JP2003037413A - 携帯無線機用アンテナ - Google Patents

携帯無線機用アンテナ

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JP2003037413A
JP2003037413A JP2001225197A JP2001225197A JP2003037413A JP 2003037413 A JP2003037413 A JP 2003037413A JP 2001225197 A JP2001225197 A JP 2001225197A JP 2001225197 A JP2001225197 A JP 2001225197A JP 2003037413 A JP2003037413 A JP 2003037413A
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wireless device
parasitic element
portable wireless
parasitic
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Hideo Ito
英雄 伊藤
Kiyoshi Egawa
潔 江川
Yasufumi Komukai
康文 小向
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 人体と反対の側への指向性を有し、アン
テナの利得を向上すること。 【解決手段】 無線機地板10は、回路の基板となって
おり、板状放射素子20に給電する。板状放射素子20
は、無線機地板10の上面に配置されて給電され、電波
の送受信を行う。無給電素子30は、一端が無線機地板
10に短絡されており、中心軸が板状放射素子20の中
心軸と平行になるように配置されている。また、無給電
素子30の長さは反射器として動作するように設定され
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話等の携帯
無線機に使用する携帯無線機用アンテナに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、携帯無線機用アンテナとしては、
一般に図23に示すようなモノポールアンテナが使用さ
れている。このアンテナは無線機地板10の一辺に放射
素子130を配置した構成を有している。このような構
成を有するアンテナにおいて、例えば無線機地板10の
寸法42×124mm、放射素子130の長さ20mm
の場合、902MHzの電波を送信すると、放射素子1
30に垂直な平面における指向性は図24に示すように
ほぼ無指向性となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このア
ンテナを有する携帯無線機を携帯して使用する状態で
は、アンテナが無指向性で電波を放射するため、携帯し
ている使用者の人体による影響を受けてアンテナの利得
が低下するという問題がある。
【0004】本発明はかかる点に鑑みてなされたもので
あり、人体と反対の側への指向性を有し、アンテナの利
得を向上することができる携帯無線機用アンテナを提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の携帯無線機用ア
ンテナは、無線機の地板と、前記地板から給電される放
射素子と、前記放射素子に近接して配置され、反射器ま
たは導波器として動作する電気的な長さを有する無給電
素子と、を有する構成を採る。
【0006】この構成によれば、地板から給電される放
射素子に近接して無給電素子が配置されるため、無給電
素子を反射器または導波器として動作させることがで
き、携帯無線機用アンテナが人体と反対側への指向性を
有するようにできる。
【0007】本発明の携帯無線機用アンテナは、前記無
給電素子は、一端が前記地板に短絡されている構成を採
る。
【0008】この構成によれば、無給電素子の一端が地
板に短絡されているため、無給電素子の一端部が折り曲
げられ、無給電素子の放射素子の中心軸と平行な部分の
長さを短縮することができ、携帯無線機用アンテナの小
型化を図ることができる。
【0009】本発明の携帯無線機用アンテナは、前記無
給電素子は、両端が開放されている構成を採る。
【0010】この構成によれば、無給電素子の両端が開
放されているため、無給電素子を地板に短絡する必要が
なく、携帯無線機用アンテナを製作する作業を単純化す
ることができる。
【0011】本発明の携帯無線機用アンテナは、前記無
給電素子は、中間に素子長を電気的に延長するための誘
導性素子が装荷されている構成を採る。
【0012】この構成によれば、無給電素子の中間に素
子長を電気的に延長するための誘導性素子が装荷されて
いるため、無給電素子の電気的な長さが物理的な長さよ
り長くなり、無給電素子の物理的な長さを短縮すること
ができ、携帯無線機用アンテナの小型化を図ることがで
きる。
【0013】本発明の携帯無線機用アンテナは、二以上
の前記放射素子と二以上の前記無給電素子とを同数配置
し、空間ダイバーシチにより電波の送受信を行う構成を
採る。
【0014】この構成によれば、携帯無線機用アンテナ
は空間ダイバーシチにより電波の送受信を行うため、マ
ルチパスフェージングを低減することができる。
【0015】本発明の携帯無線機用アンテナは、前記放
射素子は、誘導性素子を介して直列に結合された複数の
放射素子要素からなり、前記誘導性素子は、隣接する各
放射素子要素間に配置され、当該誘導性素子より給電部
側が共振する周波数の電波を送受信する場合において当
該誘導性素子を挟む両側の放射素子要素を電気的に遮断
する構成を採る。
【0016】この構成によれば、隣接する放射素子要素
間には誘導性素子が配置され、誘導性素子より給電部側
が共振する周波数の電波を送受信する場合において誘導
性素子の両側が電気的に遮断されるため、擬似的に複数
の長さの違う放射素子を有することになり、携帯無線機
用アンテナは複数の周波数の電波の送受信を行うことが
できる。
【0017】本発明の携帯無線機用アンテナは、前記放
射素子および前記無給電素子のうち少なくともいずれか
一方が前記地板に固着されている構成を採る。
【0018】この構成によれば、放射素子および無給電
素子のうち少なくともいずれか一方が地板に固着されて
いるため、放射素子および無給電素子が突出することが
なく、携帯無線機用アンテナの小型化を図ることができ
る。
【0019】本発明の携帯無線機用アンテナは、前記地
板は両面が誘電体により覆われている構成を採る。
【0020】この構成によれば、地板の両面が誘電体に
より覆われているため、放射素子および無給電素子も誘
電体に接することになり、誘電効果を生じ、放射素子お
よび無給電素子の長さを短縮することができ、携帯無線
機用アンテナの小型化を図ることができる。
【0021】本発明の携帯無線機用アンテナは、前記無
給電素子は携帯無線機の筐体内壁面に固着されている構
成を採る。
【0022】この構成によれば、無給電素子は携帯無線
機の筐体内壁面に固着されているため、無給電素子が地
板の面を占有することなく、携帯無線機用アンテナの小
型化を図ることができる。
【0023】本発明の携帯無線機用アンテナは、前記放
射素子および前記無給電素子のうち少なくともいずれか
一方はメアンダ形状またはジグザグ形状をしている構成
を採る。
【0024】この構成によれば、放射素子および無給電
素子のうち少なくともいずれか一方はメアンダ形状また
はジグザグ形状をしているため、放射素子および無給電
素子の長さを短縮することができ、携帯無線機用アンテ
ナの小型化を図ることができる。
【0025】本発明の通信端末装置は、上記のいずれか
の携帯無線機用アンテナを有する構成を採る。
【0026】この構成によれば、上記のいずれかの携帯
無線機用アンテナを有するため、携帯無線機用アンテナ
が人体の反対側への指向性を有するようにでき、アンテ
ナの利得が向上し、通信品質を向上することができる。
【0027】本発明の基地局装置は、上記の通信端末装
置と無線通信を行う構成を採る。
【0028】この構成によれば、上記の通信端末装置と
無線通信を行うため、送信電力を上げることなく通信品
質を向上することができる。
【0029】
【発明の実施の形態】本発明の骨子は、アンテナの無線
機地板に放射素子と近接して無給電素子を配置し、この
無給電素子を導波器または反射器として動作させること
により、使用者の人体と反対の方向に指向性を有するよ
うにすることである。
【0030】以下、本発明の実施の形態について、図面
を参照して詳細に説明する。
【0031】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態1に係る携帯無線機用アンテナの構成を示す図であ
る。ただし、図1(a)は実施の形態1に係る携帯無線
機用アンテナを有する携帯無線機を使用者が携帯する際
に、人体側となる方向から見た略斜視図である。また、
図1(b)に示す側面図においては、使用者の人体は携
帯無線機の右側にあることになる。
【0032】これらの図に示す携帯無線機用アンテナ
は、無線機地板10、板状放射素子20、および無給電
素子30から構成されている。
【0033】無線機地板10は、回路の基板となってお
り、板状放射素子20に給電する。板状放射素子20
は、無線機地板10の上面に配置されて給電され、電波
の送受信を行う。無給電素子30は、一端が無線機地板
10に短絡されており、中心軸が板状放射素子20の中
心軸と平行になるように配置されている。また、無給電
素子30の長さは反射器として動作するように設定され
ている。
【0034】図2は、本発明の実施の形態1に係る携帯
無線機用アンテナにより電波の送受信を行う際の電波の
指向性を実測した結果を示す図である。なお、実測の条
件としては、無線機地板10の寸法を42mm×124
mmとし、無線機地板10から3.5mm離して長さ8
2mmの無給電素子30を配置しており、使用する電波
の周波数は902MHzとする。また、この無給電素子
30は、反射器として動作する長さを有する。
【0035】図2において、0°とは無線機地板10の
無給電素子30が存在する側の方向(本実施の形態では
人体側)であり、反対に180°とは無線機地板10の
無給電素子30が存在しない側の方向(本実施の形態で
は人体と反対側)である。この図から、本実施の形態に
係る携帯無線機用アンテナの指向性は、0°(人体側)
でレベルが低く、反対に180°(人体と反対側)でレ
ベルが高いということが読み取れる。
【0036】以上のように、本実施の形態に係る携帯無
線機用アンテナは、反射器として動作する長さの無給電
素子を携帯無線機の使用者の人体側に配置することによ
り、人体とは反対側への指向性を有するようになるた
め、人体による影響を低減することができ、アンテナの
利得を向上することができる。
【0037】(実施の形態2)実施の形態2の特徴は、
無線機地板に配置する無給電素子を導波器として動作す
る長さとし、携帯無線機の使用者の人体と反対側に配置
する点である。なお、実施の形態2に係る携帯無線機用
アンテナの構成は実施の形態1と同じであり、図1に示
す通りである。ただし、実施の形態2においては、図1
(a)は実施の形態2に係る携帯無線機用アンテナを有
する携帯無線機を使用者が携帯する際に、人体と反対の
側となる方向から見た略斜視図である。また、図1
(b)に示す側面図においては、使用者の人体は携帯無
線機の左側にあることになる。
【0038】図1において、無給電素子30は、一端が
無線機地板10に短絡されており、その長さは導波器と
して動作するように設定されている。
【0039】図3は、本発明の実施の形態2に係る携帯
無線機用アンテナにより電波の送受信を行う際の電波の
指向性を実測した結果を示す図である。なお、実測の条
件としては、無線機地板10の寸法を42mm×124
mmとし、無線機地板10から3.5mm離して長さ8
1mmの無給電素子30を配置しており、使用する電波
の周波数は902MHzとする。なお、この無給電素子
30は、導波器として動作する長さである。
【0040】図3において、0°とは無線機地板10の
無給電素子30が存在する側の方向(本実施の形態では
人体と反対側)であり、反対に180°とは無線機地板
10の無給電素子30が存在しない側の方向(本実施の
形態では人体側)である。この図から、本実施の形態に
係る携帯無線機用アンテナの指向性は、0°(人体と反
対側)でレベルが高く、反対に180°(人体側)でレ
ベルが低いということが読み取れる。
【0041】以上のように、本実施の形態に係る携帯無
線機用アンテナは、導波器として動作する長さの無給電
素子を携帯無線機の使用者の人体と反対側に配置するこ
とにより、人体とは反対側への指向性を有するようにな
るため、人体による影響を低減することができ、アンテ
ナの利得を向上することができる。
【0042】(実施の形態3)実施の形態3の特徴は、
無給電素子の両端を無線機地板に短絡することなく開放
とする点である。
【0043】図4は、実施の形態3に係る携帯無線機用
アンテナの構成を示す図である。ただし、図4(a)は
実施の形態3に係る携帯無線機用アンテナを有する携帯
無線機を使用者が携帯する際に、人体側となる方向から
見た略斜視図である。また、図4(b)に示す側面図に
おいては、使用者の人体は携帯無線機の右側にあること
になる。なお、図4において図1の携帯無線機用アンテ
ナと同じ部分については同じ符号をつけ、その説明を省
略する。
【0044】この図に示す携帯無線機用アンテナは、無
線機地板10、板状放射素子20、および無給電素子4
0から構成されている。
【0045】無給電素子40は、両端が開放されてお
り、その長さは反射器として動作するように設定されて
いる。
【0046】上記のような構成を採ることにより、携帯
無線機用アンテナの指向性は、無給電素子40から板状
放射素子20へと向かう方向(人体と反対側)となる。
【0047】以上のように、本実施の形態に係る携帯無
線機用アンテナは、反射器として動作する長さの無給電
素子を携帯無線機の使用者の人体側に配置することによ
り、人体とは反対側への指向性を有するようになるた
め、人体による影響を低減することができ、アンテナの
利得を向上することができる。また、無給電素子の両端
を開放とするため、無給電素子を無線機地板に短絡する
必要がない。
【0048】(実施の形態4)実施の形態4の特徴は、
無給電素子の両端を無線機地板に短絡することなく開放
とし、導波器として動作する長さとして、携帯無線機の
使用者の人体と反対側に配置する点である。なお、実施
の形態4に係る携帯無線機用アンテナの構成は実施の形
態3と同じであり、図4に示す通りである。ただし、実
施の形態4においては、図4(a)は携帯無線機用アン
テナを有する携帯無線機を使用者が携帯する際に、人体
と反対側となる方向から見た略斜視図である。また、図
4(b)に示す側面図においては、使用者の人体は携帯
無線機の左側にあることになる。
【0049】図4において、無給電素子40は、両端が
開放されており、その長さは導波器として動作するよう
に設定されている。
【0050】上記のような構成を採ることにより、携帯
無線機用アンテナの指向性は、板状放射素子20から無
給電素子40へと向かう方向(人体と反対側)となる。
【0051】以上のように、本実施の形態に係る携帯無
線機用アンテナは、導波器として動作する長さの無給電
素子を携帯無線機の使用者の人体と反対側に配置するこ
とにより、人体とは反対側への指向性を有するようにな
るため、人体による影響を低減することができ、アンテ
ナの利得を向上することができる。また、無給電素子の
両端を開放とするため、無給電素子を無線機地板に短絡
する必要がない。
【0052】(実施の形態5)実施の形態5の特徴は、
無給電素子にインダクタを装荷する点である。
【0053】図5は、本発明の実施の形態5に係る携帯
無線機用アンテナの構成を示す図である。図5において
図1の携帯無線機用アンテナと同じ部分については同じ
符号をつけ、その説明を省略する。
【0054】この図に示す携帯無線機用アンテナは、無
線機地板10、板状放射素子20、無給電素子30、お
よびインダクタ35から構成されている。
【0055】インダクタ35は、無給電素子30に装荷
されている。インダクタ35を装荷することにより、無
給電素子30の電気的な長さが長くなるため、物理的な
長さ以上の無給電素子として動作させることができる。
すなわち、無給電素子の物理的な素子長を短縮すること
ができ、小型化を図ることができる。
【0056】ここで、無給電素子30を反射器として動
作する長さとした場合、携帯無線機用アンテナの指向性
は、無給電素子30から板状放射素子20へと向かう方
向になる。この場合、使用者が携帯無線機を携帯する際
に、無線機地板10の無給電素子30が配置される側が
人体側になるようにすれば、携帯無線機用アンテナは人
体とは反対側への指向性を有することになる。
【0057】一方、無給電素子30を導波器として動作
する長さとした場合、携帯無線機用アンテナの指向性
は、板状放射素子20から無給電素子30へと向かう方
向になる。この場合、使用者が携帯無線機を携帯する際
に、無線機地板10の無給電素子30が配置されない側
が人体側になるようにすれば、携帯無線機用アンテナは
人体とは反対側への指向性を有することになる。
【0058】また、無給電素子の一端を無線機地板に短
絡せずに開放とする構成を図6に示す。
【0059】図6において、インダクタ45は、無給電
素子40に装荷されている。インダクタ45を装荷する
ことにより、無給電素子40の電気長が長くなるため、
実際の長さ以上の無給電素子として動作させることがで
きる。そして、上記で説明したように、無給電素子40
の長さを反射器または導波器として動作する長さとする
ことにより、携帯無線機用アンテナは人体とは反対側へ
の指向性を有するようになる。
【0060】以上のように、本実施の形態に係る携帯無
線機用アンテナは、反射器または導波器として動作する
長さの無給電素子にインダクタを装荷することにより、
無給電素子の長さを短縮することができるとともに、人
体とは反対側への指向性を有するようになるため、より
小型のアンテナで人体による影響を低減することがで
き、アンテナの利得を向上することができる。
【0061】(実施の形態6)実施の形態6の特徴は、
複数の放射素子とそれぞれの放射素子に対応する無給電
素子を配置する点である。
【0062】図7は、本発明の実施の形態6に係る携帯
無線機用アンテナの構成を示す図である。図7において
図1の携帯無線機用アンテナと同じ部分については同じ
符号をつけ、その説明を省略する。
【0063】この図に示す携帯無線機用アンテナは、無
線機地板10、板状放射素子20a、板状放射素子20
b、無給電素子30a、および無給電素子30bから構
成されている。
【0064】板状放射素子20aと無給電素子30aは
近接して配置され対になっており、板状放射素子20b
と無給電素子30bは近接して配置され対になってい
る。板状放射素子20aと板状放射素子20bおよび無
給電素子30aと無給電素子30bは、それぞれ一定の
距離をおいて配置されている。このように配置すること
で、板状放射素子20a、20bにおいて送受信される
電波がそれぞれ異なるフェージングを受けるダイバーシ
チアンテナを実現することができる。
【0065】また、無給電素子30aおよび無給電素子
30bの長さを反射器または導波器として動作する長さ
とすることにより、携帯無線機用アンテナは人体とは反
対側への指向性を有するようになる。
【0066】さらに、図8に示すように、無給電素子4
0aおよび無給電素子40bの両端を開放として、無線
機地板10に短絡する必要がない構成を採ることもでき
る。
【0067】また、図9および図10に示すように、無
給電素子30a、30b、40a、40bにインダクタ
35a、35b、40a、40bを装荷することによ
り、無給電素子30a、30b、40a、40bの長さ
を短縮することができる。
【0068】なお、本実施の形態においては、放射素子
および無給電素子を2つずつ有する構成としたが、これ
に限定されず、3つ以上の放射素子および無給電素子を
有する構成としても良い。
【0069】以上のように、本実施の形態に係る携帯無
線機用アンテナは、二以上の放射素子、および反射器ま
たは導波器として動作する長さを有し、放射素子と同数
の無給電素子を互いに一定の距離をおいて配置すること
により、ダイバーシチアンテナを実現できるとともに、
人体とは反対側への指向性を有するようになるため、マ
ルチパスフェージングに強いアンテナで人体による影響
を低減することができ、アンテナの利得を向上すること
ができる。
【0070】(実施の形態7)図11は、本発明の実施
の形態7に係る携帯無線機用アンテナの構成を示す図で
ある。
【0071】この図に示す携帯無線機用アンテナは、無
線機地板10、放射器50、第1板状放射素子52、イ
ンダクタ54、および第2板状放射素子56から構成さ
れている。
【0072】無線機地板10は、回路の基板となってお
り、放射器50に給電する。放射器50は、第1板状放
射素子52、インダクタ54、および第2板状放射素子
56からなっており、特定の第1の周波数で共振し、電
波の送受信を行う。第1板状放射素子52は、その長さ
に応じて第1の周波数より高い第2の周波数で共振し、
電波の送受信を行う。インダクタ54は、第1板状放射
素子52が共振する第2の周波数でそのインピーダンス
がほぼ無限大となる。また、第2板状放射素子56は、
インダクタ54を介して第1板状放射素子52と結合さ
れており、その長さに応じて放射器50が共振する第1
の周波数を規定する。
【0073】次いで、上記のように構成された携帯無線
機用アンテナの動作について説明する。
【0074】放射器50が共振する第1の周波数の電波
の送受信を行う際には、インダクタ54のインピーダン
スは低くなるため、第1板状放射素子52、インダクタ
54、および第2板状放射素子56の全体が1つの放射
器50として電波の放射または吸収を行う。
【0075】また、第1板状放射素子52が共振する第
1の周波数より高い第2の周波数の電波の送受信を行う
際には、インダクタ54のインピーダンスがほぼ無限大
となるため、第1板状放射素子52のみが放射器として
電波の放射または吸収を行う。
【0076】なお、本実施の形態においては、板状放射
素子を2つ有する構成としたが、これに限定されず、3
つ以上の板状放射素子を同様の考え方でインダクタを介
して結合する構成としても良い。
【0077】以上のように、本実施の形態に係る携帯無
線機用アンテナは、無線機地板からインダクタの無線機
地板側の一端までの全体が共振する周波数においてイン
ピーダンスがほぼ無限大となるインダクタを介して複数
の板状放射素子を結合することにより、複数の周波数で
共振し、携帯無線機用アンテナの広帯域化を図ることが
できる。
【0078】(実施の形態8)実施の形態8の特徴は、
複数の周波数で共振する放射器に対応して複数の無給電
素子を配置する点である。
【0079】図12は、本発明の実施の形態8に係る携
帯無線機用アンテナの構成を示す図である。図12にお
いて図11の携帯無線機用アンテナと同じ部分について
は同じ符号をつけ、その説明を省略する。
【0080】この図に示す携帯無線機用アンテナは、無
線機地板10、放射器50、第1板状放射素子52、イ
ンダクタ54、第2板状放射素子56、第1無給電素子
60、および第2無給電素子62から構成されている。
なお、第1無給電素子60は、第2無給電素子62より
も長いため、共振する周波数は第1無給電素子60の方
が低く、第2無給電素子62の方が高くなっている。
【0081】無給電素子60は、一端が無線機地板10
に短絡されており、第1板状放射素子52、インダクタ
54、および第2板状放射素子56からなる放射器50
(以下、単に「放射器50」という)が共振する第1の
周波数の電波の送受信を行う際に、その長さに応じて反
射器または導波器として動作する。無給電素子62は、
一端が無線機地板10に短絡されており、第1板状放射
素子52が共振する第1の周波数より高い第2の周波数
の電波の送受信を行う際に、その長さに応じて反射器ま
たは導波器として動作する。
【0082】ここで、無給電素子60および無給電素子
62を反射器として動作する長さとした場合、第1板状
放射素子52または放射器50が共振する2つの周波数
において、携帯無線機用アンテナの指向性は、無給電素
子60および無給電素子62から放射器50へと向かう
方向になる。この場合、使用者が携帯無線機を携帯する
際に、無線機地板10の無給電素子60および無給電素
子62が配置される側が人体側になるようにすれば、携
帯無線機用アンテナは人体とは反対側への指向性を有す
ることになる。
【0083】一方、無給電素子60および無給電素子6
2を導波器として動作する長さとした場合、第1板状放
射素子52または放射器50が共振する2つの周波数に
おいて、携帯無線機用アンテナの指向性は、放射器50
から無給電素子60および無給電素子62へと向かう方
向になる。この場合、使用者が携帯無線機を携帯する際
に、無線機地板10の無給電素子60および無給電素子
62が配置されない側が人体側になるようにすれば、携
帯無線機用アンテナは人体とは反対側への指向性を有す
ることになる。
【0084】また、無給電素子の一端を無線機地板に短
絡せずに開放とする構成を図13に示す。
【0085】図13において、無給電素子70は、放射
器50が共振する第1の周波数の電波の送受信を行う際
に、その長さに応じて反射器または導波器として動作す
る。無給電素子72は、無給電素子70よりも短く、第
1板状放射素子52が共振する第1の周波数より高い第
2の周波数の電波の送受信を行う際に、その長さに応じ
て反射器または導波器として動作する。これにより、携
帯無線機用アンテナは人体とは反対側への指向性を有す
るようになる。
【0086】以上のように、本実施の形態に係る携帯無
線機用アンテナは、複数の周波数で共振する放射素子を
有する場合でも、それぞれの周波数に対応する無給電素
子を配置することにより、人体とは反対側への指向性を
有するようになるため、複数の周波数の電波の送受信を
行えるアンテナで人体による影響を低減することがで
き、アンテナの利得を向上することができる。
【0087】(実施の形態9)実施の形態9の特徴は、
複数の周波数で共振する放射器に対応して中間にインダ
クタを装荷した無給電素子を配置する点である。
【0088】図14は、本発明の実施の形態9に係る携
帯無線機用アンテナの構成を示す図である。図14にお
いて図11の携帯無線機用アンテナと同じ部分について
は同じ符号をつけ、その説明を省略する。
【0089】この図に示す携帯無線機用アンテナは、無
線機地板10、放射器50、第1板状放射素子52、イ
ンダクタ54、第2板状放射素子56、無給電素子6
4、およびインダクタ66から構成されている。
【0090】インダクタ66は、無給電素子64に装荷
されている。インダクタ66は、第1板状放射素子50
のみが放射素子として動作する第2の周波数において、
ほぼ無限大のインピーダンスを有する。このことによ
り、放射器50が共振する第1の周波数においては、無
給電素子64全体が反射器または導波器として動作する
が、第1板状放射素子52のみが放射素子として動作す
る、第1の周波数より高い第2の周波数においては、無
給電素子64のインダクタ66より上または下の部分の
みが反射器または導波器として動作する。無給電素子6
4の長さ、およびインダクタ66の位置は、携帯無線機
用アンテナにおいて送受信を行う電波の周波数によって
規定される。したがって、反射器とするか導波器とする
かで無給電素子64の長さを変化させることはできない
が、送受信を行う電波の周波数によって規定された長さ
およびインダクタ66の位置を有する無給電素子64
は、その長さに応じて反射器または導波器としても動作
する。
【0091】ここで、無給電素子64が反射器として動
作する長さである場合、携帯無線機用アンテナの指向性
は、無給電素子64から放射器50へと向かう方向にな
る。この場合、使用者が携帯無線機を携帯する際に、無
線機地板10の無給電素子64が配置される側が人体側
になるようにすれば、携帯無線機用アンテナは人体とは
反対側への指向性を有することになる。
【0092】一方、無給電素子64が導波器として動作
する長さである場合、携帯無線機用アンテナの指向性
は、放射器50から無給電素子64へと向かう方向にな
る。この場合、使用者が携帯無線機を携帯する際に、無
線機地板10の無給電素子64が配置されない側が人体
側になるようにすれば、携帯無線機用アンテナは人体と
は反対側への指向性を有することになる。
【0093】また、無給電素子の一端を無線機地板に短
絡せずに開放とする構成を図15に示す。
【0094】図15において、インダクタ76は、無給
電素子74に装荷されている。インダクタ76を装荷す
ることにより、無給電素子74は、周波数によって電気
的な長さが変化し、また、その長さに応じて複数の周波
数に対する反射器または導波器として動作する。
【0095】以上のように、本実施の形態に係る携帯無
線機用アンテナは、反射器または導波器として動作する
長さの無給電素子にインダクタを装荷することにより、
人体とは反対側への指向性を有するようになるため、複
数の周波数に対するより小型のアンテナで人体による影
響を低減することができ、アンテナの利得を向上するこ
とができる。
【0096】(実施の形態10)実施の形態10の特徴
は、複数の周波数で共振する複数の放射器とそれぞれの
放射器に対応する無給電素子を配置する点である。
【0097】図16は、本発明の実施の形態10に係る
携帯無線機用アンテナの構成を示す図である。図16に
おいて図11の携帯無線機用アンテナと同じ部分につい
ては同じ符号をつけ、その説明を省略する。
【0098】この図に示す携帯無線機用アンテナは、無
線機地板10、放射器50a、放射器50b、第1板状
放射素子52a、第1板状放射素子52b、インダクタ
54a、インダクタ54b、第2板状放射素子56a、
第2板状放射素子56b、無給電素子64a、無給電素
子64b、インダクタ66a、およびインダクタ66b
から構成されている。
【0099】放射器50aは、第1板状放射素子52
a、インダクタ54a、および第2板状放射素子56a
から構成され、無給電素子64aと近接して配置され対
になっており、放射器50bは、第1板状放射素子52
b、インダクタ54b、および第2板状放射素子56b
から構成され、無給電素子64bと近接して配置され対
になっている。放射器50aと放射器50bとは一定の
距離をおいて配置され、同様に無給電素子64aと無給
電素子64bも一定の距離をおいて配置されている。こ
のように配置することで、放射器50aと放射器50b
とにおいて送受信される電波がそれぞれ異なるフェージ
ングを受けるダイバーシチアンテナを実現することがで
きる。
【0100】また、無給電素子64aおよび無給電素子
64bの長さを反射器または導波器として動作する長さ
とすることにより、携帯無線機用アンテナは人体とは反
対側への指向性を有するようになる。無給電素子64a
および無給電素子64bは、それぞれインダクタ66a
およびインダクタ66bを装荷しているため、2つの周
波数に対する反射器または導波器として動作させること
ができる。
【0101】さらに、図17に示すように、無給電素子
74aおよび無給電素子74bの両端を開放として、無
線機地板10に短絡する必要がない構成を採ることもで
きる。
【0102】なお、本実施の形態においては、放射器お
よび無給電素子を2つずつ有する構成としたが、これに
限定されず、3つ以上の放射器および無給電素子を有す
る構成としても良い。
【0103】以上のように、本実施の形態に係る携帯無
線機用アンテナは、複数の周波数で共振する二以上の放
射器および反射器または導波器として動作する長さの放
射器と同数の無給電素子を互いに一定の距離をおいて配
置することにより、複数の周波数の電波の送受信を行え
るダイバーシチアンテナを実現できるとともに、人体と
は反対側への指向性を有するようになるため、マルチパ
スフェージングに強いアンテナで人体による影響を低減
することができ、アンテナの利得を向上することができ
る。
【0104】(実施の形態11)実施の形態11の特徴
は、放射素子および無給電素子を無線機地板にプリント
する点である。
【0105】図18(a)は、本発明の実施の形態11
に係る携帯無線機用アンテナの構成を示す略斜視図、図
18(b)は側面図である。
【0106】これらの図に示す携帯無線機用アンテナ
は、無線機地板10、板状放射素子84、および板状無
給電素子86から構成されている。
【0107】板状放射素子84は、無線機地板10の一
方の面80にプリントされている。板状無給電素子86
は、無線機地板10の他方の面82にプリントされてい
る。板状無給電素子86は、その長さに応じて反射器ま
たは導波器として動作する。このように構成することに
より、携帯無線機用アンテナを薄型化することができ
る。
【0108】ここで、板状無給電素子86を反射器とし
て動作する長さとした場合、携帯無線機用アンテナの指
向性は、板状無給電素子86から板状放射素子84へ向
かう方向となる。この場合、使用者が携帯無線機を携帯
する際に、無線機地板10の板状無給電素子86が配置
される側が人体側になるようにすれば、携帯無線機用ア
ンテナは人体とは反対側への指向性を有することにな
る。
【0109】一方、板状無給電素子86を導波器として
動作する長さとした場合、携帯無線機用アンテナの指向
性は、板状放射素子84から板状無給電素子86へと向
かう方向になる。この場合、使用者が携帯無線機を携帯
する際に、無線機地板10の板状無給電素子86が配置
されない側が人体側になるようにすれば、携帯無線機用
アンテナは人体とは反対側への指向性を有することにな
る。
【0110】また、図19に示すように、誘電体90a
および誘電体90bにより無線機地板10を挟む構成を
採ることもできる。
【0111】このように構成することにより、誘電効果
を生じ、板状放射素子84および板状無給電素子86の
物理的な長さを短縮することができ、携帯無線機用アン
テナの小型化をより一層図ることができる。
【0112】以上のように、本実施の形態に係る携帯無
線機用アンテナは、板状放射素子を無線機地板の一方の
面にプリントし、板状無給電素子を無線機地板の他方の
面にプリントすることにより、人体とは反対側への指向
性を有するようになるため、より薄型かつ小型のアンテ
ナで人体による影響を低減することができ、アンテナの
利得を向上することができる。
【0113】なお、上記の各実施の形態においては、図
20に示すように、無給電素子95を筐体100の内壁
面に、例えば蒸着、張り付けなどで固定する構成を採る
こともできる。また、図21に示すように、放射素子お
よび/または無給電素子110をメアンダ状のものまた
は図示しないジグザグ状のものにすることや、図22に
示すように、放射素子および無給電素子に装荷するイン
ダクタ120を同図に示すようなパターンで無線機地板
10にプリントすることにより、放射素子および無給電
素子の小型化を図ることもできる。
【0114】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば人
体の反対側への指向性を有し、利得を向上することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1および実施の形態2に係
る携帯無線機用アンテナの構成を示す図
【図2】実施の形態1に係る携帯無線機用アンテナの指
向性を示す図
【図3】実施の形態2に係る携帯無線機用アンテナの指
向性を示す図
【図4】本発明の実施の形態3および実施の形態4に係
る携帯無線機用アンテナの構成を示す図
【図5】本発明の実施の形態5に係る携帯無線機用アン
テナの構成を示す図
【図6】実施の形態5に係る他の携帯無線機用アンテナ
の構成を示す図
【図7】本発明の実施の形態6に係る携帯無線機用アン
テナの構成を示す図
【図8】実施の形態6に係る他の携帯無線機用アンテナ
の構成を示す図
【図9】実施の形態6に係るさらに他の携帯無線機用ア
ンテナの構成を示す図
【図10】実施の形態6に係るさらに他の携帯無線機用
アンテナの構成を示す図
【図11】本発明の実施の形態7に係る携帯無線機用ア
ンテナの構成を示す図
【図12】本発明の実施の形態8に係る携帯無線機用ア
ンテナの構成を示す図
【図13】実施の形態8に係る他の携帯無線機用アンテ
ナの構成を示す図
【図14】本発明の実施の形態9に係る携帯無線機用ア
ンテナの構成を示す図
【図15】実施の形態9に係る他の携帯無線機用アンテ
ナの構成を示す図
【図16】本発明の実施の形態10に係る携帯無線機用
アンテナの構成を示す図
【図17】実施の形態10に係る他の携帯無線機用アン
テナの構成を示す図
【図18】本発明の実施の形態11に係る携帯無線機用
アンテナの構成を示す図
【図19】実施の形態11に係る他の携帯無線機用アン
テナの構成を示す図
【図20】実施の形態11に係るさらに他の携帯無線機
用アンテナの構成を示す図
【図21】実施の形態11に係る携帯無線機用アンテナ
の放射素子および無給電素子の形状を示す図
【図22】実施の形態11に係る携帯無線機用アンテナ
の放射素子および無給電素子に装荷するインダクタの形
状を示す図
【図23】従来の携帯無線機用アンテナの構成を示す図
【図24】従来の携帯無線機用アンテナの指向性を示す
【符号の説明】
10 無線機地板(地板) 20,20a,20b,52,52a,52b,56,
56a,56b,130 放射素子 30,40,30a,30b,40a,40b,60,
62,64,64a,64b,70,72,74,74
a,74b,86,95 無給電素子 35,45,35a,35b,45a,45b,54,
54a,54b,66,66a,66b,76,76
a,76b,120 インダクタ(誘導性素子) 50,50a,50b,84 放射器 90a,90b 誘電体 100 筐体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01Q 19/26 H01Q 19/26 21/24 21/24 H04M 1/02 H04M 1/02 C (72)発明者 小向 康文 宮城県仙台市泉区明通二丁目五番地 株式 会社松下通信仙台研究所内 Fターム(参考) 5J020 AA03 BA02 BC08 DA04 5J021 AA01 AA02 AA07 AB02 BA01 CA06 DB04 FA31 FA32 GA02 HA05 HA06 HA10 5J046 AA04 AB06 PA01 PA04 5J047 AA04 AA07 AA12 AB06 AB10 FA12 FD01 5K023 AA07 BB06 LL01 LL05 QQ02

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線機の地板と、 前記地板から給電される放射素子と、 前記放射素子に近接して配置され、反射器または導波器
    として動作する電気的な長さを有する無給電素子と、 を有することを特徴とする携帯無線機用アンテナ。
  2. 【請求項2】 前記無給電素子は、一端が前記地板に短
    絡されていることを特徴とする請求項1記載の携帯無線
    機用アンテナ。
  3. 【請求項3】 前記無給電素子は、両端が開放されてい
    ることを特徴とする請求項1記載の携帯無線機用アンテ
    ナ。
  4. 【請求項4】 前記無給電素子は、中間に素子長を電気
    的に延長するための誘導性素子が装荷されていることを
    特徴とする請求項1記載の携帯無線機用アンテナ。
  5. 【請求項5】 二以上の前記放射素子と二以上の前記無
    給電素子とを同数配置し、空間ダイバーシチにより電波
    の送受信を行うことを特徴とする請求項1記載の携帯無
    線機用アンテナ。
  6. 【請求項6】 前記放射素子は、誘導性素子を介して直
    列に結合された複数の放射素子要素からなり、前記誘導
    性素子は、隣接する各放射素子要素間に配置され、当該
    誘導性素子より給電部側が共振する周波数の電波を送受
    信する場合において当該誘導性素子を挟む両側の放射素
    子要素を電気的に遮断することを特徴とする請求項1記
    載の携帯無線機用アンテナ。
  7. 【請求項7】 前記無給電素子は、一端が前記地板に短
    絡されていることを特徴とする請求項6記載の携帯無線
    機用アンテナ。
  8. 【請求項8】 前記無給電素子は、両端が開放されてい
    ることを特徴とする請求項6記載の携帯無線機用アンテ
    ナ。
  9. 【請求項9】 前記無給電素子は、中間に素子長を電気
    的に延長するための誘導性素子が装荷されていることを
    特徴とする請求項6記載の携帯無線機用アンテナ。
  10. 【請求項10】 二以上の前記放射素子と二以上の前記
    無給電素子とを同数配置し、空間ダイバーシチにより電
    波の送受信を行うことを特徴とする請求項6記載の携帯
    無線機用アンテナ。
  11. 【請求項11】 前記放射素子および前記無給電素子の
    うち少なくともいずれか一方が前記地板に固着されてい
    ることを特徴とする請求項1から請求項10のいずれか
    に記載の携帯無線機用アンテナ。
  12. 【請求項12】 前記地板は両面が誘電体により覆われ
    ていることを特徴とする請求項11記載の携帯無線機用
    アンテナ。
  13. 【請求項13】 前記無給電素子は携帯無線機の筐体内
    壁面に固着されていることを特徴とする請求項1から請
    求項11のいずれかに記載の携帯無線機用アンテナ。
  14. 【請求項14】 前記放射素子および前記無給電素子の
    うち少なくともいずれか一方はメアンダ形状またはジグ
    ザグ形状をしていることを特徴とする請求項1から請求
    項13のいずれかに記載の携帯無線機用アンテナ。
  15. 【請求項15】 請求項1から請求項14のいずれかに
    記載の携帯無線機用アンテナを有することを特徴とする
    通信端末装置。
  16. 【請求項16】 請求項15記載の通信端末装置と無線
    通信を行うことを特徴とする基地局装置。
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