JP2003005634A - 地形標高データの補正装置および補正方法、測量地点の位置座標の決定方法 - Google Patents

地形標高データの補正装置および補正方法、測量地点の位置座標の決定方法

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JP2003005634A
JP2003005634A JP2001188020A JP2001188020A JP2003005634A JP 2003005634 A JP2003005634 A JP 2003005634A JP 2001188020 A JP2001188020 A JP 2001188020A JP 2001188020 A JP2001188020 A JP 2001188020A JP 2003005634 A JP2003005634 A JP 2003005634A
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Makoto Honda
眞 本多
Shigeyuki Kono
重行 河野
Tomohito Shigemoto
智史 重元
Yoshinori Komatsu
義典 小松
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Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
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Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 時間的、経済的コストを削減して、広範囲の
地形を高い精度で把握することの可能な地形標高データ
の補正装置および補正方法、測量地点の位置座標の決定
方法を実現する。 【解決手段】 所定領域におけるDEM8をデータ領域
3に格納する。プログラム領域4に格納された離散点の
配置位置を決定する演算式を用いて、DEM8の誤差を
有する地形標高(z)を効率よく補正する配置位置を検
索し、最適と判断された離散点の測量値11をGPSを
用いて実測し、データ領域3に格納した後、オーディナ
リクリッギング手法による推定方程式による演算式に従
い、緯度経度上の所定領域内の地形構造を推定し、この
推定結果に従い、前記DEM8の誤差を有する地形標高
(z)を補正し、補正された地形標高(z)を出力装置
7を用いて出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、緯度経度上の所定
領域内において、誤差を有する地形標高データの高精度
な補正を実現する地形標高データの補正装置および補正
方法、緯度経度上の所定領域内において測量を実施する
測量地点の位置座標の決定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】土木工事の計画段階や概略設計の段階に
おいては、経済的でかつ設計に反映することの可能な精
度を確保した広範囲の地形標高を把握することが求めら
れている。従来より、既存の地形図を用いて検討を行っ
ているが、誤差が大きいことや地形図が古かったり、あ
るいは海外などでは地形図そのものがない場合などがあ
り、詳細な測量を実施するか、航空機による写真測量を
実施している。
【0003】また、大規模造成工事等においては膨大な
土量の切盛が生じるため、施工中の土工管理において正
確な土量の把握が必要となる。このため、航空写真測量
等を行うとともに、補足の測量を実施しながら日々進行
する工事の変化にあわせた正確な土量把握を行ってい
る。さらに、近年では迅速かつ高精度な地形測量を実施
するために、GPSを利用した測量等も行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、大規模
なエリアの地形情報を得るために、GPSを利用した測
量を行った場合には、相当数の測量点を配置する必要が
あり、時間的・経済的コストが高くなるといった問題が
ある。また、従来の航空写真測量についても、精度は高
いものの撮影にかかる費用が膨大となる。
【0005】このような中、近年、高解像度人工衛星画
像を基にした地形の3次元データであるデジタル地形標
高モデル(以降、DEM)が商業ベースで入手可能とな
ってきている。高解像度衛星画像によるDEMは、航空
写真測量に係るコストの1/3の費用で済むこと、さら
には、広範囲(11km×11km)を一度にステレオ撮影し、
5m程度の格子網データとして供給することが可能である
などの利点が多い。
【0006】しかしながら、公称の誤差が水平±1.0m、
垂直1.5mであり、土木工事の現場において適用するには
十分な精度とは言えず、そのまま設計や施工管理に用い
るには十分ではない。
【0007】上記事情に鑑み、本発明は、時間的、経済
的コストを削減して、広範囲の地形を高い精度で把握す
ることの可能な地形標高データの補正装置および補正方
法、緯度経度上の所定領域内において測量を実施する測
量地点の位置座標の決定方法を実現することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
緯度経度上の所定領域における地形標高データと、同領
域内に離散して設けられる所定数の測量地点から各々計
測した位置座標及び地形標高を有する測量値とを格納す
るデータ領域と、前記測量値を用いて前記地形標高デー
タの含有する地形標高誤差を補正するオーディナリ・ク
リッギング手法による推定方程式を利用した演算式を格
納するプログラム領域と、該プログラム領域、及び前記
データ領域を有する記憶装置と、該記憶装置に格納され
たデータ領域のデータとプログラム領域のプログラムを
用いて演算処理を行う演算装置と、該演算処理装置によ
る演算処理結果を出力する出力装置と、を有することを
特徴としている。
【0009】請求項2記載の発明は、記憶装置に設けら
れるデータ領域に格納されて、緯度経度上の所定領域内
に離散して設けられる所定数の測量地点から各々計測し
た位置座標及び地形標高を有する測量値は、GPSより
得られたデータが格納されることを特徴としている。
【0010】請求項3記載の発明は、前記演算装置に前
記測量値を入力する入力装置、を備えることを特徴とし
ている。
【0011】請求項4記載の発明は、緯度経度上の所定
領域内における地形標高データの誤差を含む地形標高
を、前記測量値を用いてオーディナリ・クリッギング手
法による推定方程式を利用した演算式により補正するこ
とを特徴としている。
【0012】請求項5記載の発明は、前記測量値は、G
PSより得られるデータを用いることを特徴としてい
る。
【0013】請求項6記載の発明は、緯度経度上の所定
領域内で測量を実施する所定数の測量地点の位置座標の
決定方法は、4地点の測量地点の位置座標をあらかじめ
デジタル地形標高データの格子網上に固定する第1の行
程と、第1の行程に前記測量地点を1地点追加した場合
の、配置された測量地点の位置座標及び地形標高から得
られる測量地点の配置状況を評価する評価指標値を、前
記地形標高データのエリア内のすべての地点について総
当たりに算出する第2の行程と、第2の行程より算出さ
れた該評価指標値を相対的に比較して最小となる位置座
標を抽出する第3の行程と、により追加される測量地点
の最適な位置座標を決定し、測量地点を追加する毎に第
2の行程と、第3の行程を繰り返すことを特徴としてい
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る地形標高デー
タの補正装置の実施形態について、図1〜5を用いて説
明する。図1に示すように、本発明に係る地形標高デー
タの補正装置1は、必要に応じて緯度経度上の所定領域
内に配置された所定数の測量地点から各々計測した位置
座標及び地形標高が含まれた測量値11を入力する入力
装置2と、地形標高データ、及び前記入力装置2より入
力された前記測量値11が格納されたデータ領域3と、
入力された前記測量値11を用いて、前記地形標高デー
タの含有する誤差を補正するオーディナリ・クリッギン
グ手法による推定方程式のプログラムが格納されたプロ
グラム領域と、を有する記録装置5と、該記録装置5に
格納されたプログラムにデータを用いて演算処理を行う
演算装置6と、演算処理結果を出力する出力装置7とに
より構成されている。
【0015】本発明の地形標高データにおける誤差を許
容誤差まで低減し補正する補正方法は、緯度経度上の所
定領域内に配置した所定数の測量地点より実測した位置
座標及び地形標高等の測量値11を用いて、同領域内全
体の地形構造を推定し、地形標高データにおける誤差を
補正するが、この測量値11を用いて地形構造を推定す
る手段として、地球統計手法(Geostatistics)で一般
的に用いられているオーディナリ・クリッギング手法を
採用している。このような地球統計手法は、地質構造を
推定する統計手法として古くから鉱山工学の分野で用い
られている手法であり、近年では空間統計学としての学
問分野に発展し、多くの分野でも用いられるようになっ
てきている。
【0016】また、本発明で補正される地形標高データ
は、現在一般向けに販売されている高解像度衛星画像を
基に作成された地形の3次元データを有するDEM8を
採用している。該DEM8は、ある一定の大きさを持っ
た格子状の配列によるデジタル画像で、格子毎に位置座
標(x,y)9、及び地形標高(z)10の3次元のデ
ータを有するものである。該DEM8は、最高で82cmの
解像度(82cm四方の格子の配列)のデジタル画像とする
ことが可能であるが、本実施の形態では、5mの解像度
のデータを用いており、位置座標(x,y)9が、x:
1〜81、y:1〜81までの6561ピクセル(格子
の数)のデータを用いている(図5参照)。
【0017】さらに、前記DEM8の地形標高(z)1
0が持つ誤差を補正するために用いられる実測による測
量値11には、本実施の形態においてGPSにより測量
したデータを用いている。なお、該測量値11は、これ
に限ることはなく、測量地点の真値として取り扱えるデ
ータであれば、その手段はいずれでもよい。該測量値1
1を得る測量地点は、前記DEM8における緯度経度上
の所定領域内で直線上に並ぶことがないよう、分散され
た複数の離散点12として設定するものである。該離散
点12各々より実測される該測量値11も、前記DEM
8と同様に位置座標(x,y)9及び地形標高(z)1
0を有する3次元データである。
【0018】これら複数の離散点12の配置は、前記D
EM8における地形標高(z)10の誤差を効率よく低
減できるよう、緯度経度上の所定領域内で前記離散点1
2の配置位置を決定する決定方法を用いて決定する。こ
の緯度経度上の所定領域内で前記離散点12の配置位置
を決定する決定方法は、予め与えられた前記DEM8を
基に、擬似的に配置した所定数の離散点12を用いて、
地形構造を推定し、このときの推定誤差を用いた評価基
準が最小となる位置を最適な配置位置とするものであ
る。この場合の地形構造の推定には、ユニバーサル・ク
リッギング手法が用いられている。このユニバーサル・
クリッギング手法は、前記オーディナリ・クリッギング
手法と同様、地球統計手法(Geostatistics)における
地質構造を推定する統計手法として古くから鉱山工学の
分野で用いられている手法である。
【0019】なお、緯度経度上の所定領域内で実測でき
る地点が限られているなど、離散点12の配置に何らか
の拘束がある場合には、緯度経度上の所定領域内で前記
離散点12の配置位置を決定する演算式を行うことな
く、あらかじめ決定された複数の離散点12より実測さ
れた測量値11を用いてもよい。
【0020】また、該離散点12の数量は、調査コスト
等を鑑み、その上限を適宜決定するが、ここでは緯度経
度上の所定領域内における前記離散点12の配置位置を
決定する決定方法の必要条件として、その下限は5地点
と限定される。
【0021】上述する構成による地形標高データの補正
装置は、図1、及び図2のフロー図に示すように、ま
ず、整備された緯度経度上の所定領域における前記DE
M8を記憶装置5のデータ領域3に格納する(ステップ
S1)。
【0022】次に、緯度経度上の所定領域において、予
め数量が決定された実測による前記測量値11を得る複
数の離散点12(ステップS2)について、該離散点1
2の配置位置が予め決まっている場合には、実測による
前記測量値11を、記憶装置5のデータ領域3に格納す
る。
【0023】なお、必要に応じて、緯度経度上の所定領
域において、予め数量が決定された実測による前記測量
値11を得る複数の離散点12(ステップS2)につい
て、追加、削除等を行いたい場合には、入力により実測
による前記測量値11を、記憶装置5のデータ領域3に
格納する。
【0024】また、前記離散点12が決定していない場
合には、記憶装置5のプログラム領域4に格納された離
散点12の配置位置を決定する演算式を用いて、演算装
置6において前記DEM8の誤差を有する地形標高
(z)10を効率よく補正する配置位置を検索し(ステ
ップS3)、最適と判断された離散点12の配置位置を
出力装置より出力する(ステップS4)。
【0025】この出力結果に従い、複数の離散点12各
々をGPSを用いて実測し(ステップS5)、記憶装置
5のデータ領域3に格納した後、演算装置6において記
憶装置5のプログラム領域4に格納された前述したオー
ディナリクリッギング手法による推定方程式による演算
式に従い、実測より得られた測量値11、および記憶装
置5のデータ領域3に格納された前記DEM8の誤差を
有する地形標高(z)10を用いて、緯度経度上の所定
領域内の地形構造を推定し(ステップS6)、この推定
結果に従い、前記DEM8の誤差を有する地形標高
(z)10を補正し、補正された地形標高(z)10を
出力装置7を用いて出力する(ステップ7)。なお、出
力装置7は、ディスプレイ、プリンタ、ハードディスク
等、いずれでもよい。
【0026】上述する地形標高データの補正装置による
前記DEM8の誤差を有する地形標高(z)10の補正
方法を図2〜4に示すフロー図に従って以下に詳述す
る。
【0027】(ステップS1)まず、補正の対象となる
前記DEM8を準備する。前記DEM8は、地上領域
(11km×11km)毎を含む画像が1シーン単位で配布され
るが、緯度方向及び経度方向に一部領域をラップさせた
状態の複数の連続画像として地球表面を網羅するように
撮影されている。このため、対象とする緯度経度上の所
定領域のDEM8のデータは、対象とする所定領域を含
む複数の前記DEM8画像どうしを緯度方向、及び経度
方向に適宜繋ぎあわせるモザイク処理を施すことにより
整備され、これにより所定領域全体の前記DEM8のデ
ータが作成される。なお、必要とする緯度経度上の所定
領域が、前記DEM8の1シーンの領域内に収まってい
れば、この作業は必要ない。
【0028】整備した緯度経度上の所定領域を収めた前
記DEM8に対して、1格子毎に位置座標(x,y)9
を与え、該位置座標(x,y)9に各格子毎の緯度経度
を対応させるとともに、該位置座標(x,y)9に1格
子毎の地形標高(z)10を対応させ、これら3次元の
データとして整備された前記DEM8データを前記記憶
装置5のデータ領域3に格納する。
【0029】次に前記DEM8の地形標高(y)10を
補正するための離散点12の数量と位置を決定する(図
2,ステップS2〜ステップS4参照)。
【0030】(ステップS2)該離散点12の数量は、
調査コストや地形等の条件により適宜決定しておくが、
本実施の形態では50箇所とする。
【0031】(ステップS3)前記DEM8における地
形標高(z)10の誤差が効率よく補正されることを目
的として、これら50箇所の離散点12の配置位置を決
定するが、配置位置の決定方法の詳細を図3に示すフロ
ー図に従って詳述する。
【0032】実測による測量値11を得るための複数の
離散点12の配置位置の決定方法は、対象範囲となる緯
度経度上の所定領域内において、擬似的に複数の離散点
12を様々なパターンで配置した中から、これら該離散
点12の配置状況を評価したい評価位置を選定し、これ
らの配置状況を評価する評価基準値(OC(ugk))を
算出して、該評価基準値(OC(ugk))が最小となる
所定数の離散点12の評価位置を、DEM8の誤差を効
率よく補正するに最適な位置と決定するものである。
【0033】(ステップS3a)まず、緯度経度上の所
定領域内で該離散点12を擬似的に配置するために検索
する位置を定義しておく。本実施の形態では、補正対象
とするデータとして位置座標(x,y)9を持つ格子が
配列されたデータである前記DEM8を用いていること
から、前記離散点12を擬似的に配置するために検索す
る位置は、DEM8の位置座標(x,y)9上とし、こ
れらの位置座標(x,y)9上を総当たりに検索するこ
ととする。また、擬似的に配置した該離散点12につい
て、配置状況を評価する評価位置は、本実施の形態で
は、緯度経度上の所定領域内全体と考え、離散点12を
擬似的に配置するために検索する位置と同様であるDE
M8の位置座標(x,y)9上全体とする。
【0034】なお、地形条件等により実測による測量値
11が得られる領域が限定される等の理由により、緯度
経度上の所定領域内全体を該離散点12の配置状況を評
価する評価位置と指定できない場合には、あらかじめ、
緯度経度上の所定領域内における位置座標(x,y)9
上で、評価位置に指定できる位置座標を限定しておく。
【0035】これら該離散点12の配置状況を評価する
評価位置のベクトルuu、および離散点12の擬似的に
配置するために検索する位置のベクトルusは、それぞ
れ((1)式)、((2)式)のように示すことが出来
る。なお、ui uは、位置座標ベクトルであり、((3)
式)のように2次元直角座標として展開することが出来
る。
【0036】
【数 1】
【数 2】
【数 3】
【0037】(ステップS3b)上述するように、離散
点12を擬似的に配置するために検索する位置は、緯度
経度上の所定領域内全体であるDEM8の位置座標
(x,y)9上であり、該離散点12の配置状況を評価
する評価位置も、同様の範囲となる。このため、本実施
の形態においては、6561点(x:1〜81、y:1〜
81)の検索位置に対して、50点の離散点12を配置す
るパターンを設定すると、そのパターンは膨大な量とな
り、これらすべてのパターンに対して評価基準値(OC
(ugk))を算定することは不可能である。したがっ
て、評価基準値(OC(ugk))を算定するために最低
必要な離散点12の数量が5箇所であることを利用し、
あらかじめ4箇所の離散点12を初期配置として固定し
ておき、5箇所目より順次、配置位置の検索、および最
適な配置位置の決定を行うこととした。なお、本実施の
形態では、4箇所の離散点12の配置位置を予め決定し
たが、この数量に限ることはなく、4箇所以上であれば
いくつでもよい。
【0038】(ステップS3c)このように、4箇所の
離散点12の位置ベクトルに、5箇所目として追加され
る離散点12の配置位置を検索すると、その配置パター
ンは6557(ns)(6561−4=6557)パターンとなる。
本発明の形態では、配置するための検索位置全体を評価
位置としているので、これら6557(nu)の配置パター
ンそれぞれに対して、前記評価基準値を算定することと
なる。
【0039】同様に、予め決定される離散点12の数量
が5個以上の場合において、決定した離散点12がk個
の場合には、決定したk個の離散点12の位置ベクトル
(u gk)に、k+1箇所目として選定される離散点12
の配置位置を検索すると、その配置パターンは(6561−
k)(ns)パターンとなる。これにより評価位置も(6
561−k)(nu)パターンとなるので、それぞれに対し
て前記評価基準値(OC(ugk))を算定する。
【0040】これら決定したk個の離散点12の位置ベ
クトル(ugk)は、((4)式)で表される。また、決
定したk個の離散点12の位置ベクトル(ugk)に、k
+1箇所目として選定した離散点12の位置座標ベクト
ル(ui s)を加えた位置ベクトル(ugk')は、
((5)式)のように表される。
【0041】
【数 4】
【数 5】
【0042】これより、決定されたk個の離散点12の
位置ベクトル(ugk)に追加する1箇所の離散点12を
擬似的に配置するために検索する位置のベクトル
(us)から、評価位置として選定されたk+1箇所目
の位置座標ベクトル(ui s)を加えたときの評価基準値
(OC(ugk))は((6)式)で表される。
【0043】
【数 6】
【0044】なお、((6)式)におけるyuは、k+
1箇所目として選定した位置ベクトル(ugk')を評価
位置(uu)としたときのDEM8の地形標高(z)1
0であり、yu'は、決定したk個の離散点12の位置ベ
クトル(ugk)に、k+1箇所目として選定した離散点
12の位置座標ベクトル(ui s)を加えた時の位置ベク
トル(ugk')におけるDEM8の標高値(ygk')を入
力データとして、地球統計手法の1つであるユニバーサ
ル・クリッギング方程式により算定した推定地形標高値
であり、((7)式)で表される。
【0045】
【数 7】 また、WUKは、同様の条件でユニバーサル・クリッギン
グ方程式により求められる推定誤差共分散行列(VUK
の非対角成分を0とした行列である。推定誤差共分散行
列(VUK)は、((8)式)で表される。
【0046】
【数 8】
【0047】(ステップS3d)このように、評価位置
として選定されたk+1箇所目の位置座標ベクトル(u
i s)について評価基準値(OC(ugk))を算出する。
本実施の形態では、評価位置は、離散点12を配置する
ために検索する位置ベクトルusのすべての位置である
ため、検索する位置ベクトルusのすべての位置毎に、
該評価基準値(OC(ugk))を算出し、相対的に比較
して評価基準値(OC(ugk))が最小となったときの
評価位置として選定されたk+1箇所目の位置座標ベク
トル(ui s)を最適な位置座標(x,y)9と判断し、
実測による測量値11を得るための最適な離散点12の
追加配置位置として決定する。
【0048】(ステップS3e)これらステップS3
c、ステップS3dの作業を離散点12の配置位置が
(ステップS2)で決定した数量(ng)に達するま
で、繰り返す。本実施の形態では50箇所に達するまで
繰り返すこととなる。
【0049】(ステップS3f)この結果、50
(ng)箇所の最適な離散点12の位置ベクトル(ug
が決定される。50(ng)箇所の最適な離散点12の
位置ベクトル(ug)は、((9)式)で表される。
【0050】
【数 9】
【0051】(ステップS4)このようにして、実測に
よる測量値11が得るべき離散点12のすべての位置座
標(x,y)9が決定される。なお、調査コストや地理
的条件等様々な事情により、実測による測量値11を得
たい離散点12の位置が予め決定されている場合には、
ステップ3の行程を実施しない。
【0052】次に、前記DEM8の誤差を含む地形標高
(z)10を補正するための測量値11を実測により得
るとともに、該測量値11を用いてDEM8の誤差を含
む地形標高(z)10を補正する過程を示す(図1,ス
テップS5〜ステップS7参照)。
【0053】(ステップS5)実測により測量値11を
得たい離散点12のすべての位置座標(x,y)9が決
定したことから、GPSによる測量を実施して、地形標
高(z)10の測量値11を得る。
【0054】(ステップS6)これら実測による測量値
11および前記DEM8を用いて、緯度経度上の所定領
域内全体の地形構造を推定する。地形構造の推定方法に
ついては、図4に示したフロー図を用いて詳述する。
【0055】地形状況の推定方法は、前述した地球統計
手法のオーディナリ・クリッギングの推定方程式を用い
て、実測した測量値11における地形標高(z)10を
変量として入力し、誤差を有する前記DEM8を期待値
関数として入力することにより、緯度経度上の所定領域
内全体の地形構造を推定するものである。
【0056】(ステップS6a)まず、ステップ5でG
PSにより測量した測量値11について、測量地点であ
る離散点12の緯度経度を前記DEM8が持つ位置座標
(x,y)9に対応させて、位置座標ベクトル(ui u
に変換するとともに、各測量値11が持つ離散点12地
形標高値(z)10を位置座標(x,y)9に対応させ
る。なお、各測量値11が持つ離散点12地形標高値
(z)10を((10)式)のように表す。
【0057】
【数 10】
【0058】(ステップS6b)次に、ステップ1で位
置座標(x,y)9の形式でデータ化した前記DEM8
について、位置ベクトル(um)を((11)式)のよ
うに表す。また、前記DEM8上のすべての格子点65
61(nm)個の地形標高値(z)10を((12)
式)のように表す。
【0059】
【数 11】
【数 12】
【0060】(ステップS6c)誤算分散を最小にする
最小自乗法の手法の一つであるオーディナリ・クリッギ
ングの推定方程式((13)式)及び((14)式)
に、ステップS6aで算出した各測量値11が持つ離散
点12地形標高値(z(ui u))、及びステップS6b
で算出した前記DEM8の格子点の位置座標ベクトル
(um)、格子点の標高値(y(um))を入力して、す
べての格子点の位置座標ベクトル(um)について、推
定計算を実施する。
【0061】
【数 13】
【数 14】
【0062】(ステップS6d)前記DEM8のすべて
の格子点の位置座標ベクトル(um)についてオーディ
ナリ・クリッギングの推定方程式((13)式)による
推定計算を繰り返し、緯度経度上の所定領域内全体の推
定標高値(z’(ui u))を算出する。
【0063】(ステップS7)ステップ6で得られた緯
度経度上の所定領域内全体の推定標高値(z’
(ui u))を、前記DEM8の位置座標(x,y)9に
対応させて再配置し、補正されたDEM8として出力す
る。
【0064】上述する構成によれば、地形標高データの
補正装置1を適用することにより、少量の実測による測
量値11のみでも、地形標高(z)10に誤差を有する
前記DEM8を土木工事の計画段階や概略設計段階、ま
たは大規模造成工事における施工管理等に適用でき、低
コストで短時間に高精度な広範囲の地形標高を把握する
ことが可能となる。
【0065】補正された前記DEM8の精度を図6に示
す。補正前のDEM8による標高データ(a)のヒスト
グラムを見ると、平均で約6.4mの誤差を有してお
り、誤差の分布もを見ても、全体的に誤差5m前後を中
心として分布する傾向が現れていた。しかし、補正後の
DEM8による標高データ(b)のヒストグラムを見る
と、平均で約2.8m程度の誤差に収まっており、全体
的に誤差0mを中心として分布する傾向となっている様
子が分かる。
【0066】また、地形標高データの補正方法によれ
ば、新たに測量を行わなくても、緯度経度上の所定領域
内に最低5箇所の実測による測量値10があれば、前記
DEM8を用いて、同所定領域内の地形構造を把握する
ことが可能となる。
【0067】測量を実施する離散点の位置座標の決定方
法により、前記DEM8の誤差を有する地形標高(z)
10を、最適に補正することが可能な実測を行う離散点
12の位置が演算により決定されるため、無駄なく実測
を行うことが可能となり、コスト低減に大きく寄与する
ことが可能となる。
【発明の効果】
【0068】請求項1記載の発明は、緯度経度上の所定
領域における地形標高データと、同領域内に離散して設
けられる所定数の測量地点から各々計測した位置座標及
び地形標高を有する測量値とを格納するデータ領域と、
前記測量値を用いて前記地形標高データの含有する地形
標高誤差を補正するオーディナリ・クリッギング手法に
よる推定方程式を利用した演算式を格納するプログラム
領域と、該プログラム領域、及び前記データ領域を有す
る記憶装置と、該記憶装置に格納されたデータ領域のデ
ータとプログラム領域のプログラムを用いて演算処理を
行う演算装置と、該演算処理装置による演算処理結果を
出力する出力装置と、を有することから、少量の実測に
よる測量値のみでも、地形標高に誤差を有する前記DE
Mを土木工事の計画段階や概略設計段階、または大規模
造成工事における施工管理等に適用でき、低コストで短
時間に高精度な広範囲の地形標高を把握することが可能
となる。
【0069】請求項2記載の発明は、記憶装置に設けら
れるデータ領域に格納されて、緯度経度上の所定領域内
に離散して設けられる所定数の測量地点から各々計測し
た位置座標及び地形標高を有する測量値は、GPSより
得られたデータが格納されることから、実測に手間が係
ることなく、短時間でかつ最小限の費用で、高精度な測
量値を得ることが可能となる。
【0070】請求項3記載の発明は、前記演算装置に前
記測量値を入力する入力装置を備えることから、実測に
よる測量値の追加や削除を自在に行うことが可能とな
る。
【0071】請求項4記載の発明は、緯度経度上の所定
領域内における地形標高データの誤差を含む地形標高
を、前記測量値を用いてオーディナリ・クリッギング手
法による推定方程式を利用した演算式により補正するこ
とから、簡略な手法で広範囲にわたる高精度な地形標高
を低コスト、短時間で入手することが可能となる。ま
た、新たに測量を行わなくても、緯度経度上の所定領域
内に最低5箇所の実測による測量値があれば、前記DE
Mを用いて、同所定領域内の地形構造を把握することが
可能となる。
【0072】請求項5記載の発明は、前記測量値は、G
PSより得られるデータを用いることから、実測に手間
が係ることなく、短時間でかつ最小限の費用で、高精度
な測量値を得ることが可能となる。
【0073】請求項6記載の発明は、緯度経度上の所定
領域内で測量を実施する所定数の測量地点の位置座標の
決定方法は、4地点の測量地点の位置座標をあらかじめ
デジタル地形標高データの格子網上に固定する第1の行
程と、第1の行程に前記測量地点を1地点追加した場合
の、配置された測量地点の位置座標及び地形標高から得
られる測量地点の配置状況を評価する評価指標値を、前
記地形標高データのエリア内のすべての地点について総
当たりに算出する第2の行程と、第2の行程より算出さ
れた該評価指標値を相対的に比較して最小となる位置座
標を抽出する第3の行程と、により追加される測量地点
の最適な位置座標を決定し、測量地点を追加する毎に第
2の行程と、第3の行程を繰り返すことから、前記DE
M8の誤差を有する地形標高(z)を、最適に補正する
ことが可能な実測を行う測量地点の位置が演算により決
定されるため、無駄なく実測を行うことが可能となり、
コスト低減に大きく寄与することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る地形標高データの補正装置を示
す図である。
【図2】 本発明に係る地形標高データの補正方法を示
すフロー図である。
【図3】 本発明に係る測量を実施する測量地点の位置
座標を示すフロー図である。
【図4】 本発明に係る地形標高を推定する方法を示す
フロー図である。
【図5】 本発明に係るDEMの概念図を示す図であ
る。
【図6】 本発明に係るDEMの標高データに関するヒ
ストグラムを示す図である。
【符号の説明】
1 地形標高データの補正装置 2 入力装置 3 データ領域 4 プログラム領域 5 記憶装置 6 演算装置 7 出力装置 8 地形標高モデル(DEM) 9 位置座標 10 地形標高 11 測量値 12 離散点
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 重元 智史 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内 (72)発明者 小松 義典 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内 Fターム(参考) 2C032 HA17 HB05 5J062 BB08 CC07 HH04

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 緯度経度上の所定領域における地形標高
    データと、同領域内に離散して設けられる所定数の測量
    地点から各々計測した位置座標及び地形標高を有する測
    量値とを格納するデータ領域と、 前記測量値を用いて前記地形標高データの含有する地形
    標高誤差を補正するオーディナリ・クリッギング手法に
    よる推定方程式を利用した演算式を格納するプログラム
    領域と、 該プログラム領域、及び前記データ領域を有する記憶装
    置と、 該記憶装置に格納されたデータ領域のデータとプログラ
    ム領域のプログラムを用いて演算処理を行う演算装置
    と、 該演算処理装置による演算処理結果を出力する出力装置
    とを有することを特徴とする地形標高データの補正装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の地形標高データの補正装
    置において、記憶装置に設けられるデータ領域に格納さ
    れて、緯度経度上の所定領域内に離散して設けられる所
    定数の測量地点から各々計測した位置座標及び地形標高
    を有する測量値は、GPSより得られたデータが格納さ
    れることを特徴とする地形標高データの補正装置。
  3. 【請求項3】請求項1、2記載の地形標高データの補正
    装置であって、前記演算装置に前記測量値を入力する入
    力装置を備えることを特徴とする地形標高データの補正
    装置。
  4. 【請求項4】 緯度経度上の所定領域内における地形標
    高データの誤差を含む地形標高を、前記測量値を用いて
    オーディナリ・クリッギング手法による推定方程式を利
    用した演算式により補正することを特徴とする地形標高
    データの補正方法。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の地形標高データの補正方
    法において、前記測量値は、GPSより得られるデータ
    を用いることを特徴とするデジタル地形標高データの補
    正方法。
  6. 【請求項6】 請求項4記載の地形標高データの補正方
    法を実行する際に用いられる緯度経度上の所定領域内で
    測量を実施する所定数の測量地点の位置座標の決定方法
    であって、4地点の測量地点の位置座標をあらかじめデ
    ジタル地形標高データの格子網上に固定する第1の行程
    と、第1の行程に前記測量地点を1地点追加した場合
    の、配置された測量地点の位置座標及び地形標高から得
    られる測量地点の配置状況を評価する評価指標値を、前
    記地形標高データのエリア内のすべての地点について総
    当たりに算出する第2の行程と、第2の行程より算出さ
    れた該評価指標値を相対的に比較して最小となる位置座
    標を抽出する第3の行程と、により追加される測量地点
    の最適な位置座標を決定し、測量地点を追加する毎に第
    2の行程と、第3の行程を繰り返すことを特徴とする測
    量地点の位置座標の決定方法。
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