JP2003018350A - ファクシミリサーバ装置 - Google Patents

ファクシミリサーバ装置

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JP2003018350A
JP2003018350A JP2001200850A JP2001200850A JP2003018350A JP 2003018350 A JP2003018350 A JP 2003018350A JP 2001200850 A JP2001200850 A JP 2001200850A JP 2001200850 A JP2001200850 A JP 2001200850A JP 2003018350 A JP2003018350 A JP 2003018350A
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JP2001200850A
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Yoshifumi Tanimoto
好史 谷本
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Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 配信条件テーブルのレコード数が多くなって
も、所望の配信条件のレコードを特定することができ、
レコード毎に容易に有効化又は無効化できる。 【解決手段】 ファクシミリサーバ装置20において、
RAM7は配信条件テーブル7aを格納し、主制御部1
は、上記配信条件テーブル7aに従って、受信された画
像データをクライアントPC30や外部装置などの他の
通信端末装置に対して配信する。ここで、上記配信条件
テーブル7aは、図4に示すように、配信条件のレコー
ド毎に、予め入力されたキーワードと、配信条件を有効
又は無効とするフラグと、有効となる期間(稼動日時)
とを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、互いに通信回線を
介して接続されたファクシミリサーバ装置とクライアン
ト装置とを備えたファクシミリシステムのためのファク
シミリサーバ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、公衆電話回線などの通信回線に
接続されファクシミリの送受信機能を有するファクシミ
リサーバ装置と、パーソナルコンピュータなどのクライ
アント装置とがローカルエリアネットワーク(以下、L
ANという。)を介して接続してなるファクシミリシス
テムが実用化されている。この従来技術のファクシミリ
システムでは、クライアント装置からファクシミリサー
バ装置に対して画像データ及び送信先情報を送信するこ
とにより、ファクシミリサーバ装置は、画像データを通
信回線を介して送信先に送信する一方、ファクシミリサ
ーバ装置が画像データを受信したときは、画像データを
所定のクライアント装置に送信することにより、クライ
アント装置は画像データを受信する。
【0003】この従来技術のファクシミリサーバ装置に
おいては、G3ファクシミリの画像データや、電子メー
ルを用いたインターネットファクシミリの画像データを
受信して、クライアント装置等に配信処理を行うことが
できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この従来技術のファク
シミリサーバ装置において、配信処理を容易にかつ確実
にするために、予め配信条件テーブルを格納して、その
配信条件テーブルに従って、受信した画像データをクラ
イアント装置等に配信している。しかし、配信条件テー
ブルのレコード数が多くなると、管理が行き届かず、期
待通りに配信を行うことができない場合があるという問
題点があった。
【0005】本発明の目的は以上の問題点を解決し、配
信条件テーブルのレコード数が多くなっても、所望の配
信条件のレコードを特定することができ、しかもレコー
ド毎に容易に有効化又は無効化できるファクシミリサー
バ装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係るファクシミ
リサーバ装置は、配信条件テーブルを格納する記憶手段
と、上記配信条件テーブルに従って、受信された画像デ
ータを他の通信端末装置に対して配信する配信手段とを
備えたファクシミリサーバ装置において、上記配信条件
テーブルは、配信条件のレコード毎に、予め入力された
キーワードと、配信条件を有効又は無効とするフラグと
を含むことを特徴とする。
【0007】上記ファクシミリサーバ装置において、上
記配信条件テーブルは、配信条件のレコード毎に、有効
となる期間を含むことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明に係
る実施形態について説明する。
【0009】図1は、本発明に係る一実施形態である、
ファクシミリサーバ装置20及びクライアントパーソナ
ルコンピュータ30−1乃至30−Nを備えたファクシ
ミリシステムの構成を示すブロック図である。
【0010】この実施形態に係るファクシミリシステム
は、複数N台のクライアントパーソナルコンピュータ
(以下、クライアントPCと略す。)30−1乃至30
−N(以下、総称して符号30を付す。)と、配信条件
テーブル7aをRAM7に備えかつ公衆電話回線Lを介
してそれぞれ公衆電話網80に接続されたファクシミリ
サーバ装置20と、メールサーバ装置50と、インター
ネット90に接続されたルータ装置60とがLAN70
を介して接続されて構成される。
【0011】この実施形態に係るファクシミリサーバ装
置20において、RAM7は配信条件テーブル7aを格
納し、主制御部1は、上記配信条件テーブル7aに従っ
て、受信された画像データをクライアントPC30や外
部装置などの他の通信端末装置に対して配信し、ここ
で、上記配信条件テーブル7aは、図4に示すように、
配信条件のレコード毎に、予め入力されたキーワード
と、配信条件を有効又は無効とするフラグと、有効とな
る期間(稼動日時)とを含むことを特徴としている。
【0012】図1において、メールサーバ装置50は、
クライアントPCや相手先のメールサーバ装置(図示せ
ず。)からインターネット90及びLAN70を介して
受信し、受信した電子メールがMIME形式で符号化さ
れた画像データを含むときは画像データを含む電子メー
ルを保持する。インターネット90経由で画像データを
含む電子メールを送信するときは、クライアントPC3
0からメールサーバ装置50、ルータ装置60及びイン
ターネット90を介して相手先のメールサーバ装置に送
信される。
【0013】図2は、図1のクライアントPC30の構
成を示すブロック図である。図2において、クライアン
トPC30は、公知のパーソナルコンピュータであっ
て、画像データや文字データの生成や記録などの処理を
実行する。本実施形態においては、クライアントPC3
0は、一例として、ファクシミリの画像データを送信し
又は受信する端末装置として用いられる。主制御部10
1は具体的にはCPUで構成されており、バス113を
介して以下のハードウェア各部と接続されていてそれら
を制御するほか、後述する種々のソフトウェアの機能を
実行する。このクライアントPC30において、画像読
取部102及び画像記録部103はオプションで設けら
れ、画像読取部102は、CCD等を利用したスキャナ
で原稿を読み取り、白黒2値に変換したドットイメージ
データを出力する。画像記録部103は例えば電子写真
方式等のプリンタ装置であり、他のファクシミリサーバ
装置からファクシミリ通信により受信したイメージデー
タをハードコピーとしてプリントアウトして記録した
り、文字データを記録する。表示部104は、液晶表示
装置(LCD)又はCRTディスプレイ等の表示装置で
あり、当該クライアントPC30の動作状態を表示した
り、送信すべき原稿のイメージデータ、及び受信したイ
メージデータの表示を行う。操作部105は、例えばキ
ーボードであり、文字データや指示コマンドを入力する
ためのものである。
【0014】ROM106は、当該クライアントPC3
0の動作に必要であって主制御部101によって実行さ
れる種々のソフトウェアのプログラムを予め格納する。
また、RAM107は、SRAM、DRAM、SDRA
M等で構成され、主制御部101のワーキングエリアと
して使用されてプログラムの実行時に発生する一時的な
データを記憶する。さらに、ハードディスクドライブ1
08は、記録媒体を内蔵する記憶装置であり、実行する
アプリケーションプログラムや画像メモリを格納する。
LANインターフェース112は、LAN70に接続さ
れ、LAN70からの信号やデータを受信する一方、L
AN70に対して信号やデータを送信して信号変換やプ
ロトコル変換などのインターフェース処理を実行する。
【0015】図3は、図1のファクシミリサーバ装置2
0の構成を示すブロック図である。図3において、ファ
クシミリサーバ装置20は、従来のG3方式等のファク
シミリ通信機能、及び電子メールを用いたファクシミリ
通信機能を備えている。主制御部1は具体的にはCPU
で構成されており、バス13を介して以下のハードウェ
ア各部と接続されていてそれらを制御するほか、後述す
る種々のソフトウェアの機能を実行する。表示部4は、
液晶表示装置(LCD)又はCRTディスプレイ等の表
示装置であり、当該ファクシミリサーバ装置20の動作
状態を表示したり、送信すべき原稿のイメージデータ、
及び受信したイメージデータの表示を行う。操作部5
は、当該ファクシミリサーバ装置20を操作するために
必要な文字キー、ダイヤル用テンキー、短縮ダイヤルキ
ー、ワンタッチダイヤルキー、及び各種のファンクショ
ンキー等を備える。なお、上述の表示部4をタッチパネ
ル方式とすることにより、この操作部5の各種キーの内
の一部又は全部を代用するように構成してもよい。
【0016】ROM6は、当該ファクシミリサーバ装置
20の動作に必要であって主制御部1によって実行され
る種々のソフトウェアのプログラムを予め格納する。こ
こで、ROM6は、少なくとも図5乃至図7の画像デー
タ配信処理のプログラムと、図8の配信条件有効/無効
変更処理のプログラムとを格納する。RAM7は、SR
AM、DRAM、SDRAM等で構成され、主制御部1
のワーキングエリアとして使用されてプログラムの実行
時に発生する一時的なデータを記憶する。ここで、RA
M7は詳細後述する配信条件テーブル7aを格納する。
なお、RAM7としてフラッシュメモリを使用した場合
には、停電、装置の移動等のために電源が遮断された場
合にもそのデータの内容が失われない。画像メモリ8は
DRAM等で構成され、送信すべきイメージデータ又は
受信したイメージデータを記憶する。
【0017】ファックスモデム10は、公衆電話回線L
に接続され、通常のファクシミリ通信用のファックスモ
デムの機能を有するモデムである。NCU(ネットワー
ク制御回路:Network Control Unit)11はアナログの
公衆電話回線Lの直流ループなどの閉結及び開放の動作
を行いかつ自動ダイヤル機能を有するハードウェア回路
であり、必要に応じてファックスモデム10を公衆電話
回線Lに接続する。ここで、NCU11は、発信電話番
号通知サービスにおけるID受信端末起動信号、通常の
電話呼出信号の検出を行うとともに、必要に応じて発信
電話番号通知サービスにおける1次応答信号及び2次応
答信号を発信することができる。なお、NCU11を所
定のターミナルアダプタ及びDSU(加入者線終端装
置:Digital Service Unit)を介して、ベースバンド伝
送方式のデジタル回線(例えば、ISDN回線)に接続
するようにしてもよい。
【0018】さらに、LANインターフェース12は、
LAN70に接続され、LAN70からの信号やデータ
を受信する一方、LAN70に対して信号やデータを送
信して信号変換やプロトコル変換などのインターフェー
ス処理を実行する。
【0019】以上のように構成されたファクシミリサー
バ装置20は、通常のG3方式等のファクシミリ通信機
能、及び電子メールを用いたファクシミリ通信機能を有
している。なお、画像メモリ8はイメージデータを必要
に応じて記憶し、また逆に記憶しているイメージデータ
を必要に応じて出力する。また、ファクシミリサーバ装
置20は、上記配信先通知データに応答して、対応する
画像データを上記配信先通知データで指示された配信先
に配信し、ここで、配信方法は、公衆電話網Lを介する
ITU−T勧告のT.30の通信手順に基づくファクシ
ミリ送信と、インターネット90を介して電子メールを
用いて画像データを送信するインターネットファクシミ
リ送信とを含む。
【0020】図4は、図3のRAM7内の配信条件テー
ブル7aの一例を示す図であり、受信又は走査された画
像データをどのように配信するかを示す配信条件を示し
ている。なお、この配信条件テーブル7aのデータは予
め操作部5を用いて入力される。登録される配信条件と
しては、種々の条件や配信先を登録することができ、図
4に示した例では、受信条件及び配信稼動日時を条件と
して、その条件を満足する場合の配信先、および、受信
したファクシミリ画像データを画像記録部3で用紙に記
録出力するか否かを示す情報を含んでいる。本実施形態
に係る配信条件テーブル7aでは、配信条件のレコード
毎に、配信条件の管理を容易にするためのキーワード
と、配信条件を有効又は無効にするためのフラグとをさ
らに含むことを特徴としている。
【0021】受信条件としては、ファクシミリ画像デー
タの発信元装置(又は電気通信事業者の交換機)から送
られてくるあらゆる情報に対して条件を設定することが
できる。例えば、着信時に交換機から送られてくる発信
者番号通知やISDNサブアドレス、ファクシミリ手順
の中でTSI信号として送られてくる発信元の番号やF
コードサブアドレス及びパスワードに対して条件を設定
することが可能である。また、複数の回線からの受信が
可能な場合には、着信した回線番号等についても条件を
設定することが可能である。図4に示した例では、TS
I信号により送られてきた発信元番号が「03−456
7−8901」であるという受信条件と、ISDNサブ
アドレスが「*2」であるという受信条件を示してい
る。もちろん、例えば発信元の市外局番のみを条件とす
るなどといった、部分的な情報を条件としたり、除外す
る条件を設定するなど、各種の条件を設定することが可
能である。
【0022】また受信条件としては、このような個別の
条件の他、ファクシミリ受信時には常時適合する(すべ
ての受信を対象とする)条件を設定してもよい。図4に
おいては、「常時適合」と記してこの条件を示してい
る。さらに、配信条件テーブル7aに格納されている配
信条件のうち、その配信条件を除く配信条件に適合しな
かったという条件を設定することができる。図4におい
ては、「上記条件以外」と記してこの条件を示してい
る。
【0023】配信稼動日時は、配信を行う時間帯を条件
として設定することができる。例えば図4に示した例で
は、9時から17時までの勤務時間内での配信を指定す
る条件と、月曜日から金曜日のウィークデーを指定する
条件、及びこれらを組み合わせた条件を示している。こ
れらの条件は、例えば毎日、毎週、毎月、毎年と繰り返
して有効とするのか、あるいはその時のみの指定なのか
を指定することができる。図4に示した例では、「毎
日」、「毎週」として、繰り返して有効にすることを示
している。もちろん、このような時間と曜日や日付を組
み合わせて指定してもよく、組み合わせた例も図4に示
している。また、配信を行わない時間帯を指定してもよ
い。さらに、図4において「常時」と示しているよう
に、時間帯の制限を行わないこともできる。
【0024】配信先としては、配信先を特定する種々の
情報を設定しておくことができる。例えばLAN等の他
のネットワーク上のクライアントPC30に対して配信
するのであれば、例えば電子メールアドレスを設定した
り、ユーザーIDを設定することもできる。あるいは、
装置を特定するのであれば、IPアドレスを設定しても
よい。また、公衆電話回線Lを介してファクシミリ配信
する場合には、FAX番号を設定しておけばよい。もち
ろん、このほかにも配信先との通信プロトコルに応じた
配信先を特定する情報を設定することができる。また、
例えば電子メールアドレスを指定する際にドメインまで
を設定するなど、配信先のグループを指定することも可
能である。なお、配信先として複数の配信先を設定する
ことができ、その場合に通信プロトコルが異なる配信先
が混在していてもよい。
【0025】用紙に記録出力するか否かを示す情報は、
例えば画像記録部3や予め設定されているLAN70上
のプリンタなどによって受信したファクシミリ画像デー
タを記録出力するか否かを示すものである。適合した配
信条件が複数存在するとき、そのうちの1つでも記録出
力する指定が行われていれば、受信したファクシミリ画
像データを記録出力する。あるいは、適合した配信条件
のうち、記録出力が指定されている配信条件の数だけの
部数を記録出力するなど、記録出力の条件を別途定めて
おいてもよい。なお、適合した配信条件において記録出
力しない旨の指定が行われている場合でも、その配信条
件で設定されている配信先に受信したファクシミリの画
像データを配信できない場合には、この設定にかかわら
ず記録出力するように構成することができる。
【0026】図5は、図3のファクシミリサーバ装置2
0の主制御部1によって実行される画像データ配信処理
を示すフローチャートである。
【0027】図5において、まず、ステップS1におい
て画像データを受信したか否かが判断され、YESとな
るまでステップS1の処理を繰り返し、YESとなった
とき、ステップS2において画像データのヘッダーデー
タ、送信元データ又は配信先データを解析する。次い
で、ステップS3において、解析結果に基づいて配信条
件テーブル7aを参照して配信先決定処理(図6及び図
7)を実行することにより、配信先や記録出力をするか
否かなどを決定する。さらに、ステップS4において、
決定した配信先に対して受信した画像データを送信し、
ステップS5において印刷フラグ=1であるか否かが判
断され、YESであるときは、ステップS6において受
信した画像データを画像記録部3を用いて記録紙に印刷
して当該画像データ配信処理を終了する。一方、ステッ
プS5においてNOであるときは、すぐに当該画像デー
タ配信処理を終了する。
【0028】図6及び図7は図5のサブルーチンである
配信先決定処理(ステップS3)を示すフローチャート
である。なお、この配信先決定処理では、配信条件テー
ブル7a内で配信有効のフラグを示す配信条件のみが配
信対象とされる。
【0029】まず、図6のステップS52において、初
期設定を行う。ここでは、配信条件を順次選択するため
の変数Nを1にセットし、記録出力を行うか否かを示す
印刷フラグを0にセットし、宛先を格納する宛先リスト
D1,D2を空(Nu11)にセットする。各種の初期
設定を行った後、配信条件テーブル7aに格納されてい
る各配信条件についての処理を行う。ステップS53に
おいて、N番目の配信条件について、現在の日時が配信
稼動日時の範囲内か否かを判定する。配信稼動日時の範
囲外であれば、その配信条件は適合しないものとしてス
テップS59へ進む。
【0030】現在の日時が配信稼動日時の範囲内の場合
には、ステップS54及びステップS55において、配
信条件中の受信条件を調べる。ステップS54で受信条
件が常時適合する条件の場合には、ステップS56にお
いて、配信条件に設定されている配信先を宛先リストD
1に追加する。このとき、既に宛先リストD1に含まれ
ている配信先については、重複して追加することはしな
い。また、他のいずれの配信条件にも適合しないことを
条件とする場合(ここでは「上記条件以外」として示し
ている。)には、この時点ではそのままステップS59
へ進む。
【0031】さらに、これら以外の個別の条件が設定さ
れている場合には、ファクシミリ受信時の発信元装置
(又は交換機)からの種々の情報がその条件を満足する
か否かをステップS55で判定する。個別の条件を満た
していなければ、ステップS59へ進む。個別の条件を
満たしていれば、その配信条件に適合するものとして、
ステップS56において対応する配信先を宛先リストD
1に追加する。このとき、既に宛先リストD1に含まれ
ている配信先については、重複して追加することはしな
い。
【0032】ステップS56で配信先の宛先リストD1
への追加を行った後、ステップS57において、記録出
力を行うか否かの設定を参照する。記録出力を行う設定
が行われている場合のみ、ステップS58において、印
刷フラグを1にセットする。ステップS59において、
変数Nと配信条件の登録数を比較し、変数Nの値が登録
数より小さければ、ステップS60において変数Nの値
を1だけ増加させ、次の配信条件についての処理を行う
べく、ステップS53に戻る。尚、配信条件の登録数
は、例えば実際に配信条件テーブル7aに格納されてい
る配信条件の数とするほか、登録可能な配信条件の最大
数に固定し、登録されていない部分では条件が適合しな
いように制御してもよい。
【0033】変数Nの値が登録数以上となり、すべての
配信条件について処理を行ったら、図7のステップS6
1において、宛先リストD1に配信先が格納されている
か否か(Nu11か否か)を判定する。もし、宛先リス
トD1に配信先が格納されている場合には、ステップS
62において宛先リストD1に格納されているそれぞれ
の配信先に対して、ステップS51で受信したファクシ
ミリ画像データを配信する。ステップS61において宛
先リストD1が空(Nu11)のままである場合には、
他のいずれの配信条件にも適合しないことを条件とする
配信条件があればその配信条件に適合するものとして、
ステップS63乃至ステップS71の処理を行う。
【0034】すなわち、ステップS63において、上述
と同様の変数Nを1にリセットする。そして、変数Nの
値を1ずつ増加させながら、N番目の配信条件について
調べてゆく。ステップS64において、N番目の配信条
件の配信稼動日時が現在の日時を含むか否かを判定し、
含まない場合にはその配信条件に適合しないものとして
ステップS69へ進む。N番目の配信条件の配信稼動日
時が現在の日時を含む場合には、ステップS65におい
て、その配信条件中の受信条件が、他のいずれの配信条
件にも適合しないことを条件とするものであるか否かを
判定する。なお、図4では他のいずれの配信条件にも適
合しないことを条件とする場合として、「上記条件以
外」として示している。受信条件がこの条件でない場
合、すなわち常時適合する条件あるいは個別の条件の場
合には、ステップS69に進む。
【0035】このようにして、現在日時が配信稼動日時
内であって、他のいずれの配信条件にも適合しないこと
を条件とする配信条件が見つかった場合には、ステップ
S66において、その配信条件に対応する配信先を宛先
リストD2に追加する。このとき、既に宛先リストD2
に含まれている配信先については、重複して追加するこ
とはしない。
【0036】さらに見つかった配信条件について、ステ
ップS67において記録出力を行うか否かの設定を参照
する。そして記録出力を行う設定が行われている場合の
み、ステップS68において、印刷フラグを1にセット
する。次いで、ステップS69において、変数Nと配信
条件の登録数を比較し、変数Nの値が登録数より小さけ
れば、ステップS70において変数Nの値を1だけ増加
させ、次の配信条件についての処理を行うべく、ステッ
プS64に戻る。なお、配信条件の登録数は、ステップ
S59の場合と同様である。
【0037】変数Nの値が登録数以上となり、すべての
配信条件について処理を行ったら、ステップS71にお
いて、宛先リストD2に格納されているそれぞれの配信
先に対して、ステップS51で受信したファクシミリ画
像データを配信する。この例では、ステップS63乃至
ステップS70の処理によって、他のいずれの配信条件
にも適合しないことを条件とする配信条件を改めて探す
処理を行っているが、例えばステップS54においてこ
の条件の配信条件を見つけた際に、そのときの変数Nの
値を待避させておき、待避させておいた値をもとに、配
信先を取得してもよい。
【0038】なお、ステップS62又はステップS71
における配信先へのファクシミリ画像データの配信は、
それぞれの配信先に応じたプロトコルによって行うこと
になる。例えばLAN70を介して公知のSalutationプ
ロトコルで送信したり、電子メールとしてSMTPで送
信することができる。あるいは、公衆電話回線Lを介し
てファクシミリ送信することができる。
【0039】ステップS62又はステップS71におけ
る配信先へのファクシミリ画像データの配信処理を行っ
た後、ステップS72において、印刷フラグを参照す
る。もし印刷フラグが1になっていれば、ステップS7
4において、受信したファクシミリ画像データを例えば
記録部16などから記録出力する。また、印刷フラグが
0のままの場合には、ステップS73において配信でき
なかった配信先が存在するか否かを判定し、配信できな
かった配信先が存在する場合にもステップS74におい
て受信したファクシミリ画像データを記録出力すること
を指定して元のメインルーチンに戻る。なお、配信先へ
ファクシミリ画像データを配信できたか否かを判断する
際には、例えば配信後、所定時間だけ待って配信先から
受信の応答がなかった場合や、配信を所定回数だけリト
ライしても配信できなかった場合などのとき、配信でき
なかったと判断することができる。このようにして、予
め登録されている配信条件に従って、受信したファクシ
ミリ画像データを配信先へ配信することができる。
【0040】図8は、図3のファクシミリサーバ装置2
0の主制御部1によって実行される配信条件有効/無効
変更処理を示すフローチャートである。
【0041】図8のステップS11において、まず、操
作部5のキーワードリストキーを押下したか否かが判断
され、YESのときはステップS13に進む一方、NO
のときはステップS12に進む。ステップS12におい
て操作部5のキーワードキーを押下したか否かが判断さ
れ、YESのときはステップS16に進む一方、NOの
ときはステップS20に進み、その他の処理を実行して
当該配信条件有効/無効変更処理を終了する。
【0042】次いで、ステップS13では、配信条件テ
ーブル7a内のデータを表示部4に一覧表で表示し、ス
テップS14においてキーワードを見て1つの配信条件
を選択し、ステップS15において選択された該当する
配信条件をハイライト表示し、ステップS21に進む。
一方、ステップS16において操作部5を用いてキーワ
ードを入力し、ステップS17において適合する配信条
件があるか否かが判断され、YESのときはステップS
18に進み、該当する配信条件を表示部4に表示した
後、ステップS18に進む。一方、ステップS17でN
Oであるときは、ステップS19において「適合する配
信条件なし」を表示部4に表示した後、当該配信条件有
効/無効変更処理を終了する。
【0043】さらに、ステップS21において操作部5
の有効キーを押下したか否かが判断され、YESであれ
ば、ステップS23において該当する1つの配信条件を
有効にして当該配信条件有効/無効変更処理を終了す
る。また、ステップS21においてNOであるとき、ス
テップS22において操作部5の無効キーを押下したか
否かが判断され、YESであれば、ステップS24にお
いて該当する1つの配信条件を無効にした後、当該配信
条件有効/無効変更処理を終了する。なお、ステップS
22でNOであるときは、ステップS21に戻る。
【0044】以上説明したように本実施形態に係るファ
クシミリサーバ装置20によれば、RAM7は配信条件
テーブル7aを格納し、主制御部1は、上記配信条件テ
ーブル7aに従って、受信された画像データをクライア
ントPC30や外部装置などの他の通信端末装置に対し
て配信し、ここで、上記配信条件テーブル7aは、図4
に示すように、配信条件のレコード毎に、予め入力され
たキーワードと、配信条件を有効又は無効とするフラグ
と、有効となる期間(稼動日時)とを含む。従って、配
信条件テーブル7aにおいてキーワードと、配信条件を
有効又は無効とするフラグとを含むので、配信条件テー
ブルのレコード数が多くなっても、所望の配信条件のレ
コードを特定することができ、しかもレコード毎に容易
に有効化又は無効化できる。これにより、配信条件テー
ブル7aの管理が容易となり、転送間違いを防止するこ
とができる。また、配信条件テーブル7aにおいて有効
となる期間(稼動日時)とを含むので、有効となる期間
を指定して設定でき、この配信条件テーブル7aの使い
勝手を向上できる。
【0045】<変形例>以上の実施形態においては、フ
ァクシミリサーバ装置20の例について述べているが、
本発明はこれに限らず、公衆電話網又は公衆デジタル回
線網などの公衆網やインターネットに接続された、例え
ば電話機、データ通信装置、サーバ装置などを含む通信
端末装置に適用することができる。
【0046】
【発明の効果】以上詳述したように本発明に係るファク
シミリサーバ装置によれば、配信条件テーブルを格納す
る記憶手段と、上記配信条件テーブルに従って、受信さ
れた画像データを他の通信端末装置に対して配信する配
信手段とを備えたファクシミリサーバ装置において、上
記配信条件テーブルは、配信条件のレコード毎に、予め
入力されたキーワードと、配信条件を有効又は無効とす
るフラグとを含む。従って、配信条件テーブルにおいて
キーワードと、配信条件を有効又は無効とするフラグと
を含むので、配信条件テーブルのレコード数が多くなっ
ても、所望の配信条件のレコードを特定することがで
き、しかもレコード毎に容易に有効化又は無効化でき
る。これにより、配信条件テーブルの管理が容易とな
り、転送間違いを防止することができる。
【0047】また、上記ファクシミリサーバ装置におい
て、上記配信条件テーブルは、配信条件のレコード毎
に、有効となる期間を含む。従って、上記配信条件テー
ブルにおいて有効となる期間(稼動日時)とを含むの
で、有効となる期間を指定して設定でき、この配信条件
テーブルの使い勝手を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る一実施形態である、ファクシミ
リサーバ装置20及びクライアントパーソナルコンピュ
ータ30−1乃至30−Nを備えたファクシミリシステ
ムの構成を示すブロック図である。
【図2】 図1のクライアントパーソナルコンピュータ
30の構成を示すブロック図である。
【図3】 図1のファクシミリサーバ装置20の構成を
示すブロック図である。
【図4】 図3のRAM7内の配信条件テーブル7aの
一例を示す図である。
【図5】 図3のファクシミリサーバ装置20の主制御
部1によって実行される画像データ配信処理を示すフロ
ーチャートである。
【図6】 図5のサブルーチンである配信先決定処理
(ステップS3)の第1の部分を示すフローチャートで
ある。
【図7】 図5のサブルーチンである配信先決定処理
(ステップS3)の第2の部分を示すフローチャートで
ある。
【図8】 図3のファクシミリサーバ装置20の主制御
部1によって実行される配信条件有効/無効変更処理を
示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…主制御部、 4…表示部、 5…操作部、 6…ROM、 7…RAM、 7a…配信条件テーブル、 8…画像メモリ、 10…ファックスモデム、 11…NCU、 12…LANインターフェース、 13…バス、 20…ファクシミリサーバ装置、 60…ルータ装置、 80…公衆電話網、 90…インターネット、 L…公衆電話回線。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配信条件テーブルを格納する記憶手段
    と、上記配信条件テーブルに従って、受信された画像デ
    ータを他の通信端末装置に対して配信する配信手段とを
    備えたファクシミリサーバ装置において、上記配信条件
    テーブルは、配信条件のレコード毎に、予め入力された
    キーワードと、配信条件を有効又は無効とするフラグと
    を含むことを特徴とするファクシミリサーバ装置。
  2. 【請求項2】 上記配信条件テーブルは、配信条件のレ
    コード毎に、有効となる期間を含むことを特徴とする請
    求項1記載のファクシミリサーバ装置。
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