JP2003027787A - Electronic locker - Google Patents

Abstract

PROBLEM TO BE SOLVED: To provide an electronic locker which positively opens its openable door by inputting a PIN number. SOLUTION: The electronic locker consists of a case body 2 and the openable door 3 which is locked to the case body via a locking device, and by inputting the PIN number via a console panel 31 arranged on the openable door 3, the locking device is operated over a predetermined period, to thereby unlock the openable door 3. According to the electronic locker, after the PIN number is input and a hand of the operator is taken off the console panel, the locking device is operated.

Description

【発明の詳細な説明】 【０００１】 【発明の属する技術分野】本発明は、暗証番号を利用し
て施錠、開錠できる電子式ロッカーに関する。 【０００２】 【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
ホテル、病院、ゴルフ場、飛行場等で客あるいは入院患
者等（以下、「利用者」という）が貴重品を保管するた
めに使用する電子式ロッカーが知られている。このよう
なロッカーは、所定（例えば４桁）の暗証番号を利用者
が設定し、事後、この暗証番号を入力することにより、
施錠装置によって施錠された開閉扉を開錠することがで
きるようになっている。 【０００３】具体的には、かかる電子式ロッカーは、例
えば、前面開口型のケース体の前面に、開閉扉がヒンジ
などを介して開閉可能に取り付けられており、該開閉扉
にはテンキーが設けられていると共に、該開閉扉にはケ
ース体の係止孔に係合可能な係止部が設けられており、
該係止部はソレノイドを介して係止孔に対して出退（施
開錠）可能な構成となっている。 【０００４】かかる電子式ロッカーは、貴重品などの保
管物をケース体に収納して開閉扉を閉めた後、テンキー
を介して暗証番号を入力設定することにより施錠され、
簡易金庫等として使用される。次に、保管物を取り出す
場合には、設定した暗証番号をテンキーを介して入力す
ることによってソレノイドが所定時間作動し、これに伴
い係止部の係止孔への係止が解除され、開閉扉が開錠す
るようになっている。 【０００５】しかしながら、従来の電子式ロッカーに於
いては、施錠装置などの電子機械的要素に異常がなく且
つ設定した暗証番号を間違いなく入力したにも拘わら
ず、開閉扉が開かないという事態が生じる場合がある。
かかる問題は、老人や身体に障害のある人などが利用者
の場合に生じ易く、従って、病院用の電子式ロッカーで
問題となることが多い。 【０００６】この原因について本発明者は鋭意研究した
ところ、従来の電子式ロッカーは、最後の暗証番号を入
力する際に対応するテンキーを押圧すると同時にソレノ
イドが作動する構成となっているため、利用者が、比較
的長い時間（ソレノイドの作動時間以上）テンキーから
手を離さないでいると、ソレノイドの作動により係止部
の係止が解除されているにも拘わらず、手でテンキーを
押し続けているが故に開閉扉は開かず、そのうちに一端
作動したソレノイドがＯＦＦ状態になり、結果として、
係止部が元の位置に復帰して施錠状態に戻ることに起因
することを突き止めた。 【０００７】そこで、かかる問題を解決するため、ソレ
ノイドの作動時間を比較的長く設定することも検討した
が、ソレノイドを長く作動させると電力消費が著しく、
短期間でバッテリーを交換しなければならないという弊
害を生じる。一方、テンキーを開閉扉以外の箇所に設置
することも検討したが、配線など装置構造が複雑になる
ばかりか、ロッカー使用時に、テンキーを操作できるよ
うにするために開閉扉以外の箇所の空間をも確保しなけ
ればならず、ロッカーの設置場所が制限される。 【０００８】本発明は、以上の諸点に鑑み、暗証番号を
入力すれば、確実に開閉扉が開くように工夫された電子
式ロッカーを提供することを課題とするものである。 【０００９】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の手段として、本発明は、ケース体２と、前記ケース体
２に施錠装置を介して施錠される開閉扉３とを備え、前
記開閉扉３に設けられた操作盤３１を介して暗証番号を
入力することによって前記施錠装置が所定時間作動して
開閉扉３が開錠される電子式ロッカーに於いて、前記暗
証番号を入力し且つ操作盤から手を離した後に、前記施
錠装置が作動するように構成されている電子式ロッカー
を提供する。ここで、施錠装置は、非作動時には開閉扉
３を施錠するように構成されているものである。 【００１０】上記電子式ロッカーは、暗証番号を入力し
操作盤から手を離した後に、施錠装置が作動するように
構成されているので、暗証番号を入力する際、操作盤に
触れている間に施錠装置が作動することがなく、従っ
て、暗証番号の入力操作の時間的長短が開閉扉の開錠に
影響を与えない。よって、例えば、老人などのように身
体動作が遅くなった利用者等が、最後の暗証番号を入力
する際に比較的長く操作盤に触れていても、設定した暗
証番号を間違いなく入力すれば、確実に開閉扉は開くこ
ととなる。また、かかる構成を採用したため、施錠装置
の作動時間を短くすることができ、省電効果をも高める
ことができる。 【００１１】操作盤３１としては、例えば、テンキーな
どが例示され、手で（ここで「手」とは、通常、指を意
味するが、直接的に指ではなく棒やその他の部材を介し
て操作することを含む意味である）押圧又は触れるなど
により暗証番号が入力される。また、施錠装置として
は、例えば、ソレノイドなどが例示される。 【００１２】 【発明の実施の形態】以下、本発明に係る電子式ロッカ
ーの各実施形態について図面を参照しつつ説明する。図
１〜図３に於いて、１は、貴重品などの保管物を収納可
能なケース体２と、該ケース体２の前面に開閉可能に設
けられた開閉扉３とを備えるロッカーを示す。ケース体
２は、例えば、前面開口直方体型に形成されており、そ
の前面側の側壁面には、穴状の係止孔２１が設けられて
いる。また、ケース体２の内部には、筺体４を介して開
閉扉３を常時付勢する付勢手段２２（例えば、スプリン
グバネ等）が設けられている。 【００１３】開閉扉３は、ケース体２の前面開口部に嵌
脱可能に形成されており、該開閉扉３には、ケース体２
の内部に収納される上面開口型の筺体４が一体的に形成
されている。この筺体４には、ケース体２に挿入脱自在
となるように、小車輪等の滑り部材（図示せず）が設け
られており、従って、開閉扉３は、筺体４と共にケース
体２の前面開口部から滑らかに出退できるようになって
いる。尚、この開閉扉３（及び筺体４）は、ケース体２
に設けられた付勢手段２２によって、常時外部に突出す
るように構成されている。 【００１４】さらに、開閉扉３の外面（前面）には、暗
証番号を入力するための操作盤３１としてテンキー３１
が設けられている。このテンキー３１には、所定のボタ
ン３１ａが配設されており、このボタン３１ａをケース
体２側に押し込む方向に押圧又は接触することにより、
入力できる（電気的接続が行われる）ようになってい
る。 【００１５】さらに、開閉扉３には、一側面に設けられ
た係止部３２と、該係止部３２を常時突出する方向に不
勢する付勢手段３３と、該付勢手段３３に抗して係止部
３２を開閉扉３内部に引き寄せる作動部３４と、からな
る施錠装置が設けられている。 【００１６】具体的に、この係止部３２は、係止孔２１
に挿入脱可能な棒状からなり、その先端部には斜めに切
り欠かれた傾斜面３２ａが形成されている。また、係止
部３３の中途には、開閉扉３の内面に係止される突起部
３２ｂが形成されており、更に、係止部３２の後端部に
は、開閉扉３の内面に固定されたソレノイド３４（作動
部３４に相当する）が接続されている。この突起部３２
ｂとソレノイド３４の間に、スプリングバネ３３（付勢
手段３３に相当する）が介装されている。このスプリン
グバネ３３の働きによって、係止部３２は通常外部に突
出するように付勢されているが、ソレノイド３４が作動
すると、該付勢手段３３に抗して、係止部３２は内部に
退き、係合孔２１から離脱するようになっている。 【００１７】さらに、開閉扉３の内部には、制御部５が
設けられている。この制御部５は、テンキー３１及びソ
レノイド３４に電気的に接続されており、テンキー３１
から入力された所定の暗証番号を処理等する演算処理部
と、新たに入力された所定の暗証番号を記憶するメモリ
と、記憶された所定の暗証番号を必要に応じて消去する
リセットボタンと、乾電池などのバッテリーを収納する
収納部とを備えている（何れも図示せず）。この演算処
理部は、利用者が開閉扉３を開錠すべく、所定の暗証番
号を入力した際、全ての暗証番号を入力し且つテンキー
３１から手を離した後にソレノイド３４が所定時間（例
えば、０．４秒間など）作動するように設計されてい
る。また、省電力のため、利用者がテンキー３１を押圧
などすると回路に電流が流れ、一方、ソレノイド３４が
ＯＦＦの状態になった後はバッテリーからの電流を遮断
するように設計されている。 【００１８】上記電子式ロッカー１は、例えば、下記の
ようにして使用される。まず、利用者が、筺体４に保管
物を入れ、開閉扉３と共にこれをケース体２内部に押し
入れる。この際、ケース体２の端部２ａに係止部３２の
傾斜面３２ａが当たるため、該傾斜面３２ａの傾斜に従
い係止部３２が内部に退き、更に、押し入れられて係止
部３２が係止孔２１に合致するところまで来ると、スプ
リングバネ３３の付勢作用によって、係止部３２が突出
して係止孔２１へ入り込み、開閉扉３が施錠される。そ
の後、利用者が、所定の暗証番号（例えば、利用者が任
意に選んだ４桁の数字）を入力すると、この番号はメモ
リに記憶され、制御部５への電流を遮断して省電モード
になる。 【００１９】次に、保管物を取り出したい場合には、決
められたボタン（開始ボタン）を押すことにより制御部
５に電流が流れ、設定した暗証番号をテンキー３１から
順次入力すると、この番号がメモリの暗証番号と順次照
合される。そして、最後の暗証番号を入力した後、テン
キー３１から手を離したとほぼ同時に又はその後に、ソ
レノイド３４が作動して係止部３２が係止孔２１から離
脱する。すると、付勢手段２２によって常時付勢されて
いた筺体４は外部に自動的突出し、これに伴い開閉扉３
が開錠することとなる。 【００２０】このように、最後の暗証番号を入力した
後、テンキー３１から手を離したとほぼ同時に又はその
後に、ソレノイド３４が作動するため、例えば、最後の
暗証番号を長時間押し続けていても、開錠できなくなる
という事態を生じない。従って、故障でもないのに開閉
扉３が開かないという不測の事態も生じず、特に、身体
動作が遅くなっている老人や身体に障害を有する人が多
い病院用として好適である。 【００２１】また、従来の電子式ロッカーであれば、テ
ンキーを介して最後の暗証番号を入力すると同時にソレ
ノイドが作動するため、このテンキーから手が離れるま
での時間を考慮してソレノイドの作動時間を比較的長く
設定しなければ上手く機能しなかったが、本発明の電子
式ロッカーは、手を離した後にソレノイド３４が作動す
るので、この作動時間を短くしても何ら支障を生じな
い。このことは最も電力消費の大きいソレノイド３４の
作動を抑制して、バッテリー寿命を伸ばすことができる
のである。 【００２２】上記実施態様の電子式ロッカー１は、開閉
扉３がケース体２の前面に平行移動して開閉する構成の
ものを例示したが、例えば、開閉扉３がヒンジなどの回
動手段を介して回動するようにケース体２に取り付けら
れた変形例でもよい。また、上記ロッカー１は、保管物
の取り出しを容易にするために、筺体４が具備されてお
り、しかも、それが開閉扉３と共に動くように構成され
ているが、別段、筺体４を設けなくても本発明の目的は
達成することができる。 【００２３】さらに、上記ロッカー１は、施錠装置の作
動部として、ソレノイド３４が用いられているが、例え
ば、作動部として、回転運動をする小型モータを用い、
且つギアなどを用いてこの回転運動を直線運動に変える
ようにしてもよい。また、上記ロッカー１は、施錠装置
の係止部３２が、長手方向に出退することによりケース
体２に係止するように構成されているが、例えば、円運
動をしてケース体２に係止するように係止部３２の構成
を変形してもよい。さらに、上記ロッカー１は、操作部
として、テンキー３１が用いられているが、別段テンキ
ー３１に限られるわけではない。その他、上記各実施形
態はあくまで例示であり、その具体的な構成は本発明の
意図する範囲で適宜設計変更することができる。 【００２４】 【発明の効果】以上のように、本発明に係る電子式ロッ
カーによれば、暗証番号を入力し操作盤から手を離した
後に、施錠装置が作動するように構成されているので、
最後の暗証番号を入力する際に比較的長く操作盤に触れ
ていても、確実に開閉扉を開くことができる。 【００２５】また、施錠装置の作動時間を短くすること
もできるため、電力消費の少ない電子式ロッカーを得る
ことができる。これにより、従来のロッカーに比してバ
ッテリー交換期間を長くすることができ、メンテナンス
作業の少ないロッカーを低ｋっようできるという副次的
な効果を奏する。Description: BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to an electronic locker that can be locked and unlocked using a personal identification number. 2. Description of the Related Art
2. Description of the Related Art Electronic lockers used by customers, hospitalized patients, and the like (hereinafter, referred to as “users”) to store valuables at hotels, hospitals, golf courses, airfields, and the like are known. In such a locker, a user sets a predetermined (for example, four-digit) password, and after inputting the password,
The opening / closing door locked by the locking device can be unlocked. [0003] Specifically, such an electronic locker has, for example, an openable / closable door mounted on the front surface of a case body of a front open type via a hinge or the like, and a numeric keypad provided on the openable / closed door. The opening and closing door is provided with a locking portion that can be engaged with a locking hole of the case body,
The locking portion is configured to be able to move back and forth (lock and unlock) with respect to the locking hole via a solenoid. [0004] Such an electronic locker is locked by storing stored items such as valuables in a case body, closing an opening / closing door, and inputting and setting a password through a numeric keypad.
Used as a simple safe. Next, when taking out the stored item, the solenoid is operated for a predetermined time by inputting the set password through the numeric keypad, and the locking of the locking portion to the locking hole is released, thereby opening and closing. The door is unlocked. [0005] However, in the conventional electronic locker, there is a case where the opening / closing door does not open even though there is no abnormality in the electromechanical elements such as the locking device and the set password is input without fail. May occur.
Such a problem is likely to occur in the case of an elderly person, a person with a physical disability, or the like as a user, and thus often becomes a problem with electronic lockers for hospitals. The inventor of the present invention has made intensive studies on the cause, and found that the conventional electronic locker has a configuration in which the corresponding numeric keypad is pressed when the last password is input, and the solenoid is activated at the same time. If the user does not release the key from the numeric keypad for a relatively long time (more than the operating time of the solenoid), the keypad will continue to be depressed with the hand even though the locking part is released by the operation of the solenoid. Therefore, the opening / closing door does not open, and the solenoid that has been operated once turns off, and as a result,
It has been found that the locking portion returns to the original position and returns to the locked state. In order to solve such a problem, it has been considered to set the operation time of the solenoid to be relatively long. However, when the solenoid is operated for a long time, power consumption is remarkable.
The disadvantage is that the battery must be replaced in a short time. On the other hand, we considered installing the numeric keypad in a place other than the door, but not only the equipment structure such as wiring became complicated, but also the space other than the door in order to be able to operate the numeric keypad when using a locker. Must be secured, which limits the location of lockers. In view of the above points, an object of the present invention is to provide an electronic locker that is devised so that an opening / closing door is reliably opened by inputting a password. As means for solving the above problems, the present invention includes a case body 2 and an opening / closing door 3 which is locked to the case body 2 via a locking device. In an electronic locker in which the lock device is operated for a predetermined time by inputting a password through an operation panel 31 provided on the door 3, the door 3 is unlocked. An electronic locker is provided that is configured to activate the locking device after input and release of the control panel. Here, the locking device is configured to lock the opening / closing door 3 when not operating. [0010] The above-mentioned electronic locker is configured so that the locking device is operated after inputting the personal identification number and releasing the hand from the operation panel. Therefore, when inputting the personal identification number, the locker is operated while touching the operation panel. Thus, the locking device does not operate, and therefore, the length of time for inputting the personal identification number does not affect the opening of the door. Therefore, for example, even if a user who has slowed down in body movements such as an elderly person touches the operation panel for a relatively long time when inputting the last password, if the user correctly inputs the set password, The opening and closing door is surely opened. Further, since such a configuration is employed, the operation time of the locking device can be shortened, and the power saving effect can be enhanced. The operation panel 31 is exemplified by, for example, a numeric keypad. By hand (here, “hand” usually means a finger, but not directly through a finger but through a stick or another member). A password is input by pressing or touching. As the locking device, for example, a solenoid is exemplified. Hereinafter, embodiments of an electronic locker according to the present invention will be described with reference to the drawings. In FIG. 1 to FIG. 3, reference numeral 1 denotes a locker including a case body 2 capable of storing stored items such as valuables, and an opening / closing door 3 provided on the front surface of the case body 2 so as to be openable and closable. The case body 2 is formed, for example, in a rectangular parallelepiped shape with a front opening, and a hole-shaped locking hole 21 is provided on a side wall surface on the front side. Further, an urging means 22 (for example, a spring, etc.) for constantly urging the opening / closing door 3 via the housing 4 is provided inside the case body 2. The opening / closing door 3 is formed so as to be able to be fitted into and detached from the front opening of the case body 2.
Is integrally formed with a top opening type housing 4 housed in the inside. The housing 4 is provided with a sliding member (not shown) such as a small wheel so that the housing 3 can be inserted into and removed from the case body 2. It can come and go smoothly from the opening. Note that the opening / closing door 3 (and the housing 4) is
Is provided so as to always protrude to the outside by the urging means 22 provided in the apparatus. Further, on the outer surface (front surface) of the door 3, a numeric keypad 31 is provided as an operation panel 31 for inputting a password.
Is provided. A predetermined button 31 a is provided on the numeric keypad 31. By pressing or touching the button 31 a in a direction of pushing the button 31 a into the case body 2 side,
Input is possible (electrical connection is made). Further, the opening / closing door 3 has a locking portion 32 provided on one side surface, a biasing means 33 for constantly biasing the locking portion 32 in a protruding direction, and a resistance to the biasing means 33. And an operating portion 34 for pulling the locking portion 32 into the inside of the opening / closing door 3. More specifically, the locking portion 32 is
It has a rod-like shape that can be inserted into and removed from, and has an inclined surface 32a that is cut obliquely at its tip. In the middle of the locking portion 33, a projection 32b is formed to be locked to the inner surface of the door 3, and at the rear end of the locking portion 32, it is fixed to the inner surface of the door 3. The connected solenoid 34 (corresponding to the operating portion 34) is connected. This projection 32
A spring 33 (corresponding to the urging means 33) is interposed between the solenoid b and the solenoid 34. The locking portion 32 is normally urged so as to protrude outward by the action of the spring spring 33. However, when the solenoid 34 is operated, the locking portion 32 is internally pushed against the urging means 33. And retreats from the engagement hole 21. Further, a control unit 5 is provided inside the door 3. The control unit 5 is electrically connected to the numeric keypad 31 and the solenoid 34,
An arithmetic processing unit that processes a predetermined password input from a memory that stores a newly input predetermined password, a reset button that deletes the stored predetermined password as necessary, A storage unit for storing a battery such as a dry battery (both not shown). When the user inputs a predetermined password to unlock the opening / closing door 3, the operator inputs all the passwords and releases the hand from the numeric keypad 31. , 0.4 seconds, etc.). Further, in order to save power, a current flows through the circuit when the user presses the numeric keypad 31 or the like, while the current from the battery is cut off after the solenoid 34 is turned off. The electronic locker 1 is used, for example, as follows. First, a user puts a storage object in the housing 4 and pushes it into the case body 2 together with the door 3. At this time, since the inclined surface 32a of the locking portion 32 abuts on the end 2a of the case body 2, the locking portion 32 retreats inside according to the inclination of the inclined surface 32a, and is further pushed in to engage the locking portion 32. When it comes to the position where it matches the stop hole 21, the locking portion 32 projects and enters the locking hole 21 by the urging action of the spring spring 33, and the door 3 is locked. Thereafter, when the user inputs a predetermined personal identification number (for example, a four-digit number arbitrarily selected by the user), this number is stored in the memory, the current to the control unit 5 is cut off, and the power saving mode is set. become. Next, when it is desired to take out the stored items, a current flows to the control section 5 by pressing a predetermined button (start button), and the set password is sequentially inputted from the ten keys 31. It is sequentially collated with the password of the memory. Then, after inputting the last personal identification number, at approximately the same time as when the hand is released from the numeric keypad 31, or thereafter, the solenoid 34 is activated and the locking portion 32 is released from the locking hole 21. Then, the housing 4 constantly urged by the urging means 22 automatically protrudes to the outside, and accordingly, the opening / closing door 3
Will be unlocked. As described above, after the last password is input, the solenoid 34 is actuated almost simultaneously with or after releasing the numeric keypad 31, so that, for example, the last password is kept pressed for a long time. However, there is no situation that the lock cannot be opened. Therefore, the unexpected situation that the opening / closing door 3 does not open even though it is not a failure does not occur, and it is particularly suitable for hospitals where there are many elderly people whose body movements are slow or people with physical disabilities. In the case of a conventional electronic locker, the solenoid is operated at the same time when the last password is input through the numeric keypad. Therefore, the operating time of the solenoid is determined in consideration of the time until the hand is released from the numeric keypad. The electronic locker of the present invention does not function well unless it is set for a relatively long time. However, since the solenoid 34 is operated after the hand is released, there is no problem even if the operation time is shortened. This suppresses the operation of the solenoid 34, which consumes the largest amount of power, and extends the life of the battery. Although the electronic locker 1 of the above embodiment has a configuration in which the opening and closing door 3 is moved in parallel to the front surface of the case body 2 to open and close, for example, the opening and closing door 3 includes a rotating means such as a hinge. It may be a modified example attached to the case body 2 so as to rotate through the case. Further, the locker 1 is provided with a housing 4 for facilitating the removal of the stored items, and is configured to move with the opening / closing door 3. However, the housing 4 is not separately provided. Even so, the object of the present invention can be achieved. Further, in the locker 1, a solenoid 34 is used as an operating portion of the locking device. For example, a small motor that performs a rotary motion is used as the operating portion.
The rotation may be changed to a linear movement using gears or the like. The locker 1 is configured such that the locking portion 32 of the locking device is locked to the case body 2 by moving back and forth in the longitudinal direction. The configuration of the locking portion 32 may be modified so as to lock. Further, the locker 1 uses the numeric keypad 31 as the operation unit, but is not limited to the special numeric keypad 31. In addition, each of the above embodiments is merely an example, and the specific configuration can be appropriately changed in design within the intended range of the present invention. As described above, according to the electronic locker of the present invention, the locking device is operated after the password is input and the hand is released from the operation panel. ,
The opening / closing door can be reliably opened even if the operator touches the operation panel for a relatively long time when inputting the last password. Further, since the operation time of the locking device can be shortened, an electronic locker with low power consumption can be obtained. As a result, it is possible to prolong the battery replacement period as compared with the conventional lockers, and it is possible to reduce the number of lockers requiring less maintenance work.

【図面の簡単な説明】 【図１】本発明に係る電子式ロッカーを示す斜視図。 【図２】図１のＡ−Ａ線断面図。 【図３】電子式ロッカーの開錠状態を示す一部省略斜視
図。 【符号の説明】 １…ロッカー本体、２…ケース体、３…開閉扉、４…筺
体、５…制御部、２１…係止孔、２２…開閉扉に対する
付勢手段、３１…操作部（テンキー）、３２…係止部、
３３…係止部の付勢手段、３４…作動部（ソレノイド）BRIEF DESCRIPTION OF THE DRAWINGS FIG. 1 is a perspective view showing an electronic locker according to the present invention. FIG. 2 is a sectional view taken along line AA of FIG. FIG. 3 is a partially omitted perspective view showing an unlocked state of the electronic locker. DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 ... locker body, 2 ... case body, 3 ... opening and closing door, 4 ... housing, 5 ... control unit, 21 ... locking hole, 22 ... urging means for opening and closing door, 31 ... operation unit (numeric keypad) ), 32 ... locking part,
33: biasing means for locking part, 34: operating part (solenoid)

Claims (1)

【特許請求の範囲】 【請求項１】 ケース体（２）と、前記ケース体（２）
に施錠装置を介して施錠される開閉扉（３）とを備え、
前記開閉扉（３）に設けられた操作盤（３１）を介して
暗証番号を入力することによって前記施錠装置が所定時
間作動して開閉扉（３）が開錠される電子式ロッカーに
於いて、 前記暗証番号を入力し且つ操作盤（３１）から手を離し
た後に、前記施錠装置が作動するように構成されている
ことを特徴とする電子式ロッカー。Claims: 1. A case body (2), and said case body (2).
An opening / closing door (3) that is locked through a locking device,
In an electronic locker in which the locking device is operated for a predetermined time by inputting a password through an operation panel (31) provided on the door (3), and the door (3) is unlocked. An electronic locker, wherein the locking device is operated after the password is input and the hand is released from the operation panel (31).