JP2003032528A - デジタルカメラ用クレードル - Google Patents

デジタルカメラ用クレードル

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JP2003032528A JP2001210597A JP2001210597A JP2003032528A JP 2003032528 A JP2003032528 A JP 2003032528A JP 2001210597 A JP2001210597 A JP 2001210597A JP 2001210597 A JP2001210597 A JP 2001210597A JP 2003032528 A JP2003032528 A JP 2003032528A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】カメラのホールド性を損ねることなく、カメラ
をクレードルに装着した状態でカメラの液晶表示画面を
確認でき、記録メディアや電池の交換、通信ケーブル等
の着脱が可能なデジタルカメラ用クレードルを提供す
る。 【解決手段】カメラ10を保持するクレードル30の壁
面のうち、カメラ10の液晶モニタ、メモリカード73
のメディアスロット71、電源端子やUSB端子等の端
子部を覆っている壁面の一部を可動式の構造とする。可
動壁43、44、45、46は、フリクションによるフ
リーストップ構造又はクリックストック構造により簡易
三脚として利用できる。壁面の一部を開けたときにカメ
ラ10が不安定にならぬように、クレードル30は、カ
メラ10の四隅のうち少なくとも一組の対角隅部を挟む
二辺をホールドできるL字形の起立壁38、39、40
を有することが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデジタルカメラ用ク
レードルに係り、特に、パソコンなどの外部機器との通
信機能を有しているデジタルカメラに好適なクレードル
の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】実願平4−80019号(実開平6−4
4050号公報)には、携帯電話機などの第1の電子機
器と、そのクレードルに相当する第2の電子機器との接
続構造が開示されている。携帯電話機に限らず、デジタ
ルスチルカメラの分野においても、クレードルを用いて
カメラを充電したり、パソコン等の外部機器とのデータ
送受信を行うシステムが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】例えば、縦長形状のカ
メラは重心が高く、転倒防止の目的もあってクレードル
の側面や背面の壁を高くしてカメラのホールド性を高め
る構造が好ましい。一般に、デジタルカメラの背面に
は、画像や文字を表示し得る液晶表示部や各種スイッチ
ボタン類が設けられ、カメラ側面にはリムーバブルメデ
ィアを挿入するメディアスロットの他、音声/映像出力
端子、電源端子、USB等の通信インターフェースの端
子類などが設けられている。
【0004】上記した壁の高いクレードルの場合は、カ
メラの液晶表示部、各種スイッチボタン類、メディアス
ロットカバー、端子部などが壁で覆われてしまうため、
クレードル装着状態で画像等の表示内容を確認できず、
メディアの着脱や通信ケーブル等の着脱も不可能であ
る。
【0005】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、カメラのホールド性を損ねることなく、カメラ
をクレードルに装着した状態で、必要に応じて液晶表示
部の表示を確認したり、記録メディアの交換や通信ケー
ブルその他のプラグ接続が可能なデジタルカメラ用クレ
ードルを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明に係るデジタルカメラ用クレードルは、デジタ
ルカメラをホールドする壁面の一部が可動式であること
を特徴としている。
【0007】例えば、デジタルカメラに設けられている
メディア挿入部、画像表示部、端子部及び電池挿入部の
うち、少なくとも一つの部位を覆うクレードルの壁面を
可動式の壁によって構成する。
【0008】本発明によれば、カメラが装着されるクレ
ードルにおいて、カメラ装着部の外周に形成される壁面
の一部を可動式の壁部材(可動壁)で構成したので、カ
メラをクレードルに挿したまま、記録メディアの着脱、
画像表示部の表示内容の確認、ケーブルプラグの着脱又
は電池の交換などが可能になる。
【0009】可動壁を有する本発明のクレードルは、カ
メラのホールド性を損ねないように、横断面が略四角形
状を有するデジタルカメラの少なくとも一組の対角隅部
を挟む二辺をホールドできる起立壁を備える態様が好ま
しい。
【0010】本発明の一態様によれば、前記可動式の壁
面は、回動自在に支持された可動壁によって構成されて
おり、該クレードルには前記可動壁の停止角度を調節可
能な角度調節手段が設けられ、前記可動壁が当該クレー
ドルを支持する脚部として兼用可能であることを特徴と
している。
【0011】可動壁をフリーストップ式又はクリックス
トップ式等の角度調節可能な構造によって支持すること
により、必要に応じて当該可動壁を簡易三脚として利用
できる。これにより、クレードルに挿したカメラの角度
を自由に調整できる。
【0012】本発明の他の態様によれば、前記デジタル
カメラに設けられている画像表示部を覆うクレードルの
壁面部分が回動自在な可動壁によって構成され、前記画
像表示部の表示画面に対向する当該可動壁の内側に鏡が
形成されていることを特徴としている。クレードルの設
置環境によっては、クレードルの後方の空間が狭く、カ
メラ背面の画像表示部の表示画面を確認できない場合も
あり得る。本発明は、画像表示部に対応する部位を覆う
クレードル壁面を可動壁によって構成し、この可動壁の
内側(画像表示面側)に鏡を設けたことにより、該鏡を
適当な角度に設定することにより、表示画面を確認する
ことが可能になる。
【0013】本発明の更に他の態様によれば、前記デジ
タルカメラ用クレードルは、デジタルカメラが装着され
るカメラ装着部と、前記カメラ装着部に装着されたデジ
タルカメラとの間で通信を行うための第1の通信手段
と、パソコン等の外部機器との間で通信を行うための第
2の通信手段と、前記カメラ装着部に装着されたデジタ
ルカメラに対して電源を供給する電源端子と、を備えて
いる。
【0014】かかる態様によれば、電源端子を介してク
レードルからデジタルカメラに電源を供給することで長
時間の撮影が可能となり、また、デジタルカメラで撮影
された画像データは、第1の通信手段を介してクレード
ルに送られ、クレードルを経由して第2の通信手段を介
して外部機器に送られる。第1及び第2の通信手段とし
ては、例えばUSBやIEEE1394等の双方向通信
インターフェースを適用することが好ましい。
【0015】
【発明の実施の形態】以下添付図面に従って本発明に係
るデジタルカメラ用クレードルの好ましい実施の形態に
ついて説明する。
【0016】図1は、本発明の実施形態に係るデジタル
カメラ用クレードルとデジタルカメラの斜視図である。
カメラ10は、撮影レンズ12を介して入射する被写体
の光学像をCCD等の撮像素子によって電気信号に変換
し、得られた電子画像データを記録媒体に記録可能なデ
ジタルカメラである。本例では記録媒体としてスマート
メディア(Solid-State Floppy Disk Card)と呼ばれる
メモリカードを用いるが、記録媒体の形態はこれに限定
されず、コンパクトフラッシュ(登録商標)その他の記
録メディアを適用できる。
【0017】図1に示したように、カメラ10は縦長の
略直方体形状を有し、筐体11における前面には、撮影
レンズ12の他、ファインダー窓13、セルフタイマー
ランプ14及びストロボ発光部15が設けられている。
カメラ上面にはシャッターボタン16が配設されてお
り、カメラ側面にはスロットカバー18が設けられてい
る。スロットカバー18は、メディアスロット(図1中
不図示、図5において符号71参照)を保護するための
扉であり、図示せぬヒンジ機構によって開閉可能に設け
られている。スロットカバー18は、図示せぬロック機
構によって閉状態でロックされ、ロック解除つまみ19
を図1上で下方に操作することにより、スロットカバー
18のロック機構(不図示)の係止が外れてスロットカ
バー18が開く構造になっている。
【0018】カメラ10の筐体11における下面11A
には、クレードル30との電気的な接続を行うためのコ
ネクタ(以下、カメラコネクタという。)20が設けら
れている。
【0019】一方、クレードル30は、上方が開放した
有底箱形状を有し、カメラ10を載置するカメラ装着部
(以下、装着部という。)32の底部にはカメラ10と
の電気的な接続を行うためのコネクタ(以下、クレード
ルコネクタという。)34が設けられている。装着部3
2の外周部には上方に向けて起立する壁36が形成さ
れ、壁36の内周形状はカメラ10の筐体11における
下部の外周形状と略一致している。
【0020】図1の上方から矢印Aに沿ってカメラ10
をクレードル30に挿入すると、その挿入動作に連動し
てカメラコネクタ20がクレードルコネクタ34に連結
され、両者が電気的に接続されるとともに、壁36によ
ってカメラ10の下部がホールドされる。
【0021】壁36は、クレードル本体31に一体成形
された支柱部38、39、40、41と、可動壁43、
44、45、46により構成される。支柱部38、3
9、40、41は、クレードル30の四隅に起立する固
定(不動)の壁部材であり、横断面が略L字形状を有し
ている。カメラ10をクレードル30に挿したとき、カ
メラ10の四隅(縦方向の稜線とその近傍のコーナー
部)が支柱部38、39、40、41によってホールド
されるように、支柱部38、39、40、41の横断面
形状はカメラ10の筐体11の外形形状に合わせて設計
されている。また、縦長形状のカメラ10はその重心が
高いため、これに対応して壁36の高さが比較的高く設
計されている。
【0022】可動壁43、44、45、46は、それぞ
れ隣接する二つの支柱部(38、39)、(39、4
0)、(40、41)又は(41、38)の基端部付近
に軸支され、可動壁43、44、45、46の上側が一
点鎖線の矢印で示したようにクレードル30の外側に向
かって回動可能な構造になっている。可動壁43、4
4、45、46の支持構造については、図2及び図3に
おいて後述する。
【0023】図1に示したカメラ10とクレードル30
の間の通信インターフェースには、USB、IrDA、
IEEE1394その他のシリアルインターフェースや
パラレルインターフェースなど各種のインターフェース
を適用できる。本例では、USBインターフェースが適
用されるものとする。図1に示したカメラコネクタ20
及びクレードルコネクタ34は、USB端子と電源端子
並びに必要に応じてその他の信号伝達端子が一つのコネ
クタにまとめられた複合端子で構成される。
【0024】図1には示されていないが、クレードル3
0の背面にはUSB端子(図6中符号85)と電源端子
(図6中符号86)が設けられており、USB端子85
にはUSBコード48が接続され、電源端子86にはA
Cパワーアダプター(不図示)からの電源コード49が
接続される。USBコード48を介してクレードル30
とパソコンその他の外部機器(図1中不図示)とが接続
されることにより、カメラ10と外部機器との間で双方
向通信が可能となる。
【0025】USB接続時のカメラ10の通信動作モー
ドとしては、カメラ10の記録媒体をパソコン(外部機
器)から読み書きできるカードリーダとしての機能(ス
トレージモード)と、カメラ10をパソコンに接続した
状態で撮影を行い、その撮影映像をパソコン側に送出す
る画像入力装置としての機能(PCカメラモード)とが
あり、カメラ10はUSB接続時の動作モードをメニュ
ー画面等によって選択的に切り換えることができるよう
に構成されている。
【0026】また、カメラ10には図示せぬ充電式バッ
テリーが装着されており、カメラ10をクレードル30
にセットすることによりバッテリーの充電が可能であ
る。更に、上記したバッテリーの充電のみならず、電源
コード49を介して接続される外部電源から供給される
電力をカメラ10の電源として利用することもできる。
【0027】図2は可動壁の支持構造(フリーストップ
構造)の一例を示す要部断面図である。同図では可動壁
43について説明するが、他の可動壁44、45、46
についても同様の構造が適用される。図2に示したよう
に、可動壁43の下部には回動軸となるシャフト51が
挿通される貫通穴52が形成されており、可動壁46と
クレードル本体31の間にはフリクション板金54が配
設されている。フリクション板金54の断面はЦ字形状
(上方が開放するコ字形状)を有し、支柱部38、39
に沿って起立する挟入部56にはシャフト51を通す通
し穴57が形成され、左右の挟入部56をつなぐ連結部
58は、クレードル本体31の底部にネジ55で固定さ
れる。
【0028】フリクション板金54の通し穴57と可動
壁43の貫通穴52の位置を合わせて、ここにシャフト
51が挿通される。シャフト51の両端には雄ねじ6
1、62が形成されており、その一端(図2状で左端)
の雄ねじ61は、クレードル本体31の支柱部38に配
設されたナット64に螺合される。このナット64は、
フリクション板金54に係合する回り止め65を有して
いる。
【0029】シャフト51における他方の端部(図2状
で右端)の雄ねじ62は、締め付け調整用のナット66
に螺合される。なお、ナット66の締め付け具合を調整
できるように、支柱部39の一部(ナット配置部位)は
開口39Aが形成されている。かかる構造により、ナッ
ト66の締め付け具合を調整し、可動壁43を任意角度
で停止可能な適度なフリクションを得ることができる。
【0030】図3は可動壁の支持構造に関する他の例
(クリックストップ構造)を示す要部断面図であり、図
4は図3の矢印B方向から見た透視図である。
【0031】これらの図面に示すように、可動壁43に
は、回動軸となる円柱形の突起部(以下、軸部とい
う。)43Aが形成されるととともに、この軸部43A
を中心としてその周囲の同一円周上にクリック穴43B
が複数形成されている。他方、クレードル本体31の支
柱部39には、可動壁43の軸部43Aが係合される軸
受となる凹部39Bが形成されている。この凹部39B
に可動壁43の軸部43Aが挿入され、可動壁43は回
動自在に支持される。
【0032】また、支柱部39には、クリック穴43B
に係合するクリックボール68が設けられ、このクリッ
クボール68はバネ69によって可動壁側(図3におい
て左方向)に付勢されている。可動壁43を倒すとクリ
ックボール68が係合するクリック穴43Bの位置が変
更され、その位置によって可動壁43の停止角度が調整
される。
【0033】次に、上記の如く構成されたクレードル3
0の作用について説明する。図5は、クレードル30の
利用形態の一例を示す斜視図である。同図に示したよう
に、クレードル30の可動壁43、44、45、46を
外側に倒すことによって、可動壁43、44、45、4
6はクレードル30を支持する脚部として機能する。各
可動壁43、44、45、46は、図3及び図4で説明
したとおり、自由な角度(任意角度又は複数のポジショ
ン)で停止可能な構造を有しているため、クレードル3
0を机上などに設置する際に、カメラ10の姿勢を所望
の角度に調整することができる。
【0034】また、クレードル側面の可動壁44を開け
るとスロットカバー18の前面が開放され、カメラ10
をクレードル30に挿した状態でスロットカバー18の
開閉が可能となる。スロットカバー18を開け、メディ
アスロット71を露呈させることにより、メモリカード
73の抜き差しができる。なお、電源が入った状態でス
ロットカバー18を開けると、メディア保護のため電源
が自動的にOFFされるように制御されている。
【0035】図示されていないが、メディアスロット7
1と反対側のカメラ側面には、音声/映像出力端子(A/
V OUT 端子)、デジタル(USB)端子、電源入力端子
などの端子類が設けられており、当該カメラ側面を覆う
可動壁46を倒すことにより、これら端子を開放できる
構造になっている。したがって、カメラ10をクレード
ル30に挿した状態で端子に図示せぬケーブルのプラグ
を接続することができる。
【0036】図6は、クレードル30の他の利用形態を
示す背面側の斜視図である。同図に示すように、カメラ
背面には、ファインダー76、電源ボタン77、モード
レバー78、メニュー/OKボタン79、BACKボタン8
0、十字ボタン81、表示パネル82及び液晶モニタ8
3が設けられている。モードレバー78は、撮影モード
と再生モードを切り換えるための操作手段である。
【0037】メニュー/OKボタン79は、各モードの
通常画面からメニュー画面へ遷移させる時、或いは、選
択内容の確定、処理の実行(確認)指示の時などに使用
される。BACKボタン80は、メニューから選んだ項目の
取消(キャンセル)や一つ前の操作状態に戻る時などに
使用される。
【0038】十字ボタン81は、左、右、上、下の四方
向の指示を入力可能な多機能操作部であり、左キー及び
右キーは、それぞれ再生モード時に1コマ逆送りボタ
ン、1コマ順送りボタンとして機能し、上キー及び下キ
ーは、再生ズーム機能や撮影時の電子ズーム機能におけ
る倍率調整用のズームキーとして用いられる。また、十
字ボタン81は、メニュー/OKボタン79の押下によ
って表示されるメニュー画面からメニュー項目を選択し
たり、各メニューにおける各種設定項目の選択を指示す
る操作ボタンとして機能する。表示パネル82には、操
作状況に応じてカメラ10の動作モードや十字ボタン8
1の機能等を示すアイコンが表示される。
【0039】液晶モニタ83は、撮影時に画角確認用の
電子ファインダーとして使用できるとともに、撮影した
画像のプレビュー画やカメラ10に装填されたメモリカ
ード73から読み出した再生画像等を表示することがで
きる。また、十字ボタン81を使用したメニューの選択
や各メニューにおける各種設定項目の設定も液晶モニタ
83の表示画面を用いて行われる。更に、液晶モニタ8
3には、撮影可能コマ数(動画については撮影可能時
間)や再生コマ番号の表示、マクロモード表示、記録画
質(クオリティー)表示、画素数表示等の情報も表示さ
れる。
【0040】クレードル30の背面における可動壁45
を立てた状態では、液晶モニタ83は可動壁45によっ
て覆われるが、図6のように可動壁45を倒すと液晶モ
ニタ83が露呈する。したがって、必要に応じてクレー
ドル背面の可動壁45を倒すことにより、液晶モニタ8
3の画面が観察可能となる。
【0041】上記した実施形態の変形例として、図7に
示すように、クレードル背面の可動壁45の内側(液晶
モニタ83側)に鏡88を設ける態様がある。かかる態
様によれば、例えば、図8に示したように、机90の上
にクレードル30を置いた際、クレードル30を設置し
た場所のすぐ後方に障害物92が存在するような状況で
あっても、鏡88を利用して液晶モニタ83の表示内容
を確認することができる。
【0042】本発明の適用範囲は上記した実施の形態に
限定されない。上記したクレードル30は、四本のL字
形の支柱部38、39、40、41によってカメラ10
の四隅をホールドしたが、本発明の実施上、クレードル
は可動壁を開けた時にカメラが不安定にならない構造で
あればよく、その具体的形態においては、種々の構造が
可能である。可動式の壁面を有するクレードルにおいて
カメラのホールド性を損なわないため、図9に示すよう
に、クレードル95は、カメラ10の四隅のうち少なく
とも一組の対角隅に、それぞれ角を挟む二辺(94A、
94B)及び(94C、94D)をホールドできるよう
に立ち壁(固定の起立壁)96、97を有していること
が好ましい。
【0043】また、図示しないが、カメラ側面に電池蓋
(バッテリーカバー)が設けられている場合、クレード
ルの壁部において電池蓋を覆う部位を可動壁で構成する
態様も好ましい。このような態様は、カメラをクレード
ルに装着したまま、電池交換が可能になるので、カメラ
内の充電式バッテリーをクレードルで充電する機能を備
えたカメラシステムにおいて特に有効な構成である。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ク
レードルの壁面の一部を可動式に構成したので、カメラ
をクレードルに挿したまま、リムーバブルメディアの着
脱、画像表示部の表示内容の確認、コネクタの着脱又は
電池の交換などが可能になる。これにより、クレードル
を利用してカメラとパソコンを通信接続し、両者間で画
像の転送等を行う場合には、カメラをクレードルに挿し
たまま記録メディアの着脱が可能であるため、カメラを
カードリーダとして使用できる。
【0045】また、パソコンと接続せずに、クレードル
に挿したカメラを単独で机上などにおいて撮影や画像再
生等を行う場合、或いは、パソコンと接続してパソコン
側からカメラをコントロールする場合などには、クレー
ドルの可動壁を開けてカメラの画像表示面を開放するこ
とにより、表示画面を見ることができる。
【0046】本発明のクレードルにおいて、横断面が略
四角形状を有するデジタルカメラの少なくとも一組の対
角隅部を挟む二辺をホールドできる起立壁を設けたこと
により、可動壁を開けてもカメラのホールド性を損ねる
ことはない。
【0047】本発明の他の態様によれば、クレードルの
可動壁を簡易三脚として兼用できる構造にしたので、ク
レードルに挿したカメラの角度を自由に調整できる。
【0048】更に、本発明の他の態様によれば、デジタ
ルカメラに設けられている画像表示部に対応するクレー
ドル壁面を可動壁によって構成し、該可動壁の内側(画
像表示面側)に鏡を形成したので、狭い場所でも可動壁
の角度を調節することにより、鏡を介して画像表示画面
を確認できる。
【0049】本発明により、クレードルの用途が広がり
利便性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るデジタルカメラ用クレ
ードルとデジタルカメラの斜視図
【図2】クレードルにおける可動壁の支持構造の一例を
示す要部断面図
【図3】可動壁の他の支持構造を示す要部断面図
【図4】図3の矢印B方向から見た透視図
【図5】クレードルの利用形態を示す斜視図
【図6】クレードルの他の利用形態を示す背面側斜視図
【図7】本発明の他の実施形態に係るクレードルの背面
側斜視図
【図8】図7に示したクレードルの利用形態を示す図
【図9】本発明の更に他の実施形態に係るデジタルカメ
ラ用クレードルとデジタルカメラの平面図
【符号の説明】
10…カメラ(デジタルカメラ)、20…カメラコネク
タ、30…クレードル、31…クレードル本体、34…
クレードルコネクタ(第1の通信手段)、36…壁、3
8,39,40,41…支柱部(起立壁)、43,4
4,45,46…可動壁、43B…クリック穴(角度調
節手段)、51…シャフト、54…フリクション板金
(角度調節手段)、64,66…ナット(角度調節手
段)、68…クリックボール、71…メディアスロット
(メディア挿入口)、73…メモリカード、83…液晶
モニタ(画像表示部)、85…USB端子(第2の通信
手段)、86…電源端子、88…鏡、95…クレード
ル、96,97…立ち壁(起立壁)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デジタルカメラをホールドする壁面の一
    部が可動式であることを特徴とするデジタルカメラ用ク
    レードル。
  2. 【請求項2】 デジタルカメラに設けられているメディ
    ア挿入部、画像表示部、端子部及び電池挿入部のうち、
    少なくとも一つの部位を覆うクレードルの壁面を可動式
    の壁によって構成したことを特徴とする請求項1に記載
    のデジタルカメラ用クレードル。
  3. 【請求項3】 前記クレードルは、横断面が略四角形状
    を有するデジタルカメラの少なくとも一組の対角隅部を
    挟む二辺をホールドできる起立壁を有していることを特
    徴とする請求項1又は2に記載のデジタルカメラ用クレ
    ードル。
  4. 【請求項4】 前記可動式の壁面は、回動自在に支持さ
    れた可動壁によって構成されており、該クレードルには
    前記可動壁の停止角度を調節可能な角度調節手段が設け
    られ、前記可動壁が当該クレードルを支持する脚部とし
    て兼用可能であることを特徴とする請求項1乃至3の何
    れか1項に記載のデジタルカメラ用クレードル。
  5. 【請求項5】 前記デジタルカメラに設けられている画
    像表示部を覆うクレードルの壁面部分が回動自在な可動
    壁によって構成され、前記画像表示部の表示画面に対向
    する当該可動壁の内側に鏡が形成されていることを特徴
    とする請求項1乃至4の何れか1項に記載のデジタルカ
    メラ用クレードル。
  6. 【請求項6】 デジタルカメラが装着されるカメラ装着
    部と、 前記カメラ装着部に装着されたデジタルカメラとの間で
    通信を行うための第1の通信手段と、 パソコン等の外部機器との間で通信を行うための第2の
    通信手段と、 前記カメラ装着部に装着されたデジタルカメラに対して
    電源を供給する電源端子と、 を備えていることを特徴とする請求項1乃至5の何れか
    1項に記載のデジタルカメラ用クレードル。
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