JP2003036281A - 回路シンボル作成システム、回路シンボル作成方法及び回路シンボル作成プログラム - Google Patents

回路シンボル作成システム、回路シンボル作成方法及び回路シンボル作成プログラム

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JP2003036281A
JP2003036281A JP2001222327A JP2001222327A JP2003036281A JP 2003036281 A JP2003036281 A JP 2003036281A JP 2001222327 A JP2001222327 A JP 2001222327A JP 2001222327 A JP2001222327 A JP 2001222327A JP 2003036281 A JP2003036281 A JP 2003036281A
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pin
name
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circuit
file
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Nobutaka Seriguchi
信孝 芹口
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ピン名及びピン番号の割り付け、回路シンボ
ル形状やピン配置を統一化した回路シンボル作成を行
う。 【解決手段】 ファイル7に回路部品の各々のピン名に
ピンの入出力属性と正負極性の情報を予め対応付けてお
き、またファイル17に回路シンボルにおけるピンの座
標位置X,Yとピン使用用途に応じて分類された回路シ
ンボル形状とをピン名に予め対応付けておき、中央処理
装置5によって、入出力装置3から入力された回路部品
名に対応する回路部品のピン名をファイル7から検索
し、この検索ピン名にファイル17で対応付けられた回
路シンボル形状に応じて回路シンボルを生成し、この回
路シンボルのピンに、検索ピン名とこの検索ピン名に対
応付けられて入出力装置3から入力されたピン番号と
を、ファイル17で対応付けられた座標位置X,Yに従
って割り付けるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、回路シンボル作
成システム、回路シンボル作成方法及び回路シンボル作
成プログラムに係り、詳しくは、プリント基板の設計等
を支援するCADシステムにより、LSI等の回路部品
を表現する回路シンボルを作成する場合、回路シンボル
の各ピンにピン名及びピン番号を割り付けると共に、ピ
ンの入出力属性及び正負極性を定義する回路シンボル作
成システム、回路シンボル作成方法及び回路シンボル作
成プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、設計者がCADシステムによっ
て、FPGA(Field Programmable GateArrays)などに
よるLSIの論理回路図の回路シンボルを作成する場
合、まずCADシステムのファイルに雛形として記憶さ
れた各種形状の回路シンボルの中から必要な形状の回路
シンボルを選択する。この選択を行う場合、論理回路に
定められている専用のピンが配置される回路シンボル、
ユーザ用のピンが配置される回路シンボル、電源用のピ
ンが配置される回路シンボルなど、ピン使用用途を示す
機能グループ毎にピン配置を行うための各回路シンボル
を選択する。
【0003】次に、その選択した回路シンボルの各ピン
に同一機能グループのピン名及びピン番号を割り付けた
後、ピンが信号の入力ピン、出力ピン及び入出力ピンの
何れであるかを示す入出力属性を定義すると共に、正負
極性を定義することによってピン配置を完了する。これ
によって、機能グループ毎の回路シンボルが作成され
る。
【0004】ただし、機能グループ毎に回路シンボルを
選択するのでなく、1つの回路シンボルを選択した後、
この回路シンボルのピンを機能グループ毎に分割しても
よい。これは、ピン名が各機能を示すので同一機能のピ
ンを回路シンボルの所望エリアに集めることによって行
う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うにピン配置を実行する場合、ピン名及びピン番号の割
り付け、入出力属性及び正負極性を定義する作業を1ピ
ン毎に設計者が行うため、ピン数が多い程にその作業工
数が嵩み、その割り付けや定義にミスが生じやすくなる
という問題がある。
【0006】さらには、設計者が自分の感覚で回路シン
ボルの形状を選択すると共に上記の割り付けや定義によ
りピン配置を行い回路シンボルを作成するため、回路シ
ンボルの形状やピン配置にバラツキが生じるという問題
がある。そのようにバラツキが生じた場合、回路図の設
計に引用しづらくなるという問題がある。
【0007】この発明は、上述の事情に鑑みてなされた
もので、ピン名及びピン番号の割り付け、入出力属性及
び正負極性の定義を正確且つ容易に行い、回路シンボル
形状やピン配置を統一化した回路シンボルを作成するこ
とができる回路シンボル作成システム、回路シンボル作
成方法及び回路シンボル作成プログラムを提供すること
を目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、CAD機能により所定の回
路部品を示す所定の回路シンボル上にピン配置を行う回
路シンボル作成システムに係り、各々のピンについて、
ピン番号、ピン名、ピンの属性に関する情報について定
義して格納する第1のファイルと、機能グループ又はピ
ン使用用途毎に前記回路シンボル上の前記ピン名の配置
位置を定義して格納する第2のファイルとを備え、前記
第1及び第2のファイルを見て、所定の回路シンボルに
ピン配置を行うことを特徴としている。
【0009】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の回路シンボル作成システムに係り、前記ピンの属性
に関する情報とは、少なくとも、ピンの入出力属性又は
正負極性に関する情報を含んでいることを特徴としてい
る。
【0010】また、請求項3記載の発明は、CAD機能
により所定の回路部品を示す所定の回路シンボル上にピ
ン配置を行う回路シンボル作成システムに係り、前記回
路部品の各々のピン名にピンの属性に関する情報を対応
付けて格納する第1のファイルと、前記回路シンボルに
配置されるピンの位置情報と機能グループ又はピン使用
用途に応じて分類された前記回路シンボルの形状情報と
を前記ピン名に対応付けて格納する第2のファイルと、
入力された回路部品名に対応する回路部品のピン名を前
記第1のファイルから検索して抽出し、抽出されたピン
名に前記第2のファイルで対応付けられた前記形状情報
に基づいて回路シンボルを生成し、この生成された回路
シンボルのピンに、前記抽出されたピン名、又/及び、
この抽出されたピン名に対応付けられたピン番号を、前
記第2のファイルで対応付けられた前記ピンの位置情報
に基づいて、割り付ける処理手段とを備えてなることを
特徴としている。
【0011】また、請求項4記載の発明は、請求項3記
載の回路シンボル作成システムに係り、前記処理手段
が、各々のピンについて、前記抽出されたピン名又は/
及び前記ピン番号が割り付けられた回路シンボルの情報
を第3のファイルに登録することを特徴としている。
【0012】また、請求項5記載の発明は、請求項3記
載の回路シンボル作成システムに係り、前記ピンの属性
に関する情報とは、少なくとも、ピンの入出力属性又は
正負極性に関する情報を含んでいることを特徴としてい
る。
【0013】また、請求項6記載の発明は、CAD機能
により所定の回路部品を示す所定の回路シンボル上にピ
ン配置を行う回路シンボル作成方法に係り、前記回路部
品の各々のピン名にピンの属性に関する情報を対応付け
て第1のファイルに予め格納すると共に、前記回路シン
ボルに配置されるピンの位置情報とピン使用用途に応じ
て分類された前記回路シンボルの形状情報とを前記ピン
名に対応付けて第2のファイルに予め格納しておき、回
路部品名が入力された際に、前記回路部品名に対応する
回路部品のピン名を前記第1のファイルから検索して抽
出し、この抽出されたピン名に前記第2のファイルで対
応付けられた前記形状情報に応じて回路シンボルを生成
し、この生成された回路シンボルのピンに、前記抽出さ
れたピン名、又/及び、この抽出されたピン名に対応付
けられたピン番号を、前記第2のファイルで対応付けら
れた前記ピンの位置情報に基づいて割り付けることを特
徴としている。
【0014】また、請求項7記載の発明は、請求項6記
載の回路シンボル作成方法に係り、各々のピンについ
て、前記抽出されたピン名又/及び前記ピン番号が割り
付けられた回路シンボルの情報を第3のファイルに登録
することを特徴としている。
【0015】また、請求項8記載の発明は、請求項6記
載の回路シンボル作成方法に係り、前記ピンの属性に関
する情報とは、少なくとも、ピンの入出力属性又は正負
極性に関する情報を含んでいることを特徴としている。
【0016】また、請求項9記載の発明は、回路シンボ
ル作成プログラムに係り、CAD機能により所定の回路
部品を示す所定の回路シンボル上にピン配置を行う請求
項6、7又は8記載の回路シンボル作成方法を、コンピ
ュータに実施させることを特徴としている。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施の形態について説明する。説明は、実施例を用い
て具体的に行う。図1は、この発明の一実施例である回
路シンボル作成システムの構成を示すブロック図であ
る。この例の回路シンボル作成システム1は、同図に示
すように、キーボードやマウスなどの入力装置及びディ
スプレイなどの出力装置からなる入出力装置3と、中央
処理装置5と、ピン名情報ファイル7と、シンボルファ
イル9と、シンボル形状情報ファイル17と、中央処理
装置5に、この例の回路シンボル作成システムの各機能
を実現させるための制御プログラムを格納するROM
(図示せず)と、中央処理装置5のワーキングエリアを
確保すると共に、各種データを一時格納するためのRA
Mとを備えて構成されている。この例では、ピン名情報
ファイル7と、シンボルファイル9と、シンボル形状情
報ファイル17とは、コンピュータ読み書き可能な磁気
ディスク装置、光ディスク装置、ICメモリ等の外部記
憶装置に記憶されている。上記シンボル形状情報ファイ
ル17は、さらに、専用ピン名用シンボル形状情報ファ
イル11、ユーザピン名用シンボル形状情報ファイル1
3及び電源ピン名用シンボル形状情報ファイル15に分
けられている。
【0018】入出力装置3は、設計者がFPGAなどに
よるLSIの論理回路図を設計する際に各種入力操作を
行うと共に、論理回路図を表示するものであり、その操
作の1つとして回路シンボルの作成操作が行われる。中
央処理装置5は、回路シンボル作成時における入出力装
置3からの入力命令に応じて、ピン名情報ファイル7及
びシンボル形状情報ファイル17を参照して回路シンボ
ルを作成する処理を行い、この処理で作成された回路シ
ンボルのデータをシンボルファイル9に記憶する処理を
行うものである。
【0019】ピン名情報ファイル7は、図2に示すよう
に、回路シンボルの各ピンのピン名、入出力属性及び正
負極性を予め定義したものである。ピン名情報ファイル
7では、同図に示すように、ピン名に対応付けられるピ
ン番号は、回路シンボル作成時に設計者によって入力さ
れるようになっている。すなわち、ピン名情報ファイル
7には、1行目に着目すると、回路シンボルのピンのピ
ン名がクロック信号入力ピンであることを示す“CL
K”、入出力属性が入力ピンであることを示す“I”、
正負極性が正極性であることを示すPが定義されてい
る。この他、入出力属性の“O”はピンが出力ピンであ
ることを示し、正負極性の“N”は負極性であることを
示す。
【0020】シンボル形状情報ファイル17は、回路シ
ンボルの各ピンの座標位置X,Yと、各ピンが専用、ユ
ーザ用及び電源用の何れであるかを予め定義したもので
あり、この例では、専用ピン名用シンボル形状情報ファ
イル11、ユーザピン名用シンボル形状情報ファイル1
3及び電源ピン名用シンボル形状情報ファイル15の機
能グループ毎に定義されている。図3は、専用ピン名用
シンボル形状情報ファイル11の一構成例を示す概念図
である。
【0021】専用ピン名用シンボル形状情報ファイル1
1には、図3に示すように、その1行目に着目すると、
ピン名がCLKであるピンは、座標位置Xが50、Yが
10であり、機能グループが専用であることが、回路シ
ンボル形状の欄に定義されている。図示されていない
が、同様に、ユーザピン名用シンボル形状情報ファイル
13には、ピン名がユーザ用名称であるピンの座標位置
X,Yと、機能グループがユーザ用であることが定義さ
れている。ただし、このユーザピン名用シンボル形状情
報ファイル13においては、ピン名及び座標位置X,Y
をユーザ(設計者)が任意に変更できるようになってい
る。電源ピン名用シンボル形状情報ファイル15には、
ピン名が電源用名称であるピンの座標位置X,Yと、機
能グループが電源用であることが定義されている。
【0022】次に、図4を参照して、上記構成の回路シ
ンボル作成システムの動作(回路シンボルの作成方法)
について説明する。図4は、この発明の一実施例である
回路シンボル作成方法を表すフローチャートである。
【0023】図示せぬROMから制御プログラムが読み
込まれると、中央処理装置5は、制御プログラムに制御
されて、以下の処理を実行する。まず、ステップS1に
おいて、設計者が入出力装置3から例えばFPGAによ
るLSIの品名を入力すると、ステップS2において、
中央処理装置5によりピン名情報ファイル7が検索さ
れ、その品名のLSIに使用されるピン名及びそのピン
名に対応付けられた入出力属性及び正負極性の情報が読
み出され、入出力装置3のディスプレイに表示される。
この表示は例えば、図2に示す一覧表形式で表示される
が、ピン番号は設計者によって入力されるものなので、
この時点では括弧内に記載するピン番号は表示されな
い。
【0024】次に、ステップS3において、設計者はそ
のLSI品名のカタログなどの仕様書を参照し、その仕
様書に予めピン名に対応付けられて記載されたピン番号
を確認しながら、ステップS2で表示されたピン番号の
欄にピン名に対応するピン番号を入力する。これによっ
て例えば図2に示すように括弧内のピン番号が入力され
る。
【0025】全てのピン番号が入力されると、ステップ
S4において、中央処理装置5によりシンボル形状情報
ファイル17が検索され、入力されたピン番号のピン名
が専用ピン名であるか否かが判断される。この判断は、
例えばピン名がCLKであれば、図3に示すファイル1
1の回路シンボル形状欄の情報、すなわち専用が認識さ
れることによって行われる。
【0026】この結果、専用ピン名であると判断された
場合、ステップS5において、その専用ピン名が、専用
ピン名用シンボル形状情報ファイル11に定義された座
標位置X,Yのピンに割り付けられるように決定され
る。これによって、例えばピン名のCLKは、座標位置
X=50,Y=10のピンに割り付けられるように決定
される。
【0027】一方、ステップS4の判断結果、専用ピン
名でないと判断された場合、ステップS6において、入
力されたピン番号のピン名がユーザ用ピン名であるか否
かが判断される。この結果、ユーザ用ピン名であると判
断された場合、ステップS7において、そのユーザ用ピ
ン名が、ユーザピン名用シンボル形状情報ファイル13
に定義された座標位置X,Yのピンに割り付けられるよ
うに決定される。
【0028】ステップS6の判断結果、ユーザ用ピン名
でないと判断された場合、ステップS8において、入力
されたピン番号のピン名が電源用ピン名であるか否かが
判断される。この結果、電源用ピン名であると判断され
た場合、ステップS9において、その電源用ピン名が、
電源ピン名用シンボル形状情報ファイル15に定義され
た座標位置X,Yのピンに割り付けられるように決定さ
れる。
【0029】さらに、ステップS8の判断結果、電源用
ピン名でないと判断された場合、すなわち、専用、ユー
ザ用及び電源用ピン名の何れでもないと判断された場
合、ステップS10において、例えば、オペレータが、
キーボード等の入出力装置3を用いて、入力操作する
と、中央処理装置5は、入力されたデータに基づいて、
例えば、シンボル形状情報ファイル17の空きスペース
(空き記憶領域)に、その他のピン名をアルファベット
順に配列し、この配列されたピン名毎に座標位置X,Y
の割り付けを行い、さらに、専用、ユーザ用及び電源用
ピン名の何れでもないことを示す回路シンボル形状の情
報を割り付ける。このようにして、その他のピン名が、
その作成されたファイルに定義された座標位置X,Yの
ピンに割り付けられるように決定される。
【0030】このように、全てのピン名に対する座標位
置X,Yの割り付けの決定が完了すると、ステップS1
1において、中央処理装置5によってピン番号が対応付
けられたピン名の座標位置X,Yの情報及び回路シンボ
ル形状の情報に応じて回路シンボルが生成され、ディス
プレイに表示される。例えば、図5に示すように、専用
ピン名用シンボル21、ユーザピン名用シンボル23及
び電源ピン名用シンボル25が生成されて表示される。
【0031】専用ピン名用シンボル21は、専用機能の
回路シンボル形状をなしており、ステップS5で決定さ
れた各座標位置X,Yのピンに、ピン番号及びピン名が
割り付けられている。例えば、座標位置X=50,Y=
10のピンにピン番号179及びピン名CLKが割り付
けられている。ユーザピン名用シンボル23は、ユーザ
用機能の回路シンボル形状をなしており、ステップS7
で決定された各座標位置X,Yのピンに、ピン番号及び
ピン名が割り付けられている。電源ピン名用シンボル2
5は、電源用機能の回路シンボル形状をなしており、ス
テップS9で決定された各座標位置X,Yのピンに、ピ
ン番号及びピン名が割り付けられている。この表示の
後、ステップS12において、中央処理装置5によって
各シンボル21,23,25のデータがシンボルファイ
ル9に登録される。ただし、この登録時に、LSI品名
などの固有名を検索名として付加する。
【0032】このように、この例の構成によれば、ピン
名情報ファイル7にLSIの各々のピン名にピンの入出
力属性と正負極性の情報を予め対応付けておき、またシ
ンボル形状情報ファイル17に回路シンボルにおけるピ
ンの座標位置X,Yとピン使用用途に応じて分類された
回路シンボル形状とをピン名に予め対応付けておき、中
央処理装置5によって、入出力装置3から入力されたL
SI品名に対応するLSIのピン名をピン名情報ファイ
ル7から検索し、この検索ピン名にシンボル形状情報フ
ァイル17で対応付けられた回路シンボル形状に応じて
回路シンボルを生成し、この生成された回路シンボルの
ピンに、検索ピン名とこの検索ピン名に対応付けられて
入出力装置3から入力されたピン番号を、シンボル形状
情報ファイル17で対応付けられた座標位置X,Yに従
って割り付けるようにした。
【0033】これによって、設計者がLSI品名と各ピ
ン名に対応するピン番号とを入力するのみで、自動的
に、適正形状の回路シンボルを生成し、この回路シンボ
ルのピンにピン名及びピン番号を割り付けると共に入出
力属性及び正負極性の定義を行うことができ、さらに、
回路シンボルの形状やピン配置を統一化することができ
る。
【0034】また、この例の構成によれば、中央処理装
置5によって、ピン名及びピン番号が割り付けられた回
路シンボルの情報をシンボルファイル9に固有名を対応
付けて登録するようにしたので、一度作成した回路シン
ボルを他の設計者が用いることができる。
【0035】以上、この発明の実施例を図面を参照して
詳述してきたが、具体的な構成はこの実施例に限られる
ものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計
の変更等があってもこの発明に含まれる。
【0036】例えば、上述の実施例においては、この発
明を機能グループ毎に所定形状の回路シンボルが生成さ
れ、この回路シンボル毎にピン配置が行われるようにし
たが、これに限定されず、この発明は、1つの回路シン
ボルに1LSI全ての機能のピンが配置されるようにし
ても良い。この場合、LSI品名に対応した1回路シン
ボルの形状情報を予めファイル化しておき、このファイ
ルからLSI品名に対応する回路シンボルの形状情報を
読み出し、この回路シンボルに上述同様にピン配置を行
うようにする。その場合、上述の実施例と略同様の効果
が得られる。また、上述の実施例では、ピン名とピン番
号とを、回路シンボル上に配置するようにした場合につ
いて述べたが、これに代えて、ピン名のみを配置しても
良く、あるいは、ピン番号のみを配置するようにしても
良い。また、上述の実施例では、ピンの属性に関する情
報として、ピンの入出力属性及び正負極性に関する情報
が含まれる場合について述べたが、これらのうちのいず
れか1つでも良く、あるいは、これらと異なるものでも
良い。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の構成に
よれば、CAD機能により回路部品を示す回路シンボル
を作成する回路シンボル作成システムにおいて、回路部
品の各々のピン名にピンの入出力属性と正負極性の情報
を対応付けた第1のファイルと、回路シンボルにおける
ピンの位置情報とピン使用用途に応じて分類された回路
シンボルの形状情報とをピン名に対応付けた第2のファ
イルと、入力された回路部品名に対応する回路部品のピ
ン名を第1のファイルから検索し、この検索ピン名に第
2のファイルで対応付けられた形状情報に応じて回路シ
ンボルを生成し、この生成された回路シンボルのピン
に、検索ピン名とこの検索ピン名に対応付けられて入力
されたピン番号を、第2のファイルで対応付けられた位
置情報に従って割り付ける処理手段とを備えたので、ピ
ン名及びピン番号の割り付け、入出力属性及び正負極性
の定義を正確且つ容易に行い、回路シンボル形状やピン
配置を統一化した回路シンボルを作成することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例である回路シンボル作成シ
ステムの電気的構成を示すブロック図である。
【図2】同回路シンボル作成システムを構成するピン名
情報ファイルに対応付けられた情報の一例を示す概念図
である。
【図3】同回路シンボル作成システムを構成する専用ピ
ン名用シンボル形状情報ファイルに対応付けられた情報
の一例を示す概念図である。
【図4】同回路シンボル作成システムを構成する中央処
理装置の動作処理手順を示すフローチャートである。
【図5】同回路シンボル作成システムによって作成され
た、回路シンボルである専用ピン名用シンボル、ユーザ
ピン名用シンボル及び電源ピン名用シンボルの構成を示
す概略構成図である。
【符号の説明】
1 回路シンボル作成システム 3 入出力装置 5 中央処理装置 7 ピン名情報ファイル(第1のファイル) 9 シンボルファイル(第3のファイル) 11 専用ピン名用シンボル形状情報ファイル(第2の
ファイルの一部) 13 ユーザピン名用シンボル形状情報ファイル(第2
のファイルの一部) 15 電源ピン名用シンボル形状情報ファイル(第2の
ファイルの一部) 17 シンボル形状情報ファイル(第2のファイル)

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CAD機能により所定の回路部品を示す
    所定の回路シンボル上にピン配置を行う回路シンボル作
    成システムであって、 各々のピンについて、ピン番号、ピン名、ピンの属性に
    関する情報について定義して格納する第1のファイル
    と、 機能グループ又はピン使用用途毎に前記回路シンボル上
    の前記ピン名の配置位置を定義して格納する第2のファ
    イルとを備え、 前記第1及び第2のファイルを見て、所定の回路シンボ
    ルにピン配置を行うことを特徴とする回路シンボル作成
    システム。
  2. 【請求項2】 前記ピンの属性に関する情報とは、少な
    くとも、ピンの入出力属性又は正負極性に関する情報を
    含んでいることを特徴とする請求項1記載の回路シンボ
    ル作成システム。
  3. 【請求項3】 CAD機能により所定の回路部品を示す
    所定の回路シンボル上にピン配置を行う回路シンボル作
    成システムであって、 前記回路部品の各々のピン名にピンの属性に関する情報
    を対応付けて格納する第1のファイルと、 前記回路シンボルに配置されるピンの位置情報と機能グ
    ループ又はピン使用用途に応じて分類された前記回路シ
    ンボルの形状情報とを前記ピン名に対応付けて格納する
    第2のファイルと、 入力された回路部品名に対応する回路部品のピン名を前
    記第1のファイルから検索して抽出し、抽出されたピン
    名に前記第2のファイルで対応付けられた前記形状情報
    に基づいて回路シンボルを生成し、この生成された回路
    シンボルのピンに、前記抽出されたピン名、又/及び、
    この抽出されたピン名に対応付けられたピン番号を、前
    記第2のファイルで対応付けられた前記ピンの位置情報
    に基づいて、割り付ける処理手段とを備えてなることを
    特徴とする回路シンボル作成システム。
  4. 【請求項4】 前記処理手段は、各々のピンについて、
    前記抽出されたピン名又は/及び前記ピン番号が割り付
    けられた回路シンボルの情報を第3のファイルに登録す
    ることを特徴とする請求項3記載の回路シンボル作成シ
    ステム。
  5. 【請求項5】 前記ピンの属性に関する情報とは、少な
    くとも、ピンの入出力属性又は正負極性に関する情報を
    含んでいることを特徴とする請求項3記載の回路シンボ
    ル作成システム。
  6. 【請求項6】 CAD機能により所定の回路部品を示す
    所定の回路シンボル上にピン配置を行う回路シンボル作
    成方法であって、 前記回路部品の各々のピン名にピンの属性に関する情報
    を対応付けて第1のファイルに予め格納すると共に、前
    記回路シンボルに配置されるピンの位置情報とピン使用
    用途に応じて分類された前記回路シンボルの形状情報と
    を前記ピン名に対応付けて第2のファイルに予め格納し
    ておき、回路部品名が入力された際に、前記回路部品名
    に対応する回路部品のピン名を前記第1のファイルから
    検索して抽出し、この抽出されたピン名に前記第2のフ
    ァイルで対応付けられた前記形状情報に応じて回路シン
    ボルを生成し、この生成された回路シンボルのピンに、
    前記抽出されたピン名、又/及び、この抽出されたピン
    名に対応付けられたピン番号を、前記第2のファイルで
    対応付けられた前記ピンの位置情報に基づいて割り付け
    ることを特徴とする回路シンボル作成方法。
  7. 【請求項7】 各々のピンについて、前記抽出されたピ
    ン名又/及び前記ピン番号が割り付けられた回路シンボ
    ルの情報を第3のファイルに登録することを特徴とする
    請求項6記載の回路シンボル作成方法。
  8. 【請求項8】 前記ピンの属性に関する情報とは、少な
    くとも、ピンの入出力属性又は正負極性に関する情報を
    含んでいることを特徴とする請求項6記載の回路シンボ
    ル作成方法。
  9. 【請求項9】 CAD機能により所定の回路部品を示す
    所定の回路シンボル上にピン配置を行う請求項6、7又
    は8記載の回路シンボル作成方法を、コンピュータに実
    施させるための回路シンボル作成プログラム。
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