JP2003018510A - 画像処理システム、画像処理方法、撮像補助装置及び撮像装置 - Google Patents

画像処理システム、画像処理方法、撮像補助装置及び撮像装置

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JP2003018510A
JP2003018510A JP2001196742A JP2001196742A JP2003018510A JP 2003018510 A JP2003018510 A JP 2003018510A JP 2001196742 A JP2001196742 A JP 2001196742A JP 2001196742 A JP2001196742 A JP 2001196742A JP 2003018510 A JP2003018510 A JP 2003018510A
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JP2001196742A
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English (en)
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Shinichi Hanabusa
真一 英
Kazuhiro Takemoto
和広 竹本
Takeyoshi Iguchi
竹喜 井口
Iwao Ayusawa
巌 鮎澤
Ryuichiro Kobayashi
隆一郎 小林
Shigeharu Koboshi
重治 小星
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Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】撮像したその場での画像選択が可能な画像処理
システム、画像処理方法、撮像補助装置及び撮像装置を
提供すること。 【解決手段】被写体識別ID取得手段6と、被写体1の
撮像手段2と、撮像手段2で撮像した画像データを記憶
する第1記憶手段3と、これに記憶された画像データの
表示手段4と、第2記憶手段9と、表示された画像デー
タを選択的に第2記憶手段9に送信するための送信指示
受付手段5と、識別手段に付与された被写体識別IDを
取得する被写体識別ID取得手段6と、第1記憶手段3
の画像データと被写体識別ID取得手段6で取得した被
写体識別IDとの対応付け手段と、画像データ及び被写
体識別IDを第2記憶手段9に送信する送信手段8とを
有し、第2記憶手段9は送信された画像データ及び対応
付けられた被写体識別IDを記憶する画像処理システ
ム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像処理システム、
画像処理方法、撮像補助装置及び撮像装置に関し、詳し
くは撮像したその場での画像選択が可能な画像処理シス
テム、画像処理方法、撮像補助装置及び撮像装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、テーマパークや景勝地に設置され
た撮像システムにおいては、一定の場所で一定のタイミ
ングでしか撮影されない、撮影内容が大ざっぱで満足の
行く映像が得られない等の問題があった。
【0003】このため、個人識別カードを識別して、個
人の映像を自動的に記録し、個人毎にファイリングする
映像記録システムが提案されている(特開平7−193
646号公報参照)。
【0004】しかし、上記の映像記録システムでは、自
動的に記録、ファイリングが行われるため、撮影したそ
の場で写り具合を確認し、気に入ったものだけをサーバ
に転送する形態とはなっていなかった。
【0005】また、リモコンで所定位置に固定された撮
像装置に撮影命令を出し、リモコンから送信されるID
番号毎に画像データを保持し、プリントする撮像システ
ムが提案されている(特開平11−215421号公報
参照)。
【0006】しかし、上記の撮像システムでは、リモコ
ンの貸与、登録等が必要で、手続きが面倒であり、リモ
コン非保持ユーザには撮影の機会が与えられなかった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明の課題
は、撮像したその場での画像選択が可能な画像処理シス
テム、画像処理方法、撮像補助装置及び撮像装置を提供
することにある。
【0008】本発明の他の課題は、リモコンを携帯する
必要なく、撮影の機会を提供することができる画像処理
システム、画像処理方法、撮像補助装置及び撮像装置を
提供することにある。
【0009】本発明の他の課題は、以下の記載によって
明らかになる。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の請求項1に記載の発明は、被写体識別IDが予め付与
された識別手段と、被写体を撮像して画像データを得る
撮像手段と、前記撮像手段で撮像して得られた画像デー
タを記憶する第1の記憶手段と、前記第1の記憶手段に
記憶された画像データを表示する表示手段と、第2の記
憶手段と、前記表示手段に表示された画像データを選択
的に第2の記憶手段に送信するための指示を受け付ける
送信指示受付手段と、前記識別手段に付与された被写体
識別IDを取得する被写体識別ID取得手段と、第1の
記憶手段に記憶された画像データと前記被写体識別ID
取得手段で取得した被写体識別IDとを対応付ける対応
付け手段と、前記送信指示受付手段において送信の指示
があった画像データ及び対応付けられた被写体識別ID
を第2の記憶手段に送信する送信手段とを有し、前記第
2の記憶手段は前記送信手段によって送信された画像デ
ータ及び対応付けられた被写体識別IDを記憶すること
を特徴とする画像処理システムである。
【0011】上記課題を解決するための請求項2に記載
の発明は、前記被写体識別ID取得手段による被写体識
別IDの取得は、光学読み取りによる取得、電気的読み
取りによる取得又は電波の受信による取得のいずれかで
あることを特徴とする請求項1に記載の画像処理システ
ムである。
【0012】上記課題を解決するための請求項3に記載
の発明は、前記撮像手段には予めカメラ識別IDが付与
されており、前記対応付け手段は、第1の記憶手段に記
憶された画像データと該カメラ識別IDとを対応付ける
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理シス
テムである。
【0013】上記課題を解決するための請求項4に記載
の発明は、前記カメラ識別IDには予め優先順位が対応
付けられていることを特徴とする請求項3に記載の画像
処理システムである。
【0014】上記課題を解決するための請求項1に記載
の発明は、前記第2の記憶手段に記憶された画像データ
についてプリントを行うためのプリント注文を受け付け
てプリント注文情報を生成するプリント受付手段と、前
記生成したプリント注文情報に基づいてプリントを行う
プリント手段とを有することを特徴とする請求項1〜4
のいずれか1項に記載の画像処理システムである。
【0015】上記課題を解決するための請求項6に記載
の発明は、前記プリント受付手段は、前記識別手段に付
与された被写体識別IDを取得する第2の被写体識別I
D取得手段と、該第2の被写体識別ID取得手段で取得
した被写体識別IDに対応付けられた画像データを前記
第2の記憶手段から呼び出す呼び出し手段と、前記呼び
出し手段で呼び出された画像データに基づく表示を行う
呼び出し画像表示手段と前記呼び出し画像表示手段に表
示された画像に関してプリント注文する対象を選択する
画像選択手段とを有することを特徴とする請求項8に記
載の画像処理システムである。
【0016】上記課題を解決するための請求項7に記載
の発明は、前記撮像手段、前記第1の記憶手段、前記表
示手段、前記送信指示受付手段、前記被写体識別ID取
得手段、前記対応付け手段及び前記送信手段は撮像装置
を構成し、前記第2の記憶手段1つについて複数の撮像
装置が存在することを特徴とする請求項1〜6のいずれ
か1項に記載の画像処理システムである。
【0017】上記課題を解決するための請求項8に記載
の発明は、前記第1の記憶手段は、記憶している画像デ
ータを消去する消去手段を有することを特徴とする請求
項1〜7のいずれか1項に記載の画像処理システムであ
る。
【0018】上記課題を解決するための請求項9に記載
の発明は、前記撮像手段は、被写体の撮像に先立って被
写体に対し撮像する旨の通知をする撮像通知手段を有す
ることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載
の画像処理システムである。
【0019】上記課題を解決するための請求項10に記
載の発明は、識別手段に被写体識別IDを付与するID
付与工程と、被写体を撮像して画像データを得る撮像工
程と、前記撮像工程において撮像して得られた画像デー
タを記憶する第1の記憶工程と、前記第1の記憶工程に
おいて記憶された画像データを表示する表示工程と、前
記表示工程において表示された画像データを選択的に送
信するための指示を受け付ける送信受付工程と、前記被
写体識別IDを取得する被写体識別ID取得工程と、前
記第1の記憶工程において記憶された画像データと前記
被写体識別ID取得工程において取得した被写体識別I
Dとを対応付ける対応付け工程と、前記送信受付工程に
おいて送信の指示があった画像データ及び対応付けられ
た被写体識別IDを送信する送信工程とを有し、前記送
信工程において送信された画像データ及び対応付けられ
た被写体識別IDを記憶する第2の記憶工程を有するこ
とを特徴とする画像処理方法である。
【0020】上記課題を解決するための請求項11に記
載の発明は、前記被写体識別ID取得工程における被写
体識別IDの取得は、光学読み取りによる取得、電気的
読み取りによる取得又は電波の受信による取得のいずれ
かであることを特徴とする請求項10に記載の画像処理
方法である。
【0021】上記課題を解決するための請求項12に記
載の発明は、カメラ識別IDを付与するカメラID付与
工程を有し、前記対応付け工程は、第1の記憶手段に記
憶された画像データと該カメラ識別IDとを対応付ける
ことを特徴とする請求項10又は11に記載の画像処理
方法である。
【0022】上記課題を解決するための請求項13に記
載の発明は、前記カメラ識別IDには予め優先順位が対
応付けられていることを特徴とする請求項12に記載の
画像処理方法である。
【0023】上記課題を解決するための請求項14に記
載の発明は、前記第2の記憶工程において記憶された画
像データについてプリントを行うためのプリント注文を
受け付けてプリント注文情報を生成するプリント受付工
程と、前記生成されたプリント注文情報に基づいてプリ
ントを行うプリント工程とを有することを特徴とする請
求項10〜13のいずれか1項に記載の画像処理方法で
ある。
【0024】上記課題を解決するための請求項15に記
載の発明は、前記プリント受付工程は、被写体識別ID
を取得する第2の被写体識別ID取得工程と、該第2の
被写体識別ID取得工程で取得した被写体識別IDに対
応付けられた画像データを前記第2の記憶工程において
記録された画像データから呼び出す呼び出し工程と、前
記呼び出し工程で呼び出された画像データに基づく表示
を行う呼び出し画像表示工程と前記呼び出し画像表示工
程において表示された画像に関してプリント注文する対
象を選択する画像選択工程とを有することを特徴とする
請求項14に記載の画像処理方法である。
【0025】上記課題を解決するための請求項16に記
載の発明は、前記第1の記憶工程において記憶した画像
データを消去する消去工程を有することを特徴とする請
求項10〜15のいずれか1項に記載の画像処理方法で
ある。
【0026】上記課題を解決するための請求項17に記
載の発明は、前記撮像工程における被写体の撮像に先立
って被写体に対し撮像する旨の通知をする撮像通知工程
を有することを特徴とする請求項10〜16のいずれか
1項に記載の画像処理方法である。
【0027】上記課題を解決するための請求項18に記
載の発明は、予め定められた識別信号を撮像装置に対し
て発信する識別信号発信手段と、前記識別信号の発信に
対して前記撮像装置が返信する信号を受信する受信手段
と、前記受信した信号に基づく情報通知を行う通知手段
とを少なくとも有することを特徴とする撮像補助装置で
ある。
【0028】上記課題を解決するための請求項19に記
載の発明は、被写体を撮像して画像データを得る撮像手
段と、前記撮像手段で撮像して得られた画像データを記
憶する第1の記憶手段と、前記第1の記憶手段に記憶さ
れた画像データを表示する表示手段と、第2の記憶手段
と、前記表示手段に表示された画像データを選択的に第
2の記憶手段に送信するための指示を受け付ける送信指
示受付手段と、前記識別手段に付与された被写体識別I
Dを取得する被写体識別ID取得手段と、第1の記憶手
段に記憶された画像データと前記被写体識別ID取得手
段で取得した被写体識別IDとを対応付ける対応付け手
段と、前記送信指示受付手段において送信の指示があっ
た画像データ及び対応付けられた被写体識別IDを送信
する送信手段とを有することを特徴とする撮像装置であ
る。
【0029】上記課題を解決するための請求項20に記
載の発明は、前記被写体識別ID取得手段における前記
識別手段に記憶された被写体識別IDの取得は、光学読
み取りによる取得、電気的読み取りによる取得又は電波
の受信による取得のいずれかであることを特徴とする請
求項19に記載の撮像装置である。
【0030】上記課題を解決するための請求項21に記
載の発明は、前記撮像手段には予めカメラ識別IDが付
与されており、前記対応付け手段は、第1の記憶手段に
記憶された画像データと該カメラ識別IDとを対応付け
ることを特徴とする請求項19又は20に記載の撮像装
置である。
【0031】上記課題を解決するための請求項22に記
載の発明は、前記カメラ識別IDには予め優先順位が対
応付けられていることを特徴とする請求項21に記載の
撮像装置である。
【0032】上記課題を解決するための請求項23に記
載の発明は、前記第1の記憶手段は、記憶している画像
データを消去する消去手段を有することを特徴とする請
求項19〜22のいずれか1項に記載の撮像装置であ
る。
【0033】上記課題を解決するための請求項24に記
載の発明は、前記撮像手段は、被写体の撮像に先立って
被写体に対し撮像する旨の通知をする撮像通知手段を有
することを特徴とする請求項19〜23のいずれか1項
に記載の撮像装置である。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て詳述する。
【0035】図1は本発明の画像処理システム、画像処
理方法を説明するためのブロック図である。
【0036】1は被写体もしくは被写体と行動を共にす
る人(以下、これらをまとめてユーザと言う)に保持さ
れた識別手段である。
【0037】本発明において被写体とは、本発明の撮像
装置による撮像の対象となる人・物であり、好ましくは
識別手段を保持・携帯している人である。識別手段を携
帯していない場合は、被写体と行動を共にする人が識別
手段を保持・携帯していることが好ましい。
【0038】2は撮像手段であり、3は撮像手段21で
撮像して得られた画像データを記憶するための第1記憶
手段であり、4は第1記憶手段22に記憶された画像デ
ータを表示する表示手段であり、5は表示手段に表示さ
れた画像データに対する送信指示を受け付ける送信指示
受付手段であり、6は該被写体識別IDを識別手段から
取得する識別ID取得手段であり、7は画像データと被
写体識別IDを対応付ける対応付け手段であり、8は送
信指示受付手段5で受け付け、対応付け手段7で対応付
けられた画像データと被写体識別IDを送信指示により
送信する送信手段である。
【0039】9は第2記憶手段であり、送信手段8によ
って被写体識別IDと対応付けられた画像データを記憶
する。
【0040】10はプリント受付手段であり、好ましく
は、識別手段に予め付与された識別IDを取得する第2
被写体識別ID取得手段10a、該第2被写体識別ID
取得手段10aで取得した識別IDに対応付けられて記
憶されている画像データを第2記憶手段9から呼び出す
呼び出し手段10b、呼び出された画像データに基づく
画像を表示する呼び出し画像表示手段10c、呼び出し
画像表示手段10cに表示された画像に対し、プリント
するか否かを選択してプリント注文情報を生成する画像
選択手段10dによって構成されている。
【0041】11はプリント受付手段10において生成
されたプリント注文情報に基づいてプリントを行うプリ
ント手段である。
【0042】識別手段1は、ID付与工程において、被
写体識別IDを付与される対象として機能するものであ
り、ユーザーに所持されており、識別手段1には予め被
写体識別IDが付与されているので、当該識別手段1を
所持する被写体を識別することができる。かかる識別手
段1としては、アナウンサや携帯電話の端末、ICカー
ド等の機械・電気的な構成を有するものであっても、通
し番号やバーコードが印字されたチケット等の機械的な
構成を有さないものであってもよい。
【0043】かかる識別手段1に被写体識別IDを付与
する場合、光学読み取りが可能なようにバーコード化し
て印刷したり、ICカード等の記憶媒体に電気的情報と
して記憶したりすることによって付与することができ、
該被写体識別IDを付与され識別手段1は後述する被写
体識別ID取得手段や第2被写体識別ID取得手段に対
し、付与された該被写体識別IDを電気的信号や光学的
信号に変換して発信することもできる。
【0044】撮像手段21は、撮像工程として機能する
ものであり、被写体を撮像して画像データを得るもので
ある。撮像手段21はCCD等の撮像素子を用いた通常
の撮像機構を用いることができ、かかる撮像手段21で
は、被写体を撮像することにより、TIFF、BMP、
JPEG、JPEG2000等の各種フォーマットのデ
ジタル画像データを画像データとして得ることができ
る。
【0045】かかる撮像手段とは、光電変換素子(撮像
素子)を用いて得られる記録画像の信号レベル(入射光
量依存)から画像データを生成するものであり、例えば
かかる画像データを生成するために必要な、撮像素子、
信号変換回路、光学レンズ群とその駆動回路、発光回
路、画像データ入出力回路およびそれらの制御回路から
少なくとも構成され、例えばいわゆるデジタルカメラを
用いることができる。
【0046】撮像手段2は、被写体の撮像に先立って、
被写体に対し撮像する旨の通知を行う撮像通知手段2a
を有していることがユーザに撮像のための準備を促して
ユーザが満足がいく画像データを得る上で好ましい。か
かる撮像通知手段2aは、撮像通知工程として機能する
ものであり、音声、画像、光等の各種手段によって被写
体に対し撮像が行われる旨の通知を行う。
【0047】第1記憶手段3は、第1記憶工程として機
能するものであり、撮像手段2で得られた画像データを
記憶するものであり、各種コンピュータ読み取り可能な
記憶媒体を用いることができる。
【0048】第1記憶手段3は一時的に画像データを記
憶する構成とするべく、記憶した画像を消去する消去手
段3aを有していることが記憶容量の無駄をなくす観点
で好ましい。かかる消去手段3aによる消去は、送信指
示受付手段5により画像データの送信の可否を判断した
後又は撮像から一定時間経過後のタイミングで行うこと
ができる。
【0049】表示手段4は、表示工程として機能するも
のであり、第1記憶手段3に記憶された画像データを表
示するものであり、画像を表示することができるもので
あれば特に限定されず、例えば各種モニタ画面等を用い
ることができる。
【0050】送信指示受付手段5は、送信指示受付工程
として機能するものであり、ユーザが表示手段4に表示
された画像の画像データに対して「欲しい」、「欲しく
ない」の判断を最初に行い、欲しい画像データについて
第2記憶手段9に送信する送信指示を送信手段8に行う
ものである。
【0051】送信受付手段5における送信指示は、撮像
してからなるべく早い段階で行わせるようにすることが
ユーザが撮像した時の記憶と撮像した画像との符号が容
易になるという観点から好ましい。
【0052】かかる表示手段4及び送信指示受付手段5
は、前記識別手段1に付属的に設けてもよい。
【0053】送信手段8は、送信工程として機能するも
のであり、送信指示受付手段5による送信指示を受け
て、該送信指示にかかる画像データについて対応付け手
段7により対応付けた被写体識別IDと共に送る。
【0054】対応付け手段7は、対応付け工程として機
能するものであり、送信手段からの送信する画像データ
に対して被写体識別IDを対応付けさせるためのもので
ある。
【0055】カメラID付与工程として前記撮像手段2
に予めカメラIDを付与することによって、対応付け手
段7は、画像データに対し、前記被写体識別IDと共に
カメラIDをも対応付けることができる。かかるカメラ
IDの対応付けを行うとどのカメラで撮影したかの識別
が可能となり、ユーザに対し撮影時点の記憶の思いだし
を容易にさせる点で好ましい。
【0056】また、かかるカメラIDは、予め優先順位
を対応付けておくことができる。優先順位を対応付ける
ことによって、例えば、ユーザに対して人気があるカメ
ラアングルで撮像可能な撮像手段に付与されたカメラI
Dを高い優先順位に対応させたておいて、ユーザが複数
のカメラIDに対応付けられた画像データの中から「欲
しい」と思う画像データを選択する際に、要求度の高い
画像データの優先順位を高く表示することによって、プ
リント等の出力対象となる画像を選択する際の効率を上
げることができ好ましい。
【0057】被写体識別ID取得手段6は、被写体識別
ID取得工程として機能するものであり、送信指示受付
手段5において送信指示を行ったユーザの使用した識別
手段に予め付与された被写体識別IDを取得し、対応付
け手段7に送る。
【0058】かかる被写体識別ID取得手段6による被
写体識別IDの取得の方法としては、光学読み取りによ
る取得、電気的読み取りによる取得又は電波の受信によ
る取得等を用いることができるが、識別手段1のIDを
取得できるものであれば特に限定されない。
【0059】光学読み取りによる取得とは、バーコード
印字などの形態で識別手段1に予め付与された被写体識
別IDを、被写体識別ID取得手段6であるバーコード
リーダーで読み取ることによって取得するものである。
【0060】電気的読み取りによる取得とは、被写体識
別IDを電気的情報として保持したICカード等の記憶
媒体の形態で識別手段1に予め付与された被写体識別I
Dを、被写体識別ID取得手段6により、該電気的情報
を解析することによって取得するものである。
【0061】電波の受信による取得とは、識別手段1が
被写体識別IDを周波数変調やスペクトラム拡散等の公
知の方法で電波に重畳させて発信する構成とし、かかる
発信された被写体識別IDを被写体識別ID取得手段6
が受信し、復号化することによって取得するものであ
る。
【0062】第2記憶手段9は、第2記憶工程として機
能するものであり、送信手段8により送信された画像デ
ータ及び対応付けられた被写体識別IDを記憶するもの
である。
【0063】また、第2被写体識別ID取得手段10a
は、第2被写体識別ID取得工程として機能するもので
あり、プリント時にユーザが保持する識別手段1の被写
体識別IDを取得するものである。
【0064】呼び出し手段10bは、呼び出し工程とし
て機能するものであり、前記第2被写体識別ID取得手
段10aで取得した被写体識別IDに基づいて、該被写
体識別IDに対応する画像データを第2記憶手段9から
呼び出す。
【0065】呼び出し手段10bにより呼び出された画
像データは、呼び出し画像表示工程として機能する呼び
出し画像表示手段10cによって表示される。
【0066】画像選択手段10dは、画像選択工程とし
て機能するものであり、呼び出し画像表示手段10cに
おいて呼び出された画像についてプリント注文を受け付
けて、該プリント注文に基づいてプリント注文情報を生
成する。
【0067】プリント注文とは、当該画像データに対し
てプリントするか否かの判断はもとより、プリントの大
きさや、付加する文字、画像に関する情報、プリント画
像の補正等のプリントに関する各種注文事項のことをい
い、プリント注文情報は、かかるプリント注文に基づく
プリント処理を実行するのに必要な電子化情報であり、
例えば後述のメタデータやXML等の公知のデータ構造
を使用することが可能である。。
【0068】プリント手段11は、プリント工程として
機能するものであり、かかるプリント注文情報を受ける
ことにより、プリントを行うものであり、インクジェッ
トプリンタ、レーザプリンタ等の各種プリント手段を用
いることができる。
【0069】また、前記撮像手段2、前記第1の記憶手
段3、前記表示手段4、前記送信指示受付手段5、前記
被写体識別ID取得手段6、前記対応付け手段7及び前
記送信手段8は撮像装置20を構成し、前記第2の記憶
手段9が1つについて複数の撮像装置が存在する構成と
すると、撮像機会が増えるので好ましい。
【0070】次に、図1に示す画像処理システム、画像
処理方法、撮像補助装置及び撮像装置を更に具体化させ
た画像処理システム、画像処理方法、撮像補助装置及び
撮像装置を図2に示す。
【0071】図2に示すシステムは複数の撮像装置がイ
ンプットチェーン300により接続され、プリント受付
装置がアウトプットチェーン600により接続されてい
る例を示すものであり、かかるインプットチェーン30
0とアウトプットチェーン600は共に公知の情報伝送
ネットワークを使用することが可能である。
【0072】図示の例で採用されるインプットチェーン
300は主に画像データの伝送に使用され、撮像手段2
00及びメインフレームAが接続されている。
【0073】メインフレームAは中央集合情報処理シス
テムであり、主に撮像手段200から伝送される画像デ
ータを処理し、被写体識別ID、カメラ識別IDなどと
結合された画像データを第2記憶手段9の一例であるフ
ァイリングシステム720に転送したり、識別手段1の
一例である撮像補助装置(アナウンサともいう)アナウ
ンサ100や撮像手段200に併設されたモニタ201
に送信する表示用画像データを生成する。該表示用画像
データは小サイズのグラフィックビューであるサムネイ
ル(thumb nail)データが好ましい。
【0074】アウトプットチェーン600は主にプリン
トオーダー処理のための表示用画像データ送受信、プリ
ント注文情報データ送受信、制御データ送受信に使用さ
れ、プリント受付手段10の一例であるプリント受付装
置400A、プリント手段の一例であるプリントシステ
ム800、公衆ネットワーク(ネットシステム)70
0、移動通信網701、メインフレームBが接続されて
いる。
【0075】メインフレームBは、主にプリント受付装
置400Aやアナウンサ100からの要求があった画像
データについて、ファイリングシステム720から画像
データを呼び出し、表示用画像データを生成し、プリン
ト受付装置400Aに送信したり、インターネットを代
表とするネットシステム700や移動通信網701との
情報送受信、プリントシステム800への画像データ並
びにプリント注文データの送信を行う中央集合情報処理
システムである。
【0076】ファイリングシステム720は主に画像デ
ータの記憶、メインフレームA及びメインフレームBと
の画像データ送受信を行う、本発明の第2記憶手段に相
当する。
【0077】本発明では、上記メインフレームAとメイ
ンフレームBは制御手段として機能し、上記ファイリン
グシステムは第2記憶手段として機能し、メインフレー
ムAは画像入力制御手段として機能し、上記メインフレ
ームBは画像出力制御手段として機能する。
【0078】上記の態様において、メインフレームAは
撮像系、メインフレームBは注文系及びプリント系とい
うように役割分担することが好ましい。このためファイ
リングシステムはメインフレームA及びメインフレーム
Bの両方からアクセス可能とすることができる。
【0079】撮像手段200とアナウンサ100との通
信は、公知の通信媒体、通信手順を用いて、直接に通信
するか、移動通信網701,ネットシステム700,メ
インフレームB、メインフレームA、インプットチェー
ン300等を介して通信するか、いずれの方法も使用で
きるが、直接に通信する方がシステム的にシンプルであ
り、またアナウンサ100が強い電磁波を発して人体に
影響を及ぼす恐れも少ないので好ましい。
【0080】プリントシステム800は画像データと注
文データを受信して印刷するために必要な装置群であ
り、少なくとも制御装置(コンピュータ)とプリンタか
ら構成されている、本発明のプリント手段に相当する。
プリンタの画像形成方法は特に限定されず公知の何れの
方式を採用することもできる。
【0081】図3は本発明の撮像補助装置の一例である
アナウンサを示す図であり、図4は、かかるアナウンサ
の機能ブロック図である。
【0082】図3において、100は動物の顔型を模し
たアナウンサ本体であり、101は該動物の目の形を模
したLEDであり、102は該動物の鼻の形を模したボ
タンであり、103は該動物の目の形を模したアンテナ
であり、104は該動物の口の形を模したスピーカであ
り、105はアナウンサ100自体をイヤリングとして
耳に固定するための固定部である。
【0083】また、図4において、103aはアンテナ
103を介して受信と発信を行う受発信部であり、10
6は発振を行うための発振部であり、107は特定情報
を記憶するためのROMであり、108は所定の情報を
読み書きするためのRAMである。
【0084】かかるアナウンサ100には識別用の被写
体識別IDが予めROM107に記憶されている。
【0085】発振部106は、ターゲット(被写体)追
尾用に設けられており、撮像装置から発振される低周波
に共振して特定の周波数の発信を行う。
【0086】LED101は、撮像装置に捕捉されてい
ることを点灯してユーザに通知したり、撮像装置による
オートフォーカス、オートポートレート捕捉用に点灯す
る。
【0087】スピーカ104は、撮像時にユーザに対す
る情報を音声で提供する。
【0088】ボタン102は、撮像装置のモニタ表示中
のデータのデータ転送指示を受け付けるためのユーザイ
ンタフェースである。
【0089】受発信部103aは、撮像装置との通信を
行う。
【0090】本発明の撮像補助装置は、本実施の態様で
示したイヤリング型に限定されず、イヤホーン型等にし
て耳に装着する形態が好ましい。耳に装着する形態とす
れば、撮像タイミング等の情報を音声で提供できると共
に、撮像補助装置自体をターゲットとすることで、本発
明の撮像補助装置を装着しているユーザの顔を撮影する
のに好適な条件が設定しやすい。
【0091】次に、本発明の撮像装置について図5及び
図6に基づいて説明する。
【0092】図5(A)は撮像装置の一例を示す図、図
5(B)は前記撮像装置の設置例を示す図、図6はかか
る撮像装置の機能ブロック図である。
【0093】図5(A)及び図5(B)において、20
0aは撮像装置であり、200は撮像手段であり、20
1はモニタである。
【0094】撮像装置200aは、一般的なデジタルカ
メラが備える撮像部(CCD、C−MOS)、ストロ
ボ、RAM、ROM、制御部を有する。
【0095】センサ部203は、アナウンサアナウンサ
100が発する発振波を検知したり、撮像範囲内にユー
ザが存在するか否か等を検知する。
【0096】予めユーザが知る事ができるように撮影可
能範囲を照射するスポットライトを設けることも可能で
ある。
【0097】スピーカ204は、撮像時にユーザに対す
る情報を音声等で提供する。
【0098】複数設けられたモニタ201a、201
b、201c…は、モニタ制御部202で制御されてお
り、撮像済み画像を表示し、ユーザが撮像画像を撮像後
間もなく確認することができる。また、各種情報を表示
することも可能である。
【0099】雲台205は、撮像時に被写体をフレーム
内に収めるようにカメラの向きを調整する。
【0100】I/F206は、インプットチェーン30
0(図2参照)に接続しており、主にメインフレームA
への画像データ送信に用いられる。
【0101】送受信部207は、アナウンサと直接に情
報の授受を行うときに使用する。送受信の方式として
は、IrDA(赤外線データ通信協会が制定する無線規
格)、ブルートゥース(Bluetooth)、CDMA(発信
者の信号には符号が付けられ、他の発信者の信号と合成
されて受信者側に送る方式)等公知の無線通信方式が使
用できる。
【0102】カード読み取り部208は、光学的、磁気
的、静電気容量的等、公知の記録方法でチケットに予め
記録された識別IDを読み取る。
【0103】この他、ROM209、RAM210、全
体制御部211によって各種機能が制御されている。
【0104】次に、本発明の画像処理システムに好まし
く用いられるプリント受付装置について図7及び図8を
用いて説明する。
【0105】図7は、本発明の画像処理システムに好ま
しく用いられるプリント受付装置の一例を示す図であ
り、図8はかかるプリント受付装置の機能ブロック図で
ある。
【0106】プリント受付装置(A)400Aは、主と
して装置本体401とタッチパネルディスプレイ402
から構成される。
【0107】タッチパネルディスプレイ402は画像を
表示するとともに、プリント画像の選択、注文情報の入
力、各種ユーザー情報の入力を行う。
【0108】ネットワークI/F403は公衆ネットワ
ークに接続されており、主にセンターサーバからの画像
データ受信、センターサーバに対する注文情報の送信に
使われる。
【0109】アナウンサ差込スロット404は、アナウ
ンサ100を挿入できる形状になっており、その差込口
底部には接続コネクタ404Aが設けられており、アナ
ウンサ100に記憶された情報を読み取り可能になって
いる。本実施形態では電気的接続により情報読み取りを
行っているが、IrDA、Bluetooth等の無線
通信、USB、IEEE1394などの有線通信など公
知のものが使用可能である。
【0110】チケット差込スロット405には、識別I
Dが予め付与された入園チケット等を差込可能であっ
て、チケットに印刷された識別IDを光学的に読み取る
ことが可能である。本実施形態では光学読み取りとした
が、磁気記録読み取り、電気的接続など公知の情報記録
形態が使用可能である。
【0111】スピーカ406、マイク407は音声情報
の授受等、ユーザーインターフェースとして使用でき
る。
【0112】この他、ROM408、RAM409、全
体制御部410によって各種機能が制御されている。
【0113】以下、本発明の画像処理システム、撮像補
助装置及び撮像装置の動作を説明する。
【0114】1.アナウンサの起動 例えば、テーマパーク内の売店や自販機900等で、貸
し出しされているアナウンサ100を購入する。
【0115】アナウンサ100には予め被写体識別ID
データが書き込まれており、アナウンサ100に内蔵の
発振器は特定周波数の発振を開始し、撮像装置200に
よる追尾が可能となる。
【0116】2.撮像装置によるリモコン端末識別およ
び追尾 撮像装置200の発振子は一定周波数(例えば35H
z)を発振する。アナウンサの発振子は、撮像装置20
0の発振に共鳴して識別用周波数(例えば35.5H
z)を発振する。
【0117】アナウンサ100の発振と撮像装置200
の発振とでフラッター(うねり)が発生する。このフラ
ッター周期を特定することで、アナウンサ100の発振
周波数を特定することができ、アナウンサ100の個別
識別が可能となる。
【0118】また、ドップラー効果の測定により、アナ
ウンサ100の接近中、離間中が判別でき、接近中の被
写体を追尾することが可能となる。
【0119】低周波のうねりを利用することで、相当数
のアナウンサ100の周波数特定を容易に行うことが可
能であり、また、透過性が高く、SN比も高い。
【0120】また低周波に代えて、各周波数の電波、光
線なども使用可能であり、それらの固体識別、追尾は公
知の方法による。
【0121】3.撮影例1 次に、撮影例1として、撮影補助装置であるアナウンサ
を使用した撮影例を図9を用いて説明する。
【0122】アナウンサ100は、内蔵された発振装置
(図示せず)から一定周波数の共振波を発振している
(S1)。
【0123】撮像装置(図9においてはカメラと表記)
のセンサ203が、アナウンサ100から発振されてい
る共振波の周波数から被写体識別IDを検知することに
より前述の如く被写体の追尾を開始する(S2)。
【0124】検知した発振波のドップラー効果を検知
し、当該アナウンサ100が接近している場合は、発振
波検知を継続する。
【0125】アナウンサ100が、撮像装置200aの
撮影可能エリア内に入った事を検知すると、発振波の周
波数からアナウンサ100に付与された被写体識別IDを
特定し、当該アナウンサに対して当該撮像装置の撮影可
能エリアに入ったことを通知するとともに、撮像装置の
位置情報や撮像装置の種類(例:動画、静止画、合成画
像、広角、ポートレート等)、撮像装置現状(撮影可/
不可、撮影可能になるまでの予測待ち時間、撮影待ち人
数等)をアナウンサ100に対してダイレクトに無線送
信もしくはインプットチェーン、メインフレームA,
B、ネットシステム、移動通信網を経由して送信する
(S3)。
【0126】「撮影可能」通知を受信したアナウンサ1
00は、スピーカー104を通して、あるいはLED1
01を点滅させるなどしてユーザにその旨通知する(S
4)。
【0127】撮像装置の制御手段207は、ストロボ2
06の発光準備、アナウンサを持ったユーザに対するカ
メラ200のピント合わせ(オートフォーカス)、撮影
倍率調整(オートズーム)、露光調整、カメラ200が
装着された雲台205の駆動(オートパーン)などを行
う(S5)。
【0128】撮像装置は送受信手段207を介してアナ
ウンサ100に撮影タイミング送信を行い(S6)、該
撮影タイミング送信を受けたアナウンサは、ユーザに対
して撮影タイミング通知(例えば、スピーカ104から
の音声やLED101点滅による撮影までのカウントダ
ウン)等を行い、ユーザが撮影に備えることを促す(S
7)。
【0129】撮像装置はその後、撮影を行い(S8)、
撮影を終了した旨の信号を送受信手段207を介してア
ナウンサに送信し(S9)、撮影終了通知を受信したア
ナウンサは撮影終了の表示や音声等による通知をユーザ
に対して行う(S10)。
【0130】撮影が完了したら、撮影した画像のデータ
をRAM210に一時記憶し(S11)、モニタ201
のうちの一つに画像データに基づく画像を表示する(S
12)。
【0131】ユーザは、複数モニタに表示された画像の
うち、後でプリント注文候補とする画像をサーバーに転
送する転送指示(S13)を行う。転送指示は、アナウ
ンサのボタン102を押す。複数のモニタがある場合
は、表示中モニタに付された番号と同じ回数ボタンを押
す等の操作を行うことにより、どの表示画像に対する転
送指示であるかを明確にできるようにする。
【0132】アナウンサはアンテナを介して撮像装置に
対して転送指示を送信する(S14)。転送指示の送信
は、撮像装置に対して直接、公衆通信網−アウトプット
チェーンを経由、のいずれでも構わない。
【0133】転送指示を受けた撮像装置は、画像処理部
212において、転送指示の工程で指定された画像デー
タと関連データとの結合を行う(S15)。画像データ
と結合するデータは、少なくとも被写体識別ID、撮影
時刻が含まれ、必要に応じてカメラ識別ID、撮影条件
(カメラ仰角度、回転角度、撮影距離)等が付加され
る。結合の形態は、画像データのヘッダ部に付加した
り、画像データのファイル名に上記情報を付加する事が
可能である。
【0134】画像データと関連データとの結合は、画像
データのヘッダ部分に当該画像データを説明するデータ
としてのメタデータ(meta-data)を記述する枠組みを
設け、そこにメタデータを記述するというデータ構造を
採用するのが一般的な方法であり、データの検索・分類
が容易になるとともに、1つのファイルで管理できるの
で、ファイルの管理は比較的容易になる。例えば、Exif
やJPEG2000の如き画像フォーマットが代表例としてあ
る。
【0135】また、XML(eXtensible Markup Langua
ge)に代表されるマークアップ言語を用いて、レイアウ
トやデータの意味的構造化を行うようなタグを必要に応
じて定義することで、使用目的に応じたデータ処理が容
易に実行可能となる。
【0136】撮像装置は結合済み画像データをインプッ
トチェーンを介してメインフレームAに送信する(S1
6)。
【0137】画像データを受信したメインフレームA
は、画像データをファイリングシステムに転送する。
【0138】データ転送が完了すると、アナウンサに対
して転送完了通知が送信され(S17)、音声にて転送
完了がユーザーに通知されるとともに、モニタ201に
もその旨表示された後、モニタおよびRAM210から
当該画像データは消去され、次に撮影された画像の一時
記憶及び表示が行われる。
【0139】4.撮影例2 次に、撮影例2として、撮影例1で使用した撮影補助装
置を使用しない撮影例を図10を用いて説明する。
【0140】本撮影例においては、テーマパーク入場時
に渡されるチケットには予め被写体識別IDが記録され
ており、ユーザーはパーク内のアトラクションを利用す
るためには当該チケットが必要となっている。
【0141】本撮影例においては、入園時に購入するチ
ケットに付与されている通し番号を被写体識別IDとし
て用いることができる。被写体識別IDの形態は、日付
+通し番号、通し番号、日付+好みの名前などを選択可
能。好ましくは機械読み取りが容易なように、バーコー
ド化して印刷されているか、ICカード等の記憶媒体に
記憶されている。
【0142】被写体識別IDの読み取りは、バーコード
印字の光学読み取り、記憶媒体からの電気的読み取りに
加え、記憶媒体から発信される電波の受信などが可能で
ある。
【0143】被写体識別IDをチケット通し番号とする
ことにより、事前に面倒な登録や専用端末を携行するこ
となく、パーク内での自動撮影装置を利用することがで
きる。
【0144】撮像装置のセンサが、被写体となる人物を
探索し(S101)、被写体となる人物が撮影エリア内
に入った事を検知すると(S102)、撮像装置はスト
ロボの発光準備、被写体に対するオートフォーカス、オ
ートズーム、露光調整などを行う(S103)。
【0145】撮像装置はユーザーに対して、ランプ(図
示せず)の点灯等により撮影タイミング通知(撮影まで
のカウントダウン等)等を行い、ユーザーが撮影に備え
ることを促す。
【0146】あるいは、撮像装置は一定時間おきに自動
的に、ストロボの発光準備、被写体に対するオートフォ
ーカス、オートズーム、露光調整、撮影タイミング通知
などの一連の動作を行う事も可能である。
【0147】撮像装置はその後、撮影を行い(S10
4)、撮影が完了したら、撮影した画像のデータを一時
記憶し(S105)、モニタ201のうちの一つに表示
する(S106)。
【0148】ユーザーは、複数モニタ201に表示され
た画像のうち気に入ったものに対して、後でプリント注
文候補とする画像をサーバーに転送する転送指示を行
う。転送指示は、カード読み取り部208に被写体識別
ID付きチケットを挿入することによって行う(S10
7)。複数モニタがある場合は、表示中モニタに付され
た番号と同じ番号の付されたカード読み取り部208に
チケットを挿入したり、チケットを挿入した後に表示中
モニタに付された番号をキーボード等から入力するよう
にして、どの画像に対する転送指示であるかが明瞭に識
別できるようにする。
【0149】撮像装置のカード読み取り部208は、チ
ケットに記録された識別IDを読み取る(S108)。
【0150】転送指示を受けた撮像装置は、指定された
画像データと関連データとの結合を行う(S109)。
画像データと結合するデータは、少なくとも読み取った
識別ID、撮影時刻が含まれ、必要に応じてカメラ識別
ID、撮影条件(カメラ仰角度、回転角度、撮影距離)
等が付加される。結合の形態は、画像データのヘッダ部
に付加したり、画像データのファイル名に上記情報を付
加する事が可能であることは撮影例1と同様である。
【0151】撮像装置は結合済み画像データをメインフ
レームAに送信する(S110)。
【0152】画像データを受信したメインフレームA
は、画像データをファイリングシステムに転送する。
【0153】データ転送が完了すると、モニタにその旨
表示される(S111)。
【0154】モニタおよび一時記憶から当該画像データ
は消去され、次に撮影された画像の表示が行われる。転
送指示がない場合も、一定時間経過後に同様の動作を行
う。
【0155】5 プリント受付装置によるプリント注文
例 次に、プリント注文例1として、プリント受付装置を用
いたプリント注文例を図11を用いて説明する。
【0156】ユーザーは、プリント受付装置のコネクタ
404Aにアナウンサを装着(or近接)するかもしくは
被写体識別ID付きチケットをチケット差込スロット4
05に挿入する(S202)。
【0157】プリント受付装置(図11においては注文
装置と表記)は、被写体識別IDを読み取って、被写体
識別IDをメインフレームBに送信する(S203)。
【0158】メインフレームBはファイリングシステム
に保存した画像データのうち、送信された被写体識別I
Dに対応する画像データを検索し(S204)、検索さ
れた画像データがファイリングシステムからメインフレ
ームBに返送される(S205)。
【0159】メインフレームBは、返送された画像デー
タを表示用画像データに変換して、プリント受付装置に
送信(S206)する。ここで、表示用画像データの変
換とは、例えば、1800×1200ピクセルの高解像
度画像データを640×480ピクセルの低解像度画像
データ変換したり、高圧縮率の不可逆圧縮処理を行うこ
とで、画像ファイルの容量を縮小させることを示す。
【0160】プリント受付装置は、表示用画像データに
基づく画像をレイアウトして表示する(S207)。
【0161】ユーザーは、表示された画像の中からプリ
ントしたい画像を選択して、プリントサイズ、枚数、付
加する文字や画像を選択する等の注文操作を行う(S2
08)。
【0162】注文操作が終了すると、選択した画像とそ
れに対する注文内容と、当該注文内容に基づき発生する
支払い金額をユーザーに確認して、ユーザーが注文内容
と支払い金額に同意すれば、注文情報がプリント受付装
置で生成されて(S209)、プリント受付装置の識別
IDとともにメインフレームBに送信される(S21
0)。
【0163】メインフレームBは、オーダー情報に基づ
き、プリントする画像データをファイリングシステムか
ら検索し(S211)、検索された画像データがファイ
リングシステムからメインフレームBに返送されること
により(S212)、画像データを呼び出し、アウトプ
ットチェーンを介してオーダー情報とともにプリントシ
ステムに転送する(S213)。
【0164】プリント受付装置における画像選択は、任
意の画像を選択するコースと幾つかの既定コース(ベス
ト10、ベスト20等)が用意されており、既定コース
を選択すると、予めカメラIDと対応付けられた優先順
位の高い順に設定された枚数が自動選択される。また、
全てを選択する「一括プリント」がメニューに用意され
ていてもよい。
【0165】ネットシステム(インターネット)、移動
通信網を介して、PCもしくは携帯電話等からプリント
注文も可能である。その場合、リモコン識別IDをPC
もしくは携帯電話からメインフレームBに送信されて、
ユーザーはネットシステム経由で画像の閲覧、プリント
注文が可能となる。以降の動作は同様である。
【0166】メインフレームBは、オーダー情報をプリ
ントシステムに転送した後、プリント受付装置に処理終
了情報を送信し(S214)、該情報を受けたプリント
受付装置は該情報を基に、オーダー情報を出力する(S
215)。
【0167】なお撮影例1および2において、結合済み
画像データをメインフレームA、ファイリングシステム
への転送とせず、ただちにプリント注文する形態とする
ことも可能だが、好ましくは撮影例1および2に記載さ
れたように画像ファイルの転送のみを行う。なぜなら、
モニタ表示されている僅かな時間でプリント注文の出費
意志決定はし難く、まずは画像ファイルを第2記憶手段
に転送して画像ファイルをファイリングシステム内の一
時的な保存エリアに保存し、後からプリント注文する画
像ファイルを選択できるからである。
【0168】また、転送受付のあった画像ファイルのみ
ファイリングシステムへ転送することで、ファイリング
システムで取り扱う画像ファイル数を削減できるととも
に、データ伝送路のトラフィック節減にも貢献する。
【0169】6 プリントシステムによるプリント例 次に、図12を用いて、プリントシステムにおけるプリ
ント例について説明する。
【0170】プリントシステムは、メインフレームBか
らオーダー情報及び画像情報を受信する(S301)
と、注文情報に含まれる、プリント受付装置の特定ID
を識別し(S302)、特定端末であるか否かの判断を
行う(S303)。S303の判断は、例えばテーマパ
ーク内に設置されたプリント受付装置である場合は、付
加画像のプリントを自動的に追加し(S304)、ネッ
トシステム経由(パーク外)からのプリント注文の場合
は、何もしないでプリントを行う(S305)等、付加
サービスの制御を行う。
【0171】S305のプリントは、プリント注文時に
指定した場所に設置したプリンタで出力するようにする
ことがユーザーの利便性向上の点で好ましい。
【0172】ユーザーは、プリント注文時に指定したプ
リント引き渡し場所で、アナウンサ100や被写体識別
ID付きチケット、代金と引き替えにプリントを受け取
る。
【0173】
【発明の効果】以上、本発明によれば、撮像したその場
での画像選択が可能な画像処理システム、画像処理方
法、撮像補助装置及び撮像装置及びリモコンを携帯する
必要なく、撮影の機会を提供することができる画像処理
システム、画像処理方法、撮像補助装置及び撮像装置を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像処理システム、画像処理方法を説
明するためのブロック図
【図2】図1に示す画像処理システム、画像処理方法、
撮像補助装置及び撮像装置を更に具体化して表現した図
【図3】本発明の撮像補助装置の一例であるアナウンサ
を示す図
【図4】図3に示すアナウンサの機能ブロック図
【図5】(A)は撮像装置の一例を示す図、(B)は前
記撮像装置の設置例を示す図
【図6】図5に示す撮像装置の機能ブロック図
【図7】本発明の画像処理システムに好ましく用いられ
るプリント受付装置の一例を示す図
【図8】図7に示すプリント受付装置の機能ブロック図
【図9】撮影補助装置であるアナウンサを使用した撮影
例を説明する説明図
【図10】撮影補助装置を使用しない撮影例を説明する
説明図
【図11】プリント受付装置を用いたプリント注文例を
説明する説明図
【図12】プリントシステムにおけるプリント例につい
て説明する説明図
【符号の説明】
1:被写体もしくは被写体と行動を共にする人 2:撮像手段 3:第1記憶手段 4:表示手段 5:送信指示受付手段 6:識別ID取得手段 7:対応付け手段 8:送信手段 9:第2記憶手段 10:プリント受付手段 10a:第2被写体識別ID取得手段 10b:呼び出し手段 10c:呼び出し画像表示手段 10d:画像選択手段 11:プリント手段 20:撮像装置 21:撮像手段 2a:撮像通知手段 3a:消去手段 100:アナウンサ 101:LED 102:ボタン 103:アンテナ 103a:受発信部 104:スピーカ 105:固定部 106:発振部 107:ROM 108:RAM 200:撮像手段 200a:撮像装置 201:モニタ 201a、201b、201c…:モニタ 202:モニタ制御部 203:センサ部 204:スピーカ 205:雲台 206:I/F 207:送受信部 208:カード読み取り部 209:ROM 210:RAM 211:全体制御部 212:画像処理部 300:インプットチェーン 400A:プリント受付装置 401:装置本体 402:タッチパネルディスプレイ 403:ネットワークI/F 404:アナウンサ差込スロット 404A:コネクタ 405:チケット差込スロット 406:スピーカ 407:マイク 408:ROM 409:RAM 410:全体制御部 600:アウトプットチェーン 700:公衆ネットワーク(ネットシステム) 701:移動通信網 720:ファイリングシステム 800:プリントシステム 900:売店や自販機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/765 H04N 101:00 // H04N 101:00 5/91 L (72)発明者 鮎澤 巌 東京都日野市さくら町1番地 コニカ株式 会社内 (72)発明者 小林 隆一郎 東京都日野市さくら町1番地 コニカ株式 会社内 (72)発明者 小星 重治 東京都日野市さくら町1番地 コニカ株式 会社内 Fターム(参考) 5C022 AB61 AB65 AC01 5C052 AA12 DD02 FA03 FA04 FA07 FC06 5C053 FA04 LA01 LA06 LA14 5K051 AA08 BB02 CC01 CC07 DD01 DD15 HH17

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被写体識別IDが予め付与された識別手段
    と、被写体を撮像して画像データを得る撮像手段と、前
    記撮像手段で撮像して得られた画像データを記憶する第
    1の記憶手段と、前記第1の記憶手段に記憶された画像
    データを表示する表示手段と、第2の記憶手段と、前記
    表示手段に表示された画像データを選択的に第2の記憶
    手段に送信するための指示を受け付ける送信指示受付手
    段と、 前記識別手段に付与された被写体識別IDを取得する被
    写体識別ID取得手段と、 第1の記憶手段に記憶された画像データと前記被写体識
    別ID取得手段で取得した被写体識別IDとを対応付け
    る対応付け手段と、 前記送信指示受付手段において送信の指示があった画像
    データ及び対応付けられた被写体識別IDを第2の記憶
    手段に送信する送信手段とを有し、前記第2の記憶手段
    は前記送信手段によって送信された画像データ及び対応
    付けられた被写体識別IDを記憶することを特徴とする
    画像処理システム。
  2. 【請求項2】前記被写体識別ID取得手段による被写体
    識別IDの取得は、光学読み取りによる取得、電気的読
    み取りによる取得又は電波の受信による取得のいずれか
    であることを特徴とする請求項1に記載の画像処理シス
    テム。
  3. 【請求項3】前記撮像手段には予めカメラ識別IDが付
    与されており、前記対応付け手段は、第1の記憶手段に
    記憶された画像データと該カメラ識別IDとを対応付け
    ることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理シ
    ステム。
  4. 【請求項4】前記カメラ識別IDには予め優先順位が対
    応付けられていることを特徴とする請求項3に記載の画
    像処理システム。
  5. 【請求項5】前記第2の記憶手段に記憶された画像デー
    タについてプリントを行うためのプリント注文を受け付
    けてプリント注文情報を生成するプリント受付手段と、 前記生成したプリント注文情報に基づいてプリントを行
    うプリント手段とを有することを特徴とする請求項1〜
    4のいずれか1項に記載の画像処理システム。
  6. 【請求項6】前記プリント受付手段は、前記識別手段に
    付与された被写体識別IDを取得する第2の被写体識別
    ID取得手段と、 該第2の被写体識別ID取得手段で取得した被写体識別
    IDに対応付けられた画像データを前記第2の記憶手段
    から呼び出す呼び出し手段と、 前記呼び出し手段で呼び出された画像データに基づく表
    示を行う呼び出し画像表示手段と前記呼び出し画像表示
    手段に表示された画像に関してプリント注文する対象を
    選択する画像選択手段とを有することを特徴とする請求
    項8に記載の画像処理システム。
  7. 【請求項7】前記撮像手段、前記第1の記憶手段、前記
    表示手段、前記送信指示受付手段、前記被写体識別ID
    取得手段、前記対応付け手段及び前記送信手段は撮像装
    置を構成し、前記第2の記憶手段1つについて複数の撮
    像装置が存在することを特徴とする請求項1〜6のいず
    れか1項に記載の画像処理システム。
  8. 【請求項8】前記第1の記憶手段は、記憶している画像
    データを消去する消去手段を有することを特徴とする請
    求項1〜7のいずれか1項に記載の画像処理システム。
  9. 【請求項9】前記撮像手段は、被写体の撮像に先立って
    被写体に対し撮像する旨の通知をする撮像通知手段を有
    することを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記
    載の画像処理システム。
  10. 【請求項10】識別手段に被写体識別IDを付与するI
    D付与工程と、 被写体を撮像して画像データを得る撮像工程と、 前記撮像工程において撮像して得られた画像データを記
    憶する第1の記憶工程と、 前記第1の記憶工程において記憶された画像データを表
    示する表示工程と、 前記表示工程において表示された画像データを選択的に
    送信するための指示を受け付ける送信受付工程と、 前記被写体識別IDを取得する被写体識別ID取得工程
    と、 前記第1の記憶工程において記憶された画像データと前
    記被写体識別ID取得工程において取得した被写体識別
    IDとを対応付ける対応付け工程と、 前記送信受付工程において送信の指示があった画像デー
    タ及び対応付けられた被写体識別IDを送信する送信工
    程とを有し、 前記送信工程において送信された画像データ及び対応付
    けられた被写体識別IDを記憶する第2の記憶工程を有
    することを特徴とする画像処理方法。
  11. 【請求項11】前記被写体識別ID取得工程における被
    写体識別IDの取得は、光学読み取りによる取得、電気
    的読み取りによる取得又は電波の受信による取得のいず
    れかであることを特徴とする請求項10に記載の画像処
    理方法。
  12. 【請求項12】カメラ識別IDを付与するカメラID付
    与工程を有し、前記対応付け工程は、第1の記憶手段に
    記憶された画像データと該カメラ識別IDとを対応付け
    ることを特徴とする請求項10又は11に記載の画像処
    理方法。
  13. 【請求項13】前記カメラ識別IDには予め優先順位が
    対応付けられていることを特徴とする請求項12に記載
    の画像処理方法。
  14. 【請求項14】前記第2の記憶工程において記憶された
    画像データについてプリントを行うためのプリント注文
    を受け付けてプリント注文情報を生成するプリント受付
    工程と、 前記生成されたプリント注文情報に基づいてプリントを
    行うプリント工程とを有することを特徴とする請求項1
    0〜13のいずれか1項に記載の画像処理方法。
  15. 【請求項15】前記プリント受付工程は、被写体識別I
    Dを取得する第2の被写体識別ID取得工程と、 該第2の被写体識別ID取得工程で取得した被写体識別
    IDに対応付けられた画像データを前記第2の記憶工程
    において記録された画像データから呼び出す呼び出し工
    程と、 前記呼び出し工程で呼び出された画像データに基づく表
    示を行う呼び出し画像表示工程と前記呼び出し画像表示
    工程において表示された画像に関してプリント注文する
    対象を選択する画像選択工程とを有することを特徴とす
    る請求項14に記載の画像処理方法。
  16. 【請求項16】前記第1の記憶工程において記憶した画
    像データを消去する消去工程を有することを特徴とする
    請求項10〜15のいずれか1項に記載の画像処理方
    法。
  17. 【請求項17】前記撮像工程における被写体の撮像に先
    立って被写体に対し撮像する旨の通知をする撮像通知工
    程を有することを特徴とする請求項10〜16のいずれ
    か1項に記載の画像処理方法。
  18. 【請求項18】予め定められた識別信号を撮像装置に対
    して発信する識別信号発信手段と、前記識別信号の発信
    に対して前記撮像装置が返信する信号を受信する受信手
    段と、前記受信した信号に基づく情報通知を行う通知手
    段とを少なくとも有することを特徴とする撮像補助装
    置。
  19. 【請求項19】被写体を撮像して画像データを得る撮像
    手段と、 前記撮像手段で撮像して得られた画像データを記憶する
    第1の記憶手段と、 前記第1の記憶手段に記憶された画像データを表示する
    表示手段と、 第2の記憶手段と、 前記表示手段に表示された画像データを選択的に第2の
    記憶手段に送信するための指示を受け付ける送信指示受
    付手段と、 前記識別手段に付与された被写体識別IDを取得する被
    写体識別ID取得手段と、 第1の記憶手段に記憶された画像データと前記被写体識
    別ID取得手段で取得した被写体識別IDとを対応付け
    る対応付け手段と、 前記送信指示受付手段において送信の指示があった画像
    データ及び対応付けられた被写体識別IDを送信する送
    信手段とを有することを特徴とする撮像装置。
  20. 【請求項20】前記被写体識別ID取得手段における前
    記識別手段に記憶された被写体識別IDの取得は、光学
    読み取りによる取得、電気的読み取りによる取得又は電
    波の受信による取得のいずれかであることを特徴とする
    請求項19に記載の撮像装置。
  21. 【請求項21】前記撮像手段には予めカメラ識別IDが
    付与されており、前記対応付け手段は、第1の記憶手段
    に記憶された画像データと該カメラ識別IDとを対応付
    けることを特徴とする請求項19又は20に記載の撮像
    装置。
  22. 【請求項22】前記カメラ識別IDには予め優先順位が
    対応付けられていることを特徴とする請求項21に記載
    の撮像装置。
  23. 【請求項23】前記第1の記憶手段は、記憶している画
    像データを消去する消去手段を有することを特徴とする
    請求項19〜22のいずれか1項に記載の撮像装置。
  24. 【請求項24】前記撮像手段は、被写体の撮像に先立っ
    て被写体に対し撮像する旨の通知をする撮像通知手段を
    有することを特徴とする請求項19〜23のいずれか1
    項に記載の撮像装置。
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