JP2003027796A - 入退室管理システム - Google Patents

入退室管理システム

Info

Publication number
JP2003027796A
JP2003027796A JP2001221596A JP2001221596A JP2003027796A JP 2003027796 A JP2003027796 A JP 2003027796A JP 2001221596 A JP2001221596 A JP 2001221596A JP 2001221596 A JP2001221596 A JP 2001221596A JP 2003027796 A JP2003027796 A JP 2003027796A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
monitoring
result
management system
collation
personal authentication
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Abandoned
Application number
JP2001221596A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshinobu Hidaka
敏伸 日高
Yasuyuki Sasaki
康之 佐々木
Yoshihisa Inao
吉寿 稲尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Oki Software Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
Oki Software Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd, Oki Software Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP2001221596A priority Critical patent/JP2003027796A/ja
Publication of JP2003027796A publication Critical patent/JP2003027796A/ja
Abandoned legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lock And Its Accessories (AREA)
  • Time Recorders, Dirve Recorders, Access Control (AREA)
  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 個人認証結果に基づいて、入退室希望者を特
定して、セキュリティを高める入退室管理システムを提
供する。 【解決手段】 本発明の入退室管理システムは、個人認
証対象者の個人識別データと予め登録した登録者データ
とを照合して、その個人認証結果に基づいて認証管理装
置が入退室を管理する入退室管理システムにおいて、個
人認証対象者を撮影する監視用撮影手段を有し、認証管
理装置が、個人認証結果を照合履歴として保存する照合
履歴保存手段と、個人認証結果が有する認証管理情報に
対応する監視用撮影手段に対して撮影することを指示す
る撮影指示手段と、監視用撮影手段が撮影した撮影画像
を、個人認証結果の認証管理情報に対応付けて保存する
撮影画像保存手段とを備えることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入退室管理システ
ムに関するものである。例えば、建物内に不信徘徊者が
侵入することを防止する入退室管理システムに適用する
ことができる。
【0002】
【従来の技術】例えば、建物内の居室に部外者の侵入を
防止するため等の個人認証を利用した入退室管理システ
ムの1つとして、人の目の虹彩や網膜の特徴を利用して
本人照合して識別するアイリスデータ照合管理システム
がある。
【0003】アイリスデータ照合管理システムは、居室
の入り口ドア付近等に設置され、予め登録された本人の
アイリスデータと一致する人物にはドアを開錠して居室
への入室を許可し、不一致の人物にはドアを開錠しない
システムである。
【0004】従来のアイリスデータ照合管理システム
は、扉の通過履歴(入退室の履歴)管理の目的として、
入退室希望者の虹彩と予め登録された登録者アイリスデ
ータとの照合をして、その個人認証結果(以下単に照合
結果とする。)を蓄積して、アイリスデータのマスタフ
ァイルを保有する装置内のディスプレイ部に、「名前
(登録者名)」、「認識日時」、「認識方法」、「認証
結果」等の形式で扉の通過履歴(照合履歴)を画面表示
することにより入退室管理している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
アイリスデータ照合管理システムは、上述したような形
式で蓄積された扉の通過履歴(照合履歴)を参照すると
き、入退室希望者がアイリスデータの未登録者であると
きには、その名前は表示されず、アイリスデータの登録
した者のみ、その名前が表示されるため、その入退室希
望者が未登録者であるときには、その人物を特定するこ
とができず、入退室管理の安全性(セキュリティー)に
問題があった。
【0006】つまり、例えば図2は扉の通過履歴の表示
画面を示す図であり、図中のA、C、Eに該当する人物
はアイリスデータの登録者であるので、認証、認証N
G、通過権限なしなどの認証結果が出されたとしても、
「名前」の欄にその登録者名が表示される。
【0007】しかし、B、D、Fに該当する人物は、照
合したにも拘わらずアイリスデータに登録されていない
ために、「名前」の欄が空白表示となってしまい、その
人物を特定することができない。
【0008】このように、照合して照合NG(照合不適
合)等の認証結果が出され入室は拒否されたものの、そ
の人物を特定できないので、例えば、その人物が何度も
侵入を試みる同一部外者であったとしても、建物警備員
(例えば、ビル警備など)へ不信人物として届けること
ができない。
【0009】また、アイリスデータ登録者が照合して入
室するに便乗して、その未登録者が入室したとしても、
その未登録者の居室入室の事実を知る手段がなかった。
【0010】そのために、以上のような問題を鑑み、個
人認証結果若しくは認証管理情報を利用して、セキュリ
ティーを高める入退室管理システムが求められている。
【0011】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
めに、請求項1の本発明の入退室管理システムは、個人
認証対象者の個人識別データと予め登録した登録者デー
タとを照合して、その個人認証結果に基づいて認証管理
装置が入退室を管理する入退室管理システムにおいて、
個人認証対象者を撮影する監視用撮影手段を有し、認証
管理装置が、個人認証結果を照合履歴として保存する照
合履歴保存手段と、個人認証結果が有する認証管理情報
に対応する監視用撮影手段に対して撮影することを指示
する撮影指示手段と、監視用撮影手段が撮影した撮影画
像を、個人認証結果の認証管理情報に対応付けて保存す
る撮影画像保存手段とを備えることを特徴とする。
【0012】請求項2の本発明は、個人認証対象者の個
人識別データと予め登録した登録者データとを照合し
て、その個人認証結果に基づいて認証管理装置が入退室
を管理する入退室管理システムにおいて、認証管理装置
が、個人認証結果を照合履歴として保存する照合履歴保
存手段を備え、個人認証対象者を撮影する監視用撮影手
段と、個人認証結果が有する認証管理情報に基づいて、
監視用撮影手段の撮影処理を制御する監視用撮影制御手
段とを有すること特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】(A)第1の実施形態 以下、本発明の入退室管理システムの第1の実施形態を
図1、図3〜図8を参照して詳説する。
【0014】第1の実施形態は、個人認証装置としてア
イリスデータ照合装置を使用した場合の入退室管理シス
テムに関して説明する。
【0015】(A−1)第1の実施形態の構成 本実施形態に係る入退室管理システムの構成を説明する
にあたり、以下のように、本実施形態に係る入退室管理
システムの全体構成、照合結果を利用したカメラ撮影の
指示及び撮影画像の保存を示す構成、カメラ撮影画像を
表示するシステムの構成を分けて説明する。
【0016】(A−1−1)入退室管理システムの全体
構成 図1及び図3は、第1の実施形態に係る入退室管理シス
テムの全体構成例を示したブロック図である。図1は、
入室に関する構成例であり、図3は、退室に関する構成
例である。また、図1及び図3は、入室・退室が異なる
だけであり、構成要素の機能は同じであり、同じ番号を
付してある。
【0017】また、図4は入退室管理システムの装置構
成を示すブロック図である。
【0018】図4に示すように、入退室管理システムの
全体構成は、本人照合装置2、通過履歴保存部4、扉制
御装置6、扉8、監視用カメラ10、撮影画像保存部1
3、アイリスデータマスタファイル15、アイリスデー
タ照合ファイル16、アイリス管理システム装置17を
備えている。
【0019】例えば、本実施形態の入退室管理システム
の構成例として、図1及び図3に示すように、居室が扉
8及び壁8−2に囲まれており、扉の外部(退室の場合
は内部)に、本人照合装置2、監視用カメラ10を備え
ており、建物内のコンピュータ室などの入退室者を厳し
く制限する施設に、アイリス管理システム装置17、通
過履歴保存部4、扉制御装置6、撮影画像保存部13を
備えるものである。
【0020】本人照合装置2は、入退室希望者1がアイ
リスデータ照合を行うものであり、当該本人照合装置2
が保有するアイリスデータ照合ファイル16と入退室希
望者のアイリスデータとの照合を行い、その照合結果を
アイリスデータマスタファイル15を保有するアイリス
管理システム装置17に与えるものである。
【0021】アイリスデータ照合ファイル16は、予め
登録したアイリスデータを蓄積保管するファイルであ
り、本人照合装置2が保有しているものである。
【0022】アイリス管理システム装置17は、入退室
管理システムを統括的に管理するものである。図1及び
図3において、1つの扉8に対しての入退室管理を行っ
ているが、2以上の扉を統括的に管理できる。また、後
述するが、アイリス管理システム装置17は、アイリス
データ照合結果の蓄積、撮影画像の蓄積、かつ、扉8の
開錠や撮影画像の表示等を一括して制御するものであ
る。
【0023】アイリス管理システム装置17は、本人照
合装置2から入退室希望者1の照合結果を与えられ、通
過履歴保存部4にその照合結果を書込み、かつ、その照
合結果に基づいて「扉番号(入退室希望者1が照合を行
った扉の番号)」を取得し、その「扉番号」に対応する
監視用カメラ10に撮影指示を行うものである。
【0024】また、アイリス管理システム装置17は、
監視用カメラ10から入退室希望者1の撮影画像を与え
られ、アイリス管理システム装置17が保有する撮影画
像保存部13にその撮影画像を保存するものである。こ
のとき、撮影画像ファイル名に、「扉番号」、「認識日
時」、「通番」を付与する。
【0025】さらに、アイリス管理システム装置17
は、照合結果が認証OKであるときには、扉制御装置6
に扉8を開錠すること指示する。
【0026】通過履歴保存部4は、本人照合装置2で照
合した照合結果を、所定の形式で保存するものである。
例えば、「名前」、「認識日時」、「認識方法」、「認
証結果」等のような形式で蓄積する。扉の通過履歴は、
照合結果が、照合NG若しくは照合OKであるときのい
ずれの照合結果を蓄積する。
【0027】監視用カメラ10は、アイリス管理システ
ム装置17からの撮影指示に基づいて、入退室希望者1
を撮影するカメラであり、入退室希望者1を撮影した撮
影画像をアイリス管理システム装置17に与えるもので
ある。監視用カメラ10は、例えば建物内の各扉毎に少
なくとも1個以上設けらており、各監視用カメラには、
それぞれ「扉番号」に対応する番号が付されている。
【0028】従って、例えば、1つの扉に対して2つの
監視用カメラが設置している場合には、「扉番号1」に
対応する2つの監視用カメラには「カメラ番号1−1」
及び「カメラ番号1−2」というようにカメラ番号が設
定されており、アイリス管理システム装置17は、「カ
メラ番号1−1」及び「カメラ番号1−2」に対応する
監視用カメラに対して撮影指示する。
【0029】また、監視用カメラ10は、例えば銀行な
どの自動機コーナー等に設置されている監視カメラのよ
うに定期的に撮影するもので良く、本実施形態は、その
撮影に関して、アイリス管理システム装置17が監視用
カメラ10を制御することができる。
【0030】撮影画像保存部13は、監視用カメラ10
が撮影した撮影画像を保存するものであり、アイリス管
理システム装置17の指示により撮影画像を保存・取出
されるものである。
【0031】(A−1−2)照合結果を利用したカメラ
撮影の指示及び撮影画像の保存を示す構成 図5は、照合結果を利用してカメラ撮影の指示及び撮影
画像の保存をするアイリス管理システム装置のブロック
図を示す。すなわち、撮影指示及び撮影画像の保存など
は、アイリス管理システム装置17が行っている。
【0032】アイリス管理システム装置17は、照合結
果受信部20、20−2、照合結果書込み部21、照合
結果通知部22、カメラ撮影指示部23、カメラ撮影画
像受信部24、カメラ撮影画像書込み部25、撮影画像
ファイル名テーブル26を備えている。
【0033】照合結果受信部20は、本人照合装置2か
らの照合結果を受信して、照合結果書込み部21及び照
合結果通知部22に与えるものである。
【0034】照合結果書込み部21は、照合結果受信部
20からの照合結果を随時受け取り、通過履歴(照合履
歴)として通過履歴保存部4に書込むものである。通過
履歴の書込みは、例えば、「名前」、「認識日時」、
「認識方法」、「認証結果」等のような形式で書込む。
【0035】照合結果通知部22は、照合結果受信部2
0からの照合結果に基づいて、「扉番号」を取得し、そ
の「扉番号」に対応する「カメラ番号」の監視用カメラ
10を決定して、その「カメラ番号」と「照合結果」と
を照合結果受信部20−2に与えるものである。
【0036】照合結果受信部20−2は、照合結果通知
部22からの「カメラ番号」と「照合結果」とに基づい
て、撮影画像ファイル名を決定するための「扉番号」、
「認識日時」を撮影画像ファイル名テーブル26に設定
するものである。また、「カメラ番号」のみをカメラ撮
影指示部23に与えるものである。
【0037】すなわち、「カメラ番号」に対応する「扉
番号、認識日時」の撮影画像ファイル名テーブル26を
設定する。
【0038】カメラ撮影指示部23は、照合結果受信部
20−2からの監視カメラ番号に基づいて、該当する監
視用カメラ10に対して撮影指示をするものである。
【0039】カメラ撮影画像受信部24は、撮影指示を
受けた監視用カメラ10が撮影した撮影画像を受け取
り、撮影画像ファイル名テーブル26から「扉番号」、
「認識日時」を受け取り、これらに加えて、独自の「通
番」をファイル名に付与して、その撮影画像をカメラ撮
影画像書込み部25に与えるものである。
【0040】カメラ撮影画像書込み部25は、カメラ撮
影画像受信部24からの撮影画像を撮影画像保存部13
に書込むものである。
【0041】つまり、「扉番号」、「認識日時」に対応
付けて撮影画像を撮影画像ログファイル13に保存する
ものである。
【0042】撮影画像ファイル名テーブル26は、「カ
メラ番号」と「扉番号、認識日時」との対応関係を示し
たテーブルである。照合結果受信部20−2によって、
「カメラ番号」に対する「扉番号、認識日時」が設定さ
れ、カメラ撮影指示部23の指示により撮影した監視用
カメラ10の撮影画像12にファイル名を付与するとき
カメラ撮影画像受信部24で参照する。
【0043】(A−1−3)カメラ撮影画像を表示する
システムの構成 次に、アイリス管理システム装置17のディスプレイ部
に、カメラ撮影画像を表示する工程の構成について図6
を参照して説明する。アイリス管理システム装置17
は、扉の通過履歴をディスプレイ部へ表示する機能を備
えている。
【0044】カメラ撮影画像を表示するためのアイリス
管理システム装置17の構成は、扉の通過履歴表示指示
受信部27、指定扉の通過履歴検索部28、指定扉の通
過履歴取得部29、指定扉の通過履歴表示部30、撮影
画像表示指示受信部31、撮影画像検索部32、撮影画
像編集表示部33を備えている。
【0045】扉の通過履歴表示指示受信部27は、アイ
リス管理システム装置17からの扉の通過履歴表示指示
を受け取り、その指示を指定扉の通過履歴検索部28に
与えるものである。
【0046】指定扉の通過履歴検索部28は、扉の通過
履歴表示指示により、扉の通過履歴ファイル4に基づい
て指定扉の通過履歴を検索して、指定扉の通過履歴取得
部29に与えるものである。
【0047】指定扉の通過履歴取得部29は、指定扉の
通過履歴を指定扉の通過履歴表示部30に与えるもので
ある。
【0048】指定扉の通過履歴表示部30は、指定扉の
通過履歴照合結果を画面表示するための形式に調整・編
集するものである。例えば、図7に示すように「名前
(登録者)」、「認識日時」、「認識方法」、「認証結
果」等の形式で指定扉の通過履歴照合結果を画面表示す
る。
【0049】撮影画像表示指示受信部31は、画面表示
された扉の通過履歴照合結果を選択することによりされ
た撮影画像表示指示を受信して、撮影画像検索部32に
与えるものである。ここで、撮影画像表示指示とは、指
定扉の通過履歴照合結果の中から、選択された指定扉の
通過履歴照合結果に対応する撮影画像を表示するための
指示であり、本実施形態では、「扉番号」、「認識日
時」をいう。なお、「扉番号」は、実際に照合した本人
照合装置の番号を意味する。
【0050】また、扉の通過履歴照合結果の選択は、例
えば、図7に示すように画面表示された扉の通過履歴照
合結果のうちいずれかを選択(例えばハイパーテキスト
形式の通過履歴照合結果の行がポインタになっており、
そのポインタをクリックすることによる選択など)する
などの方法がある。
【0051】撮影画像検索部32は、撮影画像表示指示
受信部31からの選択された撮影画像表示指示(「扉番
号」、「認識日時」)に従って、該当する撮影画像ログ
ファイル13を検索するものである。
【0052】つまり、撮影画像保存部13に保存されて
いる撮影画像のファイル名のうち、与えられた「扉番
号、認識日時」のファイル名を検索して、対応する撮影
画像を取出す。
【0053】撮影画像編集表示部33は、検索された指
定扉の通過履歴照合結果に該当する撮影画像を表示する
ために調整・編集するものである。ここで、通過履歴照
合結果に該当する撮影画像表示は、例えば、図8に示す
ような撮影画像表示であり、通過履歴照合結果(図7)
とは別の表示がディスプレイ部に表示される。
【0054】(A−2)第1の実施形態の動作 以下、第1の実施形態の入退室管理システムの動作につ
いて説明する。
【0055】まず、入退室希望者1は、入室するために
扉8の開錠を求め、本人照合装置2によりアイリス照合
を行う。
【0056】入退室希望者1のアイリスデータは、本人
照合装置2が保有するアイリスデータ照合ファイル16
と照合され照合結果が得られ、その照合結果はアイリス
管理システム装置17に与えられる。
【0057】アイリス管理システム17において、その
照合結果は、照合結果書込み部21により扉の通過履歴
保存部4に書込まれる。
【0058】ここで、その照合結果が「照合OK」であ
るとき、又は、「照合NG」であるときのいずれかであ
っても、この扉の通過履歴ファイル4に書込まれる。
「照合OK」であるときには、登録者に便乗して部外者
が侵入する場合も考えられるためである。
【0059】また、照合結果通知部22により、その照
合結果の「扉番号」に基づき「カメラ番号」が求めら
れ、照合結果受信部20−2において、撮影画像ファイ
ル名を決定するための「扉番号」と「認識日時」とが、
撮影画像ファイル名テーブル26に設定される。
【0060】ここで、撮影画像ファイル名テーブル26
に設定される「扉番号」は、「カメラ番号」に対応した
ものである。
【0061】カメラ撮影指示部23により、その「カメ
ラ番号」に対応する監視カメラ10に対して撮影指示が
される。
【0062】撮影指示された監視用カメラ10は、本人
照合装置2付近にいる入退室希望者1を撮影し、その撮
影された撮影画像は、アイリス管理システム装置17の
カメラ撮影画像受信部24に与えられる。
【0063】監視用カメラ10は、撮影画像(静止画)
を複数枚撮影でき、それら撮影画像に「通番」を付す
る。
【0064】アイリス管理システム装置17のカメラ撮
影画像書込み部25により、与えられた撮影画像を保存
するためのファイル名として、その「カメラ番号」に対
応する「扉番号」、「認識日時」、「通番」が付与さ
れ、その撮影画像が保存される。
【0065】次に、監視用カメラ10が撮影した撮影画
像を、アイリス管理システム装置17のディスプレイ部
に表示するまでの動作について説明する。
【0066】まず、アイリス管理システム装置17のデ
ィスプレイ部に、指定した扉の通過履歴照合結果(例え
ば図7に示す照合履歴結果)を表示させる動作について
説明する。
【0067】指定した扉の通過履歴表示指示は、扉の通
過履歴表示指示受信部27に与えられ、その指定扉の通
過履歴検索部28により、扉の通過履歴ファイル4を検
索して指定扉の通過履歴照合結果が得られる。
【0068】得られた指定扉の通過履歴照合結果は、指
定扉の通過履歴表示部30を経て、ディスプレイ部に表
示される。
【0069】次に、ディスプレイ部に表示された指定扉
の通過履歴照合結果の中から、選択した照合結果に対応
する撮影画像を表示させる動作について説明する。
【0070】図7に示すような指定扉の通過履歴照合結
果の中からいずれかの照合結果を選択することにより撮
影画面表示指示をする。
【0071】ここで、撮影画面表示指示は、選択された
指定扉の通過履歴照合結果に対応する撮影画像を表示す
るための指示であり、本実施形態では、「扉番号」、
「認識日時」をいう。なお、「扉番号」は、実際に照合
した本人照合装置の番号を意味する。
【0072】撮影画面表示指示に応じて、通過履歴照合
結果に該当する撮影画像検索部32により、撮影画像保
存部13に保存されている撮影画像のファイルの中か
ら、「扉番号、認識日時」をファイル名に該当するファ
イルを検索して、通過履歴照合結果に対応する撮影画像
が撮影画像編集表示部33により表示される。
【0073】このとき、通過履歴照合結果に対応する撮
影画像表示は、例えば図8に示すような撮影画像であ
り、通過履歴照合結果(図7)とは別の表示がディスプ
レイ部に表示される。
【0074】(A−3)第1の実施形態の効果 以上、本実施形態の入退室管理システムによれば、入退
室希望者1がアイリス照合をする際に撮影する監視用カ
メラ10を設けて、撮影した撮影画面をアイリス照合結
果に対応させて保存することにより、アイリス照合結果
(通過履歴)に基づいて入退室希望者1を特定すること
ができる。
【0075】すなわち、アイリス管理システムのみで、
照合結果がNGとなった入退室希望者1の撮影画像も扉
の通過履歴から確認することができる。
【0076】また、照合結果がOKとなった入退室希望
者1に便乗して入退室した人物や、幾度となく不法に入
室を試みる人物を、照合結果NGの撮影画像から人物特
定をできる。
【0077】その結果として、アイリスデータ照合を利
用した入退室管理システムのセキュリティーを高めるこ
とができる。
【0078】更に、照合結果を利用しての撮影のため、
必要な撮影画像のみが取得され撮影画像ログファイル
(ディスク)に不要画像が蓄積されないので、容易かつ
簡便に撮影画像を蓄積することができる。
【0079】(B)第2の実施形態 次に、本発明の入退室管理システムの第2の実施形態を
図を参照して説明する。
【0080】第2の実施形態は、第1の実施形態の監視
用カメラを制御する監視用カメラ制御装置を備える点が
異なる。また、第1の実施形態と同じ構成要素には同一
の番号を付し、その構成要素の機能の説明については省
略する。
【0081】(B−1)第2の実施形態の構成 図9は、第2の実施形態に係る入退室管理システムの全
体構成を示したブロック図である。
【0082】第2の実施形態は、監視用カメラ10を制
御する監視用カメラ制御装置19を備えている。
【0083】アイリス管理システム装置17は、本人照
合装置2からの照合結果を与えられ、アイリス管理シス
テム装置17が保有するアイリスデータマスタファイル
15から、その照合結果(ユーザID)に該当する名前
(登録者名)を抽出して、その名前を付加させた照合結
果を監視用カメラ制御装置19に与えるものである。
【0084】アイリス管理システム装置17は、照合結
果受信部20、照合結果書込み部21、通過履歴保存部
4、照合結果通知部22を備えており、これらの構成要
素の機能は、第1の実施形態と同じ機能を備えている。
【0085】監視用カメラ制御装置19は、アイリス管
理システム装置17から名前を付加された照合結果を与
えられ、その照合結果に基づいた「扉番号」を取得し、
その「扉番号」に対応する監視用カメラ10に撮影指示
をするものである。
【0086】また、監視用カメラ制御装置19は、監視
用カメラ10から入退室希望者1の撮影画像を与えら
れ、監視用カメラ制御装置19が保有する撮影画像保存
部13にその撮影画像を保存するものである。このと
き、撮影画像ファイル名に、「扉番号」、「認識日
時」、「通番」を付与する。
【0087】さらに、監視用カメラ制御装置19は、照
合結果受信部20−2、照合結果書込み部21−2、通
過履歴保存部4−2、カメラ撮影指示部23、カメラ撮
影画像受信部24、カメラ撮影画像書込み部25、撮影
画像保存部13を備えている。このように第1の実施形
態で説明したカメラ撮影処理工程に係る構成要素は、ア
イリス管理システム装置17及び監視用カメラ制御装置
19に分割して構成されている。
【0088】監視用カメラ制御装置19は、アイリス管
理システム装置17とは別個に通過履歴保存部4−2を
備えており、また、撮影画像保存部13も備えている。
【0089】したがって、監視用カメラ制御装置19が
独自に照合結果に対応する撮影画像を表示することがで
きる。
【0090】(B−2)第2の実施形態の動作 入退室希望者1が本人照合装置2によりアイリスデータ
照合して、その照合結果がアイリス管理システム装置1
7に与えられる動作は、第1の実施形態と同じである。
【0091】アイリス管理システム装置17において、
アイリスデータマスタファイル15から、その照合結果
が含んでいるユーザIDに該当する名前(登録者)が検
索抽出され、抽出された名前がその照合結果に付与され
る。
【0092】その名前を付加された照合結果は、監視用
カメラ制御装置19に与えられる。このとき、ユーザI
Dに該当する名前がないときには、名前が付加されずに
照合結果が監視用カメラ制御装置19に与えられる。
【0093】また、アイリス管理システム装置17にお
いて、第1の実施形態と同様に照合結果が通過履歴保存
部4に書込まれる。
【0094】さらに、アイリス管理システム装置17の
照合結果通知部22において、照合結果の「扉番号」に
対応する「カメラ番号」が決定される。
【0095】監視用カメラ制御装置19に与えられた照
合結果は、照合結果受信部20−2により受信され、そ
の照合結果に基づいて、カメラ撮影画像ファイル名を決
定するために「カメラ番号」、「扉番号」、「認識日
時」が撮影画像ファイル名テーブル26に設定される。
【0096】また、監視用カメラ制御装置19に与えら
れた照合結果は、通過履歴保存部4−2に書き込まれ
る。このとき、アイリス管理システム装置17で付加さ
れた名前も同時に書き込まれる。
【0097】カメラ撮影指示部23において、その「カ
メラ番号」に対応する監視用カメラ10が撮影指示さ
れ、本人照合装置2付近の入退室希望者1を撮影し、そ
の撮影した撮影画像は、監視用カメラ制御装置19のカ
メラ撮影画像書込み部24に与えられて、撮影画像保存
部13に保存される。
【0098】監視用カメラ10が撮影した撮影画像をデ
ィスプレイ部に表示するには、第1に実施形態と同様の
処理が行われる。
【0099】(B−3)第2の実施形態の効果 以上、第2の実施形態によれば、第1の実施形態と同様
な効果を得ることができる。
【0100】それに加えて、監視用カメラ10の撮影制
御や撮影した撮影画像の保存などをする監視用カメラ制
御装置19を備えることにより、既存のアイリス管理シ
ステムに大幅な機能変更・追加を行わずに、最小限の装
備の付加により照合NGとなった入退室希望者1の撮影
画像も扉の通過履歴から確認することができる。
【0101】(C)第3の実施形態 以下、本発明の入退室管理システムの第3の実施形態を
図を参照して説明する。
【0102】第3の実施形態は、照合結果が照合NGで
あるときに、監視用カメラが撮影する撮影画像がリアル
タイムで監視できる入退室管理システムである。
【0103】(C−1)第3の実施形態の構成 図11及び図12は、第3の実施形態の入退室管理シス
テムの全体構成を示したブロック図である。図11は入
室管理システムであり、図12は退室監視システムであ
る。
【0104】また、監視用カメラ10−2は、第1の実
施形態で説明したアイリス管理システム装置17、また
は、第2の実施形態で説明した監視用カメラ制御装置1
9のいずれかにより制御され得るものである(図13又
は図14)。
【0105】第3の実施形態において、第1及び第2の
実施形態と同一の構成要素に関しては、同一符号を付し
ており、ここではその構成要素の機能の説明は省略す
る。
【0106】第1の実施形態で説明したアイリス管理シ
ステム装置17が監視用カメラ10−2を制御する場
合、アイリス管理システム装置17は、入退室希望者1
のアイリスデータ照合結果3を受け取り、その照合結果
が照合NGであるときに、その照合結果の「扉番号」に
対応する監視用カメラ10−2にリアルタイム撮影指示
を与えるものである。
【0107】また、監視用カメラ10−2が撮影した撮
影画像を受け取り、ディスプレイ部に撮影画像を表示す
るものである。
【0108】また、第2の実施形態で説明した監視用カ
メラ制御装置19が監視用カメラ10−2を制御する場
合、アイリス管理システム装置17は、照合結果が照合
NGであるときにのみ、監視用カメラ制御装置19に照
合結果を与え、監視用カメラ制御装置19は、その照合
結果の「扉番号」に対応する監視用カメラ10−2にリ
アルタイム撮影指示を与えるものである。
【0109】また同様に、監視用カメラ10−2が撮影
した撮影画像を受け取り、ディスプレイ部に撮影画像を
表示するものである。
【0110】監視用カメラ10−2は、アイリスデータ
照合結果が照合NGであるときに、入退室希望者1をリ
アルタイムに撮影する監視用カメラである。監視用カメ
ラ10−2は、アイリス管理システム装置17(若しく
は監視用カメラ制御装置19)からリアルタイム撮影指
示を与えられ、リアルタイム撮影した撮影画像をアイリ
ス管理システム装置17(若しくは監視用カメラ制御装
置19)に与えるものである。
【0111】監視用カメラ操作指示部36は、監視用カ
メラ10−2の撮影動作を操作するものである。例え
ば、オペレータなどが監視用カメラ10−2の撮影を中
止するように指示する。また、可動式の監視用カメラで
あるときには、その監視用カメラ10−2の撮影方向や
ズームの調整などを指示する。勿論、撮影動作の指示
は、監視用カメラ若しくは扉毎に指定して指示すること
ができる。
【0112】撮影操作指示通知部37は、監視用カメラ
操作指示部36が備えているものであり、監視用カメラ
10ー2に対する操作指示の通知で実行するものであ
る。
【0113】(C−2)第3の実施形態の動作 入退室希望者1が、本人照合装置2によりアイリスデー
タ照合をして照合結果をアイリス管理システム装置17
に与えるまでの動作は、第1の実施形態と同様である。
【0114】まず、アイリス管理システム装置17が監
視用カメラ10−2を制御する場合についての撮影動作
について図13及び図15を参照して説明する。
【0115】アイリス管理システム装置17に与えられ
た照合結果が照合OKであるときには、監視用カメラ1
0−2に対して撮影指示されない。しかし、照合結果が
照合NGであるときには、照合結果通知部22により、
その照合結果の「扉番号」に該当する「カメラ番号」が
決定される。
【0116】その「カメラ番号」は、照合結果受信部2
0−2において、リアルタイム撮影カメラ番号テーブル
26−2に設定され、リアルタイム撮影指示部23−2
にリアルタイム撮影指示が与えられる。
【0117】リアルタイム撮影指示を受け取った監視用
カメラ10−2は、リアルタイム撮影をする。そのリア
ルタイム撮影画像は、カメラ撮影画像受信部24に与え
られる。
【0118】リアルタイム撮影画像は、カメラ撮影画像
受信部24において、その撮影画像がリアルタイム撮影
カメラ番号テーブル26−2に登録した監視用カメラ1
0−2によりされたと判断されたときに、その監視用カ
メラの「扉番号」と「リアルタイム撮影画像」をリアル
タイム撮影画像表示部38に与えられる。
【0119】その「扉番号」と「リアルタイム撮影画
像」とは、リアルタイム撮影画像表示部38ディスプレ
イ表示形式に編集され、ディスプレイ部へ表示される。
【0120】次に、監視用カメラ制御装置19によって
監視用カメラ10−2が制御する場合の撮影動作につい
て図14及び図15を参照して説明する。
【0121】照合結果が、アイリス管理システム装置1
7に与えられ、その照合結果が照合NGであるときに、
その照合結果は監視用カメラ制御装置19に与えられ
る。このとき、与えられる照合結果は、照合結果に対応
する名前が付加されている。
【0122】監視用カメラ制御装置19に与えられた照
合結果は、照合結果通知部22により「扉番号」に対応
する「カメラ番号」が決定される。
【0123】その「カメラ番号」は、照合結果受信部2
0−2において、リアルタイム撮影カメラ番号テーブル
26−2に設定され、リアルタイム撮影指示部23−2
にリアルタイム撮影指示が与えられる。
【0124】リアルタイム撮影指示を受け取った監視用
カメラ10−2は、リアルタイム撮影をする。そのリア
ルタイム撮影画像は、カメラ撮影画像受信部24に与え
られる。
【0125】リアルタイム撮影画像は、カメラ撮影画像
受信部24において、その撮影画像がリアルタイム撮影
カメラ番号テーブル26−2に登録した監視用カメラ1
0−2によりされたと判断されたときに、その監視用カ
メラの「扉番号」と「リアルタイム撮影画像」をリアル
タイム撮影画像表示部38に与えられる。
【0126】その「扉番号」と「リアルタイム撮影画
像」とは、リアルタイム撮影画像表示部38ディスプレ
イ表示形式に編集され、ディスプレイ部へ表示される。
【0127】また、監視用カメラ10−2は、オペレー
タ等より撮影中止や監視用カメラ10−2が可動式であ
るときには撮影方向等の撮影動作を指示することができ
る。例えば、オペレータが監視用カメラ10−2の撮影
を中止するときには、撮影中止指示は、監視用カメラ操
作指示部36を経由し、撮影操作指示通知部37により
該当する監視用カメラ10−2に対して撮影中止を通知
する。このようにして、ディスプレイ部へのリアルタイ
ム撮影画像の表示を停止することができる。
【0128】(C−3)第3の実施形態の効果 以上、本発明の入退室管理システムによれば、第1及び
第2の実施形態と同一の効果を奏することができる。
【0129】また、リアルタイム監視用カメラ10−2
を備えることにより、本人照合装置2での照合結果が照
合NGとなった入退室希望者1のリアルタイム撮影画像
がディスプレイ部に表示されるので、該当人物の挙動を
細かく監視でき、よりセキュリティを高めることができ
る。
【0130】また、リアルタイム撮影画像のログファイ
ルを取得する必要がなくディスク容量を圧迫する心配が
ない。
【0131】(D)その他の実施形態 上述した第1から第3の実施形態において、個人認証方
式として、アイリスデータ照合を採用したときの入退室
管理システムについて説明したが、その他の個人認証、
例えば、指紋、声紋、又は、個人認証IDカードを利用
した個人認証方式に関しても適用することができる。
【0132】上述した第2及び第3の実施形態において
説明した監視用カメラ制御装置19は、上述したよう
に、ハードウェアとして活用に限られることなく、既存
のアイリスデータ照合装置に容易に付加できるものであ
り、ソフトウェアとしても活用できる。
【0133】上述した第3の実施形態に係る監視用カメ
ラ(リアルタイム)10−2は、上述したように、第1
及び第2の実施形態に係る監視用カメラ10と併用させ
ることができ、アイリス管理システム装置17又は監視
用カメラ制御装置19が、統括的に監視用カメラ10、
監視用カメラ10−2を制御することができる。
【0134】また、第3の実施形態において、監視用カ
メラ10−2がリアルタイム撮影した撮影画像を保存す
るリアルタイム撮影保存手段を備えてもよい。このと
き、第1及び第2の実施形態と同様に、「カメラ番号」
と「扉番号、認識日時」とを対応付けて保存することに
より、照合結果に基づいて、その撮影画像を表示できる
ようにしても良い。
【0135】
【発明の効果】以上、本発明の入退室管理システムは、
個人認証対象者を撮影する監視用撮影手段を有し、認証
管理装置が、個人認証結果を照合履歴として保存する照
合履歴保存手段と、個人認証結果が有する認証管理情報
に対応する監視用撮影手段に対して撮影することを指示
する撮影指示手段と、監視用撮影手段が撮影した撮影画
像を、個人認証結果の認証管理情報に対応付けて保存す
る撮影画像保存手段とを備えることにより、個人認証結
果に対応付けた撮影画像を表示することができるので、
部外者を含めた未登録者や登録者に便乗して入退室する
者等を特定することができる。
【0136】また、認証管理装置が、個人認証結果を照
合履歴として保存する照合履歴保存手段を備え、個人認
証対象者を撮影する監視用撮影手段と、個人認証結果が
有する認証管理情報に基づいて、監視用撮影手段の撮影
処理を制御する監視用撮影制御手段とを有することによ
り、個人認証結果に対応付けた撮影画像を表示すること
ができるので、部外者を含めた未登録者や登録者に便乗
して入退室する者等を特定することができる。それに加
え、既存の認証管理装置に大幅な機能変更・追加を行わ
ずに付加することができる。
【0137】これらのことから、認証管理システムのセ
キュリティを高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態に係る入退室管理システムの入
室例を示すブロック図
【図2】従来のアイリスデータ照合システムにおける照
合結果の表示を示した図である。
【図3】第1の実施形態に係る入退室管理システムの退
室例を示すブロック図
【図4】第1の実施形態に係る入退室管理システムの全
体構成を示したブロック図である。
【図5】第1の実施形態に係る照合結果を利用するカメ
ラ撮影工程を示すブロック図である。
【図6】第1の実施形態に係る扉の通過履歴からの撮影
画像の表示工程を示すブロック図である。
【図7】第1の実施形態に係る扉の通過履歴照合結果の
表示を示した図である。
【図8】第1の実施形態に係る扉の通過履歴照合結果の
中から選択した撮影画像の表示を示した図である。
【図9】第2の実施形態に係る入退室管理システムの全
体構成を示したブロック図である。
【図10】第2の実施形態に係る照合結果を利用するカ
メラ撮影工程を示すブロック図である。
【図11】第3の実施形態に係る入退室管理システムの
入室例を示すブロック図である。
【図12】第3の実施形態に係る入退室管理システムの
退室例を示すブロック図である。
【図13】第3の実施形態に係る入退室管理システムの
全体構成を示すブロック図である。
【図14】第3の実施形態に係る入退室管理システムの
全体構成を示すブロック図である。
【図15】第3の実施形態に係る扉の通過履歴からの撮
影画像の表示工程を示すブロック図である。
【図16】第3の実施形態に係るリアルタイム撮影画像
の表示を示した図である。
【符号の説明】
1、14…入退室希望者、1−2…入退室方向、2…本
人照合装置、3…照合結果、4、4−2…通過履歴保存
部、5…扉の開錠指示、6…扉制御装置、7…電気錠の
開錠指示、8…扉、8−2…外壁、9、9−2…撮影指
示、10…監視用カメラ、10−2…監視用(リアルタ
イム)監視用カメラ、11、11−2…撮影範囲、1
2、12−2…撮影画像、13…撮影画像保存部、15
…アイリスデータマスタファイル、16…アイリスデー
タ照合ファイル、17…アイリス管理システム装置、1
8…回線、19…監視用カメラ制御装置、20、20−
2…照合結果受信部、21、21−2…照合結果書き込
み部、22…照合結果通知部、23…カメラ撮影指示
部、23−2…リアルタイム撮影指示部、24…カメラ
撮影画像受信部、25…カメラ撮影画像書込み部、26
…撮影画像ファイル名テーブル、26−2…リアルタイ
ム撮影カメラ番号テーブル27…扉の通過履歴表示指示
受信部、28…指定扉の通過履歴検索部、29…指定扉
の通過履歴取得部、30…指定扉の通過履歴表示部、3
1…撮影画像表示指示受信部、32…撮影画像検索部、
33…撮影画像編集表示部、36…監視用カメラ操作指
示部、37…撮影操作指示通知部、38…リアルタイム
撮影画像表示部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐々木 康之 東京都板橋区舟橋1丁目12番11号 沖ソフ トウェア株式会社内 (72)発明者 稲尾 吉寿 東京都板橋区舟橋1丁目12番11号 沖ソフ トウェア株式会社内 Fターム(参考) 2E250 AA03 AA12 BB05 BB09 BB45 BB61 BB69 CC11 CC29 DD02 DD08 DD09 DD10 EE02 EE11 FF08 FF09 FF11 FF18 FF44 3E038 AA01 BA01 BA20 CA03 CA07 CC01 DA02 DA03 DA10 DB01 DB02 DB08 EA20 JA01 JA03 JB10 5C054 AA01 AA05 CA04 CC02 CD06 CH03 EA01 EA07 FA09 FC00 FC16 FF03 GA00 GB02 GB15 GD06 HA18

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 個人認証対象者の個人識別データと予め
    登録した登録者データとを照合して、その個人認証結果
    に基づいて認証管理装置が入退室を管理する入退室管理
    システムにおいて、 上記個人認証対象者を撮影する監視用撮影手段を有し、 上記認証管理装置が、 上記個人認証結果を照合履歴として保存する照合履歴保
    存手段と、 上記個人認証結果が有する認証管理情報に対応する上記
    監視用撮影手段に対して撮影することを指示する撮影指
    示手段と、 上記監視用撮影手段が撮影した撮影画像を、上記個人認
    証結果の認証管理情報に対応付けて保存する撮影画像保
    存手段とを備えることを特徴とする入退室管理システ
    ム。
  2. 【請求項2】 個人認証対象者の個人識別データと予め
    登録した登録者データとを照合して、その個人認証結果
    に基づいて認証管理装置が入退室を管理する入退室管理
    システムにおいて、 上記認証管理装置が、 上記個人認証結果を照合履歴として保存する照合履歴保
    存手段を備え、 上記個人認証対象者を撮影する監視用撮影手段と、 上記個人認証結果が有する認証管理情報に基づいて、上
    記監視用撮影手段の撮影処理を制御する監視用撮影制御
    手段とを有すること特徴とする入退室管理システム。
  3. 【請求項3】 上記監視用撮影制御手段が、 上記照合履歴保存手段から個人認証結果を受け取り、そ
    の個人認証結果の認証管理情報に対応する上記監視用撮
    影手段に撮影することを指示する撮影指示手段と、 上記監視用撮影手段が撮影した撮影画像を、上記個人認
    証結果の認証管理情報に対応付けて保存する撮影画像保
    存手段とを備えることを特徴とする請求項2に記載の入
    退室管理システム。
  4. 【請求項4】 上記照合履歴保存手段に保存されている
    照合履歴を表示する表示手段と、 上記表示手段に表示される照合履歴の中から個人認証結
    果が選択され、その選択された個人認証結果の認証管理
    情報に対応する撮影画像を、その個人認証結果の認証管
    理情報に基づいて上記撮影画像保存手段から検索し、上
    記表示手段に表示する撮影画像表示制御手段とを備える
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の入退室
    管理システム。
  5. 【請求項5】 個人認証対象者を撮影してリアルタイム
    に撮影する監視用リアルタイム撮影手段と、 上記個人認証結果を判断する照合認証結果判断手段と、 上記照合認証結果判断手段が照合不適合と判断した場合
    に、その個人認証結果の認証管理情報に対応する上記監
    視用リアルタイム撮影手段に撮影することを指示するリ
    アルタイム撮影指示手段と、 上記監視用リアルタイム撮影手段が撮影した撮影画像を
    リアルタイムで表示するリアルタイム表示手段とを備え
    ることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の入退
    室管理システム。
  6. 【請求項6】 上記監視用リアルタイム撮影手段の撮影
    操作を制御する撮影操作制御手段を備えることを特徴と
    する請求項5に記載の入退室管理システム。
JP2001221596A 2001-07-23 2001-07-23 入退室管理システム Abandoned JP2003027796A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001221596A JP2003027796A (ja) 2001-07-23 2001-07-23 入退室管理システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001221596A JP2003027796A (ja) 2001-07-23 2001-07-23 入退室管理システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003027796A true JP2003027796A (ja) 2003-01-29

Family

ID=19055241

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001221596A Abandoned JP2003027796A (ja) 2001-07-23 2001-07-23 入退室管理システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003027796A (ja)

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2410588A (en) * 2004-01-29 2005-08-03 Lai Chin Ding Human recognition system
WO2006064881A1 (ja) * 2004-12-17 2006-06-22 Dai Nippon Printing Co., Ltd. 撮影情報管理システム及びその方法、並びに撮影情報検索システム
JP2006174200A (ja) * 2004-12-17 2006-06-29 Dainippon Printing Co Ltd 撮影情報管理システム及びその方法
JP2006527803A (ja) * 2003-06-16 2006-12-07 セクマナーゲメント ベスローテン フェンノートシャップ 自動ドア開閉器に関連したセンサ装置、システムおよび方法
JP2007026205A (ja) * 2005-07-19 2007-02-01 Mitsubishi Electric Corp 入退室管理装置
CN100385947C (zh) * 2004-02-25 2008-04-30 赖金鼎 人体影像辨认***
EP2061010A2 (en) 2007-11-06 2009-05-20 Mitsubishi Electric Corporation Entering and leaving management system
JP2009205582A (ja) * 2008-02-29 2009-09-10 Art:Kk 出入管理システム
JP2012108645A (ja) * 2010-11-16 2012-06-07 Mitsubishi Electric Corp 出入管理システム及び個人識別データ読取装置
JP2013089103A (ja) * 2011-10-20 2013-05-13 Jvc Kenwood Corp 出退表示装置、出退表示システム、出退表示プログラム、及び出退表示方法
JP2015222581A (ja) * 2015-07-07 2015-12-10 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 入退室管理装置
JP2021068177A (ja) * 2019-10-23 2021-04-30 親幸 山本 空室管理システム
WO2021193034A1 (ja) * 2020-03-26 2021-09-30 日本電気株式会社 廃棄管理装置、システム及び方法並びに非一時的なコンピュータ可読媒体

Cited By (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006527803A (ja) * 2003-06-16 2006-12-07 セクマナーゲメント ベスローテン フェンノートシャップ 自動ドア開閉器に関連したセンサ装置、システムおよび方法
US8099902B2 (en) 2003-06-16 2012-01-24 Secumanagement B.V. Sensor arrangements, systems and method in relation to automatic door openers
JP4820292B2 (ja) * 2003-06-16 2011-11-24 セクマナーゲメント ベスローテン フェンノートシャップ 自動ドア開閉器に関連したセンサ装置、システムおよび方法
GB2410588B (en) * 2004-01-29 2007-02-21 Chin Ding Lai Human image recognition system
GB2410588A (en) * 2004-01-29 2005-08-03 Lai Chin Ding Human recognition system
CN100385947C (zh) * 2004-02-25 2008-04-30 赖金鼎 人体影像辨认***
JP2006174200A (ja) * 2004-12-17 2006-06-29 Dainippon Printing Co Ltd 撮影情報管理システム及びその方法
WO2006064881A1 (ja) * 2004-12-17 2006-06-22 Dai Nippon Printing Co., Ltd. 撮影情報管理システム及びその方法、並びに撮影情報検索システム
US9753952B2 (en) 2004-12-17 2017-09-05 Dai Nippon Printing Co., Ltd. Image information management system and method thereof, and image information search system
JP2007026205A (ja) * 2005-07-19 2007-02-01 Mitsubishi Electric Corp 入退室管理装置
US8209264B2 (en) 2007-11-06 2012-06-26 Mitsubishi Electric Corporation Entering and leaving management system
EP2061010A2 (en) 2007-11-06 2009-05-20 Mitsubishi Electric Corporation Entering and leaving management system
JP2009205582A (ja) * 2008-02-29 2009-09-10 Art:Kk 出入管理システム
JP2012108645A (ja) * 2010-11-16 2012-06-07 Mitsubishi Electric Corp 出入管理システム及び個人識別データ読取装置
JP2013089103A (ja) * 2011-10-20 2013-05-13 Jvc Kenwood Corp 出退表示装置、出退表示システム、出退表示プログラム、及び出退表示方法
JP2015222581A (ja) * 2015-07-07 2015-12-10 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 入退室管理装置
JP2021068177A (ja) * 2019-10-23 2021-04-30 親幸 山本 空室管理システム
WO2021193034A1 (ja) * 2020-03-26 2021-09-30 日本電気株式会社 廃棄管理装置、システム及び方法並びに非一時的なコンピュータ可読媒体
JPWO2021193034A1 (ja) * 2020-03-26 2021-09-30
JP7351408B2 (ja) 2020-03-26 2023-09-27 日本電気株式会社 廃棄管理装置、システム、方法及びプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3704642B1 (en) Methods and system for controlling access to enterprise resources based on tracking
JP6155857B2 (ja) 入退室管理装置および入退室管理システム
JP2003027796A (ja) 入退室管理システム
WO2008066130A1 (fr) Dispositif de contrôle d'accès, système de contrôle d'accès et procédé de contrôle d'accès
US20090254464A1 (en) Time and attendance system and method
JP2001118103A (ja) ゲート管理装置
JP7196932B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム
CN110002290B (zh) 电梯门禁控制方法、装置、存储介质及电子设备
JP2004265231A (ja) 顔画像記録システム及び顔画像記録方法
JP2006235718A (ja) 顔認証装置、その顔認証方法、その顔認証装置を組み込んだ電子機器およびその顔認証プログラムを記録した記録媒体
JP2009259269A (ja) 顔画像記録システム及び顔画像記録方法
JP2024038422A (ja) 顔認証管理サーバおよび顔認証管理方法
CN112329580A (zh) 基于人脸识别身份认证的方法及装置
JP2023157932A (ja) 顔認証登録装置および顔認証登録方法
JP2007026205A (ja) 入退室管理装置
JPH09319877A (ja) 本人確認方法、本人確認装置及び入退室管理システム
JP2008165353A (ja) 監視システム
WO2021176593A1 (ja) 滞在管理装置、滞在管理方法、プログラムが格納された非一時的なコンピュータ可読媒体、及び滞在管理システム
JP2004185484A (ja) 入出管理方法および入出管理システム
JP2008123277A (ja) 入退室管理装置、入退出管理方法及びプログラム
JP2007233916A (ja) セキュリティシステム及びセキュリティ方法
KR100300623B1 (ko) 아이리스 데이터 조합 시스템
JP6044911B1 (ja) 入退室管理システム
JP2006099486A (ja) 入室管理システム
KR101053475B1 (ko) 출입통제시스템 및 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080123

A762 Written abandonment of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762

Effective date: 20090914

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091110