JP2003037509A - 無線通信装置 - Google Patents

無線通信装置

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JP2003037509A
JP2003037509A JP2001224597A JP2001224597A JP2003037509A JP 2003037509 A JP2003037509 A JP 2003037509A JP 2001224597 A JP2001224597 A JP 2001224597A JP 2001224597 A JP2001224597 A JP 2001224597A JP 2003037509 A JP2003037509 A JP 2003037509A
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transmission
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JP2001224597A
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Mikiya Iida
幹也 飯田
Hideki Aisaka
英毅 相坂
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03GCONTROL OF AMPLIFICATION
    • H03G3/00Gain control in amplifiers or frequency changers
    • H03G3/20Automatic control
    • H03G3/30Automatic control in amplifiers having semiconductor devices
    • H03G3/3036Automatic control in amplifiers having semiconductor devices in high-frequency amplifiers or in frequency-changers
    • H03G3/3042Automatic control in amplifiers having semiconductor devices in high-frequency amplifiers or in frequency-changers in modulators, frequency-changers, transmitters or power amplifiers
    • H03G3/3047Automatic control in amplifiers having semiconductor devices in high-frequency amplifiers or in frequency-changers in modulators, frequency-changers, transmitters or power amplifiers for intermittent signals, e.g. burst signals

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 検波回路に不具合が生じたことを検出した場
合、送信動作を停止する無線通信装置を提供することを
目的とする。 【解決手段】 第2の比較器41は、検波回路29の出
力信号と第2のリファレンス信号(reference2)との電
圧値を比較する。第2のリファレンス信号は、第2の比
較器30の出力電圧を決定するしきい値を有する直流電
圧信号であり、送信信号がアンテナ11から送信されな
いように、送信電力制御回路への電力の供給を停止する
ための基準となる信号である。そして、検波回路29の
出力信号の電圧値が異常に小さい場合は検波回路29が
異常であるとみなして、第2の比較器41の出力信号に
基づいて送信電力制御回路への電力供給を停止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、送信電力を制御
する回路を有する無線通信装置に関し、特に送信電力の
値を所望の値に制御するための制御回路を有する無線通
信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置を用いる無線通信シ
ステムでは、図1に示されるように、比較器30が、検
波回路29の出力と、送信電力を決定するための第1の
リファレンス信号(reference1)とを比較する。第1の
リファレンス信号の電圧値よりも検波回路29の出力信
号の電圧値が大きいか否かによって比較器30の出力信
号が変化する。出力信号の変化が、利得を可変すること
ができる可変利得増幅器23または可変減衰器に帰還さ
れる。
【0003】第1のリファレンス信号の電圧値よりも検
波回路29の出力信号の電圧値が大きい場合は、送信信
号の電力を小さくするように制御するための信号が比較
器30から出力される。比較器30の出力信号が可変利
得増幅器23に出力されて、送信信号の増幅率がマイナ
スになるように制御される。その結果、送信信号の電力
が小さくなる。
【0004】一方、第1のリファレンス信号の電圧値よ
りも検波回路29の出力信号の電圧値が大きくない場合
は、送信信号の電力を大きくするように制御するための
信号が比較器30から出力される。比較器30の出力信
号が可変利得増幅器23に出力されて、送信信号の増幅
率が大きくなるように制御される。その結果、送信信号
の電力が大きくなる。
【0005】以上のようなループ回路によりフィードバ
ック制御が実行されて、ほぼ所望の範囲内の電力で信号
を送信することが可能になる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、検波回
路29に不具合が起こり、期待される値より低い値が出
力された場合、可変利得増幅器23の利得が大きくなる
ように制御される。その結果、大きな電力で送信する必
要がないにもかかわらず大きな電力で送信してしまうと
いう問題が発生する場合がある。
【0007】通信方式がCDMA(code division mult
iple access)方式の場合は、1つの基地局と複数の無
線通信装置との間で、同じチャネルを共有して通信が実
行される。また、基地局が通信することが可能な電波の
合計電力はほぼ一定である。したがって、上述のように
特定の無線通信装置と基地局との間で大きな電力による
電波の送信が実行されると、ほかの無線通信装置と基地
局との間での通信から見ると、著しく高い電力での信号
は妨害波となり好ましくない。この場合は、基地局との
間で接続が不可能になってしまう無線通信装置が存在し
てしまうという不具合が生じる可能性が高い。
【0008】また、通信方式がTDMA(time divisio
n multiple access)方式の場合は、送信回路での送信
電力はCDMA方式に比較するとほぼ一定である。した
がって、いったん送信回路で多くの電力が消費される
と、その後もこの割合で電力が消費されるため、電力が
多大に消費される。ゆえに、無線通信装置に付属の電池
が消費される割合が大きくなり、直ぐに電池容量が無く
なってしまうという問題が生じる。
【0009】そこで、上述した従来の技術に鑑み、この
発明の目的は、検波回路に不具合が生じたことを検出し
た場合、送信動作を停止する無線通信装置を提供するこ
とを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明によれば、送信
する信号の電力を増幅し、増幅された信号をアンテナへ
出力する電力増幅手段と、前記増幅された信号の電力を
検出する送信電力検出手段と、前記検出された電力を第
1の基準信号と比較する第1の比較手段と、前記第1の
比較手段による比較に基づいて、送信信号の電力を所望
の電力値に制御する可変電力制御手段と、前記検出され
た電力を第2の基準信号と比較する第2の比較手段と、
前記電力増幅手段または前記可変電力制御手段への電力
供給を制御する制御手段と、を具備することを特徴とす
る無線通信装置によって提供される。
【0011】また、この発明によれば、送信する信号の
電力を増幅し、増幅された信号をアンテナへ出力する電
力増幅手段と、前記増幅された信号の電力を検出する送
信電力検出手段と、前記検出された電力を第1の基準信
号と比較する第1の比較手段と、前記第1の比較手段に
よる比較に基づいて、送信信号の電力を所望の電力値に
制御する可変電力制御手段と、前記検出された電力を第
2の基準信号と比較する第2の比較手段と、前記送信す
る信号の前記アンテナへの供給を停止する停止手段と、
を具備することを特徴とする無線通信装置によって提供
される。
【0012】さらに、この発明によれば、送信する信号
の電力を増幅する電力増幅手段と、前記増幅された信号
の電力を検出する送信電力検出手段と、前記検出された
電力を第1の基準信号と比較する第1の比較手段と、前
記第1の比較手段による前記比較に基づいて、送信信号
の電力を所望の電力値に制御する可変電力制御手段と、
前記検出された電力を第2の基準信号と比較する第2の
比較手段と、第2の比較手段による前記比較に基づい
て、前記電力増幅手段への電源供給を制御する制御手段
と、を具備することを特徴とする無線通信装置によって
提供される。
【0013】またさらに、この発明によれば、特定の周
波数を有する周波数信号を発生する第1の周波数発生手
段と、前記第1の周波数発生手段による周波数信号に基
づいて、ベースバンド信号を変調する変調手段と、前記
変調されたベースバンド信号を所望の電力値に制御する
可変電力制御手段と、前記特定の周波数を有する周波数
信号を発生する第2の周波数発生手段と、前記第2の周
波数発生手段による周波数信号に基づいて、電力値が制
御された前記信号の周波数を変換する周波数変換手段
と、前記周波数変換された信号のうち、送信する周波数
範囲外の信号をフィルタリングするフィルタ手段と、前
記フィルタリングされた信号の電力を増幅する電力増幅
手段と、前記増幅された信号の電力を検出する送信電力
検出手段と、前記検出された電力を第1の基準信号と比
較して、その比較結果を前記可変電力制御手段に出力す
る第1の比較手段と、前記検出された電力を第2の基準
信号と比較する第2の比較手段と、第2の比較手段によ
る前記検出された電力が前記第2の基準信号より小さけ
れば、前記第1および第2の周波数発生手段、前記変調
手段、可変電力制御手段、周波数変換手段、および電力
増幅手段のいずれかをオフする切り替え手段と、を具備
することを特徴とする無線通信装置によって提供され
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施形態に係る無線通信装置ついて説明する。
【0015】図2は、この発明の実施形態に係る送信電
力制御回路を含む無線部と、制御部とを有する無線通信
装置の電気的な内部構成を示す機能ブロック図である。
【0016】この無線通信装置は、CDMA(code div
ision multiple access)方式による無線通信機能を具
備している。CDMA方式では、公衆網に接続される基
地局と無線通信装置との間で同期をとった上で、通信が
実行される。また、無線部12においては、一次変調方
式としてQPSK(quadrature phase shift keying)
方式が採用されている。
【0017】電圧制御部15においては、制御部13の
指示に従い、CDMA無線部12内の増幅器の利得が制
御される。その制御によって、基地局へ向けて送信され
るCDMA信号の送信レベルの制御が実行される。
【0018】音声コーデック部18においては、マイク
ロフォン19から入力された送話音声信号が所定の音声
符号化方式に従い符号化されると共に、上記CDMA無
線部12から制御部13を通じて入力された受信信号が
復号化されて受話信号に変換される。そして、その受話
信号がスピーカ20から拡声出力される。
【0019】また、受信画像データまたはメモリ14に
記憶されていた画像データが画像コーデック部13−1
で復号処理される。そして、その画像が、LCD(liqu
id crystal display)などの表示部17に表示される。
【0020】操作部16は、テンキーや4方向キーのほ
か、種々の機能キーからなるキー入力部である。この操
作部16は、通常の発着信のほか、表示部17に表示さ
れる情報のスクロール、通信相手への指示などの際に使
用される。
【0021】メモリ14は、たとえばRAM(random-a
ccess memory)やROM(read-only memory)などの半
導体メモリなどからなる。このメモリ14は、CDMA
方式により送信すべきデータや受信したデータ、および
これらの構成要素から取得したメニュー情報等を記憶す
るために使用される。
【0022】制御部13は、この無線通信装置内の各部
を統括して制御するものである。この制御により、CD
MA方式による複数種類の無線通信、あるいは、電話
帳、メールまたはスケジュール等の情報のやり取りに係
わる制御が実行される。
【0023】この発明は、CDMA方式だけでなく、T
DMA方式でも有効である。CDMA方式とTDMA方
式との回路構成として異なるのは、変調または復調する
方式である。したがって、CDMA無線部12がTDM
A方式に対応した無線部に変更される。
【0024】図3は、図2に示される無線部12に含ま
れる送信電力制御回路の電気的な内部構成と、送信電力
制御回路内の所定の回路部分をオンまたはオフするため
の制御信号を出力する制御部13と、の電気的な接続を
示している機能ブロック図である。
【0025】制御部13から出力されて、アナログ信号
に変換されたベースバンド信号が変調器21に入力され
る。変調器21では、ローカル周波数発生器22から発
生される周波数信号に基づいて、ベースバンド信号が変
調される。変調されたベースバンド信号は、可変利得増
幅器23に入力され、所望の電力値を有するまで増幅さ
れる。増幅された信号は、周波数変換器24に入力され
る。周波数変換器24は、ローカル周波数発生器25か
ら発生される周波数信号に基づいて、増幅された信号の
周波数を変換する。周波数変換された信号は、バンドパ
スフィルタ26に入力される。バンドパスフィルタ26
では、送信帯域外の不要な信号成分や雑音成分が減衰さ
れる。不要成分が減衰された信号は、電力増幅器27に
入力されて、所望の送信電力まで信号が増幅される。増
幅された信号は、アンテナ共用器28を介して、アンテ
ナ11に出力される。そして、アンテナ11から信号が
送信される。
【0026】また、電力増幅器27の出力である増幅さ
れた信号は、検波回路29で直流電圧に変換される。検
波回路29は、電力増幅器27の出力信号の電力を検出
するための回路である。検波回路29で変換された直流
電圧信号は、第1の比較器30および第2の比較器41
に入力される。
【0027】第1の比較器30は、検波回路29の出力
信号と第1のリファレンス信号(reference1)との電圧
値を比較する。第1の比較器30は、従来の送信電力制
御回路にも設置されている。第1のリファレンス信号
は、第1の比較器30の出力電圧を決定するしきい値を
有する直流電圧信号であり、送信信号の電力を決定する
ための基準となる信号である。具体的には、第1のリフ
ァレンス信号の電圧値に比較して、検波回路29の出力
信号の電圧値が大きい場合には、可変利得増幅器23の
増幅率がマイナスになるような信号が第1の比較器30
から可変利得増幅器23に出力される。逆に、第1のリ
ファレンス信号の電圧値に比較して、検波回路29の出
力信号の電圧値が大きくない場合は、可変利得増幅器2
3の増幅率が大きくなるような信号が第1の比較器30
から可変利得増幅器23に出力される。すなわち、送信
信号の電力値をフィードバックして、送信信号の電力値
に基づいて可変利得増幅器23の増幅率を制御する。そ
の結果、第1のリファレンス信号に対応する所望の送信
電力値で、アンテナ11から信号を送信することが可能
になる。
【0028】第2の比較器41は、検波回路29の出力
信号と第2のリファレンス信号(reference2)との電圧
値を比較する。第2のリファレンス信号は、第2の比較
器30の出力電圧を決定するしきい値を有する直流電圧
信号であり、送信信号がアンテナ11から送信されない
ように、送信電力制御回路への電力の供給を停止するた
めの基準となる信号である。具体的には、第2のリファ
レンス信号の電圧値に比較して、検波回路29の出力信
号の電圧値が大きくない場合は、送信電力制御回路への
電力の供給を停止するための信号が第2比較器41から
制御部13に出力される。逆に、第2のリファレンス信
号の電圧値に比較して、検波回路29の出力信号の電圧
値が大きい場合は、送信電力制御回路への電力を供給し
続けるための信号が第2比較器41から制御部13に出
力される。また、第2のリファレンス信号の電圧値に比
較して、検波回路29の出力信号の電圧値が大きい場合
は、制御部13に何の信号も出力されないようにして、
送信電力制御回路に電力が供給し続けられてもよい。送
信電力制御回路に電力が供給し続けられるように制御す
るための入力信号の形態は、制御部13の回路構造に依
存する。すなわち、検波回路29の出力信号の電圧値が
異常に小さい場合は検波回路29が異常であるとみなし
て、第2の比較器41の出力信号に基づいて送信電力制
御回路への電力供給を停止する。
【0029】また、制御部13から出力される送信電力
制御をオンまたはオフする切り替え回路42が設置され
ている。この切り替え回路42は、変調器21、可変利
得増幅器23、周波数変換器24、電力増幅器27、ロ
ーカル周波数発生器22および25のそれぞれへの電源
供給を、オンまたはオフする切り替えスイッチ42−
1、42−2、42−3、42−4、42−5、および
42−6を含んでいる。切り替えスイッチ42−1、4
2−2、および42−3は、電源43に接続している。
また、切り替えスイッチ42−4は、電源44に接続し
ている。さらに、切り替えスイッチ42−5、および4
2−6は、電源45に接続している。これらの切り替え
スイッチは、それぞれの回路部分に電力を供給したり、
電力の供給を断絶したりする。
【0030】送信電力制御回路への電力供給を停止する
場合は、切り替え回路42が制御部13に制御される。
すなわち、上述したように、検波回路29に異常がある
と第2の比較器41で検出された場合は、切り替え回路
42に制御部13から切り替えスイッチ42−1、42
−2、42−3、42−4、42−5、および42−6
をオフにして、オフにする切り替えスイッチに接続して
いる回路部分への電力の供給を断絶させる。また、切り
替えスイッチ42−1、42−2、42−3、42−
4、42−5、および42−6のいずれかをオフにして
もよい。1つの切り替えスイッチだけをオフにするなら
ば、電力増幅器27の消費電力が送信電力制御回路の中
で最も大きいので、切り替えスイッチ42−4をオフす
ることが効果的である。電力増幅器27への電力供給を
停止すれば、無線通信装置の送信動作を停止することが
でき、無線通信装置から送信信号が発せられることは無
くなる。
【0031】さらに、最も消費電力を減らすためには、
すべての切り替えスイッチ42−1から42−6までを
オフにすればよい。すると、電源43、44、および4
5が供給していた電力を削減することができる。そし
て、無線通信装置の送信動作を停止することができ、無
線通信装置から送信信号が発せられることは無くなる。
【0032】また、どの切り替えスイッチをオフにする
かは、メーカが製品出荷前に設定しておいてもよいし、
製品出荷後にサービス会社が設定するようになっていて
もよい。
【0033】さらに、上述したように切り替え回路42
内の切り替えスイッチがオフされて、無線通信装置から
送信信号が発せられなくなった場合は、そのむねの表示
が表示部17に表示される。より詳しくは、第2のリフ
ァレンス信号の電圧値に比較して、検波回路29の出力
信号の電圧値が大きくない場合に第2比較器41から出
力される信号を制御部13が入力すると、表示部17に
たとえば「修理して下さい」のように表示される。さら
に、検波回路29が故障していることを示す記号等が表
示されてもよい。メーカは、記号を参照して故障箇所を
早く特定することができる。
【0034】この実施形態では、検波回路29に不具合
が生じた場合には、検波回路29の出力信号の電圧値
と、送信電力を停止するための第2のリファレンス信号
の電圧値とを比較する。
【0035】第2のリファレンス信号よりも検波回路2
9の出力信号の電圧値が低い場合は、多大な電力で電波
を送信しようと制御されてしまう状態である。したがっ
て、この状態になる場合は、送信出力を停止するように
制御する。以上のように、第1の実施形態では、検波回
路29の不具合を検出して、無線通信装置の送信動作を
停止することが可能な無線通信装置の提供が可能とな
る。
【0036】図4は、検波回路29が正常な場合の電力
増幅器の出力に対する検波回路29の出力電圧の関係を
示している。
【0037】正常な場合、電力増幅器27の出力は、図
4に示されるXからXまでの間(範囲A)で変位す
る。範囲Aの出力幅があるのは、CDMA方式の場合
は、無線通信装置が受信した受信信号の電力または基地
局からの指示信号に基づいて、無線通信装置の送信電力
を可変するためである。
【0038】また、電力増幅器27の増幅率によって決
まる送信電力値は、第1のリファレンス信号が基準とな
って、フィードバック制御により所望の値に制御され
る。したがって、受信信号の電力または基地局からの指
示信号に基づいて、第1のリファレンス信号の電圧値が
可変される。すなわち、第1のリファレンス信号の電圧
値は、検波回路29が正常である場合は、XからX
までの増幅器出力に対応して、図4に示されるYから
までの間(範囲B)で変位する。検波回路29が異
常である場合は、たとえば、図4の直線の傾きが小さく
なる。この場合、電力増幅器27の出力がXからX
までであっても、検波回路29の出力電圧値は、Y
りも小さい値になる。
【0039】また、検波回路29の出力電圧値もフィー
ドバック制御が働いて、第1のリファレンス信号の電圧
値に追従する。ゆえに、検波回路29の出力電圧値もX
からXまでの増幅器出力に対応して、図4に示され
るYからYまでの間(範囲B)で変位する。
【0040】第2のリファレンス信号の電圧値は、検波
回路29の出力電圧値が所望の値よりも低い場合を検出
するための参照電圧値であるので、図4に示されるY
よりも低い値に設定される。たとえば、図4に示される
reference2が縦軸と交わる値である。すなわち、第2の
リファレンス信号の電圧値は、第1のリファレンス信号
の電圧値に比較して低くなるように設定される。
【0041】図5は、この発明の第2の実施形態に係る
送信電力制御回路の電気的な内部構成と、送信電力制御
回路内の所定の回路部分をオンまたはオフするための制
御信号を出力する制御部13との電気的な接続を示す機
能ブロック図である。
【0042】制御部13から出力されて、アナログ信号
に変換されたベースバンド信号が変調器21に入力され
る。変調器21では、ローカル周波数発生器22から発
生される周波数信号に基づいて、ベースバンド信号が変
調される。変調されたベースバンド信号は、可変利得増
幅器23に入力され、所望の電力値を有するまで増幅さ
れる。増幅された信号は、第1の実施形態の送信電力制
御回路と同様に周波数変換器24、バンドパスフィルタ
26、電力増幅器27、アンテナ共用器28、を介して
アンテナ11から送信される。
【0043】第2の実施形態では、比較器30および比
較器41の代わりに、アナログ−ディジタル変換器4
6、ディジタル−アナログ変換器47を設置する。検波
回路29の出力信号をアナログ−ディジタル変換器46
でディジタル信号に変換して、制御部13に出力する。
さらに制御部13には、送信信号の電力を決定するため
の基準になるディジタル信号である第1のリファレンス
信号と、送信信号がアンテナ11から送信されないよう
に送信電力制御回路への電力の供給を停止するための基
準となるディジタル信号である第2のリファレンス信号
とが入力される。すなわち、第1および第2のリファレ
ンス信号によって実行される制御は、第1の実施形態と
同様である。
【0044】第1のリファレンス信号は、送信信号の電
力値をフィードバックして、送信信号の電力値に基づい
て可変利得増幅器23の増幅率を制御するために参照さ
れる。具体的には、検波回路29の出力信号がディジタ
ル変換された信号と第1のリファレンス信号(referenc
e1)が示す電圧値とを比較する。第1のリファレンス信
号が示す電圧値に比較して、検波回路29のディジタル
変換された出力信号が示す電圧値が大きい場合には、可
変利得増幅器23の増幅率がマイナスになるような信号
が制御部13からディジタル−アナログ変換器47を経
由して可変利得増幅器23に出力される。逆に、第1の
リファレンス信号が示す電圧値に比較して、検波回路2
9のディジタル変換された出力信号が示す電圧値が大き
くない場合は、可変利得増幅器23の増幅率が大きくな
るような信号が制御部13からディジタル−アナログ変
換器47を経由して可変利得増幅器23に出力される。
制御部13では、第1のリファレンス信号に対応する送
信電力に追従するように、可変利得増幅器23の増幅率
を計算し、増幅率を制御する信号がディジタル−アナロ
グ変換器47に出力される。その結果、第1のリファレ
ンス信号に対応する所望の送信電力値で、アンテナ11
から信号を送信することが可能になる。
【0045】第2のリファレンス信号は、検波回路29
のディジタル変換された出力信号の電圧値が異常に小さ
い場合は検波回路29が異常であるとみなして、送信電
力制御回路への電力供給を停止するために参照される。
具体的には、第2のリファレンス信号が示す電圧値に比
較して、検波回路29のディジタル変換された出力信号
が示す電圧値が大きくない場合は、送信電力制御回路へ
の電力の供給を停止するための信号が制御部13から出
力される。逆に、第2のリファレンス信号が示す電圧値
に比較して、検波回路29のディジタル変換された出力
信号が示す電圧値が大きい場合は、送信電力制御回路へ
の電力を供給し続けるための信号が第2比較器41から
制御部13に出力される。また、第2のリファレンス信
号の電圧値に比較して、検波回路29の出力信号の電圧
値が大きい場合は、制御部13に何の信号も出力されな
いようにして、送信電力制御回路に電力が供給し続けら
れてもよい。送信電力制御回路に電力が供給し続けられ
るように制御するための入力信号の形態は、制御部13
の回路構造に依存する。
【0046】また、制御部13から出力される送信電力
制御をオンまたはオフする切り替え回路42が設置され
ている。切り替え回路42の配置および接続は第1の実
施形態と同様である。さらに、切り替え回路42の制御
も第1の実施形態と同様である。
【0047】さらに、上述したように切り替え回路42
内の切り替えスイッチがオフされて、無線通信装置から
送信信号が発せられなくなった場合は、そのむねの表示
が表示部17に表示されることも第1の実施形態と同様
である。
【0048】また、第1および第2のリファレンス信号
は、制御部13にディジタル信号として入力されるの
で、上述した図4に示されるような電圧を有するアナロ
グ信号ではない。この実施形態では、第1および第2の
リファレンス信号は、第1の実施形態で示したような電
圧値を示し、電圧値を制御部13が検出することのでき
るディジタル信号である。しかし、制御部13に入力さ
れる前にアナログ−ディジタル変換器によって第1およ
び第2のリファレンス信号がディジタル信号に変換され
る場合は、第1の実施形態と第2の実施形態との第1お
よび第2のリファレンス信号は同様であってよい。
【0049】そのほかは、第1の実施形態に同様であ
る。
【0050】この発明は、上述した実施の形態に限定さ
れるものではなく、その技術的範囲において種々変形し
て実施することができる。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、この発明では、検
波回路に不具合が生じた場合には、不具合を検出して無
線通信装置に送信を行わないようにさせることができ
る。
【0052】また、無線通信装置に内蔵されている検波
回路の不具合を検出することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の無線部内の送信電力制御回路の電気的な
内部構成を示す機能ブロック図である。
【図2】この発明の実施形態に係る送信電力制御回路を
含む無線部と、制御部とを有する無線通信装置の電気的
な内部構成を示す機能ブロック図である。
【図3】図2に示される送信電力制御回路の電気的な内
部構成と、送信電力制御回路内の所定の回路部分をオン
またはオフするための制御信号を出力する制御部との電
気的な接続を示す機能ブロック図である。
【図4】検波回路が正常な場合での、電力増幅器の出力
に対する検波回路の出力電圧の関係を示したグラフであ
る。
【図5】この発明の第2の実施形態に係る送信電力制御
回路の電気的な内部構成と、送信電力制御回路内の所定
の回路部分をオンまたはオフするための制御信号を出力
する制御部との電気的な接続を示す機能ブロック図であ
る。
【符号の説明】
11 アンテナ 12 無線部 13 制御部 13−1 画像コーデック部 14 メモリ 15 電圧制御部 16 操作部 17 表示部 18 音声コーデック部 19 マイクロフォン 20 スピーカ 21 変調器 22 ローカル周波数発生器 23 可変利得増幅器 24 周波数変換器 25 ローカル周波数発生器 26 バンドパスフィルタ 27 電力増幅器 28 アンテナ共用器 29 検波回路 30 比較器 41 比較器 42 切り替え回路 43 電源 44 電源 45 電源 46 アナログ−ディジタル変換器 47 ディジタル−アナログ変換器
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成14年7月3日(2002.7.3)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項2
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項3
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項9
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項10
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】この発明によれば、送信する信号の電力を
増幅し、増幅された信号をアンテナへ出力する電力増幅
手段と、前記増幅された信号の電力を検出する送信電力
検出手段と、前記検出された電力を第1の基準信号と比
較する第1の比較手段と、前記第1の比較手段による比
較に基づいて、送信信号の電力を所望の電力値に制御す
る可変電力制御手段と、前記検出された電力を第2の基
準信号と比較する第2の比較手段と、前記第2の比較手
段による比較に基づいて、前記電力増幅手段または前記
可変電力制御手段への電力供給を制御する制御手段と、
を具備することを特徴とする無線通信装置によって提供
される。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】また、この発明によれば、送信する信号の
電力を増幅し、増幅された信号をアンテナへ出力する電
力増幅手段と、前記増幅された信号の電力を検出する送
信電力検出手段と、前記検出された電力を第1の基準信
号と比較する第1の比較手段と、前記第1の比較手段に
よる比較に基づいて、送信信号の電力を所望の電力値に
制御する可変電力制御手段と、前記検出された電力を第
2の基準信号と比較する第2の比較手段と、前記第2の
比較手段による比較に基づいて、前記送信する信号の前
記アンテナへの供給を停止する停止手段と、を具備する
ことを特徴とする無線通信装置によって提供される。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】さらに、この発明によれば、特定の周波数
を有する周波数信号を発生する第1の周波数発生手段
と、前記第1の周波数発生手段による周波数信号に基づ
いて、ベースバンド信号を変調する変調手段と、前記変
調されたベースバンド信号を所望の電力値に制御する可
変電力制御手段と、特定の周波数を有する周波数信号を
発生する第2の周波数発生手段と、前記第2の周波数発
生手段による周波数信号に基づいて、電力値が制御され
た前記信号の周波数を変換する周波数変換手段と、前記
周波数変換された信号の電力を増幅する電力増幅手段
と、前記増幅された信号の電力を検出する送信電力検出
手段と、前記検出された電力を第1の基準信号と比較し
て、その比較結果を前記可変電力制御手段に出力する第
1の比較手段と、前記検出された電力を第2の基準信号
と比較する第2の比較手段と、第2の比較手段による前
記検出された電力が前記第2の基準信号より小さけれ
ば、前記第1および第2の周波数発生手段、前記変調手
段、前記可変電力制御手段、前記周波数変換手段、およ
び前記電力増幅手段の少なくともいずれかへの電源供給
をオフする切り替え手段と、を具備することを特徴とす
る無線通信装置によって提供される。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】またさらに、この発明によれば、特定の周
波数を有する周波数信号を発生する第1の周波数発生手
段と、前記第1の周波数発生手段による周波数信号に基
づいて、ベースバンド信号を変調する変調手段と、前記
変調されたベースバンド信号を所望の電力値に制御する
可変電力制御手段と、特定の周波数を有する周波数信号
を発生する第2の周波数発生手段と、前記第2の周波数
発生手段による周波数信号に基づいて、電力値が制御さ
れた前記信号の周波数を変換する周波数変換手段と、前
記周波数変換された信号の電力を増幅する電力増幅手段
と、前記増幅された信号の電力を検出する送信電力検出
手段と、前記検出された電力を第1の基準信号と比較し
て、その比較結果を前記可変電力制御手段に出力する第
1の比較手段と、前記検出された電力を第2の基準信号
と比較する第2の比較手段と、第2の比較手段による前
記検出された電力が前記第2の基準信号より小さけれ
ば、前記第1および第2の周波数発生手段、前記変調手
段、前記可変電力制御手段、前記周波数変換手段、およ
び前記電力増幅手段のいずれかへの電源供給をオフする
切り替え手段と、を具備することを特徴とする無線通信
装置によって提供される。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】第2の比較器41は、検波回路29の出力
信号と第2のリファレンス信号(reference2)との電圧
値を比較する。第2のリファレンス信号は、第2の比較
器41の出力電圧を決定するしきい値を有する直流電圧
信号であり、送信信号がアンテナ11から送信されない
ように、送信電力制御回路への電力の供給を停止するた
めの基準となる信号である。具体的には、第2のリファ
レンス信号の電圧値に比較して、検波回路29の出力信
号の電圧値が大きくない場合は、送信電力制御回路への
電力の供給を停止するための信号が第2比較器41から
制御部13に出力される。逆に、第2のリファレンス信
号の電圧値に比較して、検波回路29の出力信号の電圧
値が大きい場合は、送信電力制御回路への電力を供給し
続けるための信号が第2比較器41から制御部13に出
力される。また、第2のリファレンス信号の電圧値に比
較して、検波回路29の出力信号の電圧値が大きい場合
は、制御部13に何の信号も出力されないようにして、
送信電力制御回路に電力が供給し続けられてもよい。送
信電力制御回路に電力が供給し続けられるように制御す
るための入力信号の形態は、制御部13の回路構造に依
存する。すなわち、検波回路29の出力信号の電圧値が
異常に小さい場合は検波回路29が異常であるとみなし
て、第2の比較器41の出力信号に基づいて送信電力制
御回路への電力供給を停止する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K060 BB05 CC04 CC11 DD04 HH06 HH39 JJ23 KK01 KK04 LL01 LL05 LL11 LL24 5K067 AA26 CC10 DD52 EE02 EE10 GG08

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】送信する信号の電力を増幅し、増幅された
    信号をアンテナへ出力する電力増幅手段と、 前記増幅された信号の電力を検出する送信電力検出手段
    と、 前記検出された電力を第1の基準信号と比較する第1の
    比較手段と、 前記第1の比較手段による比較に基づいて、送信信号の
    電力を所望の電力値に制御する可変電力制御手段と、 前記検出された電力を第2の基準信号と比較する第2の
    比較手段と、 前記電力増幅手段または前記可変電力制御手段への電力
    供給を制御する制御手段と、 を具備することを特徴とする無線通信装置。
  2. 【請求項2】送信する信号の電力を増幅し、増幅された
    信号をアンテナへ出力する電力増幅手段と、 前記増幅された信号の電力を検出する送信電力検出手段
    と、 前記検出された電力を第1の基準信号と比較する第1の
    比較手段と、 前記第1の比較手段による比較に基づいて、送信信号の
    電力を所望の電力値に制御する可変電力制御手段と、 前記検出された電力を第2の基準信号と比較する第2の
    比較手段と、 前記送信する信号の前記アンテナへの供給を停止する停
    止手段と、 を具備することを特徴とする無線通信装置。
  3. 【請求項3】前記第2の比較手段は、前記送信電力検出
    手段から出力される信号が示す電圧値が、第2の基準信
    号の電圧値未満の場合は、前記停止手段に送信信号への
    電力を供給しないことを特徴とする請求項1または請求
    項2記載の無線通信装置。
  4. 【請求項4】前記第2の比較手段は、前記送信電力検出
    手段からの信号をディジタル変換して、ディジタル信号
    で電圧値を比較することを特徴とする請求項3記載の無
    線通信装置。
  5. 【請求項5】前記第2の比較手段は、前記送信電力検出
    手段から出力される信号が示す電圧値が、第2の基準信
    号の電圧値未満の場合は、前記送信電力検出手段が故障
    しているむねをユーザに知らせることを特徴とする請求
    項1から請求項4のいずれかに記載の無線通信装置。
  6. 【請求項6】前記第2の基準信号は、一定の電圧値を示
    し、かつ、第1の基準信号が示す電圧値未満であること
    を特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の
    無線通信装置。
  7. 【請求項7】前記第1の比較手段は、 前記送信電力検出手段から出力される信号が示す電圧値
    が、第1の基準信号の電圧値よりも大きい場合は、前記
    可変電力制御手段に送信信号の電力を減少させるための
    制御信号を出力し、 前記送信電力検出手段から出力される信号が示す電圧値
    が、第1の基準信号の電圧値よりも大きくない場合は、
    前記可変電力制御手段に送信信号の電力を増大させるた
    めの制御信号を出力することを特徴とする請求項1から
    請求項6のいずれかに記載の無線通信装置。
  8. 【請求項8】前記第1の比較手段は、前記送信電力検出
    手段からの信号をディジタル変換して、ディジタル信号
    で電圧値を比較することを特徴とする請求項7記載の無
    線通信装置。
  9. 【請求項9】送信する信号の電力を増幅する電力増幅手
    段と、 前記増幅された信号の電力を検出する送信電力検出手段
    と、 前記検出された電力を第1の基準信号と比較する第1の
    比較手段と、 前記第1の比較手段による前記比較に基づいて、送信信
    号の電力を所望の電力値に制御する可変電力制御手段
    と、 前記検出された電力を第2の基準信号と比較する第2の
    比較手段と、 第2の比較手段による前記比較に基づいて、前記電力増
    幅手段への電源供給を制御する制御手段と、 を具備することを特徴とする無線通信装置。
  10. 【請求項10】特定の周波数を有する周波数信号を発生
    する第1の周波数発生手段と、 前記第1の周波数発生手段による周波数信号に基づい
    て、ベースバンド信号を変調する変調手段と、 前記変調されたベースバンド信号を所望の電力値に制御
    する可変電力制御手段と、 前記特定の周波数を有する周波数信号を発生する第2の
    周波数発生手段と、 前記第2の周波数発生手段による周波数信号に基づい
    て、電力値が制御された前記信号の周波数を変換する周
    波数変換手段と、 前記周波数変換された信号のうち、送信する周波数範囲
    外の信号をフィルタリングするフィルタ手段と、 前記フィルタリングされた信号の電力を増幅する電力増
    幅手段と、 前記増幅された信号の電力を検出する送信電力検出手段
    と、 前記検出された電力を第1の基準信号と比較して、その
    比較結果を前記可変電力制御手段に出力する第1の比較
    手段と、 前記検出された電力を第2の基準信号と比較する第2の
    比較手段と、 第2の比較手段による前記検出された電力が前記第2の
    基準信号より小さければ、前記第1および第2の周波数
    発生手段、前記変調手段、可変電力制御手段、周波数変
    換手段、および電力増幅手段のいずれかをオフする切り
    替え手段と、 を具備することを特徴とする無線通信装置。
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