JP2003021533A - 乗客位置検知システム - Google Patents

乗客位置検知システム

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JP2003021533A
JP2003021533A JP2001207314A JP2001207314A JP2003021533A JP 2003021533 A JP2003021533 A JP 2003021533A JP 2001207314 A JP2001207314 A JP 2001207314A JP 2001207314 A JP2001207314 A JP 2001207314A JP 2003021533 A JP2003021533 A JP 2003021533A
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Yoshiharu Hirano
喜治 平野
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 運輸手段に乗車する乗客の位置を監視し、そ
れら乗客の中から未乗車客の位置を検知し、乗車を催促
する乗客位置検知システムを提供する。 【解決手段】 本発明の乗客位置検知システムは、乗客
が所持するチケットと共に所持され、識別情報を放出す
る無線IDタグと、乗客が目的運輸手段に乗車する際に
通過するものであって、チケットの読取情報又は無線I
Dタグの識別情報により乗客の通過を検知する乗車ゲー
ト手段と、乗車ゲート手段に至るまでの自己に割当てら
れた管轄領域内に位置する上記無線IDタグの識別情報
を受信する複数の無線タグリーダーと、乗車ゲート手段
からのゲート通過情報に基づいて、未通過乗客の事実を
認識し、未通過乗客の位置探索時に、未通過乗客の位置
を、各無線タグリーダーの受信情報に基づいて特定する
統括監視装置とを備えることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、乗客位置検知シス
テムに関し、例えば、空港内の未搭乗者の位置を検知
し、未搭乗者の搭乗催促の効率化を図るシステムに適用
し得るものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、空港内において、顧客(乗客)
が空港内にチェックインして、目的の航空機に搭乗する
までの流れを図2を参照して説明する。
【0003】図2において、顧客は、空港にチェックイ
ンしたときに、受付の空港職員側から搭乗券(チケッ
ト)を受け取ると同時に、各自の荷物を受付の空港職員
側に預ける。
【0004】その顧客が荷物を預けた後は、各自は搭乗
可能時刻になるまで空港内で自由時間を過ごす。
【0005】また、空港職員側は、この時間を利用し
て、各顧客(各搭乗者)の荷物をそれぞれの航空機に搬
入している。
【0006】その後、搭乗可能時刻が近づくと、各顧客
は、その目的の航空機に搭乗するために予め決められた
搭乗口に向かい、搭乗口毎に設けられているゲート付近
にいる空港職員側に搭乗券を渡す。
【0007】空港職員側は、顧客から渡された搭乗券を
ゲート装置に通して、顧客(搭乗者)の搭乗確認をした
後、半券のみを搭乗者に返却して顧客を搭乗させてい
る。
【0008】空港側はこのようにして、顧客を目的の航
空機に搭乗させて、その航空機を出発予定時刻に出発さ
せている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、空港で
は、搭乗口が多数あり、しかも、各搭乗口間の距離が大
きく離れている場合が多いので、顧客が必ずしも搭乗予
定時刻に搭乗できない場合があり、空港側はその未搭乗
者への対応が遅れてしまい、その航空機の離陸予定時刻
を遅らせなくてはならない事態が生じてしまうことがあ
る。
【0010】例えば、顧客は、搭乗口が多数あるため
に、どの搭乗口に行ったらよいのか分からずに迷ってし
まい、搭乗予定時刻を過ぎても搭乗できない場合があ
る。
【0011】また、顧客が目的の搭乗口を間違って認識
し、搭乗予定時刻ギリギリに、その間違った搭乗口から
搭乗しようとして、はじめて搭乗口の間違いに気づき、
急いで正しい搭乗口に向かおうとするが、正しい搭乗口
まで大きく距離が離れているので、結果的に搭乗予定時
刻を過ぎて目的の航空機に搭乗してしまう場合もある。
【0012】このように、空港側が、搭乗予定時刻にな
っても搭乗できない顧客(未搭乗者)の事実を知ったと
しても、空港内には航空機利用者(搭乗予定者)、見送
り者、空港内店舗の買物者、空港関連職員など多くの人
がいるので、誰が実際の未搭乗者であるかを識別するこ
とが困難であり、場内放送などにより、「その未搭乗者
に搭乗を促す」ことや、「最寄りのカウンタに申し出る
ように促す」程度のことしかできない。
【0013】また、未搭乗者を探し出すことができ、そ
の未搭乗者を搭乗させることができれば良いが、未搭乗
者を探し出すことができず、結局目的の航空機に搭乗さ
せることができなかった場合には、空港職員側はその未
搭乗者の荷物を、一旦その航空機に積んだすべての荷物
の中から見つけ出す処置を行わなくてはいけない。
【0014】これは、その顧客(未搭乗者)が搭乗して
いないにも拘わらず、その顧客の荷物のみをその航空機
の目的地に運ぶわけにはいかないという空港側の配慮
と、また悪意をもった未搭乗者が荷物のみ空港側に預
け、その顧客が空港を脱出した場合の対応策として行わ
れる処置である。
【0015】その結果として、その航空機のみではな
く、他の航空機の出発予定時刻に対しても大きな影響を
及ぼすおそれが生じる。
【0016】このように、未搭乗者の事実を知った後
に、空港側が搭乗催促しても、空港の規模の大きさや多
数の空港内利用者などにより、未搭乗者を正しく識別し
て誘導することは難しく、また、悪意を目的とした不正
の顧客を察知することは困難である。
【0017】そのため、空港職員側が、このような顧客
(未搭乗者)の位置を、より早く検知でき、未搭乗者に
対して効率良く搭乗催促する乗客位置検知システムが求
められている。
【0018】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
めに、本発明の乗客位置検知システムは、乗客が所持す
るチケットと共に所持され、識別情報を放出する無線I
Dタグと、乗客が目的運輸手段に乗車する際に通過する
ものであって、チケットの読取情報又は上記無線IDタ
グの識別情報により乗客の通過を検知する乗車ゲート手
段と、乗車ゲート手段に至るまでの自己に割当てられた
管轄領域内に位置する無線IDタグの識別情報を受信す
る複数の無線タグリーダーと、乗車ゲート手段からのゲ
ート通過情報に基づいて、未通過乗客の事実を認識し、
未通過乗客の位置探索時に、未通過乗客の位置を、各無
線タグリーダーの受信情報に基づいて特定する統括監視
装置とを備えることを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】(A)第1の実施形態 以下、本発明に係る乗客位置検知システムの第1の実施
形態について、図1、図3、図4を参照しながら説明す
る。
【0020】第1の実施形態の乗客位置検知システム
は、空港内における顧客の位置を検知する乗客位置検知
システムである。受信装置(放射電波検知用タグリーダ
ー)を空港内の天井に複数配置させ、顧客がチェックイ
ンした時に受け取る搭乗券に、薄型無線信号発信タグが
付されたものを空港職員側から受け取り、その搭乗券に
付された薄型無線信号発信タグからの放出電波を、その
受信装置が受信することにより顧客の位置を検知する顧
客位置検知方式である。
【0021】ここで、顧客とは、チェックインの際に、
受付の空港職員側に荷物を預け、無線信号送信タグが付
された搭乗券が与えられる対象人物をいう。従って、実
際に目的航空機に搭乗する搭乗予定者、また、上述した
ように荷物のみを空港職員側に預け自己はそのまま脱出
する悪意をもった者も含む。
【0022】(A−1)第1の実施形態の構成 図1は、空港内のおいて、ゲート装置に至るまでの構内
の天井に受信装置を取り付けた乗客位置検知システムの
全体概念を示した図である。
【0023】図1に示すように、本実施形態の位置検知
システムは、薄型無線信号発信タグが付された搭乗券
1、受信装置(タグリーダー)2(2−1〜2−4)、
統括監視装置3、ゲート装置4とを備えて構成するもの
である。
【0024】薄型無線信号発信タグを付された搭乗券1
は、予め薄型無線信号発信タグが付された搭乗券であ
り、その薄型無線信号発信タグは識別情報を放出するI
Dタグである。
【0025】薄型無線信号発信タグは、搭乗券に取り付
けたり、または、顧客が搭乗券と一緒に所持できるよう
な薄型・小型のものが望ましい。本実施形態では、薄型
無線信号発信タグはIDタグを使用した場合について説
明するが、少なくとも識別情報を放出できる無線信号発
生装置であればよい。
【0026】また、識別情報(ID情報)は、例えば、
IDタグに付された対応番号や搭乗者番号や搭乗券の発
行番号等のようなIDを含んだ情報である。
【0027】受信装置(タグリーダー)2(2−1〜2
−4)は、管轄領域内の薄型無線信号発信タグが付され
た搭乗券1から放出される識別情報を受信するものであ
り、受信した識別叙法を統括監視装置3に与えるもので
ある。管轄領域内は、受信装置2が、それぞれ薄型無線
信号発生タグが放出する識別情報を受信できる受信エリ
アであり、例えば、図1に示すように、受信装置2−
1、2−2、…がそれぞれ受信エリアを有している。
【0028】図1では、空港内の所定のエリアに、4個
の受信装置2(2−1〜2−4)を天井に設置してい
る。しかし、受信装置2は、受信装置2を設置する天井
が高く、薄型無線信号発信タグが付された搭乗券1から
の無線信号が届かず受信できないようであれば、薄型無
線信号発信タグが付された搭乗券1からの無線信号が受
信できる受信範囲内の壁若しくは柱などに取り付ける
か、または受信装置専用に小型の突起物(例えば受信装
置専用の収納ボックス)などを無線信号の受信範囲(エ
リア)内に設けて、その中に受信装置2を設置しても良
い。
【0029】また、受信装置2は、顧客が所持する薄型
無線信号発信タグが付された搭乗券1から放出される無
線信号を受信するものであるので、顧客が搭乗する前の
顧客の行動範囲内に数多く設置することが望ましい。
【0030】ゲート装置4は、顧客が搭乗口を潜るとき
に、空港職員が顧客の所持している搭乗券1を、搭乗口
に対応するゲート装置4に挿入して、その挿入された搭
乗券の搭乗券情報を統括管理装置3に与えるものであ
る。つまり、搭乗券が含んでいる搭乗券番号や搭乗者番
号などに基づいた搭乗券情報を得て、その搭乗券情報を
統括管理装置3に与えるものである。また、薄型無線信
号発信タグの有している識別情報を読み取れるようにし
てもよい。
【0031】統括監視装置3は、受信装置2(2−1〜
2−4)が受信した識別情報に基づいた顧客位置監視機
能と、ゲート装置4からの搭乗券情報に基づいて航空機
の未搭乗者検知機能とを備えたものである。
【0032】つまり、統括監視装置3は、受信装置2が
受信した無線信号に基づいて、その受信した受信装置2
の位置を顧客の位置として顧客位置を自動的に検出し
て、空港内における顧客の位置を表示して監視すること
ができるものである。また、ゲート装置4からの搭乗券
情報に基づいて、搭乗予定時刻の航空機の未搭乗者を自
動的に検知することができるものである。
【0033】図4は、統括監視装置3の全体構成を示し
たブロック図である。
【0034】図4に示すように、統括監視装置3は、搭
乗者予定リスト5、未搭乗者検出部6、検知位置表示制
御部7を備えている。また、統括監視装置3は、受信装
置2からの顧客位置情報に基づいて、顧客位置を表示す
る検知位置表示部8を有している。
【0035】搭乗予定者リスト5は、目的航空機の搭乗
予定者のリストである。例えば、目的航空機の搭乗予定
者に対応するID番号(例えば、搭乗者番号や搭乗券発
行番号など)を記録するものである。
【0036】未搭乗者検出部6は、ゲート装置4からの
搭乗券情報を受け取り、受け取った搭乗券情報と搭乗予
定者リスト5とに基づいて、未搭乗者の事実を検出する
ものである。例えば、搭乗予定者リスト5に記憶されて
いる搭乗予定者情報とゲート装置4からの搭乗券情報と
を対応させて、搭乗券情報を得ていない搭乗予定者を未
搭乗者とみなして未搭乗者の事実を知ることができる。
【0037】検知位置表示制御部7は、受信装置2が受
信した無線信号に基づいて、空港内における顧客の位置
を検知して、その検知した位置を検知位置表示部8に表
示させる位置表示を制御するものである。
【0038】検知位置表示部8は、検知位置表示制御部
7が検知した顧客位置を表示するものである。
【0039】例えば、空港内の構内地図(MAP表示)
を基にして、空港内に設置した受信装置2の位置と同じ
位置にその構内地図上に表示させて、受信装置2が無線
信号を受信したと認識した場合に、その受信装置2の管
轄領域内に顧客がいることを示すように表示するように
しても良い。
【0040】また、予め空港内に複数の検知エリアを設
け(この場合、例えば、複数の受信装置2を1つの検知
エリアとする)、それら空港内の検知エリアを表示し、
受信装置2が無線信号を受信したことを認識すると、そ
の受信装置の管轄領域内に顧客がいることを示すように
表示しても良い。
【0041】このようにして顧客位置を検知する場合、
受信装置2のそれぞれに番号が与えられており、例え
ば、図1において、受信装置2−1が識別情報を受信し
たことを検知位置表示制御部7が認識した場合には、対
応する番号の受信装置位置が表示される。
【0042】また、ゲート装置4からの搭乗券情報から
搭乗予定時刻を過ぎても、その顧客が未搭乗であり、か
つ、受信装置2が搭乗券1から無線信号を受信できず、
その顧客の位置が検知できない場合、その顧客は悪意を
もって空港内から脱出したおそれがある。そのような場
合には、航空機内にその顧客の荷物があるのならば、即
刻その荷物をその航空機から搬出し、その荷物を排除す
る処置をとる。
【0043】(A−2)第1実施形態の動作 次に、図1及び図3を参照して、本実施形態に係る位置
検知システムの動作について説明する。
【0044】顧客は、空港にチェックインしたときに、
目的の航空機に搭乗するために受付の空港職員側から薄
型無線信号発信タグが付されている搭乗券1を受け取
る。
【0045】顧客が受け取った搭乗券の薄型無線信号発
信タグは、識別情報(ID情報)を放出しており、放出
されている識別情報は、空港内の天井などのように、そ
の識別情報の受信可能範囲に設置されている受信装置2
(2−1〜2−4)により受信される。
【0046】例えば、図1において、搭乗券1を所持し
ている顧客が受信装置2−1の受信エリア内にいる場
合、受信装置2−1が、その顧客の薄型無線信発信号タ
グ付き搭乗券1からの識別情報を受信する。
【0047】以下は、統括監視装置3の位置検知処理な
ので、図3を参照して説明する。
【0048】受信装置2に受信された識別情報は、統括
監視装置3に与えられる(ステップ305)。
【0049】統括監視装置3の検知位置表示制御部7に
おいて、受信装置2からの識別情報に基づいて、その顧
客の位置が検知される(ステップ306)。このとき、
薄型無線信号発信タグからの識別情報を受信した受信装
置2の位置を、その薄型無線信号発信タグを所持する顧
客の位置とする。
【0050】検知された顧客位置は、検知位置表示に適
するように検知位置表示制御部7により制御され、検知
位置表示部8に表示される(ステップ307)。
【0051】また、顧客が目的の航空機に搭乗するとき
に、搭乗口に設置されているゲート装置4に搭乗券1を
挿入し、搭乗券1の搭乗券情報を、統括監視装置3の未
搭乗者検出部6に与えられる(ステップ302)。
【0052】未搭乗者検出部6において、与えられた搭
乗券情報と搭乗予定者リスト5とを対応させて、未搭乗
者の存在の事実を検出する(ステップ303)。
【0053】検出した未搭乗者の存在の事実に基づい
て、その未搭乗者の搭乗券1のID番号を認識し(ステ
ップ304)、検知位置表示部8で表示されている顧客
位置から、その未搭乗者の位置を検知する(ステップ3
08)。
【0054】また、未搭乗者の存在の事実を検出した
が、検知位置表示部8で表示されている顧客位置の中か
ら、その未搭乗者の位置を検知することができない場合
には、その未搭乗者が荷物のみを空港側に預け、自身は
空港内から脱出したおそれがあり、その者の荷物などを
早期に対処する。
【0055】このようにして、未搭乗者の位置を検知し
た場合には、その未搭乗者の位置を認識できることか
ら、未搭乗者の位置を予測して空港職員がその場所付近
に向かいその顧客に直接搭乗を促したり、または、まず
は場内放送により、その顧客の移動状況を監視して、放
送を流しても搭乗口に向かわないことが分かってから直
接アクセスするなどする。
【0056】(A−3)第1実施形態の効果 以上、本実施形態の乗客位置検知システムによれば、顧
客が所持する搭乗券に識別情報を放出する薄型無線信号
発信タグを付すことにより、統括管理装置が、その識別
情報を受信する管轄領域をもつ受信装置(タグリーダ
ー)の位置を、その乗客の位置として自動的に顧客の位
置を検知することができる。
【0057】これにより、搭乗予定時刻を過ぎても搭乗
していない未搭乗者について、多数の空港内利用者の中
から未搭乗を限定することができ、その未搭乗者に対し
て、直接搭乗催促等をすることができるので、その航空
機のみに限らず、他の航空機の出発予定時刻の遅延を減
少できる。
【0058】さらに、「危険物のみを空港側に預けて搭
乗しない」ような、悪意をもった顧客に対しても、空港
側がいち早く察知し適当に対処でき、空港内のセキュリ
ティーを高めることができる。
【0059】(B)その他の実施形態 上述した第1の実施形態において、1つの統括監視装置
はすべての受信装置及びゲート装置を管理していること
について説明した。しかし、統括管理装置を複数設けて
もよい。例えば、空港内のエリア毎や搭乗口毎若しくは
複数の搭乗口を1つの搭乗口群として管理するなどして
も良い。
【0060】また、複数の統括管理装置を設け、それら
の複数の統括管理装置を集中的に制御する統括制御装置
を設けても良い。
【0061】上述した第1の実施形態において、空港内
における顧客位置検知システムについて説明したが、空
港内に限られることなく、例えば、乗船場、駅構内など
においても適用することができる。
【0062】また、上述した第1の実施形態において、
ゲート装置は、搭乗券が挿入されることにより、搭乗券
番号などを読み取るように説明したが、例えば、第1の
実施形態で説明した受信装置等のように、搭乗券に付さ
れた薄型無線信号発信タグからの識別情報を受信できる
ような無線受信装置であっても良い。
【0063】
【発明の効果】本発明の乗客位置検知システムによれ
ば、乗客が所持するチケットと共に所持され、識別情報
を放出する無線IDタグと、乗客が目的運輸手段に乗車
する際に通過するものであって、チケットの読取情報又
は無線IDタグの識別情報により乗客の通過を検知する
乗車ゲート手段と、乗車ゲート手段に至るまでの自己に
割当てられた管轄領域内に位置する無線IDタグの識別
情報を受信する複数の無線タグリーダーと、乗車ゲート
手段からのゲート通過情報に基づいて、未通過乗客の事
実を認識し、未通過乗客の位置探索時に、未通過乗客の
位置を、各無線タグリーダーの受信情報に基づいて特定
する統括監視装置とを備えることにより、未通過乗客の
位置を検知し、効率良く乗車の催促をすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態に係る顧客位置検知システムを
示す全体概念図である。
【図2】従来の空港内におけるチェックインから搭乗ま
でを示した説明図である。
【図3】第1の実施形態に係る統括監視装置の顧客位置
検知処理のフローチャートである。
【図4】第1の実施形態に係る統括監視装置の内部構成
を示したブロック図である。
【符号の説明】
1…薄型無線信号タグを付した搭乗券、2(2−1〜2
−4)…受信装置(タグリーダー)、3…統括監視装
置、4…ゲート装置、5…搭乗予定者リスト、6…未搭
乗者検出部、7…検知位置表示制御部、8…検知位置表
示部、9、10…受信部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // B64F 1/36 G08G 1/13

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乗客が所持するチケットと共に所持さ
    れ、識別情報を放出する無線IDタグと、 乗客が目的運輸手段に乗車する際に通過するものであっ
    て、上記チケットの読取情報又は上記無線IDタグの識
    別情報により乗客の通過を検知する乗車ゲート手段と、 上記乗車ゲート手段に至るまでの自己に割当てられた管
    轄領域内に位置する上記無線IDタグの識別情報を受信
    する複数の無線タグリーダーと、上記乗車ゲート手段か
    らのゲート通過情報に基づいて、未通過乗客の事実を認 識し、上記未通過乗客の位置探索時に、上記未通過乗客
    の位置を、上記各無線タグリーダーの受信情報に基づい
    て特定する統括監視装置とを備えることを特徴とする乗
    客位置検知システム。
  2. 【請求項2】 目的運輸手段に乗車する乗客の乗客情報
    と、その乗客が所持する無線IDタグの識別情報を対応
    付けて蓄積する乗車情報蓄積手段を備え、 上記統括監視手段は、上記乗車ゲート手段が上記チケッ
    トから得た乗客情報、又は、上記乗車ゲート手段が上記
    無線IDタグから得た識別情報に基づいて、上記乗車情
    報蓄積手段に、該当する乗客の通過を書き込むと共に、
    上記未通過乗客の探索時に、位置特定だけでなく、その
    乗客の乗客情報をも取得することを特徴とする請求項1
    に記載の乗客位置検知システム。
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