JP2003028324A - ばね付勢ディスク型逆止弁 - Google Patents

ばね付勢ディスク型逆止弁

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JP2003028324A
JP2003028324A JP2001213895A JP2001213895A JP2003028324A JP 2003028324 A JP2003028324 A JP 2003028324A JP 2001213895 A JP2001213895 A JP 2001213895A JP 2001213895 A JP2001213895 A JP 2001213895A JP 2003028324 A JP2003028324 A JP 2003028324A
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JP
Japan
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disk
valve seat
annular
disc
valve body
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JP2001213895A
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English (en)
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Masahisa Hiroya
広谷  昌久
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TLV Co Ltd
Original Assignee
TLV Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リブの内面とディスク状弁体の外周との間に
異物を噛み込んだ状態でディスク状弁体が環状弁座に接
しないようにする。 【解決手段】 弁ケーシング1に入口2と環状弁座3と
出口4を同軸上に形成する。環状弁座3の出口4側にデ
ィスク状弁体6を配置し、ディスク状弁体6を環状弁座
3に付勢するコイルばね8を設ける。弁ケーシング1の
内周壁にディスク状弁体6の外周を摺接させてディスク
状弁体6を環状弁座3の軸方向に案内するリブ5を4個
設ける。リブ5の内面は総て同心円上に位置し環状弁座
3の軸心から等距離に形成する。リブ5の内面に、ディ
スク状弁体6の厚みよりも幅が小さく環状弁座3の軸方
向に対して斜めに開けた溝10を5個形成する。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は流体配管に取り付け
て、流体の一方向の流れは許すが、その逆方向の流れは
止める逆止弁に関し、特に、ディスク状弁体をばねで弁
座に付勢したばね付勢ディスク型逆止弁に関する。ばね
付勢ディスク型逆止弁では、ディスク状弁体の外周を弁
ケーシングの内周壁で摺接案内すると共にディスク状弁
体の外周と弁ケーシングの内周壁との間に流体通過用の
空き間を形成しなければならない。 【0002】 【従来の技術】ばね付勢ディスク型逆止弁の一例が実公
昭49−36740号公報に示されている。これは、弁
ケーシングに入口と出口を設け、入口と出口の間に環状
弁座を設け、環状弁座の出口側にディスク状弁体を配置
し、ディスク状弁体を環状弁座に付勢するばねを設け、
弁ケーシングの内周壁にディスク状弁体の外周を摺接さ
せてディスク状弁体を環状弁座の軸方向に案内するリブ
を設けたものである。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】上記従来技術のばね付
勢ディスク型逆止弁では、流体中に混在しているゴミや
スケール等の異物がリブの内面に付着すると、リブの内
面とディスク状弁体の外周との間に異物を噛み込んだ状
態でディスク状弁体が環状弁座に接するために、環状弁
座に密着できない問題点があった。 【0004】従って、本発明の技術的課題は、リブの内
面とディスク状弁体の外周との間に異物を噛み込んだ状
態でディスク状弁体が環状弁座に接することのないばね
付勢ディスク型逆止弁を提供することである。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記の技術的課題を解決
するために講じた本発明の技術的手段は、弁ケーシング
に入口と出口を設け、入口と出口の間に環状弁座を設
け、環状弁座の出口側にディスク状弁体を配置し、ディ
スク状弁体を環状弁座に付勢するばねを設け、弁ケーシ
ングの内周壁にディスク状弁体の外周を摺接させてディ
スク状弁体を環状弁座の軸方向に案内するリブを設けた
ものにおいて、ディスク状弁体の厚みよりも幅が小さく
環状弁座の軸方向に対して斜めに開けた溝をリブの内面
に設けたことを特徴とするばね付勢ディスク型逆止弁に
ある。 【0006】 【発明の実施の形態】本発明は、ディスク状弁体の厚み
よりも幅が小さく環状弁座の軸方向に対して斜めに開け
た溝をリブの内面に設けたものである。そのため、リブ
の内面とディスク状弁体の外周との間に異物を噛み込ん
でも、異物はディスク状弁体が環状弁座に接する位置ま
で変位する過程で溝の角に当たって溝に落ちる。そのた
め、リブの内面とディスク状弁体の外周との間に異物を
噛み込んだ状態でディスク状弁体が環状弁座に接するこ
とがない。 【0007】 【実施例】次に、図1を参照して本発明の技術的手段の
具体例を示す実施例を説明する。図1において、本実施
例の弁ケーシング1は、図示しない入口側配管フランジ
と出口側配管フランジの間に配置されボルトとナットか
らなる締結手段によって挟持されるものである。弁ケー
シング1に入口2と環状弁座3と出口4を同軸上に形成
する。 【0008】弁ケーシング1の内周壁に、ディスク状弁
体6の外周を摺接させてディスク状弁体6を環状弁座3
の軸方向に案内するリブ5を4個設ける。リブ5の内面
は総て同心円上に位置し環状弁座3の軸心から等距離に
形成する。リブ5の内面に、ディスク状弁体6の厚みよ
りも幅が小さく環状弁座3の軸方向に対して斜めに開け
た溝10を5個形成する。 【0009】環状弁座3の出口4側にディスク状弁体6
を配置する。ディスク状弁体6はその直径がリブ5内面
の直径よりも少し小さく、外周がリブ5の内面に緩く摺
接する。リブ5にばね受け7の外周を嵌めて固定する。
ディスク状弁体6とばね受け7の間にディスク状弁体6
を環状弁座3に付勢するコイルばね8を配置する。ばね
受け7は中心に流体通過用孔9を有し、外周側が入口2
側に曲がり、更にその外周側が弁ケーシング1の内周壁
側に曲がった形状である。 【0010】入口2の流体圧力が出口4よりも高くなる
と、ディスク状弁体6はコイルばね8の付勢力に抗して
出口4側に変位し、入口4の流体がリブ5の間の空間を
通って出口4に流れる。リブ5の内面に、ディスク状弁
体6の厚みよりも幅が小さく環状弁座3の軸方向に対し
て斜めに開けた溝10を5個形成しているので、リブ5
の内面とディスク状弁体6の外周との間に異物を噛み込
んでも、異物はディスク状弁体6が出口4側に変位する
過程で溝10の角に当たって溝10に落ちる。 【0011】出口4の流体圧力が入口2よりも高くなる
と、ディスク状弁体6は流体圧力とコイルばね8の作用
を受けて、入口2側に変位し環状弁座6に機密的に接す
る。リブ5の内面とディスク状弁体6の外周との間に異
物を噛み込んでも、異物はディスク状弁体6が環状弁座
3に接する位置まで変位する過程で溝10の角に当たっ
て溝10に落ちる。そのため、リブ5の内面とディスク
状弁体6の外周との間に異物を噛み込んだ状態でディス
ク状弁体6が環状弁座3に接することがない。 【0012】 【発明の効果】上記のように本発明によれば、ディスク
状弁体の厚みよりも幅が小さく環状弁座の軸方向に対し
て斜めに開けた溝をリブの内面に形成することにより、
リブの内面とディスク状弁体の外周との間に噛み込んだ
異物はディスク状弁体が環状弁座に接する位置まで変位
する過程で溝の角に当たって溝に落ちるので、リブの内
面とディスク状弁体の外周との間に異物を噛み込んだ状
態でディスク状弁体が環状弁座に接することがないとい
う優れた効果を生じる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明のばね付勢ディスク型逆止弁の実施例の
断面図である。 【符号の説明】 1 弁ケーシング 2 入口 3 環状弁座 4 出口 5 リブ 6 ディスク状弁体 7 ばね受け 8 コイルばね 10 溝

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 弁ケーシングに入口と出口を設け、入口
    と出口の間に環状弁座を設け、環状弁座の出口側にディ
    スク状弁体を配置し、ディスク状弁体を環状弁座に付勢
    するばねを設け、弁ケーシングの内周壁にディスク状弁
    体の外周を摺接させてディスク状弁体を環状弁座の軸方
    向に案内するリブを設けたものにおいて、ディスク状弁
    体の厚みよりも幅が小さく環状弁座の軸方向に対して斜
    めに開けた溝をリブの内面に設けたことを特徴とするば
    ね付勢ディスク型逆止弁。
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JP2003028330A (ja) * 2001-07-13 2003-01-29 Tlv Co Ltd ばね付勢ディスク型凍結防止弁
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