JP2003008274A - 電子機器装置 - Google Patents

電子機器装置

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JP2003008274A
JP2003008274A JP2001183300A JP2001183300A JP2003008274A JP 2003008274 A JP2003008274 A JP 2003008274A JP 2001183300 A JP2001183300 A JP 2001183300A JP 2001183300 A JP2001183300 A JP 2001183300A JP 2003008274 A JP2003008274 A JP 2003008274A
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heat
electronic device
fin
heat absorbing
fan unit
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Yasushi Kimura
靖 木村
Norio Nakazato
典生 中里
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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    • F28DHEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA DO NOT COME INTO DIRECT CONTACT
    • F28D15/00Heat-exchange apparatus with the intermediate heat-transfer medium in closed tubes passing into or through the conduit walls ; Heat-exchange apparatus employing intermediate heat-transfer medium or bodies
    • F28D15/02Heat-exchange apparatus with the intermediate heat-transfer medium in closed tubes passing into or through the conduit walls ; Heat-exchange apparatus employing intermediate heat-transfer medium or bodies in which the medium condenses and evaporates, e.g. heat pipes
    • F28D15/0266Heat-exchange apparatus with the intermediate heat-transfer medium in closed tubes passing into or through the conduit walls ; Heat-exchange apparatus employing intermediate heat-transfer medium or bodies in which the medium condenses and evaporates, e.g. heat pipes with separate evaporating and condensing chambers connected by at least one conduit; Loop-type heat pipes; with multiple or common evaporating or condensing chambers
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28FDETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
    • F28F1/00Tubular elements; Assemblies of tubular elements
    • F28F1/10Tubular elements and assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with projections, with recesses
    • F28F1/12Tubular elements and assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with projections, with recesses the means being only outside the tubular element
    • F28F1/24Tubular elements and assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with projections, with recesses the means being only outside the tubular element and extending transversely
    • F28F1/32Tubular elements and assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with projections, with recesses the means being only outside the tubular element and extending transversely the means having portions engaging further tubular elements

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Abstract

(57)【要約】 【課題】電子機器で発生した熱を直接的に吸熱すること
が可能な電子機器装置を提供する。 【解決手段】電子機器の内部の熱を電子機器の外部へ放
熱する電子機器装置であって、電子機器20の上部に平
行な第1片端部と電子機器の外部で第1片端部と直角方
向にのびる第2片端部とからなるヒートパイプ30と、
ヒートパイプの第1片端部に吸熱フィン51を有し且つ
吸熱フィンの上部或は下部に吸熱ファンユニット60を
搭載した吸熱部とを備えたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、屋外設置形光伝送
装置等電子機器に対する冷却機能を有する電子機器装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電子機器の冷却構造として、特開
平10−206046号公報(第1文献)に示されるも
のがある。この冷却構造は、Z状のヒートパイプを使用
し、電子機器下部に実装された吸熱部で電子機器内部の
熱を吸熱し、Z状のヒートパイプを介して電子機器上部
に垂直方向に実装される放熱部に伝導し、電子機器外部
に熱を放熱する構造である。電子機器の冷却構造は吸熱
部と放熱部は同一直線状にあり、下部の吸熱部から上部
の放熱部へ垂直に熱を伝える構造である。
【0003】また、従来の電子機器の冷却構造として、
特開平10−190270号公報(第2文献)に示され
るものがある。この冷却構造は、I状のヒートパイプを
使用し、電子機器上部に溜まった熱を電子機器下部に実
装された吸熱部に収熱するための仕切り板を実装してい
る。角度を付けて実装したI状のヒートパイプを介して
電子機器上部に実装される放熱部に伝導し、電子機器外
部に放熱する構造である。
【0004】また、従来の電子機器の冷却構造として、
特開平7−86779号公報(第3文献)に示されるも
のがある。この冷却構造は、L状のヒートパイプを使用
し、一片端部を電子機器の上部に平行にし、その一片端
部に吸熱フィンを設け、且つ吸熱フィンを包囲する外筒
体を設け、さらに外筒体の一端開口部で吸熱フィンの側
面にファンを実装し、電子機器および外筒体を包囲する
密閉筐体内部で暖められた空気を、ファンにて外筒体内
に吸収し、外筒体内の吸熱フィン間を蛇行させて右から
左方向に流す構造である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術では、電子機器の発熱部で発生した高温の熱は自
然対流により電子機器上部に上昇するが、いずれも電子
機器内部全体を暖めてしまう構造である。従って、電子
機器で発生した高温の熱を直接的に吸熱することが出来
ず、効率良く放熱することができないのが実情である。
【0006】本発明の目的は、電子機器で発生した熱を
直接的に吸熱することが可能な電子機器装置を提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、電子機器の内
部の熱を該電子機器の外部へ放熱する電子機器装置であ
って、前記電子機器の上部に平行な第1片端部と前記電
子機器の外部で前記第1片端部と直角方向にのびる第2
片端部とからなるヒートパイプと、該ヒートパイプの前
記第1片端部に吸熱フィンを有し且つ該吸熱フィンの上
部或は下部に吸熱ファンユニットを搭載した吸熱部を備
えたことを特徴とする。
【0008】本発明は、前記吸熱ファンユニットが着脱
可能であることを特徴とする。
【0009】本発明は、前記ヒートパイプの前記第2片
端部に放熱フィンを有し且つ該放熱フィンに対して強制
対流を可能とする位置に放熱ファンユニットを搭載した
放熱部を備えたことを特徴とする。
【0010】本発明は、前記放熱ファンユニットが着脱
可能であることを特徴とする。
【0011】本発明は、前記放熱フィンを前記放熱部の
下部に実装し、前記放熱部の上部にカバーを実装したこ
とを特徴とする。
【0012】本発明は、電子機器の内部の熱を該電子機
器の外部へ放熱する電子機器装置であって、前記電子機
器の上部に平行な第1片端部と該第1片端部と直角方向
にのびる第2片端部とからなり該第2片端部に対して前
記第1片端部を前記電子機器の前面側と後面側に交互に
向きを変えた複数のヒートパイプと、該複数ヒートパイ
プの前記第1片端部に吸熱フィンを有し且つ該吸熱フィ
ンの下部に吸熱ファンユニットを搭載した吸熱部を備え
たことを特徴とする。
【0013】本発明は、前記ヒートパイプの前記第2片
端部に放熱フィンを有し且つ該放熱フィンに対して強制
対流を可能とする位置に放熱ファンユニットを搭載した
放熱部を備えたことを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】図1から図4は本発明の電子機器
装置の第1の実施の形態を示す図である。図1は概要を
示す側断面図であり、図2は図1の電子機器冷却構造の
拡大断面図であり、図3は図2の概観斜視図であり、図
4は図3の分解斜視図であり、以下に説明する。
【0015】電子機器装置10は、電子機器20の上部
に平行な第1片端部と電子機器20の外部で第1片端部
と直角方向にのびる第2片端部とからなるヒートパイプ
40と、ヒートパイプ40の第1片端部に吸熱フィン5
1を有し且つ吸熱フィン51の上部或は下部に着脱可能
な吸熱ファンユニット60を搭載した吸熱部50と、ヒ
ートパイプ40の第2片端部に放熱フィン71を有し且
つ放熱フィン71に対して強制対流を可能とする位置に
着脱可能な放熱ファンユニット80を搭載した放熱部7
0を有する電子機器冷却構造30を備えている。
【0016】電子機器20はフレーム25内に図1の左
側から挿入され、前面を左側にしてフレーム25に取り
囲まれる。電子機器冷却構造30は電子機器20の上部
に設けられたフレーム25の挿入穴に、電子機器装置1
0の背面からスライドさせて挿入し、フレーム25の後
面に固定することにより実装可能であり、着脱も容易と
なる。
【0017】吸熱部50は、効率よく熱を収集するため
の吸熱ファンユニット60と、ヒートパイプ40、及び
ヒートパイプ40に実装された複数枚からなる吸熱フィ
ン51、吸熱ファンユニット60を搭載する吸熱フィン
ケース52等からそれぞれ具体的に構成され得るものと
なっている。また、放熱部70は、放熱フィン71に伝
導された熱を効率よく電子機器20の外部に放熱するた
めの放熱ファンユニット80と、吸熱部50から延長さ
れたヒートパイプ40、及びヒートパイプ40に実装さ
れた放熱フィン71等からそれぞれ具体的に構成され得
るものとなっている。
【0018】吸熱部50は、複数本からなるL字状に成
形された銅製のヒートパイプ40に、複数枚よりなる中
央部に穴あけ加工を施された平板状のアルミ製の吸熱フ
ィン51を、ヒートパイプ40の片端部から圧入するこ
とにより固定される。
【0019】箱状の板金からなる吸熱部フィンケース5
2に、ヒートパイプ40に固定された吸熱フィン51を
挿入することにより、固定して収納可能な構造である。
吸熱部フィンケース52の上部には、吸熱ファンユニッ
ト60が搭載可能であり、吸熱部フィンケース52の下
部は電子機器20からの熱を吸熱するための開口部73
がある。
【0020】吸熱ファンユニット60は、吸熱ファン搭
載板61と複数個の吸熱ファン62、吸熱ファンカバー
63、2個の吸熱ファンユニットネジ64により構成さ
れ、複数個の吸熱ファン62は吸熱ファン搭載板61の
上部に固定し、吸熱ファンユニット60の、着脱作業時
の保護のために内部ファンカバー63で挟み込むように
上部からかぶせ、吸熱ファン搭載板61に固定して構成
される。
【0021】また、吸熱ファンユニット60は、吸熱部
フィンケース62上部に搭載し、吸熱部フィンケース6
2上をスライドさせ押し込むことにより前面2ヶ所の吸
熱ファンユニット固定ネジ64により固定し、吸熱ファ
ン搭載板61の端部は2個の吸熱ファンユニット固定部
材65により挟み込むことにより、吸熱ファンユニット
60を固定することが可能である。
【0022】このように、吸熱ファンユニット60を吸
熱部フィンケース62上部に実装し、吸熱ファン62は
下部から上部に風が流れる方向に動作させることによ
り、電子機器20より発生した熱を積極的に吸上げ、吸
熱フィン51に熱を効率よく伝えることができる。
【0023】また、吸熱ファン搭載板61に直接吸熱フ
ァン62を搭載することにより、吸熱部50の薄形化が
可能であり、電子機器装置10の内部に実装する高さス
ペースを極力押さえた構造とすることができる。
【0024】吸熱ファン62により吸上げられた電子機
器装置10の前面側の電子機器内部高温空気90(a)
は吸熱フィン51により冷却され、冷却された空気は前
面側の吸熱部50と電子機器装置10との前面隙間32
から電子機器装置10の下部へ流れ、また、電子機器装
置1の背面側の電子機器内部高温空気90(b)は吸熱
フィン51により冷却され、吸熱部50と電子機器装置
10との背面隙間33を通って電子機器装置10の下部
へ流れ、空気の循環を起す構造となっている。
【0025】また、吸熱ファンユニット60を吸熱部フ
ィンケース52の下部に実装することが可能であり、電
子機器装置10の内部スペースにより自由に実装可能な
構造である。
【0026】次に放熱部70は、ヒートパイプ40の吸
熱部50の逆側片端部から、複数枚よりなる中央部に穴
あけ加工を施されたアルミ性の平板状の放熱フィン71
を、圧入することにより固定される。
【0027】放熱部内部ケースカバー72には、ヒート
パイプ40に固定された吸熱フィン51を挿入するため
の吸熱フィン51より大きい放熱部内部ケースカバー開
口部73があり、吸熱フィン51を放熱部内部ケースカ
バー開口部73に挿入後、吸熱部フィンケース52に固
定する構造である。
【0028】放熱部内部ケースカバー72は2個の固定
部材78により、吸熱部フィンケース52に固定され
る。
【0029】吸熱部フィンケース52に固定された放熱
部内部ケースカバー72の放熱部内部ケースカバー開口
部73に、ヒートパイプ40に実装された吸熱フィン5
1を挿入することにより、放熱部内部ケースカバー72
と、放熱部内部ケースカバー開口部73を塞ぐことが可
能な大きさに成形された開口部塞ぎ板74とが接触し、
固定することができる。
【0030】また、放熱部内部ケースカバー72と開口
部塞ぎ板74との接触面をシールすることにより、吸熱
部50と放熱部70は空気の流れ及び雨水等を完全に遮
断することができる。そのため、屋外に設置される電子
機器に対しても有効である防水性を確保することが可能
である。
【0031】放熱部70は電子機器装置10の外部に突
出する構造であるため、屋外に設置する場合は、外部か
らの雨水及び日射等による影響に対して保護する目的
で、放熱部内部ケースカバー72に放熱部外部ケース7
5を固定することにより、外部からの影響を押さえるこ
とが出来る。
【0032】また、放熱部内部ケースカバー72に防水
パッキン79を固定することにより、電子機器本体10
と防水パッキン79とが接触し、防水性を確保すること
が可能となる構造であり、容易に防水性を確保すること
が可能な構造である。
【0033】吸熱部50より吸熱した熱は、ヒートパイ
プ40を介して放熱部70の放熱部フィン71に伝わり
電子機器10外部へ放熱ファンユニット80により放熱
する構造である。
【0034】放熱ファンユニット80は放熱部外部ケー
スカバー82上部に放熱ファン81を直接固定すること
により構成され、放熱ファンユニット80の薄形化が可
能である。
【0035】また、放熱ファン81を放熱部外部ケース
カバー82の上部に実装することにより、放熱フィン7
1から発生する熱は自然対流により放熱部70上部に上
昇するため、放熱ファン81を動作させることにより、
自然対流による効果を有効に利用することができ、放熱
性能を効率的にすることができる。
【0036】つまり、放熱ファン81を動作させること
により、放熱部外部ケース75の底部に設けられたケー
ス吸気口76(a)から外気92(a)を吸気すること
ができる。また放熱部外部ケース75の両側面の下方に
設けられたケース吸気口76(b)から外気92(b)
を吸気することができる。また放熱部外部ケースカバー
82の下部のカバー吸気口83から外気92(c)を吸
気することができる。上記3ヶ所の吸気口76(a)、
76(b)、83より外気92(a)、92(b)、9
2(c)を吸気することにより、放熱フィン71に伝わ
った熱を効率よく冷却し、カバー排気口86から放熱部
空気91を電子機器装置10の外部へ放熱する構造であ
る。
【0037】電子機器20の発熱量によって、吸熱ファ
ンユニット60の吸熱ファン62自体を大型化或は小型
化形状に、又は数量の変更、吸熱ファンユニット60自
体を実装しない等、用途別の対応が可能な構造となって
いる。同様に、放熱ファンユニット80の放熱ファン8
1も形状、数量又は、未実装においても対応することは
可能である。
【0038】電子機器冷却構造30は電子機器20の上
部に設けられたフレーム25の挿入穴に、電子機器装置
10の背面からスライドさせて挿入し、フレーム25の
後面に固定することにより実装可能であり、着脱も容易
となる。
【0039】また、吸熱ファンユニット60は、吸熱フ
ァンユニット固定ネジ64を2ヶ所緩めることにより電
子機器本体10の前面より着脱可能であり、吸熱ファン
62の交換も容易に実施することが可能な構造である。
同様に、放熱ファンユニット80も放熱部外部ケースカ
バー82を放熱部外部ケース75から取外すことにより
電子機器装置10の背面より着脱可能な構造であり、放
熱ファン81の交換も容易に実施可能な構造である。
【0040】図5は図1の電子機器装置における電子機
器冷却構造の他の実施の形態の背面斜視図であり、図6
は図5の放熱部外部ケースにおける中央断面図であり、
以下に説明する。
【0041】図5より、放熱ファンユニット80を放熱
部外部ケース75の左側面或は右側面に実装することが
可能であり、以下放熱ファンユニット80を左側面に実
装した場合にて説明する。
【0042】放熱ファン81を動作させた場合、ケース
吸気口76より外部から外気92(b)を吸い、放熱フ
ィン71及びヒートパイプ40実装部を流れ電子機器本
体10外部へケース排気口88から放熱部空気91を排
出する構造である。
【0043】また、放熱ファン81の回転方向を逆に取
付けることにより、ケース排気口88から吸気し、ケー
ス吸気口76から排気することも可能である。
【0044】放熱ファン81により発生する空気の流れ
は、放熱フィン71と平行であり空気抵抗を低減するこ
とができ、放熱ファン81の個数及び回転数を低減する
ことができ、低騒音で高効率な放熱性能を実現すること
ができる構造である。
【0045】図7は本発明の電子機器装置の第2の実施
の形態の概要を示す側断面図、図8は図7の電子機器冷
却構造の拡大概観斜視図であり、以下に説明する。
【0046】吸熱ファンユニット60に搭載する吸熱フ
ァン62(a)、62(b)の吸気方向は、ファンの下
部より電子機器20から熱を吸上げる方向に、排気方向
は吸気に対して直角に風を放出する構造である。
【0047】つまり、電子機器装置10の前面側の吸熱
ファン62(a)は、電子機器20より電子機器内部高
温空気90(a)を吸上げ、電子機器装置10の前面側
に冷却された空気を前面隙間32から電子機器装置10
の下部へ流す構造である。また、電子機器装置10の背
面側の吸熱ファン62(b)は、電子機器20より電子
機器内部高温空気90(b)を吸上げ、電子機器装置1
0の背面側に冷却された空気を背面隙間33から電子機
器装置10の下部へ流す構造である。
【0048】また、吸熱ファン62(a)、62(b)
は吸気方向と排気方向は直角方向であるため、吸熱ファ
ン上部の隙間69は不要となり、電子機器冷却構造30
の吸熱部50は電子機器内部の実装スペースを低減する
ことが実現でき、電子機器装置10の内部は空気循環を
積極的に起こす構造であり、冷却性能に優れた構造とな
っている。
【0049】図9は本発明の電子機器装置の第3の実施
の形態の電子機器冷却構造の拡大断面図、図10は図9
の背面斜視図、図11は図10の分解斜視図であり、以
下に説明する。
【0050】放熱ファンユニット80の放熱ファン81
を、Z状に成形された放熱部外部ケースカバー82の下
部に実装することにより、放熱ファン81は外部からの
雨水及び日射の影響を受けにくい位置に実装する構造と
なっている。
【0051】また、放熱ファン81を動作させることに
より、放熱部外部ケースカバー82のカバー吸気口83
から外気92(c)を下方向から吸上げる為のカバー構
造となっており、吸気口83は外部からの影響を受けに
くい構造である。
【0052】放熱部外部ケースカバー82下部のカバー
吸気口83から吸上げられた外気92(c)は放熱部外
部ケースカバー82上部のカバー排気口86より排出す
る構造である。カバー排気口86より排出された空気
は、放熱部排気ケース87へ送られ背面のケース排気口
88、左右両側面のケース排気口88(a)、88
(b)から外部へ排出される構造である。従って、放熱
部外部ケースカバー82のカバー吸気口83から外気9
2(c)を下方向から吸上げる構造にし、放熱部排気ケ
ース87を実装することにより放熱部70は外部からの
影響を受けにくく、且つ排気性能を効率的にした構造に
することが可能である。
【0053】図12は本発明の電子機器装置の第4の実
施の形態の概要を示す側断面図であり、図13は図12
の左側面図であり、以下に説明する。
【0054】当然のこととして、L字に成形されたヒー
トパイプ40を使用し、電子機器装置10の内部に電子
機器冷却構造30の吸熱部50と放熱部70を実装する
ことは可能である。
【0055】吸熱部50は、ヒートパイプ40の片端部
を電子機器装置10の前面側と電子機器装置10の背面
側とに交互に実装し、吸熱フィン51を電子機器装置1
0の前面側と背面側から圧入することにより固定され
る。
【0056】吸熱ファンユニット60は、ヒートパイプ
40に固定されたヒートシンク51の下部に実装され電
子機器20の前面より着脱可能である。吸熱ファン62
により吸上げられた、電子機器内部高温空気90
(a)、90(b)は、吸熱フィン51により冷却さ
れ、冷却された空気は左側面隙間34及び右側面隙間3
5へ流れ電子機器装置10の下部に流れ、電子機器装置
10の内部の循環を起こす構造となっている。
【0057】次に、放熱部70は、ヒートパイプ40の
片端部を同一直線上に実装し、放熱フィン71を圧入す
ることにより固定される。
【0058】放熱ファン81は、電子機器装置10の左
側面或は、右側面に実装可能である。以下、説明は電子
機器装置10の左側面に実装した場合について説明す
る。
【0059】放熱ファン81を動作させることにより、
本体吸気口100より外気92(a)を吸気し、ヒート
パイプ40に固定された放熱フィン71を流れ、本体排
気口101より電子機器内部高温空気90(a)を排気
する構造である。
【0060】吸熱部50と放熱部70との間に、仕切板
102を実装することにより電子機器装置10の内部と
外部の遮断及び防水性を有することができる構造となっ
ている。
【0061】また、電子機器冷却構造30は、電子機器
装置10の形状により、ヒートパイプ40の長さ及び吸
熱フィン51、放熱フィン71の形状変更をすること
で、容易に実装収容可能な大きさに対応可能となる。
【0062】吸熱部50は、電子機器20の上部に実装
する構造であるため、優れた吸熱性能を有している。ま
た、放熱部70は放熱フィン71に対して水平に空気が
流れる構造であるため、空気抵抗を低減できる構造であ
るため優れた放熱性能を有している。
【0063】以上、説明したように、本発明の実施の形
態によれば、電子機器内部の発熱部の上部に、冷却構造
の吸熱部を実装することにより、吸熱ファン及び自然対
流の両面の集約効果が可能となる。従って、電子機器内
部に発生した熱を、効率よく放熱部に熱を伝えることが
でき、高効率な吸気及び排気性能をもった放熱部を有す
ることにより小型で高効率な放熱性能が実現可能なもの
となっている。
【0064】
【発明の効果】本発明によれば、電子機器で発生した熱
を直接的に吸熱することが可能な電子機器装置を得るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子機器装置の第1の実施の形態の概
要を示す側断面図である。
【図2】図1の電子機器冷却構造の拡大断面図である。
【図3】図2の概観斜視図である。
【図4】図3の分解斜視図である。
【図5】図1の電子機器装置における電子機器冷却構造
の他の実施の形態の背面斜視図である。
【図6】図5の放熱部外部ケースにおける中央横断面図
である。
【図7】本発明の電子機器装置の第2の実施の形態の概
要を示す側断面図である。
【図8】図7の電子機器冷却構造の拡大概観斜視図であ
る。
【図9】本発明の電子機器装置の第3の実施の形態の電
子機器冷却構造の拡大断面図である。
【図10】図9の背面概観斜視図である。
【図11】図10の分解斜視図である。
【図12】本発明の電子機器装置の第4の実施の形態の
概要を示す側断面図である。
【図13】図12の左側面図である。
【符号の説明】
10:電子機器装置、20:電子機器、25:フレー
ム、30:電子機器冷却構造、32:前面隙間、33:
背面隙間、34:左側面隙間、35:右側面隙間、4
0:ヒートパイプ、50:吸熱部、51:吸熱フィン、
52:吸熱部フィンケース、60:吸熱ファンユニッ
ト、61:吸熱ファン搭載板、62,62(a),62
(b):吸熱ファン、63:吸熱ファンカバー、64:
吸熱ファンユニット固定ネジ、65:吸熱ファンユニッ
ト固定部材、69:吸熱ファン上部隙間、70:放熱
部、71:放熱フィン、72:放熱部内部ケースカバ
ー、73:放熱部内部ケースカバー開口部、74:開口
部塞ぎ板、75:放熱部外部ケース、76,76
(a),76(b):ケース吸気口、78:固定部材、
79:防水パッキン、80:放熱ファンユニット、8
1:放熱ファン、82:放熱部外部ケースカバー、8
3:カバー吸気口、86:カバー排気口、87:放熱部
排気ケース、88,88(a),88(b):ケース排
気口、90,90(a),90(b):電子機器内部高
温空気、91:放熱部空気、92(a),92(b),
92(c):外気、100:本体吸気口、101:本体
排気口、102:仕切板。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子機器の内部の熱を該電子機器の外部へ
    放熱する電子機器装置であって、前記電子機器の上部に
    平行な第1片端部と前記電子機器の外部で前記第1片端
    部と直角方向にのびる第2片端部とからなるヒートパイ
    プと、該ヒートパイプの前記第1片端部に吸熱フィンを
    有し且つ該吸熱フィンの上部或は下部に吸熱ファンユニ
    ットを搭載した吸熱部を備えたことを特徴とする電子機
    器装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の電子機器装置において、前
    記吸熱ファンユニットが着脱可能であることを特徴とす
    る電子機器装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載の電子機器装置において、前
    記ヒートパイプの前記第2片端部に放熱フィンを有し且
    つ該放熱フィンに対して強制対流を可能とする位置に放
    熱ファンユニットを搭載した放熱部を備えたことを特徴
    とする電子機器装置。
  4. 【請求項4】請求項3記載の電子機器装置において、前
    記放熱ファンユニットが着脱可能であることを特徴とす
    る電子機器装置。
  5. 【請求項5】請求項3記載の電子機器装置において、前
    記放熱ファンを前記放熱部の下部に実装し、前記放熱部
    の上部にカバーを実装したことを特徴とする電子機器装
    置。
  6. 【請求項6】電子機器の内部の熱を該電子機器の外部へ
    放熱する電子機器装置であって、前記電子機器の上部に
    平行な第1片端部と該第1片端部と直角方向にのびる第
    2片端部とからなり該第2片端部に対して前記第1片端
    部を前記電子機器の前面側と後面側に交互に向きを変え
    た複数のヒートパイプと、該複数のヒートパイプの前記
    第1片端部に吸熱フィンを有し且つ該吸熱フィンの下部
    に吸熱ファンユニットを搭載した吸熱部を備えたことを
    特徴とする電子機器装置。
  7. 【請求項7】請求項6記載の電子機器装置において、前
    記ヒートパイプの前記第2片端部に放熱フィンを有し且
    つ該放熱フィンに対して強制対流を可能とする位置に放
    熱ファンユニットを搭載した放熱部を備えたことを特徴
    とする電子機器装置。
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