JP2003003979A - 流体機械 - Google Patents

流体機械

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JP2003003979A JP2001191916A JP2001191916A JP2003003979A JP 2003003979 A JP2003003979 A JP 2003003979A JP 2001191916 A JP2001191916 A JP 2001191916A JP 2001191916 A JP2001191916 A JP 2001191916A JP 2003003979 A JP2003003979 A JP 2003003979A
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fluid machine
helical
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Hisayoshi Fujiwara
尚義 藤原
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Toshiba Carrier Corp
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Toshiba Carrier Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】潤滑油を用いずにヘリカル機構部を冷却できる
小型な流体機械を提供する。 【解決手段】両端に通気用開放部2a、2bを有する筒
状ケース2と、この筒状ケース2内に収納されかつシリ
ンダ21内に偏心配置され螺旋状溝28を有するローラ
22と上記螺旋溝28に嵌められたブレード23を有す
るヘリカル機構部3と、このヘリカル機構部3を回転シ
ャフト4を介して駆動させる電動機部5とを収容した流
体機械である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は被圧縮流体をシリン
ダの軸方向に連続的に送出するヘリカル式の流体機械に
係わり、特に空冷の冷却手段を有する流体機械に関す
る。
【0002】
【従来の技術】室内冷暖房用空気調和機、冷蔵庫、冷凍
ショーケース等には冷凍サイクルが組み込まれており、
この冷凍サイクルに冷媒を圧縮する圧縮機が備えられて
いる。この種の圧縮機にはレシプロタイプの他にロータ
リタイプの圧縮機が普及しているが、圧縮機構部にヘリ
カルブレードを採用したヘリカル圧縮機が開発されてい
る。
【0003】この種のヘリカル機構においては、機械部
やモータ部の冷却のために、特開平11−132176
号公報に記載のヘリカル圧縮機のように摺動部を潤滑す
る潤滑油を用いるのが一般的である。
【0004】しかしながら、ヘリカル機構が用いられる
冷凍サイクルの用途によっては、ヘリカル圧縮機に潤滑
油を用いることが好ましくない場合があり、潤滑油を用
いる公報記載のヘリカル圧縮機では、このような要望に
応えることができない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、潤滑油を用い
ずにヘリカル機構部を冷却できる小型な流体機械が要望
されていた。
【0006】本発明は上述した事情を考慮してなされた
もので、潤滑油を用いずにヘリカル機構部を冷却できる
小型な流体機械を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
になされた本願請求項1の発明は、両端に通気用開放部
を有する筒状ケースと、この筒状ケース内に収納されか
つシリンダ内に偏心配置され螺旋状溝を有するローラと
前記螺旋溝に嵌められたブレードを有するヘリカル機構
部と、このヘリカル機構部を回転シャフトを介して駆動
させる電動機部とを収容したことを特徴とする流体機械
であることを要旨としている。
【0008】本願請求項2の発明では、上記回転シャフ
トの端部にファンを設けたことを特徴とする請求項1に
記載の流体機械であることを要旨としている。
【0009】本願請求項3の発明では、上記シリンダの
外周を筒状ケースの内周に固定し、この筒状ケースと前
記シリンダ間に通気用の間隙を形成したことを特徴とす
る請求項1または2に記載の流体機械であることを要旨
としている。
【0010】本願請求項4の発明では、上記シリンダ内
で偏心回転するローラのクランク部、および、前記シリ
ンダの両端に設けられ回転シャフトを軸支する2個の軸
受に各々通気用貫通孔を設けたことを特徴とする請求項
1ないし3のいずれか1項に記載の流体機械であること
を要旨としている。
【0011】本願請求項5の発明では、上記シリンダ
は、アルミニウム系材料で形成したことを特徴とする請
求項1ないし4のいずれか1項に記載の流体機械である
ことを要旨としている。
【0012】本願請求項6の発明では、上記シリンダの
外周には、放熱用フィンを設けたことを特徴とする請求
項1ないし5のいずれか1項に記載の流体機械であるこ
とを要旨としている。
【0013】本願請求項7の発明では、上記シリンダの
外周の断面形状は、軸方向に沿って同一であることを特
徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載の流体
機械であることを要旨としている。
【0014】本願請求項8の発明では、上記ヘリカル機
構部の螺旋状のブレード溝は、溝ピッチをローラの軸方
向に暫次小さくなるように形成したことを特徴とする請
求項1ないし7のいずれか1項に記載の流体機械である
ことを要旨としている。
【0015】本願請求項9の発明では、上記ヘリカル機
構部の螺旋状のブレード溝は、溝ピッチを等しく形成し
たことを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項に
記載の流体機械であることを要旨としている。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係わる流体機械の
実施の形態について添付図面を参照して説明する。
【0017】図1は本発明に係る流体機械、例えば、横
型ヘリカル圧縮機の一実施形態を示す縦断面図である。
【0018】図1に示すように、横型ヘリカル圧縮機1
は筒状ケース2を有し、この筒状ケース2内にヘリカル
機構部例えばヘリカル圧縮機構部3と、このヘリカル圧
縮機構部3を回転シャフト4を介して駆動させる電動機
部5と、回転シャフト4の端部に設けられたファン6が
収容され、さらに、冷却流路7が形成されている。
【0019】筒状ケース2は、例えば、円筒状をなし、
その両端に通気用の開放部2a、2bが設けられてい
る。横型ヘリカル圧縮機1は、電動機部5、ヘリカル圧
縮機構部3、およびファン6を回転シャフト4に一直線
上に取り付けられて筒状ケース2内に収納されているの
で小型な構造となる。
【0020】ヘリカル圧縮機構部3と、このヘリカル圧
縮機構部3を回転シャフト4を介して駆動させる電動機
部5と、回転シャフト4の端部に設けられたファン6が
収容され、さらに、冷却流路7が形成されている。
【0021】電動機部5は筒状ケース2内に圧入して固
定されるモータステータ11とこのモータステータ11
内に回転自在に収容されるモータロータ12とから構成
されている。モータロータ12は出力シャフトである回
転シャフト4に回転一体に軸装される。しかして、この
電動機部5へ通電することにより電動機部5が起動さ
れ、モータロータ12を回転駆動させるようになってい
る。
【0022】一方、ヘリカル圧縮機構部3は密閉ケース
2に固定される横置きタイプのシリンダ(シリンダブロ
ック)21と、このシリンダ21内に偏心して設置され
る回転体としてのローラ22と、このローラ22とシリ
ンダ21との間に介装される螺旋状のブレード23とを
有している。螺旋状のブレード23はヘリカルブレード
を構成し、このヘリカルブレード23によりシリンダ2
1とローラ22との間に複数の圧縮室24がシリンダ軸
方向に沿って形成されている。
【0023】また、図2に示すように、シリンダ21
は、アルミニウム系材料で形成され、外周には軸方向に
沿って放熱用フィン21aおよびブラケット状取付部2
1bが外方に突出して設けられており、また、シリンダ
21の外周の断面形状は軸方向に沿って同一であり、取
付部21bを介して通気用の間隙gが形成されるよう
に密閉ケース2のケース内壁に固定されている。シリン
ダ21の両端部は、通気用貫通孔25aが設けられた主
軸受25および通気用貫通孔26aが設けられた副軸受
26により閉塞されている。主軸受25および副軸受2
6はシリンダ21に図1に示すような締付ボルト27で
螺着されている。
【0024】上記主軸受25および副軸受26により回
転シャフト4が回転自在に支持されている。回転シャフ
ト4には両軸受25、26間にクランク部4aが形成さ
れ、このクランク部4aにローラ22が軸装されてい
る。上記クランク部4aの偏心が比較的小さいので、回
転シャフト4はストレートに近い。ローラ22には2個
のバランサ4b1、バランサ4b2が各々収納されるバ
ランサ収納室22a、22bが設けられており、また、
クランク部4aの両側に上記バランサ4b1、バランサ
4b2が一体あるいは一体的に取り付けられ、これらの
バランサ4b1、バランサ4b2により、回転シャフト
4の回転に伴う重量バランスを確保している。回転シャ
フト4は主軸受25に支持された主軸部4cとクランク
部4aと副軸受26に支持された副軸部4dとから構成
されている。
【0025】回転シャフト4のクランク部4aに軸装さ
れたローラ22はシリンダ21の内周面に内接するよう
に偏心して設置される一方、上記ローラ22の外周面に
螺旋状のブレード溝28が形成されている。このブレー
ド溝28は断面形状が例えばほぼ矩形をなす一方、ブレ
ード溝28の溝ピッチはローラ22の軸方向に暫次小さ
くなるように形成されている。
【0026】一方、ローラ22のブレード溝28には螺
旋状のヘリカルブレード23が収容されている。このヘ
リカルブレード23は弾性体材料、プラスチック材料、
テフロン(登録商標)等のフッ素樹脂材料、あるいはフ
ッ素プラスチック材料のブレード材料を形成して構成さ
れている。ヘリカルブレード23のブレード材料に予め
オイルを含浸させ、油潤滑性能を向上させておくのが好
ましい。
【0027】ヘリカルブレード23はローラ外周面に形
成されるブレード溝28に収容され、ローラ22の偏心
回転運動によりシリンダ内周壁に拘束されてブレード溝
28内を円滑に出し入れ摺動される。ローラ22が偏心
回転運動する際、ローラ22を公転させ、自転させない
ように自転防止機構29が設けられている。自転防止機
構29は例えばオルダムリングであり、ローラ22の端
面と副軸受26との間に設置されている。
【0028】また、上記ヘリカルブレード23によりシ
リンダ21とローラ22との間にシリンダ軸方向に沿っ
て複数の圧縮室24が区画形成されている。各圧縮室2
4は、ローラ22の偏心回転により、副軸受26側から
主軸受25側に向って容積が小さくなるように連続的に
体積変化し、この体積変化により被圧縮流体である冷媒
が圧縮されるようになっている。
【0029】さらに、上記横型ヘリカル圧縮機1に形成
された上記冷却流路7は、例えば、モータステータ11
と筒状ケース2間に形成される間隙gあるいはモータ
ステータ11とモータロータ12間に形成された間隙g
、主軸受25に設けられた通気用貫通孔25a、バラ
ンサ収納室22a、ローラ22のクランク部22cに設
けられた通気用貫通孔22d、バランサ収納室22b、
副軸受26に設けられた通気用貫通孔26aで形成さ
れ、また、間隙gと、シリンダ21とケース2の間に
形成された通気用の間隙gで形成されている。上記冷
却流路7と上記ファン6で、上記横型ヘリカル圧縮機1
に空冷の冷却系を形成している。なお、符号30はガス
吸込孔、31はガス吐出孔である。
【0030】次に本実施形態の横型ヘリカル圧縮機の作
用について説明する。
【0031】図1に示すような横型ヘリカル圧縮機1の
電動機部5に通電することにより、電動機部5が起動さ
れてモータステータ11内に回転磁界が生じ、モータロ
ータ12が回転駆動される。
【0032】モータロータ12の回転力は出力シャフト
である回転シャフト4を介してクランク部4aに伝達さ
れ、ローラ22を偏心回転(公転)させる。このローラ
22の偏心回転により、ローラ22はシリンダ21の内
周面に内接しながら摺動し、公転される。上記ローラ2
2の偏心回転によりシリンダ21とローラ22との間に
ヘリカルブレード23により形成される各圧縮室24は
シリンダ軸方向にヘリカル状に移動しながら容積が次第
に小さくなるように体積変化する。各圧縮室24は体積
変化によりガス吸込孔30から吸込まれた冷媒が順次圧
縮されて高圧化され、副軸受26側の高圧側圧縮室から
吐出孔31を経て吐出される。
【0033】上記のような冷媒の圧縮過程において、回
転シャフト4の回転に伴ない、この回転シャフト4の端
部に設けられたファン6も回転する。このファン6の回
転により、図1に矢印で示すような気流が発生し、この
気流はケース2の開放部2aから入る、冷却流路7を通
り開放部2bから機外に排出される。すなわち、間隙g
あるいは間隙gを通過して電動機部5を冷却し、ま
た、気流は、通気用貫通孔25aを通過してバランサ収
納室22aに入って主軸受25、ローラ22およびヘリ
カルブレード23を冷却し、通気用貫通孔22dを通過
して、ローラ22を冷却し、さらに、バランサ収納室2
2bに入って副軸受26を通過してファン6に達して、
機外に排出される。一方、間隙gを通過する気流は、
電動機部5を冷却し、間隙gを流れ、シリンダ21を
冷却する。この間隙gの流通過程において、シリンダ
21の外周には軸方向に沿って放熱用フィン21aが設
けられているので、シリンダ21からの放熱は効果的に
行われる。また、シリンダ21がアルミニウム系材料で
形成されているので、放熱効果が高まり、さらに、シリ
ンダ21の外周の断面形状は、軸方向に沿って同一断面
であるので、気流の流れが妨げられることがなく、効果
的にシリンダ21を冷却することができる。
【0034】次に本発明に係る流体機械の第1変形例を
説明する。
【0035】本第1変形例は、上記実施形態のファンが
シリンダの副軸受側に設けられたのに対して、電動機部
側に設けたものである。
【0036】例えば、図4に示すように、本第1変形例
の流体機械は、ファン6Aが、回転シャフト4Aの電動
機部5側端部に設けられている。他の構成は図1に示す
横型ヘリカル圧縮機1と異ならないので、同一符号を付
して説明を省略する。
【0037】この流体機械1Aにおいては、図1に示す
横型ヘリカル圧縮機1と同等の作用効果を奏する他、よ
り効果的にシリンダを冷却することができる。
【0038】さらに、本発明に係る流体機械の第2変形
例を説明する。
【0039】本第2変形例は、上記実施形態の螺旋状の
ブレード溝が溝ピッチをローラの軸方向に暫次小するの
に対して、ブレード溝は溝ピッチを等しくしたものであ
る。
【0040】例えば、図5に示すように、本第2変形例
の流体機械1Bは、ヘリカル機構部3Bのローラ22B
に設けられたヘリカルブレード溝28Bの溝ピッチが等
しく形成されている。
【0041】この流体機械1Bにおいては、図1に示し
た横型ヘリカル圧縮機1と同等の作用効果を奏する他、
より効果的にシリンダを冷却することができる。
【0042】
【発明の効果】本発明に係わる流体機械によれば、潤滑
油を用いずにヘリカル機構部を冷却できる流体機械を提
供することができ、また、空冷で小型な流体機械を提供
することができる。
【0043】すなわち、両端に通気用開放部を有する筒
状ケースと、この筒状ケース内に収納されかつシリンダ
内に偏心配置され螺旋状溝を有するローラと上記螺旋溝
に嵌められたブレードを有するヘリカル機構部と、この
ヘリカル機構部を回転シャフトを介して駆動させる電動
機部とを収容したので、潤滑油による冷却によらず、通
気用開放部から流入する気流によってヘリカル機構部お
よび電動機部を冷却することができる。さらに、従来の
レシプロ圧縮機やロータリ圧縮機の回転シャフトに比べ
て偏心が小さいので、シリンダ、ケースを小型にでき
て、小型な流体機械が得られる。
【0044】また、上記回転シャフトの端部にファンを
設けたので、空冷によりヘリカル機構部および電動機部
を冷却することができると共に、電動機部、ヘリカル機
構部およびファンを回転シャフトに一直線上に取り付け
ることが可能になり、小型な筒状ケースに収納が可能と
なって、小型な流体機械が得られる。
【0045】また、上記シリンダの外周を筒状ケースの
内周に固定し、この筒状ケースと上記シリンダ間に通気
用の間隙を形成したので、シリンダを効果的に冷却する
ことができる。
【0046】また、上記シリンダ内で偏心回転するロー
ラのクランク部、および、上記シリンダの両端に設けら
れ回転シャフトを軸支する2個の軸受に各々通気用貫通
孔を設けたので、軸受、ローラおよびヘリカルブレード
を冷却することができる。
【0047】また、上記シリンダは、アルミニウム系材
料で形成したので、シリンダの放熱効果を高めることが
できる。
【0048】また、上記シリンダの外周には、放熱用フ
ィンを設けたので、シリンダからの放熱効果を向上させ
ることができる。
【0049】また、上記シリンダの外周の断面形状は、
軸方向に沿って同一であるので、気流の流れが妨げられ
ることがなく、効果的にシリンダを冷却することができ
る。
【0050】また、上記ヘリカル機構部の螺旋状のブレ
ード溝は、溝ピッチをローラの軸方向に暫次小さくなる
ように形成したので、ガス圧縮に適する小型で空冷のヘ
リカル圧縮機を提供することができる。
【0051】また、上記ヘリカル機構部の螺旋状のブレ
ード溝は、溝ピッチを等しく形成したので、流体を流す
のに適する小型で空冷のヘリカルポンプを提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる流体機械の縦断面図。
【図2】図1のA−A線に沿う断面図。
【図3】図1のB−B線に沿う断面図。
【図4】本発明に係わる流体機械の第1変形例の縦断面
図。
【図5】本発明に係わる流体機械の第2変形例のヘリカ
ルブレード溝部分を示す縦断面図。
【符号の説明】
1 横型ヘリカル圧縮機 2 筒状ケース 2a 開放部 2b 開放部 3 ヘリカル機構部 4 回転シャフト 4a クランク部 4b1 バランサ 4b2 バランサ 5 電動機部 6 ファン 7 冷却流路 11 モータステータ 12 モータロータ 21 シリンダ(シリンダブロック) 21a 放熱用フィン 21b ブラケット状取付部 22 ローラ 22a バランサ収納室 22b バランサ収納室 22c クランク部 22d 通気用貫通孔 23 ヘリカルブレード 24 圧縮室 25 主軸受 25a 通気用貫通孔 26 副軸受 26a 通気用貫通孔 27 締付ボルト 28 ブレード溝 29 自転防止機構 30 ガス吸込孔 31 ガス吐出孔 g 間隙 g 間隙 g 間隙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3H029 AA01 AA09 AA16 AA18 AA23 AA24 AB03 AB08 BB12 BB18 BB42 BB44 BB50 CC09 CC16 CC38 CC47 CC63 3H040 AA09 BB05 BB09 BB11 CC13 CC14 DD02 DD06 DD09 DD36

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両端に通気用開放部を有する筒状ケース
    と、この筒状ケース内に収納されかつシリンダ内に偏心
    配置され螺旋状溝を有するローラと前記螺旋溝に嵌めら
    れたブレードを有するヘリカル機構部と、このヘリカル
    機構部を回転シャフトを介して駆動させる電動機部とを
    収容したことを特徴とする流体機械。
  2. 【請求項2】 上記回転シャフトの端部にファンを設け
    たことを特徴とする請求項1に記載の流体機械。
  3. 【請求項3】 上記シリンダの外周を筒状ケースの内周
    に固定し、この筒状ケースと前記シリンダ間に通気用の
    間隙を形成したことを特徴とする請求項1または2に記
    載の流体機械。
  4. 【請求項4】 上記シリンダ内で偏心回転するローラの
    クランク部、および、前記シリンダの両端に設けられ回
    転シャフトを軸支する2個の軸受に各々通気用貫通孔を
    設けたことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1
    項に記載の流体機械。
  5. 【請求項5】 上記シリンダは、アルミニウム系材料で
    形成したことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか
    1項に記載の流体機械。
  6. 【請求項6】 上記シリンダの外周には、放熱用フィン
    を設けたことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか
    1項に記載の流体機械。
  7. 【請求項7】 上記シリンダの外周の断面形状は、軸方
    向に沿って同一であることを特徴とする請求項1ないし
    6のいずれか1項に記載の流体機械。
  8. 【請求項8】 上記ヘリカル機構部の螺旋状のブレード
    溝は、溝ピッチをローラの軸方向に暫次小さくなるよう
    に形成したことを特徴とする請求項1ないし7のいずれ
    か1項に記載の流体機械。
  9. 【請求項9】 上記ヘリカル機構部の螺旋状のブレード
    溝は、溝ピッチを等しく形成したことを特徴とする請求
    項1ないし7のいずれか1項に記載の流体機械。
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