JP2003006016A - ディスクサブシステム、および、ディスクサブシステム間の非同期コピー方法 - Google Patents

ディスクサブシステム、および、ディスクサブシステム間の非同期コピー方法

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JP2003006016A
JP2003006016A JP2001192542A JP2001192542A JP2003006016A JP 2003006016 A JP2003006016 A JP 2003006016A JP 2001192542 A JP2001192542 A JP 2001192542A JP 2001192542 A JP2001192542 A JP 2001192542A JP 2003006016 A JP2003006016 A JP 2003006016A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】正副のディスクサブシステムを有する非同期コ
ピーにおいて、ディスク制御装置間の伝送路やプロセッ
サ稼動状況など、ハードウェア性能に余裕がないときに
は、正副ディスク制御装置間のコピーに遅れが生じ、デ
ータ損失の危険が高くなる。このときに、ハードウェア
の性能を向上させなくても、データ損失の危険をなく
し、データの安全性を高めるようにする。 【解決手段】論理ボリュームグループにコピーの優先度
を付け、優先度の高い論理ボリュームグループのコピー
を優先させてコピーをし、優先度の高い論理ボリューム
グループに属するデータが、優先度の低い論理ボリュー
ムグループに属するデータよりも、データの発生時間を
基準として、常に先行してコピーされた状態にする。こ
のとき、ディスク制御装置の処理能力を測定して、余裕
のないときにのみ、優先度を用いたコピーをする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスクサブシス
テム、および、ディスクサブシステム間の非同期コピー
方法に係り、データの重要性に応じて優先度を定義し、
データの安全性を高めるこのできるディスクサブシステ
ム、および、ディスクサブシステム間の非同期コピー方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】ホストに接続するディスクサブシステム
で、正副のディスク制御装置、および、ディスク装置を
用意しておき、正ディスク装置のデータを副ディスク装
置にコピーすることによりデータの安全性を高める技術
が知られている。
【0003】この正副ディスク制御装置間でコピーを行
なう方法としては、ホストからの書き込み要求を契機と
して、同期的にコピーする方法がある。また、書き込み
要求を契機とせず、ホストの書き込み要求とは非同期に
コピーをおこな方法もある。この非同期コピー方法は、
特開2001−14112号公報に開示されているよう
に、ホストの書き込みデータを一度正側の記憶装置内に
バッファリングしておき、一定時間の経過したときや、
メイン側の制御装置の処理能力に余裕のあるときにコピ
ーを実施する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、デー
タを正側と副側との両方に持ち、仮に正側にディスクの
破損などの事故がおこっても、副側からデータの回復を
可能にするものである。
【0005】しかしながら、非同期のディスク装置間の
コピーにおいて、伝送路の伝送容量がコピーするデータ
量より少ない場合とか、正ディスク制御装置の処理能力
が足りないときには、正ディスク制御装置側のバッファ
内にデータが蓄積し、副ディスク制御装置側の記憶装置
へのコピーが遅れ、正側と副側で記録されているデータ
に差分が生じてしまい、正側が災害などで停止した場
合、副側で差分が生じていた分のデータがロストしてし
まう問題が発生する。
【0006】従来技術では、この問題を解決するため
に、伝送路の伝送容量を拡張したり、正ディスク制御装
置の性能をアップグレードするなどの対策をとるしか方
策は存在しなかった。
【0007】本発明は、上記従来技術の問題点を解決す
るためになされたもので、その目的は、正副のディスク
サブシステムを有する非同期コピー方法において、コピ
ーするディスクに論理ボリュームグループの優先度を定
義することにより、ハードウェアの性能を向上させなく
ても、データロストの発生を防止できデータの安全性を
高めることのできる非同期コピー方法を提供することに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】正副のディスクサブシス
テムを有する非同期コピーにおいて、コピーデータの時
系列を保証するためにタイムスタンプにより非同期コピ
ーデータの時系列を管理する複数論理ボリュームをグル
ープ化し、それぞれのグループに優先度を付加する。
【0009】伝送路の伝送容量が小さい場合や、伝送路
の輻輳、障害などで伝送路の伝送能力が低下し、副ディ
スク装置へのコピーが遅れる場合、正ディスク制御装置
のマイクロプロセッサの稼働率または正副ディスク制御
装置間の通信ポートの稼働率が既定値を越えている場合
には、優先指定した論理ボリュームグループを他のボリ
ュームグループより優先してコピーをおこなうように
し、副ディスク装置には、優先度の高い論理ボリューム
グループが、優先度の低いグループに比べて、先行して
コピーされるようにして、最新状態に近いデータが記録
してある状態にする。
【0010】また、コピー状態を停止状態にする際、優
先指定していない論理ボリュームグループを先に停止状
態にする。
【0011】さらに、コピー状態を停止状態から回復す
る際、優先指定した論理ボリュームグループを他のボリ
ュームグループより先に回復する。
【0012】論理ボリュームグループに格納するデータ
の種類について言えば、優先度の高いボリュームグルー
プには、データベースの更新ログ等のログ系ファイル等
を記録し、優先度の低いボリュームグループには、デー
タベース本体などを記録する。
【0013】この様にしておくことにより、正副ディス
ク装置間で伝送路能力以上のコピー要求が発生し、正側
ディスク装置と副側ディスク装置で記録されているデー
タに差分が生じるような状況下でも、優先度の高いログ
系ファイルのボリュームグループは優先的にデータがコ
ピーされており、最新状態になっているため、正側のデ
ィスク装置が被災して停止し、データベース本体のデー
タにロストが生じても、優先コピーされていた最新状態
のログ系ファイルによりデータベース本体のデータを回
復することが可能となり、データのロストを最小限にお
さえることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る一実施形態
を、図1ないし図6を用いて説明する。
【0015】〔ディスクサブシステムを用いたシステム
構成〕先ず、図1を用いて本発明に係るディスクサブシ
ステムを用いたシステム構成について説明する。図1
は、本発明に係るディスクサブシステムを用いたシステ
ム構成図である。
【0016】図1に示されるように、このシステムは、
正側のディスクサブシステムと副側ディスクサブシステ
ムから構成される。正側のディスクサブシステムは、ホ
スト101からのデータを記憶する正ディスク装置11
4と、それを制御する正ディスク制御装置102からな
り、正ディスク装置114には、ホスト101が接続さ
れている。
【0017】一方の副側ディスクサブシステムは、正デ
ィスク装置114に記憶されるデータのコピーを記憶す
る副ディスク装置123と、それを制御する副ディスク
制御装置116からなる。
【0018】そして、正ディスク制御装置102と副デ
ィスク制御装置116は、伝送路115によって接続さ
れている。
【0019】ホスト101からの書き込みデータは、書
き込み時にホスト101から指定される論理デバイス番
号に対応するディスク装置114上に形成される論理ボ
リューム上に格納される。
【0020】正ディスク制御装置102は、ホスト10
1とデータの送受信をおこなうチャネルポート104、
この制御装置の制御をおこなうマイクロプロセッサ10
6、マイクロプロセッサ106が制御するために必要な
情報を格納するローカルメモリ110、ホスト101か
らのデータを一時記憶するキャッシュメモリ113、副
ディスクサブシステムへの通信ポートであるチャネルポ
ート105を含んでいる。
【0021】一方の副ディスク制御装置116は、この
制御装置の制御をおこなうマイクロプロセッサ118、
正ディスク制御装置102から転送されたデータを一時
記憶するキャッシュメモリ121、正ディスクサブシス
テムとの通信をおこなうポートであるチャネルポート1
17を有する。
【0022】また、ホスト101と正ディスク制御装置
102のチャネルポート104とは、伝送路103にて
接続されている。また、正ディスク装置のチャネルポー
ト105と副ディスク制御装置のチャネルポート117
とは、伝送路115によって接続される。
【0023】正ディスク制御装置102のマイクロプロ
セッサ106は、チャネル処理107、スケジュール処
理108、転送処理109の各処理を実行することがで
きる。これらの処理は、図1ではマイクロプロセッサ1
06によって実現される機能ブロックと表現している。
なお、それぞれの動作については後述する。
【0024】副ディスク制御装置116のマイクロプロ
セッサ118は、データ受領処理119、データ順序制
御処理121を実行することができる。これらの処理手
段についても、マイクロプロセッサ118によって実現
される機能ブロックとして表現している。これらの処理
についても、その動作については後述する。
【0025】〔非同期コピーに用いられるデータ構造〕
次に、図2を用いてローカルメモリ110内の優先コピ
ー判定情報201について説明する。図2は、優先コピ
ー判定情報201の模式図である。
【0026】優先コピー判定情報201は、正ディスク
制御装置102のローカルメモリ110上に格納され、
マイクロプロセッサ106による正副ディスク制御装置
間の優先コピー制御のために用いられる。
【0027】優先コピー判定情報201は、マイクロプ
ロセッサ106の稼働率202、副ディスク制御装置1
16に接続されているチャネルポート105の使用率2
03、副ディスク制御装置116に接続されている伝送
路115の伝送路容量204、副ディスク制御装置11
6にコピーをおこなう際に測定した平均伝送量205、
論理ボリュームグループのコピーの優先度を示す論理ボ
リュームグループ優先度206、各論理ボリュームグル
ープのコピーの状況を示すコピー状況情報207のエン
トリを有する。
【0028】伝送路の伝送容量204および論理ボリュ
ームグループ優先度206は、ディスクサブシステムの
構成情報によって外部より指示した値を保持する。論理
ボリュームグループ優先度206については、後に図3
を用いて詳細に説明する。
【0029】プロセッサ稼働率202は、制御装置内の
マイクロプロセッサが過去の特定の時間間隔内で稼動し
ていた割合を示し、プロセッサの稼動状況に応じて逐次
更新する。
【0030】ポートの使用率203は、副ディスク制御
装置116に接続されているチャネルポート105が特
定の時間内で稼動していた割合である。
【0031】平均伝送量205は、正ディスク制御装置
102と副ディスク制御装置116との間でコピーした
際に、データ量を応答を受け取るまでの時間で割った伝
送速度のある一定期間測定した平均値である。
【0032】コピー状況情報207は、各論理ボリュー
ムグループのコピー頻度設定値、コピーした回数のカウ
ンタを格納してあるテーブルである。
【0033】図3は、論理ボリュームグループ優先度2
06の定義の一例を示す模式図である。
【0034】論理ボリュームグループ優先度206は、
論理ボリュームグループを示す識別子601と、優先度
602を対にして格納する。図3では、論理ボリューム
グループAの優先度が5であり、論理ボリュームグルー
プBの優先度が3であることを示している。そして、各
論理ボリュームグループのコピー条件603も記載され
ており、論理ボリュームグループAは、優先度が一番高
く、10回コピーのスケジューリングがされたときに、
10回全てコピーをおこない、論理ボリュームグループ
Bでは、10回コピーのスケジューリングがされたとき
に、過去6回コピーされたときには、コピーをおこなわ
ないことを示している。論理ボリュームグループCは、
一番優先度が低いデータに割り当てられ、コピー条件と
しては、全く、コピーしないと定義されているものであ
る。ここで、優先度の高いもののコピー条件の方が、コ
ピーする回数が大きくなっていることを注意する。
【0035】〔非同期コピー方法の概略〕次に、図1を
用いて本発明の優先度を考慮した非同期コピー方法の概
略について説明するコピー開始指示をおこなうのに先立
ち、マイクロプロセッサ106の稼働率の閾値を、プロ
セッサ稼働率閾値202bに、チャネルポート105の
使用率の閾値を、ポート使用率閾値203b、および、
正サブシステムと副サブシステム間の伝送路115の容
量を伝送路容量204に格納する。
【0036】次に、非同期コピーの開始指示をおこなう
際の、非同期コピーデータのコピーの論理的な単位であ
る論理ボリュームグループを設定する。そして、論理ボ
リュームグループの優先度602と、コピーするための
コピー条件603をローカルメモリ110上の論理ボリ
ュームグループ優先度206に格納する。
【0037】正副ディスクサブシステム間での非同期コ
ピーの開始が指示され、ホストからのデータ書き込み指
示があると、書き込みデータは一時的にキャッシュに格
納され、その際、スケジュール処理108が、非同期コ
ピーのスケジュール情報をキャッシュファイル内の非同
期コピー情報112に格納する。
【0038】この時、コピーデータの含まれる論理ボリ
ュームグループの優先度、ローカルメモリ110に格納
されている優先コピー判定情報201からコピーの要否
を判定し、コピー要と判定した場合に副ディスク制御装
置に対しコピーする対象として、非同期コピー情報11
2に登録する。
【0039】コピー不要と判定した場合は、非同期コピ
ー情報112に登録せず、処理を終了する。
【0040】これにより、優先コピー状態の場合には優
先ボリュームグループのデータが優先でコピーされる。
【0041】コピー要否の判定方法については、後に詳
細に説明する。
【0042】次に、ホスト101からのデータ書き込み
指示とは無関係に、転送処理109が起動され、キャッ
シュメモリ113内に格納されている非同期コピー情報
112を読み込み、非同期コピー情報112に登録され
ている論理ボリュームグループのデータで、優先度の高
いものから順に副ディスク制御装置116への転送処理
をおこなう。
【0043】このとき、転送処理109は、データコピ
ーの応答時間を計測しておき、平均伝送量205に格納
する。
【0044】コピーデータを受領した副ディスク制御装
置116において、データ受領処理119が正ディスク
制御装置から転送されたコピーデータをキャッシュメモ
リ122上に格納する。データ受領処理119とは別に
定期的にデータ順序制御処理120が起動され、キャッ
シュメモリ122上のコピーデータをタイムスタンプを
用いて受領データの書き込み順序を確定する。そして、
書き込み順序が確定したデータは、副ディスク装置12
3に記憶される。
【0045】以上の動作により、優先度の高い論理ボリ
ュームグループのデータは、他の優先度の低いボリュー
ムグループより、常に先行してコピーされて、副ディス
ク装置のデータは、常に新しい状態になる。
【0046】〔コピー停止状態と回復動作〕上述のコピ
ー動作以外では、コピー状態を停止する動作と、コピー
停止状態からの回復する動作とがある。
【0047】キャッシュメモリ113のエリアが不足
し、非同期コピー情報112が書き込め無い状態になっ
た場合には、正副ディスク制御装置間のコピー状態を停
止状態にする。この場合に、論理ボリュームグループ優
先度206により、優先度602の低い論理ボリューム
グループを先にコピー停止状態へ遷移させ、優先度の高
い論理ボリュームグループのコピー停止状態への遷移を
可能な限り後回しにして、優先度の高い論理ボリューム
グループのコピーを持続させるようにする。
【0048】また、正副ディスクサブシステム間のコピ
ー状態が停止(Suspend)状態にあり、その状態から回復
する際には、回復する論理ボリュームグループ優先度2
06の優先度602の高い優先論理ボリュームグループ
のデータ回復処理を先におこなう。これらにより、優先
度の高い優先論理ボリュームグループに属する副ディス
ク装置上のデータをできるだけ新しい状態にしておくこ
とができる。
【0049】〔論理ボリュームグループの優先度による
コピー要否判定〕次に、図4および図5を用いて論理ボ
リュームグループの優先度によるコピー要否判定の手順
について説明する。図4は、論理ボリュームグループの
優先度によるコピー要否判定の手順を示すフローチャー
トである。図5は、優先度によるコピー状態決定の手順
を示すフローチャートである。
【0050】先ず、対象となる論理ボリュームグループ
にコピーデータが存在しているか否かを判定する(S3
01)。コピーデータが存在していないときには、「コ
ピー処理否」と判定する(S306)。
【0051】コピーデータが存在するときには、次に、
優先度によるコピー状態か決定する(図5)。優先度に
よるコピー状態でないときには、常に「コピー処理要」
と判定する(S305)。優先度によるコピー状態のと
きには、その論理ボリュームグループ優先度206のコ
ピー条件603に合致しているか否かを調べる。コピー
条件603に合致しているときには、「コピー処理要」
と判定する(S305)。
【0052】コピー条件603に合致していないときに
は、次に、図2に示されたコピー状況情報207によ
り、さらに、コピーの必要性かあるか否かを調べる(S
304)。すなわち、論理ボリュームグループのコピー
頻度とコピーカウンタを比較し、既定値回数コピーがお
こなわれていない場合に限り、コピーが必要であると判
定する。例えば、「過去の4回のコピーのスケジュール
の内で、1回もコピーしていないものは、コピー要とす
る」などの判定ルールを設定しておき、これと、その論
理ボリュームグループのコピー状況と照らし合わせてコ
ピーの要否を判定する。
【0053】これにより、優先度が低い論理ボリューム
が全くコピーされない状況を防ぐことができる。コピー
状況情報207は、副ディスク制御装置へのコピーを指
示した時点で更新される。
【0054】次に、図5を用いて優先度によるコピー状
態か否かを決定のする手順について説明する。
【0055】これは、図4の手順のS302の判断に用
いられものである。
【0056】先ず、優先度によるコピー状態か判定する
ために、図2に示された優先コピー判定情報201の中
のプロセッサ稼動率202aが、閾値202bを下回っ
ているか否かを判定する(S401)。
【0057】プロセッサ稼働率202aが閾値202b
より高い場合には、「優先度によるコピー状態」と判断
する(S406)。
【0058】次に、プロセッサ稼働率202aが閾値2
02bより低い場合には、優先コピー判定情報201の
中のチャネルポート使用率203aが閾値203bを下
回っているか否かを判定する(S402)。チャネルポ
ートの使用率203aが閾値203bより大きい場合に
は、「優先度によるコピー状態」と判断する(S40
6)。
【0059】次に、チャネルポートの使用率203aが
閾値203bより低い場合には、伝送路容量が1回の伝
送でコピーすべき全データ量に対し余裕があるか、すな
わち、伝送容量>全コピー量であるか否かを判定する
(S403)。伝送路の伝送容量204が、全コピー量
よりも小さい場合には、「優先度によるコピー状態」と
判断する(S406)。
【0060】次に、現在の伝送路の輻輳または障害によ
り、伝送路の伝送能力が低下しているか否かを判断する
ために、平均伝送量205と全コピー量とを比較する
(S404)。平均伝送量<コピー量ならば、「優先度
によるコピー状態」と判断する(S406)。そして、
それ以外ならば、「優先度によるコピー状態」でない判
断する(S405)。
【0061】このように、伝送路容量、平均伝送路のコ
ピー量との比較、プロセッサ稼働率、チャネルポート使
用率と閾値比較の判定の全てにおいて、ディスク制御装
置の処理能力に余裕があるとされたときには、「優先度
によるコピー状態」でないと判断して、全ての論理ボリ
ュームグループをコピーするようにして、一つでも問題
があるときには、「優先度によるコピー状態」と判断し
て、優先度によるコピーをおこなう。
【0062】なお、ディスク制御装置内でチャネルポー
トとプロセッサがそれぞれ独立した複数個から構成され
る場合には、それぞれのチャネルポート、プロセッサお
よび伝送路の情報を前記の判定に使用する。
【0063】〔論理ボリュームグループの優先度の割当
て〕次に、図6を用いて本発明のディスクサブシステム
間の非同期コピー方法の論理ボリュームグループの優先
度の割当て例について説明する。図6は、本発明のディ
スクサブシステム間の非同期コピー方法によって、論理
ボリュームグループの優先度の割当てたときの例を示す
図である。
【0064】データベースシステム501で、正ディス
ク制御装置502に接続される正ディスク装置503に
論理ボリュームを割り当てる際、ログファイルの論理ボ
リュームグループ504とデータベース本体の論理ボリ
ュームグループ505を別な論理ボリュームグループに
割り当て、ログファイルの論理ボリュームグループ50
4を優先度の高い論理ボリュームグループとする。デー
タベースシステム501からデータベースのログファイ
ルおよびデータベースファイルが更新され、この更新と
は非同期で伝送路510で接続された副ディスク制御装
置506にファイルがコピーされ、副ディスク装置50
7に格納される。
【0065】このとき、伝送路510の伝送能力がコピ
ーデータ量より少なくなった場合、データベース本体の
コピーが遅れるが、ログファイルの論理ボリュームグル
ープが優先して、副ディスク装置にコピーされる。
【0066】この状況下で、正ディスクサブシステムサ
イトが被災し、正ディスク制御装置502および正ディ
スク装置503が停止した場合、副ディスク装置のログ
ファイルのボリュームグループ508は、優先してコピ
ーされており、新しい状態に更新されている。このログ
ファイルによりデータベース本体の論理ボリュームグル
ープ509のデータを回復することにより、データベー
ス本体のデータの損失を最小限に抑えることが可能とな
る。
【0067】
【発明の効果】本発明によれば、正副のディスクサブシ
ステムを有する非同期コピー方法において、コピーする
ディスクに論理ボリュームグループの優先度を定義する
ことにより、ハードウェアの性能を向上させなくても、
データロストの発生を防止できデータの安全性を高める
ことのできる非同期コピー方法を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るディスクサブシステムを用いたシ
ステム構成図である。
【図2】優先コピー判定情報201の模式図である。
【図3】論理ボリュームグループ優先度206の定義の
一例を示す模式図である。
【図4】論理ボリュームグループの優先度によるコピー
要否判定の手順を示すフローチャートである。
【図5】優先度によるコピー状態決定の手順を示すフロ
ーチャートである。
【図6】本発明のディスクサブシステム間の非同期コピ
ー方法によって、論理ボリュームグループの優先度の割
当てたときの例を示す図である。
【符号の説明】
101…ホスト、102…正ディスク制御装置、103
…伝送路(ホスト−正ディスク制御装置)、104…チ
ャネルポート、105…ディスクサブシステム間の正側
接続チャネルポート、106…マイクロプロセッサ、1
07…チャネル処理部、108…スケジュール処理部、
109…転送処理部、110…ローカルメモリ、111
…ライトデータ、112…非同期コピー情報、113…
キャッシュメモリ、114…正ディスク装置、115…
伝送路(正ディスク制御装置−副ディスク制御装置)、
116…副ディスク制御装置、117…ディスクサブシ
ステム間の副側接続チャネルポート、118…マイクロ
プロセッサ、119…データ受領処理部、120…デー
タ順序制御処理部、121…キャッシュメモリ、122
…ライトデータ、123…副ディスク装置。201…優
先コピー判定情報、202a…プロセッサ稼働率、20
2b…プロセッサ稼働率閾値、203a…ポート使用
量、203b…ポート使用量閾値、204…伝送路容
量、205…平均伝送量、206…論理ボリュームグル
ープ優先度、207…コピー状況情報。501…データ
ベースシステム、502…正ディスク制御装置、503
…正ディスク装置、504…優先度の高い論理ボリュー
ムグループ(正側)、505…優先度の低い論理ボリュ
ームグループ(正側)、506…副ディスク制御装置、
507…副ディスク装置、508…優先度の高い論理ボ
リュームグループ(副側)、509…優先度の低い論理
ボリュームグループ(副側)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 勝憲 神奈川県小田原市中里322番地2号 株式 会社日立製作所RAIDシステム事業部内 (72)発明者 木城 茂 神奈川県小田原市中里322番地2号 株式 会社日立製作所RAIDシステム事業部内 Fターム(参考) 5B018 GA04 HA04 KA03 MA03 MA12 5B065 BA01 EA02 EA12 EA34 EA35 5B082 DE07 FA02 HA05 5B083 AA09 BB03 CC04

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスク装置とディスク制御装置とから
    なるディスクサブシステム間の非同期コピー方法におい
    て、 前記ディスクサブシステムの構成が、 ホストに接続された正ディスク制御装置と、それによっ
    て制御される正ディスク装置と、 前記正ディスク制御装置と伝送路で接続された副ディス
    ク制御装置と、それによって制御される副ディスク装置
    であって、 前記ホストの前記正ディスク制御装置へのIO要求とは
    非同期に、一定時間の経過により、または、処理能力に
    余裕のあるときに、前記正ディスク装置のデータを、前
    記副ディスク装置へコピーをおこなう方法であり、 前記正ディスク装置から構成される論理ボリュームグル
    ープにコピーの優先度を付け、優先度の高い論理ボリュ
    ームグループのコピーを優先させてコピーをし、 優先度の高い論理ボリュームグループに属するデータ
    が、優先度の低い論理ボリュームグループに属するデー
    タよりも、データの発生時間を基準として、常に先行し
    てコピーされた状態にすることを特徴とするディスクサ
    ブシステム間の非同期コピー方法。
  2. 【請求項2】 コピー量の和と前記伝送路の容量を比較
    して、前記コピー量の和が前記伝送路の容量より大きい
    場合に、優先度の高い論理ボリュームグループを先行し
    てコピーすることを特徴とする請求項1記載のディスク
    サブシステム間の非同期コピー方法。
  3. 【請求項3】 前記正ディスク制御装置内のプロセッサ
    の稼働率、および、前記伝送路に接続されたチャネルポ
    ートの稼働率が、既定値より大きい場合に、優先度の高
    い論理ボリュームグループを先行してコピーすることを
    特徴とする請求項1記載のディスクサブシステム間の非
    同期コピー方法。
  4. 【請求項4】 前記伝送路の輻輳、または、障害によ
    り、前記伝送路の伝送能力が下がったときに、優先度の
    高い論理ボリュームグループを先行してコピーすること
    を特徴とする請求項1記載のディスクサブシステム間の
    非同期コピー方法。
  5. 【請求項5】 論理ボリュームグループのコピー状態が
    停止状態にあるときから、コピーを再開する際に、優先
    度の高い論理ボリュームグループから回復して、コピー
    を再開することを特徴とする請求項1記載のディスクサ
    ブシステム間の非同期コピー方法。
  6. 【請求項6】 前記正ディスク制御装置は、この非同期
    コピーのためのコピーデータとスケジュール情報とを格
    納するためのキャッシュメモリを有し、 このキャッシュメモリのエリアの空き容量が足りなくな
    るために論理ボリュームグループのコピー状態を停止状
    態にするときに、優先度の低い論理ボリュームグループ
    を先に停止することを特徴とする請求項1記載のディス
    クサブシステム間の非同期コピー方法。
  7. 【請求項7】 ディスク装置とディスク制御装置とから
    なるディスクサブシステムにおいて、 このディスクサブシステムの構成が、 ホストに接続された正ディスク制御装置と、それによっ
    て制御される正ディスク装置と、 前記正ディスク制御装置と伝送路で接続された副ディス
    ク制御装置と、それによって制御される副ディスク装置
    であって、 さらに、このディスクサブシステムは、 前記ホストの前記正ディスク制御装置へのIO要求とは
    非同期に、一定時間の経過により、または、処理能力に
    余裕のあるときに、前記正ディスク装置のデータを、前
    記副ディスク装置へコピーをおこなう手段と、 前記正ディスク装置から構成される論理ボリュームグル
    ープにコピーの優先度を付け、優先度の高い論理ボリュ
    ームグループのコピーを優先させてコピーをし、 優先度の高い論理ボリュームグループに属するデータ
    が、優先度の低い論理ボリュームグループに属するデー
    タよりも、データの発生時間を基準として、常に先行し
    てコピーされた状態にする手段とを有することを特徴と
    するディスクサブシステム。
  8. 【請求項8】 さらに、コピー量の和と前記伝送路の容
    量を比較して、前記コピー量の和が前記伝送路の容量よ
    り大きい場合に、優先度の高い論理ボリュームグループ
    を先行してコピーする手段を有することを特徴とする請
    求項7記載のディスクサブシステム。
  9. 【請求項9】 さらに、前記正ディスク制御装置内のプ
    ロセッサの稼働率、および、前記伝送路に接続されたチ
    ャネルポートの稼働率が、既定値より大きい場合に、優
    先度の高い論理ボリュームグループを先行してコピーす
    る手段を有することを特徴とする請求項7記載のディス
    クサブシステム。
  10. 【請求項10】 さらに、前記伝送路の輻輳、または、
    障害により、前記伝送路の伝送能力が下がったときに、
    優先度の高い論理ボリュームグループを先行してコピー
    する手段を有することを特徴とする請求項7記載のディ
    スクサブシステム。
  11. 【請求項11】 さらに、論理ボリュームグループのコ
    ピー状態が停止状態にあるときから、コピーを再開する
    際に、優先度の高い論理ボリュームグループから回復し
    て、コピーを再開する手段を有することを特徴とする請
    求項7記載のディスクサブシステム。
  12. 【請求項12】 さらに、前記正ディスク制御装置は、
    この非同期コピーのためのコピーデータとスケジュール
    情報とを格納するためのキャッシュメモリを有し、 このキャッシュメモリのエリアの空き容量が足りなくな
    るために論理ボリュームグループのコピー状態を停止状
    態にするときに、優先度の低い論理ボリュームグループ
    を先に停止する手段を有することを特徴とする請求項7
    記載のディスクサブシステム。
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