JP2003015026A - 画像処理方法及び画像処理装置 - Google Patents

画像処理方法及び画像処理装置

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JP2003015026A
JP2003015026A JP2001200382A JP2001200382A JP2003015026A JP 2003015026 A JP2003015026 A JP 2003015026A JP 2001200382 A JP2001200382 A JP 2001200382A JP 2001200382 A JP2001200382 A JP 2001200382A JP 2003015026 A JP2003015026 A JP 2003015026A
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Japan
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color components
image
ratio
autofocus
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JP2001200382A
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Hideaki Yamamoto
英明 山本
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Konica Minolta Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ピントが合った状態でも色毎のピント関係が変
化する場合、その変化を測定し、補正をすることで、画
質、異物補正精度の向上を実現可能にする。 【解決手段】1色以上の色成分からなる画像情報を、オ
ートフォーカスを動作させて撮像した画像情報に対し、
前記オートフォーカスを動作させた際に生じた前記画像
情報の色成分間の特性の比率の変化を補正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、オートフォーカ
ス機能を有する画像処理方法及び画像処理装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ネガフィルム、ポジフィルム(リバーサ
ルフィルム)等の写真フィルム(以下、単にフィルムと
もいう)に撮影された画像の印画紙への焼き付けは、近
年、デジタル露光を利用する焼付装置、すなわちフィル
ムの画像を光電的に読み取り、読み取った画像をデジタ
ル信号に変換した後、種々の画像処理を施して記録用の
画像データとし、この画像データに応じて変調した記録
光によって印画紙を走査露光して画像を記録するデジタ
ルプリンタシステムが実用化されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようなデジタルプ
リンタシステムでは、スキャナによりフィルムに記録さ
れた画像を光電的に読み取っているが、フィルムキャリ
アの違い、マウントフィルムのように、フィルム毎にピ
ント面が異なる場合、ピントを合わせ直す必要がある。
ピントを合わせ直したことで、可視画像の鮮鋭性相関が
変わることがある。このため、画質が劣化する。
【0004】また、スキャナにおいて、赤外光で、異物
や傷がついているフィルムを撮像すると、異物や傷のみ
が画像として撮像される。
【0005】この特性を利用し、赤外光で撮像された異
物傷画像を元に、可視光で撮像した画像の異物や傷を補
正するものがある(米国特許第2559970号)。と
ころで、上記の理由でピントを合わせなおしたことで可
視光と異物傷情報の座標の位置ずれ、可視光と赤外光の
鮮鋭性の違い、機器状態の変動によるそれぞれの特性関
係の変化等から、写真や画像として人間に感知可能な色
情報で形成されている可視情報と、異物傷等、最初から
フィルムに無かった異物傷情報が、ずれていると、補正
できない部分ができ、またぼけていると、異物傷以外も
補正してしまう等の問題がある。
【0006】この発明は、従来の技術における、上述の
ような問題を解消するためになされたもので、ピントが
合った状態でも色毎のピント関係が変化する場合、その
変化を測定し、補正をすることで、画質、異物補正精度
の向上を実現可能にする画像処理方法及び画像処理装置
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決し、かつ
目的を達成するために、この発明は、以下のように構成
した。
【0008】この発明の画像処理方法は、1色以上の色
成分からなる画像情報を、オートフォーカスを動作させ
て撮像した画像情報に対し、前記オートフォーカスを動
作させた際に生じた前記画像情報の色成分間の特性の比
率の変化を補正することを特徴としている。
【0009】また、オートフォーカスを動作させて撮像
して1色以上の色成分からなる画像情報を得る撮像装置
と、1色以上の色成分からなる画像情報を、オートフォ
ーカスを動作させて撮像した画像情報に対し、前記オー
トフォーカスを動作させた際に生じた前記画像情報の色
成分間の特性の比率の変化を補正する補正手段とを有す
ることを特徴としている。
【0010】この発明において、前記色成分間の特性の
比率を、ある状態での色成分間の比率と比較し、所定の
範囲内に収まるよう補正する。
【0011】前記オートフォーカスを動作させた際、お
よびフィルム種に応じて生じる前記画像情報の色成分間
の特性の比率の変化を補正する。また、前記オートフォ
ーカスを動作させた際、およびフイルムキャリア種に応
じて生じる前記画像情報の色成分間の特性の比率の変化
を補正する。
【0012】前記画像情報の色成分間の特性とは、画素
ずれ、鮮鋭性、ガンマ値の比率、シェーディング補正の
何れかを含む。前記色成分は、RGBと赤外光である。
【0013】色間のピント、画素ずれを測定するための
チャートを、撮像素子上の撮像領域外に有する。色間の
ピント、画素ずれを測定するためのチャートは、フィル
ムを撮像する時以外のみ撮像可能である。
【0014】前記オートフォーカスの動作時のレンズ移
動量を元に、前記画像情報の色成分間の特性の比率の変
化を補正する。前記オートフォーカスは、個々の色成分
間の鮮鋭性最適化条件に対し、Gはそれに最も近くなる
ように調整する。
【0015】前記ピント調整は、粗調整と微調整の2つ
以上の過程からなり、最終過程においては調整方向、調
整速度、調整トルクなどの条件を一定とする。
【0016】このように、ピントが合った状態でも色毎
のピント関係が変化する場合、その変化を測定し、補正
をすることで、画質、異物補正精度の向上を実現可能に
することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明の画像処理方法及
び画像処理装置の実施の形態を図面に基づいて説明する
が、この発明は、この実施の形態に限定されない。
【0018】図1はスキャナシステムの概略構成図、図
2はスキャナの概略構成図である。
【0019】この発明が適用されるスキャナシステム1
は、操作部2、制御部3、画像入力部4、画像処理部5
及び画像出力部6を有している。操作部2では、撮像サ
イズが指定され、この撮像サイズ指定情報が制御部3に
入力される。
【0020】画像入力部4は、撮像装置であるスキャナ
40で構成され、光源部41、フィルタユニット42、
ズームレンズ43、CCD44及びフィルムキャリア4
5を有している。
【0021】フィルムキャリア45には、ネガフィル
ム、ポジフィルム(リバーサルフィルム)等のフィルム
が挿入され、フィルム種情報が制御部3に入力される。
【0022】制御部3では、撮像サイズ指定情報及びフ
ィルム種情報等からスキャナ40の光源部41の光量設
定と、フィルタユニット42の選択フィルタNoの指定
と、ズームレンズ43の倍率指定を行なう。
【0023】スキャナ40では、光源部41の光でフィ
ルムキャリア45に挿入されたフィルムの画像を、フィ
ルタユニット42、ズームレンズ43を介してCCD4
4で光電的に読み取る。このCCD44で読み取った画
像情報をデジタル信号に変換した後に画像処理部5に送
る。画像処理部5の画像処理手段50では、制御部3の
補正指令に基づき種々の画像処理を施して記録用の画像
データとし、画像出力部6に画像情報を送る。画像出力
部6では、画像データに応じて変調した記録光によって
印画紙を走査露光して画像を記録する。
【0024】この実施の形態では、スキャナ40が異な
る波長における透過光または反射光によりフィルムを撮
像して画像を読み取り、スキャナ40はズームレンズ4
3によりオートフォーカスを動作させて撮像する。
【0025】画像処理部5は、1色以上の色成分からな
る画像情報を、オートフォーカスを動作させて撮像した
画像情報に対し、前記オートフォーカスを動作させた際
に生じた前記画像情報の色成分間の特性の比率の変化を
補正する補正手段51を有し、ピントが合った状態でも
色毎のピント関係が変化する場合、その変化を測定し、
補正をすることで、画質、異物補正精度の向上を実現可
能にすることができる。
【0026】この実施の形態では、色成分間の特性の比
率を、ある状態での色成分間の比率と比較し、所定の範
囲内に収まるよう補正する。
【0027】オートフォーカスを動作させた際、および
フィルム種に応じて生じる前記画像情報の色成分間の特
性の比率の変化を補正する。また、オートフォーカスを
動作させた際、およびフイルムキャリア種に応じて生じ
る画像情報の色成分間の特性の比率の変化を補正する。
【0028】前記画像情報の色成分間の特性とは、画素
ずれ、鮮鋭性、ガンマ値の比率、シェーディング補正の
何れかを含み、色成分は、RGBと赤外光である。
【0029】色間のピント、画素ずれを測定するための
チャートを、撮像素子上の撮像領域外に有する。色間の
ピント、画素ずれを測定するためのチャートは、フィル
ムを撮像する時以外のみ撮像可能である。
【0030】オートフォーカスの動作時のレンズ移動量
を元に、画像情報の色成分間の特性の比率の変化を補正
する。オートフォーカスは、個々の色成分間の鮮鋭性最
適化条件に対し、Gはそれに最も近くなるように調整す
る。
【0031】ピント調整は、粗調整と微調整の2つ以上
の過程からなり、最終過程においては調整方向、調整速
度、調整トルクなどの条件を一定とする。
【0032】即ち、この実施の形態では、図3に示すよ
うに、CCD44である撮像素子の撮像可能領域を、1
00%利用せず、一部44aをチャート撮像用に利用す
る。チャートT10は、例えば細長い孔T10aを有す
る薄いメタルプレートから構成される。フィルムキャリ
ア45上を搬送されるフィルムFと同じ高さになるよう
配置する。
【0033】斜め線チャートT10を用いることで、縦
と横の鮮鋭性劣化、画素ずれを測定できる。基準状態で
の画素ずれ量と、現状での上端、下端の画素ずれ量を比
較することで、画素ずれテーブルの再作成を行う。
【0034】この画素ずれテーブルの再作成は、図4に
示すように、基準状態でのずれ量が黒丸、測定したずれ
が白丸の場合、測定点近い座標位置での、基準のずれと
の比較を行う。片方の端でのずれの違いがa、もう一方
がbとした場合、基準のずれからの変化量がaからbへ
変化するとし、チャートT10では測定できないずれ量
を推定する。この時、aからbへの変化は、レンズの収
差特性がわかっていれば、その特性を元にし、不明な場
合は線形式で近似する。
【0035】チャートT10は、図5に示すように、フ
ィルムキャリア45上を搬送されるフィルムFと同じ高
さになるよう配置する。通常は、フィルムFを撮像する
スリット45a上には無く、キャリア交換時にチャート
T10をスリット45a上に移動させる。
【0036】また、マウントの場合、マウントへのフィ
ルムセット状態がまちまちなため、マウントごとに、ピ
ント位置が異なる。マウント用キャリアがセットされた
状態で、チャートT10をセットする。そこからチャー
トT10を上から下に段階的に動かしながら(予測され
る最上のフィルム位置から最下のフィルム位置の間を数
点)、オートフォーカスを行い、チャートT10を撮像
し、オートフォーカスで動かした量と算出された補正量
を記憶する。
【0037】ピントを合わせる場合は、図6に示すよう
に、被写体から最も遠い位置から、近い位置へとピント
位置を移動させていく。ピントの状態は、撮像されたチ
ャートT10、もしくはフィルムFの像における、振幅
の変化で捕らえる。
【0038】近い位置へとピント位置を移動させていく
と共に、振幅は大きくなり、ピント最適状態を超える
と、振幅が低くなる。
【0039】粗調整では、図7及び図8に示すように、
被写体から最も遠い位置から、近い位置へとピント位置
を移動させ、測定振幅が減少したら、一つ前のピント位
置に戻し、微調整により近い位置へとピント位置を移動
させる。
【0040】このとき、振幅が減少した場合、粗調整
時、測定振幅が減少した点から2点戻し、微調整により
近い位置へとピント位置を移動させる。
【0041】このような例も同様に、チャートT10で
はなく、フィルムF上の像を撮像し、その振幅変化より
オートフォーカスの実施と補正量の算出をすることが可
能である。この場合、チャートT10を利用するよりも
補正精度が向上する。
【0042】このスキャナシステム1では、得られた画
像に対し、ごみやほこり等の異物傷補正を施し、この場
合に、まず画像の読み取りによる異なる波長における透
過光または反射光の分布状態により形成され、2次元平
面状に配列された画素群により構成される画像におい
て、各色成分の座標位置のずれを補正する。
【0043】また、2次元平面状に配列された画素群
を、所定の数で分割し、分割された領域毎に、異なる変
形量で変形することで、各色成分の座標位置のずれを補
正する。この色成分はBGRであり、RとBの座標位置
をGに一致させて、各色成分の座標位置のずれを補正す
る。
【0044】この座標位置のずれ検出に、縦線、若しく
は横線のうちの一方、若しくは両方が書込まれたチャー
トを用い、チャートの縦線、若しくは横線のうちの一
方、若しくは両方の線間隔が、一定間隔であることが、
可視情報と異物傷情報とのずれ検出を簡単かつ容易に行
なうことができる。
【0045】チャートは、複数の色感応成分がないもの
が用いられ、またチャートは、濃度に応じ、赤外透過率
が変化する材質であり、チャートは、エッチングによる
メタルプレート、蒸着ガラスフィルタ、白黒フィルム等
で作成することができる。
【0046】この実施の形態で、チャートTは、例えば
図9(a)に示すような格子チャートを用いる。図9
(b)に示す矢印の方向に、画素値をプロットしたもの
が図10である。
【0047】この実施の形態のチャートTは、座標位置
のずれ検出に、格子状に縦線と横線が書込まれており、
ここで、図9(c)に示すように、エッジにおいて、濃
度値Nとなる位置の中点をずれの観測点とすると、色間
の観測点座標のX,Yのずれ値が画素ずれ量である。
【0048】次に、RGB3色で撮像された画像に対
し、GとRの画素ずれを、Gを基準にして補正する方法
を説明する。
【0049】図9に示すチャートTからずれ量を測定す
ると、観測点位置は図10(a)の黒丸のようになる。
ここで、有る部分に着目したものが図10(b)であ
る。観測点に囲まれた四角のエリアの左上隅の座標を
(x,y)、左下隅の座標を(x’,y’)とする。
【0050】各観測点での緑に対する赤のずれ量を、図
10(b)の黒丸の下に記している。例えば、0.3と
いうのは、x方向に水平に、右に向かってエッジを調べ
た場合の緑に対する赤のずれ量である。この時、xから
x’の間は、−0.1から0.3へ、ずれ量が線形的に
変化しているとみなす。同様に、yからy’の間は、
0.1から−0.5へ、ずれ量が線形変化しているとみ
なす。これに基づき、四角で囲まれたエリアをGの座標
に一致するように、近傍補間や線形補間等の補間演算に
よる変形処理を適用し、ずれを補正する。
【0051】また、この実施の形態では、図12(a)
の縦線チャートT1と、図12(b)の横線チャートT
2を用いることができる。
【0052】前記チャートT1,T2より、各ラインで
の平均画素ずれ量を算出し、画像をチャートに基づき、
図13に示すように分割する。図13(a)は縦線チャ
ートT1による画像の黒線基準の分割例であり、図13
(b)は縦線チャートT1による画像の白線基準の分割
例であり、図13(c)は横線チャートT2による画像
の黒線基準の分割例であり、図13(d)は横線チャー
トT2による画像の黒線基準でチャート上線よりも分割
数が少ない場合の分割例である。
【0053】このように、図13の点線で区切られた領
域毎に、平均画素ずれ量に応じて変形操作する。縦線チ
ャートT1の場合は、横方向への変形、横線チャートT
2の場合には、縦方向のみの変形となる。また、チャー
ト上の線の本数と、変形操作を行う領域とは完全に一致
している必要は無く、変形操作を行う領域分割は、チャ
ート上にある線以下でも良い。また、図13に示すよう
に、分割を行う際、チャート上の黒線基準ではなく、白
線基準でも良い。
【0054】この実施の形態では、スキャナ40の読み
取りの主走査に対しては、倍率色収差の特性式を元にず
れ量を算出する。画素ずれは、倍率色収差のみとは限ら
ないため、定間隔に配置した格子間のずれ量を線形で補
完することで、ずれ補正テーブルを作成する。定間隔に
することで、ずれ関数の切り替えの発生が定期的になる
ため、仕組みが単純となる。
【0055】また、カラーネガフィルムでチャートを撮
影した場合、色ずれが起こる。即ち、カラーネガフィル
ムは、複数の色素の集合であり、複数ある色素同士の位
置ずれがなく均一に配置されているということは有り得
ない。例えば、黒と白の縞チャートを撮像しても、フィ
ルム上のBに相当する色素のエッジと、Gに相当する色
素のエッジが完全に一致していない。一方、補正したい
画素ずれは、ネガフィルムのずれ量よりも小さいため、
白黒フィルムなどが適している。
【0056】この実施の形態の色成分はBGRであり、
RとBの座標位置をGに一致させる。即ち、RGBIr
に対し、Gを基準とし、画素ずれを補正する方法で、座
標位置のずれ検出に、チャートを用い、フィルム種毎に
ずれ量を測定し、それをテーブル化し、検出したフィル
ム種に基づき補正する。
【0057】また、この補正手段51では、色情報間の
鮮鋭性の差を補正する。色情報とは、可視光で、RGB
であり、色情報とは、可視情報と、異物傷情報である。
異物情報は、赤外光で撮像されたものである。また、色
情報間の鮮鋭性の差を補正において、Gを基準に、Rと
Gの鮮鋭性の補正度合いを決定する。また、各色情報間
の鮮鋭性の関係が一定になるように補正する。
【0058】また、フィルム種に応じ、各色情報間の鮮
鋭性の関係が一定になるように補正する。また、鮮鋭性
の補正において、補正量が一定割合以下になるよう上限
を設ける。
【0059】この実施の形態では、鮮鋭性の違いそのも
のを画像処理で補正することで、可視と異物傷の鮮鋭性
差を少なくすることができる。鮮鋭性の違いを補正する
ことで、画像輪郭部分での色にじみがなくなり、画質が
向上すると共に、異物傷情報を用いて異物傷を補正する
場合、異物傷の補正精度を向上することができる。
【0060】この実施の形態では、色情報間の鮮鋭性の
差を補正するために、鮮鋭性向上は、鮮鋭性強調を実施
することで行なわれ、例えば、3次、5次のフィルタ等
を用いる。図14に示すチャートを撮像し、図15に示
すようにチャートの振幅を鮮鋭性とし、測定する。
【0061】即ち、チャートT3は図14に示すような
うに、一面に複数周波数の線が縦/横共に記載されてい
る。図14の丸で囲まれた部分を矢印方向に走査し、そ
の波形の振幅を、走査した周波数での鮮鋭性とする。周
波数とは、1mm辺りのペアライン数の数に相当し、少
ないほど低周波で、多くなる程高周波となる。フィルム
上に焼き込まれている縞パターンの白と黒の値は全て同
じになるようにチャートT3を作成すれば、低周波は劣
化が殆どないため、最低周波での振幅を基準に、他の周
波数の振幅を比で表すことで、周波数変化を表すことが
できる。また、チャートT3上の黒白が、周波数毎に違
う場合、即ちチャート撮像時の鮮鋭性劣化のため、低周
波との振幅比を内部メモリに記憶し、チャートT3上の
低周波と他の周波数の振幅比に、チャートT3上での振
幅比を掛け合わせることで、鮮鋭性を得られる。
【0062】撮像の鮮鋭性=測定周波の振幅/最低周波
の振幅×チャートの最低周波の振幅/チャートの測定周
波の振幅 チャートT3上の縞を直角に横切る方向でデータ化した
ものが図15であり、この振幅値Wを、その周波数での
鮮鋭性とする。
【0063】この実施の形態では、振幅の劣化状態か
ら、フィルタ係数を計算する。即ち、x方向とy方向の
鮮鋭性変化がわかると、図16に示すように、この組み
合わせより、図16(c)に示すように、xとyの周波
数劣化曲面が導き出せ、そこから、n次フィルタの係数
を算出し、基準状態の該当色のフィルタ係数とする。こ
の鮮鋭性補正フィルタ係数を該当色に作用させて振幅比
を算出する。
【0064】また、この実施の形態では、フィルム種毎
に鮮鋭性を測定した際、フィルタ演算などによる補正量
が一定以下(例えば40%以下。鮮鋭性強調処理の場
合、元に対して1.4倍以下までしか強調させない)に
なるようにする。
【0065】方法としては、基準状態を含む、全フィル
ム種のチャートを撮像し、その後、基準状態を決定す
る。これに合わせて、全フィルム種での鮮鋭性強調フィ
ルタの係数を算出し、テーブルに保管する。鮮鋭性強調
処理では、補正量が大きくなると、ノイズも拡大すると
いう欠点があるため、ノイズが画質に影響しないよう、
上限を設ける。上限は、鮮鋭性強調方法に応じて異な
る。
【0066】次に、色情報間の鮮鋭性の差を補正する実
施例について説明する。G基準でRBとIrの鮮鋭性を
補正する。鮮鋭性測定チャートを図9に示す。基準状態
は、基準フィルム(例えば、KonicaのCentu
ria100)で作成したチャートを撮像する時の状態
とする。この状態とは、シェーディングパターン、調光
した光量、等を指す。
【0067】また、この補正手段51では、色情報間の
ガンマ値の比率を一定にする。色情報とは、RGBであ
る。また、色情報とは、RGBと、前記RGBとは異な
る波長成分である。さらに、色情報とは、RGBとIr
である。
【0068】また、ガンマ値の比率を一定にする場合、
G成分を基準とし、Gとのガンマ値の比率を一定とす
る。ガンマ値の比率は、少なくとも可視情報を一致させ
る。
【0069】また、濃度の異なる複数のフィルムを読み
取ることで、ガンマを測定して色情報間のガンマ値の比
率を一定にする。この濃度の異なる複数のフィルムと
は、1駒内に複数の濃度領域を有し、隣接する濃度差を
小さくする。濃度差は、濃度値0.5以下である。フィ
ルム種毎に、ガンマの補正量を変える。
【0070】このように、色情報間のガンマ値の比率を
一定にすることにより、画質が向上すると共に、異物傷
の補正精度を向上することができる。
【0071】この実施の形態では、色情報間のガンマ値
の比率を一定にするために、例えば、LUT処理にて、
異物傷情報のガンマを補正し、可視情報に合わせること
により、異物傷の補正精度を向上させる。
【0072】この実施の形態では、ステップタブレット
を利用し、可視情報と異物傷情報のガンマを測定し、そ
の測定結果を元にルックアップテーブル(LUT)を作
成して、ガンマを補正する。ステップタブレットを利用
することで、チャートの小型化と、チャート読み込み時
間の短縮が可能である。
【0073】また、ステップタブレットで、隣接するタ
ブレットの濃度差を小さくすることで、フレアを少なく
することができる。特に、ステップタブレットからデー
タを抽出する場合、その中心位置からデータを抽出する
ことで、フレアの影響を抑えることができる。
【0074】この隣接濃度差は、スキャナ40のズーム
レンズ43のコート素材により異なる。フレアが画像処
理部5での演算上問題となる(画素値として現れる)濃
度差の半分をステップタブレットの濃度差として用いる
ことで、フレアの影響をなくし、測定を可能にする。
【0075】この発明にかかる装置においては、濃度差
1で演算上問題となったので、濃度差0.5を適用し
た。
【0076】次に、色情報間のガンマ値の比率を一定に
する実施例について説明する。
【0077】即ち、RGBIrの色成分からなる画像に
対し、ガンマはほぼ一致させる方法で、チャートは隣接
濃度差が0.5である。
【0078】まず、ガンマ補正チャート撮像の基準とし
ての撮像手順は、基準となるネガフィルム(例えば、K
onica Centuria100)に感光された、
図17に示すようなステップタブレットT4を撮像す
る。
【0079】そして、ステップタブレットT4上の同一
色部分を切り出し、図18に示すように、その領域から
n%画素分内側を、平均し、そのステップタブレットT
4での画素値とする。n%だけ内側を取るのは、領域検
出の誤差と、微小なフレアを考慮するためである。例え
ば、n%はタブレットサイズの10%とする。
【0080】ステップタブレットT4の濃度と画素値よ
り、図19に示すように、プロットできる。この傾きが
ガンマであり、演算で求める場合、最小二乗法が適用可
能である。
【0081】Gに対するRBIrのガンマ値を比較し、
一定範囲内にない場合、図20に示すように差分を取
り、補正用LUTを作成する。全濃度分のステップタブ
レットT4を作成するのは困難なため、図21に示すよ
うに、代表濃度でのルックアップテーブル(LUT)を
線形式で補間することで、ルックアップテーブル(LU
T)の不足領域を埋める。
【0082】一定範囲内は、例えば、ルックアップテー
ブル(LUT)補正によるガンマ補正誤差である。
【0083】基準でのGのガンマ値、もしくは平均ガン
マ値を記憶し、また基準でのガンマ補正ルックアップテ
ーブル(LUT)も記憶する。
【0084】その他の撮像手順は、ガンマ補正ルックア
ップテーブル(LUT)を作成したいネガフィルムに露
光された、図17のようなステップタブレットT4を撮
像する。ステップタブレットT4上の同一色部分より、
画素値を算出する。画素値とタブレット濃度より、ガン
マ値を算出する。記録されている基準でのGのガンマに
対する、RGBIrのガンマ値を比較し、一定範囲内に
ない場合、補正用ルックアップテーブル(LUT)を作
成する。
【0085】ガンマ補正方法(赤外漏れ込み)として、
補正チャート撮像後、作成されたルックアップテーブル
(LUT)に応じ、画素値を変換することで補正を行
う。これにより、新画素値=ルックアップテーブル(L
UT)[撮像画素値]のようになる。
【0086】
【発明の効果】前記したように、この発明では、1色以
上の色成分からなる画像情報を、オートフォーカスを動
作させて撮像した画像情報に対し、前記オートフォーカ
スを動作させた際に生じた前記画像情報の色成分間の特
性の比率の変化を補正することで、画質、異物補正精度
の向上を実現可能にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】スキャナシステムの概略構成図である。
【図2】スキャナの概略構成図である。
【図3】チャートの測定を示す図である。
【図4】画素ずれテーブルの再作成を示す図である。
【図5】フィルムキャリアでのチャートの測定を示す図
である。
【図6】ピント位置調整を説明する図である。
【図7】ピント位置調整を説明する図である。
【図8】ピント位置調整を説明する図である。
【図9】チャートを示す図である。
【図10】格子チャートを用い矢印の方向に、画素値を
プロットした図である。
【図11】チャートからずれ量を測定し観測点位置で示
した図である。
【図12】縦線チャートと横線チャートを示す図であ
る。
【図13】画像の補正領域の分割例を示す図である。
【図14】チャートを示す図である。
【図15】チャートの振幅を鮮鋭性として測定する図で
ある。
【図16】振幅の劣化状態からフィルタ係数を計算する
図である。
【図17】基準となるステップタブレットを示す図であ
る。
【図18】ステップタブレット上の同一色部分の切り出
しを示す図である。
【図19】ガンマを示す図である。
【図20】ガンマの補正を示す図である。
【図21】ルックアップテーブル(LUT)の不足領域
を埋める補正を示す図である。
【符号の説明】
1 スキャナシステム 2 操作部 3 制御部 4 画像入力部 5 画像処理部 6 画像出力部 40 スキャナ 41 光源部 42 フィルタユニット 43 ズームレンズ 44 CCD 45 フィルムキャリア 50 画像処理手段 51 補正手段 T,T1,T2,T3,T10 チャート T4 ステップタブレット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 9/04 G02B 7/11 H 5C072 H04N 1/04 D Fターム(参考) 2H051 CD23 CD30 2H106 AA07 AA73 AA74 AA80 AA85 AB04 BA01 BA05 BA27 BA28 2H110 BA17 BA18 BA19 CB26 CB33 CB35 CB44 CB45 CB48 CB57 CC07 CC11 CD05 5C022 AB28 AC42 AC69 5C065 AA07 BB01 BB11 CC08 DD02 EE03 FF04 GG13 GG31 5C072 AA01 QA06 QA16 VA03

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1色以上の色成分からなる画像情報を、オ
    ートフォーカスを動作させて撮像した画像情報に対し、
    前記オートフォーカスを動作させた際に生じた前記画像
    情報の色成分間の特性の比率の変化を補正することを特
    徴とする画像処理方法。
  2. 【請求項2】前記色成分間の特性の比率を、ある状態で
    の色成分間の比率と比較し、所定の範囲内に収まるよう
    補正することを特徴とする請求項1に記載の画像処理方
    法。
  3. 【請求項3】前記オートフォーカスを動作させた際、お
    よびフィルム種に応じて生じる前記画像情報の色成分間
    の特性の比率の変化を補正することを特徴とする請求項
    1または請求項2に記載の画像処理方法。
  4. 【請求項4】前記オートフォーカスを動作させた際、お
    よびフイルムキャリア種に応じて生じる前記画像情報の
    色成分間の特性の比率の変化を補正することを特徴とす
    る請求項1または請求項2に記載の画像処理方法。
  5. 【請求項5】前記画像情報の色成分間の特性とは、画素
    ずれ、鮮鋭性、ガンマ値の比率、シェーディング補正の
    何れかを含むことを特徴とする請求項1乃至請求項4の
    いずれか1項に記載の画像処理方法。
  6. 【請求項6】前記色成分は、RGBと赤外光であること
    を特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記
    載の画像処理方法。
  7. 【請求項7】色間のピント、画素ずれを測定するための
    チャートを、撮像素子上の撮像領域外に有することを特
    徴とする請求項5または請求項6に記載の画像処理方
    法。
  8. 【請求項8】色間のピント、画素ずれを測定するための
    チャートは、フィルムを撮像する時以外のみ撮像可能で
    あることを特徴とする請求項5または請求項6に記載の
    画像処理方法。
  9. 【請求項9】前記オートフォーカスの動作時のレンズ移
    動量を元に、前記画像情報の色成分間の特性の比率の変
    化を補正することを特徴とする請求項1乃至請求項8の
    いずれか1項に記載の画像処理方法。
  10. 【請求項10】前記オートフォーカスは、個々の色成分
    間の鮮鋭性最適化条件に対し、Gはそれに最も近くなる
    ように調整することを特徴とする請求項1乃至請求項9
    のいずれか1項に記載の画像処理方法。
  11. 【請求項11】前記ピント調整は、粗調整と微調整の2
    つ以上の過程からなり、最終過程においては調整方向、
    調整速度、調整トルクなどの条件を一定とすることを特
    徴とする請求項1乃至請求項9のいずれか1項に記載の
    画像処理方法。
  12. 【請求項12】オートフォーカスを動作させて撮像して
    1色以上の色成分からなる画像情報を得る撮像装置と、
    1色以上の色成分からなる画像情報を、オートフォーカ
    スを動作させて撮像した画像情報に対し、前記オートフ
    ォーカスを動作させた際に生じた前記画像情報の色成分
    間の特性の比率の変化を補正する補正手段とを有するこ
    とを特徴とする画像処理装置。
  13. 【請求項13】前記色成分間の特性の比率を、ある状態
    での色成分間の比率と比較し、所定の範囲内に収まるよ
    う補正することを特徴とする請求項12に記載の画像処
    理装置。
  14. 【請求項14】前記オートフォーカスを動作させた際、
    およびフィルム種に応じて生じる前記画像情報の色成分
    間の特性の比率の変化を補正することを特徴とする請求
    項12または請求項13に記載の画像処理装置。
  15. 【請求項15】前記オートフォーカスを動作させた際、
    およびフイルムキャリア種に応じて生じる前記画像情報
    の色成分間の特性の比率の変化を補正することを特徴と
    する請求項12または請求項13に記載の画像処理装
    置。
  16. 【請求項16】前記画像情報の色成分間の特性とは、画
    素ずれ、鮮鋭性、ガンマ値の比率、シェーディング補正
    の何れかを含むことを特徴とする請求項12乃至請求項
    15のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  17. 【請求項17】前記色成分は、RGBと赤外光であるこ
    とを特徴とする請求項12乃至請求項16のいずれか1
    項に記載の画像処理装置。
  18. 【請求項18】色間のピント、画素ずれを測定するため
    のチャートを、撮像素子上の撮像領域外に有することを
    特徴とする請求項16または請求項17に記載の画像処
    理方法。
  19. 【請求項19】色間のピント、画素ずれを測定するため
    のチャートは、フィルムを撮像する時以外のみ撮像可能
    であることを特徴とする請求項16または請求項17に
    記載の画像処理装置。
  20. 【請求項20】前記オートフォーカスの動作時のレンズ
    移動量を元に、前記画像情報の色成分間の特性の比率の
    変化を補正することを特徴とする請求項14乃至請求項
    19のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  21. 【請求項21】前記オートフォーカスは、個々の色成分
    間の鮮鋭性最適化条件に対し、Gはそれに最も近くなる
    ように調整することを特徴とする請求項14乃至請求項
    20のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  22. 【請求項22】前記ピント調整は、粗調整と微調整の2
    つ以上の過程からなり、最終過程においては調整方向、
    調整速度、調整トルクなどの条件を一定とすることを特
    徴とする請求項14乃至請求項21のいずれか1項に記
    載の画像処理装置。
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