JP2003018699A - テレビセット - Google Patents

テレビセット

Info

Publication number
JP2003018699A
JP2003018699A JP2001201042A JP2001201042A JP2003018699A JP 2003018699 A JP2003018699 A JP 2003018699A JP 2001201042 A JP2001201042 A JP 2001201042A JP 2001201042 A JP2001201042 A JP 2001201042A JP 2003018699 A JP2003018699 A JP 2003018699A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
hearing
audio
person
impaired person
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001201042A
Other languages
English (en)
Inventor
Shoji Fujino
昭二 藤野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Temco Japan Co Ltd
Original Assignee
Temco Japan Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Temco Japan Co Ltd filed Critical Temco Japan Co Ltd
Priority to JP2001201042A priority Critical patent/JP2003018699A/ja
Publication of JP2003018699A publication Critical patent/JP2003018699A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Television Receiver Circuits (AREA)
  • Headphones And Earphones (AREA)
  • Details Of Audible-Bandwidth Transducers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】難聴者と健常者が一緒に、それぞれに適した音
量にてテレビを楽しむことを可能にするテレビセットを
提供することを課題とする。 【解決手段】チューナーによって選局されたテレビ信号
から音声信号が含まれる信号を分離し、この信号を音声
中間周波数信号に再生して処理する既存の音声処理部A
に、難聴者用イヤホンジャック8を含む難聴者用音声処
理部Bを接続し、難聴者用イヤホンジャック8にイヤホ
ンプラグが接続された状態で、スピーカー3からも同時
に音声信号を出力可能にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、テレビセット、よ
り詳細には、健常者と難聴者とが同時に視聴するような
場合に、それぞれにとって最適な状態で視聴することが
できるテレビセットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、難聴者が聞き取れる音の大きさ
の範囲は健常者に比べてかなり狭く、小さ過ぎれば聞こ
えないし、大き過ぎても音が響いて、聞き取りにくいも
のとなる。従って、難聴者と健常者とが一緒にテレビを
見る場合、健常者に適した音量にするとそれは難聴者に
は小さ過ぎ、難聴者に合わせて音量を上げるとそれは健
常者には大き過ぎることとなるし、近所迷惑にもなる。
【0003】近所迷惑を考えて難聴者用にイヤホン端子
にイヤホンを接続すると、スピーカーからの音が出なく
なり、健常者は音を聞くことができなくなってしまう。
そして、難聴者が一人の場合に、イヤホン端子にイヤホ
ンを接続して音を聞こうとしても、イヤホンからの音声
出力は、健常者用の周波数特性で出力されるため、音量
を上げても難聴者にとっては聞き難いことが多い。この
ことは、テレビに付属しているイヤホンは気導式であ
り、鼓膜や耳小骨等の伝音系障害による難聴の人には不
向きであるということにも関係している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このよう
に、従来のテレビにおいては、健常者と難聴者とが同時
に、それぞれ最適な音量で視聴することが困難であると
いう状況に鑑みてなされたもので、難聴者と健常者が一
緒に、それぞれに適した音量にてテレビを楽しむことを
可能にするテレビセットを提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の請求項1に記載された本発明に係るテレビセットは、
チューナーによって選局されたテレビ信号から音声信号
が含まれる信号を分離し、この信号を音声中間周波数信
号に再生して処理する既存の音声処理部に、難聴者用イ
ヤホンジャックを含む難聴者用音声処理部を接続し、前
記難聴者用イヤホンジャックにイヤホンプラグが接続さ
れた状態で、スピーカーからも同時に音声信号を出力可
能にしたものである。
【0006】上記課題を解決するための請求項2に記載
された本発明に係るテレビセットは、前記難聴者用音声
処理部が、周波数特性及び音量を可変とするものであ
る。
【0007】上記課題を解決するための請求項3に記載
された本発明に係るテレビセットは、前記難聴者用音声
処理部において周波数変調を施した難聴者用音声信号の
外部送信手段と、前記信号の外部受信手段とを備え、前
記外部受信手段が備える難聴者用イヤホンジャックを介
しての聴取を可能にしたものである。
【0008】上記課題を解決するための請求項4に記載
された本発明に係るテレビセットは、チューナーによっ
て選局されたテレビ信号から音声信号が含まれる信号を
分離し、この信号を音声中間周波数信号に再生して処理
する既存の音声処理部に、周波数変調手段を介して難聴
者用音声信号の外部送信手段を設け、前記信号を、難聴
者用イヤホンジャックを備えた外部受信手段で受信して
聴取可能にしたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図面に
依拠して説明する。本発明に係るテレビセットは、健常
者のためのスピーカーと難聴者のためのイヤホンとか
ら、同時に音声を出力することができ、しかも、それぞ
れの音声出力を、独立して制御可能に構成したところに
大きな特徴を有する。
【0010】また、本発明に係るテレビセットは、好ま
しくは、赤外線による音声信号送信手段と、それから送
信される音声信号を受信して再生する赤外線受信手段と
を含んで構成される。この構成の場合は、テレビ本体か
ら、音声信号に復調した難聴者用音声信号に周波数変調
を施して放射し、この赤外線を受光する赤外線受信装置
側で、難聴者用周波数変調信号を検波し、音声信号を復
調する。
【0011】図1、図2及び図4には、本発明に係るテ
レビ本体及び赤外線受信装置のそれぞれ異なる実施例を
示すブロック図が示されている。各図に示すように、テ
レビ本体の音声処理部は、一般のテレビが備えている既
設の音声処理部Aに、難聴者用音声処理部B及び難聴者
用赤外線送信部Cの少なくとも1つを付加して成る。
【0012】既設の音声処理部Aは、音量調整器1、音
声増幅器2、スピーカー3、及び、イヤホンジャック4
から成る。また、難聴者用音声処理部Bは、難聴者用周
波数特性調整装置5、難聴者用音量調整器6、骨伝導ス
ピーカー用音声増幅器7及び難聴者用イヤホンジャック
8から成り(図1、図2参照)、難聴者用赤外線送信部
Cは、搬送波発振・周波数変調器9、赤外線LEDドラ
イブ10及び赤外線LED11から成る(図3参照)。
なお、映像信号については、映像処理部によって処理さ
れ、テレビ本体のブラウン管等によって映像が出力され
る。
【0013】次に、本発明に係るテレビセットの音声処
理について、図1及び図2に拠って説明する。まず、ア
ンテナで受信したRF信号から受信したいテレビ信号を
チューナーで選択し、これを音声信号について音声中間
周波数増幅・音声検波器20で増幅、検波し、音声に変
換する。そして、この音声を、音声処理部A及び難聴者
用音声処理部Bに出力し、外部送信手段を有する場合に
は、更に難聴者用赤外線送信部Cの赤外線LED11に
出力する(図2)。
【0014】図1に示す第1の実施例及び図2に示す第
2の実施例においては、テレビ本体からの音声出力は、
音声中間周波数増幅・音声検波器20において検波、増
幅された音声信号が、音声処理部Aを介してスピーカー
3かイヤホンジャック4に供給されることにより行なわ
れる。また、それと同時に、難聴者用音声処理部Bを介
して、難聴者用イヤホンジャック8にも音声信号が供給
され、そこからも音声の出力が行なわれる。
【0015】更に、図2に示す第2の実施例において
は、難聴者用周波数特性調整装置5の後に難聴者用赤外
線送信部Cが設置され、難聴者用周波数特性調整装置5
より出力される難聴者用音声信号に周波数変調を施して
外部出力し、別途用意される赤外線受信装置Dを用いて
音声を出力する。赤外線を視聴者に効率よく伝達するた
めに、赤外線LED11を含む難聴者用赤外線送信部C
は、テレビ本体のフロントパネルに配備することが望ま
しい(図6参照)。
【0016】赤外線受信装置Dは、図3に示すように、
PINフォトダイオード12、高周波増幅器13、周波
数変調検波器14、音声増幅器15、音量調整器16、
自動利得調整器17、骨伝導スピーカー用音声増幅器1
8及びイヤホンジャック19から成る。
【0017】PINフォトダイオード12は、テレビ本
体の赤外線LED11から出力された赤外線を受光して
電気信号に変換し、周波数変調検波器14、音声増幅器
15に出力する。周波数変調検波器14、音声増幅器1
5は、入力された難聴者音声信号で変調された周波数変
調信号から音声信号を復調し、元の難聴者用音声信号と
して増幅して、イヤホンジャック19に出力させる。
【0018】また、図4に示す第3の実施例において
は、上記実施例と同様に、音声中間周波数増幅・音声検
波器20において増幅、検波が行なわれた音声信号が、
音声処理部Aを介してスピーカー3かイヤホンジャック
4に供給されて音声の出力が行なわれる。あるいは、難
聴者用赤外線送信部Cで、出力された難聴者用音声信号
に周波数変調を施した後に外部出力し、別途用意される
赤外線受信装置Dを用いて受信することにより、音声を
出力させる。
【0019】このように、本発明に係るテレビセットで
は、従来から設けられている音声処理部構成部とは別系
統の難聴者用音声処理部が付加されることにより、難聴
者用イヤホンの使用中でも、スピーカー3から音声信号
が発生されるように構成している。よって、健常者と難
聴者とが同一のテレビを視聴するとき、両者は、それぞ
れ最適な音質、音量で聞くことができる。なお、以上の
実施例では、イヤホンの場合について説明したが、これ
を骨伝導式レシーバー等としても同様である。
【0020】
【発明の効果】本発明は上述した通りであって、本発明
に係るテレビセットにおいては、難聴者も、健常者と同
時にそれぞれ最適な状態で視聴することができ、難聴者
も健常者と共に共通の話題や興味を持って楽しむことが
可能となり、テレビの利用範囲が一層拡大される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るテレビセットの第1の実施例を示
すブロック図である。
【図2】本発明に係るテレビセットの第2の実施例を示
すブロック図である。
【図3】本発明に係るテレビセットの赤外線受信装置の
構成を示すブロック図である。
【図4】本発明に係るテレビセットの第3の実施例を示
すブロック図である。
【図5】本発明に係るテレビセットの一実施例の概念図
である。
【図6】本発明に係るテレビセットの別の実施例の概念
図である。
【符号の説明】
1 音量調整器 2 音声増幅器 3 スピーカー 4 イヤホンジャック 5 難聴者用周波数特性調整装置 6 難聴者用音量調整器 7 骨伝導スピーカー用音声増幅器 8 難聴者用イヤホンジャック 9 搬送波発振・周波数変調器 10 赤外線LEDドライブ 11 赤外線LED 12 PINフォトダイオード 13 高周波増幅器 14 周波数変調検波器 15 音声増幅器 16 音量調整器 17 自動利得調整器 18 骨伝導スピーカー用音声増幅器 19 イヤホンジャック 20 音声中間周波数増幅・音声検波器

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チューナーによって選局されたテレビ信
    号から音声信号が含まれる信号を分離し、この信号を音
    声中間周波数信号に再生して処理する既存の音声処理部
    に、難聴者用イヤホンジャックを含む難聴者用音声処理
    部を接続し、前記難聴者用イヤホンジャックにイヤホン
    プラグが接続された状態で、スピーカーからも同時に音
    声信号を出力可能にしたことを特徴とするテレビセッ
    ト。
  2. 【請求項2】 前記難聴者用音声処理部が、周波数特性
    及び音量を可変とするものである請求項1に記載のテレ
    ビセット。
  3. 【請求項3】 前記難聴者用音声処理部において周波数
    変調を施した難聴者用音声信号の外部送信手段と、前記
    信号の外部受信手段とを備え、前記外部受信手段が備え
    る難聴者用イヤホンジャックを介しての聴取を可能にし
    た請求項1又は2に記載のテレビセット。
  4. 【請求項4】 チューナーによって選局されたテレビ信
    号から音声信号が含まれる信号を分離し、この信号を音
    声中間周波数信号に再生して処理する既存の音声処理部
    に、周波数変調手段を介して難聴者用音声信号の外部送
    信手段を設け、前記信号を、難聴者用イヤホンジャック
    を備えた外部受信手段で受信して聴取可能にしたテレビ
    セット。
JP2001201042A 2001-07-02 2001-07-02 テレビセット Pending JP2003018699A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001201042A JP2003018699A (ja) 2001-07-02 2001-07-02 テレビセット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001201042A JP2003018699A (ja) 2001-07-02 2001-07-02 テレビセット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003018699A true JP2003018699A (ja) 2003-01-17

Family

ID=19038070

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001201042A Pending JP2003018699A (ja) 2001-07-02 2001-07-02 テレビセット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003018699A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007006442A (ja) * 2005-05-25 2007-01-11 Kyocera Corp 放送受信装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007006442A (ja) * 2005-05-25 2007-01-11 Kyocera Corp 放送受信装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5966639A (en) System and method for enhancing speech intelligibility utilizing wireless communication
US8155362B2 (en) Wireless listening system
US11457319B2 (en) Hearing device incorporating dynamic microphone attenuation during streaming
JP2007282222A (ja) 時間遅延補聴器システムおよび方法
JP2003230071A (ja) テレビ視聴システム
WO2005109950A1 (en) Bone conduction and wireless receiving set
US7817017B1 (en) Television audio monitor method and system
US20070282392A1 (en) Method and system for providing hearing assistance to a user
JP2003018699A (ja) テレビセット
WO1991015902A1 (en) Assistive listening device
JP4097735B2 (ja) スピーカ装置
JPH07177376A (ja) テレビジョン受像機、リモコン装置、及びそれらの組み合わせ
JPH09172418A (ja) 告知放送受信機
KR200238198Y1 (ko) 무선 텔레비전 방송 청취기
WO2010146734A1 (ja) 音声画像再生システム、補聴器、音声画像処理装置
JP2008514046A (ja) 無線方式で送信された音声信号を受信するための装置
JP2000197196A (ja) 音像定位制御装置
KR200234878Y1 (ko) 텔레비전 음성송수신장치
JPH09181992A (ja) 映像ミュート付きテレビジョン受信機
KR20020063937A (ko) 무선 텔레비젼 방송 청취기
JPH09139999A (ja) 補聴装置
JPH1132233A (ja) 音声送信テレビ及び専用受信機
JPS6340481A (ja) テレビジヨン受信機
JP2004254207A (ja) 赤外線ワイヤレスヘッドフォン装置
Kuk et al. Efficacy of a wireless TV listening device

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040531

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040608

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040922