JP2003008414A - クロックエッジ検出回路 - Google Patents
クロックエッジ検出回路Info
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- H03K5/26—Circuits having more than one input and one output for comparing pulses or pulse trains with each other according to input signal characteristics, e.g. slope, integral the characteristic being duration, interval, position, frequency, or sequence
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 2つのクロック信号のエッジが所定の時間範
囲内で一致しているか否かを安定して検出することので
きるクロックエッジ検出回路を提供する。 【解決手段】 第1のクロック信号を遅延させて第1の
遅延クロック信号を出力する第1の遅延手段11と、第
2のクロック信号を遅延させて第2の遅延クロック信号
を出力する第2の遅延手段21と、第2のクロック信号
のエッジにおける第1の遅延クロック信号のレベルを保
持する第1の保持手段12と、第2の遅延クロック信号
のエッジにおける第1のクロック信号のレベルを保持す
る第2の保持手段22と、第1及び第2の保持手段の出
力信号に基づいて、第1のクロック信号のエッジと第2
のクロック信号のエッジとが所定の時間範囲内にあるか
否かを表す検出信号を出力する論理手段13とを具備す
る。
囲内で一致しているか否かを安定して検出することので
きるクロックエッジ検出回路を提供する。 【解決手段】 第1のクロック信号を遅延させて第1の
遅延クロック信号を出力する第1の遅延手段11と、第
2のクロック信号を遅延させて第2の遅延クロック信号
を出力する第2の遅延手段21と、第2のクロック信号
のエッジにおける第1の遅延クロック信号のレベルを保
持する第1の保持手段12と、第2の遅延クロック信号
のエッジにおける第1のクロック信号のレベルを保持す
る第2の保持手段22と、第1及び第2の保持手段の出
力信号に基づいて、第1のクロック信号のエッジと第2
のクロック信号のエッジとが所定の時間範囲内にあるか
否かを表す検出信号を出力する論理手段13とを具備す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、2つのクロック信
号のエッジが一致しているか否かを検出するためのクロ
ックエッジ検出回路に関する。
号のエッジが一致しているか否かを検出するためのクロ
ックエッジ検出回路に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、クロックエッジ検出回路は、入
力信号に位相が同期した出力信号を発生するPLL(フ
ェーズ・ロックド・ループ)回路等の動作テストを行う
ために、半導体集積回路に内蔵される回路である。
力信号に位相が同期した出力信号を発生するPLL(フ
ェーズ・ロックド・ループ)回路等の動作テストを行う
ために、半導体集積回路に内蔵される回路である。
【0003】図5に、従来のクロックエッジ検出回路の
構成例を示す。このクロックエッジ検出回路は、PLL
回路の入力信号となる基準クロック信号Rのエッジと、
PLL回路の出力信号である比較クロック信号Fのエッ
ジとが一致しているか否かを検出するものである。EO
R(エクスクルーシブOR)回路1の一方の入力端子に
は基準クロック信号Rが入力され、他方の入力端子には
比較クロック信号Fが入力される。
構成例を示す。このクロックエッジ検出回路は、PLL
回路の入力信号となる基準クロック信号Rのエッジと、
PLL回路の出力信号である比較クロック信号Fのエッ
ジとが一致しているか否かを検出するものである。EO
R(エクスクルーシブOR)回路1の一方の入力端子に
は基準クロック信号Rが入力され、他方の入力端子には
比較クロック信号Fが入力される。
【0004】基準クロック信号Rのエッジと比較クロッ
ク信号Fのエッジとの間に時間差が存在すると、EOR
回路1は、その時間差に相当する幅のパルスを出力す
る。EOR回路1の出力信号は、フリップフロップ2の
クロック入力Cに供給される。フリップフロップ2にお
いて、データ入力Dがハイレベルとされているので、E
OR回路1がパルスを出力すると、出力Qはハイレベル
となる。フリップフロップ2をリセットしながらこの動
作を繰り返し、フリップフロップ2の出力Qがハイレベ
ルにならなくなれば、基準クロック信号Rのエッジと比
較クロック信号Fのエッジとが一致していると言える。
ク信号Fのエッジとの間に時間差が存在すると、EOR
回路1は、その時間差に相当する幅のパルスを出力す
る。EOR回路1の出力信号は、フリップフロップ2の
クロック入力Cに供給される。フリップフロップ2にお
いて、データ入力Dがハイレベルとされているので、E
OR回路1がパルスを出力すると、出力Qはハイレベル
となる。フリップフロップ2をリセットしながらこの動
作を繰り返し、フリップフロップ2の出力Qがハイレベ
ルにならなくなれば、基準クロック信号Rのエッジと比
較クロック信号Fのエッジとが一致していると言える。
【0005】しかしながら、従来のクロックエッジ検出
回路においては、基準クロック信号Rのエッジと比較ク
ロック信号Fのエッジとが近付いている場合には、非常
に狭い幅のパルスを処理しなければならず、ノイズや回
路素子のバラツキや温度変化等によって動作が不安定と
なり易い。
回路においては、基準クロック信号Rのエッジと比較ク
ロック信号Fのエッジとが近付いている場合には、非常
に狭い幅のパルスを処理しなければならず、ノイズや回
路素子のバラツキや温度変化等によって動作が不安定と
なり易い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで、上記の点に鑑
み、本発明は、2つのクロック信号のエッジが所定の時
間範囲内で一致しているか否かを安定して検出すること
のできるクロックエッジ検出回路を提供することを目的
とする。
み、本発明は、2つのクロック信号のエッジが所定の時
間範囲内で一致しているか否かを安定して検出すること
のできるクロックエッジ検出回路を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
め、本発明に係るクロックエッジ検出回路は、第1のク
ロック信号を遅延させて第1の遅延クロック信号を出力
する第1の遅延手段と、第2のクロック信号を遅延させ
て第2の遅延クロック信号を出力する第2の遅延手段
と、第2のクロック信号のエッジにおける第1の遅延ク
ロック信号のレベルを保持する第1の保持手段と、第2
の遅延クロック信号のエッジにおける第1のクロック信
号のレベルを保持する第2の保持手段と、第1及び第2
の保持手段の出力信号に基づいて、第1のクロック信号
のエッジと第2のクロック信号のエッジとが所定の時間
範囲内にあるか否かを表す検出信号を出力する論理手段
とを具備する。
め、本発明に係るクロックエッジ検出回路は、第1のク
ロック信号を遅延させて第1の遅延クロック信号を出力
する第1の遅延手段と、第2のクロック信号を遅延させ
て第2の遅延クロック信号を出力する第2の遅延手段
と、第2のクロック信号のエッジにおける第1の遅延ク
ロック信号のレベルを保持する第1の保持手段と、第2
の遅延クロック信号のエッジにおける第1のクロック信
号のレベルを保持する第2の保持手段と、第1及び第2
の保持手段の出力信号に基づいて、第1のクロック信号
のエッジと第2のクロック信号のエッジとが所定の時間
範囲内にあるか否かを表す検出信号を出力する論理手段
とを具備する。
【0008】ここで、第1及び第2の遅延手段の各々
が、バッファ回路を含むようにしても良い。あるいは、
第1及び第2の遅延手段の各々が、可変遅延回路を含む
ようにしても良い。また、第1及び第2の保持手段の各
々が、フリップフロップを含むようにしても良い。さら
に、論理手段が、第1の保持手段の出力信号の反転論理
値と第2の保持手段の出力信号との論理積をとるように
しても良い。
が、バッファ回路を含むようにしても良い。あるいは、
第1及び第2の遅延手段の各々が、可変遅延回路を含む
ようにしても良い。また、第1及び第2の保持手段の各
々が、フリップフロップを含むようにしても良い。さら
に、論理手段が、第1の保持手段の出力信号の反転論理
値と第2の保持手段の出力信号との論理積をとるように
しても良い。
【0009】以上の様に構成した本発明に係るクロック
エッジ検出回路によれば、第1及び第2のクロック信号
と、それらのクロック信号に所定の遅延を与えたクロッ
ク信号とを用いてエッジの位置を検出するので、第1の
クロック信号のエッジと第2のクロック信号のエッジと
が所定の時間範囲内にあるか否かを安定して検出するこ
とができる。
エッジ検出回路によれば、第1及び第2のクロック信号
と、それらのクロック信号に所定の遅延を与えたクロッ
ク信号とを用いてエッジの位置を検出するので、第1の
クロック信号のエッジと第2のクロック信号のエッジと
が所定の時間範囲内にあるか否かを安定して検出するこ
とができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて、本発明の
実施の形態について説明する。なお、同一の構成要素に
は同一の参照番号を付して、説明を省略する。図1は、
本発明の第1の実施形態に係るクロックエッジ検出回路
の構成を示す回路図である。このクロックエッジ検出回
路は、例えば、PLL回路の入力信号となる基準クロッ
ク信号Rの立ち上がりエッジと、PLL回路の出力信号
である比較クロック信号Fの立ち上がりエッジとが、所
定の時間範囲内にあるか否かを検出するものである。ク
ロックエッジ検出回路の一方の入力端子には基準クロッ
ク信号Rが入力され、他方の入力端子には比較クロック
信号Fが入力される。
実施の形態について説明する。なお、同一の構成要素に
は同一の参照番号を付して、説明を省略する。図1は、
本発明の第1の実施形態に係るクロックエッジ検出回路
の構成を示す回路図である。このクロックエッジ検出回
路は、例えば、PLL回路の入力信号となる基準クロッ
ク信号Rの立ち上がりエッジと、PLL回路の出力信号
である比較クロック信号Fの立ち上がりエッジとが、所
定の時間範囲内にあるか否かを検出するものである。ク
ロックエッジ検出回路の一方の入力端子には基準クロッ
ク信号Rが入力され、他方の入力端子には比較クロック
信号Fが入力される。
【0011】クロックエッジ検出回路は、基準クロック
信号Rを時間T1だけ遅延させて遅延基準クロック信号
を出力するバッファ回路11と、比較クロック信号Fを
時間T2だけ遅延させて遅延比較クロック信号を出力す
るバッファ回路21とを含んでいる。なお、バッファ回
路の替わりに、他の様々なゲート回路を用いても良い。
また、クロックエッジ検出回路は、これらのクロック信
号が入力されるフリップフロップ12及び22と、フリ
ップフロップ12及び22の出力に接続されたAND回
路13とを含んでいる。さらに、AND回路13と共
に、又はAND回路13に替えて、NAND回路23を
設けても良い。
信号Rを時間T1だけ遅延させて遅延基準クロック信号
を出力するバッファ回路11と、比較クロック信号Fを
時間T2だけ遅延させて遅延比較クロック信号を出力す
るバッファ回路21とを含んでいる。なお、バッファ回
路の替わりに、他の様々なゲート回路を用いても良い。
また、クロックエッジ検出回路は、これらのクロック信
号が入力されるフリップフロップ12及び22と、フリ
ップフロップ12及び22の出力に接続されたAND回
路13とを含んでいる。さらに、AND回路13と共
に、又はAND回路13に替えて、NAND回路23を
設けても良い。
【0012】フリップフロップ12においては、バッフ
ァ回路11から出力される遅延基準クロック信号がデー
タ入力信号D1として供給され、比較クロック信号Fが
クロック入力信号C1として供給される。フリップフロ
ップ12は、比較クロック信号Fの立ち上がりエッジに
おける遅延基準クロック信号のレベルを保持する。
ァ回路11から出力される遅延基準クロック信号がデー
タ入力信号D1として供給され、比較クロック信号Fが
クロック入力信号C1として供給される。フリップフロ
ップ12は、比較クロック信号Fの立ち上がりエッジに
おける遅延基準クロック信号のレベルを保持する。
【0013】一方、フリップフロップ22においては、
基準クロック信号Rがデータ入力信号D2として供給さ
れ、バッファ回路21から出力される遅延比較クロック
信号がクロック入力信号C2として供給される。フリッ
プフロップ22は、遅延比較クロック信号の立ち上がり
エッジにおける基準クロック信号Rのレベルを保持す
る。
基準クロック信号Rがデータ入力信号D2として供給さ
れ、バッファ回路21から出力される遅延比較クロック
信号がクロック入力信号C2として供給される。フリッ
プフロップ22は、遅延比較クロック信号の立ち上がり
エッジにおける基準クロック信号Rのレベルを保持す
る。
【0014】AND回路13の一方の入力(反転入力)
には、フリップフロップ12の出力信号Q1が供給さ
れ、他方の入力には、フリップフロップ22の出力信号
Q2が供給される。なお、AND回路13の一方の入力
を反転入力としないで、フリップフロップ12の反転出
力信号Q1バーを供給しても良い。AND回路13は、
フリップフロップ12及び22の出力信号に基づいて、
基準クロック信号Rの立ち上がりエッジと比較クロック
信号Fの立ち上がりエッジとが所定の時間範囲内にある
ときにハイレベルとなる検出信号Aを出力する。
には、フリップフロップ12の出力信号Q1が供給さ
れ、他方の入力には、フリップフロップ22の出力信号
Q2が供給される。なお、AND回路13の一方の入力
を反転入力としないで、フリップフロップ12の反転出
力信号Q1バーを供給しても良い。AND回路13は、
フリップフロップ12及び22の出力信号に基づいて、
基準クロック信号Rの立ち上がりエッジと比較クロック
信号Fの立ち上がりエッジとが所定の時間範囲内にある
ときにハイレベルとなる検出信号Aを出力する。
【0015】NAND回路23の一方の入力には、フリ
ップフロップ12の反転出力信号Q1バーが供給され、
他方の入力には、フリップフロップ22の出力信号Q2
が供給される。NAND回路23は、フリップフロップ
12及び22の出力信号に基づいて、基準クロック信号
Rの立ち上がりエッジと比較クロック信号Fの立ち上が
りエッジとが所定の時間範囲から外れたときにハイレベ
ルとなる検出信号Bを出力する。
ップフロップ12の反転出力信号Q1バーが供給され、
他方の入力には、フリップフロップ22の出力信号Q2
が供給される。NAND回路23は、フリップフロップ
12及び22の出力信号に基づいて、基準クロック信号
Rの立ち上がりエッジと比較クロック信号Fの立ち上が
りエッジとが所定の時間範囲から外れたときにハイレベ
ルとなる検出信号Bを出力する。
【0016】次に、本実施形態に係るクロックエッジ検
出回路の動作について、図1及び図2を参照しながら説
明する。図2において、基準クロック信号Rの立ち上が
りエッジと比較クロック信号Fの立ち上がりエッジとが
示されている。フリップフロップ12のデータ入力信号
D1としては、基準クロック信号Rを時間T1だけ遅延
させた遅延基準クロック信号が供給され、フリップフロ
ップ12のクロック入力信号C1としては、比較クロッ
ク信号Fが供給される。クロック入力信号C1の第1回
目の立ち上がりエッジにおいては、基準クロック信号R
と比較クロック信号Fとが同期しているため、データ入
力信号D1がローレベルであり、フリップフロップ12
の出力信号Q1もローレベルのままである。クロック入
力信号C1の第2回目の立ち上がりエッジにおいては、
基準クロック信号Rと比較クロック信号Fとの同期がず
れたために、データ入力信号D1がハイレベルとなって
おり、フリップフロップ12の出力信号Q1もハイレベ
ルに変化する。
出回路の動作について、図1及び図2を参照しながら説
明する。図2において、基準クロック信号Rの立ち上が
りエッジと比較クロック信号Fの立ち上がりエッジとが
示されている。フリップフロップ12のデータ入力信号
D1としては、基準クロック信号Rを時間T1だけ遅延
させた遅延基準クロック信号が供給され、フリップフロ
ップ12のクロック入力信号C1としては、比較クロッ
ク信号Fが供給される。クロック入力信号C1の第1回
目の立ち上がりエッジにおいては、基準クロック信号R
と比較クロック信号Fとが同期しているため、データ入
力信号D1がローレベルであり、フリップフロップ12
の出力信号Q1もローレベルのままである。クロック入
力信号C1の第2回目の立ち上がりエッジにおいては、
基準クロック信号Rと比較クロック信号Fとの同期がず
れたために、データ入力信号D1がハイレベルとなって
おり、フリップフロップ12の出力信号Q1もハイレベ
ルに変化する。
【0017】一方、フリップフロップ22のデータ入力
信号D2としては、基準クロック信号Rが供給され、フ
リップフロップ22のクロック入力信号C2としては、
比較クロック信号Fを時間T2だけ遅延させた遅延比較
クロック信号が供給される。クロック入力信号C2の第
1回目の立ち上がりエッジにおいては、基準クロック信
号Rと比較クロック信号Fとが同期しているため、デー
タ入力信号D2がハイレベルとなり、フリップフロップ
22の出力信号Q2もハイレベルに変化する。クロック
入力信号C2の第2回目の立ち上がりエッジにおいて
も、データ入力信号D2がハイレベルであり、フリップ
フロップ22の出力信号Q2がハイレベルを維持する。
信号D2としては、基準クロック信号Rが供給され、フ
リップフロップ22のクロック入力信号C2としては、
比較クロック信号Fを時間T2だけ遅延させた遅延比較
クロック信号が供給される。クロック入力信号C2の第
1回目の立ち上がりエッジにおいては、基準クロック信
号Rと比較クロック信号Fとが同期しているため、デー
タ入力信号D2がハイレベルとなり、フリップフロップ
22の出力信号Q2もハイレベルに変化する。クロック
入力信号C2の第2回目の立ち上がりエッジにおいて
も、データ入力信号D2がハイレベルであり、フリップ
フロップ22の出力信号Q2がハイレベルを維持する。
【0018】AND回路13から出力される検出信号A
は、フリップフロップ12の出力信号Q1がローレベル
であり、フリップフロップ22の出力信号Q2がハイレ
ベルに変化した時点で、基準クロック信号Rの立ち上が
りエッジと比較クロック信号Fの立ち上がりエッジとが
所定の時間範囲内にあることを表すハイレベルとなる。
さらに、検出信号Aは、フリップフロップ12の出力信
号Q1がハイレベルに変化した時点で、基準クロック信
号Rの立ち上がりエッジと比較クロック信号Fの立ち上
がりエッジとが所定の時間範囲から外れたことを表すロ
ーレベルとなる。また、NAND回路23から出力され
る検出信号Bは、AND回路13から出力される検出信
号Aと反対の論理値をとる。
は、フリップフロップ12の出力信号Q1がローレベル
であり、フリップフロップ22の出力信号Q2がハイレ
ベルに変化した時点で、基準クロック信号Rの立ち上が
りエッジと比較クロック信号Fの立ち上がりエッジとが
所定の時間範囲内にあることを表すハイレベルとなる。
さらに、検出信号Aは、フリップフロップ12の出力信
号Q1がハイレベルに変化した時点で、基準クロック信
号Rの立ち上がりエッジと比較クロック信号Fの立ち上
がりエッジとが所定の時間範囲から外れたことを表すロ
ーレベルとなる。また、NAND回路23から出力され
る検出信号Bは、AND回路13から出力される検出信
号Aと反対の論理値をとる。
【0019】ここで、比較クロック信号Fの立ち上がり
エッジが、基準クロック信号Rの立ち上がりエッジに対
して、バッファ回路11の遅延時間T1を越えて遅れる
と、所定の時間範囲から外れたと判断される。また、比
較クロック信号Fの立ち上がりエッジが、基準クロック
信号Rの立ち上がりエッジに対して、バッファ回路21
の遅延時間T2以上進むと、所定の時間範囲から外れた
と判断される。
エッジが、基準クロック信号Rの立ち上がりエッジに対
して、バッファ回路11の遅延時間T1を越えて遅れる
と、所定の時間範囲から外れたと判断される。また、比
較クロック信号Fの立ち上がりエッジが、基準クロック
信号Rの立ち上がりエッジに対して、バッファ回路21
の遅延時間T2以上進むと、所定の時間範囲から外れた
と判断される。
【0020】次に、本発明の第2の実施形態について説
明する。図3は、本発明の第2の実施形態に係るクロッ
クエッジ検出回路の構成を示す回路図である。本実施形
態においては、クロック信号を遅延させる手段として、
図1に示すバッファ回路11及び21に替えて、可変遅
延セル14及び24を用いている。可変遅延セルは、制
御信号に従って遅延時間を変化させることができる遅延
回路を含むセルである。
明する。図3は、本発明の第2の実施形態に係るクロッ
クエッジ検出回路の構成を示す回路図である。本実施形
態においては、クロック信号を遅延させる手段として、
図1に示すバッファ回路11及び21に替えて、可変遅
延セル14及び24を用いている。可変遅延セルは、制
御信号に従って遅延時間を変化させることができる遅延
回路を含むセルである。
【0021】図4に、可変遅延セルの構成例を示す。図
4に示すように、可変遅延セルは、直列に接続され所定
の遅延時間を有するバッファ回路31〜34と、バッフ
ァ回路31〜34の出力信号を切り換えるアナログスイ
ッチ41〜44と、制御信号に従ってアナログスイッチ
41〜44の動作を制御する制御回路51と、アナログ
スイッチ41〜44の内のいずれかから出力されるクロ
ック信号を出力するバッファ回路35とを含んでいる。
バッファ回路31〜35の各々は、例えば、100p秒
の遅延時間を有している。従って、この可変遅延セルに
よれば、制御信号に従って200p秒〜500p秒の遅
延時間を得ることができる。このように、遅延時間を可
変とすることにより、基準クロック信号Rと比較クロッ
ク信号Fとが一致していると判断するための所定の時間
範囲を容易に変更することができるので便利である。
4に示すように、可変遅延セルは、直列に接続され所定
の遅延時間を有するバッファ回路31〜34と、バッフ
ァ回路31〜34の出力信号を切り換えるアナログスイ
ッチ41〜44と、制御信号に従ってアナログスイッチ
41〜44の動作を制御する制御回路51と、アナログ
スイッチ41〜44の内のいずれかから出力されるクロ
ック信号を出力するバッファ回路35とを含んでいる。
バッファ回路31〜35の各々は、例えば、100p秒
の遅延時間を有している。従って、この可変遅延セルに
よれば、制御信号に従って200p秒〜500p秒の遅
延時間を得ることができる。このように、遅延時間を可
変とすることにより、基準クロック信号Rと比較クロッ
ク信号Fとが一致していると判断するための所定の時間
範囲を容易に変更することができるので便利である。
【0022】
【発明の効果】以上述べた様に、本発明に係るクロック
エッジ検出回路によれば、ノイズや回路素子のバラツキ
や温度変化等の影響を受けにくく、2つのクロック信号
のエッジが所定の時間範囲内で一致しているか否かを安
定して検出することのできるクロックエッジ検出回路を
提供することができる。
エッジ検出回路によれば、ノイズや回路素子のバラツキ
や温度変化等の影響を受けにくく、2つのクロック信号
のエッジが所定の時間範囲内で一致しているか否かを安
定して検出することのできるクロックエッジ検出回路を
提供することができる。
【図1】本発明の第1の実施形態に係るクロックエッジ
検出回路の構成を示す回路図である。
検出回路の構成を示す回路図である。
【図2】本発明の第1の実施形態に係るクロックエッジ
検出回路の動作タイミングを示すタイミングチャートで
ある。
検出回路の動作タイミングを示すタイミングチャートで
ある。
【図3】本発明の第2の実施形態に係るクロックエッジ
検出回路の構成を示す回路図である。
検出回路の構成を示す回路図である。
【図4】図3における可変遅延セルの構成例を示す図で
ある。
ある。
【図5】従来のクロックエッジ検出回路の構成を示す回
路図である。
路図である。
11、21 バッファ回路
12、22 フリップフロップ
13 AND回路
14、24 可変遅延セル
23 NAND回路
31〜35 バッファ回路
41〜44 アナログスイッチ
51 制御回路
Claims (5)
- 【請求項1】 第1のクロック信号を遅延させて第1の
遅延クロック信号を出力する第1の遅延手段と、 第2のクロック信号を遅延させて第2の遅延クロック信
号を出力する第2の遅延手段と、 第2のクロック信号のエッジにおける第1の遅延クロッ
ク信号のレベルを保持する第1の保持手段と、 第2の遅延クロック信号のエッジにおける第1のクロッ
ク信号のレベルを保持する第2の保持手段と、 前記第1及び第2の保持手段の出力信号に基づいて、第
1のクロック信号のエッジと第2のクロック信号のエッ
ジとが所定の時間範囲内にあるか否かを表す検出信号を
出力する論理手段と、を具備するクロックエッジ検出回
路。 - 【請求項2】 前記第1及び第2の遅延手段の各々が、
バッファ回路を含むことを特徴とする請求項1記載のク
ロックエッジ検出回路。 - 【請求項3】 前記第1及び第2の遅延手段の各々が、
可変遅延回路を含むことを特徴とする請求項1記載のク
ロックエッジ検出回路。 - 【請求項4】 前記第1及び第2の保持手段の各々が、
フリップフロップを含むことを特徴とする請求項1〜3
のいずれか1項記載のクロックエッジ検出回路。 - 【請求項5】 前記論理手段が、前記第1の保持手段の
出力信号の反転論理値と前記第2の保持手段の出力信号
との論理積をとることを特徴とする請求項1〜4のいず
れか1項記載のクロックエッジ検出回路。
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