JP2003003424A - Overhanging execution method for pc box-girder bridge - Google Patents
Overhanging execution method for pc box-girder bridgeInfo
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Abstract
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動式作業車を用
いて１ブロックごと桁を張り出して構築する形式の、特
に波形鋼板ウェブＰＣ箱桁橋の張出施工方法に関するも
のである。
【０００２】
【従来の技術】ＰＣ箱桁橋の張出施工はカンチレバー式
架設工法とも呼ばれ、支保工を用いず橋体を橋軸方向に
数メートルのブロックに分割し、橋脚に近い部分から移
動式作業車などの架設機械を用いて桁を両側に張り出し
て架設していくものである。ＰＣ箱桁橋の張出施工は、
架設地点の地形などに左右されず、工事規模に対し架設
装置などが比較的小規模で、安全且つ経済的な工法であ
るためよく使用されている。従来、１ブロックごと桁を
張り出して構築する波形鋼板ウェブＰＣ箱桁橋の張出施
工は、図３に示すように移動式作業車ａを用いて１ブロ
ックごとに波形鋼板ウェブｂ、横桁、下床版ｃ及び上床
版ｄを構築していた。この移動式作業車ａは、フレー
ム、作業台などで構成し、桁上面に敷設したレール上を
前進移動して１ブロックごとにコンクリートを打設する
もので、波形鋼板ウェブｂ・下床版ｃを施工してから横
桁・上床版ｄの順に施工を進める。即ち、一つのブロッ
クｅに対応するように移動式作業車ａを前進して据え付
けし、このブロックｅに波形鋼板ウェブｂを設置し、さ
らに下床版ｃの型枠を構築する（図３（ａ））。次に、
このブロックｅの上床版ｄ及び横桁の型枠を構築する
（図３（ｂ））。次いでこのブロックｅの下床版ｃの型
枠、上床版ｄ及び横桁の型枠に順次コンクリートを打設
する（図３（ｃ））。なお、横桁は波形鋼板または平鋼
板の場合もある。再び移動式作業車ａを前進して据え付
けし、同様の手順を繰り返しながら１ブロックごとに波
形鋼板ウェブｂ、下床版ｃ及び上床版ｄを張り出して橋
を構築する。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た従来のＰＣ箱桁橋の張出施工方法にあっては、次のよ
うな問題点がある。
＜イ＞１サイクル内で１ブロックずつの施工方法であ
り、１ブロックごとに下床版ｃのコンクリートを養生し
てから横桁のコンクリートを打設し、さらに横桁のコン
クリートを養生してから上床版ｄのコンクリートを打設
するため、各作業ごとの待ち時間が多く、工期が長くな
る。また、１回のコンクリート打設で下床版、横桁、上
床版の全ての打設を行う場合には、特に横桁、上床版の
型枠支保工の構造が複雑となり、組立て、解体の手間が
大きくなる。
＜ロ＞下床版ｃの型枠構築作業が完全に終了しないうち
に、上床版ｄの作業を開始すると上下作業となり、危険
である。
【０００４】
【本発明の目的】本発明は上記したような従来の問題点
に鑑みて考えられたもので、待ち時間を少なくして効率
化し、工期の短縮を可能にしたＰＣ箱桁橋の張出施工方
法を提供することを目的とする。また本発明は、安全に
作業を行うことのできるようにしたＰＣ箱桁橋の張出施
工方法を提供することを目的とする。本発明は、上記目
的のうち少なくとも一つを達成するようにしたものであ
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記のような目的を達成
するために、本発明のＰＣ箱桁橋の張出施工方法は、移
動式作業車を用いて１ブロックごと桁を張り出して構築
するＰＣ箱桁橋の張出施工方法において、前記移動式作
業車を前方ブロックへ移動し、前記前方ブロックの波形
鋼板ウェブの設置及び下床版の型枠の構築を行うと同時
に後方ブロックの上床版の型枠を構築し、前記前方ブロ
ックの下床版型枠にコンクリートを打設するとともに後
方ブロックの上床版型枠にコンクリートを打設し、二つ
のブロックを同時に施工することを特徴とするものであ
る。また、本発明は、波形鋼板ウェブの場合だけでな
く、コンクリートウェブの場合にも適用できる方法であ
る。
【０００６】
【本発明の実施の形態】以下図面を参照しながら、本発
明に係る実施の形態について説明する。
【０００７】＜イ＞ＰＣ箱桁橋
ＰＣ箱桁橋１は、橋桁を橋軸方向に数メートルのブロッ
ク２に分割し、このブロック２を橋脚に近い部分から移
動式作業車７を用いて両側に張り出して架設するもので
ある。一つのブロック２は、下床版３と上床版４及びこ
れらを結ぶ波形鋼板ウェブ５、横桁６などからなる。な
お、ウェブはコンクリートウェブの場合もある。また横
桁６はコンクリートの場合、波形鋼板や平鋼板の場合が
ある。図１は、移動式作業車７でＰＣ箱桁橋１を施工す
る状態を示す説明図で、前方ブロック２ａの下床版３の
型枠にコンクリートを打設し、後方ブロック２ｂの上床
版４の型枠にコンクリートを打設した状態を示す。本発
明では、前方ブロック２ａと後方ブロック２ｂの二つの
ブロックを同時に施工するものである。
【０００８】＜ロ＞移動式作業車
移動式作業車７は、ＰＣ箱桁橋１を跨ぐように両側に配
置した支持体７１と、この支持体７１に下支えで連結し
たトラス構造の作業台７２とからなる。支持体７１の上
部にローラ７３を組み込み、このローラ７３がＰＣ箱桁
橋１上部に敷設したレール７８上を転がって、移動式作
業車７全体が前進移動する。前進移動は、後方ローラ７
７をＰＣ箱桁橋１（下床版３）下面に当接してこれを反
力として、公知のジャッキなどを伸長することによって
行うことができる。前進移動後、その位置で昇降ジャッ
キ７４により作業台７２のジャッキアップを行い、移動
式作業車７を固定する。作業台７２の前部に型枠受け７
５を調整ジャッキ７６で調整可能に載置しており、この
型枠受け７５によって下床版３の型枠などを構築する。
さらに、この移動式作業車７を用いてコンクリートを打
設した後、プレストレスを与えて、順次移動式作業車７
を前方へ移動してＰＣ箱桁橋１を張り出して架設してい
く。なお、実施例の移動式作業車７は、下支え式のもの
を示しているが、図３に示す形式の移動式作業車を用い
てもよい。
【０００９】次に、図２を参照してＰＣ箱桁橋の張出施
工方法について説明する。
【００１０】＜イ＞移動式作業車の前進（図２（ａ））
ジャッキなどを伸長することによって、移動式作業車７
を１ブロック分だけ前進移動する。なお、前進移動する
前の移動式作業車７は、第Ｎ番目ブロック（前方ブロッ
ク２ａ）と、この一つ手前の第Ｎ−１番目ブロック（後
方ブロック２ｂ）とを同時に施工することができる位置
にあり、この状態で、第Ｎ番目ブロックの下床版３と第
Ｎ−１番目ブロックの上床版４にコンクリートを同時に
打設しておく。移動式作業車７が１ブロック分だけ前進
移動することによって、ＰＣ箱桁橋１の下側に配置され
ている作業台７２も１ブロック分だけ前進移動し、作業
台７２上において一つ先の第Ｎ＋１番目ブロック（新た
な前方ブロック２ａ）を施工できる状態となる。
【００１１】＜ロ＞波形鋼板ウェブの設置（図２
（ｂ））
作業台７２上で、第Ｎ＋１番目ブロックに波形鋼板ウェ
ブ５を設置する。波形鋼板ウェブ５は、下床版３と上床
版４をつなぐためのもので、強度の高い波形鋼板を用い
る。コンクリートウェブの場合には、鉄筋組立と型枠組
立の工程となり、この場合は、下床版３の型枠、鉄筋組
立を先に行う。
【００１２】＜ハ＞下床版型枠と上床版型枠の構築（図
２（ｂ））
作業台７２の型枠受け７５の上に下床版３の型枠を構築
する。構築された下床版３の型枠は、前記の第Ｎ＋１番
目ブロックに設置した波形鋼板ウェブ５の下方に設置さ
れる。なお、下床版３の型枠を構築してから、前記＜ロ
＞の波形鋼板ウェブ５を設置してもよい。コンクリート
ウェブの場合は、この手順となる。作業台７２は第Ｎ番
目ブロック（新たな後方ブロック２ｂ）を施工できる位
置でもあるので、第Ｎ番目ブロックの上床版４の型枠を
構築する。なお、第Ｎ番目ブロックに横桁６（コンクリ
ートの場合、波形鋼板または平鋼板の場合）を構築する
ように設計している場合は、上床版４の型枠に先立って
横桁６の型枠を構築するか、あるいは横桁６の鋼板を組
み立てる。横桁６を構築するように設計している場合
は、上床版４の支保工を軽減できる利点がある。
【００１３】＜ニ＞コンクリートの打設（図２（ｃ））
前記＜ハ＞で構築した第Ｎ＋１番目ブロックの下床版３
の型枠にコンクリートを打設し、同時に第Ｎ番目ブロッ
クの上床版４の型枠にコンクリートを打設する。なお、
第Ｎ番目ブロックにコンクリート横桁６を構築するよう
に設計している場合は、前記＜ハ＞で述べたごとく横桁
６の型枠を構築しているので、横桁６のコンクリートを
上床版４のコンクリートと同時に打設する。これによっ
て、第Ｎ＋１番目ブロックの下床版３にコンクリートを
打設するとともに第Ｎ番目ブロックの上床版４及び横桁
６にコンクリートを打設することになる。即ち、二つの
ブロック（前方ブロック２ａ、後方ブロック２ｂ）に同
時にコンクリートを打設する。なお、横桁６は、前方ブ
ロック２ａにおいて下床版３及び波形鋼板ウェブ５と同
時に施工する方法も考えられる。
【００１４】＜ホ＞再び移動式作業車を前進（図２
（ｃ））
第Ｎ番目ブロックの上床版４のコンクリートの養生を終
え、ＰＣ鋼材の緊張が終了したら、上床版４の上にレー
ル７８を敷設して、移動式作業車７の移動準備を整え
る。再び移動式作業車７を１ブロック分だけ前進移動
し、図２（ａ）の状態に至る。移動式作業車７を固定し
た後、作業台７２では前記した型枠の構築、さらにコン
クリートの打設作業が行われる。これを順次繰り返すこ
とによって、二つのブロック（前方ブロック２ａ、後方
ブロック２ｂ）を同時に施工することができる。
【００１５】本発明では、１サイクル内で１ブロックず
つ施工していく従来の張出施工と比較して、１サイクル
内で二つのブロック２ａ、２ｂを同時に施工しているの
で、工期を３割から４割程度短縮することができる。
【００１６】
【本発明の効果】本発明のＰＣ箱桁橋の張出施工方法
は、以上説明したようになるから次のような効果を得る
ことができる。
＜イ＞前方ブロックの下床版を施工すると同時に後方ブ
ロックの上床版を施工し、また前方ブロックの下床版に
コンクリートを打設するとともに後方ブロックの上床版
にコンクリートを打設して、二つのブロックを同時に施
工するようにしたので、待ち時間を少なくし、工期の短
縮を可能にすることができる。
＜ロ＞後方ブロックと前方ブロックの二つのブロックを
同時に施工する際に、前方ブロックでは下床版を施工
し、後方ブロックでは上床版を施工するようにしている
ので、危険な上下作業とならず、安全に作業を行うこと
ができる。
＜ハ＞２ブロック分の全てを同時に施工するものでない
ため、移動式作業車に作用する力が軽減され、移動式作
業車の鋼材重量を軽減することができるなどの合理化が
可能となる。Description: BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to a method of extending a girder one block at a time by using a movable work vehicle, and in particular, to a method of stretching a girder bridge of a corrugated steel web PC box girder. It relates to the construction method. 2. Description of the Related Art Overhanging a PC box girder bridge is also called a cantilever type erection method, in which a bridge body is divided into blocks of several meters in the bridge axis direction without using a support, and a portion near a pier is used. The girder is constructed by projecting the girder on both sides using a construction machine such as a mobile work vehicle. Overhang construction of PC box girder bridge
Irrespective of the topography of the erection point, the erection equipment and the like are relatively small in relation to the construction scale, and are often used because they are safe and economical. Conventionally, overhanging of a box girder bridge using a corrugated steel sheet web constructed by extending a girder per block is performed using a movable work vehicle a as shown in FIG. The lower slab c and the upper slab d were constructed. This movable work vehicle a is composed of a frame, a work table, etc., and moves forward on rails laid on the upper surface of the girder to cast concrete in blocks, and a corrugated steel sheet web b and a lower floor slab c And then proceed with the construction in the order of the horizontal girder and the upper floor slab d. That is, the movable work vehicle a is moved forward and installed so as to correspond to one block e, the corrugated steel sheet web b is installed in this block e, and the formwork of the lower floor slab c is constructed (FIG. 3 ( a)). next,
The formwork of the upper floor slab d and the horizontal girder of the block e is constructed (FIG. 3B). Next, concrete is poured into the formwork of the lower slab c, the upper slab d, and the horizontal girder of the block e (FIG. 3 (c)). The cross beam may be a corrugated steel plate or a flat steel plate. The movable work vehicle a is again moved forward and installed, and the corrugated steel sheet web b, the lower floor slab c and the upper floor slab d are extended for each block while repeating the same procedure to construct a bridge. [0003] However, the above-mentioned conventional method of overhanging a PC box girder bridge has the following problems. <B> This is a construction method of one block at a time in one cycle. After curing the concrete of the lower floor slab c for each block, the concrete of the horizontal girder is poured, and then the concrete of the horizontal girder is cured. Since the concrete of the upper floor slab d is cast, the waiting time for each operation is long, and the construction period is long. In addition, when all the lower deck, horizontal girder, and upper deck are cast in one concrete casting, the structure of the form support of the horizontal girder and upper deck is particularly complicated, and assembling and dismantling are required. The trouble is increased. <B> If the work of the upper slab d is started before the work of constructing the form of the lower slab c is completely completed, the work becomes up and down, which is dangerous. SUMMARY OF THE INVENTION The present invention has been conceived in view of the above-mentioned conventional problems, and has been developed in consideration of the above-mentioned problems. It is intended to provide an overhang construction method. Another object of the present invention is to provide a method of overhanging a PC box girder bridge that enables safe operation. The present invention achieves at least one of the above objects. [0005] In order to achieve the above object, a method for overhanging a PC box girder bridge according to the present invention is to extend a girder block by block using a movable work vehicle. In the method of overhanging a PC box girder bridge, the movable work vehicle is moved to a front block, and a corrugated steel sheet web of the front block is installed and a formwork of a lower floor slab is simultaneously constructed. Constructing the upper deck slab form, placing concrete in the lower deck slab of the front block and placing concrete in the upper deck slab of the rear block, and simultaneously constructing the two blocks. It is assumed that. The present invention is a method applicable not only to a corrugated steel sheet web but also to a concrete web. Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings. <A> PC Box Girder Bridge PC box girder bridge 1 divides a bridge girder into blocks 2 each having a length of several meters in the bridge axis direction. And overhang it. One block 2 includes a lower slab 3 and an upper slab 4, a corrugated steel sheet web 5 connecting them, a cross beam 6, and the like. The web may be a concrete web. The cross beam 6 may be made of concrete, corrugated steel plate or flat steel plate. FIG. 1 is an explanatory view showing a state in which a PC box girder bridge 1 is constructed by a mobile work vehicle 7, in which concrete is poured into a formwork of a lower deck 3 of a front block 2a and an upper deck 4 of a rear block 2b. Shows a state in which concrete is cast on the formwork of No. 1. In the present invention, two blocks, a front block 2a and a rear block 2b, are constructed simultaneously. <B> Mobile Work Vehicle The mobile work vehicle 7 has a support 71 disposed on both sides of the PC box girder bridge 1 and a work table 72 having a truss structure connected to the support 71 by a lower support. Consists of A roller 73 is mounted on the upper part of the support 71, and the roller 73 rolls on a rail 78 laid on the upper part of the PC box girder bridge 1, so that the entire movable work vehicle 7 moves forward. The forward movement is performed by the rear roller 7
7 can be performed by abutting the lower surface of the PC box girder bridge 1 (lower slab 3) and using this as a reaction force to extend a known jack or the like. After the forward movement, the work table 72 is jacked up by the lifting jack 74 at that position, and the movable work vehicle 7 is fixed. Form support 7 on front of worktable 72
5 is mounted so as to be adjustable by an adjustment jack 76, and the formwork of the lower slab 3 is constructed by the formwork 75.
Further, after concrete is poured by using the movable work vehicle 7, a prestress is given to the concrete to sequentially move the movable work vehicle 7.
Is moved forward, and the PC box girder bridge 1 is extended and erected. Although the movable work vehicle 7 of the embodiment is of a support type, a mobile work vehicle of the type shown in FIG. 3 may be used. Next, a method of overhanging a PC box girder bridge will be described with reference to FIG. <A> Advance of the mobile work vehicle (FIG. 2A) The mobile work vehicle 7 is extended by extending a jack or the like.
Is moved forward by one block. In addition, the mobile work vehicle 7 before the forward movement is capable of simultaneously constructing the N-th block (front block 2a) and the N-1st block (rear block 2b) immediately before the N-th block. In this state, concrete is simultaneously poured into the lower slab 3 of the N-th block and the upper slab 4 of the (N-1) -th block. When the movable work vehicle 7 moves forward by one block, the work table 72 disposed below the PC box girder bridge 1 also moves forward by one block, and the work table 72 is moved forward by one block on the work table 72. It becomes possible to construct the (N + 1) -th block (new front block 2a). <B> Installation of corrugated steel sheet web (FIG. 2)
(B)) On the worktable 72, the corrugated steel sheet web 5 is installed in the (N + 1) th block. The corrugated steel sheet web 5 is for connecting the lower floor slab 3 and the upper floor slab 4, and uses a corrugated steel sheet having high strength. In the case of a concrete web, the process of assembling a reinforcing bar and a formwork is performed. In this case, the assembling of the formwork and the reinforcing bar of the lower floor slab 3 is performed first. <C> Construction of lower deck slab formwork and upper deck slab formwork (FIG. 2 (b)) A formwork of lower deck slab 3 is constructed on formwork receiver 75 of work table 72. The formwork of the constructed lower slab 3 is installed below the corrugated steel sheet web 5 installed in the (N + 1) th block. The corrugated steel sheet web 5 of <b> may be installed after the formwork of the lower slab 3 is constructed. This is the case for concrete webs. Since the work table 72 is also a position where the Nth block (new rear block 2b) can be constructed, the formwork of the upper floor slab 4 of the Nth block is constructed. In the case where the cross beam 6 (in the case of concrete, corrugated steel plate or flat steel plate) is designed to be constructed in the Nth block, the formwork of the cross beam 6 is formed prior to the formwork of the upper deck 4. Or assemble the steel plate of the cross beam 6. When the cross beam 6 is designed to be constructed, there is an advantage that the support work of the upper floor slab 4 can be reduced. <D> Casting concrete (FIG. 2 (c)) Lower deck 3 of the (N + 1) th block constructed in <c> above
Concrete is poured into the formwork of the upper floor slab 4 of the N-th block at the same time. In addition,
In the case where the concrete cross beam 6 is designed to be constructed in the N-th block, since the formwork of the cross beam 6 is constructed as described in <C> above, the concrete of the cross beam 6 is placed on the upper floor slab. Pour simultaneously with the concrete of 4. Thereby, concrete is cast on the lower slab 3 of the (N + 1) th block and concrete is cast on the upper slab 4 and the cross beam 6 of the Nth block. That is, concrete is simultaneously poured into two blocks (the front block 2a and the rear block 2b). In addition, a method is also conceivable in which the cross beam 6 is constructed simultaneously with the lower slab 3 and the corrugated steel web 5 in the front block 2a. <E> Moving the mobile work vehicle forward again (FIG. 2)
(C)) When the curing of the concrete of the upper floor slab 4 of the N-th block is completed and the tension of the PC steel material ends, the rail 78 is laid on the upper floor slab 4 to prepare for the movement of the movable work vehicle 7. . The movable work vehicle 7 is moved forward by one block again to reach the state shown in FIG. After the movable work vehicle 7 is fixed, the work table 72 is used to construct the above-described formwork and to perform concrete casting. By repeating this sequentially, two blocks (the front block 2a and the rear block 2b) can be simultaneously constructed. In the present invention, two blocks 2a and 2b are simultaneously constructed in one cycle as compared with the conventional overhang construction in which one block is constructed in one cycle. Can be reduced by about 40%. The method for overhanging a PC box girder bridge according to the present invention is as described above, and the following effects can be obtained. <a> At the same time as the lower slab of the front block, the upper slab of the rear block is constructed. At the same time, concrete is cast on the lower slab of the front block and concrete is cast on the upper slab of the rear block. Since two blocks are constructed at the same time, the waiting time can be reduced and the construction period can be shortened. <B> When two blocks, a rear block and a front block, are constructed at the same time, a lower slab is constructed for the front block and an upper slab is constructed for the rear block. Work safely. <C> Since all of the two blocks are not constructed at the same time, the force acting on the mobile work vehicle is reduced, and the weight of the steel material of the mobile work vehicle can be reduced.
【図面の簡単な説明】
【図１】移動式作業車でＰＣ箱桁橋を施工する状態を示
す説明図。
【図２】ＰＣ箱桁橋の施工手順を示す説明図。
【図３】従来のＰＣ箱桁橋の施工手順を示す説明図。
【符号の説明】
１・・・ＰＣ箱桁橋
２・・・ブロック
２ａ・・前方ブロック
２ｂ・・後方ブロック
３・・・下床版
４・・・上床版
５・・・波形鋼板ウェブ
６・・・横桁
７・・・移動式作業車
７２・・作業台BRIEF DESCRIPTION OF THE DRAWINGS FIG. 1 is an explanatory diagram showing a state where a PC box girder bridge is constructed by a mobile work vehicle. FIG. 2 is an explanatory view showing a construction procedure of a PC box girder bridge. FIG. 3 is an explanatory view showing a construction procedure of a conventional PC box girder bridge. [Description of Signs] 1 ... PC Box Girder Bridge 2 ... Block 2a ... Front Block 2b ... Back Block 3 ... Lower Floor Plate 4 ... Upper Floor Plate 5 ... Corrugated Steel Sheet Web 6 ... ..Horizontal girder 7 Mobile work vehicle 72 Work table
Claims (1)
張り出して構築するＰＣ箱桁橋の張出施工方法におい
て、 前記移動式作業車を前方ブロックへ移動し、 前記前方ブロックの波形鋼板ウェブの設置及び下床版の
型枠の構築を行うと同時に後方ブロックの上床版の型枠
を構築し、 前記前方ブロックの下床版型枠にコンクリートを打設す
るとともに後方ブロックの上床版型枠にコンクリートを
打設し、 二つのブロックを同時に施工することを特徴とする、Ｐ
Ｃ箱桁橋の張出施工方法。Claims: 1. A method for overhanging a PC box girder bridge constructed by extending a girder block by block using a mobile work vehicle, comprising: moving the mobile work vehicle to a front block; At the same time as installing the corrugated steel web of the front block and constructing the formwork of the lower slab, constructing the formwork of the upper slab of the rear block, and placing concrete in the form of the lower slab of the front block. Concrete is poured into the upper deck slab form of the rear block, and two blocks are constructed at the same time.
Overhang construction method of C box girder bridge.
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