JP2003029082A - 光ファイバカプラ収納部材 - Google Patents

光ファイバカプラ収納部材

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JP2003029082A
JP2003029082A JP2001214016A JP2001214016A JP2003029082A JP 2003029082 A JP2003029082 A JP 2003029082A JP 2001214016 A JP2001214016 A JP 2001214016A JP 2001214016 A JP2001214016 A JP 2001214016A JP 2003029082 A JP2003029082 A JP 2003029082A
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Akira Tomaru
暁 都丸
Takashi Uetake
孝 植竹
Osamu Kobayashi
修 小林
Hiroaki Akita
博朗 秋田
Saburo Imamura
三郎 今村
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NTT Advanced Technology Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造が単純で成形性に優れると共に固定およ
び接合作業を簡単に行い得る光ファイバカプラ収納部材
を提供する。 【解決手段】 光ファイバカプラの形状に合わせて形成
された収納溝210を有する基体200と、該基体20
0に固定された光ファイバカプラを保護するために基体
200に嵌合被覆される蓋部300とから構成されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ファイバカプラ
を収納するための光ファイバカプラ収納部材に関する。
【0002】
【従来の技術】光ファイバカプラは、一般に、平行に密
着させた二本の裸ファイバを加熱し、融着・延伸するこ
とで作製される。延伸されて細くなった部分では二本の
光ファイバのコアがお互いに接近しており、一方の光フ
ァイバに光を通すと他方の光ファイバに光が漏れる。こ
れを利用して、融着・延伸部の延伸長を変えることによ
って、種々の波長帯の分岐器を実現することが可能であ
る。ところで、外力による歪み等の影響により光ファイ
バカプラ特性が変化しないように、融着・延伸部の変形
を防止する必要がある。
【0003】図1に、従来の光ファイバカプラの固定法
の一例を示す。この例では、裸ファイバ部分1は接着剤
7を用いて基板6に固定され、該基板6がハウジング8
に収納されている。そして、基板6および光ファイバカ
プラの被覆ファイバ部分5A、5Bがそれぞれ接着剤7
A、7B、7Cによってハウジングに接着固定されている。
この基板6をハウジング8に一点で固定することによっ
て、外力によるハウジング8の変形が融着・延伸部に及
ばないようにしている。また、光ファイバカプラの被覆
除去端5C、5Dにおいて裸ファイバ1を接着剤7D、
7Eで固定し、裸ファイバ1と被覆との滑りを防ぐこと
により、ハウジング8の外部にある被覆ファイバ部分に
外力が加わった場合ても融着・延伸部に力が及ばないよ
うにされている。
【0004】さらに、光ファイバカプラの低価格化の面
から、基板とハウジングの製造原価の低減と光ファイバ
カプラの製造工程の簡略化が求められており、この目的
を果たすために、光ファイバ収納部材は光ファイバカプ
ラを固定するための基板と基板を収容する筐体の一部と
が一体成形されたプラスチックからなる光ファイバカプ
ラ収納部材が提案されている(特開平1−182810
号公報参照)。
【0005】この従来例を図2に示す。同図(a)は正面
図、(b)は側面図であり、基板10とハウジング基体9
とが図示の連結部11で連結されている。材料には線膨張
係数の小さい液晶高分子が用いられ、基板部分にはガラ
ス長繊維が光ファイバカプラの長手方向に平行に充填さ
れている。これに光ファイバカプラを紫外線硬化接着剤
を用いて固定し、その上からハウジングカバー12をかぶ
せ超音波接着で固定している。この結果、光ファイバカ
プラの基板とハウジングの材料に線膨張係数が光ファイ
バとほぼ等しく、しかも複雑な形状の成形が容易な特殊
プラスチックを採用し、従来別々であった基板とハウジ
ングとを一体成形した低価格の光ファイバカプラ収納部
材を得ることを可能としている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来提案されているプラスチック材料からなる光ファイバ
カプラ収納部材では、基板とハウジングとが一点で連結
されており、性能的には満足できるものであるが、一点
で連結されている構造であるため、プラスチック成形金
型構造が複雑になり、生産性及び歩留が悪く、その結
果、成形品単体価格が高くなるという問題があった。ま
た、基板とハウジングとを固定するのに接着剤接合また
は超音波接合を提案しているが、液晶高分子は非接着性
成形材料であるために接着剤接合では十分な接着強度が
得られず、超音波接合では光ファイバカプラ加工時に結
合部分が細くなり、超音波が強過ぎるとカプラが破断
し、弱過ぎると溶着しない等作業管理が難しいという問
題もあった。
【0007】本発明は、かかる従来の問題を解決し、構
造が単純で成形性に優れると共に固定および接合作業を
簡単に行い得る光ファイバカプラ収納部材を提供するこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の一形態に係る光ファイバカプラ収納部材は、
ファイバ被覆部、裸ファイバ部および融着・延伸部を備
える光ファイバカプラの形状に合わせて形成された収納
溝を有する基体と、該基体に固定された光ファイバカプ
ラを保護するために該基体に嵌合被覆される蓋部とから
構成したことを特徴とする。
【0009】ここで、前記収納溝は、その両端部におい
て、前記光ファイバカプラのファイバ被覆部の本数分の
幅と等しい幅で、その直径の半分の深さに形成され、前
記蓋にも対応する位置に前記光ファイバカプラのファイ
バ被覆部の本数分の幅と等しい幅で、その直径の半分の
深さの溝が形成されていてもよい。
【0010】また、前記収納溝は、その両端部におい
て、前記光ファイバカプラのファイバ被覆部の本数分の
幅と等しい幅で、その直径の深さに形成され、前記蓋に
も対応する位置に前記光ファイバカプラのファイバ被覆
部の本数分の幅と等しい幅で、その直径の深さの溝が形
成されていてもよい。
【0011】ここで、前記収納溝は、前記光ファイバカ
プラの前記裸ファイバ部および融着・延伸部を収納する
部位の溝底が、前記ファイバ被覆部を収納する部位の溝
底よりも被覆部の厚さ分浅く形成されていることが好ま
しい。
【0012】さらに、前記収納溝には、前記光ファイバ
カプラの前記融着・延伸部の両端部に対応する位置に光
ファイバカプラを接着剤で固定するための接着剤充填溝
が付設されていることが好ましい。
【0013】さらに、前記基体には、前記収納溝の両側
に、基準高さ面から突出する第一の嵌合段部と、該第一
の嵌合段部から突出する第二の嵌合段部が形成されると
共に、前記蓋には、該第一および第二の嵌合段部と嵌合
する第一および第二の嵌合凹部が形成されていることが
好ましい。
【0014】また、前記基体および蓋は、液晶高分子材
料複合体のプラスチック成形品であるのが好ましい。
【0015】さらに、前記液晶高分子材料複合体は、カ
ーボンまたはガラス長繊維あるいはその複合体であるこ
とが好ましい。
【0016】このように、本発明においては、光ファイ
バカプラを固定する基体にあらかじめ光ファイバカプラ
の形状に合わせた収納溝を形成し、外部応力に対する変
形を防止すると共に更に光ファイバカプラの基体への固
着を確実にするために収納溝の両端に近い位置に光ファ
イバカプラを接着剤で固定する溝が形成されている。こ
のため、本基体は形状が単純で、射出成形加工を行なう
ための金型費および成形加工費を大幅に低減することが
可能である。
【0017】また、本発明の光ファイバカプラ収納部材
は光ファイバカプラを固定する基体と光ファイバカプラ
を保護するために被せられる蓋部とで構成され、両部材
が強固に嵌合されるため接着剤や超音波融着を必要とし
ない。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して本発明
の実施の形態を説明する。
【0019】まず、図3に本発明に係る光ファイバカプ
ラ収納部材に収容される光ファイバカプラ100の概略
図を示す。光ファイバカプラ100は、通常、ファイバ
被覆部110、裸ファイバ部120および融着・延伸部
130を備えて構成されており、本実施の形態では、フ
ァイバ被覆部110の被覆外径が250μmの光ファイ
バで加工され、被覆除去長さ、すなわち、裸ファイバ部
120および融着・延伸部130の長さが40mmであ
る。なお、被覆除去された裸ファイバ部120の外径は
125μmの場合を例示する。
【0020】光ファイバカプラ100の製作工程は、セ
ラミックマイクロヒータによりファイバの歪みを除去す
る余熱を行なった後、光ファイバ同士を融着し精密に延
伸加工を行なう。加熱の各工程では、赤外線温度検出器
で加工温度をモニターし、所定の光出力を有する光ファ
イバカプラを作製するために光出力判定器で判定し、条
件が満たされた時点で延伸を終了する。その際の被覆部
除去長さが40mmである。
【0021】図4は、本発明に係る光ファイバカプラ収
納部材の一実施の形態を構成する基体200および蓋3
00を示す分解斜視図であり、図5は、基体200に蓋
300が嵌合された状態において種々の位置での断面図
である。
【0022】基体200は被覆部除去長さに対応した所
定の長さ(例えば46mm)を有し、基体200には、上
述のファイバ被覆部110、裸ファイバ部120および
融着・延伸部130を備える光ファイバカプラ100を
固定するために、その形状に合わせて形成された収納溝
210が長手方向に沿って形成されている。ここで、収
納溝210は、基体200の両端部において、光ファイ
バカプラ100のファイバ被覆部110の二本分の幅
(例えば500μm)と等しい幅で、所定の深さ(例え
ば125μmまたは250μm)のファイバ被覆部固定
用溝212と、同じ幅で深さの異なる裸ファイバ部収容
用溝214と、基体200の中央部において、両者に比
べ狭い幅で裸ファイバ部収容用溝214と同じ深さの融
着・延伸部収容用溝216とで構成されている。
【0023】なお、蓋300にもファイバ被覆部固定用
溝212と対応する位置に光ファイバカプラのファイバ
被覆部の本数分の幅と等しい幅で、所定の深さの溝31
2が形成されている。
【0024】ファイバ被覆部固定用溝212の深さは、
第一の形態の、光ファイバカプラ100のファイバ被覆
部110の直径の半分の深さ(例えば125μm、図5
参照)か、または、第二の形態の、その直径と等しい深
さ(例えば250μm、図6参照)に形成される。
【0025】ここで、収納溝210は、光ファイバカプ
ラ100の裸ファイバ部120および融着・延伸部13
0を収納する裸ファイバ部収容用溝214および融着・
延伸部収容用溝216の溝底214Bおよび216B
が、ファイバ被覆部110を収納するファイバ被覆部固
定用溝212の溝底212Bよりも被覆部の厚さ分(例
えば62.5μm)浅く形成されている。
【0026】さらに、収納溝210の融着・延伸部収容
用溝216には、光ファイバカプラ100の融着・延伸
部130の両端部に対応する位置に、それぞれ、光ファ
イバカプラ100を接着剤で固定するための接着剤充填
溝218が付設されている。この接着剤充填溝218
は、充填される接着剤の量を十分に確保するために、融
着・延伸部収容用溝216に関し拡幅されていると共
に、より深く形成され、側壁218S、溝底218Bを
有している(図5(D)参照)。
【0027】さらに、基体200には、収納溝210の
両側に、基体200の両側の基準高さ面220から突出
する第一の嵌合段部222が形成され、該第一の嵌合段
部222の上面222Tから突出する第二の嵌合段部2
24が形成されている。なお、第二の嵌合段部224
は、その長手方向寸法が上述の裸ファイバ部収容用溝2
14および融着・延伸部収容用溝216と等しくされて
いる。そして、蓋300には、第一の嵌合段部222と
嵌合する第一の嵌合凹部322および第二の嵌合段部2
24と嵌合する第二の嵌合凹部324が形成されてい
る。蓋300の両側の下面320は基体200の両側の
基準高さ面220に対向し、第一の嵌合凹部322の天
面322Cは基体200の第一の嵌合段部222の上面
222Tに対向する。なお、第二の嵌合凹部324は第
一の嵌合凹部322の天面322Cから凹まされて形成
されている。また、第二の嵌合凹部324の天面324
Cには、上述の基体200の接着剤充填溝218に対応
する位置に、凹部318が形成されている。
【0028】また、前記基体200および蓋300は、
液晶高分子材料複合体のプラスチック成形品で形成さ
れ、前記液晶高分子材料複合体は、カーボンまたはガラ
ス長繊維あるいはその複合体であることが好ましい。
【0029】光ファイバカプラ100の基体200への
固定は、基体200の両端のファイバ被覆部固定用溝2
12および接着剤充填溝218に接着剤を塗布し、その
後、収納溝210内に光ファイバカプラ100を敷設し
て行う。この際、光ファイバカプラ100のファイバ被
覆部110はファイバ被覆部固定用溝212内に密に収
容され、被覆部が除去された裸ファイバ部120は裸フ
ァイバ部収容用溝214の浅くされた溝底214B上に
載置され、安定して保持される。また、接着剤充填溝2
18は側壁218S、溝底218Bを有すべく幅広で深
く形成されているので、接着剤が融着・延伸部130の
周りに十分に周り込み融着・延伸部130を強固に固定
する。また、蓋300に形成されている凹部318は、
接着剤充填溝218に過剰に接着剤が充填された場合に
それを吸収する。なお、接着剤はエポキシまたはアクリ
ル系で熱膨張係数を石英ガラスに合わせるため無機フィ
ラーを添加し紫外線硬化により行なうのが好ましい。
【0030】光ファイバカプラ100の基体200への
固定が完了したら、基体200に対し蓋300を嵌合さ
せる。このとき、蓋300の第一の嵌合凹部322が基
体200の第一の嵌合段部222に嵌合すると共に、第
二の嵌合凹部324が第二の嵌合段部224に嵌合し、
両者の摩擦係合により基体200と蓋300とが強固に
連結され、接着剤や超音波融着を必要としない。この基
体200と蓋300との嵌合連結状態では、図5(A)
に示すように、光ファイバカプラ100はそのファイバ
被覆部110が、基体200のファイバ被覆部固定用溝
212と蓋300の溝312との中間に位置されること
になり、ファイバ被覆部110の外側と両溝との間の空
間を小さくすることができる。
【0031】次に、本発明の第二の実施の形態を図6に
基づき説明する。この第二の形態は、基体のファイバ被
覆部固定用溝の深さを、第一の形態が、光ファイバカプ
ラ100のファイバ被覆部110の直径の半分の深さと
したのに対し、その直径と等しい深さに形成した点が主
に異なっている。このようにすることにより、光ファイ
バカプラ100の基体への固定をより確実にしている。
他の基本的構成は第一の形態とほぼ同じであるから、本
第二の形態では、第一の形態と同一機能部位については
同一符号を用いて重複説明をさける。但し、第二の形態
については、第一の形態の符合に「’」を付して両者を
区別する。
【0032】第二の形態においては、基体200’のフ
ァイバ被覆部固定用溝212’に対応する蓋300’の
溝312’の深さが、その深さと同じで光ファイバカプ
ラ100のファイバ被覆部110の直径と等しい深さに
形成されている。また、基体200’の収納溝210’
が全体的により深く形成されるので、蓋300’におい
ては、図6(D)から明らかなように、基体200’の
接着剤充填溝218’に対応する位置に凹部が形成され
ていない。
【0033】基体と蓋部の材料には線膨張係数の小さい
液晶高分子複合体を用いたが、本実施の形態ではガラス
長繊維を光ファイバカプラの長手方向に平行に充填して
いる。
【0034】本収納部材でパッケージした光ファイバカ
プラの温度サイクル試験(米軍規格MIL-STD-8100試験番
号503.2)の結果を図7に示す。図からも実用上十
分な信頼性を有していることが明らかである。
【0035】なお、図4の実施の形態では被覆部除去長
さが40mmの光ファイバカプラの収納部材例を示した
が、収納部材の寸法は収納される光ファイバカプラの長
さおよび構造によって異なる寸法形状を採るものであ
り、収納部材の断面方向寸法も種々取れる。また場合に
よっては、本光ファイバカプラ収納部材を補強するため
に更にステンレス細管または石英ガラス材等に収納する
形状の場合にも本発明が適用できることは言うまでもな
い。
【0036】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明よれば光
ファイバカプラを基体の同一場所に固定する作業が簡単
且つ短時間化される。また、収納部材がプレスチック成
形品であるため、その単価と共に加工時間の大幅短縮に
より安価に抑えられ、光ファイバカプラの製造原価を大
幅に低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】光ファイバカプラの従来固定法の一例を示す図
である。
【図2】プラスチック成形体を使った従来固定法の一例
を示す図である。
【図3】本発明の光ファイバカプラ収納部材に収容する
光ファイバカプラの概略を示す図である。
【図4】本発明に係る光ファイバカプラ収納部材の一実
施の形態を構成する基体および蓋を示す分解斜視図であ
る。
【図5】一実施の形態の基体に蓋が嵌合された状態にお
いて、図4のA、B、CおよびD位置におけるそれぞれ
の断面図である。
【図6】他の実施の形態の図5に対応する位置における
断面図である。
【図7】本発明の収納部材でパッケージした光ファイバ
カプラの温度サイクル試験結果を示す図である。
【符号の説明】
100 光ファイバカプラ 200 基体 210 収納溝 212 ファイバ被覆部固定用溝 214 裸ファイバ部収容用溝 216 融着・延伸部収容用溝 218 接着剤充填溝 222 第一の嵌合段部 224 第二の嵌合段部 300 蓋 322 第一の嵌合凹部 324 第二の嵌合凹部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 植竹 孝 東京都新宿区西新宿二丁目1番1号 エ ヌ・ティ・ティ・アドバンステクノロジ株 式会社内 (72)発明者 小林 修 東京都新宿区西新宿二丁目1番1号 エ ヌ・ティ・ティ・アドバンステクノロジ株 式会社内 (72)発明者 秋田 博朗 東京都新宿区西新宿二丁目1番1号 エ ヌ・ティ・ティ・アドバンステクノロジ株 式会社内 (72)発明者 今村 三郎 東京都新宿区西新宿二丁目1番1号 エ ヌ・ティ・ティ・アドバンステクノロジ株 式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファイバ被覆部、裸ファイバ部および融
    着・延伸部を備える光ファイバカプラの形状に合わせて
    形成された収納溝を有する基体と、 該基体に固定された光ファイバカプラを保護するために
    該基体に嵌合被覆される蓋部とから構成したことを特徴
    とする光ファイバカプラ収納部材。
  2. 【請求項2】 前記収納溝は、その両端部において、前
    記光ファイバカプラのファイバ被覆部の本数分の幅と等
    しい幅で、その直径の半分の深さに形成され、前記蓋に
    も対応する位置に前記光ファイバカプラのファイバ被覆
    部の本数分の幅と等しい幅で、その直径の半分の深さの
    溝が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の
    光ファイバカプラ収納部材。
  3. 【請求項3】 前記収納溝は、その両端部において、前
    記光ファイバカプラのファイバ被覆部の本数分の幅と等
    しい幅で、その直径の深さに形成され、前記蓋にも対応
    する位置に前記光ファイバカプラのファイバ被覆部の本
    数分の幅と等しい幅で、その直径の深さの溝が形成され
    ていることを特徴とする請求項1に記載の光ファイバカ
    プラ収納部材。
  4. 【請求項4】 前記収納溝は、前記光ファイバカプラの
    前記裸ファイバ部および融着・延伸部を収納する部位の
    溝底が、前記ファイバ被覆部を収納する部位の溝底より
    も被覆部の厚さ分浅く形成されていることを特徴とする
    請求項1ないし3のいずれかに記載の光ファイバカプラ
    収納部材。
  5. 【請求項5】 前記収納溝には、前記光ファイバカプラ
    の前記融着・延伸部の両端部に対応する位置に光ファイ
    バカプラを接着剤で固定するための接着剤充填溝が付設
    されていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれ
    かに記載の光ファイバカプラ収納部材。
  6. 【請求項6】 前記基体には、前記収納溝の両側に、基
    準高さ面から突出する第一の嵌合段部と、該第一の嵌合
    段部から突出する第二の嵌合段部が形成されると共に、
    前記蓋には、該第一および第二の嵌合段部と嵌合する第
    一および第二の嵌合凹部が形成されていることを特徴と
    する請求項1ないし5のいずれかに記載の光ファイバカ
    プラ収納部材。
  7. 【請求項7】 前記基体および蓋は、液晶高分子材料複
    合体のプラスチック成形品であることを特徴とする請求
    項1ないし6のいずれかに記載の光ファイバカプラ収納
    部材。
  8. 【請求項8】 前記液晶高分子材料複合体は、カーボン
    またはガラス長繊維あるいはその複合体であることを特
    徴とする請求項7に記載の光ファイバカプラ収納部材。
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