JP2003021650A - データモニタ装置 - Google Patents

データモニタ装置

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JP2003021650A JP2001206880A JP2001206880A JP2003021650A JP 2003021650 A JP2003021650 A JP 2003021650A JP 2001206880 A JP2001206880 A JP 2001206880A JP 2001206880 A JP2001206880 A JP 2001206880A JP 2003021650 A JP2003021650 A JP 2003021650A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 設備停止の異常解析が即座に可能なデータモ
ニタ装置を提供する。 【解決手段】 設備の関連する信号毎に状態波形にまと
める状態波形生成部と、状態波形を、基準タイミングを
基に一定の時間で切って設備のサイクル運動のサイクル
毎に水平の線分で表し、その線分を状態波形の状態に応
じて色分けし、色分けされた線分の所定サイクル数分を
基準タイミングに合わせて並べて2次元パターンを生成
する2次元パターン生成部と、2次元パターンを表示す
る表示部とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は生産設備等のための
自動機の状態信号を常時監視し、異常動作状態あるいは
事前に異常動作の兆候を可視化し、設備停止の異常解析
および予知保全を効率よくするデータモニタ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図1は、自動機の一例であって2本のシ
リンダによりワークを搬送するモデルの上平面図であ
る。図1において、11はワーク、12は搬送治具(以
下、ノックという)、13はワークを搭載する台、14
はノック戻し端を検出するセンサ、15はノック入り端
を検出するセンサ、16はワーク搬送後退端を検出する
センサ、17はワーク搬送前進端を検出するセンサであ
る。
【0003】次に図1のモデルの動作を説明する。
【0004】図2は図1に示したモデルの動作を説明す
るシーケンシャル・ファンクション・チャートである。
図において、ノック入り状態Q1はノック12の右端が
ノック入り端検出センサ15により検出されている状態
であり、このときはセンサ15が出力するノック入り端
検出信号I1は“1”である。次いでノック12をワー
ク搬送前進端の方向に移動させることによりワーク11
を搬送し、センサ17によりノック12が検出されると
ワーク搬送前進状態Q3になり、このときセンサ17が
出力するワーク搬送前進端信号I3が“1”になる。ワ
ーク12をワーク供給部に供給すると、次のワークが台
13上に配置される。ノック12をノック戻し位置に戻
す際に台13上のワークに衝突しないように、ノック1
2を左側に移動した後にノック戻し状態Q0の位置に戻
す。このときセンサ14が出力するノック戻し端検出信
号I0は“1”になる。次いで、ノック12をワーク搬
送後退位置に戻してワーク搬送後退状態Q2にする。こ
のときセンサ16が出力するワーク搬送後退端検出信号
I2は“1”になる。
【0005】上記の例におけるノック戻し端検出信号I
0、ノック入り端検出信号I1、ワーク搬送後退端I
3、およびワーク搬送前進端I3といった複数のデジタ
ル信号を監視し表示するデータモニタ装置、例えばロジ
ックアナライザは、被測定機器からの信号を入力し、
“0”または“1”の2値に変換した信号をサンプリン
グし、記憶媒体に記憶した後、画面にデジタル波形を表
示する。
【0006】図3は従来のデータモニタ装置による表示
画面の一例を示す図である。図において、画面の横方向
は時間軸を示し、縦方向は図1に示した自動機の4つの
検出信号I0〜I3を示す。4つの検出信号が時間とと
もにどのように変化するかがデジタル波形により表示さ
れている。図示例では、複数の位置の検出信号としてノ
ックの原位置(ノック戻し端)検出信号I0と、ノック
の動作端(ノック入り端)検出信号I1と、ワークの搬
送原位置(ワーク搬送後退端)検出信号I2と、ワーク
の搬送動作端(ワーク搬送前進端)検出信号I3の4つ
の検出信号のみが示されているが、実際の自動機の多く
は数百におよぶ測定位置がある。
【0007】しかしながら、この方法では、長時間にわ
たり複数の信号を監視し、その状態および変化を記憶媒
体に保存し、またそれらを表示する必要がある自動機の
異常解析には、測定位置の数が多すぎ、かつ、互いに関
連している信号が別々に表示されるので監視および解析
が困難であるという問題があった。
【0008】この問題を解決する従来技術として、特開
平5−249145号公報に記載されているように、マ
イクロプロセッサの複数の波形データの論理積、論理和
あるいは排他的論理和の結果を効率よく波形表示する方
法がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来は、長時
間にわたる膨大なデジタル波形を記憶して順次スクロー
ルしながら画面に表示しているが、スクロールしながら
即座に異常解析すべきところを発見することは非常に困
難であった。
【0010】また、生産設備の自動機における設備停止
の異常解析および予知保全への適用においては、上記特
開平5−249145号公報に開示のように、マイクロ
プロセッサの各部の状態を監視するために単純に論理
積、論理和あるいは排他的論理和の結果を波形表示する
だけでは過渡状態の解析ができないので望ましい結果が
得られないという問題がある。
【0011】さらに、上記特開平5−249145号公
報に開示の技術のようにマイクロプロセッサの特別な状
態だけをモニタする方法では、生産設備の自動機におけ
る各部の状態をモニタするために効率よく波形表示がで
きないという問題がある。
【0012】さらに、従来の表示波形は“1”か“0”
かを示すデジタル波形なので即座に異常解析すべきとこ
ろを発見することが困難であった。
【0013】さらに、従来は、互いに関連する複数の信
号でも別々のデジタル波形として表示していたので、や
はり、即座に異常解析すべきところを発見することが困
難であった。
【0014】本発明は、このような従来の複数の波形デ
ータを論理積、論理和あるいは排他的論理和の論理的演
算結果でデータをまとめて表示する問題点に鑑み、設備
停止の異常解析および予知保全を効率良くするために、
自動機の状態の関連する信号をまとめて状態表示し、さ
らに長時間の状態を一括して色別に表示でき、それによ
り異常解析が即座に可能なデータモニタ装置を提供する
ことを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1記載の手段を採用することができる。
【0016】この手段によると、データモニタ装置にお
いて、関連する信号毎にまとめられた状態波形のうちの
単一種類の状態波形を、基準タイミングを基に一定の時
間で切って設備のサイクル運動のサイクル毎に水平の線
分で表し、その線分を状態波形の状態に応じて色分け
し、色分けされた線分の所定サイクル数分を基準タイミ
ングに合わせて並べて2次元パターンが生成され、表示
される。関連する信号がまとめられて表示されるので異
常個所の発見が容易になる。また、単一種類の状態波形
につき長時間に渡って形成された2次元パターンの各状
態が色分けして表示されるので、異常個所を即座に発見
できる。
【0017】また上記課題を解決するために、請求項2
記載の手段を採用することができる。
【0018】この手段によると、データモニタ装置にお
いて、関連する信号毎にまとめられた状態波形のうちの
複数種類の状態波形を、基準タイミングを基に一定の時
間で切って設備のサイクル運動のサイクル毎に水平の線
分で表し、それらの線分を状態波形の状態に応じて色分
けし、色分けされた線分の所定サイクル数分を基準タイ
ミングに合わせて並べて2次元パターンが生成され、表
示される。関連する信号がまとめられて表示されるので
異常個所の発見が容易になるとともに、画面上に多数の
種類の信号を表示できる。また、複数種類の状態波形に
ついて長時間に渡って形成された2次元パターンの各状
態が色分けして表示されるので、異常個所を即座に発見
できる。
【0019】
【発明の実施の形態】図4は本発明の実施の形態による
データモニタ装置の構成を示すブロック図である。図に
おいて、生産設備の自動機100に、本発明の実施の形
態によるデータモニタ装置1が接続されている。データ
モニタ装置1は、自動機100からの設備状態信号をデ
ジタル又はアナログ信号として直接に又はネットワーク
を介して入力する信号入力および通信制御部2と、その
入力した信号をある単位時間毎にサンプリングするサン
プリング部3と、そのサンプリングされた信号を単位時
間毎に記憶する信号記憶部4と、その記憶された信号の
波形を自動機100の関連する信号毎にまとめて状態波
形を生成する状態波形生成部5と、その生成した状態波
形を長時間分一括表示する2次元パターンを生成する2
次元パターン生成部6と、状態波形生成部5で生成した
状態波形の状態変化ごとにバラツキパターンを生成する
バラツキパターン生成部7と、状態波形生成部5、2次
元パターン生成部6およびパラツキパターン生成部7の
どの波形データを表示するかを切り替える表示切替制御
部8と、それにより表示を切り替える表示切替部9と、
波形を表示する表示部10とを備えている。
【0020】次にデータモニタ装置1の動作を説明す
る。
【0021】自動機100の簡単なモデルとしては、図
1および図2により説明したワーク供給機構がある。以
下の説明では、このワーク供給機構の状態を監視する場
合を説明する。
【0022】図5は本発明の実施の形態による表示画面
を示す図である。図5において、図1に示したモデルの
ノック原位置検出信号I0、ノック動作端検出信号I
1、ワーク搬送原位置検出信号I2、およびワーク搬送
動作端検出信号I3による4つの位置の状態を2つの波
形で結合して表示部10(図4)に表示した画面が示さ
れている。
【0023】図6は図5に示した状態波形を作成するた
めの論理演算用テーブルである。
【0024】自動機100としてのワーク供給機構(図
1)のセンサ14〜17の出力I0〜I3が信号入力部
および通信制御部2に入力される。サンプリング部3は
これらの信号を単位時間毎にサンプリングする。サンプ
リングされた4つの信号は信号記憶部4に記憶される。
次いで、状態波形生成部5は4つ信号を図6に示す演算
によって状態波形として生成し、表示部10に表示す
る。これにより、1画面で表示できる信号数を多くする
ことができる。即ち、状態1ではワークのノック原位置
検出信号I0は“0”、ノック動作端検出信号I1も
“0”なので、ノック12はノック戻し端にもノック入
り端にも存在しない中間位置に存在しているかあるいは
動作中であることを示す。この状態波形を“0”とす
る。すなわち、状態波形“0”とは“−1”でも“+
1”でもない状態の波形という意味である。
【0025】また、状態2ではワークのノック原位置検
出信号I0は“1”、ノック動作端検出信号I1は
“0”なので、ノック12はノック戻し端に存在しその
状態波形は“−1”となる。状態2の内容は、ノック1
2が原位置にあることを示す。
【0026】さらに、状態3ではワークのノック原位置
検出信号I0は“0”、ノック動作端検出信号I1は
“1”なので、ノック12はノック入り端に存在しその
状態波形は“+1”となる。 状態3の内容は、ノック
12が動作側にあることを示す。
【0027】さらに、状態4ではワークのノック原位置
検出信号I0も、ノック動作端検出信号I1も共に
“1”であり、このように同時に両検出信号が“1”に
なることは正常時にはありえないので、動作異常と判定
される。その状態波形は“0”となる。
【0028】ワーク搬送原位置検出信号I2およびワー
ク搬送動作端検出信号I3も図6に示したものと同様の
演算により、図5の下側の波形データ示すように状態波
形“0”、状態波形“−1”、および状態波形“+1”
を持つ一つの波形に結合することができる。
【0029】このように、信号記憶部4には記憶された
関連する2つの信号(I0とI1、およびI2とI3)
を状態波形部5で図6に示す演算例に基づき1つの状態
波形として生成し、表示部10に表示することにより、
従来は2つの波形であったものが1つの波形として表示
されるので、1画面に表示できる信号数を多くすること
ができる。
【0030】さらに、効率を上げるために、表示できる
時間に着目する。
【0031】図7は、図4における状態波形生成部5で
生成したノックの状態波形を、2次元パターン生成部6
で変換して生成された2次元パターンの波形の一例を示
す図である。
【0032】2次元パターン生成部6は、状態波形生成
部5から出力される状態波形中の関連する信号毎にまと
められた状態波形のうちの単一種類の状態波形を、基準
タイミングを基に一定の時間で切って設備のサイクル運
動のサイクル毎に水平の線分で表し、その線分を状態波
形の状態に応じて色分けし、色分けされた線分の所定サ
イクル数分を基準タイミングに合わせて並べて2次元パ
ターンを生成する。
【0033】図7において、200〜203はノック1
2の原位置から動作端までの往復運動を1サイクルとし
たときの各サイクルを示す。それぞれのサイクルにおけ
るノック12の各状態は水平な線分の色で表されてい
る。即ち、サイクル200〜203の各々の線分の色
は、ノック12が原位置にある状態2では緑色であり、
ノック12が原位置と動作端の中間位置に存在するか又
はその間で動作中の状態1では黄色であり、ノック12
が動作端にある状態3では青色である。
【0034】これらの線分を垂直方向に並べて2次元パ
ターン204を生成し、その2次元パターン204を表
示部10に表示することにより、長時間の状態を一括表
示できる。図7においては4つのサイクルのみを一括表
示した例を示しているが、さらの多くのサイクルも一画
面に一括表示することができる。
【0035】サイクル202における210はノック1
2の異常動作を示している。例えば、ノック12を一旦
動作端まで移動させたが、強く押し過ぎたために動作端
で反射してすこし戻り、再び動作端にまで移動させたこ
とを示している。この異常動作のために、状態3の青色
の終端および状態1の黄色の終端が他の正常時のサイク
ルよりも遅れている。これを2次元パターンに表示する
と、状態3の青色の中に状態1の黄色部分211が可視
化され、状態3の青色の一部212が他の正常サイクル
における状態1の黄色の部分にまで延長しており、さら
に、状態1の黄色部分213が他の正常サイクルにおけ
る状態2の緑色部分にまで延長しているので、長時間の
設備状態の中から容易に異常解析が可能である。
【0036】図8は、図4における状態波形生成部5で
生成したノックの状態波形を、2次元パターン生成部6
で変換して生成された2次元パターンの波形の他の一例
を示す図である。図8において、300〜303はノッ
ク12の原位置から動作端までの往復運動を1サイクル
としたときの各サイクルを示す。それぞれのサイクルに
おけるノック12の各状態は図7と同様に水平な線分の
色で表されている。
【0037】これらの線分を垂直方向に並べて2次元パ
ターン304を生成し、その2次元パターン304を表
示部10に表示する。
【0038】図8においては、ノック12が動作端から
原位置に戻るまでの時間がサイクルが進むにつれて延び
ている。この現象は、例えばノックの裏側が錆付いてい
て原位置から動作端まで移動するのに要する時間よりも
動作端から原位置に移動するのに要する時間が長くなっ
た場合などで現れる。従来の表示方法では、サイクル毎
のノック原位置およびノック動作端の波形を別々に順次
表示していたので、経時変化が分かり難かったが、2次
元パターン304で表示することにより黄色の面積31
1が時間とともに増大していることが可視化でき、容易
に長時間経時変化の異常解析が可能になる。
【0039】図7および図8においてはノック12の状
態のみを2次元パターンで表示したが、同じ画面上にワ
ーク搬送状態もノックの状態とは別の2次元パターンで
表示してもよい。
【0040】図9は、図4における状態波形生成部5で
生成した状態波形を、バラツキパターン生成部7で変換
して生成された2次元パターンの波形のさらに他の一例
を示す図である。図9において、ノック12の状態に加
えてワーク搬送状態も1つの2次元パターンに表示され
ている。緑色、黄色、および青色はそれぞれ図7および
図8におけるものと同じ状態を示している。ただし、黄
色はワーク搬送状態が動作端と原位置の中間にある状態
をも示している。灰色はノック12が動作端にあり、且
つワークが原位置と動作端の間にある状態を示してい
る。黒色はノック12が動作端と原位置の中間にあり、
且つワークが動作端にあり状態を示している。
【0041】バラツキパターン生成部7では、状態波形
生成部5から出力される状態波形中の関連する信号毎に
まとめられた状態波形中の関連する信号毎にまとめられ
た状態波形のうちの複数種類の状態波形を、基準タイミ
ングを基に一定の時間で切って設備のサイクル運動のサ
イクル毎に水平の線分で表し、それらの線分を状態波形
の状態に応じて色分けし、色分けされた線分の所定サイ
クル数分を基準タイミングに合わせて並べて2次元パタ
ーンが生成基準タイミングを基に各サイクルの波形デー
タをあるスパンで切り、個々の状態ごとに色分けした線
分を、サイクル毎に求めてそれらを垂直方向に並べた2
次元パターンが生成される。その2次元パターンを表示
部10に表示する。これにより、表示部10に自動機全
体の状態を長時間に渡り一括表示できる。
【0042】図9に示されているパターン400を見る
と分かるように、時間基準t0に状態1(黄色)の開始
時を合わせて表示すると、各サイクルのサイクルタイム
にバラツキがある。図示例では5サイクル目のサイクル
タイムが最も長くなっていることが、視覚により容易に
判定できる。
【0043】上記5サイクル目のサイクルタイムが伸び
た原因がどの箇所にあるかは、パターン400を解析す
るだけでは分からない場合がある。
【0044】そこで、状態3(青色)の開始時に時間基
準t1を合わせたパターン401を表示すると、青色の
状態の5サイクル目が伸びており、これにより灰色の状
態に入るのが遅れていることがわかる。その後は、灰色
の状態に入るのが遅れた機械的な原因を探索すればよ
い。すなわち、ノック12がワーク搬送原位置から動作
端に向かい始めるのが遅れた原因を探索する。
【0045】同様に、基準時間を灰色の状態の開始時、
黒色の状態の開始時、および緑色の状態の開始時に合わ
せることによりそれぞれ、その色以降の異常解析が可能
になる。
【0046】以上説明した本発明の実施の形態は例示に
すぎず、本発明の範囲内で様々な変形が可能である。例
えば自動機は図1に示したものに限定されない。また、
表示装置に表示される自動機の状態もノック戻し、ノッ
ク入り、ワーク搬送後退、ワーク搬送前進以外に様々な
ものが可能である。さらに、表示される色は例示のもの
に限定されない。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動機の一例であって2本のシリンダによりワ
ークを搬送するモデルの上平面図である。
【図2】図1に示したモデルの動作を説明するシーケン
シャル・ファンクション・チャートである。
【図3】従来のデータモニタ装置による表示画面の一例
を示す図である。
【図4】本発明の実施の形態によるデータモニタ装置の
構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の実施の形態による表示画面を示す図で
ある。
【図6】図5に示した状態波形を作成するための論理演
算用テーブルである。
【図7】図4における状態波形生成部5で生成したノッ
クの状態波形を、2次元パターン生成部6で変換して生
成された2次元パターンの波形の一例を示す図である。
【図8】図4における状態波形生成部5で生成したノッ
クの状態波形を、2次元パターン生成部6で変換して生
成された2次元パターンの波形の他の一例を示す図であ
る。
【図9】図4における状態波形生成部5で生成した状態
波形を、バラツキパターン生成部7で変換して生成され
た2次元パターンの波形のさらに他の一例を示す図であ
る。
【符号の説明】
1…データモニタ装置 2…信号入力および通信制御部 3…サンプリング部 4…信号記憶部 5…状態波形生成部 6…2次元パターン生成部 7…バラツキパターン生成部 10…表示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 室崎 隆 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サイクル運動をする設備の状態を表す状
    態信号を監視するデータモニタ装置において、 前記状態信号を単位時間毎にサンプリングするサンプリ
    ング部と、 該サンプリング部によりサンプリングされた信号を単位
    時間毎に記憶する信号記憶部と、 該信号記憶部に記憶された信号を前記設備の関連する信
    号毎に状態波形にまとめる状態波形生成部と、 該状態波形生成部により関連する信号毎にまとめられた
    状態波形のうちの単一種類の状態波形を、基準タイミン
    グを基に一定の時間で切って前記設備のサイクル運動の
    サイクル毎に水平の線分で表し、該線分を該状態波形の
    状態に応じて色分けし、該色分けされた線分の所定サイ
    クル数分を前記基準タイミングに合わせて並べて2次元
    パターンを生成する2次元パターン生成部と、 前記2次元パターンを表示する表示部とを備えることを
    特徴とするデータモニタ装置。
  2. 【請求項2】 サイクル運動をする設備の状態を表す状
    態信号を監視するデータモニタ装置において、 前記状態信号を単位時間毎にサンプリングするサンプリ
    ング部と、 該サンプリング部によりサンプリングされた信号を単位
    時間毎に記憶する信号記憶部と、 該信号記憶部に記憶された信号を前記設備の関連する信
    号毎に状態波形にまとめる状態波形生成部と、 該状態波形生成部により関連する信号毎にまとめられた
    状態波形のうちの複数種類の状態波形を、基準タイミン
    グを基に一定の時間で切って前記設備のサイクル運動の
    サイクル毎に水平の線分で表し、該線分を該状態波形の
    状態に応じて色分けし、該色分けされた線分の所定サイ
    クル数分を前記基準タイミングに合わせて並べて2次元
    パターンを生成するバラツキパターン生成部と、 前記2次元パターンを表示する表示部とを備えることを
    特徴とするデータモニタ装置。
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