JP2003018385A - 画像蓄積装置 - Google Patents

画像蓄積装置

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JP2003018385A
JP2003018385A JP2001197126A JP2001197126A JP2003018385A JP 2003018385 A JP2003018385 A JP 2003018385A JP 2001197126 A JP2001197126 A JP 2001197126A JP 2001197126 A JP2001197126 A JP 2001197126A JP 2003018385 A JP2003018385 A JP 2003018385A
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JP2001197126A
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Keitoku Ito
敬徳 伊東
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 CRTディスプレィや液晶ディスプレイ等の
ディスプレィ装置が無くても、画像を選択するための操
作が容易な画像蓄積装置を提供すること。 【解決手段】 所望の検索条件を入力し、その条件に合
致する画像データの一覧サムネイル画像データを作成
し、該一覧サムネイル画像データに基づいて画像記録手
段に一覧サムネイル画像12aを印刷出力させる。そし
て、この印刷出力された一覧サムネイル画像12aの中
から所望したサムネイル画像に対し画像指定マーク12
dを付与し、原稿読取手段に該サムネイル画像を読み取
らせることにより、該画像指定マークの有無を判定し、
該画像指定マークに対応する画像データに基づいて印刷
出力させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所望した画像の電
子的な画像データを保存し、管理し、出力する電子文書
ファイリングシステムや、プリンタ機能、ファクシミリ
機能、プリンタ機能、画像データの保存、管理、出力機
能を統合させたデジタル複合機などの画像蓄積装置に関
する。更に詳しくは、蓄積された複数の画像データの中
から所望した画像データを選択決定する際の改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術】最近、書類や写真などの画像を電子化し
て蓄積し、所望のときに何度でも閲覧および印刷出力が
行える、いわゆる画像蓄積装置が、官公庁、自治体、企
業等の各方面において多く利用されている。従来の
「紙」による書類等を書棚等に整理して保存する方法に
比べ、この装置の出現により、画像検索時間の軽減、管
理、運用等が飛躍的に向上したといっても過言ではな
い。
【0003】この装置は、画像を、データベース中に、
その種別に応じて系統的に分類するなどして、容易に検
索できるように工夫しており、さらなる利便性の向上を
果たすべく様々な画像蓄積装置が提案されている。この
ような装置における画像検索の手段としては、画像蓄積
装置と接続されたCRTディスプレイや液晶ディスプレ
イ等のディスプレイ装置に、画像の名称や登録日時、あ
るいはフロントページ等を一覧させたサムネイル画像等
の画像データ情報を表示させ、該画像データ情報と対話
するように適宜選択入力して所望した画像を検索する手
段が一般的である。
【0004】ところで、画像をコピーするための複写
機、電話回線を利用して遠方との書類等の画像のやり取
りをするファクシミリ、コンピュータから送信された画
像データに基づいて高品位な印刷を行うデジタルプリン
タ等、今まで個別に存在していた各デジタル機器を統合
させた画像蓄積装置が最近出現してきている。この装置
は複数のコンピュータとLANを介して接続可能になっ
ていたり、夫々のコンピュータの共有プリンタ装置とな
ったり、重要文書を電子化して保存、管理、出力する電
子文書システムとなったり、あるいは、通常のコピー装
置やファクシミリ装置となったりと、デジタル化が進む
昨今のオフィス環境にとって極めて利便性の高い好適な
装置となっている。
【0005】このように、コピー機能、ファクシミリ機
能、LANを介してのプリンタ機能、そして電子文書の
管理機能が統合された装置として、例えば、特開200
1−16439号公報に開示された画像入出力装置があ
る。この装置は、画像データ蓄積時に該画像データと特
定できる文書IDを付して記録させると同時にIDマー
クが付された表紙原稿が印刷出力される。なお、表紙原
稿の形態は、フロントページ(と思われる)にIDマー
クが付されたノーマルに加え、文書内容が分かる程度の
一覧サムネール画像を生成しそれに対応させたIDマー
クが付された表紙原稿、大きな形状のIDマークが付さ
れたファックス用表紙原稿が選択可能となっている。そ
して、この印刷出力された1枚または複数枚のIDマー
ク付きの表紙原稿を画像読み取り手段で読み取らせるこ
とにより、1つの文書画像データまたは複数個の文書画
像データが選択され該画像データに基づいて画像が印刷
出力されるとしており、CRTディスプレイや液晶ディ
スプレイ等のディスプレイ装置を不要とした優れた装置
と思われる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この装置によれば、蓄
積された画像データの中から所望した原稿を印刷したい
ときは、IDマークが付された「紙」による表紙原稿を
読み取らせることにより、当該装置はこのIDマークを
認識して全ページに亘る原稿が印刷出力されるようにな
っている。そのため、蓄積された画像データが膨大とな
ったとき、それに伴ってIDマークが付された「紙」に
よる表紙原稿も増えることとなり、文書検索という観点
からみれば好ましいとはいえない。
【0007】また、この装置には、「期間入力元指定」
モードなる文書コピー手段が開示されており、コピー元
文書画像データが登録されたと思われる期間を範囲指定
すると、タッチパネルに該当した所望した文書の情報が
表示され、文書決定すると所要の画像が「リムーバブ
ム」または「サーバー」へ画像データがコピー出力され
るとしているが、この場合においても、検索条件が合致
した複数の画像データが存在していたときは、タッチパ
ネルといった低解像度の表示手段で漸次表示させること
になり、画像を選択決定するための検索操作は、けっし
て良好なものとは云い難い。
【0008】そこで、本発明は、CRTディスプレイや
液晶ディスプレイ等のディスプレイ装置が無くても、画
像を選択するための操作が容易な画像蓄積装置を提供す
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するた
め、請求項1の発明は、原稿を読み取って画像データを
出力する原稿読取手段と、画像データに対応する検索情
報を該画像データに付加して記録媒体に蓄積する画像蓄
積手段と、前記記録媒体に蓄積された画像データを検索
する際に検索条件を受け付ける条件入力手段と、前記検
索条件に合致した画像データの中から所望した画像デー
タを選択決定し決定された画像データに基づいて画像を
印刷出力する画像記録手段と、を備えた画像蓄積装置に
おいて、前記条件入力手段に入力された所望の検索条件
に合致する画像データの一覧サムネイル画像データを作
成し、該一覧サムネイル画像データに基づいて前記画像
記録手段に一覧サムネイル画像を印刷出力させる画像作
成手段と、前記画像作成手段によって印刷出力された一
覧サムネイル画像の中から所望したサムネイル画像に対
し画像指定マークを付与し、前記原稿読取手段に該画像
指定マークが付与された一覧サムネイル画像を読み取ら
せることにより、該画像指定マークの有無を判定し、該
画像指定マークに対応する画像データに基づいて前記画
像記録手段に所望した画像を印刷出力させる指定判定手
段と、を有することを特徴とする画像蓄積装置にある。
【0010】請求項2の発明は、請求項1において、複
数枚の画像によって構成された画像データが前記検索条
件に合致した場合において、前記画像作成手段は、該画
像を代表する一枚の画像データに対してサムネイル画像
データを作成することを特徴とする画像蓄積装置にあ
る。
【0011】請求項3の発明は、請求項1または2にお
いて、前記画像記録手段は、一覧サムネイル画像を印刷
出力する際に一覧サムネイル画像の方向性を特定する基
準位置表示マークを一覧サムネイル画像の余白部に付与
して印刷すると共に、前記指定判定手段は、該基準位置
表示マークに基づいて一覧サムネイル画像の方向性を特
定して前記画像指定マークの有無を判定することを特徴
とする画像蓄積装置にある。
【0012】請求項4の発明は、請求項3において、前
記基準位置表示マークは、印刷出力された一覧サムネイ
ル画像を特定するための識別情報を有していると共に、
前記指定判定手段は、該識別情報に基づいて一覧サムネ
イル画像をも特定することを特徴とする画像蓄積装置に
ある。
【0013】請求項5の発明は、請求項1から4のいず
れかにおいて、前記一覧サムネイル画像が、夫々の各サ
ムネイル画像の上部に前記画像指定マークが付与される
空白部が設けられて形成されていることを特徴とする画
像蓄積装置にある。
【0014】請求項6の発明は、請求項1から4のいず
れかにおいて、前記一覧サムネイル画像が、夫々の各サ
ムネイル画像が隣接して形成され、前記画像指定マーク
が、所望したサムネイル画像の上から記した任意形状の
チェックマークであると共に、前記指定判定手段が、チ
ェック付与前のサムネイル画像とチェック付与後のサム
ネイル画像とを比較判断して該画像指定マークの有無を
判定することを特徴とする画像蓄積装置にある。
【0015】請求項7の発明は、請求項1から6のいず
れかにおいて、前記指定判定手段は、前記一覧サムネイ
ル画像に付加された所定濃度の画像指定マークを検出を
して、チェック付与後のサムネイル画像を判断すること
を特徴とする画像蓄積装置にある。
【0016】請求項8の発明は、請求項1から6のいず
れかにおいて、前記一覧サムネイル画像に付加する前記
画像指定マークの濃度を設定する対話型設定手段を設け
ると共に、該対話型設定手段で設定された所定濃度と略
等価な濃度でもって画像指定マークをサムネイル画像に
付与し、前記指定判定手段は、一覧サムネイル画像に付
加された前記画像指定マークの所定濃度を検出して、チ
ェック付与後のサムネイル画像を判断することを特徴と
する画像蓄積装置にある。
【0017】請求項9の発明は、請求項1から8のいず
れかにおいて、前記条件入力手段を起動させる第1の対
話型起動手段と、前記指定判定手段を起動させる第2の
対話型起動手段と、を設けたことを特徴とする画像蓄積
装置にある。
【0018】請求項10の発明は、請求項1から9のい
ずれか1項に記載の画像蓄積装置がLAN接続可能に構
成されていると共に、コピー機能部とファクシミリ機能
部とプリンタ機能部とを具備したことを特徴とする画像
蓄積装置にある。
【0019】請求項11の発明は、請求項10におい
て、前記コピー機能部を用いて所望の画像に対しコピー
を行うことにより、画像データが該画像データに対応す
る検索情報と共に前記記録媒体に自動的に蓄積されるこ
とを特徴とする画像蓄積装置にある。
【0020】請求項12の発明は、請求項10におい
て、前記ファクシミリ機能部を用いて所望の画像を送信
または画像を受信した場合において、画像データが該画
像データに対応する検索情報と共に前記記録媒体に自動
的に蓄積されることを特徴とする画像蓄積装置にある。
【0021】請求項13の発明は、請求項10におい
て、前記LANを介して接続された他の装置からの画像
データを受信した場合において、画像データが該画像デ
ータに対応する検索情報と共に前記記録媒体に自動的に
蓄積されることを特徴とする画像蓄積装置にある。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら、
本発明の実施の形態を説明する。 (実施形態1)実施形態1における画像蓄積装置は、図
1に示すように、原稿読取部11と、画像記録部12
と、画像記憶部13と、ファクシミリ通信部14と、プ
リンタコントローラ部15と、画像メモリ部16と、操
作表示部17とがシステム制御部18を介して相互に接
続されて構成されている。
【0023】原稿読取部11は、周知構造のスキャナで
構成され、本発明における原稿画像および一覧サムネイ
ル画像、ファックス送信画像、通常のコピー画像などを
走査して画像を電子化し、この電子化された画像データ
が出力されるようになっている。
【0024】画像記録部12は、周知構造のプリンタで
構成され、本発明における一覧サムネイル画像や検索決
定された画像、あるいは、パーソナルコンピュータa
4、a5から送信された画像データ、ファックス受信し
た画像データ、通常のコピー機能による画像データな
ど、夫々の画像データに基づいて画像を印刷出力するよ
うになっている。
【0025】画像記憶部13は、原稿読取部11から出
力された画像データや、ファックス受信した画像デー
タ、パーソナルコンピュータa4、a5から送信された
画像データ等から所要に応じて蓄積する必要性がある画
像データを蓄積するハードディスクなどの記録媒体であ
る。ファクシミリ通信部14は、通信相手を呼び出すた
めにダイヤル信号を送出し公衆通信網a1との接続を行
うNCUが内蔵され、公衆通信網a1を介して接続され
た外部ファクシミリ装置a2との画像データの送受信等
が行なわれるように構成された周知のものである。
【0026】プリンタコントローラ部15は、ローカル
エリアネットワークa3との接続を行うインターフェー
スであり、LANI/F部LANa3を介して接続され
たパーソナルコンピュータa4、a5から送信されたプ
リンタコマンドを受け付け、該プリンタコマンドに応じ
た画像データの生成を行なうようになっている。画像メ
モリ部16は、DRAM等を含み、原稿読取部11から
出力された画像データやパーソナルコンピュータa4、
a5からの画像データなどを一時的に記録しておく記録
媒体である。
【0027】操作表示部17は、図2に示すように、コ
ピー機能、ファクシミリ送信機能、画像検索機能を切換
えるための機能選択キー17a、17b、17cと、コ
ピー枚数やファクシミリ送信先電話番号等を入力するテ
ンキー17dと、置数等の設定が終了したことを入力す
るエンターキー17eと、コピーやファクシミリ送信等
の開始を指示するスタートキー17f、液晶パネルとタ
ッチセンサとが重合され操作ガイダンスや各種設定状況
の表示、文字情報等が表示されると共に操作キーの役割
を果たすタッチパネルディスプレイ17g等からなって
いる。
【0028】システム制御部18は、所定のプログラム
が格納されたROMとその所定のプログラムに従って各
部を制御するCPU、所要のデータが読み書きされるR
AM等で構成されている。このシステム制御部18は、
これらのコピー機能、ファクシミリ機能、プリンタ機能
で使用された画像データを画像記憶部13に蓄積させる
と共に、画像データを後で検索するための検索情報、例
えば、使用機能、日時情報、画像枚数や画像サイズ等、
コピー/プリンタ機能においてはコピー/プリント枚
数、ファクシミリ機能における送受信の区別、プリンタ
機能における要求元IPアドレス(Internet Protocol
Address )等を、画像データに関連付けして画像記憶部
13に蓄積させるようになっている。
【0029】ここで画像枚数とは、コピー機能、ファク
シミリ送信機能においては、原稿読取部11の図示しな
いADF(Auto Document Feeder)部に積載された原稿
枚数であり、ADF部による原稿の入れ換え回数が原稿
枚数としてシステム制御部18に通知されるようになっ
ている。また、ファクシミリ受信機能においては受信し
た原稿枚数、プリンタ機能においてはプリントしたペー
ジ数に相当する。
【0030】なお、ここで蓄積した画像データは、後か
ら追加で必要になった時に再使用可能になっている。こ
れにより、例えば、元原稿が無くともコピー枚数を追加
したり、追加の送付先に送信することが可能となる。ま
た、プリンタ機能においては、パーソナルコンピュータ
a4、a5等を操作することなく、プリント枚数を追加
することが可能となっている。
【0031】以上のように構成された実施形態1におけ
る画像蓄積装置は、原稿読取部11で読み取った原稿の
画像データを画像記録部12で記録紙に記録するコピー
機能、原稿読取部11で読み取った原稿の画像データを
ファクシミリ通信部14を介して送信したり、ファクシ
ミリ通信部14で受信した画像データを画像記録部12
で記録紙に記録するファクシミリ機能、プリンタコント
ローラ部15で生成した画像データを画像記録部12で
記録紙に記録するプリンタ機能等を有しており、利便性
に優れた好適な画像蓄積装置となっている。
【0032】次に本発明の要旨である画像選択について
説明する。まず、操作表示部17の機能選択キーのいず
れかを押し下げることにより、画像データの蓄積か画像
データの検索かが選択されるようになっている。すなわ
ち、システム制御部18は、図21に示したように、操
作表示部17の機能選択キーのいずれかが押し下げられ
るとこれを検出(ステップS11)し、それはコピー機
能か(コピー機能選択キー17aが押されたか否か)を
判断する(ステップS12)。コピー機能選択キー17
aが押されたと判断した場合(ステップS12:YE
S)は、後述するコピー処理と同時に画像データの蓄積
が実行される(ステップS16)。コピー機能選択キー
17aは押されていないと判断した場合(ステップS1
2:NO)は、ファクシミリ送信機能か(ファクシミリ
機能選択キー17bが押されたか否か)を判断する(ス
テップS13)。ファクシミリ機能選択キー17bが押
されたと判断した場合(ステップS13:YES)は、
後述するファクシミリ送信処理と画像データの蓄積が実
行される(ステップS15)。ファクシミリ機能選択キ
ー17bは押されていないと判断した場合(ステップS
13:NO)は、画像検索処理が実行される(ステップ
S14)。以下、これらを詳細に説明する。
【0033】〔画像データの蓄積〕 コピーの場合 まず、オペレータは、原稿読取部11に所望の文書や写
真などの原稿をセットし、操作表示部17の機能選択キ
ーのうち、コピー機能選択キー17aを選択し押し下げ
る。すると、タッチパネルディスプレイ17gには、
「コピーできます」とか「しばらくお待ちください」な
どの各種メッセージや、縮小拡大の入力表示、倍率情
報、用紙サイズの入力表示、コピー枚数、等の各種情報
および各種入力表示が表示される。
【0034】このタッチパネルディスプレイ17gとテ
ンキー17dに対して所望の入力操作を行い、スタート
キー17fを押すと、原稿読取部11が走査を開始して
画像データを生成する。このとき当該装置に内蔵された
クロックによってコピーした日付と時間が取得される。
この生成された画像データは、日時情報と複写条件など
からなる検索情報を付加して画像記憶部13に蓄積され
ると同時に画像記録部12から該画像データに基づいて
画像が印刷出力される。
【0035】 ファクシミリの場合 ファクシミリの場合は送信と受信とがあるが、最初に送
信の場合について説明する。まず、オペレータは、原稿
読取部11に送信したい所望の文書や写真などの原稿を
セットし、操作表示部17の機能選択キーのうち、ファ
クシミリ機能選択キー17bを選択し押し下げる。する
と、タッチパネルディスプレイ17gには、予め記録さ
せておいた送信先情報、画品質、送信結果、送信レポー
ト、等の各種入力表示と、現在のメモリ使用量(画像メ
モリ部16に一度蓄えられた送信原稿の総画像データ
量)等の情報が表示される。
【0036】所望の操作を経て、送信先電話番号が当該
装置に記録されていればタッチパネルディスプレイ17
gから、記録されていなければテンキー17dから送信
先電話番号を入力し、スタートキー17eを押すと、原
稿読取部11が走査を開始して画像データを生成する。
このとき当該装置に内蔵されたクロックによってコピー
した日付と時間が取得される。この生成された画像デー
タは、日時情報と複写条件などからなる検索情報を付加
して画像記憶部13に蓄積されると同時にファクシミリ
通信部14と公衆回線a1を介して外部ファクシミリ装
置a2へ送信される。
【0037】つぎに受信の場合を説明する。外部ファク
シミリ装置a2等の発信元から発信信号をファクシミリ
通信部14が検出したら、公衆回線からの画像データの
受け付けを開始する。このとき、この画像データに対応
する発信元情報や日時情報、画像枚数などの検索情報と
共に受信した画像データが画像記憶部13に蓄積され
る。これと同時に画像記録部12から該画像データに基
づいて画像が印刷出力される。
【0038】 プリンタの場合 ローカルエリアネットワークa3を介して接続されたパ
ーソナルコンピュータa4、a5から送信されたプリン
タコマンドをプリンタコントローラ部15が受け付け、
該プリンタコマンドに応じた画像データの生成される。
この生成された画像データは、該画像データに対応する
日時情報や発信元のアドレス情報等の検索情報と共に画
像記憶部13に蓄積される。これと同時に画像記録部1
2から該画像データに基づいて画像が印刷出力される。
【0039】〔画像データの検索〕画像データの検索
は、このように蓄積された画像データを引き出すための
画像検索機能選択キー17cを押し下げることから始ま
る。この画像検索機能選択キー17cを押すと、システ
ム制御部18がこれを検出して、図3に示すような画面
がタッチパネルディスプレイ17g に表示される。
【0040】図3は、蓄積した画像データを絞り込むた
めの検索条件等を設定する画面であり、画像データがど
の機能を利用して蓄積されたかを選択する機能選択欄1
7hの「コピー」タッチキーが押された状態を示してい
る。他の「ファクシミリ」や「プリンタ」のタッチキー
を押すと機能選択欄17h以外の各欄の表示が、多少の
検索条件が異なるために若干相違して表示されるように
なっている。このように機能選択欄17hのうち、「コ
ピー」タッチキーを押すと、図3に示すようにこの機能
選択欄17hに加え、使用した日時の範囲指定欄17
i、画像枚数の範囲指定欄17j、画像サイズの選択欄
17k、コピー/プリント枚数範囲指定欄17m等が表
示される。
【0041】オペレータは、各種検索条件をできるだけ
設定入力する(うろ覚えでも構わない)と、システム制
御部18は漸次これを検出して、画像記憶部13に蓄積
した検索情報を参照し、検索条件に合致する画像データ
数をカウントし、検索結果表示欄17nにその画像枚数
(図3においては16枚と例示)を表示する。このよう
に、本実施形態では、これら全ての選択欄/指定欄の設
定は行わなくても良いように考慮されている。すなわ
ち、「機能選択」、「使用日時」、「画像枚数」、「画
像サイズ」、「コピー/プリント枚数」等の各表示部分
の操作を、システム制御部18が検出し、これに応じて
て関連項目の検索条件への組み入れ/取り外しを行なっ
ており、必ずしも全ての欄に対し設定を行わなくても良
いようになっている。例えば図3において「コピー/プ
リント枚数」は選択されていない(文字背景が点描され
ているものは非選択)が、オペレータによるここまでの
検索条件を元にシステム制御部18が、画像記憶部13
に蓄積した検索情報を参照する。
【0042】そして、オペレータは、検索結果表示欄1
7nに表示された画像枚数を確認して各種検索条件の設
定を変更するか、検索された画像データの一覧画像を出
力するためスタートキー17fを押すか検討する。スタ
ートキー17fを押すとシステム制御部18がこれを検
出し、検索条件に合致した画像データを画像記憶部13
から順次読み出して、サムネイル画像データを作成し、
画像メモリ16の所定領域に書き込む。これにより、図
4に例示したような4×4の16個配置された夫々の各
サムネイル画像の上部に空白部12bが設けられ略碁盤
目状を呈した一覧サムネイル画像12aを得るための画
像データを作成する。また、一覧サムネイル画像12a
の方向性を特定する基準位置表示マーク12cを得るた
めのマークデータを一覧サムネイル画像12aデータの
余白部(図4においては左上縁部近傍)に付与する。シ
ステム制御部18は、一覧サムネイル画像のレイアウト
情報、すなわち、サムネイル画像の元となった画像デー
タと個々のサムネイル画像の配置位置との関係を関連付
けして画像記憶部13に蓄積させておく(レイアウト数
の情報も含む)。なお、サムネイル画像データの大きさ
およびレイアウトは、検索された画像データの数に応じ
て最適なものを、システム制御部18が自動的に選択、
レイアウトする。
【0043】次に、システム制御部18は、画像記録部
12を制御して、画像メモリ16上に作成された一覧サ
ムネイル画像データに基づいて一覧サムネイル画像12
aを記録紙に印刷出力する。また、システム制御部18
は、一覧サムネイル画像12aの印刷出力が終了する
と、図5に示すように、スタートキー17fの操作を促
すメッセージをタッチパネルディスプレイ17gに表示
させる。
【0044】オペレータは、出力された一覧サムネイル
画像12aを確認して、所望した画像を見つけ出し、そ
の画像(サムネイル画像)上部の空白部12b内に画像
指定マーク12d(形状は任意)を付す。なお、画像指
定の数は限定されない。画像指定マーク12dを書き込
んだら、原稿読取部11に一覧サムネイル画像12aを
セットし、スタートキー17fを押す。スタートキーの
操作をシステム制御部18が検出すると、原稿読取部1
1に原稿読み取りを指示し走査が開始される。出力され
た画像データは、漸次画像メモリ部16に格納される。
【0045】次に、システム制御部18は、画像メモリ
部16をアクセスして該画像データ上の4隅付近を探索
して、上述した基準位置表示マーク12cの位置を検出
し、これにより一覧画像の原稿セット方向を認識する。
次いで、システム制御部18は、基準位置表示マーク1
2cの位置と先程選択したレイアウトをもとに空白部1
2bの位置を算出し、該空白部12b内を順に探索して
画像指定マーク12cの有無を判定していく。また、こ
れによりシステム制御部18は、夫々のサムネイル画像
を書き込んだ位置と画像指定マーク12cが存在した位
置とを照合して、選択された画像データを特定する。
【0046】画像データの特定が完了したら、図7に示
すようなメッセージと、出力枚数表示部17pと、ファ
クシミリ送付先表示部17rとをタッチパネルディスプ
レイ17gに表示させる。なお、この例では、これら2
つはどちらか一方の設定のみが行えるようにシステム制
御部18が制御する。オペレータは、単に印刷出力させ
るのか、ファクシミリ送信するのかを選択し、テンキー
17dを用いて印刷枚数または電話番号等の各種出力条
件を設定し、スタートキー17fを押す。このスタート
キー17fが押されると、システム制御部18はこれを
検出して、特定した画像データを画像記憶部13から読
み出し、上記出力条件を参照して、画像記録部12によ
る画像出力あるいはファクシミリ通信部14を介しての
ファクシミリ送信が行われる。
【0047】以上のように実施形態1によれば、検索を
行って絞り込んだ画像データを一覧サムネイル画像化し
て記録紙に記録するので、ディスプレイ装置がなくて
も、必要な画像を確認することができる。また、一覧サ
ムネイル画像12aに画像指定マーク12dを付加する
だけでその指定ができるので、極めて簡単な操作で、蓄
積した画像データを再利用することができる。
【0048】ところで、本発明の画像蓄積装置は、複数
の利用者が共用する場合が多いものと思われ、1人の利
用者が長時間占有してしまうと利用待ちが発生し、会社
等の部門単位の作業効率が低下する恐れがある。このた
め、画像データ検索〜一覧サムネイル画像出力操作と、
一覧サムネイル画像読み取り〜画像再利用操作(印刷出
力)とを、別々に行なえるように考慮してあり、これに
より1人あたりの占有時間の短縮が可能になっている。
【0049】すなわち、全ての一覧サムネイル画像出力
が終了すると、操作表示部17に図5に示すようなメッ
セージが表示され、オペレータがそのまま操作を続ける
場合を実施形態1では説明したが、ここで、画像検索機
能から抜け出すため、画像検索機能以外の機能、つま
り、コピー機能選択キー17aやファクシミリ機能選択
キー17bを操作しても良い。これにより、他のオペレ
ータが本装置を普通に使用できるようになる。
【0050】このように、いったん画像データ検索〜一
覧サムネイル画像出力操作を終えて他のオペレータに交
代させた場合は、一覧サムネイル画像を得たオペレータ
は、出力された一覧サムネイル画像を確認して、必要な
画像に対し画像指定マーク12dを書き空白部12bに
書き込んでおく。そして、当該装置が空いた時に画像検
索機能選択キー17cを操作して、作業を再開させても
よいものである。
【0051】以上、説明した実施形態1では、一覧画像
データを作成する際に、サムネイル画像上部に隣接して
画像指定マーク12cが記される空白部12bを配置し
た。これにより探索する領域を、空白部12bに限定す
ることができるので、選択マークの有無の判定が容易に
なり、システム制御部18の負荷を軽減することができ
る。
【0052】しかしその一方では、空白部12bを設け
ているため、その分、サムネイル画像の大きさが小さく
なってしまい、オペレータによる出力された一覧サムネ
イル画像の確認作業の効率が悪くなってしまう。このた
め、図8に例示したような空白部12bを含まないレイ
アウトに従った一覧サムネイル画像データの態様も考え
られる。そこでこの態様について説明する。
【0053】(実施形態2)実施形態2の電気的構成
は、システム制御部18内の制御動作を除いて実施形態
1で説明した構成と同一なので説明は省略し、また、動
作手順の一部のみが異なるため共通する動作手順の説明
は省略する。なおシステム制御部は実施形態1で説明し
た制御プログラムに基づく画像処理および制御プロセス
が異なるが、便宜上、実施形態1と同一の符号をもって
説明することとし、さらに、共通する他の構成について
も実施形態1と同一の符号を付して説明する。実施形態
2では、画像データが示す画像の濃さを利用して、サム
ネイル画像データと画像指定マーク22aとを識別す
る。すなわち、この場合は、オペレータが書き込む画像
指定マーク22aの濃さを、使用する筆記用具(例えば
マーカーペン等)を限定することで、中間濃度に設定す
る。
【0054】一方、システム制御部18は、図8に例示
したような所定のレイアウトに従った一覧サムネイル画
像データを作成し、画像記録部12に一覧サムネイル画
像を出力させる際は、2値のディザ処理等、微視的にコ
ントラストの高い処理を選択するようにシステム制御部
18が制御する。また、システム制御部18は、基準位
置表示マーク12cの位置と先程選択したレイアウトを
もとに、サムネイル画像の位置を算出し、該領域を順に
探索して画像指定マーク22aの有無を判定する。すな
わち、中間濃度の画素が連続して存在するか否かを探索
することで、サムネイル画像そのものと選択マークとを
識別できる。
【0055】また、図9に示すような画像指定マーク濃
度設定部27aをタッチパネルディスプレイ17gに表
示させ、その設定に応じてシステム制御部18が判定に
使用する中間濃度の大きさを変えると、オペレータが使
用する筆記用具の自由度を高めるため、より操作性を高
めることができる。
【0056】また、原稿読取部11が色分解機能を有す
る場合は、オペレータが書き込む画像指定マーク22a
を、使用する筆記用具、例えば黄色のマーカーペンに限
定することで、特定の色にしても良い。この場合、選択
マークの有無を判定に際して、システム制御部18は、
色情報に基づいて判定できるので、より精度を向上させ
ることができる。
【0057】また、図9に示した画像指定マーク濃度設
定部27aの替わりに、画像指定マーク色設定部を設
け、その設定に応じてシステム制御部18は、判定に使
用する色を変えるようにしても良い。さらにこの場合、
当該装置がカラー出力可能であったとしても、一覧サム
ネイル画像を出力させる際は白黒(モノクロ)出力する
ようにした方が好ましい。これにより、一覧サムネイル
画像の色と選択マークの色との混在が無くなるので、更
に精度を向上することができる。また、白黒(モノク
ロ)出力することで画像記録部12のインクあるいはト
ナー等の消費を抑えるという省資源効果もある。
【0058】(実施形態3)実施形態3の電気的構成
は、システム制御部18内の制御動作を除いて実施形態
1で説明した構成と同一なので説明は省略し、本発明の
要旨である画像データの検索について詳細に説明する。
なおシステム制御部は実施形態1で説明した制御プログ
ラムに基づく画像処理および制御プロセスが異なるが、
便宜上、実施形態1と同一の符号をもって説明すること
とし、さらに、共通する他の構成についても実施形態1
と同一の符号を付して説明する。実施形態3における画
像蓄積装置の画像データの検索は、実施形態1で説明し
たように各機能を利用するまたは送信されてきた際に自
動的に蓄積された画像データを引き出すための画像検索
機能選択キー17c(図2参照)を押し下げることから
始まる。
【0059】画像検索機能選択キー17cを押し下げる
と、システム制御部18がこれを検出して、図18に示
すように、「画像検索」タッチキー37aと「画像出
力」タッチキー37bとをタッチパネルディスプレイ1
7gに表示させると共に、いずれかのタッチキーが入力
されると図22に示すような画像検索処理に移行する。
以下、図21に示したフローチャートに従って、動作を
説明する。
【0060】〔画像データの検索〕図18で示した「 画
像検索」 タッチキー37aを押すと、システム制御部1
8がこれを検出(ステップS31:YES)し、図10
に示すような画面をタッチパネルディスプレイ17gに
表示させ、検索条件入力処理に移行する(ステップS3
2)。図10は、蓄積した画像データを絞り込むための
検索条件等を設定する画面であり、画像データがどの機
能を利用して蓄積されたかを選択する機能選択欄37c
の「コピー」タッチキーが押された状態を示している。
他の「ファクシミリ送信」や「ファクシミリ受信」、
「プリンタ」等の各タッチキーを押すと機能選択欄37
c以外の各欄の表示が、多少の検索条件が異なるために
若干相違して表示されるようになっている。このように
機能選択欄37cのうち、「コピー」タッチキーを押す
と、図3に示すようにこの機能選択欄37cに加え、使
用した日時の範囲指定欄37d、画像枚数の範囲指定欄
37e、画像サイズの選択欄37i、コピー/プリント
枚数範囲指定欄37j、送受信先指定欄37k、IPア
ドレス指定欄37m等が表示される。
【0061】オペレータは、各種検索条件をできるだけ
設定入力する(うろ覚えでも構わない)と、システム制
御部18は漸次これを検出して、画像記憶部13に蓄積
した検索情報を参照し、検索条件に合致する画像データ
数をカウントし、検索結果表示欄37nにその画像枚数
(図10においては18枚と例示)を表示する。なお、
実施形態1および2と同様に実施形態3においても、こ
れら全ての選択欄/指定欄の設定は行わなくても良いよ
うに考慮されている。すなわち、「機能選択」、「使用
日時」、「画像枚数」、「画像サイズ」、「コピー/プ
リント枚数」、「送受信先」、「IPアドレス」の各表
示部分の操作を検出すると、システム制御部18は、こ
れに応じて関連項目の検索条件への組み入れ/取り外し
を行なっており、必ずしも全ての欄に対し設定を行わな
くても良いようになっている。
【0062】例えば、本実施形態のようにコピー機能が
選択された場合は、送受信先指定欄37kおよびIPア
ドレス指定欄37mの表示をブラックアウトする等、オ
ペレータが惑わないような表示を、システム制御部18
は行なう(図10において、これらの2つの欄をブラッ
クアウトした状態を例示しており、実際は表示されな
い。)。さらに、「コピー/プリント枚数」は選択され
ていない(文字背景が点描されているものは非選択)
が、オペレータによるここまでの検索条件を元にシステ
ム制御部18が、画像記憶部13に蓄積した検索情報を
参照する。
【0063】そしてオペレータは、検索結果表示欄37
nに表示された画像枚数を確認して、各種検索条件の設
定を変更するか、検索された画像データの一覧画像を出
力するためスタートキー17fを押すか、画像検索機能
から抜け出すため画像検索機能以外の機能選択キー17
a、17bを押すか検討する。スタートキー17fを押
すとシステム制御部18がこれを検出し、システム制御
部18は、一覧サムネイル画像作成・画像出力処理に移
行する(ステップS33)。
【0064】一覧サムネイル画像作成・画像出力処理に
移行すると、まず、検索条件に合致した画像データを画
像記憶部13から順次読み出して、サムネイル画像デー
タを作成し、画像メモリ16の所定領域に書き込む。こ
れにより、図11に例示したような4×4の16個配置
された夫々の各サムネイル画像の上部に空白部12bが
設けられ略碁盤目状を呈した一覧サムネイル画像32a
を得るための画像データと、図12に例示した残り2個
が配置された一覧サムネイル画像32bを得るための画
像データを作成する。
【0065】また、夫々の一覧サムネイル画像32a、
32bの方向性を特定すると共に夫々の一覧サムネイル
画像32a、32b自体を特定するためのバーコード状
の識別情報が記録された基準位置表示マーク32c、3
2dを得るためのマークデータを、一覧サムネイル画像
32a、32bデータの余白部(図11および図12に
おいて左上縁部近傍)に付与する。システム制御部18
は、一覧サムネイル画像のレイアウト情報(レイアウト
数の情報も含む)、すなわち、サムネイル画像の元とな
った画像データと個々のサムネイル画像の配置位置との
関係を識別情報に関連付けして画像記憶部13に蓄積さ
せておく。なお、サムネイル画像データの大きさおよび
レイアウトは、検索された画像データの数に応じて最適
なものを、システム制御部18が自動的に選択、レイア
ウトする。
【0066】次に、システム制御部18は、画像記録部
12を制御して、画像メモリ16に上に作成された一覧
サムネイル画像データに基づいて一覧サムネイル画像3
2a、32bを記録紙に印刷出力する。全ての一覧サム
ネイル画像32a、32bの出力が終了すると、システ
ム制御部18は、一覧サムネイル画像読取・画像特定処
理に移行する(ステップS35)。
【0067】一覧サムネイル画像読取・画像特定処理に
移行すると、図13に示すようなメッセージと「一覧原
稿読み取り」タッチキー37pをタッチパネルディスプ
レイ17gに表示させる。オペレータは、出力された一
覧サムネイル画像32a、32bを確認して、所望の画
像を見つけ出し、図14に示すように、その画像(サム
ネイル画像)上部の空白部12b内に画像指定マーク1
2d(形状は任意)を付す。なお、画像指定の数は限定
されない。画像指定マーク12dを書き込んだら、原稿
読取部11に一覧サムネイル画像32aをセットし、ス
タートキー17fを押す。スタートキーの操作をシステ
ム制御部18が検出すると、原稿読取部11に原稿読み
取りを指示し走査が開始される。出力された画像データ
は、漸次画像メモリ部16に格納される。
【0068】次に、システム制御部18は、画像メモリ
部16にアクセスして該画像データ上の4隅を付近を探
索して、上述した識別情報が記録された基準位置表示マ
ーク32cの位置を検出し、一覧サムネイル画像32a
の原稿セット方向を判定すると共に、これを解読して識
別情報を得る。次いで、システム制御部18は、基準位
置表示マーク32cの位置をもとに空白部12bの位置
を算出し、該空白部12b内を順に探索して画像指定マ
ーク12cの有無を判定していく。また、これによりシ
ステム制御部18は、解読された識別情報で一覧サムネ
イル画像32aを特定し、夫々のサムネイル画像を書き
込んだ位置と画像指定マーク12dが存在した位置とを
照合して、選択された画像データを特定する。
【0069】画像データの特定が完了したら、図15に
示すようなメッセージと、出力枚数表示部37qと、フ
ァクシミリ送付先表示部37rと、選択画像の追加用で
ある「一覧原稿読み取り」タッチキー37sとをタッチ
パネルディスプレイ17gに表示させる。ここで、シス
テム制御部18は、「一覧原稿読み取り」タッチキー3
7sの操作を検出すると、上述したような動作を再び行
なって、特定した画像データに追加すると共に、再度、
図15に示すような画面を表示させる。
【0070】なお、この例では、出力枚数表示部37q
と、ファクシミリ送付先表示部37rに対するこれら2
つはどちらか一方の設定のみが行えるようにシステム制
御部18が制御する。オペレータは、単に印刷出力させ
るのか、ファクシミリ送信するのかを選択し、テンキー
17dを用いて印刷枚数または電話番号等の各種出力条
件を設定し、スタートキー17fを押す。このスタート
キー17fが押されると、システム制御部18はこれを
検出して、特定した画像データを画像記憶部13から読
み出し上記出力条件を参照して、画像記録部12による
画像出力、あるいはファクシミリ通信部14を介しての
ファクシミリ送信が行われる(ステップS36)。
【0071】上述したように実施形態3では、一覧サム
ネイル画像データの作成に際して識別情報が記録された
基準位置表示マーク32c、32dを付加する共に、こ
れに対応するレイアウト情報を画像記憶部13に蓄積さ
せるので、画像データ検索〜一覧画像出力操作と、一覧
画像読み取り〜画像再利用操作とを別々に行なっても、
一覧サムネイル画像に付加されている基準位置表示マー
ク32c、32dを解読することで、サムネイル画像の
元となった画像データと配置位置との関係を知ることが
可能となっている。
【0072】そのため、検索をした結果、一枚の記録紙
では収まらないほど複数の画像がヒットした場合、複数
枚の記録紙でもって印刷出力させても、夫々の一覧サム
ネイル画像が特定できる。したがって、例えば、とりあ
えず一覧画像出力操作までを行い(途中で他の機能選択
キー12a、12bを押して画像検索機能から抜け出
す)、後日、画像出力キー37bを押して途中から再開
させても(ステップS34:YES)、画像再利用操作
がスムーズに行え、いつでも所望した画像を印刷出力す
ることできる。
【0073】(実施形態4)実施形態4は、画像データ
が示す画像の濃さを利用してサムネイル画像データと画
像指定マークとを識別する実施形態2で例示したもの
を、実施形態3で説明した画像蓄積装置に適用したもの
を例示しており、便宜上、システム制御部は、実施形態
1と同一の符号をもって、また、共通する他の構成につ
いても他の実施形態と同一の符号を付して、簡略して説
明する。
【0074】すなわち、この場合は、操作者が書き込む
選択マークの濃さを、使用する筆記用具、例えばマーカ
ーペン等に限定することで、中間濃度にする。一方、シ
ステム制御部18は、図16に例示したような所定のレ
イアウトに従った一覧サムネイル画像データを作成す
る。画像記録部13に一覧サムネイル画像42aを出力
させる際は、2値のディザ処理等、微視的にコントラス
トの高い処理を選択するように、システム制御部18が
制御する。
【0075】また、画像指定マーク22aの有無を判定
に際して、システム制御部18は、基準位置表示マーク
32c、32dの位置をもとにサムネイル画像の領域位
置を算出し、該領域を順に探索して画像指定マーク22
aの有無を判定する。なお、この際は、中間濃度の画素
が連続して存在するか否かを探索すれば良いので、シス
テム制御部18の処理負荷の増加を軽減することができ
る。なお、その他の動作等は、上述の実施形態と同様で
あるため省略する。
【0076】また、図13に示した画面の替わりに、図
17に示すようなメッセージと共に、実施形態2で例示
したオペレータが使用する筆記用具の自由度を高めるた
めの画像指定マーク濃度設定部27aと、「一覧原稿読
み取り」タッチキー37pとをタッチパネルディスプレ
イ17gに表示させても良い。
【0077】(実施形態5)ところで、1つの文書(画
像)は複数枚に亘って構成されていることが多いが、以
上説明した実施形態では、検索条件に合致する画像デー
タ数の表示、サムネイル画像の作成等を行なっているた
め、検索にヒットした画像夫々のすべてのページが表示
されることとなる。通常、特定のページのみを必要とす
る割合は低く、1文書まとめて全ページを必要とする事
が多い。そこで、代表的なページ(例えばフロントペー
ジ)のサムネイル画像があれば、必要とするものかどう
かの見極めができるため、以下、画像枚数が1枚の文書
も複数枚で構成された文書も、1文書(画像)として取
り扱う場合について説明する。なお、便宜上、システム
制御部は、実施形態1と同一の符号をもって、また、共
通する他の構成についても他の実施形態と同一の符号を
付して説明する。
【0078】図19は、図10の替わりにタッチパネル
ディスプレイ17gに表示される画面であり、システム
制御部18は、検索条件に合致する文書数をカウント
し、検索結果表示欄57nに表示する。また、一覧サム
ネイル画像データの作成に際して、システム制御部18
は、検索条件に合致する文書の1枚目の画像データを画
像記憶部13から順次読み出して、サムネイル画像を作
成し、画像メモリ部16の所定領域に書き込むと共に、
サムネイル画像のレイアウト情報(レイアウト数の情報
も含む)、すなわち、サムネイル画像データの元となっ
た画像データとそのサムネイル画像データの配置位置と
の関係を識別情報に関連付けして画像記憶部13に蓄積
させておく。
【0079】さらに、一覧サムネイル画像の読み取りに
際して、システム制御部18は、解読した識別情報に対
応するレイアウト情報を画像記憶部13から読み出し
て、画像指定マーク12d、22aの判定結果と照合
し、選択された文書を特定するとともに、図15の替わ
りに図20に示すように選択された文書数をタッチパネ
ルディスプレイ17gに表示させる。またさらに、画像
データの再利用に際して、システム制御部18は、上記
特定した文書の全画像データを画像記憶部13から順次
読み出し、設定された出力条件に応じて、画像記録部1
2による画像出力、あるいはファクシミリ通信部14に
よるファクシミリ送信を行なわせる。
【0080】なお、その他の動作等は、上述の実施例と
同様であるため省略する。以上のように実施形態5によ
れば、画像枚数が1枚の場合も複数の時も、1文書とし
てまとめて取り扱うことができるので、例えば、一覧サ
ムネイル画像の確認に際してオペレータは、必要ページ
の抜け、あるいは過多に注意する必要が無くなる、画像
指定マーク12d、22aを書き込む手間(数)を減ら
せる等、操作性を向上させることができる。また、一覧
サムネイル画像として出力されるサムネイル画像個々の
個数を減らすことができる、画像記録部12のインク、
あるいはトナー、記録紙等の消費を抑えるという省資源
効果も発生する。
【0081】以上、本発明における画像蓄積装置の実施
形態を説明したが、各実施形態で例示した16または1
8個(文書含む)のサムネイル画像数は、これに限定さ
れるものではない。さらに、レイアウト数(4×4)は
固定に限らず、選択可能にする、あるいは、実施形態で
説明したように検索された画像データの数に応じて最適
なものを、システム制御部18が自動的に選択、レイア
ウトする等、いずれでも良い。
【0082】また実施形態3および4において、識別情
報が記録された基準位置表示マーク32c、32dとし
てバーコードに模した画像を記録する例を示したが、一
覧サムネイル画像のシリアルナンバー等の番号を記録し
ても良い。尚、この場合、システム制御部18がこの番
号を認識するのではなく、テンキー17dを使用してオ
ペレータが入力するようにしても良い。
【0083】また、本実施形態の画像記録部12が、異
なるサイズの記録紙を収容しており、一覧サムネイル画
像を記録する記録紙サイズを選択可能、あるいは自動選
択可能に構成しても良い。なお、この場合は、上述した
レイアウト情報に、記録紙サイズを付加しておくと、一
覧サムネイル画像を読み取った時に記録紙サイズを判定
する必要が無くなるという利点がある。
【0084】
【発明の効果】本発明は以上のように構成したから、下
記の有利な効果を奏する。請求項1によれば、一覧サム
ネイル画像に画像指定情報の付加した画像を読み取らせ
て印刷出力するから、CRTディスプレイや液晶ディス
プレイ等のディスプレイ装置が無くても、画像を選択す
るための操作が容易な画像蓄積装置を提供することがで
きる。
【0085】請求項2によれば、複数ページに亘る画像
を1文書(画像)として取り扱うから、一覧サムネイル
画像の確認に際してオペレータは、必要ページの抜け、
あるいは過多に注意する必要が無くなり、しかも、画像
指定マークを書き込む手間(数)を減らせる等、操作性
を向上させることができる。また、一覧サムネイル画像
として出力されるサムネイル画像個々の個数を減らすこ
とができる、画像記録部12のインク、あるいはトナ
ー、記録紙等の消費を抑えることができる。
【0086】請求項3によれば、基準位置表示マークに
基づいて一覧サムネイル画像の方向性を特定して前記画
像指定マークの有無を判定するから、複雑な画像処理技
術を用いなくても簡単な画像処理技術によって、画像を
選択するための操作が容易な画像蓄積装置を提供するこ
とができる。
【0087】請求項4によれば、印刷出力された一覧サ
ムネイル画像を特定するための識別情報を設けたから、
検索条件に合致した画像が多数あり、一覧サムネイル画
像が複数枚にも及ぶようなことがあっても、十分対応す
ることができる。
【0088】請求項5によれば、画像指定を探索する領
域を空白部に限定するから、画像指定マークの有無の判
定が容易になり、当該装置の処理負荷を軽減することが
できる。
【0089】請求項6によれば、画像指定専用の領域を
設けなくても画像指定情報を認識するようにしたから、
一覧サムネイル画像の個々の大きさを大きくすることが
可能となり、画像選択の際の視認性を向上することがで
きる。
【0090】請求項7および8によれば、一覧サムネイ
ル画像に付加された所定濃度の画像指定マークを検出を
して、チェック付与後のサムネイル画像を判断するか
ら、画像指定マークの付加に使用する筆記用具の自由度
を高めることができ、従って、操作性をより向上させる
ことができる。
【0091】請求項9によれば、画像データ検索〜一覧
画像出力操作と、一覧画像読み取り〜画像再利用操作と
別々に行なえるので、1人の利用者が長時間占有する必
要がなくなり、作業効率の低下を防ぐことができる。
【0092】請求項10によれば、コピー機能部とファ
クシミリ機能部とプリンタ機能部とを具備し、さらに当
該装置をLAN接続可能に構成したから、利便性に優れ
た画像蓄積装置を提供できる。
【0093】請求項11から13によれば、コピー機能
とファクシミリ機能とプリンタ機能、夫々の各機能を利
用する際に自動的に画像データが蓄積されるから、余計
な操作手順が省け、極めて好適な画像蓄積装置を提供で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1における画像蓄積装置の電気的構成
図である。
【図2】同、操作表示部の正面図である。
【図3】同、タッチパネルディスプレイの表示例その1
である。
【図4】同、画像指定マークをチェックする前の一覧サ
ムネイル画像である。
【図5】同、タッチパネルディスプレイの表示例その2
である。
【図6】同、画像指定マークをチェックした後の一覧サ
ムネイル画像である。
【図7】同、タッチパネルディスプレイの表示例その3
である。
【図8】実施形態2における画像指定マークをチェック
した後の一覧サムネイル画像である。
【図9】同、タッチパネルディスプレイの表示例であ
る。
【図10】実施形態3におけるタッチパネルディスプレ
イの表示例その1である。
【図11】同、画像指定マークをチェックする前の一覧
サムネイル画像その1である。
【図12】同、画像指定マークをチェックする前の一覧
サムネイル画像その2である。
【図13】同、タッチパネルディスプレイの表示例その
2である。
【図14】同、画像指定マークをチェックした後の一覧
サムネイル画像である。
【図15】同、タッチパネルディスプレイの表示例その
3である。
【図16】実施形態4における画像指定マークをチェッ
クした後の一覧サムネイル画像である。
【図17】同、タッチパネルディスプレイの表示例であ
る。
【図18】実施形態3におけるタッチパネルディスプレ
イの表示例その4である。
【図19】実施形態5におけるタッチパネルディスプレ
イの表示例その1である。
【図20】実施形態5におけるタッチパネルディスプレ
イの表示例その2である。
【図21】実施形態1における機能選択キー処理の処理
手順を示すフローチャートである。
【図22】実施形態3における画像検索処理の処理手順
を示すフローチャートである。
【符号の説明】
11 原稿読取部 12 画像記録部 13 画像記憶部 16 画像メモリ部 17 操作表示部 18 システム制御部 17a、17b、17c 機能選択キー 12a、22a、32a、32b、42a 一覧サムネ
イル画像 12b 空白部 12d、22a 画像指定マーク 12c、32c、32d 基準位置表示マーク 27a 画像指定マーク濃度設定部

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿を読み取って画像データを出力する
    原稿読取手段と、画像データに対応する検索情報を該画
    像データに付加して記録媒体に蓄積する画像蓄積手段
    と、前記記録媒体に蓄積された画像データを検索する際
    に検索条件を受け付ける条件入力手段と、前記検索条件
    に合致した画像データの中から所望した画像データを選
    択決定し決定された画像データに基づいて画像を印刷出
    力する画像記録手段と、を備えた画像蓄積装置におい
    て、 前記条件入力手段に入力された所望の検索条件に合致す
    る画像データの一覧サムネイル画像データを作成し、該
    一覧サムネイル画像データに基づいて前記画像記録手段
    に一覧サムネイル画像を印刷出力させる画像作成手段
    と、 前記画像作成手段によって印刷出力された一覧サムネイ
    ル画像の中から所望したサムネイル画像に対し画像指定
    マークを付与し、前記原稿読取手段に該画像指定マーク
    が付与された一覧サムネイル画像を読み取らせることに
    より、該画像指定マークの有無を判定し、該画像指定マ
    ークに対応する画像データに基づいて前記画像記録手段
    に所望した画像を印刷出力させる指定判定手段と、を有
    することを特徴とする画像蓄積装置。
  2. 【請求項2】 複数枚の画像によって構成された画像デ
    ータが前記検索条件に合致した場合において、前記画像
    作成手段は、該画像を代表する一枚の画像データに対し
    てサムネイル画像データを作成することを特徴とする請
    求項1記載の画像蓄積装置。
  3. 【請求項3】 前記画像記録手段は、一覧サムネイル画
    像を印刷出力する際に一覧サムネイル画像の方向性を特
    定する基準位置表示マークを一覧サムネイル画像の余白
    部に付与して印刷すると共に、前記指定判定手段は、該
    基準位置表示マークに基づいて一覧サムネイル画像の方
    向性を特定して前記画像指定マークの有無を判定するこ
    とを特徴とする請求項1または2記載の画像蓄積装置。
  4. 【請求項4】 前記基準位置表示マークは、印刷出力さ
    れた一覧サムネイル画像を特定するための識別情報を有
    していると共に、前記指定判定手段は、該識別情報に基
    づいて一覧サムネイル画像をも特定することを特徴とす
    る請求項3記載の画像蓄積装置。
  5. 【請求項5】 前記一覧サムネイル画像が、夫々の各サ
    ムネイル画像の上部に前記画像指定マークが付与される
    空白部が設けられて形成されていることを特徴とする請
    求項1から4のいずれか1項に記載の画像蓄積装置。
  6. 【請求項6】 前記一覧サムネイル画像が、夫々の各サ
    ムネイル画像が隣接して形成され、前記画像指定マーク
    が、所望したサムネイル画像の上から記した任意形状の
    チェックマークであると共に、前記指定判定手段が、チ
    ェック付与前のサムネイル画像とチェック付与後のサム
    ネイル画像とを比較判断して該画像指定マークの有無を
    判定することを特徴とする請求項1から4のいずれか1
    項に記載の画像蓄積装置。
  7. 【請求項7】 前記指定判定手段は、前記一覧サムネイ
    ル画像に付加された所定濃度の画像指定マークを検出を
    して、チェック付与後のサムネイル画像を判断すること
    を特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の画
    像蓄積装置。
  8. 【請求項8】 前記一覧サムネイル画像に付加する前記
    画像指定マークの濃度を設定する対話型設定手段を設け
    ると共に、該対話型設定手段で設定された所定濃度と略
    等価な濃度でもって画像指定マークをサムネイル画像に
    付与し、前記指定判定手段は、一覧サムネイル画像に付
    加された前記画像指定マークの所定濃度を検出して、チ
    ェック付与後のサムネイル画像を判断することを特徴と
    する請求項1から6のいずれか1項に記載の画像蓄積装
    置。
  9. 【請求項9】 前記条件入力手段を起動させる第1の対
    話型起動手段と、前記指定判定手段を起動させる第2の
    対話型起動手段と、を設けたことを特徴とする請求項1
    から8のいずれか1項に記載の画像蓄積装置。
  10. 【請求項10】 請求項1から9のいずれか1項に記載
    の画像蓄積装置がLAN接続可能に構成されていると共
    に、コピー機能部とファクシミリ機能部とプリンタ機能
    部とを具備したことを特徴とする画像蓄積装置。
  11. 【請求項11】 前記コピー機能部を用いて所望の画像
    に対しコピーを行うことにより、画像データが該画像デ
    ータに対応する検索情報と共に前記記録媒体に自動的に
    蓄積されることを特徴とする請求項10記載の画像蓄積
    装置。
  12. 【請求項12】 前記ファクシミリ機能部を用いて所望
    の画像を送信または画像を受信した場合において、画像
    データが該画像データに対応する検索情報と共に前記記
    録媒体に自動的に蓄積されることを特徴とする請求項1
    0記載の画像蓄積装置。
  13. 【請求項13】 前記LANを介して接続された他の装
    置からの画像データを受信した場合において、画像デー
    タが該画像データに対応する検索情報と共に前記記録媒
    体に自動的に蓄積されることを特徴とする請求項10記
    載の画像蓄積装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008017208A (ja) * 2006-07-06 2008-01-24 Fujifilm Corp 画像表示方法及び装置及びプログラム、及び記憶媒体

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