JP2003031884A - 半導体モジュールの温度制御装置及び温度制御方法 - Google Patents

半導体モジュールの温度制御装置及び温度制御方法

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JP2003031884A JP2001217729A JP2001217729A JP2003031884A JP 2003031884 A JP2003031884 A JP 2003031884A JP 2001217729 A JP2001217729 A JP 2001217729A JP 2001217729 A JP2001217729 A JP 2001217729A JP 2003031884 A JP2003031884 A JP 2003031884A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】半導体モジュールを目標温度に制御された支持
ユニットに接触させて温度制御する際、半導体モジュー
ル温度と目標温度との誤差を少なくする。 【解決手段】半導体モジュール10を第一及び第二の支
持ユニット20、30で挟持する。第二の支持ユニット
30の半導体モジュール10が接触する領域は、外気雰
囲気から熱遮断され、温度センサ34が設けられる。こ
の領域の温度が所定温度になるように第一の支持ユニッ
ト20の温度を制御する。熱遮断された領域から半導体
モジュール10への熱の移動は少なく、この間の温度差
は小さい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体モジュールの
温度制御装置及び半導体モジュールの温度制御方法に関
し、とくに環境温度試験の被試験体である半導体モジュ
ールの温度を試験温度に精密に制御する装置及び方法に
関する。半導体モジュール、例えばレーザ等の光半導体
素子を搭載する光モジュールは、インターネットに代表
される高速通信網の中核部品として広く使用されてい
る。なかでも、小型のクーラレスモジュールは、中短距
離の光通信用として需要が拡大している。
【0002】かかる半導体モジュールは、海底中継器の
ように高信頼性が要求される場所、あるいは屋外のよう
に温度環境の厳しい場所で使用されることも多いため、
厳しい環境温度試験を経て信頼性を担保している。この
環境温度試験では、半導体モジュールの温度を所定の温
度シーケンスに従って変動させてその間の光入出力特性
を観測し、観測された半導体モジュールの温度依存性に
基づき半導体モジュールの良否を判定する。このため、
温度依存性を正確に測定するために、半導体モジュール
の温度を正確に制御することが必要とされている。
【0003】
【従来の技術】従来、半導体モジュール、例えば光モジ
ュールの環境温度試験では、試験温度に制御された均熱
ブロック上に半導体モジュールを載置することで、半導
体モジュールの温度を試験温度に保持していた。以下、
従来の試験装置について説明する。
【0004】図5は従来例側面図であり、半導体モジュ
ールの環境温度試験装置を表している。図5を参照し
て、従来の試験装置では、装置基台50上に、熱交換器
53、ペルチェ素子51及び均熱ブロック52が、この
順序で密着して積み重ねられている。ペルチェ素子51
は、その上面に接触する均熱ブロック52への吸熱又は
放熱を通して均熱ブロック52の温度を可変する。この
均熱ブロック52の温度は、均熱ブロック52の上面近
くの空洞内に置かれた白金抵抗温度センサ54により検
出され、その検出された均熱ブロック52の温度が試験
温度、即ち試験仕様に規定する環境温度に一致するよう
にペルチェ素子を駆動する。
【0005】半導体モジュール10は、下面の放熱板1
2とその放熱板を覆う蓋11とを有するパッケージ13
内に、何れも図外の半導体レーザ素子、その温度制御を
するための内蔵ペルチェ素子、及び光学部品を内蔵す
る。環境温度試験の被試験体である半導体モジュール1
0は、放熱板12の下面を均熱ブロック52上面に密着
させて載置され、均熱ブロック52上面からの熱伝導に
より均熱ブロックと等温度に維持される。この等温度に
維持された状態で、半導体モジュール特性の測定、例え
ば光入出力特性の測定が行われる。
【0006】上述した従来の環境温度試験装置では、試
験仕様に定める所定温度に均熱ブロック52を温度制御
する。そして、被試験体である半導体モジュール10を
この均熱ブロック52上に載置することで半導体モジュ
ール10の温度を均熱ブロックの所定温度に到達させて
いる。しかし、半導体モジュール10は均熱ブロック5
2上に載置されるのみであるから、半導体モジュール1
0と均熱ブロック52間の熱抵抗が接触不良により大き
くなりやすい。一方、半導体モジュール10の上面(均
熱ブロック52と接する面と反対側に位置する面)は、
通常は放熱を考慮して、雰囲気との熱抵抗が小さくなる
ように設計される。この結果、半導体モジュール10上
面からの大きな放熱が、均熱ブロック52と半導体モジ
ュール10との間にその間の熱抵抗に起因する大きな温
度差を発生させる。その結果、半導体モジュール10の
温度は、所定温度(試験温度)とその温度差分だけ異な
ることになる。環境温度試験の仕様では、試験温度を半
導体モジュール10の表面温度として定義することが多
い。かかる場合、均熱ブロック52と半導体モジュール
10との間の温度差は、環境温度試験の試験温度の精度
を劣化させる要因として無視することができない。
【0007】かかる温度差を回避するため、半導体モジ
ュール10の表面にサーミスタ等の温度センサを貼付
し、この温度センサにより半導体モジュール10の温度
を監視する方法が試みられた。しかしこの方法では、温
度センサを貼付した部分の熱伝達率が著しく変化して温
度分布が変動するため、正確に半導体モジュール10の
温度を測定することができない。
【0008】加えて、半導体モジュール10は、半導体
レーザ素子やペルチェ素子等の多量の発熱又は吸熱を伴
う素子を内蔵するため、半導体モジュール10と接する
周辺部品の温度分布、例えば均熱ブロック52の上面近
傍の温度分布を変化させてしまう。均熱ブロック52の
温度センサ54は、必ずしもこの温度分布を正確に検知
できる位置にはない。このため、正確な半導体モジュー
ルの表面温度の測定及び制御は一層困難となる。
【0009】上述した従来の環境温度試験装置の他の問
題は、室温近傍での半導体モジュールの温度制御が難し
いことである。環境温度試験では、通常、常温での試験
が要求される。この常温は一般に25℃近傍の温度とし
て規定され、常温と室温との温度差が極めて近い場合が
生ずる。この場合、常温に保持される均熱ブロック52
と室温の雰囲気との間の温度差が小さいため、温度制御
が困難になる。さらに、半導体パッケージ表面に接する
雰囲気温度の変化が、直ちに半導体パッケージの温度変
動を引き起こす。このように、室温に近い常温に半導体
パッケージ温度を維持することは、非常に困難であっ
た。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の環境温度試験装置に使用されていた半導体モジュール
の温度制御装置では、均熱ブロックを試験温度に制御し
て、その均熱ブロック上に半導体モジュールを載置する
ことで、半導体モジュールの温度を試験温度にまで到達
させていた。しかし、均熱ブロックと半導体モジュール
との間の熱抵抗に起因して生ずる温度差のため、半導体
モジュールの温度を正確に制御することができないとい
う問題がある。
【0011】また、制御温度が室温に近い場合には、半
導体モジュールと雰囲気との温度差が小さいため、温度
制御が困難になる。さらに、室温の変化に伴う半導体モ
ジュールの温度変動が大きいという問題がある。本発明
は、半導体モジュールの温度を所定温度に精密に制御す
ることができる温度制御装置及び温度制御方法を提供す
ることを目的とする。
【0012】また、半導体モジュールを常温近傍の温度
に精密に制御することができ、かつ雰囲気の温度変動に
影響されることがない半導体モジュールの温度制御装置
及び温度制御方法を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の第一実施
形態例組立側面図であり、半導体モジュールの支持ユニ
ットの構造を表している。図2は本発明の第一実施形態
例断面図であり、ソケットに装着された半導体モジュー
ルを支持ユニットで支持した状態を表している。
【0014】本発明の第一の構成では、図1及び図2を
参照して、第一の支持ユニット20の第一の伝熱面25
及び第二の支持ユニット30の第二の伝熱面31が、そ
れぞれ半導体モジュール10の異なる部位、例えば上面
と下面とに接触する。この両伝熱面25、31を通し
て、第一及び第二の支持ユニット20、30と半導体モ
ジュール10間の熱の交換がなされる。
【0015】第二の支持ユニット30はさらに、温度セ
ンサ34と断熱部33とを備える。この断熱部33は、
第二の伝熱面31と温度センサ34とを含む領域の周囲
に設けられ、この領域への熱の流出入を第二の伝熱面3
1からのみの熱流に制限する。なお、この制限は、第二
の伝熱面以外からの熱の流出入を完全に遮断するものに
限られず、少なくともその一部を抑制するものであれば
よい。
【0016】この第一の構成では、温度センサ34の測
定値(即ち、第二の支持ユニット30の上記領域の温度
の測定値)が所定の制御目標温度に一致するように、第
一の支持ユニット20の温度を制御する。なお、第一の
支持ユニット20は、温度センサ34により測定される
第二の支持ユニット30の温度が目標温度に一致するよ
うに温度制御されるのであり、第一の支持ユニット20
が単独で予め定められた温度に制御されるものではな
い。
【0017】第二の支持ユニット30より第一の支持ユ
ニット20の温度が低い場合、熱は、第二の伝熱面31
からこれと接触する半導体モジュール10の部位を通し
て半導体モジュール10に流入し、さらに半導体モジュ
ール10の他の部位からこの他の部位に接触する第一の
伝熱面31を通して第一の支持ユニットに流入する。逆
に、第二の支持ユニット30より第一の支持ユニット2
0の温度が高い場合、熱は逆方向に流れる。従って、第
一及び第二の支持ユニット20、30と半導体モジュー
ル10間には、それぞれ第一及び第二の伝熱面25、3
1と半導体モジュール10間の熱抵抗に基づき、これら
の伝熱面25、31を流れる熱量に比例する温度差が生
ずる。
【0018】上述した本発明の第一の構成では、第二の
支持ユニット30の一部領域、即ち温度センサ34及び
第二の伝熱面31を含む領域が、断熱部33により熱遮
蔽されており、この領域への周囲からの熱の流出入が少
ない。一方、第二の伝熱面31を通して半導体モジュー
ル10に流れる熱量は、この領域の温度を制御目標温度
に一致させるに必要な熱量と、この領域の周囲から流出
入する熱量との和である。本構成ではこの領域周囲から
流出入する熱量が小さいので、第二の伝熱面31を流れ
る熱量も少ない。その結果、第二の支持ユニット30
(正確には第二の伝熱面31と温度センサ34を含む領
域)と半導体モジュール10との間の温度差は小さい。
従って、半導体モジュール10の温度を、第二の支持ユ
ニット30の温度と小さな温度差で一致させることがで
きる。この第二の支持ユニット30の温度は、温度セン
サ34により測定され、その結果に基づき温度制御され
るので、正確に所定温度に保持されている。従って、半
導体モジュール10は、所定温度と僅かな温度差内で一
致するように温度制御される。
【0019】さらに、半導体モジュール10内部からの
発熱がある場合、この発熱による半導体モジュール10
の温度上昇は第二の支持ユニット30の第二の伝熱面3
1近傍の温度を上昇させる。この温度上昇は、第二の伝
熱面31近傍に配置される温度センサ34により直ちに
検知され修正される。この修正は、第一の支持ユニット
20の降温により、半導体モジュール10から第一の伝
熱面25を通り第一の支持ユニット20に流入する熱量
を増加することでなされる。従って、半導体モジュール
10の発熱は主に第一の伝熱面25と半導体モジュール
10間の温度差の増加又は減少により吸収され、第二の
伝熱面31を流れる熱量はあまり変わらない。このた
め、第二の支持ユニット30と半導体モジュール10の
温度差の変動が少なく、発熱する半導体モジュール10
についても精密な温度制御が可能となる。
【0020】なお、上記の熱遮蔽された領域を第二の支
持ユニット30の一部分に制限することで、その領域の
熱容量を小さくし、半導体モジュール10の温度変動を
鋭敏に感知することができる。また、第二の支持ユニッ
ト30に設けられた断熱部33は、第二の支持ユニット
30と外部環境、例えば室内雰囲気との間の熱抵抗を大
きくする。従って、外部環境の温度変化が半導体モジュ
ール10の温度制御に及ぼす影響は小さくなる。
【0021】図4は本発明の第二実施形態例組立断面図
であり、半導体モジュールの支持ユニットを表してい
る。図4を参照して、上述した本発明の第一の構成の断
熱部33を設けず、代わりに第二の支持ユニット30の
温度を昇降する温度可変部36を設けることもできる。
この温度可変部36は、第二の支持ユニット30がほぼ
制御目標温度に保持されるように、又は、少なくとも制
御目標温度に近づく温度に保持されるように駆動され
る。この駆動は、温度センサ34を含む領域以外の第二
の支持ユニット30の部分を予め定める温度に制御する
ものでもよく、あるいは、予め定める温度シーケンスに
従い所定の発熱又は吸熱を行うものでもよい。本構成で
は、温度センサ34を含む領域とその周囲との温度差が
小さいので、温度センサ34を含む領域への熱の流出入
が少なく、断熱部33を設けたと同様の効果を奏するこ
とができる。
【0022】本発明の第二の構成では、図4を参照し
て、既述の第一の構成と同様に、第一の支持ユニット2
0の第一の伝熱面25及び第二の支持ユニット30の第
二の伝熱面31が、それぞれ半導体モジュール10の異
なる部位に接触し、この両伝熱面25、31を通して、
支持ユニット20、30と半導体モジュール10間の熱
の交換を行う。
【0023】本第二の構成では、第一及び第二の支持ユ
ニット20、30は、それぞれ異なる所定の温度に制御
されている。半導体モジュール10には、この第一及び
第二の支持ユニット20、30間の温度差に基づく熱流
が生ずる。この熱流は、両支持ユニット20、30が一
定温度に制御されている限り定常流である。即ち、両伝
熱面25、31を流れる熱量は一定であり、その結果、
半導体モジュール10と両支持ユニット20、30間の
温度差も時間変動のない一定値になる。従って、半導体
モジュール10は、第一及び第二の支持ユニット20、
30の中間の一定温度に保持される。なお、支持ユニッ
ト20、30の所定の温度が温度シーケンスに従い準定
常に変化する場合も,定常流が準定常流に変わるのみで
同様に論ずることができる。
【0024】この半導体モジュール10の温度は、第一
及び第二の支持ユニット20、30の温度と、半導体モ
ジュール10と第一及び第二の伝熱面25、31間の熱
抵抗とにより決定される。半導体モジュール10と第一
及び第二の伝熱面25、31との間の熱抵抗は、半導体
モジュール10が支持ユニット20、30に装着された
後は一定不変であり、支持ユニット20、30の温度変
化あるいは時間経過によっては変動しない。従って、2
つの伝熱面25、31の熱抵抗又はその熱抵抗比が予め
知得されていれば、半導体モジュール10の温度が所定
温度になるように、第一及び第二の支持ユニット20、
30の温度を定めることができる。言い換えれば、半導
体モジュール10を、温度差なく正確に所定温度に一致
させることができる。なお、熱抵抗は、例えば半導体モ
ジュール10の温度を測定することで知ることができ
る。
【0025】さらに、半導体モジュール10の温度を所
定温度に保持することができる第一及び第二の支持ユニ
ット20、30の温度は、ただ一組の温度に限られな
い。例えば、一方をより高温に他方をより低温にした連
続する温度の組を用いて実現することもできる。従っ
て、第一及び第二の支持ユニット20、30の温度差を
大きくして、半導体モジュール10を所定温度に制御す
ることができる。このように支持ユニット20、30間
の温度差を大きくすることで、伝熱面25、31を流れ
る熱量を大きくし温度制御の安定性を向上させることが
できる。また、所定温度が室温に近い場合、温度制御対
象である支持ユニット20、30と室温との温度差を大
きくとることができるので、支持ユニット20、30の
温度制御も安定する。なお、伝熱面25、31を流れる
熱量が大きくても、半導体モジュール10と伝熱面2
5、31間の温度差に関係なく半導体モジュール10は
常に熱抵抗の比に応じた所定の温度に正確に制御され
る。
【0026】上記本発明の第二の構成において、半導体
モジュール10の発熱量が一定のときは、その発熱によ
り生ずる半導体モジュール10の温度上昇分を単に加え
ることで半導体モジュール10を正確な温度に制御する
ことができる。他方、発熱量が変わる場合、例えば半導
体モジュール10の温度に依存する場合でも、発熱によ
る温度上昇分が知得できれば、発熱量が一定の場合と同
様に正確な温度に制御することができる。しかし、発熱
量が変わる場合に温度上昇分を常に知ることは難しい。
かかる場合でも、支持ユニット20、30間の温度差を
大きくして伝熱面25、31を流れる熱量を大きくする
ことで、半導体モジュール10の発熱により生ずる熱流
量の変化の割合を小さくし、発熱による温度変動を小さ
くすることができる。
【0027】本発明の第三の構成は、複数の伝熱面を通
して半導体モジュールと熱交換させる温度制御方法に関
する。なお、上述の本発明の第二の構成で採用された温
度制御方法は、本第三の構成において伝熱面が2面の場
合に相当する。本第三の構成では、複数の伝熱面はそれ
ぞれ所定の温度に制御されており、その複数の伝熱面の
うち少なくとも1面は他の伝熱面と異なる温度に制御さ
れている。従って、本発明の第二の構成で説明したよう
に、これらの伝熱面に接触する半導体モジュールを所定
温度に一致するように温度制御することができる。ま
た、温度制御の安定性がよいこと、室温等の影響が小さ
いこと等、ほぼ第二の発明と同様の作用及び効果を奏す
る。
【0028】上述した第一〜第二の構成において、伝熱
面25、31を対向させて配し、その間に半導体モジュ
ール10を挟持することができる。挟持することによ
り、伝熱面25、31を半導体モジュール10に押圧す
ることができるので、その間の熱抵抗を小さくすること
ができる。さらに、第一〜第二の構成において、特殊な
構造の支持ユニットとソケットとを用いることで、ソケ
ットに装着した状態の半導体モジュールを温度制御する
ことができる。以下、この支持ユニット及びソケットを
説明する。
【0029】図3は本発明の第一実施形態例斜視図であ
り、ソケット及び支持ユニットのヘッド部を表してい
る。図3(a)はソケットの透視図、図3(b)はヘッ
ド部の斜視図、図3(c)はヘッド部の図3(b)中の
AB破断面を表している。図3(a)及び(b)を参照
して、半導体モジュール10が装着されるソケット40
は、ソケット基体41の中央に貫通穴42が開設されて
いる。他方、支持ユニットにはヘッド部32が突設さ
れ、そのヘッド部32の先端は伝熱面31となってい
る。このヘッド部32は貫通穴42を嵌通し,伝熱面3
1がソケット基体41から突出する。この突出した伝熱
面31が、ソケット基体41に装着された半導体モジュ
ール10の表面に当接する。この支持ユニット及びソケ
ットを用いることで、半導体モジュールをソケットに装
着したまま既述の本発明の第一及び第二の構成に係る温
度制御装置を適用することができる。なお、ソケット4
0の貫通穴42を嵌通するヘッド部32は、第一及び第
二の支持ユニット20、30のいずれに設けられていて
も差し支えない。
【0030】本発明の第四の構成では、半導体モジュー
ルの温度制御を行う第一ユニットと、半導体モジュール
の温度を測定する第二ユニットとが、別ユニットとして
離間している。半導体モジュールは、温度制御を行うに
好適な部位と、温度測定を行うに好適な部位とが異なる
場合がある。本構成によれば、それらの部位に独立に熱
的な接続を行うことが可能になる。
【0031】また、半導体モジュールの内部は均質では
ないので、半導体モジュールの温度を所定温度だけ変化
しようとしても、その温度の時間変化の傾き(単位時間
当たりの温度変化)は、温度制御を行う第一ユニットの
温度の時間変化の傾きとは異なることがある。本構成に
よれば、温度制御を行う第一ユニットの温度を測定する
のではなく、それとは別個に半導体モジュールに熱的に
接触する第二ユニットによって、その温度を測定するの
で、半導体パッケージの温度の時間変化の傾きが第一ユ
ニットの温度を測定するよりも正確に取得することがで
きる。
【0032】
【発明の実施の形態】本発明の第一実施形態例は、光モ
ジュールの環境温度試験に使用される本発明の第一の構
成に係る半導体モジュールの温度制御装置に関する。ま
ず、環境温度試験の被試験体である半導体モジュールを
説明する。図1を参照して、本実施形態例に供された半
導体モジュール10は、半導体レーザ素子(図外)を内
蔵する光モジュールであり、底面を構成する取り付け用
金具を兼ねた放熱板12とその放熱板12上面を箱状に
覆う蓋11とからなるパッケージ13を有する。パッケ
ージ13内には、放熱板12上にいずれも図外のレーザ
素子温度制御用のペルチェ素子と光部品とが設けられ、
図外の半導体レーザ素子はそのペルチェ素子上に搭載さ
れている。パッケージ13の両側面には、DIP(デュ
アルインラインパッケージ)のリードピン15が列設さ
れ、パッケージ13の先端から光ファイバ14が引き出
される。
【0033】この半導体モジュール10は、温度制御装
置の冶具であるソケット40に装着されて環境温度試験
に供される。ソケット40は、図3(a)を参照して、
ソケット基体41上面に、半導体パッケージ10のピン
15が挿入されるピン穴45を左右2列に設ける。ソケ
ット基体41の両側面に,各ピン穴45に対応してパッ
ド43が設けられている。なお、図3(a)中には、一
部のパッド43が省略されている。ピン穴45にはピン
15と電気的に接続するための接触子(図外)が設けら
れており、この接触子は内部配線により対応するパッド
43に電気的に接続されている。このパッド43は、環
境温度試験の際に測定器類と半導体モジュール10との
電気的接続のために使用される。
【0034】このソケット40は、ソケット基体41の
中央部分に貫通穴42が開設されている。この貫通穴4
2は、図3(b)を参照して、支持ユニット30に突設
されたヘッド部32が嵌通するように、ヘッド部32の
形状に合わせた形状とする。貫通穴42は、嵌通したヘ
ッド部32の上面(伝熱面31)が半導体モジュール1
0表面の熱伝達率の大きな部位に当接する位置に設ける
ことが好ましい。また、貫通穴42の面積は大きいこと
が、ヘッド部32上面の伝熱面31の面積を大きくする
観点から好ましい。なお、貫通穴42は、完全にソケッ
ト基体41の内部に設けられる場合に限られず、一部が
ソケット基体41の側面に表出しても差し支えない。
【0035】環境温度試験は、図1及び図2を参照し
て、ソケット40に装着された半導体モジュール10を
支持ユニット20、30により上下から挟持した状態で
行われる。温度制御装置を構成する下側の支持ユニット
20は、図1、図2及び図3を参照して、支持ユニット
20の台座をなすユニット台35上面に、断熱材の層か
らなる断熱部33を介在させて、良熱伝導材料からな
る、例えば銅製の直方体のヘッド部32が設けられてい
る。このヘッド部32は、ソケット40の貫通穴42に
緩く嵌合して貫通し、ヘッド部32上面がソケット基体
41上面から突出する。ヘッド部32上面は平坦な伝熱
面31として形成されており、支持ユニット20、30
により挟持された半導体モジュール10の放熱板12の
下面に密接する。また、ヘッド部32には下面から穿設
された空洞38が設けられ、この内部に白金抵抗温度セ
ンサ34が貼付される。この下側の支持ユニット20
は、ヒートシンクを兼ねる温度試験装置の装置基台50
上に設置される。
【0036】温度制御装置を構成する上側の支持ユニッ
ト30は、ペルチェ素子からなる温度可変部21の下面
に、良熱伝導材料からなる均熱ブロック22が密着して
いる。温度可変部21は、この均熱ブロック22への熱
の放出又は吸収を通して、均熱ブロック22の温度を可
変する。温度可変部21の上面には熱交換器23が設け
られ、温度可変部21の廃熱及び吸熱を処理する。この
熱交換器23は、例えば空冷式又は液冷式のものが使用
できる。均熱ブロック22の下面は平坦な伝熱面25と
して形成されている。熱交換器23の上方にはバネ24
が設けられ、このバネ24により均熱ブロック22、温
度可変部21及び熱交換器23を押下する。これによ
り、伝熱面25が半導体モジュール10のパッケージ1
3上面に押圧され密着する。このバネ24の押圧は、伝
熱面25とパッケージ13との密着をよくする観点から
は高いほど好ましい。このため、パッケージ13強度の
許容される範囲内でバネ24の押圧を高くする。本実施
形態例では、押圧はパッケージ材料に応じて自動的に選
択された値に設定される。パッケージ13強度は通常は
パッケージ材料によりおおよそ定まるから、このように
して押圧を選択することで簡単に適切な圧力となすこと
ができる。
【0037】次に、環境温度試験における半導体モジュ
ールの温度制御について説明する。図1を参照して、ソ
ケット40のピン穴45に半導体モジュール10のピン
15を挿入して、ソケット基体41上に半導体モジュー
ル10を装着する。次いで、図2を参照して、下側の支
持ユニット30のヘッド部32がソケット基体41の貫
通穴42を貫通し、ヘッド部32上面の伝熱面31が半
導体モジュール10の放熱板12下面に密着するよう
に、ソケット40を支持ユニット30上に装着する。こ
のとき、半導体モジュール10及びソケット40は、伝
熱面31上に放熱板12が載置されて支持される。
【0038】次いで、半導体モジュール10の上方から
上側の支持ユニット20を下降し、半導体モジュール1
0のパッケージ13上面に均熱ブロック22下面の伝熱
面25を密着させて押圧する。従って、半導体モジュー
ル10は上下から支持ユニット20、30の伝熱面2
5、31に挟まれ支持される。このとき、複数のバネ2
4を用いて押圧する。これにより、パッケージ13上面
が水平から傾斜している場合でも、伝熱面25はパッケ
ージ13上面に沿って傾き密着する。
【0039】次いで、測定器(図外)のプローブをソケ
ット基体41側面のパッド43に当接して、半導体モジ
ュール10と電気的に接続する。また、光ファイバ14
を図外の光測定器、例えば光強度測定器及び光波長測定
器に接続する。次いで、半導体モジュール10を駆動
し、光測定を開始する。その後、試験使用に定める温度
シーケンスに従い半導体モジュール10の温度制御を開
始する。この温度制御は、上側の支持ユニット20の温
度可変部21への制御電力を調整し、温度センサ34で
測定される下側の支持ユニット30のヘッド部32の温
度が温度シーケンスに定める所定温度に一致するように
制御する。これにより、半導体モジュール10は所定温
度に精密に制御される。
【0040】本発明の第二実施形態例に係る温度制御装
置は、上下の支持ユニットに温度可変部を有する装置に
関する。図4は本発明の第二実施形態例組立断面図であ
り、温度制御装置の構造を表している。本実施形態例の
半導体モジュール及びソケットは、図4を参照して、上
述した第一実施形態例の半導体モジュール及びソケット
と同様である。
【0041】本実施形態例の下側の支持ユニット30
は、図4を参照して、上述した第一実施形態例の下側の
支持ユニット(図1及び図2の支持ユニット30)と、
以下の点で異なる。第一点は、ヘッド部32をユニット
台35から熱遮蔽する断熱部33を備えないことであ
る。従って、ヘッド部32とユニット台35との間の熱
交換は妨げられない。むしろ、この実施形態例では、ユ
ニット台35を良熱伝導材料で制作して、ヘッド部32
とユニット台35との温度差を少なくすることが好まし
い。第二点は、支持ユニット30の温度を変化すること
ができる温度可変部36を備えることである。温度可変
部36は例えばペルチェ素子から構成され、ユニット台
35の下面に密接させて設けられる。さらに、温度可変
部36の廃熱処理をする熱交換器37を温度可変部36
の下面に設ける。その他の点は、ソケット40の貫通穴
42に嵌通するヘッド部32の上面に伝熱面31が形成
されること、ヘッド部32の温度を測定する温度センサ
34が設けられること、を含めて第一実施形態例の下側
の支持ユニット30と同様である。
【0042】本実施形態例の上側の支持ユニット20
は、均熱ブロック22の温度を測定する温度センサ26
が設けられる点を除き、第一実施形態例の上側の支持ユ
ニット30と同様である。上述した本発明の第二実施形
態例に係る温度制御装置は、2通りの方法で使用され
る。以下、図4を参照して、半導体モジュール10を上
下の支持ユニット20、30により挟持した後、半導体
モジュール10を温度制御する手順を説明する。
【0043】第一の使用方法では、第一実施形態例と同
様に、ヘッド部32の温度が所定温度に保持されるよう
に上側の支持ユニット20の温度可変部21を制御す
る。まず、下側の支持ユニット30の温度可変部36へ
の電力をコントロールし、温度センサ34で測定される
ヘッド部32の温度を、所定温度(例えば25℃)に近
い温度(例えば24℃〜26℃の範囲の一定温度)に保
持する。ヘッド部32の温度が定常状態に到達した後、
温度可変部36への電力をその値に固定する。この電力
を固定する代わりに、温度可変部36上面又はユニット
台35の温度を測定して、その温度が一定になるように
電力を制御してもよい。これにより、室温等の装置環境
の温度変化が、ヘッド部32の温度制御に与える影響を
抑制することができる。
【0044】次いで、上側の支持ユニット20の温度可
変部21に電力を供給し、均熱ブロック22の温度を可
変し始める。この均熱ブロック22の温度は、ヘッド部
32の温度が所定温度に一致するように制御される。ヘ
ッド部32が所定温度に到達したら、半導体モジュール
10の電気的及び光学的試験を開始する。この使用方法
では、ユニット台35とヘッド部32との温度差が小さ
いので、ヘッド部32へ流出入する熱量が少ない。この
ため、ヘッド部32と半導体モジュール10間の温度差
も小さくなり、半導体モジュール10を精密に所定温度
に制御することができる。また、均熱ブロック22の温
度を温度センサ26で監視することもできる。この場
合、半導体モジュールは、上下の支持ユニット20、3
0に設けられた2個の温度センサ26、34により測定
される温度範囲内に制御されていることが確認できる。
【0045】第二の使用方法では、上下の支持ユニット
20、30をそれぞれ異なる温度に保持して、半導体モ
ジュール10を所要温度に制御する。この方法では、上
側の支持ユニット20の温度可変部21を制御して、温
度センサ26により測定される均熱ブロック22の温度
を予め定める温度に一致させる。他方、下側の支持ユニ
ット30の温度可変部36を制御して、温度センサ34
により測定されるヘッド部32の温度を、均熱ブロック
22と異なる予め定める温度に一致させる。例えば、半
導体モジュール10の温度を25℃に制御したい場合、
均熱ブロック22を26℃に、ヘッド部32を24℃に
一致するように温度可変部21、36を制御する。この
とき、均熱ブロック22とヘッド部32との温度差を大
きくすると、伝熱面25、31を流れる熱量が多くなり
温度制御の安定性が増す。この制御ループは、上下の支
持ユニット20、30毎に独立になされる。例えば、均
熱ブロック22の温度制御は、この均熱ブロック22内
に設けられた温度センサ26の出力により上側の支持ユ
ニット20の温度可変部21を制御して行う。一方、ヘ
ッド部32の温度制御は、このヘッド部32内に設けら
れた温度センサ34の出力により下側の支持ユニット3
0の温度可変部36を制御して行う。
【0046】この第二の使用方法では、半導体モジュー
ル10の温度は、常に均熱ブロック22とヘッド部32
との中間の温度範囲に保持されることが保証されてい
る。また、半導体モジュール10と均熱ブロック22及
びヘッド部32との間の熱抵抗又はその比が知得できれ
ば、均熱ブロック22及びヘッド部32の温度から正確
な半導体モジュールの温度を算出することができる。従
って、半導体モジュール10の温度を試験仕様に定める
所定温度、例えば25℃に正確に一致させることができ
る。
【0047】熱抵抗の比は、熱平衡状態で半導体モジュ
ール10の温度が一定に維持されるように、支持ユニッ
ト20、30の一方を昇温し、他方を降温することで求
めることができる。即ち、この昇温分と降温分の比が熱
抵抗の比となる。半導体モジュール10の温度を一定に
維持するには、半導体モジュール10の温度を放射温度
計を用いて直接観測する他、半導体モジュール10の光
特性、例えば光強度及び波長が一定に維持されるように
昇降温を制御することでもなされる。なお、半導体モジ
ュール10の温度が直接測定できれば、直ちに熱抵抗が
算出される。
【0048】本発明の第三実施形態例の温度制御装置
を、上述した本発明の第一実施形態例の温度制御装置を
参照しつつ説明する。図1、2及び3を参照して、本実
施形態例の第一ユニットは、第一実施形態例の第一の支
持ユニット20と同様のもので、温度可変部21の一面
に均熱ブロック22を、他面に熱交換器23を備える。
均熱ブロック22には伝熱面25が形成され、半導体パ
ッケージ13にバネ24で押圧されて熱的に接触する。
ここで、第一ユニットの温度は、半導体モジュール10
の特定部位の温度が所定温度になるように制御される。
ここで、特定部位は、通常は半導体モジュール10の温
度制御に好適な部位、例えば放熱板12に選択される。
本実施形態例の第二ユニットは、半導体モジュール10
の上記特定部位以外の部位の表面温度を測定するユニッ
トであればよく、第一実施形態例の第二の支持ユニット
30と同様のものを用いることができる。また、第一実
施形態例の第二の支持ユニット30の断熱部を設けない
ものを用いることもできる。なお、第二ユニットを、上
記特定部位の表面温度を測定するユニットとすることも
できる。この場合、第二ユニットにより測定された半導
体パッケージ10の温度が所定温度になるように、第一
ユニットを温度制御する。
【0049】
【発明の効果】本発明によれば、半導体モジュールを接
触させる領域の周囲を熱遮蔽してこの領域に流入又は流
出する熱量を小さくするので、半導体モジュールと温度
センサとの温度差が小さくなり、半導体モジュールを精
密に所定温度に制御することができるまた、本発明の他
の発明によれば、互いに異なる温度に制御された伝熱面
に半導体モジュールを接触させて半導体モジュールの温
度を所定温度に保持するので、半導体モジュールを正確
に所定温度に一致させることができる。
【0050】このように、本発明によれば半導体モジュ
ールを精密に温度制御することができるので、精密な温
度試験が可能となり半導体装置の信頼性の向上に寄与す
るところが大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施形態例組立側面図
【図2】本発明の第一実施形態例断面図
【図3】本発明の第一実施形態例斜視図
【図4】本発明の第二実施形態例組立断面図
【図5】従来例側面図
【符号の説明】
10 半導体モジュール 11 蓋 12 放熱板 13 パッケージ 14 光ファイバ 15 ピン 20、30 支持ユニット 21、36 温度可変部 22 均熱ブロック 23、37 熱交換器 24 バネ 25、31 伝熱面 26、34 温度センサ 32 ヘッド部 33 断熱部 35 ユニット台 40 ソケット 41 ソケット基体 42 貫通穴 43 パッド 45 ピン穴 50 装置基台
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成14年6月28日(2002.6.2
8)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0047
【補正方法】変更
【補正内容】
【0047】熱抵抗の比は、熱平衡状態で半導体モジュ
ール10の温度が一定に維持されるように、支持ユニッ
ト20、30の一方を昇温し、他方を降温することで求
めることができる。即ち、この昇温分と降温分の比が熱
抵抗の比となる。半導体モジュール10の温度一定に
維持されているかどうかは、半導体モジュール10の温
度を放射温度計を用いて直接観測する他、半導体モジュ
ール10の光特性、例えば光強度及び波長が一定に維持
されているかどうかを観測することによって確認でき
。なお、半導体モジュール10の温度が直接測定でき
れば、直ちに熱抵抗が算出される。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第一の伝熱面を半導体モジュールの第一
    の部位に接触させて該半導体モジュールを支持する第一
    の支持ユニットと、 第二の伝熱面を該半導体モジュールの第二の部位に接触
    させて該半導体モジュールを支持する第二の支持ユニッ
    トと、 該第二の支持ユニットの温度を測定する温度センサと、 該第二の支持ユニットのうち該第二の伝熱面及び該温度
    センサを含む領域への、該第二の伝熱面以外からの伝熱
    を遮蔽する断熱部と、 該第一の支持ユニットを昇降温する第一の温度可変部と
    を備え、 該第一の温度可変部を制御して、該温度センサの測定温
    度を所定温度に保持することを特徴とする半導体モジュ
    ールの温度制御装置。
  2. 【請求項2】 該断熱部に代えて、該第二の支持ユニッ
    トを昇降温する第二の温度可変部を備えたことを特徴と
    する請求項1記載の半導体モジュールの温度制御装置。
  3. 【請求項3】 第一の伝熱面を半導体モジュールの第一
    の部位に接触させて該半導体モジュールを支持する、第
    一の所定温度に制御された第一の支持ユニットと、 第二の伝熱面を該半導体モジュールの第二の部位に接触
    させて該半導体モジュールを支持する、該第一の所定温
    度と異なる第二の所定温度に制御された第二の支持ユニ
    ットとを備えることを特徴とする半導体モジュールの温
    度制御装置。
  4. 【請求項4】 該第一及び第二の支持ユニットは、対向
    する該第一及び第二の伝熱面により該半導体モジュール
    を挟持することを特徴とする請求項1又は3記載の半導
    体モジュールの温度制御装置。
  5. 【請求項5】 該第一又は該第二の支持ユニットに突設
    された凸部の先端に該伝熱面が設けられたヘッド部と、 該半導体モジュールを装着するソケットに開設された該
    ヘッド部が嵌通する貫通穴とを備えたことを特徴とする
    請求項1又は3記載の半導体モジュールの温度制御装
    置。
  6. 【請求項6】 該半導体モジュールは、光半導体素子を
    搭載する光モジュールであることを特徴とする請求項1
    又は3記載の半導体モジュールの温度制御装置。
  7. 【請求項7】 環境温度試験の被試験体である該半導体
    モジュールを、試験温度に制御することを特徴とする請
    求項1又は3記載の半導体モジュールの温度制御装置。
  8. 【請求項8】 該第一又は該第二の支持ユニットは、ペ
    ルチェ素子により昇降温されることを特徴とする請求項
    1、2又は3記載の半導体モジュールの温度制御装置。
  9. 【請求項9】 半導体モジュールの複数の部位のうちの
    第一の部位を、第一の温度に保持された第一の伝熱面に
    接触させ、 該複数の部位のうちの他の部位を、該第一の温度と異な
    る温度に保持された他の伝熱面に接触させて、 該半導体モジュールの温度を制御することを特徴とする
    半導体モジュールの温度制御方法。
  10. 【請求項10】 該半導体モジュールは、光半導体素子
    を搭載する光モジュールであることを特徴とする請求項
    9記載の半導体モジュールの温度制御方法。
  11. 【請求項11】 半導体モジュールと熱的に接触し、該
    半導体モジュールに所定の温度を印加する温度制御部が
    設けられた第一ユニットと、 該第一ユニットと離間して設けられ、該半導体モジュー
    ルに熱的に接触して該半導体モジュールの温度を測定す
    る第二ユニットと、を備えることを特徴とする温度制御
    装置。
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