JP2003033699A - 真空塗装方法及び装置 - Google Patents

真空塗装方法及び装置

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JP2003033699A
JP2003033699A JP2001225885A JP2001225885A JP2003033699A JP 2003033699 A JP2003033699 A JP 2003033699A JP 2001225885 A JP2001225885 A JP 2001225885A JP 2001225885 A JP2001225885 A JP 2001225885A JP 2003033699 A JP2003033699 A JP 2003033699A
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powder
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Hirofumi Makiura
宏文 牧浦
Masaaki Ikegami
雅章 池上
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NICHIDEN TEKKOSHO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】真空槽へ塗料を吸引し管状等被塗物の内外表面
を塗装することにより、塗料利用効率および省力化度を
高めコストダウン、品質向上を図るとともに、塗装シス
テムのクローズド化に伴う作業環境の向上、非溶剤系塗
料を使用することによる環境浄化を追及した塗装方法お
よび装置を提供する。 【解決手段】予め加熱した被塗物を真空槽に設置し、真
空下において塗料を吸引し管状等被塗物の内外面に塗装
する方法及び装置において、複数個の塗料供給口を有
し、また、複数個の外気又は不活性ガスの吸引口を有
し、各流量を調整しながら供給することによって、管状
等被塗物の内外表面に平滑で且つ欠陥のない塗膜の形
成、塗膜厚の制御、余剰塗料の排出課題を解決した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、環境に優しい粉体塗料
又は水性塗料を用いて行う塗装に関するものであり、特
に上下水排水管、管継ぎ手、ヘッダーなど複数の枝管を
有する被塗物の内外面塗装に関するものである。
【0002】
【従来の技術】特開平7-328494「粉体塗料の静電塗装装
置」は、図1に示すごとく真空下での静電粉体塗装塗装
に関する技術を提案している。すなわち、大気圧下に比
べ真空下では空気抵抗が小さくなるために帯電粒子が被
塗物表面に静電気力によって付着する塗着効率が100
%近くまで改善するとしている。
【0003】本発明と同種の塗膜形成からなる溶融層の
粘着力による真空粉体塗装技術としては、特公昭49-870
5「中空体の内側を被覆する方法及び装置」、特公昭49-
39492「単一口部のみを有する容器内面の樹脂被覆方
法」、及び特公昭51-577「複数口部を有する物体内面の
樹脂被覆方法」に開示され、既に公知となった技術であ
る。これら方法は、図2(特公昭51-577に記載の装置
図)に示すように、プロバック法として知られ、鋼管・
鋼管継手、パイプの内面塗装に適用されている。塗料と
してはポリエチレン、ポリアミド、エポキシなどが用い
られてきた。また、同方法による塗装及び塗膜は次の特
徴があることが知られている。 (1) 真空吸引後大気圧に戻すので塗膜の密着がよ
い。 (2) 異径管等の内面を塗装するのに適している。 (3) 全体がクローズドタイプなので作業環境が良好
である。 (4) 高速加工のため量産化が容易である。 しかしながら、このプロバック技術を鋼管・鋼管継手、
パイプ等の内外面の塗装に適用された例はない。
【0004】真空を利用した塗装方法に関する他の提案
例として、特開平6-206042及び特開平6-206043がある。
前者は、真空室内で液体塗料を塗装する方法であり、後
者は、粉体塗装に関するものである。後者の特徴とする
ところは、大気圧下で塗装後、焼付け工程の前段階とし
て真空工程を組み込み、鋳物製品等の粗面状あるいはポ
ーラス状の表面に残存する気泡を真空脱法し、その後の
焼付け工程において好ましくないピンホールの形成を抑
制することにある。前者の場合、真空下で被塗物を塗料
中に半浸漬状態で回転させながら塗膜を形成する方法で
あり、塗装装置が複雑で、塗料液溜りができやすく塗膜
の平滑性の点で課題が残る。
【0005】また、特開平2000-167473「粉体付着方
法、高周波粉体塗装製品、粉体塗装装置、高周波表面処
理装置、及び内燃機関用マニホールド」は、真空吸引に
より、製品のピンホールに粉体を付着させるステップ
と、静電塗装により前記製品の全体に粉体を付着させる
ステップと、前記製品に高周波加熱加熱を施し前記粉体
を溶着させるステップを備えた粉体付着方法を提案して
いる。本提案は、プロセスが複雑で本発明の簡潔さに比
べると産業上の利用価値が低いといえる。
【0006】上述したように、真空を利用した塗装方法
に関する種々の技術は周知であるが、管状被塗物の内外
面表面を塗装する方法については何らの技術的記述がな
されていない。
【0007】ところで、真空の利用には関係しないが、
特開平10-337515「粉体塗装方法及び粉体塗装装置」
は、弁箱と呼ばれる排水管器具を粉体流動浸漬槽に浸漬
することにより内外面表面を同時に塗装をする方法に関
するものである。ここでいう弁箱は、本特許が対象とす
る被塗物、例えば集合管に比べ小さく、形状も単純なも
のであるが管軸に対してT字型に開口部があり粉流体の
流れに工夫が要することから、浸漬槽内で弁箱を回転さ
せる新規な機構を考案し提案している。浸漬槽内で塗布
する方法は、被塗物を回転させる機構を必要とするなど
本発明の真空塗装方法に比べ複雑で、品質上重要なピン
ホールの発生抑制の点からも劣ることは明らかで、鋳物
製品のように表面に凹凸があり気泡の発生の可能性のあ
る被塗物への適用は減圧下を使用しない方法では困難で
ある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】管状の被塗物の内外面
表面に塗装を可能とする真空塗装方法を提供することで
ある。内外面の塗装に当って、塗膜の平滑性を確保する
ために、必要に応じ、塗料供給口を増やすこと、複数の
位置で外気又は不活性ガスを導入し粉体の流動抵抗を制
御すること、旋回流動性を付加すること、また、予熱時
の熱で真空塗装後の塗膜の硬化が達成でき、改めて焼き
付け工程を省略できる塗料の実用性能を確認することが
課題である。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記諸点に鑑み、請求項
1記載の発明は、予熱後の被塗物を真空槽の底辺の架台
(上下2枚のリング板を4本の円柱で支える空隙を有す
る構造)に設置。架台下の排気管及び塗料供給管からな
る2重管の排気管を用い、予め、槽内を減圧後、遮断弁
を開口し塗料供給口から塗料を吸引する。最初、塗料は
被塗物内面に塗膜を形成後、被塗部の上部及び枝管部な
ど開口部から流出する。流出した塗料は、被塗物外面に
塗膜を形成しながら架台の空隙部から排気管を経由して
真空槽内から排出される流れの過程で被塗物の内外面を
塗装することを特徴とする装置を提供することにある。
【0010】請求項2に記載の発明は、請求項1記載の
装置を用い、予め予熱した被塗物を真空槽内に輸送、架
台上に設置後、塗料供給用遮断弁を開き塗料供給口から
塗料を吸引することによって、最初、被塗物内面に塗膜
を形成し、引き続き、被塗部の上部及び枝管部など開口
部から流出した塗料が被塗物外面に塗膜を形成した後、
余剰の塗料が架台の空隙部から排気管を経由して真空槽
内から排出されることを特徴とする真空塗装方法を提供
することにある。
【0011】請求項3に記載の発明は、請求項1記載の
装置を用い、予熱後の被塗物表面温度において被塗物表
面に粉体溶融層を形成すると共に硬化反応が進行し、焼
付け工程を省略可能な特性を保有する粉体塗料を用いる
ことを特徴とする真空粉体塗装方法を提供することにあ
る。
【0012】請求項4に記載の発明は、請求項1記載の
装置において、塗料供給配管に設置された遮断弁に変わ
って三方バルブを用いることによって外気又は不活性ガ
スの吸引を可能としたことを特徴とする真空塗装装置を
提供することにある。
【0013】請求項5に記載の発明は、請求項4に記載
の装置を用い、三方バルブを開け、外気又は不活性ガス
を吸引することによって真空塗装槽内部の各部位の塗料
流れの抵抗を平均化すること、被塗物表面への粉体の供
給を促進するため粉体に旋回流動性を付与することを可
能としたことを特徴とした真空塗装方法を提供すること
にある。
【0014】請求項6に記載の発明は、真空塗装槽内部
の各部位の塗料流れの抵抗の平均化および旋回流動性を
微細に制御するために真空槽側壁に複数個の外気又は不
活性ガスの吸引口を取付けること特徴とした請求項1ま
たは請求項3に記載の真空塗装装置を提供することにあ
る。
【0015】請求項7に記載の発明は、請求項6記載の
装置を用い、塗料の流れ、旋回流動制御を微細に行うこ
とによって、より塗膜の平滑度を高めたことを特徴とす
る真空塗装方法を提供することにある。
【0016】請求項8に記載の発明は、真空槽上部に塗
料拡散板を具備する塗料供給口を付加したことを特徴と
する請求項6に記載の真空塗装装置を提供することにあ
る。
【0017】請求項9に記載の発明は、請求項8に記載
の装置を用い、被塗物外表面における塗料の上部から下
方への流れにおいて死角となる部位を解消し、表面塗膜
の形成を促進することを特徴とする真空塗装方法を提供
することにある。
【0018】請求項10に記載の発明は、真空槽内の底
辺で且つ被塗物架台の内側に塗料供給口を1個、外側に
塗料供給口を複数個設置し、供給口に繋がる各塗料供給
配管には外気又は不活性ガスの吸引口を兼ね備えた三方
バルブを設け、真空槽上部に排気口を設けることを特徴
とした真空塗装装置を提供することにある。
【0019】請求項11記載の発明は、請求項10記載
の装置を用い、被塗物内外面に別々の種類または濃度の
塗料を供給し、内外面において別の塗膜厚み、塗装色、
塗料材質を容易に変更できることを特徴とする真空塗装
方法を提供することにある。
【0020】請求項12に記載の発明は、上記請求項3
に記載以外の塗料が粉体塗料または水性塗料であること
を特徴とする真空塗装方法を提供することにある。
【0021】
【発明の実施の形態】以下図3から図6までを参照し
て、本発明の実施の形態を説明する。図3は、本発明の
構成範囲である真空塗装槽、塗料供給槽、塗料回収槽、
及び回収した塗料を塗料供給槽に還流するたスクリュウ
装置を破線で囲み明確化すると共に、一般的な塗装シス
テムに組込み図示したものである。本発明の中で、特殊
な粉体塗料を使用する限りにおいて焼付工程を省略でき
る場合についても記載しているが、本図においては焼付
工程を残したシステム構成となっている。
【0022】図4は、塗料として粉体塗料を用いた場合
を例にとり、本発明の特徴であるの粉体塗料供給と外気
又は不活性ガスの供給系統および真空排気、粉体回収系
統を図示したものである。すなわち、真空槽1内のほぼ
中央部に設置した架台3上に被塗物2を置く。この場合
に用いる架台は上下2枚のリング板を4本の円柱で支え
る空隙を有する構造となっている。塗料供給槽8は流動
層タイプであり制御盤17から調整された外気又は不活
性ガスがバルブ16を介して供給される。塗料供給量の
定量性を高めるためサブタンク10内のインナーメッシ
ュバイブレーター11及びスクリュウ12、整流板1
3、インジェクター14を用い粉体塗料は供給される。
供給配管はバルブ18を介して塗料供給口に接続されて
いる。予め予熱された被塗物を設置、真空排気される。
表面温度が適温に達した時点でバルブ18を開き塗料を
供給する。塗料供給と同時にバルブ19、バルブ20及
びバルブ21の開度を調整することによって外気または
不活性ガスを供給し、粉体の流れ抵抗、旋回流動性を高
めことが可能となり被塗物内外表面形成する塗膜の高い
平滑度が達成されることが確認できた。また、バルブ1
8を閉じ塗料の供給を停止すると、瞬時に被塗物内部及
び真空塗装槽内に残留していた塗料は排気系統に移送さ
れ、塗料のタレや溜りの生成が回避できることが明らか
となった。また、排出された粉体塗料はサイクロン4を
用い回収されロータリーバルブ5、篩振トウ機6を経る
ことによって循環使用することが可能であり、塗料利用
効率が大幅に向上することが確認できた。
【0023】図5は請求項1に記載の発明の実施例を図
示したものである。2重管内管22は途料供給配管であ
りエアー駆動式遮断弁23を介して塗料供給系に接続さ
れている。塗料供給口から供給された塗料は被塗物内面
に塗膜層を形成しながら開口部24及び25から流出
し、排気の流れに沿って上方から下方へ移行し、架台空
隙26を経由して2重管の外管27、すなわち排気管を
通じて排気系統に搬送される。その過程で、被塗物外面
に塗膜層を形成することが確認できた。
【0024】図6は請求項9に記載の発明の実施例に関
する装置図である。被塗物の形状によっては被塗物内面
から開口部を経て流出した塗料流れ、あるいは真空槽上
部に設けた塗料供給流れのみでは被塗物内外面全面に渡
り平滑な塗膜の形成が確保困難な場合、内外面塗膜厚み
や塗装色を別々に設定したい場合に対処するため、真空
槽内の底辺で且つ被塗物架台の内側に塗料供給口を1
個、外側に塗料供給口を複数個設置した。供給口に繋が
る各塗料供給配管には外気又は不活性ガスの吸引口を兼
ね備えた三方バルブ28,29及び30を設けた。ま
た、真空槽上部に排気口を設けた。このような装置を用
いることによって、管内外面の塗膜の平滑度が一段と向
上しより厳しい塗膜厚みの管理基準範囲の容易に達成で
き、また内外面塗膜厚みや塗装色を別々に設定こと容易
に達成可能であることを確認できた。
【0025】
【発明の効果】本発明の場合、粉体が被塗物表面に付着
する力は被塗物表面に形成された溶融層の粘着力による
ものであり、従来技術と明らかに異なる範疇に属するも
のである。また、装置もシンプルで、高圧電源を使用し
ないことから操作性、安全性、経済性にも優れている。
さらに、予め加熱した被塗物を真空槽に設置し、真空下
において粉体塗料を吸引し管状等被塗物の内外表面を塗
装することにより、塗装効率および省力化度を高めると
ともに、大幅なコストダウン及び品質向上を可能とする
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 引用した特許に記載の真空静電粉体塗装図で
ある。
【図2】 引用した特許に記載のプロバック法による管
内面の塗装装置である。
【図3】本発明の真空塗装システム範囲のブロック図で
ある。
【図4】本発明の真空塗装装置のシステム概要図であ
る。
【図5】本発明請求項1に記載の発明の装置図である。
【図6】本発明請求項9に記載の発明に対応した真空塗
装装置図である。
【符号の説明】
101:塗料用箱 111:スプレーガン
121:低圧タンク 102:箱本体 112:噴出口
122:真空ポンプ 103:蓋 113:供給装置
123:吸込口 104:シール部材 114:供給管
124:排気口 106:回転軸 115:高圧発生装置
125:フィルタ 107:軸受 116:高圧ケーブル
126:吸気口 108:モーター 118:排気
127:排気口 109:吊下部 119:フィルタ
129:大気導入口 131:ドレイン口 143:排出管
156:流入口 132:開平弁 144:回収容器
P:粉体塗料 135:サイクロン 146:吊下軸
X:被塗物 136:入口 147:ワイヤ
V1:第1開平弁 137:排出口 148:吊下部
V2:第2開平弁 138回収容器 150:絶縁ブロック
V3:第3開平弁 140:エゼクタ− 152:バイブレーター 141:開平弁 154:多孔板 142:空気供給源 155:空気室 201:被覆材槽(塗料槽) 211:連絡管 202:被覆材(塗料) 212:サイクロン 203:吸引管 213:フィルタ 204:ソケット 214:連結管 205:被加工物体(被塗物) 215:高圧空気管 206:ソケット 216:バルブ 207:フィルタ 217:常圧空気口 208:チャンバ 218:バルブ 210:真空タンク 219:バルブ 1:真空塗装槽 4:サイクロン
7:真空ポンプ 2:被塗物 5:ロータリーバルブ
8:塗料供給槽 3:被塗物架台 6:篩振とう機
9:レベラー(静電容量式) 10:サブタンク 16:エ
アーバルブ(粉体流動用) 11:インナーメッシュバイブレーター 17:制
御盤 12:スクリュー 18:塗
料供給遮断弁 13:整流板 19:エ
アーバルブ(粉体流動用) 14:インジェクター 20:エ
アーバルブ(粉体流動用) 15:エアーバルブ(インジェクター供給用)21:エ
アーバルブ(粉体流動用) 22:内管 27:外管 23:遮断弁 28:三方バルブ 24:開口部 29:三方バルブ 25:開口部 30:三方バルブ 26:架台空隙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B05C 19/04 B05C 19/04 B05D 3/02 B05D 3/02 B 7/22 7/22 C Fターム(参考) 4D075 AA01 AA24 AA72 AA73 AA74 AA76 AA78 AA86 AG01 AG21 AG23 BB23X BB29Y CA48 DA15 DA19 DA20 DB02 DB36 DB47 DB53 4F035 CE01 CE04 CF00 4F040 AA04 AA35 AB04 BA42 CC05 CC06 CC14 CC20 4F042 AA03 AB03 BA13 BA19 CA01 CB03 CB08 CB10 CB12 CB18 CB24 CC03 CC07 CC15 CC24 CC30 DA09 DB17 DC01 DF07 DF12 EA01 EA02 EA04 EA07 EA08 EC04 EC05 EC06 EC08 EC09

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被塗物の予熱炉、予熱後の被塗物を真空槽
    内に移送する装置、被塗物を真空槽の底辺のほぼ中央に
    設置した上下2枚のリング板を複数本の円柱で支える空
    隙を有する架台、当該架台の下に設置した排気管及び塗
    料供給管の2重管構造、排気管と連結された減圧装置及
    びサイクロン等からなる塗料回収装置、塗料供給配管に
    遮断弁を経由して繋がる塗料供給装置から構成すること
    を特徴とする真空塗装装置。
  2. 【請求項2】予め予熱した被塗物を真空槽内に輸送、架
    台上に設置後、塗料供給用遮断弁を開き塗料供給口から
    塗料を吸引し、被塗物内面に塗膜を形成後、被塗部の上
    部及び枝管部など開口部から流出した塗料が被塗物外面
    に塗膜を形成した後、架台の空隙部、排気管を経由して
    真空槽内から排出されることを特徴とする真空塗装方
    法。
  3. 【請求項3】予熱後の被塗物表面温度において被塗物表
    面に粉体溶融層を形成すると共に硬化反応が進行し、焼
    付け工程を省略可能な特性を保有する粉体塗料を用いる
    ことを特徴とする真空粉体塗装方法。
  4. 【請求項4】請求項1に記載の装置において、塗料供給
    配管に設置された遮断弁に変わって三方バルブを用い外
    気又は不活性ガスの吸引口を設けたことを特徴とする真
    空塗装装置。
  5. 【請求項5】請求項4に記載の装置を用い、三方バルブ
    を開け、外気又は不活性ガスを吸引することによって真
    空塗装槽内部の各部位の塗料流れ抵抗を平均化するこ
    と、被塗物表面への粉体の供給を促進するため粉体に旋
    回流動性を付与することを特徴とする真空塗装方法。
  6. 【請求項6】真空塗装槽内部の各部位の塗料流れの抵抗
    の平均化および旋回流動性を微細に制御するために真空
    槽側壁に複数個の外気又は不活性ガスの吸引口を取付け
    ること特徴とした請求項1または請求項4に記載の真空
    塗装装置。
  7. 【請求項7】請求項6に記載の装置を用い、塗料の流
    れ、旋回流動制御を微細に行うことによって、より塗膜
    の平滑度を高めたことを特徴とする真空塗装方法。
  8. 【請求項8】真空槽上部に塗料拡散板を具備する塗料供
    給口を付加したことを特徴とする請求項6に記載の真空
    塗装装置。
  9. 【請求項9】請求項8に記載の装置を用い、被塗物外表
    面における塗料の上部から下方への流れにおいて死角と
    なる部位を解消し、表面塗膜の形成を促進することを特
    徴とする真空塗装方法。
  10. 【請求項10】真空槽内の底辺で且つ被塗物架台の内側
    に塗料供給口を1個、外側に塗料供給口を複数個設置
    し、供給口に繋がる各塗料供給配管には外気又は不活性
    ガスの吸引口を兼ね備えた三方バルブを設け、真空槽上
    部に排気口を設けることを特徴とした真空塗装装置。
  11. 【請求項11】請求項10に記載の装置を用い、被塗物
    内外面に別々の種類または濃度の塗料を供給し、内外面
    において別の塗膜厚み、塗装色、塗料材質を容易に変更
    できることを特徴とする真空塗装方法。
  12. 【請求項12】上記請求項3に記載以外の請求項2,
    3,5,7,8、9及び11に記載の塗料が粉体塗料ま
    たは水性塗料であることを特徴とする真空塗装方法。
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