JP2003016677A - 光ディスク装置及びそのチルト制御方法 - Google Patents

光ディスク装置及びそのチルト制御方法

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JP2003016677A
JP2003016677A JP2001202313A JP2001202313A JP2003016677A JP 2003016677 A JP2003016677 A JP 2003016677A JP 2001202313 A JP2001202313 A JP 2001202313A JP 2001202313 A JP2001202313 A JP 2001202313A JP 2003016677 A JP2003016677 A JP 2003016677A
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optical disc
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Kazunori Tokiwa
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Kenwood KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 チルト制御を安定して行う。 【解決手段】 フォトディテクタ19は、光ディスク1
で反射した反射光を受光し、光検出信号を信号処理部2
3に供給する。信号処理部23は、光検出信号に基づい
てRF信号、FE信号、TLE信号等を姿勢制御部24
に供給する。姿勢制御部24は、これらの信号に基づい
てアクチュエータ17を制御する。このアクチュエータ
17は、チルト機能を有する4軸アクチュエータであ
る。姿勢制御部24は、RF信号の信号レベルが所定の
判定値以上になっていれば、対物レンズ16が光ディス
ク1に近づいていると判定してチルト制御を行い、判定
値未満であれば、対物レンズ16が光ディスク1から離
れていると判定してチルト制御を停止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスク装置及
びそのチルト制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】CD、DVD、MD等の光ディスクへデ
ータを記録したり、記録されたデータを再生したりする
光ディスク装置において、正確にデータの記録再生を行
うためには、トラッキング制御、フォーカス制御及びチ
ルト制御を行う必要がある。
【0003】トラッキング制御は、回転軸、光ディスク
の偏心等によるトラッキング誤差を補正して、データピ
ットが形成されたトラックに光軸を追従させるための制
御である。
【0004】フォーカス制御は、光ディスクの面上で光
の焦点を合わせるための制御である。チルト制御は、光
ディスクのそり等に追従させるため、光ビームの光軸
を、光ディスクの面に垂直にするための制御である。
【0005】このうち、チルト制御については、従来よ
り、光ピックアップを傾けることにより、光ビームの光
軸を調整する光ディスク装置のチルト制御装置が知られ
ている(実開昭60−127630号公報等参照)。か
かる従来の光ディスク装置では、光ピックアップ自体に
チルト機能はなく、動作開始時に初期位置を設定してか
らチルト制御を行っている。
【0006】しかし、このような光ディスク装置では、
傾きを検出している部分が実際に記録又は再生している
面と異なってしまう場合がある。また、光ピックアップ
自身が重たいため、応答速度が遅く、高速で追従できな
いという問題点があった。ところで、近年、光ディスク
の記録密度は増大し、記録又は再生している光ディスク
上の面の微少な傾きを検出する必要が生じてきている。
【0007】そこで、光ピックアップに、対物レンズの
姿勢を制御するアクチュエータを設け、光ピックアップ
を傾けなくてもチルト制御を行えるようにした光ディス
ク装置が開発されてきている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような光
ディスク装置では、対物レンズがチルト方向に動くよう
に構成されているため、対物レンズの初期位置は、必ず
しも最適な位置にはなっていない場合がある。即ち、光
ビームの光軸が光ディスクの記録面に垂直になっていな
い場合がある。
【0009】また、フォーカス制御中に光ディスクから
の反射光が少ない状態でチルトサーボを働かせた場合、
チルトエラー信号が不定となってしまい、かえって対物
レンズを変位させてしまうおそれもあり、フォーカスサ
ーボもうまくいかなくなる。
【0010】本発明は、このような従来の問題点に鑑み
てなされたもので、チルト制御を安定して行うことが可
能な光ディスク装置及びそのチルト制御方法を提供する
ことを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明の第1の観点に係る光ディスク装置は、対物
レンズを用いて光ディスクに光ビームを照射し、チルト
制御を行いつつ、データの再生又は記録を行う光ディス
ク装置であって、前記光ディスクに照射した光の反射光
を受光する受光手段と、前記受光手段が受光した反射光
に基づいて生成された信号の信号レベルに基づいて、前
記対物レンズが前記光ディスクに近づいているか否かを
判定する判定手段と、前記対物レンズが前記光ディスク
に近づいていると前記判定手段が判定すると、チルト制
御を行い、前記対物レンズが前記光ディスクから離れて
いると前記判定手段が判定すると、チルト制御を停止す
るチルト制御手段と、を備えるようにした。
【0012】前記受光手段が受光した反射光に基づい
て、再生信号、フォーカスエラー信号、ラジアル方向及
びタンジェンシャル方向のチルトエラー信号のうち、少
なくとも1つを生成する信号処理手段を備えるようにし
てもよい。
【0013】前記信号処理手段は、受光手段が受光した
反射光に基づいて再生信号を生成し、前記判定手段は、
前記信号処理手段によって生成された再生信号の信号レ
ベルを、予め設定された判定値と比較し、前記再生信号
の信号レベルが前記判定値以上であれば、前記対物レン
ズが前記光ディスクに近づいていると判定するようにし
てもよい。
【0014】前記信号処理手段は、受光手段が受光した
反射光に基づいてフォーカスエラー信号を生成し、前記
判定手段は、前記信号処理手段によって生成されたフォ
ーカスエラー信号の信号レベルを予め設定された判定値
と比較し、前記フォーカスエラー信号の信号レベルが前
記判定値以上であれば、前記対物レンズが前記光ディス
クに近づいていると判定するようにしてもよい。
【0015】前記信号処理手段は、受光手段が受光した
反射光に基づいてラジアル方向及びタンジェンシャル方
向のチルトエラー信号を生成し、さらに両チルトエラー
信号を加算して両チルトエラー信号の和信号を生成し、
前記判定手段は、前記信号処理手段によって生成された
和信号の信号レベルを、予め設定された判定値と比較
し、前記和信号の信号レベルが前記判定値以上であれ
ば、前記対物レンズが前記光ディスクに近づいていると
判定するようにしてもよい。
【0016】前記受光手段は、前記光ディスクに照射し
た光ビームの反射光を受光し、受光した反射光を電気信
号に光電変換する光電変換手段を備えるようにしてもよ
い。
【0017】本発明の第2の観点に係る光ディスク装置
のチルト制御方法は、光ビームの反射光を受光するステ
ップと、受光した反射光に基づいて生成された信号の信
号レベルに基づいて、対物レンズが光ディスクに近づい
ているか否かを判定するステップと、前記対物レンズが
光ディスクに近づいていると判定するとチルト制御を行
い、対物レンズが光ディスクから離れていると判定する
とチルト制御を停止するステップと、を備えるようにし
たものである。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して、この発
明の実施の形態に係る光ディスク装置について詳細に説
明する。まず、第1の実施の形態に係る光ディスク装置
について説明する。このものは、反射光から生成された
RF(Radio Frequency)信号の信号レベルに基づい
て、チルトサーボをオン、オフするようにしたものであ
る。
【0019】この光ディスク装置は、スピンドルモータ
2と、光ピックアップ11と、制御部21と、を備えて
いる。スピンドルモータ2は、光ディスク1を回転させ
るためのモータである。光ピックアップ11は、光ディ
スク1からデータを読み出すためのものであり、レーザ
ダイオード12と、コリメータレンズ13と、偏光ビー
ムスプリッタ14と、1/4波長板15と、対物レンズ
16と、アクチュエータ17と、集光レンズ18と、フ
ォトディテクタ19と、を備えて構成されている。
【0020】レーザダイオード12は、光ディスク1に
照射するための光ビームを発する光源である。コリメー
タレンズ13は、レーザダイオード12が発した光ビー
ムを平行光にするためのレンズである。尚、レーザダイ
オード12は、その発光点がコリメータレンズ13の焦
点位置に位置するように配置される。
【0021】偏光ビームスプリッタ14は、光ディスク
1からの反射光を光ディスク1への入射光と分けるため
のものである。1/4波長板15は、入射光における直
線偏光を円偏光にするためのものである。
【0022】対物レンズ16は、コリメータレンズ1
3、偏光ビームスプリッタ14、1/4波長板15を通
ってきた光ビームを光ディスク1の記録面で集光させ、
光ディスク1で反射した反射光を平行光にするためのレ
ンズである。
【0023】アクチュエータ17は、対物レンズ16を
支持するとともに、その姿勢を制御するものである。
尚、このアクチュエータ17には、例えば、特願2001-0
57222に開示された4軸アクチュエータを用いる。この
構成については後述する。
【0024】集光レンズ18は、反射光をフォトディテ
クタ19に集光させるためのレンズであり、非点収差を
与えるレンズである。フォトディテクタ19は、後述す
るように4つの受光素子19a〜19dを備え、光ディ
スク1からの反射光を受光して、反射光の強度に応じた
信号レベルの電気信号を4つの光検出信号として出力す
るものである。
【0025】制御部21は、ドライバ22と、信号処理
部23と、姿勢制御部24と、を備えて構成されてい
る。ドライバ22は、レーザダイオード12を駆動する
ためのものである。
【0026】信号処理部23は、フォトディテクタ19
が出力した光検出信号に基づいて、RF信号、FE(フ
ォーカスエラー)信号、RSE(ラジアル・チルトエラ
ー信号)、TSE(タンジェンシャル・チルトエラー)
信号及びTLE信号を生成するものである。
【0027】尚、RF信号は、再生信号であり、FE信
号は、光ディスク1の記録面と対物レンズ16の合焦点
との偏差を示す信号である。RSE信号は、光ディスク
1の記録面における法線と、光ビームの光軸とのラジア
ル方向における偏差を示す信号である。TSE信号は、
光ディスク1の記録面における法線と、光ビームの光軸
とのタンジェンシャル方向における偏差を示す信号であ
る。TLE信号は、RSE信号とTSE信号との和信号
であり、ラジアル方向とタンジェンシャル方向とにおけ
る対物レンズ1の傾きを示す傾き検出信号でもある。
【0028】姿勢制御部24は、アクチュエータ17を
制御して、トラッキング制御を行い、光ディスク1の記
録面と対物レンズ16との距離を制御し(フォーカス制
御)、光ディスク1の記録面への対物レンズ16の傾き
を制御(チルト制御)する。尚、本実施の形態では、フ
ォーカス制御とチルト制御とについてだけ説明する。姿
勢制御部24は、RF信号の信号レベルをレベル判定す
るための判定値Sth 1を予め記憶している。
【0029】アクチュエータ17の構成を図2に示す。
図2は、この光ディスク装置が備えるアクチュエータ1
7の構造を例示する斜視図である。
【0030】このアクチュエータ17は、ムービング・
コイル式(MC方式)で構成されたものである。図2に
示すように、このアクチュエータ17は、フォーカスコ
イル31と、トラッキングコイル32と、チルトコイル
33、34と、磁石35と、レンズベース36と、ヨー
ク37と、ダンパ38と、ホルダ39と、シリコンゴム
40と、保持部41とを備えている。
【0031】フォーカスコイル31は、通電した際に働
く電磁力により、光ディスク1とアクチュエータ17と
の間の距離を調整して光ビームの焦点位置を移動させる
ためのものである。フォーカスコイル31は、磁石35
とヨーク37とが構成する磁気回路に挟まれる形で、対
物レンズ16を囲むようにしてレンズベース36に巻回
して構成されている。
【0032】トラッキングコイル32は、通電した際に
働く電磁力により、アクチュエータ17を光ディスク1
の半径方向に移動させるためのものである。トラッキン
グコイル32は、レンズベース36の両側に設けられた
チルトコイル33、34を包むように巻回して構成され
ている。なお、図2の右側のトラッキングコイル32
は、内部のチルトコイル33、34を図示するため、記
載を省略した。
【0033】チルトコイル33は、直列に接続された2
つのコイル(図示せず)からなり、磁石35との間に働
く電磁力により、対物レンズ16における光軸の傾きを
調整するためのものである。チルトコイル33を構成す
る2つのコイルは、対物レンズ16を中心としたレンズ
ベース36の対角位置に設けられ、通電により、対物レ
ンズ16を傾ける方向の電磁力が働く。すなわち、例え
ば水平位置に設けられた2つのコイルに通電すると、磁
石35との間で、水平位置から互いに逆方向(上下方
向)に向かう電磁力が働き、対物レンズ16における光
軸の傾きを調整する。
【0034】チルトコイル34は、直列に接続された2
つのコイル(図示せず)からなり、磁石35との間に働
く電磁力により、対物レンズ16における光軸の傾きを
調整するためのものである。チルトコイル34を構成す
る2つのコイルは、対物レンズ16を中心としたレンズ
ベース36の対角位置で、2つのコイルが配置されてい
る位置とは異なる対角位置に設けられ、通電により、対
物レンズ16を傾ける方向の電磁力が働く。
【0035】磁石35は、チルトコイル33、34が通
電した際に電磁力を生じさせるための永久磁石である。
対物レンズ16は、レンズベース36の重心位置に設置
されている。レンズベース36は、対物レンズ16を支
持するためのものであり、シリコンゴム40を介して保
持部41に連結されている。
【0036】ヨーク37は、例えば強磁性体等から構成
され、磁石35との間で磁気回路を形成して、フォーカ
スコイル31やトラッキングコイル32、チルトコイル
33、34との間に電磁力を生じさせるためのものであ
る。ダンパ38は、ホルダ39と保持部41とを結合
し、レンズベース36を光ディスク1のラジアル方向に
自由度を持たせて保持するためのものである。ホルダ3
9は、ダンパ38を支持するためのものである。
【0037】シリコンゴム40は、弾性を有してレンズ
ベース36と保持部41とを連結し、レンズベース36
を光ディスク1のタンジェンシャル方向に自由度を持た
せて保持するためのものである。保持部41は、シリコ
ンゴム40を介してレンズベース36を保持するための
ものである。
【0038】次に、フォトディテクタ19及び信号処理
部23の構成を図3に示す。フォトディテクタ19は、
前述のように、4つの受光素子19a、19b、19
c、19dと、I/Vアンプ20a、20b、20c、
20dと、を備えている。
【0039】4つの受光素子19a〜19dは、光ディ
スク1にて反射した反射光をスポット(SP)として受
光し、その強度に対応した大きさの電流を生成するもの
である。尚、4つの受光素子19a〜19dは、図3に
示すように配置される。
【0040】I/Vアンプ20a〜20dは、受光素子
19a〜19dによって生成された電流信号を、それぞ
れ、反射光の強度に対応した信号レベルの光検出信号
(電圧信号)Sa〜Sdに変換するアンプである。
【0041】信号処理部23は、加算回路51,52,
53,54,55,56,57,65と、減算回路5
8,59,60と、位相補償回路61,62,63,6
4と、を備えている。
【0042】加算回路51は、光検出信号SaとSbと
を加算する回路である。加算回路52は、光検出信号S
bとScとを加算する回路である。加算回路53は、光
検出信号ScとSdとを加算する回路である。加算回路
54は、光検出信号SaとScとを加算する回路であ
る。加算回路55は、光検出信号SbとSdとを加算す
る回路である。加算回路56は、光検出信号SaとSd
とを加算する回路である。
【0043】加算回路57は、加算回路51、53から
それぞれ出力された加算出力(Sa+Sb)と(Sc+
Sd)とを加算する回路である。減算回路58は、加算
回路54から出力された加算出力(Sa+Sc)と、加
算回路55から出力された加算出力(Sb+Sd)と、
の差を算出するものである。
【0044】減算回路59は、加算回路56から出力さ
れた加算出力(Sa+Sd)と、加算回路52から出力
された加算出力(Sb+Sc)と、の差を算出するもの
である。減算回路60は、加算回路51から出力された
加算出力(Sa+Sb)と、加算回路53から出力され
た加算出力(Sc+Sd)と、の差を算出するものであ
る。
【0045】位相補償回路61は、加算回路57に接続
されて、その出力信号の位相補償を行い、RF信号を出
力する。位相補償回路62は、減算回路58に接続され
て、その出力信号の位相補償を行い、FE信号を出力す
る。
【0046】位相補償回路63は、減算回路59に接続
されて、その出力信号の位相補償を行い、RSE(ラジ
アル・チルトエラー)信号を出力する。位相補償回路6
4は、減算回路60に接続されて、その出力信号の位相
補償を行い、TSE(タンジェンシャル・チルトエラ
ー)信号を出力する。加算回路65は、位相補償回路6
3,64からそれぞれ出力されたRSE信号とTSE信
号とを加算し、傾き検出信号の和としてのTLE信号を
出力する。
【0047】次に第1の実施の形態に係る光ディスク装
置の動作を説明する。スピンドルモータ2は光ディスク
1を回転させる。制御部21は、光ピックアップ11
を、目標とする位置まで移動させる。
【0048】姿勢制御部24は、トラッキング制御を行
うことにより、光ピックアップ11を、記録データを示
すピット列に追従させる。ドライバ22は、レーザダイ
オード12にレーザ発光するのに必要な電流を供給し、
レーザダイオード12は、この電流が流れて発光する。
【0049】レーザダイオード12から出力された光ビ
ームは、コリメータレンズ13を通過して平行光とな
る。光ビームは、偏光ビームスプリッタ14、1/4波
長板15を通り、対物レンズ16で集光されて光ディス
ク1に照射される。
【0050】光ビームは光ディスク1の記録面で反射
し、対物レンズ16、1/4波長板15を通る。偏光ビ
ームスプリッタ14は、反射光を集光レンズ18の方向
に反射させる。反射光は、偏光ビームスプリッタ14
で、レーザダイオード12からの光ビームと分岐し、集
光レンズ18を経由して、フォトディテクタ19に届
く。
【0051】尚、フォトディテクタ19の受光素子19
a〜19d上のスポットSPは、集光レンズ18によ
り、収差を有している。各受光素子19a〜19dは、
この反射光を受光し、反射光の強度に応じた電流を生成
し、I/Vアンプ20a〜20dは、光検出信号Sa〜
Sdに変換し、変換した光検出信号Sa〜Sdを信号処
理部23に供給する。
【0052】信号処理部23は、供給された光検出信号
Sa〜Sdに基づいて、RF信号、FE信号、TLE信
号を生成する。まず、加算回路51,53,57は、次
の数式1に従って光検出信号Sa〜Sdを加算し、加算
値S1を算出する。
【数1】S1=Sa+Sb+Sc+Sd
【0053】位相補償回路61は、加算回路57が算出
した加算値S1の位相補償を行う。そして、信号処理部
23は、位相補償した信号を出力する。この信号がRF
信号となる。このRF信号は、光ディスク1に記録され
た記録データに基づいた信号である。
【0054】このRF信号の一例を図4に示す。図4に
示すように、光ディスク1に記録されている記録データ
が1,0,0,1、…であるとすると、時刻t0後に、
RF信号が出力される。このRF信号を波形成形するこ
とにより、光ディスク1に記録された記録データが再生
される。
【0055】加算回路54,55と減算回路58とは、
次の数式2に従って光検出信号Sa〜Sdを加減算し、
その値S2を算出する。
【数2】S2=(Sa+Sc)−(Sb+Sd) 位相補償回路62は、減算回路58が算出した値S2の
位相補償を行う。そして、信号処理部23は、位相補償
した信号を出力する。この信号がFE信号である。
【0056】前述のように、集光レンズ18が非点収差
を与えるようにしているため、受光素子19a〜19d
上でのスポットSPには、収差がある。光ディスク1の
記録面上で焦点が合えば、FE信号の信号レベルは最も
小さくなる。
【0057】加算回路52,56と減算回路59とは、
次の数式3に従って光検出信号Sa〜Sdを加減算し、
その値S3を算出する。
【数3】S3=(Sa+Sd)−(Sb+Sc) 位相補償回路63は、減算回路59が算出した値S3の
位相補償を行う。そして、信号処理部23は、位相補償
した信号を出力する。この信号がRSE信号となる。
【0058】加算回路51,53と減算回路60とは、
次の数式4に従って光検出信号Sa〜Sdを加減算し、
その値S4を算出する。
【数4】S4=(Sa+Sb)−(Sc+Sd) 位相補償回路64は、減算回路60が算出した値S4の
位相補償を行う。そして、信号処理部23は、位相補償
した信号を出力する。この信号がTSE信号となる。
【0059】加算回路65は、位相補償回路63から出
力されたRSE信号と、位相補償回路64から出力され
たTSE信号とを加算する。この加算した信号がTLE
信号となる。光ビームの光軸と光ディスク1の記録面に
おける法線とが一致すれば、RSE信号、TSE信号、
TLE信号の信号レベルは、最も小さくなる。
【0060】信号処理部23は、生成したRF信号、F
E信号、RSE信号、TLE信号、TSE信号を姿勢制
御部24に供給する。姿勢制御部24は、供給されたこ
れらの信号に基づいてアクチュエータ17を制御する。
【0061】チルト制御を行う場合、姿勢制御部24
は、図5に示すフローチャートに従ってチルトサーボを
オン又はオフする。姿勢制御部24は、RF信号を取り
込む(ステップS11)。姿勢制御部24は、取り込ん
だRF信号の信号レベルSRFを、予め設定された閾値
th1と比較する(ステップS12)。
【0062】姿勢制御部24は、RF信号の信号レベル
RFを閾値Sth1と比較した結果、RF信号の信号レ
ベルSRFが閾値Sth1未満であれば、対物レンズ16
が光ディスク1の記録面から離れていると判定してチル
トサーボをオフし(ステップS13)、閾値Sth1以上
であれば、対物レンズ16が光ディスク1の記録面に近
づいていると判定し、チルトサーボをオンする(ステッ
プS14)する。
【0063】ここで、チルトサーボをこのようにオン、
オフする理由について説明する。制御部21は、フォー
カスサーボをオンし、対物レンズ16を上下させて光デ
ィスク1との合焦点を検出する。チルト機構を有するア
クチュエータ17の場合、光ディスク装置は、対物レン
ズ16をチルト方向に傾けるように構成されているた
め、フォーカスサーボがオフしていると、対物レンズ1
6は、初期位置、即ち、TLE信号をある程度検出でき
る位置から変位してしまう。つまり、対物レンズ16の
傾きは、アクチュエータ17の機械的な取付け位置によ
って決まってしまう。
【0064】このため、チルトエラー信号をある程度検
出できるようにしてからチルトサーボをオンするように
するのである。
【0065】チルトサーボがオンになると、姿勢制御部
24は、チルトコイル33,34に電流を供給する。供
給する電流の量は、RSE信号、TSE信号に基づいて
決定される。チルトコイル33,34に電流が供給され
ると、チルトコイル33、34と、磁石35との間に電
磁力が働き、対物レンズ16における光軸の傾きが調整
される。
【0066】次に、この姿勢制御部24の動作の一例を
図6に示す。RF信号の信号レベルは、フォーカスサー
ボがオンした後、時刻t11までは、判定値+Sth1未満
である。この場合、姿勢制御部24は、反射光がチルト
サーボを行うレベルに達していないと判定し、チルトサ
ーボをオフにする。
【0067】時刻t11〜t12では、RF信号の信号レベ
ルは、判定値+Sth1以上となる。この場合、姿勢制御
部24は、反射光がチルトサーボを行うレベルに達して
いると判定し、チルトサーボをオンする。
【0068】時刻t12以降、再び、RF信号の信号レベ
ルが判定値+Sth1未満となるので、姿勢制御部24
は、チルトサーボをオフする。
【0069】以上説明したように、本実施の形態によれ
ば、対物レンズ16が光ディスク1に近づいているか否
かをRF信号の信号レベルに基づいて判定し、チルトコ
イル33,34に通電してチルト制御を行うまでは、対
物レンズ16の位置決めをアクチュエータ17の機械的
精度で行っておき、対物レンズ16が光ディスク1に近
づいた場合にチルト制御を行うようにしたので、安定し
たチルト制御を行うことができる。そして、最適なチル
ト制御が行われた状態でフォーカス制御を行うことがで
き、引き込み動作も良好となる。
【0070】尚、本発明を実施するにあたっては、種々
の形態が考えられ、上記実施の形態に限られるものでは
ない。例えば、アクチュエータ17は、前述の特願2001
-057222に開示されているムービング・マグネット式
(MM方式)で構成したものでもよい。
【0071】光ピックアップ11において、フォトディ
テクタ19を姿勢制御用のものと、再生用のものと、の
2つを用い、光ディスク1からの反射光をハーフミラー
で分けるようにしてもよい。光ピックアップ11は、チ
ルト機構付きアクチュエータを有するものでなくてもよ
い。
【0072】さらに、光ディスクの構成は、レーザダイ
オードが発光した光を対物レンズを介して光ディスクの
記録面に照射し、対物レンズを介してフォトディテクタ
が反射光を受光するようなものであれば、本実施の形態
のような限定されるものではない。
【0073】次に、第2の実施の形態に係る光ディスク
装置について説明する。このものは、フォーカスサーボ
がオンしている期間中に出力されたFE信号の信号レベ
ルに基づいてチルトサーボをオン、オフするようにした
ものである。
【0074】尚、姿勢制御部24は、FE信号の信号レ
ベルをレベル判定するための判定値+Sth2、−Sth2
予め記憶している。
【0075】次に第2の実施の形態に係る姿勢制御部2
4の動作を、図7のフローチャートに従って説明する。
【0076】姿勢制御部24は、FE信号を取り込む
(ステップS21)。姿勢制御部24は、フォーカスサ
ーボがオンになっているか否かを判定する(ステップS
22)。
【0077】姿勢制御部24は、フォーカスサーボがオ
ンであると判定すると、次に、FE信号の信号レベルが
所定範囲内に入っているか否かを判定する(ステップS
23)。
【0078】姿勢制御部24は、FE信号の信号レベル
が所定範囲内に入っていると判定すると、対物レンズ1
6が光ディスク1の記録面に近づいていると判定してチ
ルトサーボをオンにする(ステップS24)。
【0079】一方、姿勢制御部24は、フォーカスサー
ボがオフであると判定した場合、あるいは、FE信号の
信号レベルが所定範囲に入っていないと判定すると、対
物レンズ16が光ディスク1の記録面から離れていると
判定してチルトサーボをオフにする(ステップS2
5)。
【0080】次に、この姿勢制御部24の動作の一例を
図8に示す。尚、この例では、時刻t21〜時刻t26にお
いて、フォーカスサーボがオンし、その前後では、フォ
ーカスサーボはオフしているものとする。また、FE信
号の信号レベルが最大となる時刻(時刻t22から時刻t
23との間)から、最小となる時刻(時刻t24から時刻t
25との間)までが、フォーカス引き込み範囲である。
【0081】時刻t21になるまでは、フォーカスサーボ
はオフしているので、姿勢制御部24は、反射光の強度
がチルトサーボを行えるレベルには達していないと判断
してチルトサーボをオフにする。
【0082】時刻t21になると、フォーカスサーボがオ
ンする。フォーカスサーボがオンすると、姿勢制御部2
4は、アクチュエータ17のフォーカスコイル31に電
流を供給する。フォーカスコイル31に電流が供給され
ると、フォーカスコイル31は、通電した際に働く電磁
力により、光ディスク1とアクチュエータ17との間の
距離を調整して光ビームの焦点位置を移動させる。
【0083】尚、時刻t21では、FE信号の信号レベル
は閾値+Sth2〜−Sth2の範囲内と入っている。この閾
値+Sth2、−Sth2は、FE信号の信号レベルがチルト
制御を行えるレベルになっているか否かを判定するため
の判定値であり、姿勢制御部24は、この閾値+
th2、−Sth2を予め記憶している。
【0084】FE信号の信号レベルが閾値+Sth2〜−
th2の範囲内に入っていれば、姿勢制御部24は、F
E信号の信号レベルがチルト制御を行えるレベルになっ
ていると判定し、チルトサーボをオンにする。
【0085】時刻t22〜t23では、FE信号の信号レベ
ルは判定値+Sth2〜−Sth2の範囲外となる。この場
合、姿勢制御部24は、チルトサーボをオフにする。
【0086】時刻t23〜t24では、FE信号の信号レベ
ルは再び判定値+Sth2〜−Sth2の範囲内となるので、
姿勢制御部24は、チルトサーボをオンにする。同様
に、姿勢制御部24は、時刻t24〜t25、時刻t25〜t
26において、それぞれ、チルトサーボをオフ、オンにし
て、時刻t26以降、チルトサーボをオフにする。
【0087】フォーカスサーチがオンする前にチルトサ
ーボをオンさせたままにしておくとTLE信号が不定の
状態となり、対物レンズ16の向きも正しい方向になら
ないという問題が生じる。従って、姿勢制御部24は、
フォーカスサーチがオンしている間にチルト制御を行
い、チルト制御は、フォーカスサーチがオフする前に終
了することになる。
【0088】以上説明したように、本実施の形態によれ
ば、フォーカスサーボがオンしている場合に出力された
FE信号の信号レベルに基づいてチルトサーボをオン、
オフするようにしたので、第1の実施の形態と同様に、
チルト制御は、対物レンズ16が光ディスク1に近づい
た状態で行われ、安定したチルト制御を行うことがで
き、フォーカス制御においても最適な引き込み動作を行
える。
【0089】また、チルト制御は、フォーカスサーボが
オフになる前に終了するので、チルト制御は速やかに行
われ、姿勢制御の応答速度が速くなる。尚、FE信号の
信号レベルが所定範囲内であるか否かの判定を行ってか
ら、フォーカスサーボがオンしているか否かの判定を行
うようにすることもでき、判定を行う順序は、本実施の
形態に限定されるものではない。また、第1の実施の形
態と第2の実施の形態とを組み合わせ、RF信号とFE
信号とを用いてチルト制御を行うこともできる。
【0090】次に、第3の実施の形態について説明す
る。このものは、TLE信号の信号レベルに基づいてチ
ルトサーボをオン、オフするようにしたものである。
尚、姿勢制御部24は、TLE信号の信号レベルをレベ
ル判定するための判定値Sth3を予め記憶している。
【0091】第3の実施の形態に係る姿勢制御部24の
動作を、図9のフローチャートに従って説明する。
【0092】姿勢制御部24は、TLE信号を取り込む
(ステップS31)。姿勢制御部24は、TLE信号の
信号レベルを所定の判定値Sth3と比較し、TLE信号
の信号レベルがこの判定値Sth3以上になっているか否
かを判定する(ステップS32)。
【0093】姿勢制御部24は、TLE信号の信号レベ
ルを所定の判定値Sth3と比較し、TLE信号の信号レ
ベルがこの判定値Sth3以上になっていると判定する
と、対物レンズ16が光ディスク1の記録面に近づいて
いると判定してチルトサーボをオンし(ステップS3
3)、TLE信号の信号レベルがこの判定値Sth3未満
であると判定すると、対物レンズ16が光ディスク1の
記録面から離れていると判定してチルトサーボをオフす
る(ステップS34)。
【0094】以上説明したように、本実施の形態によれ
ば、TLE信号の信号レベルに基づいてチルトサーボを
オン、オフするようにしたので、第1の実施の形態、第
2の実施の形態と同様に、チルト制御は、対物レンズ1
6が光ディスク1に近づいた状態で行われ、安定したチ
ルト制御を行うことができ、フォーカス制御においても
最適な引き込み動作を行える。
【0095】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
チルト制御を安定して行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る光ディスク装
置の構成を示すブロック図である。
【図2】図1のアクチュエータの構造を示す斜視図であ
る。
【図3】図1のフォトディテクタと信号処理部の構成を
示す図である。
【図4】図1の信号処理部がRF信号を生成する動作を
示す図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態に係る姿勢制御部の
動作を示すフローチャートである。
【図6】本発明の第1の実施の形態に係る姿勢制御部の
動作を示す説明図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態に係る姿勢制御部の
動作を示すフローチャートである。
【図8】第2の実施の形態に係る姿勢制御部の動作を示
す説明図である。
【図9】本発明の第3の実施の形態に係る姿勢制御部の
動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 光ディスク 11 光ピックアップ 16 対物レンズ 17 アクチュエータ 19 フォトディテクタ 19a〜19d 受光素子 23 信号処理部 24 姿勢制御部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】対物レンズを用いて光ディスクに光ビーム
    を照射し、チルト制御を行いつつ、データの再生又は記
    録を行う光ディスク装置であって、 前記光ディスクに照射した光の反射光を受光する受光手
    段と、 前記受光手段が受光した反射光に基づいて生成された信
    号の信号レベルに基づいて、前記対物レンズが前記光デ
    ィスクに近づいているか否かを判定する判定手段と、 前記対物レンズが前記光ディスクに近づいていると前記
    判定手段が判定すると、チルト制御を行い、前記対物レ
    ンズが前記光ディスクから離れていると前記判定手段が
    判定すると、チルト制御を停止するチルト制御手段と、
    を備えた、ことを特徴とする光ディスク装置。
  2. 【請求項2】前記受光手段が受光した反射光に基づい
    て、再生信号、フォーカスエラー信号、ラジアル方向及
    びタンジェンシャル方向のチルトエラー信号のうち、少
    なくとも1つを生成する信号処理手段を備えた、ことを
    特徴とする請求項1に記載の光ディスク装置。
  3. 【請求項3】前記信号処理手段は、受光手段が受光した
    反射光に基づいて再生信号を生成し、 前記判定手段は、前記信号処理手段によって生成された
    再生信号の信号レベルを、予め設定された判定値と比較
    し、前記再生信号の信号レベルが前記判定値以上であれ
    ば、前記対物レンズが前記光ディスクに近づいていると
    判定するものである、ことを特徴とする請求項2に記載
    の光ディスク装置。
  4. 【請求項4】前記信号処理手段は、受光手段が受光した
    反射光に基づいてフォーカスエラー信号を生成し、 前記判定手段は、前記信号処理手段によって生成された
    フォーカスエラー信号の信号レベルを予め設定された判
    定値と比較し、前記フォーカスエラー信号の信号レベル
    が前記判定値以上であれば、前記対物レンズが前記光デ
    ィスクに近づいていると判定するものである、ことを特
    徴とする請求項2に記載の光ディスク装置。
  5. 【請求項5】前記信号処理手段は、受光手段が受光した
    反射光に基づいてラジアル方向及びタンジェンシャル方
    向のチルトエラー信号を生成し、さらに両チルトエラー
    信号を加算して両チルトエラー信号の和信号を生成し、 前記判定手段は、前記信号処理手段によって生成された
    和信号の信号レベルを、予め設定された判定値と比較
    し、前記和信号の信号レベルが前記判定値以上であれ
    ば、前記対物レンズが前記光ディスクに近づいていると
    判定するものである、ことを特徴とする請求項2に記載
    の光ディスク装置。
  6. 【請求項6】前記受光手段は、前記光ディスクに照射し
    た光ビームの反射光を受光し、受光した反射光を電気信
    号に光電変換する光電変換手段を備えたものである、こ
    とを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の
    光ディスク装置。
  7. 【請求項7】光ビームの反射光を受光するステップと、 受光した反射光に基づいて生成された信号の信号レベル
    に基づいて、対物レンズが光ディスクに近づいているか
    否かを判定するステップと、 前記対物レンズが光ディスクに近づいていると判定する
    とチルト制御を行い、対物レンズが光ディスクから離れ
    ていると判定するとチルト制御を停止するステップと、
    を備えた、ことを特徴とする光ディスク装置のチルト制
    御方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7457218B2 (en) 2003-11-27 2008-11-25 Nec Corporation Data reproducing method using tilt adjustment and data reproducing apparatus for the same
US7577070B2 (en) 2003-09-18 2009-08-18 Ricoh Company, Ltd. Optical recording medium tilt compensation device, tilt compensation method, and optical information recording apparatus
JP2010514088A (ja) * 2006-12-20 2010-04-30 サムスン エレクトロニクス カンパニー リミテッド 光ピックアップ・アクチュエータ
US7796484B2 (en) 2005-09-21 2010-09-14 Nec Corporation Tilt adjusting method and information recording/reproducing apparatus using the same

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