JP2003022815A - 燃料電池用セパレータの製造方法 - Google Patents

燃料電池用セパレータの製造方法

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JP2003022815A
JP2003022815A JP2001207739A JP2001207739A JP2003022815A JP 2003022815 A JP2003022815 A JP 2003022815A JP 2001207739 A JP2001207739 A JP 2001207739A JP 2001207739 A JP2001207739 A JP 2001207739A JP 2003022815 A JP2003022815 A JP 2003022815A
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尚 吉田
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P70/00Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
    • Y02P70/50Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product

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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 電熱ヒータ21,26と直接抵抗加熱装
置28とからなる加熱手段を準備し、加熱開始時に電熱
ヒータ21,26と直接抵抗加熱装置28とに共に通電
し、所定時間が経過したら、若しくは所定温度に達した
ら直接抵抗加熱装置28への通電を停止する。 【効果】 プリフォームを圧縮成形中に第1加熱手段及
び第2加熱手段の両方でプリフォームの温度を急速に高
めることができ、第2加熱手段を停止した後は、高まっ
たプリフォームの温度を第1加熱手段で保持することで
硬化を促進させることができる。従って、セパレータ製
造工程に要する時間を短縮することができ、セパレータ
の生産性を高めることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、加熱硬化工程に要
する時間を短縮し、セパレータの生産性を高めるのに好
適な燃料電池用セパレータの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】燃料電池は、水の電気分解の逆の原理を
利用し、水素と酸素とを反応させて水を得る過程で電気
を得ることができる電池である。一般に、水素に燃料ガ
スを置き換え、酸素に空気や酸化剤ガスを置き換えるの
で、燃料ガス、空気、酸化剤ガスの用語を使用すること
が多い。
【0003】このような燃料電池としては、例えば、特
開2000−123848公報「燃料電池」が知られて
いる。同公報の図1によれば、電解質膜18(符号は公
報に記載されているものを使用した。以下同様。)にア
ノード側電極20及びカソード側電極22を添わせ、こ
れらをガスケット24,26を介して第1セパレータ1
4及び第2セパレータ16で挟むことでセルモジュール
を構成する。
【0004】詳細には、第1セパレータ14の面14a
に燃料ガスの流路となる第1流路38が形成され、第2
セパレータ16の面16aに酸化剤ガスの流路となる第
2流路46が形成され、各々中央の電解質膜18に燃料
ガスと酸化剤ガスとを臨ませる構造である。
【0005】図1に記載の1個のセルモジュールで得る
電気出力はごく小さいので、このようなセルモジュール
を多数個積層することで、所望の電気出力を得る。従っ
て、第1・第2セパレータ14,16は隣のセルに燃料
ガスや酸化剤ガスが洩れないようにする分離部材である
ことから「セパレータ」と呼ばれる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記公報にはセパレー
タの製造方法は記載されていないが、一般的な製造方法
としては、材料を混練し、混練物を型で成形してプ
リフォームを造り、このプリフォームを成形型で圧縮
成形し、圧縮成形中に加熱硬化させてセパレータを造
る、方法が知られている。
【0007】このような方法でセパレータを量産する場
合には、生産性を高めるために上記した各工程に要する
時間を短縮することが要求される。特に、上記の加熱
硬化工程は、材料が完全に硬化するまでに長い時間を要
するため、セパレータ製造工程の中で大きな時間比率を
占める。
【0008】そこで、本発明の目的は、燃料電池用セパ
レータの製造方法において、加熱硬化工程に要する時間
を短縮し、セパレータの生産性を高めることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1は、導電性材料と熱硬化性樹脂との混練物か
らプリフォームを成形し、このプリフォームを所定の形
状に圧縮成形するとともに加熱手段で加熱することによ
りセパレータを製造する燃料電池用セパレータの製造方
法において、第1加熱手段と第2加熱手段とからなる加
熱手段を準備し、加熱開始時に第1・第2加熱手段を共
に作動させ、所定時間が経過したら、若しくは所定温度
に達したら第2加熱手段を停止することを特徴とする。
【0010】加熱手段として第1加熱手段と第2加熱手
段とを共に作動させることで、プリフォームを圧縮成形
中にプリフォームの温度を急速に高めることができ、第
2加熱手段を停止してからは高まったプリフォームの温
度を第1加熱手段で保持することにより硬化を促進する
ことができ、セパレータ製造工程に要する時間を短縮す
ることができる。
【0011】請求項2は、第1加熱手段で間接抵抗加熱
を行い、第2加熱手段でプリフォーム自体に通電して発
熱させるところの直接抵抗加熱を行うことを特徴とす
る。導電性のプリフォームに第2加熱手段で直接に電流
を流すことで、プリフォーム自体を発熱させる、即ち直
接加熱する直接抵抗加熱を行うことで、圧縮成形中のプ
リフォームを短時間に加熱することができる。
【0012】また、プリフォームとは別に設けた導体と
しての第1加熱手段に電流を流すことで第1加熱手段を
加熱させ、この第1加熱手段でプリフォームを間接的に
加熱する間接抵抗加熱を行うことで、第2加熱手段と協
働してプリフォームに大きな熱量を供給することができ
るとともに、高まったプリフォームの温度を保持するこ
とができる。従って、プリフォームを2種の加熱方法で
効率良く硬化させることができる。
【0013】請求項3は、加熱開始時を、圧縮成形型内
でセパレータの外形形成が完了した時点としたことを特
徴とする。圧縮成形を開始してから、プリフォームがキ
ャビティ内に十分に充填されていない状態で加熱を行え
ば、プリフォームが硬化し始め、キャビティ内へ充填し
にくくなるので、プリフォームのキャビティ内への充填
が完了した時点、即ちセパレータの外形形成が完了した
時点で加熱を開始することにより、成形後のセパレータ
の品質を高めることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図に基
づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見る
ものとする。図1は本発明に係る燃料電池用セパレータ
の製造方法のフローである。なお、ST××はステップ
番号を示す。 ST01……所定の配合割合で熱硬化性樹脂粉末と導電
性材料としてのカーボン粉末とをブレンドし、適量のバ
インダを加えて、混練する。 ST02…混練したものを次の要領で成形することで、
プリフォームを造る。
【0015】図2(a),(b)は本発明に係るプリフ
ォーム成形の要領を説明する作用図であり、まず、
(a)において、プリフォーム成形下型11の成形面1
2に混練物13を載せる。そして、プリフォーム成形上
型15を白抜き矢印のように下げて、混練物13を加圧
成形する。次に、(b)において、プリフォーム成形下
型11とプリフォーム成形上型15とで、所望の形状に
プリフォーム17を成形したことを示す。
【0016】図1に戻り、セパレータの製造フローの説
明を続ける。 ST03…プリフォームの圧縮成形を開始する。 ST04…上記圧縮成形開始とほぼ同時に加熱硬化処理
を行い、セパレータを造る。上記したセパレータ製造工
程(圧縮成形及び加熱硬化処理)を以下の図3〜図5で
詳細に説明する。
【0017】図3(a),(b)は本発明に係るセパレ
ータ製造工程を説明する第1作用図であり、まず、
(a)において、第1加熱手段としての電熱ヒータ21
及び第2加熱手段を構成する下型用電極22とを備えた
セパレータ成形用下型25にプリフォーム17を載せ、
このセパレータ成形用下型25に上方から、第1加熱手
段としての電熱ヒータ26及び第2加熱手段を構成する
上型用電極27を備えたセパレータ成形用上型32を白
抜き矢印のように型合わせする。
【0018】電熱ヒータ21,26は、プリフォームを
圧縮成形中に間接的に加熱する間接抵抗加熱を行う装置
であり、下型用電極22及び上型用電極27は、プリフ
ォームに通電することでプリフォーム自体を発熱させ
る、即ちプリフォームの直接抵抗加熱を行う直接抵抗加
熱装置28を構成するものである。セパレータ成形用下
型25及びセパレータ成形用上型32は、圧縮成形型と
してのセパレータ成形型29を構成するものである。
【0019】ここで、33は下型用電極22及び上型用
電極27のそれぞれに複数個埋め込んだ銅片であり、電
気抵抗の小さい銅片により、下型用電極22、上型用電
極27間で電流を分散させるようにした。
【0020】34はセパレータ成形用下型25内に設け
た絶縁板であり、セパレータ成形用下型25を外部と電
気的に絶縁する部材である。35はセパレータ成形用上
型32内に設けた絶縁板であり、セパレータ成形用上型
32を外部と電気的に絶縁する部材である。36,3
6,37,37は絶縁片であり、セパレータ成形用下型
25とセパレータ成形用上型32とを電気的に絶縁する
部材である。41,42は下型用電極22及び上型用電
極27にそれぞれ通電する導線、43はコネクタ、44
はボルトである。
【0021】(b)はセパレータ成形用下型25に設け
た電熱ヒータ21及び下型用電極22を説明する平面図
であり、セパレータ成形用下型25に電熱ヒータ21を
複数個並べて配置し、これらの電熱ヒータ21の上方に
下型用電極22を配置したことを示す。セパレータ成形
用上型32の電熱ヒータ26及び上型用電極27につい
ても同様であり、説明は省略する。
【0022】図4は本発明に係るセパレータ製造工程を
説明する第2作用図であり、型合わせしたセパレータ成
形用下型25とセパレータ成形用上型32とでプリフォ
ームを圧縮成形するとともに加熱硬化処理を行ってセパ
レータ50を造る。この圧縮成形及び加熱硬化処理の時
間的経過を次図で説明する。
【0023】図5は本発明に係るセパレータ製造工程の
時間的変化を説明するグラフであり、縦軸に、型内への
材料投入のタイミング、圧縮成形における型の開閉タイ
ミング、通電加熱の時の電熱ヒータ及び直接抵抗加熱装
置への通電状態、成形した製品(セパレータ)を型外へ
取り出す脱型のタイミング及び材料温度Tを表し、横軸
は時間tを表す。
【0024】まず、時間t1でセパレータ成形下型内へ
の材料(プリフォーム)の投入を開始し、時間t2で材
料投入を完了させる。また、この時間t2でセパレータ
成形上型の下降を開始し、型を閉じ始める。そして、時
間t3でキャビティ内での材料の圧縮成形を開始する
と、この時間t3の時点から材料温度Tが上昇し始め、
時間t4から材料温度TはT2となり、横ばいになる。
【0025】時間t5では型が完全に閉じるため、キャ
ビティ内に材料が完全に充填される、即ち、セパレータ
の外形形成が完了する。この時間t5の時点で第1加熱
手段としての電熱ヒータに通電(ON。実線で示
す。)するとともに第2加熱手段としての直接抵抗加熱
装置に通電(ON。破線で示す。)し、通電加熱を行
う。これにより、両方の加熱手段で材料を急速に加熱
し、材料温度Tを短時間に上昇させ、時間t5から所定
時間tstが経過したら(即ち、時間t6となった
ら)、若しくは材料温度Tが硬化温度の上限である温度
T3に達した時点で直接抵抗加熱装置への通電を停止
(OFF)する。
【0026】以後は電熱ヒータだけで加熱するため、材
料温度TはT3に保たれる。そして、時間t7にて電熱
ヒータへの通電を停止(OFF)する。これ以後、型の
熱容量が大きいために材料温度Tは穏やかに下降する。
材料の硬化は、図中にハッチングで示した領域の熱量で
促進する。
【0027】そして、材料温度TがT2まで下降した時
間t8の時点で材料の硬化が完了したと判断し、圧縮成
形を停止して型を開き始め、時間t9で型開きを終了
し、この時間t9で製品の脱型を開始し、時間t10で
製品の脱型を終了する。
【0028】以上の図2、図4及び図5で説明したよう
に、本発明は第1に、カーボン粉末と熱硬化性樹脂粉末
との混練物13からプリフォーム17を成形し、このプ
リフォーム17を所定の形状に圧縮成形するとともに加
熱手段で加熱することによりセパレータ50を製造する
燃料電池用セパレータ50の製造方法において、電熱ヒ
ータ21,26と直接抵抗加熱装置28とからなる加熱
手段を準備し、加熱開始時に電熱ヒータ21,26と直
接抵抗加熱装置28とに共に通電し、所定時間tstが
経過したら、若しくは所定温度T3に達したら直接抵抗
加熱装置28への通電を停止することを特徴とする。
【0029】加熱手段として電熱ヒータ21,26と直
接抵抗加熱装置28とを共に作動させることで、プリフ
ォーム17を圧縮成形中にプリフォーム17の温度を硬
化温度の上限である温度T3まで急速に高めることがで
き、直接抵抗加熱装置28への通電を停止してから温度
T3を保持することで硬化を促進させることができて、
プリフォームの加熱硬化時間th(図5参照)、ひいて
は成形時間tp(図5参照)を短縮することができる。
従って、セパレータ製造工程に要する時間を短縮するこ
とができ、セパレータ50の生産性を高めることができ
る。
【0030】本発明は第2に、第1加熱手段、即ち電熱
ヒータ21,26で間接抵抗加熱を行い、第2加熱手
段、即ち直接抵抗加熱装置28でプリフォーム17自体
に通電して発熱させるところの直接抵抗加熱を行うこと
を特徴とする。直接抵抗加熱装置28で直接抵抗加熱を
行うことで、導電性のプリフォーム17内に生じるジュ
ール熱により、圧縮成形中のプリフォーム17を短時間
に加熱することができ、また、電熱ヒータ21,26で
間接抵抗加熱を行うことで、直接抵抗加熱装置28と協
働してプリフォーム17に大きな熱量を供給することが
できるとともに、高まったプリフォーム17の温度を保
持することができる。従って、プリフォーム17を2種
の加熱方法で効率良く硬化させることができる。
【0031】本発明は第3に、加熱開始時を、圧縮成形
型としてのセパレータ成形用下型25及び圧縮成形型と
してのセパレータ成形用上型32内でセパレータ50の
外形形成が完了した時点としたことを特徴とする。
【0032】圧縮成形を開始してから、例えば、プリフ
ォーム17がキャビティ内に十分に充填されていない状
態で加熱を行えば、プリフォーム17が硬化し始め、キ
ャビティ内へ充填しにくくなるので、プリフォームのキ
ャビティ内への充填が完了した時点、即ちセパレータの
外形形成が完了した時点で加熱を開始することにより、
成形後のセパレータの品質を高めることができる。
【0033】尚、本発明では、第2加熱手段で直接抵抗
加熱を行うようにしたが、これに限らず、第2加熱手段
の各極板をコイルに替えて、このコイルに通電すること
で、導電性材料内に誘導電流を発生させ、導電性材料自
体を発熱させる誘導加熱を行ってもよい。誘導加熱は、
短時間に且つ導電性材料を全体的に加熱することがで
き、加熱効率が高いため、プリフォームの加熱硬化処理
には好適である。
【0034】
【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。請求項1の燃料電池用セパレータの製造方法は、
第1加熱手段と第2加熱手段とからなる加熱手段を準備
し、加熱開始時に第1・第2加熱手段を共に作動させ、
所定時間が経過したら、若しくは所定温度に達したら第
2加熱手段を停止するので、プリフォームを圧縮成形中
に第1加熱手段及び第2加熱手段の両方でプリフォーム
の温度を急速に高めることができ、第2加熱手段を停止
した後は、高まったプリフォームの温度を第1加熱手段
で保持することで硬化を促進させることができる。従っ
て、セパレータ製造工程に要する時間を短縮することが
でき、セパレータの生産性を高めることができる。
【0035】請求項2の燃料電池用セパレータの製造方
法は、第1加熱手段で間接抵抗加熱を行い、第2加熱手
段で直接抵抗加熱を行うので、第2加熱手段によって導
電性のプリフォーム自体を発熱させることにより、圧縮
成形中のプリフォームを短時間に加熱することができ
る。また、第2加熱手段を停止した後に第1加熱手段に
よってプリフォームの温度保持を実施することができる
ため、プリフォームを2種の加熱方法で効率良く硬化さ
せることができる。
【0036】請求項3の燃料電池用セパレータの製造方
法は、加熱開始時を、圧縮成形型内でセパレータの外形
形成が完了した時点としたので、プリフォームのキャビ
ティ内への充填が完了した時点で加熱を開始することが
でき、成形後のセパレータの品質を高めることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る燃料電池用セパレータの製造方法
のフロー
【図2】本発明に係るプリフォーム成形の要領を説明す
る作用図
【図3】本発明に係るセパレータ製造工程を説明する第
1作用図
【図4】本発明に係るセパレータ製造工程を説明する第
2作用図
【図5】本発明に係るセパレータ製造工程の時間的変化
を説明するグラフ
【符号の説明】
13…混練物、17…プリフォーム、21,26…第1
加熱手段(電熱ヒータ)、28…第2加熱手段(直接抵
抗加熱装置)、29…圧縮成形型(セパレータ成形
型)、50…セパレータ、t5…加熱開始時間。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電性材料と熱硬化性樹脂との混練物か
    らプリフォームを成形し、このプリフォームを所定の形
    状に圧縮成形するとともに加熱手段で加熱することによ
    りセパレータを製造する燃料電池用セパレータの製造方
    法において、 第1加熱手段と第2加熱手段とからなる加熱手段を準備
    し、加熱開始時に第1・第2加熱手段を共に作動させ、
    所定時間が経過したら、若しくは所定温度に達したら第
    2加熱手段を停止することを特徴とする燃料電池用セパ
    レータの製造方法。
  2. 【請求項2】 前記第1加熱手段で間接抵抗加熱を行
    い、前記第2加熱手段でプリフォーム自体に通電して発
    熱させるところの直接抵抗加熱を行うことを特徴とする
    請求項1記載の燃料電池用セパレータの製造方法。
  3. 【請求項3】 前記加熱開始時は圧縮成形型内で前記セ
    パレータの外形形成が完了した時点であることを特徴と
    する請求項1又は請求項2記載の燃料電池用セパレータ
    の製造方法。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07164463A (ja) * 1993-12-14 1995-06-27 Arai Pump Mfg Co Ltd 成型品の製造方法および装置
WO2000039872A1 (fr) * 1998-12-25 2000-07-06 Araco Kabushiki Kaisha Pile a combustible, separateur de pile a combustible, et procede de fabrication de celui-ci

Patent Citations (2)

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