JP2003010232A - エネルギ照射装置 - Google Patents

エネルギ照射装置

Info

Publication number
JP2003010232A
JP2003010232A JP2001198785A JP2001198785A JP2003010232A JP 2003010232 A JP2003010232 A JP 2003010232A JP 2001198785 A JP2001198785 A JP 2001198785A JP 2001198785 A JP2001198785 A JP 2001198785A JP 2003010232 A JP2003010232 A JP 2003010232A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
energy
unit
individual identification
product individual
identification symbol
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2001198785A
Other languages
English (en)
Inventor
Takefumi Uesugi
武文 上杉
Norihiko Haruyama
典彦 晴山
Shigeki Ariura
茂樹 有浦
Shigenobu Iwahashi
茂信 岩橋
Wataru Kano
渉 狩野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Terumo Corp
Olympus Corp
Original Assignee
Terumo Corp
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Terumo Corp, Olympus Optical Co Ltd filed Critical Terumo Corp
Priority to JP2001198785A priority Critical patent/JP2003010232A/ja
Publication of JP2003010232A publication Critical patent/JP2003010232A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Laser Surgery Devices (AREA)
  • Radiation-Therapy Devices (AREA)
  • Thermotherapy And Cooling Therapy Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 エネルギ伝送照射部1ごとの性能のばらつき
を調節することができるエネルギ照射装置を提供する。 【解決手段】 エネルギ照射装置は、表示・入力部6に
おいて、エネルギ伝送照射部1に与えられた製品個体識
別記号が入力され、さらに、エネルギ伝送照射部1から
照射する照射エネルギ値が設定される。制御部241
は、製品個体識別記号からエネルギ伝送照射部1のレー
ザ光の伝送効率を抽出し、この伝送効率に基づいて、エ
ネルギ発生器3に発生させるレーザ光のエネルギ量を演
算する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エネルギ伝送照射
部からエネルギを照射するエネルギ照射装置に関する。
【0002】
【従来の技術】レーザ光、マイクロ波、ラジオ波、超音
波などのエネルギを生体組織に照射し、その病変部位を
加温、変性、壊死、凝固、焼灼あるいは蒸散させて消滅
させることにより、生体組織を治療する治療装置が知ら
れている。この治療装置は、エネルギを発生するための
エネルギ発生器と、発生したエネルギを伝送して生体組
織に導き照射するエネルギ伝送照射部とを含んで構成さ
れることが一般的である。
【0003】エネルギ伝送照射部は、エネルギ発生器よ
りも短寿命であり、1回あるいは数回繰り返して使用し
た後に、廃棄、交換される。
【0004】以上のような治療装置では、たびたび交換
されるエネルギ伝送照射部の個体ごとにエネルギの伝送
効率にばらつきがある。これでは、エネルギ発生器が発
生するエネルギ発生量を一定にした場合でも、組み合わ
せるエネルギ伝送照射部によって生体に照射されるエネ
ルギが異なり、治療のための加温性能が安定しないとい
う問題があった。
【0005】このような問題を解決するものとして、た
とえば、特公昭57−78845号には、治療の度にエ
ネルギ伝送照射部から照射されるエネルギを測定し、エ
ネルギ伝送照射部から所望のエネルギが出力されるよう
に、エネルギ発生器のエネルギ発生量を校正する装置が
開示されている。
【0006】この装置では、術者がエネルギ伝送照射部
から照射されるエネルギを測定する必要があるため、正
確な測定がされない場合がある。また、正確な測定が行
われた場合でも、滅菌されていない測定装置によってエ
ネルギ伝送照射部が汚染されないようにエネルギの測定
を行うことはとても困難であり、汚染防止のためにポー
ト部材を用意する必要があるなど、非常に煩雑な操作を
強いられていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記事情に
鑑みてなされたものであり、煩雑な操作を必要とせず、
エネルギ伝送に関わる部材ごとの性能のばらつきを調節
し、安定した治療効果を得ることができるエネルギ照射
装置の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、下
記の手段によって達成される。
【0009】(1)本発明に係るエネルギ照射装置は、
エネルギを発生するエネルギ発生器と、前記エネルギ発
生器に着脱可能であり、前記エネルギ発生器によって発
生されたエネルギを伝送し照射するエネルギ伝送照射部
と、前記エネルギ伝送照射部に与えられた製品個体識別
記号を取得する取得手段と、前記エネルギ伝送照射部か
ら照射する照射エネルギ値を設定する設定手段と、前記
製品個体識別記号および前記照射エネルギ値に基づい
て、前記エネルギ発生器に発生させるエネルギ発生値を
演算する演算手段と、前記エネルギ発生値に基づいて、
前記エネルギ発生器のエネルギ発生量を調節する調節手
段とを有することを特徴とする。
【0010】(2)前記取得手段によって取得された製
品個体識別記号を蓄積記憶する記憶手段と、前記取得手
段によって新たな製品個体識別記号を取得したときに、
前記記憶手段に記憶されている製品個体識別記号の中か
ら、前記新たな製品個体識別記号を検索する検索手段
と、をさらに有し、前記検索手段による検索の結果、前
記記憶手段に記憶されている製品個体識別記号の中に、
前記新たな製品個体識別記号がある場合、エネルギを照
射しない。
【0011】(3)前記製品個体識別記号は、前記エネ
ルギ伝送照射部のエネルギ伝送効率の情報を含む。
【0012】(4)前記取得手段は、外部から入力され
た前記製品個体識別記号を取得する。
【0013】(5)前記製品個体識別記号は、識別符号
で表され、前記取得手段は、前記識別符号を読み取るこ
とによって、前記製品個体識別記号を取得する。
【0014】(6)前記製品個体識別記号は、前記エネ
ルギ伝送照射部に取り付けられた抵抗体の抵抗値によっ
て表され、前記取得手段は、前記抵抗体の抵抗値を計測
することによって、前記製品個体識別記号を取得する。
【0015】(7)前記エネルギは、レーザ光である。
【0016】(8)前記エネルギ伝送照射部は、前立腺
肥大症治療用器具を含む。
【0017】(9)前記エネルギ伝送照射部は、内視鏡
を更に含む。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態を説明する。
【0019】(第1の実施の形態)図1は、本発明に係
るエネルギ照射装置の構成を示すシステム図である。
【0020】エネルギ照射装置は、エネルギ伝送照射部
1が体内に挿入され、レーザ光を生体組織に向けて照射
することによって、前立腺肥大症や各種の癌などの腫瘍
を治療するためのものである。
【0021】図1に示すように、エネルギ照射装置は、
エネルギ伝送照射部1、制御本体2、レーザ光源装置
(エネルギ発生器)3、直腸プローブ4、フットスイッ
チ5、および表示・入力部6を有している。エネルギ伝
送照射部1、レーザ光源装置3、直腸プローブ4、フッ
トスイッチ5、および表示・入力部6は、それぞれ制御
本体2に接続されている。
【0022】各構成について簡単に説明する。
【0023】エネルギ伝送照射部1は、尿道などの体腔
に挿入され、生体組織に向けてレーザ光を照射する。制
御本体2は、エネルギ伝送照射部1や、直腸プローブ4
に設けられたセンサからの検出信号などを用いて、エネ
ルギ照射装置全体の動作を制御する。特に、制御本体2
は、所望のエネルギ量をエネルギ伝送照射部1から出力
させるように、レーザ光源装置3を制御する。
【0024】レーザ光源装置3は、通信ケーブル39を
介して制御本体2に接続されており、制御本体2から送
信された情報に基づいてレーザ光を発生する。
【0025】直腸プローブ4は、肛門から直腸に挿入さ
れ、前立腺が位置する側の直腸壁の温度を検出し、検出
した温度を制御本体2にセンサ信号リード41を介して
送信する。フットスイッチ5は、術者により踏まれるこ
とによって制御本体2にレーザ光の照射を促す信号を出
力する。
【0026】表示・入力部6は、ユーザに対して所定の
情報を表示するとともに、所定の設定や操作を受け付け
る。表示・入力部6には、タッチパネル方式や、図示し
ないキーボード、マウスなどの入力装置から入力する方
式を採用することができる。
【0027】次に、本発明に係る構成を具体的に説明す
る。
【0028】まず、図1および図2を参照してエネルギ
伝送照射部1について説明する。図2は、エネルギ伝送
照射部1の拡大図である。
【0029】エネルギ伝送照射部1は、尿道挿入部1
1、レーザ伝送部12、尿道信号ケーブル13、給水チ
ューブ14、排水チューブ15とを有する。レーザ伝送
部12、尿道信号ケーブル13、給水チューブ14、お
よび排水チューブ15は、それぞれエネルギ伝送照射部
1から延びている。
【0030】尿道挿入部11は、長尺状に形成されてお
り、尿道に挿入され、レーザ光を生体組織に向けて照射
する。レーザ伝送部12は、光ファイバなどのエネルギ
伝送部材から形成されており、光ファイバコネクタ12
2によりレーザ光源装置3に接続される。そして、レー
ザ伝送部12は、レーザ光源装置3で発生されたレーザ
光を尿道挿入部11に伝送する。
【0031】図2に示すように、レーザ伝送部12を伝
送してきたレーザ光は、尿道挿入部11の先端部121
に導かれ、レーザ光を反射する平滑なレーザ反射面16
に向かって出力され、そして反射される。尿道挿入部1
1は、先端部近傍の側面に窓部111が開口されてお
り、図示しないレーザ透光性のカバー部材により覆われ
ている。レーザ反射面16によって反射されたレーザ光
は、窓部111から側面に向かって出力される。なお、
レーザ反射面16は、先端部121の前方に対向する位
置に配置され、角度を変化させながら、尿道挿入部11
の長手方向に沿って往復運動することによって、生体組
織の一箇所に集中してレーザ光を照射することができ
る。
【0032】尿道信号ケーブル13は、窓部111に設
けられた2つの温度センサ112、113が検出した温
度の情報を、制御本体2に送信する。温度センサ112
は、レーザ光が当たらない位置に配置され、温度センサ
113は、レーザ光が一部当たる位置に配置される。
【0033】給水チューブ14および排水チューブ15
は、制御本体2の冷却ユニット扉29内部に配置され
た、図示しない冷却循環ユニットに接続される。そし
て、冷却循環ユニットが有する冷却媒体は、給水チュー
ブ14を介してエネルギ伝送照射部1に導かれ、排水チ
ューブ15を介して再び冷却循環ユニットに戻される。
エネルギ伝送照射部1に導かれた冷却媒体は、尿道挿入
部11内に形成された循環路を通り、レーザ反射面16
を冷却し、さらに、尿道挿入部11の窓部111を介し
て生体組織を冷却する。
【0034】以上、説明したエネルギ伝送照射部1は、
エネルギ発生器よりも短寿命であり、1回あるいは数回
繰り返して使用した後に、廃棄、交換される。エネルギ
伝送照射部1は、交換される場合、光ファイバコネクタ
122から尿道挿入部11まで、光ファイバを含めて交
換される。したがって、光ファイバによって、さらに、
光ファイバコネクタ122とレーザ光源装置3との接続
によって交換のたびにレーザ光の伝送効率にばらつきが
生じる。
【0035】本発明に係るエネルギ伝送照射部1は、そ
れぞれ、製造段階において、レーザ光の伝送効率が予め
求められ、測定された伝送効率を含んだ製品個体識別記
号が与えられている。製品個体識別記号は、たとえば、
図示しないエネルギ伝送照射部1の包装または、エネル
ギ伝送照射部1の一部に直接付される。
【0036】この製品個体識別記号とは、たとえば、製
品の個体情報と、レーザ光の伝送効率の情報と、チェッ
クサムとをコード化したものである。具体的には、製品
の個体製造番号が「012345」であり、求めたレー
ザ光の伝送効率が75%である場合、製品個体識別記号
は、製品の個体情報として「012345」を上6桁に
含み、レーザ光の伝送効率の情報として次の3桁に「0
75」を含む。さらに、製品個体識別記号は、「012
345」と「075」の各桁を合計したときの1の位の
数をチェックサムとして含む。ここで、0+1+2+3
+4+5+0+7+5=27となるので、チェックサム
は、27の1の位である「7」となる。
【0037】したがって、上記の例では、製品個体識別
記号は、「0123450757」という10桁の数に
なる。製品個体識別記号にチェックサムを含むことによ
って、製品個体識別記号が誤入力されたときでも、チェ
ックサム以外の数の合計の下1桁の数と、チェックサム
とが異なることによって、誤入力を発見することができ
る。
【0038】ここで、レーザ光の伝送効率は、エネルギ
伝送照射部1のレーザ伝送部12が有する光ファイバの
レーザ光透過率だけでなく、光ファイバコネクタ122
における光学接続損失や、レーザ反射面16における反
射率や、尿道挿入部11の窓部111を覆う図示しない
レーザ透光性のカバー部材のレーザ光透過率など、レー
ザ光の減衰の原因となる全ての要素を加味している。
【0039】次に、図3を参照して、制御本体2および
レーザ光源装置3の具体的な構成を説明する。図3は、
制御本体2およびレーザ光源装置3の構成を示すブロッ
ク図である。
【0040】制御本体2は、表示・入力部6と、温度測
定部21と、冷却水調整部22と、メモリ23と、制御
部24とを有する。
【0041】表示・入力部6は、ユーザインタフェース
であり、ユーザによる各種設定入力を可能とする。ユー
ザは、表示・入力部6において、エネルギ伝送照射部1
から出力したいレーザ光のエネルギ値(以下、照射エネ
ルギ値という)を設定し、さらに、上述のエネルギ伝送
照射部1に与えられた製品個体識別記号を入力すること
ができる。
【0042】温度測定部21は、制御本体2の外部にあ
るエネルギ伝送照射部1および直腸プローブ4と接続さ
れており、エネルギ伝送照射部1で検出された尿道の温
度および直腸プローブ4で検出された直腸の温度が入力
される。温度測定部21は、入力された温度を監視し、
制御部24に出力する。したがって、制御部24は、温
度測定部21が監視している生体組織の温度に基づい
て、レーザ光源装置3と冷却水調整部22のいずれか、
または両方を制御し、正常組織まで必要以上に加熱する
ことを防止することができる。
【0043】冷却水調整部22は、給水チューブ14お
よび排水チューブ15によってエネルギ伝送照射部1と
接続されている。冷却水調整部22は、制御部24によ
って制御され、エネルギ伝送照射部1に流す冷却水の流
量や温度を調整する。制御部24は、温度測定部21に
よって監視されている尿道の温度に基づいて、冷却水調
整部22を制御するものとしても良い。
【0044】メモリ23は、所定のプログラムやデータ
を記憶する。メモリ23は、たとえば、レーザ光源装置
3を制御するための制御プログラムや、エネルギ伝送照
射部1で検出された生体組織の温度が異常に加熱されて
いるかどうかを判断するための基準となる所定温度が記
憶される。また、メモリ23は、表示・入力部6で入力
された製品個体識別記号を履歴として蓄積記憶する。
【0045】制御部24は、ユーザによって表示・入力
部6から設定された照射エネルギ値のレーザ光が、エネ
ルギ伝送照射部1で照射されるように、レーザ光源装置
3を制御し、直腸プローブ4に設けられた温度センサ
や、尿道挿入部11に設けられた温度センサ112、1
13の検出結果に基づいて、レーザ光源装置3および冷
却水調整部22を制御する。なお、制御部24は、フッ
トスイッチ5に接続されており、フットスイッチがユー
ザに踏まれている間のみ、レーザ光源装置3を制御す
る。制御部24は、表示・入力部6において入力された
製品個体識別記号の適否を判断する。
【0046】製品個体識別記号が適当であると判断され
た場合、制御部24に含まれるデコード部241は、製
品個体識別記号からエネルギ伝送照射部1のレーザ光の
伝送効率を解読する。制御部24は、解読したレーザ光
の伝送効率の適否を判断し、適当な場合、製品個体識別
記号、および、デコード部241が解読したレーザ光の
伝送効率の情報をメモリ23に記憶させる。
【0047】製品個体識別記号が適当でない場合、また
は、解読したレーザ光の伝送効率が適当でない場合、制
御部24は、エラーであり、再入力が必要である旨を表
示・入力部6に表示させる。
【0048】制御部24は、表示・入力部6で設定され
たレーザ光の照射エネルギ値とともに、メモリ23に記
憶しているレーザ光の伝送効率をレーザ光源装置3に送
信する。
【0049】レーザ光源装置3は、演算部31と、メモ
リ32と、レーザ出力調節部33と、レーザ発振器34
とを有する。
【0050】演算部31は、制御本体2の制御部24か
ら送信されたレーザ光の照射エネルギ値およびエネルギ
伝送照射部1のレーザ光の伝送効率に基づいて、レーザ
出力調節部33に調節させて、レーザ発振器34に発生
させるレーザ光のエネルギ発生値を演算する。
【0051】具体的には、演算部31は、まず、エネル
ギ伝送照射部1のレーザ光の伝送効率を参照して、実際
エネルギ伝送照射部1から出力されるレーザ光のエネル
ギ量がレーザ発振器34で発振されたレーザ光のエネル
ギ量に比べてどれだけ減衰するかを調べる。そして、実
際にエネルギ伝送照射部1から出力されるレーザ光のエ
ネルギ量が表示・入力部6でユーザによって設定された
照射エネルギ値と同一になるように、エネルギ伝送照射
部1における減衰を勘案したレーザ発振器34によるレ
ーザ光のエネルギ発生値を演算する。
【0052】たとえば、表示・入力部6で設定されたレ
ーザ光のエネルギ量がP(W)であり、エネルギ伝送照
射部1のレーザ光の伝送効率がTである場合、P’=P
/Tが演算され、レーザ出力調節部33がレーザ発振器
34にP’(W)のエネルギ量のレーザ光を出力させ
る。
【0053】そして、演算部31は、レーザ出力調節部
33に演算結果であるレーザ光のエネルギ発生値をレー
ザ出力調節部33に出力する。
【0054】メモリ32は、演算部31によって上記の
ような演算を行うための演算プログラムを記憶してい
る。
【0055】レーザ出力調節部33は、演算部31から
出力されたレーザ光のエネルギ発生値に基づいて、レー
ザ発振器34によるレーザ光の出力を調節する。レーザ
発振器34は、レーザ出力調節部33によって調節さ
れ、レーザ伝送部12にレーザ光を出力する。
【0056】以上のように、エネルギ照射装置は、エネ
ルギ伝送照射部1におけるレーザ光の減衰、すなわち、
レーザ光の伝送効率に基づいて、予め増幅させたエネル
ギ発生値を演算し、レーザ発振器34にレーザ光を発振
させる。したがって、発振されたレーザ光は、エネルギ
伝送照射部1の光ファイバコネクタ122、光ファイ
バ、レーザ反射面16、カバー部材を介して減衰し、ち
ょうど、表示・入力部6でユーザに設定されたエネルギ
量で尿道に照射される。
【0057】次に、制御本体2の制御部24による製品
個体識別記号についての処理を具体的に説明する。
【0058】図4は、制御本体2の制御部24の動作を
示すフローチャートである。
【0059】図4の説明では、表示・入力部6において
入力された製品個体識別記号が「012345075
7」であるものとして説明する。
【0060】表示・入力部6に製品個体識別記号が入力
されると、入力された製品個体識別記号がすぐに制御部
24に送られる(ステップS401)。
【0061】まず、制御部24は、製品個体識別記号
「0123450757」の下1桁目の数、すなわちチ
ェックサムである7に注目し、このチェックサムが適当
であるかどうかを判断する(ステップS402)。具体
的には、制御部24は、製品個体識別記号の下1桁(チ
ェックサム)以外の数「012345075」の各桁の
数を合計し、その合計の下1桁とチェックサムとが同一
かどうかを判断する。同一である場合(ステップS40
2:YES)は、ステップS404の処理に進み、同一
でない場合(ステップS402:NO)は、製品個体識
別記号が誤って入力されているので、表示・入力部6に
エラーおよび再入力を促す表示をさせる(ステップS4
03)。
【0062】ここでは、「012345075」の合計
は27であり、27の下1桁は「7」であるので、チェ
ックサムの「7」と等しい。したがって、制御部24
は、入力された製品個体識別記号に誤入力がないことを
確認することができる(ステップS402:YES)。
【0063】次に、制御部24は、過去に表示・入力部
6において入力され、メモリ23に記憶されている製品
個体識別記号の履歴の中に、今回表示・入力部6に入力
された新たな製品個体識別記号「012345075
7」が存在するかどうかを照合する(ステップS40
4)。
【0064】メモリ23に記憶されている履歴の中に新
たな製品個体識別記号「0123450757」が存在
する場合(ステップS404:NO)、同じ製品個体識
別記号の製品、すなわち、同じ製品が過去に使用された
実績があると判断でき、同じ製品の再使用は衛生的でな
いので、制御部24は、表示・入力部6にエラー表示を
させ、新しいエネルギ伝送照射部1の接続を促し、新た
な製品個体識別記号の入力を促す(ステップS40
3)。
【0065】メモリ23に記憶されている履歴の中に製
品個体識別記号「0123450757」が存在しない
場合(ステップS404:YES)、デコード部241
は、製品個体識別記号からエネルギ伝送照射部1のレー
ザ光の伝送効率を解読(抽出)する(ステップS40
5)。ここでは、デコード部241は、製品個体識別記
号の下4桁〜下2桁の数「075」を参照して、エネル
ギ伝送照射部1のレーザ光の伝送効率が75%であるこ
とを解読する。
【0066】次に、制御部24は、デコード部241が
解読したレーザ光の伝送効率が0.6以上0.8以下で
あるかどうかを判断する(ステップS406)。解読し
たレーザ光の伝送効率が0.6以上0.8以下でない場
合(ステップS406:NO)、解読された伝送効率が
製品としてあり得ない数値なので、製品個体識別記号の
入力に誤入力があったと判断し、制御部24は、表示・
入力部6にエラーおよび再入力を促す表示をさせる(ス
テップS403)。
【0067】一方、解読したレーザ光の伝送効率が0.
6以上0.8以下である場合(ステップS406:YE
S)、入力された製品個体識別記号に誤りがないと判断
できるので、制御部24は、この製品個体識別記号と、
解読された伝送効率とをメモリ23に保存させる(ステ
ップS407)。ここで、保存された製品個体識別記号
は、次回以降の履歴照合に使用される。
【0068】以上のように、本発明に係るエネルギ照射
装置は、エネルギ伝送照射部1の個体差を問わず、簡単
な入力操作のみで、常にユーザによって設定された照射
エネルギ値のレーザ光を生体組織に照射することができ
るので、治療効果を安定させることができる。
【0069】また、本発明に係るエネルギ照射装置は、
過去に入力された製品個体識別記号の履歴を照合し、過
去に同一のエネルギ伝送照射部1が使用されている場合
にはレーザ光を照射しないので、使い捨て製品であるエ
ネルギ伝送照射部1が再使用されることを防止すること
ができる。
【0070】さらに、本発明に係るエネルギ照射装置
は、レーザ光源装置3が演算部31を有するので、レー
ザ光源装置3のみを使用する場合においても、発振する
レーザ光のエネルギ量を調節することが可能になる。
【0071】なお、上記説明では、製品個体識別記号
は、表示・入力部6において手入力によって入力されて
いたが、これに代えて、スキャナとキャラクタリーダに
よって数字を自動的に読み取るようにしてもよい。
【0072】また、製品個体識別記号は、上記の説明で
は10桁の数で表されていたが、これに限られない。た
とえば、製品個体識別記号は、バーコード、2次元バー
コードなどの識別符号で表されてもよい。この場合、表
示・入力部6には、バーコードリーダなどの識別符号読
取器が設けられ、このバーコードリーダにより識別符号
が読み取られて、製品個体識別記号を取得することがで
きる。バーコードリーダを使用することによって、手入
力による入力間違いを防止することができる。
【0073】(第2の実施の形態)第2の実施の形態
は、レーザ光源装置3ではなく、制御本体2に、レーザ
光源装置3に出力させるレーザ光のエネルギ量を演算す
る演算部が設けられている点で第1の実施の形態と異な
る。したがって、第2の実施の形態は、基本的な構成が
ほとんど第1の実施の形態と同じなので、同じ構成要素
には図3と同じ参照番号を付して、その説明を省略す
る。以下では、制御本体2の制御部25について説明す
る。
【0074】図5は、第2の実施の形態における制御本
体2およびレーザ光源装置3の構成を示すブロック図で
ある。
【0075】制御本体2は、制御部25を有する。そし
て、制御部25には、デコード部251と、演算部25
2とが含まれる。
【0076】ユーザによって表示・入力部6から、エネ
ルギ伝送照射部1の製品個体識別記号が入力されると、
制御部25は、製品個体識別記号のチェックサムに基づ
いて、製品個体識別記号の入力が正しいかを判断する。
入力を正しいと判断したら、制御部25は、入力された
製品個体識別記号を、メモリ23に保存されている製品
個体識別記号の履歴と照合する。
【0077】同じ製品個体識別記号が履歴に存在しない
場合、制御部25のデコード部251は、製品個体識別
記号を解読して、エネルギ伝送照射部1のレーザ光の伝
送効率を抽出する。
【0078】さらに、制御部25は、抽出したレーザ光
の伝送効率が所定の範囲内かどうかを判断し、所定の範
囲内の場合に、製品個体識別記号とレーザ光の伝送効率
をメモリ23に保存させる。また、演算部252は、製
品個体識別記号とともに、表示・入力部6で設定された
レーザ光の照射エネルギ値を演算部252に入力する。
【0079】演算部252は、入力されたレーザ光の伝
送効率およびレーザ光の照射エネルギ値に基づいて、レ
ーザ光源装置3に発生させるレーザ光のエネルギ発生値
を演算する。ここでの演算は、第1の実施の形態と同様
である。
【0080】制御部25は、演算部252で演算された
エネルギ発生値を、レーザ光源装置3のレーザ出力調節
部33に送信する。
【0081】図5に示すように、制御本体2とレーザ光
源装置3とは別体とされ、それぞれ異なる外枠を構成す
る筐体を備えている。さらに、制御本体2の制御部25
に演算部252が設けられているので、レーザ光源装置
3は、専用ではなく汎用として使用することができる。
したがって、信号仕様が同一の範囲内であれば、異なる
レーザ光源装置を適宜、制御本体2に組み合わせて使用
することができる。
【0082】たとえば、レーザ光の定格出力値の異なる
複数のレーザ光源装置を用意しておいて、これらを適宜
交換しながら使用することができる。こうすることによ
って、加熱治療装置全体としてのシステム性が向上し、
さらに、レーザ光源装置3を容易に交換することができ
るので、メンテナンス性が向上する。
【0083】(第3の実施の形態)第1および第2の実
施の形態では、表示・入力部6で製品個体識別記号を入
力して、この製品個体識別記号からエネルギ伝送照射部
1のレーザ光の伝送効率を抽出していた。しかし、第3
の実施の形態では、エネルギ伝送照射部60に抵抗体が
設けられており、この抵抗体の抵抗値からレーザ光の伝
送効率が抽出される。
【0084】第3の実施の形態は、基本的な構成がほと
んど第1および第2の実施の形態と同じなので、同じ構
成要素には図3と同じ参照番号を付して、その説明を省
略する。以下では、エネルギ伝送照射部60について説
明する。
【0085】図6は、第3の実施の形態におけるエネル
ギ伝送照射部60の拡大図である。
【0086】第3の実施の形態におけるエネルギ伝送照
射部60は、内部に抵抗体61を有する。この抵抗体6
1は、製造段階において予め測定されたエネルギ伝送照
射部60のレーザ光の伝導効率に対応する抵抗値を有す
る。たとえば、エネルギ伝送照射部60のレーザ光の伝
導効率が80%である場合、このエネルギ伝送照射部6
0に組み込まれる抵抗体61の抵抗値は80kΩといっ
た具合に、組み込まれる抵抗体61の抵抗値が決定され
る。
【0087】抵抗体61には、リード線が接続され、尿
道信号ケーブル13内を通って制御本体2に接続され
る。
【0088】ここで、制御本体2は、リード線を介して
抵抗体61の抵抗値を自動的に検出し、レーザ光源装置
3に接続されたエネルギ伝送照射部60のレーザ光の伝
送効率を判定する。
【0089】以上のように、第3の実施の形態では、製
品個体識別記号を表示・入力部6に入力する手間が省
け、さらに、入力ミスも防止することができる。
【0090】第1〜第3の実施の形態では、エネルギ伝
送照射部1および60が、前立腺肥大症の治療に用いら
れる尿道挿入部11を含む場合で説明したがこれに限ら
れない。エネルギ伝送照射部1または60は、体腔内
や、血管に挿入されて体腔内や血管に対してエネルギを
照射する各種治療器具であってもよい。また、エネルギ
伝送照射部1または60の内部に内視鏡を挿入する構成
とすることで、対象部の様子を観察できるようにしても
よい。
【0091】また、第1〜第3の実施の形態では、エネ
ルギ伝送照射部1または60を1回の使用のみで交換し
ていたが、これに限られない。エネルギ伝送照射部1ま
たは60のうち実際に体内に挿入されるのは尿道挿入部
11なので、このハウジングのみを交換するようにして
もよい。ハウジングのみを交換する場合、ハウジングに
与えられた製品個体識別記号を制御本体2に入力するこ
とによって、上述したように、ハウジングの再利用も検
出し、再利用を防止することができる。ハウジングのみ
交換するようにすれば、衛生水準を保ったまま、コスト
の低下を図ることができる。
【0092】
【発明の効果】請求項1に記載の発明においては、取得
された製品個体識別記号、および設定された照射エネル
ギ値に基づいて、エネルギ発生器に発生させるエネルギ
発生値を演算し、エネルギ発生器のエネルギ発生量を調
節するので、エネルギ伝送照射部においてエネルギの減
衰が生じても、設定された照射エネルギ値で生体組織に
エネルギを照射することができる。
【0093】請求項2に記載の発明においては、記憶手
段に記憶されている製品個体識別記号の中に、取得手段
によって取得された新たな製品個体識別記号が存在する
かを検索し、存在する場合にはエネルギを照射しないの
で、一度使用されたエネルギ伝送照射部が再び利用され
ることを防止することができる。
【0094】請求項3に記載の発明においては、製品個
体識別記号がエネルギ伝送効率の情報を含むので、エネ
ルギ伝送効率に基づいてエネルギ発生値を演算すること
ができる。
【0095】請求項4に記載の発明においては、製品個
体識別記号が外部から入力することができる。
【0096】請求項5に記載の発明においては、製品個
体識別記号が識別符号で表され、識別符号を読み取るこ
とによって製品個体識別記号を取得できるので、誤った
製品個体識別記号を取得することがなくなり、さらに、
製品個体識別記号の取得が容易になる。
【0097】請求項6に記載の発明においては、製品個
体識別記号は、エネルギ伝送照射部に取り付けられた抵
抗体の抵抗値によって表され、抵抗体の抵抗値を計測す
ることによって製品個体識別記号を取得できるので、誤
った製品個体識別記号を取得することがなくなり、さら
に、製品個体識別記号の取得が容易になる。
【0098】請求項7に記載の発明においては、レーザ
光を生体組織に照射することができる。
【0099】請求項8に記載の発明においては、エネル
ギ照射装置を用いて、前立腺肥大症を治療することがで
きる。
【0100】請求項9に記載の発明においては、エネル
ギ照射装置を用いて、体腔内の様子を観察することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るエネルギ照射装置の構成を示す
システム図である。
【図2】 エネルギ伝送照射部の拡大図である。
【図3】 制御本体およびレーザ光源装置の構成を示す
ブロック図である。
【図4】 制御本体2の制御部24の動作を示すフロー
チャートである。
【図5】 第2の実施の形態における制御本体およびレ
ーザ光源装置の構成を示すブロック図である。
【図6】 第3の実施の形態におけるエネルギ伝送照射
部の拡大図である。
【符号の説明】 1…エネルギ伝送照射部、 2…制御本体、 3…レーザ光源装置、 4…直腸プローブ、 5…フットスイッチ、 6…表示・入力部、 11…尿道挿入部、 12…レーザ伝送部、 13…尿道信号ケーブル、 14…給水チューブ、 15…排水チューブ、 16…レーザ反射面、 21…温度測定部、 22…冷却水調整部、 23…メモリ、 24、25…制御部、 31…演算部、 32…メモリ、 33…レーザ出力調節部、 34…レーザ発振器、 60…エネルギ伝送照射部(第3の実施の形態におけ
る)、 61…抵抗体、 122…光ファイバコネクタ、 241、251…デコード部、 252…演算部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 晴山 典彦 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 有浦 茂樹 神奈川県足柄上郡中井町井ノ口1500番地 テルモ株式会社内 (72)発明者 岩橋 茂信 神奈川県足柄上郡中井町井ノ口1500番地 テルモ株式会社内 (72)発明者 狩野 渉 神奈川県足柄上郡中井町井ノ口1500番地 テルモ株式会社内 Fターム(参考) 4C026 AA03 BB01 BB06 DD06 FF22 FF51 GG07 HH02 HH13 HH24 4C082 RA03 RA05 RC01 RC06 RE22 RE51 RJ03 RJ07 RL02 RL13 RL24 4C099 AA01 CA17 CA18 EA08 GA30 JA01 JA13 JA20 PA01

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エネルギを発生するエネルギ発生器と、 前記エネルギ発生器に着脱可能であり、前記エネルギ発
    生器によって発生されたエネルギを伝送し照射するエネ
    ルギ伝送照射部と、 前記エネルギ伝送照射部に与えられた製品個体識別記号
    を取得する取得手段と、 前記エネルギ伝送照射部から照射する照射エネルギ値を
    設定する設定手段と、 前記製品個体識別記号および前記照射エネルギ値に基づ
    いて、前記エネルギ発生器に発生させるエネルギ発生値
    を演算する演算手段と、 前記エネルギ発生値に基づいて、前記エネルギ発生器の
    エネルギ発生量を調節する調節手段と、 を有することを特徴とするエネルギ照射装置。
  2. 【請求項2】 前記取得手段によって取得された製品個
    体識別記号を蓄積記憶する記憶手段と、 前記取得手段によって新たな製品個体識別記号を取得し
    たときに、前記記憶手段に記憶されている製品個体識別
    記号の中から、前記新たな製品個体識別記号を検索する
    検索手段と、 をさらに有し、 前記検索手段による検索の結果、前記記憶手段に記憶さ
    れている製品個体識別記号の中に、前記新たな製品個体
    識別記号がある場合、エネルギを照射しないことを特徴
    とする請求項1に記載にエネルギ照射装置。
  3. 【請求項3】 前記製品個体識別記号は、前記エネルギ
    伝送照射部のエネルギ伝送効率の情報を含むことを特徴
    とする請求項1または請求項2に記載のエネルギ照射装
    置。
  4. 【請求項4】 前記取得手段は、外部から入力された前
    記製品個体識別記号を取得することを特徴とする請求項
    1〜請求項3のいずれか一項に記載のエネルギ照射装
    置。
  5. 【請求項5】 前記製品個体識別記号は、識別符号で表
    され、 前記取得手段は、前記識別符号を読み取ることによっ
    て、前記製品個体識別記号を取得することを特徴とする
    請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載のエネルギ照
    射装置。
  6. 【請求項6】 前記製品個体識別記号は、前記エネルギ
    伝送照射部に取り付けられた抵抗体の抵抗値によって表
    され、 前記取得手段は、前記抵抗体の抵抗値を計測することに
    よって、前記製品個体識別記号を取得することを特徴と
    する請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載のエネル
    ギ照射装置。
  7. 【請求項7】 前記エネルギは、レーザ光であることを
    特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載の
    エネルギ照射装置。
  8. 【請求項8】 前記エネルギ伝送照射部は、前立腺肥大
    症治療用器具を含むことを特徴とする請求項1〜請求項
    7のいずれか一項に記載のエネルギ照射装置。
  9. 【請求項9】 前記エネルギ伝送照射部は、内視鏡を更
    に含むことを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれか
    一項に記載のエネルギ照射装置。
JP2001198785A 2001-06-29 2001-06-29 エネルギ照射装置 Withdrawn JP2003010232A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001198785A JP2003010232A (ja) 2001-06-29 2001-06-29 エネルギ照射装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001198785A JP2003010232A (ja) 2001-06-29 2001-06-29 エネルギ照射装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003010232A true JP2003010232A (ja) 2003-01-14

Family

ID=19036169

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001198785A Withdrawn JP2003010232A (ja) 2001-06-29 2001-06-29 エネルギ照射装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003010232A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005105212A1 (ja) * 2004-04-30 2005-11-10 Olympus Corporation エネルギ照射装置及びエネルギ照射方法
JP2006158744A (ja) * 2004-12-08 2006-06-22 Univ Of Tokyo 放射線照射用コンペンセータおよびコンペンセータ配列照合装置
US9931519B2 (en) 2011-10-19 2018-04-03 Sony Corporation Medical apparatus, therapy apparatus, method of estimating optical probe, and calibration method
JP2018050970A (ja) * 2016-09-29 2018-04-05 合同会社プレアデステクノロジーズ 生体適用光照射デバイスの使用履歴検知方法および生体適用光照射装置
JP2018068673A (ja) * 2016-10-29 2018-05-10 国立大学法人 岡山大学 加熱治療器

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005105212A1 (ja) * 2004-04-30 2005-11-10 Olympus Corporation エネルギ照射装置及びエネルギ照射方法
JP4800934B2 (ja) * 2004-04-30 2011-10-26 オリンパス株式会社 エネルギ照射装置
JP2006158744A (ja) * 2004-12-08 2006-06-22 Univ Of Tokyo 放射線照射用コンペンセータおよびコンペンセータ配列照合装置
US9931519B2 (en) 2011-10-19 2018-04-03 Sony Corporation Medical apparatus, therapy apparatus, method of estimating optical probe, and calibration method
JP2018050970A (ja) * 2016-09-29 2018-04-05 合同会社プレアデステクノロジーズ 生体適用光照射デバイスの使用履歴検知方法および生体適用光照射装置
JP2018068673A (ja) * 2016-10-29 2018-05-10 国立大学法人 岡山大学 加熱治療器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6764485B2 (en) Thermal treatment apparatus
EP1075853B1 (en) Thermal therapy apparatus
US6605082B2 (en) Thermal treatment apparatus
CN106061556B (zh) 用于执行治疗流程的***
US20050113815A1 (en) Medical treatment system with energy delivery device for limiting reuse
JP4633050B2 (ja) 出力規制された医療用皮膚下照射治療装置
US20050222556A1 (en) Apparatus and method for hyperthermia treatment
CN103209641B (zh) 生物体光测量装置及其工作方法
CN102341038A (zh) Mri兼容医疗装置温度监控***和方法
JP6568539B2 (ja) 対象の中の標的部位に放射線を照射するためのシステム
CN113208723A (zh) 用于接触质量的评估的***和方法
WO2008137300A1 (en) Post-ablation verification of lesion size
US5251004A (en) Integrating sphere power meter
RU2689179C2 (ru) Медицинский инструмент для высокодозной брахитерапии
US20050113890A1 (en) Energy delivery device with self-heat calibration
JPH10243920A (ja) 蛍光観察内視鏡装置
US7671327B2 (en) Self calibrating irradiation system
JP4216414B2 (ja) 加熱治療装置
JP2003010232A (ja) エネルギ照射装置
US11633232B2 (en) Device for interstitial laser therapy
US6468267B1 (en) Thermal therapy apparatus
JP4336065B2 (ja) レーザ治療装置
JPH01250271A (ja) 医用レーザ照射装置
US20070179572A1 (en) Energy irradiation device and method, control device and control method
CN114288017A (zh) 一种治疗光纤和包含该治疗光纤的激光热疗***

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20080902