JP2003009669A - 花 器 - Google Patents

花 器

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JP2003009669A
JP2003009669A JP2001196319A JP2001196319A JP2003009669A JP 2003009669 A JP2003009669 A JP 2003009669A JP 2001196319 A JP2001196319 A JP 2001196319A JP 2001196319 A JP2001196319 A JP 2001196319A JP 2003009669 A JP2003009669 A JP 2003009669A
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vase
container
flower
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vessel body
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Keiji Sekiguchi
啓司 関口
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  • Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】植物を鑑賞するための器としての共通性のある
花瓶、水盤及び植木鉢を斬新な発想から一つのまとまっ
た形態に工夫し、多様な生け花及び植木を行なうことが
可能な花器を提供する。 【解決手段】排水可能な水抜手段8を備える底部となる
仕切壁1を挟んで、上向の収容空部2を備える第1器体
3と、下向の収容空部4を備える第2器体5とを、それ
ぞれ上下逆向きに設け、前記第1器体3と第2器体5と
が相違する形態を有している花器。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、花を生ける花瓶や
水盤は勿論植木鉢としても使用できる花器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、生け花を生ける花瓶や水盤と、土
壌を入れて草木を植える植木鉢と、は対象となる植物の
態様及び用法も異なり、両者は別異の商品として取扱わ
れている。
【0003】ところで、近年、室内において鑑賞する生
け花や植木に対する嗜好が多様化し、それに伴なって生
け花を生ける花瓶や水盤さらには草木を植える植木鉢に
ついても従来のものとは異なる変化を求めるようになっ
てきた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、前記
事情に基づいてなされたものであり、植物を鑑賞するた
めの器としての共通性のある花瓶、水盤及び植木鉢を斬
新な発想から一つのまとまった形態に工夫し、多様な生
け花及び植木を行なうことが可能な花器を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のうち請求項1記載の発明は、排水可能な水
抜手段を備える底部となる仕切壁を挟んで、上向の収容
空部を備える第1器体と、下向の収容空部を備える第2
器体とを、それぞれ上下逆向きに設け、前記第1器体と
第2器体とが相違する形態を有している花器である。
【0006】このように構成すれば、第1器体を花瓶、
水盤又は植木鉢として使用すると共に第2器体を第1器
体の飾台として利用でき、さらに上下を逆にすれば、第
2器体を花瓶、水盤又は植木鉢としての使用が可能にな
ると共に第1器体を第2器体の飾台として利用でき、し
かも第1器体と第2器体の形態が異なっているので、印
象の異なる二様の使い方を一つの花器で行うことができ
る。
【0007】水抜手段は底部となる仕切壁に備えてもよ
いが、請求項2記載の発明のように、底部の近傍位置に
備えてあってもよい。
【0008】仕切壁は第1器体及び第2器体と一体成形
してもよいが、請求項3記載の発明のように、第1器体
と第2器体とを分離可能に連結してもよい。連結手段と
しては、例えばねじによる螺合でもよいし、凹凸による
嵌め込みでもよい。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
【0010】図1は第1実施形態を示すもので、中央が
くびれた円筒状内のくびれ部分の中ほどを上下に仕切る
ように構成し、この上下に仕切りを底部1として上側に
水及び剣山19並びに生け花を収容する収容空部2を備
える第1器体3とし、下側の下向き収容空部4を備える
第2器体5が飾台としての役割を果たし、両者を一体に
成形してある。この第1実施形態の第1器体は上方に向
かって大きく末広がり状に上端が開口している水盤型の
ものであり、前記底部1の中央部分には、段差状に低く
してあると共に、水抜孔6と、該水抜孔6に漏水不能に
且つ嵌脱可能に嵌まり込む栓体7と、から成る水抜手段
8を備えている。
【0011】上述した第1実施形態の花器は、上下を逆
にひっくり返すことによっても花器として使用できると
ころに最大の特徴を有している。すなわち、第2器体5
を上向きにすれば、第1器体3よりも上端の開口が広く
ない末広がり状の第2器体5の形状が植木鉢型となって
おり、この収容空部4に土壌及び植木を収容すれば、第
2器体5は正に植木鉢として利用することが可能とな
る。この際には、下側に位置することになった第1器体
3は飾台としての役割を果す。植木鉢として第2器体5
を利用する場合には、栓体7を取り外し水抜孔6から過
剰水の排水ができるようにしておく。
【0012】図2、図3及び図4は第2実施形態を示す
もので、第1実施形態と相違するところは、第1器体3
と第2器体5とを別体構成にし、両者を分離可能に連結
している点である。すなわち、図2に示す形態例は第1
器体3には外周面にねじ20を形成してある糸底21を
備え、一方、第2器体5には前記ねじ20に螺合するね
じ22を内周面に形成してある環状底受部23を備える
ことによって、第1器体3と第2器体5をねじ20,2
2を介して、着脱可能に結合してある。また、図3に示
す形態例は、糸底21と環状底受部23にはねじを形成
せず、環状底受部23に糸底21を嵌め込んで第1器体
3と第2器体5を連結してある。さらに、図4に示す形
態例は、第1器体3と第2器体5にそれぞれ底部1aと
1bとを備えるようにし、第1器体3の底部1aと第2
器体5の底部1bとにそれぞれ糸底状の環状突起9,1
0を設け、環状突起9,10の相互の径を違わして嵌め
合わして連結してある。そして水抜孔6と栓体7から成
る水抜手段8は第1器体3の底部1aの中央に設け、さ
らに第2器体5の底部1bの中央に水抜孔6が設けてあ
る。
【0013】以上の各第2実施形態の花器においても、
上下を逆にひっくり返すことによって第2器体5を花器
として使用できることは第1実施形態と同様である。
【0014】図5は第3実施形態を示すもので、第1実
施形態及び第2実施形態と相違するところは、水抜孔6
と栓体7とから成る水抜手段8の設置位置を、第1及び
第2の各器体の底部1,1a,1bの各近傍の側周壁に設
けてある点であり、水抜手段8の個数は複数であっても
よい。
【0015】図6(イ)(ロ)は第1実施形態の他の使
用例の一例をを示すもので、まず図6(イ)は第1器体
の収容空部2内に、生け花が広がらずまとまった形に生
けるための筒状の補助具11を設置したものである。該
補助具11には周面に透水孔12が設けてあり、補助具
11の上周縁には収容空部2の内壁まで延在する係止片
13を備えている。図6(ロ)は上下を逆にひっくり返
して第2器体の収容空部4内に前記補助具11を設置し
たものを示している。
【0016】図7は第1実施形態における第1器体3の
収容空部2内に球状の形態をした花瓶部14を着脱可能
に取り付け、該花瓶部14には、生け花が広がらずまと
まった形に生けるための透水孔12付きの補助具11
を、花瓶部14の口部から立てた状態で内部に収容され
ている。花瓶部14の第1器体3への取付けは、第1器
体3の底部1に水抜孔6を兼ねる嵌合孔15に花瓶部1
4の下端に垂設した環状片16を嵌め込み、残余の水抜
孔6に栓体7を嵌合したものである。この図7で示す花
器では、例えば第1器体の収容空部2と花瓶部14との
間のスペースに土壌17を入れて小さな草花18を植え
ておき、花瓶部14に花を生ければ、看者に斬新で豪華
な印象を与えることができる。
【0017】図6(イ)(ロ)で示す使用例は第2実施
形態及び第3実施形態においても適用できることは勿
論、図7で示す構造例は第2実施形態で適用可能であ
る。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、上下を逆にひっくり返
すことに形態の違った二様の花器としての使用が可能と
なって、一つの花器を花瓶、水盤さらには植木鉢という
ように幅広く利用できる。しかも、花器本体として使用
する部分がひっくり返して飾台となるので、花器全体が
斬新な印象を与えると共に格調の高い豪華な雰囲気を醸
し出す。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す断面図である。
【図2】本発明の第2実施形態の一例を示す断面図であ
る。
【図3】本発明の第2実施形態の他の例を示す断面図で
ある。
【図4】本発明の第2実施形態のさらなる他の例を示す
断面図である。
【図5】本発明の第3実施形態を示す断面図である。
【図6】(イ)(ロ)第1実施形態の使用例を示す断面
図である。
【図7】第1実施形態の変形例を示す断面図である。
【符号の説明】
1,1a,1b 底部(仕切壁) 2 第1器体の収容空部 3 第1器体 4 第2器体の収容空部 5 第2器体 8 水抜手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A01G 9/00 A01G 9/00 B A47G 7/06 A47G 7/06 A E

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排水可能な水抜手段(8)を備える底部
    となる仕切壁(1)を挟んで、上向きの収容空部(2)
    を備える第1器体(3)と、下向きの収容空部(4)を
    備える第2器体(5)とを、それぞれ上下逆向きに設
    け、前記第1器体(3)と第2器体(5)とが相違する
    形態を有している花器。
  2. 【請求項2】 底部となる仕切壁(1)を挟んで、上向
    きの収容空部(2)を備える第1器体(3)と、下向き
    の収容空部(4)を備える第2器体(5)とを、それぞ
    れ上下逆向きに設け、第1器体(3)及び第2器体
    (5)における仕切壁(1)の底部となる近傍位置に排
    水可能な水抜手段(8)を備え、前記第1器体(3)と
    第2器体(5)とが相違する形態を有している花器。
  3. 【請求項3】第1器体(3)と第2器体(5)とを分離
    可能に連結している請求項1又は2記載の花器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101548155B1 (ko) 2013-05-23 2015-08-28 (주)오믹시스 기능성 화분
GB2588669A (en) * 2019-11-01 2021-05-05 Daniels Ellen All seasons plant tray

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