JP2003023948A - 防虫装置 - Google Patents

防虫装置

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JP2003023948A
JP2003023948A JP2001216359A JP2001216359A JP2003023948A JP 2003023948 A JP2003023948 A JP 2003023948A JP 2001216359 A JP2001216359 A JP 2001216359A JP 2001216359 A JP2001216359 A JP 2001216359A JP 2003023948 A JP2003023948 A JP 2003023948A
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JP
Japan
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drug
chemical
insect
insect repellent
diffuser
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Application number
JP2001216359A
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English (en)
Inventor
Katsuhiko Yoshida
克彦 吉田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 キッチン空間に多いゴキブリ等、床面を主と
して移動する不快害虫を駆除する防虫装置の提供。 【解決手段】 厨房家具2を設置する床表面に敷設し、
板状部材の下面に複数個の脚部1aを有し、床面との間
に構成される連続した拡散空間4において、薬剤を広範
囲に拡散できる拡散部材1と、エアゾールタイプの殺虫
剤または忌避剤等の薬剤とエアゾールの駆動装置を内蔵
した薬剤供給装置3を備え、前記拡散部材1の下面に薬
剤が噴霧できるように、前記薬剤供給装置3と拡散部材
1とが連接された防虫装置である。従って薬剤供給装置
3に大量の薬剤を保存し、拡散部材1に供給し、拡散部
材1の相対する面およびその周辺に薬剤を塗布するの
で、長期間にわたり広範囲に防虫効果の効力を維持する
ことができるという効果がある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は屋内における不快害
虫の駆除に関するものであり、特にキッチン空間に多い
ゴキブリ等、床や壁面等を主として移動する不快害虫を
駆除する防虫装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の防虫装置は特開平08−
205751号公報に記載されているようなものが一般
的であった。この防虫装置はゴキブリ忌避剤を混入した
基材を厨房家具の設置部の床面或いは壁面等に貼設する
ように構成されている。そしてこの防虫装置は上記基材
に混入した忌避剤によりゴキブリを駆除する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の防虫装置では、薬剤は初期段階に基材に混入している
のみである、そのため薬剤の量に制限があり、効力が短
期間であるとともに、使用期間に伴なって効力も低下す
る。効力が低下した場合装置全体を交換する必要があ
り、その際厨房家具全体の移動移設がともなう。そのた
め厨房家具の耐用年数である10年〜20年の長期間に
わたり効力を維持することが出来ないという課題があっ
た。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、システムキッチン等の厨房家具を設置する床
や壁表面等に敷設し、板状部材の下面に複数個の脚部を
有し、床面との間に構成される連続した拡散空間におい
て、薬剤を広範囲に拡散できる拡散部材と、エアゾール
タイプの殺虫剤または忌避剤等の薬剤とエアゾールの駆
動装置を内蔵した薬剤供給装置を備え、前記拡散部材の
下面に薬剤供給が可能な構成とした。
【0005】上記発明によれば薬剤供給装置に大量の薬
剤を保持し、拡散部材に供給し、拡散部材の相対面およ
び周辺に薬剤を塗布し長期間にわたり広範囲に効力を維
持することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1にかかる防虫装
置は、システムキッチン等の厨房家具を設置する床や壁
表面等に敷設し、板状部材の下面に複数個の脚部を有
し、床面との間に構成される連続した拡散空間に薬剤を
広範囲に拡散する拡散部材と、エアゾールタイプの殺虫
剤または忌避材等の薬剤とエアゾールの駆動装置を内蔵
した薬剤供給装置を備え、前記薬剤供給装置から前記拡
散部材に薬剤供給が可能な構成とした。
【0007】よって、薬剤供給装置でエアゾールタイプ
の薬剤が駆動装置によって噴霧されると、拡散部材の下
面の脚部と床面との間に出来る連続した拡散空間へ薬剤
が供給され、拡散して防虫効果を発揮することができ
る。
【0008】本発明の請求項2にかかる薬剤供給装置
は、薬剤の交換補充が可能な構成なので薬剤を交換補充
することで、長期間にわたり防虫効果を維持することが
できる。
【0009】本発明の請求項3にかかる薬剤供給装置
は、タイマーでコントロールして間欠的に薬剤を供給す
る構成としてある。そのため拡散部材への薬剤供給が長
期間にわたり薬剤の塗布濃度を一定のレベルで保つこと
ができ、安定した防虫効果を得ることができる。
【0010】本発明の請求項4にかかる拡散部材は、脚
部以外の部分に表裏を貫通する複数個の通気穴を有し、
下面に噴霧した薬剤の一部が上面側に到達可能な構成と
したので、厨房家具の底面にも薬剤の塗布が可能であ
る。
【0011】本発明の請求項5にかかる拡散部材は、下
面の長手方向の中央部に拡散空間を構成したので、噴霧
された薬剤を長手方向に容易に拡散することができる。
【0012】本発明の請求項6にかかる拡散部材は、拡
散材の脚部下面に粘着剤を塗布したものであり、拡散部
材の床面への敷設が容易になるとともに、その上に厨房
家具を設置する場合に、拡散部材が不用意に移動するこ
とを防止することができる。
【0013】本発明の請求項7にかかる薬剤供給装置
は、薬剤の交換補充が厨房家具の内部、または厨房家具
の下部前面からできる構成としたので厨房家具の移動移
設をともなわず、薬剤の交換補充を容易に行なうことが
できる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
説明する。
【0015】(実施例1)図1は本発明の実施例1にお
ける防虫装置に厨房家具と組合わせて設置した場合の外
観斜視図で、実際の使用状態を示す。床面に敷設した拡
散部材1の上に厨房家具2を設置してあり、前記拡散部
材1は厨房家具2のほぼ全間口にわたって敷設してい
る。厨房家具2の下部前面には薬剤供給装置3が臨んで
いる。
【0016】図2〜4に示すように、拡散部材は樹脂あ
るいは金属等の板材からなり、その下面には、略円柱状
の脚部1aが適度な間隔で配置され、床面に敷設した場
合、拡散部材と床面との間に、連続的な拡散空間4が構
成される。拡散部材1のほぼ中央部にあけた貫通穴1b
には、フランジを有する筒状の噴霧ノズル5が勘合して
おり、給液パイプ6を介して薬剤供給装置3と連接して
いる。
【0017】図4は同実施例1における防虫装置の要部
外観斜視図で、図5は同実施例1における薬剤供給装置
の断面図で、ここに示すように薬剤供給装置3は外装ケ
ース3aの内部に相互に電気的に接合されたソレノイド
を主機能とした駆動装置3b、タイマーを主機能とする
コントロール装置3c、乾電池7を主機能とする電源部
3dとともにエアゾールタイプの薬剤カートリッジ8が
配置されている。薬剤カートリッジ7の先端部には、駆
動装置3bの押圧により薬剤を噴射するバルブ機構を備
えた噴射筒8aあり、駆動装置3bに挿入されており、
給液パイプ6と連接している。また薬剤カートリッジ8
の取出し交換のため、着脱自在のカートリッジ蓋3eを
設けてある。また電池蓋3fも着脱自在で電池7の交換
ができる構成である。
【0018】次に動作、作用について説明すると、コン
トロール装置3cのタイマーにより通電されると、駆動
装置3bのソレノイドが励起され、薬剤カートリッジ8
の噴射筒8aを押圧し薬剤を噴射する、薬剤は給液パイ
プ6を通って噴霧ノズル5から拡散部材1の下面に噴霧
され拡散空間4に沿って周囲に拡散する。拡散した薬剤
は拡散部材1の下面、相対する床面およびその周辺に塗
布される。したがって拡散部材1が面的に敷設してある
厨房家具の下部の全域に渡って防虫効果を発揮すること
ができる。塗布された薬剤は時間経過とともに放散し防
虫効果が低下するが、タイマー機能によって適当は間隔
で、薬剤を噴霧することにより、防虫効果を持続するこ
とができる。また、薬剤カートリッジ8および電池7は
交換可能であるので、長期間にわたり効果の持続が可能
である。
【0019】そして、薬剤カートリッジ8および電池7
の交換は、カートリッジ蓋3e、電池蓋3fが厨房家具
2の前面に設けてあるので、厨房家具2の移動移設をし
なくてもカートリッジ8の交換が可能である。なお、カ
ートリッジ蓋3e、電池蓋3fをキャビネット内に設
け、キャビネット扉を開けてカートリッジ8、電池7の
交換を行うような構成としてもよい。
【0020】(実施例2)図6は本発明実施例2におけ
る拡散部材の下面外観斜視図である。本実施例2におい
て、図6に示すように、拡散部材1の脚部1a以外の部
分に適当な間隔で表裏貫通の通気穴1cが複数個開口し
た構成である。なお、実施例1と同一符号のものは同一
構造を有し、説明は省略する。
【0021】次に動作、作用を説明すると、本実施例2
の場合、噴霧ノズル5から噴霧された薬剤は拡散空間4
に沿って周囲に拡散し、その一部は通気穴を1c通って
拡散部材1の上面に拡散し、拡散部材の上面や厨房家具
2の下面にも塗布され、より効果的に厨房家具2の防虫
を行なうことができる。
【0022】(実施例3)図7は本発明の実施例3にお
ける拡散部材の下面外観斜視図である。実施例3におい
て、拡散部材1の長手方向の中央部には脚部1aを配置
せず、直行の拡散空間4が構成できるようにしたもので
ある。なお、実施例1と同一符号のものは同一構造を有
し、説明は省略する。
【0023】次に動作、作用を説明すると、噴霧ノズル
5から噴霧された薬剤は中央部の直行する拡散空間に4
に沿って長手方向に拡散した後、前後に拡散する。した
がって、長手方向の拡散が容易に行なうことができるた
め。広い間口の厨房家具への対応が効果的にできる。
【0024】(実施例4)図8は本発明の実施例4の拡
散部材の下面外観斜視図である。実施例4において、拡
散部材1の脚部1aの裏面に粘着剤1dを塗布したもの
である。なお、実施例1と同一符号のものは同一構造を
有し、説明は省略する。
【0025】次に動作、作用を説明すると、拡散部材1
を床表面に敷設する場合、粘着剤1dにより決めた位置
に確実に固定することができるとともに、敷設後も移動
しにくく、その上部に厨房家具2を設置する場合もやり
やすいという効果がある。
【0026】なお、上記各実施例の防虫装置は床に敷設
した拡散部材の上に厨房家具を載置して使用する構造で
あり、載置する厨房家具は、システムキッチンのキャビ
ネットのみに限らず、冷蔵庫や食器洗い機などの防虫対
策のしにくいビルトイン機器への対応も容易にできる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る防虫装
置はシステムキッチン等の厨房家具を設置する床や壁表
面等に敷設し、板状部材の下面に複数個の脚部を有し、
床面との間に構成される連続した拡散空間に、薬剤を広
範囲に拡散する拡散部材と、エアゾールタイプの殺虫剤
または忌避剤等の薬剤とエアゾールの駆動装置を内蔵し
た薬剤供給装置を備え、前記薬剤供給装置から前記拡散
部材に薬剤供給が可能な構成としたので、大量の薬剤を
薬剤供給装置の中に保存し、拡散部材へ供給し、拡散部
材の相対面および周辺に塗布できるので、長期間にわた
り広範囲に防虫効果を維持できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における防虫装置に厨房家具
を組合わせ設置した場合の外観斜視図
【図2】同実施例1における防虫装置の外観斜視図
【図3】同実施例1における拡散部材の下面外観斜視図
【図4】同実施例1における防虫装置の要部外観斜視図
【図5】同実施例1における薬剤供給装置の断面図
【図6】本発明の実施例2における拡散部材の下面外観
斜視図
【図7】本発明の実施例3における拡散部材の下面外観
斜視図
【図8】本発明の実施例4における拡散部材の下面外観
斜視図
【符号の説明】
1 拡散部材 1a 脚部 1c 通気穴 1d 粘着剤 2 厨房家具 3 薬剤供給装置 3b 駆動装置 3c コントロール装置 4 拡散空間 8 薬剤カートリッジ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 システムキッチン等の厨房家具を設置す
    る床や壁表面等に敷設し、板状部材の下面に複数個の脚
    部を有し、床面との間に構成される連続した拡散空間に
    薬剤を広範囲に拡散する拡散部材と、エアゾールタイプ
    の殺虫剤または忌避剤等の薬剤とエアゾールの駆動装置
    を内蔵した薬剤供給装置を備え、前記薬剤供給装置から
    前記拡散部材に薬剤供給が可能な構成とした防虫装置。
  2. 【請求項2】 薬剤供給装置は薬剤の交換補充が可能な
    構成とした請求項1記載の防虫装置。
  3. 【請求項3】 薬剤供給装置はタイマー機能を有するコ
    ントロール装置を備え、間欠的に薬剤の供給ができる請
    求項1または2記載の防虫装置。
  4. 【請求項4】 拡散部材は脚部以外の部分に表裏を貫通
    する複数個の通気穴を有し、下面に噴霧した薬剤の一部
    が上面側にも到達可能な構成とした請求項1〜3のいず
    れか1項記載の防虫装置。
  5. 【請求項5】 拡散部材は下面の長手方向の中央部に拡
    散空間を構成した請求項1〜4のいずれか1項記載の防
    虫装置。
  6. 【請求項6】 拡散部材の脚部敷設側表面に粘着剤を塗
    布した請求項1〜5のいずれか1項記載の防虫装置。
  7. 【請求項7】 薬剤供給装置は薬剤の交換、補充を厨房
    家具のキャビネット内部あるいはキャビネット下部前面
    からできる構成とした請求項1〜6のいずれか1項記載
    の防虫装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10191342B2 (en) 2013-10-30 2019-01-29 Sakai Display Products Corporation Display panel

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