JP2003011565A - 回転部材の支持構造及び綴じ具 - Google Patents

回転部材の支持構造及び綴じ具

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JP2003011565A
JP2003011565A JP2001197859A JP2001197859A JP2003011565A JP 2003011565 A JP2003011565 A JP 2003011565A JP 2001197859 A JP2001197859 A JP 2001197859A JP 2001197859 A JP2001197859 A JP 2001197859A JP 2003011565 A JP2003011565 A JP 2003011565A
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Takayoshi Tono
高佳 東野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本体に対して回転部材が第1の回転角度位置
から第2の回転角度位置に設定されたときに、回転部材
が第1の回転角度位置に戻ろうとする反発力を伴う支持
構造とすること。 【解決手段】 軸受部29を備えた綴じ具本体20と、
軸受部29に支持される軸47を介して回転可能に設け
られるとともに、綴じ具本体20に設けられた綴じ足1
4用の通路35を開閉可能とする操作板21とにより綴
じ具12が構成されている。軸受部29は穴39により
形成され、その内面部分は、軸47の端面をなす傾斜面
47Aに相対する傾斜面39Aとして形成されている。
操作板21が起立した第1の回転角度位置にあるとき
に、各傾斜面39A,47Aが相互に面接触し、操作板
21が略水平位置となる第2の回転角度位置にあるとき
に、軸47が穴39の開口側に変位して傾斜面39A,
47Aが部分的に接触し、操作板21が第1の回転角度
位置に常に戻ろうとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は回転部材の支持構造
及び綴じ具に係り、更に詳しくは、相対回転する部材の
一方を他方に対して、第1の回転角度位置から第2の回
転角度位置に回転させたときに、一方の部材が第1の回
転角度位置に戻ろうとする反発力を伴う支持構造及びこ
れを利用した綴じ具に関する。
【0002】
【従来の技術】軸受構造を用いた支持構造としては、穴
形状を有する軸受部を備えた本体と、この軸受部内に受
容される軸を備えた回転部材とを例示することができ
る。この回転部材は、軸位置を回転中心として自由端側
が第1及び第2の回転角度位置間で回転でき、各種の相
対部材間に採用されている。
【0003】しかしながら、このような支持構造は、例
えば、回転部材を第1の回転角度位置から第2の回転角
度位置に回転させた状態で、第1の回転角度位置に戻ろ
うとする反発力を付与する場合には、ばね等の別部材を
用いなければならず、部品点数が増すという不都合があ
る他、当該部品の組み込み作業も不可避となる。この場
合、回転部材と本体とを薄肉ヒンジで一体的に連結する
ことも考えられる。
【0004】薄肉ヒンジを用いた回転部材の支持構造と
しては、フラットファイル等に設けられた綴じ具に適用
例が見られる。例えば、特開平8−216579号公報
には、二つの綴じ足を挿入することのできる通路を備え
た本体と、この本体にヒンジを介して一体的に設けられ
た回転部材をなす係止片とを備えた綴じ具が開示されて
いる。この綴じ具は、係止片を本体に対して略平行に倒
伏姿勢にすることで通路を貫通して延びる綴じ足を折り
曲げた姿勢で押え付けることができる一方、係止片の自
由端側を起立方向に回転させることで押さ付けを解除す
ることが可能となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな綴じ具にあっては、係止片が本体に対して常に起立
する方向に力を付与される構成ではないため、綴じ込み
を解除する際に、前記通路が係止片で塞がれてしまう傾
向が強く、これがため、指先で係止片の自由端側を摘ん
で通路を開放した状態に保たなければならないという不
都合がある。
【0006】
【発明の目的】本発明は、このような不都合に着目して
案出されたものであり、その目的は、本体に対して回転
部材が第1の回転角度位置から第2の回転角度位置に設
定されたときに、前記回転部材が第1の回転角度位置に
戻ろうとする反発力を伴って当該回転部材を支持させる
ことのできる支持構造及びこれを用いた綴じ具を提供す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、軸受部及び軸の何れか一方を備えた本体と、軸受部
及び軸の何れか他方を備え、且つ、本体に対して所定角
度回転可能に設けられた回転部材とからなり、前記軸受
部と軸は、前記回転部材が第1の回転角度位置にあると
きに相互に略対応する形状に設けられ、前記第1の回転
角度位置から外れて第2の回転角度位置に設定されたと
きに、前記回転部材を第1の回転角度位置に戻す方向に
反発力を伴う形状に設けられる、という構成を採ってい
る。具体的には、綴じ足を挿入するための通路を備える
とともに軸受部及び軸の何れか一方を備えた綴じ具本体
と、軸受部及び軸の何れか他方を備え、且つ、前記綴じ
具本体に対して所定角度回転可能に設けられて前記綴じ
足に押え付け力の付与若しくは解除を行う回転部材とか
らなり、前記軸受部と軸は、前記回転部材が綴じ足に対
して押え付け力を解除する第1の回転角度位置にあると
きに相互に略対応する形状に設けられ、前記綴じ足に対
して押え付け力を付与する第2の回転角度位置に設定さ
れたときに、前記回転部材を第1の回転角度位置に戻す
方向に反発力を伴う形状に設けられる、という構成を採
っている。このような構成によれば、回転部材による前
記押え付け力の付与状態を解除したときに、回転部材が
直ちに第1の回転角度位置に回転するようになり、通路
を開放状態に保って綴じ込み作業と綴じ込み解除作業と
を極めてスムースに行うことが可能となる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明において、前記軸受部は穴
により形成されるとともに、前記軸の端面に相対する穴
の内面部分と軸の端面は傾斜面若しくは湾曲面に形成さ
れ、前記回転部材が第1の回転角度位置にあるときに各
傾斜面若しくは湾曲面が相互に面接触する一方、第2の
回転角度位置にあるときに、前記軸が穴の開口側に変位
して前記傾斜面若しくは湾曲面が部分的に接触する、と
いう構成を採るとよい。このような構成により、軸受部
の穴と軸との形状を僅かに工夫するだけで回転部材を第
1の回転角度位置に戻す方向への反発力の付与が可能と
なり、製造コストが増大するような不利益を回避するこ
とができる。
【0009】また、前記綴じ具本体と回転部材との間に
は当該回転部材を第2の回転角度位置に保持する係り合
い手段が形成され、この係り合い手段は、前記綴じ具本
体を所定操作することで係り合い状態が解除可能に設け
られる、という構成を採っている。これにより、回転部
材が第2の回転角度位置にセットされた姿勢を保持する
ことができる。
【0010】なお、本明細書において、「第2の回転角
度位置」とは、第1の回転角度位置から外れた位置につ
いて用いられるものであり、第1の回転角度位置に対し
て特定の角度に制限されるものではない。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。
【0012】図1には、本発明に係る回転部材の支持構
造が適用されたファイルの概略斜視図が示され、図2に
は、その分解斜視図が示されている。これらの図におい
て、ファイル10は、表紙体11と、この表紙体11に
着脱自在に設けられた綴じ具12とを備えて構成されて
いる。表紙体11は、中間に背表紙13を備え、この背
表紙13の短寸幅方向一端側には、綴じ具12の一部を
なす二つの綴じ足14,14が貫通する折り畳み部15
が設けられている。
【0013】前記綴じ具12は、図3ないし図10にも
示されるように、長手方向に延びる綴じ具本体20と、
この綴じ具本体20に対して所定角度、本実施例では、
特に限定されるものではないが、約90度回転可能に設
けられた回転部材としての一対の操作板21,21と、
これら操作板21,21により綴じ込み姿勢の維持及び
解除が行われる一対の綴じ足14,14とを備えて構成
されている。綴じ具本体20は平面視略長方形状の中間
部23と、この中間部23の長手方向両側から直線状に
延びる一対の延長部24,24とからなる。中間部23
は、上平面部25と、当該上平面部25の短寸幅方向両
側から垂下する一対の側面部26,26と、上平面部2
5の下面から垂下して側面部26と略平行に延びる二条
の補強片27,27(図10(B)参照)とにより構成
されている。側面部26は平面部25の長さよりも長く
形成されており、当該長く形成された領域の内面側に操
作板21の軸受部29が形成されている。
【0014】前記延長部24,24は、前記側面部26
の下端と略同一平面上に位置して綴じ込み対象となる書
類P(図1参照)の上面に接するベース板30と、この
ベース板30の長手方向外側端部近傍において、当該ベ
ース板30の短寸幅方向両側に形成されるとともに、前
記綴じ足14を操作板21で押え付けて綴じ込み姿勢に
セットしたときの当該綴じ足14の位置を規制する一対
の翼片32,32と、これら翼片32,32よりも綴じ
具本体20の内方位置に設けられた係り合い手段を構成
する一対の爪部材33,33とを備えて構成されてい
る。ベース板30において、前記軸受部29寄りの位置
には、前記綴じ足14を挿入するための通路35が形成
され、この通路35よりも外方位置には綴じ足14と噛
み合い可能なギザ歯36が形成されている。更に、ベー
ス板30には、前記通路35の近傍位置から翼片32の
領域にかけて、短寸幅方向両側に一対のスロット穴3
7,37が形成されており、これらスロット穴37,3
7により、一対の翼片32,32を外面側から指先で摘
んで相互に接近させる力を付与したときに、スロット穴
37,37間の幅が狭まって爪部材33,33が相互に
接近でき、指先による力の付与を解除したときに、爪部
材33,33が元の位置に戻るようになっている。な
お、翼片32,32の外面側には、滑り止め作用を奏す
る凸部32Aを設けることが好ましい。
【0015】前記軸受部29は、図7(A)に示される
ように、前記側面部26の内側面からベース板30の下
面に貫通する穴39により構成されている。この穴39
において、後述する軸の端面に相対する内面部分は傾斜
面39Aとして形成されている。本実施例では、穴39
がベース30の下面に貫通して形成されているが、傾斜
面39A領域が形成されている限り、貫通させることな
く閉塞構造としてもよい。
【0016】前記操作板21,21は、相互に対称形状
をなして構成されている。従って、ここでは、一方の操
作板21について説明するものとし、他方の操作板21
については説明を省略する。この操作板21は、図11
ないし図13に示されるように、平面視略長方形状の板
状本体40と、この板状本体40の長手方向一端側(図
11中右端側)に連なる一対のアーム部41,41とか
らなる。板状本体40の短寸幅方向両側には、当該板状
本体40の長手方向に沿うスロット穴42,42が形成
されており、各スロット穴42,42に隣接する側壁4
3の下端内面側には係り合い手段としての爪44,44
(図8参照)がそれぞれ形成され、当該爪44,44が
綴じ具本体20側の爪部材33,33に係り合い可能に
設けられている。なお、板状本体40の下面側中央部は
長手方向に沿う板厚部45として形成され、この板厚部
45の面内には多数の凹部45Aが形成され、これによ
り、板状本体40が一定の剛性を得るようになってい
る。
【0017】前記アーム部41,41は平面視略L字状
をなし、それらの各先端外面側には前記軸受部29に支
持される軸47,47がそれぞれ形成されている。各軸
47は、円周状の短軸形状をなしているとともに、その
先端面が傾斜面47Aとして形成されている。軸47の
軸線に対する傾斜面47Aの傾斜角度は、前述した軸受
部29の内面部分をなす傾斜面39Aの傾斜角度と略対
応するように設けられている。具体的には、操作板21
が綴じ具本体20に対して略起立した第1の回転角度位
置(図4参照)にあるときに各傾斜面39A,47Aが
相互に対応して略面接触(図12参照)する一方、前記
第1の回転角度位置から略90度回転させて操作板21
が略水平位置に倒伏されて綴じ足14に押え付け力を付
与する第2の回転角度位置(図1参照)に設定されたと
きに、前記操作板21を第1の回転角度位置に戻す方向
に反発力を付与するようになっている。
【0018】次に、本実施例に係る綴じ具の使用方法に
ついて、図14をも参照しながら説明する。
【0019】書類Pを綴じ込む場合には、綴じ足14を
書類Pの穴P1(図14参照)に挿入し、当該綴じ足1
4を綴じ具本体20の各通路35に挿入する。この状態
では、操作板21における軸47の端面をなす傾斜面4
7Aが軸受部29の傾斜面39Aに略面接触する状態と
なり、従って、操作板21は、図14中二点鎖線で示さ
れる第1の回転角度位置をとる。
【0020】綴じ具本体20を書類Pの面に押し付けた
状態で各操作板21の自由端側を押圧して回転させる
と、前記通路35から上方に突き出ている綴じ足14が
折れ曲がるように倒伏される。そして、操作板21が略
水平位置となる第2の回転角度位置まで回転したとき
に、当該操作板21側の爪44と綴じ具本体20側の爪
部材33とが相互に係り合い、これによって操作板21
の位置が規制されて綴じ込み姿勢が保たれる。
【0021】操作板21が第1の回転角度位置にある状
態では、前述したように、軸受部29の傾斜面39Aと
軸47の傾斜面47Aとが略面接触しているため、操作
板21のアーム部41,41は、成形時の離間幅W(図
12参照)を保った状態にある。この一方、操作板21
を第2の回転角度位置まで回転させる押圧力を付与する
と、操作板21の軸47,47は、アーム部41,41
が弾性変形して前記離間幅Wを狭める方向に接近するこ
ととなる(図13参照)。これにより、軸47が穴39
の開口側に変位し、軸受部29の傾斜面39Aと軸47
の傾斜面47Aとは部分的な接触となり、アーム部4
1,41が初期の離間幅Wに戻ろうとする力を常に発揮
する状態となる。
【0022】そのため、綴じ具本体20における前記翼
片32,32の外側面を指先で挟み、これらを相互に接
近させるように力を付与して爪部材33と爪44との係
り合いを解除させると、操作板21は、直ちに第1の回
転角度位置まで回転することとなる。
【0023】従って、本実施例によれば、書類Pの綴じ
込みを行う際には、操作板21が常に第1の回転角度位
置に保たれるため、通路35が開放状態となり、綴じ足
14の挿入の妨げになるというような不都合は全く生じ
ない。この一方、綴じ込み状態を解除する場合には、翼
片32を所定操作するだけで操作板21が第2の回転角
度位置から第1の回転角度位置まで回転するため、通路
35が瞬時にして開放されることとなり、綴じ足14か
ら綴じ具本体20を抜き取る作業も極めて簡易且つ迅速
に行うことが可能となる。
【0024】なお、前記実施例では、本発明に係る回転
部材の支持構造が綴じ具12に適用された場合を図示、
説明したが、本発明はこれに限定されるものでなく、例
えば、収納容器本体と、これに回転可能に支持された蓋
とからなる容器等、種々の相対回転する部材間の連結部
における支持構造に適用することができる。
【0025】また、前記実施例では、綴じ具本体20側
に軸受部29を設ける一方、操作板21側に軸47を設
ける構成としたが、軸受部29と軸47を反対の関係に
設けることもできる。また、軸受部29の内面部分を傾
斜面39Aとし、軸47の端面を傾斜面47Aとした
が、湾曲面等、その他の形状としてもよい。要するに、
本発明は、回転部材を第1の回転角度位置から所定角度
回転させたときに、第1の回転角度位置に戻る反発力を
伴うことができる構成であれば足りる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
回転部材を第1の回転角度位置から所定角度回転させた
ときに、第1の回転角度位置に戻る反発力を伴う支持構
造を採用したから、相対する部材間の支持構造に適用す
ることにより、回転部材の位置を不安定にすることなく
所定位置に安定して保つことが可能となる。特に、綴じ
具を構成する綴じ足を押え付ける回転部材と綴じ具本体
との間に適用した場合には、回転部材による前記押え付
け力の付与状態を解除したときに、回転部材が直ちに第
1の回転角度位置に回転するようになり、綴じ具本体の
通路を開放状態に保って綴じ込み作業と綴じ込み解除作
業とを極めてスムースに行うことが可能となる。
【0027】また、前記軸受部を構成する穴の内面部分
を傾斜面とする一方、軸の端面を傾斜面とし、回転部材
が第1の回転角度位置にあるときに各傾斜面若しくは湾
曲面が相互に面接触する一方、第2の回転角度位置にあ
るときに、前記軸が穴の開口側に変位して前記傾斜面若
しくは湾曲面が部分的に接触する構成としたから、軸受
部の穴と軸との形状を僅かに工夫するだけで回転部材を
第1の回転角度位置に戻す方向への反発力の付与が可能
となり、製造コストが増大するような不利益を回避する
こともできる。
【0028】更に、綴じ具本体と回転部材との間に係り
合い手段を形成した構成では、回転部材が第2の回転角
度位置にセットされた姿勢も安定して保持することが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が綴じ具に適用されたファイルの概略斜
視図。
【図2】図1の一部分解斜視図。
【図3】操作板を第2の回転角度位置にした状態におけ
る綴じ具の拡大斜視図。
【図4】操作板を第1の回転角度位置にした状態におけ
る綴じ具の拡大斜視図。
【図5】綴じ具本体と操作板とを分解した斜視図。
【図6】(A)は綴じ足を省略した綴じ具の平面図、
(B)はその正面図。
【図7】(A)は図5のA−A線に沿う矢視拡大断面
図、(B)は図5のB−B線に沿う矢視拡大断面図。
【図8】図6のC−C線に沿う矢視拡大断面図。
【図9】(A)は綴じ具本体の平面図、(B)は(A)
のD−D線に沿う断面図。
【図10】(A)は綴じ具本体の正面図、(B)は綴じ
具本体の底面図。
【図11】(A)は操作板の平面図、(B)は(A)の
E−E線に沿う断面図、(C)は操作板の底面図。
【図12】操作板が第1の回転角度位置にある軸受構造
を示す部分断面図。
【図13】操作板が第2の回転角度位置にある軸受構造
を示す断面図。
【図14】ファイルに書類Pを綴じ込んだ状態を示す断
面図。
【符号の説明】
10 ファイル 12 綴じ具 14 綴じ足 20 綴じ具本体 21 操作板(回転部材) 29 軸受部 33 爪部材 35 通路 39 穴 39A 傾斜面 44 爪 47 軸 47A 傾斜面

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸受部及び軸の何れか一方を備えた本体
    と、軸受部及び軸の何れか他方を備え、且つ、本体に対
    して所定角度回転可能に設けられた回転部材とからな
    り、 前記軸受部と軸は、前記回転部材が第1の回転角度位置
    にあるときに相互に略対応する形状に設けられ、前記第
    1の回転角度位置から外れて第2の回転角度位置に設定
    されたときに、前記回転部材を第1の回転角度位置に戻
    す方向に反発力を伴う形状に設けられていることを特徴
    とする回転部材の支持構造。
  2. 【請求項2】 前記軸受部は穴により形成されるととも
    に、前記軸の端面に相対する穴の内面部分と軸の端面は
    傾斜面若しくは湾曲面に形成され、前記回転部材が第1
    の回転角度位置にあるときに各傾斜面若しくは湾曲面が
    相互に面接触する一方、第2の回転角度位置にあるとき
    に、前記軸が穴の開口側に変位して前記傾斜面若しくは
    湾曲面が部分的に接触することを特徴とする請求項1記
    載の回転部材の支持構造。
  3. 【請求項3】 綴じ足を挿入するための通路を備えると
    ともに軸受部及び軸の何れか一方を備えた綴じ具本体
    と、軸受部及び軸の何れか他方を備え、且つ、前記綴じ
    具本体に対して所定角度回転可能に設けられて前記綴じ
    足に押え付け力の付与若しくは解除を行う回転部材とか
    らなり、 前記軸受部と軸は、前記回転部材が綴じ足に対して押え
    付け力を解除する第1の回転角度位置にあるときに相互
    に略対応する形状に設けられ、前記綴じ足に対して押え
    付け力を付与する第2の回転角度位置に設定されたとき
    に、前記回転部材を第1の回転角度位置に戻す方向に反
    発力を伴う形状に設けられていることを特徴とする綴じ
    具。
  4. 【請求項4】 前記軸受部は穴により形成されるととも
    に、前記軸の端面に相対する穴の内面部分と軸の端面は
    傾斜面若しくは湾曲面に形成され、前記回転部材が第1
    の回転角度位置にあるときに各傾斜面若しくは湾曲面が
    相互に面接触する一方、第2の回転角度位置にあるとき
    に、前記軸が穴の開口側に変位して前記傾斜面若しくは
    湾曲面が部分的に接触することを特徴とする請求項3記
    載の綴じ具。
  5. 【請求項5】 前記綴じ具本体と回転部材との間には当
    該回転部材を第2の回転角度位置に保持する係り合い手
    段が形成され、この係り合い手段は、前記綴じ具本体を
    所定操作することで係り合い状態が解除可能に設けられ
    ていることを特徴とする請求項3又は4記載の綴じ具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN100364785C (zh) * 2003-07-02 2008-01-30 国誉株式会社 装订脚和文件夹
DE102008064425A1 (de) 2007-12-28 2009-07-02 Plus Stationery Corp. Vorrichtung zum Heften von Aktenordnern
JP2012035610A (ja) * 2010-08-04 2012-02-23 Posuto Shokai:Kk ファイル綴じ具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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