用周辺測光値BC
vとを設定する。上記ステップS2108では、中央測
光値Sv、逆光判定用周辺測光値BCvがSv=Va×
a、BCv=VB1×b1+VB2×b2+VB3×b
3+VB4×b4+Vc1×c1+Vc2×c2+Vc
3×c3+Vc4×c4にそれぞれ設定され、その後、
ステップS2109へ進む。
【0195】ステップS2105では重み付け係数がa
=1、b1〜b4=0.45、c1〜c4=0にそれぞ
れ設定され、その後、ステップS2106へ進む。この
ステップS2106では、上記図20のステップS20
11にて逆光を判定するために、上記中央測光範囲Aの
重み付けされた中央測光値Svと、同中央測光範囲A以
外の範囲(上記部分測光範囲B1〜B4と周辺測光範囲
C1〜C4)の重み付けされた逆光判定用周辺測光値B
Cvとを設定する。上記ステップS2108では、中央
測光値Sv、逆光判定用周辺測光値BCvがSv=Va
×a、BCv=VB1×b1+VB2×b2+VB3×
b3+VB4×b4+Vc1×c1+Vc2×c2+V
c3×c3+Vc4×c4にそれぞれ設定され、その
後、ステップS2109へ進む。このステップS210
9では、撮影レンズのイメージサイズ情報に応じて重み
付けされた補正被写体輝度値Evを設定している。この
補正被写体輝度値Evは、測光センサー36の9分割さ
れた各範囲A、B1〜B4、C1〜C4の中央測光値V
a、部分測光値VB1〜VB4、周辺測光値VC1〜V
C4に重み付け係数a、b1〜b4、c1〜c4をそれ
ぞれ掛けて、それぞれの項を加えた演算式であるEv=
Va×a+VB1×b1+VB2×b2+VB3×b3
+VB4×b4+Vc1×c1+Vc2×c2+Vc3
×c3+Vc4×c4から求められる。その後、ステッ
プS2110へ進んで本処理動作を終了し、図20のス
テップS2006へ戻る。
【0196】再び図20へ戻り、同図のステップS20
06にて重み付けサブルーチンから戻ってきたらステッ
プS2007へ進む。そして、再びステップS2007
において図16のストロボモード判定サブルーチンへ飛
ぶ。
【0197】尚、このストロボモード判定サブルーチン
の詳細については、上述した第1の実施の形態において
説明したので、ここでは省略する。
【0198】再び図20のステップS2007において
図16のストロボモード判定サブルーチンから戻ってき
たらステップS2008へ進む。このステップS200
8では、設定されたイメージサイズ情報での重み付けさ
れた補正被写体輝度値Evが所定輝度値E0より低いか
否かの低輝度判定を行い、Ev<E0の低輝度であると
判定された場合はステップS2009へ進む。
【0199】ステップS2009ではストロボ発光が許
可されているか否かを判定し、ストロボ発光が許可され
ていると判定された場合はステップS2010へ進む。
このステップS2010ではストロボ発光を設定し、そ
の後、ステップS2015へ進む。また、前記ステップ
S2009においてストロボ発光が許可されていないと
判定された場合はステップS2014へ進む。
【0200】一方、前記ステップS2008において低
輝度でないと判定された場合はステップS2011へ進
む。このステップS2011では、前述した逆光判定を
行う。つまり、トリミング範囲の中心付近の輝度として
の逆光判定用周辺輝度値Avに対して、トリミング範囲
の中心付近の輝度としての逆光判定用中央輝度値Sv
が、どの程度小さいかを逆光用所定輝度値Ejを基準と
してBC−Sv≧Ejの関係であるか否かを判定する。
このステップS2011において、通信付近が暗くBC
−Sv≧Ejの関係が成り立ち、逆光であると判定され
ればステップS2012へ進む。
【0201】ステップS2012ではストロボ発光が許
可されているか否かを判定し、ストロボ発光フラグFS
がFS=1に設定されていて、ストロボ発光が許可され
ていれば上記ステップS2010へ進む。このステップ
S2010では、上述したようにストロボ発光を設定し
て、その後、ステップS2015へ進む。また、前記ス
テップS2012においてストロボ発光フラグFSがF
S=1に設定されてなく、ストロボ発光が許可されてい
れば、ステップS2013へ進む。
【0202】ステップS2013では、トリミング範囲
全体の重み付けされた補正被写体輝度値Evを逆光補正
する。この逆光補正は、前記トリミング範囲全体の重み
付けされた補正被写体輝度値Evを小さくして、中心付
近の重み付けされた補正被写体中央輝度値Svに近づけ
ることにより、通信付近が暗いという判定を行って、中
心付近の露出不足を補う。このために、上記重み付け補
正された補正被写体輝度値Evから逆光補正所定輝度値
Ehを差し引いた輝度値を逆光補正被写体輝度値Evと
して新たに設定し直し、つまり、Ev=Ev−Ehとし
て、その後、ステップS2014へ進む。
【0203】ステップS2014では、各条件で設定さ
れた補正被写体輝度値Evにより、シャッター速度、絞
り値を設定して、その後、ステップS2015へ進んで本
処理動作を終了する。
【0204】なお、本実施の形態のように、撮影レンズ
のイメージサイズの大きさに1対1に対応しない測光セ
ンサー36を用いて最適な露出値を算出することが可能
となる。そして、本実施の形態では、測光手段として9分
割の測光センサーを使用したが、この測光センサーの分
割数は複数であれば幾つでも良い。また、本実施の形態
では、シャッターのシーケンスに入る前に露出値を決定
しているが、リアルタイム積分(ダイレクト測光)でも
良い。
【0205】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、撮影レン
ズのイメージサイズの大きさに応じてケラレがなく且つ
適切な露出の画像データを得ることが可能で、しかも、
カメラシーケンスの複雑化を招かない撮影レンズのイメ
ージサイズの大きさに応じてケラレがなく且つ適切な露
出の画像データを得る事が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の係る撮像装置であ
るデジタルカメラの構成を示すブロック図である。
【図2】同デジタルカメラを構成するデジタルカメラ本
体と撮影レンズユニットの構成を示す斜視図である。
【図3】同デジタルカメラにおけるLCD部の表示例を
示す平面図である。
【図4】同デジタルカメラにおけるファインダー及び測
光光学系を示す図である。
【図5】同デジタルカメラにおけるファインダーの視野
枠変化を示す図である。
【図6】同デジタルカメラにおける測光センサーのグル
ーピング形状を示す図である。
【図7】同デジタルカメラにおける測光センサーの受光
面の分割形状を説明する図である。
【図8】同デジタルカメラにおける測光センサーと撮影
レンズのイメージサイズとの関係を示す図である。
【図9】同デジタルカメラにおける撮影レンズのイメー
ジサイズが大の場合に使用される測光エリアを示す図で
ある。
【図10】同デジタルカメラにおける撮影レンズのイメ
ージサイズが中の場合に使用される測光エリアを示す図
である。
【図11】同デジタルカメラにおける撮影レンズのイメ
ージサイズが小の場合に使用される測光エリアを示す図
である。
【図12】同デジタルカメラにおける測光センサーのグ
ルーピング説明図である。
【図13】同デジタルカメラにおける測光処理動作全体
の流れを示すフローチャートである。
【図14】同デジタルカメラにおける測光領域選択処理
動作及びグルーピング処理動作の流れを示すフローチャ
ートである。
【図15】同デジタルカメラにおける測光領域選択処理
動作及びグルーピング処理動作の流れを示すフローチャ
ートである。
【図16】同デジタルカメラにおけるストロボ設定処理
動作の流れを示すフローチャートである。
【図17】本発明の第2の実施の形態に係る撮像装置で
あるデジタルカメラにおける測光センサーの分割形状を
示す図である。
【図18】同デジタルカメラにおける測光センサーと撮
影レンズのイメージサイズの大きさとの関係を示す図で
ある。
【図19】同デジタルカメラにおける測光センサーの重
み付け設定内容の一例を示す図である。
【図20】同デジタルカメラにおける露出処理動作の流
れを示すフローチャートである。
【図21】同デジタルカメラにおける露出重み付け変更
処理動作の流れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 デジタルカメラ本体 2 撮影レンズユニット(撮影レンズ) 3 システムコントローラ 4 操作手段 5 レリーズSW(1) 6 レリーズSW(2) 7 撮影準備SW 8 ズームSW 9 イメージサイズ判別スタートSW 10 測色センサー 11 ホワイトバランス用A/D回路 12 ホワイトバランス制御回路 13 シャッター 14 シャッター制御回路 15 ミラー 16 ミラー制御回路 17 測距センサー 18 測距回路 19 ストロボ 20 I/F手段 21 駆動回路 22 姿勢検知センサー 23 撮影レンズ着脱検知手段 24 撮像素子 25 撮像回路 26 A/D変換回路 27 記録媒体 28 圧縮伸長回路 29 画像処理回路 30 メモリ 31 透過型液晶板 32 ピント板 33 ペンタプリズム 34 測光ミラー 35 測光レンズ 36 測光センサー 37 測光回路 38 外部I/F 39 発音体 40 LCD制御回路 41 LCD 42 接眼レンズ 43 ズームレンズ 44 絞り部 45 フォーカスレンズ 46 ズームモータ 47 絞りアクチュエータ 48 AFモータ 49 レリーズボタン 50 レンズ検出ピン 51 カメラ側マウント 52 レンズ側マウント
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // H04N 101:00 H04N 101:00 (72)発明者 田村 進 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 戸松 景 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 堀間 勝利 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 2H002 DB31 DB32 EB11 EB13 FB31 GA01 GA71 GA74 HA04 2H101 EE08 EE21 5C022 AA13 AB01 AB19 AC13 AC54 AC77 AC78

Claims (61)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カメラ側マウントを有するカメラ本体
    と、該カメラ側マウントと結合するレンズ側マウントを
    有する撮影レンズとから成る撮像装置により撮像する撮
    像方法であって、 前記撮影レンズのイメージサイズを表わす情報を前記カ
    メラ本体に入力する入力ステップと、 前記入力ステップにより入力された前記情報に基づき前
    記撮影レンズのイメージサイズがそのままで前記カメラ
    本体に適合するか否かを判定する判定ステップと、 前記判定ステップにより不適合と判定され場合に前記撮
    影レンズによって形成される撮像素子上の像を表わす画
    像信号に対して信号処理を行うことによって前記撮影レ
    ンズのイメージサイズに前記カメラ本体を適合させる適
    合ステップと、 前記撮像素子への露光量を測定するために複数に分割さ
    れた測光エリアをグループ化するグルーピングステップ
    と、 前記グルーピングステップによりグループ化する測光エ
    リアを前記撮影レンズのイメージサイズを表わす情報に
    基づいて変更するグルーピング領域変更ステップとを有
    することを特徴とする撮像方法。
  2. 【請求項2】 前記撮像装置は、電子カメラであること
    を特徴とする請求項1記載の撮像方法。
  3. 【請求項3】 前記適合ステップは、電子回路により前
    記撮影素子上における像を表わす信号に対して信号処理
    を行うことを特徴とする請求項1記載の撮像方法。
  4. 【請求項4】 前記適合ステップは、前記撮影素子上に
    おける像の所定範囲に対応する像を拡大する拡大手段に
    より、前記撮影レンズのイメージサイズに前記カメラ本
    体を適合させることを特徴とする請求項1記載の撮像方
    法。
  5. 【請求項5】 前記拡大手段は、電子ズームであること
    を特徴とする請求項1または4記載の撮像方法。
  6. 【請求項6】 カメラ側マウントを有するカメラ本体
    と、該カメラ側マウントと結合するレンズ側マウントを
    有する撮影レンズとから成る撮像装置であって、 前記撮影レンズのイメージサイズを表わす情報を前記カ
    メラ本体に入力する入力手段と、 前記入力手段により入力された前記情報に基づき前記撮
    影レンズのイメージサイズがそのままで前記カメラ本体
    に適合するか否かを判定する判定手段と、 前記判定手段により不適合と判定され場合に前記撮影レ
    ンズによって形成される撮像素子上の像を表わす画像信
    号に対して信号処理を行うことによって前記撮影レンズ
    のイメージサイズに前記カメラ本体を適合させる適合手
    段と、 前記撮像素子への露光量を測定するために複数に分割さ
    れた測光エリアをグループ化するグルーピング手段と、 前記グルーピング手段によりグループ化する測光エリア
    を前記撮影レンズのイメージサイズを表わす情報に基づ
    いて変更するグルーピング領域変更手段とを有すること
    を特徴とする撮像装置。
  7. 【請求項7】 前記適合手段は、電子回路により前記撮
    影素子上における像を表わす信号に対して信号処理を行
    うことを特徴とする請求項6記載の撮像装置。
  8. 【請求項8】 前記適合手段は、前記撮影素子上におけ
    る像の所定範囲に対応する像を拡大する拡大手段によ
    り、前記撮影レンズのイメージサイズに前記カメラ本体
    を適合させることを特徴とする請求項6記載の撮像装
    置。
  9. 【請求項9】 前記拡大手段は、電子ズームであること
    を特徴とする請求項6または8記載の撮像装置。
  10. 【請求項10】 前記撮像装置は、電子カメラであるこ
    とを特徴とする請求項6乃至9のいずれかに記載の撮像
    装置。
  11. 【請求項11】 カメラ側マウントを有するカメラ本体
    と、該カメラ側マウントと結合するレンズ側マウントを
    有する撮影レンズとから成る撮像装置により撮像する撮
    像方法であって、 前記撮影レンズのイメージサイズを表わす情報を前記カ
    メラ本体に入力する入力ステップと、 前記入力ステップにより入力された前記情報に基づき前
    記撮影レンズのイメージサイズがそのままで前記カメラ
    本体に適合するか否かを判定する判定ステップと、 前記判定ステップにより不適合と判定された場合前記撮
    影レンズにより形成される撮像素子上の像を表わす画像
    信号に対して信号処理を行うことによって前記撮影レン
    ズのイメージサイズに前記カメラ本体を適合させる適合
    ステップと、 前記撮像素子への露光量を測定するために複数に分割さ
    れた測光エリアをグループ化するグルーピングステップ
    と、 前記グルーピングステップによりグループ化する測光エ
    リアを前記撮影レンズのイメージサイズを表わす情報に
    基づいて変更するグルーピング領域変更ステップとを有
    し、 前記測光エリアグループのエリア外形は、前記グルーピ
    ングステップによりグルーピング領域が変更されても相
    似形であることを特徴とする撮像方法。
  12. 【請求項12】 前記撮像装置は、電子カメラであるこ
    とを特徴とする請求項11記載の撮像方法。
  13. 【請求項13】 前記適合ステップは、電子回路により
    前記撮影素子上における像を表わす信号に対して信号処
    理を行うことを特徴とする請求項11記載の撮像方法。
  14. 【請求項14】 前記適合ステップは、前記撮影素子上
    における像の所定範囲に対応する像を拡大する拡大手段
    により、前記撮影レンズのイメージサイズに前記カメラ
    本体を適合させることを特徴とする請求項11記載の撮
    像方法。
  15. 【請求項15】 前記拡大手段は、電子ズームであるこ
    とを特徴とする請求項11または14記載の撮像方法。
  16. 【請求項16】 カメラ側マウントを有するカメラ本体
    と、該カメラ側マウントと結合するレンズ側マウントを
    有する撮影レンズとから成る撮像装置であって、 前記撮影レンズのイメージサイズを表わす情報を前記カ
    メラ本体に入力する入力手段と、 前記入力手段により入力された前記情報に基づき前記撮
    影レンズのイメージサイズがそのままで前記カメラ本体
    に適合するか否かを判定する判定手段と、 前記判定手段により不適合と判定された場合前記撮影レ
    ンズにより形成される撮像素子上の像を表わす画像信号
    に対して信号処理を行うことによって前記撮影レンズの
    イメージサイズに前記カメラ本体を適合させる適合手段
    と、 前記撮像素子への露光量を測定するために複数に分割さ
    れた測光エリアをグループ化するグルーピング手段と、 前記グルーピング手段によりグループ化する測光エリア
    を前記撮影レンズのイメージサイズを表わす情報に基づ
    いて変更するグルーピング領域変更手段とを有し、 前記測光エリアグループのエリア外形は、前記グルーピ
    ング手段によりグルーピング領域が変更されても相似形
    であることを特徴とする撮像装置。
  17. 【請求項17】 前記適合手段は、電子回路により前記
    撮影素子上における像を表わす信号に対して信号処理を
    行うことを特徴とする請求項16記載の撮像装置。
  18. 【請求項18】 前記適合手段は、前記撮影素子上にお
    ける像の所定範囲に対応する像を拡大する拡大手段によ
    り、前記撮影レンズのイメージサイズに前記カメラ本体
    を適合させることを特徴とする請求項16記載の撮像装
    置。
  19. 【請求項19】 前記拡大手段は、電子ズームであるこ
    とを特徴とする請求項16または18記載の撮像装置。
  20. 【請求項20】 前記撮像装置は、電子カメラであるこ
    とを特徴とする請求項16乃至19のいずれかに記載の
    撮像装置。
  21. 【請求項21】 カメラ側マウントを有するカメラ本体
    と、該カメラ側マウントと結合するレンズ側マウントを
    有する撮影レンズとから成る撮像装置により撮像する撮
    像方法であって、 前記撮影レンズのイメージサイズを表わす情報を前記カ
    メラ本体に入力する入力ステップと、 前記入力ステップにより入力された前記情報に基づき前
    記撮影レンズのイメージサイズがそのままで前記カメラ
    本体に適合するか否かを判定する判定ステップと、 前記判定ステップにより不適合と判定され場合に前記撮
    影レンズによって形成される撮像素子上の像を表わす画
    像信号に対して信号処理を行うことによって前記撮影レ
    ンズのイメージサイズに前記カメラ本体を適合させる適
    合ステップと、 前記撮像素子への露光量を測定するために複数に分割さ
    れた測光エリア毎の重み付けを前記撮影レンズのイメー
    ジサイズを表わす情報に基づいて変更する重み付け変更
    ステップと、 前記重み付け変更ステップの出力に基づき前記撮像素子
    への露出量を演算する演算ステップとを有することを特
    徴とする撮像方法。
  22. 【請求項22】 前記撮像装置は、電子カメラであるこ
    とを特徴とする請求項21記載の撮像方法。
  23. 【請求項23】 前記適合ステップは、電子回路により
    前記撮影素子上における像を表わす信号に対して信号処
    理を行うことを特徴とする請求項21記載の撮像方法。
  24. 【請求項24】 前記適合ステップは、前記撮影素子上
    における像の所定範囲に対応する像を拡大する拡大手段
    により、前記撮影レンズのイメージサイズに前記カメラ
    本体を適合させることを特徴とする請求項21記載の撮
    像方法。
  25. 【請求項25】 前記拡大手段は、電子ズームであるこ
    とを特徴とする請求項21または24記載の撮像方法。
  26. 【請求項26】 カメラ側マウントを有するカメラ本体
    と、該カメラ側マウントと結合するレンズ側マウントを
    有する撮影レンズとから成る撮像装置であって、 前記撮影レンズのイメージサイズを表わす情報を前記カ
    メラ本体に入力する入力手段と、 前記入力手段により入力された前記情報に基づき前記撮
    影レンズのイメージサイズがそのままで前記カメラ本体
    に適合するか否かを判定する判定手段と、 前記判定手段により不適合と判定され場合に前記撮影レ
    ンズによって形成される撮像素子上の像を表わす画像信
    号に対して信号処理を行うことによって前記撮影レンズ
    のイメージサイズに前記カメラ本体を適合させる適合手
    段と、 前記撮像素子への露光量を測定するために複数に分割さ
    れた測光エリア毎の重み付けを前記撮影レンズのイメー
    ジサイズを表わす情報に基づいて変更する重み付け変更
    手段と、 前記重み付け変更手段の出力に基づき前記撮像素子への
    露出量を演算する演算手段とを有することを特徴とする
    撮像装置。
  27. 【請求項27】 前記適合手段は、電子回路により前記
    撮影素子上における像を表わす信号に対して信号処理を
    行うことを特徴とする請求項26記載の撮像装置。
  28. 【請求項28】 前記適合手段は、前記撮影素子上にお
    ける像の所定範囲に対応する像を拡大する拡大手段によ
    り、前記撮影レンズのイメージサイズに前記カメラ本体
    を適合させることを特徴とする請求項26記載の撮像装
    置。
  29. 【請求項29】 前記拡大手段は、電子ズームであるこ
    とを特徴とする請求項26または28記載の撮像装置。
  30. 【請求項30】 前記撮像装置は、電子カメラであるこ
    とを特徴とする請求項26乃至29のいずれかに記載の
    撮像装置。
  31. 【請求項31】 カメラ側マウントを有するカメラ本体
    と、該カメラ側マウントと結合するレンズ側マウントを
    有する撮影レンズとから成る撮像装置により撮像する撮
    像方法であって、 前記撮影レンズのイメージサイズを表わす情報を前記カ
    メラ本体に入力する入力ステップと、 前記入力ステップにより入力された前記情報に基づき前
    記撮影レンズのイメージサイズがそのままで前記カメラ
    本体に適合するか否かを判定する判定ステップと、 前記判定ステップにより不適合と判定され場合に前記撮
    影レンズによって形成される撮像素子上の像を表わす画
    像信号に対して信号処理を行うことによって前記撮影レ
    ンズのイメージサイズに前記カメラ本体を適合させる適
    合ステップと、 前記撮像素子への露光量を測定するために複数に分割さ
    れた測光エリア毎の重み付けを前記適合ステップにより
    選択された撮像素子の所定範囲に対応して変更する重み
    付け変更ステップと、 前記重み付け変更ステップの出力に基づき前記撮像素子
    への露出量を演算する演算ステップとを有することを特
    徴とする撮像方法。
  32. 【請求項32】 前記撮像装置は、電子カメラであるこ
    とを特徴とする請求項31記載の撮像方法。
  33. 【請求項33】 前記適合ステップは、電子回路により
    前記撮影素子上における像を表わす信号に対して信号処
    理を行うことを特徴とする請求項31記載の撮像方法。
  34. 【請求項34】 前記適合ステップは、前記撮影素子上
    における像の所定範囲に対応する像を拡大する拡大手段
    により、前記撮影レンズのイメージサイズに前記カメラ
    本体を適合させることを特徴とする請求項31記載の撮
    像方法。
  35. 【請求項35】 前記拡大手段は、電子ズームであるこ
    とを特徴とする請求項31または34記載の撮像方法。
  36. 【請求項36】 カメラ側マウントを有するカメラ本体
    と、該カメラ側マウントと結合するレンズ側マウントを
    有する撮影レンズとから成る撮像装置であって、 前記撮影レンズのイメージサイズを表わす情報を前記カ
    メラ本体に入力する入力手段と、 前記入力手段により入力された前記情報に基づき前記撮
    影レンズのイメージサイズがそのままで前記カメラ本体
    に適合するか否かを判定する判定手段と、 前記判定手段により不適合と判定され場合に前記撮影レ
    ンズによって形成される撮像素子上の像を表わす画像信
    号に対して信号処理を行うことによって前記撮影レンズ
    のイメージサイズに前記カメラ本体を適合させる適合手
    段と、 前記撮像素子への露光量を測定するために複数に分割さ
    れた測光エリア毎の重み付けを前記適合手段により選択
    された撮像素子の所定範囲に対応して変更する重み付け
    変更手段と、 前記重み付け変更手段の出力に基づき前記撮像素子への
    露出量を演算する演算手段とを有することを特徴とする
    撮像装置。
  37. 【請求項37】 前記適合手段は、電子回路により前記
    撮影素子上における像を表わす信号に対して信号処理を
    行うことを特徴とする請求項36記載の撮像装置。
  38. 【請求項38】 前記適合手段は、前記撮影素子上にお
    ける像の所定範囲に対応する像を拡大する拡大手段によ
    り、前記撮影レンズのイメージサイズに前記カメラ本体
    を適合させることを特徴とする請求項36記載の撮像装
    置。
  39. 【請求項39】 前記拡大手段は、電子ズームであるこ
    とを特徴とする請求項36または38記載の撮像装置。
  40. 【請求項40】 前記撮像装置は、電子カメラであるこ
    とを特徴とする請求項36乃至39のいずれかに記載の
    撮像装置。
  41. 【請求項41】 カメラ側マウントを有するカメラ本体
    と、該カメラ側マウントと結合するレンズ側マウントを
    有する撮影レンズとから成る撮像装置を制御するための
    コンピュータ読み取り可能なプログラムであって、 前記撮影レンズのイメージサイズを表わす情報を前記カ
    メラ本体に入力する入力ステップと、 前記入力ステップにより入力された前記情報に基づき前
    記撮影レンズのイメージサイズがそのままで前記カメラ
    本体に適合するか否かを判定する判定ステップと、 前記判定ステップにより不適合と判定され場合に前記撮
    影レンズによって形成される撮像素子上の像を表わす画
    像信号に対して信号処理を行うことによって前記撮影レ
    ンズのイメージサイズに前記カメラ本体を適合させる適
    合ステップと、 前記撮像素子への露光量を測定するために複数に分割さ
    れた測光エリアをグループ化するグルーピングステップ
    と、 前記グルーピングステップによりグループ化する測光エ
    リアを前記撮影レンズのイメージサイズを表わす情報に
    基づいて変更するグルーピング領域変更ステップとをコ
    ンピュータに実行させるためのプログラムコードから成
    ることを特徴とするプログラム。
  42. 【請求項42】 前記撮像装置は、電子カメラであるこ
    とを特徴とする請求項41記載のプログラム。
  43. 【請求項43】 前記適合ステップは、電子回路により
    前記撮影素子上における像を表わす信号に対して信号処
    理を行うことを特徴とする請求項41記載のプログラ
    ム。
  44. 【請求項44】 前記適合ステップは、前記撮影素子上
    における像の所定範囲に対応する像を拡大する拡大手段
    により、前記撮影レンズのイメージサイズに前記カメラ
    本体を適合させることを特徴とする請求項41記載のプ
    ログラム。
  45. 【請求項45】 前記拡大手段は、電子ズームであるこ
    とを特徴とする請求項41または44記載のプログラ
    ム。
  46. 【請求項46】 カメラ側マウントを有するカメラ本体
    と、該カメラ側マウントと結合するレンズ側マウントを
    有する撮影レンズとから成る撮像装置を制御するための
    コンピュータ読み取り可能なプログラムであって、 前記撮影レンズのイメージサイズを表わす情報を前記カ
    メラ本体に入力する入力ステップと、 前記入力ステップにより入力された前記情報に基づき前
    記撮影レンズのイメージサイズがそのままで前記カメラ
    本体に適合するか否かを判定する判定ステップと、 前記判定ステップにより不適合と判定された場合前記撮
    影レンズにより形成される撮像素子上の像を表わす画像
    信号に対して信号処理を行うことによって前記撮影レン
    ズのイメージサイズに前記カメラ本体を適合させる適合
    ステップと、 前記撮像素子への露光量を測定するために複数に分割さ
    れた測光エリアをグループ化するグルーピングステップ
    と、 前記グルーピングステップによりグループ化する測光エ
    リアを前記撮影レンズのイメージサイズを表わす情報に
    基づいて変更するグルーピング領域変更ステップとをコ
    ンピュータに実行させるためのプログラムコードから成
    り、 前記測光エリアグループのエリア外形は、前記グルーピ
    ングステップによりグルーピング領域が変更されても相
    似形であることを特徴とするプログラム。
  47. 【請求項47】 前記撮像装置は、電子カメラであるこ
    とを特徴とする請求項46記載のプログラム。
  48. 【請求項48】 前記適合ステップは、電子回路により
    前記撮影素子上における像を表わす信号に対して信号処
    理を行うことを特徴とする請求項46記載のプログラ
    ム。
  49. 【請求項49】 前記適合ステップは、前記撮影素子上
    における像の所定範囲に対応する像を拡大する拡大手段
    により、前記撮影レンズのイメージサイズに前記カメラ
    本体を適合させることを特徴とする請求項46記載のプ
    ログラム。
  50. 【請求項50】 前記拡大手段は、電子ズームであるこ
    とを特徴とする請求項46または49記載のプログラ
    ム。
  51. 【請求項51】 カメラ側マウントを有するカメラ本体
    と、該カメラ側マウントと結合するレンズ側マウントを
    有する撮影レンズとから成る撮像装置を制御するための
    コンピュータ読み取り可能なプログラムであって、 前記撮影レンズのイメージサイズを表わす情報を前記カ
    メラ本体に入力する入力ステップと、 前記入力ステップにより入力された前記情報に基づき前
    記撮影レンズのイメージサイズがそのままで前記カメラ
    本体に適合するか否かを判定する判定ステップと、 前記判定ステップにより不適合と判定され場合に前記撮
    影レンズによって形成される撮像素子上の像を表わす画
    像信号に対して信号処理を行うことによって前記撮影レ
    ンズのイメージサイズに前記カメラ本体を適合させる適
    合ステップと、 前記撮像素子への露光量を測定するために複数に分割さ
    れた測光エリア毎の重み付けを前記撮影レンズのイメー
    ジサイズを表わす情報に基づいて変更する重み付け変更
    ステップと、 前記重み付け変更ステップの出力に基づき前記撮像素子
    への露出量を演算する演算ステップとをコンピュータに
    実行させるためのプログラムコードから成ることを特徴
    とするプログラム。
  52. 【請求項52】 前記撮像装置は、電子カメラであるこ
    とを特徴とする請求項51記載のプログラム。
  53. 【請求項53】 前記適合ステップは、電子回路により
    前記撮影素子上における像を表わす信号に対して信号処
    理を行うことを特徴とする請求項51記載のプログラ
    ム。
  54. 【請求項54】 前記適合ステップは、前記撮影素子上
    における像の所定範囲に対応する像を拡大する拡大手段
    により、前記撮影レンズのイメージサイズに前記カメラ
    本体を適合させることを特徴とする請求項51記載のプ
    ログラム。
  55. 【請求項55】 前記拡大手段は、電子ズームであるこ
    とを特徴とする請求項51または54記載のプログラ
    ム。
  56. 【請求項56】 カメラ側マウントを有するカメラ本体
    と、該カメラ側マウントと結合するレンズ側マウントを
    有する撮影レンズとから成る撮像装置を制御するための
    コンピュータ読み取り可能なプログラムであって、 前記撮影レンズのイメージサイズを表わす情報を前記カ
    メラ本体に入力する入力ステップと、 前記入力ステップにより入力された前記情報に基づき前
    記撮影レンズのイメージサイズがそのままで前記カメラ
    本体に適合するか否かを判定する判定ステップと、 前記判定ステップにより不適合と判定され場合に前記撮
    影レンズによって形成される撮像素子上の像を表わす画
    像信号に対して信号処理を行うことによって前記撮影レ
    ンズのイメージサイズに前記カメラ本体を適合させる適
    合ステップと、 前記撮像素子への露光量を測定するために複数に分割さ
    れた測光エリア毎の重み付けを前記適合ステップにより
    選択された撮像素子の所定範囲に対応して変更する重み
    付け変更ステップと、 前記重み付け変更ステップの出力に基づき前記撮像素子
    への露出量を演算する演算ステップとをコンピュータに
    実行させるためのプログラムコードから成ることを特徴
    とするプログラム。
  57. 【請求項57】 前記撮像装置は、電子カメラであるこ
    とを特徴とする請求項56記載のプログラム。
  58. 【請求項58】 前記適合ステップは、電子回路により
    前記撮影素子上における像を表わす信号に対して信号処
    理を行うことを特徴とする請求項56記載のプログラ
    ム。
  59. 【請求項59】 前記適合ステップは、前記撮影素子上
    における像の所定範囲に対応する像を拡大する拡大手段
    により、前記撮影レンズのイメージサイズに前記カメラ
    本体を適合させることを特徴とする請求項56記載のプ
    ログラム。
  60. 【請求項60】 前記拡大手段は、電子ズームであるこ
    とを特徴とする請求項56または59記載のプログラ
    ム。
  61. 【請求項61】 請求項41乃至60に記載のプログラ
    ムを格納したことを特徴とする記憶媒体。
JP2001224686A 2001-07-25 2001-07-25 撮像方法、撮像装置、プログラム及び記憶媒体 Pending JP2003037773A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001224686A JP2003037773A (ja) 2001-07-25 2001-07-25 撮像方法、撮像装置、プログラム及び記憶媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001224686A JP2003037773A (ja) 2001-07-25 2001-07-25 撮像方法、撮像装置、プログラム及び記憶媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003037773A true JP2003037773A (ja) 2003-02-07
JP2003037773A5 JP2003037773A5 (ja) 2008-09-11

Family

ID=19057805

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001224686A Pending JP2003037773A (ja) 2001-07-25 2001-07-25 撮像方法、撮像装置、プログラム及び記憶媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003037773A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017138346A (ja) * 2016-02-01 2017-08-10 リコーイメージング株式会社 撮影装置

Citations (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6324228A (ja) * 1986-07-16 1988-02-01 Minolta Camera Co Ltd 露出演算装置
JPS63154921A (ja) * 1986-12-19 1988-06-28 Canon Inc 測光装置を有するカメラ
JPS63271239A (ja) * 1986-12-05 1988-11-09 Asahi Optical Co Ltd レンズ交換式カメラ露出制御装置
JPH02174471A (ja) * 1988-12-27 1990-07-05 Canon Inc 撮像装置
JPH0376384A (ja) * 1989-08-17 1991-04-02 Fuji Photo Film Co Ltd カメラ
JPH04159877A (ja) * 1990-10-23 1992-06-03 Canon Inc 撮像装置およびアダプタ装置
JPH06125485A (ja) * 1992-10-09 1994-05-06 Canon Inc カメラのファインダー装置
JPH0787372A (ja) * 1993-09-17 1995-03-31 Canon Inc 撮像装置
JPH07107357A (ja) * 1993-09-30 1995-04-21 Canon Inc 撮像装置
JPH10213847A (ja) * 1997-01-30 1998-08-11 Asahi Optical Co Ltd 一眼レフレックスカメラ
JPH10322591A (ja) * 1997-05-20 1998-12-04 Canon Inc 撮像装置、撮像システム、及び記憶媒体
JPH1123951A (ja) * 1997-06-27 1999-01-29 Canon Inc カメラ
JPH11150681A (ja) * 1997-11-17 1999-06-02 Nikon Corp 情報処理装置および方法、情報処理システム、並びに記録媒体
JPH11295585A (ja) * 1998-04-15 1999-10-29 Canon Inc 光学装置
JP2000241868A (ja) * 1999-02-23 2000-09-08 Olympus Optical Co Ltd 電子カメラシステム及びこのシステムに用いられる撮影レンズユニットと電子カメラ本体

Patent Citations (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6324228A (ja) * 1986-07-16 1988-02-01 Minolta Camera Co Ltd 露出演算装置
JPS63271239A (ja) * 1986-12-05 1988-11-09 Asahi Optical Co Ltd レンズ交換式カメラ露出制御装置
JPS63154921A (ja) * 1986-12-19 1988-06-28 Canon Inc 測光装置を有するカメラ
JPH02174471A (ja) * 1988-12-27 1990-07-05 Canon Inc 撮像装置
JPH0376384A (ja) * 1989-08-17 1991-04-02 Fuji Photo Film Co Ltd カメラ
JPH04159877A (ja) * 1990-10-23 1992-06-03 Canon Inc 撮像装置およびアダプタ装置
JPH06125485A (ja) * 1992-10-09 1994-05-06 Canon Inc カメラのファインダー装置
JPH0787372A (ja) * 1993-09-17 1995-03-31 Canon Inc 撮像装置
JPH07107357A (ja) * 1993-09-30 1995-04-21 Canon Inc 撮像装置
JPH10213847A (ja) * 1997-01-30 1998-08-11 Asahi Optical Co Ltd 一眼レフレックスカメラ
JPH10322591A (ja) * 1997-05-20 1998-12-04 Canon Inc 撮像装置、撮像システム、及び記憶媒体
JPH1123951A (ja) * 1997-06-27 1999-01-29 Canon Inc カメラ
JPH11150681A (ja) * 1997-11-17 1999-06-02 Nikon Corp 情報処理装置および方法、情報処理システム、並びに記録媒体
JPH11295585A (ja) * 1998-04-15 1999-10-29 Canon Inc 光学装置
JP2000241868A (ja) * 1999-02-23 2000-09-08 Olympus Optical Co Ltd 電子カメラシステム及びこのシステムに用いられる撮影レンズユニットと電子カメラ本体

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017138346A (ja) * 2016-02-01 2017-08-10 リコーイメージング株式会社 撮影装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8525921B2 (en) Image capturing apparatus and control method therefor
EP1972992B1 (en) Image-capturing device
JP2013214878A (ja) 撮像装置、露出制御方法、及びプログラム
JP2007286438A (ja) 撮像装置及びその制御方法
JP2003029135A (ja) カメラ、カメラシステムおよび撮影レンズ装置
US7852395B2 (en) Camera with two image pickup sections
JPH05110912A (ja) カメラ
JP4027074B2 (ja) 電子カメラ
JP2004004449A (ja) カメラの露出制御システム
JP2005012427A (ja) カメラシステム、カメラ用レンズアダプタ及びカメラシステムのサービス方法
JP2007017891A (ja) カメラシステムおよび撮像装置
JP2003037773A (ja) 撮像方法、撮像装置、プログラム及び記憶媒体
JPH05107595A (ja) カメラ装置
JP2017021177A (ja) レンズケラレ時の測距点、測距エリア遷移方法
JPH05100288A (ja) 電子ビユウフアインダーを有するカメラ
US8345140B2 (en) Image capturing apparatus and method of controlling same
JPH09113953A (ja) カメラの測光領域が可変な輝度測光装置及び方法
JP2969872B2 (ja) カメラの測光演算装置
JP2006065076A (ja) 撮像装置、撮像装置の制御方法、制御プログラム及び記憶媒体
JP2003029137A (ja) 自動焦点検出装置
JPH05107604A (ja) カメラ
JP3127605B2 (ja) モニター付きカメラ
JP4576175B2 (ja) デジタルカメラ
Weiss et al. Necessary Hardware Operating, Holding, and Focusing
JP2009239651A (ja) 撮像装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20060414

RD05 Notification of revocation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7425

Effective date: 20070626

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080724

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080724

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100216

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100419

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100518

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100720

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100907

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101108

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110308