JP2003006507A - 広告方法およびそのためのサーバ - Google Patents

広告方法およびそのためのサーバ

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JP2003006507A
JP2003006507A JP2001184706A JP2001184706A JP2003006507A JP 2003006507 A JP2003006507 A JP 2003006507A JP 2001184706 A JP2001184706 A JP 2001184706A JP 2001184706 A JP2001184706 A JP 2001184706A JP 2003006507 A JP2003006507 A JP 2003006507A
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advertiser
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JP2001184706A
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Takahiro Morita
貴裕 盛田
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Knowledge & Intelligence Kk
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ADO CARD HOKKAIDO KK
Knowledge & Intelligence Kk
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 広告効果を高めることができる広告方法およ
びそのためのサーバの提供。 【解決手段】 広告を見た者が通信機能付電子機器に入
力したURLに応答して、広告主のホームページを携帯
電話に表示させ、URLの入力によって広告を見た者が
アクセスしたホームページの広告主を特定するための広
告主情報を記憶し、予め定められた、広告対象品に対す
る割引金額情報を記憶しておき、広告を見た者が購入す
ることを決定した広告対象品に対する販売金額情報を受
取って記憶し、購入を決定した広告対象品に対する割引
金額を、割引金額情報に基づいて特定し、広告対象品に
対する支払決済を行う決済サービス提供会社に、販売金
額情報および特定された割引金額情報を送信し、特定さ
れた割引金額を広告主に負担してもらうため、広告主の
コンピュータに、特定された割引金額情報を送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、広告方法およ
びサーバに関し、より詳細には、広告効果を高めること
ができる広告方法およびサーバに関する。
【従来技術】広告主は、多大な広告宣伝費を費やして、
街頭や、電車、バス、タクシーなどの交通手段の中に、
様々な広告表示媒体を設けている。例えば、街頭には、
様々なパンフレットを設置し、ポスターを貼り、画面に
動画情報を流し、通行者に広告を見てもらうことを期待
している。また、広告主は、電車内には吊り広告を、タ
クシー内にはパンフレットを設置し、乗車している間の
空き時間を利用して、乗客に広告内容を見てもらうこと
を期待している。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】しかし、広告主の期待
するほど広告を見てもらえず、また、見てもらえても、
売り上げにつながりにくいのが現状である。そこで、本
発明の目的は、広告効果を高めることができる広告方法
およびそのためのサーバを提供することにある。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、広
告を見た者が、広告表示媒体に記載されたURLを通信
機能付電子機器に入力して広告主のホームページを見て
広告対象品を購入する、広告対象品の料金を割引くため
の広告用サーバであって、 前記広告を見た者が前記通
信機能付電子機器に入力したURLに応答して、前記広
告主のホームページを前記通信機能付電子機器に表示さ
せるホームページ送信手段と、前記URLの入力によっ
て前記広告を見た者がアクセスしたホームページの前記
広告主を特定するための広告主情報を記憶するためのア
クセス情報記憶手段と、予め定められた、広告対象品に
対する割引金額情報を記憶しておくための割引金額記憶
手段と、前記広告を見た者が購入することを決定した広
告対象品に対する販売金額情報を受取って記憶するため
の販売金額記憶手段と、前記購入を決定した広告対象品
に対する割引金額を、前記割引金額記憶手段に記憶され
た前記割引金額情報に基づいて特定する割引金額特定手
段と、前記広告対象品に対する支払決済を行う決済サー
ビス提供会社の通信機能付電子機器に、前記販売金額情
報および前記特定された割引金額情報を送信するための
決済情報送信手段と、前記特定された割引金額を前記広
告主に負担してもらうため、前記広告主の通信機能付電
子機器に向けて、前記特定された割引金額情報を送信す
るための請求手段とを有する、ことを特徴とする広告用
サーバによって達成することができる。
【0004】なお、本明細書において「広告対象品」の
用語は、広告の対象となる販売物などのすべての物、お
よび、例えば、レストランにおける食事やスポーツクラ
ブの利用などのすべてのサービスを含むものとする。ま
た、「購入」の用語は、販売物を買う場合、および、サ
ービスに対する支払、例えば、レストランにおいて食事
代の支払いを含むものとする。
【0005】本発明にかかる広告用サーバは以下のよう
に作動する。広告を見た者が、広告表示媒体に記載され
たURLを通信機能付電子機器に入力する。広告を見た
者が通信機能付電子機器に入力したURLに応答して、
ホームページ送信手段は、広告主のホームページを通信
機能付電子機器に表示させる。アクセス情報記憶手段
は、URLの入力によって広告を見た者がアクセスした
ホームページの広告主を特定するための広告主情報を記
憶する。割引金額記憶手段は、予め定められた、広告対
象品に対する割引金額情報を記憶しておく。販売金額記
憶手段は、広告を見た者が購入することを決定した広告
対象品に対する販売金額情報を受取って記憶する。割引
金額特定手段は、購入を決定した広告対象品に対する割
引金額を、割引金額記憶手段に記憶された割引金額情報
に基づいて特定する。決済情報送信手段は、広告対象品
に対する支払決済を行う決済サービス提供会社の通信機
能付電子機器に、販売金額情報および特定された割引金
額情報を送信する。請求手段は、特定された割引金額を
広告主に負担してもらうため、広告主の通信機能付電子
機器に、特定された割引金額情報を送信する。
【0006】本発明によれば、潜在的顧客は、割引を受
けることができることを期待して、広告に注意を払うよ
うになり、また、割引された金額で広告対象品を購入で
きるので、店舗に足を運ぶ可能性が高くなり、広告効果
を高めることができる。
【0007】また、本発明の上記目的は、広告を見た者
が、広告表示媒体に記載されたURLを通信機能付電子
機器に入力して広告主のホームページを見て広告対象品
を購入する、広告対象品の料金を割引くための広告用サ
ーバであって、 前記広告を見た者が前記通信機能付電
子機器に入力したURLに応答して、前記広告主のホー
ムページを前記通信機能付電子機器に表示させるホーム
ページ送信手段と、前記URLの入力によって前記広告
を見た者がアクセスしたホームページの前記広告主を特
定するための広告主情報を記憶するためのアクセス情報
記憶手段と、予め定められた、広告対象品に対する割引
金額情報を記憶しておくための割引金額記憶手段と、前
記広告を見た者が購入することを決定した広告対象品に
対する販売金額情報を受取って記憶するための販売金額
記憶手段と、前記購入を決定した広告対象品に対する割
引金額を、前記割引金額記憶手段に記憶された前記割引
金額情報に基づいて特定する割引金額特定手段と、前記
販売金額情報と前記特定された割引金額情報とに基づい
て、前記広告を見た者が支払うべき割引後金額を求める
ための演算手段と、前記割引後金額を決済するために使
用する通信機能付電子機器に前記割引後金額情報を送信
するための割引後金額情報送信手段と、前記特定された
割引金額を前記広告主に負担してもらうため、前記広告
主の通信機能付電子機器に、前記特定された割引金額情
報を送信するための請求手段と、を有する、ことを特徴
とする広告用サーバによって達成することができる。
【0008】本発明にかかる広告用サーバは、以下のよ
うに作動する。広告を見た者が、広告表示媒体に記載さ
れたURLを通信機能付電子機器に入力する。広告を見
た者が通信機能付電子機器に入力したURLに応答し
て、ホームページ送信手段は、広告主のホームページを
通信機能付電子機器に表示させる。アクセス情報記憶手
段は、URLの入力によって広告を見た者がアクセスし
たホームページの広告主を特定するための広告主情報を
記憶する。割引金額記憶手段は、予め定められた、広告
対象品に対する割引金額情報を記憶しておく。販売金額
記憶手段は、広告を見た者が購入することを決定した広
告対象品に対する販売金額情報を受取って記憶する。割
引金額特定手段は、購入を決定した広告対象品に対する
割引金額を、割引金額記憶手段に記憶された割引金額情
報に基づいて特定する。演算手段は、販売金額情報と特
定された割引金額情報とに基づいて、広告を見た者が支
払うべき割引後金額を求める。割引後金額情報送信手段
は、割引後金額を決済するために使用する通信機能付電
子機器に割引後金額情報を送信する。請求手段は、特定
された割引金額を前記広告主に負担してもらうため、広
告主の通信機能付電子機器に、特定された割引金額情報
を送信する。
【0009】本発明によれば、潜在的顧客は、割引を受
けることができることを期待して、広告に注意を払うよ
うになり、また、割引された金額で広告対象品を購入で
きるので、店舗に足を運ぶ可能性が高くなり、広告効果
を高めることができる。
【0010】また、本発明の上記目的は、有料交通手段
の乗客が、有料交通手段内に設置された広告表示媒体に
記載されたURLを通信機能付電子機器に入力して広告
主のホームページを見る代償として、有料交通手段への
乗車料金を割引く車内広告用サーバであって、前記乗客
が前記通信機能付電子機器に入力したURLに応答し
て、広告主のホームページを前記通信機能付電子機器に
表示させるホームページ送信手段と、予め定められた、
乗車料金に対する割引金額情報を記憶した割引金額記憶
手段と、前記URLの入力によって前記乗客がアクセス
したホームページの広告主を特定するための広告主情報
を記憶するためのアクセス情報記憶手段と、乗車料金を
前記通信機能付電子機器を介して受取って記憶するため
の乗車料金記憶手段と、前記割引金額記憶手段に記憶さ
れた割引情報に基づいて、前記乗車料金に対する割引金
額を特定するための割引金額特定手段と、前記乗車料金
情報と前記特定された割引金額情報とに基づいて、乗客
が支払うべき割引後乗車金額を求めるための演算手段
と、前記通信機能付電子機器に前記割引後乗車金額情報
を送信するための割引後乗車料金送信手段とを有する、
ことを特徴とする車内広告用サーバによっても達成する
ことができる。
【0011】本発明にかかる広告用サーバは、以下のよ
うに作動する。有料交通手段の乗客が、有料交通手段内
に設置された広告表示媒体に記載されたURLを、通信
機能付電子機器に入力する。乗客が通信機能付電子機器
に入力したURLに応答して、ホームページ送信手段に
よって、広告主のホームページが通信機能付電子機器に
表示される。割引金額記憶手段には、予め定められた、
乗車料金に対する割引金額情報が記憶されている。アク
セス情報記憶手段によって、URLの入力によって乗客
がアクセスしたホームページの広告主を特定するための
広告主情報が記憶される。乗車料金記憶手段は、乗車料
金を通信機能付電子機器を介して受取って記憶する。割
引金額特定手段は、割引金額記憶手段に記憶された割引
情報に基づいて、乗車料金に対する割引金額を特定す
る。演算手段は、乗車料金情報と特定された割引金額情
報とに基づいて、乗客が支払うべき割引後乗車金額を求
める。割引後乗車料金送信手段は、通信機能付電子機器
に割引後乗車金額情報を送信する。
【0012】本発明によれば、有料交通手段を利用する
乗客は、乗車料金の割引が受けられることを期待して、
広告に注意を払い、また、ホームページにアクセスする
ので、広告を見てもらう機会を増すことができる。
【0013】更に、本発明の上記目的は、有料交通手段
の乗客が、有料交通手段内に設置された広告表示媒体に
記載されたURLを通信機能付電子機器に入力して広告
主のホームページを見る代償として、有料交通手段への
乗車料金を割引く車内広告用サーバであって、前記乗客
が前記通信機能付電子機器に入力したURLに応答し
て、広告主のホームページを前記通信機能付電子機器に
表示させるホームページ送信手段と、予め定められた、
乗車料金に対する割引金額情報を記憶した割引金額記憶
手段と、前記URLの入力によって前記乗客がアクセス
したホームページの広告主を特定するための広告主情報
を記憶するためのアクセス情報記憶手段と、乗車料金を
前記通信機能付電子機器を介して受取って記憶するため
の乗車料金記憶手段と、前記割引金額記憶手段に記憶さ
れた割引情報に基づいて、前記乗車料金に対する割引金
額を特定するための割引金額特定手段と、決済サービス
提供会社の決済手段によって、前記乗車料金の全額の決
済処理が済んだとする決済情報を受取るための決済情報
受取手段と、該決済情報送信手段によって前記決済情報
を受取った場合において、前記特定された割引金額を前
記広告主に負担してもらうため、前記広告主のコンピュ
ータに前記特定された割引金額情報を送信するための請
求手段と、前記決済サービス提供会社に、前記乗客に対
して前記特定された割引金額を返金させるため、前記決
済サービス提供会社のコンピュータに、前記特定された
割引金額情報を送信するための返金指示手段とを有す
る、ことを特徴とする車内広告用サーバによっても達成
することができる。
【0014】本発明においては、有料交通手段の乗客
が、有料交通手段内に設置された広告表示媒体に記載さ
れたURLを通信機能付電子機器に入力する。乗客が通
信機能付電子機器に入力したURLに応答して、ホーム
ページ送信手段は、広告主のホームページを通信機能付
電子機器に表示させる。割引金額記憶手段に、予め定め
られた、乗車料金に対する割引金額情報を記憶してお
く。アクセス情報記憶手段は、URLの入力によって乗
客がアクセスしたホームページの広告主を特定するため
の広告主情報を記憶する。乗車料金記憶手段は、乗車料
金を通信機能付電子機器を介して受取って記憶する。割
引金額特定手段は、割引金額記憶手段に記憶された割引
情報に基づいて、乗車料金に対する割引金額を特定す
る。決済情報送信手段は、決済サービス提供会社の決済
手段によって、乗車料金の全額の決済処理が済んだとす
る決済情報を受取る。請求手段は、決済情報受取手段に
よって決済情報を受取った場合において、特定された割
引金額を広告主に負担してもらうため、広告主のコンピ
ュータに特定された割引金額情報を送信する。返金指示
手段は、決済サービス提供会社に、乗客に対して特定さ
れた割引金額を返金させるため、決済サービス提供会社
のコンピュータに、特定された割引金額情報を送信す
る。
【0015】本発明によれば、有料交通手段を利用する
乗客は、乗車料金の割引が受けられることを期待して、
広告に注意を払い、また、ホームページにアクセスする
ので、広告を見てもらう機会を増すことができる。ま
た、ホームページで見た広告対象品を購入すれば、乗車
料金の一部が返金されるので、乗客が店舗に足を運び、
購入する可能性が高くなり、広告を売り上げに結び付け
ることができ、広告効果を高めることができる。
【0016】更に、本発明の上記目的は、有料交通手段
の乗客が、有料交通手段内に設置された広告表示媒体に
記載されたURLを通信機能付電子機器に入力して広告
主のホームページを見る代償として、有料交通手段への
乗車料金を割引く車内広告用サーバであって、前記乗客
が前記通信機能付電子機器に入力したURLに応答し
て、広告主のホームページを前記通信機能付電子機器に
表示させるホームページ送信手段と、予め定められた、
乗車料金に対する割引金額情報を記憶した割引金額記憶
手段と、前記URLの入力によって前記乗客がアクセス
したホームページの広告主を特定するための広告主情報
を記憶するためのアクセス情報記憶手段と、乗車料金を
前記通信機能付電子機器を介して受取って記憶するため
の乗車料金記憶手段と、前記割引金額記憶手段に記憶さ
れた前記割引情報に基づいて、前記乗車料金に対する割
引金額を特定するための割引金額特定手段と、前記広告
対象物の販売金額と前記特定された割引金額とに基づい
て、前記乗客が前記広告主に支払うべき割引後金額を求
めるための演算手段と、前記決済サービス提供会社の決
済手段によって、前記乗車料金の全額の決済処理が済ん
だとする決済情報を受取るための決済情報受取手段と、
該決済情報受取手段によって前記決済情報を受取った場
合において、前記割引後金額を決済するための前記広告
主の決済手段に、前記割引後金額情報を送信するための
割引後金額情報送信手段とを有する、ことを特徴とする
車内広告用サーバによっても達成することができる。
【0017】本発明における車内広告用サーバは以下の
ように作動する。有料交通手段の乗客が、有料交通手段
内に設置された広告表示媒体に記載されたURLを通信
機能付電子機器に入力する。乗客が通信機能付電子機器
に入力したURLに応答して、ホームページ送信手段
は、広告主のホームページを通信機能付電子機器に表示
させる。割引金額記憶手段に、予め定められた、乗車料
金に対する割引金額情報を記憶しておく。アクセス情報
記憶手段は、URLの入力によって乗客がアクセスした
ホームページの広告主を特定するための広告主情報を記
憶する。乗車料金記憶手段は、乗車料金を通信機能付電
子機器を介して受取って記憶する。割引金額特定手段
は、割引金額記憶手段に記憶された割引情報に基づい
て、乗車料金に対する割引金額を特定する。演算手段
は、広告対象物の販売金額と特定された割引金額とに基
づいて、乗客が広告主に支払うべき割引後金額を求め
る。決済情報受取手段は、決済サービス提供会社の決済
手段によって、乗車料金の全額の決済処理が済んだとす
る決済情報を受取る。該決済情報受取手段によって決済
情報を受取った場合において、割引後金額情報送信手段
は、割引後金額を決済するための広告主の決済手段に、
割引後金額情報を送信する。
【0018】本発明によれば、有料交通手段を利用する
乗客は、乗車料金の割引が受けられることを期待して、
広告に注意を払い、また、ホームページにアクセスする
ので、広告を見てもらう機会を増すことができる。ま
た、ホームページで見た広告対象品を割引後の金額で購
入することができるので、広告を売り上げに結び付ける
ことができ、広告効果を高めることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照しつつ、
本発明にかかる車内広告方法およびそのためのサーバの
実施形態について説明する。本実施の形態においては、
有料交通手段の一例としてタクシーの場合について、以
下、説明する。図1〜図9は、第1実施形態にかかるタ
クシー内広告方法およびシステムを示す。そのうち、図
1は、第1実施形態にかかるタクシー内広告方法の仕組
みを示す概略図である。また、図2は、図1に示す仕組
みにおいて、金銭の決済の流れを示す概略図である。
【0020】本実施形態にかかるタクシー内広告方法
は、タクシーの乗客が、タクシー内に設置された広告表
示媒体としてのパンフレットに記載されたURLを、通
信機能付電子機器としての携帯電話に入力して広告主の
ホームページを見る代償として、タクシー乗車料金を割
引く。割引かれた乗車料金は、携帯電話の通話料と共
に、携帯電話利用料として口座から引き落とされる。割
引金額は、ホームページを閲覧してもらった広告主が負
担するので、タクシー会社Tには、乗車料金の全額が決
済される。
【0021】図1を参照しつつ、より詳細に説明する
と、運営会社Xは、企業A、B、Cなどから広告の依頼
をうけ、タクシーの車内に設置するためのパンフレット
と携帯電話用のホームページを各社ごとに制作する。パ
ンフレットには、広告文とともに、各社のホームページ
にアクセスするためのURLが記載されている。パンフ
レットは、タクシーの車内に設置される。また、ホーム
ページは、運営会社Xの車内広告用サーバとしてのタク
シー内広告用サーバ内に設けられる。
【0022】携帯電話2を所有する乗客がタクシーに乗
車したら、車内に設置されたパンフレットの中から興味
をもった広告主Aのパンフレットを見て、記載されてい
るURLを携帯電話2に入力する。通信会社としての携
帯電話会社Kのコンピュータ4を介して運営会社Xのサ
ーバ6から広告主Aのホームページが送信され、携帯電
話2の表示部に表示される。広告主Aのホームページを
見た後、引き続き、乗客が別の広告主Bのパンフレット
の広告に興味がある場合には、それに記載されている広
告主BのURLを入力する。携帯電話会社Kのコンピュ
ータ4を介して運営会社Xのサーバ6から広告主Bのホ
ームページが送信され、携帯電話2の表示部に表示され
る。広告主Bのホームページを見た後、引き続き、乗客
が別の広告主Cのパンフレットの広告に興味がある場合
には、それに記載されている広告主CのURLを入力し
て、ホームページを見る。興味のあるホームページをす
べて見終わり、降車までにまだ時間がある場合には、携
帯電話2を一旦、OFFにする。
【0023】乗客は、降車時に、携帯電話2をONにし
て、携帯電話2と料金メータ8とをケーブル10で接続
し、料金メータ8からタクシー乗車料金情報を取り込
む。タクシー乗車料金情報は、携帯電話会社Kのコンピ
ュータ4を介して、運営会社Xのサーバ6に送信され
る。運営会社Xのサーバ6によって、今回の乗車料金の
割引金額が求められ、更に、乗車料金から割引金額を差
し引いた金額が求められる。乗客は、携帯電話2を使用
して決済処理を終了し、降車する。
【0024】一方、今回、乗客がURLを入力してホー
ムページを見た数は、広告主A、BおよびC社の3社で
ある。運営会社Xのサーバ6は、各広告主の負担金額を
演算するため、割引金額を3で均等割した金額をEメー
ルによって、広告主A、BおよびCの各コンピュータ1
2,14,16に自動的に請求する。広告主A、Bおよ
びCの各社は、請求された金額を運営会社Xの口座に振
り込む。更に、運営会社Xのサーバ6は、割引後乗車金
額を携帯電話会社KにEメールによって自動的に請求す
る。携帯電話会社Kは、携帯電話2の電話料金と共に、
割引後乗車金額を口座から引き落とす。携帯電話会社K
は、割引後乗車金額を運営会社Xに振り込む。運営会社
Xは、タクシー会社Tの口座に、広告主A、BおよびC
の各社から振り込まれた割引金額の合計と、携帯電話会
社Kから振り込まれた割引後乗車金額を合わせて、タク
シー会社Tに振り込み、乗車料金を決済する。
【0025】図3は、タクシー内広告システムの全体の
構成を示す概略図である。図3に示すように、タクシー
内広告システム18は、公衆回線網、インターネット等
の既存のネットワーク20と、ネットワークを介して相
互に交信可能なタクシー内広告用サーバ6、携帯電話会
社Kのコンピュータ4、および、広告主A、B、Cの社
内に設置されたコンピュータ12,14,16と、携帯
電話会社Kのコンピュータ4を介してネットワークに接
続される携帯電話2と、携帯電話2にケーブル10を介
して接続されるタクシーの料金メータ8とを有する。
【0026】図4は、タクシー内広告用サーバの構成を
示すブロック図である。図4に示すように、タクシー内
広告用サーバは、各広告主のホームページを記憶するた
めのホームページ記憶手段22と、予め定められたタク
シー乗車料金に対する割引金額情報を記憶した割引金額
記憶手段24と、URLの入力によって乗客がホームペ
ージにアクセスした、割引金額を負担すべき広告主を特
定するための広告主情報を記憶するための広告主記憶手
段26と、URLへのアクセス回数、携帯電話2を特定
するための特定情報など、乗客のアクセスに関する情報
を記憶するためのアクセス情報記憶手段28と、広告主
および携帯電話会社Kに請求すべき金額を記憶するため
の割引金額負担額記憶手段30と、割引後の乗車料金を
記憶するための割引後乗車料金記憶手段32と、携帯電
話2を介して受取った乗車料金を記憶する乗車料金記憶
手段34とを有する。
【0027】更に、タクシー内広告用サーバ6は、情報
を受取るための受信手段32と、乗客が携帯電話2に入
力したURLに応答して、ホームページ、その他の情報
を送信するための送信手段38と、割引金額記憶手段2
4に記憶された割引金額情報に基づいて割引金額を求め
るための割引金額特定手段40と、乗客がアクセスした
ホームページの広告主を特定するための広告主特定手段
と、広告主記憶手段26に記憶された各広告主が負担す
べき負担金額を求める負担金額特定手段42と、乗車料
金記憶手段34に記憶された乗車料金と割引金額記憶手
段24に記憶された割引金額情報とに基づいて、乗客が
支払うべき割引後乗車料金を求めるための演算手段44
と、乗客がホームページにアクセスした回数をカウント
するための閲覧回数カウント手段46と、ホームページ
にアクセスした携帯電話2と料金決済した携帯電話2が
同じものであるかを照合するための照合手段48と、負
担金額を各広告主のコンピュータ12,14,16に、
また、割引後乗車料金を乗客に電話料金として請求する
ために携帯電話会社Kのコンピュータ4に送信する請求
手段50とを有する。上記各手段は、コントロール手段
35を介して、上記各記憶手段との間で情報の読み取り
を行うことができる。
【0028】図5〜図9は、携帯電話の表示部に表示さ
れる一連の画面を示す図である。図5〜図9を参照しつ
つ、サーバ6の動作について説明する。携帯電話2の所
有者は、あらかじめ、インターネットを利用する際に入
力が必要なパスワードの登録を行っておく。携帯電話会
社Kのコンピュータ4の携帯電話利用者情報記憶手段
(図示せず)に、携帯電話利用者の住所、氏名、その他
の情報とともに、パスワードを記憶しておく。また、運
営会社Xのサーバ6のアクセス情報記憶手段28に広告
主A、BおよびCの社名、住所などの広告主に関する情
報を記憶しておき、また、ホームページ記憶手段22に
広告主A、B、およびCのそれぞれのホームページを記
憶しておく。各広告主のホームページは、サーバ6のU
RLに各ホームページごとに異なるディレクトリ名を付
与して特定するようになっている。更に、運営会社X
は、各広告主のパンフレットを作成し、タクシーの車内
に設置しておく。各パンフレットに、広告主のURL、
すなわち、"http://www.xxx.com/(ホームページを特定
するディレクトリ名)"を記載しておく。
【0029】携帯電話2を所有している者がタクシーに
乗ったら、タクシーの車内に設けられた複数のパンフレ
ットの中から、興味ある広告主Aのパンフレットを選
ぶ。図5に示す携帯電話サービスの初期メニューから
「インターネットへのアクセス」の項目を選択する。携
帯電話会社Kのコンピュータ4が、受信手段(図示せ
ず)によって携帯電話2に入力した情報を受信したら、
送信手段(図示せず)によって携帯電話2に、図6に示
す、パスワードおよびパンフレットに記載されたURL
の入力を求める画面を送信する。乗客は、パワードおよ
びURL情報を携帯電話2に入力する。携帯電話会社K
のコンピュータ4の受信手段が、パスワードおよびUR
L情報を受取ったら、パスワード照合手段(図示せず)
は、携帯電話利用者記憶手段に記憶されたパスワードと
入力されたパスワードとが一致するかを判断する。一致
する場合には、携帯電話会社Kのコンピュータ4の送信
手段は、URL情報を運営会社Xのサーバ6に送信す
る。
【0030】運営会社Xのサーバ6は、URL情報およ
びアクセス時間をアクセス情報記憶手段28に記憶す
る。運営会社Xのサーバ6の受信手段32がURL情報
を受取ったら、運営会社Xのサーバ6は、URL情報お
よびアクセス時間をアクセス情報記憶手段28に記憶す
る。また、閲覧回数カウント手段46によって、携帯電
話2の利用者がホームページを閲覧した回数として1が
カウントされるとともに、広告主記憶手段26に「1」
が記憶される。また、アクセス広告主記憶手段26に乗
客が閲覧したホームページの広告主を特定するための広
告主情報、本実施形態においてはURL情報を記憶す
る。
【0031】送信手段38は、ホームページ記憶手段2
2に記憶されている、URLによって特定された広告主
Aのホームページ(図7に例示する)を、携帯電話会社
Kのコンピュータ4を介して携帯電話2に送信し、広告
主Aのホームページが表示部に表示される。
【0032】乗客が、乗車中、更に、広告主Bの広告に
興味がある場合には、「ホームページ閲覧続く」を選択
し、パンフレットを見て広告主BのURLを入力する。
URL情報は、携帯電話会社Kのコンピュータ4を介し
て運営会社Xのサーバ6に送信される。運営会社Xのサ
ーバ6の受信手段32がURL情報を受取ったら、運営
会社Xのサーバ6は、URL情報およびアクセス時間を
アクセス情報記憶手段28に記憶する。また、閲覧回数
カウント手段46によって、携帯電話2の利用者がホー
ムページを閲覧した回数として2がカウントされるとと
もに、アクセス情報記憶手段28に「2」が記憶され
る。また、入力されたURL情報に基づき、広告主記憶
手段26に記憶された社名と対応するURL情報に基づ
き、どの広告主のホームページを閲覧したかを特定し、
アクセス情報記憶手段28にアクセスした広告主情報を
記憶する。
【0033】送信手段38は、ホームページ記憶手段2
2に記憶されている、URLによって特定された広告主
Bのホームページを、携帯電話会社Kのコンピュータ4
を介して携帯電話2に送信し、広告主Bのホームページ
が表示部に表示される。乗客が、更に、広告主Cの広告
に興味がある場合には、広告主Bのホームページの閲覧
操作と同様にして、広告主Bのホームページを閲覧す
る。なお、閲覧回数カウント手段46によって、携帯電
話2の利用者がホームページを閲覧した回数として3が
カウントされるとともに、アクセス情報記憶手段28に
「3」が記憶される。
【0034】乗客が、これ以上、ホームページにアクセ
スしない場合は、「ホームページ閲覧終了」を選択す
る。終了情報が、携帯電話会社Kのコンピュータ4を介
して、運営会社Xのサーバ6に送信される。運営会社X
のサーバ6は、終了情報の受信時間を終了時間としてア
クセス情報記憶手段28に記憶する。更に、照合手段4
8は、URLを入力した携帯電話2と、後に降車時に乗
車料金の決済を行う携帯電話2とが一致するかを照合す
るため、特定のタクシー内においてホームページ閲覧に
使用した携帯電話2に対して、特定の照合情報、すなわ
ち乱数を付与する。この乱数は、通信日時と共に、アク
セス情報記憶手段28に記憶される。なお、照合情報と
しての乱数は、同時間帯に送受信している複数の携帯電
話2に対して、同じ番号が付与されないように決定され
る。ホームページの閲覧を終了した携帯電話2に対して
乱数が付与されたら、送信手段38によって、乱数が携
帯電話会社Kのコンピュータ4を介して携帯電話2に送
信され、この乱数が携帯電話2のメモリに記憶される。
また、携帯電話会社Kのコンピュータ24にも乱数情報
と通信日時が記憶される。この情報は、後に、運営会社
Xから割引後乗車料金金額情報が送信された際に、どの
携帯電話の所有者への請求かを特定するために使用され
る。また、携帯電話2の表示部に表示された「降車時ま
で時間がある場合には、携帯電話2の電源をOFFにし
てください」の指示にしたがい、一次的に携帯電話2の
電源をOFFにする。
【0035】降車時には、携帯電話2の電源を再度、O
Nにする。また、携帯電話2を、接続ケーブル10でタ
クシーの料金メータ8に接続する。運営会社Xのサーバ
6から携帯電話会社Kのコンピュータ4を介して、図8
に示す決済画面が携帯電話2に送信され、表示部に表示
される。図8に示すように、決済画面には、携帯電話2
の所有者名、携帯電話番号、および、ホームページへの
アクセス回数すなわち、URLの入力回数が表示され
る。今回のホームページへのアクセスは広告主A、Bお
よびCであり、アクセス回数は3回である。内容を確認
したら、「OK」を選択する。「OK」が選択された
ら、料金メータ8からタクシーの乗車料金情報、例え
ば、¥5000が携帯電話2に読み込まれる。乗客によ
って入力された「OK」情報、携帯電話2のメモリに記
憶された乱数である照合情報および乗車料金情報が、携
帯電話会社Kのコンピュータ4を介して運営会社Xのサ
ーバ6に送信される。乗車料金は乗車料金記憶手段34
に記憶される。照合手段48は、アクセス情報記憶手段
28に記憶された照合情報としての乱数と、携帯電話2
から受信した乱数とが一致するかを判断する。一致する
と判断した場合には、ホームページの閲覧に使用した携
帯電話2と乗車料金の決済に使用する携帯電話2とが、
同一の携帯電話2であるものとして決済処理に進む。
【0036】本実施形態においては、割引金額記憶手段
24に記憶された割引金額の割引体系は、乗車料金が増
加するにしたがってステップ状に増加するように設定さ
れている。割引金額特定手段40は、割引金額記憶手段
24に記憶された割引金額および乗車料金記憶手段34
に記憶された乗車料金に基づいて、割引金額を求める。
例えば、例えば、乗車金額が¥5000である場合に
は、割引金額は¥600であるとする。運営会社Xのサ
ーバ6の送信手段38は、図9に示す画面を携帯電話2
に送信し、今回の割引金額である¥600を表示して、
乗客の確認を求める。確認したら、乗客は「OK」を選
択し、決済手続が終了する。
【0037】運営会社Xのサーバ6においては、更に、
決済処理が行われる。本実施形態においては、割引金額
の負担に関し、ホームページを閲覧してもらった広告主
の間で均等負担としているので、運営会社Xの負担金額
特定手段42は、割引金額¥600をアクセス情報記憶
手段28に記憶されたアクセス回数、すなわちホームペ
ージを閲覧してもらった広告主の数である3で割って、
各広告主の負担金額¥200を演算し、割引金額負担額
記憶手段30に広告主情報と対応させて記憶する。更
に、演算手段44は、乗車金額記憶手段に記憶された乗
車料金¥5000から割引金額¥600を差し引いた、
割引後乗車金額¥4400を求める。この割引後乗車金
額は、割引後乗車料金記憶手段32に記憶される。
【0038】広告主記憶手段26には、予め、各広告主
の社名と広告主のホームページのURL情報が対応して
記憶されている。広告主特定手段は、入力されたURL
情報と広告主記憶手段26に記憶された広告主情報とに
基づき、乗客がどの広告主のホームページを閲覧したか
を特定する。請求手段50は、広告主特定手段によって
特定された各広告主のコンピュータ12,14,16
に、Eメールの手段によって、負担額情報¥200を送
信して請求し、また、携帯電話会社Kのコンピュータ4
にEメールの手段によって、割引後乗車金額と、携帯電
話2によって通信した際に付与された乱数および通信日
時情報を送信する。。携帯電話会社Kは、乱数および通
信日時情報に基づいて、どの携帯電話の所有者に請求す
べきかを特定し、請求された金額を、タクシーの乗客で
ある携帯電話2の所有者の銀行口座から電話料金と共に
引き落とす。各広告主A,B,Cおよび携帯電話会社K
が、請求された金額を運営会社Xの口座に振り込んでき
たら、運営会社Xは、これらの合計金額であるタクシー
乗車金額である¥5000を、タクシー会社Tに振り込
んで、乗車料金の決済を行う。
【0039】本実施の形態によれば、運営会社Xのサー
バ6が照合手段48を有し、携帯電話2に対して特定情
報として乱数を付与して携帯電話2のメモリに記憶さ
せ、決済時に使用した携帯電話2から送信された乱数
と、当初、付与した乱数とが一致するか否かを照合する
ので、ホームページを閲覧した携帯電話2とは別の携帯
電話2で決済する不都合が防止される。また、本実施形
態によれば、利用の際にパスワード入力を行うようにな
っているので、所有者の了解なく携帯電話2を利用し
て、第三者が乗車料金を決済してしまうのを防止するこ
とができる。
【0040】図10〜図14は、本発明にかかる第2実
施形態にかかる広告方法およびシステムを示し、そのう
ち、図10および図11は、第2実施形態にかかる広告
方法の仕組みを示す概略図である。また、図12は、図
10および図11に示す仕組みにおいて、金銭の決済の
流れを示す概略図である。更に、図13は、広告システ
ムの全体の構成を示す概略図であり、図14は、広告用
サーバの構成を示すブロック図である。本発明の第2実
施形態にかかる広告方法は、通行者が街角に設置された
広告表示媒体としてのパンフレット見て、パンフレット
に記載されたURLを、通信機能付電子機器としての携
帯電話に入力して広告主のホームページを見て広告対象
品を購入する、ホームページに広告している広告対象品
の料金を割引く。広告対象品の割引後金額の決済は、携
帯電話の通話料と共に、携帯電話利用料として口座から
引き落とされる。割引金額は、広告主(広告対象品を販
売している店舗)が負担する。
【0041】図10および図11を参照しつつ、第2実
施形態についてより詳細に説明すると、運営会社Xは、
企業A、B、Cなどから広告の依頼をうけ、広告表示媒
体としてのパンフレットと携帯電話102用のホームペ
ージを各社ごとに制作する。パンフレットには、広告文
とともに、各社のホームページにアクセスするためのU
RLが記載されている。パンフレットは、街頭に設置さ
れる。また、ホームページは、運営会社Xの広告用サー
バ106内に設けられる。
【0042】携帯電話102を所有する者が、街頭に設
置されたパンフレットのうち、興味をもった広告主Aの
パンフレットを見て、記載されているURLを携帯電話
102に入力する。決済サービ提供会社としての携帯電
話会社Kのコンピュータ104を介して運営会社Xのサ
ーバ106から広告主Aのホームページが送信され、携
帯電話102の表示部に表示される。ホームページを見
終わったら、携帯電話102を一旦、OFFにする。例
えば、ホームページの広告主が衣料品店であり、ホーム
ページにスーツを広告対象品として広告していたとす
る。パンフレットの広告を見た者は、ホームページにア
クセスするのに使用した携帯電話を持って、広告主Aの
衣料品店へ出向く。広告を見た者が、特定のスーツを購
入することを決定したら、図11に示すように、広告を
見た者は、店頭に設置された決済手段としてのレジスタ
108にケーブル110を介して、携帯電話102を接
続する。店員は、レジスタ108に購入を決定した特定
のスーツの販売金額を入力する。広告を見た者は、携帯
電話2をONにして、レジスタ108から販売金額情報
を取り込む。販売金額情報は、携帯電話会社Kのコンピ
ュータ104を介して、運営会社Xのサーバ106に送
信される。運営会社Xのサーバ106によって、販売料
金に対する割引金額が求められ、更に、販売金額から割
引金額を差し引いた割引後販売金額が求められる。広告
を見た者は、携帯電話102を使用して割引後販売金額
を決済処理し、買い物を終了する。
【0043】一方、運営会社Xのサーバ106は、広告
主Aが負担すべき割引金額情報を、広告主Aのコンピュ
ータ112にEメールによって送信し、割引金額分を請
求する。図12に示すように、広告主Aは、請求された
割引金額を運営会社Xの口座に振り込む。更に、運営会
社Xのサーバ106は、販売金額情報、割引き金額情
報、割引後販売金額情報を携帯電話会社Kのコンピュー
タ104にEメールによって送信する。携帯電話会社K
は、携帯電話102の電話料金と共に、割引後販売金額
を購入者である広告を見た者(携帯電話の所有者)の口
座から引き落とす。また、携帯電話会社Kは、割引き前
の販売金額分を広告主Aの口座に振り込む。運営会社X
は、携帯電話会社Kの口座に、広告主Aが振り込んでき
た割引金額(負担金額)を、携帯電話会社Kに振り込ん
で決済する。
【0044】図13は、広告システムの全体の構成を示
す概略図である。図13に示すように、広告システム1
18は、公衆回線網、インターネット等の既存のネット
ワーク120と、ネットワーク120を介して相互に交
信可能な携帯電話会社Kのコンピュータ104、およ
び、広告主A、B、Cの社内に設置されたコンピュータ
112,114,116と、携帯電話会社Kのコンピュ
ータ104を介してネットワークに接続される携帯電話
102と、携帯電話102にケーブル110を介して接
続される広告主Aの店舗内に設置されたレジスタ108
とを有する。
【0045】図14は、広告用サーバの構成を示すブロ
ック図である。図14に示すように、タクシー内広告用
サーバは、各広告主のホームページを記憶するためのホ
ームページ記憶手段122と、予め定められた各広告主
の広告対象品に対する割引金額情報を記憶した割引金額
記憶手段124と、URLの入力によって広告を見た者
がホームページにアクセスした、割引金額を負担すべき
広告主を特定するための広告主情報を記憶するための広
告主記憶手段126と、携帯電話102を特定するため
の特定情報など、乗客のアクセスに関する情報を記憶す
るためのアクセス情報記憶手段128と、広告主および
携帯電話会社Kに請求すべき金額を記憶するための割引
金額負担額記憶手段130と、割引後販売金額を記憶す
るための割引後販売金額記憶手段132と、レジスタ1
08から携帯電話102を介して受取った販売金額を記
憶する販売金額記憶手段134とを有する。
【0046】更に、サーバ106は、情報を受取るため
の受信手段132と、乗客が携帯電話102に入力した
URLに応答して、ホームページ、その他の情報を送信
するための送信手段138と、割引金額記憶手段124
に記憶された割引金額情報に基づいて割引金額を求める
ための割引金額特定手段140と、乗客がアクセスした
ホームページの広告主を特定するための広告主特定手段
141と、広告主記憶手段126に記憶された各広告主
が負担すべき負担金額を求める負担金額特定手段142
と、販売金額記憶手段134に記憶された販売金額と、
割引金額記憶手段124に記憶された割引金額情報とに
基づいて、広告を見た者が支払うべき割引後乗車料金を
求めるための演算手段144と、広告体商品に対する支
払決済を行う決済サービス提供会社に、販売金額記憶手
段134に記憶された販売金額情報および割引金額特定
手段140によって特定された割引金額情報を送信する
ための決済情報送信手段146と、ホームページにアク
セスした携帯電話102と料金決済した携帯電話102
が同じものであるかを照合するための照合手段148
と、割引料金である広告主の負担金額を、各広告主のコ
ンピュータ112,114,116に、また、割引後乗
車料金を乗客に電話料金として請求するために携帯電話
会社Kのコンピュータ104に向けて送信する請求手段
150とを有する。上記各手段は、コントロール手段1
35を介して、上記各記憶手段との間で情報の読み取り
を行うことができる。
【0047】携帯電話に表示される表示画面は、図5〜
図9に示す画面とほぼ同じであるので、省略する。サー
バ106の動作について説明する。携帯電話102の所
有者は、あらかじめ、インターネットを利用する際に入
力が必要なパスワードの登録を行っておく。携帯電話会
社Kのコンピュータ104の携帯電話利用者情報記憶手
段(図示せず)に、携帯電話利用者の住所、氏名、その
他の情報とともに、パスワードを記憶しておく。また、
運営会社Xのサーバ106のアクセス情報記憶手段12
8に広告主A、BおよびCの社名、住所などの広告主に
関する情報を記憶しておき、また、ホームページ記憶手
段122に広告主A、B、およびCのそれぞれのホーム
ページを記憶しておく。各広告主のホームページは、サ
ーバ106のURLに各ホームページごとに異なるディ
レクトリ名を付与して特定するようになっている。更
に、運営会社Xは、各広告主のパンフレットを作成し、
街頭に設置しておく。各パンフレットに、広告主のUR
L、すなわち、"http://www.xxx.com/(ホームページを
特定するディレクトリ名)"を記載しておく。
【0048】携帯電話102を所有している者が、街頭
に設けられた複数のパンフレットのうち、興味ある広告
主Aのパンフレットを選ぶ。広告主Aのホームページの
閲覧は、第1実施形態においては、ホームページへのア
クセス回数をカウントするのに対して、第2実施形態に
おいては、ホームページへのアクセス回数をカウントし
ない点を除き、図5から図7を参照して説明した手順と
同じであるので省略する。
【0049】乗客が、広告主A以外のホームページにア
クセスしない場合は、「ホームページ閲覧終了」を選択
する。終了情報が、携帯電話会社Kのコンピュータ10
4を介して、運営会社Xのサーバ106に送信される。
運営会社Xのサーバ106は、終了情報の受信時間を終
了時間としてアクセス情報記憶手段128に記憶する。
更に、照合手段148は、URLを入力した携帯電話1
02と、後に広告主Aの店舗において販売金額の決済を
行う携帯電話102とが一致するかを照合するため、ホ
ームページ閲覧に使用した携帯電話102に対して、特
定の照合情報、すなわち乱数を付与する。この乱数は、
アクセス情報記憶手段128に記憶される。なお、照合
情報としての乱数は、同時間帯に送受信している複数の
携帯電話102に対して、同じ番号が付与されないよう
に決定される。ホームページの閲覧を終了した携帯電話
102に対して乱数が付与されたら、送信手段138に
よって、乱数が携帯電話会社Kのコンピュータ104を
介して携帯電話102に送信され、この乱数が携帯電話
102のメモリに記憶される。また、携帯電話102の
表示部に表示された「携帯電話102の電源をOFFに
してください」の指示にしたがい、一次的に携帯電話1
02の電源をOFFにする。
【0050】広告主Aのホームページを見て、広告され
ている広告対象品に興味をもち、広告を見た者は、ホー
ムページの地図情報にしたがって広告主Aの衣料品店に
出向く。広告を見た者が、衣料店において、例えば、¥
50000のスーツの購入を決定する。キャッシャー
で、携帯電話102の電源を再度、ONにする。また、
携帯電話102を、接続ケーブル110でレジスタ10
8に接続する。運営会社Xのサーバ106から携帯電話
会社Kのコンピュータ104を介して、決済画面が携帯
電話102に送信され、表示部に表示される。店舗の販
売員は、レジスタ108に特定のスーツの割引前の販売
価格を入力する。レジスタ108から販売金額情報であ
る¥50000が携帯電話102に読み込まれる。携帯
電話102のメモリに記憶された乱数である照合情報お
よび販売金額情報が、携帯電話会社Kのコンピュータ1
04を介して、運営会社Xのサーバ106に送信され
る。販売金額情報は販売金額記憶手段134に記憶され
る。照合手段148は、アクセス情報記憶手段128に
記憶された照合情報としての乱数と、携帯電話102か
ら受信した乱数とが一致するかを判断する。一致すると
判断した場合には、ホームページの閲覧に使用した携帯
電話102と乗車料金の決済に使用する携帯電話102
とが、同一の携帯電話102であるものとして決済処理
に進む。
【0051】本実施形態においては、割引金額記憶手段
124に、各広告対象品に対する割引金額が記憶されて
いる。携帯電話102の画面に購入を決定したスーツの
割引金額情報である、例えば、¥3000を送信して、
表示部に表示し、乗客の確認を求める。確認したら、乗
客は「OK」を選択し、決済処理が終了する。
【0052】運営会社Xのサーバ106においては、更
に、決済処理が行われる。負担金額特定手段142によ
って、広告主Aが負担すべき金額、すなわち割引料金金
額相当分、¥3000であることが特定され、その負担
金額情報が割引金額負担額記憶手段130に広告主情報
と対応させて記憶される。更に、演算手段144は、販
売金額記憶手段134に記憶された販売金額¥5000
0から割引金額¥3000を差し引いた、割引後販売金
額¥47000を求める。この割引後販売金額は、割引
後販売金額記憶手段132に記憶される。
【0053】広告主記憶手段126には、予め、各広告
主の社名と広告主のホームページのURL情報が対応し
て記憶されている。広告主特定手段141は、入力され
たURL情報と広告主記憶手段126に記憶された広告
主情報とに基づき、乗客がどの広告主のホームページを
閲覧したかを特定する。請求手段150は、広告主特定
手段141によって特定された広告主のコンピュータ1
12に、Eメールの手段によって、負担額¥3000を
請求し、また、携帯電話会社Kのコンピュータ104に
Eメールの手段によって、販売金額記憶手段134に記
憶された販売金額情報、割引金額記憶手段130に記憶
された割引金額情報、および割引後販売金額記憶手段1
32に記憶された割引後販売金額情報を送信する。携帯
電話会社Kは、割引後販売金額分を広告を見た者、すな
わち、携帯電話102の所有者である購入者の銀行口座
から電話料金と共に引き落とす。また、携帯電話会社K
は、広告主Aの口座に販売金額全額を振り込む。また、
広告主Aは請求された負担金額を運営会社Xの口座に振
り込む。運営会社Xは、負担金額分を携帯電話会社Kの
口座に振り込んで決済を行う。
【0054】第2実施形態によれば、広告を見てホーム
ページにアクセスするたびに、広告を見た者は、広告対
象品を購入する際に割引きを受けることができる、いわ
ば「電子割引クーポン」を携帯電話を介して蓄積してお
くことができ、都合の良いときに店舗を訪れて、購入時
に割引を受けることができる。広告主にとっては、割引
きによって販売の機会を増すことができる。
【0055】本発明は、以上の実施の形態に限定される
ことなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で
種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包
含されるものであることはいうまでもない。例えば、第
1実施形態においては、有料交通手段の例としてタクシ
ーの場合について説明したが、有料交通手段はバス、電
車、船、飛行機など、その他の乗り物であってもよい。
また、第1実施形態においては、通信機能付電子機器と
して、例示として携帯電話を使用した場合について説明
したが、通信機能付電子機器は、通信機能付のパソコ
ン、その他のいかなる電子機器であってもよい。更に、
第1実施形態においては、タクシー内に、各広告会社に
対してパンフレットが1つづつ設置されているが、1つ
のパンフレットに複数の広告主のURL情報を記載して
おいてもよく、また、パンフレット以外のいかなる広告
表示媒体を利用してもよく、例えば、車内への張り紙、
電光掲示板、動画を示すディスプレーなどであってもよ
い。
【0056】更に、第1実施形態においては、各広告主
のホームページは運営会社Xのサーバ6内に記憶されて
おり、該サーバ6によってホームページが携帯電話2に
送信さる。しかし、ホームページは各広告主のサーバ6
内に記憶し、従来の方法によって、各広告主のサーバ1
2,14,16から運営会社Xのサーバ6を介して携帯
電話2に送信されるようにしてもよい。
【0057】更に、第1実施形態においては、携帯電話
2と料金メータ8とを接続ケーブル10によって接続
し、乗車金額情報を携帯電話2に読み込むようになって
いるが、料金メータ8と携帯電話2とを互いに接続する
ことなく、携帯電話2に直接入力するようにしてもよ
い。更に、第1実施形態においては、割引金額記憶手段
24に記憶された割引金額情報は割引金額であるが、割
引金額情報は、割引率(%)など、その他の情報であっ
てもよい。また、アクセス情報記憶手段28に記憶され
た、乗客がアクセスしたホームページの広告主を特定す
る情報は、URL自体を記憶しても、URLに対応する
広告主名を記憶しておいてもよいのはいうまでもない。
更に、第1実施形態においては、割引後乗車金額を携帯
電話の通話料と共に、口座から引き落とされるようにな
っているが、支払手段は、クレジットカード、プリペイ
ドカード、タクシー券、現金など、いなかる手段によっ
て支払ってもよい。
【0058】更に、第1実施形態においては、タクシー
からの降車時に割引後乗車金額を支払処理するが、タク
シーの降車時には乗車料金の全額を、例えば、携帯電話
会社やクレジットカード会社などの決済サービス提供会
社が提供する、決済手段(携帯電話料金と共に口座から
引き落とし、クレジットカード等)によって支払決済
し、後に、車内においてホームページで閲覧した広告主
の店舗に出向き、実際に広告対象品を購入した場合に、
決済サービス提供会社に、割引金額を乗客に対して返金
するように指示するようにしてもよい。その場合におい
ては、降車時において、乗車料金の全額が支払われてい
るかを確認するため、サーバ6に、乗車料金の全額の決
済処理が済んだとする決済情報を受取るための決済情報
受取手段と、決済サービス提供会社のコンピュータに割
引金額情報(返金金額)を送信するための返金指示手段
とを設ければよい。
【0059】更に、第1実施形態においては、タクシー
からの降車時に割引後乗車金額を支払処理するが、タク
シーの降車時には乗車料金の全額を、携帯電話料金と共
に口座から引き落とし、クレジットカード、タクシー
券、現金等によって支払決済し、後に、車内においてホ
ームページで閲覧した広告主の店舗に出向き、実際に広
告対象品を購入する場合に、広告対象品の販売金額か
ら、乗車料金に対する割引金額を差し引いた割引後販売
金額を、広告主の店舗において、クレジットカードなど
の決済手段によって、支払決済してもよい。その場合、
割引を提供する前に、乗車料金の全額の決済処理が済ん
でいることを確認するため、乗車料金の全額の決済処理
が済んだとする決済情報を受取るための決済情報受取手
段と、割引後販売金額を決済するための広告主の決済手
段(クレジットカード決済器など)に、割引後販売金額
情報を送信するようにしてもよい。
【0060】また、第2実施形態においては、広告表示
媒体は、街頭に設置されたパンフレットであるが、広告
表示媒体は、パンフレット以外のいかなる広告表示媒体
を利用してもよく、例えば、新聞折り込み広告、張り
紙、電光掲示板、車内広告、動画を示すディスプレー、
郵便によるDMなどであってもよい。
【0061】更に、第2実施形態においては、通信機能
付電子機器の例示として、携帯電話を使用する場合につ
いて説明したが、通信機能付電子機器は携帯式のものに
限られず、設置形のものであってもよい。すなわち、街
頭で入手した広告を見て、自宅のコンピュータを使用し
てインターネットを介してホームページにアクセスして
もよい。その場合、店舗で買い物をする場合には、店舗
に設置された通信機能付電子機器(コンピュータなど)
を介して、運営会社Xのサーバ106にアクセスすれば
よい。また、ホームページにアクセスした者と、店舗で
買い物をする者とが一致するかの本人確認は、例えば、
サーバ106が受付番号発行手段を有し、自宅のコンピ
ュータによってホームページにアクセスした後、受付番
号発行手段によって受付番号を送信するようにし、広告
を見た者は受付番号を控えて店舗に出向き、店舗に設置
された通信機能付電子機器を介して受付番号を入力し、
照合手段によって受付番号が一致するかによって、本人
確認を行えばよい。
【0062】更に、第2実施形態においては、割引後金
額を、携帯電話料金と共に口座から引き落とすことによ
って決済しているが、支払は、クレジットカード、商品
券、現金等、いかなる手段によって行ってもよい。更
に、第2実施形態においては、決済を携帯電話料金と共
に決済するので、携帯電話会社が決済サービス提供会社
に、また、口座引き落としが決済手段に相当するが、ク
レジットカードで決済する場合には、クレジットカード
会社が、決済サービス提供会社に、また、クレジットカ
ードが決済手段に相当する。更に、第2実施形態におい
て、店舗における通信機能付電子機器は、コンピュータ
であっても、また、通信機能のないレジスタなどの決済
手段と、それに接続された形態電話で構成されていても
よい。
【0063】更に、第2実施形態において、広告を見た
者が割引後購入金額で広告対象品を入手できれば、運営
会社X、携帯電話会社などの決済サービス提供会社、お
よび広告主の間の金銭の流れ方向、金額は問わないのは
いうまでもない。なお、上記実施形態において、2つの
手段によって行っている動作を、1つの手段によって行
っても、また、1つの手段によって行っている動作を、
複数の手段によって行ってもよい。
【0064】
【発明の効果】本発明によれば、広告効果を高めること
ができる広告方法およびそのためのサーバを提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかるタクシー内広告方
法の仕組みを示す概略図である。
【図2】図1が示す仕組みにおいて、金銭の決済の流れ
を示す概略図である。
【図3】タクシー内広告システムの全体の構成を示す概
略図である。
【図4】タクシー内広告用サーバの構成を示すブロック
図である。
【図5】携帯電話の表示部に表示される画面を示す図で
ある。
【図6】携帯電話の表示部に表示される画面を示す図で
ある。
【図7】携帯電話の表示部に表示される画面を示す図で
ある。
【図8】携帯電話の表示部に表示される画面を示す図で
ある。
【図9】携帯電話の表示部に表示される画面を示す図で
ある。
【図10】第2実施形態にかかる広告方法の仕組みを示
す概略図である。
【図11】第2実施形態にかかる広告方法の仕組みを示
す概略図である。
【図12】図10および図11に示す仕組みにおいて、
金銭の決済の流れを示す概略図である。
【図13】広告システムの全体の構成を示す概略図であ
る。
【図14】広告用サーバの構成を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
2 携帯電話 6 タクシー広告用サーバ(車内広告用サーバ) 24 割引金額記憶手段 28 アクセス情報記憶手段 34 乗車料金記憶手段 38 送信手段(ホームページ送信手段) 42 負担金額特定手段 44 演算手段 48 照合手段 50 請求手段 102 携帯電話 106 広告用サーバ 124 割引金額記憶手段 128 アクセス情報記憶手段 134 乗車料金記憶手段 138 送信手段(ホームページ送信手段) 142 負担金額特定手段 144 演算手段 148 照合手段 150 請求手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 盛田 貴裕 東京都中央区八丁堀3丁目4番8号 株式 会社ナレッジアンドインテリジェンス内

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 広告を見た者が、広告表示媒体に記載さ
    れたURLを通信機能付電子機器に入力して広告主のホ
    ームページを見て広告対象品を購入する、広告対象品の
    料金を割引くための広告用サーバであって、 前記広告を見た者が前記通信機能付電子機器に入力した
    URLに応答して、前記広告主のホームページを前記通
    信機能付電子機器に表示させるホームページ送信手段
    と、前記URLの入力によって前記広告を見た者がアク
    セスしたホームページの前記広告主を特定するための広
    告主情報を記憶するためのアクセス情報記憶手段と、予
    め定められた、広告対象品に対する割引金額情報を記憶
    しておくための割引金額記憶手段と、前記広告を見た者
    が購入することを決定した広告対象品に対する販売金額
    情報を受取って記憶するための販売金額記憶手段と、前
    記購入を決定した広告対象品に対する割引金額を、前記
    割引金額記憶手段に記憶された前記割引金額情報に基づ
    いて特定する割引金額特定手段と、前記広告対象品に対
    する支払決済を行う決済サービス提供会社の通信機能付
    電子機器に、前記販売金額情報および前記特定された割
    引金額情報を送信するための決済情報送信手段と、前記
    特定された割引金額を前記広告主に負担してもらうた
    め、前記広告主の通信機能付電子機器に、前記特定され
    た割引金額情報を送信するための請求手段とを有する、
    ことを特徴とする広告用サーバ。
  2. 【請求項2】 広告を見た者が、広告表示媒体に記載さ
    れたURLを通信機能付電子機器に入力して広告主のホ
    ームページを見て広告対象品を購入する、広告対象品の
    料金を割引くための広告用サーバであって、 前記広告を見た者が前記通信機能付電子機器に入力した
    URLに応答して、前記広告主のホームページを前記通
    信機能付電子機器に表示させるホームページ送信手段
    と、前記URLの入力によって前記広告を見た者がアク
    セスしたホームページの前記広告主を特定するための広
    告主情報を記憶するためのアクセス情報記憶手段と、予
    め定められた、広告対象品に対する割引金額情報を記憶
    しておくための割引金額記憶手段と、前記広告を見た者
    が購入することを決定した広告対象品に対する販売金額
    情報を受取って記憶するための販売金額記憶手段と、前
    記購入を決定した広告対象品に対する割引金額を、前記
    割引金額記憶手段に記憶された前記割引金額情報に基づ
    いて特定する割引金額特定手段と、前記販売金額情報と
    前記特定された割引金額情報とに基づいて、前記広告を
    見た者が支払うべき割引後金額を求めるための演算手段
    と、前記割引後金額を決済するために使用する通信機能
    付電子機器に前記割引後金額情報を送信するための割引
    後金額情報送信手段と、前記特定された割引金額を前記
    広告主に負担してもらうため、前記広告主の通信機能付
    電子機器に、前記特定された割引金額情報を送信するた
    めの請求手段と、を有する、ことを特徴とする広告用サ
    ーバ。
  3. 【請求項3】 有料交通手段の乗客が、有料交通手段内
    に設置された広告表示媒体に記載されたURLを通信機
    能付電子機器に入力して広告主のホームページを見る代
    償として、有料交通手段への乗車料金を割引く車内広告
    用サーバであって、 前記乗客が前記通信機能付電子機器に入力したURLに
    応答して、広告主のホームページを前記通信機能付電子
    機器に表示させるホームページ送信手段と、予め定めら
    れた、乗車料金に対する割引金額情報を記憶した割引金
    額記憶手段と、前記URLの入力によって前記乗客がア
    クセスしたホームページの広告主を特定するための広告
    主情報を記憶するためのアクセス情報記憶手段と、乗車
    料金を前記通信機能付電子機器を介して受取って記憶す
    るための乗車料金記憶手段と、前記割引金額記憶手段に
    記憶された割引情報に基づいて、前記乗車料金に対する
    割引金額を特定するための割引金額特定手段と、前記乗
    車料金情報と前記特定された割引金額情報とに基づい
    て、乗客が支払うべき割引後乗車金額を求めるための演
    算手段と、前記通信機能付電子機器に前記割引後乗車金
    額情報を送信するための割引後乗車料金送信手段とを有
    する、ことを特徴とする車内広告用サーバ。
  4. 【請求項4】 有料交通手段の乗客が、有料交通手段内
    に設置された広告表示媒体に記載されたURLを通信機
    能付電子機器に入力して広告主のホームページを見る代
    償として、有料交通手段への乗車料金を割引く車内広告
    用サーバであって、 前記乗客が前記通信機能付電子機器に入力したURLに
    応答して、広告主のホームページを前記通信機能付電子
    機器に表示させるホームページ送信手段と、予め定めら
    れた、乗車料金に対する割引金額情報を記憶した割引金
    額記憶手段と、前記URLの入力によって前記乗客がア
    クセスしたホームページの広告主を特定するための広告
    主情報を記憶するためのアクセス情報記憶手段と、乗車
    料金を前記通信機能付電子機器を介して受取って記憶す
    るための乗車料金記憶手段と、前記割引金額記憶手段に
    記憶された割引情報に基づいて、前記乗車料金に対する
    割引金額を特定するための割引金額特定手段と、決済サ
    ービス提供会社の決済手段によって、前記乗車料金の全
    額の決済処理が済んだとする決済情報を受取るための決
    済情報受取手段と、該決済情報受取受取手段によって前
    記決済情報を受取った場合において、前記特定された割
    引金額を前記広告主に負担してもらうため、前記広告主
    のコンピュータに前記特定された割引金額情報を送信す
    るための請求手段と、前記決済サービス提供会社に、前
    記乗客に対して前記特定された割引金額を返金させるた
    め、前記決済サービス提供会社のコンピュータに、前記
    特定された割引金額情報を送信するための返金指示手段
    とを有する、ことを特徴とする車内広告用サーバ。
  5. 【請求項5】 有料交通手段の乗客が、有料交通手段内
    に設置された広告表示媒体に記載されたURLを通信機
    能付電子機器に入力して広告主のホームページを見る代
    償として、有料交通手段への乗車料金を割引く車内広告
    用サーバであって、 前記乗客が前記通信機能付電子機器に入力したURLに
    応答して、広告主のホームページを前記通信機能付電子
    機器に表示させるホームページ送信手段と、予め定めら
    れた、乗車料金に対する割引金額情報を記憶した割引金
    額記憶手段と、前記URLの入力によって前記乗客がア
    クセスしたホームページの広告主を特定するための広告
    主情報を記憶するためのアクセス情報記憶手段と、乗車
    料金を前記通信機能付電子機器を介して受取って記憶す
    るための乗車料金記憶手段と、前記割引金額記憶手段に
    記憶された前記割引情報に基づいて、前記乗車料金に対
    する割引金額を特定するための割引金額特定手段と、前
    記広告対象物の販売金額と前記特定された割引金額とに
    基づいて、前記乗客が前記広告主に支払うべき割引後金
    額を求めるための演算手段と、前記通信機能付電子機器
    を介して前記乗車料金の全額の決済処理が済んだとする
    決済情報を受取るための決済情報受取手段と、該決済情
    報受取手段によって前記決済情報を受取った場合におい
    て、前記割引後販売金額を決済するための前記広告主の
    決済手段に、前記割引後販売金額情報を送信するための
    割引後販売金額情報送信手段とを有する、ことを特徴と
    する車内広告用サーバ。
  6. 【請求項6】 URLを入力した前記通信機能付電子機
    器と、降車時に乗車料金の決済を行う通信機能付電子機
    器とが一致するかを照合するための照合手段を有し、該
    照合手段は、特定の照合情報を決定し、該記照合情報を
    前記通信機能付電子機器に記憶させるため、前記照合情
    報を前記有料交通手段内においてURLが入力された通
    信機能付電子機器に送信し、更に、乗車料金を決済する
    際、前記通信機能付電子機器から前記照合情報を受取っ
    て、前記URLを入力した前記通信機能付電子機器に付
    与した前記照合情報と一致するかを判断する、ことを特
    徴とする請求項3〜5のいずれか1項に記載の車内広告
    用サーバ。
  7. 【請求項7】 更に、前記特定された割引金額を前記広
    告主に負担させるため、前記特定された割引金額に対し
    て前記広告主が負担すべき金額に関する負担金額情報を
    前記広告主のコンピュータに送信する請求手段を有す
    る、ことを特徴とする請求項3または6に記載の車内広
    告用サーバ。
  8. 【請求項8】 広告を見た者が、広告表示媒体に記載さ
    れたURLを通信機能付電子機器に入力して広告主のホ
    ームページを見て広告対象品を購入する、広告対象品の
    料金を割引くための広告方法であって、 前記広告を見た者が前記通信機能付電子機器に入力した
    URLに応答して、前記広告主のホームページを前記通
    信機能付電子機器に表示させ、前記URLの入力によっ
    て前記広告を見た者がアクセスしたホームページの前記
    広告主を特定するための広告主情報を記憶し、予め定め
    られた、広告対象品に対する割引金額情報を記憶してお
    き、前記広告を見た者が購入することを決定した広告対
    象品に対する販売金額情報を受取って記憶し、前記購入
    を決定した広告対象品に対する割引金額を、前記割引金
    額情報に基づいて特定し、前記広告対象品に対する支払
    決済を行う決済サービス提供会社に、前記販売金額情報
    および前記特定された割引金額情報を送信し、前記特定
    された割引金額を前記広告主に負担してもらうため、前
    記広告主のコンピュータに、前記特定された割引金額情
    報を送信する、ことを特徴とする広告方法。
  9. 【請求項9】 広告を見た者が、広告表示媒体に記載さ
    れたURLを通信機能付電子機器に入力して広告主のホ
    ームページを見て広告対象品を購入する、広告対象品の
    料金を割引くための広告方法であって、 前記広告を見た者が前記通信機能付電子機器に入力した
    URLに応答して、前記広告主のホームページを前記通
    信機能付電子機器に表示させ、前記URLの入力によっ
    て前記広告を見た者がアクセスしたホームページの前記
    広告主を特定するための広告主情報を記憶し、予め定め
    られた、広告対象品に対する割引金額情報を記憶してお
    き、前記広告を見た者が購入することを決定した広告対
    象品に対する販売金額情報を受取って記憶し、前記購入
    を決定した広告対象品に対する割引金額を、前記割引金
    額記憶手段に記憶された前記割引金額情報に基づいて特
    定し、前記販売金額情報と前記特定された割引金額情報
    とに基づいて、前記広告を見た者が支払うべき割引後金
    額を求め、前記割引後金額を決済するために使用する通
    信機能付電子機器に前記割引後金額情報を送信し、前記
    特定された割引金額を前記広告主に負担してもらうた
    め、前記広告主の通信機能付電子機器に、前記特定され
    た割引金額情報を送信する、ことを特徴とする広告方
    法。
  10. 【請求項10】 有料交通手段の乗客が、有料交通手段
    内に設置された広告表示媒体に記載されたURLを通信
    機能付電子機器に入力して広告主のホームページを見る
    代償として、有料交通手段への乗車料金を割引く車内広
    告方法であって、 前記乗客が前記通信機能付電子機器に入力したURLに
    応答して、広告主のホームページを前記通信機能付電子
    機器に表示させ、予め定められた、乗車料金に対する割
    引金額情報を記憶しておき、前記URLの入力によって
    前記乗客がアクセスしたホームページの広告主を特定す
    るための広告主情報を記憶し、乗車料金を前記通信機能
    付電子機器を介して受取って記憶し、前記割引情報に基
    づいて、前記乗車料金に対する割引金額を特定し、前記
    乗車料金情報と前記特定された割引金額情報とに基づい
    て、乗客が支払うべき割引後乗車金額を求め、前記通信
    機能付電子機器に前記割引後乗車金額情報を送信する、
    ことを特徴とする車内広告方法。
  11. 【請求項11】 有料交通手段の乗客が、有料交通手段
    内に設置された広告表示媒体に記載されたURLを通信
    機能付電子機器に入力して広告主のホームページを見る
    代償として、有料交通手段への乗車料金を割引く車内広
    告方法であって、 前記乗客が前記通信機能付電子機器に入力したURLに
    応答して、広告主のホームページを前記通信機能付電子
    機器に表示させ、予め定められた、乗車料金に対する割
    引金額情報を記憶しておき、前記URLの入力によって
    前記乗客がアクセスしたホームページの広告主を特定す
    るための広告主情報を記憶し、乗車料金を前記通信機能
    付電子機器を介して受取って記憶し、前記割引情報に基
    づいて、前記乗車料金に対する割引金額を特定し、決済
    サービス提供会社の決済手段によって、前記乗車料金の
    全額の決済処理が済んだとする決済情報を受取った場合
    において、前記特定された割引金額を前記広告主に負担
    してもらうため、前記広告主のコンピュータに前記特定
    された割引金額情報を送信し、前記決済サービス提供会
    社に、前記乗客に対して前記特定された割引金額を返金
    させるため、前記決済サービス提供会社のコンピュータ
    に、前記特定された割引金額情報を送信する、ことを特
    徴とする車内広告方法。
  12. 【請求項12】 有料交通手段の乗客が、有料交通手段
    内に設置された広告表示媒体に記載されたURLを通信
    機能付電子機器に入力して広告主のホームページを見る
    代償として、有料交通手段への乗車料金を割引く車内広
    告方法であって、 前記乗客が前記通信機能付電子機器に入力したURLに
    応答して、広告主のホームページを前記通信機能付電子
    機器に表示させ、予め定められた、乗車料金に対する割
    引金額情報を記憶しておき、前記URLの入力によって
    前記乗客がアクセスしたホームページの広告主を特定す
    るための広告主情報を記憶し、乗車料金を前記通信機能
    付電子機器を介して受取って記憶し、前記割引情報に基
    づいて前記乗車料金に対する割引金額を特定し、前記広
    告対象物の販売金額と前記特定された割引金額とに基づ
    いて、前記乗客が前記広告主に支払うべき割引後販売金
    額を求め、前記通信機能付電子機器を介して前記乗車料
    金の全額の決済処理が済んだとする決済情報を受取った
    場合において、前記割引後販売金額を決済するための前
    記広告主の決済手段に、前記割引後販売金額情報を送信
    する、ことを特徴とする車内広告方法。
  13. 【請求項13】 URLを入力した前記通信機能付電子
    機器と、降車時に乗車料金の決済を行う通信機能付電子
    機器とが一致するかを照合するため、特定の照合情報を
    決定し、該照合情報を前記有料交通手段内においてUR
    Lが入力された通信機能付電子機器送信し、前記照合情
    報を前記通信機能付電子機器に記憶させ、乗車料金を決
    済する際、前記通信機能付電子機器から前記照合情報を
    受取って、前記URLを入力した前記通信機能付電子機
    器に付与した前記照合情報と一致するかを判断する、こ
    とを特徴とする請求項10〜12のいずれか1項に記載
    の車内広告方法。
  14. 【請求項14】 更に、前記特定された割引金額を前記
    広告主に負担させるため、前記特定された割引金額に対
    して前記広告主が負担すべき金額に関する負担金額情報
    を前記広告主のコンピュータに送信する、ことを特徴と
    する請求項10または13に記載の車内広告方法。
  15. 【請求項15】 広告を見た者が、広告表示媒体に記載
    されたURLを通信機能付電子機器に入力して広告主の
    ホームページを見て広告対象品を購入する、広告対象品
    の料金を割引くための手順をコンピュータに実行させる
    プログラムであって、 前記広告を見た者が前記通信機能付電子機器に入力した
    URLに応答して、前記広告主のホームページを前記通
    信機能付電子機器に表示させ、前記URLの入力によっ
    て前記広告を見た者がアクセスしたホームページの前記
    広告主を特定するための広告主情報を記憶し、予め定め
    られた、広告対象品に対する割引金額情報を記憶してお
    き、前記広告を見た者が購入することを決定した広告対
    象品に対する販売金額情報を受取って記憶し、前記購入
    を決定した広告対象品に対する割引金額を、前記割引金
    額情報に基づいて特定し、前記広告対象品に対する支払
    決済を行う決済サービス提供会社に、前記販売金額情報
    および前記特定された割引金額情報を送信し、前記特定
    された割引金額を前記広告主に負担してもらうため、前
    記広告主のコンピュータに、前記特定された割引金額情
    報を送信する手順をコンピュータに実行させるプログラ
    ム。
  16. 【請求項16】 広告を見た者が、広告表示媒体に記載
    されたURLを通信機能付電子機器に入力して広告主の
    ホームページを見て広告対象品を購入する、広告対象品
    の料金を割引くための手順をコンピュータに実行させる
    ためのプログラムであって、 前記広告を見た者が前記通信機能付電子機器に入力した
    URLに応答して、前記広告主のホームページを前記通
    信機能付電子機器に表示させ、前記URLの入力によっ
    て前記広告を見た者がアクセスしたホームページの前記
    広告主を特定するための広告主情報を記憶し、予め定め
    られた、広告対象品に対する割引金額情報を記憶してお
    き、前記広告を見た者が購入することを決定した広告対
    象品に対する販売金額情報を受取って記憶し、前記購入
    を決定した広告対象品に対する割引金額を、前記割引金
    額記憶手段に記憶された前記割引金額情報に基づいて特
    定し、前記販売金額情報と前記特定された割引金額情報
    とに基づいて、前記広告を見た者が支払うべき割引後金
    額を求め、前記割引後金額を決済するために使用する通
    信機能付電子機器に前記割引後金額情報を送信し、前記
    特定された割引金額を前記広告主に負担してもらうた
    め、前記広告主の通信機能付電子機器に、前記特定され
    た割引金額情報を送信する手順をコンピュータに実行さ
    せるためのプログラム。
  17. 【請求項17】 有料交通手段の乗客が、有料交通手段
    内に設置された広告表示媒体に記載されたURLを通信
    機能付電子機器に入力して広告主のホームページを見る
    代償として、有料交通手段への乗車料金を割引く手順を
    コンピュータに実行させるためのプログラムであって、 前記乗客が前記通信機能付電子機器に入力したURLに
    応答して、広告主のホームページを前記通信機能付電子
    機器に表示させ、予め定められた、乗車料金に対する割
    引金額情報を記憶しておき、前記URLの入力によって
    前記乗客がアクセスしたホームページの広告主を特定す
    るための広告主情報を記憶し、乗車料金を前記通信機能
    付電子機器を介して受取って記憶し、前記割引情報に基
    づいて、前記乗車料金に対する割引金額を特定し、前記
    乗車料金情報と前記特定された割引金額情報とに基づい
    て、乗客が支払うべき割引後乗車金額を求め、前記通信
    機能付電子機器に前記割引後乗車金額情報を送信する手
    順をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  18. 【請求項18】 有料交通手段の乗客が、有料交通手段
    内に設置された広告表示媒体に記載されたURLを通信
    機能付電子機器に入力して広告主のホームページを見る
    代償として、有料交通手段への乗車料金を割引く手順を
    コンピュータに実行させるためのプログラムであって、 前記乗客が前記通信機能付電子機器に入力したURLに
    応答して、広告主のホームページを前記通信機能付電子
    機器に表示させ、予め定められた、乗車料金に対する割
    引金額情報を記憶しておき、前記URLの入力によって
    前記乗客がアクセスしたホームページの広告主を特定す
    るための広告主情報を記憶し、乗車料金を前記通信機能
    付電子機器を介して受取って記憶し、前記割引情報に基
    づいて、前記乗車料金に対する割引金額を特定し、決済
    サービス提供会社の決済手段によって、前記乗車料金の
    全額の決済処理が済んだとする決済情報を受取った場合
    において、前記特定された割引金額を前記広告主に負担
    してもらうため、前記広告主のコンピュータに前記特定
    された割引金額情報を送信し、前記決済サービス提供会
    社に、前記乗客に対して前記特定された割引金額を返金
    させるため、前記決済サービス提供会社のコンピュータ
    に、前記特定された割引金額情報を送信する手順をコン
    ピュータに実行させるためのプログラム。
  19. 【請求項19】 有料交通手段の乗客が、有料交通手段
    内に設置された広告表示媒体に記載されたURLを通信
    機能付電子機器に入力して広告主のホームページを見る
    代償として、有料交通手段への乗車料金を割引く手順を
    コンピュータに実行させるためのプログラムであって、 前記乗客が前記通信機能付電子機器に入力したURLに
    応答して、広告主のホームページを前記通信機能付電子
    機器に表示させ、予め定められた、乗車料金に対する割
    引金額情報を記憶しておき、前記URLの入力によって
    前記乗客がアクセスしたホームページの広告主を特定す
    るための広告主情報を記憶し、乗車料金を前記通信機能
    付電子機器を介して受取って記憶し、前記割引情報に基
    づいて前記乗車料金に対する割引金額を特定し、前記広
    告対象物の販売金額と前記特定された割引金額とに基づ
    いて、前記乗客が前記広告主に支払うべき割引後販売金
    額を求め、前記通信機能付電子機器を介して前記乗車料
    金の全額の決済処理が済んだとする決済情報を受取った
    場合において、前記割引後販売金額を決済するための前
    記広告主の決済手段に、前記割引後販売金額情報を送信
    する手順をコンピュータに実行させるためのプログラ
    ム。
  20. 【請求項20】 URLを入力した前記通信機能付電子
    機器と、降車時に乗車料金の決済を行う通信機能付電子
    機器とが一致するかを照合するため、特定の照合情報を
    決定し、該照合情報を前記有料交通手段内においてUR
    Lが入力された通信機能付電子機器送信し、前記照合情
    報を前記通信機能付電子機器に記憶させ、乗車料金を決
    済する際、前記通信機能付電子機器から前記照合情報を
    受取って、前記URLを入力した前記通信機能付電子機
    器に付与した前記照合情報と一致するかを判断する手順
    を有する、ことを特徴とする請求項17〜19のいずれ
    か1項に記載のプログラム。
  21. 【請求項21】 更に、前記特定された割引金額を前記
    広告主に負担させるため、前記特定された割引金額に対
    して前記広告主が負担すべき金額に関する負担金額情報
    を前記広告主のコンピュータに送信する手順を有する、
    ことを特徴とする請求項17または20に記載のプログ
    ラム。
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